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技術 移動しているウェブを安定化するための装置と方法

出願人 アンドリッツインコーポレーテッド
発明者 ジェラルドクレイマーエドワードブロサール
出願日 2010年2月24日 (9年6ヶ月経過) 出願番号 2010-039058
公開日 2010年11月4日 (8年10ヶ月経過) 公開番号 2010-247989
状態 未登録
技術分野 ウエブの整合,緊張,案内,ローラ 紙(4)
主要キーワード 空気バー 導管経由 平坦底面 流体移動装置 中空チャンネル 置シート 空気スロット 導出装置
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

ウェブが安定化装置の平坦な表面を横切って移動すると、ウェブの側端カールする傾向があり、これを矯正する手段・装置を提供。

解決手段

クロスマシン方向に、かつ移動しているウェブに近接した安定化装置表面に実質的に平行な方向に空気の移動を行わせるための装置であって、安定化装置に近接して安定化装置のシート端の箇所またはその外側に位置し、ウェブの端部を安定化するために、移動しているウェブの側端から外側に移動する方向に流体移動導出する装置。

概要

背景

ウェブ材ティシュタオル、紙、ボード、プラスチック、およびポリマーを含むが、これらに限定されない)は、スパンを通過して輸送されるが、スパンには、通常、米国特許第4,321,107号明細書に示されるような、ウェブ安定化装置を備えている。ウェブは、比較的高速度でスパンを通過し、ウェブ安定化装置を横切って移動する。

ウェブが安定化装置の平坦な表面を横切って移動すると、ウェブの側端カールする傾向がある。カールが生じると、ウェブに、特にウェブの端に加えられたストレスが増大し得ることになる。また、カールが生じると、ウェブの幅方向にウェブの不均一なストレッチが生じ、ウェブが引き裂かれるリスクが増大し得る。ウェブ側端は、普通は大抵安定化装置から外れるようにカールするが、カール状態ウェブ張力重力、材料の性質相違に依存し、あるいは空気流れのような外部影響や、ウェブ端部の材料が、ウェブの片側だけで他のウェブ材に接結されるような外部影響に依存する。従って、ウェブ側端の箇所においてカールを減少させる装置と方法に対するニーズが存在する。

概要

ウェブが安定化装置の平坦な表面を横切って移動すると、ウェブの側端がカールする傾向があり、これを矯正する手段・装置を提供。クロスマシン方向に、かつ移動しているウェブに近接した安定化装置表面に実質的に平行な方向に空気の移動を行わせるための装置であって、安定化装置に近接して安定化装置のシート端の箇所またはその外側に位置し、ウェブの端部を安定化するために、移動しているウェブの側端から外側に移動する方向に流体移動導出する装置。

目的

ウェブの側端に加えられる力を生起するには、シート端域上の空気の移動は、ウェブから離れて流れる方向であって、ウェブ端に対しては実質的に垂直、例えば、65°〜125°であり、ウェブの目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

移動しているウェブ近接した表面であって、ウェブの各側端に近接したシート端域を有する表面、およびシート端域に、またはその近くに取り付けられた流体移動または導出装置であって、シート端域に合わされたウェブ側端から離れて移動する方向にてシート端域に近接して流体を移動させる流体移動装置を含むウェブ安定化装置。

請求項2

流体移動または導出装置と平らな面との間にギャップを備え、このギャップを流体が移動する、請求項1のウェブ安定化装置。

請求項3

流体移動または導出装置が、正または負に加圧された空気、例えば圧縮空気または真空に対する通路を備え、かつ流体移動装置が、流体を移動するためにシート端域に沿って配置された少なくとも一個オリフィスを備える、請求項1のウェブ安定化装置。

請求項4

オリフィスが、出口、孔、スロット、およびノズルの中の少なくとも一種である、請求項3のウェブ安定化装置。

請求項5

流体移動または導出装置が、シート端域の少なくとも片側に沿って配置されている、請求項1のウェブ安定化装置。

請求項6

安定化装置の表面に沿ってウェブを移動すること、ウェブが安定化装置の表面に沿って移動するにつれてウェブの側端から離れるように空気を移動すること、および側端から離れるように空気を移動することで形成された力によってウェブの端部を安定化装置の表面に向かって移動することを含む移動しているウェブの側端に生ずるカールを減少する方法。

請求項7

空気の移動が、ウェブの側端に一般に平行なギャップの間に空気を通過することを含む、請求項6の方法。

請求項8

ギャップを通過する空気が、コアンダ(Coanda)効果に従って安定化装置または空気吹き出し装置の表面に沿って流れる、請求項7の方法。

請求項9

空気が、圧縮空気の源または真空源によって、ギャップ前後に発生した圧力差でギャップを通過して移動される、請求項6の方法。

請求項10

空気が、真空源によってギャップを通過して抜き出される、請求項6の方法。

請求項11

ギャップが、0.001インチ〜4インチの範囲の幅を有する、請求項7の方法。

請求項12

ギャップが、水平方向に沿ってウェブ端の12インチ以内にある、請求項7の方法。

請求項13

空気源が、空気の出口、孔、スロット、またはノズルの中の少なくとも一種を含む、請求項6の方法。

請求項14

ギャップが、安定化装置の長さに沿って連続になっている、請求項7の方法。

請求項15

ギャップが、安定化装置の長さに沿って一連の開口を備える、請求項7の方法。

請求項16

ウェブ速度、ウェブ側端のカール量、およびウェブ組成の中の少なくとも一つに基づいて、移動する空気の流量または導出方向を調節することをさらに含む、請求項6の方法。

請求項17

移動しているウェブに近接した表面であって、ウェブの各側端に近接したシート端域を有する表面、シート端域に、またはその近くに取り付けられたギャップ形成装置、ウェブの側端に近接してギャップ形成装置と前記表面との間に形成されたギャップ、およびウェブの側端から離れる方向にてギャップに流体を強制通過させるように位置された圧力流体源を含むウェブ安定化装置。

請求項18

圧力流体の源が、空気をギャップから抜き出す真空である、請求項17のウエブ安定化装置。

請求項19

ギャップ形成装置が、ウェブの側端に沿って広がるバーである、請求項17のウエブ安定化装置。

請求項20

ギャップが、垂直方向で1インチ以下である、請求項17のウエブ安定化装置。

技術分野

0001

本発明は、移動しているウェブを安定化するための装置と方法に関する。

背景技術

0002

ウェブ材ティシュタオル、紙、ボード、プラスチック、およびポリマーを含むが、これらに限定されない)は、スパンを通過して輸送されるが、スパンには、通常、米国特許第4,321,107号明細書に示されるような、ウェブ安定化装置を備えている。ウェブは、比較的高速度でスパンを通過し、ウェブ安定化装置を横切って移動する。

0003

ウェブが安定化装置の平坦な表面を横切って移動すると、ウェブの側端カールする傾向がある。カールが生じると、ウェブに、特にウェブの端に加えられたストレスが増大し得ることになる。また、カールが生じると、ウェブの幅方向にウェブの不均一なストレッチが生じ、ウェブが引き裂かれるリスクが増大し得る。ウェブ側端は、普通は大抵安定化装置から外れるようにカールするが、カール状態ウェブ張力重力、材料の性質相違に依存し、あるいは空気流れのような外部影響や、ウェブ端部の材料が、ウェブの片側だけで他のウェブ材に接結されるような外部影響に依存する。従って、ウェブ側端の箇所においてカールを減少させる装置と方法に対するニーズが存在する。

0004

ウェブのカールを最小限に抑えるために、安定化装置の外側のシート端域に力を加え、ウェブの側端を安定化装置側に引っ張ることが行われる。ウェブの側端を安定化装置側に引っ張ることによって、ウェブの側端は、安定化装置を横切って移動するウェブの他の部分と共にインラインとなる状態に保たれる。側端のカール生成を最小限に抑えると、ウェブ安定化がサポートされ、ウェブ材のストレスが減少され、ウェブ破損が少なくなり、ウェブ材の特性が向上し得る。側端に加わるストレスとストレッチが少なくなるからである。

0005

ウェブの端部に加えられる力は、ウェブに面する安定化装置の外側のシート端域に沿い、かつそこから離れるように流れる空気の移動によって形成され得る。例えば圧縮空気または真空(まとめて、「圧力」空気と称する)をシート端域に、またはその近くに作用させると、安定化装置表面とウェブ端との間から空気を抜き出し、ウェブと安定化装置間に吸引力生起し、ウェブの端部を安定化装置の方に押しやり得る。吸引力を生起するには、シート端の近くで、外側シート端域と空気移動導出装置との間のギャップを通して空気を強制的に送ったり、抜き出したりして行い得る。このギャップは、一般に、ウェブの側端に平行であって、しかもその近くに位置する。空気がこのギャップを通過して流れると、ウェブ側端の箇所に圧力降下が生じ、ウェブ側端を安定化装置のシート端域の方向に引っ張ることになる。

0006

ウェブの側端に加えられる力を生起するには、シート端域上の空気の移動は、ウェブから離れて流れる方向であって、ウェブ端に対しては実質的に垂直、例えば、65°〜125°であり、ウェブの目的とする高さ位置に、例えばウェブの面の位置に合わされているのが好ましい。さらに、または別に、空気の移動は、安定化装置に向かうようにも、これから離れるようにすることを含めて、他の方向にもし得る。空気の流れは、ウェブと安定化装置のシート端との間が低い圧力となるようにして、この低い圧力でウェブの側端をシート端の方に引っ張るようにしなければならない。

0007

本発明は、ウェブ安定化装置として具現化し得る。このウェブ安定化装置は、移動しているウェブに近接した表面であって、ウェブの各側端に近接したシート端域を有する表面、およびシート端域に、またはその近くに取り付けられた流体移動装置であって、シート端域に合わされたウェブ側端から離れて移動する方向にてシート端域に近接して流体を移動させる流体移動装置を含むものである。

0008

別の態様の一つでは、本発明は、ウェブ安定化装置とし得る。このウェブ安定化装置は、移動しているウェブに近接した表面であって、ウェブの各側端に近接したシート端域を有する表面、シート端域に、またはその近くに取り付けられたギャップ形成装置、ウェブの側端に近接してギャップ形成装置と前記表面との間に形成されたギャップ、およびウェブの側端から離れる方向にてギャップに流体を強制通過させるように位置された圧力流体源を含むものである。

0009

本発明は、移動しているウェブの側端に生ずるカールを減少する方法として具現化し得る。この方法は、安定化装置の表面に沿ってウェブを移動すること、ウェブが安定化装置の表面に沿って移動するにつれてウェブの側端から離れるように空気を移動すること、側端から離れるように空気を移動することで形成された力によってウェブの端部を安定化装置の表面に向かって移動することを含むものである。

図面の簡単な説明

0010

は、ウェブ安定化装置と、図のページに垂直な方向に安定化装置の下で移動しているウェブとを断面で示す概略図である。図はウェブの側端に生じるカールを示す。

0011

は、ウェブ安定化装置と、安定化装置の下で移動しているウェブとを断面で示す概略図で、ウェブの側端がカールしており、空気(点線の矢印で示される)が、シート端からギャップを通過して外側に流れている。

0012

は、ウェブ安定化装置と、安定化装置の下で移動しているウェブとを断面で示す概略図で、ウェブの側端が、ギャップを通過する空気の流れによって安定化装置のシート端に引き込まれている。

0013

は、ウェブと、ウェブの側端から幾つかの可能な方向に流れている空気とを示す安定化装置の底面概観図である。

0014

は、ウェブ安定化装置と、力、例えばウェブの端部の近くで、かつそれから外側に空気の移動を形成する装置との側部を断面で示す概略図である。

0015

は、ウェブ安定化装置と、安定化装置の下で移動しているウェブとを断面で示す概略図で、凹部または凸部が、ここに空気移動を供給し、導出するために、ウェブの側端の近くで安定化装置の表面に形成されている。

0016

は、ウェブ安定化装置と、安定化装置の下で移動しているウェブとを断面で示す概略図で、空気ノズルがウェブの側端の近くで、かつその外側で安定化装置に設けられている。

0017

は、ウェブ安定化装置と、安定化装置の下で移動しているウェブとを断面で示す概略図で、空気ノズルがウェブの側端の近くで、かつその内側で安定化装置に設けられている。

0018

は、ウェブ安定化装置の側部を断面で示し、安定化装置とのギャップを通過する空気移動としてコアンダ(Coanda)効果を図示している概略図である。

0019

は、ウェブ安定化装置の側部とギャップを通過する空気流れを断面で示す概略図で、空気が空気源からギャップに、またはその近くに流れている。

0020

は、ウェブの側端近くにギャップを形成し、このギャップ経由で空気の移動を起こす装置の据え付けを図示している。

0021

は、ウェブ安定化装置とウェブの近くに、空気の移動装置としての空気ナイフを断面で示す概略図で、安定化装置とウェブは一部分のみが図示されている。

実施例

0022

図1図2は、ウェブ安定化装置1と、図のページに垂直な方向に安定化装置の下で移動しているウェブまたはシート4(まとめて、ウェブと称する)との概略断面図である。移動流体、好ましくは空気のようなガスが、安定化装置の底面17の狭い箇所、例えばシート端域16に沿って、かつ移動しているウェブ4のウェブ端5の丁度その箇所またはその外側に導入される。移動流体、例えば空気9がウェブ端5を安定化する力を生起し、端部カール5の生成が減少もしくは皆無となる。図1図2には、ウェブのカールした端部を示す。カールを少なくすると、シートの破損が少なくなり、ティシュ、紙、ボードといったウェブの製造機または他のウェブを処理加工する機械の性能、および速度を上げる可能性も改善すると期待される。

0023

固定式のウェブ安定化装置1は、実質的に平坦な底面17を有する、一般に直方体の装置とし得る。ウェブ4は、例えば毎分4,000〜7,000フィート(毎分1,200〜2,100m)のような、高速度で移動する。ウェブが移動すると、ウェブの近くに存在する空気が動かされ、特にウェブと安定化装置の間にあるギャップ(隙間)の空気が動かされる。この空気の動きが引き起こされるので、このギャップ(隙間)は、ウェブの反対側の空気に比較して、より低い静圧の状態になる。ウェブの反対側に存在するこの圧力差によって、ウェブは、安定化装置の底面17に向かって引き寄せられる。ウェブ4のセンター部分は、安定化装置の底部近くになると考えられる。すると、ウェブの側端5は、安定化装置の底部17のシート端域16から離れてカールすると考えられる。望ましいことは、このカール状態を無くし、側端5を、ウェブ4のセンター部分と同じ平面に押しやることである。

0024

図3は、側端から外側に流れる移動流体、例えば空気の流れ9によってカールが無くなった状態の側端5を有する、移動するウェブ4を図示する。ウェブ4の側端5のカールを除くには、移動流体9、例えば空気を、側端に加わる力を発生するために側端5から外側に導かれている。この力によって、ウェブの側端5は、ウェブ側端5の所望の位置近くに位置する安定化装置平坦底面の狭い箇所であるシート端域16に向かって動かされる。上記の力は、ウェブ端5から外側に、そして安定化装置底部のシート端16に沿って、またはそれに近い所で流れる流体、例えば空気9の動きによって生ずる。「空気」という言葉は、移動する流体を称するために使用されるが、移動する流体としては、加圧された大気の空気が好ましいけれども、他のガスや液体でもよく、そして大気の空気の圧力に対比して正または負の圧力を付与する真空装置または他の装置を使用することも含む。

0025

空気は、空気移動または空気導出装置3の間のギャップ2を通過して流れ得る。空気移動または空気導出装置3は、例えば空気ノズルを備え得るもので、シート端に近接し、ウェブの側端からは少し離れている中空ビーム管である。空気移動または導出装置3は、空気ギャップ2が、前記ビーム管と安定化装置の底面17との間に形成されるように、安定化装置1の底面17に取り付け得る。

0026

移動する流体9は、好ましくはウェブの移動方向に直角な方向にウェブ4の端部5から外側に導かれる。この流体は、図4A図4Bに示されるように、他の方向11にも流れるようにし得る。この空気は、一般に、シート端域16とウェブの側端5とからは外側に向かうように導出される。好ましい方法は、ウェブが移動する経路に対して垂直または実質的に垂直で、かつウェブから離れるような方向に流体を導出することである。流体9が移動すると、ウェブ端部5と安定化装置のシート端域16との間に低圧領域が形成される。この低圧領域によって、ウェブの端部5はシート端域の方に引っ張られる。

0027

空気移動兼導出装置3と流体9の移動とによって、ウェブの側端5と安定化装置底部17のシート端域16との近くの領域に製造機の外側から空気の流れが流入するのが阻止される。従って、空気移動装置3と空気9に移動とによって、外側からの空気の流れがウェブ4の側端5に乱れを起こすのが防止される。

0028

空気移動兼導出装置3は、装置3の長さに沿って内部空気通路と孔またはスロットを穿って形成された空気ノズルとを備える一個または複数個の空気ナイフ、空気パイプ空気ビームまたは空気バーを一列として構成し得る。空気移動兼導出装置3は、好ましくは、安定化装置1の底面の箇所またはその近くに、そして特に底面17のシート端域16の箇所またはその外側に設けられる。別法としては、安定化装置1は、ウェブの下に位置するようにし、ウェブ近くに上面を備えるようにし得る。この場合空気移動装置は、この上面の頂部に取り付けられる。ウェブに近接した安定化装置の底面17は、フラット状アーチ状、曲面状に、あるいはウェブに面する他の形状を持ち得る。

0029

ギャップ2は、ウェブ4の側端5を平坦な表面のシート端域16の方に向けて強制移動させる空気の移動のためのギャップ2を提供するために、安定化装置の実質的に平坦な底面17の領域16と空気移動または導出装置3との間に形成し得る。ギャップ2は、安定化装置1と一体化させて、または空気移動装置3と安定化装置1とに一体化させて、空気移動または導出装置3の近くになるようにし得る。

0030

空気移動または導出装置(複数を含む)3は、安定化装置の側端域16から側端域16と導出装置3との間のギャップ2を通過して空気の移動を生じさせ得る。空気の移動は、ウェブ端5の位置と方向に影響を与えるに十分な速度で、およびウェブ端部を動かして平らにする、例えばウェブ端部をウェブ4の中心位置と同一平面にする圧力低下を起こさせるに十分な速度である。

0031

ギャップ2は、また、空気導出装置のタイプの一つである中実バーから成るギャップ形成装置3aと安定化装置のシート端域16との間とすることもできる。このギャップは、このギャップを通過して空気を抜き出すため、真空源20の近くにある。この真空源は、図3に示されるように安定化装置の傍に置かれる。ギャップ形成装置3aは、流体移動装置ではなく、ギャップを通過する空気流を導出する障害物を形成する。ギャップ形成装置3aは、断面形状が直方形円形楕円形エアロフォイル形、ウイング形または他の形を有する中実バーとし得る。好ましくは、ギャップ形成装置3aの断面形状は、安定化装置とこのギャップ形成装置との間のギャップを通過する空気の流れを促進する。このギャップを通過して移動する真空源20のような空気の源は、安定化装置から供給される圧力空気でもよく、あるいは空気をギャップに流す別個の流体移動装置、例えば真空源20でもよい。

0032

ウェブ近くの安定化装置1の底面17は、円滑面または粗面の底面(または頂面)であり、平坦な面とし得る。安定化装置1の底面17のシート端域16は、ウェブ端5に合うようされるが、(図1、2、3、4a、5、6a、6b、7a、7bに示されるように)ウェブ端5を越えて延びるようにし得るし、あるいは(図4bに示されるように)ウェブ端の箇所で終わるようにもし得る。

0033

空気移動または導出装置(複数を含む)3、3aは、安定化装置のシート端域16の片方または両方の近くに取り付け得る。装置(複数を含む)3、3aは、図4a、4b、5、および6aに示されているように、ウェブ端5の箇所またはその外側で空気移動をスタートさせ、空気をウェブ端から外側に流出するように移動させ得る。装置3、3aは、また、図6bに示されているように、安定化装置とウェブ端5の間に配置し得る。図6Bでは、空気移動装置は、安定化装置のシート端域16に溝またはスロットを備える。溝またはスロットは、安定化装置から空気を吹き出したり、安定化装置に空気を引き込んだりする空気開口を有する。空気移動装置3、3aは、安定化装置1の一部分または全体にわたって延ばしたり、安定化装置に関してはこれに固定したり、可動にしたりし得る。

0034

空気移動装置3から流れる空気は、図2と図4に示されているように、ウェブの端5に直接衝突させる必要はない。ウェブ端5に空気を直接衝突させると、ウェブ端を安定化装置に押し付けることができるが、空気を直接衝突させることはウェブにストレスとストレッチを引き起こし得る。ウェブ端に空気を直接衝突させずに空気流を外側に導出するようにすると、カールしているウェブ端5と安定化装置シート端域16との間に吸気部が生じ得る。この吸気部によって、安定化装置1の表面にウェブ端5が引き付けられる。図3、4a、4b、5、6a、6b、7aおよび7bに示されているように、空気は、ウェブ端5に直接衝突されることなく、ギャップ2を通過して導出される。

0035

空気(矢印9を見よ)は、ウェブ端部5に面する空気移動装置3の内面6(図1)に沿って導入され得る。当該装置の内面6に沿って導入されると、コアンダ(Coanda)効果が、図7aに図示されるように、ギャップ2に面する表面である空気移動装置3の上面7に沿って移動する空気9に、または図9に示されるように、安定化装置の面16までに移動する空気9に生じる。

0036

図5は、安定化装置の底面17のシート端域16に凹状の(または凸状の)狭い箇所(複数を含む)13(またはスロット、間隙または溝)を有する安定化装置1を示す。凹状の狭い箇所13は、ウェブ端5から外側に空気の移動をするための通路を提供する。安定化装置1の狭い箇所13に沿って移動する空気9によって、ウェブ端5とシート端域16の間に低い圧力の領域を形成され、ウエブ端5が安定化装置のシート端域16に向かって移動するようにさせられる。表面(狭い箇所)13は、安定化装置の底面と平行にも、その底面より凹ませることも、あるいはその底面よりわずかに凸にさせることもできる。

0037

図6A図6Bは、安定化装置1を示すものであるが、空気移動装置3は、安定化装置の底面に沿って、かつウェブ端5から外側に向かって空気流れ12を導出する空気開口、ノズル、空気パイプ、空気スロットまたは空気チャンネル(総称して、空気導出手段14)のアレイ(並び)である。空気導出手段14のアレイ(並び)は、安定化装置の底面17のシート端域16に沿って、連続的にまたは規則的間隔または不規則的間隔で、好ましくは短い間隔で配列され得る。空気導出手段14は、ウェブ端5の直ぐ外側から(図6Aに示されるように)、またはウェブ端5の内側から(図6Bに示されるように)、シート端域16に空気を注入し得る。空気導出手段14は、安定化装置内部の導管経由で圧力空気(図8の27)を受け容れることも出来るし、または空気導出手段経由で空気を抜き出す吸引装置に接続することも出来る。空気導出手段14は、空気移動に対する実際上のまたは有効なギャップ2を提供するために、安定化装置1に、または空気移動装置3に内蔵させ得る。空気9をギャップ2経由で移動させると、ウェブ端5は安定化装置1の方向に矢印8を動くので、ウェブ端5がカールすることが皆無となり、あるいは少なくなる。

0038

図8は、安定化装置の底部平坦面17のシート端域16近くに位置している空気移動装置である空気ナイフ19の位置を示す概略図である。空気移動装置3、例えば空気導管と、ウェブ端5との間のギャップ(間隔)10は、好ましくは、0〜4インチの範囲であるが、2フィートほどとすることもできる。ギャップ2は、空気移動装置3と安定化装置のシート端域との間に形成される。このギャップは、垂直方向に好ましくは1インチ(例えば25mm)未満であるが、1/4インチ(例えば6mm)未満ともし得る。

0039

空気ナイフ19および空気移動装置3は、中空とし、他のナイフまたは装置に両端で接続し得る。ナイフまたは装置のアセンブリ(組み立て)は、圧力空気27の源に接続される。圧力空気は、空気ナイフ19(または空気移動装置3)のアセンブリ(組み立て)を通過して流れ、内壁6上に配列された空気ナイフの空気スロットから外に流れ出す。空気が空気ナイフ19のスロットから流れ出し、ナイフの表面に沿って流れ、空気はギャップ2を通過して流れる。

0040

図9は、ウェブ安定化装置1のシート端域16とウェブ4の近くの空気移動装置3としての空気ナイフ19を断面で示す。空気23、例えば圧力空気が、空気ナイフにある空気スロット22から吹き出される。空気スロット22は、ウェブ4に一般に面するナイフ内面6に配置されている。空気スロット22は、内面6とギャップ2に面するナイフ面25との間のナイフコーナー24の近くとし得る。

0041

圧力空気23は、シート端域とウェブ端5の近くで移動する空気より高速度でスロット22から吹き出される。空気ナイフで吹き出される空気は、ナイフの外の圧力空気源により供給され、空気ナイフの導管28から流れてくる。導管28から、空気は、ナイフの本体19とプレート30とで形成されているスロット22に流入する。

0042

空気23がスロット22から吹き出されるにつれて、空気は空気ナイフの表面6,24および25に沿って、ギャップ2を通過して流れる。空気は、表面に沿って流れていくが、流体は、コーナー24のような曲面に付着するような形で流れるというコアンダ(Coanda)効果によるものである。

0043

高速の空気23がギャップ2を通過して移動していくと、ウェブ端5とシート端域16の近くから空気26を吸い込むために、ギャップ2に低い圧力の領域が生まれる。空気26が吸い込まれると、また、力31がウェブ端5に加えられ、端部のカールが解消する傾向が生まれ、ウェブ端5がウェブの残りの面と同じ面に維持される。

0044

図面に用いられた参照数字を例として説明すると、以下の通り。
1.ウェブ安定化装置
2.ギャップ(このギャップは、0より大きく最大は4インチ。好ましい態様では0.001インチ〜1インチ)
3. 安定化装置1との間に、ギャップ2を形成する空気移動または導出装置3。この装置3は、例えば、以下の内容も含み得る。
・空気を流す1個または複数個の開口を有する空気ナイフまたは中空チャンネル
・中実のバーまたはプレート3aのような、別個のコンポーネントを用いてギャップを作り得る。圧力空気または真空の源を用いて、同コンポーネントで、またはギャップを作るのに使用される空気移動装置3で作られたギャップ2を通過して空気移動をさせることができる。
・装置を形成するギャップ2は、安定化装置1の一体部分とし得る。
・装置で作製のギャップは、ギャップ形成空気移動装置3に(スロットや一連の開口などを備えるバーまたはプレートを作って)内蔵可能であるので、装置3は安定化装置1に接触しているが、そのギャップ2は空気移動装置3の一体部分として存在する。 ・空気移動装置3は、ギャップ2を形成するようにアセンブリされた一個または複数個の部品を含み得る。
3a.ギャップ形成装置(空気導出装置とも称される)
4. ウェブ
5. ウェブ側端(ウェブ端とも呼ばれる)
6. ウェブ端に面する、空気移動または導出装置の内面
7. 安定化装置に面する、空気移動または導出装置の表面
8. ウェブ端のカールを直す方向
9. 空気または流体の移動方向
10.空気移動方向のウェブ端と空気移動または導出装置との間のギャップ(間隔)
11.空気移動方向の範囲
12.安定化装置の凹または凸の領域
13.空気移動装置として機能する(図6a、6b)安定化装置の箇所またはその近くの空気吹き出し開口(複数を含む)
14.空気導出手段
15.コアンダ(Coanda)効果による空気の流れ
16.安定化装置の底面の箇所のシート端域
17.安定化装置の底面
18.圧縮空気の出口とノズル
19.空気ナイフ
20.真空源
21.制御装置
22.空気吹き出しのための空気ナイフのスロット
23.ナイフから吹き出された空気
24.空気ナイフのコーナー
25.安定化装置に面する、空気ナイフの面
27.圧力空気源
28.ナイフに設けられた空気導管
30.ナイフのプレート
31.ウェブ端に加えられる力

0045

ここに開示された装置と方法は、ウェブ端5のカールを直したり、防止したりするのに使用し得るが、それは、ウェブ端から流体を外側に流してウェブ端を安定化装置の表面に向かって引っ張る力を創り出すことによって行われる。本装置は、安定化装置に組み込まれた空気移動装置3(図6aと6bを見よ)としたり、または、安定化装置に近接してウェブ端から水平距離で好ましくは4インチ以下の間隔で設けられた空気移動装置3としたりし得る。空気移動装置3は、圧縮機または送風機のような圧力空気源から空気を吹き込んだり、または、真空のような大気圧より低い空気源へ空気を引き込んだりし得る。空気移動または導出装置3は、第一装置、例えば空気が通過されるギャップ2を形成するバーと、真空または圧縮空気のような空気源を提供する第二装置を含み得る。これらの装置は、図3、7A、および7Bに示されるように、別個のもの、または、図4B、6A、および6Bに示されるように、一体化されたものともし得る。空気は、ウェブと安定化装置の間の高さ位置(図6A)、安定化装置内に引っ込んだ位置(図5と6B)、ウェブと同じ高さ位置(図6A)、またはウェブと安定化装置の両方より下の高さ位置(図3、4B、7A、および7B)に加えられ得る。

0046

さらに、空気移動装置からの空気は、ある水平距離だけ、ウェブ端から0〜4インチの範囲でウェブ端5から離れて導入され得る。空気はコアンダ(Coanda)効果に従って安定化装置または空気移動装置3の表面に沿って、空気が15を流れるように導入され得る。空気は、安定化装置の表面に実質的に平行な方向にウェブ端5から外側に流れる。本装置は、コアンダ(Coanda)効果を使用して、空気をギャップ2経由でウェブから外側に動かし得る。

0047

さらに、制御装置21(図4B)は、例えばコンピュータまたは手動制御であるが、空気移動装置3からの空気圧または真空度、ギャップ2を通過する空気流の流量、およびギャップの幅の距離と、ギャップとウェブ端間の水平距離を調節する能力を有し得る。例えば空気圧、真空度、ギャップを通過する空気流の流量、およびギャップ寸法は、ウェブに測定されたカール、またはカールセンサ、例えば光ビーム光センサで検出された過剰のカール、ウェブ速度、ウェブ張力またはウェブクレープ、およびギャップまたは安定化装置のシート端域16にある圧力センサなどに基づいて手動で調節し得る。

0048

本発明は、現在最も実用的で、好ましい態様であると考えられるものに関して記載されたけれども、本発明は、開示された態様に限定されることなく、むしろ反対に、その精神内と添付特許請求の範囲とに含まれる多岐にわたる部分修正や均等の配置もカバーするものであると理解される。

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