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技術 小粒宝石の固定法

出願人 株式会社TASAKI
発明者 太田貴弘
出願日 2009年5月22日 (11年7ヶ月経過) 出願番号 2009-124153
公開日 2010年12月2日 (10年1ヶ月経過) 公開番号 2010-269003
状態 拒絶査定
技術分野 装身具
主要キーワード 形状違い ロウ材料 規定数量 クローバー形 キュービックジルコニア ワックス材 貴金属素材 完成形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年12月2日)のものです。
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図面 (19)

課題

宝飾品におけるO.25ct(カラット)以下の小粒宝石固定用爪において、従来では得られなかった、爪1個体およびその集合体で表現されるデザイン性を有したものや、爪群の全体像にデザイン性を有しているもの、もしくは、めっきという表層装飾処理を用いずにマルチカラーなものを実現しようとするものである。

解決手段

ロストワックス鋳造法技術に基づき、デザイン性を考慮して仕上げたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石固定用爪複製を、ワックスパターンの段階で宝石固定用爪を所定の穴に差し込むことで宝石を取り付け、鋳造を行い、ダイヤモンドルビーサファイヤなどの小粒宝石のいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで、鋳造同時異種金属拡散結合により爪の先端に造形したデザインを有し、もしくは更にそれら固定爪の集合体で幾何学的に配列して、爪群の全体像に意図的なデザインを表現した宝飾品を得る。

概要

背景

宝飾品において、従来より、ダイヤモンドルビーサファイヤなどの宝石類を取り付ける方法として用いられる手段は、石枠に嵌着する方法が一般的である。例えば代表的な装身具である指輪に、ダイヤモンドを取り付ける場合には、指輪本体に立爪を有し、該立爪で宝石を挟み込んで押えることによって取り付ける支持構造が多用されている。または、立爪を用いず例えばダイヤモンドのパビリオン部を嵌入可能な凹部を有し、該凹部にキューレットを中心とするパビリオン部及び必要に応じてガードル周辺までを嵌入して該ダイヤモンドを取り付け支持する構造を用いている。

この他、指輪の本体部に形成した取り付け窪みに4つの固定爪を有し、この固定爪の間にダイヤモンドが配設されている構成である特許第3081877号 ( 特許文献1 )、各種4方案提示した特開2007−167395号公報( 特許文献2)、特許第1467298号( 特許文献3)、特表2003−506177号公報( 特許文献4)、特許第3367733号( 特許文献5)、特開平07−213316号公報( 特許文献6)、特開平08−056717号公報( 特許文献7)、特開平06−062914号公報( 特許文献8)、特開2001−245713号公報( 特許文献9)、特開2001−204524号公報( 特許文献10)などがある。

以上のように、宝飾品の石枠への宝石(符号7)の取り付けは、図17のように、立て爪や爪部など(符号2)の貴金属母材(符号8)を物理的に加工(符号9)し変形させて行う(符号2a)か、あるいは凹み部など(符号5)への嵌め込みによって行われ、複数の宝石類を一の石枠に装着する場合にも、それぞれの宝石類に対して立爪や凹み部を以って取り付ける方法が一般的である。

特許第1467298号( 特許文献11)では、ダイヤモンドを貴金属に物理的な方法で取り付けるのではなく、宝飾品自体を貴金属で製作する前段階であるロストワックス鋳造の工程まで遡って、ダイヤモンドが付いた状態で貴金属宝飾品を得てしまうという方法である。宝飾品製造におけるロストワックス鋳造法では、ワックスという燃焼性良好なロウ材料一種を用いて宝飾品原型複製物(以後ワックスパターン表記))を多数用意するのが一般的である。このワックスパターンの段階で、ダイヤモンドを適合する石枠に嵌着したり、必要部位のワックスを溶解させることにより取り付け、そのまま鋳造を行うというものである。この技術の要は、燃焼しやすいダイヤモンドを、鋳造という酸化雰囲気の環境から如何に保護するかである。

特開平06−277793号公報( 特許文献12)や特開平07−289322号公報( 特許文献13)などで行う方法が開示されている技法は、鋳造により金属同士を接合する技術であり、金属を鋳造する技術者にはかなり古くから知られてる技法で、あらゆる分野で活用されており、拡散結合の一種とされているものである。特に異種金属同士を鋳造と共に接合する場合を、鋳造同時異種金属拡散接合通称されているようである。従って、これを基本的には広く知られた技法を貴金属鋳造において転用したものであり、この技術の要は、異種の貴金属同士を均一に効率よく、鋳造により拡散接合一体化させるかにある。

本案で、小粒宝石表現したものは全て研磨加工されたO.25ct(カラット)以下のサイズの小さい宝石を示したものである。宝飾品業界では、メレー(melee)、メレーサイズなどと、小粒研磨されたダイヤモンドなどを表現する用語もあるが、数字的基準が曖昧になっている傾向があり、本案ではこの表現をあえて避けて記載している。また宝石を固定する部位の名称「爪」などの、宝飾品製作業界の特有の表現は非特許文献として示した、「ジュエリーコーディネーター検定2級」、「ジュエリーコーディネーター検定3級」に倣って記載しているものである。

概要

宝飾品におけるO.25ct(カラット)以下の小粒宝石固定用爪において、従来では得られなかった、爪1個体およびその集合体で表現されるデザイン性を有したものや、爪群の全体像にデザイン性を有しているもの、もしくは、めっきという表層装飾処理を用いずにマルチカラーなものを実現しようとするものである。ロストワックス鋳造法技術に基づき、デザイン性を考慮して仕上げたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石固定用爪複製を、ワックスパターンの段階で宝石固定用爪を所定の穴に差し込むことで宝石を取り付け、鋳造を行い、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤなどの小粒宝石のいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで、鋳造同時異種金属拡散結合により爪の先端に造形したデザインを有し、もしくは更にそれら固定爪の集合体で幾何学的に配列して、爪群の全体像に意的なデザインを表現した宝飾品を得る。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

ダイヤモンドルビーサファイヤのいずれか、もしくはこれら幾つかを組み合わせた、研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石を固定する爪の先端に造形したデザインを有した宝飾品

請求項2

ダイヤモンド、ルビー、サファイヤのいずれか、もしくはこれら幾つかを組み合わせた、研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石を固定する爪の先端に造形したデザインを有し、更にそれら固定爪集合体で幾何学的に配列して、爪群の全体像に意図的なデザインを表現した宝飾品。

請求項3

ダイヤモンド、ルビー、サファイヤのいずれか、もしくはこれら幾つかを組み合わせで、研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石を取り付ける為の主体となる部分とそれらを固定する為の爪部分異種金属であり、それらの色味主体部分イエロー色またはピンク色、爪部分がホワイト色であることが部分メッキを必要とせずに無垢金属色で表現した宝飾品。

請求項4

ロストワックス鋳造法で、100℃以上ある融点差を利用した鋳造同時異種金属拡散結合により、請求項1と請求項2、請求項3のいずれか、もしくはこれらに重複して該当する宝飾品を得る製造法

請求項5

予め、意図的にデザイン性を考慮して任意形状仕上げた研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石の宝石固定用爪原型と、その宝石固定用爪が規定数量差し込めることが可能なように形状整えた主となる宝飾品原型を用意した後、ロストワックス鋳造法技術に基づき、その宝石固定用爪原型を元に、主体となる下記の(a)から(h)に示すような金(Au)合金材料より融点が100℃以上高い(1)から(14)に示すような高融点金属材料にて宝石固定用爪の複製を必要数量作成しておき、続いて同じく主となる宝飾品原型を元にして、その複製たるワックスパターンの段階で宝石固定用爪を所定の穴に差し込むことで下記の(i)から(iiii)に示すような宝石のいずれかを取り付け、宝石固定用爪の先端を加熱し熱伝導によりワックスパターンとの接合部を溶融させ、その部位の仮付けを行い、その後の作業で脱落せぬようにして、宝石固定用爪を劣化させぬように鋳型焼成を行った後に、主体となる金(Au)合金材料で鋳造を行い、下記の(i)から(iiii)に示すような宝石のいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで、鋳造同時異種金属拡散結合により研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石の宝石固定爪の先端に造形したデザインを有し、もしくは更にそれら宝石固定爪の集合体で幾何学的に配列して、爪群の全体像に意図的なデザインを表現したことを特徴とする宝飾品を得る製造法。(1)プラチナ(Pt)50〜99.4重量%、残余パラジウム(Pd)で構成するPt−Pd二元合金。(2)(1)の合金に対して、(4)と(5)に掲げる元素をそれぞれ最大10重量%までの範囲内で、(6)に掲げる元素をそれぞれ最大5重量%までの範囲内で、(7)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで添加したPt−Pd合金。(3)プラチナ(Pt)50〜99.4重量%、残余全てを(4)に掲げる元素をそれぞれ最大50重量%までの範囲内で、(5)に掲げる元素をそれぞれ最大10重量%までの範囲内で、(6)に掲げる元素をそれぞれ最大5重量%までの範囲内で、(7)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで合金したPt合金。(4)金(Au)(5)銅(Cu)(6)ルテニウム(Ru)、コバルト(Co)、タングステン(W)(7)ロジウム(Rh)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)、ホウ素(B)、ケイ素(Si)(8)プラチナ(Pt)99.95〜100重量%(9)チタン(Ti)もしくはチタン合金(10)金(Au)70〜90重量%、パラジウム(Pd)10〜30重量%、残余有る場合は全てを銀(Ag)と銅(Cu)のいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで構成するAu合金。(11)(10)の合金に対して、(12)に掲げる元素をそれぞれ最大5重量%までの範囲内で、(13)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで添加したAu合金。(12)マンガン(Mn)、タングステン(W)、ニッケル(Ni)、鉄(Fe)(13)ジルコニウム(Zr)、亜鉛(Zn)、インジウム(In)、チタン(Ti)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)(14)(1)から(13)においては、金属精錬技術的に不可避不純物は全て内包する。(a)金(Au)50〜99.98重量%、残余全てを銀(Ag)と銅(Cu)のいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで構成するAu-Ag二元合金もしくはAu-Cuニ元合金もしくはAu-Ag-Cu三元合金。(b)(a)の合金に対して、(d)に掲げる元素をそれぞれ最大30重量%までの範囲内で、(e)に掲げる元素をそれぞれ最大10重量%までの範囲内で、(f)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで添加したAu合金。(c)金(Au)50〜99.98重量%、残余全てを(d)に掲げる元素をそれぞれ最大30重量%までの範囲内で、(e)に掲げる元素をそれぞれ最大10重量%までの範囲内で、(f)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで合金したAu合金。(d)マンガン(Mn)、ニッケル(Ni)(e)パラジウム(Pd)、タングステン(W)、鉄(Fe)(f)ジルコニウム(Zr)、亜鉛(Zn)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)、チタン(Ti)(g)金(Au)99.99〜100重量%(h)(a)から(g)においては、金属精錬技術的に不可避な不純物は全て内包する。(i)天然ダイヤモンドもしくは合成ダイヤモンドの研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石(ii)天然ルビーもしくは合成ルビーの研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石(iii)天然サファイヤもしくは合成サファイヤの研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石(iiii)キュービックジルコニアもしくは、それに類する合成石の研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒宝石

請求項6

請求項5に基づく製造法で製作した宝飾品。

技術分野

0001

本発明は、宝飾品におけるダイヤモンドルビーサファイヤなどの小粒宝石の取り付け、固定方法に関するものである。

背景技術

0002

宝飾品において、従来より、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤなどの宝石類を取り付ける方法として用いられる手段は、石枠に嵌着する方法が一般的である。例えば代表的な装身具である指輪に、ダイヤモンドを取り付ける場合には、指輪本体に立爪を有し、該立爪で宝石を挟み込んで押えることによって取り付ける支持構造が多用されている。または、立爪を用いず例えばダイヤモンドのパビリオン部を嵌入可能な凹部を有し、該凹部にキューレットを中心とするパビリオン部及び必要に応じてガードル周辺までを嵌入して該ダイヤモンドを取り付け支持する構造を用いている。

0003

この他、指輪の本体部に形成した取り付け窪みに4つの固定爪を有し、この固定爪の間にダイヤモンドが配設されている構成である特許第3081877号 ( 特許文献1 )、各種4方案提示した特開2007−167395号公報( 特許文献2)、特許第1467298号( 特許文献3)、特表2003−506177号公報( 特許文献4)、特許第3367733号( 特許文献5)、特開平07−213316号公報( 特許文献6)、特開平08−056717号公報( 特許文献7)、特開平06−062914号公報( 特許文献8)、特開2001−245713号公報( 特許文献9)、特開2001−204524号公報( 特許文献10)などがある。

0004

以上のように、宝飾品の石枠への宝石(符号7)の取り付けは、図17のように、立て爪や爪部など(符号2)の貴金属母材(符号8)を物理的に加工(符号9)し変形させて行う(符号2a)か、あるいは凹み部など(符号5)への嵌め込みによって行われ、複数の宝石類を一の石枠に装着する場合にも、それぞれの宝石類に対して立爪や凹み部を以って取り付ける方法が一般的である。

0005

特許第1467298号( 特許文献11)では、ダイヤモンドを貴金属に物理的な方法で取り付けるのではなく、宝飾品自体を貴金属で製作する前段階であるロストワックス鋳造の工程まで遡って、ダイヤモンドが付いた状態で貴金属宝飾品を得てしまうという方法である。宝飾品製造におけるロストワックス鋳造法では、ワックスという燃焼性良好なロウ材料一種を用いて宝飾品原型複製物(以後ワックスパターン表記))を多数用意するのが一般的である。このワックスパターンの段階で、ダイヤモンドを適合する石枠に嵌着したり、必要部位のワックスを溶解させることにより取り付け、そのまま鋳造を行うというものである。この技術の要は、燃焼しやすいダイヤモンドを、鋳造という酸化雰囲気の環境から如何に保護するかである。

0006

特開平06−277793号公報( 特許文献12)や特開平07−289322号公報( 特許文献13)などで行う方法が開示されている技法は、鋳造により金属同士を接合する技術であり、金属を鋳造する技術者にはかなり古くから知られてる技法で、あらゆる分野で活用されており、拡散結合の一種とされているものである。特に異種金属同士を鋳造と共に接合する場合を、鋳造同時異種金属拡散接合通称されているようである。従って、これを基本的には広く知られた技法を貴金属鋳造において転用したものであり、この技術の要は、異種の貴金属同士を均一に効率よく、鋳造により拡散接合一体化させるかにある。

0007

本案で、小粒宝石と表現したものは全て研磨加工されたO.25ct(カラット)以下のサイズの小さい宝石を示したものである。宝飾品業界では、メレー(melee)、メレーサイズなどと、小粒研磨されたダイヤモンドなどを表現する用語もあるが、数字的基準が曖昧になっている傾向があり、本案ではこの表現をあえて避けて記載している。また宝石を固定する部位の名称「爪」などの、宝飾品製作業界の特有の表現は非特許文献として示した、「ジュエリーコーディネーター検定2級」、「ジュエリーコーディネーター検定3級」に倣って記載しているものである。

0008

特許第3081877号
特開2007−167395号公報
特許第1467298号
特表2003−506177号公報
特許第3367733号
特開平07−213316号公報
特開平08−056717号公報
特開平06−062914号公報
特開2001−245713号公報
特開2001−204524号公報
特許第1467298号
特開平06−277793号公報
特開平07−289322号公報

先行技術

0009

「ジュエリーコーディネーター検定2級」 社団法人日本ジュエリー協会発行1999年4月初版
「ジュエリーコーディネーター検定3級」 社団法人日本ジュエリー協会発行 1997年4月初版

発明が解決しようとする課題

0010

宝飾品におけるダイヤモンド、ルビー、サファイヤなどの宝石の取り付けに際して、貴金属を加工するという物理的な方法の場合では、その固定爪などの形状は基本的に手加工であるために数々の制約があり、同一形状に、同一寸法に、またデザイン的に凝った形状にするのは極めて困難で、特に小粒宝石の取り付けに使用される爪やパヴェ留の取り付けに使用される多数の微小爪に対して、その先端部分を個々にデザイン的に凝った形状に加工することは既存の方法では不可能である。

0011

同じく、特許第1467298号( 特許文献11)にみられるロストワックス鋳造法の工程を利用したワックスパターンの段階で取り付ける場合では、ワックス材弾力性を活用して宝石を挟み込んだり、ワックスの先端を溶融させることにより宝石を取り付けるために、その固定爪などの形状は、表面張力等の物理的制約を受けて、単純な丸形状に成らざるを得ない状況である。

0012

また従来より宝飾品においては、宝石が主役であり、その宝石自体の美しさ、その組み合わせの妙、そして宝石の取り付け方である配列の美しさ、妙についてが重要視され、宝石を固定している部位である固定爪などの形状がデザイン的に注目されるケースは希であり、一般的には宝石を固定するという1点のみに特化して、その保持固定力が必要十分で有れば、宝石の美しさを体現するには固定爪等は無い方が望ましく、もしくは極小さく目立たぬ方が良いという存在である。

0013

例外的存在として、ダイヤモンドを主役としたエンゲージリング等の代表格である立爪の指輪があげられるが、その固定爪の形状はデザイン的に立爪と呼称する関係上限定的なものとなるのは避けられないものとなっている。また立爪として全体形状としてデザイン的なものは確立しており、宝石固定用爪の個々の形状としてデザイン的に限定されたものではない。

0014

本案は、宝飾品の宝石固定用爪において従来では得られなかった、小粒宝石に使用される微小爪1個体およびその集合体で表現されるデザイン性を有したものや、パヴェ留に見られる小粒宝石固定用爪群の全体像にデザイン性を有しているもの、めっきという表層装飾処理を用いずに本体と爪部の色相が異なる小粒宝石固定用爪を実現しようとするものである。

課題を解決するための手段

0015

本発明は、予め、意図的にデザイン性を考慮して任意形状仕上げた宝石固定用爪原型と、その宝石固定用爪が規定数量差し込めることが可能なように形状を整えた主となる宝飾品原型を用意した後、ロストワックス鋳造法技術に基づき、その宝石固定用爪原型を元に、段落番号0015の(a)から(h)に示すような主体となる金(Au)合金材料より融点が100℃以上高い段落番号0014の(1)から(14)に示すような高融点金属材料にて宝石固定用爪の複製を必要数量作成しておき、続いて同じく主となる宝飾品原型を元にして、その複製たるワックスパターンの段階で宝石固定用爪を所定の穴に差し込むことで段落番号0016の(i)から(iiii)に示すような宝石のいずれかを取り付け、宝石固定用爪の先端を加熱し熱伝導によりワックスパターンとの接合部を溶融させ、その部位の仮付けを行い、その後の作業で脱落せぬようにして、宝石固定用爪を劣化させぬように鋳型焼成を行った後に、主体となる金(Au)合金材料で鋳造を行い、段落番号0016の(i)から(iiii)に示すような小粒宝石のいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで、鋳造同時異種金属拡散結合により爪の先端に造形したデザインを有し、もしくは更にそれら固定爪の集合体で幾何学的に配列して、爪群の全体像に意図的なデザインを表現した宝飾品を得るという製造法である。

0016

(1)プラチナ(Pt)50〜99.4重量%、残余パラジウム(Pd)で構成するPt−Pd二元合金
(2) (1)の合金に対して、(4)と(5)に掲げる元素をそれぞれ最大10重量%までの範囲内で、(6)に掲げる元素をそれぞれ最大5重量%までの範囲内で、(7)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで添加したPt−Pd合金
(3) プラチナ(Pt)50〜99.4重量%、残余全てを(4)に掲げる元素をそれぞれ最大50重量%までの範囲内で、(5)に掲げる元素をそれぞれ最大10重量%までの範囲内で、(6)に掲げる元素をそれぞれ最大5重量%までの範囲内で、(7)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで合金したPt合金
(4) 金(Au)
(5) 銅(Cu)
(6)ルテニウム(Ru)、コバルト(Co)、タングステン(W)
(7)ロジウム(Rh)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)、ホウ素(B)、ケイ素(Si)
(8) プラチナ(Pt)99.95〜100重量%
(9)チタン(Ti)もしくはチタン合金
(10) 金(Au)70〜90重量%、パラジウム(Pd)10〜30重量%、残余有る場合は全てを銀(Ag)と銅(Cu)のいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで構成するAu-Ag二元合金もしくはAu-Cuニ元合金もしくはAu-Ag-Cu三元合金
(11) (10)の合金に対して、(12)に掲げる元素をそれぞれ最大5重量%までの範囲内で、(13)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで添加したAu合金。
(12)マンガン(Mn)、タングステン(W)、ニッケル(Ni)、鉄(Fe)
(13)ジルコニウム(Zr)、亜鉛(Zn)、インジウム(In)、チタン(Ti)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)
(14) (1)から(13)においては、金属精錬技術的に不可避不純物は全て内包する。

0017

(a) 金(Au)50〜99.98重量%、残余全てを銀(Ag)と銅(Cu)のいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで構成するAu合金。
(b) (a)の合金に対して、(d)に掲げる元素をそれぞれ最大30重量%までの範囲内で、(e)に掲げる元素をそれぞれ最大10重量%までの範囲内で、(f)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで添加したAu合金。
(c) 金(Au)50〜99.98重量%、残余全てを(d)に掲げる元素をそれぞれ最大30重量%までの範囲内で、(e)に掲げる元素をそれぞれ最大10重量%までの範囲内で、(f)に掲げる元素をそれぞれ最大1重量%までの範囲内で、これらのいずれか、もしくはこれら幾つかの組み合わせで合金したAu合金。
(d)マンガン(Mn)、ニッケル(Ni)
(e)パラジウム(Pd)、タングステン(W)、鉄(Fe)
(f)ジルコニウム(Zr)、亜鉛(Zn)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)、チタン(Ti)
(g) 金(Au)99.99〜100重量%
(h) (a)から(g)においては、金属精錬技術的に不可避な不純物は全て内包する。

0018

(i)天然ダイヤモンドもしくは合成ダイヤモンド
(ii)天然ルビーもしくは合成ルビー
(iii) 天然サファイヤもしくは合成サファイヤ
(iiii)キュービックジルコニアもしくは、それに類する合成石

0019

デザイン性を考慮し仕上げた小粒向け宝石固定用爪の形状は、実施例ではハート形を中心に取り上げたが、クローバー形ダイヤ形、星形など、そのバリエーション多種多様であり、それは個々の宝飾品のデザイン的部分に準ずる事項である。本案では、その様なデザイン性のある爪を有した宝飾品を提供することが主旨である。また素材となる融点差を有する2種類の貴金属素材は、ロストワックス鋳造で製作可能なもので有れば自由であり、主体となる貴金属より100℃以上融点の高い貴金属で宝石固定用爪を製作し、宝石固定用爪の貴金属より100℃以上融点の低い貴金属を主体として用いるという制約があるのみである。

発明の効果

0020

本発明による宝飾品では、小粒宝石固定用爪において従来では得られなかった、爪1個体およびその集合体で表現されるデザイン性を有したものや、小粒宝石固定用爪群の全体像にデザイン性を有しているもの、めっきという表層装飾処理を用いずにマルチカラーな小粒宝石固定用爪を実現することが可能で、宝飾品としての付加価値とデザイン性の独自性の範囲が著しく向上しているものである。

図面の簡単な説明

0021

図1は、先端がハート形というデザイン性を有する小粒宝石固定用爪の複製を示した図面代用写真である。(実施例1)
図2は、小粒宝石固定用爪が規定数量差し込めることが可能なように形状を整えた主となる宝飾品原型を製作するにあたっての3次元CADイメージ図を示した図面代用写真である。(実施例1)
図3は、小粒宝石固定用爪が規定数量差し込めることが可能なように形状を整えた主となる宝飾品原型の複製たるワックスパターンを示した図面代用写真である。(実施例1)
図4は、小粒宝石固定用爪の先端を加熱し熱伝導によりワックスパターンとの接合部を溶融させ、その部位の仮付けした状態を示した図面代用写真である。(実施例1)
図5も、図4と同様の状態を示した図面代用写真である。(実施例1)
図6は、主体となる金合金で鋳造を行い、ダイヤモンドが鋳造同時異種金属結合によりハート形というデザイン性を有する小粒宝石固定用爪で取り付けた宝飾品ペンダント枠となった状態を示した図面代用写真である。(実施例1)
図7は、図6の該当局部拡大した状態を示した図面代用写真である。(実施例1)
図8は、3次元CADイメージ図による完成状態を示した図面代用写真である。(実施例1)
図9は、デザイン性を考慮して任意形状に仕上げた小粒宝石固定用爪の形状バリエーション違いの実施例を示した図面代用写真である。
図10も、図9と同様に小粒宝石固定用爪の形状バリエーション違いの実施例を示した図面代用写真である。
図11は、これら各種形状違いの小粒宝石固定用爪を集合体で幾何学的に配列して、爪群の全体像に意図的なデザインを表現した場合の3次元CADイメージ図の例を示した図面代用写真である。
図12は、図11の場合とは別のバリエーション違いとして、小粒宝石固定用爪を集合体で幾何学的に配列して、爪群の全体像に意図的なデザインを表現した場合の3次元CADイメージ図の例を示した図面代用写真である。
図13は、先端がハート形というデザイン性を有する小粒宝石固定用爪原型を図示したもので、図1での事例の前段階を表したものである。(実施例1)
図14は、必要部位の符号1aと1bの一体である符号1、小粒向け宝石固定用爪の完成形状を図で示したものである。(実施例1)
図15は、図3での事例を、解説の為に簡素化して図で示したものである。(実施例1)
図16は、図15に続いて、図14での符号1の部材を用いて、小粒宝石を固定していく過程を示した解説図である。(実施例1)
図17は、従来から一般的に行われている物理的加工による宝石固定法の流れを簡素化して図で示したものである。
図18は、本案における新たな宝石固定法の流れを簡素化して図で示したものである。

0022

写真を示しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲は以下の実施形態、実施例および図示例、形状に限定されるものではない。

0023

予め、意図的にデザイン性を考慮して任意形状に仕上げたO.25ct(カラット)以下の小粒向け宝石固定用爪原型(図13)と、その宝石固定用爪が規定数量差し込めることが可能なように形状を整えた主となる宝飾品原型を用意した後、ロストワックス鋳造法技術に基づき、その宝石固定用爪原型を元に、主体となる金合金(Au75%、残部Ag15%、Cu10%)より融点が100℃以上高いプラチナ合金(Pt90%、残部Pd10%)にて、先端がハート形というデザイン性を有する研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒向け宝石固定用爪の複製(図14)を必要数量作成しておき、続いて同じく主となる宝飾品原型を元にして、その複製たるワックスパターン(図15)を用意し、ワックスパターンの段階で、先に用意した先端がハート形というデザイン性を有する宝石固定用爪の複製を所定の穴に差し込むことで宝石を取り付け(図16)、宝石固定用爪の先端を加熱し熱伝導によりワックスパターンとの接合部を溶融させ、その部位の仮付けを行い(図18)、その後の作業で脱落せぬようにして、宝石固定用爪を劣化させぬように鋳型の焼成を行った後に、主体となる金合金(Au75%、残部Ag15%、Cu10%)で鋳造を行い、宝石が鋳造同時異種金属拡散結合によりハート形というデザイン性を有する研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒向け宝石固定用爪で取り付けた宝飾品を得る。

0024

実施例での説明では、デザイン性を考慮して任意形状に仕上げた研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒向け宝石固定用爪においてハート形を代表例として取り上げたが、そのバリエーションは図9および図10のようにクローバー形、星形などと多種多様である。すなわち、本案実施にあたっての小粒向け宝石固定用爪での形状は、ハート形に限定されるものではない。本案提出までに、図9および図10のようなハート形以外の小粒向け宝石固定用爪の製作も進行中であり、その形状違いが、本案の製作上の技術的な違いを産む要素ではなく、結果として得られる宝飾品の意匠の差違をもたらすものである。また素材となる融点差を有する2種類の貴金属素材は、ロストワックス鋳造で製作可能なもので有れば自由であり、主体となる貴金属より100℃以上融点の高い貴金属で宝石固定用爪を製作し、宝石固定用爪の貴金属より100℃以上融点の低い貴金属を主体として用いるという制約があるのみである。

0025

予め、ハート形に仕上げた研磨加工されたO.25ct(カラット)以下の小粒向け宝石固定用爪原型を元に、主体となる金合金より融点が100℃以上高いプラチナ合金(Pt90%、残部Pd10%)にて、先端がハート形というデザイン性を有する小粒宝石固定用爪の複製を図1のように必要数量作成した。

0026

続いて、その宝石固定用爪が規定数量差し込めることが可能なように、図2のイメージで形状を整えた主となる宝飾品原型を用意した後、ロストワックス鋳造法技術に基づき、その複製たるワックスパターンを図3のように用意した。

0027

これに主体となる金合金(Au75%、残部Ag15%、Cu10%)より融点が100℃以上高いプラチナ合金(Pt90%、残部Pd10%)にて、先端がハート形というデザイン性を有する小粒宝石固定用爪の複製を所定の穴に差し込むことでダイヤモンドを取り付け、宝石固定用爪の先端を加熱し熱伝導によりワックスパターンとの接合部を溶融させ、その部位の仮付けを行い、その後の作業で脱落せぬようにしたのが図4図5である。

0028

続いて、このようにして出来上がったワックスパターンを、取り付けた宝石固定用爪を劣化させぬように鋳型の焼成を行った後に、主体となる金合金(Au75%、残部Ag15%、Cu10%)で鋳造を行い、ダイヤモンドが鋳造による異種金属結合によりハート形というデザイン性を有する小粒向け宝石固定用爪で取り付けた宝飾品を得たのが図6で示すところであり、小粒宝石固定用爪付近の局部拡大した状態が図7である。図6の状態は、本案の該当部位がネックレスチェーンを通すパイプ的部分に該当し、ペンダントヘッドと呼ばれる宝飾品となっている。

0029

図8で示したCADイメージによる完成状態と、図6図7を比較すると、宝飾品としてのデザイン性に幅が出てきていることは一目瞭然である。

実施例

0030

実施例1とは別の宝飾品でのCADイメージによる実施例ではあるが、小粒宝石を固定する爪の先端に造形したデザインを有し、更にそれら固定爪の集合体で幾何学的に配列して、爪群の全体像に意図的なデザインを表現した宝飾品での1例として、図11を提示する。なおこの件についても、発明の範囲は実施形態、実施例および図示例、形状に限定されるものではない。

0031

従来では、宝石を必要十分な強度で固定し保持できれば、可能な限り小さく目立たない方が宝飾品を美しく見せるということが一般的な宝飾品製作者既成概念であった。これを本発明は逆転発想で、小粒宝石固定用爪自体にもデザイン性を附加させることを容易にして、自由度を得ることが可能となり、宝飾品全体でのデザイン、デザインの一部を宝石固定用爪が担える可能性が期待できる。

0032

1デザイン性を考慮して任意形状に仕上げたO.25ct(カラット)以下の小粒向け宝石固定用爪
1a デザイン性を考慮して任意形状に仕上げた宝石固定用爪の先端部
1b 宝石固定用爪の軸となる芯
2物理的加工前の宝石固定用爪になる部位
2a 物理的加工により仕上げられた単純形状の宝石固定用爪の先端部
湯道
4 宝石固定用爪が規定数量差し込めることが可能なように形状を整えた主となる宝飾品WAXパターン
5宝石の取付穴
6 宝石固定用爪の取付穴
7 宝石
8 宝石取付前の通常の宝飾品母材
9 物理的加工により宝石固定用爪を造形する工具であるタガネ
10ワックスを熱で溶融し加工する半田コテ
11熱伝導で溶融したワックス

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