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技術 排水管路構造

出願人 タキロンシーアイ株式会社
発明者 片岡史朗吉田一正石川尚登
出願日 2009年2月9日 (11年1ヶ月経過) 出願番号 2009-026852
公開日 2010年8月19日 (9年7ヶ月経過) 公開番号 2010-180655
状態 拒絶査定
技術分野 流し・廃水用設備
主要キーワード 迂回管路 異径継手 管路閉塞 直管継手 チーズ継手 横排水管 貯水室 サイフォン現象
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年8月19日)のものです。
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図面 (5)

課題

通気管吸気弁を不要とし、排水管路縦排水管とその下流側の横排水管との間で排水の流速等を抑制して、排水管路内での負圧の発生に起因する排水トラップ封水破壊を防止できる排水管路構造を提供する。

解決手段

排水設備1からの排水を流す排水管路の縦排水管4とその下流側の横排水管5との間に、縦排水管4を流下した排水が下流側の横排水管5に直接流れ込まないように排水を迂回させる迂回管路6を設けた構成の排水管路構造とする。迂回管路6内で排水の流速や水勢を抑えて排水管路の閉塞及び負圧の発生を防止し、排水設備1の排水トラップ1bの封水破壊を防止する。縦排水管4と横排水管5との接続箇所から横排水管5の途中の箇所まで、縦排水管を流下した排水の一部を迂回させる迂回管路を設ける構成としてもよい。

概要

背景

排水設備、例えば水洗便器等の衛生器具設備から多量の排水を排水管路に勢いよく流すと、排水管路が排水によって閉塞されやすくなり、このように排水が排水管路を閉塞したまま流れると、閉塞部分より上流側の排水管路内に負圧が発生するため、衛生器具設備に設けられた排水トラップ封水破壊を生じる恐れがある。特に、器具排水流量(衛生器具設備などの排水設備からの単位時間当たりの排水流量)が多い水洗便器等から排水を流す排水管路に、手洗いなどからの排水を流す雑排水管が接続されている場合に、上記の現象は起こりやすく、これを防止するために、水洗便器等からの排水管路の途中に通気管を設けて、該通気管の上端臭気逆流防止用ドルゴ弁を設ける等の手段が採られている(特許文献1参照)。

また、便器排水用の水を貯溜するロータンク貯水室吸気弁室に分割し、吸気弁を先端に備えた吸気管を吸気弁室に配設して、該吸気管を便器の排水トラップの下流側の排水管に接続することにより、トラップ保護機能を便器のロータンクに付与したものも知られている(特許文献2)。

更に、排水集合管継手に少なくとも2本の横枝管対向状態で接続された排水システムにおいて、その横枝管の途中に、排水を蛇行させて減速させる排水減速部を設けたものも知られている(特許文献3)。

概要

通気管や吸気弁を不要とし、排水管路の縦排水管とその下流側の横排水管との間で排水の流速等を抑制して、排水管路内での負圧の発生に起因する排水トラップの封水破壊を防止できる排水管路構造を提供する。排水設備1からの排水を流す排水管路の縦排水管4とその下流側の横排水管5との間に、縦排水管4を流下した排水が下流側の横排水管5に直接流れ込まないように排水を迂回させる迂回管路6を設けた構成の排水管路構造とする。迂回管路6内で排水の流速や水勢を抑えて排水管路の閉塞及び負圧の発生を防止し、排水設備1の排水トラップ1bの封水破壊を防止する。縦排水管4と横排水管5との接続箇所から横排水管5の途中の箇所まで、縦排水管を流下した排水の一部を迂回させる迂回管路を設ける構成としてもよい。

目的

本発明は上記事情の下になされたもので、その解決しようとする課題は、従来の通気管や吸気弁を不要とし、排水管路の縦排水管とその下流側の横排水管との間で排水の流速等を抑制して、排水管路内での負圧の発生に起因する排水トラップの封水破壊を防止できるようにした排水管路構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

排水設備からの排水を流す排水管路縦排水管とその下流側の横排水管との間に、縦排水管を流下した排水が下流側の横排水管に直接流れ込まないように排水を迂回させる迂回管路を設けたことを特徴とする排水管路構造

請求項2

排水設備からの排水を流す排水管路の縦排水管とその下流側の横排水管との接続箇所から横排水管の途中の箇所まで、縦排水管を流下した排水の一部を迂回させる迂回管路を設けたことを特徴とする排水管路構造。

請求項3

迂回管路の切断開口面積が縦排水管及び横排水管の切断開口面積よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水管路構造。

請求項4

迂回管路の入口に、排水の水勢減衰させる排水衝突部を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の排水管路構造。

請求項5

迂回管路の屈曲部に、排水の水勢を減衰させる排水衝突部を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の排水管路構造。

技術分野

0001

本発明は、排水設備からの排水を流す排水管路構造に関し、特に、縦排水管と下流側の横排水管との間で排水の流速等を抑制して、排水管路内に負圧が生じないように改良した排水管路構造に関する。

背景技術

0002

排水設備、例えば水洗便器等の衛生器具設備から多量の排水を排水管路に勢いよく流すと、排水管路が排水によって閉塞されやすくなり、このように排水が排水管路を閉塞したまま流れると、閉塞部分より上流側の排水管路内に負圧が発生するため、衛生器具設備に設けられた排水トラップ封水破壊を生じる恐れがある。特に、器具排水流量(衛生器具設備などの排水設備からの単位時間当たりの排水流量)が多い水洗便器等から排水を流す排水管路に、手洗いなどからの排水を流す雑排水管が接続されている場合に、上記の現象は起こりやすく、これを防止するために、水洗便器等からの排水管路の途中に通気管を設けて、該通気管の上端臭気逆流防止用ドルゴ弁を設ける等の手段が採られている(特許文献1参照)。

0003

また、便器排水用の水を貯溜するロータンク貯水室吸気弁室に分割し、吸気弁を先端に備えた吸気管を吸気弁室に配設して、該吸気管を便器の排水トラップの下流側の排水管に接続することにより、トラップ保護機能を便器のロータンクに付与したものも知られている(特許文献2)。

0004

更に、排水集合管継手に少なくとも2本の横枝管対向状態で接続された排水システムにおいて、その横枝管の途中に、排水を蛇行させて減速させる排水減速部を設けたものも知られている(特許文献3)。

先行技術

0005

特開2003−96892号公報
特開2002−106017号公報
特開2007−277977号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、前記特許文献1のような手段で水洗便器等の排水トラップの封水破壊を防止する場合は、排水管路の途中に通気管を接続、配管する作業が面倒であり、ドルゴ弁などの吸気弁も必要になることから、コストアップを招くという問題がある。

0007

また、前記特許文献2のように、便器のロータンクにトラップ保護機能を付与したものは、排水管路それ自体の構造は簡素であるが、ロータンクの構造が複雑になるので、やはりコストアップを招くという問題がある。

0008

そして、前記特許文献3のように、横枝管の途中に排水を蛇行させて減速させる排水減速部を設けたものは、減速された排水が横枝管を逆流する恐れがあり、また、排水減速部から上流側の横枝管に排水が滞留して満水状態となり、横枝管に接続された水洗便器等の排水トラップがサイフォン現象によって封水破壊する恐れもあった。

0009

本発明は上記事情の下になされたもので、その解決しようとする課題は、従来の通気管や吸気弁を不要とし、排水管路の縦排水管とその下流側の横排水管との間で排水の流速等を抑制して、排水管路内での負圧の発生に起因する排水トラップの封水破壊を防止できるようにした排水管路構造を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するため、本発明に係る第一の排水管路構造は、排水設備からの排水を流す排水管路の縦排水管とその下流側の横排水管との間に、縦排水管を流下した排水が下流側の横排水管に直接流れ込まないように排水を迂回させる迂回管路を設けたことを特徴とするものである。

0011

そして、本発明に係る第二の排水管路構造は、排水設備からの排水を流す排水管路の縦排水管とその下流側の横排水管との接続箇所から横排水管の途中の箇所まで、縦排水管を流下した排水の一部を迂回させる迂回管路を設けたことを特徴とするものである。

0012

本発明の第一及び第二の排水管路構造においては、迂回管路の切断開口面積を縦排水管及び横排水管の切断開口面積よりも大きくすることが望ましい。また、迂回管路の入口に排水の水勢減衰させる排水衝突部を設けることが望ましく、更に、迂回管路の屈曲部に排水の水勢を減衰させる排水衝突部を設けることも望ましい。尚、上記の「切断開口面積」とは、迂回管路、縦排水管、横排水管をそれぞれの中心線に対して垂直に切断したときの開口面積を意味する。

発明の効果

0013

本発明の第一の排水管路構造によれば、縦排水管を流下した排水の全てが迂回管路を流れ、迂回管路内で流速や水勢が抑えられて横排水管に流れ込むため、器具排水流量(衛生器具設備などの排水設備からの単位時間当たりの排水流量)のピーク緩和されて、排水管路が閉塞し難くなる。従って、排水管路内で負圧が発生し難くなるので、衛生器具設備などの排水設備の排水トラップが負圧によって封水破壊されるのを防止することができる。

0014

また、本発明の第二の排水管路構造によれば、縦排水管を流下した排水が縦排水管と横排水管との接続箇所で二分され、排水の一部は横排水管に直接流れ込むが、排水の他の一部は迂回管路に流れ込み、迂回管路内で流速や水勢が抑えられて横排水管の途中の箇所から合流するため、第一の排水管路構造と同様に、器具排水流量のピークが緩和されて排水管路が閉塞し難くなる。従って、本発明の第二の排水管路構造も排水管路内で負圧が発生し難くなるので、衛生器具設備などの排水設備の排水トラップが負圧によって封水破壊されるのを防止することができる。

0015

このように、本発明の第一の排水管路構造は、縦排水管と下流側の横排水管との間に迂回管路を設けることによって、また、第二の排水管路構造は、縦排水管と横排水管との接続箇所から横排水管の途中の箇所まて迂回管路を設けることによって、排水管路の閉塞と負圧の発生を抑え、衛生器具設備などの排水設備の排水トラップの封水破壊を防止するものであるから、前記特許文献1に記載されているような封水破壊防止用の通気管や吸気弁が全く不要となる。

0016

そして、迂回管路の切断開口面積を縦排水管及び横排水管の切断開口面積よりも大きくしたものは、縦排水管から迂回管路に流れ込んだ排水が切断開口面積の大きい迂回管路内で一時的に滞留し、排水の流速や水勢が更に抑えられて排水管路が一層閉塞し難くなるため、排水トラップの封水破壊防止効果が顕著になる。しかも、切断開口面積の大きい迂回管路は内容積が大きく満水になり難いので、サイフォン現象によって排水設備の排水トラップが封水破壊することもない。

0017

また、迂回管路の入口に排水の水勢を減衰させる排水衝突部を設けたものや、迂回管路の屈曲部に排水の水勢を減衰させる排水衝突部を設けたものは、縦排水管から排水が迂回管路に流れ込むときや、迂回管路の屈曲部で流れの方向を転換するときに、排水が排水衝突部に衝突して水勢や流速が更に減衰されるため、排水管路がより一層閉塞し難くなり、排水トラップの封水破壊防止効果が更に顕著になる。

図面の簡単な説明

0018

本発明の一実施形態に係る排水管路構造の説明図である。
同排水管路構造の要部拡大図である。
図2のA−A線断面図(同排水管路構造の要部平面図)である。
本発明の他の実施形態に係る排水管路構造の要部平面図である。

実施例

0019

図1は水洗便器からの排水を流す排水管路構造を例示したものであって、1はトイレの床面2に設置された洋式の水洗便器を示しており、この便器1の内部には、便鉢部1aと、臭気の逆流を防止する排水トラップ部1bと、その下流側の排水通路部1cが連続して形成されている。この排水通路部1cの下端には、床面2に取付けられた接続アダプタ3を介して、床下の縦排水管4が接続されており、この縦排水管4と床下に配管された下流側の横排水管5との間には、図3に示すように上方から見たとき横排水管5の上流側(図3では左側)にコ字状に屈曲する迂回管路6が設けられている。そして、横排水管5には、手洗い7などの他の排水設備からの雑排水管8も接続されている。

0020

上記の迂回管路6は、縦排水管4を流下した排水が下流側の横排水管5に直接流れ込まないように排水を迂回させ、流速や水勢を抑えて排水管路の閉塞を防止するものであって、図1図3に示す実施形態では、流速や水勢の抑制作用を一層高めるために、迂回管路6の切断開口面積を縦排水管4及び横排水管5の切断開口面積よりも大きくしている。即ち、この迂回管路6は、縦排水管4及び横排水管5よりも直径が大きい大径短管61の両端に大径直角エルボ継手62,62を接続すると共に、これらの大径直角エルボ継手62,62に大径短管63,63を介して異径継手64,64を接続することにより、縦排水管4及び横排水管5よりも切断開口面積が大きいコ字状の管路を構成したものであって、一方の異径継手64は縦排水管4の下端の直角エルボ継手41に接続されており、他方の異径継手64は直管継手51を介して横排水管5の上流側端部に接続されている。

0021

そして、縦排水管4から迂回管路6に流れ込む排水の水勢を更に減衰させるため、迂回管路6の入口に該当する一方の大径短管63の内部には、突片状の排水衝突部65aが形成されており、また、迂回管路6の二箇所の屈曲部に該当する大径直角エルボ継手62,62の内部にも、突片状の排水衝突部65b,65cが形成されている。

0022

迂回管路6の入口の排水衝突部65aは、大径短管63の内面上部から下向きに突設され、縦排水管4を勢い良く流下した排水が直角エルボ継手41で巻上がって該排水衝突部65aに衝突することにより、水勢が減衰されると共に、排水中の固形物破砕されるようになっている。これに対し、迂回管路6の屈曲部の排水衝突部65b,65cは、大径直角エルボ継手62,62の内面下部から上向きに突設され、迂回管路6内を流れる排水が該排水衝突部65b,65cに衝突することによって、水勢が更に減衰されると共に、排水中の固形物が更に破砕されるようになっている。排水衝突部65aのように迂回管路6の入口の内面上部から下向きに突設されていると、排水中の固形物が該排水衝突部65aに引掛かって残留する心配がなく、また、屈曲部の排水衝突部65b,65cのように大径短管61の中心線と平行方向又は直角方向に形成されていると、屈曲部を流れる排水が排水衝突部65b,65cに斜めに衝突するため、やはり固形物が引掛かって残留する心配がない。従って、この迂回管路6は、排水衝突部65a,65b,65cが形成されていても、固形物が残留して臭気や虫の発生源になったり、管路閉塞の原因となる恐れはない。尚、上記の排水衝突部65aは、迂回管路6の入口側の異径継手64の内面上部から下向きに突設してもよい。

0023

以上のような迂回管路6を縦排水管4と下流側の横排水管5との間に設けた排水管路構造にあっては、縦排水管4を流下した排水の全てが迂回管路6を流れ、迂回管路6の屈曲部で流れの方向を転換する度に流速や水勢が抑えられて横排水管5に流れ込むため、器具排水流量のピークが緩和されて排水管路が閉塞し難くなる。従って、排水管路内で負圧が発生し難くなるので、水洗便器1の排水トラップ1bや手洗い7の排水トラップ7aが負圧によって封水破壊されるのを防止することができる。特に、この実施形態の排水管路構造のように、迂回管路6の切断開口面積を縦排水管4及び横排水管5の切断開口面積よりも大きくし、迂回管路6の入口と屈曲部に排水衝突部65a,65b,65cを形成してあると、縦排水管4から迂回管路6に流れ込む排水が入口の排水衝突部65aに衝突して水勢が弱められ、切断開口面積の大きい迂回管路6内で減速して一時的に滞留し、屈曲部の排水衝突部65b,65cで更に水勢が弱められて、横排水管5へ流れ込むため、排水管路が一層閉塞し難くなり、負圧による排水トラップの封水破壊防止効果が顕著になる。また、切断開口面積の大きい迂回管路6は内容積が大きく満水になり難いので、サイフォン現象によって水洗便器1の排水トラップ1bが封水破壊する心配もない。

0024

上記のように、この排水管路構造は、縦排水管4と下流側の横排水管5との間に迂回管路6を設けることによって排水管路の閉塞と負圧の発生を抑え、水洗便器1などの衛生器具設備の排水トラップの封水破壊を防止するものであるから、従来の封水破壊防止用の通気管や吸気弁が全く不要となる。

0025

図1図3に示す実施形態の排水管路構造では、水平方向に直角に屈曲する二つの屈曲部を備えたコ字状の迂回管路6を設けているが、迂回管路はこれに限定されるものではなく、水平方向に直角又は鈍角(場合によっては鋭角)に屈曲する屈曲部を二つ以上備えて排水の水勢を充分減衰できる迂回管路であればよい。但し、屈曲部の数が多過ぎる迂回管路は、排水の流速や水勢を減衰させる作用に優れる反面、迂回管路内での排水の流れが悪くなり過ぎて迂回管路から上流側の排水管路が満水状態となり、サイフォン現象で水洗便器1の排水トラップ1bが封水破壊する恐れが生じるので好ましくない。好ましい迂回管路は、2〜4の屈曲部を有するものである。

0026

次に、図4を参照して本発明の他の実施形態に係る排水管路構造を説明する。

0027

この排水管路構造は、排水設備からの排水を流す排水管路の縦排水管4とその下流側の横排水管5との接続箇所から横排水管5の途中の箇所まで、縦排水管4を流下した排水の一部を迂回させる迂回管路60を設けたものであって、縦排水管4の下端には、分岐用継手42(X軸,Y軸,Z軸の方向に三つの接続口を有する継手)を介して、横排水管5の上流側端部と迂回管路60の上流側端部が直角に分岐して接続されている。

0028

上記の迂回管路60は、縦排水管4及び横排水管5と同じ直径を有する短管66の両端に、直角エルボ継手67,67を介して同じ直径の短管68,68を接続することにより、横排水管5の側方にコ字状に屈曲する管路を構成したものであって、この迂回管路60の一端側(上流側)の短管68は縦排水管4の下端の継手42に接続されており、他端側(下流側)の短管68は横排水管5の途中のチーズ継手52に接続されている。

0029

この排水管路構造の全体構成は、図1に示す排水管路構造と同様であるので、説明を省略する。

0030

上記実施形態の排水管路構造にあっては、縦排水管4を流下した排水が縦排水管4と横排水管5との接続箇所の継手42で分岐され、排水の一部は横排水管5に直接流れ込むが、排水の他の一部は迂回管路60に流れ込み、迂回管路60内で流速や水勢が抑えられて横排水管5の途中のチーズ継手52のところから横排水管5に合流するため、前述した実施形態の排水管路構造と同様に、器具排水流量のピークが緩和されて排水管路が閉塞し難くなる。従って、この実施形態の排水管路構造も排水管路内で負圧が発生し難くなるので、水洗便器1の排水トラップ1bが負圧によって封水破壊されるのを防止することができる。

0031

尚、この実施形態の排水管路構造においても、迂回管路60の切断開口面積を縦排水管4及び横排水管5の切断開口面積より大きくしたり、迂回管路60の入口や屈曲部に排水衝突部を設けたりして、排水の流速や水勢の抑制作用を更に向上させ、排水管路の閉塞防止効果、負圧による排水トラップの封水破壊防止効果を一層高めるようにしても勿論よい。また、コ字状の迂回管路60に代えて、水平方向に直角又は鈍角(場合によっては鋭角)に屈曲する二つ以上の屈曲部を備えた迂回管路を設けるようにしても勿論よい。

0032

1水洗便器(排水設備)
1b 水洗便器の排水トラップ部
4縦排水管
5横排水管
6,60迂回管路
65a,65b,65c 排水衝突部

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