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技術 検証装置及び検証方法

出願人 東日本電信電話株式会社
発明者 福井将樹富田昌樹高橋利広沓掛勝弘佐々木雅弘蛸井周鈴木宏樹今隆裕鈴木崇史沼田高典
出願日 2009年10月14日 (10年1ヶ月経過) 出願番号 2009-237586
公開日 2011年4月28日 (8年6ヶ月経過) 公開番号 2011-087078
状態 拒絶査定
技術分野 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外 広域データ交換
主要キーワード 状態変更装置 結線変更 検証品 性能検証 電源コンバータ 合否結果 合否判定結果 検証担当者
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年4月28日)のものです。
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図面 (6)

課題

通信機器及び複数の通信機器で構成したネットワーク検証作業の期間を短縮し、品質を向上する。

解決手段

結線変更スイッチ20を中心に全ての通信機器をスター型結線しておき、環境構築部11が結線変更スイッチ20を操作して通信機器を接続させる。これにより、検証環境を構築する際の物理的な配線作業がなくなり、容易に検証環境を構築することが可能となる。また、状態制御部13が、電源コンバータ40、リンクスイッチ50を制御して検証環境の状態を変化させることで、検証担当者が通信機器の設置場所まで行くことなく、電源ON/OFF、LinkUP/DOWNなどの検証環境の状態変化を検証することが可能となる。

概要

背景

次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)等の大規模ネットワークサービスの商用化においては、サービスの安定性負荷への耐性が強く求められる。そのため、ネットワークに用いられる通信機器の検証が重要となるが、高い品質とサービスの早期提供が求められるため、検証作業の効率化が必須である。ネットワークのノード間の検証の効率化を図るものとして特許文献1が知られている。

ここで、従来の検証作業の工程について説明する。図5は、従来の検証環境の構成を示す概略構成図である。同図に示すように、フレーム送受信する測定器検証対象検証機など様々な通信機器が接続されたネットワークを検証環境として構築し、検証作業を行う。検証作業を開始する場合、まず、検証担当者が検証構成図を見ながら物理的な配線作業を行い、各通信機器を設定する。その後、検証担当者は端末を用いて測定器を操作し、検証手順書に沿ってネットワークへのフレームの送受信を行う。また、リンク断電源FFなどの異常系試験に関しては、検証担当者が通信機器の設置場所へ行き、LinkUP/DOWNするポートを探して操作したり、電源ON/OFFする通信機器の設置場所へ行って電源のON/OFFを実行する。最後に、各通信機器の情報を収集して検証結果としてまとめる作業を行う。

概要

通信機器及び複数の通信機器で構成したネットワークの検証作業の期間を短縮し、品質を向上する。結線変更スイッチ20を中心に全ての通信機器をスター型結線しておき、環境構築部11が結線変更スイッチ20を操作して通信機器を接続させる。これにより、検証環境を構築する際の物理的な配線作業がなくなり、容易に検証環境を構築することが可能となる。また、状態制御部13が、電源コンバータ40、リンクスイッチ50を制御して検証環境の状態を変化させることで、検証担当者が通信機器の設置場所まで行くことなく、電源ON/OFF、LinkUP/DOWNなどの検証環境の状態変化を検証することが可能となる。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、通信機器及び複数の通信機器で構成したネットワークの検証作業の期間を短縮し、品質を向上することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

1つ以上の検証機と、フレーム送受信する測定器と、前記検証機あるいは前記検証機間の接続の状態を変更する状態変更装置と、前記検証機、前記測定器及び前記状態変更装置をスター型結線し、結線されたこれらの通信機器を内部で接続するスイッチと、を利用して検証を行う検証装置であって、ネットワーク構成及び検証作業内容を記載した検証シナリオを格納する蓄積手段と、前記検証シナリオに基づいて前記スイッチを制御し、所望のネットワーク構築する環境構築手段と、前記検証シナリオに基づいて前記測定器を制御し、前記ネットワークにおいてフレームを送受信する測定器制御手段と、前記検証シナリオに基づいて前記状態変更装置を制御し、前記ネットワークの状態を変更する状態制御手段と、前記測定器制御手段及び前記状態制御手段による検証作業によって得られた結果を取得し、検証項目毎に前記検証シナリオに記載された判断基準に基づいて合否判定を行う結果判定手段と、を有することを特徴とする検証装置。

請求項2

前記結果判定手段による検証結果及び検証作業のログを出力する結果出力手段を有することを特徴とする請求項1記載の検証装置。

請求項3

前記環境構築手段は、前記ネットワークの構築後に、当該ネットワークに接続された前記検証機それぞれに対してメッセージを送信して当該検証機の機種別情報を受信し、当該機種別情報とデータベースに格納された前記検証機の応答メッセージとを比較して構築したネットワークが適切であるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2記載の検証装置。

請求項4

前記環境構築手段は、前記ネットワークを構築する際に利用する前記検証機に使用フラグを設定するものであって、当該使用フラグが設定された前記検証機を用いる前記検証シナリオについての検証は開始しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の検証装置。

請求項5

1つ以上の検証機と、フレームを送受信する測定器と、前記検証機あるいは前記検証機間の接続の状態を変更する状態変更装置と、前記検証機、前記測定器及び前記状態変更装置をスター型に結線し、結線されたこれらの通信機器を内部で接続するスイッチと、を利用して検証を行う検証方法であって、ネットワーク構成及び検証作業内容を記載した検証シナリオを格納する蓄積手段から前記検証シナリオを読み出し、当該検証シナリオに基づいて前記スイッチを制御し、所望のネットワークを構築するステップと、前記検証シナリオに基づいて前記測定器を制御し、前記ネットワークにおいてフレームを送受信するステップと、前記検証シナリオに基づいて前記状態変更装置を制御し、前記ネットワークの状態を変更するステップと、前記フレームの送受信及び前記ネットワークの状態変更による検証作業によって得られた結果を取得し、検証項目毎に前記検証シナリオに記載された判断基準に基づいて合否判定を行うステップと、を有することを特徴とする検証方法。

技術分野

0001

本発明は、通信機器および複数の通信機器で構成されるネットワークサービス品質などの検証を行う技術に関する。

背景技術

0002

次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)等の大規模ネットワークサービスの商用化においては、サービスの安定性負荷への耐性が強く求められる。そのため、ネットワークに用いられる通信機器の検証が重要となるが、高い品質とサービスの早期提供が求められるため、検証作業の効率化が必須である。ネットワークのノード間の検証の効率化を図るものとして特許文献1が知られている。

0003

ここで、従来の検証作業の工程について説明する。図5は、従来の検証環境の構成を示す概略構成図である。同図に示すように、フレーム送受信する測定器検証対象検証機など様々な通信機器が接続されたネットワークを検証環境として構築し、検証作業を行う。検証作業を開始する場合、まず、検証担当者が検証構成図を見ながら物理的な配線作業を行い、各通信機器を設定する。その後、検証担当者は端末を用いて測定器を操作し、検証手順書に沿ってネットワークへのフレームの送受信を行う。また、リンク断電源FFなどの異常系試験に関しては、検証担当者が通信機器の設置場所へ行き、LinkUP/DOWNするポートを探して操作したり、電源ON/OFFする通信機器の設置場所へ行って電源のON/OFFを実行する。最後に、各通信機器の情報を収集して検証結果としてまとめる作業を行う。

先行技術

0004

特開平10−98468号公報

発明が解決しようとする課題

0005

検証作業は、ネットワーク構成装置設定フレーム種別、異常系の状態などを変えながら非常に多くのパターンで行う。そのため、ネットワークの規模が大きくなるほど大人数で長期の検証作業が必要であった。

0006

また、限られた検証機を用いて検証作業を行うため、異なる検証環境へ変更することや、従前の検証環境へ戻すことも頻発するが、上記のように検証環境を変更することは容易でなく、緊急を要する場合でも検証環境をすぐに構築できないという問題がある。特許文献1は、自動化により検証の効率化を図るものではあるものの、自動的に検証環境を変更することはできない。

0007

大規模な検証作業を行うときは複数の作業担当者に検証作業を振り分けるが、各検証担当者に振り分けた検証機が重複して検証環境が競合する場合や、検証担当者のスキルの差などにより、複数の検証担当者がいても効率的な検証が進められない場合がある。また、繰り返し的な検証作業も多く、加えて検証ミスによるやり直しなど、検証担当者への負担が大きいという問題がある。

0008

本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、通信機器及び複数の通信機器で構成したネットワークの検証作業の期間を短縮し、品質を向上することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

第1の本発明に係る検証装置は、1つ以上の検証機と、フレームを送受信する測定器と、検証機あるいは検証機間の接続の状態を変更する状態変更装置と、検証機、測定器及び状態変更装置をスター型結線し、結線されたこれらの通信機器を内部で接続するスイッチと、を利用して検証を行う検証装置であって、ネットワーク構成及び検証作業内容を記載した検証シナリオを格納する蓄積手段と、検証シナリオに基づいてスイッチを制御し、所望のネットワークを構築する環境構築手段と、検証シナリオに基づいて測定器を制御し、ネットワークにおいてフレームを送受信する測定器制御手段と、検証シナリオに基づいて状態変更装置を制御し、ネットワークの状態を変更する状態制御手段と、測定器制御手段及び状態制御手段による検証作業によって得られた結果を取得し、検証項目毎に検証シナリオに記載された判断基準に基づいて合否判定を行う結果判定手段と、を有することを特徴とする。

0010

上記検証装置において、検証作業のログ及び結果判定手段による検証結果を出力する結果出力手段を有することを特徴とする。

0011

上記検証装置において、環境構築手段は、ネットワークの構築後に、当該ネットワークに接続された検証機それぞれに対してメッセージを送信して当該検証機の機種別情報を受信し、当該機種別情報とデータベースに格納された検証機の応答メッセージとを比較して構築したネットワークが適切であるか否かを判定することを特徴とする。

0012

上記検証装置において、環境構築手段は、ネットワークを構築する際に利用する検証機に使用フラグを設定するものであって、当該使用フラグが設定された検証機を用いる検証シナリオについての検証は開始しないことを特徴とする。

0013

第2の本発明に係る検証方法は、1つ以上の検証機と、フレームを送受信する測定器と、検証機あるいは検証機間の接続の状態を変更する状態変更装置と、検証機、測定器及び状態変更装置をスター型に結線し、結線されたこれらの通信機器を内部で接続するスイッチと、を利用して検証を行う検証方法であって、ネットワーク構成及び検証作業内容を記載した検証シナリオを格納する蓄積手段から検証シナリオを読み出し、当該検証シナリオに基づいてスイッチを制御し、所望のネットワークを構築するステップと、検証シナリオに基づいて測定器を制御し、ネットワークにおいてフレームを送受信するステップと、検証シナリオに基づいて状態変更装置を制御し、ネットワークの状態を変更するステップと、フレームの送受信及びネットワークの状態変更による検証作業によって得られた結果を取得し、検証項目毎に検証シナリオに記載された判断基準に基づいて合否判定を行うステップと、を有することを特徴とする。

発明の効果

0014

通信機器をスター型に結線し、結線されたこれらの通信機器を内部で接続するスイッチを検証環境内に備え、環境構築手段が検証シナリオに基づいてスイッチを制御し所望のネットワークを構築することで、検証担当者が各通信機器同士をケーブルで結線してネットワークを構築する必要がなくなるので、容易に検証対象のネットワークを構築することが可能となる。また、ネットワークの状態を変更する状態変更装置、例えば電源ON/OFFを制御する装置やLinkUP/DOWNを制御する装置などを検証環境内に備え、状態制御手段が検証シナリオに基づいて状態変更装置を制御しネットワークの状態を変更することで、検証担当者が通信機器まで行き、電源のON/OFFなどの状態変更を行う必要がなくなる。加えて、検証結果が項目毎に出力され保存されるため、検証結果のとりまとめをおこなう必要がなくなる。

0015

このように、従来は検証担当者による手作業が必要であった工程を検証装置が行えるようにしたことで、一連の検証作業の連続的な実施が可能となる。

0016

本発明によれば、通信機器及び複数の通信機器で構成したネットワークの検証作業の期間を短縮し、品質を向上することができる。

図面の簡単な説明

0017

本実施の形態における検証環境の構成を示す概略構成図である。
単体試験の検証環境として構築したネットワークの構成を示す構成図である。
複合試験の検証環境として構築したネットワークの構成を示す構成図である。
本実施の形態における検証装置の処理の流れを示すフローチャートである。
従来の検証環境の構成を示す概略構成図である。

実施例

0018

以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。

0019

図1は、本実施の形態における検証環境の構成を示す概略構成図である。同図に示す検証環境1は、検証装置10、結線変更スイッチ20、測定器30、電源コンバータ40、リンクスイッチ50、ログサーバ60、外部端末70、ハブ80、および検証機90A,90B,90Cを備える。この検証環境1は、結線変更スイッチ20を用いて所望のネットワーク構成を構築し、測定器30を用いてフレームを送受信して検証機90A,90B,90Cおよび構築されたネットワークを検証するものである。また、電源コンバータ40、リンクスイッチ50などにより、電源ON/OFF、LinkUP/DOWNなど検証環境1の状態を変化させて障害発生時の影響を確認する。

0020

本検証環境1は、検証機90A,90B,90C単体の検証だけでなく、構築したネットワーク全体を検証するものである。個々の通信機器を検証する単体試験の場合、ベンダ公表スペックが出ているか、正常にリブートするか、異常時に適切にアラームが出されるか、などの検証が行われる。構築したネットワーク全体を検証する複合試験の場合、冗長プロトコルが正常に機能するか、異なる装置間での接続に問題がないか、リンク障害などの異常時の対応は適切か、などの検証が行われる。

0021

検証装置10は、検証担当者が作成した検証シナリオに基づき、検証環境1の各通信機器を操作して検証作業を総合的に実施する装置である。検証装置10の各部の詳細および処理については後述する。

0022

結線変更スイッチ20は、任意のポート間を機械的もしくは電気的に「接続」「切断」「切替」の操作が可能な装置である。検証環境1の各通信機器は、結線変更スイッチ20を中心にスター型に結線されている。結線変更スイッチ20が、通信機器が結線された各ポートを内部で機械的もしくは電気的に接続することで、通信機器が通信接続され、柔軟に所望のネットワークを構築することが可能である。

0023

測定器30は、検証対象として構築したネットワークにおいてフレームの送受信を行い、受信フレーム数遅延値などのデータを収集する装置である。

0024

電源コンバータ40は、電源コンバータ40に接続された通信機器の電源ON/OFFと電圧電流の状態を変化させる。

0025

リンクスイッチ50は、ケーブルの接続、切断を制御してLinkUP/DOWNの状態を変化させ、所定のケーブルの疑似障害シミュレートする。

0026

ログサーバ60は、各通信機器から送信されるログを収集して蓄積する。

0027

外部端末70は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータであり、WebサーバなどGUIの検証に用いる。

0028

ハブ80は、検証装置10と各通信機器とを接続して通信を可能にし、検証装置10から各通信機器を操作可能にする。

0029

検証機90A,90B,90Cは、検証対象となる通信機器である。同種のものを複数個配置してもよいし、もちろんベンダの異なる通信機器を配置するものでもよい。

0030

次に、検証装置10について説明する。図1に示すように、検証装置10は、環境構築部11、測定器制御部12、状態制御部13、結果判定部14、蓄積部15、および結果出力部16を備える。環境構築部11、測定器制御部12、状態制御部13、および結果判定部14は、蓄積部15に格納された検証シナリオに基づいて動作する。検証シナリオには、検証対象として構築するネットワーク構成、通信機器の設定情報、測定器の操作内容、および検証環境の状態制御内容などが記載されている。検証シナリオは、作業担当者が作成して蓄積部15に格納する。

0031

なお、検証装置10が備える各部は、演算処理装置記憶装置メモリ等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムは検証装置10が備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク光ディスク半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。以下、各部について詳細に説明する。

0032

環境構築部11は、検証対象となるネットワークを構成し、各通信機器の設定を行う。より具体的には、環境構築部11は、検証シナリオに記載されたネットワーク構成に基づき、結線変更スイッチ20に対して制御命令を送信することで、所望のネットワークの構築を行い、検証シナリオに記載された通信機器の設定情報に基づき、各通信機器に設定情報を送信して通信機器の設定を行う。予め結線変更スイッチ20を中心に全ての通信機器が結線されているので、環境構築部11が結線変更スイッチ20を制御するだけで、容易に所望のネットワーク構成を構築することができる。

0033

図2(a)は、検証機90Aの単体検証を行うときのネットワークの構成を示す構成図である。この場合、「測定器30−検証機90A−測定器30」と接続されるように結線変更スイッチ20を制御する。図2(b)は、「測定器30−検証機90B−測定器30」と接続される別のネットワークの構成を示す構成図である。図2(a)から図2(b)の構成へ変更する場合、物理的な配線作業をすることなく、結線変更スイッチ20を制御して結線変更スイッチ20内部の接続を変更するだけで、ネットワークの構成を変更できる。図3(a),図3(b)に示すように、より複雑なネットワークの構成であっても、環境構築部11が結線変更スイッチ20を制御するだけで、図3(a)から図3(b)へ、あるいは、図3(b)から図3(a)へ、容易にネットワークの構成を変更できる。

0034

検証シナリオに記載されたネットワーク構成や通信機器の設定情報は、将来的な構成変更や新機種の追加などに対応できるように、例えば、ネットワークの構成を「測定器30,検証機90A,測定器30」というように、容易に識別可能形式データ化されている。これにより、簡易な作業でネットワークの構成の修正が可能となる。以前に利用したネットワーク構成の一部を変更したネットワーク構成を作成することも容易である。

0035

環境構築部11が検証シナリオを読み出して、結線変更スイッチ20を制御するだけでネットワークの構成を変更できるので、緊急性の高い検証作業の割り込みが発生した場合でも、検証環境を変更して緊急性の高い検証作業を一時的に行うことが容易に実現可能となる。

0036

測定器制御部12は、測定器30を制御して検証を実施する。より具体的には、測定器制御部12は、検証シナリオに記載された測定器の操作内容に基づき、測定器30に対して制御命令を送信して、送信対象フレームフォーマットの設定、任意のタイミングでのフレームの送受信等を測定器30に実行させ、受信フレーム数や遅延値などの結果を収集する。

0037

測定器30はスクリプト言語を用いて制御が可能であるので、測定器制御部12は、スクリプト言語により測定器30の作業内容部品化している。測定器30の作業内容としては、例えば、フレームの生成、フレームの送信、フレームの送信停止、およびフレームの受信結果取得などがある。検証に必要な測定器30の作業内容を予め部品化して実装しているので、検証担当者は、必要な部品(作業内容)、フレームフォーマット等をテキスト形式で検証シナリオに記載するだけで、測定器30を適切に動作させることが可能となる。なお、測定器30の新たな制御方法が必要な場合でも、その制御方法に対応する新規の部品を定義(プログラミング)することで、その制御方法を検証シナリオに記載し利用可能となる。

0038

このように、測定器制御部12は、検証シナリオに記載された測定器の操作内容に基づいて測定器30を制御し検証作業を実行するので、測定器の操作内容として様々なフレーム種別やフレームの設定等を記載しておくだけで、従来では時間的な制約で困難だった細かい値、例えばフレーム長を最小から最大まで最小刻み幅で変化させるなどの検証が可能となる。また、従来のように作業担当者が単純な作業を繰り返す場合、作業の抜け、もれ、あるいは誤りが生じるが、検証シナリオに記載した作業内容は確実に実行されるので、正確な検証が実施可能となり検証品質が向上する。

0039

状態制御部13は、検証環境1の状態制御を行い、各通信機器やネットワーク全体への影響を確認する。より具体的には、状態制御部13は、電源コンバータ40を制御して通信機器の電源ON/OFFの状態を変化させ、リンクスイッチ50を制御して通信機器間のLinkUP/DOWNの状態を変化させる。あるいは、通信機器の設定変更を行う。そして、検証環境1に、電源ON/OFF、LinkUP/DOWN、あるいは通信機器の設定変更などの状態変化が生じた場合に、各通信機器やネットワーク全体へどのような影響が出るのか確認する。

0040

ネットワーク内の通信機器を設定する順番、通信機器間のLinkUP/DOWNのパターン、あるいは、通信機器の電源ON/OFFの順番など、非常に多数の検証パターンが存在するので、従来では全ての状態について検証を行うことは実現困難であったが、状態制御部13は、通信機器、通信機器間の接続の各状態における全ての組み合わせを算出し、順次状態の組み合わせを変化させながら、組み合わせ毎に各通信機器の状態やログを収集して検証を行う。

0041

また、状態制御部13は、LinkUP、LinkDOWN、電源ON、電源OFFなどの制御内容を部品化して実装している。よって検証担当者が、これらの部品(制御内容)を選択し、検証シナリオに記載すると、状態制御部13は検証シナリオに記載された制御内容に基づいて電源コンバータ40、リンクスイッチ50等を操作する。容易に任意のタイミングで検証環境の状態制御が可能となる。

0042

結果判定部14は、検証作業中に行ったすべての設定動作に関するログ、各通信機器のアラーム情報、および検証作業によって得られた情報をログサーバ60から取得して検証項目単位で保存し、各検証項目単位で各情報が正しい状態を示しているか否かについて判定を行う。そして、判定結果をアラート情報として出力する。各検証項目の合否判定基準は、検証シナリオに記載されている。さらに、合否判定結果によって、以後の検証シナリオを分岐させることで、複雑な検証の自動化も実現している。

0043

結果出力部16は、蓄積部15に蓄積された検証結果や情報を元に、時系列や検証項目単位などで検証の合否結果一覧と詳細な検証データを出力する。結果はHTML形式でも閲覧できるため、どの端末からも自由に閲覧が可能となる。また、結果出力部16は検証結果を電子メールで検証担当者に通知することも可能である。

0044

このように、各部は検証シナリオの記載に基づいて動作し、検証作業を実行する。本実施の形態では、各部が行う作業内容を部品化し、検証シナリオの作成を部品単位で行うので、すでに作成された部品を選択し組み合わせるだけで新たな検証シナリオの作成が可能となる。全く新規の検証作業が発生し、部品の流用が困難である場合は、新規に部品を定義・作成することで、より充実した部品群が構築される。

0045

次に、検証装置の処理の流れについて説明する。

0046

図4は、検証装置10の処理の流れを示すフローチャートである。検証装置10が検証作業の開始の指示を受けると、環境構築部11は、蓄積部15から検証シナリオを読み出し、検証シナリオに基づいて検証環境の構築を行う(ステップS11)。検証環境の構築では、ネットワークの構築および通信機器の設定が行われる。

0047

環境構築部11は、検証シナリオに記載されたネットワーク構成に基づき、結線変更スイッチ20に対して制御命令を送信することでネットワークの構築を行い、検証シナリオに記載された通信機器の設定内容に基づき、各通信機器に設定情報を送信して通信機器の設定を行う。

0048

検証環境が構築されると、環境構築部11は、構築した検証環境の各通信機器に対して問い合わせメッセージを送信し、そのメッセージに対する応答として各通信機器の機種別情報を受信する。そして、受信した機種別情報に基づいて、ネットワーク構成および通信機器の設定内容が適切であるか否かを判定する。環境構築部11は、各ベンダの通信機器の応答メッセージを格納したデータベースを有し、受信した機種別情報とそのデータベースに格納された応答メッセージとを比較することで設定が適切であるか否かを判定する。判定の結果、検証環境に誤りや予期せぬ事態が発生している場合は、その箇所と内容を検証担当者に通知する。各通信機器の応答メッセージを格納したデータベースを有することで、複数の異なるベンダの通信機器に対応することが可能となる。

0049

続いて、測定器制御部12が蓄積部15から検証シナリオを読み出し、検証シナリオに基づいて測定器を制御する(ステップS12)。測定器制御部12が、検証シナリオに記載された測定器の操作内容に基づき、測定器30に対して制御命令を送信すると、測定器30は、制御命令に基づいてフレームを送受信し、検証環境のサービス品質や各通信機器の性能検証を行う。

0050

続いて、状態制御部13が蓄積部15から検証シナリオを読み出し、検証シナリオに基づいて検証環境の状態を制御する(ステップS13)。状態制御部13が、検証シナリオに記載された検証環境の状態制御内容に基づき、結線変更スイッチ20、電源コンバータ40、リンクスイッチ50、検証機90A,90B,90Cに対して制御命令を送信すると、その制御命令に基づいて、電源コンバータ40は通信機器の電源ON/OFFを変更し、結線変更スイッチ20及びリンクスイッチ50は通信機器間を接続するLinkUP/DOWNを変更し、検証機90A,90B,90Cはリブートやポートのシャットダウンなど装置の状態を変更する。

0051

測定器制御部12および状態制御部13は、送受信されるフレーム種別や設定を変えながら、検証機90A,90B,90Cの設定を変えながら、検証環境の状態を変えながら、様々な検証作業を実施する。

0052

結果判定部14がログサーバ60から各種ログや情報を受信し、検証項目毎に検証結果を算出する(ステップS14)。

0053

最後に、結果出力部15が検証結果を出力する。作業担当者は、出力された検証結果を参照することで、各通信機器に接続して状態確認を行うことなく検証の合否を判断できる(ステップS15)。

0054

1つの検証シナリオの検証作業が完了すると、ステップS11に戻り、別の検証シナリオの実行を開始してもよい。また、複数の検証シナリオを平行して実行することで、検証時間の大幅な短縮が可能となる。この場合、環境構築部11は、検証シナリオで利用する通信機器、あるいは通信機器の機能毎に使用フラグを設定し、使用フラグを参照して、検証シナリオが平行して実行可能であるか否かを判断する。使用フラグが設定された通信機器を用いる検証シナリオについての検証は開始しない。検証シナリオの検証作業が完了した場合、使用フラグの設定を解除する。例えば、検証機90A,90B,90Cの単体試験ならば同時に行うことができる。

0055

このように、検証装置10により検証作業が開始されると、検証シナリオに従って検証作業が順次実施されるので、検証担当者が常駐する必要がなくなり、夜間や週末などを利用して検証作業を行うことが可能となる。その結果、検証期間が短縮され、新サービスの早期提供が期待できる。

0056

また、検証装置10を遠隔操作することで検証環境から離れた場所から遠隔検証が可能である。

0057

なお、本実施の形態では、稼働中のネットワークとは独立して検証環境を構築し、検証作業を行ったが、商用のネットワーク環境内に検証環境を構築して検証作業を行うことも可能である。

0058

以上説明したように、本実施の形態によれば、結線変更スイッチ20を中心に全ての通信機器をスター型に結線しておき、環境構築部11が結線変更スイッチ20を操作して通信機器を接続させることにより、検証環境を構築する際の物理的な配線作業がなくなり、容易に検証環境を構築することが可能となる。また、状態制御部13が、結線変更スイッチ20、電源コンバータ40、リンクスイッチ50、検証機90A,90B,90Cを制御して検証環境の状態を変化させることにより、検証担当者が通信機器の設置場所まで行くことなく、電源ON/OFF、LinkUP/DOWNなどの検証環境の状態変化を検証することが可能となる。このように、従来は検証担当者が手作業により行っていた工程を検証装置10が実行可能となるので、検証環境の構築から検証の実施、検証結果の集計まで一連の検証作業の連続的な実施が可能となった。

0059

本実施の形態によれば、各部の作業内容を部品化し、部品単位で検証シナリオの作成を行うことで、容易に検証シナリオの作成が可能となる。検証作業のすべてが検証シナリオに基づいて行われるので、検証担当者間のスキルの差が検証結果に現れにくくなり、検証品質の向上が期待できる。

0060

1…検証環境
10…検証装置
11…環境構築部
12…測定器制御部
13…状態制御部
14…結果判定部
15…蓄積部
16…結果出力部
20…結線変更スイッチ
30…測定器
40…電源コンバータ
50…リンクスイッチ
60…ログサーバ
70…外部端末
80…ハブ
90A,90B,90C…検証機

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