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技術 無線通信装置および無線通信システム

出願人 クラリオン株式会社
発明者 泉喜文
出願日 2009年6月9日 (11年5ヶ月経過) 出願番号 2009-137931
公開日 2010年12月24日 (9年11ヶ月経過) 公開番号 2010-287933
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム 電話通信サービス
主要キーワード 操作メニュ 到達予定 広告音声データ ボーリング場 ジャイロユニット 広告提供主 再生開始情報 時刻表示領域
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

安価に、かつ、簡易に移動中に通信ネットワークへの接続が可能な無線通信装置および無線通信サービスを提供する。

解決手段

無線通信装置4を所定のアクセスポイント2を介した通信ネットワークNへの接続の可否を管理するアクセスポイント管理装置3に対して、接続要求を送信する接続要求送信部64と、アクセスポイント管理装置3から配信される広告情報再生する広告情報再生部62と、広告情報の少なくとも一部が再生された場合に、広告情報が再生されたことを示す再生実行情報をアクセスポイント管理装置3に送信する再生実行情報送信部67と、を備える構成とし、再生実行情報に基づき、アクセスポイント管理装置は、アクセスポイント2を介した通信ネットワークNへの接続を許可する。

概要

背景

従来、移動体に配置され、移動体の現在位置に応じて接続するアクセスポイント切り換えながら、屋外においてもインターネット等の通信ネットワークへの接続を維持可能にした無線通信装置及び無線通信システムが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。ユーザーは、アクセスポイント提供業者が提供するアクセスポイントを介して通信ネットワークに接続することにより、携帯電話機を利用するよりも高速飲食店等の情報や、地図情報天気予報交通案内等の外出先で必要な情報を屋外でも取得することができる。

概要

安価に、かつ、簡易に移動中に通信ネットワークへの接続が可能な無線通信装置および無線通信サービスを提供する。無線通信装置4を所定のアクセスポイント2を介した通信ネットワークNへの接続の可否を管理するアクセスポイント管理装置3に対して、接続要求を送信する接続要求送信部64と、アクセスポイント管理装置3から配信される広告情報再生する広告情報再生部62と、広告情報の少なくとも一部が再生された場合に、広告情報が再生されたことを示す再生実行情報をアクセスポイント管理装置3に送信する再生実行情報送信部67と、を備える構成とし、再生実行情報に基づき、アクセスポイント管理装置は、アクセスポイント2を介した通信ネットワークNへの接続を許可する。

目的

特開2000−194633号公報
特開2006−5630号公報
特開2006−173776号公報






現在、屋外においてアクセスポイントを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

所定のアクセスポイントを介した通信ネットワークへの接続の可否を管理するアクセスポイント管理装置に対して、前記通信ネットワークへの接続要求を送信する接続要求送信部と、前記接続要求に基づいて、前記アクセスポイント管理装置から配信される所定の広告情報再生する広告情報再生部と、前記広告情報再生部により前記広告情報の少なくとも一部が再生された場合に、前記広告情報が再生されたことを示す再生実行情報を前記アクセスポイント管理装置に送信する再生実行情報送信部と、を備え、前記再生実行情報に基づき、前記アクセスポイント管理装置により前記所定のアクセスポイントを介した通信ネットワークへの接続が許可されることを特徴とする無線通信装置

請求項2

請求項1に記載の無線通信装置において、当該無線通信装置が配置された移動体の現在位置を検出するための位置検出部と、前記位置検出部により検出された現在位置付近地図情報を表示する表示部と、を備え、前記広告情報は、前記移動体の現在位置付近において販売又は提供される商品又は役務に関する広告情報であり、前記広告情報再生部は、前記広告情報に広告画像データが含まれる場合、当該広告画像データを前記地図情報に重畳して表示させること、を特徴とする無線通信装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の無線通信装置において、当該無線通信装置が配置された移動体の現在位置付近に存在するアクセスポイントを検出するアクセスポイント検出部を備え、前記移動体の移動に伴い、前記通信ネットワークに接続するために利用するアクセスポイントを切り換えること、を特徴とする無線通信装置。

請求項4

請求項1〜3のいずれか一項に記載の無線通信装置において、前記アクセスポイント管理装置に対して、当該無線通信装置の機器識別するための機器識別情報を送信する機器識別情報送信部を備え、当該機器識別情報に基づいて、前記アクセスポイント管理装置は当該無線通信装置が前記広告情報の再生が可能な機器であるか否かを判別すること、を特徴とする無線通信装置。

請求項5

請求項4に記載の無線通信装置において、前記アクセスポイント管理装置は、前記機器識別情報に基づいて、前記広告情報再生部において再生可能な広告情報のデータ種別を判別し、前記広告情報再生部において再生可能なデータ種別に応じた広告情報を配信すること、を特徴とする無線通信装置。

請求項6

無線通信装置と、所定のアクセスポイントを介した通信ネットワークへの接続の可否を管理するアクセスポイント管理装置とを有する無線通信システムであって、前記無線通信装置は、前記アクセスポイント管理装置に対して、前記通信ネットワークへの接続要求を送信する接続要求送信部と、前記接続要求に基づいて、前記アクセスポイント管理装置から配信される所定の広告情報を再生する広告情報再生部と、前記広告情報再生部により前記広告情報の少なくとも一部が再生された場合に、前記広告情報が再生されたことを示す再生実行情報を前記アクセスポイント管理装置に送信する再生実行情報送信部と、を備え、前記再生実行情報に基づき、前記アクセスポイント管理装置は、前記所定のアクセスポイントを介した通信ネットワークへの接続を許可すること、を特徴とする無線通信システム。

技術分野

0001

本発明は、アクセスポイントを介して通信ネットワークに接続する無線通信装置および無線通信システムに関する。

背景技術

0002

従来、移動体に配置され、移動体の現在位置に応じて接続するアクセスポイントを切り換えながら、屋外においてもインターネット等の通信ネットワークへの接続を維持可能にした無線通信装置及び無線通信システムが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。ユーザーは、アクセスポイント提供業者が提供するアクセスポイントを介して通信ネットワークに接続することにより、携帯電話機を利用するよりも高速飲食店等の情報や、地図情報天気予報交通案内等の外出先で必要な情報を屋外でも取得することができる。

先行技術

0003

特開2000−194633号公報
特開2006−5630号公報
特開2006−173776号公報

発明が解決しようとする課題

0004

現在、屋外においてアクセスポイントを提供するアクセスポイント提供サービスの多くは有料会員制サービスとなっている。アクセスポイントの利用を希望するユーザーは、所定のアクセスポイント提供業者に対して事前会員登録手続きを行う必要があり、月額使用料等の費用負担が求められる。また、屋外でアクセスポイントを利用する都度、ユーザー認証が求められ、ユーザーは所定のログイン操作を行う必要がある。
従って、車両等の移動体の現在位置に応じて、異なるアクセスポイント提供業者が提供する複数のアクセスポイントを利用する場合、ユーザーは複数のアクセスポイント提供業者に対して会員登録を行う必要があり、複数のアクセスポイント提供業者に対する費用負担が生じていた。また、移動体の移動中にアクセスポイントを切り換える度に、ログイン操作を行うのは煩雑な作業となる。特に、車両を運転するユーザーが、車両内に配置した無線通信装置を用いて通信ネットワークに接続するには、アクセスポイントを切り換える度に、車両を一度停止させてログイン操作を行うのは非常に煩雑な作業となっていた。
本発明の課題は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、安価に、かつ、簡易に移動中に通信ネットワークへの接続が可能な無線通信装置および無線通信サービスを提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するために、本発明の第1態様は、所定のアクセスポイントを介した通信ネットワークへの接続の可否を管理するアクセスポイント管理装置に対して、前記通信ネットワークへの接続要求を送信する接続要求送信部と、前記接続要求に基づいて、前記アクセスポイント管理装置から配信される所定の広告情報再生する広告情報再生部と、前記広告情報再生部により前記広告情報の少なくとも一部が再生された場合に、前記広告情報が再生されたことを示す再生実行情報を前記アクセスポイント管理装置に送信する再生実行情報送信部と、前記再生実行情報に基づき、前記アクセスポイント管理装置により前記所定のアクセスポイントを介した通信ネットワークへの接続が許可されることを特徴とする無線通信装置を提供する。
上記構成によれば、接続要求送信部により接続要求をアクセスポイント管理装置に送信すると、アクセスポイント管理装置から所定の広告情報が配信される。無線通信装置は、この広告情報を再生する広告情報再生部を備え、広告情報の少なくとも一部が再生された場合に、再生実行情報を送信して、アクセスポイント管理装置に広告情報が再生されたことを判別可能にしている。そして、無線通信装置は、再生実行情報に基づき、アクセスポイント管理装置により所定のアクセスポイントを介した通信ネットワークへの接続が許可される。このため、アクセスポイント提供業者は、ユーザーに対して広告情報を確実に再生させることができ広告宣伝効果を高めることができる。これにより広告料の対価として、アクセスポイントの使用料を安価に、若しくは無料でユーザーに提供することができる。更に、広告情報の再生を条件としてアクセスポイントの使用を許可するため、事前の会員登録手続きや、ユーザーの認証を行うためのログイン手続き等を不要とすることができる。従って、この無線通信装置を車両等の移動体に搭載(配置)し、移動体の現在位置に応じて、異なる複数のアクセスポイント提供業者が提供する複数のアクセスポイントを利用する場合でも、ユーザーに対して費用負担やログイン操作等を不要とすることができる。これにより、ユーザーは無線通信装置を介して安価に、かつ、簡易に移動中に通信ネットワークへ接続することができる。

0006

本発明の第2態様は、上記第1態様において、当該無線通信装置が配置された移動体の現在位置を検出するための位置検出部と、前記位置検出部により検出された現在位置付近の地図情報を表示する表示部と、を備え、前記広告情報は、前記移動体の現在位置付近において販売又は提供される商品又は役務に関する広告情報であり、前記広告情報再生部は、前記広告情報に広告画像データが含まれる場合、当該広告画像データを前記地図情報に重畳して表示させること、を特徴とする。
上記構成によれば、表示部に、移動体の現在位置付近の地図情報に重畳して、移動体の現在位置付近において提供される商品又はサービスに関する広告情報を表示部することができる。このため、ユーザーが広告情報の内容に興味を抱いた場合、ユーザーはこれらの商品又は役務の購入又は提供を受けるために、地図情報を参照しながら、広告提供主店舗等へ容易に移動することができる。従って、広告提供主は、ユーザーに対してより効果的な広告宣伝活動を行うことができる。これにより、アクセスポイント提供業者の数を増加させて、ユーザーに提供可能なアクセスポイントの数を増加さることができ、移動中でもユーザーに対して切断無く通信ネットワークへの接続を維持させるための無線通信システムを構築することができる。また、広告情報に含まれる広告画像データを地図情報と重畳して表示させることにより、表示部に広告情報を表示させるための広告情報表示領域を、地図情報を表示するための地図情報表示領域と別に設ける必要がなく、表示部をコンパクトに設計することができる。
この際、上記無線通信装置において、広告情報に広告提供主が構える店舗や施設等の住所情報が含まれる場合に、この住所情報に基づいて目的地を設定可能とし、設定された目的地まで経路案内を行うように構成してもよい。これにより、ユーザーが広告情報に興味を抱いた場合に、広告提供主が構える店舗や施設に確実に誘導することができ、更に広告宣伝効果を高めて、アクセスポイント提供業者の数を増加さえることができる。

0007

本発明の第3の態様は、上記第1又は第2態様において、当該無線通信装置が配置された移動体の現在位置付近に存在するアクセスポイントを検出するアクセスポイント検出部を備え、前記移動体の移動に伴い、前記通信ネットワークに接続するために利用するアクセスポイントを切り換えること、を特徴とする。
上記構成によれば、ユーザーは移動体の現在位置に存在するアクセスポイントを検索したり、移動体の現在位置を検索するための操作を行うことなく、無線通信装置が配置された移動体の現在位置付近のアクセスポイントを利用して、通信ネットワークに接続することができる。また、移動時に無線通信装置を利用して通信ネットワークへ接続する場合に、現在、通信中のアクセスポイントの通信可能範囲から外れても、移動後の移動体の現在位置付近に存在するアクセスポイントを利用して通信ネットワークへの接続を継続することができる。

0008

本発明の第4態様は、上記第1〜第3のいずれか一の態様において、前記アクセスポイント管理装置に対して、当該無線通信装置の機器識別するための機器識別情報を送信する機器識別情報送信部を備え、当該機器識別情報に基づいて、前記アクセスポイント管理装置は当該無線通信装置が前記広告情報の再生が可能な機器であるか否かを判別すること、を特徴とする。
上記構成によれば、機器識別情報送信部により機器識別情報をアクセスポイント管理装置に送信することにより、アクセスポイント管理装置は、この機器識別情報に基づいて、無線通信装置が広告情報の再生が可能か否かを判別して、機器の認証を行うことができる。

0009

本発明の第5態様は、上記第4態様において、前記アクセスポイント管理装置は、前記機器識別情報に基づいて、前記広告情報再生部において再生可能な広告情報のデータ種を判別し、前記広告情報再生部において再生可能なデータ種に応じた広告情報を配信することを特徴とする。
上記構成によれば、アクセスポイント管理装置は、機器識別情報に基づき、広告情報再生部において再生可能なデータ種に応じた広告情報を配信するので、無線通信装置側ではアクセスポイント管理装置から配信された広告情報を確実に再生することができる。
ここで、データ種とは、広告音声データ静止広告画像データ、動広告画像データ等の種別を指す。また、アクセスポイント管理装置において、機器識別情報に基づき、広告情報再生部において再生可能な広告情報のデータサイズを識別可能に構成してもよい。

0010

上記課題を解決するため、本発明の第6態様は、無線通信装置と、所定のアクセスポイントを介した通信ネットワークへの接続の可否を管理するアクセスポイント管理装置とを有する無線通信システムであって、前記無線通信装置は、前記アクセスポイント管理装置に対して、前記通信ネットワークへの接続要求を送信する接続要求送信部と、前記接続要求に基づいて、前記アクセスポイント管理装置から配信される所定の広告情報を再生する広告情報再生部と、前記広告情報再生部により前記広告情報の少なくとも一部が再生された場合に、前記広告情報が再生されたことを示す再生実行情報を前記アクセスポイント管理装置に送信する再生実行情報送信部と、を備え、前記再生実行情報に基づき、前記アクセスポイント管理装置は、前記所定のアクセスポイントを介した通信ネットワークへの接続を許可すること、を特徴とする無線通信システムを提供する。

発明の効果

0011

本発明によれば、ユーザーは無線通信装置を介して安価に、かつ、簡易に移動中に通信ネットワークへ接続することができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明に係る無線通信システムの概要構成を示す図である。
本発明に係るアクセスポイントおよびアクセスポイント管理装置の主要な機能的構成を示すブロック図である。
本発明に係る無線通信装置の概観構成例を示す正面図である。
無線通信装置の構成を示すブロック図である。
無線通信装置の主要な機能的構成を示すブロック図である。
本実施の形態の動作を示すシーケンス図である。

実施例

0013

以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1に、本発明の実施の形態に係る無線通信システム100の概念図を示す。図1に示す様に、本実施の形態の無線通信システム100は、移動体としての車両1に搭載(配置)された無線通信装置4(図3図5参照)と、複数の無線LANのアクセスポイント2A〜2Cと、各アクセスポイント2に対応して設けられ、各アクセスポイント2A〜2Cを介した通信ネットワークNへの無線通信装置4の接続の可否を管理する複数のアクセスポイント管理装置3A〜3Cとを備えて構成されている。図1に示す例では、車道110に沿って三つのアクセスポイント2A〜2Cが設けられており、各アクセスポイント2A〜2Cに対応してそれぞれ異なるアクセスポイント管理装置3A〜3Cが設けられている。各アクセスポイント2A〜2Cは、それぞれ異なるアクセスポイント提供業者から提供されたものである。

0014

本実施の形態の無線通信システム100において、各アクセスポイント提供業者は、各アクセスポイント管理装置3A〜3Cを介して、無線通信装置4に広告情報を配信する。無線通信装置4は、後述する様に広告情報を再生する広告情報再生機能を備えており、無線通信装置4において広告情報が再生された場合、無線通信装置4はアクセスポイント管理装置3A〜3Cにより、各アクセスポイント管理装置3A〜3Cが管理するアクセスポイント2A〜2Cを介して通信ネットワークNへ接続することが許可される。これにより、車両1が地点Aから地点B、そして地点Cと移動するにつれて、アクセスポイント2Aからアクセスポイント2B、そしてアクセスポイント2Cと、通信ネットワークNに接続するために利用するアクセスポイント2を切り換えながら、通信ネットワークNへの接続を継続できるように構成されている。

0015

ここで、広告情報は、車両1の現在位置付近において販売又は提供される商品又は役務に関する広告情報であり、主としてこれらの商品又は役務の販売又は提供を業として行う事業者から提供される広告情報である。また、これらの商品又は役務は、車道110沿いで営業を行う店舗等の商業施設において販売又は提供されるものである。具体的には、これらの広告情報は、車両1の現在位置付近のデパートスーパー等の総合小売店や、食料品店衣料品店、電気店等の小売店、レストランカフェ等の飲食店、映画館カラオケボーリング場等の娯楽施設ホテル旅館等の宿泊施設ガソリンスタンド自動車部品販売店等の車両1に関する商品又はサービスを販売又は提供する施設等において販売又は提供される商品又は役務に関する広告情報であり、セール情報イベント情報等を含む。

0016

各アクセスポイント2A〜2Cはこれらの広告情報に関する商品又は役務が販売又は提供される店舗等の商業施設に配置される。各アクセスポイント2A〜2Cをユーザーに利用可能に提供するアクセスポイント提供業者は、これら広告情報に関する商品又は役務の販売又は提供を行う事業者であってもよいし、これらの事業者を広告提供主として、これらの事業者に代わって広告情報を配信する者であってもよい。

0017

次に、図2を参照して、アクセスポイント2(2A〜2C)と、アクセスポイント管理装置3(3A〜3C)の機能的構成を説明する。但し、図1に示した各アクセスポイント2A〜2Cの主要部の機能的構成は略同一であるため、図2ではアクセスポイント2A〜2Cをアクセスポイント2として示す。同様に、各アクセスポイント管理装置3A〜3Cの主要部の機能的構成は略同一であるため、図2では各アクセスポイント管理装置3A〜3Cをアクセスポイント管理装置3として示す。
図2に示す様に、アクセスポイント2は、アンテナ21aを介して無線通信装置4と無線通信確立し、無線通信装置4の間でデータの送受信を制御する無線ネットワーク制御部21と、アクセスポイント管理装置3及び通信ネットワークNと有線により通信接続され、アクセスポイント管理装置3及び通信ネットワークNを介した他の装置との間のデータの送受信を制御するネットワーク制御部22とを備えている。

0018

また、アクセスポイント管理装置3は、アクセスポイント2と有線により通信接続され、アクセスポイント2及びアクセスポイント2を介した他の装置との間のデータの送受信を制御するネットワーク制御部31と、無線通信装置4に配信する広告情報を保有する広告情報保有部32と、これらを制御する制御部33とを備えている。
但し、アクセスポイント管理装置3は、例えば、パーソナルコンピューターを用いて構成することができる。
制御部33は、図示しないCPUと、CPUの作業領域として機能するRAMと、CPUにより実行される各種制御プログラムが不揮発的に記憶されるROM等を備えている。制御部33において、CPUは、ROM等に記憶された各種制御プログラムをRAMに読み出して実行することにより、図2に示す機器認証部33aおよびアクセスポイント管理部33bの機能が実現される。

0019

機器認証部33aは、無線通信装置4から、アクセスポイント2を介して通信ネットワークNへの接続要求を受信した場合に、この無線通信装置4が通信ネットワークNへの接続許可候補となる機器であるか否かを認証する機器認証機能を有する。具体的には、機器認証部33aでは、無線通信装置4の機器の認証に際して、無線通信装置4に対して機器認証要求を行い、当該無線通信装置4から送信される機器識別情報に基づいて、無線通信装置4が広告情報再生機能を備えている機器か否かを判別する。

0020

アクセスポイント管理部33bは、機器認証部33aにおいて、認証対象の無線通信装置4が広告情報再生機能を備えていると判別された場合に、広告情報保有部32から配信する広告情報を読み出して、無線通信装置4に配信し、無線通信装置4において配信した広告情報が再生された場合、自己の管理下にあるアクセスポイント2を介して無線通信装置4が通信ネットワークNに接続することを許可する機能を有する。

0021

次に、無線通信装置4の構成を説明する。
図3に、無線通信装置4の概観構成例を示す。車両1(図1参照)に取り付けられる装置本体41と、この装置本体41の正面にはめ込まれた表示パネル42と、この表示パネル42の周囲に配設された複数の操作ボタン43とを有し、無線通信機能、広告情報再生機能及び経路案内機能を備えたカーナビゲーション装置として構成される。
表示パネル42の画像表示領域42aには、車両1の現在位置周辺の地図情報と、車両1の現在位置と、現在の進行方向とを示す自車位置マーク44が重ねて表示されている。また、画像表示領域42aには、現在の時刻を表示するための時刻表示領域45や、地図の方位縮尺を表示するための方位・縮尺表示領域46、地図の表示モードを切り換えるための操作メニューを表示させるための「VIEW」ボタン表示領域47、目的地までの距離や到達予定時間などを表示する目的地情報表示領域48などが設けられており、地図情報に重畳して、現在の時刻や、地図の方位や縮尺、「VIEW」ボタン、目的地までの距離や到達予定時間などが表示されている。また、画像表示領域42aには、広告情報表示領域49が設けられている。図示例では、表示パネル42に向かって右端に複数の広告情報表示領域49(49A〜49C)が設けられ、複数の広告情報を地図情報に重畳して表示できるようになっている。広告情報が配信されていない場合は、これらの広告情報表示領域49には広告情報の表示は行われず、地図情報が表示される。

0022

図4は、無線通信装置4の構成を示すブロック図である。無線通信装置4は、GPSユニット50と、ジャイロユニット51と、車両側から車両1の走行状態を示す信号が入力されるインターフェース部52と、記憶部53と、操作部54と、表示制御部55と、表示部56と、音声出力制御部57と、音声出力部58と、無線ネットワーク制御部59と、これら各部を中枢的に制御する制御部60と、を備えている。
GPSユニット50は、GPSアンテナ50aを介してGPS衛星からのGPS電波を受信し、GPS電波に重畳されたGPS信号から、車両1の現在位置を示す位置座標と進行方向とを演算により取得する。ジャイロユニット51は、ジャイロセンサー(図示略)を備え、ジャイロセンサーにより検出した車両1の相対的な方位情報を制御部60へ出力するものである。
インターフェース部52には、車両1側から車両1の走行状態を示す信号として、パーキングブレーキ信号S1及び車速パルス信号S2が入力される。これらの車両1の走行状態を示す信号は、制御部60に出力される。制御部60では、これらのパーキングブレーキ信号S1及び車速パルス信号S2に基づいて、車両1が現在走行中であるか、停止中であるかを判別可能になっている。

0023

記憶部53は、比較的大きなデータ格納領域を有する記録媒体を有するハードディスクドライブ装置、あるいはSSD(Flash Solid State Drive)装置を有して構成される。この記憶部53には、経路案内のための制御プログラムのほか、上記地図情報や経路案内に供される各種データを格納した経路案内データベースが記憶される経路案内データベース記憶領域53aを有している。また、記憶部53には、アクセスポイント管理装置3からの機器認証要求に応じて、アクセスポイント管理装置3に対して送信するための機器識別情報が記憶される機器識別情報記憶領域53bを有している。この機器識別情報は、例えば、シリアルナンバー等の当該無線通信装置4の機器を識別可能な情報であって、機器識別情報に基づいて、当該無線通信装置4が広告再生機能の有無や、再生可能な広告情報のデータ種、データサイズ等を識別することができるようになっていればよい。ここで、再生可能な広告情報のデータ種とは、音声データ、静止画像データ、動画像データ、などを指し、これらの組み合わせであってもよい。但し、記憶部53は、CDディスクDVDディスク等の光ディスク、あるいはSDメモリーカード等の外部記憶媒体を収容するスロットを備え、これらの外部記憶媒体に上記経路案内データベースや他の各種データを記憶させる構成としてもよい。

0024

操作部54は、複数の上記操作ボタン43に加え、さらに、上記表示部56の表示パネル42に重ねて配設されたタッチパネル54aを有し、ユーザーが表示パネル42を指などで触れた場合、触れた箇所を示す信号が制御部60に入力される。制御部60は、かかる信号が入力されると、表示パネル42に表示されている各種ボタンの位置と対比して、どのボタンがタッチ操作されたかを特定する。

0025

表示部56は、上述した表示パネル42を備え、例えば液晶ディスプレイ装置やEL(Electro Luminescent)ディスプレイ装置等を用いて構成することができる。表示制御部55は、図示しない描画プロセッサーを有し、制御部60から地図情報および広告情報に含まれる広告画像データ等を含む描画コマンド受け取り、この描画コマンドに基づいた表示を行うべく表示部56を制御するものである。

0026

音声出力制御部57は、図示しないD/Aコンバータアンプ等を備え、広告情報に含まれる広告音声データ信号や、経路案内用の広告音声データ信号をデジタルアナログ変換し、アンプにより増幅して、スピーカー等により構成される音声出力部58を介して音声として車両1の車室内に音声出力する。
無線ネットワーク制御部59は、無線アンテナ59aを備え、アクセスポイント2と無線通信を確立し、アクセスポイント管理装置3により通信ネットワークNへの接続を許可された場合、アクセスポイント2を介して通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークNを介して接続される外部サーバー等の他の装置との間でデータの送受信を制御する。通信ネットワークNを介して接続される外部サーバー等の他の装置から取得する種々の情報には、テレマティクス情報が含まれる。これにより、無線通信装置4では、通常のインターネット接続により、ユーザーの検索した情報を取得すると共に、リアルタイム交通情報を取得したり、外部サーバー装置を介しての経路案内情報を取得することができる。また、通信ネットワークNを介して車両1が故障した場合に、整備会社に連絡を行ったり種々のサービスの利用が可能となる。

0027

制御部60は、CPU60aと、CPU60aの作業領域として機能するRAM60bと、CPU60aにより実行される各種制御プログラムが不揮発的に記憶されるROM60cとを備え、上記各部を中枢的に制御し、上述した無線通信機能、広告情報再生機能、経路案内機能等を実現させる。本実施の無線通信装置4は、経路案内機能、すなわちカーナビゲーション装置としての機能は、従来周知の機能を有するため、本実施の形態では説明を省略する。

0028

次に、無線通信装置4の要部の機能的構成を説明する。図5は、無線通信装置4の主要な機能的構成を示した図である。無線通信装置4の主要な機能的構成として、図5には、上述した無線ネットワーク制御部59および制御部60の他、現在位置検出部61と、広告情報再生部62を示した。現在位置検出部61は、本実施の形態では図4に示したGPSユニット50およびジャイロユニット51を備えて構成され、無線通信装置4が搭載(配置)される移動体としての車両1の現在位置を検出する機能を有する。広告情報再生部62は、本実施の形態では、図4に示した表示制御部55と、表示部56と、音声出力制御部57と、音声出力部58とを備えて構成され、アクセスポイント管理装置3から配信された広告情報を再生する機能を有する。

0029

制御部60は、その機能的構成として、アクセスポイント検出部63と、接続要求送信部64と、機器識別情報送信部65と、広告情報再生制御部66と、再生実行情報送信部67とを備えている。これらの各機能部は、制御部60においてCPU60aが、ROM60c等に記憶された各種制御プログラムをRAM60bに読み出して実行することにより、実現される。
アクセスポイント検出部63は、無線ネットワーク制御部59を制御して、車両1の現在位置から無線ネットワーク制御部59の無線通信可能範囲に存在するアクセスポイント2を検出する機能を有する。また、アクセスポイント検出部63は、車両1の移動に応じて、現在通信中のアクセスポイント2の無線通信可能範囲から外れそうになった場合に、現在位置検出部61により検出される車両1の現在位置に基づいて、無線ネットワーク制御部59を制御して、車両1の現在位置から最も近くに存在する他のアクセスポイント2を検出する機能を有する。また、アクセスポイント検出部63は、現在通信中のアクセスポイント2の無線通信可能範囲から外れそうになった場合に、車両の現在位置から最も近くに存在する他のアクセスポイントに代えて、現在電波を受信するアクセスポイントの中から最も電波を強く受信することのできるアクセスポイントを検出するようにしてもよい。いずれの場合も、複数のアクセスポイントが検出された場合には、検出されたアクセスポイントの中から最も電波を強く受信することのできるアクセスポイントを選択することが好ましい。

0030

接続要求送信部64は、無線ネットワーク制御部59を制御して、アクセスポイント検出部63により検出されたアクセスポイント2を管理するアクセスポイント管理装置3に対して、このアクセスポイント2を介した通信ネットワークNへの接続要求を送信する機能を有する。
機器識別情報送信部65は、上記の接続要求に応答して、アクセスポイント管理装置3から、機器認証要求を受けた場合に、記憶部53に格納された機器識別情報を読み出して、この機器識別情報を送信するように無線ネットワーク制御部59を制御する機能を有する。
広告情報再生制御部66は、アクセスポイント管理装置3から配信された広告情報を再生させるべく、広告情報再生部62を制御する。具体的には、アクセスポイント管理装置3から配信された広告情報に広告画像データが含まれる場合、広告情報再生制御部66は、表示制御部55を制御して、描画プロセッサーにより車両1の現在位置付近の地図情報に、広告情報に含まれる広告画像データを重畳させて描画し、広告情報に含まれる広告画像データを再生して所定の広告情報表示領域49に表示させる。また、広告情報再生制御部66は、アクセスポイント管理装置3から配信された広告情報に広告音声データが含まれる場合、音声出力制御部57を制御して、この広告音声データを再生して音声出力部58としてのスピーカーを介して車両1の車室内に音声出力させる。

0031

再生実行情報送信部67は、広告情報再生部62により、アクセスポイント管理装置3から配信された広告情報の少なくとも一部の再生処理が実行された場合、無線ネットワーク制御部59を制御して広告情報の再生処理の実行を示す再生実行情報をアクセスポイント管理装置3に送信する機能を有する。本実施の形態では、広告情報再生部62において、広告情報の再生が開始された場合、再生実行情報送信部67は再生開始情報を再生実行情報として生成して、アクセスポイント管理装置3に送信する。

0032

次に、図6を参照して、本実施の形態の無線通信システム100の動作を説明する。
まず、無線通信装置4は、制御部60のアクセスポイント検出部63において、無線ネットワーク制御部59を制御して、車両1の現在位置付近に存在するアクセスポイント2を検出する(ステップS1)。アクセスポイント2が検出された場合(ステップS2;Y)、次に、制御部60は、接続要求送信部64により、検出したアクセスポイント2に対応するアクセスポイント管理装置3に対して、当該アクセスポイント2を介した通信ネットワークNへの接続要求を送信する(ステップS3)。
一方、アクセスポイント管理装置3は、無線通信装置4から接続要求の受信があるまで待機状態にあり、無線通信装置4から接続要求を受信すると、これに応答して無線通信装置4に対して機器認証要求を送信する(ステップS4)。無線通信装置4は、アクセスポイント管理装置3から機器認証要求を受信すると、次に、これに応答して機器識別情報送信部65は、記憶部53の機器識別情報記憶領域53bから機器識別情報を読み出して、読み出した機器識別情報をアクセスポイント管理装置3に対して送信する(ステップS5)。

0033

アクセスポイント管理装置3は、無線通信装置4から機器識別情報を受信すると、機器認証部33aにおいて、機器識別情報に基づいて、無線通信装置4の機器認証を行う(ステップS6)。そして、機器認証に基づいて、無線通信装置4が広告情報再生機能を備えている機器か否かを判別する(ステップS7)。このとき、機器認証部33aは、予め、無線通信装置4の機器毎に、各機器を示す機器識別情報と、各機器に広告再生機能が備えられているか否かを示す情報とが対応付けられた機器識別テーブルを有しており、この機器識別テーブルを参照して、現在、接続要求を行っている無線通信装置4が広告情報再生機能を備えているか否かを判別する。また、機器識別テーブルでは、各無線通信装置4において再生可能な広告情報のデータ種、再生可能なデータサイズ等についても対応付けておいてもよい。機器識別情報に基づいて、無線通信装置4の広告情報再生機能の有無に加えて、再生可能なデータ種や、再生可能なデータサイズ等を識別する構成としてもよい。

0034

機器認証部33aにより、現在、接続要求を行っている無線通信装置4が広告情報再生機能を有していると判別されると(ステップS7;Y)、次いで、アクセスポイント管理装置3は、アクセスポイント管理部33bにより、無線通信装置4に対して広告情報を送信(配信)する(ステップS8)。ここで、ステップS6において、無線通信装置4の再生可能なデータ種やデータサイズについても識別されている場合、広告情報保有部32に保有された広告情報がデータ種ごとに複数種類格納されている場合には、対象とする無線通信装置4の機器に応じたデータ種やデータサイズの広告情報を送信する。この際、アクセスポイント管理部33bは、広告情報保有部32に保有された広告情報のデータサイズが、無線通信装置4において再生可能なデータサイズよりも大きい場合、広告情報データに対して圧縮処理を施して無線通信装置4において再生可能なデータ量にデータサイズを小さくした上で送信するようにしてもよい。

0035

次に、無線通信装置4側では、広告情報を受信し(ステップS9)、続いて、広告情報再生制御部66により広告情報再生部62を制御して、上述した如く、広告情報を再生させる。そして、広告情報再生部62により広告情報の再生が開始されると、無線通信装置4は、再生実行情報送信部67により、広告情報の再生処理が実行されたことを示す再生実行情報を生成して、アクセスポイント管理装置3に送信する(ステップS11)。
次いで、アクセスポイント管理装置3は、無線通信装置4から再生実行情報の有無に基づき、無線通信装置4において広告情報が再生されたか否かを判別し(ステップS12)、無線通信装置4において広告情報が再生されたと判別した場合(ステップS12;Y)、無線通信装置4に対して、自己の管理下にあるアクセスポイント2を介して通信ネットワークNに接続することを許可するようにアクセスポイント2のネットワーク制御部22を制御するとともに、無線通信装置4に対して通信ネットワークNへの接続許可情報を送信する(ステップS13)。
無線通信装置4は、アクセスポイント管理装置3から通信ネットワークNへの接続許可情報を受信すると、アクセスポイント2を介して通信ネットワークNへ接続するように、無線ネットワーク制御部59を制御する(ステップS14)。これにより、無線通信装置4は、通信ネットワークNを介して、外部サーバー等よりテレマティクス情報を含む種々の情報を取得することが可能となる。また、本実施の形態の無線通信装置4では、外部サーバー等より取得した種々の情報は、表示部56の表示パネル42に表示可能であり、音声出力部58を介して出力可能に構成されている。そして、現在、無線通信中のアクセスポイント2の通信可能範囲から外れる場合、無線通信装置4は、車両1の現在位置付近に存在する他のアクセスポイント2を検出しながら(ステップS1)、アクセスポイント管理装置3との間で上述の手順により通信を行いながら、通信ネットワークNへの接続を維持する。
一方、ステップS7において、アクセスポイント管理装置3は、接続要求を行ってきた無線通信装置4が広告情報再生機能を有していない機器であると判別した場合(ステップS7;N)、当該無線通信装置4に対するアクセスポイント2を利用した通信ネットワークNへの接続を不許可とするようにアクセスポイント2を制御する。同様に、ステップS12において、無線通信装置4において、配信した広告情報が再生されていないと判別した場合(ステップS12;N)、アクセスポイント管理装置3は、当該無線通信装置4に対するアクセスポイント2を利用した通信ネットワークNへの接続を不許可とする(ステップS15)。

0036

以上説明した上記無線通信装置4および無線通信システム100によれば、無線通信装置4は、接続要求送信部64により接続要求をアクセスポイント管理装置3に送信すると(ステップS3)、アクセスポイント管理装置3から広告情報が配信される(ステップS8)。無線通信装置4は、この広告情報を再生する広告情報再生部62を備え、広告情報の再生を開始した場合に、アクセスポイント管理装置3に再生実行情報を送信する(ステップS11)。これにより、アクセスポイント管理装置3に無線通信装置4において広告情報が再生されたことを判別可能にしている。そして、無線通信装置4は、再生実行情報に基づき、アクセスポイント管理装置3によりアクセスポイント2を介した通信ネットワークNへの接続が許可される。このため、アクセスポイント提供業者は、ユーザーに対して広告情報を確実に再生させることができ広告宣伝効果を高めることができる。また、広告料の対価として、アクセスポイント2の使用料を安価に、若しくは無料でユーザーに提供することができる。更に、広告情報が再生された場合にアクセスポイント2の使用を許可するため、事前の会員登録手続きや、ユーザーの認証を行うためのログイン手続き等を不要とすることができる。従って、車両1の現在位置に応じて、異なる複数のアクセスポイント提供業者が提供する複数のアクセスポイント2を利用しながら、無線通信装置4による通信ネットワークNへの接続を維持する場合でも、ユーザーに対して費用負担やログイン操作等を不要とすることができる。これにより、ユーザーは無線通信装置4を介して安価に、かつ、簡易に移動中に通信ネットワークNへ接続して、インターネット接続によりユーザーの所望する情報を検索することは勿論、テレマティクス情報を受信してリアルタイムの交通情報を得る等、種々の情報取得を行うことができる。

0037

また、上記実施の形態において、広告情報は、車両1の現在位置付近において提供される商品又はサービスに関する広告情報である。この広告情報に広告画像データが含まれる場合、広告情報は表示部56の表示パネル42において地図情報に重畳して広告画像データが表示される。このため、ユーザーが広告情報の内容に興味を抱いた場合、ユーザーはこれらの商品又は役務の購入又は提供を受けるために、地図情報を参照しながら、広告提供主の店舗等へ容易に移動することができる。また、車両1の移動中に、車両1の現在位置付近において提供される商品又はサービスに関するリアルタイムな広告情報を取得することができる。従って、広告提供主は、ユーザーに対してより効果的な広告宣伝活動を行うことができる。これにより、アクセスポイント提供業者の数を更に増加させて、ユーザーに提供可能なアクセスポイント2の数を増加さることができ、移動中でもユーザーに対して切断無く通信ネットワークNへの接続を維持させるための無線通信システム100を構築することができる。また、広告情報に含まれる広告画像データを地図情報と重畳して表示させることにより、表示部56の表示パネル42に広告情報を表示させるための広告情報表示領域49を、地図情報を表示するための地図情報表示領域(画像表示領域42a)と別に設ける必要がなく、表示パネル42の画像表示領域42aに、地図情報表示領域を別途設ける必要がなく、表示パネル42をコンパクトに設計することができる。

0038

また、上記実施の形態では、説明を省略したが、無線通信装置4が備える経路案内機能を利用して、広告情報に、広告提供主が構える店舗や施設等の住所情報や電話番号情報が含まれる場合に、これらの住所情報や電話番号情報に基づいて目的地を設定し、設定された目的地まで経路案内を行うようにしてもよい。例えば、広告情報表示領域49に表示された広告情報をタッチパネル54aを介して押下操作することにより、目的地が設定される構成としてもよい。但し、GPSユニット50、ジャイロユニット51、記憶部53の経路案内データベース記憶領域53aに格納された経路案内データベースおよび制御部等により、経路案内機能を実現することができる。この様に、広告情報に基づいて目的地を設定し、経路案内を行うことにより、ユーザーが広告情報に興味を抱いた場合に、広告提供主が構える店舗や施設に確実に誘導することができ、更に広告宣伝効果を高めて、アクセスポイント提供業者の数を増加さえることができる。

0039

さらに、上記実施の形態によれば、無線通信装置4は、車両1の現在位置に存在するアクセスポイント2を検索し、広告情報の再生によりユーザーのログイン操作を不要としているので、現在、無線通信中のアクセスポイント2の通信可能範囲から外れても、移動後の車両1の現在位置付近に存在する他のアクセスポイント2を利用して通信ネットワークNへの接続を継続することができる。

0040

但し、上記実施の形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施の形態において、無線通信装置4は経路案内機能を備え、カーナビゲーション装置として機能する装置を例に挙げて説明したが、経路案内機能は必ずしも備える必要はない。また、移動体として車両1を例に挙げて説明したが、移動体は車両1に限定されるものではなく、人であってもよいし、自転車自動二輪車等であってもよいし、特に限定されるものではない。
また、広告情報を広告情報表示領域49に表示する時間については、適宜、所定の時間を設定することができる。例えば、所定のアクセスポイント2を利用して通信ネットワークNへ接続している間は、このアクセスポイント2に対応するアクセスポイント管理装置3から配信される広告情報をその間継続して表示させる構成としてもよいし、予め定められた所定の時間のみ広告情報を表示する構成としてもよい。また、アクセスポイント管理装置3から配信される広告情報は、一の広告内容を示す一の広告情報に限らず、複数の広告情報であってもよい。図3に示す例では、三つの異なる内容の広告情報を表示している例を示している。この場合、一のアクセスポイント管理装置3から配信される複数の広告情報を表示する構成としてもよい。また、例えば、車両1の移動に応じて、図1に示すアクセスポイント2Aからアクセスポイント2Bに切り換える場合に、例えば、アクセスポイント2Aとの通信時間が短かった場合等に、アクセスポイント2Bに切り換えた後も、所定時間、アクセスポイント管理装置3Aから配信された広告情報を、アクセスポイント管理装置3Bから配信される広告情報と並存して広告情報表示領域49に表示するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、無線通信装置4の広告情報再生部62において広告情報の再生が開始された場合に、再生実行情報を送信する構成としたが、再生実行情報は、広告情報の少なくとも一部が実行された場合に、アクセスポイント管理装置3に送信される構成であればよい。また、広告情報の全てを再生した後に、再生実行情報を送信する構成としてもよいのは勿論である。

0041

1 車両
2、2A、2B、2Cアクセスポイント
3、3A、3B、3Cアクセスポイント管理装置
32広告情報保有部
33 制御部
33a機器認証部
33b アクセスポイント管理部
53 記憶部
53b機器識別情報記憶領域
56 表示部
61 現在位置検出部
62 広告情報再生部
63 アクセスポイント検出部
64接続要求送信部
65 機器識別情報送信部
66 広告情報再生制御部
67再生実行情報送信部
100無線通信システム
N 通信ネットワーク

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