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技術 水ジェット推進艇

出願人 ヤマハ発動機株式会社
発明者 名波正善
出願日 2010年10月27日 (9年6ヶ月経過) 出願番号 2010-240475
公開日 2011年2月10日 (9年2ヶ月経過) 公開番号 2011-025927
状態 特許登録済
技術分野 船体構造 係船・載荷 特殊用途機関の応用、補機、細部
主要キーワード 排気サイレンサー フィルター組立体 消音ボックス ディフレクター 物品収納室 シート台 カップホルダー デッキ部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年2月10日)のものです。
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図面 (12)

課題

触媒オイルフィルターとのレイアウトを工夫して、オイルフィルターが触媒の熱害を受けにくく、交換作業も容易に行えるようにする。

解決手段

ジェットポンプ8の水取入れ口8cよりも上方にオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)を配置し、このオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)よりも上方に触媒26(F,B,L,R)を配置する。

概要

背景

水ジェット推進艇は、エンジンで駆動されるジェットポンプジェット推進機)の噴射ノズルから水を後方噴射することにより推進するものであり、跨座式シートに跨った乗員が操舵ハンドルを操作して噴射ノズルのディフレクターを左右に揺動させることにより旋回するようになる。

かかる水ジェット推進艇において、艇内に2サイクルエンジンを搭載し、この2サイクルエンジンの排気通路中触媒を配置したものが提案されている。

概要

触媒とオイルフィルターとのレイアウトを工夫して、オイルフィルターが触媒の熱害を受けにくく、交換作業も容易に行えるようにする。ジェットポンプ8の水取入れ口8cよりも上方にオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)を配置し、このオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)よりも上方に触媒26(F,B,L,R)を配置する。

目的

本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、触媒とオイルフィルターとのレイアウトを工夫して、オイルフィルターが触媒の熱害を受けにくく、交換作業も容易に行えるようにした水ジェット推進艇を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ハル部材とデッキ部材とがその周縁部で接合されて構成された艇体と、前記艇体の内部に形成されたエンジンルームに搭載され、4サイクルエンジンであるエンジンと、前記エンジンの近傍に配置されたオイルフィルターと、前記エンジンに接続され、排気通路を有する排気管と、前記排気通路中に配置された触媒と、前記デッキ部材に設けられ、跨座式シートが上部に取り付けられたシート台と、前記シート台に形成された開口と、を有し、前記オイルフィルターは、前記開口から交換作業が可能な位置に配置され、前記触媒は、前記オイルフィルターよりも上方で、かつ、前記触媒と前記オイルフィルターとは上下方向にオーバーラップしないように配置されていることを特徴とする水ジェット推進艇

技術分野

0001

本発明は、水ジェット推進艇に関する。

背景技術

0002

水ジェット推進艇は、エンジンで駆動されるジェットポンプジェット推進機)の噴射ノズルから水を後方噴射することにより推進するものであり、跨座式シートに跨った乗員が操舵ハンドルを操作して噴射ノズルのディフレクターを左右に揺動させることにより旋回するようになる。

0003

かかる水ジェット推進艇において、艇内に2サイクルエンジンを搭載し、この2サイクルエンジンの排気通路中触媒を配置したものが提案されている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、4サイクルエンジンの排気通路中に触媒を配置しようとすると、触媒とオイルフィルターとのレイアウトによっては、触媒の熱害でオイル劣化するおそれがあるとともに、大径となる排気通路触媒部分でオイルフィルターの交換作業が困難になるおそれがあるという問題が考えられる。

0005

本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、触媒とオイルフィルターとのレイアウトを工夫して、オイルフィルターが触媒の熱害を受けにくく、交換作業も容易に行えるようにした水ジェット推進艇を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するために、本発明は、ハル部材とデッキ部材とがその周縁部で接合されて構成された艇体と、前記艇体の内部に形成されたエンジンルームに搭載され、4サイクルエンジンであるエンジンと、前記エンジンの近傍に配置されたオイルフィルターと、前記エンジンに接続され、排気通路を有する排気管と、前記排気通路中に配置された触媒と、前記デッキ部材に設けられ、跨座式シートが上部に取り付けられたシート台と、前記シート台に形成された開口と、を有し、前記オイルフィルターは、前記開口から交換作業が可能な位置に配置され、前記触媒は、前記オイルフィルターよりも上方で、かつ、前記触媒と前記オイルフィルターとは上下方向にオーバーラップしないように配置されていることを特徴とする水ジェット推進艇を提供するものである。

発明の効果

0007

本発明によれば、オイルフィルターが触媒の熱害を受けにくくなるとともに、オイルフィルターの交換作業も容易に行えるようになる。

図面の簡単な説明

0008

基本的な水ジェット推進艇の側面断面図である。
図1の要部透視の平面図である。
第1実施形態の水ジェット推進艇の要部透視の平面図である。
図3のA−A線に相当する後面断面図である。
エンジンの右舷側の側面図である。
エンジンの斜視図である。
第2実施形態の水ジェット推進艇の要部透視の平面図である。
図7のA−A線に相当する後面断面図である。
エンジンの右舷側の側面図である。
第3実施形態の水ジェット推進艇の要部透視の平面図である。
図10のA−A線に相当する後面断面図である。

実施例

0009

以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。

0010

図1は水ジェット推進艇1の側面断面図、図2図1の要部透視の平面図である。なお、図1図2は、後述する触媒26とオイルフィルター27とのレイアウトの様々な例をまとめて図示したものであり、エンジン6の排気管(排気通路)等の図示は省略している。

0011

水ジェット推進艇1は、ハル部材2とデッキ部材3とがその周縁部で接合されて艇体4が構成されて、この艇体4の内部の前後方向のほぼ中央位置に形成されたエンジンルーム5には推進機用4サイクルエンジン6が搭載され、このエンジン6の前方には燃料タンク7が設置され、このエンジン6の後方にはジェットポンプ(ジェット推進機)8が設置されている。

0012

上記デッキ部材3の両側にはフートステップ3a(図3参照)がそれぞれ形成される一方、デッキ部材3の前上部には、物品収納室9を開閉するハッチカバー10が取付けられるとともに、その後部には操舵ハンドル12が設けられている。

0013

上記デッキ部材3の後上部にはシート台13が設けられ、このシート台13の上部には前後方向の跨座式シート14が着脱自在に取付けられて、このシート台13の上面には、跨座式シート14を取外したときに、上記エンジンルーム5内のエンジン6を点検するための開口13aが形成されるとともに、この開口13aの後側には物品収納ボックス15が設けられている。また、跨座式シート14と操舵ハンドル12との間には、蓋付きのカップホルダー16が設けられている。

0014

上記エンジン6のクランク軸20(図4参照)に連動する出力軸20aにはカップリング21を介してインペラ軸22が連結され、このインペラ軸22には、上記ジェットポンプ8のインペラハウジング8aに収容されたインペラ8bが取付けられ、このインペラハウジング8aの後端部に噴射ノズル23が設けられ、この噴射ノズル23にディフレクター24が取付けられている。

0015

そして、跨座式シート14に跨った乗員が操舵ハンドル12のスロットルレバーエンジン出力コントロールしながら、このエンジン6で駆動されるジェットポンプ8のインペラ8bで発生した噴流を噴射ノズル23から後方に噴射することにより艇体4が推進されるとともに、操舵ハンドル12を旋回操作して噴射ノズル23のディフレクター24を左右に揺動させることにより旋回されるようになる。なお、図1において、25はリバースバケットである。

0016

上記エンジン6は、例えば直列気筒の4サイクルエンジンであって、クランク軸20が艇体前後方向に延在するように上記エンジンルーム5のハル部材2にエンジンマウント30を介して搭載されている。

0017

上記エンジン6には排気管40(A,B)(図3以下参照)が連結されていて、この排気管40(A,B)は図3または図7に示すようにエンジンルーム5内を取り回されている。

0018

そして、この排気管40(A,B)中には、取り回しの状態に応じた位置に触媒26が配置されている。また、上記エンジンの近傍にはオイルフィルター27が配置されている。

0019

図1に示したように、上記触媒26は、エンジン6の前後左右のいずれかの側に配置されている。そして、エンジン6の前側に配置される触媒を26(F)とし、後側に配置される触媒を26(B)とし、左側に配置される触媒を26(L)とし、右側に配置される触媒を26(R)として図示している。

0020

また、上記オイルフィルター27もエンジン6の前後左右のいずれかの側に配置されている。そして、エンジン6の前側に配置されるオイルフィルターを27(F)とし、後側に配置されるオイルフィルターを27(B)とし、左側に配置されるオイルフィルターを27(L)とし、右側に配置されるオイルフィルターを27(R)として図示している。なお、エンジン6の後側でもあるオイルタンク28の後側に配置されるオイルフィルターを27(B´)として図示している。

0021

上記触媒26(F,B,L,R)とオイルフィルター27(F,B,L,R,R´)は、後述するように、オイルフィルター27が触媒26の熱害を受けにくく、交換作業も容易に行えるレイアウトとなるような配置を選択する。

0022

上記触媒26(F,B,L,R)の周囲の排気管40(A,B)に冷却水ジャケット40cが形成され(図4参照)、この冷却水ジャケット40cにジェットポンプ8の水取入れ口8cから取入れられた水が供給されるようになる。そして、上記オイルフィルター27(F,B,L,R,R´)は高さT1だけ水取入れ口8cよりも上方のエンジン下部側に配置され、上記触媒26(F,B,L,R)は、高さT2だけオイルフィルター(F,B,L,R,R´)よりも上方のエンジン上部側に配置されている。

0023

(1)図3図6は第1実施形態であり、図4に示したように、エンジン6は、後面視で右舷側に傾斜されるとともに、エンジン6の出力軸20aに対してクランク軸20が左舷側にオフセットされている。

0024

上記エンジン6のシリンダブロック31には前から後に向かって順に第1気筒〜第4気筒がそれぞれ設けられ、この各気筒には、上記クランク軸20にコネクティングロッド32を介して連結されたピストン33が嵌合されている。

0025

このシリンダブロック31の上部のシリンダヘッド29の左舷側には吸気ポート29cに通じる吸気通路29dが形成されるとともに、シリンダヘッド29の右舷側には排気ポート29aに通じる排気通路29bが形成されて、上記吸気ポート29cと排気ポート29aは、吸気バルブ35と排気バルブ34でそれぞれ開閉されるようになる。これらバルブ34,35はカムシャフト36,37によりそれぞれ駆動されるように構成され、これらカムシャフト36,37は、シリンダヘッドカバー38で覆われている。

0026

上記シリンダヘッドカバー38の上方には吸気ボックス53が配置され、この吸気ボックス53内の左舷側には各気筒毎のスロットルボディ54の吸気入口54aが臨まされて、このスロットルボディ54の吸気通路から上記シリンダヘッド29の左舷側の吸気通路29dに空気が供給されるようになる。なお、55は燃料噴射弁、56はスロットルバルブである。

0027

上記吸気ボックス38内の右舷側にはフィルター組立体57が配置され、このフィルター組立体57の内部には、エンジンルーム5内に開口する吸気入口58が設けられている。

0028

上記シリンダヘッド29の右舷側の側面には、各気筒の排気ポート29aに排気マニホールド39が取付けられ、この排気マニホールド39に上流端を連結した排気管40(A,B)は、排気マニホールド39の下部から下方に延在した後に、エンジン6の側面に沿って、エンジン6のシリンダヘッド29の右舷側側方を前方に延在しながら上方に湾曲して、エンジン6の前方で後方にUターンしてエンジン6の右舷側のシリンダヘッド29の側方を後方に延在し、エンジン6の左舷側の後方に配置したウォーターロック41の前部に下流端が連結されている。

0029

そして、このウォーターロック41の上部に上流端が連結された排出管42は、消音ボックス43を介して、ジェットポンプ8のポンプ室44の上方を左舷側から右舷側に迂回し、ポンプ室44の右舷側の側壁に下流端が連結されている。

0030

上記排気管40(A,B)の内、図4に示したように、左舷側の上方を後方に延在する排気管40(B)は、シート台13の左舷側の立壁に形成した横開口13bから外方に延出した状態で位置させている。上記シート台13の右舷側の立壁にも横開口13cが形成され、各横開口13cは開閉可能な横蓋47でそれぞれカバーされている。

0031

上記排気管40(A,B)は、排気マニホールド39からエンジン6の前方のエンジン幅方向のほぼ中間部分までは排気通路40aが独立した排気管40(A)であり、そこから以降は排気通路40bが1本に集合している排気管40(B)であって、各排気通路40a,40bには冷却水が流れる冷却水ジャケット40cがそれぞれ形成されている。

0032

第1実施形態のように、排気管40(A,B)が排気マニホールド39の下部から下方に延在した後に、エンジン6の側面に沿って、エンジン6のシリンダヘッド29の右舷側側方を前方に延在しながら上方に湾曲して、エンジン6の前方で後方にUターンしてエンジン6の左舷側のシリンダヘッド29の側方を後方に延在するようにレイアウトした場合には、図3及び図6に示すように、エンジン6の前側に位置する排気管40(B)中に触媒26(F)を配置するか、エンジン6の左側に位置する排気管40(B)中に触媒26(L)を配置するかのいずれかを選択することができる。

0033

この場合には、エンジン6の前側に位置するフライホイールマグネットカバーにオイルフィルター27(F)を配置するか、エンジン6の左側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(L)を配置するか、エンジン6の右側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(R)を配置するか、エンジン6の後側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(B)を配置するか、エンジン6の後側でもあるオイルタンク28の後側にオイルフィルター27(B´)を配置するかのいずれかを選択することができる。

0034

上記触媒26とオイルフィルター27は、エンジン6の異なる側に配置するのが好ましい。例えば、エンジン6の前側に位置する排気管40(B)中に触媒26(F)を配置した場合には、エンジン6の左側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(L)を配置するか、エンジン6の右側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(R)を配置するか、エンジン6の後側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(B)を配置するか、エンジン6の後側でもあるオイルタンク28の後側にオイルフィルター27(B´)を配置するかのいずれかを選択する。

0035

また、エンジン6の左側に位置する排気管40(B)中に触媒26(L)を配置した場合には、エンジン6の前側に位置するフライホイールマグネットカバーにオイルフィルター27(F)を配置するか、エンジン6の右側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(R)を配置するか、エンジン6の後側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(B)を配置するか、エンジン6の後側でもあるオイルタンク28の後側にオイルフィルター27(B´)を配置するかのいずれかを選択する。

0036

さらに、触媒26とオイルフィルター27をエンジン6の同じ側に配置する場合、例えばエンジン6の前側に位置する排気管40(B)中に触媒26(F)を配置し、エンジン6の前側に位置するフライホイールマグネットカバーにオイルフィルター27(F)を配置した場合、およびエンジン6の左側に位置する排気管40(B)中に触媒26(L)を配置し、エンジン6の左側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(L)を配置した場合には、触媒26(F)とオイルフィルター27(F)は左右方向にずらせて、触媒26(L)とオイルフィルター27(L)は前後方向にずらせて、それぞれ上下方向にオーバーラップしないように配置するのが好ましい。

0037

特に、エンジン6の右側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(R)を配置した場合やエンジン6の左側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(L)を配置した場合には、上記各横開口13b,13cから作業者の手が届きやすい位置となるので、オイルフィルター27(R,L)の交換作業が容易になる。

0038

(2)図7図9は第2実施形態であり、図8に示したように、エンジン6は、第1実施形態と基本的には同じ構造であって、相違するのは吸気ボックス53であって、この吸気ボックス53は、上記シリンダヘッドカバー38の上方に配置されるとともに、エンジン6が右舷側に傾斜されている関係から、左舷側のエンジン6の側方が広いスペースとなるので、このスペースを利用して、吸気ボックス53の左舷側を下方に延在させて容積を拡大させている。

0039

上記吸気ボックス38内の右舷側にはフィルター組立体57が配置され、このフィルター組立体57の内部には、エンジンルーム5内に開口する吸気入口58が設けられているとともに、この吸気ボックス53の容積拡大部53aの内部にはフィルター組立体57が配置され、このフィルター組立体57の内部には、エンジン6の側面と吸気ボックス53とで形成される空間に開口する吸気入口59が設けられている。

0040

上記吸気ボックス53の容積拡大部53aの外面には、上記シート台13の左舷側の立壁の横開口13bとフィルター組立体57とに対応する開口53bが形成され、この開口53bは開閉可能な蓋53cでカバーされている。

0041

次に相違するのは排気管40(A,B)であって、排気管40(A,B)は、排気マニホールド39の下部からエンジン6の右舷側を前方に延在しながら上方に湾曲して、エンジン6の前方で後方にUターンしてエンジン6の右舷側の上方を後方に延在し、エンジン6の右舷側の後方に配置したウォーターロック41の前部に下流端が連結されている。

0042

そして、このウォーターロック41の上部に上流端が連結された排出管42は、消音ボックス43を介して、ジェットポンプ8のポンプ室44の上方を右舷側から左舷側に迂回し、ポンプ室44の左舷側の側壁に下流端が連結されている。

0043

上記排気管40(A,B)は、図8に示したように、右舷側の上方を後方に延在する部分をシート台13の右舷側の立壁に形成した横開口13cから外方に延出した状態で位置させている。

0044

上記排気管40(A,B)は、排気マニホールド39からエンジン6の右舷側の上方のエンジン長さ方向のほぼ中間部分までは排気通路40aが独立した排気管40(A)であり、そこから以降は排気通路40bが1本に集合している排気管40(B)であって、各排気通路40a,40bには冷却水が流れる冷却水ジャケット40cがそれぞれ形成されている。

0045

第2実施形態のように、排気管40(A,B)が排気マニホールド39の下部からエンジン6の右舷側を前方に延在しながら上方に湾曲して、エンジン6の前方で後方にUターンしてエンジン6の右舷側の上方を後方に延在するようにレイアウトした場合には、図7及び図9に示すように、エンジン6の右側に位置する排気管40(B)中に触媒26(R)を配置することができる。

0046

この場合には、エンジン6の前側に位置するフライホイールマグネットカバーにオイルフィルター27(F)を配置するか、エンジン6の左側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(L)を配置するか、エンジン6の右側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(R)を配置するか、エンジン6の後側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(B)を配置するか、エンジン6の後側でもあるオイルタンク28の後側にオイルフィルター27(B´)を配置するかのいずれかを選択することができる。

0047

上記触媒26とオイルフィルター27は、エンジン6の異なる側に配置するのが好ましい。即ち、エンジン6の前側に位置するフライホイールマグネットカバーにオイルフィルター27(F)を配置するか、エンジン6の左側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(L)を配置するか、エンジン6の後側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(B)を配置するか、エンジン6の後側でもあるオイルタンク28の後側にオイルフィルター27(B´)を配置するかのいずれかを選択する。

0048

さらに、触媒26とオイルフィルター27をエンジン6の同じ側に配置する場合、即ち、エンジン6の右側に位置する排気管40(B)中に触媒26(R)を配置し、エンジン6の右側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(R)を配置した場合には、触媒26(R)とオイルフィルター27(R)は前後方向にずらせて、上下方向にオーバーラップしないように配置するのが好ましい。

0049

特に、エンジン6の右側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(R)を配置した場合やエンジン6の左側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(L)を配置した場合には、上記各横開口13b,13cから作業者の手が届きやすい位置となるので、オイルフィルター27(R,L)の交換作業が容易になる。

0050

(3)図10および図11は第3実施形態であり、エンジン6は、第1実施形態と基本的に同じ構造であって、相違するのは排気管40であって、排気管40は、排気マニホールド39の下部からエンジン6の右舷側を後方に延在して、エンジン6の後方に配置した排気サイレンサー61を介して左舷側を後方に延在し、エンジン6の左舷側の後方に配置したウォーターロック41の前部に下流端が連結されている。

0051

そして、このウォーターロック41の上部に上流端が連結された排出管42は、ジェットポンプ8のポンプ室44の上方を左舷側から右舷側に迂回し、ポンプ室44の左舷側の側壁に下流端が連結されている。

0052

上記排気サイレンサー61は、エンジン6の幅方向に延在する四角箱状に形成されて、2重になった内周囲には冷却水ジャケット61aが形成されて、上記排気管40の冷却水ジャケット40cからの冷却水が供給されるようになる。

0053

第3実施形態のように、排気管40が排気マニホールド39の下部からエンジン6の右舷側を後方に延在して、エンジン6の後方に配置した排気サイレンサー61を介して左舷側を後方に延在するようにレイアウトした場合には、エンジン6の後側に位置する排気サイレンサー61中に触媒26(B)を配置することができる。

0054

この場合には、エンジン6の前側に位置するフライホイールマグネットカバーにオイルフィルター27(F)を配置するか、エンジン6の左側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(L)を配置するか、エンジン6の右側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(R)を配置するか、エンジン6の後側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(B)を配置するか、具体的に図示しないが第1、第2実施形態と同様に、エンジン6の後側でもあるオイルタンク28の後側にオイルフィルター27(B´)を配置するかのいずれかを選択することができる。

0055

上記触媒26とオイルフィルター27は、エンジン6の異なる側に配置するのが好ましい。即ち、エンジン6の前側に位置するフライホイールマグネットカバーにオイルフィルター27(F)を配置するか、エンジン6の左側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(L)を配置するか、エンジン6の右側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(R)を配置するかのいずれかを選択する。

0056

さらに、触媒26とオイルフィルター27をエンジン6の同じ側に配置する場合、即ち、エンジン6の後側に位置する排気サイレンサー61中に触媒26(B)を配置し、エンジン6の後側に位置するクランクケース50にオイルフィルター27(B)を配置した場合やエンジン6の後側でもあるオイルタンク28の後側にオイルフィルター27(B´)を配置した場合には、触媒26(B)とオイルフィルター27(B,B´)は左右方向にずらせて、上下方向にオーバーラップしないように配置するのが好ましい。

0057

上記第1〜3実施形態において、ジェットポンプ8の水取入れ口8cよりも上方にオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)を配置し、このオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)よりも上方に触媒26(F,B,L,R)を配置したから、オイルフィルター27(F,B,B´,L,R)と触媒26(F,B,L,R)との間の上下距離を離すことが可能となるので、オイルフィルター27(F,B,B´,L,R)が触媒26(F,B,L,R)の熱害を受けにくくなるとともに、オイルフィルター27(F,B,B´,L,R)の交換作業も容易に行えるようになる。

0058

しかも、触媒26(F,B,L,R)と水取入れ口8cとの間の上下距離を離すことが可能となるから、エンジン停止後に水ジェット推進艇1を陸揚げしたような場合には、水取入れ口8cに対して触媒26(F,B,L,R)の配置位置がかなり高いので、触媒周囲の排気管40(A,B)に形成した冷却水ジャケット40cからの冷却水の自重による水抜け性も一層向上して、冷却水ジャケット40cの腐食を有効に防止できるようなる。

0059

また、触媒26(F,B,L,R)とオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)をエンジン6の前後左右のいずれかの側に配置されていると、触媒26(F,B,L,R)とオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)とのレイアウトの自由度が向上する。

0060

さらに、触媒26(F,B,L,R)とオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)は、同じ側で上下方向にオーバーラップしないように配置されていると、オイルフィルター27(F,B,B´,L,R)が触媒26(F,B,L,R)の熱害を受けにくくなるとともに、オイルフィルター27(F,B,B´,L,R)の交換作業も容易に行えるようになる。

0061

さらにまた、触媒26(F,B,L,R)とオイルフィルター27(F,B,B´,L,R)が異なる側に配置されていると、オイルフィルター27(F,B,B´,L,R)が触媒26(F,B,L,R)の熱害を全く受けなくなるとともに、オイルフィルター27(F,B,B´,L,R)の交換作業もより容易に行えるようになる。

0062

1水ジェット推進艇
4艇体
6エンジン
8ジェットポンプ
8c水取入れ口
26(F,B,L,R)触媒
27(F,B,B´,L,R)オイルフィルター
40(A,B)排気管
40c冷却水ジャケット
44ポンプ室
61排気サイレンサー
61a 冷却水ジャケット

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