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技術 ラゲージトリム

出願人 トヨタ自動車東日本株式会社
発明者 田中伸二佐々木敏男
出願日 2009年2月12日 (13年0ヶ月経過) 出願番号 2009-030123
公開日 2010年8月26日 (11年5ヶ月経過) 公開番号 2010-184602
状態 拒絶査定
技術分野 車両の内装・外装、防音・断熱
主要キーワード 断面鋭角 鉤状突起 立体形 硬質熱可塑性樹脂 ラゲージ 側板金 車体ボディ 自動車組立ライン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年8月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

製造ラインにおいて作業者が容易且つ安全に組み付けを行うことができ、且つ、部品点数を削減し、物流管理を容易に行うことのできるラゲージトリムを提供する。

解決手段

ラゲージルーム内壁に取り付けられるラゲージトリム1であって、前記ラゲージルーム内の前後左右方向の内壁にそれぞれ対応する複数の壁部14が同一方向に臨む面として連続形成され、該連続して形成された異なる壁部間にライン状の凹部5が形成された1枚の板部材2を備え、前記凹部5に沿って前記板部材2を折り曲げることにより前記複数の壁部14が前記ラゲージルーム内の前後左右方向の内壁にそれぞれ臨む状態に組み立てられる。

概要

背景

自動車ラゲージルームには、板金を隠して美観を向上し、さらに搭載した荷物を保護するためのラゲージトリムが取り付けられている。このラゲージトリムは、従来例えば特許文献1に開示されるように複数の部品によって構成される。
図6に従来例として3点の部品からなるラゲージトリムの斜視図を示す。このラゲージトリム50は、自動車のラゲージルームにおいて、フロント側の壁に貼り付けるラゲージフロントトリム51と、左右の壁にそれぞれ貼り付ける2つのラゲージサイドトリム52、53とからなる。各トリム51,52,53は、それぞれ車体側板金に対し、クリップを嵌め込むことにより固定される。

概要

製造ラインにおいて作業者が容易且つ安全に組み付けを行うことができ、且つ、部品点数を削減し、物流管理を容易に行うことのできるラゲージトリムを提供する。ラゲージルームの内壁に取り付けられるラゲージトリム1であって、前記ラゲージルーム内の前後左右方向の内壁にそれぞれ対応する複数の壁部14が同一方向に臨む面として連続形成され、該連続して形成された異なる壁部間にライン状の凹部5が形成された1枚の板部材2を備え、前記凹部5に沿って前記板部材2を折り曲げることにより前記複数の壁部14が前記ラゲージルーム内の前後左右方向の内壁にそれぞれ臨む状態に組み立てられる。

目的

本発明は、前記した点に着目してなされたものであり、自動車のラゲージルームに取り付けるラゲージトリムであって、製造ラインにおいて作業者が容易且つ安全に組み付けを行うことができ、且つ、部品点数を削減し、物流管理を容易に行うことのできるラゲージトリムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ラゲージルーム内壁に取り付けられるラゲージトリムであって、前記ラゲージルーム内の前後左右方向の内壁にそれぞれ対応する複数の壁部が同一方向に臨む面として連続形成され、該連続して形成された異なる壁部間にライン状の凹部が形成された1枚の板部材を備え、前記凹部に沿って前記板部材を折り曲げることにより前記複数の壁部が前記ラゲージルーム内の前後左右方向の内壁にそれぞれ臨む状態に組み立てられることを特徴とするラゲージトリム。

請求項2

前記板部材は、該板部材の一端から他端まで穿設された長尺状の貫通孔を有すると共に、前記貫通孔の長手方向の両端部に形成された連結部によって繋がれた2つのサブ板部材が構成され、前記サブ板部材にそれぞれ形成された前記ライン状の凹部を折り曲げ、前記連結部を軸に前記2つのサブ板部材を回転して合わせることにより組み立てられることを特徴とする請求項1に記載されたラゲージトリム。

請求項3

前記2つのサブ板部材の長手方向の両端部には、それぞれ他のサブ板部材と連結するための係止部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載されたラゲージトリム。

請求項4

前記板部材の各壁部には、該壁部をラゲージルームの内壁に対しクリップにより固定するため複数のクリップ孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたラゲージトリム。

技術分野

0001

本発明は、自動車ラゲージルームにおいて、板金を隠して美観を向上し、さらに搭載した荷物を保護するためのラゲージトリムに関する。

背景技術

0002

自動車のラゲージルームには、板金を隠して美観を向上し、さらに搭載した荷物を保護するためのラゲージトリムが取り付けられている。このラゲージトリムは、従来例えば特許文献1に開示されるように複数の部品によって構成される。
図6に従来例として3点の部品からなるラゲージトリムの斜視図を示す。このラゲージトリム50は、自動車のラゲージルームにおいて、フロント側の壁に貼り付けるラゲージフロントトリム51と、左右の壁にそれぞれ貼り付ける2つのラゲージサイドトリム52、53とからなる。各トリム51,52,53は、それぞれ車体側板金に対し、クリップを嵌め込むことにより固定される。

先行技術

0003

特許第2897971号公報

発明が解決しようとする課題

0004

図6に示すように従来、ラゲージトリム50は複数の部品により構成されるが、その場合、自動車組立ラインにおける車体への取り付け作業において、特にフロントトリム51はラゲージルームの奥まった位置に取り付けるものであるため、組み付け作業者が車体ボディ内に入り込んで取り付け作業を行う必要があった。
しかしながら、製造ラインを流れる車体ボディ内に作業者が入り込むことは、車体ボディ外からの作業よりも作業事故が発生する虞が高いという課題があった。
また、部品点数が多くなると、物流管理が煩雑になる上、製造ラインにおいて、各部品を載置する広いスペースが必要となるという課題があった。

0005

本発明は、前記した点に着目してなされたものであり、自動車のラゲージルームに取り付けるラゲージトリムであって、製造ラインにおいて作業者が容易且つ安全に組み付けを行うことができ、且つ、部品点数を削減し、物流管理を容易に行うことのできるラゲージトリムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

前記した課題を解決するために、本発明に係るラゲージトリムは、ラゲージルームの内壁に取り付けられるラゲージトリムであって、前記ラゲージルーム内の前後左右方向の内壁にそれぞれ対応する複数の壁部が同一方向に臨む面として連続形成され、該連続して形成された異なる壁部間にライン状の凹部が形成された1枚の板部材を備え、前記凹部に沿って前記板部材を折り曲げることにより前記複数の壁部が前記ラゲージルーム内の前後左右方向の内壁にそれぞれ臨む状態に組み立てられることに特徴を有する。
このように構成されたラゲージトリムによれば、1枚の板部材2から容易に組み立てることができるため、ラゲージルームへの組み付けの際には、作業者が車体ボディ内に入らなくても所定位置への設置、取り付けを車体ボディ外から容易且つ安全に行うことができる。
また、従来、複数の部品からなるラゲージトリムを1つの部品とすることができるため、部品点数が減って物流管理が容易となり、製造ラインサイドでのスペースも小さいものとすることができる。

0007

また、前記板部材は、該板部材の一端から他端まで穿設された長尺状の貫通孔を有すると共に、前記貫通孔の長手方向の両端部に形成された連結部によって繋がれた2つのサブ板部材が構成され、前記サブ板部材にそれぞれ形成された前記ライン状の凹部を折り曲げ、前記連結部を軸に前記2つのサブ板部材を回転して合わせることにより組み立てられることが望ましい。
このように構成することにより、板部材としての形状がコンパクトとなり、組み立て作業を容易とすることができる。

0008

また、前記2つのサブ板部材の長手方向の両端部には、それぞれ他のサブ板部材と連結するための係止部が設けられていることが望ましい。
このように係止部を設けることにより、サブ板部材同士を連結し、立体的なラゲージトリムを形成することができる。
また、前記板部材の各壁部には、該壁部をラゲージルームの内壁に対しクリップにより固定するため複数のクリップ孔が形成されていることが望ましい。
このようにクリップ孔を設けることにより、立体的に組み立てられたラゲージトリムをラゲージルームの内壁に対し固定した状態で取り付けることができる。

発明の効果

0009

本発明によれば、自動車のラゲージルームに取り付けるラゲージトリムであって、製造ラインにおいて作業者が容易且つ安全に組み付けを行うことができ、且つ、部品点数を削減し、物流管理を容易に行うことのできるラゲージトリムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0010

図1は、この発明に係るラゲージトリムの組立前の状態を示す平面図である。
図2は、この発明に係るラゲージトリムの組立前の状態を示す側面図である。
図3は、図1のラゲージトリムにおける折り曲げ方向を示す図である。
図4は、図1のラゲージトリムを組み立てる状態を示す図である。
図5は、図1のラゲージトリムを組み立てた状態を示す図である。
図6は、従来のラゲージトリムを示す斜視図である。

実施例

0011

以下、本発明にかかる実施の形態につき、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は、この発明に係るラゲージトリムの組立前の状態を示す平面図、図2は、図1の側面図である。
尚、以下においては、同一部分を同一符号で示した各部の構成について、符号を引用してそれぞれ説明する。また、以下に説明する各図においては、繁雑になるのを避けるため、それぞれ代表される各部のみを符号で示し、また図に応じて符号の一部を適宜省略した状態で示している。

0012

本発明に係るラゲージトリム1は、図1図2に示すように車体ボディ(図示せず)への組み付け前において、硬質熱可塑性樹脂により形成された1枚の板部材2からなる。具体的には、前記板部材2は、ラゲージルーム内の前後左右方向の内壁(図示せず)にそれぞれ対応する複数の壁部14が同一方向に臨む面として連続形成され、その連続して形成された異なる壁部14間にライン状の凹部5が形成されている。
即ち、本発明に係るラゲージトリム1は、前記板部材2の凹部5を折り曲げることにより、前記複数の壁部14がラゲージルーム内の前後左右方向の内壁にそれぞれ臨む状態に立体形状に組み立てられ、前記ラゲージルームの内壁に組み付けられる。

0013

前記板部材2の中央には、この板部材2の一端部から他端部まで穿設された長尺状の貫通孔2aが設けられている。この貫通孔2aが設けられていることにより、その両端部に形成された連結部3,4によって繋がれて、車両の左右にそれぞれ対応する2つのサブ板部材20、21が構成される。
図2に示すように、前記サブ板部材20,21の表裏面には、このサブ板部材20、21を折り曲げるための断面鋭角状の前記凹部5が直線状に複数本形成されている。折り曲げ方向は、図3(a)に示すように、前記凹部5が板部材2の上面側に形成されている場合、図3(b)に示すように下面側(即ち凹部形成側とは反対側)に向けて折り曲げ可能となる。

0014

また、前記サブ板部材20,21の間に形成された前記貫通孔2aの内周縁部には、前記複数の壁部14ごとにラゲージルームの底面に固定される足部15が設けられている。前記壁部14と足部15との間には、板部材2の長手方向に沿った直線状の凹部5が形成されている。
さらに、サブ板部材20の長手方向の両端には、サブ板部材21の長手方向の両端とそれぞれ連結するための係止部が設けられている。即ち、前記係止部としてサブ板部材20の長手方向の両端には、鉤状突起6、7がそれぞれ設けられ、サブ板部材21の長手方向の両端には、組立時に前記鉤状突起6、7がそれぞれ差し込まれて係止する係止孔9、11が形成された係止片8、10が設けられている。
また、サブ板部材20,21の各壁部14には、壁部14をラゲージルームの内壁に対しクリップ(図示せず)により固定可能とするための複数のクリップ孔13が形成されている。

0015

このように形成された板部材2を組み立てる場合、前記のように凹部5の形成位置に従い、連続形成された複数の壁部14と足部15とを折り曲げる。これにより、図4の斜視図に示すように壁部14が起立した状態で、サブ板部材20とサブ板部材21とが対向した状態を形成することができる。そして、前記連結部3,4を軸に2つのサブ板部材20、21を回転させ、サブ板部材20の鉤状突起6、7をサブ板部材21の係止孔9、11に差し込んで係止することにより、図5に示すようにサブ板部材20とサブ板部材21とが一体化された筒状のラゲージトリム1が形成される。ここで、図4に一部拡大して示すA矢視図(ラゲージトリム1の内側から見た図)のように、サブ板部材20とサブ板部材21とを繋ぐ連結部3,4は、内側に折り曲げることにより目立たない状態で収容することができる。

0016

このように組み立てられるラゲージトリム1をラゲージルームの内壁に組み付ける場合、ラゲージトリム1を車体ボディの外側から、板部材2の状態、或いは組み立てた状態でラゲージルームに入れ込む。
そして、作業者は、ラゲージルーム内でラゲージトリム1が組み立てられた状態とし(即ち、ラゲージルーム内で組み立ててもよい)、図5に矢印で示す方向(車両後方側から見てFRは前方、Rは右側、Lは左側)にラゲージトリム1を車体ボディ外から押し込む。そして、ラゲージルームの前後左右方向の内壁に沿ってラゲージトリム1が設置されると、クリップ孔13にクリップ(図示せず)を嵌め込むことにより車体ボディに固定される。

0017

以上のように構成されたラゲージトリム1によれば、1枚の板部材2から容易に組み立てることができ、従来分割されていたフロントトリムとサイドトリムとが一体成形されている。このため、ラゲージルームへの組み付けの際には、作業者が車体ボディ内に入らなくても所定位置への設置、取り付けを車体ボディ外から容易且つ安全に行うことができる。
また、従来、複数の部品からなるラゲージトリムを1つの部品とすることができるため、部品点数が減って物流管理が容易となり、製造ラインサイドでのスペースも小さいものとすることができる。

0018

尚、前記実施の形態においては、板部材2において説明を容易なものとするために壁部14は平面状のものを示したが、本発明に係るラゲージトリムにおいては、その形態に限定されるものではなく、ラゲージルームの内壁に沿った(凹凸いずれの)曲面加工形成されていてもよい。

0019

1ラゲージトリム
2板部材
3 連結部
4 連結部
5 凹部
6鉤状突起(係止部)
7 鉤状突起(係止部)
8係止片
9係止孔(係止部)
10 係止片
11 係止孔(係止部)
13クリップ孔
14 壁部
15足部
20サブ板部材
21 サブ板部材

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