図面 (/)

技術 印刷機および印刷機の制御方法

出願人 三菱重工印刷紙工機械株式会社
発明者 竹本衆一田阪範文加地誠西山浩司
出願日 2009年4月10日 (10年3ヶ月経過) 出願番号 2009-096174
公開日 2010年11月4日 (8年8ヶ月経過) 公開番号 2010-247342
状態 拒絶査定
技術分野 印刷機の着肉、制御、洗浄 輪転機
主要キーワード 反復印刷 反復制御 位相調整制御 シャフトレス 巻出し装置 ギャップレス構造 各印刷画像 胴入れ位置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年11月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

印刷機装置構成を大きく変えることなく、印刷用紙に異なる複数の印刷画像印刷することができ、これにより、多頁で小ロットの印刷を行うことができる印刷機等を提供する。

解決手段

走行するウェブに印刷を行う一対のブランケット胴を有する複数の印刷ユニット10a,10b,10c,10dと、一対のブランケット胴をウェブに対し着脱させる胴着機構と、を備え、各印刷ユニット10a,10b,10c,10dの一対のブランケット胴により、異なる複数の印刷画像30a,30b,30c,30dを印刷可能な輪転印刷機において、胴着脱機構により一対のブランケット胴をウェブに対し着脱させて、一対のブランケット胴による各印刷画像印刷タイミングを制御可能な印刷タイミング制御部を有し、印刷タイミング制御部は、ウェブに対し、複数の印刷画像30a,30b,30c,30dを順次印刷する連続印刷を繰り返し行う。

概要

背景

従来、ウェブの移動方向に沿って順に、巻出し装置と、複数の印刷ユニットと、乾燥機冷却機と、折機とを有する輪転印刷機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この輪転印刷機の各印刷ユニットは、ウェブを挟んで対向する一対のブランケット胴と、各ブランケット胴を胴入れ位置胴抜き位置との間で移動させる移動機構と、を備えている。これにより、複数の印刷ユニットが印刷作業を行っていたとしても、所定の印刷ユニットのブランケット胴のブランケット交換する場合、所定のブランケット胴を胴抜き位置へ移動させることで、ブランケットを交換することができ、また、胴抜き位置から胴入れ位置へ移動させることで、所定の印刷ユニットによる印刷作業を再開することができる。このため、輪転印刷機による印刷作業を停止させることなく、ブランケット胴のブランケット交換を行うことができる。

概要

印刷機装置構成を大きく変えることなく、印刷用紙に異なる複数の印刷画像印刷することができ、これにより、多頁で小ロットの印刷を行うことができる印刷機等を提供する。走行するウェブに印刷を行う一対のブランケット胴を有する複数の印刷ユニット10a,10b,10c,10dと、一対のブランケット胴をウェブに対し着脱させる胴着機構と、を備え、各印刷ユニット10a,10b,10c,10dの一対のブランケット胴により、異なる複数の印刷画像30a,30b,30c,30dを印刷可能な輪転印刷機において、胴着脱機構により一対のブランケット胴をウェブに対し着脱させて、一対のブランケット胴による各印刷画像印刷タイミングを制御可能な印刷タイミング制御部を有し、印刷タイミング制御部は、ウェブに対し、複数の印刷画像30a,30b,30c,30dを順次印刷する連続印刷を繰り返し行う。

目的

本発明は、印刷機の装置構成を大きく変えることなく、印刷用紙に異なる複数の印刷画像を印刷することができ、これにより、多頁で小ロットの印刷を行うことができる印刷機および印刷機の制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

走行する印刷用紙に印刷を行う複数の印刷胴と、前記複数の印刷胴を前記印刷用紙に対し離接移動させる胴移動機構と、を備え、前記各印刷胴により前記印刷用紙に印刷される複数の印刷画像のうち、少なくとも1の印刷画像と他の印刷画像とを異ならせて印刷可能な印刷機であって、前記胴移動機構により前記各印刷胴を前記印刷用紙に対し離接移動させて、前記各印刷胴による前記各印刷画像の前記印刷用紙への印刷タイミングを制御可能な印刷タイミング制御手段を有し、前記印刷タイミング制御手段は、前記印刷用紙に対し、前記複数の印刷画像を順次印刷する連続印刷を繰り返し行うことを特徴とする印刷機。

請求項2

前記印刷胴は、前記印刷用紙を挟んで一対配設されており、前記一対の印刷胴は、その一方がブランケット胴または版胴で構成され、その他方がブランケット胴または圧胴で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の印刷機。

請求項3

前記印刷タイミング制御手段は、前記複数の印刷胴のうち、隣接する第1印刷胴および第2印刷胴の各印刷タイミングを異ならせていることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷機。

請求項4

前記印刷用紙の所定の印刷位置に前記各印刷胴による前記各印刷画像の印刷タイミングがそれぞれ合致するように前記各印刷胴の回転位相を調整可能な位相調整手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の印刷機。

請求項5

前記各印刷胴の周面に巻回された刷版またはブランケットは、前記各印刷胴の周面に継ぎ目のないギャップレス構造となっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の印刷機。

請求項6

前記印刷タイミング制御手段は、印刷時における前記印刷胴の回転が一回転となるように、前記胴移動機構を制御することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の印刷機。

請求項7

前記印刷タイミング制御手段は、印刷時における前記印刷胴の回転が一回転以外となるように、前記胴移動機構を制御することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の印刷機。

請求項8

走行する前記印刷用紙にバリアブル印刷を行うバリアブル印刷手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の印刷機。

請求項9

走行する印刷用紙に印刷を行う複数の印刷胴と、前記複数の印刷胴を前記印刷用紙に対し離接移動させる胴移動機構と、を備え、前記各印刷胴により前記印刷用紙に印刷される複数の印刷画像のうち、少なくとも1の印刷画像と他の印刷画像とを異ならせて印刷可能な印刷機の制御方法であって、前記複数の印刷胴により、前記印刷用紙に対し前記複数の印刷画像を順次印刷する連続印刷を繰り返し行う連続反復印刷工程を備えたことを特徴とする印刷機の制御方法。

技術分野

0001

本発明は、走行する印刷用紙に印刷胴を転接させて印刷を行う印刷機および印刷機の制御方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、ウェブの移動方向に沿って順に、巻出し装置と、複数の印刷ユニットと、乾燥機冷却機と、折機とを有する輪転印刷機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この輪転印刷機の各印刷ユニットは、ウェブを挟んで対向する一対のブランケット胴と、各ブランケット胴を胴入れ位置胴抜き位置との間で移動させる移動機構と、を備えている。これにより、複数の印刷ユニットが印刷作業を行っていたとしても、所定の印刷ユニットのブランケット胴のブランケット交換する場合、所定のブランケット胴を胴抜き位置へ移動させることで、ブランケットを交換することができ、また、胴抜き位置から胴入れ位置へ移動させることで、所定の印刷ユニットによる印刷作業を再開することができる。このため、輪転印刷機による印刷作業を停止させることなく、ブランケット胴のブランケット交換を行うことができる。

先行技術

0003

特開2007−176179号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、従来の輪転印刷機の複数の印刷ユニットのうち、2つの印刷ユニットが黒色刷りの印刷ユニット、2つの印刷ユニットがシアン色刷りの印刷ユニット、2つの印刷ユニットがマゼンタ色刷りの印刷ユニット、2つの印刷ユニットがイエロー色刷りの印刷ユニットである。つまり、従来の輪転印刷機は、4色刷り印刷ユニットが2組設けられているが、このうち1組の印刷ユニットが印刷作業を行っている最中は、他組の印刷ユニットは印刷作業を行うことができない。このため、従来の輪転印刷機は、ウェブに対し4色刷りを行うことができるが、ウェブには同一の印刷画像が連続して印刷されることとなる。これにより、従来の輪転印刷機は、単頁で大ロットの印刷に向いていた。

0005

一方、輪転印刷機は、多頁で小ロットの印刷を行うことも求められる。しかしながら、上記したように、従来の輪転印刷機では、ウェブに対し異なる印刷画像を印刷することができないため、小ロット多頁の印刷を行うことは困難である。

0006

そこで、本発明は、印刷機の装置構成を大きく変えることなく、印刷用紙に異なる複数の印刷画像を印刷することができ、これにより、多頁で小ロットの印刷を行うことができる印刷機および印刷機の制御方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の印刷機は、走行する印刷用紙に印刷を行う複数の印刷胴と、複数の印刷胴を印刷用紙に対し離接移動させる胴移動機構と、を備え、各印刷胴により印刷用紙に印刷される複数の印刷画像のうち、少なくとも1の印刷画像と他の印刷画像とを異ならせて印刷可能な印刷機であって、胴移動機構により各印刷胴を印刷用紙に対し離接移動させて、各印刷胴による各印刷画像の印刷用紙への印刷タイミングを制御可能な印刷タイミング制御手段を有し、印刷タイミング制御手段は、印刷用紙に対し、複数の印刷画像を順次印刷する連続印刷を繰り返し行うことを特徴とする。

0008

この構成によれば、印刷用紙に対し、複数の印刷胴により印刷される異なる複数の印刷画像を順次印刷する連続印刷を、繰り返し行うことができる。これにより、例えば、印刷用紙としてウェブを用いた場合、1つのウェブに異なる複数の印刷画像、すなわち、1つのウェブに異なる複数の頁を印刷することができる。このため、本発明の印刷機は、多頁で小ロットの印刷を可能とすることができる。なお、印刷用紙としては、例えば、上記のウェブや、順次搬送される枚葉紙等がある。

0009

この場合、印刷胴は、印刷用紙を挟んで一対配設されており、一対の印刷胴は、その一方がブランケット胴または版胴で構成され、その他方がブランケット胴または圧胴で構成されていることが、好ましい。

0010

この構成によれば、印刷用紙を挟持して印刷することができると共に、オフセット印刷フレキソ印刷グラビア印刷等の各種印刷を行うことが可能となる。

0011

この場合、印刷タイミング制御手段は、複数の印刷胴のうち、隣接する第1印刷胴および第2印刷胴の各印刷タイミングを異ならせていることが、好ましい。

0012

この構成によれば、印刷タイミングを調整することで、第1印刷胴および第2印刷胴の胴間の距離を考慮する必要がないため、印刷機の装置構成を小型化することができる。つまり、例えば、隣接する第1印刷胴および第2印刷胴を同じ印刷タイミングとする場合、第1印刷胴および第2印刷胴の胴間の距離を適宜調整しなければならず、場合によっては、胴間の距離を長くする必要があるため、印刷機の大型化を招くことになる。しかしながら、印刷タイミングを調整することで、胴間の距離を短くすることができるため、印刷機の大型化を抑制することが可能となる。

0013

この場合、印刷用紙の所定の印刷位置に各印刷胴による各印刷画像の印刷タイミングがそれぞれ合致するように各印刷胴の回転位相を調整可能な位相調整手段をさらに備えたことが、好ましい。

0014

この構成によれば、各印刷胴の回転位相を調整することで、印刷ズレを生じさせることなく、印刷用紙に対し印刷画像を好適に印刷することができる。

0015

この場合、各印刷胴の周面に巻回された刷版またはブランケットは、各印刷胴の周面に継ぎ目のないギャップレス構造となっていることが、好ましい。

0016

この構成によれば、印刷胴の離接移動に伴って発生する衝撃音振動等を軽減することができる。

0017

この場合、印刷タイミング制御手段は、印刷時における印刷胴の回転が一回転となるように、胴移動機構を制御することが、好ましい。

0018

この構成によれば、印刷用紙に対し1の印刷画像を形成する場合、印刷胴を一回転させることにより、印刷用紙に対し印刷画像を好適に印刷することができる。

0019

この場合、印刷タイミング制御手段は、印刷時における印刷胴の回転が一回転以外となるように、胴移動機構を制御することが、好ましい。

0020

この構成によれば、印刷用紙に対し1の印刷画像を形成する場合、印刷胴を所定回転させることにより、印刷用紙に対し印刷画像を好適に印刷することができる。これにより、走行方向における印刷画像の長さを適宜調整することができる。

0021

この場合、走行する印刷用紙にバリアブル印刷を行うバリアブル印刷手段をさらに備えたことが、好ましい。

0022

この構成によれば、複数の印刷胴による印刷の他に、印刷用紙に対しバリアブル印刷手段によるバリアブル印刷を行うことが可能となる。これにより、複数の印刷胴により印刷用紙に対し異なる印刷画像が連続印刷された場合であっても、バリアブル印刷手段によりさらに異なる印刷画像を印刷することが可能となる。このため、印刷機の汎用性を向上させることができる。なお、バリアブル印刷手段としては、例えば、インクジェット電子写真等である。

0023

本発明の印刷機の制御方法は、走行する印刷用紙に印刷を行う複数の印刷胴と、複数の印刷胴を印刷用紙に対し離接移動させる胴移動機構と、を備え、各印刷胴により印刷用紙に印刷される複数の印刷画像のうち、少なくとも1の印刷画像と他の印刷画像とを異ならせて印刷可能な印刷機の制御方法であって、複数の印刷胴により、印刷用紙に対し複数の印刷画像を順次印刷する連続印刷を繰り返し行う連続反復印刷工程を備えたことを特徴とする。

0024

この構成によれば、印刷用紙に対し、複数の印刷胴により印刷される異なる複数の印刷画像を、順次繰り返して印刷することができる。これにより、例えば、印刷用紙としてウェブを用いた場合、1つのウェブに異なる複数の印刷画像、すなわち、1つのウェブに異なる複数の頁を印刷することができる。このため、本発明の印刷機の制御方法は、多頁で小ロットの印刷を可能とすることができる。

発明の効果

0025

本発明の印刷機および印刷機の制御方法によれば、印刷機の装置構成を大きく変えることなく、印刷用紙に異なる複数の印刷画像を印刷することができ、これにより、多頁で小ロットの印刷を行うことができる。

図面の簡単な説明

0026

図1は、本実施例に係る輪転印刷機を表した概略構成図である。
図2は、輪転印刷機による第1の一連印刷動作に関する説明図である。
図3は、輪転印刷機による第1の一連の印刷動作における印刷タイミングのタイミングチャートである。
図4は、輪転印刷機による第2の一連の印刷動作に関する説明図である。
図5は、輪転印刷機による第2の一連の印刷動作における印刷タイミングのタイミングチャートである。

0027

以下、添付した図面を参照して、本発明に係る印刷機および印刷機の制御方法について説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。

0028

図1に示すように、本実施例における印刷機1は、いわゆるオフセット輪転印刷機1であり、図示しない給紙装置から供給されるウェブW(印刷用紙)に対し、所定の印刷を行うことができる。輪転印刷機1は、例えば、両面4色印刷が可能な多色印刷装置で構成され、プロセスインキである4種の藍(C)、紅(M)、黄(Y)、(K)のインキが使用可能となっている。そして、輪転印刷機1には、これら4種のインキにそれぞれ対応するように4個の印刷ユニット10a,10b,10c,10dが設けられている。また、これら4個の印刷ユニット10a,10b,10c,10dでは、使用する全てのインキを、例えば、墨(K)等の同色のインキとすることも可能となっている。

0029

4個の印刷ユニット10a,10b,10c,10dは、ウェブWの搬送方向の上流側から順に配設されている。そして、これら各印刷ユニット10a,10b,10c,10dは、ウェブWの表面および裏面に同時に印刷可能な構成となっている。この各印刷ユニット10a,10b,10c,10dによりウェブWが印刷されることで、印刷後のウェブWの両面には、所望の印刷がなされる。

0030

各印刷ユニット10a,10b,10c,10dは、ウェブWを挟んで対向する一対のブランケット胴15a,15b,15c,15d(一対の印刷胴)と、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dに対接する一対の版胴16a,16b,16c,16dと、一対のブランケット胴15a,15b,15c,15dを着脱させる胴着機構17(胴移動機構)と、を有している。また、各印刷ユニット10a,10b,10c,10dは、シャフトレス型印刷機の印刷ユニットとなっており、各印刷ユニット10a,10b,10c,10dは、各版胴16a,16b,16c,16dおよび各ブランケット胴15a,15b,15c,15dをそれぞれ駆動可能な複数の駆動モータMを有している。なお、複数(本実施例では、例えば8つ)の駆動モータMは、輪転印刷機1を制御する制御装置18に接続されており、制御装置18は、複数の駆動モータMを制御することで、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相を所定の回転位相とすることができる(詳細は後述)。

0031

各版胴16a,16b,16c,16dには、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dに各インキを転写するための刷版が巻き掛けられている。また、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dには、刷版から転写されたインキをウェブWに転写するためのブランケットが巻き掛けられている。このとき、ブランケットは、例えば、スリーブ状に形成されたギャップレス構造のものが使用されている。

0032

なお、本実施例では、後述する印刷動作の説明を容易にすべく、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの周長と、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの胴間の距離とを等しくしている。また、各版胴16a,16b,16c,16dに対し、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dが同倍となるように構成している。また、詳細は後述するが、胴間の距離は、胴着脱機構17による着脱タイミング、および各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相等に影響する。

0033

胴着脱機構17は、公知のものであり、各版胴16a,16b,16c,16dの軸心を中心に、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dを胴入れ位置と胴抜き位置との間で周方向に移動させている。以下、図示は省略するが、胴着脱機構17について簡単に説明するに、胴着脱機構17は、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dを軸支する偏心軸受と、偏心軸受を回動させるエアシリンダと、を備えている。つまり、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dは、偏心軸受を介してフレームに支持されている。そして、エアシリンダにより偏心軸受を回動させることで、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dは、各版胴16a,16b,16c,16dの周面に沿って移動する。

0034

このとき、胴着脱機構17は、輪転印刷機1を制御する制御装置18に接続されており、制御装置18は、胴着脱機構17を制御することにより、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dを胴入れ位置と胴抜き位置との間で移動させる。

0035

また、輪転印刷機1には、藍(C)、紅(M)、黄(Y)、墨(K)の色にそれぞれ対応するように4組の一対のインクジェットヘッド20a,20b,20c,20dが設けられている。

0036

各組の一対のインクジェットヘッド20a,20b,20c,20dは、ウェブWを挟んで対向しており、ウェブWの表面および裏面に同時に印刷可能な構成となっている。各組の一対のインクジェットヘッド20a,20b,20c,20dは、各印刷ユニット10a,10b,10c,10dの下流側にそれぞれ配設されており、一対のインクジェットヘッド20a,20b,20cは、各印刷ユニット10a,10b,10c,10dの間にそれぞれ挟まれている。また、各組の一対のインクジェットヘッド20a,20b,20c,20dは、制御装置18に接続されており、制御装置18は、一対のインクジェットヘッド20a,20b,20c,20dをそれぞれ制御することにより、ウェブWに対し、バリアブルに印刷を行うことが可能となる。

0037

ここで、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dは、版胴16a,16b,16c,16dから転写されたインキをウェブWに転写することで印刷画像30a,30b,30c,30dを形成するが、このとき、制御装置18は、胴着脱機構17を介して、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの着脱タイミング(印刷タイミング)を制御することにより、図2に示すような連続印刷を、繰り返して行うことが可能となる。以下、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dによる印刷タイミングを制御する制御装置18について説明する。

0038

制御装置18は、胴着脱機構17を介してウェブWに対する印刷タイミングを制御する印刷タイミング制御部25と、複数の駆動モータMを制御して各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相を調整する位相調整制御部26とを有している。

0039

印刷タイミング制御部25は、胴着脱機構17を制御して、ウェブWに対し、印刷画像30a,30b,30c,30dを順次印刷する連続印刷を行うと共に、連続印刷を繰り返し行うように印刷タイミングを連続反復制御している。なお、印刷タイミングとは、印刷開始タイミングから印刷終了タイミングまでの間であり、印刷タイミング制御部25は、印刷タイミング内において、各印刷画像30a,30b,30c,30dが印刷されるように印刷タイミングを制御している。つまり、印刷開始タイミングとは、胴着脱機構17により各ブランケット胴15a,15b,15c,15dを胴入れ位置へ移動させたときであり、印刷終了タイミングとは、胴着脱機構17により各ブランケット胴15a,15b,15c,15dを胴抜き位置へ移動させたときである。

0040

具体的には、図2に示すように、印刷タイミング制御部25は、ウェブWに対し、印刷画像30a、印刷画像30b、印刷画像30c、印刷画像30d、印刷画像30a…の順に印刷が行われるように印刷タイミングを制御している。

0041

また、印刷タイミング制御部25は、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dがウェブWに対し印刷を開始してから一回転したときに印刷を終了する。換言すれば、印刷タイミング制御部25は、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dを胴入れ位置に移動させてから一回転したときに胴抜き位置へ移動させる。これにより、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dが一回転することで、ウェブWに印刷画像30a,30b,30c,30dが印刷される。なお、本実施例の構成では、印刷時において、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転は一回転となる一方、非印刷時において、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転(空転)は三回転となる。

0042

なお、印刷タイミングは、使用する印刷ユニット10a,10b,10c,10dの数、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの胴間の距離等によって、異なる印刷タイミングとなる。

0043

位相調整制御部26は、複数の駆動モータMを制御して、ウェブWに対し、印刷画像30a,30b,30c,30dが位置ズレすることなく印刷されるように、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相を調整している。具体的には、上記したように、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの周長と、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの胴間の距離とを等しくした場合、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相は同位相となる。換言すれば、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの周長と、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの胴間の距離とが異なれば、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相はそれぞれ異なる位相となる。

0044

ここで、図2および図3を参照して、ウェブWに印刷を行う輪転印刷機1の第1の一連の印刷動作について説明する。なお、各版胴16a,16b,16c,16dには、異なる印刷画像30a,30b,30c,30dが形成された刷版が装着されると共に、各印刷ユニット10a,10b,10c,10dに使用されるインキは全て同色(例えば、墨)となっている。また、上記したように、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの周長と、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの胴間の距離とを等しくし、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相を同位相としている。

0045

輪転印刷機1による印刷が開始されると、先ず、印刷タイミング制御部25は、印刷ユニット10aのブランケット胴15aを胴入れ位置に移動させ、ウェブWに対し、印刷画像30aの印刷を行う。このとき、他の印刷ユニット10b,10c,10dのブランケット胴15b,15c,15dは胴抜き位置に待機する。

0046

ブランケット胴15aが一回転して、印刷ユニット10aによる印刷画像30aの印刷が終了すると、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15aを胴抜き位置へ移動させる。この後、印刷画像30aが印刷ユニット10bを通過するまで、全てのブランケット胴15a,15b,15c,15dは胴抜き位置に待機する。

0047

印刷画像30aが印刷ユニット10bを通過すると、印刷タイミング制御部25は、印刷ユニット10bのブランケット胴15bを胴入れ位置に移動させ、ウェブWに対し、印刷画像30bの印刷を行う。

0048

ブランケット胴15bが一回転して、印刷ユニット10bによる印刷画像30bの印刷が終了すると、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15bを胴抜き位置へ移動させる。この後、印刷画像30bが印刷ユニット10cを通過するまで、全てのブランケット胴15a,15b,15c,15dは胴抜き位置に待機する。

0049

印刷画像30bが印刷ユニット10cを通過すると、印刷タイミング制御部25は、印刷ユニット10cのブランケット胴15cを胴入れ位置に移動させ、ウェブWに対し、印刷画像30cの印刷を行う。同時に、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15aを胴入れ位置へ移動させ、ウェブWに対し、印刷画像30aの印刷を行う。

0050

ブランケット胴15cが一回転して、印刷ユニット10cによる印刷画像30cの印刷が終了すると共に、ブランケット胴15aが一回転して、印刷ユニット10aによる印刷画像30aの印刷が終了すると、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15cおよびブランケット胴15aを胴抜き位置へ移動させる。この後、印刷画像30cが印刷ユニット10dを通過するまで、また、印刷画像30aが印刷ユニット10bを通過するまで、全てのブランケット胴15a,15b,15c,15dは胴抜き位置に待機する。

0051

印刷画像30cが印刷ユニット10dを通過すると、印刷タイミング制御部25は、印刷ユニット10dのブランケット胴15dを胴入れ位置に移動させ、ウェブWに対し、印刷画像30dの印刷を行う。同時に、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15bを胴入れ位置へ移動させ、ウェブWに対し、印刷画像30bの印刷を行う。

0052

ブランケット胴15dが一回転して、印刷ユニット10dによる印刷画像30dの印刷が終了すると共に、ブランケット胴15bが一回転して、印刷ユニット10bによる印刷画像30bの印刷が終了すると、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15dおよびブランケット胴15bを胴抜き位置へ移動させる。この後、印刷画像30bが印刷ユニット10cを通過するまで、全てのブランケット胴15a,15b,15c,15dは胴抜き位置に待機する。

0053

以上の印刷動作を繰り返すことにより、印刷タイミング制御部25は、ウェブWに対し、印刷画像30a、印刷画像30b、印刷画像30c、印刷画像30d、印刷画像30a…の順に印刷を行うことができる(連続反復印刷工程)。このような印刷動作を行った場合、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの印刷タイミングは、図3のようになることが分かる。すなわち、ブランケット胴15aとブランケット胴15cとの印刷タイミングが合致すると共に、ブランケット胴15bとブランケット胴15dとの印刷タイミングが合致する。以上から、隣接するブランケット胴15a,15b,15c,15dの印刷タイミングは異なることとなる。

0054

また、図4および図5を参照して、ウェブWに印刷を行う輪転印刷機1の第2の一連の印刷動作について説明する。この印刷動作は、印刷ユニット10aおよび印刷ユニット10bのみを用いて行われる。つまり、各版胴16a,16bには、異なる印刷画像30a,30bが形成された刷版が装着される一方、各版胴16c,16dには、刷版が装着されておらず、各印刷ユニット10a,10bに使用されるインキは全て同色(例えば、墨)である。これにより、ウェブWには、2つの異なる印刷画像30a、30bが交互に印刷される。

0055

輪転印刷機1による印刷が開始されると、先ず、印刷タイミング制御部25は、印刷ユニット10aのブランケット胴15aを胴入れ位置に移動させ、ウェブWに対し、印刷画像30aの印刷を行う一方、印刷ユニット10bのブランケット胴15bを胴抜き位置に待機させる。また、他の印刷ユニット10c,10dは印刷動作を行わないため、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15c,15dを胴抜き位置に退避させる。

0056

ブランケット胴15aが一回転して、印刷ユニット10aによる印刷画像30aの印刷が終了すると、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15aを胴抜き位置へ移動させる。この後、印刷画像30aが印刷ユニット10bを通過するまで、ブランケット胴15bは胴抜き位置に待機する。

0057

印刷画像30aが印刷ユニット10bを通過すると、印刷タイミング制御部25は、印刷ユニット10bのブランケット胴15bを胴入れ位置に移動させ、ウェブWに対し、印刷画像30bの印刷を行う。同時に、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15aを胴入れ位置へ移動させ、ウェブWに対し、印刷画像30aの印刷を行う。

0058

ブランケット胴15bが一回転して、印刷ユニット10bによる印刷画像30bの印刷が終了すると共に、ブランケット胴15aが一回転して、印刷ユニット10aによる印刷画像30aの印刷が終了すると、印刷タイミング制御部25は、ブランケット胴15bおよびブランケット胴15aを胴抜き位置へ移動させる。この後、印刷画像30aが印刷ユニット10bを通過するまで、全てのブランケット胴15a,15bは胴抜き位置に待機する。

0059

以上の印刷動作を繰り返すことにより、印刷タイミング制御部25は、ウェブWに対し、印刷画像30a、印刷画像30b、印刷画像30a…の順に印刷を行うことができる。このような印刷動作を行った場合、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの印刷タイミングは、図5のようになることが分かる。すなわち、隣接するブランケット胴15aとブランケット胴15bとの印刷タイミングが合致する。

0060

なお、上記した2つの印刷動作の場合、各印刷ユニット10a,10b,10c,10dにおいて、同色のインキを使用することとなる。これにより、印刷画像30a,30b,30c,30dは単色刷りとなってしまう。このため、各インクジェットヘッド20a,20b,20c,20dを併用することで、4色刷りを行うことが可能となる。

0061

以上の構成によれば、ウェブWに対し、各印刷ユニット10a,10b,10c,10dにより印刷される印刷画像30a,30b,30c,30dを順次印刷する連続印刷を、繰り返し行うことができる。これにより、1つのウェブWに対し、異なる複数の印刷画像30a,30b,30c,30dを印刷することができるため、多頁で小ロットの印刷を可能とすることができる。

0062

また、第1の印刷動作において、隣接する各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの印刷タイミングを異ならせることができる。すなわち、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの印刷タイミングを同じ印刷タイミングにしようとする場合、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの胴間の距離を3倍としなければならず、装置の大型化を招くことになる。従って、隣接する各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの印刷タイミングを異ならせることで、装置の大型化を抑制することが可能となる。

0063

さらに、位相調整制御部26により、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相を調整することで、ウェブWに対し、印刷画像30a,30b,30c,30dを好適に印刷することができる。すなわち、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dは一回転するが、このとき、回転位相がずれてしまうと、印刷画像30a,30b,30c,30dの途中から印刷されることとなる。このため、位相調整制御部26により、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相を調整することで、印刷画像30a,30b,30c,30dの印刷ズレを抑制することができる。

0064

また、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dに巻き掛けられているブランケットをギャップレスとすることができるため、胴着脱時における衝撃音や、印刷時における振動音等を軽減することができる。

0065

さらに、一対のインクジェットヘッド20a,20b,20c,20dを配設したことにより、第1および第2の印刷動作を行う場合、ウェブWに対し、カラー印刷を施すことが可能となる。これにより、輪転印刷機1の汎用性を向上させることができる。

0066

なお、本実施例では、オフセット輪転印刷機1に適用して説明したが、印刷用紙として、順次搬送される複数の枚葉紙を使用し、各枚葉紙に印刷を行う枚葉印刷機に適用しても良い。この場合、印刷タイミング制御部25は、各枚葉紙に対し、1の印刷画像を印刷すると共に、順次搬送される複数の枚葉紙に対し、印刷画像30a,30b,30c,30dを順次印刷する連続印刷を行うと共に、連続印刷を繰り返し行うように印刷タイミングを制御する。この構成においても、複数の枚葉紙が順次搬送される1つの搬送経路において、異なる複数の印刷画像30a,30b,30c,30dを順次印刷することができるため、多頁で小ロットの印刷を可能とすることができる。

0067

また、本実施例では、一対の印刷胴として、一対のブランケット胴15a,15b,15c,15dを用いてオフセット印刷を行ったが、これに代えて、一対の印刷胴として、一方をブランケット胴、他方を圧胴としてグラビア印刷を行っても良く、また、一対の印刷胴として、一方を版胴、他方を圧胴としてフレキソ印刷を行っても良い。

0068

さらに、本実施例では、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの周長と、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの胴間の距離とを同じとしたが、胴間の距離を、例えば、半分にしてもよい。この構成によれば、輪転印刷機1の小型化を図ることができる。この場合、印刷タイミング制御部25による印刷タイミングを適宜制御すると共に、位相調整制御部26による各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相を適宜調整する必要がある。具体的には、各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相は、ブランケット胴15aおよびブランケット胴15cが同位相となり、また、ブランケット胴15bおよびブランケット胴15dが同位相となるが、ブランケット胴15aおよびブランケット胴15cの回転位相と、ブランケット胴15bおよびブランケット胴15dの回転位相とは180°異なることとなる。

実施例

0069

また、本実施例では、印刷時において各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転を一回転としたが、これに限らず、半回転や二回転等にしてもよい。この場合も、印刷タイミング制御部25による印刷タイミングを適宜制御すると共に、位相調整制御部26による各ブランケット胴15a,15b,15c,15dの回転位相を適宜調整する必要がある。この構成によれば、ウェブWに印刷される印刷画像の搬送方向における長さを適宜調整することができるため、輪転印刷機1の汎用性をさらに向上させることができる。

0070

以上のように、本発明に係る印刷機および印刷機の制御方法は、ウェブや枚葉紙等の印刷用紙を印刷する輪転印刷機に有用であり、特に、多頁で小ロットの印刷を行う輪転印刷機に適している。

0071

1輪転印刷機
10a,10b,10c,10d印刷ユニット
15a,15b,15c,15dブランケット胴
16a,16b,16c,16d版胴
17胴着脱機構
18制御装置
20a,20b,20c,20dインクジェットヘッド
25印刷タイミング制御部
26位相調整制御部
30a,30b,30c,30d印刷画像
Wウェブ
M 駆動モータ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ