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技術 移動体通信サービス処理方法、携帯電話端末及び移動体通信網側装置

出願人 富士通株式会社
発明者 若山康介我妻賢佐藤裕輝宇佐美勝利
出願日 2009年9月18日 (11年3ヶ月経過) 出願番号 2009-217397
公開日 2011年3月31日 (9年8ヶ月経過) 公開番号 2011-066803
状態 特許登録済
技術分野 電話機の回路等 移動無線通信システム 電話機の機能 電話通信サービス
主要キーワード 処理エリア内 通常エリア 被災エリア 加入者個人情報 通信サービス要求 利用モード 移動基地局 携帯電話契約
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

移動体通信サービス処理方法携帯電話端末及び移動体通信網側装置に関し、USIMカードユーザー手元所持していない場合、他者の携帯電話端末等を自身の携帯電話端末と同様に使用可能にする。

解決手段

USIMカードが装着された携帯電話端末3から、該USIMカードと異なるUSIMカードに記憶された加入者個人情報取得要求を、基地局3を介してサーバー1に対して送信する。サーバー1は、該加入者個人情報の取得要求に対して、認証処理を行った後、該加入者個人情報を携帯電話端末3に送信し提供する。携帯電話端末3では、サーバー1から提供された加入者個人情報を格納し、該格納された加入者個人情報に基づいて通信サービスを受けられるよう、利用モード切替える。

概要

背景

USIMカード等の加入者識別カード内には、ユーザー電話番号や契約している携帯電話事業者個人認証情報等の情報が記録されている。USIMカード等の加入者識別カードを携帯電話端末に装着することにより、該携帯電話端末を該加入者識別カード内に記録されている電話番号で利用することができ、携帯電話会社が提供する各種サービスの利用が可能となる。逆に、ユーザーは、加入者識別カードを所持し、携帯電話端末に装着しなければ、ユーザー自身の携帯電話端末として動作させることができず、また、携帯電話会社が提供する各種サービスを利用することができない。

複数の端末装置を一人のユーザーが利用する場合、ユーザーの指紋画像などの生体情報読み取り、該生体情報をサーバー送り、サーバーで該生体情報により個人情報を特定して加入端末番号を特定し、実際に使用する携帯電話位置登録を行うことにより、ユーザーが加入している電話番号を使用した発信及び着信を可能にする手法は、例えば、下記の特許文献1等によって知られている。

また、着脱自在なICカードが装着されたとき、そのICカードに記録された固有情報に基づき発着信動作が可能とされる携帯通信端末であって、装着されたICカードの固有情報が、記憶手段に予め登録されている固有情報であるかどうか判定し、その判定結果に応じてユーザー別モードで動作する携帯通信端末は、例えば下記の特許文献2等により知られている。

概要

移動体通信サービス処理方法、携帯電話端末及び移動体通信網側装置に関し、USIMカードをユーザーが手元に所持していない場合、他者の携帯電話端末等を自身の携帯電話端末と同様に使用可能にする。 USIMカードが装着された携帯電話端末3から、該USIMカードと異なるUSIMカードに記憶された加入者個人情報取得要求を、基地局3を介してサーバー1に対して送信する。サーバー1は、該加入者個人情報の取得要求に対して、認証処理を行った後、該加入者個人情報を携帯電話端末3に送信し提供する。携帯電話端末3では、サーバー1から提供された加入者個人情報を格納し、該格納された加入者個人情報に基づいて通信サービスを受けられるよう、利用モード切替える。

目的

本発明は、移動体通信サービス処理方法、携帯電話端末及び移動体通信網側装置に関し、例えばUSIM(Universal Subscriber Identity Module)カード等、携帯電話端末に装着される加入者識別カードに格納されている加入者個人情報に基づいて移動体通信サービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

携帯電話端末に装着された第1の加入者識別カードに記憶された第1の加入者個人情報に基づいて、前記携帯電話端末に対する通信サービスを提供する通信サービス提供処理方法において、前記第1の加入者識別カードが装着された携帯電話端末から、該第1の加入者識別カードに記憶された前記第1の加入者個人情報と異なる第2の加入者個人情報の取得要求を、移動体通信網側装置に対して送信する第1のステップと、前記移動体通信網側装置で、前記第2の加入者個人情報の取得要求に対して、認証処理を行った後、前記第2の加入者個人情報を前記携帯電話端末に送信する第2のステップと、前記携帯電話端末で、前記移動体通信網側装置から提供された前記第2の加入者個人情報を格納し、該格納された第2の加入者個人情報に基づいて、前記携帯電話端末に対する通信サービスを提供する第3のステップと、を含むこと特徴とする移動体通信サービス処理方法

請求項2

前記移動体通信網側装置で、前記第2の加入者個人情報を前記携帯電話端末に送信する際に、特定エリア在圏する携帯電話端末に対してのみ前記第2の加入者個人情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信サービス処理方法。

請求項3

前記特定エリアが通常エリアとなったとき、又は前記携帯電話端末の位置情報が特定エリア外となったとき、前記移動体通信網側装置から前記第2の加入者個人情報の削除命令を発し、該削除命令を受けた前記携帯電話端末で、格納した前記第2の加入者個人情報を削除するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の移動体通信サービス処理方法。

請求項4

携帯電話端末に装着された加入者識別カードに記憶された加入者個人情報に基づいて、前記携帯電話端末に対する通信サービスを提供する通信サービス提供処理方法において、第1の加入者識別カードに記憶された第1の加入者個人情報を格納し、移動体通信網側装置に組み込まれた仮想携帯電話端末への接続の要求を、前記第1の加入者識別カードと異なる第2の加入者識別カードが装着された携帯電話端末から、前記移動体通信網側装置に対して送信する第1のステップと、前記移動体通信網側装置で、前記仮想携帯電話端末への接続の要求に対して、認証処理を行った後、前記第2の加入者識別カードが装着された携帯電話端末に対して、前記仮想電話端末装置に格納されている前記第1の加入者個人情報に基づいて、通信サービスを提供する第2のステップと、を含むこと特徴とする移動体通信サービス処理方法。

請求項5

第1の加入者個人情報が記憶された第1の加入者識別カードが装着され、該第1の加入者識別カードに記憶された該第1の加入者個人情報に基づいて通信サービスの提供を受ける携帯電話端末において、前記第1の加入者識別カードに記憶された前記第1の加入者個人情報と異なる第2の加入者個人情報を、移動体通信網側装置から受信して格納する擬似加入者個人情報格納部と、前記擬似加入者個人情報格納部に格納された該第2の加入者個人情報と前記第1の加入者識別カードに記憶された前記第1の加入者個人情報のうちの何れか一方を選択して出力する加入者個人情報選択部と、前記加入者個人情報選択部で選択された該第1の或いは第2の加入者個人情報を、当該携帯電話装置の加入者個人情報として移動体通信網に送信する送信部と、を備えたことを特徴とする携帯電話端末。

請求項6

携帯電話端末に装着された加入者識別カードに記憶された加入者個人情報に基づいて、前記携帯電話端末に対する通信サービスを提供する移動体通信網側装置において、第1の加入者識別カードが装着された携帯電話端末からの、該第1の加入者識別カードと異なる第2の加入者識別カードに記憶された第2の加入者個人情報の取得要求に対して、該第2の加入者個人情報の要求者の認証処理を行う認証手段と、前記第2の加入者個人情報を前記携帯電話端末に送信する加入者個人情報提供手段と、前記携帯電話端末に送信した前記第2の加入者個人情報の識別情報及び送信先の携帯電話端末の識別情報を保持する識別保持手段と、を備えたことを特徴とする移動体通信網側装置。

技術分野

0001

本発明は、移動体通信サービス処理方法携帯電話端末及び移動体通信網側装置に関し、例えばUSIM(Universal Subscriber Identity Module)カード等、携帯電話端末に装着される加入者識別カードに格納されている加入者個人情報に基づいて移動体通信サービスを提供する移動体通信サービス処理方法、携帯電話端末及び移動体通信網側装置に適用される。

背景技術

0002

USIMカード等の加入者識別カード内には、ユーザー電話番号や契約している携帯電話事業者個人認証情報等の情報が記録されている。USIMカード等の加入者識別カードを携帯電話端末に装着することにより、該携帯電話端末を該加入者識別カード内に記録されている電話番号で利用することができ、携帯電話会社が提供する各種サービスの利用が可能となる。逆に、ユーザーは、加入者識別カードを所持し、携帯電話端末に装着しなければ、ユーザー自身の携帯電話端末として動作させることができず、また、携帯電話会社が提供する各種サービスを利用することができない。

0003

複数の端末装置を一人のユーザーが利用する場合、ユーザーの指紋画像などの生体情報読み取り、該生体情報をサーバー送り、サーバーで該生体情報により個人情報を特定して加入端末番号を特定し、実際に使用する携帯電話位置登録を行うことにより、ユーザーが加入している電話番号を使用した発信及び着信を可能にする手法は、例えば、下記の特許文献1等によって知られている。

0004

また、着脱自在なICカードが装着されたとき、そのICカードに記録された固有情報に基づき発着信動作が可能とされる携帯通信端末であって、装着されたICカードの固有情報が、記憶手段に予め登録されている固有情報であるかどうか判定し、その判定結果に応じてユーザー別モードで動作する携帯通信端末は、例えば下記の特許文献2等により知られている。

先行技術

0005

特開2004−173030号公報
特開2005−340976号公報

発明が解決しようとする課題

0006

従来の携帯電話端末では、携帯電話契約ユーザーでありながら、USIMカード等の加入者識別カードをユーザーが手元に所持していない場合、携帯電話端末による通信及び各種サービスの提供を受けることができない。本発明は、USIMカード等の加入者識別カードをユーザーが手元に所持していない場合でも、他者の携帯電話端末等をユーザー自身の携帯電話端末と同様に使用可能にし、該携帯電話端末による通信及び各種サービスの提供を受けることができる移動体通信サービスを実現する。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決する移動体通信サービス処理方法は、携帯電話端末に装着された第1の加入者識別カードに記憶された第1の加入者個人情報に基づいて、前記携帯電話端末に対する通信サービスを提供する通信サービス提供処理方法において、前記第1の加入者識別カードが装着された携帯電話端末から、該第1の加入者識別カードに記憶された前記第1の加入者個人情報と異なる第2の加入者個人情報の取得要求を、移動体通信網側装置に対して送信する第1のステップと、前記移動体通信網側装置で、前記第2の加入者個人情報の取得要求に対して、認証処理を行った後、前記第2の加入者個人情報を前記携帯電話端末に送信する第2のステップと、前記携帯電話端末で、前記移動体通信網側装置から提供された前記第2の加入者個人情報を格納し、該格納された第2の加入者個人情報に基づいて、前記携帯電話端末に対する通信サービスを提供する第3のステップとを含む。

0008

また、携帯電話端末に装着された加入者識別カードに記憶された加入者個人情報に基づいて、前記携帯電話端末に対する通信サービスを提供する通信サービス提供処理方法において、第1の加入者識別カードに記憶された第1の加入者個人情報を格納し、移動体通信網側装置に組み込まれた仮想携帯電話端末への接続の要求を、前記第1の加入者識別カードと異なる第2の加入者識別カードが装着された携帯電話端末から、前記移動体通信網側装置に対して送信する第1のステップと、前記移動体通信網側装置で、前記仮想携帯電話端末への接続の要求に対して、認証処理を行った後、前記第2の加入者識別カードが装着された携帯電話端末に対して、前記仮想電話端末装置に格納されている前記第1の加入者個人情報に基づいて、通信サービスを提供する第2のステップとを含む。

0009

また、上記課題を解決する携帯電話端末は、第1の加入者個人情報が記憶された第1の加入者識別カードが装着され、該第1の加入者識別カードに記憶された該第1の加入者個人情報に基づいて通信サービスの提供を受ける携帯電話端末において、前記第1の加入者識別カードに記憶された前記第1の加入者個人情報と異なる第2の加入者個人情報を、移動体通信網側装置から受信して格納する擬似加入者個人情報格納部と、前記擬似加入者個人情報格納部に格納された該第2の加入者個人情報と前記第1の加入者識別カードに記憶された前記第1の加入者個人情報のうちの何れか一方を選択して出力する加入者個人情報選択部と、前記加入者個人情報選択部で選択された該第1の或いは第2の加入者個人情報を、当該携帯電話装置の加入者個人情報として移動体通信網に送信する送信部と、を備える。

0010

また、上記課題を解決する移動体通信網側装置は、携帯電話端末に装着された加入者識別カードに記憶された加入者個人情報に基づいて、前記携帯電話端末に対する通信サービスを提供する移動体通信網側装置において、第1の加入者識別カードが装着された携帯電話端末からの、該第1の加入者識別カードと異なる第2の加入者識別カードに記憶された第2の加入者個人情報の取得要求に対して、該第2の加入者個人情報の要求者の認証処理を行う認証手段と、前記第2の加入者個人情報を前記携帯電話端末に送信する加入者個人情報提供手段と、前記携帯電話端末に送信した前記第2の加入者個人情報の識別情報及び送信先の携帯電話端末の識別情報を保持する識別保持手段とを備える。

発明の効果

0011

USIMカード等の加入者識別カードをユーザーが手元に所持していない場合でも、他者の携帯電話端末等をユーザー自身の携帯電話端末と同様に使用し、該携帯電話端末による通信及び各種サービスの提供を受けることができる通信サービスを実現することができる。

図面の簡単な説明

0012

移動体通信サービスを提供するネットワーク構成例を示す図である。
移動体通信サービスを実現する処理フロー例を示す図である。
サーバー、基地局、携帯電話端末に備える機能部の構成例を示す図である。
USIM情報を自動的に消去する処理フロー例を示す図である。
災害エリアの一例を示す図である。
エリア限定の通信サービスを実現する処理フロー例を示す図である。
サービスを許可する特定信号を携帯電話端末に送信する処理フロー例を示す図である。
移動通信網側装置内の仮想携帯電話端末を利用する構成例を示す図である。
仮想携帯電話端末による通信サービスの処理フロー例を示す図である。

実施例

0013

図1にこの移動体通信サービスを提供するネットワーク構成例を示す。この移動体通信サービスは、ユーザーが使用する携帯電話端末3と、移動体通信網側装置である基地局2及びサーバー1とにより実現される。この移動体通信サービスを実現する実施形態について図2の処理フロー例を参照して説明する。

0014

図2の処理フロー例は、ユーザーの操作手順と、携帯電話端末における処理手順と、移動体通信網側のサーバーにおける処理手順とを示す。なお、以下の説明では加入者識別カードの一例としてUSIMカードを例に説明する。

0015

・USIMカードの記憶情報の取得要求シーケンス(2−1)について
第1のUSIMカードが装着された携帯電話端末が通常の待ち受け表示の状態のとき、手元に無い第2のUSIMカード(他のUSIMカード)の記憶情報(以下、「第2のUSIM情報」という)の提供を、該携帯電話端末を使用してサーバーに要求する。

0016

・第2のUSIM情報の提供シーケンス(2−2)について
サーバーは、第2のUSIM情報の取得要求が当該第2のUSIMカード所持者本人の要求であるかの認証要求を行い、ユーザーによるパスワード入力キー入力)又は音声等の生体認証等により認証判定を行い、本人と確認された場合、サーバーに予め登録された第2のUSIM情報及びUSIMカード制御情報を携帯電話端末に提供する。なお、第2のUSIM情報の提供と共に、電話帳のデータやメールアドレス等の登録済みの情報を提供する構成とすることもできる。

0017

・サーバーにおける提供情報の保持シーケンス(2−3)について
サーバーは、第2のUSIM情報の取得要求に使用された携帯電話端末の識別情報と、第2のUSIMカードの識別情報とを保持する。これらは、携帯電話端末に提供した第2のUSIM情報を後に削除する際に用いられる。第2のUSIM情報の削除については後述する。

0018

・携帯電話端末における第2のUSIM情報の格納シーケンス(2−4)について
携帯電話端末は、サーバーからのUSIMカード制御情報を解析し、提供された第2のUSIM情報を該携帯電話端末内のメモリの擬似USIM領域に格納する制御を実行し、第2のUSIM情報を擬似USIM領域に格納する。

0019

・第2のUSIM情報利用シーケンス(2−5)について
該携帯電話端末は、2ユーザーのUSIM情報を有することとなるので、何れのUSIM情報による通信かを選択させるためにユーザー選択表示を行う。該ユーザー選択表示に対してユーザーがパスワード入力(キー入力)又は音声等の生体認証等の入力を行うと、該携帯電話端末は、該認証情報を基に該携帯電話端末の正規ユーザーであるかどうかを判定する。該携帯電話端末の正規ユーザーである場合は、従来どおりの携帯電話端末として正規ユーザーに対する通信サービスを提供可能にする。

0020

該携帯電話端末の正規ユーザーでないと判定された場合は、USIMカードを所持しないユーザーによる使用と判断し、サーバーから提供され擬似USIM領域に格納した第2のUSIM情報の利用モード切り替えると共に、正規ユーザーの個人情報の閲覧を不可能にする。その後、該携帯電話端末は、該擬似USIM領域に格納された第2のUSIM情報に基づいて移動体通信網側との接続制御を行い、恰も第2のUSIMカードを装着した場合と同様の通信サービスを利用可能にする。

0021

・第2のUSIM情報削除シーケンス(2−6)について
サーバーから第2のUSIM情報の提供を受けたユーザーは、当該携帯電話端末に格納された第2のUSIM情報が不要となったとき、該第2のUSIM情報の削除要求のキー操作を行う。該携帯電話端末が該第2のUSIM情報の削除要求を受けると、擬似USIM領域に格納された第2のUSIM情報を削除し、かつ、サーバーに対して、該第2のUSIM情報の取得要求に使用された携帯電話端末の識別情報と、該第2のUSIM情報に係るUSIMカードの識別情報の削除を要求する。サーバーは、該削除の要求により、第2のUSIM情報の取得要求に使用された携帯電話端末の識別情報と、第2のUSIM情報に係るUSIMカードの識別情報とを削除する。

0022

なお、上述の第2のUSIM情報の提供に関するセキュリティ強化策として、パスワードのキー入力や音声による認証、指紋、目、顔などの高度な生体認証により、より安全な本人確認の認証処理を行う構成とすることができる。

0023

この通信サービスを実現するためのサーバー、基地局及び携帯電話端末に備える機能部の構成例を図3に示す。サーバー1には、携帯電話端末位置情報管理部11と、USIM制御情報管理部12と、USIM情報管理部13とを備える。基地局2には、音声・パケット通信部21、位置情報取得部22を備える。携帯電話端末3には、デジタルベースバンド(DBB)処理部31、USIMカード32、USIM制御部33、擬似USIM格納部34、USIMデータ選択部35を備える。

0024

サーバー1の携帯電話端末位置情報管理部11は、基地局2の位置情報取得部22からの携帯電話端末位置情報を基に、この通信サービスを受けようとしている携帯電話端末の所在エリアを特定し、所定のエリアに所在する携帯電話端末に対してこの通信サービスを提供する場合に使用される。

0025

サーバー1のUSIM制御情報管理部12は、前述の図2の第2のUSIM情報の提供シーケンス(2−2)における、USIMカード所持者本人の認証要求及び認証判定の処理機能を有する。USIM情報管理部13は、第2のUSIM情報及びUSIMカード制御情報を携帯電話端末に提供すると共に、提供した携帯電話端末の識別情報及び第2のUSIMカードの識別情報の保持及び削除機能を有する。

0026

基地局2の音声・パケット通信部21は、サーバー1と携帯電話端末3との間で送受される各種音声・パケットのデータを中継する。位置情報取得部22は、当該通信サービスを要求する携帯電話端末3の位置情報をサーバー1の携帯電話位置情報管理部11に、音声・パケット通信部21を介して通知する機能を有する。

0027

携帯電話端末3のUSIM制御部33は、前述の図2の第2のUSIM情報の提供シーケンス(2−2)における情報提供可か否かの判定処理、第2のUSIM情報の格納シーケンス(2−4)における擬似USIM領域への格納制御、第2のUSIM情報利用シーケンス(2−5)におけるユーザー選択表示、正規ユーザーか否かの判定、擬似USIM情報利用モードへの切り替え、正規ユーザー情報の閲覧不可化、第2のUSIM情報削除シーケンス(2−6)におけるUSIM情報消去要求の有無の判定、及び擬似USIM情報領域の格納情報削除の処理機能を有する。

0028

携帯電話端末3の擬似USIM格納部34は、サーバーから提供された第2のUSIM情報を、USIM制御部33の制御に従って格納し、また削除する。USIMデータ選択部35は、前述の第2のUSIM情報利用シーケンス(2−5)における擬似USIM情報利用ノードへの切り替えを、USIM制御部33の制御に従って行う。

0029

そして、装着されたUSIMカード32と擬似USIM格納部34との何れか一方からのUSIM情報のデータを選択し、利用USIM情報としてデジタルベースバンド(DBB)処理部31に送出する。デジタルベースバンド(DBB)処理部31は、選択されたUSIM情報を移動数新網側装置に対して送信する。

0030

第2のUSIM情報を自動的に消去する処理例を図4に示す。前述の図2の処理例により、第1の携帯電話端末は、擬似USIM領域にサーバーから提供された第2のUSIM情報が格納済みであるとする。また、サーバーは、第2のUSIM情報の取得要求に使用された第1の携帯電話端末の識別情報と、該第2のUSIM情報を提供した第2のUSIMカードの識別情報とを保持しているものとする。

0031

第2のUSIM情報の提供を受けたユーザーが、自身の正規の第2のUSIMカードを装着した第2の携帯電話端末の電源オンにしたとき、基地局を介して位置登録情報がサーバーに送信される(4−1)。サーバーは、該第2の携帯電話端末の位置登録情報を受信すると、該第2の携帯電話端末に装着された第2のUSIMカードの識別情報が、過去にUSIM情報を提供した第2のUSIMカードの識別情報であるか否かを判定する(4−2)。

0032

上記判定で、過去に提供済みであると判定された場合、サーバーは、該第2のUSIM情報を提供した第1の携帯電話端末に対して、第2のUSIM情報の削除命令を送信する(4−3)。該削除命令を受信した第1の携帯電話端末は、擬似USIM領域から第2のUSIM情報を削除する(4−4)。

0033

また、サーバーは、該第2のUSIM情報を提供した第1の携帯電話端末の識別情報と第2のUSIMカードの識別情報とを削除する(4−5)。その後、第1及び第2の携帯電話端末は、通常の待ち受け表示状態となる(4−6)。この処理により、他者の携帯電話端末に取り込んだUSIM情報の消し忘れ等による不慮の個人情報の流出を防ぐことができる。

0034

この通信サービスの提供は、USIMカードが手元に無いユーザーに対する携帯電話端末利用の利便性を向上させるが、パスワードが流出すると成りすましにより他人のUSIM情報を利用することが可能になるなど、不正利用に対するセキュリティの面での懸念が生じる。

0035

従って、この通信サービスは、災害等に遭遇してUSIMカードを紛失し、緊急連絡手段がないときに、被災者へ携帯電話端末を貸し出し、該携帯電話端末にUSIM情報を提供し、被災者が貸し出し携帯電話端末を使用可能とするなど、限定的に利用可能とすることにより有効に活用されるものと想定される。

0036

この通信サービスを災害エリアに限定したサービスとする場合、災害エリアの基地局、或いは災害で運用不能な基地局に代えて設置した移動基地局に限定して、該通信サービスの要求を許可する構成とすることができる。或いは、災害エリアの基地局から当該通信サービスを許可する特定信号を発信し、該特定信号を受信した携帯電話端末が、該通信サービスの要求を発信することができる構成とすることにより実現することができる。

0037

図5に災害エリアの一例を示す。図5において、斜線エリアが災害エリアであるとすると、該災害エリアをカバーする3つの基地局のカバーエリア処理エリア)のみ、この通信サービス要求受け付けを許可する。この通信サービスをエリア限定のサービスとすることにより、取り扱う情報のセキュリティ面強化される。

0038

図6にエリア限定の通信サービスを実現する処理フロー例を示す。通常の待ち受け表示状態の携帯電話端末を使用して、ユーザーが他のUSIM情報の取得要求を行うと(6−1)、該要求は移動通信網側の基地局又はサーバーに伝えられ(6−2)、基地局又はサーバーは、当該携帯電話端末の在圏エリアが、当該通信サービスを実施する例えば被災エリアであるかどうかを判定する(6−3)。

0039

そして、当該携帯電話端末の在圏エリアが、当該通信サービスを実施するエリアでない場合、該携帯電話端末に対して要求拒否応答を返し、被災地認定基地局以外の処理(該通信サービスを許可しない処理)を行う(6−4)。一方、当該携帯電話端末の在圏エリアが、当該通信サービスを実施するエリアである場合、該携帯電話端末に対して要求許可の応答を返し、被災地認定基地局の処理(該通信サービスを許可する図2の処理)を実施する(6−5)。

0040

図7に当該通信サービスを許可する特定信号を携帯電話端末に送信する処理例を示す。移動通信網側の基地局又はサーバーは、常時、被災監視を定期的に行い、緊急サービスの許可/拒否の判断を行っている(7−1)。該被災監視により被災エリアと判定されると(7−2)、被災エリアの基地局から当該通信サービスの提供中である旨を、処理エリア内の携帯電話端末に向けて通知する(7−3)。

0041

該通知を受けた携帯電話端末は、通常の待ち受け表示と共に、当該通信サービスが利用可能である旨を表示する(7−4)。この携帯電話端末を使用して、ユーザーが他のUSIM情報の取得要求を行うと、図2の処理フローに従って、当該通信サービスを開始する(7−5)。これにより、当該通信サービスの提供者側とユーザー側とで円滑に当該通信サービスを利用することが可能となる。

0042

災害エリア等の特定エリア限定による当該通信サービスの実施時、災害エリア等の特定エリアで災害等が復旧し、特定エリアが通常エリアとなった場合、或いはサーバーからUSIM情報を取り込んだ携帯電話端末の位置情報が、災害エリア外になったとき、サーバーから該USIM情報の削除命令を発し、該削除命令を受けた携帯電話端末は、取り込んだUSIM情報を削除する構成とすることができる。

0043

更に、他の実施形態として、携帯電話端末と基地局又はサーバーとの間でUSIM情報の受け渡しを行うことなく、図8に示すように、基地局又はサーバー内8−1に、第1のUSIM情報を取り込んだ仮想携帯電話端末8−2を組み込む。そして、他人の第2のUSIMカードを装着した携帯電話端末8−3から該仮想携帯電話端末8−2に接続してコマンドを発行することにより、該仮想携帯電話端末8−2を利用する構成とすることができる。

0044

上記コマンドの発行により、ユーザーは他人の第2のUSIMカードを装着した携帯電話端末8−3を用いて、自身のUSIM認証を有する仮想携帯電話端末8−2で利用可能な通信サービスを受ける。この仮想携帯電話端末8−2には、当該通信サービスを利用するユーザー自身の第1のUSIM情報を登録することにより、該第1のUSIM情報を用いた通信サービスが提供され、該仮想携帯電話端末8−2を利用した音声通話接続やメール送受信等を、他の携帯電話端末8−4との間で行うことが可能となる。

0045

仮想携帯電話端末による通信サービスの処理例を図9に示す。図9に示すように、第2のUSIMカードが装着された携帯電話端末が通常の待ち受け表示の状態のとき、ユーザーは該携帯電話端末を使用して、利用希望の第1のUSIM情報の格納場所(仮想携帯電話端末)への接続を要求する(9−1)。該要求は基地局又はサーバーに伝えられ(9−2)、基地局又はサーバーは、該要求を判定し(9−3)、当該通信サービス要求である場合、該携帯電話端末に対して認証要求を送信する(9−4)。

0046

該携帯電話端末は認証要求の表示を行い(9−5)、ユーザーのパスワード入力(キー入力)又は音声等の生体認証情報の入力等(9−6)により、該認証情報が基地局又はサーバーに送信され(9−7)、基地局又はサーバーは認証確認を行い(9−8)、本人と確認された場合、認証確認の通知を該携帯電話端末に送信する(9−9)。

0047

該携帯電話端末は、当該通信サービスの利用が可能である旨を表示する(9−10)。ユーザーは、該表示を確認した後、各種通信サービス利用の操作を行う(9−11)。サーバーは、当該ユーザーが契約し、携帯電話会社が提供している各種サービスを、当該ユーザーの第1のUSIM情報に基づいて提供する(9−12)。この場合、第1のUSIM情報に基づく音声発信着信等の通信サービスと共に、電話帳のデータやメールアドレス等の登録済みの情報を利用した通信サービスを提供することも可能である。

0048

ユーザーは、通信が終了すると、通信切断の操作を行う(9−13)。携帯電話端末は、該通信切断の信号を基地局又はサーバーに送信し、基地局又はサーバーは、該通信切断の信号の受信により、該携帯電話端末との通信を切断する(9−14)。該携帯電話端末は、通信切断の後、通常の待ち受け表示状態となる(9−15)。

0049

この仮想携帯電話端末を基地局又はサーバーに配置する実施形態において、セキュリティの面に対する対策は、図4に示したUSIM情報の削除の手法をそのまま適用することができる。この仮想携帯電話端末を基地局又はサーバーに配置する実施形態の利点は、現状の携帯電話端末の構成を変更することなく、現状の構成のまま使用して当該通信サービスを利用することが可能なことである。

0050

1サーバー
11携帯電話端末位置情報管理部
12 USIM制御情報管理部
13USIM情報管理部
2基地局
21音声・パケット通信部
22位置情報取得部
3 携帯電話端末
31デジタルベースバンド処理部
32USIMカード
33 USIM制御部
34 擬似USIM格納部
35 USIMデータ選択部

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