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図面 (20)

課題

乗り物,特に航空機用改良型旅客収容設備であって,最大の長さの、また好適には最大幅平坦寝台を組込んだ旅客収容設備を提供する。

解決手段

ユニット乗物の床から離れて支持するための支持構造42と、可動式旅客担持構造部品71,72と、可動式構造部品を構造体に連結して、構造的可動式部品71,71または支持構造上の複数の旅客担持面が旅客用の座席を形成する座席構造と、複数の支持面47,48,67がほぼ同一面上に、またほぼ連続的に配置されて旅客用のベッドが形成されるベッド構造と野間で選択的に移動できるようにする手段とを含み、可動式部品の少なくとも1つ72は、第1の面と第2の反対面とを備えた両面式部品であり、該面の一方は座席構造内の座席の一部を形成する第1の座席面を有し、かつ他の面はベッド構造内のベッドの一部を形成する第2のベッド面を有する。

概要

背景

航空機用の従来の客席は、床の一対の座席トラックに固定された適宜の支持構造によって乗物の床から離れて支持された背もたれと、座席底面とを備えている。座席は座席を利用する旅客視野から見てみなし座席前後軸と、航空機胴体内の旅客収容客室内に列をなして配置されるようにされた複数個のこのような座席とを画成しており、各列は前後して客室を横切って横方向に延在し、各座席のみなし軸は、各座席が前向きになるように胴体の前後軸とほぼ位置合わせされている。通常は、座席の背もたれはフライトコースの間に座席を利用する旅客が快適であるように、直立位置からリクライニング位置へとリクライニングできる。ある種の従来型の客席、特に隣の列とのピッチエコノミィ・クラスの客室よりも大きい、航空機のビジネスクラスおよびファーストクラスで使用される座席は、レッグレストも備えられており、これは座席底面の前に蝶着されていて、レッグレストが座席底面からほぼ垂直に床の方に垂下している低い位置、すなわち収納位置と、旅客の脚を床から離れて支えるために座席底面の前方に延びている、起きた位置、すなわち展開位置との間で動かすことができる。このように、従来型の航空機の客席で、背もたれをリクライニングさせ、レッグレストを起こすことによって、まずまずの快適さを得ることができる。

従来型の航空機の客席の上記の構造は一般に、3,4時間までの期間の短距離フライト向けには充分であるが、一般に旅客が睡眠をとりたいより長いフライト向きに使用するには不充分である。上記のリクライニング位置であっても、座席を利用する旅客は基本的に座った位置に留められる。多くの旅客は座ったままでは、仮にれたとしても熟睡することは困難である。近年になって、長距離フライトを定期的に行う旅客数急増し、睡眠をとり易くするため、フライトの途上で旅客が更なるリクライニング位置を取ることができる客席を工夫することが業界の趨勢である。このことは、リフレッシュされ、すっきりした気分で目的地到着することが望ましい、ビジネス目的で旅行する旅客にとって特に重要である。

航空機の客席をリクライニングできる度合いを多くするために、この分野で開示されてきた可能性のひとつには、単に背もたれを後に傾倒する度合いを増し、レッグレストを起こすことが含まれる。極端な場合、座席底面と、また互いにほぼ同一面になるように配置される程度まで、それぞれ背もたれを傾倒し、レッグレストを起こすような技術を用いて、ほぼ平坦ベッドを形成することが可能である。このようなシステムの欠点は、旅客の背丈全体に対応するためには隣の座席列との間のピッチを大幅に拡大しなければならないことである。これは航空機の客室のファーストクラスの領域では場合によっては可能であるものの、ビジネスクラスの客室の場合は一般に不経済である。更に、ほぼ水平に配置された、基本的に平坦な面を形成することは可能ではあるが、座席上のフォームパッドまたはその他のパッドは、座席として使用するため一般に立体的造形されているのに対して、ベッド用にはほぼ平坦な表面であることが望ましいので、依然として表面は理想的なものではない。

英国特許第2326824A号は、主座席に向き合って配置されている副座席を備えた航空機のファーストクラスの客室向きの座席ユニットを開示しており、副座席は主座席の背もたれが水平位置にリクライニングされると、主座席のレッグレストと連係して連続下、平坦な睡眠用の面を形成するように配置された座席部分を有している。この座席ユニットはみなし座席前後軸を画成し、複数のこのような座席ユニットを客室内に並べて、各座席の前後軸に対して前後方向に偏倚して配置されることができ、各座席ユニットは航空機の胴体の前後軸に対して鋭角を以って配向されるので、(座席ユニットが客室に対して外向きであるか内向きであるかによって)各座席ユニットの前または後におおむね三角形または台形を画成する。このスペースは隣接する座席ユニットの片側にカウンタートップを収納するために、また場合によってはカップボードまたはその他の収納スペースとして利用される。英国特許第2326824A号の座席ユニットは、主座席の背もたれ、座席部分、およびフットレストとともに付加的な副座席を組込むことによって、背丈が6フィート(1.83m)以上の旅客を快適に受け容れることができる、長い寝台を形成できることにある。しかし、英国特許第2326824A号の座席ユニットは一方では、前述の従来型のシステムよりも客席のスペースの間接費がかさみ、その上、座席のクッションがベッド向きではなく座席として利用するようにデザインされているという欠点がある。英国特許第2326824A号の座席の欠点は、客席内の極めて大きいフロア面積を占め、全体の長さにかんがみて、英国特許第2326824A号の座席ユニットは航空機のビジネスクラス領域で使用するにはまったく適していないことである。

WO00/21831A2号は、主として航空機の客席のビジネスクラス領域で使用される、ベッドに変換できる座席ユニットを開示している。WO00/21831A2号の座席ユニットは反対方向を向いた一対の座席を備え、各座席は座った旅客の身体のための座席スペースと、旅客の脚を載せることができる延長スペースとを備えている。座席はみなし分割軸の両側に配置され、片側の座席スペースは軸を越えて反対側の延長スペースへと延びている。航空機の客室に搭載すると、一方の座席はほぼ前方を向き、他方はほぼ後向きになる。WO00/21831A2号の座席ユニットの各座席は、上記の英国特許第2326824A号の座席ユニットの主座席とほぼ同じ主座席を備えているが、レッグレストはなく、また副座席は主座席の前方に間隔を隔ててある。このように、各座席はリクライニング可能な背もたれおよび座席底面を有する主座席と、フットレストの役割を果たす高いパッドを備えた副座席とを備えている。主座席はリクライニング可能であるので、背もたれが傾倒されると、座席底面が前方に移動して副座席と合体し、旅客用の寝台として機能するほぼ水平の連続面を双方で形成する。したがって、WO00/21831A2号の座席ユニットは英国特許第2326824A号の場合と同様に、長距離フライトの間ほぼ水平の寝台面を提供するという利点を有している。しかし、WO00/21831A2号の座席ユニットには標準的なビジネスクラスの客室内で利用できるスペースを費やしすぎ、ベッドとして構成した場合に、背が高い旅客を各座席が快適に収容できないという欠点がある。前述のその他の従来型の座席と同様にWO00/21831A2号の座席ユニットには更に、座席のクッションがベッド面として使用するようには特にデザインされておらず、主として座席面として使用するための輪郭を備えているという欠点がある。

ファーストクラスの航空機客室で使用される客席のその他の属性は、座席の幅がたっぷりあることである。WO00/21831A2号の座席ユニットに関する別の欠点は、ビジネスクラスの客室内に最大の人数を収容するために座席の幅を縮小し、多くの旅客がそれを居心地悪く感じることである。WO00/21831A2号の座席ユニットはフライト中の旅客にほぼ平坦な寝台を提供するという否定しがたい利点を有しているものの、その全体的なサイズは、平均的な身長および/または体重の旅客が収まるにはやや窮屈であると感じるようなものである。更に、隣の座席ユニットとの間にプライバシイスクリーンが設けられており、これはビジネスクラスの客室に与えられる、限られたスペースに備えられる座席総数と相まって、客席全体の見かけがやや窮屈になる。

フランス特許第987559A号は、各座席が座席を車両の床から離れて支持する支持構造と、座席底面と、背もたれとを備えている座席の列を備えた自動車バスなどのような公共輸送車用の座席設備を開示している。前記の列は隣接する2つの座席間通路を画成している。通路脇の座席の1つの座席底面は取り外し可能であり、通路に隣接する2つの座席の支持構造の間に逆向きに吊り下がっていて、通路に補助席を形成する。次に一方の座席の背もたれを、それまで座席底面が占めていたスペースへと前方に揺動させて、1つの座席の代用座席底面を備える。このように、1つの座席の背もたれが前面と裏面とを有し、双方とも座席の一部として機能することができる。場合によっては、座席の列全体でマットレスを支えて、寝台を形勢することもできよう。しかし、フランス特許第987559A号の設備は、常に通路を邪魔されない状態に保たなければならず、更に単一の寝台用を支持するために複数の隣接に座席が使用される旅客機で使用するには適していない。

日本特許平−5,13838A号は、複数個の座席を備えたバスや列車のような車両用座席システムを開示している。各座席は座席底面と、直立位置とリクライニング位置との間を揺動可能な背もたれとを備えており、座席は客室の中央線に対して角度をなして、また外向きに客室内に配置され、客室の各座席と壁の間にほぼ三角形のスペースを形成する。このスペースが隣接の座席用のフットレストを備えたボックスを収納する。

フランス特許第647809A号は、複数個の座席が寝台車の前後軸に対して角度をなして配置され、内側を向いて、隣接の座席用の小テーブルを収納するために利用されるほぼ三角形のスペースを各座席の後部に画成する、寝台車用の座席システムを開示している。

概要

乗り物,特に航空機用の改良型の旅客収容設備であって,最大の長さの、また好適には最大幅の平坦な寝台を組込んだ旅客収容設備を提供する。ユニットを乗物の床から離れて支持するための支持構造42と、可動式旅客担持構造部品71,72と、可動式構造部品を構造体に連結して、構造的可動式部品71,71または支持構造上の複数の旅客担持面が旅客用の座席を形成する座席構造と、複数の支持面47,48,67がほぼ同一面上に、またほぼ連続的に配置されて旅客用のベッドが形成されるベッド構造と野間で選択的に移動できるようにする手段とを含み、可動式部品の少なくとも1つ72は、第1の面と第2の反対面とを備えた両面式部品であり、該面の一方は座席構造内の座席の一部を形成する第1の座席面を有し、かつ他の面はベッド構造内のベッドの一部を形成する第2のベッド面を有する。A

目的

したがって、WO00/21831A2号の座席ユニットは英国特許第2326824A号の場合と同様に、長距離フライトの間ほぼ水平の寝台面を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

リクライニング可能な背もたれを有する座席であって、該座席は座席を床から離れて支持するようにされた固定支持部分を備え、座席部分はリクライニング可能な背もたれと、前記座席部分を前記支持部分に連結するようにされた座席連結手段とを備え、該連結手段は、第一の直立位置と第二の完全なリクライニング位置との間の前記背もたれの移動を可能にし、かつこれを制御するようにされた背もたれリクライニング機構を含み、前記背もたれは上端を有する第一の下部背もたれ部材と、該第一背もたれ部材に重ねられ、双方の間の並進運動を伝達するようにその上端に、または上端方向に枢着された第二の上部背もたれ部材とを備えるとともに、前記背もたれリクライニング機構は支持部分またはその部品に連結された第一と第二の細長ガイドトラックを備え、該第一ガイド・トラックは対向する2つのトラック端と、前記トラックの一方と係合し、これに沿って摺動するようにされた第一背もたれ部材に取付けられ、間隔を隔てた複数個の第一トラック係合フォロア部材と、第二背もたれ部材またはその部品に取付けられた第二トラック係合フォロア部材とを有し、前記第一トラックは、第一トラック係合フォロア部材が前記第一トラックに沿って一端から他端へと摺動すると、前記第一背もたれ部材が第一の直立位置と第二の完全なリクライニング位置との間で支持部分に対して漸次揺動せしめられるようにする曲線のトラックであり、かつ前記第二トラックは、前記第二トラック係合フォロア部材が第二トラックに沿って摺動せしめられると、第二背もたれ部材が第一背もたれ部材に対して漸次揺動せしめられるような輪郭を有しているリクライニング可能な背もたれを有する座席。

請求項2

前記背もたれリクライニング機構は鈍角をなす2つのアームを有するロッカーレバーを備え、該ロッカー・レバーは、アームの一方が前記第二トラック係合フォロア部材を担持する前記2つのアームの中間点で前記第一背もたれ部材に枢支され、また2つの反対端を有する連結レバーを備え、前記端部の一方が前記ロッカーの他方にアームに枢支され、他端が第二背もたれ部材に固定的に取付けられ、第二のフォロア部材が前記第二トラックに沿って摺動されると、ロッカーがその枢軸支点に揺動して、前記レバーがその枢軸を支点に第一背もたれ部材へと旋回せしめられ、それによって、第二背もたれ部材がその枢軸を支点に第一背もたれ部材へと揺動せしめられるように構成されている請求項1に記載のリクライニング可能な背もたれを有する座席。

請求項3

前記座席連結手段は更に、前記支持部分またはこれに連結された部品と、前記背もたれとの間に連結された、前記背もたれを前記支持部分に対して並進移動させるための選択的に動作可能な双方向リニアアクチュエータとを備え、背もたれが支持部分に対して並進移動されると、前記第一背もたれ部材が前記第一トラックに沿って漸次摺動せしめられ、それによって前記背もたれが前記第一の直立位置と第二の完全なリクライニング位置との間で漸次摺動せしめられるように構成されている請求項1または2に記載のリクライニング可能な背もたれを有する座席。

請求項4

前記座席部分は座席底面を備え、前記リニア・アクチュエータは、前記座席底面を所定の直線経路に沿って第一の位置と第二の位置との間で移動させるために前記座席底部に連結されている請求項3に記載のリクライニング可能な背もたれを有する座席。

請求項5

前記リニア・アクチュエータは、前記座席底面に枢着されている請求項4に記載のリクライニング可能な背もたれを有する座席。

請求項6

前記リニア・アクチュエータは、空転装置によって前記背もたれに枢着されている請求項3、4または5に記載のリクライニング可能な背もたれを有する座席。

技術分野

0001

本発明は旅客用の乗物、特に航空機用新規座席システムに関する。本発明は更に、旅客用の自容形の個別座席設備および寝台設備を備えるようにされた乗物、特に航空機用の旅客収容設備ユニットに関する。本発明は更に乗物、特に航空機用の客席の、またはこれに関連する改良をも包括するものである。

背景技術

0002

航空機用の従来の客席は、床の一対の座席トラックに固定された適宜の支持構造によって乗物の床から離れて支持された背もたれと、座席底面とを備えている。座席は座席を利用する旅客の視野から見てみなし座席前後軸と、航空機胴体内の旅客収容客室内に列をなして配置されるようにされた複数個のこのような座席とを画成しており、各列は前後して客室を横切って横方向に延在し、各座席のみなし軸は、各座席が前向きになるように胴体の前後軸とほぼ位置合わせされている。通常は、座席の背もたれはフライトコースの間に座席を利用する旅客が快適であるように、直立位置からリクライニング位置へとリクライニングできる。ある種の従来型の客席、特に隣の列とのピッチエコノミィ・クラスの客室よりも大きい、航空機のビジネスクラスおよびファーストクラスで使用される座席は、レッグレストも備えられており、これは座席底面の前に蝶着されていて、レッグレストが座席底面からほぼ垂直に床の方に垂下している低い位置、すなわち収納位置と、旅客の脚を床から離れて支えるために座席底面の前方に延びている、起きた位置、すなわち展開位置との間で動かすことができる。このように、従来型の航空機の客席で、背もたれをリクライニングさせ、レッグレストを起こすことによって、まずまずの快適さを得ることができる。

0003

従来型の航空機の客席の上記の構造は一般に、3,4時間までの期間の短距離フライト向けには充分であるが、一般に旅客が睡眠をとりたいより長いフライト向きに使用するには不充分である。上記のリクライニング位置であっても、座席を利用する旅客は基本的に座った位置に留められる。多くの旅客は座ったままでは、仮にれたとしても熟睡することは困難である。近年になって、長距離フライトを定期的に行う旅客数急増し、睡眠をとり易くするため、フライトの途上で旅客が更なるリクライニング位置を取ることができる客席を工夫することが業界の趨勢である。このことは、リフレッシュされ、すっきりした気分で目的地到着することが望ましい、ビジネス目的で旅行する旅客にとって特に重要である。

0004

航空機の客席をリクライニングできる度合いを多くするために、この分野で開示されてきた可能性のひとつには、単に背もたれを後に傾倒する度合いを増し、レッグレストを起こすことが含まれる。極端な場合、座席底面と、また互いにほぼ同一面になるように配置される程度まで、それぞれ背もたれを傾倒し、レッグレストを起こすような技術を用いて、ほぼ平坦ベッドを形成することが可能である。このようなシステムの欠点は、旅客の背丈全体に対応するためには隣の座席列との間のピッチを大幅に拡大しなければならないことである。これは航空機の客室のファーストクラスの領域では場合によっては可能であるものの、ビジネスクラスの客室の場合は一般に不経済である。更に、ほぼ水平に配置された、基本的に平坦な面を形成することは可能ではあるが、座席上のフォームパッドまたはその他のパッドは、座席として使用するため一般に立体的造形されているのに対して、ベッド用にはほぼ平坦な表面であることが望ましいので、依然として表面は理想的なものではない。

0005

英国特許第2326824A号は、主座席に向き合って配置されている副座席を備えた航空機のファーストクラスの客室向きの座席ユニットを開示しており、副座席は主座席の背もたれが水平位置にリクライニングされると、主座席のレッグレストと連係して連続下、平坦な睡眠用の面を形成するように配置された座席部分を有している。この座席ユニットはみなし座席前後軸を画成し、複数のこのような座席ユニットを客室内に並べて、各座席の前後軸に対して前後方向に偏倚して配置されることができ、各座席ユニットは航空機の胴体の前後軸に対して鋭角を以って配向されるので、(座席ユニットが客室に対して外向きであるか内向きであるかによって)各座席ユニットの前または後におおむね三角形または台形を画成する。このスペースは隣接する座席ユニットの片側にカウンタートップを収納するために、また場合によってはカップボードまたはその他の収納スペースとして利用される。英国特許第2326824A号の座席ユニットは、主座席の背もたれ、座席部分、およびフットレストとともに付加的な副座席を組込むことによって、背丈が6フィート(1.83m)以上の旅客を快適に受け容れることができる、長い寝台を形成できることにある。しかし、英国特許第2326824A号の座席ユニットは一方では、前述の従来型のシステムよりも客席のスペースの間接費がかさみ、その上、座席のクッションがベッド向きではなく座席として利用するようにデザインされているという欠点がある。英国特許第2326824A号の座席の欠点は、客席内の極めて大きいフロア面積を占め、全体の長さにかんがみて、英国特許第2326824A号の座席ユニットは航空機のビジネスクラス領域で使用するにはまったく適していないことである。

0006

WO00/21831A2号は、主として航空機の客席のビジネスクラス領域で使用される、ベッドに変換できる座席ユニットを開示している。WO00/21831A2号の座席ユニットは反対方向を向いた一対の座席を備え、各座席は座った旅客の身体のための座席スペースと、旅客の脚を載せることができる延長スペースとを備えている。座席はみなし分割軸の両側に配置され、片側の座席スペースは軸を越えて反対側の延長スペースへと延びている。航空機の客室に搭載すると、一方の座席はほぼ前方を向き、他方はほぼ後向きになる。WO00/21831A2号の座席ユニットの各座席は、上記の英国特許第2326824A号の座席ユニットの主座席とほぼ同じ主座席を備えているが、レッグレストはなく、また副座席は主座席の前方に間隔を隔ててある。このように、各座席はリクライニング可能な背もたれおよび座席底面を有する主座席と、フットレストの役割を果たす高いパッドを備えた副座席とを備えている。主座席はリクライニング可能であるので、背もたれが傾倒されると、座席底面が前方に移動して副座席と合体し、旅客用の寝台として機能するほぼ水平の連続面を双方で形成する。したがって、WO00/21831A2号の座席ユニットは英国特許第2326824A号の場合と同様に、長距離フライトの間ほぼ水平の寝台面を提供するという利点を有している。しかし、WO00/21831A2号の座席ユニットには標準的なビジネスクラスの客室内で利用できるスペースを費やしすぎ、ベッドとして構成した場合に、背が高い旅客を各座席が快適に収容できないという欠点がある。前述のその他の従来型の座席と同様にWO00/21831A2号の座席ユニットには更に、座席のクッションがベッド面として使用するようには特にデザインされておらず、主として座席面として使用するための輪郭を備えているという欠点がある。

0007

ファーストクラスの航空機客室で使用される客席のその他の属性は、座席の幅がたっぷりあることである。WO00/21831A2号の座席ユニットに関する別の欠点は、ビジネスクラスの客室内に最大の人数を収容するために座席の幅を縮小し、多くの旅客がそれを居心地悪く感じることである。WO00/21831A2号の座席ユニットはフライト中の旅客にほぼ平坦な寝台を提供するという否定しがたい利点を有しているものの、その全体的なサイズは、平均的な身長および/または体重の旅客が収まるにはやや窮屈であると感じるようなものである。更に、隣の座席ユニットとの間にプライバシイスクリーンが設けられており、これはビジネスクラスの客室に与えられる、限られたスペースに備えられる座席総数と相まって、客席全体の見かけがやや窮屈になる。

0008

フランス特許第987559A号は、各座席が座席を車両の床から離れて支持する支持構造と、座席底面と、背もたれとを備えている座席の列を備えた自動車バスなどのような公共輸送車用の座席設備を開示している。前記の列は隣接する2つの座席間通路を画成している。通路脇の座席の1つの座席底面は取り外し可能であり、通路に隣接する2つの座席の支持構造の間に逆向きに吊り下がっていて、通路に補助席を形成する。次に一方の座席の背もたれを、それまで座席底面が占めていたスペースへと前方に揺動させて、1つの座席の代用座席底面を備える。このように、1つの座席の背もたれが前面と裏面とを有し、双方とも座席の一部として機能することができる。場合によっては、座席の列全体でマットレスを支えて、寝台を形勢することもできよう。しかし、フランス特許第987559A号の設備は、常に通路を邪魔されない状態に保たなければならず、更に単一の寝台用を支持するために複数の隣接に座席が使用される旅客機で使用するには適していない。

0009

日本特許平−5,13838A号は、複数個の座席を備えたバスや列車のような車両用の座席システムを開示している。各座席は座席底面と、直立位置とリクライニング位置との間を揺動可能な背もたれとを備えており、座席は客室の中央線に対して角度をなして、また外向きに客室内に配置され、客室の各座席と壁の間にほぼ三角形のスペースを形成する。このスペースが隣接の座席用のフットレストを備えたボックスを収納する。

0010

フランス特許第647809A号は、複数個の座席が寝台車の前後軸に対して角度をなして配置され、内側を向いて、隣接の座席用の小テーブルを収納するために利用されるほぼ三角形のスペースを各座席の後部に画成する、寝台車用の座席システムを開示している。

先行技術

0011

英国特許第2326824A号
WO00/21831A2号
フランス特許第987559A号
日本特許平−5,13838A号
フランス特許第647809A号

発明が解決しようとする課題

0012

したがって、本発明は改良型の旅客機のビジネスクラス部分の旅客収容設備を提供することを目的としている。本発明は特に、最大の長さの、また好適には最大幅の平坦な寝台を組込んだ前記収容設備を提供することを目的としている。

0013

本発明の別の目的は,乗り物,特に航空機用の改良型の旅客収容設備であって,隣接の座席間のピッチが標準的には50−60インチ(1.27−1.52メートル)の範囲にある、航空機のビジネスクラス部分で使用される旅客用の自容形の個人座席および寝台収容設備を提供することにある。

0014

本発明の更に別の目的は、旅客、特に身長が6フィート(1.83メートル)以上の背が高い旅客を収容するために最大の長さを有するベッドに変換できる旅客収容設備を提供することにある。

0015

本発明の更に別の目的は、特に座席面として使用するようにできる座席面と、特に寝台として使用するようにできるベッド面とを有する乗物用の旅客収容設備を提供することにある。

0016

本発明の他の目的は、ベッドに変換でき、座席として組立てた場合は第一の雰囲気機室空間を、またベッドとして組立てた場合は第二の異なる雰囲気の機室を促進し、もしくはそれに貢献する乗物用の旅客収容設備ユニットを提供することにある。したがって、本発明の更に別の目的はベッドに変換でき、ユニットの全部、または大部分を座席として構成した場合には、機室に特定の第一の視覚的な見かけをもたらし、また、ユニットの全部、または大部分をベッドとして構成した場合には、機室に特定の第二の視覚的な見かけ、または雰囲気をもたらす、複数の旅客収容設備ユニットを備えた機室用座席システムを提供することにある。

0017

本発明の更に別の目的は、客室内のスペースの活用を最適にする、旅客用乗物、特に航空機用の座席システムを提供することにある。

0018

本発明の更に別の目的は、ほとんど混み合っていない見かけの旅客用乗物、特に航空機用の座席システムを提供することにある。

0019

本発明のその他の目的は当業者には、本発明の以下の説明と特定の実施形態によって明らかになる。

課題を解決するための手段

0020

本発明の一態様では、旅客用の自容形の個別座席設備および寝台設備を備えるようにされた乗物、特に航空機用の旅客収容設備ユニットであって、前記座席アセンブリは前記ユニットを乗物の床から離れて支持するための支持構造と、1つ以上の可動式旅客担持構造部品と、前記可動式構造部品を前記構造体に連結して、前記部品が、前記1つ以上の構造的可動式部品または前記支持構造上の複数の旅客担持面が旅客用の座席を形成する座席構造と、複数の前記支持面がほぼ同一面上に、またほぼ連続的に配置されて旅客用のベッドが形成されるベッド構造との間で選択的に移動できるようにする手段とを含み、前記可動式部品の少なくとも1つは、第1の面と第2の反対面とを備えた両面式部品であり、該面の一方は前記座席構造内の座席の一部を形成する第1の座席面を有し、かつ他の面は前記ベッド構造内の前記ベッドの一部を形成する第2のベッド面を有することを特徴とする旅客収容設備ユニットが提供される。

0021

両面の可動式構造部品は、第一と第二の反対面を有する内部の負荷担持隔壁と、前記第一と第二の面のそれぞれの上の前記隔壁によって支持されるようにされた第一と第二の外側クッション層とを備えていてもよい。このように、前記両面の可動部品の前記第一の面は、例えば座席部品として使用するための形状にされた輪郭面を有するフォーム・パッド層を備えてもよく、また前記他の面は、ベッドの一部として使用するためのほぼ平坦な表面を有するフォーム・パッド層を備えていてもよい。前記両面の可動部品の前記第一の面は、座席環境に適した客室全体の見かけに貢献し、またはこれを促進する第一の見かけを有することができる。例えば、前記第一の面は、皮または人造皮の座席カバーを有していてもよい。前記第二の面は、睡眠環境に適した客室全体の見かけに貢献し、またはこれを促進する見かけを有することができる。このように、前記第二の面は、通常ベッドの材料に関連する見かけの繊維またはその他の材料で布張りされてもよい。

0022

好適には、前記両面部品は背もたれ部品である。この背もたれ部品は、第一の面が座席の一部を形成するように配置される第一の基本的に直立した位置と、前記第二の面がベッドの一部を形成するように配置される第二の伏せた位置との間で選択的に旋回できるように、支持構造と連結できる。好適には、背もたれ部品の第二のベッド面は一般に、第二の伏せた位置では水平である。

0023

ある実施形態では、1つ以上の前記旅客担持面が座席底面をなしていてもよい。前記背もたれ部品は、第二の伏せた位置では背もたれ部品が座席底面と重なるように構造体と連結されてもよい。このように本発明によって、前記座席底面は特に座席として使用される形状の、布張りされていない専用の座席面を有することができる。ベッドの構成では、座席底面はその座席の外見が背もたれで隠れるように、第二の伏せた位置で全部または一部を背もたれで隠すことができる。

0024

ある実施形態では、前記座席底面は、上方の展開位置と下方の収納位置との間で垂直方向成分を有する方向に移動するように前記構造体に接続された、1つ以上の前記可動部品を備えてもよく、また背もたれ部品が直立位置から伏せた位置へと移動されると、座席底面を上方の展開位置から下方の収納位置へと移動させるために座製底面移動手段を備えてもよい。このように、前記第二の伏せた位置では、背もたれ部品は通常は上方の展開位置にある座席底面で占められているスペースを占めることができ、ベッド構造の場合は、座席底面は下方の収納位置に移動される。本発明のこの機能によって、乗物の床から離れた比較的低いレベルで、座席アセンブリのベッド面を備えることができ、旅客がベッドに上り下りし易くなる。

0025

本発明の好適な実施形態では、前記1つ以上の旅客支持面はベッド延長面を備え、該ベッド延長面が前記座製構造内の座席の前側、または後ろ側に位置するか、または位置するように展開可能である。前記伏せた位置で前記第二のベッド面と前記ベッド延長面とがほぼ連続する面を形成するように、前記背もたれ部品を構造体と連結してもよい。座席構造の場合に、前記ベッド延長面がフットレストの役割を果たすように、前記ベッド延長面が座席底面部品の前方に位置するか、または配置するように展開可能である。したがって、前記収容設備ユニットは座席底面に連結され、またはそれから展開できるレッグレスト部品を有していなくてもよい。このように、このような従来型のレッグレストの代わりに、本発明の収容設備は、座席底面の前方の間隔を隔てた位置に別個のフットレスト面を含んでいてもよい。

0026

ある実施形態では、前記1つ以上の前記旅客支持面は前記背もたれ部品の背後の後部延長面を備え、かつ前記背もたれ部品は、前記伏せた位置で前記第2のベッド面と前記延長面とがほぼ同一面上にあるように構造体に連結されてもよい。

0027

ある実施形態では、前記背もたれ部品は前記伏せた位置で前記後部延長面の前方に間隔隔離されてもよく、また収納位置と展開位置との間で移動可能であるように前記構造に連結された可動式充填物が備えられてもよく、該充填物は展開時には前記背もたれ部品と前記後部延長面との間に延在して、該後部延長面と、充填物表面と、第2の表面とがほぼ連続面を形成するような旅客支持充填物面を備え、背もたれ部品が直立位置から伏せた位置へと移動されると、前記充填物を前記収納位置から前記展開位置へと移動させる手段を備えていてもよい。収納位置では充填物が水平に対して角度をなし、展開されると展開位置に旋回できるように、前記充填物を後部延長面の真ん中の背もたれ部品の背後に枢支してもよい。このように、ベッド構造では、ベッドを充填物、フットレスト面、並びに背もたれ部品の第二面によって構成できる。

0028

本発明によるベッドは、全長が少なくとも70インチ(1.98メートル)であり、実施形態によっては85インチ(2.16メートル)以上の長さを有することができる。

0029

好適には、前記背もたれ部品は、直立位置と、背もたれ部品が直立位置に対して後方に旋回する完全なリクライニング位置との間で選択的に移動するように構造体に連結される。ある実施形態では、1つ以上の前記可動部品は、第一位置と第二位置との間で背もたれ部品に対して旋回可能であるように支持構造に連結されてもよく、また背もたれ部品が直立位置から完全なリクライニング位置へと座席底面が後方に旋回されると、座席底面を第一位置から第二位置へと漸次旋回させる手段を備えてもよい。

0030

驚くべきことには、座席数を減らさずに、本発明による複数の旅客収容設備ユニットを航空機の機室のビジネスクラス部分内に配置できることが判明している。各座席は通常の座席使用方法と比べて前後に延びるみなし前後軸を画成する。みなし軸が航空機の前後軸に対して35乃至55℃の角度で各ユニットを配置すれば、本発明による最大数の旅客収容設備ユニットを航空機の機室に収納できることが判明している。

0031

このように,本発明の別の態様では,複数の座席ユニットを備え,各座席ユニットはみなし座席前後軸を画成し、かつ座席を乗物の床に取付けるようにされた支持構造と、座席底面と背もたれとを備えた座席を形成し、または形成するように構成可能な手段とを備えており、前記座席ユニットは列のみなし前後軸を画成する列を形成するように配置され、該列内には、前記座席ユニットが列のみなし軸に対して鋭角を成して前後方向に偏倚して並置され、それによって各座席の後部にスペースが画成され、各座席ユニットは更に、ほぼ平坦なベッドを形成し、または形成するように構成可能な手段を備え、該ベッドの主要部分は座席の一部の前方に配置され、該ベッドは後方に前記スペース内へと延びて、平坦なベッドを延長することを特徴とする座席システムが提供される。

0032

好適には、各座席の後部の前記スペースは基本的に三角形または台形である。

0033

前記鋭角は標準的には30−60℃、好適には40−50℃の範囲、例えば45°である。通常は、座席ユニットは客室のみなし前後軸を画成する前記乗物の収容客室に搭載される。前記列のみなし軸は前記客室軸とほぼ平行であるか、または鋭角をなす。このように航空機の機室内で、本発明による座席ユニットを「杉綾模様」の構成で配列してもよい。

0034

前記座席ユニットは乗物の側壁に隣接して配置され、内側向きであってよい。好適には、前記収容客室は対向する2つの側壁を備えており、各座席が客室の内側に面し、延長面は壁に隣接して配置された座席の背もたれの背後にあるように、座席ユニットの列は各々の壁と連続して、または密着して配置されることができる。このように、座席は乗物の壁を背にすることができ、全体として混み合っていない外見が得られる。

0035

客室のスペースが許すならば、客室の中央に向かって1つ以上の追加の座席ユニット列を備えてもよい。いずれかの所定の客室内に中央の2列の座席を収納することができれば、これらの列は好適には一般に背中合わせに配置される。

0036

好適には、各座席ユニットは更に、座席前方に配置されたフットレストを備えている。それによってこのフットレストは、座席の旅客がフライト中におきた位置で脚を支えるのに利用でき、および/またはその旅客の席を訪ねた際に、他の旅客が座るために利用できる。このようなフットレストが備えられていれば旅客にとって、座席ユニットに座席形成手段の一部としての可動式のレッグレストを組込む必要がないことが判明している。

0037

ある実施形態では、各座席ユニットは更に、前記フットレスト前方に配置された第一のプライバシイ・スクリーンを備えていてもよい。

0038

前記座席形成手段、および前記ベッド形成手段は、選択的に構成されて、座席モードでは旅客用の座席の少なくとも一部を形成し、またベッド・モードでは、前記平坦なベッドの少なくとも一部を形成する1つ以上の可動式旅客担持部材を備えてもよく、有利なことには、ベッド・モードでの平坦なベッドは座席モードでの座席底面とほぼ同じ高さレベルに位置している。

0039

好適には、各座席ユニットは座席後方の前記スペース内に第一旅客支持部材を備え、該第一旅客支持部材は前記可動部材がベッド・モードで構成されている場合は、前記1つ以上の可動部材とほぼ同一面上にあり、前記平坦なベッドの一部を形成するようにされている。前記第一旅客支持部材は基本的に三角形または台形でよい。第一旅客支持部材は座席ユニットがベッド構造で配置されている場合だけ旅客に利用され、したがって、客室内のスペースを最大限活用するため、第一旅客支持部材が凹面の客室側壁により形成された横凹部内へと延びるように、座席ユニットを配置できることが理解されよう。

0040

有利なことには、各座席ユニットは更に、各座席の片側に第二の、好適には固定的な旅客支持部材を備え、該第二旅客支持部材は前記第一旅客支持部材と第一旅客支持部材とほぼ同一面上にあり、可動部材が前記ベッド・モードで構成されている場合に前記平坦なベッドの一部を形成するようにされることによって、前記平坦なベッドが横方向に延長される。前記第二旅客支持部材は基本的に三角形または台形の物でよい。1つの座席ユニットの前記第一の固定された部材は、隣接の座席ユニットの第二の固定された固定部材とほぼ連続して配置されてよく、前記第一と第二の部材は座席の後方のほぼすべてのスペースを占めてもよい。

0041

このように、本発明は旅客機のビジネスクラスに客室用に特に適した座席システムを提供する。本発明の座席システムは、背もたれと、座席底面と、フライト中に旅客が脚を高い位置に載せられるようなフットレストとを有する個別座席ユニットを提供するものである。各座席にはほぼ平坦なベッドを形成するための自容形手段を備えており、平坦なベッドが座席背後の後方に、座席ユニットにより画成されたスペース内へと延長されるように位置決めされることで、機室内のスペースの活用が最適化される。驚くべきことには、本発明によって、旅客人数をほとんど犠牲にせずに旅客機のビジネスクラスの領域内に、長さ7フィーt(2.13メートル)に及ぶ平坦なベッドを装備可能であることが判明している。更に、客室がほとんど混み合っていないような外見を与えるように、本発明の座席ユニットを配置できることが判明している。

0042

前記支持構造はこの分のでは公知であるいずれかの適当な、航空機規格適合する軽量の材料から製造でき、座席を航空機の客室の座席トラックに固定する適宜の固定手段を備えることができる。好適には、支持構造は前記座席トラックに取付けるようにされたパレットまたはプリンス台座)を備えている。

0043

本発明の別の態様によれば、座席部分と、フットレスト部分と、前記座席部分とフットレスト部分とを乗物の床から離れて支持するための一体の支持構造と、該支持構造を乗物の床の一対の座席トラックに取付けるための取り付け手段とを有し、支持構造を一対のトラックの一方に間隔を隔てた2つのポイントで固定するための、間隔を隔てた2つの取付け具と、支持構造を他のトラックに固定するための第三の取付け具とを備えることによって、座席モジュールと座席トラックとの間に三点固定がなされ、複数個の前記座席モジュールを互いに隣接して一対の座席トラックに取付けることができ、それによって各々が一方のモジュールの座席部分と、他方の隣接するモジュールのフットレスト部分とを備えた複数個の座席ユニットを形成するように構成されたことを特徴とする旅客用乗物用の座席モジュールが提供される。

0044

本発明によって、一体の座席支持構造と一対の座席トラックとの間の三点固定を用いることによって、例えば不時着胴体着陸の場合のように、航空機の基本構造過度の力がかかった場合に、対をなす2つの座席トラックは互いに移動するより大きい柔軟性が可能になり、ひいてはこのような条件下で、1つ以上の固定点で構造体が座席トラックから離脱する公算が少なくなる。

0045

本発明の更に別の態様では、客席と寝台設備とを備えるようにされた、旅客用乗物、特に航空機用の旅客座席アセンブリであって、前記ユニットは、アセンブリを乗物の床から離れて支持するようにされた支持構造と、座席底面部材と背もたれ部材とを含む複数個の座席部材とを備え前記背もたれ部材は第一と第二の反対面を備え、これらの面の一方は第一座席面を有し、他方はほぼ平坦な第二のベッド面を有しており、前記支持構造に連結され、またはその一部を形成し、かつ前記座席に配置されるか、これに近接して配置されるように展開可能である1つ以上の補助収容部品を備え、該補助収容部品または各補助収容部品はほぼ平坦な旅客用補助支持面を有し、かつ、座席部材を支持構造に連結するための座席移動機構を備えており、該座席移動機構は座席部材の移動を可能にし、かつ制御するようにされることによって座席部材が客席を備えるようにされた座席構造と、旅客用ベッドを備えるようにされたベッド構造との間で選択的に移動可能である座席変換サブ機構を含み、該座席変換サブ機構は背もたれ部材の移動を制御して、該背もたれ部材の前記第一の座席面が、背もたれ部材の前記第一座席面が前記座席底面と連携して座席を形成する第一直立位置から、第二のベッド面が、前記1つ以上の補助旅客支持面とほぼ同一面かつ、これと連続してベッドを形成する第二伏せた位置へと旋回可能であるようにする旅客座席アセンブリが提供される。

0046

このように本発明によって、座席を形成するようにされた複数個の可動式座席部材を有する客席アセンブリが提供される。座席アセンブリは更に、背もたれ部材と1つ以上の補助部材が旅客用の寝台面を形成するベッド構造に変換できる。本発明の特徴は背もたれ部材が、特に座席面として使用するようにされた第一面と、特に寝台として使用するようにされた第二面とを有していることにある。

0047

好適には、前記座席移動機構は前記座席底面と前記背もたれ部材との相互の移動を制御するようにされている。前記座席変換サブ機構は前記背もたれ部材の移動を制御して、背もたれ部材が第一位置から第二位置へと移動すると、前記背もたれ部材が前記座席底面の上方で前方に揺動し、かつ第二の伏せた位置にある前記背もたれ部材画座席底面部材に重なるようにされている。したがって有利に、座席底面部材も背もたれ部材の第一の座席面も、ベッド構造ではベッド面の一部を形成せず、したがって座席用に使用されるのに特に適した材料で布張りされる。同様に、背もたれの第二のベッド面は座席構造での座席の一部を形成するために使用されず、したがって前記ベッド面をベッドとして使用されるのに特に適した材料で布張りすることができる。その上、座席構造とベッド構造でそれぞれ使用される座席部材を布張りするのに使用される材料を互いに別の色および/または織り目仕上げおよび/またはパターンにして、本発明によるこのような旅客用アセンブリの全部または大部分が前記構造の一方で構成されている場合には、機室内に第一の雰囲気、もしくは「モード」を醸し出し、アセンブリの全部または大部分が前記構造の他方で構成されている場合には、機室内に第二の別の雰囲気、もしくは「モード」を醸し出すようにできる。背もたれの前記一方の面は座席の背もたれ、またはその一部を形成するような輪郭を有するフォーム・パッド層を備え、また他方の面はベッドの一部を形成するようなほぼ平坦な第二の面を有するフォーム・パッド層を備えることができる。

0048

前記座席変換サブ機構は前記座席底部部材の移動を制御して、背もたれ部材が第一の直立位置から第二の伏せた位置へと移動すると、前記座席底面部材が支持構造に対して下方に移動するようにされる。このように、座席アセンブリのベッド面は、旅客がベッドに上り下りし易くするため、乗物の床の比較的低いレベルに備えることができる。

0049

好適には、背もたれ部材を直立位置と伏せた位置との間で自動的に移動させるための適宜のモータ手段が備えられ、また、モータ手段の動作を制御するためのユーザー操作可能な制御手段が備えられる。

0050

好適には、前記座席移動機構は更に、前記座席を直立位置から完全なリクライニング位置へと選択的にリクライニングできるようにされた座席リクライニング・サブ機構を備え、該座席リクライニング・サブ機構は背もたれ部材の移動を制御して、座席が直立位置から完全なリクライニング位置へとリクライニングされると、前記背もたれ部材が第一の直立位置から第三の完全なリクライニング位置へと後方に揺動するようにされる。更に前記座席リクライニング・サブ機構は有利に、座席底面部材の移動を制御して、背もたれ部材が第一の直立位置から第三の完全なリクライニング位置へと後方に揺動すると、前記座席底面が後方に傾倒するようにされている。このように、完全なリクライニング位置では、座席アセンブリを使用する旅客にとって人間工学的に快適な座り位置をもたらすように、背もたれ部材と座席底面部材をそれぞれ配向することができる。背もたれ部材のリクライニング動作と、座席底面の傾倒動作の双方とも、前記のユーザー操作可能な制御手段に制御されて電動で行ってもよい。

0051

好適には、1つ以上の前記補助収容部材は座席の前方または後方に配置されるか、または配置されるように展開可能である。ある実施形態では、1つ以上の前記補助収容部材は前記座席の前方に配置されるか、または配置されるように展開可能であるフットレストを備えてもよく、前記第二位置で、背もたれ部材の前記ベッド面は前記フットレストとほぼ同一面上に、かつこれと連続して配置されてもよい。

0052

1つ以上の前記補助部材は座席の後方に配置された固定的な後部延長部を備えていてもよい。ある実施形態では、前記座席アセンブリは更に可動充填物を備え、前記変換サブ機構は前記充填物が、低い収納位置と、前記充填物顔輝第二の伏せた位置と前記後方延長面内の前記背もたれ部材の前記第二表面とほぼ同一面にあり、かつこれと連続している起こされた展開位置との間で移動でき、それによってほぼ平坦な延長されたベッド面を形成するようにされるとともに、前記変換サブ機構は更に、前記充填物の移動を制御して、背もたれ部品が前記第一の直立位置から前記第二の伏せた位置へと移動されると、前記充填物を前記収納位置から前記展開位置へと移動させるようにされる。前記充填物は、背もたれ部材の下端部に枢着されて、背もたれ部材が第一の位置から第二の位置へと移動されると、充填物が収納位置から展開位置へと移動せしめられるようにしてもよい。

0053

前記座席変換サブ機構は、前記支持構造に枢着されて第一の座席位置から第二のベッド位置へと揺動可能である座席保持装置を備えている。前記背もたれ部材
は前記保持装置を前記第一位置から前記第二位置へと揺動させることによって、前記第一の直立位置から前記第二の伏せた位置へと旋回可能であり、かつ前記保持装置を前記第一と第二の位置に選択的にロックするようにされた解錠可能なロック手段を備えている。ある実施形態では、前記座席保持装置は対向する2枚のロッカー板を備えていてもよい。このロッカー板は1つ以上のトルク管によって相互に連結してもよい。

0054

前記座席底面部材は保持部材に枢支され、保持部材が第一の位置から第二の位置に揺動されると、座席底面部材が上方の展開位置から下方の収納位置へと下方に移動せしめられ、また背もたれ部材が座席底面部材の上方を前方に揺動せしめられて、第二の伏せた位置で、背もたれ部材が座席底面部材と重なるように構成されている。前記座席底面部材は背もたれ部材に対する前端後端とを備え、座席底面部材は前記後端で、またはその方向で保持装置に枢着されてもよい。

0055

便利なことには、座席移動機構は更に、座席底面部材の前端を支持するための座席底面支持装置を備えている。前記座席底面支持装置は前記座席底面部材の下に配置された滑り面と、端部のうちの一端は座席底面部材の前端に枢着され、他端は前記滑り面に摺動可能に係合されている2つの対向端を有する脚部と、脚部の前記他端を保持部材に連結するドラッグストラットを備え、保持装置が第一位置から第二位置へと揺動されると、ドラッグ・ストラットが移動して脚部の前記他端が前記滑り面内を摺動するようにされ、または摺動可能に構成され、滑り面は、保持装置が第一位置から第二位置へと移動すると、脚部が下方に移動することで、座席底面部材が漸次下方に移動するようにされ、または移動可能にされるような輪郭を有している。

0056

好適には、座席移動機構は、前記保持装置が前記第一の座席位置に配置されている場合は、前記座席部材が直立位置と完全なリクライニング位置との間を選択的に移動されることを可能に構成された座席リクライニング・サブ機構を更に備えている。

0057

前記座席リクライニング・サブ機構は、保持装置に取付けられ、対向する2つのトラック端部と、前記背もたれ部材に取付けられ、間隔を隔てた複数のトラック・フォロアとを有する曲線トラックを備え、前記トラック・フォロアは前記トラック内に係合し、かつこれに沿って摺動するようにされ、トラックは、トラック・フォロアがトラックに沿って一端から他端へと移動すると、背もたれ部材が第一の直立位置から第三の完全なリクライニング位置へと後方に漸次揺動するように構成されている。前記座席リクライニング・サブ機構は更に、前記背もたれ部材を保持装置に対して並進移動するための、選択的に動作可能な双方向駆動手段を備え、該駆動手段の動作によって前記トラック・フォロアが前記曲線トラックに沿って摺動するようにされることで、背もたれ部材が前記第一と第三の位置の間で漸次揺動するように構成されている。

0058

有利なことには、前記駆動手段は前記背もたれ部材と前記保持装置との間に連結されたリニアアクチュエータを備えている。例えば線形ねじまたはボールねじのような第一と第三の位置のいずれかの中間位置で停止できるので、背もたれ部材は第一と第三の位置の間で継続的に傾倒されることができ、かつ所望のどの中間位置でも停止させることができる。

0059

ある実施形態では、前記リニア・アクチュエータは前記保持装置に固定的に連結された線形ねじまたはボールねじと、背もたれ部材に枢着されたね係合装置と、前記保持装置によって保持され、前記線形ねじ、またはボールねじを回転可能に駆動するための選択的に作動可能な双方向モータとを備えている。前記座席底面部材は背もたれ部材に対して前端と後端とを有し、かつ前記リニア・アクチュエータは保持装置と座席部材との間に枢着され、前記リニア・アクチュエータは、前記背もたれ部材が前記第一の直立位置にある場合の第一の上方位置から、前記背もたれ部材が前記第三の完全なリクライニング位置にある場合の第二の下方位置へと、前記座席底面部材を支持構造に対して漸次下方に駆動するために、座席底面部材の前記後端に、またはその方向へと取付けられており、また、前記移動機構は更に、座席底面部材が下方に駆動されると、座席パン部材の前端を支持することによって、背もたれ部材が後方に揺動すると座席底面が漸次後方に傾倒するようにする座席底面支持装置を備えていてもよい。このように、背もたれ部材は直立位置ではほぼ直立の向きになり、座席底面部材はほぼ水平に配置されることができる。完全なリクライニング位置では、背もたれ部材は直立位置に対して後方に揺動され、座席底面部材は直立位置に対して後方に傾倒されて、快適なラウンジ風の座席位置が形成される。好適には、曲線トラックの輪郭、リニア・アクチュエータの長さと位置、リニア・アクチュエータと背もたれと座席底面部材との間の枢軸の位置、および座席底面支持装置の構造は、座席が直立位置から完全なリクライニングへと漸次傾倒されると、座席は一連の所定の、人間工学的に快適な位置へと移動する。前記所定位置の間で、曲線トラックの輪郭などを補間によって決定してもよい。ある実施形態では、リニア・アクチュエータは、背もたれ部材と座席底面部材とが前述の人間工学的に快適な位置をとることができるようにするため、前記座席底面と背もたれ部材との間でわずかに相対的並進移動できるように、空転装置を介して前記背もたれ部材に連結されていてもよい。

0060

前記座席変換サブ機構は、前記保持装置を前記第一の座席位置と前記第二のベッド位置との間でロックするための選択的に動作可能な、双方向アクチュエータを備えていてもよい。前記アクチュエータは、フォアバー・ダブルロッカー・リンケージを備え、該リンケージはロッカー、前記保持装置と前記ロッカーの中間に連結されたカップラリンク、および前記ロッカーを作動するための選択的に動作可能な、双方向回転駆動手段を備え、前記ロッカーの動作によって前記保持装置が前記第一と第二の位置の間を揺動するように構成されていてもよい。前記回転駆動手段はモータと、ウォームギヤと、ウォーム・ホイールとを備えてもよく、該ウォーム・ホイールは前記ロッカーに固定的に取付けられている。ウォーム・ギヤ/ウォーム・ホイールはノンリバーシブル装置であり、したがって有利なことには、例えば重い旅客が座席にどっかりと重く座っている場合、保持装置にかかる角の力はウォーム・ギヤ/ウォーム・ホイールを介してモータには伝達されない。その上、回転駆動手段は前記第一と第二の位置でロックされる。

0061

しかし、例えば機室内での前記モータ、または電源故障の場合のように、所望の時に保持装置を前記第一と第二の一との間で手動的に揺動できるように、ウォーム・ギヤはウォーム・ホイールから離脱できる。

0062

前記アクチュエータは前記座席部材の下の座席アセンブリの支持構造に取付けられていてもよい。前記保持装置は前記背もたれ部材の反対側にそれぞれ配置された、間隔を隔てた2つの側方部材を備えていてもよい。前記カップラ・リンクは保持装置と前記支持構造との間の枢軸の下の前記側方部材に連結されてもよい。

0063

このように本発明は、旅客が快適であるように、背もたれ部材を直立位置からリクライニング位置へと後方に傾倒できるように、また座席底面部材の上面の上方のほぼ水平な伏せた一へと旋回可能であるように、背もたれ部材を支持構造に取付けた、乗物、特に旅客機に使用するための客席アセンブリを提供するものである。座席底面部材と背もたれ部材の第一面は座席として使用されるのに適した布張りがなされている。しかし、背もたれ部材の第二の反対面はベッド面として使用されるようにされている。座席は1つの、好適には2つの固定式、または展開可能な補助延長面を座席の後部および/または前部に備えてもよく、背もたれ部材は支持構造に枢支されて、第二の伏せた位置に旋回されると延長面と接合し、これとほぼ連続した面を形成するようにされている。背もたれと、それが備えられている場合は他の延長面との間のスペースを埋めるため、可動充填物を備えてもよい。このように、本発明の座席アセンブリは座席から、長身の旅客をも収容できるベッドへと変換することができる。

0064

有利なことには、本発明の座席アセンブリは、背もたれ部材の背後名延長面が標準的な凹面の機室内壁によって画成された凹部内に延長するように、機室の前後軸に対して35乃至55℃、好適には40乃至50℃の角度で配向されてもよい。凹面の客室に近接する客室領域は直立位置の背もたれを収納するには適切ではなく、また頭上スペースが不充分であるが、本発明によって、そこをベッド構造のベッド面の一部を形成する後部延長面を収納するために利用することができる。延長面(単数または複数)、充填物、および背もたれの第二面は好適には特にベッド用に使用されるフォーム・パッド、またはこれと同様の材料で布張りされる。このように、本発明の座席アセンブリのベッド面は、展開時にほぼ水平向きのほぼ平坦な表面を有することができる。

0065

更に、座席アセンブリが背もたれ部材を直立させて座席構造で構成されている場合、座席背後の後部延長面はほぼ隠れ、有用な格納スペースを形成する。便利なことに、格納スペースは、座席アセンブリがベッド構造に変換された場合だけ必要な寝具を収納するために利用できる。例えば、背もたれ部材の背後の後部延長面により画成された格納スペースは羽根布団および/または毛布および1つ以上のを収納するのに利用できる。有利なことにはこのような寝具は、座席アセンブリが座席構造になっているときは隠れているので、客室全体が整然とした外見になる。座席アセンブリがベッド構造に変換されると、背もたれ部材が座席底面部材の上面上で前方に揺動氏、後部延長部があらわになり、ベッド面上に手で展開できる後部延長面上に収納されている寝具に容易に手が届く。

0066

本発明の更に別の実施形態によって、例えば航空機のような乗物で使用されるためのリクライニングシート・アセンブリであって、乗物の床から離れてアセンブリを支持するようにされた固定支持部品と、座席底面と背もたれとを備えたリクライニング可能な座席部分と、該座席部分を前記支持部分に連結するようにされた座席連結手段とを備え、該連結手段は、第一の直立位置と第二の完全リクライニング位置との間の前記座席部分の動きを可能にし、かつ制御するようにされた座席リクライニング機構と、前記第一と第二の位置の間で座席を駆動するようにされた、選択的に動作可能な、双方向モータとを含み、前記座席リクライニング機構は前記モータと前記座席部分との間に連結されたノンリバーシブル・リニア・アクチュエータを備えているリクライニングシート・アセンブリが提供される。

0067

前記ノンリバーシブル・リニア・アクチュエータは親ねじドライブ、またはボールねじドライブ、またはその他のいずれかのノンリバーシブル装置を備えていてもよい。座席部分を第一の直立位置と第二の完全なリクライニング位置との間で駆動するために、このようなノンリバーシブル・アクチュエータを使用すると、座席部分にかかる過度に強い力、または急激な力がモータに伝達されず、そのためモータにダメージが加わる危険が少なくなり、ひいてはモータの寿命が長くなる。例えば、重い旅客が座席に急激にドスンと座り、座席部分に急激な強い力が加わった場合、その強い力はノンリバーシブル・リニア・アクチュエータを経てモータ装置に伝達されない。

0068

前記リニア・アクチュエータは前記支持部分(またはこれに連結された部品)と前記座席部分(またはこれに連結された部品)のうちの一方に取付けられた線形ねじまたはボールねじと、前記座席部分と前記支持部分(またはこれに連結された部品)のうちの他方に取付けられたねじ噛合い装置とを備えていてもよい。
ある実施形態では、リニア・アクチュエータは第一の位置と第二の位置との間の所定の直線経路に沿って、前記座席底面を前記支持部分に対して駆動するために前記座席底面に連結されていてもよい。

0069

前記座席底面は背もたれに対する前端と後端とを有し、前記リニア・アクチュエータは前記後端に、またはその方向へと前記座席底面に枢着され、かつ座底面の後端が第一の位置から第二の位置へと移動する際に、これを下方に駆動するように構成されてもよい、前記座席リクライニング機構は更に、座底面の後端が下方に駆動されると座席底面の前端を支持して、背もたれが後方に揺動すると座席底面が後方に傾倒するようにする支持装置を備えていてもよい。

0070

あるいは、または付加的に、前記リニア・アクチュエータは、前記背もたれ部材を第一の直立位置と第三の完全なリクライニング位置との間で並進するように駆動するため前記背もたれに連結されてもよい。前記座席リクライニング機構は更に、背もたれ部材が第一の直立位置から第二の完全なリクライニング位置へと移動すると、前記背もたれ部材を支持部分に対して後方に漸次揺動させるためのガイド手段を備えていてもよい。前記ガイド手段は、支持部材、またはこれに連結された部品に取付けられたトラックと、前記背もたれに取付けられ、間隔を隔てた複数の前記背もたれ部材に取付けられ、間隔を隔てた複数のトラック・フォロアとを有する曲線トラックを備えてもよく、前記トラック・フォロアは前記トラック内に係合し、かつこれに沿って摺動するようにされる。

0071

有利なことには、背もたれと座席底面との間のある程度自由な動きを許容して、座席部品が複数の、相対的な人間工学的に快適な所定位置をとることができるように、前記リニア・アクチュエータは前記座席底面に枢着され、かつ前記座席底面と背もたれとの相対的な旋回運動並進運動が可能であるように、空転装置を介して前記背もたれに枢着されてもよい。

0072

本発明の更に別の態様では、リクライニング可能な背もたれを有する座席であって、該座席は座席を床から離れて支持するようにされた固定支持部分を備え、座席部分はリクライニング可能な背もたれと、前記座席部分を前記支持部分に連結するようにされた座席連結手段とを備え、該連結手段は、第一の直立位置と第二の完全なリクライニング位置との間の前記背もたれの移動を可能にし、かつこれを制御するようにされた背もたれリクライニング機構を含み、前記背もたれは上端を有する第一の下部背もたれ部材と、該第一背もたれ部材に重ねられ、双方の間の並進運動を伝達するよう名態様でその上端に、または上端方向に枢着された第二の上部背もたれ部材とを備えるとともに、前記背もたれリクライニング機構は支持部分またはその部品に連結された第一と第二の細長のガイド・トラックを備え、該第一ガイド・トラックは対向する2つのトラック端と、前記トラックの一方と係合し、これに沿って摺動するようにされた第一背もたれ部材に取付けられ、間隔を隔てた複数個の第一トラック係合フォロア部材と、第二背もたれ部材またはその部品に取付けられた第二トラック係合フォロア部材とを有し、前記第一トラックは、第一トラック係合フォロア部材が前記第一トラックに沿って一端から他端へと摺動すると、前記第一背もたれ部材が台石の直立位置と第二の完全なリクライニング一との間で支持部分に対して漸次揺動せしめられるようにする曲線のトラックであり、かつ前記第二トラックは、前記第二トラック係合フォロア部材が第二トラックに沿って摺動せしめられると、第二背もたれ部材が第一背もたれ部材に対して漸次揺動せしめられるような輪郭を有しているリクライニング可能な背もたれを有する座席が提供される。

0073

したがって有利なことには、上部と下部の背もたれ部材は直立位置と完全なリクライニングとでは異なる相対位置を有することができる。更に、上部と下部の背もたれ部材の相対位置は、直立位置と完全なリクライニングとの間で調整できる。好適には、第一の直立位置では、上部と下部の背もたれ部材は互いにほぼ同一面上に配置され、基本的に平坦な背もたれ面を形成する。第二の完全なリクライニング位置では、上部と下部の背もたれ部材は鈍角をなして、下部背もたれ部材が垂直に対して上部背もたれ部材よりも大きい角度で傾斜するようにできる。このように、下部背もたれ部材は座席を使用する人のための支えを形成できる。

0074

前記背もたれリクライニング機構は角度を成す2つのアームを有するロッカー・レバーを備え、該ロッカー・レバーは、アームの一方が前記第二トラック係合フォロア部材を担持する前記2つのアームの中間点で前記第一背もたれ部材に枢支され、また2つの反対端を有する連結レバーを備えてもよく、前記端部の一方が前記ロッカーの他方にアームに枢支され、他端が第二背もたれ部材に固定的に取付けられ、第二のフォロア部材が前記第二トラックに沿って摺動されると、ロッカーがその枢軸を支点に揺動して、前記レバーがその枢軸を支点に第一背もたれ部材へと旋回せしめられ、それによって、第二背もたれ部材がその枢軸を支点に第一背もたれ部材へと揺動せしめられるように構成されている。

0075

前記座席連結手段は更に、前記支持部分またはこれに連結された部品と、前記背もたれとの間に連結された、前記背もたれを前記支持部分に対して並進移動させるための選択的に動作可能な双方向リニア・アクチュエータとを備えてもよく、背もたれが支持部分に対して並進移動されると、前記第一背もたれ部材が前記第一トラックに沿って漸次摺動せしめられ、それによって前記背もたれが前記第一の直立位置と第二の完全なリクライニング位置との間で漸次摺動せしめられるように構成されている。

0076

前記座席部分は一般に座席底面を備えている。前記リニア・アクチュエータは、前記座席底面を所定の直線経路に沿って第一の位置と第二の位置との間で移動させるために前記座席底部に連結されてもよい。前記リニア・アクチュエータは、前記座席底面に枢着されてもよい。有利なことには、前記リニア・アクチュエータは、空転装置によって前記背もたれに枢着されてもよい。

図面の簡単な説明

0077

本発明による複数個の個別座席ユニットを有する座席システムを示した航空機の機体の前部の部分概略平面図である。
隣接の3つの座席ユニットを示した図1の一部の拡大図である。
図1Aの3つの隣接座席ユニット等角投影図である。図2では座席ユニットの一方が直立した座席構造で示され、他方がリクライニングされた構造でしめされ、第三のユニットはベッド構造にされている。
可動式座席部材を取り外した、図2に示された種類の個別座席ユニットの支持構造の一部を示す。
直立した座席構造を示した、本発明による乗物用の第一座席アセンブリの概略側面図である。
完全なリクライニング位置の座席構造を示した、図3の第一座席アセンブリの別の概略側面図である。
ベッド構造を示した、図3および図4の第一座席アセンブリの、更に別の概略側面図である。
座席の布張りを取り外した、図3の直立した座席構造の第一座席アセンブリの一部の等角投影図である。
図6の第一座席アセンブリの一部を形成する背もたれ部品の側面図である。
図6Aの背もたれ部品の等角投影図である。
座席アセンブリが完全なリクライニング構造にある、図6に示した第一座席アセンブリの一部の別の等角投影図である。
座席アセンブリがベッド構造にある、図6に示した第一座席アセンブリの一部の更に別の等角投影図である。
ベッド構造にある、図3から8の第一座席アセンブリの座席移動機構の一部の等角投影図である。
座席構造で示した、図9の座席移動機構の一部の側面図である。
ベッド構造で示した、図9および図10の座席移動機構の一部の別の側面図である。
図9から11の座席移動機構の一部の拡大等角投影図である。
図3から8の第一座席アセンブリのリクライニング・サブ機構の一部の等角投影図である。
ベッド構造で示した、図3から8の第一座席アセンブリの座席変換サブ機構の一部の等角投影図である。
座席変換サブ機構を座席構造とベッド構造との間で手動的に移動できるようにウォームねじを対応するウォーム・ギヤから取り外した、図14の第一座席アセンブリの座席変換サブ機構の一部の別の等角投影図である。
図14および15の座席変換サブ機構の一部の拡大断面側面図である。
本発明による別の座席システムの断面化した概略平面図である。
座席モードで示した旅客収容ユニットの等角投影図である。
ベッド・モードにある、図18の旅客収容ユニットの等角投影図である。
図18および19の旅客収容ユニットのベッド・モードと座席モードとの相互変換の概略側面図である。
図18および19の旅客収容ユニットのベッド・モードと座席モードとの相互変換の概略側面図である。
図18および19の旅客収容ユニットのベッド・モードと座席モードとの相互変換の概略側面図である。
座席モードの座席を使用する旅客を示した、図18および19の旅客収容ユニットの概略等角投影図である。
ベッド・モードの座席を使用する旅客を示した、図18および19の旅客収容ユニットの概略等角投影図である。
座席モードで示した、本発明による別の収容ユニットの等角投影図である。
ベッド・モードで示した、図22の旅客収容ユニットの等角投影図である。
座席モードの座席を使用する旅客を示した、図22および23の旅客収容ユニットの概略等角投影図である。
ベッド・モードの座席を使用する旅客を示した、図22および23の旅客収容ユニットの概略等角投影図である。
摺動する座席底面を備えた、図22および23の旅客収容ユニットの変化形の等角投影図である。
摺動座席底面の異なる位置での概略側面図である。
摺動座席底面の異なる位置での概略側面図である。
摺動座席底面の異なる位置での概略側面図である。
図22および23の旅客収容ユニットの更に別の変化形を示した等角投影図である。
ボーイング747−400(登録商標)の2階デッキ主デッキに採用された本発明による皿に別の座席システムを示した、航空機の胴体の前部の2階と1階のデッキの概略断面平面図である。
座席アセンブリをダイニング位置で示した、本発明による第二の客席アセンブリの概略側面図である。
中間的なリクライニング位置で示した、図29Aの第二の客席アセンブリの概略側面図である。
完全なリクライニング位置で示した、図29Aおよび29Bの第二の客席アセンブリの概略側面図である。
別の中間的な変換位置にある、図29Aから29Cの第二の客席アセンブリの概略側面図である。
ベッド構造にある図29Aから29C、および図30Aの座席アセンブリの概略側面図である。
本発明による複数個の旅客アセンブリを備えた更に別の座席システムの概略平面図である。
本発明による複数個の客席アセンブリを備えた更に別の座席システムの概略平面図である。
座席アセンブリを座席構造で示した、本発明による第三の客席の概略側面図である。
中間位置で示した、図33Aの第三の客席アセンブリの概略側面図である。
ベッド構造で示した、図33Aおよび33Bの第三の客席の概略側面図である。

実施例

0078

次に例示目的のためだけに添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。

0079

旅客機は一般に、前端と後端とを有する中空スピンドル型の胴体を備えている。前端11の方向に配置された標準的な航空機の胴体10が一例として、添付図面の図1に示されている。この胴体10は、前端と後端との間に図1鎖線A−A
で示した細長の航空機軸を画成しており、胴体10は前端11の方向に先細になっていて、ノーズ部15を形成する。

0080

胴体10は、1つ以上の旅客収容室20,21を含む多くの機能と設備を格納している。特定の航空機に備えられる客室20,21の数とサイズは、旅客を収容するために利用できる胴体内のスペースと、所望の旅客収容構造によって左右される。本発明は何らかの特定の形状、サイズ、または数の客室に限定されるものではない。しかし、例示のためだけに示されている図1では、胴体12の前部に2つの機室20,21が示されており、その1つ20は航空機のノーズ部15内に位置し、第二の機室21は第一の機室20の後に配置され、公共エリア22が2つの客室の間に設けられている。この公共エリア22は、図1に示すようにギャラリイ23と、1つ以上のトイレ24を含んでいてもよい。

0081

図1に示すように、旅客室20,21は一般に、胴体10の内表面の2つの対向面部分26,28によって区切られている。この対向面部分26,28は実際には、機室20,21の対向する側壁を構成している。機室20,21は更に適宜の基本構造(図示せず)によって胴体内に支持されている床、すなわちデッキ30と、床30の上の対向する側壁の間に延在する天井(これも図示せず)とを設けている。前記の対向側壁26,28は通常は、機室のインテリア魅力ある外見を与え、また機室20,21と航空機の外部との間の熱遮断を施すために、複数のプレハブ合成パネルライニングされている。

0082

床30内に埋め込まれている胴体10の基本構造は、当業者にはよく知られており、図1点線で示されている種類の複数対の座席トラック32,34を備えている。各座席トラック対はほぼ線形であり、航空機の基本構造に複数の座席またはその他の取付け具を固定的に取付けるため、一対のほぼ平行なトラックを備えている。一般に、航空機の旅客室20,21は2対の外側の座席トラック32を備えており、その各々が対向する2つの機室側壁26,28のそれぞれに隣接して配置されている。スペースが許すならば、機室20,21は更に、外側の座席トラック対32の間に配置された1対以上の中央座席トラックを含んでいてもよい。図1に示すように、第一の機室21は単一の中央の座席トラック対34を備え、一方、第二の機室21は並置された2対の座席トラック34を備えている。標準的には、中央の座席トラック対34は航空機の前後軸A−Aとほぼ平行に延在している。例えば図1の第二客室21のように、客室21が航空機の前端および後端から離れて胴体10の中央部に向かって配置されている場合は、機室21の対向側壁26,28は航空機の前後軸A−Aとほぼ平行に延在しており、外側の座席トラックつい32は側壁26,28のラインを辿り、したがってこれも航空機の前後軸A−Aとほぼ平行に延在している。しかし、航空機のノーズ部15の方向では、対向側壁26,28は前端11に向かってアーチ状に収斂している。したがって、このような場合は、外側の座席トラック対32は航空機の前後軸A−Aに対して角度をなし、これと鋭角を形成している。

0083

各機室20,21は複数の座席ユニット40を収納する。図1に示すように、各機室20,21内で座席ユニット40は、後に詳述するように、複数の列29を形成するように配置される。各列29はそれぞれの座席トラック対32,34に固定的に取付けられ、これとほぼ平行に延在して、図1のB−B線で示す列のみなし軸を画成する。図1に示すように、第一機室20は2列の座席ユニット40を備えており、この列の各々は外側の座席トラック対32の1つにそれぞれ固定的に取付けられている。第一機室20内の外側の座席トラック対29は航空機の前後軸A−Aに対して傾いているので、第一機室20内の座席ユニット40の各列29のみなし軸B−B線も航空機の前後軸A−Aに対して鋭角を形成している。第二機室21は外側の2列20の座席ユニット40と、相互に並置された中央列29の座席ユニット40とを備えている。各々の外側列29は中央の座席トラック対34のそれぞれ1つに取付けられている。前述したように、中央の座席トラック対34は航空機の前後軸A−Aとほぼ平行に延在しており、したがって各々の中央列29の座席ユニット40も航空機の前後軸A−Aとほぼ平行に延在している。第二機室21内では、外側の各座席トラック対32も航空機の前後軸A−Aとほぼ平行に延在しており、したがって、第二機室21の各々の外側列29の座席ユニット40も航空機の前後軸A−Aとほぼ平行に延在している。

0084

図1Aおよび2は図1の列29の1つの一部を形成する、隣接の3つの座席ユニット40を示している。各座席ユニット40は座席ユニットを床30に取付けるための支持構造42を備えている。各座席ユニット42は当業者にはよく知られているいずれかの適宜の方法で製造してもよいが、好適には、1枚以上の成形された合成パネルで被覆した耐力航空宇宙グレードスチール製サブフレーム(図示せず)から成っている。各座席ユニット40は前端51と、後端52と、2つの対向側部53,54とを有している。図2Aに示すように、支持構造42は、後端と並置された座席ハウジング43を備え、これがほぼ立方形の凹部44を画成している。この凹部44の後ろに、支持構造42は第一の、ほぼ平坦な、基本的に三角形の面47を区画し、これは座席ユニット40を機室20,21に取付けると、機室20,21の床30とほぼ平行に延びるが、後に詳細に述べるように、これに対してわずかに傾いている。支持構造42は、座席ユニット40の第一の側53と並置された、ほぼ平坦な、基本的に三角形の面48を区画し、これは第一の面47とほぼ同一面にあり、図2および2Aに示すように、実施形態によっては第一の面47とほぼ連続していてもよい。前記第一と第二の面47,48はそれぞれ、旅客の体重の少なくとも一部を支えるのに充分の強度を有している。前記第二の面48は座席ハウジング43の前端から外向き後方に、ハウジング43の前端と座席ユニット40の後端52との間のポイント46へと延在している。このように、前記第一と第二の面47,48は前記ポイント46から座席ユニットの後端52へと後方内向きに延在する、ほぼ線形の第二横縁部49を画成する。このように、前記第一と第二の面47,48は立方形の凹部44の後方の片側へと延在し、この凹部44の上端部を画成する。前記第一と第二の面47,48は支持構造42によって、機室20,21の床30から所定の高さだけ離れて支持されている。

0085

座席ユニット40の第二の側54に、座席ハウジング43は座席ユニット40の後端52から立方形の凹部44へと延在する凸面の後部61と、凹部44の前端と後端との間に延在するほぼ線形の前部62とを有する直立したアーチ状スクリーン60を備えている。前記凸面後部61は図1Aに示すように平面図で見て、第二の面48の第一の凹面横縁45の湾曲部に対応する湾曲部を有している。前記スクリーン60は第一面および第二面47,48よりかなり高く延びており、座席ユニット40の後端52と第二の側54の周囲で、座席ユニット40を使用する旅客のためのプライバシイ・スクリーンとして機能する。

0086

座席ユニット40の前端51の近傍で、支持構造42は、床30から延び、ほぼ平坦な上面66を有するオットマンを備えている。前記上面66は、クッション67が第一面および第二面47,48とほぼ同一面に配置されるような厚みを有するクッション67を備えるようにされている。前記オットマン65は、必要ならばこれを補助席として使用できるように、旅客の体重を支えるのに充分な強度のものである。前記支持構造42は更に、座席ユニット40前端51の周囲に比較的小さい補助プライバシイ・スクリーンを備えている。

0087

前記立方形の凹部44は後に詳述するように、座席移動機構によって支持構造に連結された複数個の可動式旅客担持部材を受ける。この可動式旅客担持部材は座席底面71と背もたれ72とを備えている。座席移動機構によって旅客担持部材を、図2の中央および右側の座席ユニット40に示すような旅客用座席を備えるように、または図2の左側の座席ユニット40に示すベッドを備えるように、選択的に構成することが可能になる。座席構造では、可動式旅客担持部材71,72は図2の右側の座席ユニット40に示すような直立、またはダイニング位置と、図2の中央の座席ユニット40に示すようなリクライニング、またはラウンジ位置との間で選択的に移動可能である。

0088

前記可動式旅客担持部材71,72は、座席構造では座席底面71がハウジング43の立方形の凹部44内に収納され、背もたれ72が凹部44から座席底面71へと上方に延び、かつ座席ユニット40の第一と第二の側53,54の間に横向きに延びるように、座席移動機構を介して支持構造42に取付けられる。したがって、座席ユニット40を使用する旅客には、座席ユニット40はその前端と後端51,52との間に延在し、図1Aに点線C−Cで示されている座席のみなし前後軸を画成するように感じられる。

0089

完全に直立した位置では、座席底面71はハウジング43の第一と第二の面47,48とほぼ同じレベルに位置しており、クッション67が座席ユニット40を使用する旅客用のフットレストを備えるように、オットマン65の後方に間隔隔離されている。リクライニング位置では、背もたれ71は直立位置に対して後方にリクラインされ、座席底面71はやや後方に傾倒されて、人間工学的に快適なラウンジ状の座席位置をもたらす。この場合も、ラウンジ位置ではオットマン65のクッション67は旅客用のフットレストとなる。

0090

前記背もたれ72は前面73と背面74とを備えている。直立位置とリクライニング位置で、背もたれの前面73は座席底面71と連係して、客席を形成する。ベッド構造では、図2の左側の座席ユニット40に見られるように、背もたれは座席ユニットに対して前方二揺動し、立方体形の凹部44内に一部が収納されて、背もたれ72の後免74が第一面、第二面47,48およびオットマン65のクッション67とほぼ同一面になるようにされている。背もたれ72の背面74もベッド構造では第二面48およびクッション67とほぼ同一面にある。座席移動機構は図1Aに示すように、可動充填物を含んでおり、これは座席が座席構造からベッド構造へと変換されると、収納位置から展開位置へと移動される。ベッド構造では、充填物76は背もたれ72の背面74、および前記第一面74との間に、これらとほぼ同一面に、かつ連続して位置する。このように、ベッド構造では座席ユニット40は旅客用の延長ベッド面が備えられ、このベッド面は第一面47によって座席の後方に、第二面48によって座席の横に、またオットマン65のクッション67によって座席の前方に延ばされる。

0091

図1および図1Aを参照すると、各列29内の座席ユニット40は、各座席ユニット40の座席のみなし前後軸C−Cが列のみなし前後軸B−Bに対して鋭角をなすようにそれぞれの座席トラック対32,34に取付けられ、また座席ユニット40は、各座席ユニット40が各座席71,72の後方にほぼ三角形または台形を区画するように、互いに前後方向に遷移されて並んで配置されている。前記座席ユニット40は、1つの座席ユニット40のプライバシイ・スクリーン60の凸面部61が別の隣接座席ユニット40の第一の凹面横縁とほぼ連続して接合するように、列29内に配置されている。このように、図1Aに示すように、各座席ユニット40の座席後方のスペース36は1つの座席の第一面47と、別の隣接座席の第二面48とによって占められ、一方、または他方の座席ユニット40の前記第一面と第二面47,48はそれぞれ一方の座席ユニット40のプライバシイ・スクリーン60によって互いに分割されている。このように、各座席71,72の背後のスペース36は、ベッド構造で座席ユニット40によって与えられるベッド面47,48,67,74,76の長さを座席71,72の後方の前記スペース36内に延長するために利用される。

0092

列29内の座席ユニット40が列のみなし軸B−Bに向いてなす鋭角は、機室の所望のレイアウトによって左右される。しかし、標準的には、各座席ユニッ40の座席のみなし軸C−Cと列の軸B−Bとがなす鋭角は30℃から60℃、好適には40°から50℃、例えば40°である。座席ユニット40は機室20,21に対して内側または外側を向くように配向してもよい。図の第一の機室20内では、外側の各列29は1つの対向側壁26のそれぞれに隣接して配置されており、各列29内の座席ユニット40は内向きであることが示されている。各列29内の座席ユニット40の第二の横縁はほぼ同一面上にあり、機室20の側壁26,28の近傍で延在する、列の細長の外縁部を形成している。第一機室20の側壁26,28が湾曲している結果、列の外縁と各側壁26,28との間には小さい空隙27が生じ、通常はこの空隙は、この分野の当業者にはよく知られている種類の適宜の充填パネルで埋められる。

0093

第二機室21内では、各外列29の座席ユニット40も機室21に対して内向きに前方を向いている。図1から、第二機室21の側壁26,28は第一機室20の側壁26,28よりも曲率が相当小さいので、座席ユニット40の第二の縁部49は第一機室20の場合よりも側壁26に近接しており、したがって、座席ユニット40の他の列の縁部と機室の対向側壁26,28の間には空隙がほとんど、あるいは全くないことが分かる。第二機室21の2つの中央列29の座席ユニット40も前向きであるが、機室21に対して外向きになるように配向されている。2つの中央列は、中央の1列20内の各座の第二の真直ぐな縁が、他の中央列29の他の座席ユニット40の対応する第二の真直ぐな縁とほぼ連続するように背中合わせに配置されている。しかし、第一機室の列29の場合と同様に、第二機室21の列29の座席ユニット40は、各座席71,72の後部で座席ユニット40が、一方の座席ユニット40の第一面47と、他方の隣接する座席ユニット40の第二面28とによって占められるほぼ三角形または台形のスペースを画成するように配置されている。

0094

2列の中央列の間にプライバシイ・スクリーンを備えることができるので、このスクリーンは2列の中央列内の対応する各座席対40の間に可動式設置部材(position member)を備えてもよい。この設置部材は、これが2つの座席対40の間に効率よくプライバシイ遮蔽を形成する展開位置と、設置部材が取り除かれる収納および引っ込み位置との間で選択的、自動的に移動可能であるので、対応する2つの座席を利用する旅客は、ベッド・モードでも座席モードでも間に境界を設ける必要はない。

0095

本発明による座席システムによって、ベッド・モードでは、各座席ユニット40が、各列29内の隣接する座席ユニット40間のピッチを約50から60インチ(1.27から1.52メートル)にして、身長が少なくとも80インチ(2.032メートル)の旅客用のベッドを提供できることが判明している。場合によっては、ベッド構造で、上記のピッチで全長が85インチ(2.16メートル)を超えるベッドを備えることができる。

0096

本発明による座席ユニット40の可動式旅客担持部材71,72を、図2に示すようにダイニングまたはラウンジ用座席構造で配置すれば、座席71,72の後方のスペース36が直立した、またはリクラインされた背もたれ72によって隠されることが分かる。このように、スペース36は、座席ユニット40が座席として使用される場合に、特に枕、毛布、羽根布団などのような寝具を収納するために利用できる有用な収納スペースと成る。このような寝具は、これらが座席71,72の背後の第一の面47によって支得られるように、座席71,72の後のスペース47内に収納できる。旅客が眠りたければ、可動式旅客担持部材71,72,76を選択的に図2に示すベッド構造へと動かすことができ、そこで座席71,72の背後のスペースがあらわになって、中に収納されている寝具に容易に手が届くことができる。可動式座席部材71,72,76がベッド構造にある場合は、座席ユニット40によって備えられる延長されたベッド面に旅客または乗務員の手で寝具をセットして、旅客用に完璧に整えられたベッドを備えることができる。

0097

座席構造では、座席ユニットを使用する第一の旅客は座席底面71、請求項72から形成された座席に座ることができ、第一の旅客を訪れたい第二の旅客はオットマン65によって備えられる補助席に座ることができる。

0098

図1Aに示すように、座席ユニット40の第二面48は図1Aに示されている、肘掛75が第二の線形縁部49とほぼ平行に延在する収納位置と、肘掛75が、座席底面71と背もたれ72とにより形成された座席と並置された立方形の凹部の前端と後端との間の座席のみなし軸C−Cとほぼ平行に延在している展開位置(図示せず)との間の第二面40の平面で旋回運動するように、支持構造42に蝶着されたヒンジ・アームを備えているので、座席を使用する旅客は一方の腕を肘掛75の上に載せることができる。あるいは、肘掛75を前記表面48内に形成された凹部(図示せず)内に格納してもよく、また肘掛をこれが前記凹部内に収納される格納位置と、前記肘掛が凹部から突出して、座席の旅客用に肘掛が提供される展開位置との間で垂直に並進移動させる手段を備えてもよい。この代替例は、格納位置で肘掛がヘッド面48により得られる利用できる表面積衝突しないという利点を有している。別の固定式の肘掛4(図示せず)をスクリーン60に取付けてもよい。

0099

このように、本発明による座席システムは、旅客用の個々の座席および寝台設備を備え他複数個の自容形座席ユニット40を提供するものである。各々の列29内で、1つの座席ユニット40の第二の側のスクリーン60と、1つの座席ユニット40の第一の側53と並置された別の隣接する座席ユニット40のスクリーン60とが、1つの座席ユニット40を使用する旅客用の、部分的に囲われたプライベートスペースを区画することが示されている。

0100

本発明による各座席ユニット40は、座席ハウジング43と、この座席ハウジング43の前に間隔を隔ててあるオットマン65とを備えている。しかし、本発明による上記の座席ユニット40は便利に、座席ユニット40の座席ハウジング43と別の隣接する座席ユニット40とを一体に形成することによって製造してもよい。このように、1つの座席ユニット40の座席ハウジング43を形成する支持構造42を、別の隣接する座席ユニット40のオットマン65を形成する支持構造と一体化してもよい。このように、本発明によす座席システムは、図1Aに示すように複数の座席モジュール80によって構成してもよく、各座席モジュール80は1つの座席ユニット40の座席ハウジング43および可動式座席部材71,72,76と、別の座席ユニット40オットマン65とから構成される。複数個の前記座席モジュール80を機室20,21内の一対の座席トラック32,34に取付けることによって、各々が一方のモジュールの座席ハウジング43と他方の隣接モジュール80のオットマン65とを備えている複数個の座席ユニット40を組立てることができる。

0101

各座席モジュール80は図1および1Aに示すように三点で座席トラック32,34に取付けられる。特に、各座席モジュール80は間隔を隔てた二点で1対の座席トラック32,34に取付けられ、単一の点39で他の座席トラック対32,34に取付けられる。各座席モジュール80を座席トラック対32,34に直に取付けてもよく、あるいは、各モジュールの支持構造42がプリンス(plinth)またはパレット(図示せず)を備え、これらのプリンスまたはパレットを座席トラック対32,34に取付けてもよい。別の場合には、この分野の当業者にはよく知られている足元固定具を用いて、支持構造42、またはプリンスまたはパレットが座席トラック32,34に取付けられる。座席モジュール80を座席トラック対32,34に取付けるために三点固定38,39を採用すると、従来の四点固定よりも有利であることが判明している。特に、三点固定によって座席トラック対32と33との間のより高度のフレキシビリティが可能になり、ひいては不時着または胴体着陸の場合、2つの座席トラックが互いに移動し、または撓んで座席モジュール80が座席トラック32,34から離脱する危険が減少することが判明している。

0102

本発明による各座席ユニット40の構成、および機室内での座席ユニット40の配置によって、各座席ユニット40の旅客は通路から座席ユニット40に、またその逆に容易に出入りできる。

0103

本発明による第一の客席アセンブリが図3から5に示されている。この第一の客席アセンブリは図1,1A、および2Aを参照して前述した座席システムの座席ユニットを形成するために適切に利用できる。しかし、本発明による座席システムは図3から5の座席アセンブリに限定されるものではないことが当業者には理解されよう。一般に、上述の座席システムは座席のみなし前後軸C−Cを画定し、乗物の床30から距離を隔てて座席ユニットを支持するために支持構造42と、座席底面71および背もたれ72を備えた座席を形成するための手段71,72と、ほぼ平坦なベッドを形成する、または形成するように構成できる手段48,67,74,76とを備えており、ベッドの大部分は座席の位置の前方に配置され、ベッドは平坦なベッドを延長するために座席の後に後方に延びているどのような座席ユニット40をも備えることができる。

0104

図3から5には、図1,1A、2、および2Aの座席ユニット40の部品に対応する第一の客席アセンブリの部品が、数字「1」を頭に付した同じ参照番号でショ召されている。

0105

本発明による第一の客席アセンブリ140は前端151と、後端と、2つの対向側部153,154とを有している。座席アセンブリ140はこれを乗物の床130に埋め込まれた座席トラックに固定的に取付け、かつ座席アセンブリ140を床130から離れて支持するための支持構造142を備えている。支持構造142を座席トラック対に取付けるには、当業者にはよく知られているどのような足元取付け具を使用してもよい。図3から5の第一の客席アセンブリ140は航空機の旅客用に使用するのに特に適しているが、例えば列車、長距離バス、および客船フェリー、およびホーバー・クラフトを含む水上輸送機関のような他の形式の乗物にも適切に使用できる。

0106

前記支持構造142は基本的にアセンブリ140の後端152の方向に配置された座席ハウジング143と、基本的にアセンブリ140の前端151の方向に配置されたオットマン・ユニット165とを備えている。前記座席ハウジング143はほぼ直線的な、または立方形の凹部144を画成しており、この凹部は上端201と前端202が開かれ、ほぼ垂直に延びる後壁204によって後端が、また間隔を隔てて対向する2つの側壁205,206によって各側面が閉じられている。図3から5では側壁の一方205だけが見える。凹部144の後では、座席ハウジング143がほぼ平坦な第一の上面147と、間にある凹部144の片側と、アセンブリの片側153とを画成しており、ハウジング143は更に、第一面147とほぼ同一面にあり、これとほぼ連続していてもよいほぼ平坦な第二の上面を画成している。前記第一と第二の上面147,148は座席アセンブリ140を使用する旅客の体重を支えるに充分な強度を有している。

0107

前記オットマン・ユニット165は座席ハウジング143の前方に間隔を隔て、座席ハウジング143の第一と第二の上面147,148とほぼ同一面にある平坦な上面169を有するクッション167を備えたほぼ平坦な上面166を有している。前記オットマン165は旅客の体重を支えるに充分頑であり、補助席として利用できる。

0108

前記凹部144の側壁205,206は双方とも回転軸受け222を支持している。この回転軸受け222は互いに位置合わせされており、床面130とほぼ平行ではあるが、後述するように、これに対してやや傾いて、前記凹部144を横切って横方向に延在する横軸を画成している。前記回転軸受け222は床面130の上方の、床面130と第一および第二の上面との間のほぼ中間の高さに配置されている。前記回転軸受け222は更に、凹部144内のほぼ後方の後壁204の方向に配置されている。前記回転軸受け222は各々、明解にするために支持構造を省略してある図6から8に示すように、座席移動機構220の、横方向に延在するそれぞれのトラニオン221を受ける。

0109

各トラニオン221はほぼレンズ形のそれぞれの揺動板223の、ほぼ平坦な外向き面226に取付けられている。各揺動板223はほぼ線形の第一縁部224と、反対側のアーチ状の第二縁部255とを有している。図9から11は揺動板223の詳細図である。各揺動板は上端228と下端229とを有し、2枚の揺動板223は、2つの対向端231,232を有するほぼ円筒形の、横に延在する第一トルク管230によって互いに連結されている。トルク間230の各短部231,232は下端229の近傍でいる揺動板223のそれぞれの1枚の内面227と連結されている。このように、第一トルク管230は、対向するそれぞれの内面227の間にある凹部235を画成する2枚の揺動板223を一体化する役割を果たす。このように、一体化された揺動板223は、回転軸受け222に連結されたトラニオン221を支点にした座席ハウジング143に対する揺動運動が可能である。

0110

各揺動板223のアーチ状縁部225は適宜のピン継手を介して下端229の方向にリンク241の一端242に枢着されている。リンク241の他端243は揺動アーム245の一端244に枢着されている。図14および15に示すように、揺動アーム245の他端246は第二トルク間250のそれぞれの端部251,252の近傍で固定的に取付けられている。第二トルク管252は一端251で中空のウォーム・ギヤ・ケーシング260内に回転可能に支承されている。第二トルク管252は他端252で、凹部144の第二側壁206によって支持されている軸受け253内に回転自在に支承されている。

0111

前記ウォーム・ギヤ・ケーシング260はほぼ平坦な底面161を有し、第二トルク管250の一端251用の軸受けを収納するほぼ円筒形の内部空洞262を画成する。
第二トルク管250の前記一端251は、前記空洞262内に収納されているウォーム・ギヤ271と同軸に固定的に取付けられている。ケーシング260はウォーム・ギヤ271の歯を露出するために一部が264で示すように破断された上壁263を有している。前記ケーシング260は、後壁204の近傍で、前記凹部144の後部の第二上面148の下で、第一側壁205内の凹部(図示せず)内の第一座席アセンブリ140の支持構造に固定的に取付けられている。

0112

前記ケーシング260の上壁263は、ほぼ上方に延在するラグ265とともに形成され、ほぼ円筒形のウォームねじハウジング273は、図14に示す係合位置と、図15に示す離脱位置との間を移動するように前記ラグ265に蝶着されている。前記ウォームねじハウジング273は、係合位置ではハウジング273がウォーム・ギヤ・ケーシング260の上壁263と噛み合うような形状にされている。図15に示すように、ウォーム・ギヤ271の歯がウォームねじハウジング273の内部に延長できるようにするため、ウォームねじハウジング273は274で示したように破断されている。図16に示すように、ウォームねじハウジング273は対向する2個のスラスト軸受け272の間に枢着されたウォームねじ270を収納する。このウォームねじ270は同軸スピンドル275を介して、ウォームねじハウジング273に固定的に取付けられたモータ・ハウジング281を有する電動モータ280と回動可能に連結されている。図16に示すように、モータ・ハウジング281は「ブレーク・リンク」(break−link)装置を形成する2つのリンク282,283を介してウォーム・ギヤ・ケーシング260と連結されている。前記リンクの1つ282は一端284でモータ・ハウジング281に蝶着され、他端285で他方のリンク283の第一端部に蝶着されている。前記他方のリンク283の第二端部286はウォーム・ギヤ・ケーシング260に蝶着されている。前記一方のリンク282は前記他方のリンク283よりかなり大きく、係合位置では3つの枢支点284,285,286は一直線上にあるので、他方のリンク283の第二端部とウォーム・ギヤ・ケーシング260との間の枢支点は、モータ・ハウジング281への一方のリンク282の枢支点284と、2つのリンク282,285の間の枢支店285との間に配置されていることによって、ウォームねじハウジング273はウォーム・ギヤ・ケーシング260から離脱しないように防止されている。前記一方のリンク282は図16に示すように選択的に時計回り方向に回転可能であることにより、他方のリンク283も時計回り方向に回転可能にされ、3つの枢支点284,285,286の位置合わせを「遮断」する。ウォームねじ273は次にウォーム・ギヤから離脱され、揺動アーム245が前記第二のトルク管250によって画成された軸を支点に自由に回転できるようにされ、リンク282,283はウォームねじハウジング273がウォーム・ギヤ・ケーシング260から離脱可能な範囲を制限する機能を果たす。あるいは、ブレーク・リンク装置の代わりに、ウォームねじハウジング273を例えば取り外し可能なボルトによってウォーム・ギヤ・ケーシング260に取り外し可能に取付けることも可能であろう。

0113

図9に示すように、各揺動板223の内面227は細長のほぼ線形の凹部301を設けて製造され、この凹部は断面がほぼ直線的であり、前記第位置縁部224とほぼ平行に、揺動板223の下端229と並置された下端302から、板223の前記上端と下端228,229の間の箇所の上端303へと延在している。図3から5に示すように、前記細長い凹部301は図13に示すように、上下の端部305,306を有する線形ねじ304を収納している。ある実施形態では、2個の線形ねじの代わりに、ボールねじ、またはその他のいずれかのノンリバーシブル・リニア・アクチュエータ装置を使用してもよい。各線形ねじ304はその上端で、凹部301の上端303にて揺動板223に固定されている軸受け307に枢着されている。各線形ねじ304の下端306は、それぞれの板223の内面227に固定的に取付けられたギヤ・ケーシング310内に収納されている。(図13では、線形ねじ304の下端306の細部を明らかにするため、ギヤ・ケーシング310の1つは省略されている。)前記した端306はギヤ・ケーシング310内に回転軸受け308によって支持されており、かさ歯車311を介して回転駆動シャフト312のそれぞれの端部313,314と回転可能に結合されている。駆動シャフトシャフト312は一端314で、一対の互いに噛み合うピニオン315,316を介して、ギヤ・ケーシング310に取付けられたステップモータ318に連結され、モータ318が作動するとシャフト312が回転し、ひいては線形ねじ304が回転せしめられる。

0114

各々の線形ねじ304には成形されたボディ321を備えたナット320が嵌付けられている。前記ボディ321は断面がほぼT字形であり、それぞれの揺動板223の内面に形成された線形凹部301内にぴったりではあるが摺動自在の嵌めを形成する形状のほぼ直線的なスライダ部分322を備えている。このスライダ部分322は線形ねじ304を収納し、ねじ304と噛み合う内部形成部(図示せず)を設けてある。前記ボディ321は更に、対向する一対のウィング部324を備えており、その各々はほぼ平坦な外面325を有し、2つのウィング部324の外面325は互いにほぼ同一面上にある。ボディ321はほぼ平坦な内面326を有している。スライダ部分322をそれぞれの揺動板223の線形凹部301に挿入すると、ウィング部324の外面325は揺動板223の内面227に密接した位置にくる。

0115

図6を参照すると、前記の各ナット320は複吊り継手329を介して、対向する2枚の揺動板223の間の凹部235内に配置された座席底面部材171の一部を形成する構造化された仕切り板330のそれぞれの横側の縁部331,332に連結されている。前記仕切り板330は軽量の、成形された合成パネル、または穿孔アルミニウム板からなるものでよい。前記座席底面部材171は後端333と前端334とを有し、前記複吊り継手329は前記後端333の方向に仕切り板330に取付けられて、座席底部部材171の前端334が、揺動板223に対して少なくしか移動しない後端333に対し上方または下方に傾倒できるようにされている。前記座席底部部材171は、座席アセンブリ140を使用する旅客にとって快適な座席面をもたらすため、仕切り板330によって支持されている適当なクッションおよび布張りを含んでいる。(図6では明解にするためにクッションと布張りは省略してある。)

0116

仕切り板330は、前端334の近傍で、垂下レバー342の上端部341に枢着されている。レバー342の他端343は、前記凹部144内の座席ハウジング143の側壁205,206のそれぞれ1つに固定された細長の、ほぼ線形の滑り面350内に摺動可能に保持されたスライダ345に枢着されている。図3に最も明解に示すように、各滑り面350は、これが上端351と下端352との間で凹部144内に前向き上方に延在するように、床面130に対して角度をなして配向されている。レバー342の前記他端343もドラッグ・ストラット355の下端354に枢着されており、前記ドラッグ・ストラット355は、揺動板223の下端229と並置されたそれぞれの揺動板223の第一線形縁部224に枢着された上端356を有している。

0117

図9を参照すると、各ロッカー板223の内面227も、板223の上端228と並置された上端361と、板223の下端22と並置された下端362との間で第二のアーチ状縁部225の近傍で延在する細長のアーチ状トラック360を設けて形成されている。線形凹部301とアーチ状トラック360との間では、各板223の内面227も短い線形スロット365を設けて形成され、このスロットはトラック360の上端361と並置された上端366から、線形凹部301の上端303と並置された下端367へと延在している。図3に最も明解に見られるように、線形スロット365は板223の線形縁部224に対して角度をなすことによって、スロットが上端366から下端367へと延びると、板の内側で線形縁部224からアーチ状トラック260へと延びるようにされている。更に、アーチ状トラック360と線形スロット365は互いにそれぞれの上端361,366からそれぞれの下端362,367へと散開することも見て取ることができる。

0118

各揺動板223上のアーチ状トラック360は、図6Aおよび6Bに示すように、下部背もたれ部材374のそれぞれの下側方部材373の外面372に固定的に取付けられた、間隔を隔てた2つの摩擦ブロック371を摺動可能に受ける。前記下部背もたれ部材374は、後に詳述する上部背もたれ部材とともに背もたれ部品172を形成する。各下側方部材373は上端375と、下端376と、ほぼ線形の後縁部377とを有するほぼL字形である。前記下端376で、各下側方部材373は前方に突起したノーズ379を有する細長の基部378を備えている。各下側方部材373は前記上端375と前記細長の基部378との間で後縁部37に対して僅かの角度をなして延在するほぼ線形の前縁部381を有している。図6Aおよび6Bに示すように、各下側方部材373上の摩擦ブロック371の1つは、後縁部377に対して約45℃の角度で側方部材373の下端376にて前記外面に取付けられている。前記摩擦ブロック371の他方は、前記上端と下端375,376の間の箇所で前記後端377と並置された前記外面372に取付けられている。
前記摩擦ブロック371も後縁部377と角度をなしているが、その角度は一方の摩擦ブロック371と後縁部377とによってなされる角度よりも小さい。

0119

2つの下側方部材373の間で、下部背もたれ部材374は、前記前縁部と後縁部377,381の双方の内側に間隔を隔てて、後部と前部の下部凹部386と387とをそれぞれ形成するほぼ平坦な仕切り板385を備えている。座席と同様に、仕切り板385は航空機の座席製造では公知である成形合成パネル、または穿孔金属板からなるものでよい。

0120

各側方部材373の外面372は更に、周囲側壁391を有するほぼ直線的な、成形された空洞390を設けて形成されている。この空洞390は、側方部材373の外面372に固定的に取付けられているカバー板380(図6Aおよび6Bでは明解にするため省略してある)によって覆われている。前記空洞390は上部リム393と下部リム395とを有するほぼ三角形の揺動レバー392を収容している。揺動レバー392は鈍角の頂端396にて側方部材373のほぼ中央部に蝶着されている。下部リム395の先端には外向きのピン397が備えられ、上部リム393の先端にはラグ398が備えられている。このように、揺動レバー392は上部と下部のリム393,395の対応する動きを伴って前記枢軸396を支点に揺動することができる。揺動レバー392の動きは、上部リム393が図6Aおよび6Bに示すようなラグ398が完全に前方にある1つの位置と、上部アーム393が完全に後方に位置する別の位置(図示せず)との間で揺動できるように、空洞390の側壁391によって制限されている。

0121

下部リム395上のピン397はそれぞれの揺動板223の内面227に形成された線形スロット365内に摺動可能に受けられている。図3に最も明解に示されているように、下部背もたれ部材374は座席底部部材171の後端333の上方に延在し、その上端375で前記上部背もたれ部材394に蝶着されている。前記上部背もたれ部材394は間隔を隔てた2つの上部側方部材402と、この上部側方部材402の間に延びるほぼ平坦な上部仕切り板403とを備えている。前記上部側方部材402の各々はほぼ線形の後縁部404と、ほぼ線形の前縁部405とを有し、前記上部仕切り板403は前記後部と前部の縁部404,405の双方の内側に間隔を隔てて、前部と後部の上部凹部406,407をそれぞれ画成している。下部と上部の前部凹部387,407は、座席底面部材171上のクッションと連係して旅客用の専用座席面を形成する快適な背もたれ面を形成するように特にデザインされたるクッションを収納している。背もたれのクッションは、座席底面部材171上のクッションの布張りと整合するように布張りされている。図6,6A、6B、7、および8では、明解にするために上下の背もたれ部材のクッションと布張りは省略されている。上下の後部凹部386,406は、ベッド面を形成するのに適したほぼ平坦なクッションまたはマットレスを受ける連続凹部を画成する。これも図6,6A、6B、7、および8では、明解にするために省略してある。しかし、特に上下の前部凹部387,407内に備えられた背もたれ用クッションは後部のクッションまたはマットレスとは異なるスタイルまたはカラーの布張りを施してあってもよい。その上、背もたれ部品の前後にそれぞれ備えられているクッションは、座席とベッドの目的のために異なる弾力性を有していてもよい。

0122

前記の各上部側方部材402は上端409と下端411を有している。各上部側方部材402は前記上下の端部409,411の間の410の部位でそれぞれの下部側方部材373の上端409に枢着されていて、各々の上部側方部材402が枢動点410から下方に延びて、前記下端411にほぼU字形の切り込み414を有する脚部412を形成するようにされている。このU字形の切り込み414は、前記アーム392の揺動運動を上部側方部材402へと伝達するためにそれぞれの揺動レバー392の上部リム393上に形成されたラグ398を収納する。このように、中心の枢動転410を支点とした揺動レバー392の揺動運動によって、上下の背もたれ部材の間の枢動転410を支点にした上部背もたれ394の対応する揺動運動が生ずる。

0123

図3を参照すると、各下部側方部材373のノーズ379は空転装置420を介して、それぞれの揺動板223の線形ねじ304上に取付けられたナット320のウィング部325の1つに連結されている。各空転装置420は328でそれぞれのウィング部325に取付けられたピンを備え、このピンは下部側方部材373のノーズ379に形成された短いスロット内に受容されている。

0124

図9から12を参照すると、他端434内のラグ431から離れて終端しているアーム部材432の一端433に枢着された突起ラグ431を設けて、上端228の方向に各揺動板223のアーチ状縁部225が形成されている。2つのアーム部材432は上面443を有するほぼ直線的な充填クッション442を支持する横の充填物仕切り板部材440を支持している。

0125

ラグ431の近傍で、各揺動アーム223の外面226は、ラグ431と板223の下端229との間の451で揺動板223に蝶着された小さいドッグレッグ部材450を支持している。前記ドッグ−レッグ部材450は先端にフック453を設けた第一のリム452と、カム・フォロア455を設けた第二のリム454とを有している。各アーム部材432は外側に延びる保持ピン456を有しており、各揺動板223の外面226は、枢動転451と板223のアーチ状縁部225との間に位置する外側に延びるストッパピン457を設けて形成されている。ドッグ−レッグ部材450は枢軸451を支点に回転自在であり、ストッパピン457は、図9から12に示すように、板223のドッグ−レッグ部材450の時計回り方向の回転を制限する役割を果たす。(他の揺動板223上のストッパピンは対応するドッグ−レッグ部材450の逆時計回り方向の回転を制限する。)

0126

ドッグ−レッグ部材450の第二リム454上のカム・フォロア455は、ドッグ−レッグ部材450の動きを制御するために凹部14のそれぞれの側壁205,206上に形成されたカム460(図8および12を参照)に係合する。

0127

図3に示すように、前述の第一座席アセンブリ140は、揺動アーム245が凹部144内の回転シャフト50の前方に延び、リンク241が揺動アーム245一直線上にあることにより、各揺動板223の線形縁部224が凹部144内で上方後ろ向きに延び、2枚の揺動板223上のアーチ状トラック360が凹部144内で基本的に下方前向きに延びる図3,4,6,7および10に示した座席構造で、一体化された揺動板223が配向される、直立の座席構造で配置することができる。リンク241と揺動アームが180℃の角度をなし、座席位置に圧縮ストラットを形成するので、揺動板223に加わる負荷はいずれも第二トルク管250に直線的にかかり、ウォーム・ギヤ271には回転力はかからない。有利なことに、座席アセンブリの座席変換サブ機構は、座席移動機構と支持構造との間の、例えばシュート・ボルトのような何らかの付加的な嵌脱自在の機械的継手を必要とせずに、大きい前方への力に耐えることができる。直立の座席構造では、図13に示すように、ナット320がそれぞれの線形ねじ304の上端305に位置し、レバー342の下端343は滑り面350の上端に位置することにより、座席底面部材171は凹部144内でほぼ水平に位置し、座席底面の上面は座席ハウジング142上の第一と第二の上面147,148とほぼ同レベルで、またオットマン165上のクッション167の上面とほぼ同レベルでクッショニングされる。下部背もたれ部材374の下部側方部材373上の摩擦ブロック371は揺動板223上のアーチ状トラック360の上端361に位置し、揺動レバー392上のピン397は揺動板223上の線形スロット365の上端366に位置する。したがって、揺動レバー392の上部リム393は、上部背もたれ部材394が下部背もたれ部材373とほぼ同一面になるように、それぞれの空洞390内の完全な前方に位置する。

0128

図3の直立位置では、揺動板223上のドッグ−レッグ部材450はそれぞれのカム部材460から離脱され、アーム部材432は図10に示すように収納位置にあり、充填クッション442は座席ハウジング143の第一上面147のほぼ下に位置している。直立位置では、上下の背もたれ部材373,394上のクッション408は、クッションが座席底面上にある人間工学的に快適な座席を形成する。

0129

直立位置では、座席底面部材171と背もたれ部材172とによって形成される座席は一般にダイニングに適している。オットマン・ユニット165は座席底面部材171の前方に間隔を隔て、旅客用のフットレストとして利用できる。

0130

座席アセンブリは図3に示した直立位置から、図4に示したリクライニング位置へと以下のようにリクラインできる。ステップモータ318が作動すると、揺動板223上の線形ねじ304が回転せしめられる。ナット320は線形ねじ304で回転しないように抑止されているので、ナットは線形ねじ304に沿って、揺動板223の対向内面227に形成された凹部301の下端302の方向に並進駆動される。ナット320が下方に駆動されるので、座席底面部材171の後端333も、レバー342によって支持された前端334の下方に駆動される。このように、座席底面部材171の後端333は下方に駆動されて、座席底面部材がればー42の上端341と座席底面しきり板330の前端334との間で枢軸を支点に後方に傾倒される。線形ねじ304は凹部144内で下方前向きに延在しているので、座席底面部材171も前方に駆動され、この前方運動は、枢軸を支点にしたレバー342の下端343とそれぞれの滑り面350内のスライダ354との間でのレバー342の前方揺動によって適応される。

0131

したがって座席底面部材171の前端334は凹部144内で僅かに下方に移動するが、座席底面部材171の後端333と同じ程度ではない。滑り面350に沿ったスライダ354の後方移動は、スライダ354と揺動板23との間のドラッグ−ストラットによって防止される。

0132

ナット320の前方下向きの移動によって更に、下部背もたれ部材373のノーズ379上の空転装置420を介してナット320に連結された背もたれ部材172の対応する移動も生ずる。背もたれ部材172の移動によって、摩擦ブロック371は揺動板223の対向内面27上のそれぞれのアーチ状トラック360が、トラック360の上端361から下端362へと摺動せしめられる。摩擦ブロック371の上記の相対的な配向とトラック360の曲率の結果、摩擦ブロック371がトラック360に沿って摺動すると、下部背もたれ部材373が図4に示すように、図3の直立位置から図4の完全なリクライニング位置まで後方に揺動せしめられる。

0133

同時に、揺動レバー392上のピン397は揺動板223上の線形スロット365に沿って摺動せしめられる。各線形スロット365が同じ揺動板223上の対応するアーチ状トラック360から散開すると、各揺動レバー392の上部リムがそれぞれの空洞390内で後方に揺動せしめられる。上部リム393の後方移動によって、上部背もたれ部材394の上部側方部材402は下部背もたれ部材373に対して前方に揺動せしめられる。背もたれ部品172がナット320の動きによって前方下向きに駆動されると、上部背もたれ部材394は、揺動レバー392がそれぞれの空洞390の側壁391に接触するまで、下部背もたれ部材373に対して更に前方に漸次揺動する。2枚の揺動板223上に形成された凹部301、トラック360、およびスロット365の相対位置および輪郭形状は、図3の直立位置から図4の完全なリクライニングへと座席がリクライニングされると、座席底面部材171と上下の背もたれ部材374,394が複数の所定の、人間工学的な位置を通って確実に移動するように、入念に計算されている。

0134

ステップモータ318は、ナット320が線形ねじ304の上下の端部305と306の間のいずれかの中間位置で停止できるように制御可能である。このように、差席底部部材171と上下の背もたれ部材374,394とによって規定される座席の動きは、図3の直立位置と図4の完全なリクライニング位置との間で休止させることができる。リクライニング位置で上下の背もたれ部材374,394がなす角度には、下部背もたれ部材374が有利なことに座席アセンブリ140を使用する旅客用の腰支えを提供するという効果がある。

0135

線形ねじ304はノンリバーシブルのリニア・アクチュエータ装置であり、したがって、本発明の座席アセンブリには、座席底面部材171、または背もたれ部品172に加わる力がナット320および線形ねじ304を経てモータ318に伝達されることはありえないという付加的な利点がある。このことは、可動式座席部材171,374,394に加わる急激な力および/または強い力がステップモータによって「受け」らレズ、したがってステップモータ318の損傷の危険が減るという利点をもたらす。

0136

これまで説明してきた第一座席アセンブリ140の特別の機能は、図3の直立位置から図5に示すようなベッド構造に変換できることである。座席アセンブリ140を直立位置から図5に示すようなベッド構造に変換するため、モータ140がウォームねじ270を回転させるように作動される。ウォームねじハウジング273がウォーム・ギヤ・ケーシング260上の係合位置にある場合、ウォームねじ270が回転すると対応したウォーム・ギヤ271が回転せしめられ、ひいては第二トルク管250が回転せしめられる。トルク管が回転すると、その結果、揺動アーム245が図15に示した座席位置から図14に示したベッド位置へと回転せしめられる。

0137

図3および5を参照すると、揺動アーム245の後方への回転によりリンク241はトラニオン221を支点に揺動板223を前方に揺動するようにされる。揺動板223が凹部144内で前方に揺動すると、下部背もたれ部材374がトラニオン221を支点に前方に揺動せしめられる。座席底面部材171とナット320との間の複吊り継手329もトラニオン222を支店に回転し、揺動板223の揺動によって、ドラッグ−ストラット355はレバー342の下端343にあるスライダ350を滑り面の上端351から下端352まで滑り面350に沿って後方下向きに引っ張るようにされる。このようにして、座席底面部材171の前端および後端334,333は凹部144内で降下するようにされ、その結果、背もたれ部品172は図5に示すように座席底面部材171の上方を前方に揺動する。

0138

図5のベッド構造では、座席底面部材171は凹部144内の下部収納位置にあり、背もたれ部品172の上下の凹部386,406内のクッションまたはマットは座席ハウジング143、およびオットマン・ユニット165上のクッション167の上面147,148とほぼ同一面に位置する。図5から更に、上下の背もたれ374,394は、ベッド構造では、上部側方部材402の上端409がオットマン・ユニットと接合して、背もたれ部品172の背面上のクッションまたはマットレスがオットマン・ユニット165上のクッション、および座席・ハウジング143上の第二上面148とほぼ連続する面を形成するような寸法にされていることが見て取れる。有利なことには、ベッド構造で背もたれ部品172に加わる負荷の一部がオットマン・ユニットによって部分的に担持されるように、上部背もたれ部材394の上端409はオットマン・ユニット165上の構成物(図示せず)と係合する。揺動レバー392と、下部背もたれ部材373の下部側方部材374上のそれぞれの空洞の側壁391とが係合することで、上下の背もたれ部材373,394が相互にロックされて、ベッド構造で負荷がかかった背もたれ部品172の座屈が防止されるという役割を果たす。

0139

揺動板223が座席位置からベッド位置へと移動すると更に、凹部144内に充填クッション443を支持しているアーム部材432が隆起する。図10に示した座席位置では、ドッグ−レッグ部材450は凹部144の側面205,206上に形成されたカム460から離脱し、枢動点451を支点に自由に旋回できる。しかし、前述したように、ドッグ−レッグ部材450の動きはストッパピン457によって制限される。

0140

揺動板223が図5のベッド構造の方向に前方に揺動されると、アーム432上の保持ピン456がドッグ−レッグ部材450の第一リム452上のフック453の背後で捕捉される(become tapped)。揺動板223がベッド構造の方向に移動すると、カム・フォロア455がカム460に係合して、ドッグ−レッグ部材450を所定位置にロックし、保持ピン465をフック453の背後に捕捉する。

0141

図5に最も明解に示されているように、アーム部材432、クッション部材442、保持ピン456、ドッグ−レッグ部材450、およびカム460は、ベッド構造で、充填物クッション部材442が下部背もたれ部材374の下端376と座席ハウジング143の第一上面147との間のスペースを埋めるような形状と配置にされている。充填物クッション部材442の上面443は、背もたれ部品172上のクッションまたはマットレス、および第一上面147とほぼ連続して、かつほぼ同一面に配置され、延長されたほぼ平坦なベッド面を形成する。

0142

座席アセンブリ140の支持構造は、床面130が水平に対して約1−3°の角度でフライト中に、本発明の座席アセンブリによって備えられるベッド面が地上に対してほぼ水平になるように構成されている。言い換えると、本発明の座席アセンブリ140はフライト中の僅かな傾きを補償するのである。

0143

有利なことには、ウォーム・ギヤ、ウォームねじアセンブリ271,270はノンリバーシブルであり、したがってベッドおよび座席構造で、モータ280は揺動板223に加わる過度の力を「受け」ない。言い換えると、揺動板223にかかる過度に強い力、または急激な力はウォーム・ギヤ/ウォームねじアセンブリを介してモータに伝達されない。

0144

前述の第一客席アセンブリ140は便利に支持構造142に取付けられたユーザー操作可能な制御機能を備えている。この制御機能は、ステップモータ318を作動させ、座席底面部材および背もたれ可動部材171,374,394を図3の直立位置から図4の完全なリクライニング位置へと選択的に移動させ、かつ可動部材171,374,394を図3の直立位置と、可動式背もたれ部材374,394が支持構造142の固定的補助部材、すなわちオットマン・ユニット165と座席ハウジング143の第一と第二の上面147,148と連係して、旅客用のほぼ平坦なベッドを形成する図5のベッド構造との間で変換するためにモータ280を作動させる手段を備えている。前記制御機能は、座席がリクライニング位置、または完全なリクライニング位置にある場合に、旅客が座席アセンブリ140を座席構造からベッド構造に変換しようとすると、まずステップモータが作動して、モータ280が座席をベッド構造に変換する前に、可動式座席部材171,374,394を完全な直立位置に確実に戻すようにする制御回路を備えている。モータ280、または機室の電源の故障の場合は、前述のようにブレーク・リンク装置282,283を遮断し、かつ揺動アーム245を手動的に図15の座席位置へと前方に揺動させて、図3の直立位置へと戻す。

0145

このように、本発明による前述の第一客席アセンブリ140は旅客用の自容形の個別座席および寝台設備を提供するものである。

0146

図17図3から16を参照してこれまで説明所多種類の複数個の第一客席アセンブリ140を備えた、本発明による別の座席システムを示している。図17では、航空機の胴体510はそのノーズ部分515の後方位置に旅客収容客室520を格納している。図1の座席システムの場合と同様に、図17の客室520は胴体510の対向する2つの内表面部分526,528と、適宜の支持基本構造(図示せず)上の胴体510内に支持された床面、すなわちデッキ530と、天井(これも図示せず)とによって画成されている。基本構造は床面530に埋め込まれた複数対の座席トラック532,534を含んでいる。図17の機室520は、各々が胴体510の対向する面部分のそれぞれと並置された外側の2対の座席トラック532と、単一の中央の座席トラック対534とを含んでいる。各座席トラック対532,534は、胴体510によって画成され、図17で点線A−Aで示されている航空機の前後軸とほぼ平行に延在している。

0147

座席アセンブリ140は座席トラック532,534に取付けられて複数の列529を形成する。各列はそれぞれ1つの座席トラック対532,534に固定的に取付けられ、図17で線B−Bによって示されている列のみなし前後軸を画成する。各座席アセンブリ140は、列のみなし軸B−Bに対して約49°の角度をなす、図17でC−C線で示されている座席のみなし前後軸を画成する。外側の座席対532に取付けられている座席アセンブリ140は機室520内で前方内向きである。中央の座席トラック対534に取付けられた座席アセンブリ140は2つの群537,538を形成している。中央の座席トラック対534に取付けられた座席アセンブリの前方の群537は客室520前方の一方の側を向き、一方、後方の群538は客室520前方の他方の側を向いている。

0148

図1の場合と同様に、各列内で、図17の座席アセンブリ140は互いに並行して前後方向に偏倚された関係で配列されているので、座席アセンブリ140が座席構造にある場合は、各座席アセンブリ140の後方の、背もたれ部品172の背後にほぼ三角形、または台形のスペース536が画成される。前述のように、各座席アセンブリ140は自容形であり、旅客用に長さが少なくとも80インチ(2.02メートル)の個別の、延長された平坦なベッドを備えることができ、図17の座席システムによる座席アセンブリ140の配列は、約50から60インチ(1.27−1.42メートル)で機室520内に収納することができる。このように、各々が少なくとも80インチ(2.032メートル)の長さの、本発明による複数個の座席アセンブリ140を旅客機の標準的なビジネスクラスの客室に収納することができる。

0149

航空機の胴体510のない表面は断面が凹面であり、したがって、図17の機室520内で、胴体510の各々の対向する内表面部分526,528は、機室520の各々の側に横凹部を画成する。有利なことには、この横凹部は外側座トラック対532の1つに取付けられた各座席アセンブリ140の第一と第二の旅客担持補助面147,148で占められる。第一と第二の旅客担持補助面147,148はベッド構造で各座席アセンブリ140によって備えられる延長された平坦なベッド面の一部を形成し、横凹部は直立の、または完全にリクライニングされた座席構造の高さ全体を収容するには頭上高さが不充分であるものの、頭上高さの必要性がそれほどない、延長されたベッド面の一部を収納するためにそこを利用することは、機室内で利用できるスペースの有効利用になる。

0150

本発明によって、各座席アセンブリ140の全部、または大部分が座席構造で配置されている場合、機室がダイニングおよび/またはラウンジに適した第一の特定の見かけおよび/または雰囲気を持つように、各座席アセンブリ140の背もたれ部材374,394上に備えられる座席底面部材171およびクッションを装飾するために使用される布張りを選択できる。背もたれ部品172上の上下の凹部386,406内に備えられるクッションを装飾するために備えられる寝具は、睡眠環境に特に適したパターンおよび/または配色を有するようにできる。特に、寝具のスタイルは、図17の座席システムの全部または大部分がベッド構造にある場合、機室520歯、第一の見かけよりも「落ちついた」別の第二の見かけ、または雰囲気を醸し出すように選択できる。

0151

添付図面の図18および19を参照すると、本発明の別の実施形態による旅客収容設備は、2つのシェル半部610a、610bから組立てたシェルアセンブリ610を備えている。収容設備ユニットは少なくとも1つの隣接座席610’の近傍で航空機の客室内に配置するようにされ、各々が2つの隣接座席の一部を形成するように、2つのシェル半部610a、610bは互いに同様である。各シェル半部610a、610bは適宜の航空機クラスの軽量の構造材料から一体部品として製造される。

0152

各収容設備ユニットのシェル610は、ほぼ線形の側壁616によって互いに連結されて囲われた旅客スペースを形成する、湾曲した直立の後部スクリーン612と、対向する湾曲した前部スクリーン614とを備えている。

0153

前記シェル610は平面をなし、収容設備ユニットを機室内の座席トラックに取付けるための複数個の適宜の取付け具(図示せず)を備えた底縁部611を備えている。ある実施形態では、ユニットは3個の上記のような取付け具を用いて適切に座席トラックに取付けられる。

0154

前記シェル610は座席底部622と、背もたれ624と、背もたれ延長部626(図20A−20Cを参照)を備えた座席用の適宜の支持構造を備えている。特に、収容設備ユニットのシェル610は、後部スクリーン612に隣接して配置され、座席底面622を支える役割を果たす、ほぼ平坦な水平の上面を有する下座席底面628(図19を参照)を備えている。前記座席底面622はその前縁部623でした座席底面628に蝶着されており、通常は後部スクリーン612の内面にほぼ直立した位置で載せられる背もたれはしの下端で座席底面の後端へと旋回される。前記背もたれ延長部626は前述のように、後部スクリーン612の内面に、背もたれ624の上縁部の上方でこれとほぼ連続する位置で永久的に固定されている。

0155

前記囲われた旅客スペース618は、前部スクリーン614に隣接するシェル610上の機室の床の上方で支持されているペデスタル640を更に備えている。オプションとして、前記デスタル640を、当業者には知られているいずれかの便利な態様で高さ調整可能にしてもよい。

0156

後部スクリーン612の背後で、座席ユニットのシェル610は中空のフット・ボックス630(図21Aおよび21Bを参照)を画成するように成形されている。図18および19には隣接の座席のフット・ボックス630が示されている。このフット・ボックス630は下座席底面628とほぼ同じ垂直レベルに位置している内側の、ほぼ水平のを含み、フット−ボックス630の内部に届くように、背もたれ624の通常の位置ではその真後ろシェル610の後部スクリーンには開口部629が形成されている。

0157

前記フット−ボックスは、隣接ユニットのシェル610の相互連結側壁616の一部を形成し、ユニットのみなし前後軸とほぼ平行の向きの第一側壁632を備えている。フット−ボックス630は更に、これが平面図でほぼ三角形または台形の形状を有するように、ユニットのみなし前後軸と鋭角をなす第二の対向側壁634を備えている。図中、図18−21では収容設備ユニットのフット・ボックスはほぼ三角形の形状を有しているが、フット・ボックスは先端を切り詰めて、2つの側壁632,634の間の端壁とともに台形の形状を形成してもよいであろう。フット・ボックス630は後部スクリーン612の上縁部の下方でほぼ平坦な上壁636で終端している。この上壁636は、隣接のユニットの飲み物用サイドテーブルとして役立つ、ほぼ平坦な三角形の平坦部638を設けて形成されている。

0158

図19に示すように、フット・ボックス630内の棚の上目とした座席底面628は、厚いパッドでクッションにするか、マットレス部分652を支えている。同様に、座席底面622の下側と背もたれ624の背面にもクッションが施されている。

0159

「座席モード」で、座席底面622と背もたれ624とは通常は、旅客が座席に座れるように図18,20A、および20Bに示した位置にある。しかし、旅客が眠りたい場合は、旅客は座席から立ち上がって、背もたれ624を手で後部スクリーン612から引き離してもよい。背もたれ624は座席底面622に対して枢動し、背もたれ624を引っ張り続けると、座席底面622の後端が下座席底面から離れて上方に持ち上がり図20Bに示すように前縁部623を支点に枢動するようにされる。座席底面622と背もたれ624は図20Cおよび21Bに示すように操作して、背もたれ624の前側がペデスタル640の上面上に支持され、背もたれ624と下座席底面628との間の連結部が図20Cに示すように平坦な位置にロックされて、「ベッド・モード」を形成する、ほぼ平坦で連続する寝台面を備えることができる。そこで旅客は頭を前部スクリーンに向けて平坦な面に横たわってもよい。背もたれ624を後部スクリーン612から取り外すことによって、シェル610を貫く開口部629が露出され、旅客は開口部を通して下肢をフット・ボックス630内に延ばすことができるようになる。ベッド・モードでは、クッション付の棚の上面および下座席底面628、および座席底面622の下側、および背もたれ624の背面にはシーツや毛布のような適当な寝具を取付け、また旅客用の枕を背もたれ624の後ろに置いてもよい。ベッド・モードで使用されるユニットの表面は座席モードとは異なる布張りや装飾がなされてもよい。機室内のユニットの全部、または大部分が一方のモード、または他方のモードにある場合は、機室内に特定の雰囲気を醸し出すことができる。

0160

収容設備ユニットを約40−45℃、好適には約50℃に角度で航空機の進行方向に配置することによって、旅客用に全長7フィート(2.13メートル)に及ぶベッドを備えることができ、同時に、通常はファーストクラス席関連の種類の贅沢な大きさのサイドテーブル638も備えられる。図1−2の座席ユニット40、および図3−5の座席アセンブリの場合と同様に、図18−21の収容設備ユニットはベッド・モードを補うように構成されており、本発明による収容設備ユニットによってほぼ水平の寝台面が提供される。

0161

本発明による別の旅客収容設備ユニットが図22−27に示されている。図22−27のユニットの部材の多くが前述の図18−21の対応する部材と同様である。したがって、明解にするため、これらの部材は100を足した同じ参照番号で呼ぶことにする。このように、例えば図18−21の後部スクリーンを参照番号612で示したのに対して、図22−27の後部スクリーは参照番号712で示すことにする。

0162

このように、図22に示すように、別の旅客収容設備ユニットは2つのシェル半部710a及び710bから形成されたシェル710を備えている。このシェル710は相互連結側壁716によって相互に連結された後部スクリーン712および前部スクリーン714を備えている。後部スクリーン712の背後で、シェルは対向側壁732および、隣接の座席用の飲み物用サイドテーブルとして役立つ、ほぼ平坦な水平部738を含む上壁736とを有する中空のフット・ボックス730を備えている。

0163

図22−27のシェル710は、プリンス760に取付けられている。このプリンス760は標準的にはシェル710と同じ材料である、適宜の航空機クラスの軽量の構造材料から製造され、プリンスを実質的に座席トラックに取付けるための適宜の取付け具(図示せず)で取付けられた平坦な底壁762を有している。

0164

前記プリンス760は内向きの上部リム765を有する直立した側壁763によって画成された凹部764を設けて形成されている。この凹部764は座席全体の下の前部スクリーン714から、床のレベルに位置するフット・ボックス730内に延びている。凹部764は旅客用のベッドを形成するのに適した間トレスまたは同様のクッションまたはパッドを収納する。前記凹部はフライト中の航空機の僅かな傾きを補償して、前記マットレスがほぼ水平になるようにするような形状にされている。前部スクリーン714の近傍で、シェル710は図22および24Aに示すような下方の展開位置と、図24Bに示すような起きた収納位置との間で垂直の軸上を移動可能な可動式ペデスタル740を支持している。ペデスタルのこのような動きを達成するには当業者には多くの機構が知られているが、適切な機構の例は、前部スクリーン714の内面上、およびペデスタル740上に取付けられる相互嵌合ランナであろう。ペデスタル740を上下の位置にロックするための適宜の手段が備えられる。

0165

前記シェル710は座席底面722と背もたれ724とを備えた座席720を収納する旅客の個人スペース718を画成する。前記背もたれ724は後部スクリーン712の内面に永久的に取付けられ、一方座席底面は、図22および24Aに示した展開位置と、図23および24Bに示した収納位置との間で移動するように、その後縁部723で後部スクリーン712の内面に枢着されている。展開位置では、座席底面722の前縁部725は、座席アセンブリ720用の支持構造を構成するシェル710上に形成された内向きの突起部752によって支持される。

0166

座席底面722の下では、旅客スペース718からフット・ボックス730内へのアクセスが可能であるように開口部729を設けて、シェル710の後部スクリーン712が形成されている。前記マットレスは座席アセンブリ720の下で、開口部729を通ってフット・ボックス730内に延びている。

0167

座席底面722とペデスタル740との間では、適宜の標準の負荷担持材料から製造された可動式の疑似床パネル770によって凹部764が覆われている。この擬似床パネル770は好適には、図22に示した展開位置と、パネル770がほぼ垂直に伸び、側壁716と連続して位置する収納位置との間で移動するように、前記相連結側壁716に連結されている。パネルを収納位置に固定するための固定手段が備えられる。

0168

隣接するユニットの近傍で、フット・ボックスの第一側壁732’は、前記座席底面722を横に延長するために隣接のユニットの座席底面722と同じレベルに布張りされた棚735’を備えた外部凹部733’を設けて形成されている。

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