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技術 導光体を有する灯具

出願人 スタンレー電気株式会社
発明者 大川雄一広沢恭一
出願日 2009年9月9日 (11年7ヶ月経過) 出願番号 2009-208297
公開日 2011年3月24日 (10年1ヶ月経過) 公開番号 2011-060548
状態 特許登録済
技術分野 面状発光モジュール 非携帯用の照明装置またはそのシステム LED素子のパッケージ 発光ダイオード
主要キーワード 光輝反射 重畳光 入射損失 小型電球 光通過孔 導光パネル 照明空間 間接光
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年3月24日)のものです。
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図面 (13)

課題

導光体を有する灯具において、1つの光源から発せられた光を複数の導光体に有効に分配して光の利用効率を高めると共に、導光体の数に対して少ない数の光源で構成して部品点数の低減を図る。

解決手段

互いに所定の間隔を持って配置された複数の光源2の夫々の斜め前方に導光体3を配置して各光源2から発せられた光が該光源2の斜め前方に配置された導光体3に均等に入射するように振り分け、導光体3内を導光された間接光と光源2からの直接光とが灯具から出射されるようにした。その結果、各光源から発せられた光が灯具の出射光として有効に活用されるため光の利用効率が高い灯具が実現した。それと共に、導光体の数に対して少ない数の光源によって構成することが可能となるため部品点数の低減による配置スペースの有効活用及び製造コストの削減を図ることができた。

概要

背景

従来、この種の導光体を有する灯具には、例えば図11及び図12に示す構成とされるものが開示されている。それは、所定の間隔で並設された複数の板状の導光体61の一端面62側に、例えばLEDランプ等からなる光源63が配置されてなるものであり、光源63は各導光体61の厚み方向の中心に対して光軸Xをずらした位置に配置される。

このとき、各導光体61の厚み、あるいは隣接する導光体61同士の間隔によって、光源63を各導光体61の厚み方向の中心に対して光軸Xを導光体61の厚み方向の一方にのみずらして配置した構成(図11参照、以下、前者と呼称する)と、各導光体61の厚み方向の中心に対して光軸Xを導光体61の厚み方向の両方にずらして配置した構成(図12参照、以下、後者と呼称する)が可能とされる。

このように構成された灯具60において、各光源63から発せられた光のうち略半分の光がそのまま直接光として灯具60の照射光となり、略半分の光が導光体61内に入射して内部反射を繰り返しながら導光されて導光体61外に出射され、出射光間接光として灯具60の装飾的な光となる、というものである。

導光体61においては、前者は導光体61には該導光体61の厚み方向の一方に配置された光源63からの光が入射し、後者は導光体61には該導光体61の厚み方向の両側に配置された光源63からの光が入射する。

従って、各導光体61から出射される間接光の光量については、後者の構成の灯具が前者の構成の灯具に対して略2倍の光量を出射することになる(例えば、特許文献1参照。)。

概要

導光体を有する灯具において、1つの光源から発せられた光を複数の導光体に有効に分配して光の利用効率を高めると共に、導光体の数に対して少ない数の光源で構成して部品点数の低減をる。互いに所定の間隔を持って配置された複数の光源2の夫々の斜め前方に導光体3を配置して各光源2から発せられた光が該光源2の斜め前方に配置された導光体3に均等に入射するように振り分け、導光体3内を導光された間接光と光源2からの直接光とが灯具から出射されるようにした。その結果、各光源から発せられた光が灯具の出射光として有効に活用されるため光の利用効率が高い灯具が実現した。それと共に、導光体の数に対して少ない数の光源によって構成することが可能となるため部品点数の低減による配置スペースの有効活用及び製造コストの削減をることができた。

目的

本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

互いに所定の間隔を持って配置された複数の光源と、前記光源の光軸方向の斜め前方に並設された複数の柱状の導光体とを備え、前記光源から発せられて前記導光体内導光された導光光と、前記光源からの直接光とを出射光とする灯具であって、前記複数の光源のうち少なくとも1つの光源に対して複数の前記導光体が、前記光源の光軸から前記夫々の導光体の長手方向に沿った中心軸までの最短距離が互いに略等距離となるように配置されていることを特徴とする導光体を有する灯具。

請求項2

前記光源の光軸と前記各導光体の中心軸を含む面同士のなす角が60°の倍数、72°の倍数、90°の倍数、120°の倍数及び180°の倍数のうちいずれか又はその組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載の導光体を有する灯具。

請求項3

前記複数の導光体のうち少なくとも1つの導光体に対して複数の前記光源が、前記導光体の長手方向に沿った中心軸から前記夫々の光源の光軸までの最短距離が互いに略等距離となるように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の導光体を有する灯具。

請求項4

前記導光体の中心軸と前記各光源の光軸を含む面同士のなす角が60°の倍数、72°の倍数、90°の倍数、120°の倍数及び180°の倍数のうちいずれか又はその組み合わせであることを特徴とする請求項3に記載の導光体を有する灯具。

請求項5

前記複数の導光体の少なくとも1つには側面に反射面が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の導光体を有する灯具。

請求項6

前記複数の光源は全て同一の発光色を有する光源、又は2種以上の異なる発光色を有する光源の組み合わせからなることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の導光体を有する灯具。

技術分野

0001

本発明は、導光体を有する灯具に関するものであり、詳しくは、例えばDRL(Daytime Running Lights)等の車両用灯具を導光体を有する構成とし、光源からの直接光により照射光を形成すると共に導光体内導光された間接光により装飾的な光を形成することにより照明機能光空間における演出効果を持たせた灯具に関する。

背景技術

0002

従来、この種の導光体を有する灯具には、例えば図11及び図12に示す構成とされるものが開示されている。それは、所定の間隔で並設された複数の板状の導光体61の一端面62側に、例えばLEDランプ等からなる光源63が配置されてなるものであり、光源63は各導光体61の厚み方向の中心に対して光軸Xをずらした位置に配置される。

0003

このとき、各導光体61の厚み、あるいは隣接する導光体61同士の間隔によって、光源63を各導光体61の厚み方向の中心に対して光軸Xを導光体61の厚み方向の一方にのみずらして配置した構成(図11参照、以下、前者と呼称する)と、各導光体61の厚み方向の中心に対して光軸Xを導光体61の厚み方向の両方にずらして配置した構成(図12参照、以下、後者と呼称する)が可能とされる。

0004

このように構成された灯具60において、各光源63から発せられた光のうち略半分の光がそのまま直接光として灯具60の照射光となり、略半分の光が導光体61内に入射して内部反射を繰り返しながら導光されて導光体61外に出射され、出射光が間接光として灯具60の装飾的な光となる、というものである。

0005

導光体61においては、前者は導光体61には該導光体61の厚み方向の一方に配置された光源63からの光が入射し、後者は導光体61には該導光体61の厚み方向の両側に配置された光源63からの光が入射する。

0006

従って、各導光体61から出射される間接光の光量については、後者の構成の灯具が前者の構成の灯具に対して略2倍の光量を出射することになる(例えば、特許文献1参照。)。

先行技術

0007

特開2008−53156号公報

発明が解決しようとする課題

0008

ところで、上記灯具は、前者及び後者のいずれの場合も、各光源63から発せられた光は少なくとも該光源63から略等距離にある端面62を有する導光体61においてはそのうちの1つの導光体61にしか入射しない構成となっており、導光体61の数に対して多数の光源63を必要とするものとなる。

0009

また、光源63から発せられて導光体61に入射されない光のうち、光源63の光軸Xの方向に対して大きい角度で発せられた光は灯具60の照射光としては活用されず、光の利用効率の低い灯具60となってしまう。

0010

そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、導光体を有する灯具において、1つの光源から発せられた光を複数の導光体に有効に分配して光の利用効率を高めると共に、導光体の数に対して少ない数の光源で構成して部品点数の低減を図ることにある。

課題を解決するための手段

0011

上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、互いに所定の間隔を持って配置された複数の光源と、前記光源の光軸方向の斜め前方に並設された複数の柱状の導光体とを備え、前記光源から発せられて前記導光体内を導光された光と、前記光源からの直接光とを出射光とする灯具であって、前記複数の光源のうち少なくとも1つの光源に対して複数の前記導光体が、前記光源の光軸から前記夫々の導光体の長手方向に沿った中心軸までの最短距離が互いに略等距離となるように配置されていることを特徴とするものである。

0012

また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記光源の光軸と前記各導光体の中心軸を含む面同士のなす角が60°の倍数、72°の倍数、90°の倍数、120°の倍数及び180°の倍数のうちいずれか又はその組み合わせであることを特徴とするものである。

0013

また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2のいずれか1項において、前記複数の導光体のうち少なくとも1つの導光体に対して複数の前記光源が、前記導光体の長手方向に沿った中心軸から前記夫々の光源の光軸までの最短距離が互いに略等距離となるように配置されていることを特徴とするものである。

0014

また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項3において、前記導光体の中心軸と前記各光源の光軸を含む面同士のなす角が60°の倍数、72°の倍数、90°の倍数、120°の倍数及び180°の倍数のうちいずれか又はその組み合わせであることを特徴とするものである。

0015

また、本発明の請求項5に記載された発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項において、前記複数の導光体の少なくとも1つには側面に反射面が形成されていることを特徴とするものである。

0016

また、本発明の請求項6に記載された発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項において、前記複数の光源は全て同一の発光色を有する光源、又は2種以上の異なる発光色を有する光源の組み合わせからなることを特徴とするものである。

発明の効果

0017

本発明の、導光体を有する灯具はその基本構成を、互いに所定の間隔を持って配置された複数の光源と、該光源の光軸方向の斜め前方に並設された複数の柱状の導光体とし、1つの光源から発せられた光の一部をその光源から等距離にある複数の導光体に均等に振り分けて導入し、光源からの直接光による照射光と光源から発せられて導光体内を導光された間接光による装飾的な光とを出射する灯具とした。

0018

その結果、各光源から発せられた光が灯具の出射光として有効に活用されるため光の利用効率が高い灯具が実現する。それと共に、導光体の数に対して少ない数の光源によって構成することが可能となるため部品点数の低減による配置スペースの有効活用及び製造コストの削減を図ることができるようになった。

図面の簡単な説明

0019

本発明の基本構成を前方から見た時の説明図である。
本発明の基本構成を側方から見た時の説明図である。
本発明の基本構成に係る光路の説明図である。
同様に、本発明の基本構成に係る光路の説明図である。
同様に、本発明の基本構成に係る光路の説明図である。
同様に、本発明の基本構成に係る光路の説明図である。
同様に、本発明の基本構成に係る光路の説明図である。
本発明の実施形態に係る分解図である。
本発明の実施形態に係る組立図である。
図9のA−A断面図である。
従来例の説明図である。
同様に、従来例の説明図である。

実施例

0020

以下、この発明の好適な実施形態を図1図10を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。

0021

図1及び図2は、本発明に係る灯具の基本構成を示す説明図であり、図1は要部を前方から見たときの説明図、図2は要部を側方から見たときの説明図である。なお、以下の説明において、光源の照射方向を前方とし、光源の照射方向と反対方向を後方とする。

0022

本発明の基本構成に係る要部1は、例えば小型電球やLEDランプ等の外径寸法の小さい複数の光源2と柱状の複数の導光体3からなっており、前方から見ると図1に示すように、互いに所定の間隔を持って配置された複数の光源2の夫々の周りに少なくとも1つの導光体3が位置しており、導光体3が2つ以上位置する場合は、夫々の導光体3の光源2からの距離が互いに略等距離となるように位置している。

0023

詳しくは、導光体3が1つの光源2の周りに2つ以上位置する場合は、光源2の光軸Xから夫々の導光体3の長手方向に沿った中心軸Yまでの最短距離が互いに略等距離となるように位置している。具体的には、1つの光源2の周りに1つの導光体3が位置する部分、2つの導光体3が位置する部分、3つの導光体3が位置する部分及び4つの導光体3が位置する部分の組み合わせにより構成されている。

0024

なお、1つの光源の周りに位置する導光体の数は上記1〜4つに限られるものではなく、光源及び導光体を配置するスペースや導光体内を導光される光の光量等を考慮して適宜設定される。また、1つの光源の周りに位置する導光体の数が、例えば2〜6つのいずれかとなる場合、光源の光軸と各導光体の中心軸を含む面同士のなす角が60°の倍数、72°の倍数、90°の倍数、120°の倍数及び180°の倍数のうちいずれか又はその組み合わせであることが好ましい。これにより、複数の光源と複数の導光体が美しい幾何学模様整列配置される。

0025

導光体3についてみると、各導光体3は少なくとも1つの光源2を囲むように位置しており、1つの導光体3が同時に2つ以上の光源2を囲む位置にある場合は、夫々の光源2からその導光体3までの距離が互いに略等距離となるように位置している。

0026

詳しくは、導光体3が同時に2つ以上の光源2を囲む位置にある場合は、導光体3の長手方向に沿った中心軸Yから夫々の光源2の光軸Xまでの最短距離が互いに略等距離となるように位置している。具体的には、導光体3が1つの光源2を囲む部分、同時に2つの光源2を囲む部分、同時に3つの光源2を囲む部分及び同時に4つの光源2を囲む部分の組み合わせにより構成されている。

0027

なお上記同様、1つの導光体が同時に囲む光源の数は上記1〜4つに限られるものではなく、光源及び導光体を配置するスペースや導光体内を導光される光の光量等を考慮して適宜設定される。また、1つの導光体が同時に囲む光源の数が、例えば2〜6つのいずれかとなる場合、導光体の中心軸と各光源の光軸を含む面同士のなす角が60°の倍数、72°の倍数、90°の倍数、120°の倍数及び180°の倍数のうちいずれか又はその組み合わせであることが好ましい。これにより、複数の光源と複数の導光体が美しい幾何学模様に整列配置されると共に、導光体が囲む各光源から導光体に入射した光が導光体内において規則的な分布を形成し、導光体から出射される光の配光が優れた美観演出する。

0028

図2において、複数の柱状の導光体3は互いに並設(本実施形態においては平行に並設)して配置されており、各導光体3は光源2側の一端部4に開口を有する凹部4aが設けられ、光源2と反対側の他端部5は長手方向に沿った中心軸Yに垂直な面に対して傾いた面(傾斜面)からなる先端面5aを有している。導光体3の、凹部4aの底面4bの位置から光源2と反対側の他端部5までの間は柱状を呈する柱状部6となっている。

0029

導光体3の、凹部4aが設けられた一端部4の側を灯具の後方側とし傾斜面からなる前端面5aを有する他端部5の側を前方側とすると、光源2は導光体3の開口端面4cから適宜な距離を置いた斜め後方の位置に配置されると共に、各光源2の光軸X上を含むその近傍には導光体3は存在せず、光源2から略光軸Xの方向に発せられた光L1は隣接する導光体3同士の間を反射も屈折もなくそのまま直接光として灯具の前方に向かう照射光となる(図3参照)。

0030

また、各光源2から光軸Xの方向に対して大きい角度で発せられてその光源の周りに位置する導光体3の一端部4の開口端面4cから該導光体3に入射した光L2は、凹部4aの側壁部4d及び柱状部6で内部反射を繰り返しながら導光体3内を導光され、光出射面となる先端面5aから導光体3外の前方に向けて出射された光が間接光として灯具の装飾的な光となる(図4参照)。

0031

更に、光源2から導光体3の外側面7に向かって出射された光L3は、該外側面7から導光体3内に入射して導光体3内を導光され、再度外側面7から導光体3外の前方に向けて出射される。このときの出射光L3は導光体3内を導光された光であるため上記同様間接光として灯具の装飾的な光となる(図5参照)。

0032

このような光学系を光源2側からみると、1つの光源2から発せられた光の一部は該光源2の周りに位置する数の導光体3の夫々に振り分けられて入射し、光源2からの直接光と共に導光体3内を導光された間接光が灯具から外部に向けて出射される。そのため、光源2から発せられた光が有効に活用され、光の利用効率が高い灯具が実現する。

0033

一方、導光体3側からみると、1つの導光体3に対して該導光体3を囲む数の光源2の夫々から振り分けられた光同士が重畳されて導光体3に入射し、上記同様、光源2からの直接光と共に導光体3内を導光された重畳光による間接光が灯具から外部に向けて出射される。そのため、導光体3を囲む光源2の数が増えるに従って、導光体3内を導光される光(重畳光)の光量が増加し、導光体3からの間接光の光量が多い灯具が実現する。

0034

ところで、光源2から導光体3の外側面7に向かって出射された光L3を、図5に示したように光路を辿る装飾的な光としてではなく、直接光と見做すことができるような構成とすることができる。

0035

それは、図6に示すように、各導光体3の外側面7にアルミニウム等の反射材料蒸着法等の方法で成膜してなる反射膜による反射面8を形成する。すると、光源2から各導光体3の外側面7に向かって出射された光L4は、導光体3の外側面7に形成された反射面8で反射されてその反射光が灯具外に出射される。

0036

この光L4は、図5に示す光路を辿る光L3が導光体3に入射するときの入射損失、導光体3内を導光されるときの導光損失及び導光体3から出射するときの出射損失によって減衰するのに対し、導光体3の反射面8により極めて高い反射率で反射される。そのため、この反射光L4は直接光に相当する光として活用することができる。

0037

なお、上記要部を基本構成とする灯具は、図7に示すように、少なくとも光源2と導光体3の間の該導光体3の凹部4aの後方に、表面にアルミニウム等の反射材料を蒸着法等の方法で成膜してなる反射膜による反射面9aが形成された光輝反射体9が配設されている。この光輝反射体9は、昼間に灯具を前方から観視したときに同様に前方から導光体3内に入射して該導光体3内を導光された外光L5をその反射面9aで反射し、反射光が再度導光体3内を導光されて導光体外へ出射される。

0038

このとき、導光体3外に出射された光は光輝反射体9の反射面9aで反射された光輝反射光であり、このメタリック調の光輝反射光が導光体3を通して観視者に視認される。その結果、光学的に美観を演出することが可能となり、魅力ある灯具をアピールすることができる。

0039

ところで、導光体から出射される光の配光制御は、光源から発せられた光の進行方向を曲げ屈折面となる、導光体の一端部の開口端面(光入射面)及び他端部の端面(光出射面)の、導光体の長手方向に垂直な面に対する傾斜角度あるいは形状を適宜設定し、屈折面及び反射面(内部反射面)となる、導光体の側面の、導光体の長手方向に沿った中心軸Y対する傾斜角度を適宜制御することにより行われる。

0040

図8図10は、上記基本構成に基づく実際の灯体の一例を示すものであり、図8は分解斜視図、図9図8の組立図、図10図9のA−A断面図である。ここで示す灯体はフォグランプとDRLを具備したものであり、フォグランプはプロジェクタ型灯具を採用し、本発明の構成とされる灯具をDRLとして採用したものである。

0041

本灯体を構成するDRL用灯具35の部分は、複数の光源20を実装した基板21が、例えば樹脂あるいは金属部材からなるシャーシ22に取付固定されてなる光源モジュール23と、表面にアルミ蒸着等によるメタリック調の光輝反射処理が施された反射面24を備えたエクステンション25と、透明樹脂部材からなり複数の柱状の導光体部26が一体に形成された導光パネル27を備えている。

0042

光源20は、小型電球やLED等の寸法の小さいものが用いられ、適宜の数の光源20が基板21の適宜の位置に配置されている。光源20の点灯時の発熱はシャーシ22を介して放熱され、光源20内に収容された発光源温度上昇が抑制されるようになっている。

0043

光源モジュール23はエクステンション25の後方側に取り付けられ、光源20の照射方向がエクステンション26の方向を向いた状態とされている。エクステンション25には光源モジュール23に実装された光源20の直前となる位置に、光源20から発せられた光が通過する光通過孔28が設けられている。この光通過孔28は孔径が光源20の外径とほぼ同じ大きさに形成され、光通過孔28の中心軸Zが光源の光軸Xと同一線上に位置するような位置関係を有している。

0044

導光パネル27はエクステンション25の光輝反射面24が設けられた側(前方側)に取り付けられ、ベース部29から適宜の配置で突出した複数の柱状の導光体部26がエクステンション25と反対側(前方側)の方向を向いた状態とされている。

0045

エクステンション25の光輝反射面24が設けられた前方側には、該エクステンション25に導光パネル27を取り付けたときに各導光体部26の直下となる位置に、先端面30をベース部29に対して傾斜面とする凸部31が形成されている。

0046

この凸部31の先端面30は導光体部26の一端部4に形成された凹部4a内に位置しており、昼間時に、導光体部26から入射して該導光体部26内を導光されて到達した外光を反射させ、その反射光を再度導光体部26内に戻して導光体部26から出射された光輝反射光を観視者に視認させる働きをする。このメタリック調の光輝反射光は光学的な美観を演出するものであり、これにより灯具を魅力あるものにすることが可能となる。

0047

また、エクステンション25の凸部31が設けられた領域以外の光輝反射面24は、同様に昼間時、導光パネル27の導光体部26が設けられた領域以外の部分から入射した外光を反射してその反射光が光輝反射光として観視者に認識されるようになっている。

0048

なお、エクステンション25に設けられた貫通孔33は、その後方側に配置されるフォグランプ用のプロジェクタ型灯具40からの光を通過させる孔である。プロジェクタ型灯具40は光源モジュール23、エクステンション25及び導光パネル27からなるDRL用灯具35の後方側に位置するハウジング(図示せず)に取り付けられ、DRL用灯具35の前方側に位置する前面レンズ(図示せず)と共に灯室を形成して該灯室内にDRL用灯具35及びフォグランプ用プロジェクタ型灯具40が収容されている。

0049

以上説明したように、本発明の導光体を有する灯具は、それを前方から見た時に、互いに所定の間隔を持って配置された複数の光源の夫々の周りとなる位置に導光体を配置して各光源から発せられた光が該光源の周りに配置された導光体に均等に入射するように振り分け、導光体内を導光された間接光と光源からの直接光とが灯具から出射されるようにした。

0050

その結果、各光源から発せられた光が灯具の出射光として有効に活用されるため光の利用効率が高い灯具が実現する。それと共に、導光体の数に対して少ない数の光源によって構成することが可能となるため部品点数の低減による配置スペースの有効活用及び製造コストの削減を図ることができる。

0051

同時に、前方から見た時に、互いに所定の間隔を持って配置された複数の導光体の夫々に対して、該導光体を囲む数の光源の夫々から振り分けられた光同士が重畳されて導光体に入射し、導光体内を導光された重畳光による間接光と光源からの直接光とが灯具から出射されるようにした。

0052

その結果、各導光体を囲む光源の数が増えるに従って、導光体内を導光される光(重畳光)の光量が増加し、導光体からの間接光の光量が多い灯具が実現する。

0053

また、各光源の発光色は同一であることに限定されるものではなく、2種以上の異なる発光色を有する光源の組み合わせでもかまわない。これにより、多彩照明空間を演出することが可能となる。

0054

1・・・ 要部
2・・・光源
3・・・導光体
4・・・ 一端部
4a・・・ 凹部
4b・・・ 底面
4c・・・開口端面
4d・・・側壁部
5・・・ 他端部
5a・・・ 先端面
6・・・ 柱状部
7・・・ 外側面
8・・・反射面
9・・・光輝反射体
9a・・・ 反射面
20・・・ 光源
21・・・基板
22・・・シャーシ
23・・・光源モジュール
24・・・ 反射面
25・・・エクステンション
26・・・ 導光体部
27・・・導光パネル
28・・・光通過孔
29・・・ベース部
30・・・ 先端面
31・・・ 凸部
33・・・貫通孔
35・・・ DRL用灯具
40・・・ プロジェクタ型灯具

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