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技術 ロック付摘みオープナー

出願人 小松朗元木英男吉野光裕
発明者 小松朗元木英男吉野光裕
出願日 2010年7月14日 (10年7ヶ月経過) 出願番号 2010-159955
公開日 2010年10月21日 (10年3ヶ月経過) 公開番号 2010-236355
状態 特許登録済
技術分野 錠;そのための付属具
主要キーワード 角型管 先端フレーム 金属製円管 金属製管体 中央部分側 間隙部内 鋼製ワイヤー 覗き穴
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年10月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

ロック手段のプッシュタンが設けられたサムターン解錠させること。

解決手段

略コ字形状のフレーム部10とフレーム部10の内部を挿通する線条材15と線条材15の基端側に設けられた操作部16と線条材15及びフレーム部10の先端に設けられたサムターン挟持部20とから成る。フレーム部10の中央部分がその長手方向に伸縮自在である。サムターン挟持部20が2枚のバネ板21から形成される。操作部16を回動すると、サムターン挟持部20も回動する。先端のサムターン挟持部20を扉のドアスコープ穴部から扉内側に挿入して、先端のサムターン挟持部20によってサムターンの両側に設けられたプッシュボタンを押圧しつつ挟持することができる。サムターン挟持部20は着脱自在である。基端側フレーム部11の基端部側にグリップ部25を着脱自在に設けた。

概要

背景

マンション等の扉の錠として、現在、ピッキング被害を防止するためにシリンダー錠が使用されている。
シリンダー錠の室内側には、室内側から当該錠を開閉できるようにサムターンが設けられている。
このサムターンは、親指人差し指で挟持して回転させることにより、錠を解錠できるようになっている。

ところで、居住者外出した後に、上記シリンダー錠を解錠するための鍵を何処かに忘れた場合、或いはその鍵を紛失した場合、更には盗難遭遇した場合など、自宅に戻って自室の錠を開けることができない、という場合が生じる。
その際には、専門錠前業者依頼して当該シリンダー錠を解錠してもらうこととなる。
シリンダー錠の場合には、その鍵穴から解錠することが非常に難しいために、現行では、扉の覗き穴となっているドアスコープから器具を挿入して、扉の室内側に設けられているサムターンを回転させて解錠する方法が採用されている。

下記特許文献に記載のものは、何れも上記の方法を採用したもので、扉の覗き穴から器具を室内側に挿入してサムターンを回転させる形式のものである。

概要

ロック手段のプッシュタンが設けられたサムターンを解錠させること。略コ字形状のフレーム部10とフレーム部10の内部を挿通する線条材15と線条材15の基端側に設けられた操作部16と線条材15及びフレーム部10の先端に設けられたサムターン挟持部20とから成る。フレーム部10の中央部分がその長手方向に伸縮自在である。サムターン挟持部20が2枚のバネ板21から形成される。操作部16を回動すると、サムターン挟持部20も回動する。先端のサムターン挟持部20を扉のドアスコープの穴部から扉内側に挿入して、先端のサムターン挟持部20によってサムターンの両側に設けられたプッシュボタンを押圧しつつ挟持することができる。サムターン挟持部20は着脱自在である。基端側フレーム部11の基端部側にグリップ部25を着脱自在に設けた。

目的

そこで、本願発明においては、このようなプッシュボタンの如きロック手段が設けられたサムターンであっても、当該サムターンを回転して解錠できるサムターン解錠器具であるロック付摘みオープナーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

略コ字形状のフレーム部と、このフレーム部の内部を挿通する可撓性を有する線条材と、この線条材の基端側に設けられた操作部と、この線条材及びフレーム部の先端側に設けられたサムターン挟持部とから成り、前記フレーム部の中央部分がその長手方向に伸縮自在に形成され、前記操作部を線条材を中心として回動すると、先端部のサムターン挟持部も線条材を中心として回動し、これにより、フレーム部の先端の前記サムターン挟持部を扉のドアスコープ穴部から扉内側に挿入して、先端部のサムターン挟持部によってサムターンの両側に設けられたプッシュタンを押下しつつ挟持することができることを特徴とするロック付摘みオープナー

請求項2

前記フレーム部が、基端側の略L字形状の基端側フレーム部と、先端側の略L字形状の先端側フレーム部と、これら両者を連結する略直線状の中央フレーム部とからなり、中央フレーム部の両端部で前記基端側フレーム部と先端側フレーム部が長手方向に摺動して、その長手方向の長さを変更自在とし、中央フレーム部と、その両端部の基端側フレーム部と先端側フレーム部との連結において、それぞれのフレーム部が周方向に回動しない構成とし、基端側フレーム部の基端部と先端側フレーム部の先端部が同一方向の位置関係となることを特徴とする請求項1に記載のロック付摘みオープナー。

請求項3

前記サムターン挟持部が2枚のバネ板から成り、これら2枚のバネ板の隙間部の両側に弾力性を有する複数本針金状ガイド部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロック付摘みオープナー。

請求項4

前記サムターン挟持部をフレーム部の先端部に着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のロック付摘みオープナー。

請求項5

前記基端側フレーム部の基端部側に、フレーム部を保持するためのグリップ部を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のロック付摘みオープナー。

技術分野

0001

本発明は、扉のシリンダー錠等の室内側に配備されているサムターン等のロック摘みを回転させて解錠するための器具であるロック付摘みオープナーに関するものである。

背景技術

0002

マンション等の扉の錠として、現在、ピッキング被害を防止するためにシリンダー錠が使用されている。
シリンダー錠の室内側には、室内側から当該錠を開閉できるようにサムターンが設けられている。
このサムターンは、親指人差し指で挟持して回転させることにより、錠を解錠できるようになっている。

0003

ところで、居住者外出した後に、上記シリンダー錠を解錠するための鍵を何処かに忘れた場合、或いはその鍵を紛失した場合、更には盗難遭遇した場合など、自宅に戻って自室の錠を開けることができない、という場合が生じる。
その際には、専門錠前業者依頼して当該シリンダー錠を解錠してもらうこととなる。
シリンダー錠の場合には、その鍵穴から解錠することが非常に難しいために、現行では、扉の覗き穴となっているドアスコープから器具を挿入して、扉の室内側に設けられているサムターンを回転させて解錠する方法が採用されている。

0004

下記特許文献に記載のものは、何れも上記の方法を採用したもので、扉の覗き穴から器具を室内側に挿入してサムターンを回転させる形式のものである。

先行技術

0005

特開2003−328611号公報
特開2003−172051号公報
実用新案登録第3082865号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記特許文献に記載の器具で解錠するサムターンには、何らロック機構が備わっていないタイプのものであって、サムターンを単純に回転させるための器具であった。
現在のサムターンにあっては、そのサムターンである摘みにロック機能を付加したプッシュタンを設けて、このプッシュボタンを押下しないと、そのロックが解除されずにその摘みが回転しないという形式ものが普及している。

0007

そこで、本願発明においては、このようなプッシュボタンの如きロック手段が設けられたサムターンであっても、当該サムターンを回転して解錠できるサムターン解錠器具であるロック付摘みオープナーを提供することをその課題としている。
次に、覗き穴と錠との間隔距離も、扉により相違があるために、器具の長さを容易に変更できることも本発明の課題となる。
また、本発明においては、サムターンを挟持することとなるために、そのサムターンを挟持する際の案内部材を設けることもその課題となる。
更には、サムターンの挟持部材は何度も使用することにより消耗するため、また、異なるサムターンの厚みにも対応できるように、別のものと交換可能とすることもその課題となる。
その他、本発明に係る解錠器具をより使い勝手のよいものとするための手段を講じることも本発明の課題である。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、本発明の第1のものは、略コ字形状のフレーム部と、このフレーム部の内部を挿通する可撓性を有する線条材と、この線条材の基端側に設けられた操作部と、この線条材及びフレーム部の先端側に設けられたサムターン挟持部とから成り、
前記フレーム部の中央部分がその長手方向に伸縮自在に形成され、
前記操作部を線条材を中心として回動すると、先端部のサムターン挟持部も線条材を中心として回動し、
これにより、フレーム部の先端の前記サムターン挟持部を扉のドアスコープの穴部から扉内側に挿入して、先端部のサムターン挟持部によってサムターンの両側に設けられたプッシュボタンを押下しつつ挟持することができることを特徴とするロック付摘みオープナーである。

0009

本発明の第2のものは、上記第1の発明において、前記フレーム部が、基端側の略L字形状の基端側フレーム部と、先端側の略L字形状の先端側フレーム部と、これら両者を連結する略直線状の中央フレーム部とからなり、
中央フレーム部の両端部で前記基端側フレーム部と先端側フレーム部が長手方向に摺動して、その長手方向の長さを変更自在とし、
中央フレーム部と、その両端部の基端側フレーム部と先端側フレーム部との連結において、それぞれのフレーム部が周方向に回動しない構成とし、基端側フレーム部の基端部と先端側フレーム部の先端部が同一方向の位置関係となることを特徴とするロック付摘みオープナーである。

0010

本発明の第3のものは、上記第1又は第2の発明において、前記サムターン挟持部が2枚のバネ板から成り、これら2枚のバネ板の隙間部の両側に弾力性を有する複数本針金状ガイド部材を設けたことを特徴とするロック付摘みオープナーである。

0011

本発明の第4のものは、上記第1乃至第3のそれぞれの発明において、前記サムターン挟持部をフレーム部の先端部に着脱自在に設けたことを特徴とするロック付摘みオープナーである。

0012

本発明の第5のものは、上記第1乃至第4のそれぞれの発明において、前記基端側フレーム部の基端部側に、フレーム部を保持するためのグリップ部を着脱自在に設けたことを特徴とするロック付摘みオープナーである。

発明の効果

0013

本発明の第1のものにおいては、略コ字形状のフレーム部をその先端部に設けられたサムターン挟持部から扉のドアスコープの穴部に挿入し、その先端部に設けられたサムターン挟持部によってサムターンを挟持することができる。
その際に、フレーム部の中央部分の長さを変更できるために、各種タイプの扉に対応できる。即ち、ドアスコープの穴部とサムターンの間隔距離が異なっていても容易に対応できることとなる。

0014

サムターン挟持部はサムターンを良好に挟持することができる。
そして、サムターンの両側にプッシュボタンからなるロック手段が設けられたものであっても適切に挟み付けて押下し、そのロックを解除して回転することができることとなる。
尚、本発明においては、サムターンにロック手段となるプッシュボタンが設けられていない形式の摘みであっても当然解錠することができる。

0015

上記構成からなる本発明においては、その解錠手順は、以下の通りとなる。
先ず、扉のドアスコープを工具を利用して取り外す。
上記ドアスコープの穴部に、本発明に係るオープナーをその先端から室内に挿入する。
基端側の操作部を把持して、フレーム部の長さを適宜伸長又は短縮してオープナー先端部に位置するサムターン挟持部を扉のサムターンの位置に適合させる。
オープナー全体を扉の手前側(表側)方向に引き寄せるようにして、先端のサムターン挟持部によってサムターンを挟持する。
この際、サムターンにロック手段としてのプッシュボタンが備わったものであっても、これらプッシュボタンを内部側に押し込んでロックが解除される。
その後、基端部の操作部を回動させることにより、先端のサムターン挟持部も、両者を接続している線条材を介して回動され、サムターンが回転せられることとなる。
これによりサムターンが解錠されるのである。

0016

本発明の第2のものにおいては、フレーム部をより具体化したものであって、当該フレーム部が基端側フレーム部と中央フレーム部と先端側フレーム部とからなり、中央フレーム部の両端部で伸縮自在に構成され、更に、中央フレーム部の両端部で基端側フレーム部と先端側フレーム部とが回動しない構成を採用しているために、基端側フレーム部と先端側フレーム部のそれぞれの端部が同一方向となるようにしたため、先端部に位置するサムターン挟持部の向きが、先端側フレーム部の端部の方向と一致するために、サムターン挟持部をサムターンに挟持させる際に、便利なものとなる。

0017

本発明の第3のものにあっては、オープナーの先端に設けられたサムターン挟持部が2枚のバネ板から形成されているために、サムターンの摘みをこの2枚のバネ板が良好に挟持することができる。
更に2枚のバネ板の間の隙間の両側に複数の針金状ガイド部材を設けたことにより、このガイド部材が適切にサムターンの両側部分に適合し、2枚のバネ板がサムターンの両側の平面部に適切に案内されて挟持することができる。

0018

本発明の第4のものにおいては、オープナー先端のサムターン挟持部を着脱自在として交換可能としているために、これが消耗した際、或いはこの挟持部を異なる間隔のバネ板からなるサムターン挟持部に取り替えることが可能となる。

0019

本発明の第5のものにおいては、基端側フレーム部の基端側に、フレーム部を保持するためのグリップ部を着脱自在に設けたため、オープナーをドアスコープの穴部に挿入する際にはこれを取り外した状態で行い、挿入後に適切な位置にグリップ部を取り付けて操作することができ、このグリップ部が邪魔になることがない。
また、取付部を2箇所以上に設けることにより、このグリップ部の取り付け位置を変更することも可能となるのである。

図面の簡単な説明

0020

本発明に係るロック付き摘みオープナーの一実施形態の全体説明図である。
上記実施形態に係るオープナーの分解説明図である。
上記実施形態に係るオープナーの先端部に取り付けられるサムターン挟持部を図示しており、その(A)が斜視図、その(B)が平面図、その(C)が側面図を示している。
本発明に係るフレーム部の他の実施形態を図示する要部分解説明図である。

実施例

0021

以下、添付の図面と共に本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係るロック付摘みオープナーの一実施形態の全体説明図である。
本発明に係るロック付摘みオープナーは、3つの構成部分からなるフレーム部10と、このフレーム部10の内部を挿通する可撓性を有する線条材15と、この線条材15の基端側に設けられた操作部16と、線条材15の先端部に着脱自在に取り付けられるサムターン挟持部20と、フレーム部10の基端側に着脱自在に固定されるグリップ部25とから構成されている。

0022

フレーム部10は、略L字形状の基端側フレーム部11と、中間の直線状の中央フレーム部12と、前記基端側フレーム部11と略対称の略L字形状の先端側フレーム部13とから成る。
そして、基端側フレーム部11の中央部側と先端フレーム部13の中央部側とが横断略四角形角型管体11k、13kからなり、中央フレーム部12も横断面四角形の角型管体12kから形成されて、この中央フレーム部12の両端部が、それぞれ基端側フレーム部11と先端側フレーム部13の内部に嵌入し得るように形成されている。

0023

これにより、フレーム部10の中央部分の長さが長短伸縮自在に形成され、且つ基端側フレーム部11及び先端側フレーム部13のそれぞれの端部が同一方向に向くこととなるのである。
つまり、中央フレーム部12の両端部で、基端側フレーム部11及び先端側フレーム部13とが回動しないこととなるのである。

0024

操作部16は、上記フレーム部10の内部の全体を挿通する線条材15の基端部に固定されており、厚みの薄い円筒形状を有するダイヤル形状のものからなり、これを把持して回動すると、線条材15の先端部に取り付けられているサムターン挟持部20も回動することとなる。
同時に、この操作部16を線条材15の長手方向手前側に引っ張ることにより、フレーム部10の中央部分が収縮し、逆にその長手方向前方押し入れることによりフレーム部10の中央部分が伸長することとなる。

0025

サムターン挟持部20は、その先端部に2枚のバネ板21、21が固定され、これらのバネ板21、21同士の間隙部内に図示はしていないが、サムターンを挟持することができる。
基端側フレーム部11の基端側の下方にはグリップ部25が着脱自在に固定される。
このグリップ部25は、その全体が略スクリュードライバー形態を有しており、その先端側の棒状体26の先端にナット部材25nが設けられたものである。
このグリップ部25の握り部25mを左回転することにより、基端側フレーム部11から離脱させ、上方側の取付部30に螺合させ、取り付けることもできるものである。

0026

使用に際しては、解錠すべき扉のドアスコープの穴部に、上記オープナーをその先端から、即ち、サムターン挟持部20の側から室内に挿入する。
この際、フレーム部10はそれぞれ相互に分離可能なため、何ら問題なく室内に挿入できる。
操作部16を把持して、フレーム部10の長さを適宜伸長又は短縮してオープナー先端部に位置するサムターン挟持部20を扉のサムターンの位置に適合させる。
オープナー全体を扉の手前側(表側)方向に引き寄せるようにして、先端のサムターン挟持部20のバネ板21、21によってサムターンを挟持する。
この際、サムターンにロック手段としてのプッシュボタンが備わったものであっても、これらプッシュボタンを内部側に上記2枚のバネ板が押し込んでロックが解除される。
その後、操作部16を回動させることにより、先端のサムターン挟持部20も、両者を接続している線条材15を介して回動され、サムターンが回転せられ、解錠されることとなるのである。

0027

図2は、上記実施形態に係るオープナーの分解説明図である。
この図から本発明に係るオープナーの構造も明確となる。
即ち、フレーム部10は、基端側フレーム部11と中央フレーム部12と先端側フレーム部13とから成る。
基端側フレーム部11は、略L字形状を有する金属製管体からなり、その基端部から湾曲部に架けては横断面円形形状の円管11mからなり、その中央側の端部部分は横断面四角形形状の角型管体11kからなる。

0028

他方、先端側フレーム部13も、上記基端側フレーム部11とほぼ同様の構成からなるが、丁度対称形に配置される。
即ち、その湾曲部及び先端側が横断面円形形状の金属製円管13mからなり、その中央側が横断面四角形形状の金属製角型管体13kからなる。
これにより、横断面四角形形状の金属製角型管体12kから成る中央フレーム部12の両端部が前記基端側フレーム部11と先端側フレーム部13の中央側端部の内部に嵌入し、フレーム部10の直線状の中央部分でその長さが長短伸縮することができる。

0029

フレーム部10の内部を挿通する線条材15は、細い鋼線ラセン状巻回したものからなるフレキシブルチューブから形成されたもので、可撓性を有し、基端側に固定された操作部16を回動すると、線条材15の先端部に固定されているネジ棒17も回動する。
また、その線条材15の先端のネジ棒17が先端側フレーム部13の先端部に設けられたナット部材13sと螺合しているために、操作部16を線条材15の長手方向前方に移行させると、フレーム部10の中間部分が伸張することとなるのである。
即ち、中央フレーム部12の両端部が、基端側フレーム部11及び先端側フレーム部13の中央側端部からその外部に露出してその中央部分の長さが伸長するのである。

0030

サムターン挟持部20の基端側には、ナット部22が設けられており、このナット部22と線条材15の先端部のネジ棒17とが螺合して連結固定される。他の形態のサムターン挟持部と交換する際は、この螺合連結を解除して容易に分離し、交換することができる。
グリップ部25は、既に述べたように、その取り付け位置を変更することができる。
取付部30には、雄ネジ部31が備えられており、この実施形態では、下向きと上向きと2つ設けており、これらの一方を選択して、グリップ部25の先端のナット部材25nを雄ねじ部31に螺合すればよい。
この実施形態では、このグリップ部25の先端側の棒状体26の延長方向がフレーム部10の中央フレーム部12の延長方向と一致することとなる。これにより、先端側フレーム部13の先端部の位置を指示することとなる。

0031

図3は、上記実施形態に係るオープナーの先端部に取り付けられるサムターン挟持部を図示しており、その(A)が斜視図、その(B)が平面図、その(C)が側面図を示している。
本発明におけるサムターン挟持部20は、既に述べた通り、線条材の先端部に着脱自在に取り付けられるもので、先端に設けた2枚のバネ板21、21と、基端側のナット部22を有している。

0032

(A)図では、サムターンTに挟持させる直前の状態を示しているが、サムターンTの上下の平面Sには、ロック解除のためのプッシュボタンPが設けられており、サムターン挟持部20の先端の2枚のバネ板21、21が、このサムターンTの上下の平面Sを挟持することができる。
その際に、これらバネ板21、21は、同時に平面Sに設けられているプッシュボタンPをも押下することができる。
これにより、サムターンTが回転せられるのである。
尚、この図では、図解明瞭化のために、ガイド部材の図示は省略している。

0033

(B)図及び(C)図では、上記バネ板21、21の両側に設けられたガイド部材23、23を示している。
これらガイド部材23は、可撓性を有し、靭性の高い、鋼製針金を使用して、バネ板21、21が良好にサムターンを挟持できるように案内するために設けられている。
この実施形態では、バネ板21、21の両側((B)図の平面図において上下の位置)に3本ずつ設けている。

0034

図4は、本発明に係るフレーム部の他の実施形態を図示する要部分解説明図である。
この実施形態に係るフレーム部は、それを構成する3つのフレーム部の何れも横断面円形形状の金属製管体から形成されたものである。
即ち、フレーム部10の中央部分が長短伸縮自在となるように、中央フレーム部12の両端部の構成を前記実施形態と異なるものとして、中央フレーム部12の基端側端部においては、その管体の半分を切り欠いて形成し、他方、これに摺動連結する基端側フレーム部11の先端側には、より外径の小さい小径の管体と大径の管体とを接合し、後者の大径管体の半分を切り欠いて形成したものである。

0035

同様に、中央フレーム部12の他方の端部は、上記基端側フレーム部11の先端側端部構造と同一とし、先端側フレーム部13の基端側端部は、中央フレーム部12の基端側端部と同一形態として、これらフレーム部11、12、13を相互に連結して、その中央部分で伸縮自在とし、周方向に回動不能としたものである。
このように、フレーム部の中央部分を伸縮自在及び回動不能とする構成は、全く自由に設計することができる。

0036

上記実施形態では、いずれのタイプのフレーム部のものも3つの構成要素から形成したが、これを2つの構成要素から形成することも可能である。
即ち、上記基端側フレーム部と先端側フレーム部との2つの構成要素から本発明のフレーム部を形成することも可能である。
例えば、基端側フレーム部と先端側フレーム部の中央部分側の直線状の長さを長く形成して、一方端部を他方端部に嵌入させる構成を採用すればよいからである。
しかしながら、長短伸縮長さをより長く確保するために、中央フレーム部として各種の長さのものを用意しておき、これらを現場の状況に合せて適宜選択して使用することが極めて望ましいために、上記実施形態では、3つの構成要素からなるフレーム部を採用したものである。

0037

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明においては以下の通り各種その形態を変更して実施することができる。
本発明に係るフレーム部のサイズ、材質等は、適宜自由に設定することができる。
但し、扉に設けられているドアスコープの穴部の内径が約12mmであるため、本発明に係るフレーム部及びサムターン挟持部の外径は、このサイズ以内としている。
尚、針金状ガイド部材は、中心側にすぼめることが可能なため、その外径は上記穴部の内径よりも大きく形成しても問題はない。

0038

また、先端側フレーム部の形状も略L字形状としているが、この形状についても厳密にL字形状そのままでなく、例えば縦方向の部分の湾曲側(下側)において、図1の左方向に膨出するような形状とすることもできる。
これにより例えばサムターンの上方側の扉の部分に何か物体が存在しても問題なく先端のサムターン挟持部をサムターンに挟持させることができるからである。
サムターンを挟持するバネ板もその形状は自由であり、要はサムターンの両側の平面を挟持できるものであれば、どのような形態のものであってもよく、その材質も弾力性のあるものであれば、自由に選択することができる。
要するに2枚の挟持体で、サムターンを挟むことができればよいものである。

0039

フレーム部中央の伸縮構造も全く自由である。上記実施形態では一方の管体端部が他方の管体端部に嵌入するように構成したが、フレーム部の端部に軸芯方向に長条ガイド孔部を形成し、他方のフレーム部の端部に突起部を設けて、当該突起部が前記長条ガイド孔部と係合して摺動するように構成することもできる。
更には、フレーム部は、必ずしも管体でなくとも実施することは可能である。

0040

線条材も、上記実施形態で使用したものに限られず、可撓性を有する細径鋼製ワイヤーを使用することも可能である。
操作部の形態もまた自由に設計することができ、要するに操作部を回動して線条材をも同時に回動できるものであれば、どのようなものであってもよい。
線条材の先端に設けたネジ棒と、これに螺合するサムターン挟持部のナット部との構成も、これに限られることなく、両者の端部が連結かつ離脱でき、相互の回転運動が伝達できるものであれば、どのような構造のものであってもよいものである。

0041

グリップ部も上記実施形態では、スクリュードライバー形態のものを使用したが、この形態も全く自由に設計変更することができ、要するに手で握る形態のものであればよい。
また、グリップ部の棒状体の部分は、出来る限り長く形成した方が好ましい。
この棒状体の延長線上にサムターン挟持部が位置するため、その目安となるからである。
更に、このグリップ部は、基端側フレーム部の下方部又は上方部、若しくは横方向の何れの位置にも取り付けることが可能となる。

0042

グリップ部の取付部を基端側フレーム部に予め複数設けておけばよいからである。
針金状ガイド部材もまた適宜その形態を変更することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明においては、上記構成を備えることによって、プッシュボタン式ロック機構を備えるサムターン或いはそのプッシュボタンの無いサムターンであっても、その摘みを確実に挟持することができ、極めて確実にサムターンを解錠できるオープナーを提供できたものである。

0043

10フレーム部
11基端側フレーム部
12中央フレーム部
13 先端側フレーム部
15線条材
16 操作部
20サムターン挟持部
21バネ板
23ガイド部材
25グリップ部

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