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技術 袋体及び封止構造体

出願人 株式会社クレハ
発明者 石島千波
出願日 2009年2月27日 (11年2ヶ月経過) 出願番号 2009-047249
公開日 2010年9月16日 (9年7ヶ月経過) 公開番号 2010-202224
状態 拒絶査定
技術分野 面ファスナ、スナップ、フック型止め具
主要キーワード 各掛止片 基準相対位置 係合パターン パターン構成要素 各面状ファスナ 封止構造体 封止力 各係合部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年9月16日)のものです。
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図面 (15)

課題

使用性を向上することができる袋体及び封止構造体を提供する。

解決手段

開口部4に封止部10を備え、相対向する封止部10を係合することにより開口部4を封止する袋体1において、封止部10は、2次元状の第1係合パターンを有する第1係合部材11と、第1係合パターンに対して係合可能な第2係合パターンを有する第2係合部材12とを備え、第2係合パターンの第1係合パターンに対する係合可能領域は、第1係合パターンに設けられた第2係合パターンと係合するための被係合可能領域よりも小さい。

概要

背景

従来より、食品医療品等の各種物品を封入する袋体として、開口部の内面帯状封止部(ジッパ)が設けられた袋体がある。一般的な封止部としては、例えば一列の突条長手方向に亘って形成されたテープ体と、突条を嵌合可能な一列の嵌合溝が形成されたテープ体とからなる封止部がある。袋体の開口部を封止する際には、突条を嵌合溝に嵌合し、開口部を開放する際には、開口部を両側から手で引っ張って、突条を嵌合溝から脱出させ、係合状態の突条及び嵌合溝を剥離する。

また、封止部として、面状のファスナーを開口部に設けた袋体も提案されている(例えば、特許文献1参照)。この面状ファスナーは、自己合機能を有するファスナーであって、一律のパターンのみから構成される。具体的には、面状ファスナーは、ベース部と、ベース部に形成された多数のフック状の係合素子を備え、各係合素子は、相対向する他の係合素子の隙間に脱出可能に嵌入される。この面状ファスナーの係合素子は、ベース部に対して複数列形成され、2次元状の係合パターンを有するため、上記した突条及び嵌合溝がライン状に形成された封止部に比べ、より強固に開口部を封止することができる。また、係合素子同士が嵌入または脱出する際に音が発生し、嵌入脱出時の振動作業者指先に伝わるため、作業者に注意喚起することができる利点を有する。

概要

使用性を向上することができる袋体及び封止構造体を提供する。開口部4に封止部10を備え、相対向する封止部10を係合することにより開口部4を封止する袋体1において、封止部10は、2次元状の第1係合パターンを有する第1係合部材11と、第1係合パターンに対して係合可能な第2係合パターンを有する第2係合部材12とを備え、第2係合パターンの第1係合パターンに対する係合可能領域は、第1係合パターンに設けられた第2係合パターンと係合するための被係合可能領域よりも小さい。

目的

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用性を向上することができる袋体及び封止構造体を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
3件

この技術が所属する分野

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請求項1

開口部に封止部を備え、相対向する前記封止部を係合することにより前記開口部を封止する袋体において、前記封止部は、2次元状の第1係合パターンを有する第1係合部材と、前記第1係合パターンに対して係合可能な第2係合パターンを有する第2係合部材とを備え、前記第2係合パターンの係合可能領域は、前記第1係合パターンに設けられた前記第2係合部材と係合するための被係合可能領域よりも小さいことを特徴とする袋体。

請求項2

請求項1に記載の袋体において、前記第1係合部材は、列状に形成された係合溝を備え、前記第2係合部材は前記係合溝と係合可能な係合突部を備えるとともに、前記第2係合部材の前記係合突部の列数は、前記第1係合部材の前記係合溝の列数よりも少ないことを特徴とする袋体。

請求項3

請求項1に記載の袋体において、前記第1係合部材は、列状に形成された係合突部を備え、前記第2係合部材は、前記係合突部が嵌合する嵌合溝を有する被嵌合部を備えるとともに、前記第2係合部材の前記嵌合溝の列数は、前記第2係合部材の前記係合突部よりも少ないことを特徴とする袋体。

請求項4

請求項1〜3のいずれか1項に記載の袋体において、前記第1係合パターン及び前記第2係合パターンを構成するパターン構成要素は、所定間隔で配置された掛止片であって、該掛止片は、同形状の他の掛止片と係合可能であることを特徴とする袋体。

請求項5

開口部に封止部を備え、相対向する前記封止部を係合することにより前記開口部を封止する袋体において、前記封止部は、2次元状の第1係合パターンをなすパターン構成要素を有する第1係合部材と、前記第1係合パターンに対して係合可能な第2係合パターンをなすパターン構成要素を有する第2係合部材とを備え、前記第1係合部材は、前記第1係合部材と前記第2係合部材とが係合した際に、前記第2係合部材の前記パターン構成要素と係合する前記パターン構成要素と、前記第2係合部材の前記パターン構成要素と係合しない前記パターン構成要素とを有することを特徴とする袋体。

請求項6

袋体の開口部を封止する封止構造体において、前記封止構造体は、2次元状の第1係合パターンを有する第1係合部材と、前記第1係合パターンに対して係合可能な第2係合パターンを有する第2係合部材とを備え、前記第2係合パターンの係合可能領域は、前記第1係合パターンに設けられた前記第2係合パターンと係合するための被係合可能領域よりも小さいことを特徴とする封止構造体。

技術分野

0001

本発明は、袋体及び封止構造体に関する。

背景技術

0002

従来より、食品医療品等の各種物品を封入する袋体として、開口部の内面帯状封止部(ジッパ)が設けられた袋体がある。一般的な封止部としては、例えば一列の突条長手方向に亘って形成されたテープ体と、突条を嵌合可能な一列の嵌合溝が形成されたテープ体とからなる封止部がある。袋体の開口部を封止する際には、突条を嵌合溝に嵌合し、開口部を開放する際には、開口部を両側から手で引っ張って、突条を嵌合溝から脱出させ、係合状態の突条及び嵌合溝を剥離する。

0003

また、封止部として、面状のファスナーを開口部に設けた袋体も提案されている(例えば、特許文献1参照)。この面状ファスナーは、自己合機能を有するファスナーであって、一律のパターンのみから構成される。具体的には、面状ファスナーは、ベース部と、ベース部に形成された多数のフック状の係合素子を備え、各係合素子は、相対向する他の係合素子の隙間に脱出可能に嵌入される。この面状ファスナーの係合素子は、ベース部に対して複数列形成され、2次元状の係合パターンを有するため、上記した突条及び嵌合溝がライン状に形成された封止部に比べ、より強固に開口部を封止することができる。また、係合素子同士が嵌入または脱出する際に音が発生し、嵌入脱出時の振動作業者指先に伝わるため、作業者に注意喚起することができる利点を有する。

先行技術

0004

特開2005−324827号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、上述した面状ファスナーとは、そもそも天井や壁などに対象物を固定するといった要請を受けて、その係合パターンの設計がなされている。それゆえ、こうした面状ファスナーの係合パターンは、それを含んだ2次元平面と交差する方向に対し、極めて高い密着性発現されるかたちで、通常、構成されている。そのため、こうした構成からなる面状ファスナーを袋体に適用したのでは、以下のような問題が生じてしまう。具体的には、係合した面状ファスナーを剥離して袋体を開封する場合、上記した突条及び嵌合溝が各々1列ずつ形成された封止部を剥離させるよりも、より大きな剥離力が必要となる。このため、袋体の使用性がかえって低下してしまい、無理に面状ファスナーを剥離させようとすると、袋体の一部が変形してしまう可能性さえある。このため、封止時には袋体を強固に封止しながら、開封する際の剥離力の低減が要請されていた。

0006

また、面状ファスナーは2次元状の係合パターンを有するため、1対のテープ体が、通常の係合位置から、その幅方向(短手方向)に多少ずれても、一部の係合素子が相対向していれば、それらの係合素子を係合させることができる。従って、各面状ファスナーの位置合わせを正確に行わなくても封止操作ができる反面、面状ファスナーをずらした状態で係合させると、係合する領域が少なくなり目標とする封止力が得られない問題もある。

0007

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用性を向上することができる袋体及び封止構造体を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、開口部に封止部を備え、相対向する前記封止部を係合することにより前記開口部を封止する袋体において、前記封止部は、2次元状の第1係合パターンを有する第1係合部材と、前記第1係合パターンに対して係合可能な第2係合パターンを有する第2係合部材とを備え、前記第2係合パターンの係合可能領域は、前記第1係合パターンに設けられた前記第2係合部材と係合するための被係合可能領域よりも小さいことを要旨とする。

0009

請求項1に記載の発明によれば、第2係合部材の係合可能領域は、2次元状の第1係合部材の被係合可能領域よりも小さく形成されている。従って、第2係合部材の係合可能領域を調整することが可能となるため、係合状態の各係合部材を剥離する際に要する剥離力の低減及び各係合部材が係合した際の封止力の向上を両立することができる。また、第2係合部材の係合可能領域は、第1係合部材の被係合可能領域よりも小さいため、第2係合部材は、第1係合部材の複数位置で係合することができるので、各係合部材にずれが生じても、位置ずれをより確実に相殺することができる。

0010

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の袋体において、前記第1係合部材は、列状に形成された係合溝を備え、前記第2係合部材は前記係合溝と係合可能な係合突部を備えるとともに、前記第2係合部材の前記係合突部の列数は、前記第1係合部材の前記係合溝の列数よりも少ないことを要旨とする。

0011

請求項2に記載の発明によれば、第2係合部材の係合突部の列数は、第1係合部材の係合溝の列数よりも少ないため、係合状態の各係合部材を剥離する際に要する剥離力の低減及び各係合部材が係合した際の封止力の向上を両立することができる。また、第2係合部材は、第1係合部材の複数位置で係合することができるので、各係合部材にずれが生じても、位置ずれをより確実に相殺することができる。

0012

請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の袋体において、前記第1係合部材は、列状に形成された係合突部を備え、前記第2係合部材は、前記係合突部が嵌合する嵌合溝を有する被嵌合部を備えるとともに、前記第2係合部材の前記嵌合溝の列数は、前記第2係合部材の前記係合突部よりも少ないことを要旨とする。

0013

請求項3に記載の発明によれば、第2係合部材の嵌合溝の列数は、第1係合部材の係合突部の列数よりも少ないため、係合状態の各係合部材を剥離する際に要する剥離力の低減及び各係合部材が係合した際の封止力の向上を両立することができる。また、第2係合部材は、第1係合部材の複数位置で係合することができるので、各係合部材にずれが生じても、位置ずれをより確実に相殺することができる。

0014

請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の袋体において、前記第1係合パターン及び前記第2係合パターンを構成するパターン構成要素は、所定間隔で配置された掛止片であって、該掛止片は、同形状の他の掛止片と係合可能であることを要旨とする。

0015

請求項4に記載の発明によれば、第1係合パターン及び第2係合パターンは、所定間隔で配置された掛止片からなる。このため、所定間隔で設けられた掛止片の隙間によって、封止した袋体の内部と外部とが連通されるので、封止した状態で通気性を確保することができる。

0016

請求項5に記載の発明は、開口部に封止部を備え、相対向する前記封止部を係合するこ
とにより前記開口部を封止する袋体において、前記封止部は、2次元状の第1係合パターンをなすパターン構成要素を有する第1係合部材と、前記第1係合パターンに対して係合可能な第2係合パターンをなすパターン構成要素を有する第2係合部材とを備え、前記第1係合部材は、前記第1係合部材と前記第2係合部材とが係合した際に、前記第2係合部材の前記パターン構成要素と係合する前記パターン構成要素と、前記第2係合部材の前記パターン構成要素と係合しない前記パターン構成要素とを有することを要旨とする。

0017

請求項5に記載の発明によれば、第2係合部材は、各係合部材が係合した際に、第1係合部材のパターン構成要素と係合するパターン構成要素と、第1係合部材のパターン構成要素と係合しないパターン構成要素とを有する。従って、第2係合部材のパターン構成要素の数を調整することが可能となるため、係合状態の各係合部材を剥離する際に要する剥離力の低減及び各係合部材が係合した際の封止力の向上を両立することができる。また、第2係合部材は、第1係合部材の複数位置で係合することができるので、各係合部材にずれが生じても、位置ずれをより確実に相殺することができる。

0018

請求項6に記載の発明は、袋体の開口部を封止する封止構造体において、前記封止構造体は、2次元状の第1係合パターンを有する第1係合部材と、前記第1係合パターンに対して係合可能な第2係合パターンを有する第2係合部材とを備え、前記第2係合パターンの係合可能領域は、前記第1係合パターンに設けられた前記第2係合パターンと係合するための被係合可能領域よりも小さいことを要旨とする。

0019

請求項6に記載の発明によれば、第2係合部材の係合可能領域は、2次元状の第1係合部材の被係合可能領域よりも小さく形成されている。従って、第2係合部材の係合可能領域を調整することが可能となるため、係合状態の各係合部材を剥離する際に要する剥離力の低減及び各係合部材が係合した際の封止力の向上を両立することができる。また、第2係合部材の係合可能領域は、第1係合部材の被係合可能領域よりも小さいため、第2係合部材は、第1係合部材の複数位置で係合することができるので、各係合部材にずれが生じても、位置ずれをより確実に相殺することができる。

図面の簡単な説明

0020

袋体の斜視図。
袋体の要部断面図であって、封止部の斜視図。
封止部の要部側面図。
第1係合部材の平面図。
第2係合部材の下面図。
(a)は係合状態の各係合部材の正面図、(b)は位置ずれが吸収された各係合部材の正面図。
係合状態の係合部材の側面図。
第2実施形態の封止部の斜視図。
第2実施形態の封止部の側面図。
第2実施形態の第2係合部材の下面図。
第3実施形態の封止部の斜視図。
第4実施形態の封止部の斜視図。
別例の第1係合部材の斜視図。
別例の第1係合部材の斜視図。

実施例

0021

(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1図7に従って説明する。
図1に示すように、袋体1は、ポリエチレン(PE)等の合成樹脂からなる袋部2を備
えている。袋部2は、可撓性を有する1枚の長方形状シートを長手方向の略中央で折り返し、向かい合ったシートのうち、両側の2辺を溶着することによって袋状に形成されている。袋部2は、図中下側に折り返し部を有するとともに、その上側に溶着されていない開口部4を有しており、開口部4の内面4Aには、開口部4を繰り返し開封及び封止するための封止構造体としての封止部10を備えている。封止部10は、1対のテープ体から構成されるいわゆるジッパ(ファスナー)であって、袋体1の前側シート1Aに固定された帯状の第1係合部材11と、後側シート1Bに固定された帯状の第2係合部材12とを備える。

0022

この封止部10について、図2図5に従って詳述する。図2は、袋体1の要部断面図であって、各係合部材11,12の斜視図である。前側シート1Aに固定された第1係合部材11は、該シート1Aと溶着可能な材質で形成されたシート状の基体15と、ジッパのパターン構成要素であるフック状の掛止片16(係合突部)とを備えている。掛止片16は、ポリプロピレン等、比較的剛性の高い材質から構成され、基体上に設けられたテーパ部19と、テーパ部19に連結した足部18と、足部18の先端に設けられた鏃状の頭部17とを有し、全体的には略T字状(又はマッシュルーム形状)をなしている。この掛止片16は、押出成形等によって成形され、同じ形状の他の掛止片と係合可能である。本実施形態では、頭部17の幅は、1ミリ以下の大きさであって、掛止片16の高さも1ミリ程度になっている。尚、テーパ部19は省略可能であって、頭部17は、足部18との間に段差を有する形状であればよく、球状、半球状、円柱状等、他の形状にすることも可能である。

0023

また、後側シート1Bに固定された第2係合部材12は、該シート1Bと溶着可能な材質で形成されたシート状の基体20と、係合突部及びパターン構成要素としての掛止片21とを備えている。掛止片21は、第1係合部材11に設けられた掛止片16と同様の形状であって、テーパ部29(図5参照)、足部23、頭部22とを有している。

0024

従って、各係合部材11,12は、袋部2と別体として成形された後、溶着、又は接着剤等を用いて開口部4に貼着することにより固定される。これにより、図2に示すように、開口部4の内側に固定された各係合部材11,12は、掛止片16の頭部17と掛止片21の頭部22とが対向した状態となる。

0025

図3は、各係合部材11,12の長手方向(図中Z軸方向)に直交する短手方向(図中反X軸方向)と平行な方向からみた側面図、図4は、第1係合部材11を上面側からみた平面図、図5は第2係合部材12を下面側からみた平面図である。図3に示すように、第1係合部材11の各掛止片16は、第1係合部材11の長手方向に沿って、所定間隔S1で基体15の始端から終端まで形成されている。この所定間隔S1は、各掛止片16,21の奥行き幅W1(Z軸方向の長さ)よりも小さい。また、図4に示すように、各掛止片16からなる列L1〜L4は、所定間隔S2で上記短手方向に4列並設されている。これにより、各掛止片16からなる列L1〜L4の間には、第2係合部材12の掛止片21が第1係合部材11の掛止片16と係合するための係合溝D1〜D3が3列設けられる。係合溝D1〜D3の幅(X軸方向の長さ)は、掛止片16,21の頭部17,22の最大幅W2よりも小さくなっている。このように、第1係合部材11の掛止片16は、X軸方向及びZ軸方向に配置され、2次元状の第1係合パターンを形成する。この第1係合パターンの被係合可能領域は、左端の係合溝D1から右端の係合溝D3までの3列分の係合溝D1〜D3を含む領域である。

0026

また、図3に示すように、第2係合部材12の各掛止片21も、第1係合部材11の各掛止片16と同様に、所定間隔S1で基体20の始端から終端まで形成されている。図5に示すように、各掛止片21の列L11,L12は、第1係合部材11と同様に、所定間
隔S2で上記短手方向に2列並設されている。これにより、各掛止片21からなる列L11,L12の間には、第1係合部材11の掛止片16が係合するための係合溝D10が1列設けられる。係合溝D10の幅(所定間隔S2)は、掛止片16,21の最大幅W2よりも小さくなっている。また、本実施形態では、第2係合部材12の掛止片21の列L11,L12が、各係合部材11,12は、第1係合部材11の係合溝D1,D2に相対向する相対位置を基準相対位置としており、各係合部材11,12は基準相対位置をとるように袋部2に対し固定されている。

0027

このように、第2係合部材12の掛止片21は、X軸方向及びZ軸方向に配置され、2次元状の第2係合パターンを形成する。第2係合パターンの係合可能領域は、短手方向において、左側の掛止片21から右側の掛止片21までの2列分の幅を有しており、第1係合パターンの被係合可能領域よりも小さい。換言すると、第2係合部材12の掛止片21の列数は、第1係合部材11の係合溝D1〜D3よりも少なく、第2係合部材12の係合溝D10の列数は、第1係合部材11の掛止片16の列数よりも少ない。従って、第1係合部材11及び第2係合部材12が係合した際に、第1係合部材11には、第2係合部材12の掛止片21と係合する掛止片16と、第2係合部材12の掛止片16と係合しない掛止片16とが生じる。

0028

次に、第1係合部材11及び第2係合部材12の作用について図6及び図7に従って説明する。図6(a)に示すように、開口部4に固定された各係合部材11,12を対向させた状態で、各係合部材11,12を袋体1の外側から指で押し潰すように押圧すると、各係合部材11,12の掛止片16,21の頭部17,22が互いに突き合わされる。例えば、第2係合部材12の掛止片21は、外力が加わることにより頭部22を第1係合部材11の各掛止片16の頭部17の間に滑りこませながら、係合溝D1,D2に介入する。そして、掛止片21の頭部22の上面22Aと、第1係合部材11の掛止片16の頭部17の下面17Aとが互いに掛止することにより、各係合部材11,12は係合する(係合状態)。このとき、上記したように係合溝D1,D2の幅は、掛止片21の頭部22の最大幅W2よりも小さいため、剥離力を加えない限り、容易に係合状態を解除することはできない。また、2次元状の掛止片21の列L11,L12が、第1係合部材11の掛止片16と係合することにより、封止力が大きくなる。

0029

また、例えば、図6(b)に示すように、各係合部材11,12が上記した基準相対位置からずれても、掛止片21の列L11,L12は、第1係合部材11の係合溝D2,D3に係合される。従って、第2係合部材12は、第1係合部材11に対して複数位置で係合することができるので、各種物品を袋体1に多量に封入したり、各シート1A,1Bが多少ずれた場合でも、2列の掛止片21の両方が、係合溝D1〜D3に係合する確率を高めることができる。このため、大きな封止力を、より確実に確保することができる。

0030

図7は、係合状態の各係合部材11,12を反X軸方向にみた側面図である。各掛止片16,21は上記したように所定間隔S1で形成されているため、各掛止片16,21が係合した状態では、その間に隙間30が形成される。この隙間30は、封止された袋部2の内部と袋部2の外部とを連通するため、各係合部材11,12を係合させて開口部4を封止した状態でも、この隙間30によって通気性が確保される。従って、袋体1の使用目的に応じて、封止した袋体1の袋部2を押圧し、開口部4を封止したまま隙間30から袋内の空気や液体流体)を外部へ排出することができる。このように封止した袋体1に押圧力を加える場合、開口部4には、加圧状態の空気や液体の圧力が加わるため、その圧力に耐えうる強固な封止力が必要である。本実施形態では、2次元状のパターンを有する各係合部材11,12が互いに係合する構成にすることにより、加圧状態でも開口部4の開口を防止することができる。

0031

そして、係合状態の各係合部材11,12を剥離して袋体1を開封させる場合には、前側シート1A及び後側シート1Bの開口部4付近を手で外側に引っ張って、各掛止片16を係合溝D10から脱出させ、各掛止片21を各係合溝D1,D2から脱出させる。このとき、第2係合部材12の掛止片21の列数は、第1係合部材11の係合溝D1〜D3の列数よりも少ないため、第2係合部材12の掛止片21が長手方向に沿って3列形成されているよりも、小さな剥離力で袋体1を開封することができる。換言すると、第2係合部材12の掛止片21の列数を調整することにより、封止時には袋体1を強固に固定しながら、開封時の剥離力が小さくなるように調整することができる。

0032

上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、袋体1の封止部10は、2次元状の第1係合パターンを有する第1係合部材11と、第1係合パターンに対して係合可能な2次元状の第2係合パターンを有する第2係合部材12とを備える。また、第2係合パターンの第1係合パターンに対する係合可能領域は、第1係合パターンの第2係合パターンに対する被係合可能領域よりも小さくなっている。従って、第2係合部材12の係合可能領域は、第1係合部材11の被係合可能領域と同じでなくてもよいため、係合可能領域を調整することが可能となる。従って、係合状態の各係合部材を剥離する際に要する剥離力の低減及び各係合部材が係合した際の封止力の向上を両立することができる。且つ、第2係合部材12は、第1係合部材11の複数位置で係合することができるので、各係合部材11,12に位置ずれが発生した場合でも、第2係合部材12の掛止片21を、第1係合部材11の係合溝D1〜D3のいずれか2列に、より確実に係合させることができる。そして、こうした構成からなる封止部10であれば、係合素子同士が嵌入または脱出する際に音が発生し、嵌入脱出時の振動が作業者の指先に伝わるため、作業者に注意を喚起することができるといった利点を維持した状態で上述する効果を得ることができる。

0033

(2)上記実施形態では、第1係合部材11に掛止片16の列を4列形成し、その間に係合溝D1〜D3を3列設け、第2係合部材12には、掛止片21の列を2列形成した。従って,第1係合部材11及び第2係合部材12の各係合パターンの両方を2次元状にすることにより、袋体1の封止力を向上し、且つ第2係合部材12の掛止片21を2列にすることにより、剥離力を、良好な使用性が得られる程度に低減することができる。

0034

(3)上記実施形態では、第1係合部材11及び第2係合部材12に、フック状の掛止片16,21を形成し、各掛止片16,21を2次元状に所定間隔S1で配置した。このため、係合状態の掛止片16,21の間に隙間30が生じ、この隙間30によって封止した袋体1の内部と外部とが連通されるので、封止した状態で通気性を確保することができる。このため、封止した袋体1の内部の空気や液体を隙間30を介して外部へ排出することができる。また、このとき加圧状態の空気や液体により封止した開口部4に大きな圧力が加わるが、それぞれ2次元状の係合パターンを有する各係合部材11,12が係合するため、加圧による袋体1の開口を防止することができる。

0035

(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図8図10に従って説明する。尚、第2実施形態は、第1実施形態の第2係合部材の構成を変更したのみの態様であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。

0036

図8は、封止構造体としての封止部40の斜視図である。第2実施形態の封止部40は、袋体1の前側シート1Aに固定された帯状の第1係合部材41と、後側シート1Bに固定された帯状の第2係合部材42とから構成される。

0037

第1係合部材41は、第1実施形態の同様の構成であって、シート状の基体45と、係
合突部及びパターン構成要素としての掛止片46とを備えている。掛止片46は、第1係合部材11の長手方向(Z軸方向)に沿って所定間隔で基体45の始端から終端まで形成され、各掛止片46の列は、短手方向(X軸方向)に4列形成されている。第1係合部材41の被係合可能領域は、第1実施形態と同様に各掛止片46の間の3列分の係合溝D21〜D23に相当する領域である。

0038

第2係合部材42は、後側シート1Bと溶着可能な材質で形成されたシート状の基体49と、係合突部及びパターン構成要素としての掛止片50とを備えている。掛止片50は、基体49に設けられたテーパ部53(図9参照)と、足部52と、足部52の先端に設けられた鏃状の頭部51とを備えている。

0039

図9は各係合部材41,42の側面図、図10は第2係合部材42の頭部51側からみた下面図である。図9及び図10に示すように、掛止片50は、第1実施形態とは異なり、第2係合部材42の長手方向に沿ってライン状に形成されている。図10に示すように、この掛止片50は、短手方向に2列並設されている。即ち、この掛止片50は、第1実施形態の掛止片21と断面形状が同じ形状であるが、第1実施形態の掛止片21が2次元状に配置されているのに対し、第2実施形態の掛止片46は、X軸方向に2列配置されている。第2係合部材42の係合可能領域は、2列分の掛止片46を含む領域である。従って、該係合可能領域は、第1係合部材41の被係合可能領域よりも小さい。

0040

このように、第1係合部材41の係合溝D21〜D23の列数は、第2係合部材42の掛止片50の列数よりも多く、第1係合部材41の掛止片46の列数は、第2係合部材42の係合溝D20よりも多い。従って、第1実施形態と同様に、第1係合部材41及び第2係合部材42が係合した状態では、第1係合部材41の各掛止片46の一部は、第2係合部材42の掛止片50と係合(掛止)しない状態となる。本実施形態では、各係合部材41,42は、第1係合部材41の係合溝D21,D22に対し、第2係合部材42の各掛止片50が相対向する基準相対位置に固定されている。

0041

開口部4に固定された第1係合部材41及び第2係合部材42を向かい合わせた状態で、各係合部材41,42を外部から指で押し潰すように押圧すると、例えば第2係合部材42の各掛止片50が、第1係合部材41の係合溝D21,D22にそれぞれ介入して、掛止片50と掛止片46とが互いに係合する。このとき、第1係合部材41の各掛止片46には、第2係合部材42の掛止片50と係合する掛止片46と、第2係合部材42の掛止片50と係合しない掛止片46とが生じる。そして第2係合部材42の掛止片50と係合する各掛止片46の隙間は、第2係合部材42によって閉塞されるため、封止した袋体1の内部と外部が連通せず、袋内の気密性を高めることができる。

0042

また、各係合部材11、12が上記した基準相対位置からずれても、掛止片50は、第2係合部材42の係合溝D22,D23にほぼ係合される。このため、各種物品を袋体1に多量に封入したり、各シート1A,1Bが多少ずれたりして、各係合部材41,42に位置ずれが生じた場合にも、大きな封止力を確保することができる。

0043

さらに、第2係合部材42の掛止片50の列数は、第1係合部材41の係合溝D21〜D23と同数ではなく、係合溝D21〜D23よりも少ない列数である。このため、係合状態の各係合部材41,42を剥離する場合、第2係合部材42の掛止片50が長手方向に沿って3列形成されているよりも、小さな剥離力で袋体1を開封することができる。換言すると、第2係合部材42の掛止片50の列数を調整することにより、封止時には袋体1を強固に固定しながら、開封時の剥離力が小さくなるように調整することができる。

0044

従って、第2実施形態によれば、第1の実施形態の(1)に記載の効果に加えて以下の
効果を得ることができる。
(4)第2実施形態では、第2係合部材42に、掛止片50を、第2係合部材42の長手方向に沿ってライン状に2列形成した。このため、封止部40の封止力及び剥離力を、良好な大きさに調整しながら、封止した袋体1の気密性を向上することができる。

0045

(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図11に従って説明する。尚、第3実施形態は、第1実施形態の係合部材の構成を変更したのみの態様であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。

0046

図11は、第3実施形態の封止構造体としての封止部60の斜視図である。前側シート1Aに固定された第1係合部材61は、該シート1Aと溶着可能な材質で形成されたシート状の基体65と、係合突部及びパターン構成要素としての掛止片66とを備えている。掛止片66は、第1実施形態の掛止片16と同様の形状であって、テーパ部66A、足部66B、頭部66Cを有している。

0047

掛止片66は、第1係合部材61の長手方向(Z軸方向)に沿って多数形成されており、長手方向に沿った掛止片66の列は、短手方向(X軸方向)に3列形成されている。その結果、第1係合部材61には、係合溝D31,D32が2列設けられる。この第1係合部材61の被係合可能領域は、短手方向において係合溝D31から係合溝D32までの領域である。

0048

第2係合部材62には、係合突部及びパターン構成要素としての掛止片69が、第2係合部材62の長手方向に沿って多数形成されている。掛止片69は、第1係合部材61の掛止片66と同様な形状に形成されている。また、長手方向に沿った掛止片69の列は、本実施形態では1列形成されている。第2係合部材62の係合可能領域は、この掛止片69を含む領域である。従って、該係合可能領域は、第1係合部材61の被係合可能領域よりも小さい。また、各係合部材61,62は、掛止片69と係合溝D31とが相対向する基準相対位置に固定されている。

0049

従って、開口部4に固定された第1係合部材61及び第2係合部材62を向かい合わせた状態で、各係合部材61,62を指で押し潰すように押圧すると、第2係合部材62の掛止片69が、第1係合部材61の係合溝D31に介入して各掛止片66,69が係合し、係合溝D32を構成する各掛止片66が第2係合部材62の掛止片69と係合しないものとなる。このとき、各係合部材61,62が基準相対位置からずれたとしても、隣接する係合溝D32に介入することができる。また、第2係合部材62に形成された掛止片69の列は1列であるため、係合状態の各係合部材61,62を剥離する場合、小さな剥離力で袋体1を開封することができる。

0050

従って、第3実施形態によれば、第1の実施形態の(1)に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(5)第3実施形態では、第2係合部材62の掛止片69を1列形成した。このため、係合状態の各係合部材61,62を剥離する際の剥離力を、より低減することができる。

0051

(第4実施形態)
次に、本発明を具体化した第4実施形態を図12に従って説明する。尚、第4実施形態は、第1実施形態の第2係合部材の構成を変更したのみの態様であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。

0052

図12は、第4実施形態の封止構造体としての封止部70の斜視図である。封止部70
は、前側シート1Aに固定された第1係合部材71、及び後側シート1Bに固定された第2係合部材72からなる。第1係合部材71は、該シートと溶着可能な材質で形成されたシート状の基体75と、係合突部及びパターン構成要素としての掛止片76とを備える。掛止片76は第1実施形態と同様に2次元状の係合パターンを形成し、第1実施形態と同様に短手方向(X軸方向)に4列形成されている。その結果、第1係合部材71には、3列の係合溝D41〜D43が設けられている。この第1係合部材71の被係合可能領域は、係合溝D41〜D43を含む領域であって、左端の係合溝D41から右端の係合溝D43までの領域である。

0053

後側シート1Bに固定された第2係合部材72は、基体79と、基体79に一体に形成された係合突部としての被嵌合部80とを有する。被嵌合部80は、下面で開口した管状であって、その断面形状がC字状(又はU字状)の形状をなしている。また、被嵌合部80は、第2係合部材72の長手方向(Z軸方向)に沿って、基体79の始端から終端までライン状に形成され、その内側に長手方向に延びる嵌合溝80Aを備えている。嵌合溝80Aの開口は、掛止片76の頭部76Aの最大幅よりも小さく、嵌合溝80Aの最大径は、掛止片76の少なくとも頭部76Aを嵌合可能な大きさ及び形状である。尚、第1係合部材71の掛止片76は、この被嵌合部80に嵌合可能な形状であればよく、上記した形状以外の形状であってもよい。

0054

この被嵌合部80は、短手方向(X軸方向)に2列形成されている。第2係合部材72の係合可能領域は、各被嵌合部80を含み、左側の被嵌合部80から右側の被嵌合部80までの領域である。各係合部材71,72は、第1係合部材71の掛止片76の各列のうち、左端の列と右端の列とを除く中央の2列が、被嵌合部80と相対向する基準相対位置にそれぞれ固定されている。尚、本実施形態では、被嵌合部80を2列形成したが、被嵌合部80と掛止片76との封止力の大きさ、又は要求される封止力の大きさに応じて、1列又は3列にしてもよい。

0055

第1係合部材71及び第2係合部材72を向かい合わせた状態で、各係合部材71,72を外部から指で押し潰すように押圧すると、第1係合部材71の中央の2列の掛止片76が、その頭部76Aから、第2係合部材72の被嵌合部80の嵌合溝80Aに滑り込み、頭部76Aが嵌合溝80Aに嵌合した状態となる。つまり、第1係合部材71の各掛止片76には、第2係合部材72の嵌合溝80Aに嵌合した掛止片76と、第2係合部材72の嵌合溝80Aに嵌合しない掛止片76とが生じる。このとき、嵌合溝80Aの開口は、頭部76Aの最大径よりも小さいため、掛止片76と嵌合溝80Aとが一旦係合すると、剥離力を加えない限り、掛止片76の頭部76Aは嵌合溝80Aから容易には脱出しない。また、被嵌合部80はライン状に形成されているため、第1係合部材11の掛止片76の隙間を被嵌合部80が遮蔽する。このため、袋体1の内部と外部とが連通されず、袋内部の気密性を高めることができる。

0056

さらに、各係合部材71,72が上記した基準相対位置から多少ずれたとしても、4列の掛止片76のうち2列が嵌合溝80Aに嵌合すればよいので、各係合部材71,72の位置ずれを吸収することができる。

0057

各係合部材71,72を剥離する場合には、第1実施形態と同様に、袋体1の開口部4を引っ張って、掛止片76を嵌合溝80Aから脱出させる。また、第2係合部材72に形成された被嵌合部80の列は2列であるため、被嵌合部80が掛止片76と同数(又は3列)形成されている場合に比べ、小さな剥離力で袋体1を開口することができる。換言すると、第2係合部材72の被嵌合部80の列数を調整することにより、封止時には袋体1を強固に固定しながら、開封時の剥離力が小さくなるように調整することができる。

0058

従って、第4実施形態によれば、第1実施形態の(1)に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(6)第4実施形態では、第2係合部材72に被嵌合部80を形成した。このため、封止部70の封止力及び剥離力を、良好な大きさに調整しながら、封止した袋体1の気密性を向上することができる。また、第1係合部材71の掛止片76を4列形成し、第2係合部材72の被嵌合部80を2列形成したので、各係合部材71,72の位置ずれを、より確実に相殺し、各係合部材71,72がずれた場合でも大きな封止力を確保することができる。

0059

尚、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1係合部材の構成は、図13及び図14に示すような構成に変更してもよい。図13では、第1係合部材91に形成された掛止片94は、断面形状は第1実施形態の掛止片16と同様の形状であるが、掛止片94は第1係合部材91の長手方向(Z軸方向)に沿ってライン状に形成され、短手方向にN列(Nは3以上の自然数)形成されている。このとき、第2係合部材には、掛止片94と係合可能な掛止片がM列(M≦N−2)形成されている。また、第2係合部材に、掛止片94と係合可能な被嵌合部がL列(L<N)形成されていてもよい。このようにしても、上記効果を有する使用性の高い袋体1を提供することができる。

0060

或いは、図14に示すように、第1係合部材95に、フック状の掛止片の替わりに、第4実施形態と同様な形状の被嵌合部98を形成してもよい。被嵌合部98は、その内側に、第2係合部材のM列の掛止片を嵌合可能な嵌合溝98AをL列(L<M、又はL>M)備えている。このようにしても、使用性の高い袋体1を提供することができる。

0061

・第2実施形態では、掛止片50を2列にしたが、掛止片46,50の形状や材質、又は袋体1の使用目的に応じて、1列にしてもよい。
・上記各実施形態では、掛止部及び被嵌合部をシート状の基体に形成したが、これを省略しても良い。

0062

・上記各実施形態では、袋体1に、テープ状の封止部を固定したが、袋体1を構成するシート自体に掛止部や被係合部を成形してもよい。この場合、これらの封止部及び被係合部が封止構造体を構成する。

0063

・上記各実施形態では、自己掛止機能を有する掛止片、掛止片と被嵌合部等に係合パターンを構成したが、これ以外のパターン構成要素により係合パターンを構成してもよい。例えば、フック及びループをそれぞれパターン構成要素としてもよい。

0064

・上記各実施形態では、袋体1を、長方形状のシートを折り返して、その両側を溶着して形成したが、2枚のシートを重畳し、その3辺を溶着して形成する等、その他の方法によって形成してもよい。また、袋体1の各辺にマチを設けたり、取っ手を設けた形状にする等、袋体1をその他の形状にしてもよい。

0065

1…袋体、4…開口部、10,40,60,70…封止構造体としての封止部、11,41,61,71,91,95…第1係合部材、12,42,62,72……第2係合部材、16,21,46,50,66,69,76,94…係合突部及びパターン構成要素としての掛止片、80,98…係合突部としての被嵌合部、80A,98A…嵌合溝、D1〜D3,D10,D20〜D23,D31〜D32、D41〜D43…係合溝、S1,S2…所定間隔。

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