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技術 コンビネーションロックの自動ゼロセット装置

出願人 金泰祥精密五金(昆山)有限公司
発明者 余長江呉俊昇
出願日 2010年4月13日 (9年7ヶ月経過) 出願番号 2010-092511
公開日 2010年11月4日 (9年0ヶ月経過) 公開番号 2010-248897
状態 特許登録済
技術分野 錠;そのための付属具
主要キーワード 歯状体 ストッパ歯 扇状ギヤ 逆時計方向 組付け部材 ゼロセット 位置決めコマ 実務経験
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年11月4日)のものです。
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図面 (19)

課題

施錠装置の使用後に数字ダイヤルランダムに回転させる必要のないコンビネーションロック自動ゼロセット装置の提供。

解決手段

解錠装置200と、コンビネーションロック500と、ゼロセット機構700とを備え、コンビネーションロックは複数の数字ダイヤル510と、数字ダイヤルの内穴を貫通するシャフト540と、数字ダイヤルに設けられている第1のギヤ512とを備える。第1のギヤには歯無し部が形成され、シャフトの一端は解錠装置に連結されている。ゼロセット機構は第1のギヤに対応する複数の第2のギヤ710と、ゼロセットシャフト720を備え、ゼロセットシャフトの一端は第2のギヤの軸穴を貫通し、他端は解錠装置に連結されている。解錠装置が施錠位置にまで移動したとき、第2のギヤが第1のギヤを回転させるように作動し、第2のギヤが歯無し部と空回りするように回転したとき、数字ダイヤルが自動的にゼロセットされる。

概要

背景

科学技術時代の進歩に伴い、施錠装置は、種類においても常に新たなものが登場している。例えば、展示または一時的に保管するのに使用されるための、ショッピングセンター、学校またはその他公共の場所におけるガラスショーケース、ショーケースまたはロッカなどがある。上記したロッカなど内部の展示物貴重品または個人が一時的に置いた物品他人によって故意盗難、または無意識のうちに持って行かれるということのないように、各種異なる場所に応じて適した施錠装置が取付けられている。

現在、市販されている公共の場所に使用される施錠装置は、大半がキーロック(key lock)またはコンビネーションロック(combination lock)を単独的に備えている施錠装置である。キー解錠する施錠装置の場合、一般的に使用者がキーを管理するという悩みと不便さがあるうえ、しかも、キーを紛失してしまう危険性もあるため、番号を設定するだけのコンビネーションロック式の施錠装置が公共の場所に使用されることが多い。特に、ショッピングセンター、公共浴場レストラン、学校または公共の場所に類似した場所においては、使用に際して、個人的な暗証番号を設定して、解錠したいときには、個人的な暗証番号で解錠するだけで、ロッカを開けてロッカ内に置かれている個人的な物品を取り出すことができるものである。

しかしながら、上記した操作中において、使用者は、個人の物品をロッカ内に収容するとともに、予め自分の個人的な暗証番号を設定し、施錠装置を解錠または施錠使用後に、数字ダイヤルランダムに回転させてからロッカから離れる必要がある。しかし、設定した暗証番号をランダムに回転させるのを忘れたり、設定した暗証番号を意図的に盗み見されたりしてしまうと、個人の物品が盗難に遭ってしまうおそれがある。したがって、従来におけるコンビネーションロックは操作および使用上において、使用者の操作がより便利で、より安全であるように設計されるべきである。

上記した問題点を改善して、その他目的を達成するために、発明者は、数年にわたる設計および実務経験により、この度以下の発明を設計した。

概要

施錠装置の使用後に数字ダイヤルをランダムに回転させる必要のないコンビネーションロックの自動ゼロセット装置の提供。解錠装置200と、コンビネーションロック500と、ゼロセット機構700とを備え、コンビネーションロックは複数の数字ダイヤル510と、数字ダイヤルの内穴を貫通するシャフト540と、数字ダイヤルに設けられている第1のギヤ512とを備える。第1のギヤには歯無し部が形成され、シャフトの一端は解錠装置に連結されている。ゼロセット機構は第1のギヤに対応する複数の第2のギヤ710と、ゼロセットシャフト720を備え、ゼロセットシャフトの一端は第2のギヤの軸穴を貫通し、他端は解錠装置に連結されている。解錠装置が施錠位置にまで移動したとき、第2のギヤが第1のギヤを回転させるように作動し、第2のギヤが歯無し部と空回りするように回転したとき、数字ダイヤルが自動的にゼロセットされる。B

目的

本発明の目的は、暗証番号を設定し、施錠装置を使用した後に数字ダイヤルをランダムに回転させる必要のないコンビネーションロックの自動ゼロセット装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

解錠装置と、複数の数字ダイヤルと、前記数字ダイヤルの内穴を貫通するシャフトと、前記複数の数字ダイヤルの一方の側にそれぞれ設けられている第1のギヤとを備えており、前記複数の第1のギヤにはさらに歯無し部がそれぞれ形成されており、前記シャフトの一端は前記解錠装置に連結されている、コンビネーションロックと、前記複数の第1のギヤに対応する複数の第2のギヤと、ゼロセットシャフトを備えており、前記ゼロセットシャフトの一端は前記複数の第2のギヤの軸穴を貫通し、他端は前記解錠装置に連結されている、ゼロセット機構と、を具備したコンビネーションロックの自動ゼロセット装置であって、前記解錠装置が解錠位置にまで移動したとき、前記解錠装置は前記複数の第2のギヤが前記複数の第1のギヤを回転させるように作動することで、前記第2のギヤの各々と前記複数の歯無し部が空回りしたときに、前記複数の数字ダイヤルがゼロセットされて、前記解錠装置が施錠位置にまで移動したとき、前記解錠装置は前記複数の第2のギヤが前記複数の第1のギヤを回転させるように作動することで、前記第2のギヤの各々が前記歯無し部と空回りするように回転したとき、前記複数の数字ダイヤルがゼロセットされることを特徴とするコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項2

前記コンビネーションロックが、前記シャフトのシャフト面に平行に配列されている複数の凸歯と、前記複数の凸歯に選択的に係合されるとともに、前記複数の第1のギヤ内に設けられている複数のインナスリーブと、をさらに備えており、前記インナスリーブは前記シャフト上で移動することで、前記シャフトを位置決めまたは解放することを特徴とする請求項1に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項3

前記複数の第1のギヤは複数の番号対応歯と、ストッパ歯とをさらに備えており、前記ストッパ歯と前記番号対応歯との間に前記歯無し部が形成されており、前記ストッパ歯が前記歯無し部と前記番号対応歯との間に設けられており、前記ストッパ歯の歯幅が前記番号対応歯の各々の歯幅以上であることを特徴とする請求項1に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項4

前記複数の第1のギヤは前記複数の数字ダイヤルと一体成形製作されており、前記複数の第1のギヤの直径が前記複数の数字ダイヤルよりも小径であることを特徴とする請求項1に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項5

前記第2のギヤは円弧歯と、複数のゼロセット歯と、歯無し部分とをそれぞれ備えており、前記円弧歯の歯幅を前記複数のゼロセット歯の歯幅以上とすることで、前記第1のギヤが噛合して回転するのを停止し、前記複数の第1のギヤが回転するとき、前記歯無し部分は前記複数の第1のギヤが噛合して回転するのを防止することを特徴とする請求項1に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項6

前記複数のゼロセット歯は前記円弧歯とともに前記第2のギヤの各々を扇状ギヤとしていることを特徴とする請求項5に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項7

前記ゼロセット機構は、前記ゼロセットシャフトのシャフト面上に設けられている少なくとも一つの突条と、一端が前記ゼロセットシャフトの一端に連結されており、他端が前記解錠装置の一方の側に連結されている連動部材と、前記第2のギヤの各々に均等距離で連結されるとともに、その内壁が前記突条に対応する少なくとも一つの溝を備えている複数のスペーサと、をさらに備えており、前記連動部材が前記ゼロセットシャフトを回転させたとき、前記ゼロセットシャフトの前記突条が前記溝を駆動して、前記複数の第2のギヤを同期させるように回転させることを特徴とする請求項1に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項8

前記連動部材は第1の連動ギヤと、連動軸とを備えており、前記第1の連動ギヤは前記連動軸を軸心として回転するものであり、前記ゼロセットシャフトの一端が前記第1の連動ギヤに噛合するピニオンを備えており、前記ゼロセットシャフトおよび前記連動軸の軸心は、前記ゼロセットシャフトを回転させるべく、軸心が異なっていることを特徴とする請求項7に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項9

前記ゼロセット機構は、前記ゼロセットシャフトの他端上に設けられて、前記複数の第2のギヤの回転トルクを増加させるための第1の付勢手段をさらに備えていることを特徴とする請求項7に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項10

前記解錠装置は、凹部を備えており、前記位置決め手段の一方の側に設けられている回転つまみと、前記回転つまみの下方に設けられるとともに、前記解錠装置の前記シャフトの一端を当接させるための当止め部を備えている回転摺動体と、突出部と、複数の第1のフランジとを備えており、前記突出部は前記凹部に対応しており、前記複数の第1のフランジはそれぞれある角度で間隔を開けて設けられている解錠スリーブと、複数の第2のフランジと、駆動部とを備えており、前記複数の第2のフランジは前記複数の第1のフランジに対応して設けられており、前記駆動部が摺動スリーブの一方の側に設けられている、摺動スリーブと、をさらに備えており、前記回転つまみを回転させたとき、前記解錠スリーブにおける前記複数の第1のフランジが回転して前記複数の第2のフランジを下方に移動させて、前記駆動部は前記連動部材を介して前記ゼロセットシャフトの前記複数の第2のギヤを回転させることを特徴とする請求項1に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項11

前記駆動部がラックを備え、前記連動部材は前記ラックに噛合する第2の連動ギヤを備えていることを特徴とする請求項10に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項12

前記回転摺動体は摺動溝と、当止め部とをさらに備えており、前記解錠スリーブは押え部と、段差部とを備えており、前記摺動溝は前記段差部に対応して設けられており、しかも前記段差部で移動自在であり、前記当止め部は押え部を押動することを特徴とする請求項10に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項13

前記解錠スリーブは貫通穴と、第2の付勢手段とをさらに備えており、前記貫通穴の側壁には対向する二つの凹溝が形成されており、前記第2の付勢手段は前記摺動スリーブが上方に移動する力を増加させるために、前記解錠スリーブの底端に設けられていることを特徴とする請求項10に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項14

前記回転摺動体は、ストッパと合わせて使用されて、前記回転摺動体の移動を規制する切欠き溝をさらに備えていることを特徴とする請求項12に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項15

前記解錠装置はシリンダ部と、シリンダ部スリーブと、一対の組付け部材とを備えたキーロックを備えており、前記シリンダ部が前記シリンダ部ストーブ内に設けられるとともに前記一対の組付け部材と連結されていることを特徴とする請求項1に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項16

前記シリンダ部スリーブは、前記シリンダ部における複数の止めコマに係合させるための対応する二つの凹溝を備えており、前記キーロックを解錠するときには、前記止めコマと溝との係合が解除されることで、前記一対の組付け部材を回転させ、そして前記キーロックを施錠するときには、前記複数の止めコマと溝とを係合することで前記一対の組付け部材を回転しないようにすることを特徴とする請求項15に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

請求項17

前記コンビネーションロックおよび前記ゼロセット機構用として設けられる位置決め手段と、前記位置決め手段、および前記位置決め手段の一方の側に設けられている前記解錠装置を収容するためのハウジング本体と、前記複数の数字ダイヤルに対応して設けられている複数の窓が形成されており、前記ハウジング本体の開口を封止するためのカバーと、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置。

技術分野

0001

本発明は、コンビネーションロック自動ゼロセット装置に関し、具体的には、本発明は、コンビネーションロックを使用した施錠装置の使用後に数字ダイヤルランダムに回転させる必要のない自動的ゼロセットステムおよびこの装置を用いたロッカ用施錠装置に関する。

背景技術

0002

科学技術時代の進歩に伴い、施錠装置は、種類においても常に新たなものが登場している。例えば、展示または一時的に保管するのに使用されるための、ショッピングセンター、学校またはその他公共の場所におけるガラスショーケース、ショーケースまたはロッカなどがある。上記したロッカなど内部の展示物貴重品または個人が一時的に置いた物品他人によって故意盗難、または無意識のうちに持って行かれるということのないように、各種異なる場所に応じて適した施錠装置が取付けられている。

0003

現在、市販されている公共の場所に使用される施錠装置は、大半がキーロック(key lock)またはコンビネーションロック(combination lock)を単独的に備えている施錠装置である。キー解錠する施錠装置の場合、一般的に使用者がキーを管理するという悩みと不便さがあるうえ、しかも、キーを紛失してしまう危険性もあるため、番号を設定するだけのコンビネーションロック式の施錠装置が公共の場所に使用されることが多い。特に、ショッピングセンター、公共浴場レストラン、学校または公共の場所に類似した場所においては、使用に際して、個人的な暗証番号を設定して、解錠したいときには、個人的な暗証番号で解錠するだけで、ロッカを開けてロッカ内に置かれている個人的な物品を取り出すことができるものである。

0004

しかしながら、上記した操作中において、使用者は、個人の物品をロッカ内に収容するとともに、予め自分の個人的な暗証番号を設定し、施錠装置を解錠または施錠使用後に、数字ダイヤルをランダムに回転させてからロッカから離れる必要がある。しかし、設定した暗証番号をランダムに回転させるのを忘れたり、設定した暗証番号を意図的に盗み見されたりしてしまうと、個人の物品が盗難に遭ってしまうおそれがある。したがって、従来におけるコンビネーションロックは操作および使用上において、使用者の操作がより便利で、より安全であるように設計されるべきである。

0005

上記した問題点を改善して、その他目的を達成するために、発明者は、数年にわたる設計および実務経験により、この度以下の発明を設計した。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の目的は、暗証番号を設定し、施錠装置を使用した後に数字ダイヤルをランダムに回転させる必要のないコンビネーションロックの自動ゼロセット装置を提供することにある。

0007

本発明の他の目的は、安全性が高く、操作が簡便で、時間を節約できるコンビネーションロックの自動ゼロセット装置およびこの装置を用いたロッカ用施錠装置を提供することにある。

0008

本発明のさらに他の目的は、回転つまみを回転させるだけでコンビネーションロックの数字ダイヤルを自動的にゼロに戻すことができるコンビネーションロックの自動ゼロセット装置およびこの装置を用いたロッカ用施錠装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

本発明は、解錠装置と、コンビネーションロックと、ゼロセット機構とを備えたコンビネーションロックの自動ゼロセット装置である。コンビネーションロックは、複数の数字ダイヤルと、数字ダイヤルの内穴を貫通するシャフトと、各数字ダイヤルの一方の側にそれぞれ設けられている第1のギヤとを備えている。前記第1のギヤには、さらに歯無し部がそれぞれ形成されており、シャフトの一端は解錠装置に連結されている。ゼロセット機構は、前記第1のギヤに対応する複数の第2のギヤと、ゼロセットシャフトを備えている。ゼロセットシャフトの一端は、前記第2のギヤの軸穴を貫通し、他端は解錠装置に連結されている。解錠装置が解錠位置にまで移動したとき、解錠装置は、前記第2のギヤが前記第1のギヤを回転させるように作動することで、各第2のギヤと前記歯無し部が空回りしたときに、前記数字ダイヤルがゼロセットされてコンビネーションロックは暗証番号を新たに設定し直すことができる。解錠装置が施錠位置にまで移動したとき、解錠装置は前、記第2のギヤが前記第1のギヤを回転させるように作動することで、各第2のギヤが歯無し部と空回りするように回転したとき、前記数字ダイヤルがゼロセットされる。

0010

好ましい実施例において、コンビネーションロックは、複数の凸歯と、複数のインナスリーブとを備えている。各凸歯は、シャフトのシャフト面に平行に配列されている。各インナスリーブは、前記凸歯に選択的に係合されるとともに、前記第1のギヤ内に設けられている。各インナスリーブは、シャフト上で移動することで、シャフトを位置決めまたは解放する。数字ダイヤルにおける各第1のギヤは前記数字ダイヤルと一体成形製作されており、しかも、第1のギヤの直径は、前記数字ダイヤルよりも小径となっている。また、ゼロセット機構は、少なくとも一つの突条と、連動部材と、複数のスペーサとをさらに備えている。突条はゼロセットシャフトのシャフト面上に設けられている。連動部材の一端は、ゼロセットシャフトの一端に連結されており、他端は、解錠装置の一方の側に連結されている。各スペーサは、各第2のギヤに均等距離で連結されるとともに、その内壁は突条に対応する少なくとも一つの溝を備えている。連動部材がゼロセットシャフトを回転させたとき、ゼロセットシャフトの突条が溝を駆動して、前記第2のギヤを同期させるように回転させる。連動部材は、第1の連動ギヤと、第2の連動ギヤと、連動軸とを備えている。第1の連動ギヤおよび第2の連動ギヤはいずれも、連動軸を軸心として回転する。ゼロセットシャフトの一端は、第1の連動ギヤに噛合するピニオンを備えている。第2の連動ギヤは、解錠装置のラックに噛合している。ゼロセットシャフトおよび連動軸の軸心は、ゼロセットシャフトを回転させるべく、軸心が異なっている。

0011

解錠装置は、回転つまみと、回転摺動体と、解錠スリーブと、摺動スリーブとを備えている。回転つまみは凹部を備えており、しかも、位置決め手段の一方の側に設けられている。回転摺動体は、回転つまみの下方に設けられるとともに、解錠装置のシャフトの一端を当接させるための当止め部を備えている。解錠スリーブは、突出部と、複数の第1のフランジとを備えている。突出部は、凹部に対応しており、前記第1のフランジはそれぞれ、ある角度で間隔を開けて設けられている。摺動スリーブは、複数の第2のフランジと、駆動部とを備えている。前記第2のフランジは、前記第1のフランジに対応して設けられており、駆動部は、摺動スリーブの一方の側に設けられている。回転つまみを回転させたとき、解錠スリーブにおける前記第1のフランジが回転するとともに前記第2のフランジが下方に移動して、駆動部は、連動部材を介してゼロセットシャフトの前記第2のギヤを回転させる。しかしながら、その他異なる実施例において、解錠装置は、キーロックを備えてもよい。キーロックは、シリンダ部と、シリンダ部スリーブと、一対の組付け部材とを備えている。シリンダ部は、シリンダ部スリーブ内に設けられるとともに前記一対の組付け部材に連結されている。シリンダ部スリーブは、シリンダ部における複数の止めコマに係合させるための対応する二つの凹溝を備えている。キーロックを解錠するときには、止めコマと凹溝との係合が解除されることで、前記一対の組付け部材を回転させる。キーロックを施錠するときには、前記止めコマと凹溝とを係合することで前記一対の組付け部材を回転しないようにする。

0012

本発明は、さらにロッカ用施錠装置を提供する。ロッカ用施錠装置は、回転可能な施錠プレートを備えた解錠装置と、コンビネーションロックと、自動ゼロセット機構とを備えている。解錠装置が解錠位置にまで回転するとともに、コンビネーションロックが解錠されると、施錠プレートが施錠の位置から解錠の位置にまで回転する。反対に、解錠装置を施錠位置にまで回転するとともに、コンビネーションロックが施錠されると、施錠プレートが解錠の位置から施錠の位置にまで回転する。例えば、解錠装置、コンビネーションロックおよびゼロセット機構などの構成要素およびその連結方式については、前記の実施例を参照されたい。ここでは別途説明はしない。

図面の簡単な説明

0013

本発明のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置の概略図。
本発明のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置の一部分解図。
本発明のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置の分解図。
本発明の解錠装置が連動部材を介してゼロセット機構に連結されている立体図
本発明のキーロックの分解図。
本発明のコンビネーションロックが施錠状態であるとともに、解錠装置を回転することができない状態の側面図。
図4Aの断面図。
本発明のコンビネーションロックが解錠状態で、解錠装置の回転が開始した立体図。
図4Cの一部断面図であり、第1のギヤおよび第2のギヤの相対位置を示す図。
本発明のコンビネーションロックが解錠時に、解錠装置が第1の位置にまで回転したときの平面図。
本発明のコンビネーションロックが解錠時に、解錠装置が第1の位置にまで回転したときの側面図。
図5BのA−A線の断面図。
本発明のコンビネーションロックの解錠装置が連動部材を介してゼロセット機構に連結されている立体図。
本発明のコンビネーションロックが解錠時に、解錠装置が第2の位置にまで回転したときの側面図。
図6Aの断面図。
本発明のコンビネーションロックが解錠時に、解錠装置が第3の位置にまで回転したときの平面図。
本発明のロッカ用施錠装置の立体図。
本発明のロッカ用施錠装置の他の立体図。

実施例

0014

本発明は操作が簡便で、しかも暗証番号を設定した後、数字ダイヤルをランダムに回転させる必要のないコンビネーションロックおよびこの装置を用いたロッカ用施錠装置である。好ましい実施例において、コンビネーションロックの自動ゼロセット装置はロッカ用施錠装置にて使用される。しかしながら、その他異なる実施例において、コンビネーションロックの自動ゼロセット装置はガラスショーケースの施錠装置、ショーケースの施錠装置、家具の施錠装置、ロッカの施錠装置およびその他の公共に適した場所への使用に応用可能である。また、本発明のコンビネーションロックの自動ゼロセット装置は、キーロックおよびコンビネーションロック(combination lock)を備えているのが好ましい。本実施例において、キーロックを解錠するキーの所有者は、ロッカまたは物置などを管理するとともに直接開くことができるよう、公共の場所の管理者であるのが好ましい。コンビネーションロックは、使用者が自分で暗証番号を設定して個人的な物品を一時的に保管するために、公共の場所における特定者が使用できるよう開放するものである。以下、図面を合わせて、本発明の各実施例およびその組付け工程をより詳細に説明する。

0015

図1Aに示すように、コンビネーションロックの自動ゼロセット装置100は解錠装置200と、コンビネーションロック500と、ゼロセット機構700とを備えている。しかしながら図1Bに示す実施例において、コンビネーションロックの自動ゼロセット装置100は、コンビネーションロック500およびゼロセット機構700に設けられている位置決め手段110と、ハウジング本体120と、カバー150とをさらに備えてもよい。ハウジング本体120は、コンビネーションロックの自動ゼロセット装置100を収容するための収容空間130を備えており、カバー150には複数の窓160と、開口部170とがそれぞれ形成されている。前記窓160はコンビネーションロック500の数字ダイヤル510に対応しており、使用者が操作しやすくするために、数字ダイヤル510を部分的に前記窓160の外に突出させている。開口部170は解錠装置200の回転つまみ210に対応しており、使用者が操作しやすくするために、回転つまみ210を開口部170の外に突出させている。コンビネーションロック500、解錠装置200およびゼロセット機構700がハウジング本体120に収容されたとき、ハウジング本体120の収容空間130をカバー150で封止して、解錠装置200、コンビネーションロック500およびゼロセット機構700をそれぞれ固定する。

0016

図2Aに示すように、コンビネーションロックの自動ゼロセット装置100のコンビネーションロック500は複数の数字ダイヤル510(そのうちの一つのみを図示する)と、数字ダイヤル510の内穴を貫通するシャフト540と、数字ダイヤル510の一方の側にそれぞれ設けられている第1のギヤ512とを備えている。コンビネーションロック500は複数のインナスリーブ530(そのうちの一つのみを図示する)と、ストッパ520と、スリーブ550と、位置決めコマ560とを備えており、このうちシャフト540の一端には第1のスプリング548が嵌設されており、スリーブ550は第1のスプリング548を介してシャフト540上に嵌設されている。シャフト540のシャフト面は複数の凸歯542をさらに備えており、各凸歯542は一直線に配列され、数量はインナスリーブ530に対応している。本実施例において、シャフト540のシャフト面は、インナスリーブ530により安定的に係合できるよう二列の凸歯542を備えているのが好ましい。前記インナスリーブ530は凸歯542と数字ダイヤル510との間で選択的に係合または摺動することができる。ストッパ520の一端は解錠装置200の回転摺動体220(好ましくは当止め部222)に当接し、他端はシャフト540に嵌接されている。第2のスプリング552はスリーブ550の一端に設けられており、インナスリーブ530を押動させるために、その両端はそれぞれインナスリーブ530および位置決めコマ560の表面に当接している。第1のスプリング548は、シャフト540を押動させるために、シャフト540から延出して形成されている四角状軸546に嵌設されているのが好ましい。位置決めコマ560は位置決め手段110上に固定されている。ここにて述べる第1のスプリング548および第2のスプリング552はコイルスプリングまたは圧縮バネであるのが好ましい。しかしながらその他異なる実施例において、圧縮コイルバネ、引張バネまたはその他類似した付勢部材としてもよい。

0017

コンビネーションロック500が施錠されると、シャフト540の凸歯542がインナスリーブ530および数字ダイヤル510の移動を規制する。このうち第1のスプリング548および第2のスプリング552は圧縮状態となっている。コンビネーションロック500が解錠されるとともにシャフト540が解放(第1のスプリング548および第2のスプリング552が解放されて弾発する)されると、インナスリーブ530が数字ダイヤル510の内穴による規制から解放されて、数字ダイヤル510は新たに番号が変更されて新たな暗証番号が設定される。シャフト540が押し戻されてインナスリーブ530と数字ダイヤル510の内穴とを係合させると、暗証番号の設定が完了する。コンビネーションロック500における番号変更およびロック開閉の設計は公知技術であるので、ここでは別途説明はしない。

0018

また、図2Aに示す実施例において、数字ダイヤル510と一体 に製作されている第1のギヤ512は番号対応歯514と、歯無し部516と、ストッパ歯518とを備えているのが好ましい。歯無し部516はストッパ歯518と番号対応歯514との間に形成されており、このうちストッパ歯518の歯幅は各番号対応歯514の歯幅以上であるのが好ましい。第1のギヤ512の歯数(番号対応歯514およびストッパ歯518を含む)は8個であり、十個の数字を有する数字ダイヤル510に対応しているのが好ましい。さらに、各第1のギヤ512の直径は前記数字ダイヤル510よりも小径であるのが好ましい。本実施例については、数字ダイヤル510数字がいずれも窓160にて「0」と表示されているとき、「ゼロセット(Zero-Setting)」であると定義される。つまり、第2のギヤ710と第1のギヤ512の歯無し部516とが空回りしたとき、対応する数字ダイヤル510の数字がゼロとなるとともに、カバー150の窓160では「0」と表示される。しかしながらその他異なる実施例において、窓160の設置位置またはゼロセット数字の定義の相違に応じて、変更している。例えば、ゼロセット数字が「7」またはその他異なる数字である場合、第2のギヤ710と第1のギヤ512の歯無し部516とが空回りしたとき、数字ダイヤル510の数字を「7」に対応させるとともに窓160に表示することができる。または、窓160の設置位置を異ならせることで、変更することができる。

0019

ゼロセット機構700は第1のギヤ512に対応する複数の第2のギヤ710と、ゼロセットシャフト720と、連動部材730とを備えている。ゼロセットシャフト720の一端は前記第2のギヤ710の軸穴を貫通して、他端は解錠装置200に連結されている。本実施例において、ゼロセットシャフト720は連動部材730を介して解錠装置200に連結されるのが好ましい。しかしながらその他の異なる実施例において、ゼロセットシャフト720は解錠装置200に直接連動するようにしてもよい。ゼロセットシャフト720はピニオン724と、少なくとも一つの突条722とを備えている。図2Bに示すように、連動部材730は第1の連動ギヤ732と、第2の連動ギヤ736と、前記二つの連動ギヤ732、736を軸心とした連動軸734とを備えている。したがって、図2Bの実施例において、ゼロセットシャフト720のピニオン724は、第2のギヤ710を回転させるために、連動部材730の第1の連動ギヤ732に噛合しているのが好ましい。連動部材730の第2の連動ギヤ736はさらに解錠装置200に連結されることで、連動関係が完成する。

0020

図2A及び図2Bに示すように、各第2のギヤ710はスペーサ718を介して連結されており、各スペーサ718の内穴は、第2のギヤ710およびスペーサ718をゼロセットシャフト720と連動させるために、突条722に対応する溝719をさらに備えている。本実施例において、第2のギヤ710はスペーサ718と一体成形で製作されているのが好ましい。第2のギヤ710は円弧歯712と、複数のゼロセット歯714と、歯無し部分716とをさらに備えている。円弧歯712の歯幅を各ゼロセット歯714の歯幅以上とすることで、前記第1のギヤ512のストッパ歯518が引き続き合回転するのを停止する。歯無し部分716は、数字ダイヤル510が回転するときに、第1のギヤ512が第2のギヤ710を回転させて、ゼロセット機構700が回転するのを防止する。本実施例において、各ゼロセット歯714は円弧歯712とともに第2のギヤ710を扇状ギヤとしている。しかしながら、その他異なる実施例において、ゼロセット歯714および円弧歯712は不規則歯形またはその他異なる形状に形成してもよい。

0021

ゼロセット機構700は、第1の付勢手段740と、ゼロセットスリーブ742、第1の位置決め板726と、第2の位置決め板750とを備えている。ゼロセットスリーブ742はゼロセットシャフト720の一端に嵌設されるとともに、ゼロセットスリーブ742および第2の位置決め板750にそれぞれ当接している。第1の付勢手段740はゼロセットスリーブ742の一端に嵌設されており、他端は第2の位置決め板750に当接している。ここにおける第1の付勢手段740は、ゼロセットシャフト720が第2のギヤ710を回転させる力を増加させるためのトーションスプリングまたはその他トーションスプリングに類似する部材であるのが好ましい。第1の位置決め板726はゼロセットシャフト720の一端に形成されている隙間728に設けられて、その穴727が、ゼロセットシャフト720および連動軸734がスムースに回転するのを補助するための連動軸734を貫通させるためのものであるのが好ましい。ゼロセット機構700は位置決め手段110の一方の側に適切に収容されており、第2の位置決め板750は位置決め手段110に取付けられている。

0022

図1Bおよび図2Aに示すように、解錠装置200は位置決め手段110の一方の側に設けられるとともに、コンビネーションロック500およびゼロセット機構700と連動する。解錠装置200はキーを挿入する開口212を有する回転つまみ210と、回転摺動体220と、解錠スリーブ250と、複数の止めコマ242(一つのみを図示する)を有するシリンダ部240と、摺動スリーブ270とを備えている。解錠スリーブ250はスリーブ部251と、スリーブ部251の外側に形成されている複数の第1のフランジ254と、各第1のフランジ254に繋がっている第1の平坦部256とを備えている。言い換えれば、第1のフランジ254はスリーブ部251の外壁の外に形成されており、しかも滑らかな波状平坦端面であるのが好ましい。シリンダ部240は解錠スリーブ250の貫通穴262内に設けられるとともに、突出した止めコマ242が貫通穴262近傍の凹溝264に位置決めされる。回転つまみ210の底部は凹部(図示しない)を備えている。突出部252は回転つまみ210の凹部に係合するように対応しているので、回転つまみ210が回転したとき、解錠スリーブ250内のシリンダ部240を共に回転させる。回転摺動体220は回転つまみ210と解錠スリーブ250との間に設けられるとともに、解錠スリーブ250の上端縁に設けられることで、回転つまみ210と共に選択的に回転させることができる。本実施例において、回転摺動体220はリング状であり、解錠スリーブ250は中空円筒形であるのが好ましい。回転摺動体220にはストッパ520に当接させるための当止め部222と、摺動溝224と、受け部226とをさらに備えている。摺動溝224は解錠スリーブ250の段差部260に対応しており、受け部226は押え部258に対応して設けられている。言い換えれば、回転つまみ210がある角度で回転するとともに回転摺動体220を駆動したとき、押え部258は受け部226を押動して回転摺動体220を回転させるので、当止め部222はストッパ520を解放して、シャフト540を移動させることになる。

0023

各第1のフランジ254の最高点円周上にてある角度でそれぞれ隔たっている(図2Bをご参照ください)。本実施例において、この角度は120度であるのが好ましく、言い換えれば、解錠スリーブ250の円周壁上には逆三角形の三つの第1のフランジ254が形成されている。摺動スリーブ270は複数の第2のフランジ274と、各第2のフランジ274に繋がっている第2の平坦部276と、駆動部272とを備えている。各第2のフランジ274および各第2の平坦部276は前記第1のフランジ254および第1の平坦部256にそれぞれ対応して設けられているので、第1のフランジ254が回転したとき、第2のフランジ274は第1のフランジ254および第1の平坦部256の端面上でスムースに移動することができる。言い換えれば、回転つまみ210が解錠スリーブ250を回転させると、第1のフランジ254が回転して第2のフランジ274を駆動して、対応する摺動スリーブ270が下方に移動する。このとき、摺動スリーブ270の一方の側に設けられている駆動部272は、連動部材730の第2の連動ギヤ736を駆動して、ゼロセットシャフト720を回転させる。本実施例において、駆動部272はラックであるのが好ましい。しかしながらその他の異なる実施例において、駆動部272はラチェットギヤのこぎり歯状体またはその他適切な駆動部材としてもよい。

0024

解錠装置200は第2の付勢手段290と、組付け部材280とをさらに備えている。第2の付勢手段290は摺動スリーブ270の内穴に設けられるとともに、摺動スリーブ270を上方に移動させる復帰力を提供するために、摺動スリーブ270の内穴の端部に当接している。ここにおける前記第2の付勢手段290はコイルスプリング、圧縮ばねまたはその他適切な弾性部材であるのが好ましい。組付け部材280は、第2の凹部286を有するビス282とナット284とからなるのが好ましい。第2の凹部286は、シリンダ部240の底端に係合するために、ビス282の上端に設けられており、しかもビス282底端にはナット284の雌ねじ289に螺合する雄ねじ288をさらに備えている。しかしながらその他の異なる実施例において、組付け部材280はビスおよびナットまたはその他類似する部材の組み合わせでなってもよい。

0025

図3に示すように、解錠装置200はキー300で解錠するキーロックも備えてもよい。キーロックはシリンダ部240と、シリンダ部スリーブ310と、施錠プレート320の一対の組付け部材280を備えている。シリンダ部スリーブ310内の貫通穴262には、シリンダ部240の複数の施錠コマ242(一つのみを図示する)に係合するために、対向する二つの凹溝264が形成されている。シリンダ部240は貫通穴262内に収容されており、下端は前記組付け部材280に連結されている。本実施例において、シリンダ部240の底端は、貫通穴262を貫通して第2の凹部286を有するビス282と係合する第2の突出部246を備えている。したがって、キー300でシリンダ部スリーブ310を回転させたとき、組付け部材280を直接回転させて、施錠プレート320を回転させる。組付け部材280はビス282とナット284とからなり、ビス282の底端の雄ねじ288は施錠プレート320の内穴322を貫通してナット284の雌ねじ289に連結されて、施錠プレート320をその中に固定する。しかしながらその他の異なる実施例において、組付け部材280はビス・ナット組付け部材またはリベット、キーまたはピンなどの部材で施錠プレート320を直接連結するものも含む。

0026

キーロックを施錠するときには、前記施錠コマ242がそのうちの一つの凹溝264に係合して、前記一対の組付け部材280および施錠プレート320が回転しないようにする。このとき、施錠プレート320は施錠位置/状態となる。反対に、キー300が開口302に挿入されるとともにシリンダ部240が解錠されると、施錠コマ242が後退するとともに凹溝264との係合関係を解放する。このとき、シリンダ部240の施錠コマ242は反対側の凹溝264に位置するとともに、前記組付け部材280と共に回転させ、施錠プレート320は解錠位置/状態にまで回転される。この操作中において、コンビネーションロック500およびゼロセット機構700には影響はない。つまり、キーロックおよびコンビネーションロックの自動ゼロセット装置100は個別に独立して動作するので、互いに影響することはない。より詳細に言えば、キー300で解錠装置200を解除する過程において、シリンダ部240を単純に解錠して組付け部材280を回転させるだけで、施錠プレート320の解錠および施錠位置/状態を制御することができる。

0027

以下にて、コンビネーションロックに施錠装置を組み合わせてゼロセット機構を駆動するステップおよび関連する実施例をより詳細に説明する。図4Aおよび図4Bに示すように、コンビネーションロック500を施錠するときには、回転摺動体220の当止め部222を回転させてシャフト540のストッパ520に当接させるとともに、ゼロセット機構700の第2のギヤ710はコンビネーションロック500の第1のギヤ512に接触させない。よって、コンビネーションロック500を施錠するときには、解錠装置200はシャフト540により当接されて回転しなくなる。また、第1のギヤ512の回転範囲は第2のギヤ710の歯無し部分716にあるので、数字ダイヤル510は番号合わせ/回転が自在となり、第2のギヤ710を回転させることはない。図4Aに示す実施例において、解錠スリーブ250の第1のフランジ254は、摺動スリーブ270の第2の平坦部276に位置するのが好ましい。

0028

図4C及び4Dに示すように、各数字ダイヤル510が正しい番号にまで回転(つまりコンビネーションロック500の解錠)し、しかも解錠装置200の回転つまみ(図示しない)が回転したとき、回転摺動体220の当止め部222はシャフト540のストッパ520を解放する。第1のスプリング548および第2のスプリング(図示しない)は弾性的に解放されて、シャフト540およびインナスリーブ530を左方向にそれぞれ移動させて、各インナスリーブ530を数字ダイヤル510の内穴との係合関係から解放する(図5Aをご参照ください)。図4C、4Dおよび5Aの実施例において、解錠スリーブ250の第1のフランジ254が第2のフランジ274の移動を開始したとき、摺動スリーブ270の駆動部272は連動部材730によりゼロセット機構700を回転させる。言い換えれば、駆動部272は連動部材730の第2の連動ギヤ736により下方に駆動されたとき、ゼロセットシャフト720のピニオン724も第1の連動ギヤ732により駆動されるので、ゼロセットシャフト720および連動軸734はゼロセットシャフト720を反対方向に回転させる。図4Dに示すように、第2のギヤ710のゼロセット歯714は第1のギヤ512の番号対照歯514との噛合回転を開始する。

0029

図5B、5Cおよび図5Dに示すように、解錠装置200の解錠スリーブ250が回転して摺動スリーブ270を最下点にまで移動すると、ゼロセット機構700の第2のギヤ710は最大角度(好ましくは180度回転する)にまで回転する。言い換えれば、解錠スリーブ250の第1のフランジ254が摺動スリーブ270の第2のフランジ274に当接したとき、駆動部272は連動部材730の第2の連動ギヤ(図示しない)を回転させて、ゼロセット機構700の第2のギヤ710がコンビネーションロック500の第1のギヤ512を回転させる。このとき、コンビネーションロック500の正しい解錠の数字ダイヤル510の番号は回転することで新たにゼロセットされる。図5Aに示すように、位置決めコマ132は位置決め手段110の位置決め溝134から移動するとともに第2の位置決め溝136中に位置決めされて、ストッパ520を解放する。言い換えれば、回転摺動体220の切欠き溝228に設けられている位置決めコマ132は、シャフト540の軸方向での移動を規制または解放し、回転摺動体220が反対方向に回転したとき、位置決めコマ132が再度移動するとともに、ストッパ520の移動を規制するのが好ましい。

0030

解錠装置200の回転つまみが引き続き回転すると、図5Cに示す実施例のように、最終的には第2のギヤ710の円弧歯712が各第1のギヤ512のストッパ歯518に当接して、円弧歯712をストッパ歯518と番号対応歯514との間(歯無し部516上)に停止させる。つまり、各ゼロセット歯714が第1のギヤ512の各歯に噛合して回転すると、ゼロセット歯714が先に数字ダイヤル510のその歯に噛合したとしても、もしゼロセット歯714が歯無し部516にまで回転したときには、数字ダイヤル510は空回りして(回転することなく)、窓の数字は「0」として表示される。したがって、第2のギヤ710が引き続き回転したときには、最終的には円弧歯712が第1のギヤ512のストッパ歯518に当接して、図5Cに示す歯無し部516上で停止する。

0031

回転つまみが図6Aおよび図6Bに示す方向引き続き回転すると、解錠スリーブ250の第1のフランジ254は第2のフランジ274から第2の平坦部276にまで移動して、ゼロセット機構700の第2のギヤ710を初期角度にまで復帰させる。この操作中にて、解錠装置200の第2の付勢手段290は摺動スリーブ270が上方に移動する力を付与し、第1の付勢手段740もゼロセット機構700の第2のギヤ710が復帰するトルクを付与する。図6Aに示す実施例において、駆動部272は、最下点から最高点にまで移動して、連動部材730がゼロセットシャフト720の第2のギヤ710を初期角度にまで回転させるのが好ましく、第1のギヤ512はすでに歯無し部516で停止しているので、第2のギヤ710が回転したとしても、第1のギヤ512を回転させることはないようにする。このように一回目の自動ゼロセット操作が完了して、しかも使用者はコンビネーションロック500に対して新たな番号の変更設定を行うことができる。

0032

使用者がコンビネーションロック500の新たな暗証番号の設定を完了した後、さらにコンビネーションロック500の施錠操作を行うことができる。言い換えれば、回転つまみ210を逆方向に回転(本実施例では逆時計方向の回転であるのが好ましい)して、施錠の操作を行うことができる。しかしながらその他の異なる実施例において、施錠装置200を同じ回転方向としてもよい。

0033

図7に示すように、回転つまみ(図示しない)を逆方向である角度まで回転させたとき、解錠装置200の回転摺動体220が回転して、回転摺動体220の当止め部222をコンビネーションロック500のストッパ520に圧入させて、シャフト540およびインナスリーブ530が移動するとともに数字ダイヤル510の内穴に係合する。したがって、前記実施例にて新たに設定した暗証番号は位置決め/設定されるとともに、新たに設定された暗証番号は変更されることなく窓(図示しない)中に表示されることになる。図7に示す実施例において、位置決めコマ132が位置決め手段110の第2の位置決め溝136から移動するとともに第1の決め溝134中に位置決めされる。また、ゼロセット機構700の第2のギヤ710もコンビネーションロック500の第1のギヤ512に接触するものであり、図6Bを参照されたい。

0034

回転つまみを回転させると、ゼロセット機構700の第2のギヤ710がコンビネーションロック500の第1のギヤ512を回転させて、数字ダイヤル510の数字を自動的にゼロセットする。この操作は図5A〜図5Dの実施例に示すものと同じである。したがって使用者が暗証番号を新たに設定した後、数字ダイヤルをランダムに回転させる必要はなく、時間を節約できる。図5A〜図5Dに示す実施例のように、数字ダイヤル510の二回目の自動ゼロセットの操作とは、解錠スリーブ250の第1のフランジ254が摺動スリーブ270の第2のフランジ274を下方に最下点にまで駆動するとともに、ゼロセット機構700の第2のギヤ710を180度回転させることで、第1のギヤ512の数字ダイヤル510のゼロセット操作を完成させるものである。詳細な作動の説明は、前記した実施例の記述を参照されたい。

0035

解錠スリーブ250の第1のフランジ254が最高点の第2のフランジ274から最下点である第2の平坦部276にまで移動したとき、ゼロセット機構700の第2のギヤ710は連動部材730により180度回転されて初期角度にまで復帰する。この操作は図6Aおよび図6Bの実施例に示すものと同じである。また、図4Aの実施例に示すように、回転つまみ(図示しない)も施錠装置にまで回転し続ける。したがって、前記実施例の操作ステップを繰り返すことで、暗証番号の変更設定および新たな暗証番号のゼロセットの設定を行うことができる。

0036

本発明は、図8Aおよび図8Bに示すように、コンビネーションロックの自動ゼロセット装置100を応用したロッカ用施錠装置900をさらに提供するものである。ロッカ用施錠装置900は回転可能な施錠プレート910を有する解錠装置200と、コンビネーションロック500と、ゼロセット機構(図示しない)とを備えている。施錠プレート910は組付け部材280の間に固定されている。図8Bに示す実施例において、組付け部材280は、ビス282およびナット284からなり、施錠プレート910はビス282とナット284との間に固定されるのが好ましい。解錠装置200が解錠位置にまで回転するとともに、コンビネーションロック500が解錠されたとき、施錠プレート910は施錠の位置Lから解錠の位置Oにまで回転される。反対に、解錠装置200が施錠位置にまで回転するとともに、コンビネーションロック500が施錠されると、施錠プレート910は解錠の位置Oから施錠の位置Lにまで回転される。解錠装置200、コンビネーションロック500およびゼロセット機構などの構成要素および連結方式については、前記実施例を参照されたい。ここでは別途説明はしない。

0037

言い換えれば、解錠装置200が解錠装置にまで移動すると、解錠装置200は前記第2のギヤ710を駆動して前記第1のギヤ512を回転させることで、各第2のギヤ710と歯無し部516とが空回りしたときに、前記数字ダイヤルがゼロセットされるとともにコンビネーションロック500では暗証番号が新たに設定される。解錠装置200が施錠位置にまで移動すると、解錠装置200は前記第2のギヤ710を駆動して前記第1のギヤ512を回転させることで、各第2のギヤ710と歯無し部516にて空回りするまで回転したときに、前記数字ダイヤル510がゼロセットされる。

0038

したがって、ロッカ用施錠装置900の解錠装置200が順時計方向に解錠装置にまで回転することで、コンビネーションロック500の暗証番号を新たに変更することができる。解錠装置200が逆時計方向に回転すると、コンビネーションロック500にて設定した新たな暗証番号がゼロセットされるとともに新たな暗証番号の設定が完了する。また、本実施例において、解錠装置200はキー(図示しない)を開口302に挿入することで、施錠プレート910を直接解錠の位置Oまたは施錠の位置Lにまで駆動してもよい。関連する操作ステップは図3の実施例に述べるものを参照されたい。ここでは別途説明しない。

0039

本発明は、上記関連する実施例によりすでに説明されているが、上記実施例は単に本発明を実施する範例に過ぎない。言及すべきは、開示されている実施例は本発明の範囲を限定するものではないということである。本発明の技術的思想および原則に基づいて行われる修正および均等な配置はいずれも特許請求の範囲に含まれるものである。

0040

100…コンビネーションロックの自動ゼロセット装置、110…位置決め手段、120…ハウジング本体、130…収容空間、132…位置決めコマ、134…第1の位置決め溝、136…第2の位置決め溝、150…カバー、160…窓、170…開口部、200…解錠装置、210…回転つまみ、212…つまみ穴、220…回転摺動体、222…当止め部、224…摺動溝、226…受け部、228…切欠き溝、240…シリンダ部、242…施錠コマ、246…第2の突出部、248…シリンダ部穴、310、250…シリンダ部スリーブ、251…スリーブ部、252…突出部、254…第1のフランジ、256…第1の平坦部、258…押え部、260…段差部、262…貫通穴、264…凹溝、270…摺動スリーブ、272…駆動部、274…第2のフランジ、276…第2の平坦部、280…組付け部材、282…ビス、284…ナット、286…第2の凹部、288…雄ねじ、289…雌ねじ、290…第2の付勢手段、300…キー、302…開口、500…コンビネーションロック、320、910…施錠プレート、322…内穴、510…数字ダイヤル、512…第1のギヤ、514…番号対応歯、516…歯無し部、518…ストッパ歯、520…ストッパ、530…インナスリーブ、540…シャフト、542…凸歯、546…四角状軸、548…第1のスプリング、550…スリーブ、552…第2のスプリング、560…位置決めコマ、700…ゼロセット機構、710…第2のギヤ、712…円弧歯、714…ゼロセット歯、716…歯無し部分、718…スペーサ、719…溝、720…ゼロセットシャフト、722…突条、724…ピニオン、726…第1の位置決め板、728…隙間、730…連動部材、732…第1の連動ギヤ、734…連動軸、736…第2の連動ギヤ、740…第1の付勢手段、742…ゼロセットスリーブ、750…第2の位置決め板、900…ロッカ用施錠装置。

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