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技術 表示制御装置、表示制御方法、プログラム及び記録媒体

出願人 キヤノン株式会社
発明者 金井映里酒井太良大矢将石田善彦小西薫
出願日 2009年4月28日 (12年9ヶ月経過) 出願番号 2009-109675
公開日 2010年11月11日 (11年3ヶ月経過) 公開番号 2010-257408
状態 特許登録済
技術分野 表示による位置入力 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 差異量 各表示アイテム テーブル型 着席位置 グリッド線 指示受け 色あい 同時操作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年11月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

ユーザー操作位置に制限なく、任意の位置で表示アイテム表示角度等を制御することができ、表示アイテムをユーザーの視認性よく表示することが可能な表示制御装置を提供する。

解決手段

表示部12と、表示部12に表示アイテムを表示するよう制御する表示制御部13と、表示アイテムを撮像する撮像部11とを備える。表示制御部13は、撮像部11により撮像された表示アイテムの画像と表示制御部13が表示制御する表示アイテムの画像情報とを比較する画像比較部14を備える。また、表示制御部13は、画像比較部14による比較結果に基づいて表示アイテムの画像情報を変更する画像情報変更部15を備える。

概要

背景

近年、環境への配慮から、写真文書等は、紙への出力を極力削減し、液晶ディスプレイ等に表示し、電子データで情報共有されることが多くなっている。また、写真や文書等は、打ち合わせ等の参考資料として用いられることが多く、これらの電子データを表示アイテムとして取り扱う表示制御装置が提案されている。

これらの表示制御装置は、水平に画面を配置したテーブル型表示装置(表示部)の周囲を複数のユーザーが囲んだ状態で使用されるものである。しかし、写真や文書等の表示アイテムは天地のある画像であるため、ユーザーの位置に依存して、視認性に差が生じてしまう。

正対して見ることができる位置のユーザーは、内容まで判読できるが、逆位置(正対から180度回転した状態で見える位置)にいるユーザーにとっては、文章等を詳細に判読することは不可能である。また、ユーザーまでの距離もまちまちであり、あるユーザーにとっては視認に十分な表示サイズであっても、別のユーザーには小さ過ぎたり、大き過ぎたりする場合があった。

上記課題に対し、特許文献1は、ユーザーの位置とウインドウ作成時の矩形情報から、当該ユーザーに正対となるように表示アイテムの表示角度を制御する表示制御装置を開示している。

また、特許文献2は、水平に配置された表示手段を囲んで着席したユーザーの数に応じて、各ユーザーに画面領域を割り当て、当該領域の表示アイテムを当該ユーザーに正対となるように表示角度を制御する表示制御装置を開示している。

概要

ユーザーの操作位置に制限なく、任意の位置で表示アイテムの表示角度等を制御することができ、表示アイテムをユーザーの視認性よく表示することが可能な表示制御装置を提供する。表示部12と、表示部12に表示アイテムを表示するよう制御する表示制御部13と、表示アイテムを撮像する撮像部11とを備える。表示制御部13は、撮像部11により撮像された表示アイテムの画像と表示制御部13が表示制御する表示アイテムの画像情報とを比較する画像比較部14を備える。また、表示制御部13は、画像比較部14による比較結果に基づいて表示アイテムの画像情報を変更する画像情報変更部15を備える。

目的

本発明の目的は、ユーザーの操作位置に制限なく、任意の位置で表示アイテムの表示角度等を制御することができ、表示アイテムをユーザーの視認性よく表示することが可能な表示制御装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

表示手段と、前記表示手段に表示アイテムを表示するよう制御する表示制御手段と、前記表示アイテムを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記表示アイテムの画像と前記表示制御手段が表示制御する前記表示アイテムの画像情報とを比較する画像比較手段と、前記画像比較手段による比較結果に基づいて前記表示アイテムの画像情報を変更する画像情報変更手段と、を備えることを特徴とする表示制御装置

請求項2

前記画像情報の変更は、前記表示アイテムの表示角度の変更であることを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。

請求項3

前記画像情報の変更は、前記表示アイテムの表示座標の変更であることを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。

請求項4

前記画像情報の変更は、前記表示アイテムの表示サイズの変更であることを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。

請求項5

前記画像情報の変更は、前記表示アイテムのパースペクティブの変更であることを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。

請求項6

前記画像情報の変更は、前記表示アイテムの色あいの変更であることを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。

請求項7

前記撮像手段により撮像された画像が前記表示制御手段が表示制御する前記表示アイテムの画像でないときは、前記撮像手段により撮像された画像を前記表示アイテムとして追加する表示アイテム追加手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。

請求項8

前記表示手段は、水平に画面を配置したものであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の表示制御装置。

請求項9

表示手段に表示アイテムを表示するよう制御する表示制御ステップと、前記表示アイテムを撮像する撮像手段により撮像された前記表示アイテムの画像と前記表示制御ステップが表示制御する前記表示アイテムの画像情報とを比較する画像比較ステップと、前記画像比較ステップによる比較結果に基づいて前記表示アイテムの画像情報を変更する画像情報変更ステップと、を備えることを特徴とする表示制御方法

請求項10

表示手段に表示アイテムを表示するよう制御する表示制御ステップと、前記表示アイテムを撮像する撮像手段により撮像された前記表示アイテムの画像と前記表示制御ステップが表示制御する前記表示アイテムの画像情報とを比較する画像比較ステップと、前記画像比較ステップによる比較結果に基づいて前記表示アイテムの画像情報を変更する画像情報変更ステップと、を備える表示制御方法をコンピュータに実行させるプログラム

請求項11

請求項10記載のプログラムを格納するコンピュータで読み取り可能な記録媒体

技術分野

0001

本発明は、ユーザーが見やすいように、表示アイテム画像情報を制御することができる表示制御装置表示制御方法プログラム及び記録媒体に関する。

背景技術

0002

近年、環境への配慮から、写真文書等は、紙への出力を極力削減し、液晶ディスプレイ等に表示し、電子データで情報共有されることが多くなっている。また、写真や文書等は、打ち合わせ等の参考資料として用いられることが多く、これらの電子データを表示アイテムとして取り扱う表示制御装置が提案されている。

0003

これらの表示制御装置は、水平に画面を配置したテーブル型表示装置(表示部)の周囲を複数のユーザーが囲んだ状態で使用されるものである。しかし、写真や文書等の表示アイテムは天地のある画像であるため、ユーザーの位置に依存して、視認性に差が生じてしまう。

0004

正対して見ることができる位置のユーザーは、内容まで判読できるが、逆位置(正対から180度回転した状態で見える位置)にいるユーザーにとっては、文章等を詳細に判読することは不可能である。また、ユーザーまでの距離もまちまちであり、あるユーザーにとっては視認に十分な表示サイズであっても、別のユーザーには小さ過ぎたり、大き過ぎたりする場合があった。

0005

上記課題に対し、特許文献1は、ユーザーの位置とウインドウ作成時の矩形情報から、当該ユーザーに正対となるように表示アイテムの表示角度を制御する表示制御装置を開示している。

0006

また、特許文献2は、水平に配置された表示手段を囲んで着席したユーザーの数に応じて、各ユーザーに画面領域を割り当て、当該領域の表示アイテムを当該ユーザーに正対となるように表示角度を制御する表示制御装置を開示している。

先行技術

0007

特開2000−163179号公報
特開2005−346353号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかし、上記従来技術では、ユーザーの操作位置に制限があり、任意の位置で表示アイテムの表示角度等の変更を制御することができないという課題があった。

0009

特許文献1においては、表示手段の周囲に設けられたユーザーの位置特定手段により、表示手段の外周のどの四辺にユーザーが存在するかを特定する。そのため、ある一辺に2以上のユーザーが存在する場合、どちらのユーザーが表示アイテムに対する操作を行ったのかを識別することができない。

0010

特許文献2においては、ユーザーの着席位置によって画面領域が割り当てられるため、他人の領域の表示アイテムについては、自分の領域まで移動するまで正対となるように表示されない。また、他人の領域の表示アイテムへの操作は、どちらのユーザーが行った操作なのかを識別することができない。

0011

本発明の目的は、ユーザーの操作位置に制限なく、任意の位置で表示アイテムの表示角度等を制御することができ、表示アイテムをユーザーの視認性よく表示することが可能な表示制御装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

上記目的を達成するために、請求項1記載の表示制御装置は、表示手段と、前記表示手段に表示アイテムを表示するよう制御する表示制御手段と、前記表示アイテムを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記表示アイテムの画像と前記表示制御手段が表示制御する前記表示アイテムの画像情報とを比較する画像比較手段と、前記画像比較手段による比較結果に基づいて前記表示アイテムの画像情報を変更する画像情報変更手段とを備えることを特徴とする。

0013

請求項9記載の表示制御方法は、表示手段に表示アイテムを表示するよう制御する表示制御ステップと、前記表示アイテムを撮像する撮像手段により撮像された前記表示アイテムの画像と前記表示制御ステップが表示制御する前記表示アイテムの画像情報とを比較する画像比較ステップと、前記画像比較ステップによる比較結果に基づいて前記表示アイテムの画像情報を変更する画像情報変更ステップとを備えることを特徴とする。

0014

請求項10記載のプログラムは、表示手段に表示アイテムを表示するよう制御する表示制御ステップと、前記表示アイテムを撮像する撮像手段により撮像された前記表示アイテムの画像と前記表示制御ステップが表示制御する前記表示アイテムの画像情報とを比較する画像比較ステップと、前記画像比較ステップによる比較結果に基づいて前記表示アイテムの画像情報を変更する画像情報変更ステップとを備える表示制御方法をコンピュータに実行させる。

0015

請求項11記載のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、請求項10記載のプログラムを格納する。

発明の効果

0016

本発明によれば、ユーザーの操作位置に制限なく、任意の位置で表示アイテムの表示角度等を制御することができ、表示アイテムをユーザーの視認性よく表示することが可能となる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の実施の形態に係る表示制御装置の主要な構成を示すブロック図である。
図1の表示制御装置の使用状況の一例を示す説明図である(1)。
図1の撮像部によって実行される撮像処理の手順を示すフローチャートである。
図1の表示制御部によって実行される表示制御処理の手順を示すフローチャートである。
(a),(b)は、図1の表示制御装置の使用状況の一例を示す説明図である(2)。
(a),(b)は、図1の表示制御装置の使用状況の一例を示す説明図である(3)。
(a),(b)は、図1の表示制御装置が管理する表示アイテムリストを示す図である。
(a),(b),(c)は、図5図6における表示アイテムに付与されたマーカーの例を示す説明図である。

実施例

0018

以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。

0019

図1は、本発明の実施の形態に係る表示制御装置の主要な構成を示すブロック図である。

0020

図1において、本実施の形態の表示制御装置は、撮像部11と、表示部12と、表示制御部13とを備える。

0021

撮像部11は、表示部12に表示された表示アイテムを撮像することにより、ユーザーが視認性良く表示することを所望する表示アイテムの選択を行う手段である。表示部12は、本実施の形態によるグラフィックユーザインターフェースを表示するためのものであり、後述する画像や表示アイテムが表示される。

0022

撮像部11で撮像された表示アイテムの画像は、通信手段を通じて表示制御部13に送信される。通信手段については、データの送受信が可能であればよく、USBケーブル等で両者を接続して行う有線通信手段でも赤外線通信等の無線通信手段であってもよい。撮像部11は、表示アイテムの撮像、表示制御部13との通信が可能であればよく、例えば、通信機能付きのデジタルカメラカメラ機能付き携帯電話端末等が利用できる。

0023

表示制御部13は、表示アイテムを表示部12に表示するための制御を行う手段であり、情報処理装置としての一般的な構成である情報処理部100を備える。情報処理部100は、内部バス111で接続されたCPU(中央演算処理装置)101、HD(ハードディスク)102、メモリ103、入力部105、記録媒体ドライブ106、I/F(ネットワークインターフェイス)107を備える。

0024

CPU101は、コンテンツ管理装置の動作を制御する演算処理装置であり、入力部105等を介してユーザーからの指示受け付けをし、後述する各種プログラムを実行し、表示部12の表示制御を行う。HD102には、画像や、CPU101の動作処理手順(例えば、コンピュータの立ち上げ処理や基本入出力処理、後述する本発明の各処理等のプログラム)が記録されている。

0025

メモリ103は、CPU101のワークエリアとして使用される。入力部105は、ユーザーからの指示を受け付けるためのものであり、キーボードポインティングデバイスとしてのマウス等の入力デバイスである。ユーザーは、入力部105を使用することで、コンテンツ管理プログラムを実行できるような構成となっている。

0026

記録媒体ドライブ106は、CD−ROMやDVD−ROM、フラッシュメモリ等からなる外部記録媒体108に格納されているデータの読み出しや、外部記録媒体108にデータの書き込みを行う装置である。I/F107は、通信回線109を介してネットワーク110と接続される。CPU101がI/F107を介してネットワーク110上にあるプログラムを実行することも可能であり、ネットワーク110上のプログラムにも本発明を適用できる。

0027

表示制御部13は、これら情報処理部100に加え、画像比較部14、画像情報変更部15を備える。表示制御部13は、撮像部11から送信された表示アイテムの画像を受信し、画像比較部14、画像情報変更部15による処理を行い、表示アイテムの表示角度等の画像情報を変更する。

0028

画像比較部14は、撮像部11で撮像された表示アイテムの画像と、表示制御部13が表示中の当該アイテムの画像情報を比較することで、表示アイテムに対して撮像部11の位置からどのように視認できるかを比較する手段である。画像情報変更部15は、画像比較部14による比較結果、即ち、比較された画像の差異(例えば、表示角度の差異)に応じて、表示アイテムの表示角度等の画像情報を変更する手段である。

0029

<実施例1>
本実施例では、本発明に係る表示制御装置(の表示制御部13)が、撮像部11により撮像された表示アイテムについて、撮像部11に正対となるように表示角度を制御する例について述べる。

0030

図2は、図1の表示制御装置の使用状況の一例を示す説明図である(1)。

0031

本実施例では、表示部12として、複数のユーザーが周囲から閲覧できるように、画面を水平に配置したテーブル型のものを用いた。また、表示部12は、表示アイテムを表示できるものであればよく、液晶ディスプレイ等の平面ディスプレイでも、液晶プロジェクタのような投影システムであってもよい。

0032

表示部12の画面上には、写真や文書等の画像データである表示アイテム221〜224が表示されているが、これら写真や文書等には天地が存在し、天地が入れ替わるとユーザーにとって情報としての認識が困難となる。例えば、表示アイテムが文書等の文字情報の場合、天地が入れ替わると、内容を判読するのはほとんど不可能となる。

0033

本実施例では、このような状況を、表示アイテムの天地を↑(矢印)で示すことで説明する。↑(上方向を向いた矢印)は、ユーザーが当該表示アイテムを正面から見たときに正対して見ることができる方向であることを示している。一方、↓(下方向を向いた矢印)は、ユーザーが当該表示アイテムを正面から見たときに表示アイテムの天地が入れ替わった方向であることを示している。

0034

例えば、ユーザー241の位置から表示アイテム221〜224を見た場合、全て↑(上方向を向いた矢印)となっており、正対して表示アイテムを見ることができる。一方、ユーザー242の位置では、全て↓(下方向を向いた矢印)となっており、天地が入れ替わった状態で表示アイテムを見ることとなる。

0035

ユーザー241は撮像部11—1を使用する。ユーザー242は撮像部11−2を使用する。

0036

図3は、図1の撮像部によって実行される撮像処理の手順を示すフローチャートである。

0037

このフローにおける各処理は、撮像部11に備えられたシステム制御回路不揮発性メモリに格納されたプログラムをメモリに展開して実行することにより実現される。各処理ステップには符号Sを付す。

0038

撮像部11は、まず、ユーザーによって撮像が実行されたかを検知する(S301)。撮像が実行された場合、撮像部11に備えられた通信手段を介して、表示アイテムの画像を表示制御部13に送信する(S302)。

0039

図4は、図1の表示制御部によって実行される表示制御処理の手順を示すフローチャートである。

0040

このフローにおける各処理は、情報処理部100に備えられたCPU101がHD102に格納されたプログラムをメモリ103に展開して実行することにより実現される。

0041

表示制御部13は、撮像部11から画像を受信する(S401)ことにより、本処理は開始する。次に、表示制御部13に備えられた画像比較部14が、撮像部11で撮像された表示アイテムの画像と、表示制御部13が表示中の当該アイテムの画像情報を比較し(S402)、差異量dを算出する(S403)。

0042

次に、表示制御部13に備えられた画像情報変更部15が、表示アイテムを回転する等の画像情報を変更する処理を行い(S404)、画像比較部14は、改めて変更処理後の差異量d1を算出する(S405)。dとd1の比較より、撮像部11で撮像された表示アイテムの画像と、表示制御部13が表示中の当該アイテムの画像情報との差異量dが最小となったとき(S406)、変更処理を終了する。

0043

図5(a)、(b)、図6(a)、(b)は、図1の表示制御装置の使用状況の一例を示す説明図である。

0044

図2と同一の符号については説明を省略する。図5(a)において、ユーザー241が撮像部11−1により、表示アイテム222を撮像した際の画像が図5(b)に対応する。画像501には、表示アイテム222が写っており、ユーザー241の位置から撮像すると、画像の天地を示すために用いた矢印は、↑(上方向を向いた矢印)となり、ユーザー241に対し、正対となっている。

0045

ここで、表示アイテムの撮像については、図5(b)のように、画像中に表示アイテムが収まり、かつ、表示アイテム以外の背景があまり写らないようにすることが望ましい。これによって、表示制御部13が画像データ中に含まれる表示アイテムを特定するのが容易になる。

0046

撮像部11−1は、表示アイテム222の撮像後、画像501を表示制御部13に送信する。画像の送受信については、撮像後、自動で行ってもよいし、ユーザーが所望する画像についての送信に関するメニューを選択することで任意に実行してもよい。

0047

また、撮像部11と表示制御部13との間の通信手段は、互いを識別可能であることが望ましく、これによって、どの撮像部11から送信された画像であるかを識別することが可能であり、2以上のユーザーでの同時操作が可能となる。撮像部11−1で撮像された画像501を受信すると、表示制御部13は、受信した画像と表示部12に表示中の画像情報の比較を行う。

0048

ここで、表示制御部13の表示アイテムの管理について説明する。表示制御部13は、図7に示す表示アイテムリストを用いて、表示アイテムを表示制御している。

0049

図7(a)は、図5(a)の状態の表示アイテムリストである。表示アイテムリストは、各表示アイテムについて、表示座標、表示角度、表示サイズを規定するものである。

0050

表示座標は、各表示アイテムの中心点座標であり、画面上のどこに表示するかを規定するものである。また、表示角度は、基準方向に対する角度で規定され、本実施例では基準とする方向25からどれだけ回転した状態であるかを表現するものである。表示サイズは、原画像からの拡大・縮小率を示し、表示するサイズを既定するものである。

0051

また、受信した画像と表示中の画像情報の比較を行う際、受信した画像が表示アイテムリストに含まれないものであれば、当該画像を新規の表示アイテムとして、表示アイテムリストに追加する。

0052

即ち、CPU101は、撮像部11により撮像された画像が表示制御部13が表示制御する表示アイテムの画像でないときは、撮像部11により撮像された画像を表示アイテムとして追加する表示アイテム追加手段として機能する。

0053

表示アイテム222は、図7(a)の表示アイテムリストによれば、表示角度0度(基準とする方向25と一致する方向)として表示制御されている。表示制御部13は、画像501を受信すると、表示アイテムリストの各表示アイテムとの比較を行う。

0054

画像データ501に含まれる表示アイテム222は、画像の天地を示すための矢印が↑(上方向を向いた矢印)となっている。つまり、受信した画像と表示中の画像情報の間で角度に差が無い状態であり、画像比較部14によって、表示アイテム222の表示角度に正対する方向から撮像したと判定される。画像データ501に対しては、正対する位置から撮像を行っているので、画像情報変更部15による回転処理を行うことなく、ユーザー241は表示アイテム222を閲覧することとなる。

0055

図5(a)において、ユーザー242が撮像部11−2により、表示アイテム223を撮像した際の画像が図5Dに対応する。画像502には、表示アイテム223が写っており、ユーザー242の位置から撮像すると、画像の天地を示す矢印は、↓(下方向を向いた矢印)となり、ユーザー242に対し、180度回転した状態となっている。

0056

撮像部11−2は、表示アイテム223の撮像後、画像502を表示制御部13に送信する。撮像部11−2で撮像された画像502を受信すると、表示制御部13は、受信した画像と表示部12に表示中の画像情報の比較を行う。この比較には、既知のさまざまな画像比較の技術が用いることができる。

0057

また、後述するように処理を簡単に行うために、予め表示アイテムにマーカーを付与しておき、該マーカーの付与された位置・種類・個数等によって、受信した画像と表示部12に表示中の画像情報の比較を行ってもよい。表示アイテム223は、図7(a)の表示アイテムリストによれば、表示角度0度(基準とする方向25と一致する方向)として表示制御されている。

0058

表示制御部13は、画像502を受信すると、表示アイテムリストの各表示アイテムとの比較を行い、画像502を180度回転した際に表示アイテム223の画像情報との差異量が最小と判定する。よって、画像情報変更部15によって、表示アイテム223は180度回転処理がなされ、ユーザー242は、表示アイテム223を正対した状態で閲覧することが可能となる。

0059

画像501、502を用いて説明した処理が実行された状態が図6(a)であり、その際の表示アイテムリストが図7(b)に対応する。表示アイテム222についえは、ユーザー241が正対して閲覧できる状態となっており、表示アイテム223については、ユーザー242が正対して閲覧できる状態となっている。

0060

以上に述べた通り、表示アイテムを撮像し、撮像した画像と表示中の画像情報を比較することで、例えば、表示アイテムを撮像部11に正対となるように表示角度を制御することが可能である。また、本発明においては、同様の画像比較によって、表示座標、表示サイズ、パースペクティブ色あいの変更を、ユーザーの位置に制限なく実施することが可能である。

0061

本発明は、主旨を逸脱しない範囲において以下のように変更が可能である。

0062

上記実施例においては、撮像部11と表示アイテムの位置関係が正対である場合、天地が反対となった場合について取り上げたが、本発明はこれに何ら限定されず、0〜360度の任意の角度について同様の処理を行うことが可能である。

0063

また、上記実施例においては、静止した表示アイテムについての説明を行ったが、本発明はこれに何ら限定されず、表示部12上を移動する表示アイテムについても適用可能である。

0064

また、上記実施例においては、単一の表示アイテムに対する操作についての説明を行ったが、本発明はこれに何ら限定されず、複数の表示アイテムを一つの画像データに収まるように撮像した場合についても適用可能である。この場合、各表示アイテムについて、表示アイテムの中心点を中心として回転処理することができる。

0065

また、全表示アイテムを一つの画像データに収まるように撮像した場合は、各表示アイテムについて処理を実行してもよいし、すべての表示アイテムを一つの表示アイテムと取り扱い、表示画面ごと表示角度を変更してもよい。

0066

また、上記実施例においては、表示アイテムの画像情報全体を比較することにより、撮像した表示アイテムの特定、表示部12に表示された状態からの回転角度の特定等を行ったが、本発明はこれに何ら限定されない。例えば、表示アイテムに付与されたマーカー等一部分の比較によっても実現可能である(図8)。

0067

表示アイテムに付与されたマーカー等の特徴点を抽出することで表示アイテムの特定等を行う技術については、特開2005−190158号公報に開示される技術を利用することが可能である。

0068

図8の例においては、表示アイテム221を識別するマーカーがマーカー701(a)、表示アイテム222を識別するマーカーがマーカー702(b)であり、それぞれ表示アイテムの所定の位置に付与されている。

0069

撮像部11で撮像された画像と表示制御部13で表示する画像情報を比較する際、表示制御部13は、マーカーの種類・位置を特定してやれば、画像全体の種類・位置を特定することが可能となる。画像データに付与されたマーカーにて処理を行うことで、表示制御部13の情報処理の負担を軽減することが可能である。

0070

また、これらマーカーは、閲覧の妨げにならず、撮像部11による撮像が可能であればよい。よって、マーカーの種類・個数・位置により、複数の表示アイテムについて固有のマーカーを付与することが可能である。また、マーカーについては表示アイテムに付与するとは限定されず、領域ごとに異なるグリッド線を引く等、背景に付与するとしてもよい。

0071

例えば、図8(c)では、表示アイテム以外の背景部分にグリッド線703〜706が引かれている。各グリッド線は破線の間隔が異なり、互いを識別することが可能である。よって、表示アイテムを撮像した際に背景に写りこむグリッド線の種類によって、画像データ中の表示アイテムの方向、種類を特定することが可能である。

0072

さらに、マーカーは、表示アイテム等の電子データに直接付与されずに、外部手段から間接的に付与されるものであっても構わない。例えば、赤外線レーザーポインタ等で、特定の表示アイテムにレーザー光照射することで、マーカーを間接的に付与することが可能である。

0073

<実施例2>
上述したように、本発明の表示制御装置は、表示アイテムリストによって、表示アイテムの表示座標を管理している。そのため、撮像部11で撮像された表示アイテムの画像と、表示制御部13が表示中の当該アイテムの画像情報を比較することで、撮像部11を操作するユーザーに見やすい位置に表示アイテムの表示座標を変更して表示することができる。

0074

ユーザーは、表示部12の外周を囲むように位置しているため、撮像は表示部12の外側から行われることになる。従って、撮像部11で撮像された表示アイテムの画像が撮像部11から見て下方に移動するように、表示制御部13が表示中の当該アイテムの表示座標を変更すると、表示アイテムの表示座標は当該ユーザーの位置している外周に向かって移動することとなる。

0075

そこで、表示座標が表示部12の表示領域を外れないようにすれば、表示アイテムはユーザーの位置する外周の付近で表示されるため、当該ユーザーにとって見やすいものとなる。

0076

実施例1で説明した通り、表示アイテムを撮像した画像は表示制御部13に送信され、表示制御処理がなされる。まず、画像比較部14にて、撮像した画像と表示中の画像情報が比較され、差異量が算出される。

0077

次に、画像情報変更部15によって、算出された差異量が最小となるように画像情報の変更が行われる。ここで、表示アイテムの撮像が連続的に行われる場合、表示アイテムの画像情報を変更した前後の挙動を把握することが可能となる。

0078

例えば、1回目の表示制御処理(S401〜S406)により表示座標が変更された場合、次回の表示制御処理にて画像比較を行った際に、表示座標の変更が撮像部11から見た場合にどのように移動したかを特定できる。これによって、撮像部11から見て下方に移動するように表示アイテムの表示座標を制御すれば、ユーザーの位置する外周近傍に当該表示アイテムを表示することができ、当該表示アイテムの視認性を向上することができる。

0079

また、表示アイテムを撮像部11から見て下方に移動するよう制御する場合、当該表示アイテムの表示座標が表示部12の表示領域から外れない範囲で行うことが望ましい。これによって、当該表示アイテムの一部が表示領域からはみ出し、表示されない等の事態を避けることができる。以上の制御により、撮像した表示アイテムについて、ユーザーの位置する外周近傍に当該表示アイテムを見やすい状態で表示することができる。

0080

また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアプログラムコードを記録した記録媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。

0081

この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。

0082

また、プログラムコードを供給するための記録媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー登録商標ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ不揮発性メモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。

0083

また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。

0084

更に、上述した実施の形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。

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