図面 (/)

技術 表示装置、表示方法及び表示処理プログラム

出願人 ブラザー工業株式会社
発明者 菅股裕樹
出願日 2009年1月26日 (11年11ヶ月経過) 出願番号 2009-014687
公開日 2010年8月5日 (10年4ヶ月経過) 公開番号 2010-170499
状態 拒絶査定
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード Y座標 拡大情報 表示拡大率 読書中 前回最後 拡大位置 拡大状態 表示ページ番号
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年8月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

ユーザが閲覧したことがあるコンテンツを他の表示装置で閲覧する場合でも、前回コンテンツの表示終了直前に表示されたページを最初に表示することが可能な表示装置、表示方法及び表示処理プログラムを提供する。

解決手段

指示に基づいて選択されたコンテンツを、記憶内容書き換え着脱とが可能な不揮発性可搬型記憶手段から読み出し表示手段に表示させる読み出し表示手段と、指示に基づいて、表示手段に表示中のコンテンツのページを切り替え表示切替手段と、選択されたコンテンツの表示の終了の直前に表示したページを示す表示ページ情報を、所定タイミングで当該コンテンツに対応付けて可搬型記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、読み出し表示手段は、選択されたコンテンツに対応する表示ページ情報を可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページを表示させる。

概要

背景

現在、電子文書等のコンテンツ閲覧するための表示装置が広く知られている。一般的にこうした表示装置においては、ユーザ操作によって複数のコンテンツを切り替えながら表示することができるようになっている。このような態様において、コンテンツを切り替える度にコンテンツの最初の1ページ目が表示されていたのでは、ユーザが前回途中まで閲覧していたページまで辿り着くのに時間と手間とを要するという不都合が存在する。

かかる不都合を解消するため、特許文献1には、メモリカード等に記憶され閲覧されたコンテンツについて、ユーザが読み進んだ最終の表示ページ既読ページとして管理テーブルに記憶し、メニューから選択されたコンテンツの既読ページの情報を取得し、そのコンテンツの既読ページを表示する表示装置が記載されている。

概要

ユーザが閲覧したことがあるコンテンツを他の表示装置で閲覧する場合でも、前回コンテンツの表示終了直前に表示されたページを最初に表示することが可能な表示装置、表示方法及び表示処理プログラムを提供する。 指示に基づいて選択されたコンテンツを、記憶内容書き換え着脱とが可能な不揮発性可搬型記憶手段から読み出し表示手段に表示させる読み出し表示手段と、指示に基づいて、表示手段に表示中のコンテンツのページを切り替える表示切替手段と、選択されたコンテンツの表示の終了の直前に表示したページを示す表示ページ情報を、所定タイミングで当該コンテンツに対応付けて可搬型記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、読み出し表示手段は、選択されたコンテンツに対応する表示ページ情報を可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページを表示させる。

目的

本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが閲覧したことがあるコンテンツを他の表示装置で閲覧する場合でも、前回コンテンツの表示終了直前に表示されたページを最初に表示することが可能な表示装置、表示方法及び表示処理プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数ページで構成されるコンテンツを表示する表示手段と、指示を入力するために用いられる入力手段と、前記指示に基づいて選択された前記コンテンツを、記憶内容書き換え着脱とが可能な不揮発性可搬型記憶手段から読み出し前記表示手段に表示させる読み出し表示手段と、前記指示に基づいて、前記表示手段に表示中の前記コンテンツのページ切り替え表示切替手段と、前記選択されたコンテンツの表示の終了の直前に表示したページを示す表示ページ情報を、所定タイミングで当該コンテンツに対応付けて前記可搬型記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、前記読み出し表示手段は、前記選択されたコンテンツに対応する前記表示ページ情報を前記可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページを表示させることを特徴とする表示装置

請求項2

請求項1に記載の表示装置において、前記可搬型記憶手段には、前記コンテンツ自体に関する情報が付加情報として付加された当該コンテンツが記憶され、前記記憶制御手段は、前記選択され前記可搬型記憶手段に記憶されている前記コンテンツに付加された前記付加情報中に前記表示ページ情報を設定することを特徴とする表示装置。

請求項3

請求項1または請求項2に記載の表示装置において、前記表示切替手段は、前記指示に基づいて、前記表示手段による前記コンテンツの表示倍率と、当該コンテンツ1ページのうち前記表示手段に表示させる範囲と、の少なくとも何れか一方を切り替え、前記記憶制御手段は、前記表示ページ情報と、前記選択されたコンテンツの表示の終了の直前における前記表示倍率及び前記範囲を示す表示情報と、を前記可搬型記憶手段に記憶させ、前記読み出し表示手段は、前記表示ページ情報及び前記表示情報を前記可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページにおいて当該表示情報が示す範囲を、当該表示情報が示す表示倍率で表示させることを特徴とする表示装置。

請求項4

請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示装置において、前記記憶制御手段は、前記選択されたコンテンツの表示を終了させるときに、その時点で前記表示手段に表示させていたページを示す前記表示ページ情報を記憶させることを特徴とする表示装置。

請求項5

請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示装置において、前記記憶制御手段は、電源から前記表示手段への電力供給が停止するときに、その時点で前記表示手段に表示させていたページを示す前記表示ページ情報を記憶させることを特徴とする表示装置。

請求項6

請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示装置において、電源から記憶保持のための電力が供給される揮発性記憶手段を更に備え、前記記憶制御手段は、前記揮発性記憶手段へ電力が供給されているとき、前記表示手段に表示中のページを示す表示中ページ情報を前記揮発性記憶手段に記憶させ、前記揮発性記憶手段への電力供給が停止する前に、当該揮発性記憶手段に記憶されている前記表示中ページ情報を前記表示ページ情報として前記可搬型記憶手段に記憶させることを特徴とする表示装置。

請求項7

複数ページで構成されるコンテンツを表示する表示手段と、指示を入力するために用いられる入力手段と、を備える表示装置に含まれるコンピュータを、前記指示に基づいて選択された前記コンテンツを、記憶内容の書き換えと着脱とが可能な不揮発性の可搬型記憶手段から読み出し前記表示手段に表示させる読み出し表示手段、前記指示に基づいて、前記表示手段に表示中の前記コンテンツのページを切り替える表示切替手段、前記選択されたコンテンツの表示の終了の直前に表示したページを示す表示ページ情報を、所定タイミングで当該コンテンツに対応付けて前記可搬型記憶手段に記憶させる記憶制御手段、として機能させ、前記読み出し表示手段としての前記コンピュータを、前記選択されたコンテンツに対応する前記表示ページ情報を前記可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページを表示させるように機能させることを特徴とする表示処理プログラム

請求項8

複数ページで構成されるコンテンツを表示する表示手段と、指示を入力するために用いられる入力手段と、を備える表示装置における表示方法であって、前記指示に基づいて選択された前記コンテンツを、記憶内容の書き換えと着脱とが可能な不揮発性の可搬型記憶手段から読み出し前記表示手段に表示させる読み出し表示工程と、前記指示に基づいて、前記表示手段に表示中の前記コンテンツのページを切り替える表示切替工程と、前記選択されたコンテンツの表示の終了の直前に表示したページを示す表示ページ情報を、所定タイミングで当該コンテンツに対応付けて前記可搬型記憶手段に記憶させる記憶工程と、を有し、前記読み出し表示工程においては、前記選択されたコンテンツに対応する前記表示ページ情報を前記可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページを表示させることを特徴とする表示方法。

技術分野

0001

本発明は、コンテンツページ単位で表示する表示装置表示方法及び表示処理プログラムの技術分野に関する。

背景技術

0002

現在、電子文書等のコンテンツを閲覧するための表示装置が広く知られている。一般的にこうした表示装置においては、ユーザ操作によって複数のコンテンツを切り替えながら表示することができるようになっている。このような態様において、コンテンツを切り替える度にコンテンツの最初の1ページ目が表示されていたのでは、ユーザが前回途中まで閲覧していたページまで辿り着くのに時間と手間とを要するという不都合が存在する。

0003

かかる不都合を解消するため、特許文献1には、メモリカード等に記憶され閲覧されたコンテンツについて、ユーザが読み進んだ最終の表示ページ既読ページとして管理テーブルに記憶し、メニューから選択されたコンテンツの既読ページの情報を取得し、そのコンテンツの既読ページを表示する表示装置が記載されている。

先行技術

0004

特開2007−41717号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記特許文献1に記載の表示装置は、管理テーブルを装置本体に記憶させているため、コンテンツを記憶したメモリカード等を他の表示装置に装着してそのコンテンツを閲覧するときには、既読ページからコンテンツを表示させることができなかった。

0006

そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが閲覧したことがあるコンテンツを他の表示装置で閲覧する場合でも、前回コンテンツの表示終了直前に表示されたページを最初に表示することが可能な表示装置、表示方法及び表示処理プログラムを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、本発明の一つの観点では、複数ページで構成されるコンテンツを表示する表示手段と、指示を入力するために用いられる入力手段と、前記指示に基づいて選択された前記コンテンツを、記憶内容書き換え着脱とが可能な不揮発性可搬型記憶手段から読み出し前記表示手段に表示させる読み出し表示手段と、前記指示に基づいて、前記表示手段に表示中の前記コンテンツのページを切り替える表示切替手段と、前記選択されたコンテンツの表示の終了の直前に表示したページを示す表示ページ情報を、所定タイミングで当該コンテンツに対応付けて前記可搬型記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、前記読み出し表示手段は、前記選択されたコンテンツに対応する前記表示ページ情報を前記可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページを表示させることを特徴とする。

0008

よって、コンテンツの表示の終了の直前に表示されたページを示す表示ページ情報が可搬型記憶手段に記憶され、選択されたコンテンツが可搬型記憶手段から読み出され表示される際に、当該コンテンツに対応する表示ページ情報が可搬型記憶手段から読み出され、当該表示ページ情報が示すページが表示されるので、本発明に係る表示装置と同じ構成を有する他の表示装置にこの可搬型記憶手段を装着することで、同じコンテンツを当該他の表示装置が表示する際にも、前回表示終了直前に表示されたページを最初に表示することができる。

0009

また、前記表示装置において、前記可搬型記憶手段には、前記コンテンツ自体に関する情報が付加情報として付加された当該コンテンツが記憶され、前記記憶制御手段は、前記選択され前記可搬型記憶手段に記憶されている前記コンテンツに付加された前記付加情報中に前記表示ページ情報を設定することを特徴とする。

0010

よって、表示ページ情報は、コンテンツの付加情報に設定されるので、表示ページ情報を記憶させるためのテーブル等の領域を予め確保する必要がなく、それゆえ、表示ページ情報を記憶させておける個数がテーブル等の容量に制限されず、可搬型記憶手段に記憶されているコンテンツ全てに対して表示ページ情報を記憶させることができる。

0011

また、前記表示装置において、前記表示切替手段は、前記指示に基づいて、前記表示手段による前記コンテンツの表示倍率と、当該コンテンツ1ページのうち前記表示手段に表示させる範囲と、の少なくとも何れか一方を切り替え、前記記憶制御手段は、前記表示ページ情報と、前記選択されたコンテンツの表示の終了の直前における前記表示倍率及び前記範囲を示す表示情報と、を前記可搬型記憶手段に記憶させ、前記読み出し表示手段は、前記表示ページ情報及び前記表示情報を前記可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページにおいて当該表示情報が示す範囲を、当該表示情報が示す表示倍率で表示させることを特徴とする。

0012

よって、表示装置がコンテンツを拡大または縮小して表示することができる場合において、前回表示終了直前に表示されたページを、そのときの表示倍率と範囲とで表示することができる。

0013

また、前記表示装置において、前記記憶制御手段は、前記選択されたコンテンツの表示を終了させるときに、その時点で前記表示手段に表示させていたページを示す前記表示ページ情報を記憶させることを特徴とする。

0014

よって、ページが切り替わる都度、表示ページ情報が可搬型記憶手段に記憶されるということがないので、可搬型記憶手段が書き込み回数に限りがある場合において、当該可搬型記憶手段の寿命延ばすことができる。

0015

また、前記表示装置において、前記記憶制御手段は、前記電源から前記表示手段への電力供給が停止するときに、その時点で前記表示手段に表示させていたページを示す前記表示ページ情報を記憶させることを特徴とする。

0016

よって、表示手段が電源からの電力供給が絶たれたときでもコンテンツの表示を維持する不揮発性表示手段である場合において、コンテンツの表示を終了させることなく前記表示手段への電力供給が停止されたとしても、他の表示装置に可搬型記憶手段を装着することで、同じコンテンツを当該他の表示装置が表示する際にも、前記表示手段への電力供給の停止時に表示されたページを最初に表示することができる。しかも、ページが切り替わる都度、表示ページ情報が可搬型記憶手段に記憶されるということがないので、可搬型記憶手段が書き込み回数に限りがある場合において、当該可搬型記憶手段の寿命を延ばすことができる。

0017

また、前記表示装置において、電源から記憶保持のための電力が供給される揮発性記憶手段を更に備え、前記記憶制御手段は、前記揮発性記憶手段へ電力が供給されているとき、前記表示手段に表示中のページを示す表示中ページ情報を前記揮発性記憶手段に記憶させ、前記揮発性記憶手段への電力供給が停止する前に、当該揮発性記憶手段に記憶されている前記表示中ページ情報を前記表示ページ情報として前記可搬型記憶手段に記憶させることを特徴とする。

0018

よって、ページが切り替わる都度、表示ページ情報が可搬型記憶手段に記憶されるということがないので、可搬型記憶手段が書き込み回数に限りがある場合において、当該可搬型記憶手段の寿命を延ばすことができ、表示中のページの管理を揮発性記憶手段と可搬型記憶手段とを用いて効率良く行うことができる。

0019

本発明の他の観点では、複数ページで構成されるコンテンツを表示する表示手段と、指示を入力するために用いられる入力手段と、を備える表示装置に含まれるコンピュータを、前記指示に基づいて選択された前記コンテンツを、記憶内容の書き換えと着脱とが可能な不揮発性の可搬型記憶手段から読み出し前記表示手段に表示させる読み出し表示手段、前記指示に基づいて、前記表示手段に表示中の前記コンテンツのページを切り替える表示切替手段、前記選択されたコンテンツの表示の終了の直前に表示したページを示す表示ページ情報を、所定タイミングで当該コンテンツに対応付けて前記可搬型記憶手段に記憶させる記憶制御手段、として機能させ、前記読み出し表示手段としての前記コンピュータを、前記選択されたコンテンツに対応する前記表示ページ情報を前記可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページを表示させるように機能させることを特徴とする。

0020

本発明の更に他の観点では、複数ページで構成されるコンテンツを表示する表示手段と、指示を入力するために用いられる入力手段と、を備える表示装置における表示方法であって、前記指示に基づいて選択された前記コンテンツを、記憶内容の書き換えと着脱とが可能な不揮発性の可搬型記憶手段から読み出し前記表示手段に表示させる読み出し表示工程と、前記指示に基づいて、前記表示手段に表示中の前記コンテンツのページを切り替える表示切替工程と、前記選択されたコンテンツの表示の終了の直前に表示したページを示す表示ページ情報を、所定タイミングで当該コンテンツに対応付けて前記可搬型記憶手段に記憶させる記憶工程と、を有し、前記読み出し表示工程においては、前記選択されたコンテンツに対応する前記表示ページ情報を前記可搬型記憶手段から読み出し、当該表示ページ情報が示すページを表示させることを特徴とする。

発明の効果

0021

本発明によれば、コンテンツの表示の終了の直前に表示されたページを示す表示ページ情報が可搬型記憶手段に記憶され、選択されたコンテンツが可搬型記憶手段から読み出され表示される際に、当該コンテンツに対応する表示ページ情報が可搬型記憶手段から読み出され、当該表示ページ情報が示すページが表示されるので、本発明に係る表示装置と同じ構成を有する他の表示装置にこの可搬型記憶手段を装着することで、同じコンテンツを当該他の表示装置が表示する際にも、前回表示終了直前に表示されたページを最初に表示することができる。

図面の簡単な説明

0022

一実施形態に係る携帯型表示装置1の概要構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態において、メモリカードMCに記憶されるコンテンツのデータ構成の一例を示す図である。
コンテンツとして、コンテンツAとコンテンツBとを切り替えて画面に表示させた場合の画面遷移の一例を示す図である。
第1実施形態に係る携帯型表示装置1におけるCPU101により実行される処理の一例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る携帯型表示装置1におけるCPU101により実行される処理の一例を示すフローチャートである。
コンテンツBの3ページ目を拡大表示させた場合の画面遷移の一例を示す図である。
第2実施形態において、メモリカードMCに記憶されるコンテンツのデータ構成の一例を示す図である。
第2実施形態に係る携帯型表示装置1におけるCPU101により実行される処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る携帯型表示装置1におけるCPU101により実行される処理の一例を示すフローチャートである。

実施例

0023

以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、例えば、SD(Secure Digital)メモリカードやマルチメディアカード等といった、記憶内容の書き換えと着脱とが可能な不揮発性の可搬型記憶手段(記録媒体)であるメモリカードに記憶された電子文書等のコンテンツを表示する携帯型表示装置に対して本発明を適用した場合の実施形態である。

0024

[1.第1実施形態]
[1.1携帯型表示装置の構成等]
始めに、図1乃至図3を参照して、本発明の第1実施形態に係る携帯型表示装置1の構成及び機能について説明する。

0025

図1は、本実施形態に係る携帯型表示装置1の概要構成の一例を示すブロック図である。

0026

図1に示すように、携帯型表示装置1は、携帯型表示装置1全体を統括制御するCPU(Central Processing Unit)101と、ファームウエア等を記憶するROM(Read Only Memory)102と、各種制御プログラムユーザ設定等のデータを記憶するフラッシュROM103と、揮発性記憶手段としてCPU101の制御処理に必要なデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)104と、カーソルキー決定キー、電源スイッチ等から構成され、入力手段としてユーザからの指示を指示情報としてCPU101に供給する操作キー105と、例えば、電気泳動表示パネルにより構成され、コンテンツを画面に表示する表示部106と、CPU101からの指示に基づき表示部106による表示を制御する表示コントローラ107と、を備えている。

0027

また、携帯型表示装置1は、例えばリチウムイオン電池等から構成され、各部に電力を供給するバッテリー108と、バッテリー108に対する充電を制御する充電コントローラ109と、メモリカードドライブ等により構成され、CPU101からの指示に基づきメモリカードドライブに挿入されたメモリカードMCに対してデータの書き込み及び読み出しを行うメモリカードI/F(インターフェース)110と、携帯型表示装置1とパーソナルコンピュータ等の外部装置とを有線または無線により接続してデータを送受信するためのインターフェース処理を行う通信I/F111と、を備えている。そして、CPU101と、ROM102、フラッシュROM103、RAM104、操作キー105、表示コントローラ107、充電コントローラ109、メモリカードI/F110及び通信I/F111とは、バス112を介して相互に接続されている。

0028

図2は、メモリカードMCに記憶されるコンテンツのデータ構成の一例を示す図である。

0029

各コンテンツは、例えば1コンテンツが1ファイルコンテンツ情報としてメモリカードMCに記憶される。そして、各コンテンツは、それぞれヘッダ情報(付加情報の一例)と実データとにより構成されている。

0030

ヘッダ情報は、コンテンツ自体に関する情報としてコンテンツに付加されている。具体的にヘッダ情報としては、例えば、コンテンツの識別情報としてのコンテンツID、コンテンツのタイトルを示すタイトル情報、コンテンツの全ページ数、コンテンツの読書日時(最後に表示された日時)、ユーザが読書中のページ番号を示す読書中ページ番号(表示ページ情報の一例)等が設定される。ここで、読書中ページ番号は、開いている(画面に表示されている)コンテンツの表示終了時点または電源オフ時点で表示されていたページ番号である。ヘッダ情報が設定される領域(付属領域の一例)は、コンテンツ情報中に予め確保されている。従って、一度も閲覧されていない(表示されていない)コンテンツに関しては、読書日時及び読書中ページ番号は設定されないが、その場合には、それらの領域に無効な値が設定されている。

0031

実データは、画面に表示されるコンテンツの本体であり、例えば、表示画像としてのビットマップデータがページ毎に区切られて構成されている。

0032

このような構成のコンテンツは、例えば、パーソナルコンピュータ等によってオリジナルのコンテンツから変換されて作成される。そして、作成されたコンテンツは、パーソナルコンピュータ等によってメモリカードMCに記憶され、あるいは、通信I/F111を介してパーソナルコンピュータ等から受信されてメモリカードMCに記憶される。

0033

CPU101は、ROM102やフラッシュROM103に記憶された各種プログラム(本発明の表示処理プログラムを含む)を読み出し実行することにより、コンテンツの選択処理及び表示制御処理を実行するとともに、本発明における表示制御手段、表示切替手段及び記憶制御手段等として機能する。

0034

具体的に、CPU101は、画面表示するコンテンツを選択するためのコンテンツ一覧からユーザによって選択されたコンテンツの実データをメモリカードMCから読み出し、画面に表示させる。このとき、CPU101は、選択されたコンテンツのヘッダ情報をメモリカードMCから読み出し、当該ヘッダ情報に読書中ページ番号が登録されている場合には、当該読書中ページ番号が示すページを表示させる一方、読書中ページ番号が登録されていない場合には、1ページ目を表示させる。そして、CPU101は、読書中ページ番号がヘッダ情報に登録されているか否かにかかわらず、表示させたページの番号を表示ページ番号としてRAM104に記憶させる。

0035

また、CPU101は、ユーザのページ切り替え操作に応じて、現在開いているコンテンツの画面に表示させるページを別のページに切り替えて表示させる。このとき、CPU101は、RAM104に記憶されている表示ページ番号を参照して、現在表示されているページを認識するとともに、当該表示ページ番号を変更する。そして、CPU101は、ユーザによってコンテンツを閉じる操作がされた(コンテンツの表示を終了させる指示がユーザによってなされた)とき、その時点で画面に表示されていたページの番号、つまり、RAM104に記憶されている表示ページ番号を、読書中ページ番号として、メモリカードMCに記憶されている(そのとき開いていた)コンテンツのヘッダ情報中に記録する。

0036

ここで、上述した処理による画面遷移例を説明する。図3は、コンテンツとして、コンテンツAとコンテンツBとを切り替えて画面に表示させた場合の画面遷移の一例を示す図である。

0037

図3(a)は、コンテンツ一覧の画面表示例である。図3(a)においては、メモリカードMCのフォルダM(あるいはディレクトリ)に、コンテンツA、コンテンツB及びコンテンツCが記憶されていることが示されている。ここで、コンテンツAが初めて選択されると、画面には、コンテンツAの1ページ目が表示される(図3(b))。次いで、次ページに切り替える操作によって、画面には、コンテンツAの2ページ目が表示される(図3(c))。そして、コンテンツを閉じる操作によって、コンテンツの一覧表示に戻るが(図3(d))、このとき、表示していたページの番号である2が読書中ページ番号としてメモリカードMCに記録される。

0038

その後、コンテンツBが初めて選択されると、画面には、コンテンツBの1ページ目が表示され(図3(e))、次ページに切り替える操作によって、画面には、コンテンツBの2ページ目、コンテンツBの3ページ目と、順次表示される(図3(f)、(g))。そして、コンテンツを閉じる操作によって、コンテンツの一覧表示に再度戻り図3(h))、ここで、コンテンツAが選択されると、画面には、コンテンツAの前回最後に表示されていた2ページ目が表示される(図3(i))。そして、次ページに切り替える操作によって、画面には、コンテンツAの3ページ目が表示される(図3(j))。

0039

また、CPU101は、コンテンツを閉じるときとは別に、電源オフ操作がされたときにも、その時点で画面に表示されていたページの番号を読書中ページ番号として、メモリカードMCに記憶されている(そのとき開いていた)コンテンツのヘッダ情報中に記録する。本実施形態において、電源オフとは、携帯型表示装置1の全デバイスに対する電力供給を停止させることである。表示部106が、例えば、ブラウン管液晶等の揮発性の表示手段であれば、バッテリー108からの電力供給が停止される電源オフは、即ちコンテンツの表示を終了させことを意味するが、本実施形態のように、表示部106が電気泳動方式等の電子ペーパーである場合には、電源オフ状態でも、それまでの表示を維持することができる一方、表示中ページ番号をRAM104に記憶していると、その情報が消えてしまう。そこで、本実施形態では、電源オフ操作がされたとき、電源をオフする直前に読書中ページ番号を記録させることとした。

0040

なお、フラッシュROM103に記憶される制御プログラムは、例えば、メモリカードMCに記憶されてメモリカードI/F110を介して更新されても良いし、通信I/F111を介して受信されて更新されても良い。

0041

[1.2携帯型表示装置の動作]
次に、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る携帯型表示装置1の動作について説明する。

0042

図4及び図5は、本実施形態に係る携帯型表示装置1におけるCPU101により実行される処理の一例を示すフローチャートである。

0043

図4に示す処理は、例えば、携帯型表示装置1の電源がオンとされた後に開始される。先ず、CPU101は、メモリカードドライブに挿入されているメモリカードMCに記憶されている各コンテンツのヘッダ情報を読み出し、当該ヘッダ情報に基づいて、コンテンツ一覧を、例えば図3(a)に示すように画面に表示させる(ステップS1)。次いで、CPU101は、操作キー105からの指示情報に基づいて、表示するコンテンツがユーザによって選択されたか否かを判定する(ステップS2)。このとき、CPU101は、コンテンツが選択されていない場合には(ステップS2:NO)、ステップS1に移行する。

0044

一方、CPU101は、コンテンツが選択された場合には(ステップS2:YES)、選択されたコンテンツのヘッダ情報をメモリカードMCから読み出し(ステップS3)、当該ヘッダ情報から読書中ページ番号を読み出す(ステップS4)。そして、CPU101は、読書中ページ番号が登録されているか否かを判定する(ステップS5)。このとき、CPU101は、読書中ページ番号が登録されている場合には(ステップS5:YES)、表示中ページ番号として読書中ページ番号を設定し(ステップS6)、読書中ページ番号が登録されていない場合には(ステップS5:NO)、表示中ページ番号として1ページ目を設定する(ステップS7)。

0045

CPU101は、表示中ページ番号の設定を終えると、メモリカードMCから、選択されたコンテンツの表示中ページ番号が示すページの実データを読み出し(ステップS8)、当該実データを画面に表示させる(ステップS9)。

0046

次いで、CPU101は、操作キー105からの指示情報に基づいて、ユーザによってコンテンツを閉じる操作または電源オフ操作がされたか否かを判定する(ステップS10)。このとき、CPU101は、コンテンツを閉じる操作も電源オフ操作もされていない場合には(ステップS10:NO)、次いで、ユーザによるページ切り替え操作の内容を判別する(ステップS11)。

0047

このとき、CPU101は、前ページへの切り替え操作がされた場合には(ステップS11:前ページ)、現在の表示ページが1ページ目であるか否かを判定する(ステップS12)。このとき、CPU101は、現在の表示ページが1ページ目ではない場合には(ステップS12:NO)、現在の表示ページ番号から1を減算し(ステップS13)、画面表示を前ページに切り替えるべくステップS8に移行する。一方、CPU101は、現在の表示ページが1ページ目である場合には(ステップS12:YES)、エラーメッセージを画面に表示させて(ステップS16)、ステップS10に移行する。

0048

また、CPU101は、ステップS11において、次ページへの切り替え操作がされた場合には(ステップS11:次ページ)、現在の表示ページが最終ページであるか否かを判定する(ステップS14)。このとき、CPU101は、現在の表示ページが最終ページではない場合には(ステップS14:NO)、現在の表示ページ番号に1を加算し(ステップS15)、画面表示を次ページに切り替えるべくステップS8に移行する。一方、CPU101は、現在の表示ページが最終ページである場合には(ステップS14:YES)、エラーメッセージを画面に表示させて(ステップS16)、ステップS10に移行する。

0049

CPU101は、ステップS10において、コンテンツを閉じる操作または電源オフ操作がされた場合には(ステップS10:YES)、選択されているコンテンツのヘッダ情報の読書中ページ番号として、現在の表示ページ番号をメモリカードMCに記録する(ステップS17)。

0050

次いで、CPU101は、ユーザ操作がコンテンツを閉じる操作であったか否かを判定する(ステップS18)。このとき、CPU101は、コンテンツを閉じる操作であった場合には(ステップS18:YES)、コンテンツ一覧を表示すべくステップS1に移行する。一方、CPU101は、ユーザ操作が電源オフ操作であった場合には(ステップS18:NO)、電源をオフさせることによって(ステップS19)、本処理が終了する。

0051

以上説明したように、本実施形態によれば、CPU101が、操作キー105からの指示情報に基づいて選択されたコンテンツを、メモリカードMCから読み出し表示部106に表示させ、操作キー105からの指示情報に基づいて、表示部106に表示中のコンテンツのページを切り替え、選択されたコンテンツの表示の終了の直前に表示したページを示す読書中ページ番号を、所定タイミングで当該コンテンツに対応付けてメモリカードMCに記憶させ、次回選択されたコンテンツに対応する読書中ページ番号をメモリカードMCから読み出し、当該読書中ページ番号が示すページを表示させるので、携帯型表示装置1と同様の構成を有する表示装置1にこのメモリカードMCを装着することで、同じコンテンツを当該他の表示装置が表示する際にも、前回表示終了直前に表示されたページを最初に表示することができる。

0052

また、CPU101が、メモリカードMCに記憶されているコンテンツのヘッダ情報中に読書中ページ番号を記録するので、読書中ページ番号を記憶させるためのテーブルの領域を予め確保する必要がなく、それゆえ、読書中ページ番号を記憶させておける個数が当該テーブルの容量に制限されず、メモリカードMCに記憶されているコンテンツ全てに対して読書中ページ番号を記憶させることができる。また、テーブルのサイズを大きくすると、その分メモリカードMCの容量が圧迫され、また、テーブルに設定された情報の検索に時間を要してしまうが、ヘッダ情報に記録するのであれば、メモリカードMCの容量を最初から圧迫することもなく、処理時間が遅くなることもない。更に、ヘッダ情報中に読書中ページ番号を設定する領域が予め存在するので、メモリカードMCの空き容量がたとえゼロであっても、読書中ページ番号をメモリカードMCに記憶させることができる。

0053

また、CPU101が、選択されたコンテンツの表示を終了させるときに、その時点で表示部106に表示させていたページを示す読書中ページ番号を記憶させるので、ページが切り替わる都度、読書中ページ番号がメモリカードMCに記憶されるということがなく、書き込み回数に限りがあるメモリカードMCの寿命を延ばすことができる。

0054

また、CPU101が、電源がオフとされるときに、その時点で表示部106に表示させていたページを示す読書中ページ番号を記憶させるので、表示部106が、電源からの電力供給が絶たれたときでもコンテンツの表示を維持する電気泳動方式等のディスプレイであり、コンテンツの表示を終了させることなく電源がオフ状態とされたとしても、他の表示装置にメモリカードMCを装着することで、同じコンテンツを当該他の表示装置が表示する際にも、電源オフ時に表示されたページを最初に表示することができる。しかも、ページが切り替わる都度、読書中ページ番号がメモリカードMCに記憶されるということがないので、書き込み回数に限りがあるメモリカードMCの寿命を延ばすことができる。

0055

また、CPU101が、RAM104へ電力が供給される電源オン状態のときには、現在表示中のページを示す表示ページ番号をRAM104に記憶させ、電源オフによってRAM104を含む全デバイスへの電力供給が停止される直前に、RAM104に記憶されている表示ページ番号を読書中ページ番号としてメモリカードMCに記憶させるので、メモリカードMCの寿命を延ばすことができるとともに、電源オン状態における表示ページ番号の書き込み時間を短くすることができ、読書中のページの管理を効率良く行うことができる。

0056

[2.第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。

0057

本実施形態において、携帯型表示装置1は、ユーザ操作に応じてコンテンツの拡大表示を行うようになっている。また、携帯型表示装置1は、コンテンツ表示を終了させるまでの間に最終的に表示したページとそのときの拡大状態を記録し、同じコンテンツを再度表示するときに、同じページ及び同じ拡大状態で表示を行うようになっている。例えば、図6に示すように、コンテンツ一覧(図6(a))から、コンテンツBが選択され、ページ切り替え操作及び拡大操作がされることによって、コンテンツBの3ページ目(図6(c))の一部が拡大された状態で表示される(図6(b))。この状態でコンテンツBが一度閉じられた後(または電源がオフされた後)、再度コンテンツBが選択されると、閉じられたときのページである3ページ目を表示するとともに、同じ拡大率及び拡大位置でコンテンツBが表示される(図6(b))。

0058

図7は、メモリカードMCに記憶されるコンテンツのデータ構成の一例を示す図である。図7において、図2と異なる点は、ヘッダ情報中に読書中ページ拡大情報(表示情報の一例)が追加されている点である。読書中ページ拡大情報には、例えば、拡大率及び拡大位置が含まれている。拡大率としては、例えば、通常表示に対する表示倍率が設定される。また、拡大位置は、例えば、拡大表示時において、コンテンツ1ページのうち画面に表示された範囲の最左上部の位置であり、コンテンツ1ページの最左上部を原点としたXY座標で示される。

0059

CPU101は、コンテンツ一覧からユーザによって選択されたコンテンツの実データを画面に表示させるとき、選択されたコンテンツのヘッダ情報に読書中ページ番号が登録されている場合には、当該読書中ページ番号が示すページを表示させるとともに、読書中ページ拡大情報が示す拡大率及び拡大位置で当該ページを表示させる。

0060

また、CPU101は、ユーザの拡大操作に応じて、現在表示しているページの拡大率及び拡大位置を変更して、コンテンツを画面に表示させる。そして、CPU101は、ユーザによってコンテンツを閉じる操作または電源オフ操作がされたとき、その時点で画面に表示されていたページの番号を読書中ページ番号として記録するとともに、その時点での拡大状態を読書中ページ拡大情報として記録する。

0061

なお、携帯型表示装置1の構成は第1実施形態の場合と同様であるので、詳細な説明は省略する。

0062

図8及び図9は、本実施形態に係る携帯型表示装置1におけるCPU101により実行される処理の一例を示すフローチャートであり、同図において、図4及び図5と同様の要素については同様の符号を付してある。

0063

図8に示すように、CPU101は、コンテンツ一覧の表示、選択されたコンテンツのヘッダ情報及び読書中ページ番号の読み込みを行い(ステップS1〜S4)、読書中ページ番号が登録されている場合には(ステップS5:YES)、表示中ページ番号として読書中ページ番号を設定した後(ステップS6)、表示状態として、ヘッダ情報中のページ拡大情報を設定する(ステップS21)。次いで、CPU101は、表示中ページ番号が示すページの実データを読み出すと(ステップS8)、現在の拡大状態に合わせて実データを拡大表示または通常表示を行う(ステップS22)。なお、CPU101は、読書中ページ番号が登録されていない場合には(ステップS5:NO)、通常表示を行う。

0064

次いで、CPU101は、コンテンツを閉じる操作も電源オフ操作もされていない場合には(ステップS10:NO)、ユーザによって拡大操作がされたか否かを判定する(ステップS23)。このとき、CPU101は、拡大操作がされなかった場合には(ステップS23:NO)、ユーザ操作に応じてページ切り替え処理を行う(ステップS11〜S16)。一方、CPU101は、拡大操作がされた場合には(ステップS23:YES)、ユーザによって指定された拡大率及び拡大位置で現在の拡大状態を更新し(ステップS24)、拡大操作を画面表示に反映させるべくステップS8に移行する。

0065

CPU101は、ステップS10において、コンテンツを閉じる操作または電源オフ操作がされた場合には(ステップS10:YES)、読書中ページ番号を記録するとともに(ステップS17)、選択されているコンテンツのヘッダ情報の読書中ページ拡大情報として、現在の拡大情報をメモリカードMCに記録する(ステップS24)。そして、CPU101は、操作内容に応じてコンテンツ一覧を表示させ、または電源オフする(ステップS18、S19、S1)。

0066

以上説明したように、本実施形態によれば、第1実施形態における効果に加え、CPU101が、操作キー105からの指示情報に基づいて、表示部106によるコンテンツの表示拡大率と当該コンテンツ1ページのうち表示部106に表示させる位置を示す拡大位置と、の少なくとも何れか一方を切り替え、読書中ページ番号と、選択されたコンテンツの表示の終了の直前における拡大率及び拡大位置を含む読書中ページ拡大情報をメモリカードMCに記憶させ、読書中ページ番号及び読書中ページ拡大情報をメモリカードMCから読み出し、当該読書中ページ番号が示すページにおいて当該読書中ページ拡大情報に含まれる拡大位置を、当該読書中ページ拡大情報に含まれる拡大率で表示させるので、前回表示終了直前に表示されたページを、そのときの拡大率と拡大位置とで表示することができる。

0067

なお本実施形態においては、コンテンツの拡大表示についてのみ説明したが、縮小表示に対しても適用することができる。

0068

また、上記各実施形態においては、読書中ページ番号(及び読書中ページ拡大情報)が、コンテンツのヘッダ情報中に記録されるようにしていたが、コンテンツとは別個のデータとして(別個のファイルとして)、コンテンツと対応付けてメモリカードMCに記録されるようにしても良い。また、メモリカードMCの記憶領域に管理用のテーブルを設けて、当該テーブルに読書中ページ番号が設定記憶されるようにしても良い。例えば、メモリカードMCが初めて携帯型表示装置1に装着されたときに、CPU101が、当該メモリカードMCに対してテーブルの領域を確保する。そして、CPU101は、このテーブルに、読書中ページ番号と開いていたコンテンツのコンテンツIDとを対応付けて設定する。CPU101は、次回、メモリカードMCからコンテンツを読み出す際には、当該コンテンツのコンテンツIDでテーブルを検索して、対応する読書中ページ番号を読み出すようにする。

0069

また、上記各実施形態においては、コンテンツを1ページ単位で表示するようにしていたが、複数ページ単位で表示するようにしても良い。

0070

更にまた、表示部106として、例えば、液晶ディスプレイ等を適用しても良い。

0071

また更に、例えば、表示部106に表示されるページが切り替わる度に、そのときに表示されているページの番号を読書中ページ番号として記録しても良い。

0072

更にまた、上記各実施形態においては、携帯型表示装置1の全デバイスに対する電力供給を停止させる電源オフ時に読書中ページ番号を記録させるようにしていたが、省電力状態に移行するときに記録させるようにしても良い。ここで、省電力状態とは、少なくともRAM104への電力供給が停止され、且つ、一部のデバイス(例えば、CPU101)へは電力が供給されている状態である。そして、電源オン状態において、例えば、ユーザが一定時間操作キー105を操作しないと、省電力状態に移行し、一部のデバイスへの電力供給が停止する。これによって、携帯型表示装置1の電力消費を抑えることができる。

0073

具体的には、CPU101が、省電力状態に移行させると判断した場合には、RAM104に記憶されている表示ページ番号を読書中ページ番号としてメモリカードMCに記録させた直後、例えば、RAM104及び表示部106等へのバッテリー108からの電力供給を停止させる。そして、省電力状態においては、CPU101が、操作キー105からの指示情報の出力を監視し、電源スイッチ等が操作されときに、RAM104及び表示部106等への電力供給を開始させるようにする。

0074

1携帯型表示装置
101 CPU
102 ROM
103フラッシュROM
104 RAM
105操作キー
106 表示部
107表示コントローラ
108バッテリー
109充電コントローラ
110メモリカードI/F
111通信I/F
112 バス

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 京セラ株式会社の「 電子機器、制御方法、及びプログラム」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】操作性を向上させた電子機器、制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】電子機器1は、自機器に接触されないジェスチャを検出する第1センサ(近接センサ18)と、自機器に接触されるタッチを検出... 詳細

  • クリスタルメソッド株式会社の「 推定システム、及び推定装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】キー入力を推定する精度の向上を図ることができる推定システム、及び推定装置を提供する。【解決手段】仮想キーボードを用いて入力された文字列を推定する推定システムであって、ユーザが前記仮想キーボード... 詳細

  • 京セラ株式会社の「 電子機器、制御方法、及びプログラム」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】移動体の運転の安全性を向上可能な電子機器、制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】自動車に搭載可能な電子機器は、自機器に触れられずにジェスチャを検出する第1センサと、自機器に接触される... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ