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技術 沿岸工事の付帯設備仮設構造及び工法

出願人 西松建設株式会社
発明者 平川智幸
出願日 2009年4月30日 (11年9ヶ月経過) 出願番号 2009-110957
公開日 2010年11月18日 (10年3ヶ月経過) 公開番号 2010-261165
状態 未査定
技術分野 橋または陸橋 護岸
主要キーワード 工事領域 波浪状況 合成強度 玉掛け用 工事用車両 敷鉄板 沿岸水域 両側フランジ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年11月18日)のものです。
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図面 (17)

課題

施工性に優れ、時間的、経済的な損出をなくす。

解決手段

桟橋2の仮設では、複数の柱杭21、横桁22、及び通水孔を設けた縦桁23を用い、柱杭21を打設し、柱杭21の上に横桁22を架設して、この横桁22上に縦桁23を平面状に敷設する。土留の仮設では、上下方向に延びる一対の挟持部からなるジョイントを設けた複数の親杭と、波浪防止用の複数の平板を用い、複数の親杭を打設し、隣り合う各親杭の各ジョイントを相互に対向させて、各平板を各親杭間の各ジョイント間に嵌め込み設置する。

概要

背景

海の沿岸部に設置された各種設備補修工事等、沿岸部で工事を行う場合、沿岸部に工事用車両建設機械の移動その他の作業用通路を通すために、沿岸部の基線から沿岸部の工事領域にかけて桟橋仮設し、また、海からの波浪が工事の妨げになるので、これを防止するために、沿岸部の工事領域の周囲に土留を仮設するなど、沿岸工事に伴い、沿岸付帯設備を仮設する必要がある。

図11及び図12に従来の桟橋を示している。図11及び図12に示すように、従来の桟橋4は鋼材からなる柱杭41、…、横桁42、…、縦桁43、…、及び覆工板44、…などにより構築される。この桟橋4の場合、まず、沿岸部の基線上所定の位置に桟橋の乗り入れ部40を設ける。この場合、図13に示すように、乗り入れ部40はその周囲に自立式鋼矢板鉄板)401、…を打ち込み、海砂盛土し、盛土の上に鉄板402を敷いて形成する。なお、乗り入れ部40周囲の鋼矢板401、…により海砂の流出を防止しているが、海砂は(沿岸水域の)波浪により流出するため、これを日々管理する必要があり、盛土が流出したら、盛土を元に戻すことにより対処する。次に、図11、図12に示すように、複数の柱杭41、…を桟橋の乗り入れ部40から沿岸部の工事領域に向けて並列に所定の間隔で打設する。次いで、これら柱杭41、…の上に複数の横桁42、…を桟橋の幅方向に向けて桟橋の延びる方向に並列に架設し、さらに、これら横桁42、…上に複数の縦桁43、…を桟橋の幅方向に並列にかつ桟橋の延びる方向に連続的に架設する。そして、図14に示すように、複数の縦桁43、…の上に覆工板44、…を敷設し、その両側に手摺45を設置する。なお、各鋼材の接続はボルトナットにより行う。このような工程を繰り返し行い、桟橋4を乗り入れ部40から沿岸部の工事領域まで仮設する。このようにして沿岸部に作業用通路を通し、工事用車両や建設機械の移動に供する。この種の仮設桟橋は特許文献1などに記載されている。

図15及び図16に従来の仮設土留を示している。図15及び図16に示すように、従来の仮設土留5は複数の鋼矢板(鉄板)51、…、及び腹起し切梁52、…などで自立式鋼矢板式により築上される。この場合、まず、沿岸部の工事領域周囲の締切り箇所に鋼矢板51、…を一列(一重鋼矢板方式の場合)又は二列二重鋼矢板方式の場合)にして連続して打ち込む。そして、これら鋼矢板51、…を腹起し、切梁52、…により支承する。このようにして沿岸部の工事領域を複数の鋼矢板51、…で取り囲み海洋の波浪を防止する。この種の仮設土留は特許文献2などに記載されている。

概要

施工性に優れ、時間的、経済的な損出をなくす。桟橋2の仮設では、複数の柱杭21、横桁22、及び通水孔を設けた縦桁23を用い、柱杭21を打設し、柱杭21の上に横桁22を架設して、この横桁22上に縦桁23を平面状に敷設する。土留の仮設では、上下方向に延びる一対の挟持部からなるジョイントを設けた複数の親杭と、波浪防止用の複数の平板を用い、複数の親杭を打設し、隣り合う各親杭の各ジョイントを相互に対向させて、各平板を各親杭間の各ジョイント間に嵌め込み設置する。

目的

本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、この種の沿岸工事の付帯設備仮設構造及び工法において、覆工板が沿岸水域の波浪、高波波力により移動したり外れたりすることに対して行う覆工板の探索と復旧作業、さらに、この覆工板の一部が外れて横桁、縦桁、ブレースなどに衝接しこれら鋼材を損傷させることに対して行う補修作業を一切不要とし、時間的、経済的な損出をなくすこと、しかも、波浪、高波の波力を軽減でき、施工性に優れた桟橋にすること、さらに、乗り入れ部の盛土の流出を少なくし、乗り入れ部の管理、及び復旧作業を軽減すること、併せて、乗り入れ部を簡易かつ経済的(低コスト)に形成すること、また、土留を簡易かつ短時間にしかも経済的(低コスト)に設置及び撤去すること、併せて波浪を確実に防止すること、などを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

沿岸工事に伴い、沿岸部の基線から沿岸部の工事領域まで桟橋仮設して作業用通路を通すとともに、前記工事領域の周囲に土留を仮設して沿岸水域波浪を防止する、沿岸工事の付帯設備仮設構造において、桟橋は、前記沿岸部の基線と前記沿岸部の工事領域までの間に並列に所定の間隔で打設される複数の柱杭と、前記複数の柱杭の上に前記桟橋の幅方向に向けて前記桟橋の延びる方向に並列に架設される複数の横桁と、前記複数の横桁上に前記桟橋の幅方向に並列にかつ前記桟橋の延びる方向に連続的に架設される複数の縦桁と、を備え、前記複数の縦桁は当該各縦桁に通水孔が穿たれて、前記桟橋の幅方向に相互に近接して前記桟橋の延びる方向に相互に連接して敷設される、ことを特徴とする沿岸工事の付帯設備仮設構造。

請求項2

柱杭、横桁、縦桁はH型鋼が採用される請求項1に記載の沿岸工事の付帯設備仮設構造。

請求項3

沿岸部の基線上所定の位置から前記沿岸部の内方に向けて所定の範囲の周囲に複数の矢板が打設され、当該領域内が盛土され、鉄板が敷設されてなる桟橋の乗り入れ部を備え、前記矢板がタイロッド方式により支承される請求項1又は2に記載の沿岸工事の付帯設備仮設構造。

請求項4

土留は、工事領域の周囲に沿って所定の間隔に打設される複数の親杭と、前記各親杭間に設置される波浪防止用の複数の平板と、を備え、前記各親杭は隣り合う各々の相互に対向する面に上下方向に延びる一対の挟持部からなるジョイントを有し、前記各平板は前記各親杭間に前記各ジョイント間に嵌め込まれて設置される、請求項1乃至3のいずれかに記載の沿岸工事の付帯設備仮設構造。

請求項5

親杭はH型鋼、平板は鉄板、ジョイントはL型鋼がそれぞれ採用される請求項1乃至4のいずれかに記載の沿岸工事の付帯設備仮設構造。

請求項6

沿岸工事に伴い、沿岸部の基線から沿岸部の工事領域まで桟橋を仮設して作業用通路を通すとともに、前記工事領域の周囲に土留を仮設して沿岸水域の波浪を防止する、沿岸工事の付帯設備仮設工法において、桟橋の仮設は、複数の柱杭、横桁、及び通水孔を設けた縦桁を用い、前記複数の柱杭を前記沿岸部の基線と前記沿岸部の工事領域との間に並列に所定の間隔で打設し、前記複数の柱杭の上に前記複数の横桁を前記桟橋の幅方向に向けて前記桟橋の延びる方向に並列に架設して、前記複数の横桁上に前記複数の縦桁を前記桟橋の幅方向に並列に相互に近接して、かつ前記桟橋の延びる方向に相互に連接して敷設する、ことを特徴とする沿岸工事の付帯設備仮設工法。

請求項7

土留の仮設は、上下方向に延びる一対の挟持部からなるジョイントを設けた複数の親杭と、波浪防止用の複数の平板を用い、前記複数の親杭を工事領域の周囲に沿って所定の間隔に隣り合う各親杭の各ジョイントを相互に対向させつつ打設して、前記各平板を前記各親杭間に前記各ジョイント間に嵌め込むことにより設置する請求項6に記載の沿岸工事の付帯設備仮設工法。

技術分野

0001

本発明は、沿岸工事付帯設備仮設構造及び工法に関し、特に、海洋港湾などの水域に接する沿岸部で行う沿岸工事に伴い、当該沿岸部に仮設する桟橋土留の構造及びその工法に関する。

背景技術

0002

海の沿岸部に設置された各種設備補修工事等、沿岸部で工事を行う場合、沿岸部に工事用車両建設機械の移動その他の作業用通路を通すために、沿岸部の基線から沿岸部の工事領域にかけて桟橋を仮設し、また、海からの波浪が工事の妨げになるので、これを防止するために、沿岸部の工事領域の周囲に土留を仮設するなど、沿岸工事に伴い、沿岸付帯設備を仮設する必要がある。

0003

図11及び図12に従来の桟橋を示している。図11及び図12に示すように、従来の桟橋4は鋼材からなる柱杭41、…、横桁42、…、縦桁43、…、及び覆工板44、…などにより構築される。この桟橋4の場合、まず、沿岸部の基線上所定の位置に桟橋の乗り入れ部40を設ける。この場合、図13に示すように、乗り入れ部40はその周囲に自立式鋼矢板鉄板)401、…を打ち込み、海砂盛土し、盛土の上に鉄板402を敷いて形成する。なお、乗り入れ部40周囲の鋼矢板401、…により海砂の流出を防止しているが、海砂は(沿岸水域の)波浪により流出するため、これを日々管理する必要があり、盛土が流出したら、盛土を元に戻すことにより対処する。次に、図11図12に示すように、複数の柱杭41、…を桟橋の乗り入れ部40から沿岸部の工事領域に向けて並列に所定の間隔で打設する。次いで、これら柱杭41、…の上に複数の横桁42、…を桟橋の幅方向に向けて桟橋の延びる方向に並列に架設し、さらに、これら横桁42、…上に複数の縦桁43、…を桟橋の幅方向に並列にかつ桟橋の延びる方向に連続的に架設する。そして、図14に示すように、複数の縦桁43、…の上に覆工板44、…を敷設し、その両側に手摺45を設置する。なお、各鋼材の接続はボルトナットにより行う。このような工程を繰り返し行い、桟橋4を乗り入れ部40から沿岸部の工事領域まで仮設する。このようにして沿岸部に作業用通路を通し、工事用車両や建設機械の移動に供する。この種の仮設桟橋は特許文献1などに記載されている。

0004

図15及び図16に従来の仮設土留を示している。図15及び図16に示すように、従来の仮設土留5は複数の鋼矢板(鉄板)51、…、及び腹起し切梁52、…などで自立式鋼矢板式により築上される。この場合、まず、沿岸部の工事領域周囲の締切り箇所に鋼矢板51、…を一列(一重鋼矢板方式の場合)又は二列二重鋼矢板方式の場合)にして連続して打ち込む。そして、これら鋼矢板51、…を腹起し、切梁52、…により支承する。このようにして沿岸部の工事領域を複数の鋼矢板51、…で取り囲み、海洋の波浪を防止する。この種の仮設土留は特許文献2などに記載されている。

先行技術

0005

特開2006−104709公報
特開平7−18668号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記従来の沿岸工事の付帯設備仮設構造及び工法では、次のような課題がある。
(1)桟橋の覆工板が沿岸水域の波浪、高波波力により移動したり外れたりするため、覆工板の探索と復旧作業が必要になり、これに要する時間的、経済的損出が大きい。この覆工板が水域中に落ちたりでもしたら、復旧は極めて困難で、経済的損出は甚大である。しかも、沿岸付近天気は一定しないため、沿岸工事の工程に影響が出ることは必至である。
(2)この覆工板の一部が(沿岸水域の波浪、高波の波力により)外れたりすると、これが横桁、縦桁、ブレースなどに衝接して、これらの鋼材を損傷させるため、これら鋼材の補修が必要になり、これに要する時間的、経済的損出が大きい。既述のとおり、沿岸付近の天気は一定しないため、沿岸工事の工程に影響が出ることは避けられない。
(3)上記(1)、(2)により沿岸工事を一時的に中断しなければならない。
(4)桟橋の乗り入れ部(盛土)は沿岸部の(悪)天候、時化、などの変化により、日々崩れるため、その都度、乗り入れ部を復旧しなければならない。
(5)桟橋の乗り入れ部(盛土)が崩壊することになれば、乗り入れ部から敷鉄板や鋼矢板が流出して復旧作業が煩雑になるので、これを未然に防止するために、乗り入れ部の管理が頻繁に必要となる。
(6)この乗り入れ部の復旧が完了しない間は、工事用車両や建設機械などが桟橋に乗り入れできないので、沿岸工事は中断する他ない。
(7)土留を鋼矢板、及び腹起し、切梁などで自立式鋼矢板式により仮設するので、仮設工事の途中で、打ち込み後の鋼矢板の板面に沿岸水域の波浪を受けたりすると、その自立自体が不能となる。このため、沿岸部での土留の設置は容易ではなく、土留の設置に多くの時間を必要とする。土留を撤去する場合も同様である。なお、この場合、鋼矢板を波浪に耐え得る構造に変えることで対応することもできるが、クレーン、材料の重量が増大するため、桟橋の補強や構造の見直しが必要になり、これに要する作業や経済的な負担が大きい。

0007

本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、この種の沿岸工事の付帯設備仮設構造及び工法において、覆工板が沿岸水域の波浪、高波の波力により移動したり外れたりすることに対して行う覆工板の探索と復旧作業、さらに、この覆工板の一部が外れて横桁、縦桁、ブレースなどに衝接しこれら鋼材を損傷させることに対して行う補修作業を一切不要とし、時間的、経済的な損出をなくすこと、しかも、波浪、高波の波力を軽減でき、施工性に優れた桟橋にすること、さらに、乗り入れ部の盛土の流出を少なくし、乗り入れ部の管理、及び復旧作業を軽減すること、併せて、乗り入れ部を簡易かつ経済的(低コスト)に形成すること、また、土留を簡易かつ短時間にしかも経済的(低コスト)に設置及び撤去すること、併せて波浪を確実に防止すること、などを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明は、沿岸工事に伴い、沿岸部の基線から沿岸部の工事領域まで桟橋を仮設して作業用通路を通すとともに、前記工事領域の周囲に土留を仮設して沿岸水域の波浪を防止する、沿岸工事の付帯設備仮設構造において、桟橋は、前記沿岸部の基線と前記沿岸部の工事領域までの間に並列に所定の間隔で打設される複数の柱杭と、前記複数の柱杭の上に前記桟橋の幅方向に向けて前記桟橋の延びる方向に並列に架設される複数の横桁と、前記複数の横桁上に前記桟橋の幅方向に並列にかつ前記桟橋の延びる方向に連続的に架設される複数の縦桁とを備え、前記複数の縦桁は当該各縦桁に通水孔が穿たれて、前記桟橋の幅方向に相互に近接して前記桟橋の延びる方向に相互に連接して敷設される、ことを要旨とする。

0009

また、この構造においては、各部に次のような構成を備えることが好ましい。
(1)柱杭、横桁、縦桁はH型鋼が採用される。
(2)沿岸部の基線上所定の位置から前記沿岸部の内方に向けて所定の範囲の周囲に複数の矢板が打設され、当該領域内が盛土され、鉄板が敷設されてなる桟橋の乗り入れ部を備え、前記矢板がタイロッド方式により支承される。
(3)土留は、工事領域の周囲に沿って所定の間隔に打設される複数の親杭と、前記各親杭間に設置される波浪防止用の複数の平板とを備え、前記各親杭は隣り合う各々の相互に対向する面に上下方向に延びる一対の挟持部からなるジョイントを有し、前記各平板は前記各親杭間に前記各ジョイント間に嵌め込まれて設置される。
(4)親杭はH型鋼、平板は鉄板、ジョイントはL型鋼がそれぞれ採用される。

0010

上記目的を達成するために、本発明は、沿岸工事に伴い、沿岸部の基線から沿岸部の工事領域まで桟橋を仮設して作業用通路を通すとともに、前記工事領域の周囲に土留を仮設して沿岸水域の波浪を防止する、沿岸工事の付帯設備仮設工法において、桟橋の仮設は、複数の柱杭、横桁、及び通水孔を設けた縦桁を用い、前記複数の柱杭を前記沿岸部の基線と前記沿岸部の工事領域との間に並列に所定の間隔で打設し、前記複数の柱杭の上に前記複数の横桁を前記桟橋の幅方向に向けて前記桟橋の延びる方向に並列に架設して、前記複数の横桁上に前記複数の縦桁を前記桟橋の幅方向に並列に相互に近接して、かつ前記桟橋の延びる方向に相互に連接して敷設する、ことを要旨とする。

0011

また、この工法においては、土留の仮設は、上下方向に延びる一対の挟持部からなるジョイントを設けた複数の親杭と、波浪防止用の複数の平板を用い、前記複数の親杭を工事領域の周囲に沿って所定の間隔に隣り合う各親杭の各ジョイントを相互に対向させつつ打設して、前記各平板を前記各親杭間に前記各ジョイント間に嵌め込むことにより設置する。

発明の効果

0012

本発明の沿岸工事の付帯設備仮設構造及び工法では、上記の各構成及び各工法により、次のような効果を奏することができる。
(1)この桟橋では、覆工板を使用しないので、従来の、覆工板が沿岸水域の波浪、高波の波力により移動したり外れたりすることに対して行う覆工板の探索と復旧作業、さらに、この覆工板の一部が外れて横桁、縦桁、ブレースなどに衝接しこれら鋼材を損傷させることに対して行う補修作業を一切不要とし、時間的、経済的な損出をなくすことができ、工期のロスを大幅に減少することができる。しかも、従来の覆工板に代えて、通水孔を設けた縦桁を敷き詰めて、通路面を構成するので、通路面の剛性を高めて波浪、高波に対して強くすることができ、他面で、通水孔の作用により波浪、高波の波力を軽減することができ、この通路面が従来のように移動したり外れたりすることがなく、破損することもない。この構造により、多少の波浪でも、(沿岸工事の)作業が可能となる。また、従来の覆工板がないことで、横桁、縦桁の各接続部に隙間が多くなり、施工性がよい利点がある。
(2)この桟橋の乗り入れ部では、乗り入れ部の周囲に矢板を打設し、この矢板をタイロッド方式により支承するので、乗り入れ部の盛土の流出を少なくすることができ、これにより、乗り入れ部の管理、及び復旧作業を大幅に軽減することができる。しかも、このタイロッド方式による合成強度により、矢板が従来に比べて小さく軽量のものですみ、乗り入れ部を簡易かつ経済的(低コスト)に形成することができる。
(3)この土留では、複数の親杭を工事領域の周囲に沿って所定の間隔に打設して、複数の平板をそれぞれ各親杭間に各親杭の各ジョイント間に嵌め込むことにより設置するので、土留を小さな材料で対応可能な単純な構造にして、土留を簡易かつ短時間にしかも経済的(低コスト)に設置又は撤去することができる。この場合、各親杭間に所定の間隔があり、各親杭を連結していないので、波浪に対して強く、また、各平板を各親杭のジョイントに嵌め込むだけなので、波浪状況に応じて施工手順を決め、又は変更することができ、施工性が極めてよい。さらに、複数の平板を複数の親杭間にジョイントを介して支持することで、軽量の矢板を使用しても、波浪を確実に防止することができる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の一実施の形態における沿岸工事の付帯設備仮設構造及び工法を示す平面図
同構造及び工法により仮設された桟橋の乗り入れ部及び桟橋の一部省略側面断面図
同構造及び工法により仮設された桟橋の乗り入れ部及び桟橋の一部省略平面断面図
同構造及び工法により仮設された桟橋の一部省略正面断面
同構造及び工法により仮設された桟橋の一部省略平面図
同構造及び工法により仮設された土留の平面図
同構造及び工法により仮設された土留の側面断面図
同構造及び工法により仮設された土留の要部拡大平面断面図
同構造及び工法により仮設された土留の要部拡大平面断面図
同構造及び工法による土留の平板に使用する鉄板の正面図
従来の沿岸工事の付帯設備仮設構造及び工法により仮設された桟橋の乗り入れ部及び桟橋の一部省略側面断面図
同構造及び工法により仮設された桟橋の一部省略正面断面図
同構造及び工法により仮設された桟橋の乗り入れ部及び桟橋の一部省略平面断面図
同構造及び工法により仮設された桟橋の一部省略平面図
同構造及び工法により仮設された土留の平面図
同構造及び工法により仮設された土留の側面断面図

実施例

0014

次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1乃至図10にこの発明の一実施の形態を示している。この実施の形態では、海の沿岸部に設置された塩水取水設備に海水腐食した取水管があり、この取水管の取替工事(沿岸工事)を行うため、沿岸部の基線(線)から沿岸部の工事領域まで桟橋を仮設し、沿岸部の工事領域の周囲に土留を仮設する場合を例示する。図1に示すように、この沿岸部は浜線Lからおよそ30m乃至40mのところまで遠浅砂浜で、その先が水深およそ25m乃至30mの落ち込みになっている。その地点で、波浪が大きくなり、砂浜に打ち上げられる。引き波も波浪が大きいため、浜線Lは刻一刻変化する。天候は変わりやすく、時化のときもあれば、台風のときもある。このような状況の沿岸部に塩水取水設備Aが設置されている。この設備Aは、浜線Lから40m位のところに、ポンプ場aが設置され、このポンプ場aから海側及び陸側送水管b、cが延ばされている。海側の送水管bはポンプ場aから海洋に向けて架台eを介して設置され、その先端に海水の取水管dが設けられる。陸側の送水管cはポンプ場aから内陸に向けて橋脚fを介して設置され、陸側の除砂装置gを介して供給先へ連結される。この仮設工事では、浜線L上の所定の位置から陸側の送水管c、ポンプ場a、及び海側の送水管bに沿って取水管dの近傍まで桟橋2を仮設して浜線L上の所定の位置と取水管dとの間に作業用通路を通し、取水管dの周囲に土留3を仮設して海洋からの波浪を防止する。

0015

図2及び図3に桟橋の乗り入れ部を示している。図2及び図3に示すように、桟橋の乗り入れ部1は沿岸部の浜線L上所定の位置から沿岸部の内方に向けて、つまり海方向所定の範囲に形成され、浜線Lから略同じレベルの平面状に延出される。この乗り入れ部1は、当該所定の範囲の周囲に複数の鋼矢板11、…が打設され、当該領域内が海砂により盛土され、この盛土の上に鉄板12が敷設されて形成される。この乗り入れ部1では、鋼矢板11は控え工及びタイ材を用いるタイロッド方式により支承される。この場合、各鋼矢板11、…間はタイロッド又はタイワイヤーなどのタイ材により連結され、各鋼矢板11、…はこれらタイ材により引張られて支承される。なお、このタイロッド方式による合成強度により、鋼矢板11を軽量化して、鋼矢板11に2型矢板を使用する。

0016

図2及び図4図5に桟橋を示している。図2及び図4に示すように、桟橋2は、複数の柱杭21、…、複数の横桁22、…、複数の縦桁23、…などにより構築される。複数の柱杭21、…は沿岸部の基線と沿岸部の工事領域までの間に並列に所定の間隔で打設される。この場合、柱杭21はH型鋼が採用され、複数のH型鋼が浜線Lに延出形成された乗り入れ部1から沿岸部の取水管dまでの間に並列に所定の間隔で打ち込まれる。なお、これらの柱杭21、…を安定させるため、各柱杭21、…間にブレース211、…などが取り付けられる。複数の横桁22、…は複数の柱杭21、…の上に桟橋の幅方向に向けて桟橋の延びる方向に並列に架設される。この場合、横桁22はH型鋼が採用され、複数のH型鋼が複数の柱杭21、…の上に、H型鋼の両側フランジを上下にして両端を桟橋の幅方向に向け、桟橋の延びる方向に並列に架設される。複数の縦桁23、…は通水孔が穿たれて、複数の横桁22、…上に桟橋の幅方向に並列に相互に近接してかつ桟橋の延びる方向に相互に連接して連続的に架設され、複数の縦桁23、…が全体として平面状に敷設される。この場合、縦桁23はH型鋼が採用され、両側のフランジ面に多数の通水孔が穿たれる。これらのH型鋼は複数の横桁22、…上に、図4及び図5に示すように、H型鋼の両側フランジを上下にして両端を桟橋の延びる方向に向け、桟橋の幅方向に並列に相互に所定の小さい(この場合、5cmほどの)間隔で近接して、かつ桟橋の延びる方向に相互に連接して架設される。このように多数の縦桁23、…が複数の横桁22、…上に架け渡され平面状に敷設されて、横桁22、…上に桟橋の通路面が形成される。そして、両側の各縦桁23、…に沿って手摺24、24が設置固定される。なお、これら鋼材の接続に、ボルト・ナットが使用されるが、この場合、波浪の波力でナットが緩まないように、ダブルナットにして、溶接により固定されることが好ましい。

0017

図6乃至図10に土留を示している。図6図7に示すように、土留3は複数の親杭31、…と波浪防止用の複数の平板32、…とにより組み立てられる。複数の親杭31、…はそれぞれ打設配列されたときの隣り合う各々の相互に対向する面に上下方向に延びる一対の挟持部331、331からなるジョイント33を備え、工事領域の周囲に沿って所定の間隔に打設される。この場合、図8に示すように、親杭31はH型鋼が採用され、ジョイント33の一対の挟持部331、331にL型鋼が採用されて、工事領域の角部に打設される親杭31は、一方のフランジ面及び一方のウェブ面のそれぞれ幅方向略中央に、一対のL型鋼が(各L型鋼の長さ方向を)上下に向けて(平板32の厚さよりも大きい)所定の間隔で並列に固着されてジョイント33が形成され、工事領域の角部間に打設される親杭31は、両方のフランジ面のそれぞれ幅方向略中央に、一対のL型鋼が(各L型鋼の長さ方向を)上下に向けて(平板の厚さよりも大きい)所定の間隔で並列に固着されてジョイント33が形成される。なお、このジョイント33は、図7に示すように、親杭31の根入れ部分に設ける必要はない。このようにして、図6に示すように、複数のH型鋼は角部のもの及び角部間のものがそれぞれ、沿岸部の取水管dの周囲を略矩形状に取り囲むようにしてかつ各親杭31、…の各ジョイント33、…を各親杭31、…の配列方向に向けて打ち込まれ、相互に隣り合う各親杭31、…の各ジョイント33、…が相互に対向される。複数の平板32は所定の大きさ、形状を有し、これら親杭31、…間に設置される。この場合、平板32は加工とし、鉄板により所定の大きさの矩形状に形成される。さらに、平板32の両側縁部にはそれぞれ、図9に示すように、各親杭31、…の各ジョイント33、…の隙間を塞ぐためのゴム材からなる塞ぎ部材34が取り付けられる。また、この平板32は、図10に示すように、複数(例えば2枚)の鉄板を繋ぎジョイント35で連結して形成されてもよい。さらに、この平板32は、図10に示すように、クレーンの吊り下げ用に、上部の2箇所にそれぞれ吊り下ろし用金具36、36が固着され、これらの金具36、36にワイヤ37を介して玉掛け用フック38が取り付けられることが好ましい。このようにして複数の平板32、…はそれぞれ、(クレーンによる吊り下げ、落とし込みにより)各親杭31、…間に各親杭31、…の各ジョイント33、…間に嵌め込まれて設置される。そして、各親杭31の各ジョイント33の隙間は各平板32両側の塞ぎ部材34により塞がれて、砂止め(砂の浸入が防止)される。

0018

この付帯設備の仮設工法について図1を用い、さらに図2乃至図6及び図9参照しながら説明する。図1において、この工法では、桟橋の乗り入れ部1を仮設する工程、桟橋2を仮設する工程、土留3を仮設する工程を順次行う。

0019

桟橋の乗り入れ部1を作る工程では、まず、図3に示すように、沿岸部の浜線L上所定の位置から沿岸部の内方(海の方向)に向けて所定の範囲の周囲に、当該所定の範囲を略矩形状に取り囲むようにして複数の鋼矢板11、…を打設する。この場合、各鋼矢板11をタイロッド又はタイワイヤーなどのタイ材により連結する、タイロッド方式により支承する。そして、当該範囲内を海砂により盛土し、この盛土の上に鉄板12を敷設する。このようにして桟橋の乗り入れ部1を浜線L上所定の位置から略同じレベルの平面状に延出する。

0020

桟橋の仮設工程では、まず、図2に示すように、複数の柱杭(H型鋼)21、…を沿岸部の基線と沿岸部の工事領域までの間に並列に所定の間隔で打設する。この場合、複数の柱杭21、…を浜線Lに延出形成された乗り入れ部1から沿岸部の取水管dまでの間に並列に所定の間隔で打ち込む。なお、これらの柱杭21、…を安定させるため、各柱杭21、…間にブレース211などを取り付ける。続いて、図2及び図4に示すように、複数の柱杭21、…の上に複数の横桁(H型鋼)22、…を(H型鋼の両側フランジを上下にして)両端を桟橋の幅方向に向け、桟橋の延びる方向に並列に架設する。次いで、図4及び図5に示すように、複数の横桁22、…の上に複数の縦桁(H型鋼)23、…を桟橋の幅方向に並列にかつ桟橋の延びる方向に連続的に架設する。この場合、複数の縦桁23、…に複数の通水孔を穿設し、これらの縦桁23、…を桟橋の幅方向に相互に近接して並列に桟橋の延びる方向に相互に連接して架設し、これらの縦桁23、…を複数の横桁22、…上に平面状に敷設する。そして、この両側の各縦桁23、…に沿って手摺24、24を設置固定する。

0021

土留の仮設工程では、まず、図6に示すように、複数の親杭(H型鋼)31、…を先行して工事領域の周囲に沿って所定の間隔に打設する。この場合、各親杭31の周囲2方向の面に上下方向に延びる一対の挟持部(L型鋼)331、331からなるジョイント33を設け、各親杭31の各ジョイント33を各親杭31の配列方向に向けて打ち込み、相互に隣り合う各親杭31の各ジョイント33を相互に対向させる。そして、図6に示すように、所定の大きさ及び形状の複数の平板(鉄板)32、…を、これら親杭31、…間に設置する。この場合、平板32の両側縁部にそれぞれ、図9に示すように、各親杭31の各ジョイント33の隙間を塞ぐためのゴム材からなる塞ぎ部材34、34を取り付けて、各平板32を(クレーンによる吊り上げ、落とし込みにより)各親杭31、31間に各親杭31、31の各ジョイント33、33間に嵌め込み設置し、同時に、各平板32両側の各塞ぎ部材34で各親杭31、31の各ジョイント33、33の隙間を塞ぎ、砂止めする。

0022

以上説明したように、この構造及び工法では、従来の覆工板を使用しないので、従来、覆工板が沿岸水域の波浪、高波の波力により移動したり外れたりすることに対して行う覆工板の探索と復旧作業、さらに、この覆工板の一部が外れて横桁、縦桁、ブレースなどに衝接しこれら鋼材を損傷させることに対して行う補修作業を一切不要とし、時間的、経済的な損出をなくすことができ、工期のロスを大幅に減少することができる。しかも、従来の覆工板に代えて、桟橋2の上面に通水孔を設けた複数の縦桁23、…を略平面状に敷き詰めて、通路面を構成するので、通路面の剛性を高めて波浪、高波に対して強くすることができ、他面で通水孔の作用により波浪、高波の波力を軽減することができ、この通路面が従来のように移動したり外れたりすることがなく、破損することもない。したがって、この桟橋2によれば、多少の波浪ならば、沿岸工事が可能となる。また、覆工板がないことで、横桁22、縦桁23の各接続部に隙間が多くなり、施工性を大幅に向上させることができる。

0023

また、この構造及び工法では、桟橋の乗り入れ部1の周囲に複数の鋼矢板11、…を打設し、これらの鋼矢板11、…をタイロッド方式により支承するので、乗り入れ部1の盛土の流出を少なくして、乗り入れ部1の管理、及び復旧作業を大幅に軽減することができる。しかも、このタイロッド方式による合成強度により、各鋼矢板11に小さく軽量のものを用いることができ、乗り入れ部1を簡易かつ経済的(低コスト)に形成することができる。

0024

さらに、この構造及び工法では、土留3を複数の親杭31、…を工事領域の周囲に沿って所定の間隔に打設して、複数の鉄板32、…をそれぞれ各親杭31、…間に各親杭、…間の各ジョイント33、…に嵌め込むことにより設置するので、土留3を小さな材料で対応可能な単純な構造により設置することができ、土留3を簡易かつ短時間に、しかも経済的(低コスト)に設置又は撤去することができる。この場合、各親杭31、…間に所定の間隔があり、それぞれを連結していないので、波浪に強く、また、各鉄板32、…を各親杭31、…のジョイント33、…間に嵌め込むだけなので、波浪状況に応じて施工手順を決定又は変更することができ、施工性が極めてよい。さらに、複数の鉄板32、…を複数の親杭31、…間に挟持式のジョイント33、…を介して支持するようにしたので、軽量の鉄板32を使用しても、波浪を確実に防止することができる。

0025

なお、この実施の形態で採用された各種の型鋼や鉄板はこれに限定されるものではなく、同じ構成、機能を有する限り、他の材料に変更可能であることは言うまでもない。

0026

1桟橋の乗り入れ部
11鋼矢板
12鉄板
2 桟橋
21柱杭
211ブレース
22横桁
23縦桁
24手摺
3土留
31親杭
32平板(鉄板)
33ジョイント
331、331 挟持部
34塞ぎ部材
35繋ぎジョイント
36 吊り下ろし金具
37ワイヤ
38 玉賭け用フック
A 塩水取水設備
aポンプ場
b海側の送水管
c陸側の送水管
d取水管
e架台
f橋脚
g除砂装置
L浜線(沿岸部の基線)

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