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概要
背景
概要
カバー部品を提供する。 本発明は、ウィング(3)を有する自動車であって、ウィング(3)が、その中に設けられたカットアウト(16)を覆うためのカバー部品を備え、カバー部品が、外側から見ることができるパネル(10)と、パネル(10)をカットアウト(16)に対し内部から保持する閉鎖部品(11)とによって形成される、自動車に関する。カバー部品の機能性をさらに高めるために、閉鎖部品(11)及び/又はパネル(10)と、ヘッドライトユニット/ランプユニット(2)との間の流れに関する結合を行うことが提案される。
目的
効果
実績
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この技術が所属する分野
請求項1
ウィング(3)を有する自動車であって、前記ウィング(3)が、その中に設けられたカットアウト(16)を覆うためのカバー部品を備え、前記カバー部品が、外側から見ることができるパネル(10)と、前記パネル(10)を前記カットアウト(16)に対し内部から保持する閉鎖部品(11)とによって形成される、自動車において、前記閉鎖部品(11)及び前記パネル(10)の両方又はいずれか一方と、ヘッドライトユニット又はランプユニット(2)との間の流れに関する結合が行われることを特徴とする自動車。
請求項2
流れに関する前記結合が、前記カバー部品の結合片(12)と、前記ヘッドライトユニット又はランプユニット(2)内の通気開口部(14)とに結合されるホース又は成形管(13)によって形成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車。
請求項3
前記結合片(12)が前記閉鎖部品(11)に設けられることを特徴とする、請求項2に記載の自動車。
請求項4
前記閉鎖部品(11)及び前記パネル(10)が、前記結合片(12)の少なくとも近傍にチャネルを形成することを特徴とする、請求項3に記載の自動車。
請求項5
請求項6
請求項7
請求項8
Z位置決めリブ(45、46)が、前記パネル(10)を車両の垂直方向に位置決めするために設けられることを特徴とする、請求項6又は7に記載の自動車。
請求項9
技術分野
背景技術
0002
車両の連続製造から、ホイールハウスの背後のウィングにカットアウトを設けることが公知であり、前記カットアウトはカバーによって装飾的に覆われ、駆動エンジン、例えば内燃機関の通気のために設けられる。
先行技術
0004
独国特許第10 2005 042 688 A1号明細書
発明が解決しようとする課題
0005
本発明の目的は、この種類のカバー部品の機能性をさらに高めることである。
課題を解決するための手段
0006
上記目的は、本発明に従って請求項1に記載の特徴によって達成される。
0007
本発明の有利な改良は、従属請求項の特徴から理解される。
0008
本発明の基本的な構想は、ウィングに設けられるカットアウトの分離縁部と、走行方向の上流側に取り付けられたヘッドライトユニット、又は他の照明システムで支配する圧力との間の圧力差を使用することである。このため、カットアウトを覆うためにカバー部品が設けられ、同時に、例えば通気ホースを介して流れに関しヘッドライトユニットに結合される。運転モードの間、ウィングのカットアウトにおけるよりも大きな圧力がヘッドライトユニットの流入開口部で支配する。前記圧力差は、ヘッドランプの曇りを有効に最小にするためにかつ融解/通気を加速するために十分である。
0016
本発明の有利な改良について、図面を参照して以下により詳細に説明する。
図面の簡単な説明
0017
自動車の前端の側面図である。
パネルがエンボス加工部のカットアウトに挿入された図1によるウィングの後部側面の図面である。
図2による細部Aの図面である。
図2による細部Bの図面である。
パネル及び閉鎖部品が挿入された図1によるウィングの後部側面の図面である。
図5による細部Cの図面である。
図5によるラッチ止めされた取付位置の細部Dの図面である。
図7による取外し位置の細部Dの図面である。
実施例
0018
図1は、自動車の前端1の側面図(これ以上図示せず)を示している。ヘッドライトユニット2は、前端1の前部領域に配置される。ウィング3は、前記ヘッドライトユニットの背後に結合される。ウィング3は、ホイールハウス4の上方でAピラー5(図示せず)まで延在する。ウィング3は、2つの締結タブ7と8によって下向きにドアシル6(同様に図示せず)に結合される。
0020
パネル10は、閉鎖部品11によってエンボス加工部9のカットアウトに保持される。パネル10と閉鎖部品11の構造及びその取付けについて、以下により詳細に説明する。
0022
結合片12は、好ましくは可撓性のホース13又は成形管によって結合することができ、次に、ホース13又は成形管はヘッドライトユニット2の通気開口部14に結合される。ヘッドライトユニット2は、さらに空気入口開口部を有する。ヘッドライトユニット内の曇りを最小にするために、空気は、矢印方向Aに従って空気入口開口部15からヘッドライトユニット2を通して通気開口部14に流れることが望ましい。
0023
自動車の移動中、エンボス加工部9によって形成された分離縁部のため、負圧がエンボス加工部9の領域に生成される。前記負圧は、矢印Bによって概略的に示されている。運転モード中、より高い圧力が、ヘッドライトユニット2の前部空気入口開口部15に生成される。空気が矢印方向Aに従ってヘッドライトユニット2を通して流れるように、矢印方向Cに従うホース13内の流れを発生するために、空気入口開口部15とエンボス加工部9との間に結果として生じる圧力差が使用される。前記通過流は、内部からのヘッドランプユニットの曇りを有効に最小にするために十分であることが示されている。
0025
上に既述したように、エンボス加工部9はカットアウト16を備える。パネル10は、フィッタによってエンボス加工部9のカットアウト16に外側から挿入される。パネル10は、互いに上下に配置されかつ互いに隣接する複数の中空形状部30〜35を有する。中空形状部30〜35は、エンボス加工部9に当接する周辺フレーム36によって互いに結合される。中空形状部30〜35は、リブ37〜41によって互いに分離される。
0026
車両の長手方向(X)にパネル10を位置決めするために、X位置決めリブ17がパネル10に設けられる。各々の位置決めリブ17は、ランオンスロープ18及びラッチ突起部19を有する。挿入時、ランオンスロープ18は、カットアウト16の縁部の上方で押圧され、ラッチ突起部19によってカットアウトの背後にラッチ止めする。
0027
さらに、Z位置決めリブがパネル10に設けられ、車両の垂直方向(Z)のパネル10の変位を制限する。このため、上方のZ位置決めリブ45及び下方のZ位置決めリブ46が設けられ、前記位置決めリブのそれぞれは、カットアウト16に形成されたストッパ47と48と相互作用する。
0028
複数のラッチフック23は、パネル10の後部側面から閉鎖部品11の方向に突出する。閉鎖部品11は、少なくとも上方領域で、結合片12に開くチャネルをパネル10と共に形成する。閉鎖部品11をパネル10に締結するために、ラッチフック23に対応する保持タブ24が設けられ、前記保持タブは、ラッチフック23によって取付位置に保持される。ラッチフック23の片側には、パネル10上の閉鎖部品11の確実なラッチ止めが保証されるように、取付位置の保持タブ24の背後に係合する突起部50が設けられる(図7参照)。
0029
車両の長手方向(X)の許容公差を補償するために、可撓性の支持脚部25が閉鎖部品11に設けられ、カットアウト16に面する閉鎖部品の側面で、前記支持脚部がラッチ止めの際にエンボス加工部9に対し支持される。
0030
パネル10のラッチフック23は、突起部50によって片側にのみ形成されるので、突起部50は、閉鎖部品11が垂直に下方に変位させられると、閉鎖部品11の保持タブ24との係合から外れる。次に、閉鎖部品11は、走行方向(X)に対し反対方向に取り外すことができる。したがって、破壊することなく閉鎖部品11を取り外すことが可能である。
0031
2ヘッドライトユニット又はランプユニット
3ウィング
10パネル
11閉鎖部品
16 カットアウト