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技術 番組放送システム及び番組受信機

出願人 三菱電機株式会社
発明者 前田慎司横里純一
出願日 2009年6月8日 (11年4ヶ月経過) 出願番号 2009-137265
公開日 2010年12月16日 (9年10ヶ月経過) 公開番号 2010-283738
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等 放送分配方式
主要キーワード 広告管理情報 番組受信機 広告管理装置 複製指示 広告ストリーム 番組放送システム 広告配信要求 広告識別情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年12月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

番組受信機の記憶領域を効率的に使用することができるとともに、番組の途中から録画する場合や、番組を録画せずに視聴する場合でも、新しい広告再生することができるようにする。

解決手段

録画されている番組を再生する操作がなされた場合、広告配信装置3から広告識別情報が示す広告を受信する広告受信部45を設け、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、データ記憶部48に録画されている番組の本編及び広告受信部45により受信された広告を再生し、録画されていない番組を再生する操作がなされた場合、ストリーム分離部42により分離された番組の本編及び広告を再生する。

概要

背景

従来の番組放送システムでは、番組受信機番組放送装置から配信される番組を受信し、その番組を録画して再生する場合、番組の本編だけでなく、番組に含まれている広告も録画している。
このため、番組を再生する際、番組の本編だけでなく、広告も一緒に再生している。
ただし、番組が録画されてから再生されるまでに多くの日数が経過しているような場合には、録画された広告が古くなり、広告としての意味をなしていないことがある。

そこで、以下の特許文献1に開示されている番組放送システムでは、番組受信機が常に新しい広告を再生することができるようにするために、番組放送装置が番組を配信する際、サーバからネットワーク経由で新しい広告を取得する際に用いる広告管理情報を番組の先頭に付加して配信するようにしている。
番組受信機は、番組放送装置から配信される番組の本編及び広告を録画することに加えて、番組の先頭に付加されている広告管理情報を記憶し、番組を再生する際、その広告管理情報を用いて、サーバからネットワーク経由で新しい広告を取得し、録画されている古い広告を新しい広告に差し替えて再生する。

また、以下の特許文献2に開示されている番組放送システムでは、番組放送装置が番組を配信する際、サーバからネットワーク経由で新しい広告を取得する際に用いる広告管理情報を番組の本編に埋め込んで配信する。
番組受信機は、番組放送装置から配信される番組の本編を録画するとともに、番組の本編に埋め込まれている広告管理情報を記憶し、番組を再生する際、その広告管理情報を用いて、サーバからネットワーク経由で新しい広告を取得して再生する。

概要

番組受信機の記憶領域を効率的に使用することができるとともに、番組の途中から録画する場合や、番組を録画せずに視聴する場合でも、新しい広告を再生することができるようにする。録画されている番組を再生する操作がなされた場合、広告配信装置3から広告識別情報が示す広告を受信する広告受信部45を設け、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、データ記憶部48に録画されている番組の本編及び広告受信部45により受信された広告を再生し、録画されていない番組を再生する操作がなされた場合、ストリーム分離部42により分離された番組の本編及び広告を再生する。

目的

この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、番組受信機の記憶領域が広告の録画データ消費されることなく、その記憶領域を効率的に使用することができるとともに、番組受信機が番組の途中から録画する場合や、番組を録画せずに視聴する場合でも、新しい広告を再生することができる番組放送システムを得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

番組本編広告及び上記広告を識別する広告識別情報からストリームを生成し、上記ストリームを配信する番組放送装置と、上記広告を配信する広告配信装置と、上記番組放送装置から配信されたストリームを受信するとともに、上記広告配信装置から配信された広告を受信する番組受信機とを備えた番組放送システムにおいて、上記番組受信機は、上記番組放送装置から配信されたストリームを受信するストリーム受信手段と、上記ストリーム受信手段により受信されたストリームから番組の本編、広告及び広告識別情報を分離する分離手段と、番組を録画する操作がなされた場合、上記分離手段により分離された番組の本編をデータ記憶部に録画するとともに、上記分離手段により分離された広告識別情報を上記データ記憶部に記録する録画手段と、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、上記データ記憶部に記録されている広告識別情報が示す広告の配信要求を上記広告配信装置に送信して、上記広告配信装置から上記広告識別情報が示す広告を受信する広告受信手段と、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、上記データ記憶部に録画されている番組の本編及び上記広告受信手段により受信された広告を再生し、録画されていない番組を再生する操作がなされた場合、上記分離手段により分離された番組の本編及び広告を再生する再生手段とから構成されていることを特徴とする番組放送システム。

請求項2

広告受信手段は、広告識別情報が示す広告を記憶している広告配信装置を管理する広告管理装置が設けられている場合、データ記憶部に記録されている広告識別情報が示す広告を記憶している広告配信装置を特定する特定情報の配信要求を上記広告管理装置に送信して、上記広告管理装置から上記広告配信装置の特定情報を受信し、上記データ記憶部に記録されている広告識別情報が示す広告の配信要求を上記特定情報に係る広告配信装置に送信して、上記広告配信装置から上記広告識別情報が示す広告を受信することを特徴とする請求項1記載の番組放送システム。

請求項3

広告配信装置が番組受信機から広告識別情報が示す広告の配信要求を受信すると、上記広告識別情報が示す広告からストリームを生成して、上記ストリームを上記番組受信機に配信する場合、広告受信手段は、上記広告配信装置から配信されたストリームを受信し、再生手段は、上記広告受信手段により受信されたストリームから広告を再生することを特徴とする請求項1または請求項2記載の番組放送システム。

請求項4

広告配信装置が番組受信機から広告識別情報が示す広告の配信要求を受信すると、上記広告識別情報が示す広告をダウンロード配信する場合、広告受信手段は、上記広告配信装置からダウンロード配信された広告を受信し、録画手段は、上記広告受信手段により受信された広告をデータ記憶部に録画し、再生手段は、上記データ記憶部に録画されている広告を再生することを特徴とする請求項1または請求項2記載の番組放送システム。

請求項5

録画手段は、分離手段により分離された広告が録画対象の広告であれば、上記広告をデータ記憶部に録画し、再生手段は、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、上記データ記憶部に録画されている番組の本編を再生するとともに、上記データ記憶部に広告が録画されていれば、上記広告を再生し、上記データ記憶部に広告が録画されていなければ、上記広告受信手段により受信された広告を再生することを特徴とする請求項1または請求項2記載の番組放送システム。

請求項6

データ記憶部に記録されている番組の本編及び広告識別情報を他の記録媒体に複製する複製手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の番組放送システム。

請求項7

データ記憶部に記録されている番組の本編及び広告受信手段により受信された広告を他の記録媒体に複製する複製手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の番組放送システム。

請求項8

広告管理装置は、広告配信装置による広告の配信回数集計する配信回数集計手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の番組放送システム。

請求項9

番組の本編、広告及び上記広告を識別する広告識別情報から生成されているストリームを受信するストリーム受信手段と、上記ストリーム受信手段により受信されたストリームから番組の本編、広告及び広告識別情報を分離する分離手段と、番組を録画する操作がなされた場合、上記分離手段により分離された番組の本編をデータ記憶部に録画するとともに、上記分離手段により分離された広告識別情報を上記データ記憶部に記録する録画手段と、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、上記データ記憶部に記録されている広告識別情報が示す広告の配信要求を広告配信装置に送信して、上記広告配信装置から上記広告識別情報が示す広告を受信する広告受信手段と、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、上記データ記憶部に録画されている番組の本編及び上記広告受信手段により受信された広告を再生し、録画されていない番組を再生する操作がなされた場合、上記分離手段により分離された番組の本編及び広告を再生する再生手段とを備えた番組受信機。

技術分野

0001

この発明は、番組を配信する番組放送装置や、番組放送装置から配信された番組を受信して再生する番組受信機などから構成されている番組放送システムに関するものである。

背景技術

0002

従来の番組放送システムでは、番組受信機が番組放送装置から配信される番組を受信し、その番組を録画して再生する場合、番組の本編だけでなく、番組に含まれている広告も録画している。
このため、番組を再生する際、番組の本編だけでなく、広告も一緒に再生している。
ただし、番組が録画されてから再生されるまでに多くの日数が経過しているような場合には、録画された広告が古くなり、広告としての意味をなしていないことがある。

0003

そこで、以下の特許文献1に開示されている番組放送システムでは、番組受信機が常に新しい広告を再生することができるようにするために、番組放送装置が番組を配信する際、サーバからネットワーク経由で新しい広告を取得する際に用いる広告管理情報を番組の先頭に付加して配信するようにしている。
番組受信機は、番組放送装置から配信される番組の本編及び広告を録画することに加えて、番組の先頭に付加されている広告管理情報を記憶し、番組を再生する際、その広告管理情報を用いて、サーバからネットワーク経由で新しい広告を取得し、録画されている古い広告を新しい広告に差し替えて再生する。

0004

また、以下の特許文献2に開示されている番組放送システムでは、番組放送装置が番組を配信する際、サーバからネットワーク経由で新しい広告を取得する際に用いる広告管理情報を番組の本編に埋め込んで配信する。
番組受信機は、番組放送装置から配信される番組の本編を録画するとともに、番組の本編に埋め込まれている広告管理情報を記憶し、番組を再生する際、その広告管理情報を用いて、サーバからネットワーク経由で新しい広告を取得して再生する。

先行技術

0005

特開2001−285835号公報(段落番号[0009])
特開2004−235846号公報(段落番号[0007])

発明が解決しようとする課題

0006

従来の番組放送システムは以上のように構成されているので、特許文献1の場合、番組受信機が番組の途中から録画する場合、番組の先頭に付加されている広告管理情報を記憶することができない。このため、広告管理情報を用いて、新しい広告を取得して再生することができない。また、番組を録画する際、番組の本編と広告を区別することなく録画しているため、番組受信機の記憶領域の一部が広告の録画データ消費されてしまって、本編の録画時間が短くなってしまう課題があった。
また、特許文献2の場合、番組受信機が番組の本編に埋め込まれている広告管理情報を記憶するが、広告自体は録画しない。このため、番組受信機が番組を録画せずに視聴する場合、広告が表示されない課題があった。

0007

この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、番組受信機の記憶領域が広告の録画データで消費されることなく、その記憶領域を効率的に使用することができるとともに、番組受信機が番組の途中から録画する場合や、番組を録画せずに視聴する場合でも、新しい広告を再生することができる番組放送システムを得ることを目的とする。

0008

また、この発明は、記憶領域が広告の録画データで消費されることなく、その記憶領域を効率的に使用することができるとともに、番組の途中から録画する場合や、番組を録画せずに視聴する場合でも、新しい広告を再生することができる番組受信機を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

この発明に係る番組放送システムは、番組放送装置から配信されたストリームを受信するストリーム受信手段と、ストリーム受信手段により受信されたストリームから番組の本編、広告及び広告識別情報を分離する分離手段と、番組を録画する操作がなされた場合、分離手段により分離された番組の本編をデータ記憶部に録画するとともに、分離手段により分離された広告識別情報をデータ記憶部に記録する録画手段と、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、データ記憶部に記録されている広告識別情報が示す広告の配信要求広告配信装置に送信して、その広告配信装置から広告識別情報が示す広告を受信する広告受信手段とを設け、再生手段が、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、データ記憶部に録画されている番組の本編及び広告受信手段により受信された広告を再生し、録画されていない番組を再生する操作がなされた場合、分離手段により分離された番組の本編及び広告を再生するようにしたものである。

発明の効果

0010

この発明によれば、番組放送装置から配信されたストリームを受信するストリーム受信手段と、ストリーム受信手段により受信されたストリームから番組の本編、広告及び広告識別情報を分離する分離手段と、番組を録画する操作がなされた場合、分離手段により分離された番組の本編をデータ記憶部に録画するとともに、分離手段により分離された広告識別情報をデータ記憶部に記録する録画手段と、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、データ記憶部に記録されている広告識別情報が示す広告の配信要求を広告配信装置に送信して、その広告配信装置から広告識別情報が示す広告を受信する広告受信手段とを設け、再生手段が、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、データ記憶部に録画されている番組の本編及び広告受信手段により受信された広告を再生し、録画されていない番組を再生する操作がなされた場合、分離手段により分離された番組の本編及び広告を再生するように構成したので、番組受信機の記憶領域が広告の録画データで消費されることなく、その記憶領域を効率的に使用することができるとともに、番組受信機が番組の途中から録画する場合や、番組を録画せずに視聴する場合でも、新しい広告を再生することができる効果がある。

図面の簡単な説明

0011

この発明の実施の形態1による番組放送システムを示す構成図である。
番組放送装置1及び番組受信機4が番組等のストリームを送受信する際の処理内容を示すシーケンスである。
番組受信機4におけるストリームの録画処理を示すフローチャートである。
広告管理装置2が番組放送装置1及び広告配信装置3により配信される広告を登録する際の処理内容を示すフローチャートである。
番組放送装置1により配信されるストリームの構成例を示す説明図である。
広告管理装置2により生成された広告識別情報の一例を示す説明図である。
広告管理装置2により管理されている広告管理情報の一例を示す説明図である。
番組受信機4のデータ記憶部48に記録される録画データの一例を示す説明図である。
番組受信機4における番組の再生処理を示すフローチャートである。
広告管理装置2、広告配信装置3及び番組受信機4が広告を送受信する際の処理内容を示すシーケンスである。
番組受信機4と広告管理装置2により送受信される広告管理情報の配信要求と広告管理情報の一例を示す説明図である。
広告管理装置2において、図7の広告管理情報が管理されている場合、広告管理装置2から番組受信機4に送信される広告管理情報の一例を示す説明図である。
番組受信機4と広告配信装置3により送受信される広告配信要求広告配信応答の一例を示す説明図である。
番組受信機4が録画された番組の本編及び広告を途切れることなく再生するために、再生部46のバッファを制御する一例を示す説明図である。
この発明の実施の形態1による他の番組放送システムを示す構成図である。
広告配信装置3及び番組受信機4が広告を送受信する際の処理内容を示すシーケンスである。
広告配信装置3の広告管理部34により生成された広告識別情報の一例を示す説明図である。
広告配信装置3の広告記憶部33に記憶されている広告管理情報の一例を示す説明図である。
番組受信機4と広告配信装置3により送受信される広告配信要求と広告配信応答の一例を示す説明図である。
この発明の実施の形態2による番組放送システムを示す構成図である。
この発明の実施の形態3による番組放送システムを示す構成図である。
広告管理装置2により管理されている広告管理情報の一例を示す説明図である。
番組受信機4が録画された番組を再生する際に、広告(2)がダウンロードされている場合のデータ記憶部51の記憶内容の一例を示す説明図である。
この発明の実施の形態4による番組放送システムを示す構成図である。
番組受信機4におけるストリームの録画処理を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態5による番組放送システムを示す構成図である。
データ記憶部48に記録されている番組の本編及び広告識別情報を複製する際の録画データの一例を示す説明図である。
データ記憶部48に記録されている番組の本編及び広告識別情報と広告受信部45により受信された広告を複製する際の録画データの一例を示す説明図である。
この発明の実施の形態6による番組放送システムを示す構成図である。

実施例

0012

実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による番組放送システムを示す構成図である。
図1において、番組放送装置1は番組の本編、広告及び広告を識別する広告識別情報(例えば、広告管理装置2のホスト名と、広告を一意に識別する広告IDとから構成されている情報)からストリームを生成し、そのストリームをネットワーク5経由で番組受信機4に配信する処理を実施する。
広告管理装置2は番組放送装置1から配信されるストリームに含まれている広告識別情報が示す広告を記憶している広告配信装置3を管理しており、番組受信機4からネットワーク5経由で、広告IDを含む広告管理情報の配信要求(広告配信装置3を特定する特定情報の配信要求)を受信すると、その広告IDが付与されている広告を記憶している広告配信装置3を特定し、その広告配信装置3のホスト名(特定情報)と当該広告IDが付与されている広告の広告ファイル名とを含む広告管理情報をネットワーク5経由で番組受信機4に送信する処理を実施する。

0013

広告配信装置3は各種の広告を記憶しており、番組受信機4からネットワーク5経由で広告ファイル名を含む広告配信要求を受信すると、その広告配信要求に含まれている広告ファイル名の広告をネットワーク5経由で番組受信機4に配信する処理を実施する。
番組受信機4は番組放送装置1から配信されたストリームを受信し、そのストリームから番組の本編を分離して、番組の本編を再生するとともに、そのストリームから広告識別情報を分離して、広告配信装置3から広告識別情報が示す広告を受信し、その広告を再生する処理などを実施する。

0014

番組放送装置1の番組記憶部11は例えばハードディスクなどの記憶装置であり、番組の本編、広告及び広告識別情報を記憶している。
番組放送装置1のストリーム生成部12は番組記憶部11により記憶されている番組の本編、広告及び広告識別情報からストリームを生成する処理を実施する。
ここで、ストリームは、番組の本編及び広告の映像音声などがH.264やMPEG−2などの符号化方式で符号化されている符号化データと、その広告を識別する広告識別情報とから構成されたデータである。ただし、このデータは、ネットワーク5経由で配信するためにIPパケット化されている。
番組放送装置1のストリーム配信部13はストリーム生成部12により生成されたストリームをネットワーク5経由で番組受信機4に配信する処理を実施する。

0015

広告管理装置2の広告管理情報記憶部21は例えばハードディスクなどの記憶装置であり、番組放送装置1により配信される広告識別情報が示す広告を記憶している広告配信装置3のホスト名と、その広告識別情報が示す広告の広告ファイル名とを含む広告管理情報を記憶している。
広告管理装置2の広告管理部22は番組受信機4からネットワーク5経由で、広告識別情報を含む広告管理情報の配信要求を受信すると、広告管理情報記憶部21から当該広告識別情報に対応する広告管理情報(広告配信装置3のホスト名、広告ファイル名)を読み込み、その広告管理情報をネットワーク5経由で番組受信機4に送信する処理を実施する。

0016

広告配信装置3の広告記憶部31は例えばハードディスクなどの記憶装置であり、各種の広告を記憶している。
広告配信装置3の広告配信部32は番組受信機4からネットワーク5経由で広告ファイル名を含む広告配信要求を受信すると、広告記憶部31から広告配信要求に含まれている広告ファイル名の広告を読み込み、その広告をネットワーク5経由で番組受信機4に配信する処理を実施する。

0017

番組受信機4のストリーム受信部41は番組放送装置1から配信されたストリームを受信する処理を実施する。なお、ストリーム受信部41はストリーム受信手段を構成している。
番組受信機4のストリーム分離部42はストリーム受信部41により受信されたストリームから番組の本編、広告及び広告識別情報を分離する処理を実施する。
ただし、ストリーム分離部42は、ストリームから番組の本編、広告及び広告識別情報を分離する際、ストリームをネットワーク配信するために、番組放送装置1によって付与されたIPパケットのヘッダ部分等をストリームから削除するようにしてもよい。
なお、ストリーム分離部42は分離手段を構成している。

0018

番組受信機4の録画部43はユーザがユーザ入力部47を操作して、番組の録画設定を行うと、ストリーム分離部42により分離された番組の本編をデータ記憶部48に録画するとともに、ストリーム分離部42により分離された広告識別情報をデータ記憶部48に記録する処理を実施する。なお、録画部43は録画手段を構成している。
録画データ再生制御部44はユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されている番組の再生指示を行うと、データ記憶部48に録画されている番組の本編を読み込んで、番組の本編を再生部46に出力するとともに、データ記憶部48に記録されている広告識別情報を読み込んで、その広告識別情報を広告受信部45に出力する処理を実施する。

0019

番組受信機4の広告受信部45は録画データ再生制御部44から出力された広告識別情報内の広告IDを含む広告管理情報の配信要求を広告管理装置2に送信して、広告管理装置2から当該広告IDに対応する広告管理情報(広告配信装置3のホスト名、広告ファイル名)を受信し、その広告ファイル名を含む広告配信要求を上記ホスト名を持つ広告配信装置3に送信して、その広告配信装置3から上記広告ファイル名の広告を受信する処理を実施する。
なお、録画データ再生制御部44及び広告受信部45から広告受信手段が構成されている。

0020

番組受信機4の再生部46はユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されている番組の再生指示を行うと、録画データ再生制御部44によりデータ記憶部48から読み込まれた番組の本編及び広告受信部45により受信された広告をH.264やMPEG−2等の符号化方式にしたがって映像や音声等のデータに復号化して再生する処理を実施する。
また、再生部46はユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されていない番組の再生指示を行うと、ストリーム分離部42により分離された番組の本編及び広告をH.264やMPEG−2等の符号化方式にしたがって映像や音声等のデータに復号化して再生する処理を実施する。
なお、再生部46は再生手段を構成している。

0021

番組受信機4のユーザ入力部47は例えばリモコンや、番組受信機4の前面に設けられている操作部などのユーザインタフェースであり、番組の録画設定操作や番組の再生操作などを受け付ける処理を実施する。
番組受信機4のデータ記憶部48は例えばハードディスクなどの記憶装置であり、番組の本編や広告識別情報などを記憶する。

0022

次に動作について説明する。
最初に、番組放送装置1から配信される番組等のストリームを番組受信機4が受信する際の処理内容を説明する。
ここで、図2は番組放送装置1及び番組受信機4が番組等のストリームを送受信する際の処理内容を示すシーケンスであり、図3は番組受信機4におけるストリームの録画処理を示すフローチャートである。

0023

まず、番組放送装置1のストリーム生成部12は、番組記憶部11により記憶されている番組の本編、広告及び広告識別情報からストリームを生成する(図2のステップST1)。
番組放送装置1のストリーム配信部13は、ストリーム生成部12がストリームを生成すると、そのストリームの配信を開始する(ステップST2)。

0024

番組受信機4のストリーム受信部41は、番組放送装置1がストリームの配信を開始すると、そのストリームの受信を開始する(ステップST3)。
番組受信機4の録画部43は、ユーザにより番組の録画設定が行われている場合、そのストリームに含まれている番組の本編をデータ記憶部48に録画し、そのストリームに含まれている広告識別情報をデータ記憶部48に記録する(ステップST4)。ステップST4の処理内容の詳細は後述する。

0025

番組放送装置1のストリーム配信部13は、番組の終了時刻になると、ストリーム生成部12により生成されたストリームの配信を終了する(ステップST5)。
番組受信機4のストリーム受信部41は、番組放送装置1がストリームの配信を終了すると、そのストリームの受信を終了する(ステップST6)。

0026

ここで、ステップST4の処理内容の詳細を説明する。
番組受信機4のストリーム分離部42は、ストリーム受信部41が番組放送装置1から配信されたストリームを受信すると(図2のステップST3、図3のステップST11)、そのストリームから番組の本編、広告及び広告識別情報を分離する(図3のステップST12)。

0027

番組受信機4の録画部43は、ユーザがユーザ入力部47を操作して、番組の録画設定を行っている場合、ストリーム分離部42により分離されて出力されたストリームが番組の本編であれば(ステップST13“NO”)、番組の本編をデータ記憶部48に録画する(ステップST14)。
一方、ストリーム分離部42により分離されて出力されたストリームが広告であれば(ステップST13“YES”)、その広告を識別する広告識別情報をデータ記憶部48に記録する(ステップST15)。

0028

ユーザがユーザ入力部47を操作して、番組の録画を終了する指示を与えた場合や、番組の予約時間の終了時刻になると(ステップST16“YES”)、録画処理を終了する。
一方、録画処理を継続する場合には(ステップST16“NO”)、ステップST11〜ST16の処理を繰り返し実施する。
これにより、番組の本編及び広告識別情報がデータ記憶部48に記録されるが、番組の広告については、データ記憶部48に録画されないので、データ記憶部48が広告の録画データによって消費されず、効率的に使用することができる。

0029

次に、広告管理装置2が番組放送装置1及び広告配信装置3により配信される広告を登録する際の処理内容を説明する。
図4は広告管理装置2が番組放送装置1及び広告配信装置3により配信される広告を登録する際の処理内容を示すフローチャートである。

0030

広告管理装置2の広告管理部22は、いずれかの装置によって広告が作成されると、その広告が番組放送装置1により配信される広告であれば(ステップST21“YES”)、その広告を一意に識別する広告識別情報を生成する(ステップST22)。
広告管理部22は、その広告を識別する広告識別情報を生成すると、その広告と広告識別情報を番組放送装置1の番組記憶部11に登録し(ステップST23)、その広告を広告配信装置3の広告記憶部31に登録する(ステップST24)。
また、広告管理部22は、その広告識別情報が示す広告を記憶している広告配信装置3を特定する特定情報である広告配信装置3のホスト名と、その広告の広告ファイル名とを含む広告管理情報を広告管理情報記憶部21に登録する(ステップST25)。

0031

広告管理部22は、いずれかの装置によって作成された広告が番組放送装置1により配信される広告でなく(例えば、以前、番組放送装置1により配信された広告の改訂版の広告(新しい広告))、番組受信機4からの広告配信要求に伴って配信される広告であれば(ステップST21“NO”)、その広告を広告配信装置3の広告記憶部31に登録する(ステップST26)。
また、広告管理部22は、広告管理情報記憶部21における広告管理情報を更新する(ステップST27)。
即ち、広告管理部22は、広告配信装置3の広告記憶部31に登録した広告が、例えば、以前、番組放送装置1により配信された広告の改訂版であることが分かるように広告管理情報を更新する。

0032

これにより、番組放送装置1により配信される広告と、広告配信装置3により配信される広告との対応付けが行われる。
なお、広告管理装置2の広告管理部22は、番組受信機4から広告配信要求を受けると、その広告配信要求に含まれている広告識別情報が示す広告の改訂版が未だ広告配信装置3の広告記憶部31に登録されていなければ、改訂前の広告に関する広告管理情報(広告配信装置3のホスト名、改訂前の広告の広告ファイル名)を番組受信機4に送信し、その広告識別情報が示す広告の改訂版が既に広告配信装置3の広告記憶部31に登録されていれば、改訂版の広告に関する広告管理情報(広告配信装置3のホスト名、改訂版の広告の広告ファイル名)を番組受信機4に送信する。

0033

ここで、図5は番組放送装置1により配信されるストリームの構成例を示す説明図である。
図5の例では、番組(1)は本編Aと本編Bの間に、広告(1)と広告(2)が挿入された構成となっており、番組放送装置1のストリーム生成部12によりストリームが生成される際に、広告管理装置2の広告管理部22により生成された広告識別情報(1)が広告(1)に付加され、また、広告識別情報(2)が広告(2)に付加されている。
これにより、番組放送装置1のストリーム配信部13により配信されるストリームでは、広告(1)(2)と広告識別情報(1)(2)が同時に配信されることになる。

0034

図6は広告管理装置2により生成された広告識別情報の一例を示す説明図である。
図6の例では、広告識別情報が、広告管理装置4のホスト名と広告IDによって構成されている。
例えば、広告識別情報(1)は、広告管理装置2のホスト名として、“cm_manager.xxx.co.jp”が設定され、広告IDとして、“cm01”が設定されている。
また、広告識別情報(2)は、広告管理装置2のホスト名として、“cm_manager.xxx.co.jp”が設定され、広告IDとして、“cm02”が設定されている。

0035

図7は広告管理装置2により管理されている広告管理情報の一例を示す説明図である。
図7の例では、広告管理情報が、広告ID、広告配信装置3のホスト名及び広告ファイル名によって構成されている。
例えば、広告IDが“cm01”の広告情報は、広告配信装置3のホスト名として、“cm_server.xxx.co.jp”が設定され、広告ファイル名として、“sponsor01/cm_090301_1200.tts”が設定されている。
また、広告IDが“cm02”の広告情報は、広告配信装置3のホスト名として、“cm_server.xxx.co.jp”が設定され、広告ファイル名として、“sponsor02/cm_090315_1800.tts”が設定されている。

0036

図8は番組受信機4のデータ記憶部48に記録される録画データの一例を示す説明図である。
図8の例では、図5に示す番組(1)のストリームを受信した場合の録画データを示している。
録画データは、ストリームにおける番組の本編と広告の再生順序を示す順序情報と、番組の本編と広告を識別する種別情報と、録画データとして記憶される内容(本編のストリーム、または、広告を識別する広告識別情報)とから構成されている。

0037

次に、番組受信機4が録画されている番組を再生する際の処理内容を説明する。
図9は番組受信機4における番組の再生処理を示すフローチャートである。
録画データ再生制御部44は、ユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されている番組の再生指示を行うと、データ記憶部48に記録されている録画データを読み込み(ステップST31)、その録画データにおける種別情報が、本編を示しているのか、広告を示しているのかを判別する(ステップST32)。

0038

録画データ再生制御部44は、録画データにおける種別情報が、本編である旨を示していれば(ステップST32“NO”)、その録画データの記憶内容である本編のストリームを読み込み(ステップST33)、本編のストリームを再生部46に与える。
再生部46は、録画データ再生制御部44から本編のストリームを受けると、本編のストリームを復号化して再生する(ステップST34)。

0039

録画データ再生制御部44は、録画データにおける種別情報が、広告である旨を示していれば(ステップST32“YES”)、その録画データの記憶内容である広告識別情報を読み込み(ステップST35)、その広告識別情報を広告受信部45に出力する。
広告受信部45は、録画データ再生制御部44から広告識別情報を受けると、その広告識別情報に含まれているホスト名の広告管理装置2に対して、その広告識別情報内の広告IDを含む広告管理情報の配信要求を送信する。
例えば、録画データ再生制御部44から出力された広告識別情報が図6の広告識別情報(1)であれば、ホスト名が“cm_manager.xxx.co.jp”の広告管理装置2に対して、広告ID“cm01”を含む広告管理情報の配信要求を送信する。

0040

広告管理装置2の広告管理部22は、番組受信機4の広告受信部45から広告識別情報内の広告IDを含む広告管理情報の配信要求を受信すると、広告管理情報記憶部21に記憶されている広告管理情報の中から、その広告IDが付与されている広告管理情報を検索し、その広告管理情報を番組受信機4に送信する。
例えば、広告管理情報の配信要求に含まれている広告IDが“cm01”であれば、広告配信装置3のホスト名が“cm_server.xxx.co.jp”、広告ファイル名が“sponsor01/cm_090301_1200.tts”である旨を示す広告管理情報を番組受信機4に送信する。

0041

番組受信機4の広告受信部45は、広告管理装置2の広告管理部22から広告管理情報を受信すると(ステップST36)、その広告管理情報に含まれているホスト名の広告配信装置3に対して、その広告管理情報における広告ファイル名を含む広告配信要求を送信する。
例えば、広告管理情報における広告配信装置3のホスト名が“cm_server.xxx.co.jp”、広告ファイル名が“sponsor01/cm_090301_1200.tts”であれば、ホスト名が“cm_server.xxx.co.jp”の広告配信装置3に対して、広告ファイル名“sponsor01/cm_090301_1200.tts”を含む広告配信要求を送信する。

0042

広告配信装置3の広告配信部32は、番組受信機4の広告受信部45から広告ファイル名を含む広告配信要求を受信すると、広告記憶部31に記憶されている広告の中から、その広告ファイル名の広告を検索し、その広告を番組受信機4に配信する。
番組受信機4の広告受信部45は、広告配信装置3の広告配信部32から広告を受信すると(ステップST37)、その広告を再生部46に出力する。
再生部46は、広告受信部45から広告を受けると、その広告を再生する(ステップST38)。
ステップST31〜ST39の処理は、再生が終了するまで繰り返し実施される(ステップST39)。

0043

ここでは、番組受信機4が録画されている番組を再生する際の処理内容を説明したが、録画されていない番組を再生する場合、次のようにして、番組の本編と広告を再生する。
即ち、再生部46は、ユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されていない番組の再生指示を行うと、ストリーム分離部42により分離された番組の本編及び広告のストリームを取得する。
再生部46は、ストリーム分離部42から番組の本編及び広告のストリームを取得すると、番組の本編及び広告のストリームを復号化して再生する。

0044

次に、番組受信機4が録画されている番組を再生する際に、広告配信装置3から広告を受信して再生する処理内容を説明する。
図10は広告管理装置2、広告配信装置3及び番組受信機4が広告を送受信する際の処理内容を示すシーケンスである。

0045

番組受信機4は、ユーザが録画されている番組の再生指示を行うと、再生処理を開始する(ステップST41)。
即ち、番組受信機4の録画データ再生制御部44は、ユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されている番組の再生指示を行うと、上述したように、データ記憶部48に記録されている録画データを読み込み、その録画データにおける種別情報が本編を示していれば、その録画データの記憶内容である本編のストリームを再生部46に出力し、その録画データにおける種別情報が広告を示していれば、その録画データの記憶内容である広告識別情報を広告受信部45に出力する。
ここでは、説明の便宜上、ユーザが図5に示す番組(1)の再生指示を行っているものとする。
したがって、この場合、録画データ再生制御部44が本編Aのストリームを再生部46に出力したのち、広告識別情報(1)及び広告識別情報(2)を広告受信部45に出力し、その後、本編Bのストリームを再生部46に出力する。

0046

番組受信機4の再生部46は、録画データ再生制御部44から本編Aのストリームを受けると、本編Aのストリームを再生する(ステップST42)。
番組受信機4の広告受信部45は、録画データ再生制御部44から広告識別情報(1)を受けると、その広告識別情報(1)に含まれているホスト名“cm_manager.xxx.co.jp”の広告管理装置2に対して、その広告識別情報(1)の広告ID“cm01”を含む広告管理情報の配信要求を送信する(ステップST43)。

0047

広告管理装置2の広告管理部22は、番組受信機4の広告受信部45から広告ID“cm01”を含む広告管理情報の配信要求を受信すると、広告管理情報記憶部21に記憶されている広告管理情報の中から、その広告ID“cm01”が付与されている広告管理情報を検索し、その広告管理情報(広告配信装置3のホスト名“cm_server.xxx.co.jp”、広告ファイル名“sponsor01/cm_090301_1200.tts”)を番組受信機4に送信する(ステップST44)。

0048

番組受信機4の広告受信部45は、広告管理装置2の広告管理部22から広告管理情報を受信すると、その広告管理情報に含まれているホスト名“cm_server.xxx.co.jp”の広告配信装置3に対して、その広告管理情報における広告ファイル名“sponsor01/cm_090301_1200.tts”を含む広告配信要求を送信する(ステップST45)。

0049

広告配信装置3の広告配信部32は、番組受信機4の広告受信部45から広告ファイル名“sponsor01/cm_090301_1200.tts”を含む広告配信要求を受信すると、広告記憶部31に記憶されている広告の中から、その広告ファイル名の広告(1)を検索し、番組受信機4に対する広告(1)の配信を開始する(ステップST46)。
番組受信機4の広告受信部45は、広告配信装置3の広告配信部32が広告(1)の配信を開始すると、広告(1)の受信を開始する。
番組受信機4の再生部46は、広告受信部45が広告(1)を受信すると、その広告(1)を再生する(ステップST47)。

0050

次に、番組受信機4の広告受信部45は、録画データ再生制御部44から広告識別情報(2)を受けると、その広告識別情報(2)に含まれているホスト名“cm_manager.xxx.co.jp”の広告管理装置2に対して、その広告識別情報(2)の広告ID“cm02”を含む広告管理情報の配信要求を送信する(ステップST48)。

0051

広告管理装置2の広告管理部22は、番組受信機4の広告受信部45から広告ID“cm02”を含む広告管理情報の配信要求を受信すると、広告管理情報記憶部21に記憶されている広告管理情報の中から、その広告ID“cm02”が付与されている広告管理情報を検索し、その広告管理情報(広告配信装置3のホスト名“cm_server.xxx.co.jp”、広告ファイル名“sponsor02/cm_090315_1800.tts”)を番組受信機4に送信する(ステップST49)。

0052

番組受信機4の広告受信部45は、広告管理装置2の広告管理部22から広告管理情報を受信すると、その広告管理情報に含まれているホスト名“cm_server.xxx.co.jp”の広告配信装置3に対して、その広告管理情報における広告ファイル名“sponsor02/cm_090315_1800.tts”を含む広告配信要求を送信する(ステップST50)。

0053

広告配信装置3の広告配信部32は、番組受信機4の広告受信部45から広告ファイル名“sponsor02/cm_090315_1800.tts”を含む広告配信要求を受信すると、広告記憶部31に記憶されている広告の中から、その広告ファイル名の広告(2)を検索し、番組受信機4に対する広告(2)の配信を開始する(ステップST51)。
番組受信機4の広告受信部45は、広告配信装置3の広告配信部32が広告(2)の配信を開始すると、広告(2)の受信を開始する。
番組受信機4の再生部46は、広告受信部45が広告(2)を受信すると、その広告(2)を再生する(ステップST52)。

0054

次に、番組受信機4の再生部46は、録画データ再生制御部44から本編Bのストリームを受けると、本編Bのストリームを再生する(ステップST53)。
これにより、番組(1)の再生が終了する(ステップST54)。

0055

なお、図10の例では、番組受信機4が、広告(1)と広告(2)に係る広告管理情報の配信要求を2回に分けて送信するものについて示したが、広告識別情報(1)(2)に含まれている広告管理装置2のホスト名が同じである場合には、1回の広告管理情報の配信要求に複数の広告IDを含めることにより、1回の配信要求で広告(1)と広告(2)に係る広告管理情報が配信されるように要求してもよい。
また、図10の例では、番組受信機4が、広告(1)と広告(2)に係る広告配信要求を2回に分けて送信するものについて示したが、広告管理装置2から配信された広告(1)と広告(2)に係る広告管理情報に含まれている広告配信装置3のホスト名が同じである場合には、1回の広告配信要求に複数の広告IDを含めることにより、1回の広告配信要求で広告(1)(2)が配信されるように要求してもよい。

0056

ここで、図11は番組受信機4と広告管理装置2により送受信される広告管理情報の配信要求と広告管理情報の一例を示す説明図である。
図11の例では、番組受信機4から広告管理装置2に送信される広告管理情報の配信要求には広告IDが設定され、広告管理装置2から番組受信機4に送信される広告管理情報には広告ID、広告配信装置3のホスト名及び広告ファイル名が設定されている。

0057

図12は広告管理装置2において、図7の広告管理情報が管理されている場合、広告管理装置2から番組受信機4に送信される広告管理情報の一例を示す説明図である。
図12の例では、広告IDが“cm01”の広告管理情報の配信要求に対する広告管理情報の応答として、広告配信装置3のホスト名“cm_server.xxx.co.jp”が設定され、広告ファイル名“sponsor01/cm_090301_1200.tts”が設定されている。
また、広告IDが“cm02”の広告管理情報の配信要求に対する広告管理情報の応答として、広告配信装置3のホスト名“cm_server.xxx.co.jp”が設定され、広告ファイル名“sponsor02/cm_090315_1800.tts”が設定されている。

0058

図13は番組受信機4と広告配信装置3により送受信される広告配信要求と広告配信応答(広告の配信に先立って配信される情報)の一例を示す説明図である。
図13の例では、番組受信機4から広告配信装置3に送信される広告配信要求には広告IDと広告ファイル名が設定され、広告配信装置3から番組受信機4に配信される広告配信応答には広告IDと配信結果(OK/NG)が設定されている。

0059

図14は番組受信機4が録画された番組の本編及び広告を途切れることなく再生するために、再生部46のバッファを制御する一例を示す説明図である。
図14では、録画データ再生制御部44から出力される番組の本編と、広告受信部45により受信された番組の広告がバッファ内に格納されている状態を示している。データは左から順に格納され、左から順に再生されるものとする。

0060

図14(1)は、再生部46がデータ記憶部48に記憶された本編Aのストリームを再生している状態を示している。このため、再生部46のバッファ内には本編Aのストリームのみが格納されている。
図14(2)と図14(3)は、本編Aのストリームの再生が終了直前である状態を示している。
データ記憶部48から読み込まれる本編Aのストリームがなくなると、バッファの空きが増加する(図14(2)を参照)。
再生部46のバッファの空きが一定以上に増加すると、本編Aに続く広告(1)を再生するために、広告配信装置3から広告(1)を受信する上述した一連の処理を実施し、広告配信装置3から配信された広告(1)のデータを再生部46のバッファに格納する。このとき、広告(1)のデータは本編Aのストリームの後ろに格納する(図14(3)を参照)。

0061

図14(4)は、広告(1)の再生が終了直前である状態を示している。
本編Aのストリームの再生が終了直前である状態と同様に、広告(1)の再生が終了直前の状態になると、再生部46のバッファの空きが一定以上に増加する。
再生部46のバッファの空きが一定以上に増加すると、広告(1)に続く広告(2)を再生するために、広告配信装置3から広告(2)を受信する上述した一連の処理を実施し、広告配信装置3から配信された広告(2)のデータを再生部46のバッファに格納する。このとき、広告(2)のデータは広告(1)のデータの後ろに格納する(図14(4)を参照)。

0062

これにより、番組受信機4が録画された番組を再生する際に、番組の本編及び広告を途切れることなく再生することができる。
ここでは、番組の本編及び広告を通常再生する場合のバッファ制御の例を示したが、早送り、巻き戻し、チャプタなどの特殊再生を行う場合でも同様に、特殊再生の方法と速度を考慮して、番組の本編及び広告の再生が終了する前に後続の広告を受信すればよい。

0063

図1の番組放送システムでは、広告配信装置3と別個に広告管理装置2が設けられているが、広告配信装置3が広告管理装置2の機能を備えることで、番組放送装置1と広告配信装置3と番組受信機4から番組放送システムを構成するようにしてもよい。
図15はこの発明の実施の形態1による他の番組放送システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
広告配信装置3の広告記憶部33は例えばハードディスクなどの記憶装置であり、各種の広告を記憶し、また、広告IDに対応する広告ファイル名からなる広告管理情報を記憶している。

0064

広告配信装置3の広告管理部34は図1の広告管理部22と同様に、いずれかの装置によって広告が作成されると、その広告が番組放送装置1により配信される広告であれば、その広告を一意に識別する広告識別情報を生成し、その広告と広告識別情報を番組放送装置1の番組記憶部11及び広告記憶部33に登録する処理を実施する。
また、広告管理部34は番組受信機4からネットワーク5経由で広告IDを含む広告配信要求を受信すると、広告記憶部33から広告配信要求に含まれている広告IDに対応する広告ファイル名を読み込む処理を実施する。
広告配信装置3の広告配信部35は広告記憶部33に記憶されている広告の中から、広告管理部34により読み込まれた広告ファイル名の広告を検索し、その広告をネットワーク5経由で番組受信機4に配信する処理を実施する。

0065

番組受信機4が録画されている番組を再生する際に、広告配信装置3から広告を受信して再生する処理内容を説明する。
図16は広告配信装置3及び番組受信機4が広告を送受信する際の処理内容を示すシーケンスである。

0066

番組受信機4は、ユーザが録画されている番組の再生指示を行うと、再生処理を開始する(ステップST61)。
即ち、番組受信機4の録画データ再生制御部44は、ユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されている番組の再生指示を行うと、上述したように、データ記憶部48に記録されている録画データを読み込み、その録画データにおける種別情報が本編を示していれば、その録画データの記憶内容である本編のストリームを再生部46に出力し、その録画データにおける種別情報が広告を示していれば、その録画データの記憶内容である広告識別情報を広告受信部45に出力する。

0067

ここでは、説明の便宜上、ユーザが図5に示す番組(1)の再生指示を行っているものとする。
したがって、この場合、録画データ再生制御部44が本編Aのストリームを再生部46に出力したのち、広告識別情報(1)及び広告識別情報(2)を広告受信部45に出力し、その後、本編Bのストリームを再生部46に出力する。
ただし、図1の番組放送システムにおける番組放送装置1は、図6に示すように、広告管理装置2のホスト名と、広告IDとからなる広告識別情報(1)(2)を含むストリームを広告受信機4に配信しているが、図15の番組放送システムでは、広告管理装置2が設けられていないので、図17に示すように、広告配信装置3のホスト名と、広告IDとからなる広告識別情報(1)(2)を含むストリームを広告受信機4に配信している。

0068

番組受信機4の再生部46は、録画データ再生制御部44から本編Aのストリームを受けると、本編Aのストリームを再生する(ステップST62)。
番組受信機4の広告受信部45は、録画データ再生制御部44から広告識別情報(1)を受けると、その広告識別情報(1)に含まれているホスト名“cm_server.xxx.co.jp”の広告配信装置3に対して、その広告識別情報(1)の広告ID“cm01”を含む広告配信要求(図19を参照)を送信する(ステップST63)。

0069

広告配信装置3の広告管理部34は、番組受信機4の広告受信部45から広告ID“cm01”を含む広告配信要求を受信すると、広告記憶部33に記憶されている広告管理情報を参照して、広告ID“cm01”に対応する広告ファイル名を読み込み、その広告ファイル名を広告配信部35に出力する。
ここで、図18は広告記憶部33に記憶されている広告管理情報の一例を示す説明図であり、広告管理情報は、広告IDに対応する広告ファイル名のみから構成されている。因みに、図1の番組放送システムにおける広告管理情報記憶部21に記憶されている広告管理情報は、広告IDに対応する広告ファイル名の他に、広告IDに対応する広告配信装置3のホスト名から構成されている。

0070

広告配信装置3の広告配信部35は、広告管理部34から広告ファイル名を受けると、広告記憶部33に記憶されている広告の中から、その広告ファイル名の広告(1)を検索し、番組受信機4に対する広告(1)の配信を開始する(ステップST64)。
番組受信機4の広告受信部45は、広告配信装置3の広告配信部35が広告(1)の配信を開始すると、広告(1)の受信を開始する。
番組受信機4の再生部46は、広告受信部45が広告(1)を受信すると、その広告(1)を再生する(ステップST65)。

0071

次に、番組受信機4の広告受信部45は、録画データ再生制御部44から広告識別情報(2)を受けると、その広告識別情報(2)に含まれているホスト名“cm_server.xxx.co.jp”の広告配信装置3に対して、その広告識別情報(2)の広告ID“cm02”を含む広告配信要求を送信する(ステップST66)。

0072

広告配信装置3の広告管理部34は、番組受信機4の広告受信部45から広告ID“cm02”を含む広告配信要求を受信すると、広告記憶部33に記憶されている広告管理情報を参照して、広告ID“cm02”に対応する広告ファイル名を読み込み、その広告ファイル名を広告配信部35に出力する。
広告配信装置3の広告配信部35は、広告管理部34から広告ファイル名を受けると、広告記憶部33に記憶されている広告の中から、その広告ファイル名の広告(2)を検索し、番組受信機4に対する広告(2)の配信を開始する(ステップST67)。
番組受信機4の広告受信部45は、広告配信装置3の広告配信部35が広告(2)の配信を開始すると、広告(2)の受信を開始する。
番組受信機4の再生部46は、広告受信部45が広告(2)を受信すると、その広告(2)を再生する(ステップST68)。

0073

次に、番組受信機4の再生部46は、録画データ再生制御部44から本編Bのストリームを受けると、本編Bのストリームを再生する(ステップST69)。
これにより、番組(1)の再生が終了する(ステップST70)。

0074

なお、図16の例では、番組受信機4が、広告(1)と広告(2)に係る広告配信要求を2回に分けて送信するものについて示したが、番組放送装置1から配信された広告(1)と広告(2)に係る広告識別情報に含まれている広告配信装置3のホスト名が同じである場合には、1回の広告配信要求に複数の広告IDを含めることにより、1回の広告配信要求で広告(1)(2)が配信されるように要求してもよい。

0075

以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、番組放送装置1から配信されたストリームを受信するストリーム受信部41と、ストリーム受信部41により受信されたストリームから番組の本編、広告及び広告識別情報を分離するストリーム分離部42と、番組を録画する操作がなされた場合、ストリーム分離部42により分離された番組の本編をデータ記憶部48に録画するとともに、ストリーム分離部42により分離された広告識別情報をデータ記憶部48に記録する録画部43と、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、録画データ再生制御部44から出力された広告識別情報内の広告IDを含む広告管理情報の配信要求を広告管理装置2に送信して、広告管理装置2から当該広告IDに対応する広告管理情報(広告配信装置3のホスト名、広告ファイル名)を受信し、その広告ファイル名を含む広告配信要求を上記ホスト名を持つ広告配信装置3に送信して、その広告配信装置3から広告ファイル名の広告を受信する広告受信部45とを設け、再生部46が、録画されている番組を再生する操作がなされた場合、データ記憶部48に録画されている番組の本編及び広告受信部45により受信された広告を再生し、録画されていない番組を再生する操作がなされた場合、ストリーム分離部42により分離された番組の本編及び広告を再生するように構成したので、番組受信機4のデータ記憶部48が広告の録画データで消費されることなく、そのデータ記憶部48を効率的に使用することができるとともに、番組受信機4が番組の途中から録画する場合や、番組を録画せずに視聴する場合でも、新しい広告を再生することができる効果を奏する。

0076

即ち、広告配信装置3により配信される広告は、番組を放送する際の広告と長さが変更されていてもよい。また、再生時に配信される広告は、広告識別情報で識別しているので、同じ広告主の別の商品の広告に変更したり、全く別の広告主の広告に変更したり、あるいは、配信する日付や時刻によって、広告管理装置2で自由に変更することができる。
また、番組放送装置1が番組に含まれる広告と広告識別情報を対応付けてストリームを生成し、広告と広告識別情報を同時に配信しているので、番組受信機4において、番組を途中から録画する場合でも、番組に含まれる広告に対応する広告識別情報を番組受信機4に記憶することが可能となる。このため、途中から録画された番組を再生する場合でも、広告配信装置3により配信される新しい広告を再生することが可能となる。さらに、番組受信機4において、番組を録画せずに視聴する場合や、録画再生機能を備えていない受信番組機において番組を視聴する場合においても、広告を表示することが可能となる。

0077

実施の形態2.
図20はこの発明の実施の形態2による番組放送システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
広告配信装置3の広告配信部32における広告ストリーム生成部32aは番組受信機4からネットワーク5経由で広告ファイル名を含む広告配信要求を受信すると、広告記憶部31から広告配信要求に含まれている広告ファイル名の広告を読み込み、その広告からストリームを生成する処理を実施する。
広告配信部32の広告ストリーム配信部32bは広告ストリーム生成部32aにより生成されたストリームをネットワーク5経由で番組受信機4に配信する処理を実施する。
番組受信機4の広告受信部45における広告ストリーム受信部45aは広告配信装置3の広告ストリーム配信部32bから配信されたストリームを受信する処理を実施する。

0078

上記実施の形態1では、広告配信装置3の広告配信部32が広告をネットワーク5経由で番組受信機4に配信するものについて示したが、広告配信装置3の広告配信部32が広告を配信する際、広告配信部32の広告ストリーム生成部32aが広告からストリームを生成し、広告配信部32の広告ストリーム配信部32bが広告ストリーム生成部32aにより生成されたストリームをネットワーク5経由で番組受信機4に配信するようにしてもよい。
この場合、番組受信機4の広告受信部45における広告ストリーム受信部45aが、広告配信装置3の広告ストリーム配信部32bから配信されたストリームを受信し、番組受信機4の再生部46が広告ストリーム受信部45aにより受信されたストリームを再生する。

0079

このように、広告をストリーム配信するようにすると、番組受信機4では、広告を一旦蓄積することなく、広告を再生することができる。
なお、この実施の形態2では、広告ストリーム配信部32bが広告をストリーム配信するものについて示したが、番組受信機4から広告をストリームで配信する要求を受けたときに、広告をストリーム配信し、番組受信機4から広告をストリームで配信する要求を受けなければ、上記実施の形態1のように、広告を配信するようにしてもよい。

0080

実施の形態3.
図21はこの発明の実施の形態3による番組放送システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
広告配信装置3の広告配信部32における広告ダウンロード配信部32cは番組受信機4からネットワーク5経由で広告ファイル名を含む広告配信要求を受信すると、広告記憶部31から広告配信要求に含まれている広告ファイル名の広告を読み込み、その広告を番組受信機4にダウンロード配信する。

0081

番組受信機4の広告受信部45における広告ダウンロード部45bは広告配信装置3の広告ダウンロード配信部32cからダウンロード配信された広告を受信する処理を実施する。
番組受信機4の録画部49は図1の録画部43と同様の処理を実施するほか、広告ダウンロード配信部32cにより受信された広告をデータ記憶部51に録画する処理を実施する。なお、録画部49は録画手段を構成している。

0082

番組受信機4の再生部50はユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されている番組の再生指示を行うと、録画データ再生制御部44によりデータ記憶部51から読み込まれた番組の本編及び広告をH.264やMPEG−2等の符号化方式にしたがって映像や音声等のデータに復号化して再生する処理を実施する。
また、再生部50はユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されていない番組の再生指示を行うと、ストリーム分離部42により分離された番組の本編及び広告をH.264やMPEG−2等の符号化方式にしたがって映像や音声等のデータに復号化して再生する処理を実施する。
なお、再生部50は再生手段を構成している。
番組受信機4のデータ記憶部51は例えばハードディスクなどの記憶装置であり、番組の本編、広告及び広告識別情報などを記憶する。

0083

上記実施の形態1では、広告配信装置3の広告配信部32が広告をネットワーク5経由で番組受信機4に配信するものについて示したが、広告配信装置3の広告配信部32が広告を配信する際、広告配信部32の広告ダウンロード配信部32cが広告をネットワーク5経由で番組受信機4にダウンロード配信するようにしてもよい。
この場合、番組受信機4の広告受信部45における広告ダウンロード部45bが、広告配信装置3の広告ダウンロード配信部32cからダウンロード配信された広告を受信し、番組受信機4の録画部49が広告ダウンロード配信部32cにより受信された広告をデータ記憶部51に録画する。
そして、録画されている番組を再生する場合、番組受信機4の録画データ再生制御部44がデータ記憶部51から番組の本編及び広告を読み出し、番組受信機4の再生部50が録画データ再生制御部44により読み出された番組の本編及び広告を再生する。

0084

ここでは、広告配信部32の広告ダウンロード配信部32cが広告をダウンロード配信するものについて示したが、番組受信機4から広告をダウンロード配信する要求を受けたときに、広告をダウンロード配信し、番組受信機4から広告をダウンロード配信する要求を受けなければ、上記実施の形態1のように広告を配信し、あるいは、上記実施の形態2のように広告をストリーム配信するようにしてもよい。

0085

ここで、図22は広告管理装置2により管理されている広告管理情報の一例を示す説明図である。
図22に示す広告管理情報は、広告配信装置3のホスト名や広告ファイル名のほかに、配信方法更新時刻及び有効期限が追加されている。
図22に示す広告管理情報の配信方法は、番組受信機4が広告配信装置3から広告の配信を受ける際、例えば、ストリームで配信されるのか、ダウンロードで配信されるのかを意味する。
また、図22に示す広告管理情報の更新時刻は、広告IDで一意に識別される広告が更新された時刻を意味する。
図22に示す広告管理情報の有効期限は、広告の有効期限を意味する。
広告管理装置2の広告管理部22は、番組受信機4から広告管理情報の配信要求を受信すると、図22に示す広告管理情報を番組受信機4に送信する。

0086

図23は番組受信機4が録画された番組を再生する際に、広告(2)がダウンロードされている場合のデータ記憶部51の記憶内容の一例を示す説明図である。
図23の例では、広告IDが“cm01”の広告(1)は、上記実施の形態1と同様に、広告識別情報だけが記憶されているが、広告IDが“cm02”の広告(2)は、広告識別情報に加えて、広告管理情報とダウンロード済み広告が記憶されている。

0087

広告管理装置2の広告管理部22は、図22に示すように、ダウンロード配信する広告に対して、広告の更新時刻及び有効期限を設定し、番組受信機4がダウンロード済み広告を記憶する際に、広告の更新時刻及び有効期限を記憶することにより、例えば、番組受信機4が同じ番組を繰り返し再生する場合に、1つまたは複数の番組に広告識別情報が同じ広告が含まれている場合に、あるいは、広告識別情報で一意に識別される広告がダウンロード済みであり、広告の有効期限以内に再生する場合に、番組受信機4がダウンロード済み広告の配信を要求する必要がなくなり、ネットワーク5の帯域を効率的に使用することができる。

0088

また、広告管理装置2が管理している広告に更新時刻を設定しているので、番組受信機4が録画している番組を再生する際に、ダウンロード済み広告であっても、ダウンロード済み広告の更新時刻と、広告管理装置2が管理している広告の更新時刻を比較し、広告管理装置2が管理している広告の方が新しい場合には、新しい広告を受信するようにしてもよい。
また、番組受信機4が、有効期限が切れたダウンロード済み広告を削除することにより、番組受信機4のデータ記憶部51を効率的に使用することができる。
なお、ダウンロード済み広告を削除する方法として、広告に有効期限を設定する方法のほかに、番組受信機4が広告をダウンロードした時刻を記録し、ダウンロード時刻が古いものから順番に削除する方法や、番組受信機4が、最後に広告が再生された時刻を記録し、最終再生時刻が古いものから順番に削除する方法等があり、これらの方法のいずれか、または、これらの方法の組み合わせによって広告を削除するようにしてもよい。

0089

以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、番組受信機4の広告受信部45における広告ダウンロード部45bが、広告配信装置3の広告ダウンロード配信部32cからダウンロード配信された広告を受信し、番組受信機4の録画部49が広告ダウンロード部45bにより受信された広告をデータ記憶部51に録画するように構成したので、番組受信機4が同じ広告を再生する際に、同じ広告を繰り返し受信することなく、最新の広告を再生することが可能となり、ネットワーク5の帯域を効率的に使用することができる効果を奏する。

0090

実施の形態4.
図24はこの発明の実施の形態4による番組放送システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
番組受信機4の録画部43における広告録画制御部43aはストリーム分離部42により分離された広告が録画対象の広告であるか否かを判定し、録画対象の広告であれば、その広告の録画を録画部43に指示する処理を実施する。

0091

番組受信機4の再生部52はユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されている番組の再生指示を行うと、録画データ再生制御部44によりデータ記憶部48から読み込まれた番組の本編を再生するとともに、データ記憶部48に広告が録画されていれば、その広告を再生し、データ記憶部48に広告が録画されていなければ、広告受信部45により受信された広告を再生する処理を実施する。
また、再生部52は図1の再生部46と同様に、ユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されていない番組の再生指示を行うと、ストリーム分離部42により分離された番組の本編及び広告を再生する処理を実施する。
なお、再生部52は再生手段を構成している。

0092

上記実施の形態1では、番組受信機4の録画部43が、ストリーム分離部42により分離された番組の本編又は広告識別情報をデータ記憶部48に記録するものについて示したが、ストリーム分離部42により分離された広告が録画対象の広告であるか否かを判定し、録画対象の広告であれば、その広告をデータ記憶部48に録画するようにしてもよい。
以下、番組受信機4の録画部43が番組の本編や広告等を録画する際の処理内容を説明する。
図25は番組受信機4におけるストリームの録画処理を示すフローチャートである。

0093

まず、番組受信機4のストリーム分離部42は、ストリーム受信部41が番組放送装置1から配信されたストリームを受信すると(ステップST71)、上記実施の形態1と同様に、そのストリームから番組の本編、広告及び広告識別情報を分離する(ステップST72)。

0094

番組受信機4の録画部43は、ユーザがユーザ入力部47を操作して、番組の録画設定を行っている場合、上記実施の形態1と同様に、ストリーム分離部42により分離されて出力されたストリームが番組の本編であれば(ステップST73“NO”)、番組の本編をデータ記憶部48に録画する(ステップST74)。
録画部43の広告録画制御部43aは、ストリーム分離部42により分離されて出力されたストリームが広告であれば(ステップST73“YES”)、その広告が録画対象の広告であるか否かを判定する。

0095

広告が録画対象の広告であるか否かを判定する方法としては、例えば、番組放送装置1がストリームを配信する際、そのストリームに含まれている広告の録画を推奨する場合、その広告を識別する広告識別情報に録画推奨マークを付加し、広告録画制御部43aがストリーム分離部42により分離された広告識別情報に録画推奨マークが付加されていれば、ストリーム分離部42により分離された広告が録画対象の広告であると判別する方法がある。
また、ユーザがユーザ入力部47を操作して、番組の録画設定を行う際、番組の本編だけでなく、広告も録画する設定を行う方法なども挙げられる。

0096

広告録画制御部43aは、録画対象の広告であると判別すれば、その広告の録画を録画部43に指示し、録画対象の広告であると判別しなければ、その広告を録画せずに、その広告の広告識別情報の記録のみを録画部43に指示する。
録画部43は、広告録画制御部43aから広告識別情報のみを記録する指示を受けると(ステップST75“NO”)、上記実施の形態1と同様に、広告識別情報をデータ記憶部48に記録する(ステップST76)。
録画部43は、広告録画制御部43aから広告の録画指示を受けると(ステップST75“YES”)、ストリーム分離部42により分離された広告をデータ記憶部48に録画するとともに、その広告を識別する広告識別情報をデータ記憶部48に記録する(ステップST77)。

0097

ユーザがユーザ入力部47を操作して、番組の録画を終了する指示を与えた場合や、番組の予約時間の終了時刻になると(ステップST78“YES”)、録画処理を終了する。
一方、録画処理を継続する場合には(ステップST78“NO”)、ステップST71〜ST78の処理を繰り返し実施する。

0098

なお、番組受信機4のデータ記憶部48に録画された広告は、上記実施の形態3で示したダウンロード済み広告を削除する方法と同様に、広告の有効期限や最終再生日時等に基づいて、データ記憶部48に録画されている広告を削除するようにしてもよい。
また、広告を削除する場合でも、広告識別情報を記録しておくことにより、次に番組を再生する際に、新しい広告を受信して再生することができる。

0099

番組受信機4の再生部52は、ユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されている番組の再生指示を行うと、録画データ再生制御部44によりデータ記憶部48から読み込まれた番組の本編を再生するとともに、データ記憶部48に広告が録画されていれば(番組放送装置1が録画対象の広告が配信されている場合)、その広告を再生し、データ記憶部48に広告が録画されていなければ、上記実施の形態1と同様に、広告受信部45により受信された広告を再生する。
また、再生部52は、ユーザがユーザ入力部47を操作して、録画されていない番組の再生指示を行うと、上記実施の形態1と同様に、ストリーム分離部42により分離された番組の本編及び広告を再生する。

0100

以上で明らかなように、この実施の形態4によれば、番組受信機4が番組の本編を録画する際、番組放送装置1又は番組受信機4において広告を選択して録画するように構成したので、番組受信機4が更新する必要のない広告を再生する場合や、番組が放送された時点の広告をユーザが録画したい場合に、広告を録画することができる効果を奏する。また、広告の有効期限を設定して録画推奨マークを付加することにより、番組が録画されてから一定期間、広告配信要求が行われないようにすることができるため、広告管理装置2や広告配信装置3に対する広告配信の負荷を軽減することができる効果を奏する。

0101

実施の形態5.
図26はこの発明の実施の形態5による番組放送システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
番組受信機4の録画データ複製部53は、例えばユーザがユーザ入力部47を操作して、番組の複製指示を行うと、データ記憶部48に記録されている番組の本編及び広告識別情報、または、データ記憶部48に記録されている番組の本編及び広告識別情報と広告受信部45により受信された広告(ダウンロード配信されてデータ記憶部48に記録されている広告を含む)を他の記録媒体(例えば、ハードディスクなどの記憶装置、DVD、BDなど)に複製する処理を実施する。なお、録画データ複製部53は複製手段を構成している。

0102

上記実施の形態1では、番組受信機4の録画部43が番組の本編等をデータ記憶部48に録画するものについて示したが、録画データ複製部53を番組受信機4に搭載し、例えば、ユーザがユーザ入力部47を操作して、番組の複製指示を行うと、録画データ複製部53が、データ記憶部48に記録されている番組の本編及び広告識別情報、または、データ記憶部48に記録されている番組の本編及び広告識別情報と広告受信部45により受信された広告(ダウンロード配信されてデータ記憶部48に記録されている広告を含む)を他の記録媒体に複製するようにしてもよい。

0103

ここで、図27はデータ記憶部48に記録されている番組の本編及び広告識別情報を複製する際の録画データの一例を示す説明図である。
図27に示すように、広告識別情報を複製することにより、複製された番組の本編を再生する際、その広告識別情報に基づいて、広告配信装置3から新しい広告を受信し、新しい広告を再生することが可能になる。
また、図28はデータ記憶部48に記録されている番組の本編及び広告識別情報と広告受信部45により受信された広告を複製する際の録画データの一例を示す説明図である。
図28に示すように、ストリーム受信又はダウンロード配信された広告を複製することにより、広告配信装置3からネットワーク5経由で広告を受信できない装置においても、複製された番組の本編を再生する際、広告を再生することが可能になる。

0104

実施の形態6.
図29はこの発明の実施の形態6による番組放送システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
広告管理装置2の広告管理部22における配信回数集計部22aは広告管理部22から番組受信機4に配信される各広告の配信回数、即ち、番組受信機4から各広告が配信要求された回数を集計する処理を実施する。なお、配信回数集計部22aは配信回数集計手段を構成している。

0105

上記実施の形態1では、広告配信装置3の広告配信部32が番組受信機4から要求された広告を番組受信機4に配信するものについて示したが、配信回数集計部22aを広告管理部22に搭載し、その広告管理部22の配信回数集計部22aが番組受信機4から広告管理情報の配信要求を受信したとき、その配信要求に含まれている広告IDに係る広告の配信回数をカウントアップすることで、広告配信装置3から配信される各広告の配信回数を集計するようにしてもよい。

0106

上より、従来の番組放送システムでは、番組受信機が録画されている番組の本編を再生する際に、広告を再生している回数を集計することができなかったが、配信回数集計部22aを広告管理部22に搭載することで、広告配信装置3から配信される各広告の配信回数を集計することができる。
これにより、広告の配信実績に基づいて広告料を設定することなどが可能になる。

0107

上記実施の形態1〜6では、番組放送装置1、広告管理装置2、広告配信装置3及び番組受信機4が番組放送システム内にそれぞれ1つ含まれている構成を示したが、これらの装置が番組放送システム内に複数含まれている構成であってもよい。
また、上記実施の形態1〜6では、番組受信機4が1つの番組を録画した後、録画した番組を再生する例を示したが、番組受信機4が複数の番組を同時に録画する場合や、番組受信機4が番組を録画しながら別の録画した番組を再生する場合や、番組受信機4が録画中の番組を再生する場合であっても同様に、番組受信機4が番組を再生する際、広告配信装置3から新しい広告を受信して再生することができる。

0108

1番組放送装置、2広告管理装置、3広告配信装置、4番組受信機、5ネットワーク、11番組記憶部、12ストリーム生成部、13ストリーム配信部、21広告管理情報記憶部、22広告管理部、22a配信回数集計部(配信回数集計手段)、31広告記憶部、32広告配信部、32a広告ストリーム生成部、32b 広告ストリーム配信部、32c 広告ダウンロード配信部、33 広告記憶部、34 広告管理部、35 広告配信部、41ストリーム受信部(ストリーム受信手段)、42ストリーム分離部(分離手段)、43 録画部(録画手段)、43a 広告録画制御部、44録画データ再生制御部(広告受信手段)、45 広告受信部(広告受信手段)、45a 広告ストリーム受信部、45b 広告ダウンロード部、46再生部(再生手段)、47ユーザ入力部、48データ記憶部、49 録画部(録画手段)、50 再生部(再生手段)、51 データ記憶部、52 再生部(再生手段)、53 録画データ複製部(複製手段)。

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