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技術 画像読取装置及びその制御方法

出願人 キヤノン株式会社
発明者 内海雄一
出願日 2009年6月17日 (11年5ヶ月経過) 出願番号 2009-144618
公開日 2011年1月6日 (9年10ヶ月経過) 公開番号 2011-004086
状態 特許登録済
技術分野 イメージ入力 ファクシミリ一般 FAXの走査装置 FAX画像情報の記憶
主要キーワード 閾値容量 キー郡 左右開き 上下開き フォント領域 テキストモード ハードキー群 縮小レイアウト処理
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

入力が開始された画像データの入力済みページ数に応じて入力手段を適切に制御する画像読取装置を提供する。

解決手段

画像読取装置は、入力手段により入力が開始された画像データの入力済みページ数がNページとなる前は、記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となるまでは画像データの入力を継続させる一方で記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったことに応じて入力手段による画像データの入力を停止させる。

概要

背景

従来から、原稿を読み取ることにより画像データを入力し、入力された画像データに基づいて印刷処理を実行する画像読取装置が知られている。そして、画像読取装置において、複数ページ分の画像データをメモリ等の記憶手段に記憶させ、複数ページ分の画像データに基づく印刷処理を実行する処理として、レイアウト処理ソート処理が知られている。

レイアウト処理とは、Nページ分の画像データを1枚の用紙に印刷させるために、Nページ分の画像データにレイアウト処理を施して印刷物を生成する処理をいう。例えば、2枚の画像データを縮小して1枚の画像データとして生成して1枚の用紙に印刷する2in1処理がある。

また、ソート処理とは、Nページ分の画像データをメモリ等の記憶手段に記憶させた後に、Nページ分の画像データを複数回読み出して、Nページを1部とする複数部数の印刷物を生成する処理をいう。例えば、10ページ分の画像データを1部とする印刷物を5部印刷する処理がある。

以上のようなレイアウト処理やソート処理を実行するためには、Nページ分の画像データを記憶するためのメモリが必要となるが、メモリの容量には制限がある。そして、Nページ分の画像データのメモリへの記憶が終了する前に記憶された画像データの容量がメモリの容量に到達してメモリフルとなると、画像データの入力処理エラーとなってしまう。

そして、メモリフルが発生した場合の対処方法について、特許文献1には、画像データの入力中にメモリフルが発生した場合に、圧縮された画像データを復号化し、解像度を低くして再圧縮する方法が開示されている。

概要

入力が開始された画像データの入力済みページ数に応じて入力手段を適切に制御する画像読取装置を提供する。 画像読取装置は、入力手段により入力が開始された画像データの入力済みページ数がNページとなる前は、記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となるまでは画像データの入力を継続させる一方で記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったことに応じて入力手段による画像データの入力を停止させる。

目的

本発明は上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、入力手段により入力されたNページ分の画像データを記憶手段に記憶させた後に、Nページ分の画像データに基づく印刷処理を開始させる処理モードが設定された場合において、入力が開始された画像データの入力済みページ数がNページとなる前かNページとなった後かに応じて、適切に入力手段を制御する画像読取装置及びその制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

原稿を読み取ることによりページ単位で画像データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて、用紙に対する印刷処理を実行する印刷手段と、前記入力手段により入力されたNページ分の画像データを前記記憶手段に記憶させた後に、前記Nページ分の画像データに基づく印刷処理を開始させる処理モードを設定する設定手段と、前記設定手段により前記処理モードが設定された場合において、前記入力手段により入力が開始された画像データの入力済みページ数が前記Nページとなる前は、前記記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となるまでは前記入力手段による画像データの入力を継続させる一方で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第1の特定量となったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を停止させ、前記入力手段により入力が開始された画像データの入力済みページ数が前記Nページとなった後は、前記記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が前記第1の特定量より少ない第2の特定量となるまでは前記入力手段による画像データの入力を継続させる一方で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量となったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を停止させるよう前記入力手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像読取装置。

請求項2

前記印刷手段による印刷処理に用いられた画像データを前記記憶手段から消去する消去手段を有し、前記制御手段は、前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量となった後に前記消去手段により前記記憶手段に記憶された画像データが消去されたことにより前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量を下回ったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を再開させるように前記入力手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。

請求項3

前記第1の特定量と前記第2の特定量の差は、1ページの画像データを記憶するのに必要とする容量より多く、前記制御手段は、前記入力手段が特定ページの画像データを入力している途中で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量となった場合は、前記特定ページの画像データの入力が終了した後に前記特定ページに引き続くページの入力を停止させるよう前記入力手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。

請求項4

前記記憶手段に記憶されたNページ分の画像データにレイアウト処理を施して、1枚の用紙に印刷される画像データを生成する生成手段を有し、前記設定手段により設定される前記処理モードは、前記レイアウト処理を実行するレイアウト処理モードであり、前記印刷手段は、前記設定手段により前記レイアウト処理モードが設定された場合に、前記生成手段により生成された画像データに基づいて用紙に対する印刷処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。

請求項5

前記設定手段により設定される前記処理モードは、前記記憶手段に記憶されたNページ分の画像データを複数回読み出して、Nページを1部とする複数部数印刷物を生成する印刷処理を前記印刷手段に実行させるソート処理モードであり、前記印刷手段は、前記設定手段により前記ソート処理モードが設定された場合に、Nページを1部とする複数部数の印刷物を生成する印刷処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。

請求項6

前記入力手段により入力された画像データを圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段により圧縮された画像データを伸張する伸張手段を有し、前記記憶手段は、前記圧縮手段により圧縮された画像データを記憶し、前記伸張手段は、前記記憶手段に記憶された前記圧縮された画像データを伸張することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。

請求項7

原稿を読み取ることによりページ単位で画像データを入力する入力手段を有する画像読取装置の制御方法であって、前記入力手段により入力された画像データを記憶手段に記憶させる記憶工程と、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて、用紙に対する印刷処理を実行する印刷工程と、前記入力手段により入力されたNページ分の画像データを前記記憶工程にて前記記憶手段に記憶させた後に、前記Nページ分の画像データに基づく印刷処理を開始させる処理モードを設定する設定工程と、前記設定工程にて前記処理モードが設定された場合において、前記入力手段により入力が開始された画像データの入力済みページ数が前記Nページとなる前は、前記記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となるまでは前記入力手段による画像データの入力を継続させる一方で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第1の特定量となったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を停止させ、前記入力手段による入力が開始された画像データの入力済みページ数が前記Nページとなった後は、前記記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が前記第1の特定量より少ない第2の特定量となるまでは前記入力手段による画像データの入力を継続させる一方で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量となったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を停止させるよう前記入力手段を制御する制御工程と、を有することを特徴とする画像読取装置の制御方法。

請求項8

前記印刷手段による印刷処理に用いられた画像データを前記記憶手段から消去する消去工程を有し、前記制御工程は、前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量となった後に前記消去工程にて前記記憶手段に記憶された画像データが消去されたことにより前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量を下回ったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を再開させるように前記入力手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の制御方法。

請求項9

前記第1の特定量と前記第2の特定量の差は、1ページの画像データを記憶するのに必要とする容量より多く、前記制御工程は、前記入力手段が特定ページの画像データを入力している途中で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量となった場合は、前記特定ページの画像データの入力が終了した後に前記特定ページに引き続くページの入力を停止させるよう前記入力手段を制御することを特徴とする請求項7又は8に記載の制御方法。

請求項10

前記記憶手段に記憶されたNページ分の画像データにレイアウト処理を施して、1枚の用紙に印刷される画像データを生成する生成工程を有し、前記設定工程にて設定される前記処理モードは、前記レイアウト処理を実行するレイアウト処理モードであり、前記印刷工程は、前記設定工程にて前記レイアウト処理モードが設定された場合に、前記生成工程にて生成された画像データに基づいて用紙に対する印刷処理を実行することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の制御方法。

請求項11

前記設定工程にて設定される前記処理モードは、前記記憶手段に記憶されたNページ分の画像データを複数回読み出して、Nページを1部とする複数部数の印刷物を生成する印刷処理を前記印刷工程にて実行させるソート処理モードであり、前記印刷工程は、前記設定工程にて前記ソート処理モードが設定された場合に、Nページを1部とする複数部数の印刷物を生成する印刷処理を実行することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の制御方法。

請求項12

前記入力工程にて入力された画像データを圧縮する圧縮工程と、前記圧縮工程にて圧縮された画像データを伸張する伸張工程を有し、前記記憶手段は、前記圧縮工程により圧縮された画像データを記憶し、前記伸張工程は、前記記憶手段に記憶された前記圧縮された画像データを伸張することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の制御装置

技術分野

0001

本発明は、画像読取装置及びその制御方法に関する。

背景技術

0002

従来から、原稿を読み取ることにより画像データを入力し、入力された画像データに基づいて印刷処理を実行する画像読取装置が知られている。そして、画像読取装置において、複数ページ分の画像データをメモリ等の記憶手段に記憶させ、複数ページ分の画像データに基づく印刷処理を実行する処理として、レイアウト処理ソート処理が知られている。

0003

レイアウト処理とは、Nページ分の画像データを1枚の用紙に印刷させるために、Nページ分の画像データにレイアウト処理を施して印刷物を生成する処理をいう。例えば、2枚の画像データを縮小して1枚の画像データとして生成して1枚の用紙に印刷する2in1処理がある。

0004

また、ソート処理とは、Nページ分の画像データをメモリ等の記憶手段に記憶させた後に、Nページ分の画像データを複数回読み出して、Nページを1部とする複数部数の印刷物を生成する処理をいう。例えば、10ページ分の画像データを1部とする印刷物を5部印刷する処理がある。

0005

以上のようなレイアウト処理やソート処理を実行するためには、Nページ分の画像データを記憶するためのメモリが必要となるが、メモリの容量には制限がある。そして、Nページ分の画像データのメモリへの記憶が終了する前に記憶された画像データの容量がメモリの容量に到達してメモリフルとなると、画像データの入力処理エラーとなってしまう。

0006

そして、メモリフルが発生した場合の対処方法について、特許文献1には、画像データの入力中にメモリフルが発生した場合に、圧縮された画像データを復号化し、解像度を低くして再圧縮する方法が開示されている。

先行技術

0007

特開平8−84229号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、特許文献1に開示された技術では、解像度を低くして再圧縮することにより画像データの画質劣化してしまうという問題点があった。

0009

一方、画質が劣化しないようにしつつ、メモリフルにより画像データを入力処理がエラーとならないようにしようとしても問題が生じる。例えば、入力された画像データの容量が、画像データを記憶するための記憶領域の最大容量よりも少ない容量(閾値容量)となったことにより画像データの入力を停止させるようにする方法が考えられる。この場合、印刷処理が進むことによりメモリに記憶される画像データが消去されれば、入力された画像データの容量が閾値容量を下回ったことに応じて画像データの入力を再開させることができる。

0010

しかしながら、レイアウト処理やソート処理の場合、Nページ分の画像データがメモリに記憶される前に、入力された画像データの容量が閾値容量となってしまうと、何らの印刷処理も行われない状態でエラーとなってしまう。

0011

本発明は上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、入力手段により入力されたNページ分の画像データを記憶手段に記憶させた後に、Nページ分の画像データに基づく印刷処理を開始させる処理モードが設定された場合において、入力が開始された画像データの入力済みページ数がNページとなる前かNページとなった後かに応じて、適切に入力手段を制御する画像読取装置及びその制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

上記課題を解決するため、本発明の画像読取装置は、原稿を読み取ることによりページ単位で画像データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて、用紙に対する印刷処理を実行する印刷手段と、前記入力手段により入力されたNページ分の画像データを前記記憶手段に記憶させた後に、前記Nページ分の画像データに基づく印刷処理を開始させる処理モードを設定する設定手段と、前記設定手段により前記処理モードが設定された場合において、
前記入力手段により入力が開始された画像データの入力済みページ数が前記Nページとなる前は、前記記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となるまでは前記入力手段による画像データの入力を継続させる一方で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第1の特定量となったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を停止させ、前記入力手段により入力が開始された画像データの入力済みページ数が前記Nページとなった後は、前記記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が前記第1の特定量より少ない第2の特定量となるまでは前記入力手段による画像データの入力を継続させる一方で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量となったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を停止させるよう前記入力手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする。

0013

また、本発明の画像読取装置の制御方法は、原稿を読み取ることによりページ単位で画像データを入力する入力手段を有する画像読取装置の制御方法であって、前記入力手段により入力された画像データを記憶手段に記憶させる記憶工程と、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて、用紙に対する印刷処理を実行する印刷工程と、前記入力手段により入力されたNページ分の画像データを前記記憶工程にて前記記憶手段に記憶させた後に、前記Nページ分の画像データに基づく印刷処理を開始させる処理モードを設定する設定工程と、前記設定工程にて前記処理モードが設定された場合において、前記入力手段により入力が開始された画像データの入力済みページ数が前記Nページとなる前は、前記記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となるまでは前記入力手段による画像データの入力を継続させる一方で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第1の特定量となったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を停止させ、前記入力手段による入力が開始された画像データの入力済みページ数が前記Nページとなった後は、前記記憶手段に記憶済みの画像データのデータ量が前記第1の特定量より少ない第2の特定量となるまでは前記入力手段による画像データの入力を継続させる一方で前記記憶済みの画像データのデータ量が前記第2の特定量となったことに応じて前記入力手段による画像データの入力を停止させるよう前記入力手段を制御する制御工程とを有することを特徴とする。

発明の効果

0014

本発明によれば、入力手段により入力されたNページ分の画像データを記憶手段に記憶させた後に、Nページ分の画像データに基づく印刷処理を開始させる処理モードが設定された場合において、入力が開始された画像データの入力済みページ数がNページとなる前かNページとなった後かに応じて、適切に入力手段を制御する画像読取装置及びその制御方法を提供することができる。

図面の簡単な説明

0015

画像読取装置の構成を示す図である。
画像読取装置の制御構成を示すブロック図である。
画像読取装置が実行する処理を説明するためのフローチャートである。
操作部の構成を説明する図である。
操作部に表示される画面を示す図である。
操作部に表示される画面を示す図である。
コピー処理−1を説明するフローチャートである。
コピー処理−2を説明するフローチャートである。
コピー処理−3を説明するフローチャートである。
コピー処理−4を説明するフローチャートである。
RAM201上の記憶領域を示す図である。
RAM201上の記憶領域を示す図である。
レイアウト処理を説明するフローチャートである。

実施例

0016

以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。また、初めに本実施例に必要となる構成ブロックについて説明し、次に、処理の詳細について説明する。

0017

[第1の実施例]
図1は、画像読取装置100の構成を示す図である。

0018

図1の画像読取装置100は、スキャナ部10、プリンタ部20、コントローラ部30、AC電源からDC電源を生成する電源装置40、及びユーザによる操作を入力するインターフェースである操作部140を含む。

0019

スキャナ部10は、原稿を載置する原稿台ガラス101と、原稿台ガラス101の所定位置に順次原稿を送る原稿自動送り装置(Auto Document Feeder:ADF)146を備える。また、スキャナ部10は、原稿照明ランプ102、走査ミラー103を含み、原稿台ガラス101の下方に設置された走査ユニット147を備える。また、スキャナ部10は、走査ミラー103の反射光CCDユニット106に向けて反射する走査ミラー104、105を含む走査ユニット148を備える。また、スキャナ部10は、走査ミラー105の反射光を受光して結像する結像レンズ107、結像された像をデジタル画像信号に変換する撮像素子108、及び撮像素子108を駆動するCCDドライバ109を含むCCDユニット106とを備える。

0020

コントローラ部30は、撮像素子108から出力された画像信号に基づいて画像データを生成する処理や、装置全体の制御を行う。詳細には、図3を用いて後述する。

0021

プリンタ部20は、感光ドラム110と、コントローラ部30で生成された画像データに基づいて感光ドラム110を露光して静電潜像を形成する露光部117を備える。また、プリンタ部20は、黒色現像剤であるトナーを収容すると共に、感光ドラム110上の静電潜像をトナーで現像する現像器118を備える。また、プリンタ部20は、感光ドラム110上の現像されたトナー像転写前に高電圧をかける転写前帯電器119を備える。

0022

プリンタ部20は、また、手差し給紙ユニット120と、用紙を格納する給紙ユニット122、124、142、144とを備える。また、手差し給紙ユニット120上の用紙や給送ユニット内に格納された用紙を夫々給送する給送ローラ121、123、125、143、145を備える。また、プリンタ部20は、給送ローラ121、123、125、143、145から給送された用紙を感光ドラム110に給紙するレジストローラ126とを備える。給送ローラ121、123、125、143、145は、手差しトレイ120上の用紙や給送ユニット内に格納された用紙をレジストローラ126の位置で一旦停止させる。そして、用紙は、感光ドラム110上の現像されたトナー像を転写するために給送される。

0023

プリンタ部20は、さらに、感光ドラム110上の現像されたトナー像を給送される用紙に転写する転写帯電器127と、感光ドラム110からトナー像が転写された用紙を感光ドラム110から分離する分離帯電器128を有する。また、プリンタ部20は、分離した用紙を後述する定着器130に搬送する搬送ベルト129と、転写されずに感光ドラム110に残ったトナーを回収するクリーナー11とを備える。また、感光ドラムを徐電する前露光ランプ112と、感光ドラム110を一様に帯電する1次帯電体113を備える。

0024

プリンタ部20は、トナー像の転写がなされた用紙にトナー像を定着させる定着器130と、トナー像が定着された用紙をフラッパ131を介して受容するソーター132とを備える。また、プリンタ部20は、トナー像が定着された用紙をフラッパ131及び給送ローラ133〜136を介して受容する中間トレイ137を備える。また、中間トレイ137内の用紙を再度感ドラム110に給送する再給紙ローラ138とを備える。フラッパ131は、トナー像の定着がなされた用紙の給送先をソーター132と中間トレイ137の間で切換えるように構成され、ローラ133〜136は、トナー像の定着がなされた用紙を非反転多重)又は反転(両面)するように構成されている。

0025

図2は、画像読取装置100の制御構成を示すブロック図である。

0026

図2に示されるように、画像読取装置100は、スキャナ部10、プリンタ部20、操作部140、回線I/F210、コントローラ部30を備える。

0027

コントローラ部30は、CPU200、RAM201、ROM206、ネットワークI/F202、プリンタ部I/F203、スキャナ部I/F204、及びMODEM207を備える。コントローラ部30の各部は、システムバス205を介して接続されており、各部はコントローラ部からシステムバス205を介して送信されるコマンドにより制御される。

0028

また、CPU200は、ROM206のプログラム領域に記憶されたプログラムをRAM201へ展開して実行することにより、コントローラ部30の各部を制御する。

0029

また、システムバス205は、スキャナ部10からスキャナ部I/F204を介して入力される画像データをRAM201(記憶手段)へ記憶させるためのデータバスとしても機能する。また、システムバス205は、RAM201に記憶された画像データをプリンタ部I/F203を介してプリンタ部20へ転送するためのデータバスとしても機能する。

0030

ネットワークI/F202は、LAN209を介して接続される外部装置(不図示)との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。MODEM207は、回線I/F210から公衆回線212を介して接続されるファクシミリ装置との間でデータの送受信を行うためのものである。

0031

CPU200は、ROM206のフォント領域に記憶されたフォントデータを用いて、操作部140に表示させる文字画像を生成する処理や、操作部140を介して画像読取装置100のユーザにより入力される指示に対する処理を行う。

0032

なお、CPU200は、スキャナ部I/F204を介して入力される画像データをRAM201へ記憶させる前に画像データに対して圧縮処理を施し、圧縮処理が施された画像データをRAM201へ記憶させる機能を有する(圧縮手段)。

0033

また、CPU200は、RAM201に記憶された圧縮処理が施された画像データに対して伸張処理を施し、伸張処理が施された画像データをRAM201からプリンタ部20へ転送する機能を有する(伸張手段)。

0034

次に、図4を用いて画像読取装置100が備える操作部140の構成について説明する。

0035

操作部140は、各種ハードキー4−241〜4−246を含むハードキー群4−240を備える。また、操作部140は、液晶表示装置からなるドットマトリックスで構成される液晶表示部4−250を有する。液晶表示部4−250は表面にタッチパネルを備えている。操作部140は、画像読取装置100の操作者がハードキーやタッチパネルを押下したことによりキー入力がされたことを検知し、CPU200へキー入力に応じた信号を送信する。そして、CPU200は、ROM206に記憶されたプログラムに基づいて画像読取装置100を制御し、受信した信号に応じた動作を実行する。

0036

キー4−243は電源キーで、電源のON/OFFをする為のキーである。キー4−244は節電キーで、節電モードにする/節電モードを解除する為のキーである。スタートキー4−241は、スキャナ部10による原稿上の画像の読み取り動作を開始させる指示等の各種処理をスタートさせる指示を操作者に入力させる為のキーである。ストップキー4−242は、画像読取装置100の動作を中止させる指示を操作者に入力させる為のキーである。

0037

また、キー群4−245は、コピー枚数ズーム倍率等を入力させる0〜9までのテンキーとその入力をクリアするためのクリアキーを有する。このキー郡4−245で入力されたコピー部数は、液晶表示部4−253に表示される。リセットキー4−246は、液晶表示部4−250やハードキー群4−240を介して操作者により設定された設定条件初期状態に戻すためのキーである。

0038

液晶表示部4−250は、CPU200からの指示により、画像読取装置100の動作状態等を表示する。液晶表示部4−250には、タッチキーも表示される。液晶表示部4−250において、キー4−252は、画像読取装置100がコピー処理に用いるシート(用紙)が積載されたカセットを選択するキーである。CPU200は、このキーが操作者により押下されると、液晶表示部4−250に図5(a)に示す用紙選択画面を表示するよう操作部204を制御する。

0039

図5(a)に示す用紙選択画面のキー群4−271で印刷処理に用いる給紙ユニット(122、124、142、144のいずれか)が選択される。そして、CPU200は、閉じるキー4−270が操作者により押下されると、この画面は閉じて図4の画面に戻し、選択された給紙ユニットを表示部4−251に表示させる。

0040

図4のキー4−258、4−262は、濃度調整を行うためのキーである。CPU205は、これらのキーにより調整される濃度を表示部4−263に表示させる。キー4−259は、自動濃度調整機能をON/OFFするためのキーである。キー4−261は写真モードテキストモード等の設定を行うためのキーである。

0041

キー4−254,キー4−255は、それぞれ等倍,縮小/拡大を設定するためのキーである。キー4−255が押下されると、CPU200は液晶表示部4−250に、図5(b)に示す倍率画面を表示させ、拡大縮小を詳細に設定可能にする。図5(b)に示す倍率画面のキー群4−273で倍率が選択され、閉じるキー4−272が操作者により押下されると、CPU200はこの画面は閉じて図4の画面に戻す。そして、CPU200は、設定された倍率を表示部4−251に表示させる。

0042

キー4−257は両面キーで、キー4−257が押下されると、CPU205は液晶表示部4−250に、図5(c)に示す両面印刷設定画面を表示させる。以下、両面印刷の設定に関して図5(c)を参照して説明する。

0043

図5(c)において、キー4−280は、片面にのみ画像が印刷された原稿(以下、片面原稿)を用いてシートの両面に印刷処理するための設定キーである。そして、キー4−281は、両面に画像が印刷された原稿(以下、両面原稿)を用いてシートの両面に印刷処理するための設定キーである。キー4−283は、両面原稿をもちいてシートの片面のみに印刷処理するための設定キーである。また、キー4−284は、ページ連写両面を行うための設定キーである。

0044

キー4−285は、図5(c)の両面印刷設定画面において操作者によりなされた設定を有効にするためのキーである。このキーが押下されると、CPU200は、図5(c)の両面印刷設定画面での設定を有効にし、液晶表示部4−250の表示を図4の画面に戻す。また、キー4−282は、図5(c)において行った設定を取り消すためのキーであり、このキーが押下されると、CPU200は、図5(c)の両面印刷設定画面での設定を無効にし、液晶表示部4−250の表示を図4の画面に戻す。

0045

キー4−286は、詳細設定をユーザにより実行可能にする為のキーである。このキー4−286がユーザにより押下されると、CPU200は、液晶表示部4−250に、図5(d)に示す画面を表示させる。以下、両面印刷の詳細設定に関して図5(d)を参照して説明する。

0046

図5(d)において、キー4−290は、画像読取装置100が印刷処理したシートSを左右開きの印刷物とするための設定キーであり、キー4−291は、シートSを上下開きの印刷物とするための設定キーである。キー4−291又はキー4−292により両面印刷の種類を選択し、閉じるキー4−292が押下されると、CPU200はこの画面は閉じ、液晶表示部4−250の表示を図5(c)の画面に戻す。

0047

以上示したように、図5(c)の両面印刷設定画面,図5(d)の両面印刷詳細設定画面により、両面印刷が設定可能となる。

0048

図4表示画面上のキー4−256は、ソート処理を操作者が指示する為のソータキーである。操作者がキー4−256を押下したことをCPU200が検知すると、コピー設定として、ソート処理モードが設定されたものと判断する。

0049

図6(a)は、図4に示す操作画面上のキー4−260が操作者により押下されたことに応じて、CPU200が表示部4−250に表示させる応用モード画面である。そして、CPU200は、図6(a)に示す応用モード画面において、操作者により縮小レイアウトキー601が押下されたことを検知すると、図6(b)に示す縮小レイアウトの設定画面を表示部4−250に表示させる。

0050

図6(b)は縮小レイアウトの設定画面であり、操作者がキー602を押下したことをCPU200が検知すると、縮小レイアウト処理として、2in1が設定されたものと判断する。また、操作者がキー603を押下したことをCPU200が検知すると、縮小レイアウト処理として、4in1が設定されたものと判断する。また、操作者がキー604を押下したことをCPU200が検知すると、縮小レイアウト処理として、8in1が設定されたものと判断する。つまり、キー602、603又は604が押下されたことをCPU200が検知すると、処理モードとしてレイアウト処理モードが設定されたものと判定される。

0051

次に、図3のフローチャートを用いて、画像読取装置100が実行する処理を説明する。

0052

図3は、画像読取装置100が実行する処理を説明するためのフローチャートである。

0053

なお、図3のフローチャートにおける各処理は、CPU200がROM206に格納されたプログラムを実行することにより行われる。

0054

テップS301で、CPU200は、コピー処理の実行に先立って、コピー処理における処理条件の設定(コピー設定)を受け付ける。具体的には、操作部140を介して画像読取装置100の操作者により入力される指示に基づいてコピー設定を行う。なお、ここで行うコピー設定には、ソート処理の設定、縮小レイアウト処理の設定を含む図4〜6で示した各種の設定が含まれる。

0055

ステップS302で、CPU200は、スタートキー4−241が押され、コピー処理の開始が指示されたかどうかを判定し、コピー処理の開始が指示されたと判定された場合はステップS303へ処理を進める。

0056

ステップS303で、CPU200は、ADFに原稿が載置されているかどうかをADFに設けられたセンサ(不図示)の出力により判定し、載置されていると判定した場合はステップS304へ処理を進める。

0057

ステップS304で、CPU200は、ステップS301にて設定されたコピー設定にてソート処理が設定されているかどうかを判定する。CPU200は、ソート処理が設定されていると判定された場合はステップS308へ処理を進め、ソート処理が設定されていないと判定された場合はステップS305へ処理を進める。

0058

ステップS305で、CPU200は、ステップS301にて設定されたコピー設定にてレイアウト処理が設定されているかどうかを判定する。CPU200は、レイアウト処理が設定されていると判定された場合はステップS307へ処理を進め、レイアウト処理が設定されていないと判定された場合はステップS306へ処理を進める。

0059

ステップS308で、CPU200は、ステップS301にて設定されたコピー設定にてレイアウト処理が設定されているかどうかを判定する。CPU200は、レイアウト処理が設定されていると判定された場合はステップS310へ処理を進め、レイアウト処理が設定されていないと判定された場合はステップS309へ処理を進める。

0060

なお、CPU200はステップS306にてコピー処理−1を、ステップS307にてコピー処理−2を、ステップS309にてコピー処理−3を、ステップS310にてコピー処理−4を、それぞれ実行する。

0061

コピー処理−1、コピー処理−2、コピー処理−3、及びコピー処理−4については、図7〜10を用いて説明する。

0062

なお、図7〜10にける各処理は、図3の各処理と同様に、CPU200がROM206に格納されたプログラムを実行することにより行われる。

0063

図7は、図3のステップS306における処理(コピー処理−1)を説明するフローチャートである。

0064

図7のコピー処理−1は、図3のコピー設定(S301)にて、ソート処理もレイアウト処理も設定されていない場合に実行されるコピー処理である。

0065

なお、図11は、コピー処理−1におけるRAM201上の記憶領域を示す図である。RAM201上の記憶領域には、ROM206に記憶されたプログラムをCPU200が実行するためのワーク領域として用いられるプログラム領域1101が含まれる。また、RAM201上の記憶領域には、スキャナ部10から入力され、CPU200により圧縮処理が施された画像データを記憶するための画像データ領域1102が含まれる。なお、図11中の0、A、B、Cはアドレスを示すものであり、画像データはアドレスAから記憶が開始され、記憶される画像データのデータ量が増えるにしたがってアドレスB、アドレスCに到る。なお、画像データがアドレスCに記憶された状態がメモリフル状態である。

0066

ステップS701で、CPU200は、ADF146に載置された複数枚の原稿の1枚を、原稿給送ローラ(不図示)を回転させることにより原稿台ガラス101へ向けて搬送させる。

0067

ステップS702で、CPU200は、原稿台ガラス101上を搬送する原稿を画像データとして読み取らせるようスキャナ部I/F204を介してスキャナ部10(入力手段)を制御する。そして、スキャナ部10により原稿上の画像が画像データとして入力される。なお、1枚の原稿上の画像は1ページの画像データとして入力される。つまり、画像データはページ単位で入力される。

0068

CPU200は、スキャナ部10から入力される画像データに対して圧縮処理を施し(ステップS703)、圧縮処理が施された画像データをRAM201の画像データ領域1102へ記憶させる(ステップS704)。

0069

その後、CPU200は、圧縮処理が施された画像データをRAM201から読み出して伸張処理を施し(ステップS705)、伸張された画像データのプリンタ部20への転送を開始させる。

0070

なお、CPU200は、プリンタ部20への転送が開始された画像データがプリンタ部20にて正常に印刷処理されたことを確認し、その後に画像データを消去する。なお、ここでいう消去とは、画像データ領域1102において画像データが記憶されていた領域に他のデータを上書きすることにより消去するものであってよい。また、他のデータを上書きすることなく、画像データを管理するための管理情報を消去することで、画像データを正常にRAM201から読み出せないようにするものであってもよい。

0071

ステップS707で、CPU200は、ADF146に載置された全てを入力済みかどうか判定し、入力済みであればステップS714へ処理を進め、入力済みでなければステップS708へ処理を進める。この判定は、ADF146に設けられた原稿検知センサ(不図示)が、少なくとも1枚の原稿が載置されていることを検出しているかどうかを監視することにより行われる。

0072

ステップS708で、CPU200は、RAM201の画像データ領域1102に記憶済みの画像データのデータ量が第2の特定量より多いかどうかを判定し、第2の特定量より多いと判定された場合はステップS709へ進む。そうでなければステップS701へ戻る。

0073

なお、第2の特定量とは、図11においてアドレスAから記憶が開始された画像データの記憶アドレスがアドレスBに到達した状態における記憶済みのデータ量に相当する。つまり、画像データを記憶するためのアドレスがアドレスBを越えている場合は、記憶済みの画像データのデータ量が第2の特定量よりも多いと判定される。

0074

ステップS709で、CPU200は、RAM201の画像データ領域1102に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったかどうかを判定し、第1の特定量となったと判定された場合はステップS711へ進む。そうでなければステップS710へ進む。

0075

なお、第1の特定量とは、図11においてアドレスAから記憶が開始された画像データの記憶アドレスがアドレスCに到達した状態における記憶済みのデータ量に相当する。つまり、画像データを記憶するためのアドレスがアドレスCとなっている場合は、記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったと判定される。

0076

ステップS710で、CPU200は、記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となっていないとステップS709にて判定されたことに応じて、スキャナ部10による画像データの入力を停止させるようスキャナ部I/F204を制御する。CPU200から停止の指示を受けたスキャナ部I/F204は、スキャナ部10による画像データの入力(原稿の読み取り)を停止させる。ステップS710により、記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となった状態(メモリフル状態)になる前に、複数枚の原稿を連続的に読み取る際の各原稿の切れ目で、画像データの入力を停止させることができる。

0077

なお、前述した第1の特定量と第2の特定量の差は、1ページの画像データ(圧縮後)を記憶するのに必要とする容量よりも多いものとする。このように第1の特定量と第2の特定量を設定することで、ある特定ページの画像データの入力がステップS702で行われた場合に、その特定ページの画像データは少なくともRAM201へ記憶される。つまり、あるページの入力前に記憶済みの画像データが第2の特定量よりも少ない場合であれば、あるページに引き続くページ(特定ページ)の入力後に記憶済みのデータのデータ量が第1の特定量に達することはない。従って、ステップS710にて確実に画像データの入力を停止させることができる。

0078

なお、CPU200は、ステップS710の後はステップS708へ処理を進める。そして、ステップS706にてプリンタ部20への転送が開始された画像データに基づくプリント処理が終了すると、プリント処理が完了したことにより画像データ領域1102に記憶された画像データが消去される。そして、画像データが消去されたことにより、ステップS708にて、画像データ領域1102に記憶済みの画像データのデータ量が第2の特定量より多くはない(下回った)と判定されると、CPU200はステップS701へ処理を進める。つまり、ステップS710にて停止されていた画像データの入力が、ステップS702にて再開される。

0079

ステップS711で、CPU200は、画像データ領域1102に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったので、メモリフル状態になったことを操作部140に表示させることで、操作者に対する警告を行う。

0080

ステップS712で、CPU200は、スキャナ部10による画像データの入力を停止させるようスキャナ部I/F204を制御する。CPU200から停止の指示を受けたスキャナ部I/F204は、スキャナ部10による画像データの入力(原稿の読み取り)を停止させる。

0081

ステップS713で、CPU200は、ADF146に載置された原稿を排出するようスキャナ部10を制御し、図7のフローチャートの処理を終了させる。

0082

ステップS714で、CPU200は、原稿の全てが入力済みであるので、画像データ領域1102に記憶済みの画像データに基づくプリント処理がプリンタ部20にて終了したかどうかを判定する。終了したと判定された場合は、図7のフローチャートの処理を終了させる。

0083

ここで、ステップS710にて画像データの入力を停止させることのメリットについて説明する。

0084

まず、前述のADF146は、ステップS701にて原稿の搬送を開始させた後に、1枚の原稿を読み取る途中で原稿の読み取りを停止させることができない構成であるものとする。

0085

そして、ADF146には以下のような問題がある。その問題とは、1枚の原稿を読み取る途中でメモリフル状態となってしまうと、メモリフルとなった後に入力される画像データがRAM201に記憶されないという問題である。この場合、原稿を正常に読み取るためには、その原稿をADF146に再度載置して読み取りを再開させなければならない。しかしながら、画像読取装置100のユーザは、正常に読み取られなかった原稿をADF146に再度設置するという作業が必要となり、装置の操作性が損なわれる。なお、ADFを、1枚の原稿を読み取る途中で原稿の読み取りを停止させることができる構成とすれば、以上のような問題は生じない。しかしながら、そのような構成とするには、読み取りを停止させた状態から原稿を通常の搬送方向とは逆方向に搬送させ、原稿の読み取りが停止された位置から再度読み取りを行わせるための機構等が必要となる。そして、そのような機構を画像読取装置100に設けることは、装置のコストアップとなってしまう。本実施形態のように、構成すれば、1枚の原稿を読み取る途中で原稿の読み取りを停止させることができない構成のADF146であっても、装置の操作性を損なうことがない。

0086

図8は、図3のステップS307における処理(コピー処理−2)を説明するフローチャートである。

0087

図8のコピー処理−2は、図3のコピー設定(S301)にて、ソート処理は設定されていないがレイアウト処理が設定されている場合に実行されるコピー処理である。

0088

なお、図12は、コピー処理−2におけるRAM201上の記憶領域を示す図である。RAM201上の記憶領域には、ROM206に記憶されたプログラムをCPU200が実行するためのワーク領域として用いられるプログラム領域1201が含まれる。また、RAM201上の記憶領域には、複数の画像データを用いて縮小レイアウト処理を実行するためのワーク領域として用いられるレイアウト処理領域1202が含まれる。また、RAM201上の記憶領域には、スキャナ部10から入力され、CPU200により圧縮処理が施された画像データを記憶するための画像データ領域1203が含まれる。なお、図12中の0、A、B、C、Xはアドレスを示すものであり、画像データはアドレスAから記憶が開始され、記憶される画像データのデータ量が増えるにしたがってアドレスB、アドレスCに到る。なお、画像データがアドレスCに記憶された状態がメモリフル状態である。

0089

ステップS801で、CPU200は、定数mに“1”を設定する。この定数mは、Nin1(本実施例でNは、2、4又は8)で縮小レイアウトするレイアウト処理を実行する際に、Nページ分の原稿を読み込んだ回数を示すものである。N=2の場合、1、2ページ目を読み込む際はm=1となり、3、4ページ目を読み込む際はm=2となる。

0090

ステップS802で、CPU200は、RAM201上にレイアウト処理領域1202を割り当てる。なお、レイアウト処理領域は、レイアウト処理にて設定された縮小レイアウトの種類(2in1、4in1又は8in1)に応じて、領域のサイズが異なったものとなる。具体的には、2in1であれば、2ページ分の非圧縮の画像データ(RAW画像データ)が記憶可能な領域サイズとなる。4in1であれば、4ページ分の非圧縮の画像データ(RAW画像データ)が記憶可能な領域サイズとなる。また、8in1であれば、8ページ分の非圧縮の画像データ(RAW画像データ)が記憶可能な領域サイズとなる。なお、RAM201の容量は固定サイズであるので、レイアウト処理領域に割り当てられる領域のサイズが大きくなると、その分画像データ領域1203に割り当てられる領域のサイズが小さくなる。

0091

ステップS803で、CPU200は、ADF146に載置された複数枚の原稿の1枚を、原稿給送ローラ(不図示)を回転させることにより原稿台ガラス101へ向けて搬送させる。

0092

ステップS804で、CPU200は、原稿台ガラス101上を搬送する原稿を画像データとして読み取らせるようスキャナ部I/F204を介してスキャナ部10(入力手段)を制御する。そして、スキャナ部10により原稿上の画像が画像データとして入力される。なお、1枚の原稿上の画像は1ページの画像データとして入力される。つまり、画像データはページ単位で入力される。

0093

CPU200は、スキャナ部10から入力される画像データに対して圧縮処理を施し(ステップS805)、圧縮処理が施された画像データをRAM201の画像データ領域1102へ記憶させる(ステップS806)。

0094

ステップS807で、CPU200は、入力済みページ数がm×Nとなったかどうかを判定し、m×Nとなったと判定された場合はステップS808へ処理を進め、そうでなければステップS819へ処理を進める。

0095

入力済みページ数がm×Nとなっていない場合、ステップS819で、CPU200は、RAM201の画像データ領域1203に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったかどうかを判定する。第1の特定量となったと判定された場合はステップS815へ進み、そうでなければステップS803へ進む。

0096

なお、第1の特定量とは、図12においてアドレスAから記憶が開始された画像データの記憶アドレスがアドレスCに到達した状態における記憶済みのデータ量に相当する。つまり、画像データを記憶するためのアドレスがアドレスCとなっている場合は、記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったと判定される。

0097

入力済みページ数がm×Nとなった場合、ステップS808で、CPU200は、レイアウト処理を実行し、Nページ分の画像データを縮小処理して1枚の用紙に印刷される画像データを生成する。レイアウト処理については、後述する図13にて詳細に説明する。

0098

ステップS809で、CPU200は、ステップS809にてレイアウト処理された画像データのRAM201からプリンタ部20への転送を開始させる。

0099

なお、CPU200は、プリンタ部20への転送が開始された画像データがプリンタ部20にて正常に印刷処理されたことを確認し、その後にレイアウト処理領域1202に記憶された画像データを消去する。なお、ここでいう消去とは、画像データ領域1203において画像データが記憶されていた領域に他のデータを上書きすることにより消去するものであってよい。また、他のデータを上書きすることなく、画像データを管理するための管理情報を消去することで、画像データを正常にRAM201から読み出せないようにするものであってもよい。

0100

ステップS810で、CPU200は、ADF146に載置された全てを入力済みかどうか判定し、入力済みであればステップS818へ処理を進め、入力済みでなければステップS811へ処理を進める。この判定は、ADF146に設けられた原稿検知センサ(不図示)が、少なくとも1枚の原稿が載置されていることを検出しているかどうかを監視することにより行われる。

0101

ステップS811で、CPU200は、レイアウト処理領域1202に記憶された画像データが消去済みであるかどうかを判定する。消去済みであると判定された場合、CPU200は、ステップS820にて定数mをインクリメントし、ステップS802へ処理を進める。

0102

一方、消去済みでないと判定された場合、CPU200は、ステップS812で、CPU200は、RAM201の画像データ領域1203に記憶済みの画像データのデータ量が第2の特定量より多いかどうかを判定する。第2の特定量より多いと判定された場合はステップS813へ進み、そうでなければステップS803へ戻る。ステップS803へ処理が戻ることにより、画像データの入力が継続される。

0103

なお、ここでいう第2の特定量とは、図12においてアドレスAから記憶が開始された画像データの記憶アドレスがアドレスBに到達した状態における記憶済みのデータ量に相当する。つまり、画像データを記憶するためのアドレスがアドレスBを越えている場合は、記憶済みの画像データのデータ量が第2の特定量よりも多いと判定される。

0104

なお、前述した第1の特定量と第2の特定量の差は、1ページの画像データ(圧縮後)を記憶するのに必要とする容量よりも多いものとする。このように第1の特定量と第2の特定量を設定することで、ある特定ページの画像データの入力がステップS804で行われた場合に、その特定ページの画像データは少なくともRAM201へ記憶される。つまり、あるページの入力前に記憶済みの画像データが第2の特定量よりも少ない場合であれば、あるページに引き続くページ(特定ページ)の入力後に記憶済みのデータのデータ量が第1の特定量に達することはない。従って、ステップS814にて確実に画像データの入力を停止させることができる。

0105

また、コピー処理−2における第1の特定量は、コピー処理−1における第1の特定量よりもレイアウト処理領域1202の分だけ容量が少ない。また、コピー処理−2における第2の特定量も、コピー処理−1における第2の特定量よりもレイアウト処理領域の1202の分だけ容量が少ない。ただし、プログラム領域1201の容量は、コピー処理−1とコピー処理−2とで同容量であるものとする。

0106

ステップS813で、CPU200は、RAM201の画像データ領域1203に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったかどうかを判定し、第1の特定量となったと判定された場合はステップS815へ進む。そうでなければステップS814へ進む。

0107

ステップS814で、CPU200は、記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となっていないとステップS813にて判定されたことに応じて、スキャナ部10による画像データの入力を停止させるようスキャナ部I/F204を制御する。CPU200から停止の指示を受けたスキャナ部I/F204は、スキャナ部10による画像データの入力(原稿の読み取り)を停止させる。ステップS814により、記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となった状態(メモリフル状態)になる前に、複数枚の原稿を連続的に読み取る際の各原稿の切れ目で、画像データの入力を停止させることができる。

0108

なお、CPU200は、ステップS814の後はステップS812へ処理を進める。そして、ステップS809にてプリンタ部20への転送が開始された画像データに基づくプリント処理が終了すると、プリント処理が完了したことにより画像データ領域1203に記憶された画像データが消去される。そして、画像データが消去されたことにより、ステップS812にて、画像データ領域1203に記憶済みの画像データのデータ量が第2の特定量より多くはない(下回った)と判定されると、CPU200はステップS803へ処理を進める。つまり、ステップS814にて停止されていた画像データの入力が、ステップS804にて再開される。

0109

ステップS815で、CPU200は、画像データ領域1203に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったので、メモリフル状態になったことを操作部140に表示させることで、操作者に対する警告を行う。

0110

ステップS816で、CPU200は、スキャナ部10による画像データの入力を停止させるようスキャナ部I/F204を制御する。CPU200から停止の指示を受けたスキャナ部I/F204は、スキャナ部10による画像データの入力(原稿の読み取り)を停止させる。

0111

ステップS817で、CPU200は、ADF146に載置された原稿を排出するようスキャナ部10を制御し、図8のフローチャートの処理を終了させる。

0112

ステップS818で、CPU200は、原稿の全てが入力済みであるので、画像データ領域1203に記憶済みの画像データに基づくプリント処理がプリンタ部20にて終了したかどうかを判定する。終了したと判定された場合は、図8のフローチャートの処理を終了させる。

0113

次に、ステップS808のレイアウト処理を、図13を用いて詳細に説明する。

0114

図13は、レイアウト処理を説明するフローチャートである。

0115

CPU200は、画像データ領域1203に記憶されたNページ分の画像データを伸張して、Nページ分のRAW画像データを生成し(ステップS1301)、Nページ分のRAW画像データをレイアウト処理領域1202へ記憶させる(ステップS1302)。

0116

ステップS1303で、CPU200は、ステップS1301にて伸張された画像データを画像データ領域1203から消去する。

0117

CPU200は、レイアウト処理領域1202に記憶されたNページ分の画像データに対して縮小処理及び/又は回転処理を施し(ステップS1304)、処理後の画像データをレイアウトして1ページ分の画像データを生成する(ステップS1305)。

0118

CPU200は、ステップS1305にて生成された画像データに対して圧縮処理を施し(ステップS1306)、圧縮処理が施された画像データをRAM201の画像データ領域1203へ記憶させる(ステップS1307)。

0119

ステップS1308で、CPU200は、ステップS1305にて生成された画像データを、レイアウト処理領域1202から消去して、図13のレイアウト処理を終了する。

0120

なお、図8のステップS814にて画像データの入力を停止させることのメリットは、コピー処理−1のステップS710にて画像データの入力を停止させることのメリットと同様である。

0121

コピー処理−2で特徴的なのは、Nin1のレイアウト処理をする際に、入力済みのページ数がNページとなる前か後かに応じて、以下のように2つの動作を適切に切り替える点である。
(1)入力済みのページ数がNページとなる前
コピー処理−1と異なり、Nページ分が入力されるまではメモリフル状態とならない限り、画像データの入力を停止させない。
(2)入力済みのページ数がNページとなった後
コピー処理−1と同様に、画像データの入力を、複数枚の原稿における原稿の切れ目で停止させ、1枚の用紙(Nページをレイアウト)のプリント処理が終了した後に再開させる。

0122

(1)の場合、Nページ分の画像データがRAM201に記憶される前であってもコピー処理−1と同様の動作とすると、Nページ分の画像データが入力される前に記憶済みのデータ量が第2の特定量より多くなって画像データの入力が停止されてしまう可能性がある。Nin1のレイアウト処理の場合、Nページ分の画像データの入力がされないと、レイアウト処理が行われないので、1枚も用紙のプリント処理(印刷処理)がされない状態でエラーとなってしまう。そこで、コピー処理−2では、(1)の場合は、Nページ分が入力されるまではメモリフル状態とならない限り、画像データの入力を停止させない。なお、この場合でも、Nページ分が入力されるまでにメモリフル状態となってしまう可能性があるが、コピー処理−1と同様に動作させる場合に比べて、1枚も用紙がプリント処理されない状態でエラーとなる確率を低くすることができる。

0123

図9は、図3のステップS309における処理(コピー処理−3)を説明するフローチャートである。

0124

図9のコピー処理−3は、図3のコピー設定(S301)にて、ソート処理は設定されているがレイアウト処理が設定されていない場合に実行されるコピー処理である。

0125

なお、コピー処理−3におけるRAM201上の記憶領域は、図11で示すとおりである。

0126

ステップS901〜ステップS906は、図7のステップS701〜ステップS706と同様であるので説明を省略する。

0127

ただし、図7の説明(コピー処理−1)においては、画像データ領域1102に記憶された画像データが消去されるのは、転送された画像データがプリンタ部20にて正常に印刷処理されたことを確認した後であるとした。しかし、コピー処理−3においては、指定部数のプリント処理が終了するまでは画像データが消去されない点で異なる。ソート処理では、画像データが指定部数のプリント処理が終了するまで消去されない。それは、ソート処理が、同一の画像データ(Nページの原稿であればNページ分の画像データ)をRAM201から複数回読み出して、Nページを1部とする複数部数の印刷物を生成する処理だからである。

0128

ステップS907で、CPU200は、ADF146に載置された全てを入力済みかどうか判定し、入力済みであればステップS912へ処理を進め、入力済みでなければステップS908へ処理を進める。この判定は、ADF146に設けられた原稿検知センサ(不図示)が、少なくとも1枚の原稿が載置されていることを検出しているかどうかを監視することにより行われる。

0129

ステップS908で、CPU200は、RAM201の画像データ領域1203に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったかどうかを判定する。第1の特定量となったと判定された場合はステップS909へ進み、そうでなければステップS901へ進む。

0130

なお、第1の特定量とは、図11においてアドレスAから記憶が開始された画像データの記憶アドレスがアドレスCに到達した状態における記憶済みのデータ量に相当する。つまり、画像データを記憶するためのアドレスがアドレスCとなっている場合は、記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったと判定される。

0131

ステップS909で、CPU200は、画像データ領域1203に記憶済みの画像データのデータ量が第1の特定量となったので、メモリフル状態になったことを操作部140に表示させることで、操作者に対する警告を行う。

0132

ステップS910で、CPU200は、スキャナ部10による画像データの入力を停止させるようスキャナ部I/F204を制御する。CPU200から停止の指示を受けたスキャナ部I/F204は、スキャナ部10による画像データの入力(原稿の読み取り)を停止させる。

0133

ステップS911で、CPU200は、ADF146に載置された原稿を排出するようスキャナ部10を制御し、図9のフローチャートの処理を終了させる。

0134

ステップS912で、CPU200は、図4のキー郡4−245で入力されたコピー部数(指定部数)のプリント処理が終了したかを判定し、終了したと判定された場合はステップS913へ処理を進める。

0135

ステップS913で、CPU200は、指定部数のプリント処理が終了したかどうかを判定し、終了したと判定した場合は図9の処理を終了させる。

0136

図9のコピー処理−3では、コピー処理−1と異なり、原稿の全てのページ(例えば、Nページ分)が入力されるまではメモリフル状態とならない限り、画像データの入力を停止させない。Nページ分の画像データがRAM201に記憶される前であってもコピー処理−1と同様の動作とすると、Nページ分の画像データが入力される前に記憶済みのデータ量が第2の特定量より多くなって画像データの入力が停止されてしまう可能性がある。Nページ分の画像データのソート処理を実行する場合、Nページ分の画像データの入力がされないと、印刷処理が開始されないので、1枚も用紙のプリント処理(印刷処理)がされない状態でエラーとなってしまう。そこで、コピー処理−3では、原稿の全てのページ(Nページ分)が入力されるまではメモリフル状態とならない限り、画像データの入力を停止させない。なお、この場合でも、Nページ分が入力されるまでにメモリフル状態となってしまう可能性があるが、コピー処理−1と同様に動作させる場合に比べて、1枚も用紙がプリント処理されない状態でエラーとなる確率を低くすることができる。

0137

図10は、図3のステップS310における処理(コピー処理−4)を説明するフローチャートである。

0138

図10のコピー処理−4は、図3のコピー設定(S301)にて、ソート処理及びレイアウト処理が設定されている場合に実行されるコピー処理である。

0139

なお、コピー処理−4におけるRAM201上の記憶領域は、図12で示すとおりである。

0140

図10で説明するコピー処理−4は、図8で説明したコピー処理−2の変形例であるので、以下では図8と異なる点について、説明する。以下で説明する点を除いては、コピー処理−2と同様である。

0141

まず、コピー処理−2では、ステップS812にて画像データ領域1203に記憶済みの画像データのデータ量が第2の特定量より多いかどうかを判定するが、コピー処理−4では、ステップS812に相当するステップが存在しない。このようにしているのは、原稿の全てのページ(例えば、Nページ分)が入力されるまではメモリフル状態とならない限り、画像データの入力を停止させないようにするためである。

0142

また、コピー処理−2では、画像データ領域1203に記憶された画像データが消去されるのは、転送された画像データがプリンタ部20にて正常に印刷処理されたことを確認した後であるとした。しかし、コピー処理−4においては、指定部数のプリント処理が終了するまでは画像データが消去されない点で異なる。ソート処理においては、画像データが指定部数のプリント処理が終了するまで消去されない。それは、ソート処理が、同一の画像データ(Nページの原稿であればNページ分の画像データ)をRAM201から複数回読み出して、Nページを1部とする複数部数の印刷物を生成する処理だからである。

0143

また、コピー処理−4では、ステップS1017が追加されている点が異なる。ステップS1017で、CPU200は、図4のキー郡4−245で入力されたコピー部数(指定部数)のプリント処理が終了したかを判定し、終了したと判定された場合はステップS1018へ処理を進める。

0144

[他の実施例]
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

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