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技術 パチンコ発射装置及びそのパチンコ発射装置を備えた遊技機

出願人 京楽産業.株式会社
発明者 谷口雅之間部悟志清水眞人
出願日 2009年8月28日 (11年3ヶ月経過) 出願番号 2009-198891
公開日 2011年3月10日 (9年8ヶ月経過) 公開番号 2011-045662
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード はねかえり 直流交流変換器 囲繞空間 平面視円弧状 戻り速度 固定子用 略角柱状 回転子用
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

ハンマーを回転させるためのトルクが大きく、ハンマーの待機位置に戻す速さも速いパチンコ発射装置及びそのパチンコ発射装置を備えた遊技機を提供する。

解決手段

パチンコ発射装置は、3つの腕状部を持ち、該3つの腕状部が略180°の角度範囲内にある永久磁石から成るロータ205と、磁極面を有するコアと、該コアの上方と下方にステータアーム部によって連結された、それぞれ磁極面を有するヨークから成るステータ206と、コアに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定されたハンマー209を備え、ステータは、コアとヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの3つの腕状部のうち、中央の腕状部を挟む2つの腕状部の端部は、同じ極性を持ち、中央の腕状部の端部は、2つの腕状部の端部の持つ極性とは異なる極性を持っている。

概要

背景

従来、用いられていた周知のパチンコ発射装置では、モータ軸カムを取り付け、このモータを回転させてカムがパチンコ玉遊技球)発射用のハンマー連打することによりパチンコ玉を発射させていた。

上記のような従来のパチンコ発射装置では、次のような課題が存在していた。すなわち、従来のパチンコ発射装置に用いるモータは、回転子の外周の全周にわたって多数の極歯を備えていなければならず、モータ自体の小型化および発射装置自体の小型化を図ることが困難であった。

そこで、特許文献1では、弧状のヨークとその両端から径方向に沿って延設された一つの固定子用極歯とから構成される固定子と、固定子にコイルが巻かれており、磁性体からなる回転子は、回転軸を中心として回転自在に設けられると共に、一対の固定子用極歯に対応する位置に設けられた一対の回転子用極歯が設けられている。それにより、小型化を図っている。

概要

ハンマーを回転させるためのトルクが大きく、ハンマーの待機位置に戻す速さも速いパチンコ発射装置及びそのパチンコ発射装置を備えた遊技機を提供する。パチンコ発射装置は、3つの腕状部を持ち、該3つの腕状部が略180°の角度範囲内にある永久磁石から成るロータ205と、磁極面を有するコアと、該コアの上方と下方にステータアーム部によって連結された、それぞれ磁極面を有するヨークから成るステータ206と、コアに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定されたハンマー209を備え、ステータは、コアとヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの3つの腕状部のうち、中央の腕状部を挟む2つの腕状部の端部は、同じ極性を持ち、中央の腕状部の端部は、2つの腕状部の端部の持つ極性とは異なる極性を持っている。

目的

本発明の目的は、上記課題に鑑み、ハンマーを回転させるためのトルクが大きく、ハンマーの待機位置に戻す速さも速いパチンコ発射装置及びそのパチンコ発射装置を備えた遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

3つの腕状部を持ち、該3つの腕状部が略180°の角度範囲内にある永久磁石から成るロータと、磁極面を有するコアと、該コアの左側と右側にステータアーム部によって連結された、それぞれ磁極面を有するヨークから成るステータと、前記コアに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、前記ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、前記ステータは、前記コアと前記ヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、前記ロータの3つの腕状部のうち、中央の腕状部を挟む2つの腕状部の端部は、同じ極性を持ち、前記中央の腕状部の端部は、前記2つの腕状部の端部の持つ極性とは異なる極性を持ち、前記ハンマーの待機位置に移るときは、前記2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、前記2つの腕の端部の持つ極性と異なる極性を持ち、前記中央の腕状部の端部に最も近いヨークの磁極面は、前記中央の腕状部の端部の持つ極性と異なる極性を持つように、前記コイルを励磁し、前記ハンマーにより遊技球打ち出す状態になるときは、前記2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、前記2つの腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持ち、前記中央の腕状部の端部に最も近いヨークの磁極面は、前記中央の腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持つように、前記コイルを励磁するように、前記コイルに電圧印加することを特徴とするパチンコ発射装置

請求項2

2つの腕状部を持ち、該2つの腕状部が略180°の角度範囲内にある永久磁石から成るロータと、2つの磁極面を有する2つのヨークと前記2つのヨークを連結するステータアーム部から成るステータと、前記ヨークに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、前記ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、前記ステータは、前記ヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、前記ロータの2つの腕状部の端部は、それぞれ異なる極性を持ち、前記ハンマーの待機位置に移るときは、前記2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、前記2つの腕の端部の持つ極性と異なる極性を持つように、前記コイルを励磁し、前記ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、前記2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、前記2つの腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持つように、前記コイルを励磁するように、前記コイルに電圧を印加することを特徴とするパチンコ発射装置。

請求項3

周方向に3つの磁極を持つ扇形の永久磁石を有するロータと、磁極面を有するコアと、該コアの左側と右側にステータアーム部によって連結された、それぞれ磁極面を有するヨークから成るステータと、前記コアに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、前記ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、前記ステータは、前記コアと前記ヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、前記ロータの3つの磁極のうち、中央の磁極を挟む2つの磁極の端部は、同じ極性を持ち、前記中央の磁極は、前記2つの磁極とは異なる極性を持ち、前記ハンマーの待機位置に移るときは、前記2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、前記2つの磁極の持つ極性と異なる極性を持ち、前記中央の磁極に最も近いヨークの磁極面は、前記中央の磁極の持つ極性と異なる極性を持つように、前記コイルを励磁し、前記ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、前記2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、前記2つの磁極の持つ極性と同じ極性を持ち、前記中央の磁極に最も近いヨークの磁極面は、前記中央の磁極の持つ極性と同じ極性を持つように、前記コイルを励磁するように、前記コイルに電圧を印加することを特徴とするパチンコ発射装置。

請求項4

周方向に2つの磁極を持つ扇形の永久磁石を有するロータと、2つの磁極面を有する2つのヨークと、前記2つのヨークを連結するステータアーム部から成るステータと、前記ヨークに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、前記ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、前記ステータは、前記ヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、前記ロータの2つの磁極のそれぞれは異なる極性を持ち、前記ハンマーの待機位置に移るときは、前記2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、前記2つの磁極の持つ極性と異なる極性を持つように、前記コイルを励磁し、前記ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、前記2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、前記2つの磁極の持つ極性と同じ極性を持つように、前記コイルを励磁するように、前記コイルに電圧を印加することを特徴とするパチンコ発射装置。

請求項5

請求項1〜4のいずれか1項に記載のパチンコ発射装置を備えることを特徴とする遊技機

技術分野

0001

本発明は、パチンコ発射装置及びそのパチンコ発射装置を備えた遊技機に関し、特にソレノイドによって発生する磁場によってロータを回転させることによって回転するハンマー遊技球を発射させるパチンコ発射装置及びそのパチンコ発射装置を備えた遊技機に関するものである。

背景技術

0002

従来、用いられていた周知のパチンコ発射装置では、モータ軸カムを取り付け、このモータを回転させてカムがパチンコ玉(遊技球)発射用のハンマーを連打することによりパチンコ玉を発射させていた。

0003

上記のような従来のパチンコ発射装置では、次のような課題が存在していた。すなわち、従来のパチンコ発射装置に用いるモータは、回転子の外周の全周にわたって多数の極歯を備えていなければならず、モータ自体の小型化および発射装置自体の小型化を図ることが困難であった。

0004

そこで、特許文献1では、弧状のヨークとその両端から径方向に沿って延設された一つの固定子用極歯とから構成される固定子と、固定子にコイルが巻かれており、磁性体からなる回転子は、回転軸を中心として回転自在に設けられると共に、一対の固定子用極歯に対応する位置に設けられた一対の回転子用極歯が設けられている。それにより、小型化を図っている。

先行技術

0005

特開2001−137442公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1のパチンコ発射装置は、回転子用極歯が2極のため、コイルに電圧印加して磁場を発生させたときに生じる回転子を回転させるトルクは、2極に対する磁化によって発生するので、トルクも弱い。また、極歯の長さが短く、重量バランスもそれほど崩れていないため、コイルに電圧を印加して磁場を発生させ、回転子の極歯を引きつけ、回転子を回転させ、ハンマーで遊技球を打った後に、ハンマーの待機位置に戻るときに、それほど素速い戻りが期待できなかった。

0007

本発明の目的は、上記課題に鑑み、ハンマーを回転させるためのトルクが大きく、ハンマーの待機位置に戻す速さも速いパチンコ発射装置及びそのパチンコ発射装置を備えた遊技機を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係るパチンコ発射装置及びそのパチンコ発射装置を備えた遊技機は、上記の目的を達成するために、次のように構成される。

0009

第1のパチンコ発射装置(請求項1に対応)は、3つの腕状部を持ち、3つの腕状部が略180°の角度範囲内にある永久磁石から成るロータと、磁極面を有するコアと、コアの左側と右側にステータアーム部によって連結された、それぞれ磁極面を有するヨークから成るステータと、コアに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、ステータは、コアとヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの3つの腕状部のうち、中央の腕状部を挟む2つの腕状部の端部は、同じ極性を持ち、中央の腕状部の端部は、2つの腕状部の端部の持つ極性とは異なる極性を持ち、ハンマーの待機位置に移るときは、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕の端部の持つ極性と異なる極性を持ち、中央の腕状部の端部に最も近いヨークの磁極面は、中央の腕状部の端部の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁し、ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持ち、中央の腕状部の端部に最も近いヨークの磁極面は、中央の腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁するように、コイルに電圧を印加することを特徴とする。

0010

第2のパチンコ発射装置(請求項2に対応)は、2つの腕状部を持ち、2つの腕状部が略180°の角度範囲内にある永久磁石から成るロータと、2つの磁極面を有する2つのヨークと2つのヨークを連結するステータアーム部から成るステータと、ヨークに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、ステータは、ヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの2つの腕状部の端部は、それぞれ異なる極性を持ち、ハンマーの待機位置に移るときは、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕の端部の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁し、ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁するように、コイルに電圧を印加することを特徴とする。

0011

第3のパチンコ発射装置(請求項3に対応)は、周方向に3つの磁極を持つ扇形の永久磁石を有するロータと、磁極面を有するコアと、コアの左側と右側にステータアーム部によって連結された、それぞれ磁極面を有するヨークから成るステータと、コアに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、ステータは、コアとヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの3つの磁極のうち、中央の磁極を挟む2つの磁極の端部は、同じ極性を持ち、中央の磁極は、2つの磁極とは異なる極性を持ち、ハンマーの待機位置に移るときは、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と異なる極性を持ち、中央の磁極に最も近いヨークの磁極面は、中央の磁極の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁し、ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と同じ極性を持ち、中央の磁極に最も近いヨークの磁極面は、中央の磁極の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁するように、コイルに電圧を印加することを特徴とする。

0012

第4のパチンコ発射装置(請求項4に対応)は、周方向に2つの磁極を持つ扇形の永久磁石を有するロータと、2つの磁極面を有する2つのヨークと2つのヨークを連結するステータアーム部から成るステータと、ヨークに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、ステータは、ヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの2つの磁極のそれぞれは異なる極性を持ち、ハンマーの待機位置に移るときは、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁し、ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁するように、コイルに電圧を印加することを特徴とする。
第1の遊技機(請求項5に対応)は、上記第1〜第4のいずれかのパチンコ発射装置を備えたことを特徴とする。

発明の効果

0013

本発明によれば、3つの腕状部を持ち、3つの腕状部が略180°の角度範囲内にある永久磁石から成るロータと、磁極面を有するコアと、コアの左側と右側にステータアーム部によって連結された、それぞれ磁極面を有するヨークから成るステータと、コアに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、ステータは、コアとヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの3つの腕状部のうち、中央の腕状部を挟む2つの腕状部の端部は、同じ極性を持ち、中央の腕状部の端部は、2つの腕状部の端部の持つ極性とは異なる極性を持ち、ハンマーの待機位置に移るときは、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕の端部の持つ極性と異なる極性を持ち、中央の腕状部の端部に最も近いヨークの磁極面は、中央の腕状部の端部の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁し、ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持ち、中央の腕状部の端部に最も近いヨークの磁極面は、中央の腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁するように、コイルに電圧を印加するため、ハンマーを回転させるためのトルクが大きく、ハンマーの待機位置に戻す速さが速いパチンコ発射装置とそのパチンコ発射装置を備えた遊技機を提供することができる。

0014

また、本発明によれば、2つの腕状部を持ち、2つの腕状部が略180°の角度範囲内にある永久磁石から成るロータと、2つの磁極面を有する2つのヨークと2つのヨークを連結するステータアーム部から成るステータと、ヨークに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、ステータは、ヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの2つの腕状部の端部は、それぞれ異なる極性を持ち、ハンマーの待機位置に移るときは、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕の端部の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁し、ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁するように、コイルに電圧を印加するため、ハンマーを回転させるためのトルクが大きく、ハンマーの待機位置に戻す速さが速いパチンコ発射装置とそのパチンコ発射装置を備えた遊技機を提供することができる。

0015

さらに、本発明によれば、周方向に3つの磁極を持つ扇形の永久磁石を有するロータと、磁極面を有するコアと、コアの左側と右側にステータアーム部によって連結された、それぞれ磁極面を有するヨークから成るステータと、コアに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、ステータは、コアとヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの3つの磁極のうち、中央の磁極を挟む2つの磁極の端部は、同じ極性を持ち、中央の磁極は、2つの磁極とは異なる極性を持ち、ハンマーの待機位置に移るときは、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と異なる極性を持ち、中央の磁極に最も近いヨークの磁極面は、中央の磁極の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁し、ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と同じ極性を持ち、中央の磁極に最も近いヨークの磁極面は、中央の磁極の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁するように、コイルに電圧を印加するため、ハンマーを回転させるためのトルクが大きく、ハンマーの待機位置に戻す速さが速いパチンコ発射装置とそのパチンコ発射装置を備えた遊技機を提供することができる。

0016

また、本発明によれば、周方向に2つの磁極を持つ扇形の永久磁石を有するロータと、2つの磁極面を有する2つのヨークと2つのヨークを連結するステータアーム部から成るステータと、ヨークに巻かれたコイルと、を備えたロータリーソレノイドと、ロータの回転軸に固定または連結されたハンマーを備え、ステータは、ヨークの長さ方向が略垂直方向になるように設置され、ロータの2つの磁極のそれぞれは異なる極性を持ち、ハンマーの待機位置に移るときは、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁し、ハンマーにより遊技球を打ち出す状態になるときは、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁するように、コイルに電圧を印加するため、ハンマーを回転させるためのトルクが大きく、ハンマーの待機位置に戻す速さが速いパチンコ発射装置とそのパチンコ発射装置を備えた遊技機を提供することができる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の一実施形態に係る遊技機の透過部材保持枠開放状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る遊技機の正面図である。
本発明の一実施形態に係る遊技盤の正面図である。
本発明の一実施形態に係る遊技機の制御手段の構成を示すブロック図である。
発射用ソレノイドに印加する電圧の波形である。
本発明の第1実施形態に係るパチンコ発射装置の模式図である。
本発明の第1実施形態に係るパチンコ発射装置のコイルに電圧を印加してハンマーを回転させた後の状態を示した模式図である。
本発明の第2実施形態に係るパチンコ発射装置の模式図である。
本発明の第2実施形態に係るパチンコ発射装置のコイルに電圧を印加してハンマーを回転させた後の状態を示した模式図である。
本発明の第3実施形態に係るパチンコ発射装置の模式図である。
本発明の第3実施形態に係るパチンコ発射装置のコイルに電圧を印加してハンマーを回転させた後の状態を示した模式図である。
本発明の第4実施形態に係るパチンコ発射装置の模式図である。
本発明の第4実施形態に係るパチンコ発射装置のコイルに電圧を印加してハンマーを回転させた後の状態を示した模式図である。

実施例

0018

以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。

0019

図1に示すように、遊技機1は、支持体2と、この支持体2に回転可能に枢支された扉体3とを備えている。支持体2は、上板2a、下板2b、側板2c,2dによって四辺を構成する枠体からなる。各板2a〜2dは、変形や歪みが生じにくい木材等を材質とするもので、略長方形状に囲繞空間が形成されるように連結金具によって連結されている。

0020

そして、これら連結金具のうち、上板2aと側板2cとを連結する金具および側板2cと下板2bとを連結する金具には、一対のヒンジ4a,4bが、遊技機1の前面側に突出した位置で対面するように固定されている。

0021

そして、一対のヒンジ4a,4bには、扉体3が回転可能に枢支されている。扉体3は、支持体2に対して開閉可能となるものであり、本実施形態においては、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とによって扉体3が構成されている。なお、図1は、支持体2に対して透過部材保持枠5が開放され、遊技盤保持枠6が支持体2に対して閉じられた状態を示している。これら透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6は、その背面の一部または全部を支持体2の前面に接触させ、支持体2、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が略平行となる閉位置から、上記背面が支持体2の前面から離間した開位置まで回転する。

0022

透過部材保持枠5は、支持体2と同様に、上辺5a、下辺5b、側辺5c,5dからなる四辺によって略長方形状の囲繞空間が形成される枠体からなり、後述する遊技盤17の前面を覆う透過部材7が囲繞空間に固定される。本実施形態においては、透明のガラス板によって透過部材7を構成しているが、この透過部材7を介して後述する遊技盤17が見えるものであれば、その材質や形状は特に問わず、例えば合成樹脂等によって構成してもよい。また、透過部材保持枠5の材質も特に問わないが、軽量化や装飾性の向上の目的から合成樹脂性とすることが望ましく、特にこの場合には補強金具8を固定して歪みや変形を防止するとよい。

0023

なお、図2に示すように、遊技機1の前面すなわち透過部材保持枠5の前面には、装飾ランプ9、遊技球を発射するための操作ハンドル10、払い出された賞球を溜める上皿11、装飾部材12が固定されている。また装飾部材12は内部に設けられたスピーカ部21を完全に覆う形で固定されているが、この装飾部材12は、スピーカからの音を遊技機外部に放出する放音穴は有していない。すなわち、スピーカ部21はこの装飾部材12により完全に覆われるため、該スピーカ部21が遊技機外部から視認することは不可能となっている。また、図1に示すように、上記の補強金具8や、上皿11に賞球を送球する供給路13、装飾ランプ9の照射方向を変更するためのモータ等を制御する制御基板14が、遊技機1の背面側に位置するように設けられている。

0024

図1および図2からも明らかなように、透過部材保持枠5の上辺5aおよび下辺5bは、支持体2の上板2aおよび下板2bと長さを等しくしており、透過部材保持枠5を閉じて、支持体2および透過部材保持枠5が略平行になったとき(透過部材保持枠5が閉位置にあるとき)に、上辺5aが上板2aに、側辺5c,5dが側板2c,2dに、それらの外周面が面一の状態で重なる。したがって、遊技機1を正面から見たときに、支持体2の上板2aおよび側板2c,2dは、透過部材保持枠5に覆われて見えなくなる。ただし、側辺5c,5dは、側板2c,2dよりも短く形成されており、支持体2の下板2bが遊技機1の正面側露出する。支持体2の下板2bは、上板2aや側板2c,2dに比べて厚く形成されており、その正面側に装飾部材15が固定されている。

0025

そして、透過部材保持枠5には、側辺5cの上方に突出する枢支軸16a、および側辺5cの下方に突出する枢支軸16bが固定されており、枢支軸16aがヒンジ4aに、枢支軸16bがヒンジ4bに回転可能に枢支されている。これにより、透過部材保持枠5が支持体2に対して開閉可能に支持されることとなる。なお、透過部材保持枠5を支持体2に回転可能に枢支する構造は上記に限らず、例えば、透過部材保持枠5の側辺5cの一部を凸状に形成し、この凸状部分をヒンジ4a,4bや支持体2に直接嵌合させて枢支するようにしてもよい。

0026

また、ヒンジ4a,4bには、透過部材保持枠5と同様に、遊技盤保持枠6が回転可能に枢支されている。図1に示すように、遊技盤保持枠6は、上辺6a、下辺6b、左側辺6c,右側辺6dからなる四辺によって略長方形状の囲繞空間が形成される枠体からなり、遊技盤保持枠6の左側辺6cには遊技盤止め具60a,60bが設けられており、上辺6aおよび下辺6bのそれぞれ右側辺6d寄りには遊技盤固定具60c,60dが設けられている。そして、遊技盤止め具60a,60b、及び遊技盤固定具60c,60dにより、この囲繞空間に図3に示す遊技盤17が固定される。

0027

遊技盤17の前面には、複数の風車、遊技球が入球可能な各種の入賞口、演出用役物等が設けられており、その略中央部分に形成された孔に演出用の液晶表示装置18が固定されている。透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が閉じられて遊技が可能な状態では、遊技盤17に所定の間隔を維持して略平行に透過部材7が対面するとともに、遊技盤17の前面が透過部材7によって覆われる。

0028

ここで、遊技盤17に設けられた各種の入賞口、役物等について、図2図4を参照しつつ説明する。上述したように、遊技盤17の下部位置には操作ハンドル10が回動可能に設けられている。遊技者が操作ハンドル10に触れると、操作ハンドル10内にあるタッチセンサ3b(図4参照)が、操作ハンドル10に遊技者が触れたことを検知し、発射制御基板106(図4参照)にタッチ信号を送信する。発射制御基板106は、タッチセンサ3bからタッチ信号を受信すると、発射用ソレノイド4a(図4参照)の通電許可する。そして、操作ハンドル10の回転角度を変化させると、操作ハンドル10に直結しているギアが回転し、ギアに連結した発射ボリューム3aのつまみが回転する。この発射ボリューム3aの検出角度に応じた電圧が、遊技球発射機構に設けられた発射用ソレノイド4aに印加される。そして、発射用ソレノイド4aに電圧が印加されると、発射用ソレノイド4aが印加電圧に応じて作動するとともに、操作ハンドル3の回動角度に応じた強さで、遊技領域26に向けて遊技球が発射される。

0029

上記のようにして発射された遊技球は、レール25a,25b間を上昇して遊技盤17の上部位置に達した後、遊技領域26内を落下する。このとき、遊技領域26に設けられた不図示の複数の釘や風車Fによって、遊技球は予測不能に落下することとなる。

0030

また、上記遊技領域26には、複数の一般入賞口32が設けられている。これら各一般入賞口32には、一般入賞口検出SW32aが設けられており、この一般入賞口検出SW32aが遊技球の入球を検出すると、所定の賞球(例えば10個の遊技球)が払い出される。なお、本実施形態では、必要に応じてスイッチを「SW」と表記する。

0031

さらに、上記遊技領域26であって、後述する大入賞口34の上方には、普通図柄ゲート33が遊技球を通過可能に設けられている。普通図柄ゲート33には、遊技球の通過を検出するゲート検出SW33aが設けられており、このゲート検出SW33aが遊技球の通過を検出すると、後述する普通図柄の抽選が行われる。

0032

また、上記遊技領域26の下部位置には、上記一般入賞口32と同様に、遊技球が入球可能な第1始動口30が設けられている。また、第1始動口30の真下には、第2始動口31が設けられている。第2始動口31は、図3に示すように、一対の可動片31bを有しており、これら一対の可動片31bが閉状態に維持される第1の態様と、一対の可動片31bが開状態となる第2の態様とに可動制御される(図3では、この第2の態様に可動制御されている状態を示している)。なお、第2始動口31が上記第1の態様に制御されているときには、当該第2始動口31の真上に位置する第1始動口30が障害物となって、遊技球の受入れを不可能または困難としている。一方で、第2始動口31が上記第2の態様に制御されているときには、上記一対の可動片31bが受け皿として機能し、第2始動口31への遊技球の入球が容易となる。つまり、第2始動口31は、第1の態様にあるときには遊技球の入球機会がほとんどなく、第2の態様にあるときには遊技球の入球機会が増すこととなる。

0033

なお、上記第1始動口30および第2始動口31には、遊技球の入球を検出する第1始動口検出SW30aおよび第2始動口検出SW31aがそれぞれ設けられており、これら検出SWが遊技球の入球を検出すると、後述する大当たり遊技を実行する権利獲得の抽選(以下、「大当たりの抽選」という)が行われる。また、検出SW30a、31aが遊技球の入球を検出した場合にも、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。

0034

そして、図2に示すように、上記普通図柄ゲート33のさらに下方には、大入賞口34が設けられている。この大入賞口34は、通常は大入賞口開閉扉34bによって閉状態に維持されており、遊技球の入球を不可能としている。これに対して、後述する特別遊技が開始されると、大入賞口開閉扉34bが開放されるとともに、この大入賞口開閉扉34bが遊技球を大入賞口34内に導く受け皿として機能し、遊技球が大入賞口34に入球可能となる。大入賞口34には大入賞口検出SW34aが設けられており、この大入賞口検出SW34aが遊技球の入球を検出すると、予め設定された賞球(例えば15個の遊技球)が払い出される。

0035

上記大入賞口34のさらに下方、すなわち、遊技領域26の最下部には、一般入賞口32、第1始動口30、第2始動口31、および大入賞口34のいずれにも入球しなかった遊技球を排出するための排出口35が設けられている。

0036

また、上記遊技盤17には、さまざまな演出を行う演出装置が設けられている。

0037

具体的には、上記遊技領域26の略中央部分には、液晶表示器(LCD)等からなる液晶表示装置18が設けられており、この液晶表示装置18の上方には、演出用役物装置36が設けられている。さらに、遊技盤17の上部位置および下部位置の双方には、演出用照明装置9が設けられている。

0038

上記液晶表示装置18は、遊技が行われていない待機中に画像を表示したり、遊技の進行に応じた画像を表示したりする。なかでも、第1始動口30または第2始動口31に遊技球が入球したときには、抽選結果を遊技者に報知する装飾図柄が変動表示される。装飾図柄というのは、例えば3つの数字をそれぞれスクロール表示するとともに、所定時間経過後に当該スクロールを停止させて、特定の図柄(数字)を配列表示するものである。これにより、図柄のスクロール中には、あたかも現在抽選が行われているような印象を遊技者に与えるとともに、スクロールの停止時に表示される図柄によって、抽選結果が遊技者に報知される。この装飾図柄の変動表示中に、さまざまな画像やキャラクター等を表示することによって、大当たりに当選するかもしれないという高い期待感を遊技者に与えるようにしている。

0039

上記演出用役物装置36は、その動作態様によって遊技者に期待感を与えるものである。本実施形態においては、演出用役物装置36は、中央部に回転可能な風車部材が配設されたベルト模擬している。演出に応じて風車部材が回転したり、ベルト全体が下降したりする。

0040

なお、本実施形態においては、操作ハンドルの左斜め上方に遊技者が押圧操作可能な演出ボタンチャンスボタン)37が設けられている。この演出ボタン37は、例えば、上記液晶表示装置18に当該演出ボタン37を操作するようなメッセージが表示されたときのみ有効とする。演出ボタン37には、演出ボタン検出SW37aが設けられており、この演出ボタン検出SW37aが遊技者の操作を検出すると、この操作に応じてさらなる演出が実行される。

0041

そして、遊技領域26の下方には、第1特別図柄表示装置40、第2特別図柄表示装置41、普通図柄表示装置42、第1保留表示器43、第2保留表示器44、普通図柄保留表示器45、高確率状態表示装置46及び時短状態表示装置47が設けられている。

0042

上記特別図柄表示装置40,41は、始動口30,31に遊技球が入球することを条件に行われる大当たり抽選の抽選結果を表示するためのものである。つまり、大当たり抽選の抽選結果に対応する特別図柄が複数設定されており、これらの特別図柄表示装置40,41に大当たり抽選の抽選結果に対応する特別図柄を停止表示することによって、抽選結果が遊技者に報知される。特別図柄表示装置40,41は、例えばそれぞれ複数のLEDで構成されており、大当たりに当選した場合には特定の複数のLEDが点灯し、ハズレであった場合にはそれに対応した特定のLEDが1つ点灯する。このようにして点灯することによって表される模様が特別図柄となるが、この特別図柄は、所定時間変動表示された後に、停止表示される。言い換えれば、特別図柄の変動表示が行われると必ず特別図柄の停止表示が行われ、大当たり抽選の抽選結果が報知される。また、本実施形態では、第1特別図柄表示装置40および第2特別図柄表示装置41における特別図柄の表示態様は同一のものとはしていない。すなわち、同じ種類の大当たりであっても、第1特別図柄表示装置40における特別図柄の表示態様と、第2特別図柄表示装置41における特別図柄の表示態様は異なるものとなる。このようにすると、遊技者が特別図柄表示装置40,41のいずれか一方の特別図柄の表示態様を覚えたとしても、他方の表示態様からは大当たり等の種類を把握することができないため、特別図柄の表示態様を分かりにくくできるという効果が得られる。なお、ハズレの場合にも複数のLEDを点灯させるものとすれば、ハズレか大当たりかを見極めにくくすることも可能となる。

0043

普通図柄表示装置42は、普通図柄ゲート33を遊技球が通過したことを契機として行われる当たりの抽選の抽選結果を報知するためのものである。この当たりの抽選に当選するとLEDで構成された普通図柄表示装置42が点灯し、その後、上記第2始動口31が所定時間、第2の態様に制御される。なお、この普通図柄についても、普通図柄ゲート33を遊技球が通過して即座に抽選結果が報知されるわけではなく、所定時間が経過するまで、普通図柄表示装置42を点滅させる等、普通図柄が変動表示するようにしている。すなわち、所定時間が経過するまで普通図柄表示装置42は点滅する。この普通図柄表示装置42の点滅が普通図柄の変動表示を構成し、普通図柄表示装置42の点灯が、当たりの抽選の抽選結果に対応する普通図柄の停止表示を構成する。

0044

ところで、特別図柄の変動表示中や大入賞口開閉装置が作動する特別遊技中に、始動口30,31に遊技球が入球しても、即座に特別図柄の変動表示が行われて特賞抽選の抽選結果が報知されない場合には、一定条件下で特別図柄の変動表示(特賞抽選の抽選結果の報知)が保留される。より詳細には、第1始動口30に遊技球が入球して留保される特別図柄の変動表示の権利は第1保留(U1)として留保され、第2始動口31に遊技球が入球して留保される特別図柄の変動表示の権利は第2保留(U2)として留保される。

0045

これら両保留は、それぞれ上限留保個数を4個に設定し、その留保個数は、それぞれ第1保留表示器43と第2保留表示器44とに表示される。なお、第1保留(U1)が1つの場合には、第1保留表示器43の左側のLEDが点灯し、第1保留(U1)が2つの場合には、第1保留表示器43の2つのLEDが点灯する。また、第1保留(U1)が3つの場合には、第1保留表示器43の左側のLEDが点滅するとともに右側のLEDが点灯し、第1保留(U1)が4つの場合には、第1保留表示器22の2つのLEDが点滅する。また、第2保留表示器44においても、上記と同様に第2保留(U2)の留保個数が表示される。

0046

一方、普通図柄の変動表示についても同様に、上限留保個数が4個に設定されており、その留保個数が、上記第1保留表示器43および第2保留表示器44と同様の態様によって、普通図柄保留表示器45において表示される。

0047

高確率状態表示装置46はLEDで構成されており、モーニング電源復旧時)において当該電源切断前に後述する高確率状態であることを条件に点灯する。一方、時短状態表示装置47もLEDで構成されているが、こちらはモーニング時に限らず電源投入されていれば時短状態であることを条件に点灯する。

0048

また、遊技盤保持枠6において、遊技盤17の固定位置の下方には、音声出力装置19(低音スピーカ19)や、操作ハンドル10の操作に応じて遊技領域に遊技球を発射する発射装置20等が固定されている。また、遊技盤17の背面には遊技の進行を制御するさまざまな制御基板が固定されている。

0049

図4は、遊技機1の制御基板(制御手段)の構成について示した図である。遊技機1は、主制御基板101、演出制御基板102、払出制御基板103、ランプ制御基板104、画像制御基板105、発射制御基板106、および、電源基板107から構成されている。

0050

主制御基板101は遊技の基本動作を制御する。この主制御基板101は、メインCPU101a、メインROM101b、メインRAM101cを備えている。メインCPU101aは、各検出SWやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM101bに格納されたプログラム読み出し演算処理を行うとともに、各装置や表示器直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板コマンドを送信したりする。メインRAM101cは、メインCPU101aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。

0051

上記主制御基板101の入力側には、一般入賞口検出SW32a、ゲート検出SW33a、第1始動口検出SW30a、第2始動口検出SW31a、および大入賞口検出SW34aが接続されており、遊技球の検出信号が主制御基板101に入力するようにしている。

0052

また、主制御基板101の出力側には、第2始動口30の一対の可動片30bを開閉動作させる始動口開閉ソレノイド30cと、大入賞口開閉扉34bを開閉動作させる大入賞口開閉ソレノイド34cとが接続されるとともに、図柄表示装置を構成する第1特別図柄表示装置40と第2特別図柄表示装置41と普通図柄表示装置42と、保留表示装置を構成する第1保留表示器43と第2保留表示器44と普通図柄保留表示器45と、状態表示装置を構成する高確率状態表示装置46及び時短状態表示装置47とが接続されており、出力ポートを介して各種信号が出力される。

0053

主制御基板101のメインROM101bには、遊技制御用のプログラムや各種の遊技に決定に必要なデータ、テーブルが記憶されている。また、主制御基板101のメインRAM101cには、複数の記憶領域が設けられている。

0054

また、メインRAM101cは、その一部または全部が電源基板107において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMを構成している。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサ放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、メインRAM101cのデータの内容は保存される。なお、バックアップ電源を有さずに、メインRAM101cをフラッシュメモリ等で構成してもよい。

0055

さらに、主制御基板101には、メインRAM101cのデータの内容をクリアすることを指示するためのRAMクリアスイッチ101dが直接搭載されている。また、主制御基板101には、現在時刻を出力するRTC(リアルタイムクロック)101eが搭載されている。メインCPU101aは、RTC101eから現在の日付を示す日付信号や現在の時刻を示す時刻信号を入力し、現在の日時にもとづいて各種処理を実行する。RTC101eは、通常、遊技機に電源が供給されているときには遊技機からの電源によって動作し、遊技機の電源が切られているときには、電源基板107に搭載されたバックアップ電源から供給される電源によって動作する。従って、RTC101eは、遊技機の電源が切られている場合であっても現在の日時を計時することができる。

0056

なお、RTC101eは、主制御基板101上に電池を設けて、かかる電池によって動作するようにしてもよい。また、RTC101eを設けずに、バックアップRAMとしての機能を有するメインRAM101cに設けたカウンタを、所定時間ごと(例えば4ms毎)にカウントアップすることによって時間を計時してもよい。

0057

電源基板107は、コンデンサからなるバックアップ電源を備えており、遊技機に供給する電源電圧監視し、電源電圧が所定値以下となったときに、電断検知信号を主制御基板101および演出制御基板102に出力する。より具体的には、電断検知信号がハイレベルになるとメインCPU101aおよびサブCPU102aは動作可能状態になり、電断検知信号がローレベルになるとメインCPU101aおよびサブCPU102aは動作停止状態になる。

0058

演出制御基板102は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この演出制御基板102は、サブCPU102a、サブROM102b、サブRAM102cを備えており、主制御基板101に対して、当該主制御基板101から演出制御基板102への一方向に通信可能に接続されている。サブCPU102aは、主制御基板101から送信されたコマンド、または、上記演出ボタン検出スイッチ17a、タイマからの入力信号に基づいて、メインROM101bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理に基づいて、対応するデータをランプ制御基板104または画像制御基板105に送信する。サブRAM102cは、サブCPU102aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。

0059

演出制御基板102のサブROM102bには、演出制御用のプログラムや各種の遊技の決定に必要なデータ、テーブルが記憶されている。

0060

例えば、主制御基板101から受信したコマンドに基づいて演出モードを決定するための演出モード決定テーブル(図示しない)等がサブROM102bに記憶されている。

0061

また、演出制御基板102のサブRAM102cには、複数の記憶領域が設けられている。

0062

払出制御基板103は、遊技球の発射制御と賞球の払い出し制御を行う。この払出制御基板103は、払出CPU103a、払出ROM103b、払出RAM103cを備えており、主制御基板101に対して、双方向に通信可能に接続されている。払出CPU103aは、遊技球が払い出されたか否かを検知する払出球計数スイッチ32、タイマからの入力信号に基づいて、払出ROM103bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理に基づいて、対応するデータを主制御基板101に送信する。また、払出制御基板103の出力側には、遊技球の貯留部から所定数の賞球を遊技者に払い出すための賞球払出装置払出モータ31が接続されている。払出CPU103aは、主制御基板101から送信された払出個数指定コマンドに基づいて、払出ROM103bから所定のプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、賞球払出装置26を制御して所定の賞球を遊技者に払い出す。このとき、払出RAM103cは、払出CPU103aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。

0063

また、図示しない遊技球貸出装置カードユニット)が払出制御基板103に接続されているか確認し、遊技球貸出装置(カードユニット)が接続されていれば、発射制御基板106に遊技球を発射させることを許可する発射制御データを送信する。

0064

発射制御基板106は、払出制御基板103から発射制御データを受信すると発射の許可を行う。そして、タッチセンサ3bからのタッチ信号および発射ボリューム3aからの入力信号を読み出し、発射用ソレノイド4aを通電制御し、遊技球を発射させる。このとき、発射制御基板106に設けられた直流交流変換器106aによって、直流の電圧を変換し、図5(b)で示す正電圧と負電圧を交互に変化する電圧を発射用ソレノイド4aに出力する。それによって、発射用ソレノイド4aに負電圧が印加されているときは、ハンマーは待機位置に位置し、発射用ソレノイド4aに正電圧が印加されたときは、ハンマーは回転し、遊技球を打ち出す。図5(a)は、タッチセンサにタッチしたときに電源基板から、T=0から発生する直流電圧であり、図5(b)は、発射用ソレノイド4aに出力する電圧であり、図5(c)は、ハンマーの待機と発射を示すグラフである。

0065

ここで、発射用ソレノイド4aに負電圧正電圧の交互に印加する電圧の1周期を1回と数えると1分間の回数は、発射制御基板106に設けられた水晶発振器出力周期に基づく周波数から、約99.9(回/分)に設定されている。これにより、1分間における発射遊技数は、発射用ソレノイド4aにパルス電圧が1回印加される毎に1個発射されるため、約99.9(個/分)となる。

0066

なお、本実施形態では、タッチセンサ3bからのタッチセンサ信号は、発射制御基板106が払出制御基板103と主制御基板101とを介して、演出制御基板102に送信されるようになっている。

0067

ランプ制御基板104は、遊技盤2に設けられた演出用照明装置9を点灯制御したり、光の照射方向を変更するためのモータに対する駆動制御をしたりする。また、演出用役物装置36を動作させるソレノイドやモータ等の駆動源を通電制御する。このランプ制御基板104は、演出制御基板102に接続されており、演出制御基板102から送信されたデータに基づいて、上記の各制御を行うこととなる。

0068

画像制御基板105は、上記液晶表示装置18の画像表示制御を行うための図示しない画像CPU、画像ROM、画像RAM、VRAMと、音声CPU、音声ROM、音声RAMとを備えている。この画像制御基板105は、上記演出制御基板102に双方向通信可能に接続されており、その出力側に上記液晶表示装置18および音声出力装置19を接続している。

0069

上記画像ROMには、液晶表示装置18に表示される演出図柄や背景等の画像データが多数格納されており、画像CPUが演出制御基板102から送信されたコマンドに基づいて所定のプログラムを読み出すとともに、所定の画像データを画像ROMからVRAMに読み出して、液晶表示装置18における表示制御をする。なお、画像CPUは、液晶表示装置18に対して、背景画像表示処理演出図柄表示処理、キャラクター画像表示処理など各種画像処理を実行するが、背景画像、演出図柄画像、キャラクター画像は、液晶表示装置18の表示画面上において重畳表示される。

0070

すなわち、演出図柄画像やキャラクター画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。このとき、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合、Zバッファ法など周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してVRAMに記憶させる。

0071

また、上記音声ROMには、音声出力装置19から出力される音声のデータが多数格納されており、音声CPUは、演出制御基板102から送信されたコマンドに基づいて所定のプログラムを読み出すとともに、音声出力装置19における音声出力制御をする。

0072

次に、本発明の第1実施形態に係る遊技機のパチンコ発射装置200について詳細に説明する。図6は、パチンコ発射装置200のハンマーの待機位置での模式図である。図7は、コイルに電圧を印加してハンマーを回転させ、遊技球を発射させた後の状態を示した模式図である。

0073

図6に示すように、パチンコ発射装置200は、ロータ軸をなすシャフト201(模式的に示している)と、略180°の角度範囲内に3つの腕202,203,204を持つ永久磁石から成るロータ205と、3つの腕202,203,204それぞれを引きつける磁場を発生するW形の3極のステータ206と、ステータ206のうちの中央のコア207に巻かれたコイル208と、ロータ205の回転軸であるシャフト201に固定または連結されたハンマー209とを備えている。上記シャフト201とロータ205とステータ206とコイル208によってロータリーソレノイドを構成し、発射用ソレノイド4aを形成している。なお、3つの腕のそれぞれの成す角度は、好ましくは、略90°である。

0074

ロータの3つの腕状部202,203,204のうち、中央の腕状部203を挟む2つの腕状部202,204の端部は、同じ極性(例えばS極)を持ち、中央の腕状部203の端部は、2つの腕状部202,204の端部の持つ極性とは異なる極性(例えばN極)を持つ。このような、永久磁石のロータ205は、例えば、ロータを構成する鉄などの強磁性体キュリー点以上に加熱し、2つの腕状部202,204の端部が同じ極性(例えばS極)、中央の腕状部203の端部が2つの腕状部202,204の端部の持つ極性とは異なる極性(例えばN極)になるように磁力をかけたまま室温に冷却することによって得られる。磁力は、例えば、ロータの3つの腕状部202,203,204のそれぞれにコイルを巻いてそれぞれのコイルに電圧を印加することによって得られる。

0075

シャフト201には、Dカットが施されており、シャフト201に取り付けるハンマー209に施されたDカット211と嵌合させる。また、Dカット212は、ロータ205に施されたDカット213と嵌合させる。

0076

ステータ206は、コア207と、コア207の左側にヨーク214、コア207の右側にヨーク215を備えており、それぞれロータ205に対向する平面視円弧状の磁極面207c、214c、215cを有する磁極部と、ヨーク214と215とコア207とを連結するアーム部216とを備えている。コア207の幅は、ヨーク214とヨーク215の幅の略2倍である。コア207は、略角柱状に形成され、コイル208を巻回しボビン217にコア207を挿入することによりコイル208が巻装される。ボビン217の一方のフランジには端子部(図示せず)が形成され、端子部にはコイル208に給電するための端子ピン(図示せず)が取り付けられている。ステータ206は、コア207とヨーク214,215の長さ方向が略垂直方向になるように設置される。

0077

ステータ206は、軟磁性材料である鋼板(例えば、冷間圧延鋼板(SPC),電気亜鉛メッキ鋼板(SEC)、ケイ素鋼板などの電磁鋼板)をそれぞれ所定形状に打ち抜き、所定枚数を積層して構成されている。

0078

ロータ205は、ステータ206のヨーク214の磁極面214cとヨーク215の磁極面215cとコア207の磁極面207cとの間に所定の空隙(例えば、0.3mm)を有しつつ、玉軸受(図示せず)にて回動可能に軸支されている。図中、符号261はストッパを示している。

0079

図6は、パチンコ発射装置200のコイル208に、図5で示す第1の極性(例えば負電圧)の電圧を印加し、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕状部の端部の持つ極性と異なる極性を持ち、中央の腕状部の端部に最も近いヨークの磁極面は、中央の腕状部の端部の持つ極性を異なる極性を持つように、コイルを励磁している状態を示す図である。ロータのそれぞれの腕状部、202,203,204は、磁極面215c、207c、214cから発生する磁場により引きつけられて、ハンマー209はストッパ261に支持されている。この状態がハンマー209とロータ205が待機位置にある状態である。

0080

図7は、パチンコ発射装置200のコイル208に図5で示す第2の極性(例えば正電圧)を印加し、2つの腕状部の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持ち、中央の腕状部の端部に最も近いヨークの磁極面は、中央の腕状部の端部の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁している状態を示す図である。コイル208に第2の極性(例えば正電圧)を印加し、電流が供給されてコイル208が励磁されると、ステータ206内に第1の極性の電圧を印加したときの逆の磁場が発生して磁極面207cにN極、214c、215cにS極が発生する。それらの磁極面207c、214c、215cから発生する磁場により、ロータ205の腕状部202,203,204と、磁極面215c、207c、214cとの間に反発力が働く。それにより、腕状部202,203,204がそれぞれ磁極面215c、207c、214cに反発され、腕状部202,203,204の端面がそれぞれ磁極面215c、207c、214cと反発するように、図中時計回りの方向に、ストッパ249でハンマーの動き静止するまで有限の角度ロータ205が回転する。

0081

そして、コイル208に印加する電圧を第1の極性の電圧に切り替わると、ロータのそれぞれの腕状部は、それぞれの磁極面に引っ張られ、また、ハンマー209の自重および、ロータ205の3つの腕状部により重量バランスが崩れているために、反時計回りの方向に有限の角度回転し、ハンマー209がストッパ261に支持される静止位置(待機位置)でロータ205は静止する。従って、コイル208の電圧の極性の切替を繰り返し行えば、ハンマー209でパチンコ玉(遊技球)500を連続的に発射することができる。なお、この電流の強度を可変とすることにより、ハンマー209の回転速度を可変とし、パチンコ玉の打球の強さを変えることができる。

0082

このように、本実施形態に係る遊技機でのパチンコ発射装置200では、ステータ206を3極にし、ロータ205が3つの腕状部202,203,204を持ち、それらの3つの腕状部が略180°の角度範囲内にあるため、重量バランスの影響で、戻り速度を速くすることができる。また、ロータ205の腕状部が3つあるために、コイル208に電圧を印加したときに働く力が、3つの腕状部それぞれに働くので、回転トルクも大きくすることができる。また、ロータ205の永久磁石による腕状部202,203,204と磁極面215c、207c、214cからの磁場による引力により、さらにハンマーの戻りが速くなり、また、戻ったときも磁力により磁極面からの引力を受けているために、ハンマーのストッパーによるはねかえりも少なくなり、すばやく待機位置で静止する。

0083

次に、本発明の第2実施形態に係る遊技機のパチンコ発射装置300について説明する。第2実施形態では、ロータの腕状部が2つのものを用いている。それに伴い、ステータのヨークの磁極面が2つになり、よりコンパクトにすることができる。なお、その他の構成は、第1実施形態と同様であるので、同一の符号を付し、説明を省略する。

0084

図8は、第2実施形態に係る遊技機のパチンコ発射装置300の模式図である。図8に示すように、ロータ301は、2つの腕状部302,303を持つ。

0085

ステータ304は、ヨーク305と、ヨーク305の左側にあるヨーク306を備えており、それぞれロータ301に対向する平面視円弧状の磁極面305c、306cを有する磁極部と、磁極部を連結するステータアーム部307とを備えている。ヨーク305、ヨーク306は、略角柱状に形成され、コイル308を巻回したボビンにヨーク305、ヨーク306を挿入することによりコイルが巻装される。ボビンの一方のフランジには図示しない端子部が形成され、端子部にはコイルに給電するための端子ピン(図示せず)が取り付けられている。ステータ304は、ヨーク305,306の長さ方向が略垂直方向なるように設置される。

0086

図8は、パチンコ発射装置300のコイル308に、図5で示す第1の極性(例えば負電圧)の電圧を印加し、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁している状態を示す図である。ロータのそれぞれの磁極、302,303は、磁極面305c、306cから発生する磁場により引っ張られて、ハンマー209はストッパ261に支持されている。この状態がハンマー209とロータ205が待機位置にある状態である。

0087

図9は、パチンコ発射装置300のコイル308に、図5で示す第2の極性(例えば正電圧)を印加し、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁している状態を示す図である。コイル308に第2の極性(例えば正電圧)を印加され、電流が供給されてコイル308が励磁されると、ステータ304内にハンマーが待機位置にいるときと逆の磁場が発生して磁極面305cにN極、306cにS極が発生する。それらの磁極面305c、306cから発生する磁場により、ロータ301の磁極302,303と、磁極面305c、306cとの間に反発力が働く。それにより、腕状部302,303がそれぞれ磁極面305c、306cに反発され、腕状部302,303がそれぞれ磁極面305c、306cから反発するように、図中時計回りの方向に、ハンマー209がストッパ249によって静止するまで有限の角度ロータ205が回転する。

0088

そして、コイル308に印加する電圧を第1の極性の電圧に切り替わると、ロータのそれぞれの腕状部は、それぞれの磁極面と引き付けあい、ハンマー209の自重および、ロータ205の重量バランスが崩れているために、反時計回りの方向に有限の角度回転し、ハンマー209がストッパ261に支持される静止位置(待機位置)でロータ205は静止する。従って、コイル308の電圧の極性の切替を繰り返し行えば、ハンマー209でパチンコ玉(遊技球)を連続的に発射することができる。なお、この電流の強度を可変とすることにより、ハンマー209の回転速度を可変とし、パチンコ玉の打球の強さを変えることができる。

0089

このように、本実施形態に係る遊技機でのパチンコ発射装置300では、ステータ304を2極にし、ロータ301が2つの腕状部302,303を持つため、重量バランスの影響で、戻り速度を速くすることができる。また、ロータ205の永久磁石による腕状部202,203と磁極面304c、303cからの磁場による引力により、さらにハンマーの戻りが速くなり、また、戻ったときも磁力により磁極面からの引力を受けているために、ハンマーのストッパーによるはねかえりも少なくなり、すばやく待機位置で静止する。

0090

次に、本発明の第3実施形態に係る遊技機のパチンコ発射装置400について詳細に説明する。図10は、パチンコ発射装置400の模式図である。図11は、コイルに電圧を印加してハンマーを回転させた後の状態を示した模式図である。

0091

図10に示すように、パチンコ発射装置400は、ロータ軸をなすシャフト201と、略180°の角度範囲内に3つの磁極402,403,404を持つ永久磁石から成る扇形のロータ405と、3つの磁極402,403,404それぞれを引きつける磁場を発生するW形の3極のステータ206と、ステータ206のうちの中央のコア207に巻かれたコイル208と、ロータ405の回転軸であるシャフト201に固定されたハンマー209とを備えている。上記シャフト201とロータ405とステータ206とコイル208によってロータリーソレノイドを構成し、発射用ソレノイド4aを形成している。

0092

ロータの3つの磁極402,403,404のうち、中央の磁極403を挟む二つの磁極402,404は、同じ極性(例えばS極)を持ち、中央の磁極403は、二つの磁極402,404の持つ極性とは異なる極性(例えばN極)を持つ。このような、永久磁石のロータ405は、例えば、特開2003−199274(回転子とその製造法及び回転機)に記載される製造方法を応用することによって得ることができる。
なお、第3実施形態は、ロータ以外は、第1実施形態と同様であるので、図6で示した同一の構成要素には、同一の符号を付し、説明を省略する。

0093

ステータ206は、コア207とヨーク214,215の長さ方向が略垂直方向になるように設置される。

0094

図10は、パチンコ発射装置400のコイル208に、図5で示す第1の極性(例えば負電圧)の電圧を印加し、2つの腕の端部それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と異なる極性を持ち、中央の磁極に最も近いヨークの磁極面は、中央の磁極の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁している状態を示す図である。ロータのそれぞれの磁極、402,403,404は、磁極面215c、207c、214cから発生する磁場により引っ張られて、ハンマー209はストッパ261に支持されている。この状態がハンマー209とロータ205が待機位置にある状態である。

0095

図11は、パチンコ発射装置400のコイル208に図5で示す第2の極性(例えば正電圧)を印加し、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と同じ極性を持ち、中央の磁極に最も近いヨークの磁極面は、中央の磁極の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁している状態を示す図である。コイル208に第2の極性(例えば正電圧)を印加し、電流が供給されてコイル208が励磁されると、ステータ206内に第1の極性の電圧を印加したときの逆の磁場が発生して磁極面207cにN極、214c、215cにS極が発生する。それらの磁極面207c、214c、215cから発生する磁場により、ロータ405の磁極402,403,404と、磁極面215c、207c、214cとの間に反発力が働く。それにより、ロータの磁極402,403,404がそれぞれ磁極面215c、207c、214cに引っ張られ、ロータの磁極402,403,404がそれぞれ磁極面215c、207c、214cと反発するように、図中時計回りの方向に有限の角度ロータ405が回転する。

0096

そして、コイル208に印加する電圧を第1の極性の電圧に切り替わると、ロータのそれぞれの磁極は、それぞれの磁極面と引っ張り合い、また、ハンマー209の自重および、ロータ205が扇形であることにより重量バランスが崩れているために、反時計回りの方向に有限の角度回転し、ハンマー209がストッパ261に支持される静止位置(待機位置)でロータ205は静止する。従って、コイル208の電圧の極性の切替を繰り返し行えば、ハンマー209でパチンコ玉(遊技球)500を連続的に発射することができる。なお、この電流の強度を可変とすることにより、ハンマー209の回転速度を可変とし、パチンコ玉の打球の強さを変えることができる。

0097

このように、本実施形態に係る遊技機でのパチンコ発射装置400では、ステータ206を3極にし、ロータ405が3つの磁極402,403,404を持ち、ロータ405が扇形であるため、重量バランスの影響で、戻り速度を速くすることができる。また、ロータ405の磁極が3つあるために、コイル208に電圧を印加したときに働く力が、3つの磁極それぞれに働くので、回転トルクも大きくすることができる。また、ロータ405の永久磁石による磁極402,403,404と磁極面215c、207c、214cからの磁場による引力により、さらにハンマーの戻りが速くなり、また、戻ったときも磁力により磁極面からの引力を受けているために、ハンマーのストッパーによるはねかえりも少なくなり、すばやく待機位置で静止する。

0098

次に、本発明の第4実施形態に係る遊技機のパチンコ発射装置500について説明する。第4実施形態では、ロータの磁極が2つのものを用いている。それに伴い、ステータのヨークの磁極面が2つになり、よりコンパクトにすることができる。なお、ロータ以外のその他の構成は、第2実施形態と同様であるので、同一の符号を付し、説明を省略する。

0099

図12は、第4実施形態に係る遊技機のパチンコ発射装置500の模式図である。図12に示すように、ロータ501は、2つの磁極502,503を持ち、ロータ501は扇形である。

0100

ステータ304は、ヨーク305と、ヨーク305の左側にあるヨーク306を備えており、それぞれロータ501に対向する平面視円弧状の磁極面305c、306cを有する磁極部と、磁極部を連結するステータアーム部307とを備えている。ヨーク305、ヨーク306は、略角柱状に形成され、コイル308を巻回したボビンにヨーク305、コア306を挿入することによりコイルが巻装される。ボビンの一方のフランジには図示しない端子部が形成され、端子部にはコイルに給電するための端子ピン(図示せず)が取り付けられている。

0101

図12は、パチンコ発射装置500のコイル308に、図5で示す第1の極性(例えば負電圧)の電圧を印加し、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と異なる極性を持つように、コイルを励磁している状態を示す図である。ロータのそれぞれの磁極、502,503は、磁極面305c、306cから発生する磁場により引っ張られて、ハンマー209はストッパ261に支持されている。この状態がハンマー209とロータ501が待機位置にある状態である。

0102

図13は、パチンコ発射装置400のコイル308に、図5で示す第2の極性(例えば正電圧)を印加し、2つの磁極それぞれに最も近いヨークの磁極面は、2つの磁極の持つ極性と同じ極性を持つように、コイルを励磁している状態を示す図である。コイル308に第2の極性(例えば正電圧)を印加され、電流が供給されてコイル308が励磁されると、ステータ301内にハンマーが待機位置にいるときと逆の磁場が発生して磁極面305cにN極、306cにS極が発生する。それらの磁極面305c、306cから発生する磁場により、ロータ501の磁極502,503と、磁極面305c、306cとの間に反発力が働く。それにより、ロータの磁極502,503がそれぞれ磁極面305c、306cに反発され、ロータの磁極502,503がそれぞれ磁極面305c、306cに反発するように、図中時計回りの方向に有限の角度ロータ501が回転する。

0103

そして、コイル308に印加する電圧を第1の極性の電圧に切り替わると、ロータのそれぞれの腕は、それぞれの磁極面と引っ張られ、ハンマー209の自重および、ロータ205が扇形であることにより重量バランスが崩れているために、反時計回りの方向に有限の角度回転し、ハンマー209がストッパ261に支持される静止位置(待機位置)でロータ205は静止する。従って、コイル308の電圧の極性の切替を繰り返し行えば、ハンマー209でパチンコ玉(遊技球)を連続的に発射することができる。なお、この電流の強度を可変とすることにより、ハンマー209の回転速度を可変とし、パチンコ玉の打球の強さを変えることができる。

0104

このように、本実施形態に係る遊技機でのパチンコ発射装置500では、ステータ304を2極にし、ロータ501が2つの磁極502,503を持ち、ロータ501が扇形であるため、重量バランスの影響で、戻り速度を速くすることができる。また、ロータ505の永久磁石による磁極502,503と磁極面305c、306cからの磁場による引力により、さらにハンマーの戻りが速くなり、また、戻ったときも磁力により磁極面からの引力を受けているために、ハンマーのストッパーによるはねかえりも少なくなり、すばやく待機位置で静止する。

0105

以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎず、また数値および各構成の組成(材質)等については例示にすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。

0106

1遊技機
3a発射ボリューム
4a 発射用ソレノイド
10操作ハンドル
21スピーカ部
200パチンコ発射装置
201シャフト
202 腕状部
203 腕状部
204 腕状部
205ロータ
206ステータ
207コア
208コイル
209 ハンマー

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