図面 (/)

技術 エアコン室外機の設置台

出願人 ダイキン工業株式会社オーケー器材株式会社
発明者 鈴木信雄和田圭司
出願日 2009年2月25日 (12年4ヶ月経過) 出願番号 2009-043105
公開日 2010年9月9日 (10年10ヶ月経過) 公開番号 2010-196989
状態 特許登録済
技術分野 その他の空気調和方式 空気流制御部材
主要キーワード 連結補助部材 接触壁 最下限位置 貫通位置 面間寸法 溝長手方向 開口部縁 組み立て方
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年9月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (16)

課題

挟持部を内奥部に対して揃える操作を省略し、作業性を改善する。

解決手段

連結具により互いに連結される第1連結部材(ステー)6及び第2連結部材(ベース連結補助部材)4、5を有するエアコン室外機設置台において、連結具は、2つの挟持部65a等とこれら挟持部の間隔を調整可能にして各挟持部が繋がれる軸部65cとを有し、第1連結部材6は、連結具の軸部65cを挿通可能な開口部64と、この開口部の奥側で挟持部の一方(ボルト頭部)65aがスライド可能に端から挿入される内奥部66とを有するスライド溝を備え、挟持部の一方65aは、軸心65dを挟んで対向する1対の側面65a−2を軸心65d回りに複数対有し、内奥部66は、挟持部の一方の挿入に際し頂部65a−1と衝突する第1側壁66aと、この衝突により挟持部の一方が軸回りに回転することを許容する第2側壁66bとを有する。

概要

背景

上述したエアコン室外機屋根取付け屋根用設置台として、図14及び図15に示すものが知られている。

この屋根用設置台は、屋根の高い側に配置される後座板101と、屋根の低い側に配置される前座板102と、これら後座板101、前座板102間に架設されるエアコン室外機を載置する一対の支持部材103とを有する。また、前記支持部材103は、下端が前座板102に支持されるステー106と、後端が後座板に支持されるとともに前端がステー106に支持されて略水平に配置される、エアコン室外機を載置するためのベース104と、ステー106とベース104とを連結固定するために前記ベース104の前端に取り付けられる連結補助部材105とを有する。さらに、該連結補助部材105は、前記ベース104の前端部に取り付けられた状態において、ベース104の前端部の前方にステー106を上下方向に貫通させてスライド式貫通位置可変にする貫通穴部151が形成されるとともに、適宜の貫通位置でステー106に対し固定可能に構成されている。上記貫通穴部151は、壁が環状に配置された環状壁部152により形成されている。

この屋根用設置台によれば、ステー106を連結補助部材105の環状壁部152内に貫通させてスライド式に移動可能かつ固定可能としているので、固定する貫通位置を設定することによりベース104の前端部の高さを所定位置に調節することができる。

概要

挟持部を内奥部に対して揃える操作を省略し、作業性を改善する。連結具により互いに連結される第1連結部材(ステー)6及び第2連結部材(ベースと連結補助部材)4、5を有するエアコン室外機の設置台において、連結具は、2つの挟持部65a等とこれら挟持部の間隔を調整可能にして各挟持部が繋がれる軸部65cとを有し、第1連結部材6は、連結具の軸部65cを挿通可能な開口部64と、この開口部の奥側で挟持部の一方(ボルト頭部)65aがスライド可能に端から挿入される内奥部66とを有するスライド溝を備え、挟持部の一方65aは、軸心65dを挟んで対向する1対の側面65a−2を軸心65d回りに複数対有し、内奥部66は、挟持部の一方の挿入に際し頂部65a−1と衝突する第1側壁66aと、この衝突により挟持部の一方が軸回りに回転することを許容する第2側壁66bとを有する。

目的

本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、挟持部を内奥部に対して揃える操作を省略することができ、作業性を改善することを可能にできるエアコン室外機の設置台を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

連結具(15、16、25、26、65、67)により互いに連結される第1連結部材(1、2、6)及び第2連結部材(4、5、6)を有するエアコン室外機設置台において、前記連結具(15、16、25、26、65、67)は、2つの挟持部(15a、16、25a、26、65a、67)とこれら挟持部(15a、16、25a、26、65a、67)の間隔を調整可能にして各挟持部(15a、16、25a、26、65a、67)が繋がれる軸部(65c)とを有し、前記第1連結部材(1、2、6)は、前記連結具(15、16、25、26、65、67)の軸部(65c)を挿通可能な開口部(14a、24a、64)と、この開口部(14a、24a、64)の奥側で前記挟持部(15a、16、25a、26、65a、67)の一方がスライド可能に挿入される内奥部(14、24、66)とを有するスライド溝を備え、前記挟持部(15a、16、25a、26、65a、67)の一方は、その挟持部(15a、16、25a、26、65a、67)の軸心(65d)を挟んで対向する1対の側面(65a−2)を軸心(65d)回りに複数対有し、前記内奥部(14、24、66)は、前記開口部(14a、24a、64)に対して幅方向に偏らせて形成され、前記挟持部(15a、16、25a、26、65a、67)の一方の挿入に際し前記側面(65a−2、67a)の隣合うもの同士の間の頂部(65a−1、67b)またはその近傍部分と衝突する位置に設けられた第1側壁(66a)と、この衝突により前記挟持部(15a、16、25a、26、65a、67)の一方が軸心回りに回転することを許容する位置に設けられた第2側壁(66b)とを有することを特徴とするエアコン室外機の設置台。

請求項2

請求項1に記載のエアコン室外機の設置台において、前記第1側壁(66a)から開口部(14a、24a、64)までの距離(L1)が、前記挟持部(15a、16、25a、26、65a、67)の一方における前記頂部(65a−1、67b)とこの頂部(65a−1、67b)に対して前記軸心(65d)を挟んで反対側に位置する頂部(65a−1、67b)との間における頂部間寸法(W1)から前記軸部(65c)の直径(D)を引いた寸法の半分の値(L2)よりも短く、かつ前記第1側壁(66a)から開口部(14a、24a、64)までの距離(L1)に前記開口部(14a、24a、64)の幅寸法(W2)を加えた距離(L3)が、前記半分の値(L2)に前記軸部(65c)の直径(D)を加えた長さ寸法(L4)よりも短く、しかも、前記開口部(14a、24a、64)に遠い方の第2側壁(66b)から前記開口部(14a、24a、64)までの距離(L5)が、前記半分の値(L2)と同一または前記半分の値(L2)よりも長いことを特徴とするエアコン室外機の設置台。

請求項3

請求項2に記載のエアコン室外機の設置台において、前記開口部(14a、24a、64)の幅寸法(W2)が、前記軸心(65d)を挟んで対向する1対の側面(65a−2、67a)の間における側面間寸法(W3)に軸部(65c)の直径(D)を加えた寸法の半分の値((W3+D)/2)よりも短いことを特徴とするエアコン室外機の設置台。

請求項4

請求項2または3に記載のエアコン室外機の設置台において、前記第1側壁(66a)から開口部(14a、24a、64)までの距離(L1)に前記開口部(14a、24a、64)の幅寸法(W2)を加えた距離(L3)が、前記頂部間寸法(W1)に軸部(65c)の直径(D)を加えた寸法の半分の値((W1+D)/2)よりも短く、かつ前記側面間寸法(W3)に軸部(65c)の直径(D)を加えた寸法の半分の値((W3+D)/2)以上であることを特徴とするエアコン室外機の設置台。

技術分野

0001

本発明は、エアコンエアコンディショナー略称室外機屋根外壁などに取付けるための設置台に関する。

背景技術

0002

上述したエアコン室外機を屋根に取付ける屋根用設置台として、図14及び図15に示すものが知られている。

0003

この屋根用設置台は、屋根の高い側に配置される後座板101と、屋根の低い側に配置される前座板102と、これら後座板101、前座板102間に架設されるエアコン室外機を載置する一対の支持部材103とを有する。また、前記支持部材103は、下端が前座板102に支持されるステー106と、後端が後座板に支持されるとともに前端がステー106に支持されて略水平に配置される、エアコン室外機を載置するためのベース104と、ステー106とベース104とを連結固定するために前記ベース104の前端に取り付けられる連結補助部材105とを有する。さらに、該連結補助部材105は、前記ベース104の前端部に取り付けられた状態において、ベース104の前端部の前方にステー106を上下方向に貫通させてスライド式貫通位置可変にする貫通穴部151が形成されるとともに、適宜の貫通位置でステー106に対し固定可能に構成されている。上記貫通穴部151は、壁が環状に配置された環状壁部152により形成されている。

0004

この屋根用設置台によれば、ステー106を連結補助部材105の環状壁部152内に貫通させてスライド式に移動可能かつ固定可能としているので、固定する貫通位置を設定することによりベース104の前端部の高さを所定位置に調節することができる。

先行技術

0005

特開2008−45825号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ところで、連結補助部材105は、ステー106の前側に設けた内奥部166に頭部165aが挿入されたボルト165のねじ部165bを、内奥部166に繋がるスリット状の開口部164と、環状壁部152に設けたボルト孔155とを経て外側に突出させ、その突出したねじ部165bにナット167を締結する構成となっている。上記内奥部166とこれに繋がる開口部164とは、ボルト165をスライドさせるためのスライド溝を構成する。また、上記ナット167と頭部165aとは、環状壁部152及びステー106を挟持する挟持部として機能する。

0007

そして、ボルト165は、その頭部165aを内奥部166に対し内奥部166の端から挿入することでステー106に上下方向へ移動可能に取付けられており、内奥部166と開口部164との関係は、図15に示すように、内奥部166の幅方向の中心と、開口部164の幅方向の中心とが一致し、内奥部166の幅寸法六角形状をした頭部165aの狭幅部の幅寸法よりも若干大きい程度に設定されている。よって、頭部165aを内奥部166に挿入する際、内奥部166の幅方向に頭部165aの狭幅部が平行に揃っていない場合には、頭部165aを内奥部166に挿入できないので、前記挟持部として機能する頭部165aをその軸心回りに回転させて内奥部166に対して揃える操作を必要とし、作業性の改善が要望されていた。

0008

本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、挟持部を内奥部に対して揃える操作を省略することができ、作業性を改善することを可能にできるエアコン室外機の設置台を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

請求項1に係る発明は、連結具により互いに連結される第1連結部材及び第2連結部材を有するエアコン室外機の設置台において、前記連結具は、2つの挟持部とこれら挟持部の間隔を調整可能にして各挟持部が繋がれる軸部とを有し、前記第1連結部材は、前記連結具の軸部を挿通可能な開口部と、この開口部の奥側で前記挟持部の一方がスライド可能に挿入される内奥部とを有するスライド溝を備え、前記挟持部の一方は、その挟持部の軸心を挟んで対向する1対の側面を軸心回りに複数対有し、前記内奥部は、前記開口部に対して幅方向に偏らせて形成され、前記挟持部の一方の挿入に際し前記側面の隣合うもの同士の間の頂部またはその近傍部分と衝突する位置に設けられた第1側壁と、この衝突により前記挟持部の一方が軸心回りに回転することを許容する位置に設けられた第2側壁とを有することを特徴とする。

0010

請求項2に係る発明は、請求項1に記載のエアコン室外機の設置台において、前記第1側壁から開口部までの距離が、前記挟持部の一方における前記頂部とこの頂部に対して前記軸心を挟んで反対側に位置する頂部との間における頂部間寸法から前記軸部の直径を引いた寸法の半分の値よりも短く、かつ前記第1側壁から開口部までの距離に前記開口部の幅寸法を加えた距離が、前記半分の値に前記軸部の直径を加えた長さ寸法よりも短く、しかも、前記開口部に遠い方の第2側壁から前記開口部までの距離が、前記半分の値と同一または前記半分の値よりも長いことを特徴とする。

0011

請求項3に係る発明は、請求項2に記載のエアコン室外機の設置台において、前記開口部の幅寸法が、前記軸心を挟んで対向する1対の側面の間における側面間寸法に軸部の直径を加えた寸法の半分の値よりも短いことを特徴とする。

0012

請求項4に係る発明は、請求項2または3に記載のエアコン室外機の設置台において、
前記第1側壁から開口部までの距離に前記開口部の幅寸法を加えた距離が、前記頂部間寸法に軸部の直径を加えた寸法の半分の値よりも短く、かつ前記側面間寸法に軸部の直径を加えた寸法の半分の値以上であることを特徴とする。

発明の効果

0013

本発明にあっては、内奥部が開口部に対して幅方向に偏らせて形成されていて、挟持部の一方を内奥部に挿入するとき、挟持部の一方の頂部またはその近傍部分が第1側壁の端に対面する状態であれば、その頂部またはその近傍部分が第1側壁の端に衝突し、挟持部の一方がその衝突に基づいて回転する。この回転は頂部が第1側壁に衝突しなくなるまで続く。そして、頂部が第1側壁に衝突しなくなると、挟持部の一方が内奥部に挿入される。よって、内奥部に対して挟持部を揃える操作が不要になり、作業性を改善することができる。

0014

請求項2の発明による場合には、軸部が開口部の第1側壁側の縁に接触するとき、第1側壁から開口部までの距離が、頂部間寸法から軸部の直径を引いた寸法の半分の値よりも短いので、挟持部の一方における頂部またはその近傍が第1側壁の端に衝突する。一方、軸部が開口部の第2側壁側の縁に接触するとき、第1側壁から開口部までの距離に前記開口部の幅寸法を加えた距離が、前記半分の値に前記軸部の直径を加えた長さ寸法よりも短いので、挟持部の一方における頂部またはその近傍が第1側壁の端に衝突する。このとき、開口部に遠い方の第2側壁から開口部までの距離が、前記半分の値と同一または前記半分の値よりも長いので、挟持部の一方の第1側壁の端への衝突に伴って挟持部の一方が確実に軸心回りに回転し、挟持部の一方が内奥部に入込むことになる。また、挟持部の一方における軸心回りの回転は、開口部に近い第1側壁に、回転方向下流側の次の頂部が接触することにより止まり、2つの挟持部を締結する際に両方の挟持部が共回りすることが防止される。

0015

請求項3の発明による場合には、挟持部の一方が軸心回りに回転して、開口部に露出している側面が開口部の幅方向とほぼ平行になっても、挟持部の一方が開口部から抜け出ないようにすることができる。

0016

請求項4の発明による場合には、挟持部の一方における側面を第1側壁に接近させ、かつほぼ平行にさせることが可能になる。好ましくは、第2側壁に近い開口部縁から第1側壁までの距離は、側面間寸法に軸部の直径を加えた寸法の半分の値に接近させる。このようにすることで、挟持部の一方と内奥部との接触面積が増大化し、両挟持部による締結強度を向上させ得る。

図面の簡単な説明

0017

本発明の実施の形態に係るエアコン室外機の屋根用設置台におけるステー(第1連結部材)の取付部を示す斜視図である。
同エアコン室外機の屋根用設置台の据付状態の斜視図である。
同エアコン室外機の屋根用設置台据付状態の側面図である。
同エアコン室外機の屋根用設置台において、ベース(第2連結部材)の後端部を後座板に取付けている部分の断面図である。
同エアコン室外機の屋根用設置台において、ステーの下端部を前座板に取付けている部分の断面図である。
同エアコン室外機の屋根用設置台における連結補助部材(第2連結部材)とベースの分解斜視図である。
同エアコン室外機の屋根用設置台において、連結補助部材を介してステーとベースとを連結固定した状態における連結部の平断面図である。
同エアコン室外機の屋根用設置台におけるステーと連結補助部材との組立手順説明図であって、(a)は最初の手順であり、(b)は次の手順を示す。
本発明の原理図であり、ボルトの頭部(挟持部)が内奥部に入り込むことに関する説明図である。
ボルトの軸部が開口部の第1側壁側の縁に接触する場合における各部の関係を示す図である。
ボルトの軸部が開口部の第2側壁側の縁に接触する場合における各部の関係を示す図である。
ボルトの頭部が軸回りに回転して第2の幅部が開口部の幅方向とほぼ平行になっても、頭部が開口部から抜け出ないようにする寸法関係を示す図である。
ボルト頭部の第2の幅部を開口部の幅方向と平行または平行に近い状態にすることを可能にする各部の関係を示す図である。
従来例の図であって、エアコン室外機の屋根用設置台の据付状態の斜視図である。
従来例の図であって、エアコン室外機の屋根用設置台において、連結補助部材を介してステーとベースとを連結固定した状態における連結部の平断面図である。

実施例

0018

以下、本発明を具体化した実施の形態に係るエアコン室外機の屋は根用設置台を図面に基づいて説明する。本実施の形態に係るエアコン室外機の屋根用設置台は、エアコン室外機を、長手方向が屋根Rの傾斜方向と直角の方向となるように設置するものであって、図2に本実施の形態に係るエアコン室外機の据付状態の斜視図を示す。

0019

この図2に示すように、本実施の形態に係るエアコン室外機の屋根用設置台は、後座板1と、前座板2と、一対の支持部材3とを有している。後座板1は、屋根Rの高い側に配置されて、屋根Rの傾斜方向に直交する方向を長手方向として配置される。前座板2は、屋根Rの低い側に配置されて、屋根Rの傾斜方向に直交する方向を長手方向として配置される。一対の支持部材3は、エアコン室外機を載置するものであって、後座板1と前座板2との間に架け渡され、後座板1に連結されるベース4と、前座板2に連結されるステー6と、ベース4に取付けられてステー6との連結に用いられる連結補助部材5とを備える。なお、本実施形態では、第1連結部材としてのステー6と、第2連結部材としてのベース4及び連結補助部材5との連結箇所を、発明を適用対象とするものとして説明を行う。

0020

後座板1は、図2図4に示すように、水平に形成された取付壁部11と、取付壁部11の前端から下方鉛直方向に形成された連結壁部12と、取付壁部11の後端と連結壁部12の下端とを連結する接触壁部13とから筒状体に形成されたものであって、アルミニウム又はアルミ系合金製の押出型材からなる。なお、図3は本実施の形態に係るエアコン室外機の屋根用設置台据付状態の側面図であり、図4はベースの後端部を後座板に取り付けている部分の断面図である。

0021

ここで、取付壁部11は、支持部材3を構成するベース4の後端部を取り付ける壁面を成す。このために、取付壁部11の内側には、ベース4を取り付ける締結具としてのボルト15の頭部15aを長手方向に摺動可能に収納するとともに、ボルト15のねじ部15bをスリット14aから上方に突出させる溝部14が形成されている。溝部14の幅はボルト15の頭部15aの対向する2辺間の寸法より少し大きくしたもので、溝部14内でボルト15が回転しない程度の幅寸法に形成されている。そして、このボルト15にナット16を締結することにより、支持部材3を構成するベース4の後端部を後座板1に固定するように構成されている。また、接触壁部13は、中間部を曲面部13aとすることにより取付壁部11の前端と連結壁部12の下端とを連結可能とするとともに、この曲面部13aにおいて屋根Rと接触するように構成されている。

0022

また、接触壁部13には、図4に示すように、連結壁部12より前方に突出した第1突出部17と、取付壁部11より上方に突出した第2突出部18とが形成され、この第1突出部17及び第2突出部18を利用して、屋根Rとの接触部に屋根足19が取り付けられている。屋根足19は、後座板1がの上に載置されることにより瓦を損傷させないようにするためのクッション機能を有する樹脂製の保護具である。この実施の形態における屋根足19は、図2図4に示すように、屋根R上における滑り止め効果が良好となるように、表面が側方から見て波状に形成されている。

0023

前座板2は、この後座板1と同一のものであって、取付壁部が前方となるように設置方向の向きを変えて屋根R上に載置されたものである。すなわち、前座板2は、図2図3及び図5に示すように、取付壁部21、連結壁部22、接触壁部23、溝部24、ボルト25、ナット26、屋根足29を有している。なお、図5はステーの下端部を前座板に取り付けている部分の断面図である。そして、これら構成要素は、それぞれ後座板1における取付壁部11、連結壁部12、接触壁部13、溝部14、ボルト15、ナット16、屋根足19に該当する。また、接触壁部23の曲面部23a、溝部24のスリット24a、第1突出部27及び第2突出部28は、それぞれ接触壁部13の曲面部13a、溝部14のスリット14a、第1突出部17及び第2突出部18に該当する。また、ボルト25の頭部25a及びねじ部25bは、ボルト15の頭部15a及びねじ部15bに該当する。ただし、前座板2における溝部24には、支持部材3を構成するステー6の下端部が取り付けられる。

0024

支持部材3は、本発明の要部を適用した箇所であって、前述したように後座板1に連結されるベース4と、前座板2に連結されるステー6と、ベース4に取付けられてステー6との連結に用いられる連結補助部材5とを備える。第1連結部材としてのステー6はベース4の前端部を支持する。連結補助部材5と共に第2連結部材を構成するベース4はエアコン室外機を載置するためのものである。

0025

ベース4は、図2及び図3に示すように、後座板1から前方に伸びるように配置されている。また、ベース4は、図6に示すように、水平に配置された平面状かつ帯状上壁41と、この上壁41の左右に垂設された側壁42と、上壁に対向する下面位置に形成されている下壁43とを備えている。また、上壁41には防振材44を取り付けるためのスリット45が形成されているとともに、上壁41と下壁43との間には、図6に示すように、スリット45を挟むように2個のリブ46が長手方向に延びるように形成されている。さらに、ベース4の両側壁42には、前記連結補助部材5を取り付けるねじを挿入するための孔47がそれぞれ2個形成されている。また、ベース4の後端部の下壁43には、図4に示すように、後座板1に取り付けるためのボルト孔48が形成されている。さらに、ベース4の後端部の上壁41には、ボルト締結による取付を容易にするための切欠49が設けられている(図2参照)。以上の構成を備えたベース4は、アルミニウム又はアルミ系合金製の押出型材から形成されている。

0026

連結補助部材5は、図1図3に示すように、ベース4の前端部とステー6とを連結固定するための部材であり、ステー6が連結補助部材5に固定されることにより、ベース4の前端部が支持される。なお、図1はステー6の取付部を示した斜視図である。この連結補助部材5は、ベース4の前端部に取り付けられた状態において、ベース4の前端部の前方にステー6を上下方向に貫通させてスライド式に貫通位置を可変にする貫通穴部51を形成するとともに、適宜の貫通位置でステー6と連結補助部材5とを固定するものである。このために、連結補助部材5は、図6に示すように、貫通穴部51を形成するように壁が環状に配置された環状壁部52と、この環状壁部52から突出してベース4の内部に挿入される一対の取付片53とから構成されている。なお、図6はベース前端部における連結補助部材5とステー6の分解斜視図である。

0027

そして、貫通穴部51は、ステー6の平断面形状に対応する形状に形成されており、一対の取付片53には、ベース4の両側壁42に形成されたねじ用の孔47に対応する位置にタッピングねじ孔54が形成されている。さらに、環状壁部52の前壁52aには、ステー6との固定を行うためのボルト孔55が形成されている。

0028

また、連結補助部材5は、環状壁部52と一対の取付片53との間に段部56が形成されており、環状壁部52がベース4の内寸幅より幅広く形成されている。一対の取付片53を挿入したときにこの段部56がベース4の前端に当接する位置で取付片53のタッピングねじ孔54とベース4の左右の側壁42に形成されたねじを挿入するための孔47とが対応するように形成されている。また、連結補助部材5の高さ寸法は、ベース4の高さ寸法と略同一に、より詳しくは筒状のベース4の内寸高さと略同一に形成されている。このように形成するのは、ベース4が前座板2に当接する状態をベース4の前端部の最下限位置とするためである。また、連結補助部材5は、高さ方向に押し出されたアルミニウム又はアルミ系合金製の押出型材を使用したものであって、所定高さに切断したものである。

0029

ステー6は、図1に示すように、ベース4の前端部と前座板2との間に架け渡されており、下端部は前座板2に固定されている。ステー6は、図5及び図7に示すように、前壁61、左右の側壁62及び後壁63を備えた略筒状のアルミニウム又はアルミ系合金製の押出型材から成る。なお、図5はステー6の下端部を前座板2に取り付けている部分の断面図であり、図7は連結補助部材5を介してステー6とベース4とを連結固定した状態における連結部の平断面図である。

0030

また、前壁61には長手方向の略全長に亘りスリット状の開口部64が形成されている。さらに、前壁61の内面側には、開口部64の内奥側に内奥部66が形成されている。ここで、開口部64及び内奥部66は、スライド溝を構成する。

0031

上記開口部64はボルト65の軸部65cを挿通させるもので、開口部64の幅は軸部65cの直径よりも大きい寸法に設定されている。上記内奥部66は、ステー6と連結補助部材5とを固定するためのボルト65の頭部65aを長手方向にスライド可能に収納するとともに、ボルト65のねじ部65bを開口部64から前方に突出させるものであり、幅方向には互いに対向する第1側壁66aと第2側壁66bとを有する。そして、上記内奥部66は、開口部64に対して幅方向に偏らせて形成されており、図7に示す例では開口部64の幅方向の中心に対して内奥部66の幅方向の中心が第2側壁66b側に偏って形成されている。つまり、内奥部66は、開口部64に近い第1側壁66aと、開口部64から遠い第2側壁66bとを有する。

0032

このような内奥部66に収納されるボルト65の頭部65aは、この実施形態では内奥部66の端の開口した部分から挿入される。また、頭部65aは、図9に示すように軸心65dを挟んで対向する1対の側面65a−2を軸心65d回りに3対有する六角形状に形成されていて、軸心65d回りの異なる方向(60゜間隔で)に、隣合う側面65a−2の間に外方に向けて突出した頂部65a−1を有する。

0033

上記第1側壁66aは、上述したようにボルト65の頭部65aを内奥部66に端から挿入する際に、図9(a)に示すように頂部65a−1と衝突する位置に設けられ、一方の第2側壁66bは、その衝突により頭部65aが軸心65d回りに回転することを許容する位置に設けられている。これら位置に関しては後述する。

0034

そして、図7に示すように、上記ねじ部65bに連結補助部材5のボルト孔55が嵌め込まれ、ナット67が締結されることにより、連結補助部材5とステー6とが固定されている。ここで、ねじ部65bはボルト65の軸部65cに形成されており、ボルト65及びナット67は連結具7を構成し、頭部65a及びナット67はそれぞれ挟持部を構成する。

0035

また、ステー6の下端部には、図1図3及び図5に示すように、側壁62を方形状に切り欠いた切欠部68が形成されている。そして、切欠部68の前後方向の寸法は、切欠部68を前座板2の連結壁部22に載置した状態で、内奥部66の背面が前座板2の取付壁部の表面に当接する程度とする。また、溝部24に頭部25aが収納されたボルト25のねじ部25bを開口部64に挿通し、このねじ部25bにナット26を締結することにより、ステー6の下端部が前座板2に固定されている。

0036

次に以上のように構成された本実施の形態に係るエアコン室外機の設置台(屋根用設置台)の組み立て方について説明する。

0037

まず、支持部材3を予め一対それぞれ組み立てておく。また、この組立に際しては、まず、連結補助部材5にステー6を固定する。この固定を行う手順を図8に示す。初めに、図8(a)に示すように、連結補助部材5の環状壁部52の前壁52aのボルト孔55にボルト65を挿入し、ねじ部65bにナット67を緩く締めておく。次いで、ステー6を連結補助部材5の貫通穴部51に対し上方又は下方から挿入する。本実施形態においては、この挿入に伴ってボルトの頭部(前記挟持部)65aが内奥部66内に入り込む(図8(b)参照)ように、開口部64、内奥部66、ボルトの頭部65aの寸法及び位置関係につき規定している。このことに関しては、後述する。

0038

その後、屋根の傾斜角度に合わせて連結補助部材5に対するステー6との固定位置を定め、その位置で図7のように、連結補助部材5とステー6とを固定する。

0039

次に、連結補助部材5をベース4の前端部に取り付ける。この取付は、図1及び図6に示すように、連結補助部材5の一対の取付片53をベース4の内部に挿入し、段部56がベース4の前端に当接するのを確認する。連結補助部材5の高さ寸法は、筒状のベース4の内寸高さに略一致するように形成されているので、段部56がベース4の前端に当接した状態で、ベース4の側壁42のねじ用の孔47と取付片53のタッピングねじ孔54とが略対応する。ここでタッピングねじ57により、連結補助部材5をベース4の前端部に取り付ける。これにより、ステー6とベース4の前端部との連結固定が行われ支持部材の仮組み立てが完了する。

0040

次いで、仮組み立てされた支持部材3の後端部、つまりベース4の後端部を後座板1に取り付けるとともに、仮組み立てされた支持部材3の前端部、すなわち、ステー6の下端部を前座板2に取り付ける。

0041

支持部材3の後端部の後座板1への取付は、図3及び図4に示すように、ベース4を取り付けるためのボルト15のねじ部15bが上方に突出するように、後座板1の溝部14にボルト15の頭部15aを収納し、所定位置まで摺動させる。次に、ベース4の後端部における下壁43に形成されたボルト孔48にボルト(六角ボルト)15のねじ部15bを挿通させる。次いで、上方からナット16を締結する。このようにして、一対の支持部材3の後端部を後座板1に仮固定する。

0042

次に、支持部材3の前端部の前座板2への取付は、ステー6の下端部の方形状の切欠部68における水平方向の端面を連結壁部22に沿わせるように載置する。この載置に先立ちボルト25の頭部25aを溝部24内に挿入させておき、載置の際にねじ部25bの先端をステー6の前壁61に設けられた開口部64に貫通させる。そして、図3及び図5に示すように、前座板2の長手方向における略所定位置で、ナット26を締結してステー6の下端部を前座板2に取り付ける。このようにして、一対の支持部材3の前端部を前座板2に仮固定する。

0043

以上のようにして仮組みされた屋根用設置台を屋根Rの上に持ち上げ、所定の位置に後座板1及び前座板2が配置されるように屋根用設置台を載置する。次いで、後座板1及び前座板2の屋根に接触する部分に屋根足19,29を取り付ける。屋根足19,29は、接触壁部13,23の第1突出部17,27及び第2突出部18,28に屋根足19,29の端部の係合部を係合させて取り付けられる。次に、図2に示すように、後座板1を針金71により建築物の壁面に繋留して保持する。針金71の一端はヒートン72により建築物の壁面に固定され、他端は後座板1に巻き付けて固定される。そして、屋根Rの傾斜に対応してベース4が水平に保持されるように、ステー6の高さを最終調整する。また、支持部材3が所定位置に固定されているかを確認し、最終調整する。以上のように組み立てられ、据え付けられた屋根用設置台には、ベース4の上面に防振材44が固定される。

0044

次に、スライド溝の開口部64、内奥部66、ボルトの頭部(挟持部)65a及びボルト65の軸部65cの各構成及び相互の位置関係を、図9図13に基づいて説明する。

0045

図9は、前述したステー6を連結補助部材5の貫通穴部51に対し上方又は下方から挿入することに伴い、ボルトの頭部65aが内奥部66内に入り込むこと(図8(b)参照)に関する説明図である。図10はボルト65の軸部65cが開口部64の第1側壁66a側の縁に接触する場合における各部の関係を示す図、図11はボルト65の軸部65cが開口部64の第2側壁66b側の縁に接触する場合における各部の関係を示す図、図12はボルトの頭部65aが軸心65d回りに回転して、開口部64に露出している側面65a−2(厳密には側面65a−2の縁)が開口部64の幅方向とほぼ平行になっても、頭部65aが開口部64から抜け出ないようにする寸法関係を示す図、図13は、頭部65aの側面65a−2を第1側壁66aに接近させ、かつほぼ平行にさせることを可能にする各部の関係を示す図である。

0046

本実施形態にあっては、図9(a)に示すようにステー6を連結補助部材5の貫通穴部51に対し上方又は下方から挿入する際に、ボルト頭部65aの頂部65a−1が第1側壁66aの端に対面する状態であれば、その頂部65a−1またはその近傍部分が第1側壁66aの端に衝突し、その衝突により図9(b)に示すように頭部65aが回転する。この回転は、頂部65a−1が第1側壁66aに衝突しなくなるまで続く。そして、頂部65a−1が第1側壁66aに衝突しなくなると、頭部65aが内奥部66内に挿入される。なお、頭部65aの回転は、図9(c)に示すように第1側壁66aに向いた側面65a−2を第1側壁66aと接近させ、かつほぼ平行にさせるように行うことが好ましい。その理由は、もう一方の挟持部であるナット67を締結した状態で、頭部65aと内奥部66との接触面積を増大化させて締結強度を向上させ得るからである。なお、ナット67はボルト頭部65aとほぼ同一構成(同一寸法、同一形状)となっていて、六角形状に形成された側面67aと、頂部67bとを有する(図7参照)。

0047

また、ボルト頭部65aの頂部65a−1が第1側壁66aの端に対面する状態のときに、第1側壁66aに対して頂部65a−1またはその近傍部分を確実に衝突させて頭部65aを回転させる条件として、図10に示すようにボルト65の軸部65cが開口部64の第1側壁66a側の縁に接触する場合において、第1側壁66aから開口部64までの距離L1が、軸心65dを挟んで互いに反対側に位置する2つの頂部65a−1の間における頂部間寸法W1から軸部65cの直径Dを引いた寸法の半分の値L2(=(W1−D)/2)よりも短く、かつ、図11に示すようにボルト65の軸部65cが開口部64の第2側壁66b側の縁に接触する場合において、第1側壁66aから開口部64までの距離L1に開口部64の幅寸法W2を加えた距離L3が、前記半分の値L2に軸部65cの直径Dを加えた長さ寸法L4よりも短く、しかも、図10及び図11に示すように開口部64に遠い方の第2側壁66bから開口部64までの距離L5が、前記半分の値L2と同一または半分の値L2よりも長くなる条件(以下第1の条件と呼ぶ)とする。

0048

この第1の条件は、下記(1)〜(3)式により表される。

0049

L1<L2(=(W1−D)/2)・・・(1)
L3(=L1+W2)<L4(=L2+D)・・・(2)
L5≧L2・・・(3)
次に、ボルトの頭部65aが軸回りに回転して第2の幅部65a−2が開口部64の幅方向とほぼ平行になっても、頭部65aが開口部64から抜け出ないようにする条件は、図12に示すように開口部64の幅寸法W2が、軸心65dを挟んで対向する1対の側面65a−2の間における側面間寸法W3に軸部65cの直径Dを加えた寸法の半分の値((W3+D)/2)よりも短くなる条件(以下第2の条件と呼ぶ)とする。

0050

上記第2の条件は、下記(4)で表される。

0051

W2<(W3+D)/2・・・(4)
なお、前記半分((W3+D)/2)は、下記(5)式で示すように、W3からDを引いた値の半分の値L6にDを加えた値(L6+D)と等価である。

0052

(W3+D)/2=L6+D・・・(5)
更に、図9(c)に示すように第2の幅部65a−2の側面(第1側壁66a側の側面)を第1側壁66aと接近させ、かつほぼ平行にさせる条件としては、図13に示すように、第1側壁66aから開口部64までの距離L1に開口部64の幅寸法W2を加えた距離L3が、頂部間寸法W1に軸部65cの直径Dを加えた寸法の半分の値((W1+D)/2)よりも短く、側面間寸法W3に軸部65cの直径Dを加えた寸法の半分の値((W3+D)/2)以上であることを条件(以下第3の条件と呼ぶ)とする。

0053

第3の条件は、下記(6)式で表される。

0054

(W3+D)/2≦L3(=L1+W2)<(W1+D)/2・・・(6)
なお、第3の条件における前者((6)式の右辺)の半分の値((W1+D)/2)は、下記(7)式で示すようにW1からDを引いた寸法(W1−D)の半分の値L2にDを加えた値(L2+D)と等価であり、また第3の条件における後者((6)式の左辺)の半分の値((W3+D)/2)は、下記(8)式で示すようにW3からDを引いた寸法(W3−D)の半分L6にDを加えた値(L6+D)と等価である。

0055

(W1+D)/2=L2+D・・・(7)
(W3+D)/2=L6+D・・・(8)
以上のように構成されたエアコン室外機の屋根用設置台によれば、次の効果を奏することができる。

0056

(1)上記第1の条件を満たすことにより、ボルト頭部65aを内奥部66に挿入するとき、ボルト頭部65aの頂部65a−1またはその近傍部分が第1側壁66aの端に対面する状態であれば、その頂部65a−1またはその近傍部分が第1側壁66aの端に衝突し、頭部65aがその衝突に基づいて回転する。この回転は頂部65a−1が第1側壁66aに衝突しなくなるまで続く。そして、頂部65a−1が第1側壁66aに衝突しなくなると、頭部65aが内奥部66に挿入される。よって、ボルト頭部65aの側面65a−2を第1側壁66aや第2側壁66bに向くように回転させて内奥部66に対し揃える操作を行う必要がなく、頭部65aを内奥部66に作業性よく容易に入れることができる。

0057

また、頭部65aにおける軸心65d回りの回転は、前記(2)式のようにL3(=L1+W2)<L4(=L2+D)の関係に基づき、開口部64に近い第1側壁66aに、回転方向下流側の次の頂部65a−1が接触することにより止まり、ナット67を締結する際に両方の挟持部(頭部65aとナット67)が共回りすることが防止される。

0058

(2)上記第2の条件を満たすことにより、ボルト頭部65aが軸心65d回りに回転して開口部64に露出している側面65a−2が開口部64の幅方向とほぼ平行になっても、頭部65aが開口部64から抜け出ないようにすることができる。

0059

(3)上記第3の条件を満たすことにより、ボルト頭部65aの側面65a−2を第1側壁66aに接近させ、かつほぼ平行にさせることが可能となり、これにより頭部65aと内奥部66との接触面積を増大化させて締結強度を向上させ得る。

0060

以上説明した本実施の形態に係るエアコン室外機の設置台は、一例を示すものであり、本発明の範囲内において適宜変更できるものである。例えば、次のように変形することができる。

0061

(1)上記実施の形態において、連結補助部材5を用いてステー6とベース4を連結するように構成しているが、本発明はこれに限らず、連結補助部材5を省略した状態でステー6とベース4を連結するようにしてもよい。

0062

(2)上記実施の形態において、ステー6とベース4を連結する箇所に適用しているが、本発明はこれに限らず、後座板1とベース4の後端部との連結箇所や、前座板2とステー6の下端部との連結箇所に同様に適用することができる。例えば、後座板1とベース4の後端部との連結箇所に適用する場合には、ボルト15の頭部15aおよびナット16を挟持部として用い、後座板1に設けられた溝部14をスライド溝の内奥部として、同じくスリット14aを開口部としてそれぞれ用いる(図4参照)。また、前座板2とステー6の下端部との連結箇所に適用する場合には、ボルト25の頭部25aおよびナット26を挟持部として用い、前座板2に設けられた溝部24をスライド溝の内奥部として、同じくスリット24aを開口部としてそれぞれ用いる(図5参照)。

0063

(3)上記実施の形態において、スライド溝の内奥部に六角ボルトの頭部を入れる構成としているが、本発明はこれに限らず、六角ナットを入れる構成としてもよい。また、ボルトおよびナットは六角形に限らない。例えば、四角形八角形などのように、軸心を挟んで対向する1対の側面を軸心回りに複数対有する(換言すれば偶数個の側面を有する)形状のものなどでもよい。更に、側面間寸法W3はすべて同一である必要はなく、軸心回りの異なる方向で一部または全部が相違する挟持部を用いることも可能である。

0064

(4)上記実施の形態において、第1連結部材としてのスラー6に設けられたスライド溝の内奥部66にボルト頭部65aを内奥部66の端から挿入する例を挙げているが、本発明はこれに限らない。例えば、スライド溝の溝長手方向の途中に、スライド溝と直交する方向からボルト頭部を入れる開口が設けられた第1連結部材を用いる場合には、その開口から挿入した頭部を、その挿入方向とは直交する、スライド溝の溝長手方向にスライドさせることで適用可能である。

0065

(5)上記実施の形態において、連結具としてボルトとナットを用いているが、本発明はこれに限らず、軸部の両端部に一対のナットが螺着されるものを使用することも含まれる。

0066

(6)上記実施の形態において、エアコン室外機を屋根上に設置する場合に用いられる屋根用設置台に適用しているが、本発明はこれに限らず、建物の外壁にエアコン室外機を設置する場合の壁掛用設置台や、天井から吊すタイプの設置台にも用いられる。壁掛用設置台の場合には、ステー側が外壁に取付けられ、このステーに対してベースが上下方向に移動可能(つまり高さ調整可能)に取付けられる構成となる。一方、天井から吊すタイプの場合には、ステーを天井から吊り下げ、その垂下したステーにほぼ水平に向いたベースを移動可能(つまり高さ調整可能)に取付けられる構成となる。

0067

4ベース(第2連結部材)
5連結補助部材(第2連結部材)
6 ステー(第1連結部材)
64 開口部
65ボルト(連結具)
65a 頭部(挟持部)
65a−1 頂部
65a−2 側面
65c 軸部
65d軸心
66 内奥部
66a 第1側壁
66b 第2側壁
67ナット(連結具;挟持部)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社新富士空調の「 結露防止丸ダクト接続構造」が 公開されました。( 2021/04/30)

    【課題】 断熱材を巻き付けずに結露を防止可能な結露防止丸ダクトを提供する。【解決手段】 断面が略円形の外側丸ダクト4と、断面が略円形で外側丸ダクト4内に配置された内側丸ダクト3と、外側丸ダクト4と... 詳細

  • 三菱電機株式会社の「 空気調和装置の室外機」が 公開されました。( 2021/04/30)

    【課題・解決手段】四方を囲うフランジ部を有するトップパネルと、フランジ部に沿うように形成された板状の固定部を上端部に有するサービスパネルと、を備えた空気調和装置の室外機。フランジ部は、固定部に向かって... 詳細

  • 三菱電機株式会社の「 熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置」が 公開されました。( 2021/04/30)

    【課題・解決手段】熱交換性能を向上させ、かつ排水性能及び着霜に対する耐力が向上した熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置を得ることを目的とする。この発明は、扁平管と、長手方向と該長手方向に直... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ