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技術 アンテナ用支柱

出願人 株式会社HYSエンジニアリングサービス
発明者 滝田耕一
出願日 2009年8月5日 (11年6ヶ月経過) 出願番号 2009-182651
公開日 2011年2月17日 (9年11ヶ月経過) 公開番号 2011-035832
状態 特許登録済
技術分野 アンテナの支持
主要キーワード 止め輪用溝 回り止め用突起 張り綱 水平ステー 円筒状シェル コネクタ装着用 円筒状中 分割支柱
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年2月17日)のものです。
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図面 (12)

課題

夜間や雨天の場合においても短時間で容易に設置でき、同軸ケーブルの接続も支柱接続と同時に確実に接続できるアンテナ用支柱を提供する。

解決手段

アンテナ用支柱11は、支柱12a、12b、…を接続して所定高さとする。上部側の支柱12aには、下端部外側に支柱締付けナット31を回転可能に、下部外周面に先端側の外径が順次小さくなるテーパ部を、下端部内側にジャック側コネクタ40を装着する。下部側の支柱12bは、上端部の直径を少し大きく形成して支柱12aと結合可能とし、上端部外周面に雄ネジ部、上端部内周面にテーパ部、上端部内側にプラグ側コネクタ58を設ける。支柱間を接続する場合、支柱12aの支柱締付けナット31を支柱12bの雄ネジ部に螺合させて締付け、支柱12a側のテーパ部を支柱12b側のテーパ部の内側に沿ってスライドさせ、支柱12a、12b間を結合すると同時にコネクタ40、58間を接続する。

概要

背景

従来、屋外にて通信用搬形アンテナを地上よりある程度高い所に設置する場合、所定長さの支柱を使用してアンテナを取付けているが、支柱の長さがあまり長いと持ち運びが容易でないため、支柱を2分割や3分割など複数本に分割し、各分割支柱の長さを1.2m程度に短くして容易に持ち運べるようにしている。そして、アンテナを実際に設置する場所において、分割支柱を複数本つなぎ合わせ、必要とする高さにアンテナを設置する。

図10は従来のアンテナ用支柱にアンテナを取付けて大地上に設置した状態を示したもので、(a)は側面図、(b)は平面図である。図10に示すようにアンテナ用支柱1は、複数例えば3分割した分割支柱1a〜1cをつなぎ合わせて必要とする高さとなるように構成し、下端部に底板2を取付けて大地3上に垂直に設置する。上記分割支柱1a〜1cは、円筒状の金属製パイプを用いて構成したもので、その接続に際しては、支柱接続部における一方の径を細くして他方の支柱に差し込むなどの方法により連結している。

図11は上記分割支柱1a〜1cの構成を示したもので、(a)は側面図、(b)は下面図である。分割支柱1a〜1cの上端部には、外径を細く形成した支柱接続部4が設けられ、上側の分割支柱の下端部に挿入できるようになっている。また、支柱接続部4には、上端部に180°の間隔で2つの切込み5が設けられる。更に、分割支柱1a〜1cの下部内側には、下端部から所定距離上方の部位に2つの回り止め用突起6が180°の間隔で設けられる。各分割支柱1a〜1cをつなぎ合わせた際に支柱接続部4に設けた切込み5部分に相手側支柱に設けられた回り止め用突起6が位置し、各分割支柱1a〜1cの相互の位置が固定される。なお、最上段の分割支柱1aには支柱接続部4を設けなくてもよい。

そして、図10に示すようにアンテナ用支柱1の上端部には、円形の支持板7が設けられ、この支持板7に複数例えば3本の張り綱8a〜8cが等角度で取付けられる。この張り綱8a〜8cの下端部は、9により大地3に固定される。そして、アンテナ用支柱1の上端部、すなわち支持板7の上側に通信用可搬形アンテナ10が取付けられる。

上記アンテナ10の給電部には、図示しないが給電用同軸ケーブルが接続される。この同軸ケーブルは、アンテナ用支柱1の外側に沿って設けられ、要所にて支柱1に固定される。

また、本発明に関連する公知技術として、中波帯及び短波帯に使用されるコニカルモノポールアンテナにおいて、支柱長さを使用周波数の1/20波長程度に短くし、ローディング素子ローディングコイル及び整合器等を付加することにより、水平ステーを不要にして軽量化を図り、開設、撤収が容易に行えるようにした可搬用広帯域アンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。

概要

夜間や雨天の場合においても短時間で容易に設置でき、同軸ケーブルの接続も支柱接続と同時に確実に接続できるアンテナ用支柱を提供する。アンテナ用支柱11は、支柱12a、12b、…を接続して所定高さとする。上部側の支柱12aには、下端部外側に支柱締付けナット31を回転可能に、下部外周面に先端側の外径が順次小さくなるテーパ部を、下端部内側にジャック側コネクタ40を装着する。下部側の支柱12bは、上端部の直径を少し大きく形成して支柱12aと結合可能とし、上端部外周面に雄ネジ部、上端部内周面にテーパ部、上端部内側にプラグ側コネクタ58を設ける。支柱間を接続する場合、支柱12aの支柱締付けナット31を支柱12bの雄ネジ部に螺合させて締付け、支柱12a側のテーパ部を支柱12b側のテーパ部の内側に沿ってスライドさせ、支柱12a、12b間を結合すると同時にコネクタ40、58間を接続する。

目的

本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、どのような屋外での設置場所においても、また、夜間や雨天の場合においても短時間で容易に設置でき、給電用同軸ケーブルの接続も支柱接続と同時に確実に接続でき、テーピングなどの防水処理を施す必要が無く取扱いが非常に容易なアンテナ用支柱を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

複数に分割した分割支柱を接続して所定の高さとし、上端部に通信用アンテナを装着するアンテナ用支柱において、前記各分割支柱の接続部における一方の支柱端部に回転可能に設けられる締付けナットと、前記一方の支柱端部の外周面に先端側の外径が順次小さくなるように形成される第1のテーパ部と、前記一方の支柱端部に内装される第1のコネクタと、前記各分割支柱の接続部における他方の支柱端部の外周面に設けられ、前記締付けナットに螺合される支柱接続用雄ネジ部と、前記他方の支柱端部の内周面に形成され、前記一方の支柱端部に設けられた前記第1のテーパ部と結合する第2のテーパ部と、前記他方の支柱端部に内装されて前記第1のコネクタに接続される第2のコネクタと、前記各分割支柱内に設けられ、該分割支柱の両端部に装着されたコネクタに接続される同軸ケーブルとを具備し、前記一方の支柱端部に設けられた締付けナットを前記他方の支柱端部の外周面に設けられた雄ネジ部に螺着させて締め付け、前記第1のテーパ部と第2のテーパ部とを結合させて前記各分割支柱間を接続すると共に前記第1のコネクタと第2のコネクタとを接続することを特徴とするアンテナ用支柱。

技術分野

0001

本発明は、可搬形アンテナの開設及び撤収を容易とするアンテナ用支柱に関する。

背景技術

0002

従来、屋外にて通信用可搬形アンテナを地上よりある程度高い所に設置する場合、所定長さの支柱を使用してアンテナを取付けているが、支柱の長さがあまり長いと持ち運びが容易でないため、支柱を2分割や3分割など複数本に分割し、各分割支柱の長さを1.2m程度に短くして容易に持ち運べるようにしている。そして、アンテナを実際に設置する場所において、分割支柱を複数本つなぎ合わせ、必要とする高さにアンテナを設置する。

0003

図10は従来のアンテナ用支柱にアンテナを取付けて大地上に設置した状態を示したもので、(a)は側面図、(b)は平面図である。図10に示すようにアンテナ用支柱1は、複数例えば3分割した分割支柱1a〜1cをつなぎ合わせて必要とする高さとなるように構成し、下端部に底板2を取付けて大地3上に垂直に設置する。上記分割支柱1a〜1cは、円筒状の金属製パイプを用いて構成したもので、その接続に際しては、支柱接続部における一方の径を細くして他方の支柱に差し込むなどの方法により連結している。

0004

図11は上記分割支柱1a〜1cの構成を示したもので、(a)は側面図、(b)は下面図である。分割支柱1a〜1cの上端部には、外径を細く形成した支柱接続部4が設けられ、上側の分割支柱の下端部に挿入できるようになっている。また、支柱接続部4には、上端部に180°の間隔で2つの切込み5が設けられる。更に、分割支柱1a〜1cの下部内側には、下端部から所定距離上方の部位に2つの回り止め用突起6が180°の間隔で設けられる。各分割支柱1a〜1cをつなぎ合わせた際に支柱接続部4に設けた切込み5部分に相手側支柱に設けられた回り止め用突起6が位置し、各分割支柱1a〜1cの相互の位置が固定される。なお、最上段の分割支柱1aには支柱接続部4を設けなくてもよい。

0005

そして、図10に示すようにアンテナ用支柱1の上端部には、円形の支持板7が設けられ、この支持板7に複数例えば3本の張り綱8a〜8cが等角度で取付けられる。この張り綱8a〜8cの下端部は、9により大地3に固定される。そして、アンテナ用支柱1の上端部、すなわち支持板7の上側に通信用可搬形アンテナ10が取付けられる。

0006

上記アンテナ10の給電部には、図示しないが給電用同軸ケーブルが接続される。この同軸ケーブルは、アンテナ用支柱1の外側に沿って設けられ、要所にて支柱1に固定される。

0007

また、本発明に関連する公知技術として、中波帯及び短波帯に使用されるコニカルモノポールアンテナにおいて、支柱長さを使用周波数の1/20波長程度に短くし、ローディング素子ローディングコイル及び整合器等を付加することにより、水平ステーを不要にして軽量化を図り、開設、撤収が容易に行えるようにした可搬用広帯域アンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。

先行技術

0008

実開平5−36916号公報

発明が解決しようとする課題

0009

上記のように屋外にて通信用可搬形アンテナ10をアンテナ用支柱1に取付ける場合、分割支柱1a〜1cをつなぎ合わせてアンテナ取付け位置が所定の高さとなるようにしている。上記分割支柱1a〜1cを接続する際、従来では単に支柱接続部4の外径を細くして上側に位置する分割支柱に差し込むだけであるので、接続部分の強度が充分ではなく、アンテナ用支柱1を垂直に保持するためには、支持板7に張り綱8a〜8cを取付けて地上に強く引っ張る等の支柱保持手段が必要であり、支柱の設置が容易でなく、その設置に多くの作業時間を必要としている。

0010

また、アンテナ用支柱1の途中で給電用同軸ケーブルを接続する場合は、同軸接栓を例えばN型やBNC型のプラグジャックにて接続し、その接続部分にゴムテープビニールテープ巻き付け防水処理を施す必要があり、その処理が非常に面倒である。また、同軸ケーブルが長くなるため、ケーブル捩れたりしてその取扱いも容易ではない。更に、夜間や雨天の場合は同軸ケーブルの接続部分が見えにくく、特に雨天の場合は接続部分に雨が掛からないように注意する必要があり、防水のためのテーピング作業も容易ではない。

0011

本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、どのような屋外での設置場所においても、また、夜間や雨天の場合においても短時間で容易に設置でき、給電用同軸ケーブルの接続も支柱接続と同時に確実に接続でき、テーピングなどの防水処理を施す必要が無く取扱いが非常に容易なアンテナ用支柱を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

本発明は、複数に分割した分割支柱を接続して所定の高さとし、上端部に通信用アンテナを装着するアンテナ用支柱において、前記各分割支柱の接続部における一方の支柱端部に回転可能に設けられる締付けナットと、前記一方の支柱端部の外周面に先端側の外径が順次小さくなるように形成される第1のテーパ部と、前記一方の支柱端部に内装される第1のコネクタと、前記各分割支柱の接続部における他方の支柱端部の外周面に設けられ、前記締付けナットに螺合される支柱接続用雄ネジ部と、前記他方の支柱端部の内周面に形成され、前記一方の支柱端部に設けられた前記第1のテーパ部と結合する第2のテーパ部と、前記他方の支柱端部に内装されて前記第1のコネクタに接続される第2のコネクタと、前記各分割支柱内に設けられ、該分割支柱の両端部に装着されたコネクタに接続される同軸ケーブルとを具備し、前記一方の支柱端部に設けられた締付けナットを前記他方の支柱端部の外周面に設けられた雄ネジ部に螺着させて締め付け、前記第1のテーパ部と第2のテーパ部とを結合させて前記各分割支柱間を接続すると共に前記第1のコネクタと第2のコネクタとを接続することを特徴とする。

発明の効果

0013

本発明によれば、各分割支柱の接続部の位置を合わせて締付けナットを締付けるだけできわめて容易にアンテナ用支柱を組み立てることができ、昼夜を問わず、天候に左右されることなく、非常に短時間でアンテナ用支柱を設置でき、また、その解体もきわめて容易に行うことができる。

0014

また、各分割支柱の接続部に同軸ケーブル接続用コネクタを内装しているので、支柱の組立と同時に給電用同軸ケーブルを接続することができる。従って、アンテナ用支柱の外側に沿って給電用同軸ケーブルを設ける必要が無いと共に、同軸ケーブルの接続部分にテープを巻き付けて防水処理を施す必要も無い。更に、夜間や雨天の場合などで同軸ケーブルの接続部分が見えにくい場合であっても、同軸ケーブルの接続をきわめて容易に且つ確実に行うことができる。また、支柱の接続部分の強度が大きいので、アンテナ用支柱が余り高くない場合には、張り綱を取付けることなくアンテナ用支柱を確実に保持することができる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の実施例1に係るアンテナ用支柱にアンテナを取付けて大地上に設置した状態を示す側面図である。
同実施例1に係るアンテナ用支柱において、2つの分割支柱間を接続した状態を一部断面して示す側面図である。
同実施例1における分割支柱の下部接続部の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は下面図である。
図3における分割支柱の下端部分の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は下面図である。
図3における締付けナットの構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は下面図である。
図3におけるジャック側コネクタの構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は下面図である。
同実施例1における分割支柱の上部接続部の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は上面図である。
図7における分割支柱の上端部分の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は上面図である。
図7におけるプラグ側コネクタを一部断面して示す側面図である。
従来のアンテナ用支柱にアンテナを取付けて大地上に設置した状態を示したもので、(a)は側面図、(b)は平面図である。
図10における各分割支柱の構成を示したもので、(a)は側面図、(b)は下面図である。

0016

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。

0017

図1は本発明の実施例1に係るアンテナ用支柱にアンテナを取付けて大地上に設置した状態を示したもので、(a)は側面図、(b)は平面図である。

0018

図1に示すようにアンテナ用支柱11は、複数例えば3分割した分割支柱12a〜12cをつなぎ合わせて必要とする高さとなるように構成し、下端部に底板13を取付けて大地14上に垂直に設置する。上記底板13は、杭(図示せず)により大地14に固定される。上記分割支柱12a〜12cは、円筒状の金属製パイプを用いて構成したもので、各支柱接続部に詳細を後述する接続機構及びケーブル接続用コネクタを備えている。上記分割支柱12a〜12cの接続部には、接続完了後ゴムブーツ15a、15bが被せられる。

0019

また、最上部に位置する分割支柱12aの上端開口部には、防水部材例えば防水ゴムキャップ16が装着される。分割支柱12aの内部には予め給電用同軸ケーブル17aが挿入されており、この同軸ケーブル17aの上端部が防水ゴムキャップ16の中心部に設けられた挿通孔から外部に導出される。この給電用同軸ケーブル17aの支柱からの導出された先端部には、同軸接栓18が設けられる。そして、上記アンテナ用支柱11の上端部には、取付金具20により通信用可搬形アンテナ21が取付けられる。通信用可搬形アンテナ21としては、例えば3素子八木式アンテナ等、任意の可搬形アンテナが使用される。アンテナ21には、給電部に同軸ケーブル22が接続され、その先端に同軸接栓23が設けられる。図1に示すようにアンテナと給電用同軸ケーブルは同軸接栓18と同軸接栓23によりアンテナ用支柱の上部で電気的に接続される。なお、図1に図示しないが上記アンテナ用支柱の接続部で使用するゴムブーツのようなものを上記同軸接栓18と同軸接栓23の接続部に被せて防水機能を持たせる。

0020

給電用同軸ケーブルは、詳細を後述するようにそれぞれ分割支柱12a〜12c内に分割して設けられており、分割支柱12a〜12cをつなぎ合わせる際にコネクタ(接栓)により接続される。

0021

次に、上記分割支柱12a〜12cの接続部の構成について説明する。

0022

図2は分割支柱12a、12b間を接続した状態を一部断面して示す側面図である。図3は分割支柱12aの下部接続部の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は下面図である。図4は分割支柱12aの下端部分の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は下面図である。図5は、分割支柱12aの下端部外側に装着される支柱締付けナット31の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は下面図である。図6は分割支柱12aの下端部内側に装着される接栓の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は下面図である。

0023

図7は分割支柱12bの上部接続部の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)上面図である。図8は分割支柱12bの上端部分の構成を示したもので、(a)は一部を断面して示す側面図、(b)は上面図である。図9は分割支柱12bの上部接続部に設けられるプラグ側コネクタを一部断面して示す側面図である。なお、図2ないし図9は、分割支柱12a、12b間における接続部の構成について示したが、分割支柱12b、12c間の接続部においても同様の構成であるので詳細な説明は省略する。

0024

図2及び図3に示すように、分割支柱12aの下端部外側に支柱締付けナット31が回転可能に設けられる。この場合、支柱締付けナット31が分割支柱12aから外れないように、分割支柱12aと支柱締付けナット31との間にC形止め輪32が設けられる。すなわち、図4及び図5に示すように、支柱締付けナット31には上端部近傍の内側周面に沿って止め輪用溝33aが設けられると共に、分割支柱12aの下端から所定高さの外周面に止め輪用溝33b設けられる。そして、上記止め輪用溝33a、33bにC形止め輪32を介在することにより、支柱締付けナット31が回転可能で且つ分割支柱12aから外れないようにしている。

0025

上記支柱締付けナット31は、図5に示すように内側上部に小径部25、内側下部に大径部26が設けられる。支柱締付けナット31は、小径部25が分割支柱12aに装着されるもので、小径部25の内径がアンテナ用支柱11の直径よりやや大きく形成され、分割支柱12aに対して回転可能となっている。上記支柱締付けナット31の小径部25に止め輪用溝33aが設けられる。

0026

また、支柱締付けナット31には、大径部26の内周面に分割支柱12bを取付けるためのネジ溝35が設けられると共に、外周面にローレット加工36が施されている。

0027

また、分割支柱12aには、下端部内周面にコネクタ装着用ネジ溝38が形成されると共に、下端部外周面に所定の長さ例えば約20mmの長さのテーパ部39が設けられる。このテーパ部39は、支柱締付けナット31の大径部26内に位置するように設けられ、分割支柱12aの下部先端側の外径が順次小さくなるように形成される。

0028

上記分割支柱12aの下端部内周面に設けたコネクタ装着用ネジ溝38には、図2及び図3に示すようにジャック側コネクタ40が螺着される。このジャック側コネクタ40は、図6に詳細を示すように円筒状のコネクタ本体41の外周面にネジ部42が形成され、このネジ部42が分割支柱12aに設けられたコネクタ装着用ネジ溝38に螺着される。そして、コネクタ本体41の下部先端側に円状の取付部43を介して円筒状の外導体44が設けられると共に、その中心部に円筒状の中心導体45が同心円状に設けられる。この中心導体45の外周面には、円筒状の絶縁体46が設けられる。

0029

上記外導体44には、先端近傍の外側に2つの突起47a、47bが180°の間隔で設けられる。この突起47a、47bは、詳細を後述するように図7(a)に示すプラグ側コネクタ58と接続する際、プラグ側コネクタ58の円筒状シェル59の内周面に摺接するように設けられる。また、上記取付部43の外周縁には、2つのスパナ掛け48a、48bが180°の間隔で設けられる。そして、ジャック側コネクタ40の上端側に同軸ケーブル17aが接続される。この最上段の分割支柱12aに設けられる同軸ケーブル17aの上端部は、図1に示したように分割支柱12aの上端部から外部に導出され、その先端に同軸接栓18が装着される。

0030

上記のように構成された分割支柱12aの下部接続部には、図7に示す分割支柱12bの上部接続部が接続される。分割支柱12bは、図2に示すように上部接続部を構成する上端部側の直径Daが下側部の直径、すなわち分割支柱12a、12bの下部接続部の直径Dbより例えば5mm程度大きく形成され、分割支柱12bの上端内側に分割支柱12aの下端部を挿入できるようにしている。なお、最上段に位置する分割支柱12aは、上端にアンテナ21が取付けられるので、上端側の直径を大きく形成しなくてもよい。

0031

上記分割支柱12bには、上端部外周面に支柱接続用の雄ネジ部51が形成されると共に、上端部内周面に所定の長さ例えば約20mmの長さのテーパ部52が設けられる。このテーパ部52は、分割支柱12aに設けられたテーパ部39に対応しており、分割支柱12bの上部先端側の内径が順次大きくなるように形成される。上記テーパ部52は、分割支柱12aに設けられたテーパ部39に対応しており、分割支柱12a、12bの接続時に、分割支柱12aの下端部が分割支柱12bの上端内側に挿入され、テーパ部39、52間が接触して結合されるようになっている。

0032

また、分割支柱12bには、上端より所定長さ下方位置の外周面に例えば2つのセットネジネジ穴53が例えば約135°の間隔で設けられると共に、該セットネジ用ネジ穴53より更に例えば8mm程度下方位置に例えば2つの位置決め用ネジ穴54が180°の間隔で設けられる。上記とセットネジ用ネジ穴53と位置決め用ネジ穴54の位置関係は無く、任意に設定することができる。上記セットネジ用ネジ穴53にはセットネジ55が螺着され、位置決め用ネジ穴54には、位置決め用ネジ56が螺着される。

0033

そして、上記分割支柱12b内には、分割支柱12aに設けられたジャック側コネクタ40と接続されるプラグ側コネクタ58が装着される。このプラグ側コネクタ58は、円筒状シェル59の内部に円筒状の外導体60が同心円状に設けられると共に該外導体60の内側に沿って絶縁体61が設けられ、更に、その中心部に棒状の中心導体62が設けられる。上記外導体60には、複数のすり割りが設けられている。上記円筒状シェル59の下端部側に同軸ケーブル17bが装着され、この同軸ケーブル17bの外導体及び中心導体が円筒状シェル59内にて上記プラグ側コネクタ58の外導体60及び中心導体62にそれぞれ接続される。

0034

上記円筒状シェル59は、外側面中央部が上下両端部より小径に形成されており、この小径部63に上記セットネジ55が圧接して分割支柱12b内に固定される。また、円筒状シェル59は、下端部が位置決め用ネジ56の先端側部に当接することにより、上下方向の位置が決定される。この場合、円筒状シェル59は、上端の位置がテーパ部52の下端位置より例えば4mm程度下方に位置するように設定される。

0035

上記分割支柱12bの上端部内側にプラグ側コネクタ58を装着する場合、セットネジ55を緩めた状態で分割支柱12bの上端開口部からプラグ側コネクタ58を挿入し、該コネクタ58の下部先端を位置決め用ネジ56に当接させる。この状態でセットネジ55を締付け、その先端を円筒状シェル59の小径部63に圧接してプラグ側コネクタ58の位置を固定する。

0036

上記のように構成されたアンテナ用支柱11を組み立てる場合、先ず分割支柱12aの下部接続部と分割支柱12bの上部接続部を接続する。この場合、分割支柱12aの下部に設けたテーパ部39を分割支柱12bの上端部に設けたテーパ部52の内側に位置させると共に、分割支柱12bの上端外側に設けた支柱接続用の雄ネジ部51の先端を分割支柱12aに下部接続部に設けた支柱締付けナット31の下部開口部に当接させる。そして、支柱締付けナット31を分割支柱12bに設けた雄ネジ部51に螺合させて締付ける。この支柱締付けナット31の締付けに伴って分割支柱12a側のテーパ部39が分割支柱12b側のテーパ部52の内側に沿ってスライドし、分割支柱12a、12b間が確実に結合する。また、同時に分割支柱12bの上部接続部に設けたプラグ側コネクタ58が分割支柱12aの下部接続部に設けたジャック側コネクタ40に圧入され、両者が電気的に接続される。すなわち、プラグ側コネクタ58の中心導体62がジャック側コネクタ40の円筒状中導体45内に圧入されると共に、プラグ側コネクタ58の外導体60がジャック側コネクタ40の外導体44内に圧入されて両者が電気的に接続される。また、ジャック側コネクタ40の外導体44の外側に設けた突起47a、47bがプラグ側コネクタ58の円筒状シェル59内側に摺接しながら挿入され、ジャック側コネクタ40の外導体44とプラグ側コネクタ58の円筒状シェル59との間が電気的に接続される。上記分割支柱12a、12b間の接続完了後、図1図2に示すように予め支柱12aに挿入してあるゴムブーツ15aをスライドさせ、接続部に被せて防水機能を持たせる。

0037

また、分割支柱12bの下部接続部と分割支柱12cの上部接続部との間も、上記分割支柱12a、12b間を接続する場合と同様にして接続し、接続部にゴムブーツ15bを被せる。

0038

そして、上記分割支柱12a〜12cを結合したアンテナ用支柱11の上端に図1に示したように取付金具20により通信用可搬形アンテナ21を取付ける。また、大地14の所定位置に底板13を杭により固定し、該底板13にアンテナ用支柱11を取付ける。

0039

上記アンテナ用支柱11を解体する場合は、支柱接続部からゴムブーツ15a、15bをずらして支柱締付けナット31を緩めることにより、テーパ部39、52間が外れ、同時にジャック側コネクタ40とプラグ側コネクタ58間が外れる。このように支柱締付けナット31を緩めるだけで、アンテナ用支柱11を容易に且つ短時間で解体することができる。

0040

上記実施例1に示したように、各分割支柱12a〜12cの接続部の位置を合わせて支柱締付けナット31を締付けるだけできわめて容易にアンテナ用支柱11を組み立てることができ、昼夜を問わず、天候に左右されることなく、非常に短時間でアンテナ用支柱を設置でき、また、その解体もきわめて容易に行うことができる。

0041

また、分割支柱12a〜12cの接続部に同軸ケーブル接続用コネクタを内装しているので、分割支柱12a〜12cの組立と同時に給電用同軸ケーブル17a、17b、…を接続することができる。従って、アンテナ用支柱11の外側に沿って給電用同軸ケーブルを設ける必要が無いと共に、同軸ケーブルの接続部分にテープを巻き付けて防水処理を施す必要も無い。更に、夜間や雨天の場合などで同軸ケーブルの接続部分が見えにくい場合であっても、同軸ケーブルの接続をきわめて容易に且つ確実に行うことができる。また、分割支柱12a〜12cの接続部分の強度が大きいので、アンテナ用支柱11が余り高くない場合には、張り綱を取付けることなくアンテナ用支柱を確実に保持することができる。

実施例

0042

なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。

0043

11…アンテナ用支柱、12a、12b、12c…分割支柱、13…底板、14…大地、15a、15b…ゴムブーツ、16…防水ゴムキャップ、17a、17b…給電用同軸ケーブル、18…同軸接栓、20…取付金具、21…通信用可搬形アンテナ、22…同軸ケーブル、23…同軸接栓、25…ナットの小径部、26…ナットの大径部、31…支柱締付けナット、32…C形止め輪、33a、33b…止め輪用溝、35…ネジ溝、36…ローレット加工、38…コネクタ装着用ネジ溝、39…支柱のテーパ部、40…ジャック側コネクタ、41…ジャック側コネクタのコネクタ本体、42…ジャック側コネクタのネジ部、43…ジャック側コネクタの取付部、44…ジャック側コネクタの外導体、45…ジャック側コネクタの中心導体、46…ジャック側コネクタの絶縁体、47a、47b…ジャック側コネクタの突起、48a、48b…スパナ掛け、51…支柱接続用の雄ネジ部、52…支柱のテーパ部、53…セットネジ用ネジ穴、54…位置決め用ネジ穴、55…セットネジ、56…位置決め用ネジ、58…プラグ側コネクタ、59…プラグ側コネクタの円筒状シェル、60…プラグ側コネクタの外導体、61…プラグ側コネクタの絶縁体、62…プラグ側コネクタの中心導体、63…プラグ側コネクタの小径部。

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