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技術 データ変換定義装置及びデータ変換定義装置のデータ変換定義方法

出願人 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社
発明者 萱野重実
出願日 2009年3月26日 (11年7ヶ月経過) 出願番号 2009-075672
公開日 2010年10月14日 (10年1ヶ月経過) 公開番号 2010-231305
状態 未査定
技術分野 計算機におけるファイル管理 検索装置
主要キーワード サービスステップ システム項目 読込ファイル 変換マッピング 変換定義情報 メールアカウント情報 出力データ項目 サービス配置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年10月14日)のものです。
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図面 (10)

課題

プロセス設計の作業及びデータ変換定義設計の作業に関する作業効率を高めることができるデータ変換定義装置を提供する。

解決手段

システム項目表示部151がXMLデータをシステムの中で一意識別するシステム項目の一覧を表示し、サービス実行順表示部152が複数のサービスを実行の順番に表示し、各サービス毎に、サービス項目入力受付部161が、システム項目と対応させて、当該サービスのサービス入力項目名とサービス出力項目名とを入力させ、変換前/変換後データ項目名マッピング部160が、同一のシステム項目に対応付けられた前のサービスのサービス出力項目名と後のサービスのサービス入力項目名とを関連付け、データ変換定義情報生成部170が関連付けられたサービス出力項目名とサービス入力項目名とを、変換前項目名と変換後項目名とし、プロセスに用いられるデータ変換定義情報122として生成する。

概要

背景

近年、大規模なシステム粒度の小さい「サービス」の集まりとして構築する設計手法OA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)がある。「サービス」とは、外部から標準化された手順によって呼び出すことができるひとまとまりソフトウェア集合であり、単体で人間にとって意味のある単位(サービス)の機能を持つものである。SOAでは、個々サービスのアプリケーション開発言語動作環境などは問題とされず、個々のサービスが共通のメッセージ交換インタフェースに対応していればよい。

このようなシステムを構築する際には、以下のような手順が必要となる。
(1)一連の処理(プロセス)を構成する複数の「サービス」を選択、配置する。
(2)配置されたサービスにおいて、隣接したサービス間でXMLメッセージの受け渡しができるように、隣接したサービス間におけるXMLメッセージ変換のためのXMLデータ変換定義を個々に生成し、生成したXMLデータ変換定義を元にXML変換ソース(すなわち、XSLT(XML Stylesheet Language Transformations)ソース)を個々に作成する。

概要

プロセス設計の作業及びデータ変換定義設計の作業に関する作業効率を高めることができるデータ変換定義装置を提供する。システム項目表示部151がXMLデータをシステムの中で一意識別するシステム項目の一覧を表示し、サービス実行順表示部152が複数のサービスを実行の順番に表示し、各サービス毎に、サービス項目入力受付部161が、システム項目と対応させて、当該サービスのサービス入力項目名とサービス出力項目名とを入力させ、変換前/変換後データ項目名マッピング部160が、同一のシステム項目に対応付けられた前のサービスのサービス出力項目名と後のサービスのサービス入力項目名とを関連付け、データ変換定義情報生成部170が関連付けられたサービス出力項目名とサービス入力項目名とを、変換前項目名と変換後項目名とし、プロセスに用いられるデータ変換定義情報122として生成する。

目的

この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、サービスプロセスを定義すると同時に、システムに共通したシステム項目名を元にXMLデータ変換定義を設定することができるデータ変換定義装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

予め処理することが定められた項目名と当該項目名に対応する情報データとを含むメッセージデータを入出力する複数のサービスプログラム処理装置により順次実行するプロセスに用いられるデータ変換定義情報であって、前記複数のサービスプログラムのうち前に実行されるサービスプログラムから出力されるメッセージデータの項目名を変換前項目名とし、次に実行されるサービスプログラムが入力する項目名を変換後項目名として定義するデータ変換定義情報を生成するデータ変換定義装置であって、前記プロセスに入力されるメッセージデータの情報データを前記プロセスの中で一意識別する識別子を、情報データ識別子として記憶装置に記憶する情報データ識別子記憶部と、前記情報データ識別子の一覧を表示装置画面に表示する情報データ識別子表示部と、前記複数のサービスプログラムの実行の順番を示すサービス実行順情報を入力するサービス実行順情報入力部と、前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムを、前記サービス実行順情報入力部の入力した前記サービス実行順情報の示す実行の順番に配置して前記画面に表示するサービス実行順表示部と、前記サービス実行順表示部により前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラム毎に、前記情報データ識別子表示部によって前記画面に表示された前記情報データ識別子の一覧の各情報データ識別子と対応させて、当該サービスプログラムが入力する項目名であるサービス入力項目名の入力を受け付けサービス入力項目名入力欄と当該サービスプログラムの出力する項目名であるサービス出力項目名の入力を受け付けるサービス出力項目名入力欄とを前記画面に表示するサービス項目名入力欄表示部と、前記サービス項目名入力欄表示部により前記画面に表示されたサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とに対して、前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラム毎に、当該サービスプログラムのサービス入力項目名と当該サービスプログラムのサービス出力項目名とが入力されると、前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムのうちの実行の順番が前後となるサービスプログラム間において、同一の情報データ識別子に対応付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名入力欄と後のサービスプログラムのサービス入力項目名入力欄とにそれぞれ入力されたサービス出力項目名とサービス入力項目名とを関連付ける関連付け表示を前記画面に表示する関連付け表示部と、前記関連付け表示部により前記画面に表示された関連付け表示により関連付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名と後のサービスプログラムのサービス入力項目名とを対象として、前記前のサービスプログラムのサービス出力項目名を前記変換前項目名とし、前記後のサービスプログラムのサービス入力項目名を前記変換後項目名とし、前記変換前項目名と前記変換後項目名とを対応させて、前記プロセスに用いられる前記データ変換定義情報として記憶装置に記憶するデータ変換定義情報生成部とを備えることを特徴とするデータ変換定義装置。

請求項2

前記関連付け表示部は、さらに、前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの前後に実行されるサービスプログラム間において、前のサービスプログラムのサービス出力項目名入力欄のうちの所定のサービス出力項目名入力欄に入力されたサービス出力項目名と、次のサービスプログラムのサービス入力項目名入力欄のうちの所定のサービス入力項目名入力欄に入力されたサービス入力項目名とを関連付ける関連指示情報を入力して、入力した前記関連指示情報により関連付けられたサービス出力項目名とサービス入力項目名とを関連付ける関連指示表示を前記画面に表示することを特徴とする請求項1に記載のデータ変換定義装置。

請求項3

前記データ変換定義情報生成部は、前記関連付け表示部により前記画面に表示された関連指示表示により関連付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名と後のサービスプログラムのサービス入力項目名とを対象として、前記前のサービスプログラムのサービス出力項目名を前記変換前項目名とし、前記後のサービスプログラムのサービス入力項目名を前記変換後項目名とすることを特徴とする請求項2に記載のデータ変換定義装置。

請求項4

前記データ変換定義装置は、さらに、前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムに対して、当該サービスプログラムのサービス入力項目名の一覧と、当該サービスプログラムのサービス出力項目名の一覧とを対応付けた情報をサービス登録情報として記憶装置に記憶するサービス登録情報記憶部と、前記サービス登録情報記憶部により記憶されたサービス登録情報に基づいて、前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムの前記サービス入力項目入力欄に、当該サービスプログラムのサービス入力項目名の一覧をプルダウン表示して当該サービスプログラムのサービス入力項目名の入力を受け付けるとともに、前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムの前記サービス出力項目入力欄に、当該サービスプログラムのサービス出力項目名の一覧をプルダウン表示して当該サービスプログラムのサービス出力項目名の入力を受け付けるサービス項目名プルダウン表示部とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデータ変換定義装置。

請求項5

予め処理することが定められた項目名と当該項目名に対応する情報データとを含むメッセージデータを入出力する複数のサービスプログラムを処理装置により順次実行するプロセスに用いられるデータ変換定義情報であって、前記複数のサービスプログラムのうち前に実行されるサービスプログラムから出力されるメッセージデータの項目名を変換前項目名とし、次に実行されるサービスプログラムが入力する項目名を変換後項目名として定義するデータ変換定義情報を生成するデータ変換定義装置のデータ変換定義方法であって、前記プロセスに入力されるメッセージデータの情報データを前記プロセスの中で一意に識別する識別子を、情報データ識別子として記憶装置に記憶する情報データ識別子記憶ステップと、前記情報データ識別子の一覧を表示装置の画面に表示する情報データ識別子表示ステップと、前記複数のサービスプログラムの実行の順番を示すサービス実行順情報を入力するサービス実行順情報入力ステップと、前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムを、前記サービス実行順情報入力ステップにより入力した前記サービス実行順情報の示す実行の順番に配置して前記画面に表示するサービス実行順表示ステップと、前記サービス実行順表示ステップにより前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラム毎に、前記情報データ識別子表示ステップによって前記画面に表示された前記情報データ識別子の一覧の各情報データ識別子と対応させて、当該サービスプログラムが入力する項目名であるサービス入力項目名の入力を受け付けるサービス入力項目名入力欄と当該サービスプログラムの出力する項目名であるサービス出力項目名の入力を受け付けるサービス出力項目名入力欄とを前記画面に表示するサービス項目名入力欄表示ステップと、前記サービス項目名入力欄表示ステップにより前記画面に表示されたサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とに対して、前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラム毎に、当該サービスプログラムのサービス入力項目名と当該サービスプログラムのサービス出力項目名とが入力されると、前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムのうちの実行の順番が前後となるサービスプログラム間において、同一の情報データ識別子に対応付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名入力欄と後のサービスプログラムのサービス入力項目名入力欄とにそれぞれ入力されたサービス出力項目名とサービス入力項目名とを関連付ける関連付け表示を前記画面に表示する関連付け表示ステップと、前記関連付け表示ステップにより前記画面に表示された関連付け表示により関連付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名と後のサービスプログラムのサービス入力項目名とを対象として、前記前のサービスプログラムのサービス出力項目名を前記変換前項目名とし、前記後のサービスプログラムのサービス入力項目名を前記変換後項目名とし、前記変換前項目名と前記変換後項目名とを対応させて、前記プロセスに用いられる前記データ変換定義情報として記憶装置に記憶するデータ変換定義情報生成ステップとを備えることを特徴とするデータ変換定義装置のデータ変換定義方法。

技術分野

0001

本発明は、プロセスを構成する各サービス機能間のデータ変換を行うためのデータ変換定義を生成するデータ変換定義装置及びデータ変換定義装置のデータ変換定義方法に関する。

背景技術

0002

近年、大規模なシステム粒度の小さい「サービス」の集まりとして構築する設計手法OA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)がある。「サービス」とは、外部から標準化された手順によって呼び出すことができるひとまとまりソフトウェア集合であり、単体で人間にとって意味のある単位(サービス)の機能を持つものである。SOAでは、個々サービスのアプリケーション開発言語動作環境などは問題とされず、個々のサービスが共通のメッセージ交換インタフェースに対応していればよい。

0003

このようなシステムを構築する際には、以下のような手順が必要となる。
(1)一連の処理(プロセス)を構成する複数の「サービス」を選択、配置する。
(2)配置されたサービスにおいて、隣接したサービス間でXMLメッセージの受け渡しができるように、隣接したサービス間におけるXMLメッセージ変換のためのXMLデータ変換定義を個々に生成し、生成したXMLデータ変換定義を元にXML変換ソース(すなわち、XSLT(XML Stylesheet Language Transformations)ソース)を個々に作成する。

先行技術

0004

特開2008−243193号公報
特開2005−55951号公報
特開平05−197533号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上述したような手順を行うことによってシステムを構築することができるが、プロセス内では、多くのサービス(サービス機能、サービスソフトウェアサービスプログラム)が存在し、XMLデータが形を変えながらそれぞれのサービスを渡っていく。各サービスが入出力するXMLデータの形式は各サービス毎に決まった形をしているため、前後に隣接するサービス間において、前のサービスが出力するXMLデータの項目と後のサービスが入力するXMLデータの項目とをマッピングさせたXMLデータ変換の定義(XMLデータ変換定義)が必要となる。

0006

しかし、これは前後のXMLスキーマ(XMLデータの構造)を元にマッピングしている。この定義方法では、各サービスの入出力XMLスキーマをベースにしているため各サービスの入出力項目名での定義となりシステム設計者にとってわかりにくい。また各サービス間のXML変換定義が、各サービス間毎に分断されて生成されるため、サービスを渡っていくXMLデータの項目がプロセス全体の中でどのように変遷していくかもわかりにくい。このため、システム設計にかかる作業の効率が低くなるという課題がある。また、システム設計作業の際に、システムのプロセス全体を見渡せないため、設定が煩雑となり作業効率が低くなるという課題がある。また、システムが複雑なプロセスを有する場合には、その煩雑さはさらに増大し、作業効率も下がりコストが上昇してしまうという課題もある。

0007

この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、サービスプロセスを定義すると同時に、システムに共通したシステム項目名を元にXMLデータ変換定義を設定することができるデータ変換定義装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係るデータ変換定義装置は、予め処理することが定められた項目名と当該項目名に対応する情報データとを含むメッセージデータを入出力する複数のサービスプログラムを処理装置により順次実行するプロセスに用いられるデータ変換定義情報であって、前記複数のサービスプログラムのうち前に実行されるサービスプログラムから出力されるメッセージデータの項目名を変換前項目名とし、次に実行されるサービスプログラムが入力する項目名を変換後項目名として定義するデータ変換定義情報を生成するデータ変換定義装置であって、
前記プロセスに入力されるメッセージデータの情報データを前記プロセスの中で一意識別する識別子を、情報データ識別子として記憶装置に記憶する情報データ識別子記憶部と、
前記情報データ識別子の一覧を表示装置画面に表示する情報データ識別子表示部と、
前記複数のサービスプログラムの実行の順番を示すサービス実行順情報を入力するサービス実行順情報入力部と、
前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムを、前記サービス実行順情報入力部の入力した前記サービス実行順情報の示す実行の順番に配置して前記画面に表示するサービス実行順表示部と、
前記サービス実行順表示部により前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラム毎に、前記情報データ識別子表示部によって前記画面に表示された前記情報データ識別子の一覧の各情報データ識別子と対応させて、当該サービスプログラムが入力する項目名であるサービス入力項目名の入力を受け付けサービス入力項目名入力欄と当該サービスプログラムの出力する項目名であるサービス出力項目名の入力を受け付けるサービス出力項目名入力欄とを前記画面に表示するサービス項目名入力欄表示部と、
前記サービス項目名入力欄表示部により前記画面に表示されたサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とに対して、前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラム毎に、当該サービスプログラムのサービス入力項目名と当該サービスプログラムのサービス出力項目名とが入力されると、前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムのうちの実行の順番が前後となるサービスプログラム間において、同一の情報データ識別子に対応付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名入力欄と後のサービスプログラムのサービス入力項目名入力欄とにそれぞれ入力されたサービス出力項目名とサービス入力項目名とを関連付ける関連付け表示を前記画面に表示する関連付け表示部と、
前記関連付け表示部により前記画面に表示された関連付け表示により関連付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名と後のサービスプログラムのサービス入力項目名とを対象として、前記前のサービスプログラムのサービス出力項目名を前記変換前項目名とし、前記後のサービスプログラムのサービス入力項目名を前記変換後項目名とし、前記変換前項目名と前記変換後項目名とを対応させて、前記プロセスに用いられる前記データ変換定義情報として記憶装置に記憶するデータ変換定義情報生成部とを備えることを特徴とする。

0009

前記関連付け表示部は、さらに、
前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの前後に実行されるサービスプログラム間において、前のサービスプログラムのサービス出力項目名入力欄のうちの所定のサービス出力項目名入力欄に入力されたサービス出力項目名と、次のサービスプログラムのサービス入力項目名入力欄のうちの所定のサービス入力項目名入力欄に入力されたサービス入力項目名とを関連付ける関連指示情報を入力して、入力した前記関連指示情報により関連付けられたサービス出力項目名とサービス入力項目名とを関連付ける関連指示表示を前記画面に表示することを特徴とする。

0010

前記メッセージデータ変換定義情報生成部は、
前記関連付け表示部により前記画面に表示された関連指示表示により関連付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名と後のサービスプログラムのサービス入力項目名とを対象として、前記前のサービスプログラムのサービス出力項目名を前記変換前項目名とし、前記後のサービスプログラムのサービス入力項目名を前記変換後項目名とすることを特徴とする。

0011

前記メッセージデータ変換支援装置は、さらに、
前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムに対して、当該サービスプログラムのサービス入力項目名の一覧と、当該サービスプログラムのサービス出力項目名の一覧とを対応付けた情報をサービス登録情報として記憶装置に記憶するサービス登録情報記憶部と、
前記サービス登録情報記憶部により記憶されたサービス登録情報に基づいて、前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムの前記サービス入力項目入力欄に、当該サービスプログラムのサービス入力項目名の一覧をプルダウン表示して当該サービスプログラムのサービス入力項目名の入力を受け付けるとともに、前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムの前記サービス出力項目入力欄に、当該サービスプログラムのサービス出力項目名の一覧をプルダウン表示して当該サービスプログラムのサービス出力項目名の入力を受け付けるサービス項目名プルダウン表示部と
を備えることを特徴とする。

0012

本発明に係るデータ変換定義装置のデータ変換定義方法は、
予め処理することが定められた項目名と当該項目名に対応する情報データとを含むメッセージデータを入出力する複数のサービスプログラムを処理装置により順次実行するプロセスに用いられるデータ変換定義情報であって、前記複数のサービスプログラムのうち前に実行されるサービスプログラムから出力されるメッセージデータの項目名を変換前項目名とし、次に実行されるサービスプログラムが入力する項目名を変換後項目名として定義するデータ変換定義情報を生成するデータ変換定義装置のデータ変換定義方法であって、
前記プロセスに入力されるメッセージデータの情報データを前記プロセスの中で一意に識別する識別子を、情報データ識別子として記憶装置に記憶する情報データ識別子記憶ステップと、
前記情報データ識別子の一覧を表示装置の画面に表示する情報データ識別子表示ステップと、
前記複数のサービスプログラムの実行の順番を示すサービス実行順情報を入力するサービス実行順情報入力ステップと、
前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラムを、前記サービス実行順情報入力ステップにより入力した前記サービス実行順情報の示す実行の順番に配置して前記画面に表示するサービス実行順表示ステップと、
前記サービス実行順表示ステップにより前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラム毎に、前記情報データ識別子表示ステップによって前記画面に表示された前記情報データ識別子の一覧の各情報データ識別子と対応させて、当該サービスプログラムが入力する項目名であるサービス入力項目名の入力を受け付けるサービス入力項目名入力欄と当該サービスプログラムの出力する項目名であるサービス出力項目名の入力を受け付けるサービス出力項目名入力欄とを前記画面に表示するサービス項目名入力欄表示ステップと、
前記サービス項目名入力欄表示ステップにより前記画面に表示されたサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とに対して、前記複数のサービスプログラムの各サービスプログラム毎に、当該サービスプログラムのサービス入力項目名と当該サービスプログラムのサービス出力項目名とが入力されると、前記画面に表示された前記複数のサービスプログラムのうちの実行の順番が前後となるサービスプログラム間において、同一の情報データ識別子に対応付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名入力欄と後のサービスプログラムのサービス入力項目名入力欄とにそれぞれ入力されたサービス出力項目名とサービス入力項目名とを関連付ける関連付け表示を前記画面に表示する関連付け表示ステップと、
前記関連付け表示ステップにより前記画面に表示された関連付け表示により関連付けられた前のサービスプログラムのサービス出力項目名と後のサービスプログラムのサービス入力項目名とを対象として、前記前のサービスプログラムのサービス出力項目名を前記変換前項目名とし、前記後のサービスプログラムのサービス入力項目名を前記変換後項目名とし、前記変換前項目名と前記変換後項目名とを対応させて、前記プロセスに用いられる前記データ変換定義情報として記憶装置に記憶するデータ変換定義情報生成ステップと
を備えることを特徴とする。

発明の効果

0013

本発明におけるデータ変換定義装置によれば、サービスプログラムの実行の順番(プロセス)の全体を画面に表示するとともに、プロセスを構成する各サービスプログラムにより受け渡されるメッセージデータの情報データを一意に識別する情報データ識別子を用いて、データ変換定義情報を生成することができるので、プロセス設計作業及びデータ変換定義情報生成作業に関する作業効率を高めることができるとともに、的確なデータ変換定義設計を行うことができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0014

実施の形態1におけるサービス提供システム300の概要を示す図である。
(a)サービスとXMLデータとXMLデータ変換との関係を示す模式図、(b)XMLデータ変換マッピング(XMLデータ変換定義)(データ変換定義情報)を生成するXMLデータ変換定義方式のユーザ設定画面の一例を示す図、(c)図2(b)に示すXMLデータ変換定義方式を実現する方式の機能ブロック構成の一例を示す図である。
(a)メール受信サービスS1とファイル読込みサービスS2との間のXMLデータ変換マッピング(XMLデータ変換定義)(データ変換定義)を示す図、(b)ファイル読込みサービスS2と業務名−DBテーブル名変換サービスS3との間のXMLデータ変換マッピングを示す図、(c)業務名−DBテーブル名変換サービスS3とDB書込みサービスS4との間のXMLデータ変換マッピングを示す図、(d)DB書込みサービスS4とメール送信サービスS5との間のXMLデータ変換マッピングを示す図である。
実施の形態1に係るデータ変換定義装置100の機能ブロック図構成を示す図である。
実施の形態1に係るデータ変換定義装置100の外観の一例を示す図である。
実施の形態1に係るデータ変換定義装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。
実施の形態1に係るデータ変換定義装置100のデータ変換定義方法の流れを示すフロー図である。
記憶装置120に記憶されるサービス登録情報121の構成の一例を示す図である。
実施の形態1におけるデータ変換定義装置100の表示装置901に表示されるデータ変換定義入力画面802の構成を示す図である。

実施例

0015

以下に、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。

0016

実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるサービス提供システム300の概要を示す図である。本実施の形態に係るデータ変換定義装置100の対象となるシステムとして、以下に説明するサービス提供システム300のサンプル業務について説明する。

0017

サービス提供システム300は、例えば、大規模なシステムを粒度の小さい「サービス」の集まりとして構築する設計手法SOA(サービス指向アーキテクチャ)により構築されるシステム(プロセスの一例)である。サービス提供システム300は、処理装置により順次実行される複数のサービスプログラム(サービス)を有し、項目名と当該項目名に対応するデータ(以下において項目データと呼ぶ。項目データは情報データの一例である。)とを含むメッセージデータを入力するプロセスを構成するシステムの一例である。サービス提供システム300に入力されたメッセージデータは、複数のサービスプログラムの各サービスプログラムにより順次入出力され受け渡される。

0018

図1において、サービス提供システム300には、最初に、取引先から業務データのメールが送信されてくる。このメールには、件名に業務名「返品」、添付ファイルCSV形式CSVデータ(実データ)が入っている。サービス提供システム300では、このメールを受け取り、件名に記載された業務名に応じたDBテーブル(例えば返品用テーブル)にCSVデータを格納した後、取引先に完了メールを送信するという一連のサービスを提供する。

0019

サービス提供システム300における一連の処理を以下のサービスステップに分ける。
<メール受信サービスS1>メールを受信して添付ファイル(CSVファイル)をローカルフォルダに保存する。
<ファイル読込みサービスS2>添付ファイル(CSVファイル)を読み込む。
<業務名−DBテーブル名変換サービスS3>件名に記載されている業務名から、格納すべきテーブル名(例えば、返品用テーブル)を決定する。
<DB書込みサービスS4>CSVデータをDBテーブル(例えば、返品用テーブル)に書き込む。
<メール送信サービスS5>取引先に完了メールを送信する。

0020

次に、サービスステップS1〜S5において受け渡しされるXMLデータの遷移の概略について説明する。
<メール受信サービスS1>
メール受信サービスS1では、パラメータとして、メールサーバアドレスメールアカウント情報添付ファイル保存場所などがある。メール受信サービスでは、指定されているパラメータの情報を元に、メールを受信し、添付ファイルを保存し、次のサービス(ファイル読込みサービスS2)に、件名、本文、差出人アドレス、添付ファイルパスをXMLデータ(メッセージデータの一例)として渡す。ここで、件名、本文、差出人アドレス、添付ファイルパスは項目名の一例である。また、項目名「件名」に対応するデータである「返品」、項目名「本文」に対応するデータ「2/16分の返品処理をお願いします。○○食品担当△△」等は、項目データ(情報データ)である。以下において、単に、件名、本文、差出人アドレス、添付ファイルパス等と記載する場合は、対応する項目データ(情報データ)を示す場合もあるものとする。

0021

<ファイル読込みサービスS2>
ファイル読込みサービスS2では、渡されたXMLデータ内に指定されている添付ファイルを読みこんで、読み込んだデータをXMLデータとして次のサービス(業務名−DBテーブル名変換サービスS3)に渡す。また前のサービス(メール受信サービスS1)から渡された件名、本文、差出人アドレスも一緒にXMLデータとして渡す。

0022

ここで、各サービスは任意のデータを通過データとして次のサービスに渡す機能を有するものとする。つまり、サービスが入力したXMLデータが、サービスが入力できる項目名でない場合には、サービスは入力したXMLデータを通過データとして、サービス内で処理をせずに次のサービスへ渡す。

0023

<業務名−DBテーブル名変換サービスS3>
業務名−DBテーブル名変換サービスS3では、パラメータとして、業務名−DBテーブル名対応表を備えている。前のサービス(ファイル読込みサービスS2)から渡されたXMLデータ内に指定されている件名(業務名が入っている)を、業務名−DBテーブル名対応表を元にDBテーブル名に変換して(ここでは返品用テーブル)、次のサービス(DB書込みサービスS4)にXMLデータとして渡す。また、前のサービス(S2:ファイル読込みサービス)から渡された件名、本文、差出人アドレスも一緒にXMLデータとして渡す。

0024

<DB書込みサービスS4>
前のサービス(業務名−DBテーブル名変換サービスS3)では、渡されたXMLデータ内に指定されている書込みテーブル名(返品用テーブル)に、CSVデータを書込み、書き込んだ件数を次のサービス(メール送信サービスS5)にXMLデータとして渡す。また、前のサービス(業務名−DBテーブル名変換サービスS3)から渡された件名、本文、差出人アドレスも一緒にXMLデータとして渡す。

0025

<メール送信サービスS5>
メール送信サービスS5のパラメータとして、メールサーバアドレス、メールアカウント情報などがある。指定されているパラメータ情報を元に、また前のサービス(DB書込みサービスDB)から渡されたXMLデータに含まれる差出人アドレスを宛先にし、渡された書込み件数と件名を元に加工した文字列を件名にし、渡された本文を加工した文字列を本文にしてメール送信する。

0026

このように、サービス提供システム300では、S1〜S5の各サービス間をXMLデータが形式を変えながら渡っていくことによって一つのプロセス処理が行なわれる。サービス提供システム300の構築において、ユーザが設定する内容としては、プロセスを構成するサービスの配置(以下、プロセス定義ともいう)と、S1〜S5の隣り合うサービス間のXMLデータ変換の定義(XMLデータ変換定義情報)(データ変換定義情報の一例)である。本実施の形態に係るデータ変換定義装置は、プロセスを構成するサービスの配置(プロセス定義)と、S1〜S5の隣り合うサービス間のXMLデータ変換定義情報の生成のためのシステム構築支援方式を実現する。

0027

図2は、(a)サービスとXMLデータとXMLデータ変換との関係を示す模式図、(b)XMLデータ変換マッピング(XMLデータ変換定義)(データ変換定義情報)を生成するXMLデータ変換定義方式のユーザ設定画面の一例を示す図、(c)図2(b)に示すXMLデータ変換定義方式を実現する方式の機能ブロック構成の一例を示す図である。図2は、本実施の形態のデータ変換定義装置100の前提となるデータ変換定義方式を説明するための図である。

0028

図2を用いて、前提となるデータ変換定義方式を用いたサービス提供システム300のシステムの設計手法について説明する。図2(a)において、システム内の一つのプロセスは、比較的粒度の小さい機能であるサービス(ここでは、サービスAとサービスB)(サービスプログラムの一例)が複数集まって構成される。まず一つめのサービスAは、サービスAが入力できる形式のXMLデータを入力し、サービスA特有の処理を行なった後、サービスA特有のXMLデータを出力する。サービスAから出力されたXMLデータは、次のサービスBが入力できる形式のXMLデータにXMLデータ変換されてからサービスBに入力され、サービスB特有の処理を行なった後、サービスB特有のXMLデータを出力する。このようにして次々とサービス間をXMLデータが渡って行くことによって一つのプロセスの処理が行なわれる。

0029

XMLデータを変換するXMLデータ変換は、XML言語仕様の一つであるXSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)により行なわれる。XSLTソースがあれば、XSLTエンジンが変換前XMLデータを変換後XMLデータに変換してくれる。XSLTソースは、XMLデータ変換定義方式により生成されるXMLデータ変換定義(データ変換定義情報)を元に、従来技術により生成される。

0030

図2(b)は、上述したXMLデータ変換のためのXMLデータ変換定義(XSLTソースの元)を生成するユーザ設定画面(マッピングツール画面)の一例(従来例)を示す図である。図2(b)に示すように、ユーザは、ユーザ設定画面を用いて、プロセスを構成するサービスを配置し、各サービスのパラメータを設定するとともに、各サービスの入出力データ形式に合わせて各サービス間のXMLデータ変換定義(XSLTソース)を生成する。

0031

図2(c)は、上述したようなXMLデータ変換定義(以下、データ変換定義情報ともいう)を生成するための方式の従来例を示すXMLデータ変換マッピング定義方式21の機能ブロック図である。XML変換マッピング定義方式21は、変換前XML形式表示部22、変換後XML形式表示部23、変換前後XMLマッピング設定部24、及びXML変換ソース(XSLTソース)自動生成部25を備える。図2(c)に示すXML変換マッピング定義方式21は、処理装置、記憶装置、表示装置等を用いて、機能ブロックを動作させる。XML変換マッピング定義方式21は、図2(b)に示すユーザ設定画面を介してユーザから入力された情報をもとにXMLデータ変換定義を生成する。

0032

図3は、(a)メール受信サービスS1とファイル読込みサービスS2との間のXMLデータ変換マッピング(XMLデータ変換定義)(データ変換定義)を示す図、(b)ファイル読込みサービスS2と業務名−DBテーブル名変換サービスS3との間のXMLデータ変換マッピングを示す図、(c)業務名−DBテーブル名変換サービスS3とDB書込みサービスS4との間のXMLデータ変換マッピングを示す図、(d)DB書込みサービスS4とメール送信サービスS5との間のXMLデータ変換マッピングを示す図である。

0033

図2(b)のユーザ設定画面では、図3(a)〜図3(d)の各サービス間のXML変換定義が行われる。図3(a)〜図3(d)を用いて、以下に図2(b)のユーザ設定画面を用いて各サービス間のXMLデータ変換定義を生成するXML変換マッピング定義方式21について説明する。

0034

図3(a)では、XML変換マッピング定義方式21が、メール受信サービスS1とファイル読込みサービスS2との間で入出力されるXMLデータの変換をする際のXMLデータ変換の定義を示している。図3(a)に示すように、XML変換マッピング定義方式21により、メール受信サービスS1が出力するXMLデータのXML形式(以下、XMLデータ形式とも呼ぶ)の項目(以下、項目名あるいはデータ項目とも呼ぶ)を、ファイル読込みサービスS2が入力するXML形式の項目に変換する。メール受信サービスS1が出力するXML形式、ファイル読込みサービスS2が入力するXML形式、および両者をマッピングしている設定画面を図2(b)に示す際のマッピングツール画面を示す。各サービスが入力あるいは出力するXML形式は、XMLスキーマ(拡張子がxsd)というXML標準の形式で表され、各サービス毎にこのXMLスキーマが定義済みである。すなわち、各サービス毎に、当該サービスが処理するXMLデータの項目は予め定められている。

0035

XML変換マッピング定義方式21では、変換前XML形式表示部22によってメール受信サービスS1が出力するXMLスキーマ(XMLデータの構造、XMLデータの項目名一覧)を画面左側に表示し、変換後XML形式表示部23によってファイル読込みサービスS2が入力するXMLスキーマを画面右側に表示し、変換前後XMLマッピング設定部24によって設計者ドラッグドロップのインタフェース(I/F)により両者をマッピングすることができ、最後にマッピング定義からXML変換ソース(XSLTソース)自動生成部25によってXML変換ソース(XSLTソース)が自動生成される。

0036

まず、メール受信サービスS1が出力するXML形式をファイル読込みサービスS2が入力するXML形式に変換する。メール受信サービスS1が出力するXML形式、ファイル読込みサービスS2が入力するXML形式、および両者をマッピングしている設定を図3(a)に示す。メール受信サービスS1の出力データ項目は、件名、本文、差出人アドレス、添付ファイルパス、があり、ファイル読込みサービスS2の入力データ項目は、読込みファイルパス、がある。また各サービスは定義済みのデータ項目の他に通過データを入出力することができる。この通過データは、サービスに入力されて何も変換されずに出力されるものである。このS1からS2へのマッピングでは、添付ファイルパスを読込みファイルパスへマッピングすることによって、メール受信サービスS1が添付ファイルをローカルフォルダ上にCSVデータとして保存したファイルを、ファイル読込みサービスS2が読み込むことになる。また、件名、本文、差出人アドレスについては通過データへマッピングしており、特にS2の処理には使われないが、S2のサービス以降のサービスで使われることを可能にしている。

0037

次に、ファイル読込みサービスS2が出力するXML形式を業務名−DBテーブル名変換サービスS3が入力するXML形式に変換する。ファイル読込みサービスS2が出力するXML形式、業務名−DBテーブル名変換サービスS3が入力するXML形式、および両者をマッピングしている設定を図3(b)に示す。XML変換マッピング定義方式21の動きはS1−S2間のXMLデータ変換と同様である。ファイル読込みサービスS2の出力データ項目は、読込みデータ、および通過データ21,22,23があり、業務−DBテーブル名変換サービスS3の入力データ項目は、業務名、および通過データ31,32,33,34がある。このS2からS3へのマッピングでは、通過データ21から業務名と通過データ31にマッピングされているが、通過データ21とは元々メール受信サービスS1の件名である。従って、S3の業務名にはメール受信サービスの件名が転送されることになる。またS2の通過データ21,22,23はそれぞれS3の通過データ31,33,34に転送されているが、これらは元々S1の件名、本文、差出人アドレスであり、これらの情報が以降のサービスで使われることを可能にしている。

0038

次に、業務名−DBテーブル名変換サービスS3が出力するXML形式をDB書込みサービスS4が入力するXML形式に変換する。業務名−DBテーブル名変換サービスS3が出力するXML形式、DB書込みサービスS4が入力するXML形式、および両者をマッピングしている設定を図3(c)に示す。XML変換マッピング定義方式21の動きはS1−S2変換と同様である。業務名−DBテーブル名変換サービスS3の出力データ項目は、DBテーブル名、および通過データ31,32,33,34があり、DB書込みサービスS4の入力データ項目は、書込みテーブル名、書込みデータ、および通過データ41,42,43がある。このS3からS4へのマッピングでは、DBテーブル名から書込みテーブル名にマッピングされているが、DBテーブル名とは業務名−DBテーブル名変換サービスS3によって件名(=業務名)からDBテーブルに変換されたものである。また通過データ32から書込みデータにマッピングされているが、通過データ32とはファイル読込みサービスS2が出力した読込みデータであり、これがDBに書き込まれる。またS3の通過データ31,33,34はそれぞれS4の通過データ41,42,43に転送されているが、これらは元々S1の件名、本文、差出人アドレスであり、これらの情報が以降のサービスで使われることを可能にしている。

0039

次に、DB書込みサービスS4が出力するXML形式をメール送信サービスS5が入力するXML形式に変換する。DB書込みサービスS4が出力するXML形式、メール送信サービスS5が入力するXML形式、および両者をマッピングしている設定を図3(d)に示す。XML変換マッピング定義方式の動きはS1−S2変換と同様である。DB書込みサービスS4の出力データ項目は、書込み件数、および通過データ41,42,43、があり、メール送信サービスS5の入力データ項目は、宛先、件名、および本文、がある。このS4からS5へのマッピングでは、書込み件数と通過データ41が合成されて件名にマッピングされているが、通過データ41とは元々S1の件名であったため、例えば「返品完了(明細件数123件)」などの文字列が件名になる。また通過データ42が本文にマッピングされているが、通過データ42は元々S1の本文であったため、例えば「ご依頼の件を処理完了しました。 −−− (受信したメール本文)」などの文字列が本文になる。また、通過データ43が宛先にマッピングされているが、通過データ43は元々S1の差出人アドレスであり、メール受信した差出人アドレスに返信されることになる。

0040

以上のような設定を行なうことによってシステム(プロセス)を構築することができるが、隣接する2サービス間の項目データをマッピングする際にそれぞれのサービスが持っているXMLスキーマに定義されている項目名を使ってマッピングしなくてはならず、またシステム全体を見渡せないため設定が煩雑である。サービス提供システム300のような比較的単純なプロセスではなく、さらに複雑なプロセスになると、その煩雑さは増す。

0041

次に、実施の形態1のデータ変換定義装置100について説明する。

0042

図4は、実施の形態1に係るデータ変換定義装置100の機能ブロック図構成を示す図である。本実施の形態におけるデータ変換定義装置100は、XMLデータ変換定義を生成するための方式である。データ変換定義装置100は、処理装置により順次実行される複数のサービス(サービスプログラム)を有し、項目(項目名)と当該項目に対応する項目データ(情報データ)とを含むXMLデータ(メッセージデータ)を入力するプロセスであって、XMLデータは複数のサービスの各サービスにより順次入出力され受け渡されるプロセスにおいて用いられる。データ変換定義装置100は、連続して実行される複数のサービスのうち、前に実行されるサービスから出力されるXMLデータの項目を変換前項目とし、次に実行されるサービスが入力できる項目を変換後項目として定義するデータ変換定義情報を生成する。

0043

データ変換定義装置100は、サービス登録情報設定部110(サービス登録情報記憶部)、記憶装置120、システム項目設定部130(情報データ識別子記憶部)、サービス配置設定部140(サービス実行順入力部)、サービス項目/システム項目マッピング部150、サービス項目名入力受付部161(サービス項目名プルダウン表示部)、変換前/変換後データ項目名マッピング部160(関連付け表示部)、データ変換定義情報生成部170、データ変換ソース生成部180を備える。サービス項目/システム項目マッピング部150は、システム項目表示部151(情報データ識別子表示部)、サービス実行順表示部152、サービス項目名入力欄表示部153、サービス項目名入力受付部161(サービス項目名プルダウン表示部)を備える。記憶装置120には、サービス登録情報121、データ変換定義情報122、システム項目一覧情報123、サービス実行順情報124、データ変換定義テーブル125とが記憶される。

0044

サービス登録情報設定部110は、各サービスに対して、当該サービスのサービス入力項目(サービス入力項目名)の一覧と、当該サービスのサービス出力項目(サービス出力項目名)の一覧とを対応付けた情報をサービス登録情報121として記憶装置120に記憶する。つまり、各サービスは、入力できる項目(以下、サービス入力項目(サービス入力項目名))と出力する項目(以下、サービス出力項目(サービス出力項目名))とが予め決められている。

0045

システム項目設定部130は、サービス提供システム300のプロセスに入力されるXMLデータが含む項目データ(情報データ)をサービス提供システム300のプロセスの中で一意に識別する識別子をシステム項目(情報データ識別子)としたシステム項目一覧情報123を記憶装置120に記憶する。

0046

サービス提供システム300のプロセスに入力されるXMLデータには、項目名(例えば、件名、差出人アドレス等)とその項目名に対応する内容である項目データ(情報データ)(例えば、件名に対応する「返品」、差出人アドレスに対応する「実アドレス○○」)とが含まれている。XMLデータは、プロセスに入力され、各サービスにより順次入出力され、各サービスを渡っていく。このとき、プロセスに入力されたXMLデータの項目名は、各サービス固有の項目名に変換されながら順次各サービスを渡っていく。しかし、たとえ項目名が変換されても、プロセスに入力されたXMLデータの実データである項目データ(情報データ)は、変換されずプロセス内を渡っていく。

0047

本実施の形態のデータ変換定義装置100では、サービス提供システム300のシステム設計時に、プロセス内で受け渡されるはずの項目データ(情報データ)をすべて洗い出し、洗い出したすべての項目データ(情報データ)に対して、当該項目データ(情報データ)をサービス提供システム300のプロセス内で一意に識別する識別子をシステム項目として付与する。これにより、プロセス全体を通して渡っていく項目データ(情報データ)のMAX(最大公約数)をシステム項目として列挙する。

0048

サービス配置設定部140は、複数のサービスの各サービスの実行の順番を示すサービス実行順情報124を入力して記憶装置120に記憶する。サービス実行順情報124とは、例えば、サービス提供システム300のプロセスを構成する以下のサービス<メール受信サービスS1>、<ファイル読込みサービスS2>、<業務名−DBテーブル名変換サービスS3>、<DB書込みサービスS4>、<メール送信サービスS5>の実行順を示す情報である。

0049

サービス項目/システム項目マッピング部150は、各サービスに関して、サービス登録情報121に登録したサービス入力項目、サービス出力項目を、システム項目に対応させてユーザに入力させる。これにより、各サービスについて、当該サービス固有の入力項目出力項目であるサービス入力項目とサービス出力項目とが、システム項目に対応してマッピングされる。サービス項目/システム項目マッピング部150は、表示装置901(図5図6参照)の画面801(図5図6参照)に、データ変換定義入力画面802(図9参照)を表示することにより、データ変換定義入力画面802を介してサービス入力項目とサービス出力項目とをシステム項目に対応させてユーザに入力させる。データ変換定義入力画面802を介して入力された情報は、データ変換定義入力画面802の構成と同様の構成を備えるデータ変換定義テーブル125として記憶装置120に記憶される。データ変換定義入力画面802の詳細については、後述する。

0050

システム項目表示部151は、記憶装置120に記憶されているシステム項目一覧情報123に基づいて、システム項目の一覧を表示装置901の画面801に表示する。

0051

サービス実行順表示部152は、複数のサービスの各サービスを、記憶装置120に記憶されているサービス配置設定部140の入力したサービス実行順情報124の示す実行の順番に配置して、システム項目の一覧が表示されている表示装置901の画面801に表示する。

0052

サービス項目名入力欄表示部153は、サービス実行順表示部152により画面801に表示されている各サービス毎に、システム項目の一覧の各システム項目と対応させて配置された2種類の入力欄を画面801に表示する。2種類の入力欄とは、当該サービスの入力できる項目名であるサービス入力項目の入力を受け付けるサービス入力項目名入力欄と当該サービスプログラムの出力する項目名であるサービス出力項目の入力を受け付けるサービス出力項目名入力欄とである。サービス項目名入力欄表示部153は、各サービス毎に、システム項目の一覧の各システム項目と対応するサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とを表示装置901の画面801に表示する。

0053

以上のようにして、データ変換定義入力画面802は、画面801に表示されたシステム項目一覧、複数のサービスの各サービスの配置、各サービスのサービス入力項目名入力欄及びサービス出力項目名入力欄とにより構成され、表示装置901に表示される。

0054

サービス項目名入力受付部161は、画面801(データ変換定義入力画面802)に表示されたサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とに対して、複数のサービスの各サービス毎に、ユーザによる当該サービスのサービス入力項目と当該サービスのサービス出力項目との入力を受け付ける。

0055

変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、画面801(データ変換定義入力画面802)に表示されたサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とに対してサービス入力項目とサービス出力項目が入力されると、画面801(データ変換定義入力画面802)に表示された複数のサービスのうちの実行順の前後となるサービス間において、同一のシステム項目に対応付けられた前のサービスのサービス出力項目名入力欄と後のサービスのサービス入力項目名入力欄とにそれぞれ入力されたサービス出力項目とサービス入力項目名を関連付ける関連付け表示を画面801に表示する。

0056

データ変換定義情報生成部170は、変換前/変換後データ項目名マッピング部160により画面801(データ変換定義入力画面802)に表示された関連付け表示により関連付けられた前のサービスのサービス出力項目(サービス出力項目名)と後のサービスのサービス入力項目(サービス入力項目名)とを対象として、前のサービスのサービス出力項目を変換前項目名として定義するとともに、後のサービスのサービス入力項目を変換後項目名として定義してデータ変換定義情報122を生成し、記憶装置120に記憶する。

0057

データ変換ソース生成部180は、データ変換定義情報生成部170により生成され、記憶装置120に記憶されたデータ変換定義情報122を元に、複数のサービスの各サービス間毎に、XML変換ソース(XSLTソース)を生成する。

0058

図5は、実施の形態1に係るデータ変換定義装置100の外観の一例を示す図である。図5において、データ変換定義装置100は、システムユニット910、CRT(Cathode・Ray・Tube)やLCD(液晶)の画面801を有する表示装置901、キーボード902(Key・Board:K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・ Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907などのハードウェア資源を備え、これらはケーブル信号線で接続されている。システムユニット910は、コンピュータであり、ファクシミリ機932、電話器931とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク942(LAN)、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。

0059

図6は、実施の形態1に係るデータ変換定義装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。図6において、データ変換定義装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置マイクロプロセッサマイクロコンピュータプロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907、磁気ディスク装置920(記憶装置120の一例)と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置メモリカード読み書き装置などの記憶装置120でもよい。

0060

RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置120あるいは記憶部の一例である。

0061

通信ボード915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904、表示装置901(表示画面801)などは、入力部、入力装置の一例である。また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力部、出力装置の一例である。

0062

通信ボード915は、ファクシミリ機932、電話器931、LAN942等に接続されている。通信ボード915は、LAN942に限らず、インターネット940、ISDN等のWANワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。インターネット940或いはISDN等のWANに接続されている場合、ゲートウェイ941は不用となる。

0063

磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。

0064

上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」、「〜手段」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明する情報やデータや信号値変数値やパラメータが、「〜ファイル」、「〜データベース」、「〜データ」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」、「〜データベース」、「〜データ」は、ディスクメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリになどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。

0065

また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスクミニディスク、DVD(Digital・Versatile・Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。

0066

また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子デバイス基板配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。

0067

図7は、実施の形態1に係るデータ変換定義装置100のデータ変換定義方法の流れを示すフロー図である。図7を用いて、データ変換定義装置100のデータ変換定義方法の流れ(データ変換定義装置100の動作)について説明する。

0068

<S101〜S102:サービス登録情報設定処理>
S101において、サービス登録情報設定部110は、処理装置により、サービス登録情報121の設定が完了しているか否かを判定する。サービス登録情報設定部110は、処理装置により、サービス登録情報121の設定が完了していると判定した場合(S101でYES)は、処理はS103に進む。サービス登録情報設定部110は、処理装置により、サービス登録情報121の設定が完了していないと判定した場合(S101でNO)は、処理はS102に進む。

0069

S102において、サービス登録情報設定部110は、例えば、表示装置901に表示されたサービス登録情報設定画面を介して、ユーザからのサービス登録情報の設定を処理装置を用いて受け付ける。例えば、サービス登録情報設定部110は、表示装置901の画面801に、ユーザがサービス登録情報121を設定するためのサービス登録情報設定画面を表示する。ユーザにより、複数のサービスの各サービスについて、当該サービスのサービス入力項目名の一覧と、当該サービスのサービス出力項目名の一覧とが入力される。

0070

図8は、記憶装置120に記憶されるサービス登録情報121の構成の一例を示す図である。図8に示すように、サービス登録情報121には、サービス提供システム300のプロセスを構成する以下のサービス<メール受信サービスS1>、<ファイル読込みサービスS2>、<業務名−DBテーブル名変換サービスS3>、<DB書込みサービスS4>、<メール送信サービスS5>についての情報が登録されている。

0071

サービス登録情報121には、「サービス名」、「サービス入力項目名」、「サービス出力項目名」が入力される。メール受信サービスS1は、自律的に受信ボックス監視しメールが配信されると処理が起動されるサービスであるため、メール受信サービスS1の
入力できるXMLデータ形式のサービス入力項目名は存在しない。メール受信サービスS1から出力されるXMLデータのサービス出力項目名は、「件名」、「添付ファイルパス」、「本文」、「差出人」である。

0072

また、ファイル読込みサービスS2において、入力するサービス入力項目名は「読込みファイルパス」であり、出力するサービス出力項目名は「読込みデータ」である。同様に、業務名−DBテーブル名変換サービスS3、DB書込みサービスS4、メール送信サービスS5についても、入力して処理するサービス入力項目名と出力するサービス出力項目名とが対応付けられて記憶されている。つまり、サービス登録情報設定部110では、プロセス内に存在するサービス機能をすべて登録する。

0073

サービス登録情報設定部110が表示するサービス登録情報設定画面の構成は、図8に示すサービス登録情報121と同様の構成である。ユーザによるサービス登録情報121生成のための操作は、サービスが拡張されない限り、システム設計時に一度のみの操作である。

0074

図7戻り、説明を続ける。

0075

<S103〜S104:システム項目入力処理
S103において、システム項目設定部130は、処理装置により、システム項目の入力が完了しているか否かを判定する。システム項目設定部130は、処理装置により、システム項目の入力が完了していると判定した場合(S103でYES)は、処理はS105に進む。システム項目設定部130は、処理装置により、システム項目の入力が完了していないと判定した場合(S103でNO)は、処理はS104に進む。

0076

S104において、システム項目設定部130は、処理装置により、ユーザからのシステム項目の入力を受け付けて、入力したシステム項目の一覧であるシステム項目一覧情報123を記憶装置120に記憶する。システム項目設定部130は、例えば、システム項目入力画面を表示装置901の画面801に表示して、ユーザにシステム項目を入力させる。

0077

システム項目とは、上述したように、サービス提供システム300のプロセス内で受け渡される項目データ(情報データ)をすべて洗い出し、洗い出したすべての項目データ(情報データ)に対して、一意に付与される識別子である。例えば、システム設計者により、プロセス全体を通して渡っていく項目データ(情報データ)のMAX(最大公約数)をシステム項目として列挙することができる。

0078

システム項目表示部151は、システム項目設定部130により入力されたシステム項目の一覧を表示装置901の画面801に表示する。

0079

図9は、実施の形態1におけるデータ変換定義装置100の表示装置901に表示されるデータ変換定義入力画面802の構成を示す図である。データ変換定義入力画面802を介して入力された情報は、データ変換定義入力画面802の構成と同様の構成を備えるデータ変換定義テーブル125として記憶装置120に記憶される。

0080

システム項目表示部151は、システム項目設定部130により入力されたシステム項目を、処理装置により、表示装置901の画面801に表示する。図9に示すように、システム項目設定部130は、システム項目表示部151により、処理装置を用いて、データ変換定義入力画面802の一部に(例えば、左端)システム項目入力画面8020を表示させ、ユーザにシステム項目を入力させる。システム項目表示部151は、システム項目設定部130により入力されたシステム項目を表示する。この場合は、システム項目設定部130とシステム項目表示部151とにより、システム項目入力画面8020に入力されたシステム項目が順次表示されていくとともに、システム項目一覧情報123が順次生成され記憶装置120に記憶される。

0081

あるいは、システム項目設定部130は、データ変換定義入力画面802とは別の表示によりシステム項目入力画面を表示して、予めシステム項目の一覧をユーザに入力させてシステム項目一覧情報123として記憶装置120に記憶しておいてもよい。システム項目表示部151は、記憶装置120に記憶されているシステム項目一覧情報123を処理装置により読み出して、データ変換定義入力画面802の一部であるシステム項目一覧8021に表示する。このような処理とすることにより、例えば、ユーザがデータ変換定義装置100を起動し、データ変換定義入力画面802を開く操作を行うと、自動的にシステム項目一覧8021がデータ変換定義入力画面802に表示される。

0082

図9のシステム項目一覧8021に示すように、システム項目として、受信メール件名、業務名、書込みテーブル名、書込み件数、一時ファイルパス、CSVデータ、受信メール本文、取引先アドレス、送信メール件名、送信メール本文が入力(列挙)されて表示されている。これらのシステム項目は、サービス提供システム300のプロセスにおいて一意に定められたものであり、各サービスにおいても共通の項目名である。例えば、システム項目「一時ファイルパス」は、メール受信サービスS1では添付ファイルパスを示し、ファイル読込みサービスS2では読込みファイルパスを示している。このように、各サービスでは、各サービス固有の項目名で入出力されるXMLデータであっても、システム項目を用いることにより一元管理することができる。

0083

図7に戻り、説明を続ける。

0084

<S105〜S106:サービス配置及びサービス項目名入力欄表示処理
S105において、サービス項目/システム項目マッピング部150は、処理装置により、データ変換定義入力画面802において、サービスの配置の表示と、各サービス毎のサービス入力項目名入力欄及びサービス出力項目名入力欄(以下、サービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とを併せてサービス項目名入力欄と記載する場合もある)との表示が完了しているか否かを判定する。サービス項目/システム項目マッピング部150は、処理装置により、サービスの配置の表示とサービス項目名入力欄の表示とが完了していると判定した場合(S105でYES)は、処理はS107に進む。サービス項目/システム項目マッピング部150は、処理装置により、サービスの配置の表示とサービス項目名入力欄の表示とが完了していないと判定した場合(S105でNO)は、処理はS106に進む。

0085

S106において、まず、サービス配置設定部140は、処理装置により、サービス登録情報121に登録されたサービス名を元に、ユーザからサービスの配置(すなわち、サービスの実行の順序)の情報の入力を受け付けて、入力したサービスの実行の順序の情報であるサービス実行順情報124を記憶装置120に記憶する。サービス配置設定部140は、例えば、サービス配置入力画面を表示装置901の画面801に表示して、ユーザにサービスの配置(実行順)を入力させる。

0086

サービス実行順表示部152は、処理装置により、複数のサービス配置設定部140により入力されたサービス実行順情報124の示す実行の順番に各サービスを配置してデータ変換定義入力画面802に表示する。

0087

サービス項目名入力欄表示部153は、データ変換定義入力画面802に実行順に表示されている各サービス毎に、システム項目の一覧の各システム項目と対応させたサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とをデータ変換定義入力画面802に表示する。

0088

例えば、図9に示すように、サービス配置設定部140は、サービス実行順表示部152によりデータ変換定義入力画面802の一部にサービス配置入力欄8022(8022a〜8022e)を表示させ、ユーザにサービスを実行の順番に入力させる。

0089

まず、サービス配置設定部140は、サービス登録情報121に登録されているサービスの数を取得する。サービス配置設定部140は、取得したサービスの数だけ、ブランクのサービス配置入力欄8022を横に並べて表示する。図9では、サービス配置設定部140は、5つのサービス配置入力欄8022(8022a〜8022e)を横に並べて表示する。サービス配置設定部140は、サービス配置入力欄8022(8022a〜8022f)に対して、サービス登録情報121に登録されているサービスをプルダウン表示する。ユーザは、プルダウン表示されたサービスの中から、該当する順番にあるサービス配置入力欄8022に入力したいサービス名を選択する。この場合は、サービス配置設定部140とサービス実行順表示部152とにより、サービスの配置が順次表示されていくとともに、サービス実行順情報124が記憶装置120に記憶されていく。

0090

あるいは、サービス配置設定部140は、データ変換定義入力画面802とは別の表示によりサービス配置入力画面を表示して、予めサービスの実行順をユーザに入力させてサービス実行順情報124として記憶装置120に記憶する。サービス実行順表示部152は、記憶装置120に記憶されているサービス実行順情報124を処理装置により読み出して、データ変換定義入力画面802に表示する。このような処理とすることにより、例えば、ユーザがデータ変換定義装置100を起動し、データ変換定義入力画面802を開く操作を行うと、自動的にサービスが配置されたデータ変換定義入力画面802が表示される。

0091

図9に示すように、データ変換定義入力画面802のサービス配置入力欄8022(8022a〜8022e)には、各サービスがサービスの実行順(<メール受信サービスS1>、<ファイル読込みサービスS2>、<業務名−DBテーブル名変換サービスS3>、<DB書込みサービスS4>、<メール送信サービスS5>)に配置されて表示されている。サービス実行順表示部152は、処理装置により、各サービスをサービスの実行順(<メール受信サービスS1>、<ファイル読込みサービスS2>、<業務名−DBテーブル名変換サービスS3>、<DB書込みサービスS4>、<メール送信サービスS5>)に配置して表示する。図9において、太枠はサービスの塊を示している。つまり、太枠に囲まれたサービスの塊の順番が、サービスの配置を意味している。

0092

また、データ変換定義入力画面802では、実行順に配置された各サービス毎に、システム項目一覧8021の各システム項目と対応して表示されたサービス項目名入力欄が表示される。例えば、メール受信サービスS1の太枠の中には、システム項目一覧8021の各システム項目と対応して表示されたサービス入力項目名入力欄8027が「IN(入力側)」として表示され、システム項目一覧の各システム項目と対応して表示されたサービス出力項目名入力欄8023が「OUT出力側)」として表示される。ここでは、入力欄が表示されただけであり、サービス入力項目名入力欄8027、サービス出力項目名入力欄8023はブランクの状態であるものとする。

0093

また、図9では、データ変換定義入力画面802は、ページ幅の制限のため2段に分けて記載しているが、上段の右端のA1−A2の辺は、下段A1−A2の辺と同一の辺を意味している。すなわち、データ変換定義入力画面802は、実際には、横に連続した1つのテーブルである。データ変換定義入力画面802は、表示装置901の画面801に、サービスの配置(実行順)がユーザにとってわかりやすいように1段で表示される。また、システム項目に対応するサービス入出力項目が、1列でわかりやすいように連続して表示される。

0094

図7に戻り説明を続ける。

0095

<S107〜S108:サービス項目/システム項目マッピング処理
S107において、サービス項目名入力受付部161は、データ変換定義入力画面802において、サービス入力項目名入力欄8027、サービス出力項目名入力欄8023へのサービス入力項目名及びサービス出力項目名(以下、サービス入力項目(名)とサービス出力項目(名)とを併せてサービス入出力項目(名)と呼ぶ場合もある)の入力が完了しているか否かを処理装置により判定する。サービス項目名入力受付部161は、サービス入出力項目名の入力が完了していると判定した場合(S107でYES)は、処理はS109に進む。サービス項目名入力受付部161は、サービス入出力項目名の入力が完了していないと判定した場合(S107でNO)は、処理はS108に進む。

0096

S108において、サービス項目名入力受付部161は、データ変換定義入力画面802に表示されたサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄とに対して、当該サービスのサービス入力項目名と当該サービスのサービス出力項目名とをユーザに入力させる。すなわち、ユーザは、データ変換定義入力画面802に表示されたサービス入力項目名入力欄とサービス出力項目名入力欄に、該当するサービスのサービス入力項目名とサービス出力項目名とを入力する。

0097

サービス項目名入力受付部161は、配置された複数のサービスの各サービス毎に、ユーザによる当該サービスのサービス入力項目名の入力を受け付ける。ユーザは、当該サービスのサービス入力項目名の入力を、当該サービス入力項目名が対応する項目データ(情報データ)を示すシステム項目に対応付けられたサービス入力項目名入力欄へ入力する。また、サービス項目名入力受付部161は、配置された複数のサービスの各サービス毎に、ユーザによる当該サービスのサービス出力項目名の入力を受け付ける。ユーザは、当該サービスのサービス出力項目名の入力を、当該サービス出力項目名が対応する項目データ(情報データ)を示すシステム項目に対応付けられたサービス出力項目名入力欄へ入力する。

0098

ここで、具体例として、図9に示すファイル読込みサービスS2及びDB書込みサービスS4のサービス入力項目名入力欄8024とサービス出力項目名入力欄8025とサービス入力項目名入力欄8026への入力について説明する。図8で示したように、ファイル読込みサービスS2のサービス入力項目名は読込みファイルパスであり、サービス出力項目名は読込みデータである。

0099

ユーザは、システム設計時のシステム項目洗い出しの時点で、ファイル読込みサービスS2の「読込みファイルパス」に対応する項目を、プロセス内のシステム項目では「一時ファイルパス」と定義している。したがって、ユーザは、ファイル読込みサービスS2の「読込みファイルパス」を、システム項目「一時ファイルパス」に対応するサービス入力項目名入力欄8024に入力する。

0100

同様に、ユーザは、システム設計時のシステム項目洗い出しの時点で、ファイル読込みサービスS2の「読込みデータ」に対応する項目を、プロセス内のシステム項目では「CSVデータ」と定義している。したがって、ユーザは、ファイル読込みサービスS2の「読込みデータ」を、システム項目「CSVデータ」に対応するサービス出力項目名入力欄8025に入力する。

0101

さらに、同様に、ユーザは、システム設計時のシステム項目洗い出しの時点で、DB書込みサービスS4の「書込みデータ」に対応する項目を、プロセス内のシステム項目では「CSVデータ」と定義している。したがって、ユーザは、DB書込みサービスS4のサービス入力項目名である「書込みデータ」を、システム項目「CSVデータ」に対応するサービス入力項目名入力欄8026に入力する。

0102

以上のように入力していくことで、同一のシステム項目に対応する項目名は、横に同じ行の入力欄に入力されることになる。

0103

同様にして、ユーザは、データ変換定義入力画面802に配置された複数のサービスのすべてについて、サービス入力項目名とサービス出力項目名とをサービス項目名入力欄に入力する。

0104

ここで、あるサービスでは入力しない(入力しても処理しない)項目名及び項目データ(情報データ)のXMLデータであるが、当該サービスの次以降のサービスにおいては入力され処理されるXMLデータがある。このようなXMLデータが、当該サービスに入力された場合は、当該サービスでは通過データとして何も処理せずにそのまま出力させる必要がある。当該サービスにおいて、通過させるべきXMLデータが入力された場合には、ユーザは、サービス入力項目名入力欄及びサービス出力項目名に「通過データ」を入力する。

0105

ここで、サービス項目名入力受付部161の、サービス入力項目名及びサービス出力項目名の入力受付方法の一例について説明する。例えば、サービス項目名入力受付部161は、サービス入力項目名入力欄及びサービス出力項目名入力欄の各入力欄について、プルダウン表示により入力可能なサービス項目名を表示させる。サービス項目名入力受付部161は、記憶装置120に記憶されているサービス登録情報121に基づいて、該当するサービスのサービス登録情報を参照して、当該サービスのサービス入力項目名入力欄及びサービス出力項目名入力欄の各入力欄に当該サービスのサービス登録情報121に登録されているサービス入力項目名とサービス出力項目名とをプルダウン表示する。ユーザは、プルダウン表示により表示されたサービス入力項目名とサービス出力項目名との中から、該当するサービス入力項目名あるいはサービス出力項目名を選択して入力する。プルダウン表示のなかに「通過データ」を一緒に表示してもよい。

0106

つまり、サービス項目名入力受付部161(サービス項目名プルダウン表示部の一例)は、サービス登録情報設定部110により記憶されたサービス登録情報121に基づいて、802に表示された複数のサービスの各サービスのサービス入力項目入力欄に、当該サービスのサービス入力項目名の一覧をプルダウン表示して当該サービスのサービス入力項目名の入力を受け付けるとともに、802に表示された複数のサービスの各サービスサービス出力項目入力欄に、当該サービスのサービス出力項目名の一覧をプルダウン表示して当該サービスのサービス出力項目名の入力を受け付ける。

0107

図7に戻り説明を続ける。

0108

<S109〜S110:変換前/変換後データ項目名マッピング処理>
S109において、変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、データ変換定義入力画面802に表示された、隣接するサービス間において、変換前項目名であるサービス出力項目名と変換後項目名であるサービス入力項目名とのマッピング処理が完了しているか否かを処理装置により判定する。変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、処理装置により、マッピング処理が完了していると判定した場合(S109でYES)は、処理はS111に進む。変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、処理装置により、マッピング処理が完了していないと判定した場合(S109でNO)は、処理はS110に進む。

0109

S110において、変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、データ変換定義入力画面802に表示された実行順の前後のサービス間(すなわち、図9に示すXML変換エリア811ab,811bc,811cd,811de)において、同一行の2つの入力欄である前のサービスのサービス出力項目名入力欄と後のサービスのサービス入力項目名入力欄とに項目名が入力されている場合には、入力されているサービス出力項目名とサービス入力項目名とをマッピング(関連付け)する関連付け表示813を表示する。

0110

図9において、データ変換定義入力画面802において隣り合う2つのサービスであるメール受信サービスS1とファイル読込みサービスS2との間のXML変換エリア811abについて説明する。例えば、メール受信サービスS1の「件名」と、ファイル読込みサービスS2の「通過データ21」とは同一のシステム項目「受信メール件名」に対応するので、同じ行に入力されている。また、メール受信サービスS1の「添付ファイルパス」と、ファイル読込みサービスS2の「読込ファイルパス」とは同一のシステム項目「一時ファイルパス」に対応するので、同じ行に入力されている。このように同じ行に入力されている前のサービスのサービス出力項目名入力欄と後のサービスのサービス入力項目名入力欄とを、図9に示すように、関連付け表示813(横棒線)を表示することで関連付ける。

0111

変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、処理装置を用いて同じ行に入力されている前のサービスのサービス出力項目名と後のサービスのサービス入力項目名との関連付け表示813を自動的に表示する。つまり、同行にある前後のサービス間のサービス入出力項目についてはデフォルトでマッピングされる。これによって、サービス入出力項目とシステム項目のマッピングが完了すれば、ユーザによるXMLデータ変換のデータ項目のマッピングはほぼ必要なくなる。

0112

あるいは、変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、ユーザがデータ変換定義入力画面802において前のサービスのサービス出力項目名を選択すると、処理装置を用いて自動的に同じ行に入力されている後のサービスのサービス入力項目名と横棒線で結んで、関連付け表示813を表示する。

0113

あるいは、変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、ユーザからデータ変換定義入力画面802を介して関連付け表示813を入力して、処理装置を用いて入力した関連付け表示813を表示する。つまり、ユーザが、データ変換定義入力画面802上において、マウスやタッチペンタッチパネル等を用いて、同じ行に入力された前のサービスのサービス出力項目名と後のサービスのサービス入力項目名とを線で結んで関連付け表示813を入力し、表示する。

0114

このとき、ほとんどのサービス入出力項目は、適正なシステム項目に割り当てられているため、同じ行に入力されたサービス入出力項目同士以外の関連付け(マッピング)の必要はないはずである。しかし、システム設計上、例えば、前のサービスのサービス出力項目名の1つから、次のサービスのサービス入力項目名を2つ生成したい場合や、前のサービスの2つのサービス出力項目名を用いて次のサービスのサービス入力項目名を1つ生成したい場合等がある。このような場合には、ユーザは、関連付けたい2つのサービス入出力項目名である、前のサービスのサービス出力項目名と後のサービスのサービス入力項目名とを結ぶ線を、データ変換定義入力画面802上において、マウスやタッチペンやタッチパネル等を用いて入力することができる。

0115

つまり、変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、データ変換定義入力画面802に表示された複数のサービスの前後に実行されるサービス間において、前のサービスのサービス出力項目名入力欄のうちの所定のサービス出力項目名入力欄に入力されたサービス出力項目名と、次のサービスのサービス入力項目名入力欄のうちの所定のサービス入力項目名入力欄に入力されたサービス入力項目名とを関連付ける関連指示情報をデータ変換定義入力画面802を介してユーザに入力させる。変換前/変換後データ項目名マッピング部160は、ユーザから入力した関連指示情報により関連付けられたサービス出力項目名とサービス入力項目名とを関連付ける関連指示表示812をデータ変換定義入力画面802に表示する。つまり、関連指示表示812は、ユーザがシステム設計上関連付けたいと考える、異なる行に入力された2つのサービス入出力項目名を関連付けて表示することができる。

0116

例えば、図9に示すデータ変換定義入力画面802のXML変換エリア811bcにおいて、元はメール受信サービスS1の「件名」が変換されたファイル読込みサービスS2の「通過データ21」を、業務名−DBテーブル名変換サービスS3の「通過データ31」と「業務名」とに変換したい場合がある。この場合は、ユーザは、同じ行に入力された「通過データ21」と「通過データ31」とを結ぶ関連付け表示813だけでなく、「通過データ21」と「業務名」とを結ぶ関連指示表示812をデータ変換定義入力画面802に入力して表示する。また、XML変換エリア811deにおいて、DB書込みサービスS4の「通過データ41」と「書込み件数」とを合成変換して、メール送信サービスS5の「件名」としたい場合がある。この場合は、ユーザは、「通過データ41」と「件名」とを結ぶ関連指示表示812と、「書込み件数」と「件名」とを結ぶ関連指示表示812とをデータ変換定義入力画面802に入力して表示させる。

0117

図7に戻り説明を続ける。

0118

<S111:データ変換定義情報生成処理
S109において、データ変換定義情報生成部170は、処理装置を用いて、各サービス間のXML変換を示すXMLデータ変換定義(データ変換定義情報122)を生成する。

0119

上述したように、データ変換定義装置100においては、データ変換定義入力画面802を介して入力された情報は、データ変換定義入力画面802の構成と同様の構成を備えるデータ変換定義テーブル125として記憶装置に記憶される。データ変換定義情報生成部170は、データ変換定義入力画面802において関連付け表示813及び関連指示表示812により関連付けられた前のサービスのサービス出力項目名と後のサービスのサービス入力項目名とを対象として、前のサービスのサービス出力項目名を変換前項目名とし、後のサービスのサービス入力項目名を変換後項目名とし、変換前項目名と変換後項目名とを対応させて、サービス提供システム300に用いられるデータ変換定義情報122として記憶装置120に記憶する。

0120

データ変換定義情報122は、各サービス間毎に生成される。すなわち、データ変換定義入力画面802におけるメール受信サービスS1とファイル読込みサービスS2との間(XML変換エリアab)、ファイル読込みサービスS2と業務名−DBテーブル名変換サービスS3との間(XML変換エリアbc)、業務名−DBテーブル名変換サービスS3とDB書込みサービスS4との間(XML変換エリアcd)、DB書込みサービスS4とメール送信サービスS5との間(XML変換エリアde)のそれぞれについてデータ変換定義情報122が生成される。

0121

<S112:データ変換ソース生成処理>
S112において、データ変換ソース生成部180は、処理装置を用いて、各サービス間毎のXML変換ソース(XSLTソース)を自動生成する。データ変換ソース生成部180は、各サービスが持つXMLスキーマ(拡張子がxsd)(XMLデータの構造)、記憶装置120に記憶されているデータ変換定義情報122を元に、各サービス間毎のXML変換ソース(XSLTソース)を生成するものである。

0122

以上で、図7に示すデータ変換定義装置100の動作についての説明を終わる。

0123

以上の説明では、データ変換定義入力画面802において、各サービスのサービス入出力項目名は、ユーザによりシステム項目に対応させて入力されるものであった。例えば、設計者は、システム項目洗い出し時において、サービス登録情報121とサービス実行順情報124とを予め生成するとともに、各サービスのサービス入出力項目名に予めシステム項目を対応させて記憶装置120に記憶させておいてもよい。このようなサービス登録情報121を生成しておくことで、データ変換定義装置100は、ユーザにより起動されデータ変換定義入力画面802を表示させる場合に、サービス入出力項目入力欄にサービス入出力項目名が自動的に入力されたデータ変換定義入力画面802を表示させることができる。ユーザは、その後、通過データの入力や関連指示表示812の入力等により、データ変換定義の微調整をおこないデータ変換定義を生成することができる。

0124

また、プロセスの設計時においては、各サービスについて、各サービスに必要なパラメータ値を設定する必要がある。例えば、データ変換定義入力画面802において、各サービスについてパラメータ値の設定が行えるようにする。例えば、データ変換定義装置100は、ユーザによりデータ変換定義入力画面802のサービス配置入力欄8022(8022a〜8022e)が選択されると、選択されたサービスについてのパラメータ値の設定及び確認ができるようにする。これによって、基本的にこのデータ変換定義装置100のみにおける設定でシステムを構築していける。

0125

以上のように、実施の形態1のデータ変換定義装置100によれば、プロセスの定義を行うとともに、プロセス全体を見渡しながらデータ変換定義を生成することができる。したがって、サービスを渡っていくXMLデータの形式がプロセス全体の中でどのように変遷していくかもわかりやすい。このため、システム設計にかかる作業効率が向上する。また、システムが複雑なプロセスを有する場合にも、プロセス全体を見渡しながらデータ変換定義を生成することができるので、的確なシステム設計を効率よくおこなうことができる。

0126

実施の形態2.
本実施の形態では、各サービス間のXMLデータ変換毎に、XML変換ソースを自動生成する/しないを選択できるようにしたデータ変換定義装置100について説明する。

0127

図7のS112において、データ変換ソース生成部180は、ユーザによる自動生成選択情報をデータ変換定義入力画面802を介して入力し、入力した自動生成選択情報に基づいて、サービス間のXML変換ごとに自動生成する/しないを決定する。

0128

例えば、図9のデータ変換定義入力画面802において、データ変換定義装置100は、XML変換エリア811ab、XML変換エリア811bc、XML変換エリア811cd、XML変換エリア811deに自動生成フラグを表示させる。データ変換定義装置100は、ユーザによる自動生成フラグのオンオフを自動生成選択情報として入力し、例えば、自動生成フラグがオンにされた場合には、XML変換ソースを自動生成すると選択されたと判断して、XML変換ツールを自動生成する。

0129

本実施の形態のデータ変換定義装置100によれば、データ変換において複雑な演算などを定義する必要のある手動でXSLTソースを書く方が望ましい場合には、ユーザが自動生成しないと選択することができる。したがって、設計者の自由度が高まり、XSLTソースを作成する場合の作業効率も向上する。

0130

21XML変換マッピング定義方式、22 変換前XML形式表示部、23 変換後XML形式表示部、24 変換前後XMLマッピング設定部、25 XML変換ソース(XSLTソース)自動生成部、100データ変換定義装置、110サービス登録情報設定部、120記憶装置、121 サービス登録情報、122データ変換定義情報、123システム項目一覧情報、124サービス実行順情報、125データ変換定義テーブル、130 システム項目設定部、140サービス配置設定部、150サービス項目/システム項目マッピング部、151 システム項目表示部、152 サービス実行順表示部、153 サービス項目名入力欄表示部、160 変換前/変換後データ項目名マッピング部、161 サービス項目名入力受付部、170 データ変換定義情報生成部、180データ変換ソース生成部、801画面、802 データ変換定義入力画面、811,811ab,811bc,811cd,811de XML変換エリア、812 関連指示表示、813 関連付け表示、901表示装置、902キーボード、903マウス、904FDD、905 CDD、906プリンタ装置、907スキャナ装置、908タッチパネル、910システムユニット、911 CPU、912バス、913 ROM、914 RAM、915通信ボード、920磁気ディスク装置、921 OS、922ウィンドウシステム、923プログラム群、924ファイル群、931電話器、932ファクシミリ機、940インターネット、941ゲートウェイ、942 LAN、8020 システム項目入力画面、8021 システム項目一覧、8022,8022a,8022b,8022c,8022d,8022e サービス配置入力欄、8024,8026,8027サービス入力項目名入力欄、8023,8025サービス出力項目名入力欄。

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