図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2010年10月7日)のものです。
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図面 (3)

課題

回転炉床外周面及び内周面やその周り外周固定壁及び内周固定壁気化亜鉛等の析出物が付着して回転炉床の各周面と各固定壁の隙間が閉塞することを防止できる回転炉床炉を提供すること。

解決手段

円環状の回転炉床1と、回転炉床1の外周面に沿って配置された外周固定壁2と、回転炉床1の内周面に沿って配置された内周固定壁3とを備える回転炉床炉において、回転炉床1の上面と略同一高さに位置する外周固定壁2及び内周固定壁3の炉内側壁面の全周にわたって冷却体6を配置した。

概要

背景

例えば特許文献1に開示されているように、古くから、鉄鉱石製鉄廃棄物等の酸化鉄含有原料から、還元鉄を製造する回転炉床炉が実用化されている。この回転炉床炉は、円環状の回転炉床と、回転炉床の外周面に沿って配置された外周固定壁と、回転炉床の内周面に沿って配置された内周固定壁とを備える。そして、回転炉床の外周面及び内周面とその周りの外周固定壁及び内周固定壁の隙間は、図2に示すように双方に配せられたシールプレート11を水封することで密封され、炉外大気を炉内に吸引したり、炉内のガスが炉外に漏洩したりすることを防ぐ構造になっている。

ところが、とくに製鉄所で発生する製鉄廃棄物には酸化亜鉛等の不純物が含まれており、酸化亜鉛を含む酸化鉄含有原料を回転炉床炉で処理すると、炉内に満ちた気化亜鉛が回転炉床の各周面と各固定壁の隙間に侵入した際、水封部の冷輻射により冷やされ固体として析出し、回転炉床の各周面や各固定壁に付着することが避けられなかった。この付着物(図2の符号12)は長期運転に伴い成長し、最終的には回転炉床の各周面と各固定壁の隙間を閉塞させ、回転炉床の回転障害をもたらす原因となっていた。また炉休止時に行われる、付着物除去作業には多大な労力が必要であった。

概要

回転炉床の外周面及び内周面やその周りの外周固定壁及び内周固定壁に気化亜鉛等の析出物が付着して回転炉床の各周面と各固定壁の隙間が閉塞することを防止できる回転炉床炉を提供すること。円環状の回転炉床1と、回転炉床1の外周面に沿って配置された外周固定壁2と、回転炉床1の内周面に沿って配置された内周固定壁3とを備える回転炉床炉において、回転炉床1の上面と略同一高さに位置する外周固定壁2及び内周固定壁3の炉内側壁面の全周にわたって冷却体6を配置した。

目的

本発明が解決しようとする課題は、回転炉床の外周面及び内周面やその周りの外周固定壁及び内周固定壁に気化亜鉛等の析出物が付着して回転炉床の各周面と各固定壁の隙間が閉塞することを防止できる回転炉床炉を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

円環状の回転炉床と、回転炉床の外周面に沿って配置された外周固定壁と、回転炉床の内周面に沿って配置された内周固定壁とを備える回転炉床炉において、回転炉床の上面と略同一高さに位置する外周固定壁及び内周固定壁の炉内側壁面の全周にわたって冷却体を配置したことを特徴とする回転炉床炉。

技術分野

0001

本発明は、主として、鉄鉱石製鉄廃棄物等の酸化鉄含有原料から、還元鉄を製造する回転炉床炉に関する。

背景技術

0002

例えば特許文献1に開示されているように、古くから、鉄鉱石、製鉄廃棄物等の酸化鉄含有原料から、還元鉄を製造する回転炉床炉が実用化されている。この回転炉床炉は、円環状の回転炉床と、回転炉床の外周面に沿って配置された外周固定壁と、回転炉床の内周面に沿って配置された内周固定壁とを備える。そして、回転炉床の外周面及び内周面とその周りの外周固定壁及び内周固定壁の隙間は、図2に示すように双方に配せられたシールプレート11を水封することで密封され、炉外大気を炉内に吸引したり、炉内のガスが炉外に漏洩したりすることを防ぐ構造になっている。

0003

ところが、とくに製鉄所で発生する製鉄廃棄物には酸化亜鉛等の不純物が含まれており、酸化亜鉛を含む酸化鉄含有原料を回転炉床炉で処理すると、炉内に満ちた気化亜鉛が回転炉床の各周面と各固定壁の隙間に侵入した際、水封部の冷輻射により冷やされ固体として析出し、回転炉床の各周面や各固定壁に付着することが避けられなかった。この付着物図2の符号12)は長期運転に伴い成長し、最終的には回転炉床の各周面と各固定壁の隙間を閉塞させ、回転炉床の回転障害をもたらす原因となっていた。また炉休止時に行われる、付着物除去作業には多大な労力が必要であった。

先行技術

0004

特公昭45−19569号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明が解決しようとする課題は、回転炉床の外周面及び内周面やその周りの外周固定壁及び内周固定壁に気化亜鉛等の析出物が付着して回転炉床の各周面と各固定壁の隙間が閉塞することを防止できる回転炉床炉を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、円環状の回転炉床と、回転炉床の外周面に沿って配置された外周固定壁と、回転炉床の内周面に沿って配置された内周固定壁とを備える回転炉床炉において、回転炉床の上面と略同一高さに位置する外周固定壁及び内周固定壁の炉内側壁面の全周にわたって冷却体を配置したことを特徴とするものである。

0007

このように回転炉床の上面と略同一高さに位置する外周固定壁及び内周固定壁の炉内側壁面の全周にわたって冷却体を配置すると、気化亜鉛等は冷却体の上方に析出・付着する。すなわち、気化亜鉛等は、回転炉床の各周面と各固定壁の隙間部分に析出・付着することがなくなり、前記隙間が閉塞することを防止できる。なお、冷却体の上方に析出・付着した付着物はつらら状に成長し、場合によっては回転炉床の上面に達することもあるが、このつらら状に成長した付着物は強度が低いため回転炉床の回転に伴って容易に折損し、回転炉床の回転障害をもたらすことはない。

発明の効果

0008

本発明によれば、回転炉床の外周面及び内周面やその周りの外周固定壁及び内周固定壁に気化亜鉛等の析出物が付着して回転炉床の各周面と各固定壁の隙間が閉塞することを防止できる。したがって前記隙間が閉塞することによる回転炉床の回転障害をなくすことができ、また従来、炉休止時に行っていた付着物除去作業を行う必要もなくなる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の回転炉床炉の実施例を示し、(a)はその平面透視による概略図、(b)は(a)のA−A断面図である。
従来の回転炉床炉における回転炉床の外周面と外周固定壁の隙間部分の構成を示す断面図である。

実施例

0010

以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。

0011

図1(a)は本発明の回転炉床炉の実施形態を示す平面透視による概略図である。回転炉床炉は、円環状の回転炉床1と、回転炉床1の外周面に沿って配置された外周固定壁2と、回転炉床1の内周面に沿って配置された内周固定壁3とを備える。酸化鉄含有原料は、原料供給装置4によって回転炉床1の上に供給される。回転炉床1は実施例では時計回りに回転し、回転炉床1が回転する間に酸化鉄含有原料は還元されて還元鉄となり、還元鉄排出装置5によって炉外に排出される。

0012

図1(a)及び(b)に示すように、回転炉床1の上面と略同一高さに位置する外周固定壁2の炉内側壁面の全周にわたって冷却体6が配置されている。実施例では冷却体6として水冷パイプを使用している。

0013

なお、図1(b)では、外周固定壁2側の冷却体6を示したが、内周固定壁2側の冷却体6も同様の構成であって、回転炉床1の上面と略同一高さに位置する内周固定壁3の炉内側壁面の全周にわたって配置されている。

0014

実施例では、冷却体6によってその上方が気化亜鉛等の凝固温度以下、具体的には800〜850℃となるようにしている。このように冷却体6によってその上方を冷却すると、気化亜鉛等は例えば図1(b)に示すように冷却体6の上方に析出・付着する。したがって、気化亜鉛等は、回転炉床1の各周面と各固定壁の隙間部分に析出・付着することがなくなり、前記隙間が閉塞することを防止できる。なお、冷却体6の上方に析出・付着した付着物はつらら状に成長し、場合によっては回転炉床1の上面に達することもあるが(図1(b)参照)、このつらら状に成長した付着物12は強度が低いため回転炉床1の回転に伴って容易に折損し、回転炉床1の回転障害をもたらすことはない。

0015

1回転炉床
2外周固定壁
3内周固定壁
4原料供給装置
5還元鉄排出装置
6冷却体
11シールプレート
12 付着物

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