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技術 補機操作制御装置及び補機操作制御方法

出願人 住友重機械工業株式会社
発明者 鈴木基文
出願日 2009年3月31日 (11年9ヶ月経過) 出願番号 2009-086939
公開日 2010年10月21日 (10年2ヶ月経過) 公開番号 2010-234721
状態 特許登録済
技術分野 プラスチック等の成形用の型 プラスチック等の射出成形
主要キーワード トグルモード リリーススイッチ 可動支持部材 固定支持部材 ヒータ断線 温調システム 成形条件出し 波形表示画面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年10月21日)のものです。
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図面 (6)

課題

補機を作動させる際の射出成形機の操作性を高くすることができるようにする。

解決手段

射出成形機システムにおいて、補機に配設され、補機を起動するための操作要素と、射出成形機に配設され、各機能ごとの設定画面を表示するための表示部31と、操作者によって前記操作要素が操作されたときに、補機を作動させるための補機用設定画面を表示部31に形成する画面形成処理手段とを有する。操作者が、補機に配設された操作要素を操作し、補機を起動すると、射出成形機に配設された表示部31に、補機を作動させるための補機用設定画面が形成されるので、前記表示部31に補機用設定画面を表示させるのにかかる時間を短くすることができる。したがって、射出成形機の操作性を向上させることができる。

概要

背景

従来、成形機、例えば、射出成形機においては、加熱シリンダ内において加熱され溶融させられた樹脂金型装置内のキャビティ空間充填され、該キャビティ空間内において冷却され、固化させられて成形品成形されるようになっている。

前記射出成形機は、前記金型装置、型締装置及び射出装置を有し、該射出装置は、前記加熱シリンダ、該加熱シリンダの前端に取り付けられ、溶融させられた樹脂を射出する射出ノズル、前記加熱シリンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設されたスクリュー等を備える。そして、前記金型装置は固定金型及び可動金型を備え、前記型締装置によって可動金型を進退させることにより、金型装置の型閉じ、型締め及び型開きが行われ、型締めに伴って、前記固定金型と可動金型との間にキャビティ空間が形成される。

計量工程時に、前記スクリューが回転させられると、前記溶融させられた樹脂がスクリューの前方に溜められ、それに伴ってスクリューが後退させられ、この間に、金型装置の型閉じ及び型締めが行われる。続いて、射出工程時に、前記スクリューが前進させられ、該スクリューの前方に溜められた樹脂が射出ノズルから射出され、キャビティ空間に充填される。次に、冷却工程時に、前記キャビティ空間内の樹脂が冷却され固化されて、成形品が成形される。続いて、型開きが行われ、前記成形品が取り出される。

ところで、前記射出成形機において成形を行うために、各種の補助的な作業を行うための各種の補機が射出成形機とは独立させて配設される。例えば、金型装置を交換するためにクランプ装置が配設され、該クランプ装置を作動させることによって、固定金型を固定プラテンに対して着脱したり、可動金型を可動プラテンに対して着脱したりするようになっている(例えば、特許文献1参照。)。

概要

補機を作動させる際の射出成形機の操作性を高くすることができるようにする。射出成形機システムにおいて、補機に配設され、補機を起動するための操作要素と、射出成形機に配設され、各機能ごとの設定画面を表示するための表示部31と、操作者によって前記操作要素が操作されたときに、補機を作動させるための補機用設定画面を表示部31に形成する画面形成処理手段とを有する。操作者が、補機に配設された操作要素を操作し、補機を起動すると、射出成形機に配設された表示部31に、補機を作動させるための補機用設定画面が形成されるので、前記表示部31に補機用設定画面を表示させるのにかかる時間を短くすることができる。したがって、射出成形機の操作性を向上させることができる。

目的

本発明は、前記従来の射出成形機の問題点を解決して、補機を作動させる際の射出成形機の操作性を向上させることができる補機操作制御装置及び補機操作制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

射出成形機及び補機を備えた射出成形機システム補機操作制御装置において、(a)前記補機に配設され、補機を起動するための操作要素と、(b)前記射出成形機に配設され、各機能ごとの設定画面を表示するための表示部と、(c)操作者によって前記操作要素が操作されたときに、補機を作動させるための補機用設定画面を表示部に形成する画面形成処理手段とを有することを特徴とする補機操作制御装置。

請求項2

前記補機用設定画面に、補機を作動させるための成形条件、及び前記補機を操作するための操作要素を表示する表示処理手段を有する請求項1に記載の補機操作制御装置。

請求項3

(a)前記補機はクランプ装置であり、(b)前記補機用設定画面はダイクランプ画面である請求項1に記載の補機操作制御装置。

請求項4

射出成形機及び補機を備えた射出成形機システムの補機操作制御方法において、前記補機に配設され、補機を起動するための操作要素が操作者によって操作されたときに、補機を作動させるための補機用設定画面を、前記射出成形機に配設された表示部に形成することを特徴とする補機操作制御方法。

技術分野

0001

本発明は、補機操作制御装置及び補機操作制御方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、成形機、例えば、射出成形機においては、加熱シリンダ内において加熱され溶融させられた樹脂金型装置内のキャビティ空間充填され、該キャビティ空間内において冷却され、固化させられて成形品成形されるようになっている。

0003

前記射出成形機は、前記金型装置、型締装置及び射出装置を有し、該射出装置は、前記加熱シリンダ、該加熱シリンダの前端に取り付けられ、溶融させられた樹脂を射出する射出ノズル、前記加熱シリンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設されたスクリュー等を備える。そして、前記金型装置は固定金型及び可動金型を備え、前記型締装置によって可動金型を進退させることにより、金型装置の型閉じ、型締め及び型開きが行われ、型締めに伴って、前記固定金型と可動金型との間にキャビティ空間が形成される。

0004

計量工程時に、前記スクリューが回転させられると、前記溶融させられた樹脂がスクリューの前方に溜められ、それに伴ってスクリューが後退させられ、この間に、金型装置の型閉じ及び型締めが行われる。続いて、射出工程時に、前記スクリューが前進させられ、該スクリューの前方に溜められた樹脂が射出ノズルから射出され、キャビティ空間に充填される。次に、冷却工程時に、前記キャビティ空間内の樹脂が冷却され固化されて、成形品が成形される。続いて、型開きが行われ、前記成形品が取り出される。

0005

ところで、前記射出成形機において成形を行うために、各種の補助的な作業を行うための各種の補機が射出成形機とは独立させて配設される。例えば、金型装置を交換するためにクランプ装置が配設され、該クランプ装置を作動させることによって、固定金型を固定プラテンに対して着脱したり、可動金型を可動プラテンに対して着脱したりするようになっている(例えば、特許文献1参照。)。

先行技術

0006

特開平10−86182号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、前記従来の射出成形機においては、クランプ装置を作動させて金型装置を交換する場合、操作者がクランプ装置に配設されたオンオフスイッチを操作してクランプ装置を起動し、射出成形機に配設された表示部に、クランプ装置を作動させるための補機用設定画面、すなわち、ダイクランプ画面を表示させ、該ダイクランプ画面においてクランプ装置についての各種の設定を行い、クランプ装置を操作する必要がある。

0008

ところが、前記表示部に表示される設定画面は、段取型開閉可塑化、温度、一覧設定、波形表示品質管理生産管理設定確認等の各機能ごとに類型化され、しかも、各機能における各設定画面が階層化されているので、操作部を操作して前記表示部に前記ダイクランプ画面を表示させる作業が極めて煩わしいだけでなく、ダイクランプ画面が表示されるまでにかかる時間が極めて長くなってしまう。すなわち、補機を作動させる際の、射出成形機の操作性が極めて低い。

0009

本発明は、前記従来の射出成形機の問題点を解決して、補機を作動させる際の射出成形機の操作性を向上させることができる補機操作制御装置及び補機操作制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

そのために、本発明の補機操作制御装置においては、射出成形機及び補機を備えた射出成形機システムに適用されるようになっている。

0011

そして、前記補機に配設され、補機を起動するための操作要素と、前記射出成形機に配設され、各機能ごとの設定画面を表示するための表示部と、操作者によって前記操作要素が操作されたときに、補機を作動させるための補機用設定画面を表示部に形成する画面形成処理手段とを有する。

発明の効果

0012

本発明によれば、補機操作制御装置においては、射出成形機及び補機を備えた射出成形機システムに適用されるようになっている。

0013

そして、前記補機に配設され、補機を起動するための操作要素と、前記射出成形機に配設され、各機能ごとの設定画面を表示するための表示部と、操作者によって前記操作要素が操作されたときに、補機を作動させるための補機用設定画面を表示部に形成する画面形成処理手段とを有する。

0014

この場合、操作者が、補機に配設された操作要素を操作し、補機を起動すると、射出成形機に配設された表示部に、補機を作動させるための補機用設定画面が形成されるので、前記表示部に補機用設定画面を表示させるのにかかる時間を短くすることができる。したがって、射出成形機の操作性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の実施の形態における射出成形機システムの制御ブロック図である。
本発明の実施の形態における射出成形機の斜視図である。
本発明の実施の形態における制御パネルの例を示す図である。
本発明の実施の形態における設定画面の遷移の体系図である。
本発明の実施の形態におけるダイクランプ画面の例を示す図である。

実施例

0016

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、成形機としての射出成形機について説明する。

0017

図1は本発明の実施の形態における射出成形機システムの制御ブロック図、図2は本発明の実施の形態における射出成形機の斜視図、図3は本発明の実施の形態における制御パネルの例を示す図である。

0018

図において、11は射出成形機、12は射出装置、21は型開閉装置、27は制御部、30は前記射出成形機11を支持するフレームであり、前記型開閉装置21は図示されない金型装置及び型締装置22を備え、前記制御部27は、演算装置としてのCPU53、及び記録部としての、かつ、記憶装置としてのメモリ54を備える。また、28は前記射出装置12と型開閉装置21との間に配設された制御パネル、31は表示部、32は操作部、41は計量用の駆動部としての計量用モータ、43は射出用の駆動部としての射出用モータ、45は型締用の駆動部としての型締用モータである。

0019

本実施の形態においては、射出成形機11において成形を行うために、各種の補助的な作業を行うための各種の補機が射出成形機11とは独立させて配設される。図1において、52は補機としてのクランプ装置、SWはクランプ装置52を起動したり、停止させたりするための操作要素としてのスイッチである。制御部27には、前記表示部31、操作部32、計量用モータ41、射出用モータ43、型締用モータ45及びクランプ装置52が図示されないケーブル等によって接続される。なお、制御部27及びクランプ装置52は無線で接続することができる。

0020

また、射出成形機11及びクランプ装置52によって射出成形機システムが、制御部27、表示部31、操作部32、クランプ装置52等によって補機操作制御装置が構成される。

0021

前記射出装置12は、シリンダ部材としての加熱シリンダ13、該加熱シリンダ13の前端に取り付けられたノズル部材としての図示されない射出ノズル、前記加熱シリンダ13内において回転自在に、かつ、進退自在に配設された射出部材としての図示されないスクリュー、前記加熱シリンダ13の後端部に配設され、加熱シリンダ13内に成形材料としての樹脂を供給するホッパ17、前記スクリューを回転させたり、前進させたりするための駆動装置14等を備える。該駆動装置14は、前記スクリューを回転させるための前記計量用モータ41、前記スクリューを前進させるための前記射出用モータ43等を備える。

0022

計量工程時に、前記計量用モータ41を駆動して、スクリューを正回転させると、ホッパ17から加熱シリンダ13内に供給された樹脂が加熱され、溶融させられて図示されないスクリューヘッドの前方に溜められ、射出工程時に、前記射出用モータ43を駆動して、スクリューを前進させると、スクリューヘッドの前方に溜められた樹脂が射出ノズルから射出され、金型装置内のキャビティ空間に充填される。

0023

前記金型装置は、第1の金型としての固定金型及び第2の金型としての可動金型を備える。そして、前記型締装置22は、固定支持部材としての固定プラテン23、可動支持部材としての可動プラテン24、該可動プラテン24を進退させる型開閉機構としてのトグル機構25、前記型締用モータ45等を備え、固定プラテン23に前記固定金型が、可動プラテン24に前記可動金型が取り付けられる。

0024

前記構成の型締装置22において、型締用モータ45を駆動すると、トグル機構25が伸展させられ、可動プラテン24が前進させられて型閉じが行われ、固定金型に可動金型が当接させられる。続いて、型締用モータ45を更に駆動すると、トグル機構25において型締力が発生させられ、該型締力で固定金型に可動金型が押し付けられて型締めが行われ、固定金型と可動金型との間に前記キャビティ空間が形成される。また、型締用モータ45を逆方向に駆動すると、トグル機構25が屈曲させられ、可動プラテン24が後退させられ、型開きが行われる。

0025

そして、前記型締めが行われた状態で、前記射出ノズルから樹脂が射出され、前記キャビティ空間に充填され、冷却され固化されると、成形品が成形される。

0026

ところで、成形品を成形するために、射出成形機11を動作させるための各種の条件、すなわち、成形条件が設定される。そのために、本実施の形態においては、全自動成形を開始する前に、半自動成形が行われ、成形条件の初期設定、すなわち、成形条件出しが行われる。

0027

該成形条件出しは、全自動成形が開始される前に、良好な成形品、すなわち、良品が成形されるように、操作者が操作部32を操作することによって、各種の設定項目についてあらかじめ設定された基本的な成形条件を変更することにより行われる。また、全自動成形が開始された後、不良な成形品、すなわち、不良品が成形されると、その都度、操作者が操作部32を操作することによって、成形条件が変更される。

0028

そのために、前記制御パネル28は、表示部31及び操作部32を備え、操作者が操作部32を操作することによって前記表示部31に各機能の設定画面を形成し、各種の設定を行うことができるようになっている。なお、本実施の形態において、表示部31はタッチパネルによって形成され、操作部としても機能する。

0029

本実施の形態においては、図3に示されるように、操作部32の領域AR1に、機能によって類型化された設定画面の中から所定の設定画面を選択し、形成するための操作要素としての機能キー「F1」、「F2」、「F3」、「F4」、「F5」、「F6」、「F7」、「F8」、「F9」、「CTRL」及び「SHIFT」が、領域AR2に、各機能ごとに階層化された設定画面を遷移させるための第1、第2の操作要素としてのアップキー「UP」及びダウンキーDOWN」が、領域AR3に、カーソルを移動させるための操作要素としてのカーソル移動キーが、領域AR4に、射出成形機11を動作させるための動作キーが、領域AR5に、設定内容数値で入力するための操作要素としての入力キーが配設される。なお、該入力キーには、数字キー「0」〜「9」のほかに、小数点キークリアキー「AC」、「C」、入力用確定操作要素としての実行キーk11及びヘルプキーHELP)k12が配設される。また、領域AR6には、アラーム表示部が配設されるとともに、アラーム応答するための操作要素としての応答キーが配設される。

0030

したがって、操作者が、領域AR1における所定の機能キーを押下し、必要に応じて、領域AR2におけるアップキー「UP」又はダウンキー「DOWN」を押下すると、CPU53の図示されない画面形成処理手段(画面形成処理部)は、画面形成処理を行い、表示部31に段取、型開閉、可塑化、温度、一覧設定、波形表示、品質管理、生産管理、設定確認等の各機能について設定を行うための所定の設定画面を形成し、CPU53の図示されない表示処理手段(表示処理部)は、表示処理を行い、前記設定画面の領域AR11に設定画面についての説明を、領域AR12に各設定項目の欄を、領域AR13に前記各機能キー「F1」、「F2」、「F3」、「F4」、「F5」、「F6」、「F7」、「F8」、「F9」に対応させて、「段取」、「型開閉」、「可塑化」、「温度」、「一覧設定」、「波形表示」、「品質管理」、「生産管理」及び「設定確認」の各キーを表示するとともに、前記各設定項目の欄に成形条件の設定内容を表示する。

0031

前記「段取」、「型開閉」、「可塑化」、「温度」、「一覧設定」、「波形表示」、「品質管理」、「生産管理」及び「設定確認」の各キーは、操作者がタッチすることによって所定の設定画面を選択するための操作要素としても機能する。なお、前記「設定確認」キーは、射出成形機11の設定を行うためのキーである。

0032

そして、操作者が、領域AR3において所定のカーソル移動キーを押下してカーソルを所定の設定項目に移動させ、領域AR5において所定の入力キーを押下して、設定項目について設定内容を入力し、前記実行キーk11を押下すると、前記CPU53の図示されない成形条件設定処理手段(成形条件設定処理部)は、成形条件設定処理を行い、入力された設定内容で成形条件を設定したり、あらかじめ設定された成形条件を変更したりする。

0033

なお、一つの設定項目について設定内容を入力するたびに、実行キーk11を押下すると、一つずつ成形条件を設定したり、変更したりすることができ、複数の設定項目について設定内容を入力した後に、実行キーk11を押下すると、複数の設定項目について一括して成形条件を設定したり、変更したりすることができる。

0034

そして、前記表示処理手段は、形成された設定画面において、各設定項目について設定されたり、変更されたりした成形条件の設定内容を表示する。

0035

ところで、操作者が機能キー「F1」、「F2」、「F3」、「F4」、「F5」、「F6」、「F7」、「F8」、「F9」を押下するか、又は領域AR13の所定のキーをタッチすると、前記画面形成処理手段は、表示部31に、前記段取、型開閉、可塑化、温度、一覧設定、波形表示、品質管理、生産管理、設定確認等の各機能について設定を行うための基本的な設定画面、すなわち、基本設定画面、本実施の形態においては、段取画面、型開閉画面、可塑化画面、温度画面、一覧設定画面、波形表示画面、品質管理画面、生産管理画面、設定確認画面等を形成する。

0036

そして、前記基本設定画面が形成されているときに、操作者が前記アップキー「UP」又はダウンキー「DOWN」を押下すると、前記画面形成処理手段は、設定画面を遷移させ、前記各設定を行うための補足的な設定画面、すなわち、補足設定画面を形成する。

0037

図4は本発明の実施の形態における設定画面の遷移の体系図である。

0038

例えば、操作者が、樹脂を交換したり、金型装置を交換したりする際の成形条件を設定するために、領域AR13において「段取」キーをタッチすると、基本設定画面として段取画面が形成され、その状態で、操作者がダウンキー「DOWN」を押下すると、補足設定画面として準備設定画面が形成され、操作者が更にダウンキー「DOWN」を押下すると、補足設定画面として、かつ、補機用設定画面としてダイクランプ画面が形成される。操作者は、前記準備設定画面において準備モード時の成形条件を設定することができ、前記ダイクランプ画面において、クランプ装置52を作動させるための成形条件を設定し、クランプ装置52の操作を行うことができる。

0039

そして、前記ダイクランプ画面が形成されている状態で、操作者がアップキー「UP」を押下すると、前記準備設定画面が形成され、操作者が更にアップキー「UP」を押下すると、元の段取画面が形成される。

0040

また、操作者が、金型装置又は成形品を突き出すための図示されない突出し機構についての成形条件を設定するために、領域AR13において「型開閉」キーをタッチすると、基本設定画面として型開閉画面が形成され、その状態で、操作者がアップキー「UP」を押下すると、補足設定画面として型開閉オプション画面が形成される。操作者は、該型開閉オプション画面において、射出成形機11のオプション機能を選択し、金型装置においてコア部材を進退させるために、型開閉の一時停止、図示されないバルブゲート回路等のための成形条件を設定することができる。

0041

これに対して、前記型開閉画面が形成されている状態で、操作者がダウンキー「DOWN」を押下すると、補足設定画面として金型保護画面が形成され、操作者が更にダウンキー「DOWN」を押下すると、補足設定画面としてエジェクタ詳細画面が形成され、操作者が更にダウンキー「DOWN」を押下すると、補足設定画面として型締中突出画面が形成される。操作者は、前記金型保護画面において、突出し機構についての成形条件を設定することができ、エジェクタ詳細画面において、図示されないエジェクタピンについての成形条件を詳細に設定することができ、型締中突出画面において、射出成形機11のオプション機能を選択し、型締中にエジェクタピンを突き出すための成形条件を設定することができる。

0042

そして、前記型開閉オプション画面が形成されている状態で、操作者がダウンキー「DOWN」を押下すると、元の型開閉画面が形成され、型締中突出画面が形成されている状態で、操作者がアップキー「UP」を押下すると、エジェクタ詳細画面が形成され、操作者が更にアップキー「UP」を押下すると、金型保護画面が形成され、操作者が更にアップキー「UP」を押下すると、元の型開閉画面が形成される。

0043

また、操作者が、半自動成形時及び全自動成形時の射出装置12についての成形条件を設定するために、領域AR13において「可塑化」キーをタッチすると、基本設定画面として可塑化画面が形成され、その状態で、操作者がアップキー「UP」を押下すると、補足設定画面としてオプション制御画面が形成され、操作者が更にアップキー「UP」を押下すると、補足設定画面としてオプション制御立上画面が形成される。操作者は、前記オプション制御画面において、図示されない逆流防止装置の制御を選択し、逆流防止装置の制御を立ち上げることができる。

0044

これに対して、前記可塑化画面が形成されている状態で、操作者がダウンキー「DOWN」を押下すると、補足設定画面として可塑化詳細画面が形成され、操作者が更にダウンキー「DOWN」を押下すると、補足設定画面としてマルチトグル画面が形成される。操作者は、前記可塑化詳細画面において、半自動成形時及び全自動成形時の射出装置12についての詳細な成形条件を設定することができ、前記マルチトグル画面において、型締力を段階的に変化させるマルチトグルモードを設定することができる。

0045

そして、前記オプション制御立上画面が形成されている状態で、操作者がダウンキー「DOWN」を押下すると、オプション制御画面が形成され、操作者が更にダウンキー「DOWN」を押下すると、元の可塑化画面が形成され、前記マルチトグル画面が形成されている状態で、操作者がアップキー「UP」を押下すると、可塑化詳細画面が形成され、操作者が更にアップキー「UP」を押下すると、元の可塑化画面が形成される。

0046

また、操作者が、加熱シリンダ13、射出ノズル等の温度制御について成形条件を設定するために、領域AR13において「温度」キーをタッチすると、基本設定画面として温度画面が形成され、その状態で、操作者がアップキー「UP」を押下すると、補足設定画面として金型温度画面が形成される。該金型温度画面において、操作者は、金型装置の温度制御についての成形条件を設定することができる。

0047

これに対して、前記温度画面が形成されている状態で、操作者がダウンキー「DOWN」を押下すると、補足設定画面としてヒータ断線画面が形成される。操作者は、前記ヒータ断線画面において、図示されないヒータ断線したかどうかを監視するための電流値を設定することができる。

0048

そして、前記金型温度画面が形成されている状態で、操作者がダウンキー「DOWN」を押下すると、元の温度画面が形成され、ヒータ断線画面が形成されている状態で、操作者がアップキー「UP」を押下すると、元の温度画面が形成される。

0049

ところで、前記構成の射出成形機11においては、各種の成形品を成形することができるようになっていて、異なる成形品を成形する場合、前記金型装置を別の金型装置と交換する必要がある。そのために、射出成形機11とは独立させて前記クランプ装置52が配設され、該クランプ装置52を作動させることによって、固定金型を固定プラテン23に対して着脱したり、可動金型を可動プラテン24に対して着脱したりするようになっている。

0050

そして、操作者が、前記クランプ装置52を作動させて金型装置を交換しようとする場合、クランプ装置52に配設されたスイッチSWを操作してクランプ装置52を起動し、前記表示部31にダイクランプ画面を表示させ、該ダイクランプ画面においてクランプ装置52についての各種の設定を行い、クランプ装置52を操作する必要がある。

0051

ところが、前述されたように、前記表示部31に表示される設定画面は、段取、型開閉、可塑化、温度、一覧設定、波形表示、品質管理、生産管理、設定確認等の各機能ごとに類型化され、しかも、各機能における各設定画面が階層化されているので、操作者が、前記領域AR13において、「段取」、「型開閉」、「可塑化」、「温度」、「一覧設定」、「波形表示」、「品質管理」、「生産管理」及び「設定確認」の各キーのうちの所定のキーを押下し、更に、アップキー「UP」又はダウンキー「DOWN」を押下する必要がある。この場合、操作者は、ダイクランプ画面が段取の機能における下層の部分に存在することが分かっていないと、ダイクランプ画面を表示させる作業が極めて煩わしいだけでなく、前記ダイクランプ画面が表示されるまでにかかる時間が極めて長くなってしまう。

0052

そこで、本実施の形態においては、操作者が前記スイッチSWを操作してオンにすると、CPU53の図示されない操作判断処理手段は、操作判断処理を行い、スイッチSWからの信号を読み込み、スイッチSWがオンにされたと判断する。そして、前記画面形成処理手段は、段取画面、準備設定画面等を介することなく、図5に示されるようなダイクランプ画面を表示部31に直接形成する。

0053

図5は本発明の実施の形態におけるダイクランプ画面の例を示す図である。

0054

図において、g1はダイクランプ画面であり、領域AR11にダイクランプ画面g1についての説明が、領域AR12に各設定項目の欄が、領域AR13に「段取」、「型開閉」、「可塑化」、「温度」、「一覧設定」、「波形表示」、「品質管理」、「生産管理」及び「設定確認」の各キーが表示されるとともに、前記領域AR12における前記各設定項目の欄にクランプ装置52の設定内容が表示される。

0055

前記領域AR12において、m1はクランプ装置52の設定を行うための入力が可能かどうかを確認するための画面領域、m2はクランプ装置52の成形条件を表す画面領域、m3は可動金型についてのクランプ装置52の操作が選択されているかどうかを表す画面領域、m4は固定金型についてのクランプ装置52の操作が選択されているかどうかを表す画面領域、m5はクランプ装置52を作動させるための画面領域である。該画面領域m5には、固定金型を固定プラテン23に取り付けるための操作要素としてのクランプスイッチk1、固定金型を固定プラテン23から取り外すための操作要素としてのリリーススイッチk2、可動金型を可動プラテン24に取り付けるための操作要素としてのクランプスイッチk3、可動金型を可動プラテン24から取り外すための操作要素としてのリリーススイッチk4、固定金型の固定プラテン23に対する位置決め、及び可動金型の可動プラテン24に対する位置決めを行うための操作要素としての位置決入スイッチk5、並びに固定金型の固定プラテン23に対する位置決めの解除、及び可動金型の可動プラテン24に対する位置決めの解除を行うための操作要素としての位置決抜スイッチk6が表示される。

0056

このように、本実施の形態においては、操作者がクランプ装置52に配設されたスイッチSWを操作するだけで、クランプ装置52を操作するためのダイクランプ画面g1を表示させることができる。したがって、そのための作業を簡素化することができるだけでなく、ダイクランプ画面g1が表示されるのにかかる時間を短くすることができる。その結果、射出成形機11の操作性を向上させることができる。

0057

本実施の形態においては、補機としてのクランプ装置52について説明しているが、本発明を、例えば、金型温調システム等に適用することができる。

0058

なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。

0059

11射出成形機
27 制御部
31 表示部
32 操作部
52クランプ装置
g1ダイクランプ画面
SW スイッチ

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