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技術 レール研磨機

出願人 東日本電気エンジニアリング株式会社林総事株式会社
発明者 木村将治林源
出願日 2009年5月29日 (11年5ヶ月経過) 出願番号 2009-130439
公開日 2010年12月9日 (9年11ヶ月経過) 公開番号 2010-274380
状態 特許登録済
技術分野 軌道敷設、保線機械 仕上研磨、刃砥ぎ、特定研削機構による研削
主要キーワード レール支 延長ケーブル ディスクグラインダ 接触角度 ダイヤモンドカッター 充電式 研磨作業 スライドレール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年12月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

軽量で、効率よく作業を行うことが可能なレール研磨機を提供する。

解決手段

レール11の腹部11aを研磨するレール研磨機10であって、充電式研磨機本体15と、研磨機本体を支持するとともに、レールに取付可能に構成された台座13と、研磨機本体に着脱自在に取り付けられる砥石17と、を備えている。

概要

背景

従来から、鉄道レール腹部には、電車信号情報などを伝達するための導線信号線)が溶接などにより取り付けられている。基本的には、導線はレールに強固に取り付けられているが、電車が通過することなどで発生する振動により、導線がレールから脱落することがある。このような脱落箇所は、夜間の保守点検時などに作業者発見することが多いため、作業者は短時間で是正作業(ボンド交換作業)を行う必要がある。
ここで、ボンド交換作業を行う際には、一度レールの腹部を研磨し、レールの腹部を露出させた後に新たな導線を溶接して取り付けている。ところが、従来はレールの頭面と頭面から側面にかける曲面を研磨するレール研磨装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)ものの、レールの腹部を研磨するレール研磨機はなかった。したがって、これまでは既存のディスクグラインダなどを用いてレールの腹部の研磨を行っていた。

概要

軽量で、効率よく作業を行うことが可能なレール研磨機を提供する。レール11の腹部11aを研磨するレール研磨機10であって、充電式研磨機本体15と、研磨機本体を支持するとともに、レールに取付可能に構成された台座13と、研磨機本体に着脱自在に取り付けられる砥石17と、を備えている。

目的

本発明は、上述の事情を鑑みてなされたものであり、軽量で、効率よく作業を行うことが可能なレール研磨機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

レール腹部研磨するレール研磨機であって、充電式研磨機本体と、該研磨機本体を支持するとともに、前記レールに取付可能に構成された台座と、前記研磨機本体に着脱自在に取り付けられる砥石と、を備えていることを特徴とするレール研磨機。

請求項2

前記台座に磁石が設けられ、該磁石により前記台座が前記レールに固定可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレール研磨機。

請求項3

前記砥石は、前記研磨機本体と接合される枝部と、該枝部の先端に形成された研磨面と、を備え、前記枝部の長さは、前記レールの種類に応じて可変可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレール研磨機。

請求項4

前記台座は、前記レールに嵌合されるレール支持部と、該レール支持部に連接され前記研磨機本体が載置される研磨機支持部と、を備え、前記研磨機支持部は、前記レール支持部に対して回転可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレール研磨機。

請求項5

前記研磨機支持部は、前記レール支持部に対して前記レールに沿う方向にスライド可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のレール研磨機。

技術分野

0001

本発明は、レール研磨機に関するものである。

背景技術

0002

従来から、鉄道レール腹部には、電車信号情報などを伝達するための導線信号線)が溶接などにより取り付けられている。基本的には、導線はレールに強固に取り付けられているが、電車が通過することなどで発生する振動により、導線がレールから脱落することがある。このような脱落箇所は、夜間の保守点検時などに作業者発見することが多いため、作業者は短時間で是正作業(ボンド交換作業)を行う必要がある。
ここで、ボンド交換作業を行う際には、一度レールの腹部を研磨し、レールの腹部を露出させた後に新たな導線を溶接して取り付けている。ところが、従来はレールの頭面と頭面から側面にかける曲面を研磨するレール研磨装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)ものの、レールの腹部を研磨するレール研磨機はなかった。したがって、これまでは既存のディスクグラインダなどを用いてレールの腹部の研磨を行っていた。

先行技術

0003

特開2004−332299号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、上述のように既存のディスクグラインダを用いる場合は、発電機、延長ケーブル砥石工具などが必要であり、総重量が重くなり、遠距離の移動などでは重労働となっている。また、レールの腹部を研磨する際に、研磨機を手でおさえながら所望の位置を研磨するため、作業効率が悪いという問題がある。

0005

そこで、本発明は、上述の事情を鑑みてなされたものであり、軽量で、効率よく作業を行うことが可能なレール研磨機を提供するものである。

課題を解決するための手段

0006

上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、レールの腹部を研磨するレール研磨機であって、充電式の研磨機本体と、該研磨機本体を支持するとともに、前記レールに取付可能に構成された台座と、前記研磨機本体に着脱自在に取り付けられる砥石と、を備えていることを特徴としている。

0007

請求項2に記載した発明は、前記台座に磁石が設けられ、該磁石により前記台座が前記レールに固定可能に構成されていることを特徴としている。

0008

請求項3に記載した発明は、前記砥石は、前記研磨機本体と接合される枝部と、該枝部の先端に形成された研磨面と、を備え、前記枝部の長さは、前記レールの種類に応じて可変可能に構成されていることを特徴としている。

0009

請求項4に記載した発明は、前記台座は、前記レールに嵌合されるレール支持部と、該レール支持部に連接され前記研磨機本体が載置される研磨機支持部と、を備え、前記研磨機支持部は、前記レール支持部に対して回転可能に構成されていることを特徴としている。

0010

請求項5に記載した発明は、前記研磨機支持部は、前記レール支持部に対して前記レールに沿う方向にスライド可能に構成されていることを特徴としている。

発明の効果

0011

請求項1に記載した発明によれば、研磨機本体が充電式であるため、発電機などを持ち運ぶ必要がなくなるため、装置の軽量化を図ることができる。また、研磨機本体をレールに取り付けられた台座に支持して研磨作業を行うため、研磨機本体の位置決めが容易になり、所望の位置を確実に研磨することができる。したがって、レールの腹部の研磨作業を効率よく行うことが可能となる。

0012

請求項2に記載した発明によれば、磁石を用いて台座が強固にレールに固定されるため、研磨時に研磨機本体が位置ズレするのを防止することができる。したがって、レールの腹部の所望の位置を確実に研磨することができる。

0013

請求項3に記載した発明によれば、レールの種類に応じて台座を複数種類用いる必要が無く、砥石の枝部の長さを可変することで各種レールに対応することができる。したがって、レールの種類に影響されることなく、レールの腹部の所望の位置を確実に研磨することができる。

0014

請求項4に記載した発明によれば、研磨機支持部を回転させることにより、レールの腹部の研磨可能領域をレールの上下方向(鉛直方向)に拡げることができる。したがって、レールの腹部の所望の位置をより確実に研磨することができる。

0015

請求項5に記載した発明によれば、研磨機支持部をスライドさせることにより、レールの腹部の研磨可能領域をレールの左右方向(水平方向)に拡げることができる。したがって、レールの腹部の所望の位置をより確実に研磨することができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施形態におけるレール研磨機をレールに取り付けた状態を示す斜視図である。
本発明の実施形態における台座の斜視図である。
本発明の実施形態における砥石の斜視図である。
本発明の実施形態におけるレール研磨機の研磨面の位置調整方法を示す説明図(1)である。
本発明の実施形態におけるレール研磨機の研磨面の位置調整方法を示す説明図(2)である。

実施例

0017

次に、本発明の実施形態を図1図5に基づいて説明する。
図1は、レール研磨機をレールに取り付けた状態を示す斜視図である。図1に示すように、レール研磨機10は、レール11に着脱自在に取り付けられる台座13と、台座13に支持される研磨機本体15と、研磨機本体15に取り付けられる砥石17と、を備えている。

0018

図2は台座の斜視図である。図2に示すように、台座13は、レール11に嵌合されるレール支持部21と、レール支持部21に連接された研磨機支持部23と、を有している。レール支持部21は、レール11の頭部を覆うように断面略コ字状に形成されている。レール支持部21におけるレール11の表面と対向する裏面22には磁石25が設けられており、レール支持部21はレール11に対して強固に固定されるようになっている。さらに、レール支持部21の上面21aには台座13をレール11に対して着脱容易にするために、取っ手24が形成されている。

0019

また、レール支持部21の側面21bには、研磨機支持部23をレール11の延設方向に沿ってスライドさせることができるようにスライドレール27が設けられている。このスライドレール27を介して研磨機支持部23が取り付けられている。

0020

具体的に、研磨機支持部23は、スライドレール27に嵌合された基部28と、基部28からレール11の腹部11aに対して垂直方向に延設された回転軸29と、回転軸29に設けられ研磨機本体15を支持可能な支持部31と、を有している。つまり、回転軸29を中心に支持部31を回転させることによりレール支持部21に対して研磨機本体15を回転させることができる。なお、支持部31は円筒半割りにした形状に形成されている。

0021

研磨機本体15は、例えば、充電式の電動ディスクグラインダを用いている。研磨機本体15の先端には、砥石17が着脱自在に取り付けられている。また、研磨機本体15は短絡を防止するために絶縁処理が施されている。さらに、研磨機本体15の外周面には、危害防止のため、柔軟性のあるディップモールド被覆して保護している。

0022

図3は砥石の斜視図である。図3に示すように、砥石17は、研磨機本体15に接続される棒状の枝部33と、枝部33の先端に形成された研磨面35と、を有している。研磨面35は正面視で略円形に形成されたダイヤモンドカッターで構成されている。また、研磨面35は側面視で若干曲面形状に形成されており、レール11の腹部11aとの接触角度余裕を持たせている。さらに、枝部33の長さは、例えば20mm、40mm、60mm、100mmの長さのものが用意されている。レール11の種類に応じて最適な枝部33の長さのものを採用することにより、各種レール11に対応することができる。なお、一つの砥石17の枝部33の長さが調節できるように構成してもよい。

0023

次に、レール研磨機10を用いてレール11の腹部11aを研磨する手順を説明する。
まず、レール11の腹部11aの研磨したい箇所を決定し、その位置に合わせて台座13をレール11に取り付ける。台座13は研磨箇所から若干ずれた位置に取り付ける。このとき、台座13には磁石25が設けられているため、台座13はレール11に対して強固に固定される。

0024

続いて、研磨機本体15に砥石17を取り付ける。砥石17はレール11の種類に応じて最適な枝部33の長さを有するものを採用する。

0025

続いて、砥石17が取り付けられた研磨機本体15を台座13の研磨機支持部23に取り付ける。なお、研磨機本体15には既に充電された充電池が取り付けられている。この状態で、砥石17の研磨面35は、レール11の腹部11aに当接されている。

0026

続いて、研磨面35を研磨箇所に当接するように研磨機本体15の位置を微調整する。このとき、図4に示すように、研磨機支持部23をスライドレール27でスライドさせることにより左右方向(水平方向)への位置調整を行い、図5に示すように、回転軸29を回転させることにより上下方向(鉛直方向)への位置調整を行う。なお、研磨機支持部23の位置を固定するために、スライドレール27および回転軸29には固定機構(不図示)が設けられている。

0027

そして、砥石17の研磨面35が所望の研磨箇所へ当接した状態で、研磨機本体15のスイッチを入れることによりレール11の腹部11aを研磨することができる。レール11の腹部11aの研磨が完了した後、レール研磨機10を取り外し、ボンド交換作業を引き続き行うことができる。

0028

本実施形態によれば、研磨機本体15が充電式であるため、発電機などを持ち運ぶ必要がなくなり、装置の軽量化を図ることができる。また、研磨機本体15をレール11に取り付けられた台座13に支持して研磨作業を行うため、研磨機本体15の位置決めが容易になり、所望の位置を確実に研磨することができる。したがって、レール11の腹部11aの研磨作業を効率よく行うことが可能となる。

0029

また、磁石25を用いて台座13が強固にレール11に固定されるため、研磨時に研磨機本体15が位置ズレするのを防止することができる。したがって、レール11の腹部11aの所望の位置を確実に研磨することができる。

0030

また、レール11の種類に応じて台座13を複数種類用いる必要が無く、砥石17の枝部33の長さを可変させることで各種レール11に対応することができる。したがって、レール11の種類に影響されることなく、レール11の腹部11aの所望の位置を確実に研磨することができる。

0031

さらに、研磨機支持部23を回転させることにより、レール11の腹部11aの研磨可能領域をレール11の上下方向(鉛直方向)に拡げることができる。したがって、レール11の腹部11aの所望の位置をより確実に研磨することができる。

0032

そして、研磨機支持部23をレール11の延設方向に沿ってスライドさせることにより、レール11の腹部11aの研磨可能領域をレール11の左右方向(水平方向)に拡げることができる。したがって、レール11の腹部11aの所望の位置をより確実に研磨することができる。

0033

尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な材料や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
なお、本実施形態では、研磨面をレールの腹部に当接して研磨する場合の説明をしたが、研磨面を90度回転させて研磨面の周面をレールに当接させてレールに押し込むことで、レールの切断を行うこともできる。
また、本実施形態では、レールの外側の腹部を研磨する場合の説明をしたが、レール研磨機をレールの内側の腹部に配置することもでき、レールの内側の腹部の研磨も容易に行うことができる。

0034

10…レール研磨機11…レール11a…腹部13…台座15…研磨機本体 17…砥石21…レール支持部 23…研磨機支持部 25…磁石33…枝部 35…研磨面

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