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技術 フォルダグルア

出願人 株式会社ISOWA
発明者 石塚光裕
出願日 2009年1月23日 (12年0ヶ月経過) 出願番号 2009-013692
公開日 2010年8月5日 (10年6ヶ月経過) 公開番号 2010-167720
状態 特許登録済
技術分野 紙容器等紙製品の製造
主要キーワード 両保持具 押圧駆動装置 両押圧部材 高剛性状態 押圧運動 両ねじ軸 両保持板 先端検知器
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

段ボールシートの連結部分における折り目の形成位置を所望の位置に精度良く矯正してフィッシュテール状に傾斜する状態を防止する。

解決手段

ゲージロール120L、120Rが所定の案内間隔GDWに配置され第1および第4のパネルP1、P4の連結部分を案内規制する。矯正ロール220L、220Rが互いに接近および離間可能であり、接近状態での間隔CLWが所定の案内間隔GDWより小さい。先端検知器42が段ボールシートの通過を検知して検知信号を発生すると、フォルダグルア制御装置1200は、両パネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において検知信号の発生に基づいて両矯正ロールの接近タイミングを決定し、連結部分の所定の深さ寸法CNLに応じて両矯正ロールの離間タイミングを決定する。両矯正ロールは、接近タイミングから離間タイミングまでの間、連結部分を押圧する。

概要

背景

一般に、段ボールシート製函機において、溝切りおよび罫入れ加工が実行され、搬送方向に延びる溝および罫線段ボールシートに形成される。箱体を形成するための段ボールシートは、4つのパネルおよび接合代を有する。フォルダグルアは、段ボールシート製函機中の1つの加工装置を構成し、段ボールシートの2つのパネルを180度折り曲げ、その折り曲げられた1つのパネルを接合代と接着する。段ボールシートは高速で搬送されながら、2つのパネルが折り曲げバーまたは折り曲げベルトに接触して折り曲げられる。この折り曲げの際に、2つのパネルは、折り曲げベルトなどとの接触摩擦抵抗により、搬送方向の上流側に広がってフィッシュテール状に傾斜し、その折り曲げ方向は段ボールシートに施された罫線から外れてしまう。

上記フィッシュテール状に傾斜した折り曲げ部分を事後的に矯正するために、特許文献1に開示されたフォルダグルアは、搬送方向と直交するシート幅方向に移動可能な一対の押圧板を備えている。一対の押圧板は、その傾斜した折り曲げ部分をシート幅方向に押圧するように構成されている。センサが、一対の押圧板の配置位置より搬送方向の上流側に設置され、段ボールシートの先端部の通過を検出する。センサが段ボールシートの先端部の通過を検出してから所定時間後に、一対の押圧板が、シート幅方向に移動して折り曲げ部分の外側端部を瞬間的に強く押圧し、その押圧後に後退して折り曲げ部分から離れる。特許文献1に記載のフォルダグルアにおいて、段ボールシートの両側の2つのパネルが180度に折り曲げられた後であって両パネルが接合代で接着される前に、一対の押圧板が瞬間的な押圧動作を行う。

概要

段ボールシートの連結部分における折り目の形成位置を所望の位置に精度良く矯正してフィッシュテール状に傾斜する状態を防止する。ゲージロール120L、120Rが所定の案内間隔GDWに配置され第1および第4のパネルP1、P4の連結部分を案内規制する。矯正ロール220L、220Rが互いに接近および離間可能であり、接近状態での間隔CLWが所定の案内間隔GDWより小さい。先端検知器42が段ボールシートの通過を検知して検知信号を発生すると、フォルダグルア制御装置1200は、両パネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において検知信号の発生に基づいて両矯正ロールの接近タイミングを決定し、連結部分の所定の深さ寸法CNLに応じて両矯正ロールの離間タイミングを決定する。両矯正ロールは、接近タイミングから離間タイミングまでの間、連結部分を押圧する。

目的

本発明は、段ボールシートのパネルの連結部分における折り目の形成位置を所望の位置に精度良く矯正してフィッシュテール状に傾斜する状態を防止することが可能なフォルダグルアを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

結部分を介して連結された第1乃至第4のパネル接合代とを有する段ボールシートの第1および第4のパネルを連結部分で折り曲げて接合代で第1および第4のパネルを接着するフォルダグルアにおいて、折り曲げられつつある第1および第4のパネルの連結部分を押圧するために段ボールシートの搬送方向と直交するシート幅方向において相対的に移動可能な一対の押圧部材と、前記搬送方向において前記一対の押圧部材より上流側に配置され、前記搬送方向に搬送される段ボールシートの通過を検知して検知信号を発生する検知部と、前記第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において前記一対の押圧部材を相対的に移動させて前記第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングを前記検知部からの検知信号の発生に基づいて決定する制御部と、を備えたフォルダグルア。

請求項2

前記一対の押圧部材は、前記折り曲げられた第1および第4のパネルの連結部分を押圧するために段ボールシートの搬送方向と直交するシート幅方向において相対的に接近および離間が可能に構成され、前記一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔は、前記第1および第4のパネルが180度折り曲げられた状態において前記第1のパネルの連結部分と第4のパネルの連結部分との前記シート幅方向における所定の折曲幅間隔より小さく設定される請求項1に記載のフォルダグルア。

請求項3

前記制御部は、前記一対の押圧部材を相対的に接近させるタイミングと前記一対の押圧部材を相対的に離間させるタイミングとを決定し、接近タイミングから離間タイミングまでの間に前記一対の押圧部材を接近状態に保持し、前記制御部は、前記第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において前記一対の押圧部材を相対的に接近させて前記第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングを前記接近タイミングとして前記検知部からの検知信号の発生に基づいて決定し、前記押圧される連結部分の前記搬送方向における領域の長さに応じて前記離間タイミングを決定する請求項2に記載のフォルダグルア。

請求項4

前記一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔と前記所定の折曲幅間隔との差は、前記折り曲げられる段ボールシートの中芯波状に形成された段の1ピッチより小さい請求項2または3に記載のフォルダグルア。

請求項5

前記一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔を前記折り曲げられる段ボールシートのフルートの種類に応じて変更する間隔変更部を備えた請求項2〜4のいずれかに記載のフォルダグルア。

請求項6

一方の面に罫線が施された前記段ボールシートの第1および第4のパネルが、連結部分で折り曲げられ、その連結部分の前記一方の面側において第2および第3のパネルとそれぞれ接触し始める状態まで折り曲げられた後であって、180度折り曲げられる前において、前記制御部は、前記一対の押圧部材を相対的に移動させて前記第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングを前記検知部からの検知信号の発生に基づいて決定する請求項2〜5のいずれかに記載のフォルダグルア。

請求項7

前記搬送方向に搬送される段ボールシートは、一方の端部のみに前記搬送方向と平行に延びる溝が形成された溝形成部分と、その溝の終端部から段ボールシートの他方の端部までの連結部分とを有し、前記制御部は、その溝の終端部から段ボールシートの他方の端部までの連結部分の前記搬送方向における所定の寸法に応じて前記離間タイミングを決定する請求項3に記載のフォルダグルア。

請求項8

連結部分を介して連結された第1乃至第4のパネルと接合代とを有する段ボールシートの第1および第4のパネルを連結部分で折り曲げて接合代で第1および第4のパネルを接着するフォルダグルアにおいて、折り曲げられつつある第1および第4のパネルの連結部分を案内規制するために、段ボールシートの搬送方向と直交するシート幅方向に所定の案内間隔で配置された一対の案内規制部材と、折り曲げられつつある第1および第4のパネルの連結部分を押圧するために前記シート幅方向において互いに接近および離間するように移動可能に構成され、互いに接近した接近状態での間隔が前記一対の案内規制部材の所定の案内間隔より小さく設定された一対の押圧部材と、前記搬送方向において前記一対の押圧部材より上流側に配置され、前記搬送方向に搬送される段ボールシートの通過を検知して検知信号を発生する検知部と、前記第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において前記一対の押圧部材を相対的に接近させて前記第1および第4のパネルの連結部分を押圧する接近タイミングを前記検知部からの検知信号の発生に基づいて決定し、前記押圧される連結部分の前記搬送方向における領域の長さに応じて前記一対の押圧部材を離間させるタイミングを決定し、接近タイミングから離間タイミングまでの間、前記一対の押圧部材を接近状態に保持する制御部と、を備えたフォルダグルア。

請求項9

前記一対の案内規制部材の所定の案内間隔は、前記第1および第4のパネルが180度折り曲げられた状態において前記第1のパネルの連結部分と第4のパネルの連結部分との前記シート幅方向における所定の折曲幅間隔と同じ間隔に設定され、前記一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔は、前記所定の折曲幅間隔より小さく設定される請求項8に記載のフォルダグルア。

請求項10

前記一対の押圧部材は、前記一対の案内規制部材より前記搬送方向において下流側に配置される請求項8または9に記載のフォルダグルア。

請求項11

前記各押圧部材は、前記シート幅方向に移動可能な支持部材上において前記搬送方向に配列された回転可能な多数のロールからなり、前記多数のロールは、前記支持部材上に固定された1つの駆動モータにより回転駆動される請求項8〜10のいずれかに記載のフォルダグルア。

請求項12

前記シート幅方向に移動可能な可動部材と、前記可動部材上で前記シート幅方向に移動可能に配置され、前記各押圧部材を支持する支持部材と、前記可動部材に固定され、前記支持部材を前記シート幅方向に移動させるための押圧駆動部とを備え、前記制御部は、前記決定された接近タイミングおよび離間タイミングにより前記押圧駆動部の駆動を制御する請求項8〜11のいずれかに記載のフォルダグルア。

請求項13

前記押圧駆動部により前記支持部材が移動されたときに、前記シート幅方向における前記支持部材の停止位置を決定するためのストッパ部材を備える請求項12に記載のフォルダグルア。

請求項14

前記一対の案内規制部材は、前記シート幅方向に移動可能な一対の第1の可動部材によりそれぞれ支持され、前記一対の押圧部材は、前記シート幅方向に移動可能な一対の第2の可動部材上において前記シート幅方向に移動可能な一対の支持部材によりそれぞれ支持され、前記一対の第1の可動部材は、第1の幅方向駆動部により前記シート幅方向に移動され、前記一対の第2の可動部材は、第2の幅方向駆動部により前記シート幅方向に移動され、前記一対の案内規制部材の間隔および前記一対の押圧部材の離間状態での間隔が、前記連結された第2および第3のパネルの前記シート幅方向における所定の幅寸法に応じた間隔となるように、前記制御部は、前記第1および第2の幅方向駆動部の駆動を制御する請求項8〜13のいずれかに記載のフォルダグルア。

技術分野

0001

本発明は、4つのパネルおよび接合代を有する段ボールシートを折り曲げ接着するフォルダグルアに関し、詳細には、接着される2つのパネルが折り曲げられる際に搬送方向上流側に向かって広がりフィッシュテール状に傾斜する状態を防止する機能を備えたフォルダグルアに関する。

背景技術

0002

一般に、段ボールシート製函機において、溝切りおよび罫入れ加工が実行され、搬送方向に延びる溝および罫線が段ボールシートに形成される。箱体を形成するための段ボールシートは、4つのパネルおよび接合代を有する。フォルダグルアは、段ボールシート製函機中の1つの加工装置を構成し、段ボールシートの2つのパネルを180度折り曲げ、その折り曲げられた1つのパネルを接合代と接着する。段ボールシートは高速で搬送されながら、2つのパネルが折り曲げバーまたは折り曲げベルトに接触して折り曲げられる。この折り曲げの際に、2つのパネルは、折り曲げベルトなどとの接触摩擦抵抗により、搬送方向の上流側に広がってフィッシュテール状に傾斜し、その折り曲げ方向は段ボールシートに施された罫線から外れてしまう。

0003

上記フィッシュテール状に傾斜した折り曲げ部分を事後的に矯正するために、特許文献1に開示されたフォルダグルアは、搬送方向と直交するシート幅方向に移動可能な一対の押圧板を備えている。一対の押圧板は、その傾斜した折り曲げ部分をシート幅方向に押圧するように構成されている。センサが、一対の押圧板の配置位置より搬送方向の上流側に設置され、段ボールシートの先端部の通過を検出する。センサが段ボールシートの先端部の通過を検出してから所定時間後に、一対の押圧板が、シート幅方向に移動して折り曲げ部分の外側端部を瞬間的に強く押圧し、その押圧後に後退して折り曲げ部分から離れる。特許文献1に記載のフォルダグルアにおいて、段ボールシートの両側の2つのパネルが180度に折り曲げられた後であって両パネルが接合代で接着される前に、一対の押圧板が瞬間的な押圧動作を行う。

先行技術

0004

特開2007−185799号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1に記載のフォルダグルアは、すでに発生したフィッシュテール状に傾斜した状態を事後的に矯正する構成であり、一対の押圧板が押圧動作を行う時期は、段ボールシートの両側の2つのパネルが180度に折り曲げられた後である。この180度に折り曲げられた状態においては、段ボールシートの搬送方向に延びる折り目の形成位置は確定されており、180度に折り曲げられた部分の外側端部は変形し難い高剛性状態になっている。このため、一対の押圧板が上記の高剛性状態になった外側端部を強い押圧力で押圧したとしても、フィッシュテール状に傾斜した折り曲げ部分の折り目の形成位置はすでに確定していることから、折り目の形成位置を精度良く矯正することは困難である。一般に、フォルダグルアにおいて、段ボールシートのパネルは、そのシートの先端部分から搬送動作に伴い順次折り曲げられ、その折り目の形成方向は、折り曲げベルトなどとの接触摩擦抵抗により、罫線の施された位置から徐々にずれていく。特許文献1に記載のフォルダグルアのように、180度に折り曲げられ高剛性状態になった外側端部が押圧される構成では、段ボールシートの先端部分から発生した折り目の形成方向のずれに対して、折り目の形成位置が確定した後に事後的に矯正しようとしても、一度確定された折り目の形成位置を精度良く矯正することができず矯正不良が発生する。この矯正不良は、段ボールシートが搬送方向に長くなるほど顕著となる。

0006

そこで、本発明は、段ボールシートのパネルの連結部分における折り目の形成位置を所望の位置に精度良く矯正してフィッシュテール状に傾斜する状態を防止することが可能なフォルダグルアを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

[第1の発明態様とその具体的態様]
上記の目的を達成するために、請求項1に係る第1の発明態様は、連結部分を介して連結された第1乃至第4のパネルと接合代とを有する段ボールシートの第1および第4のパネルを連結部分で折り曲げて接合代で第1および第4のパネルを接着するフォルダグルアにおいて、折り曲げられつつある第1および第4のパネルの連結部分を押圧するために段ボールシートの搬送方向と直交するシート幅方向において相対的に移動可能な一対の押圧部材と、前記搬送方向において前記一対の押圧部材より上流側に配置され、前記搬送方向に搬送される段ボールシートの通過を検知して検知信号を発生する検知部と、前記第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において前記一対の押圧部材を相対的に移動させて前記第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングを前記検知部からの検知信号の発生に基づいて決定する制御部と、を備えた構成である。

0008

第1の発明態様において、段ボールシートは、連結された第1乃至第4のパネルと接合代とを有するものであれば、搬送方向の一方の端部にのみ溝切り加工が施された片フラップの段ボールシートでも、先端部および後端部の両側に溝切り加工が施された両フラップの段ボールシートであっても良い。

0009

第1の発明態様において、一対の押圧部材は、相対的に移動可能な構成であれば、両押圧部材が移動可能な構成でも、一方の押圧部材が固定され他方の押圧部材のみが移動可能な構成であっても良い。

0010

第1の発明態様において、検知部は、段ボールシートの一部が通過したことを検知する構成であればよく、たとえば、段ボールシートの先端部の通過を検知する構成でも、段ボールシートの後端部の通過を検知する構成であっても良い。

0011

第1の発明態様において、制御部は、連結部分を押圧するタイミングとして、検知信号の発生時点から、段ボールシートの搬送速度を考慮してオーダ毎に決められた一定時間の経過後のタイミングを決定する構成でも、検出部と押圧部材との間の距離および段ボールシートの各部分の寸法に基づいて演算された搬送量に相当する時間の経過後のタイミングを決定する構成でも、使用者が任意に設定した設定値に基づいて決定された時間の経過後のタイミングを決定する構成であっても良い。

0012

第1の発明態様において、一対の押圧部材が押圧する連結部分の搬送方向における領域は、連結部分の全領域でも、連結部分の一部の領域であっても良い。一般に、第1および第4のパネルの連結部分のシート幅方向における間隔は、連結部分の先端部側において狭くなり、連結部分の後端部側において外側に広がることから、フィッシュテール状に傾斜する現象を効果的に矯正するには、一対の押圧部材による押圧動作が、連結部分の中央位置から開始され、連結部分の後端部側に向かって実行されることが好ましい。すなわち、一対の押圧部材が連結部分の余りにも先端部分近傍から押圧する場合、先端部分は内側に狭くなり、フィッシュテール状に傾斜する現象が大きくなってしまう。反対に、両押圧部材が連結部分の余りにも後端部分近傍から押圧する場合、すでに確定された下流側の折り目の形成位置が変化し難いことから、フィッシュテール状に傾斜した状態はほとんど矯正されることはない。このため、両押圧部材の押圧動作が連結部分の中間の位置、好ましくは中央位置から開始されることにより、折り目の形成方向が効果的に矯正される。

0013

第1の発明態様において、一対の押圧部材が第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングは、第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前であれば、いずれのタイミングであっても良い。第1および第4のパネルが90度折り曲げられる前の状態では、折り目がほとんど形成されておらず、反対に、180度まで折り曲げられた状態では、ほとんど確定された折り目の形成位置を矯正することが困難となる。このため、折り目が形成され始めた90度の折り曲げ状態より後であって、折り目の形成位置の矯正が可能な180度に折り曲げられる前の状態までの間に、連結部分が押圧される。連結部分は搬送方向に所定の寸法を有していることから、一対の押圧部材による押圧動作が開始される連結部分の所定の位置において、第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前であれば、その押圧開始される所定の位置より下流側に位置する連結部分の先端側部分が180度に折り曲げられていてもよい。

0014

請求項2に係る発明は、一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔に関する具体的態様である。この具体的態様は、前記一対の押圧部材が、前記折り曲げられた第1および第4のパネルの連結部分を押圧するために段ボールシートの搬送方向と直交するシート幅方向において相対的に接近および離間が可能に構成され、前記一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔が、前記第1および第4のパネルが180度折り曲げられた状態において前記第1のパネルの連結部分と第4のパネルの連結部分との前記シート幅方向における所定の折曲幅間隔より小さく設定される構成である。

0015

本具体的態様において、一対の押圧部材の接近状態での間隔が所定の折曲幅間隔より小さければ、一対の押圧部材の離間状態での間隔はその所定の折曲幅間隔と同じでも、所定の折曲幅間隔より大きくても良い。

0016

請求項3に係る発明は、一対の押圧部材を相対的に接近および離間させるタイミングに関する具体的態様である。この具体的態様は、前記制御部は、前記一対の押圧部材を相対的に接近させるタイミングと前記一対の押圧部材を相対的に離間させるタイミングとを決定し、接近タイミングから離間タイミングまでの間に前記一対の押圧部材を接近状態に保持し、前記制御部が、前記第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において前記一対の押圧部材を相対的に接近させて前記第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングを前記接近タイミングとして前記検知部からの検知信号の発生に基づいて決定し、前記押圧される連結部分の前記搬送方向における領域の長さに応じて前記離間タイミングを決定する構成である。

0017

本具体的態様において、制御部は、押圧される連結部分の搬送方向における領域の長さに応じて、接近タイミングからの時間が変化する離間タイミングを決定する構成であれば、接近タイミングから、段ボールシートの搬送速度を考慮してオーダ毎に決められた一定時間の経過後のタイミングを離間タイミングとして決定する構成でも、検出部と押圧部材との間の距離および押圧される連結部分の搬送方向における領域の長さに基づいて演算された搬送量に相当する時間の経過後のタイミングを離間タイミングとして決定する構成でも、使用者が任意に設定した設定値に基づいて決定された時間の経過後のタイミングを離間タイミングとして決定する構成であっても良い。また、制御部は、検知部からの検知信号の発生時点から、所定の時間の経過後のタイミングを離間タイミングとして決定する構成であっても良い。押圧される連結部分の搬送方向における領域の長さは、一対の押圧部材が連結部分の中で押圧する領域の搬送方向における長さである。

0018

請求項4に係る発明は、一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔に関して更に具体化した態様であり、前記一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔と前記所定の折曲幅間隔との差が、前記折り曲げられる段ボールシートの中芯波状に形成された段の1ピッチより小さい構成である。

0019

請求項5に係る発明は、一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔を変更する構成に関する具体的態様であり、前記一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔を前記折り曲げられる段ボールシートのフルートの種類に応じて変更する間隔変更部を備えた構成である。

0020

請求項6に係る発明は、一対の押圧部材が第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングに関する具体的態様である。この具体的態様は、一方の面に罫線が施された前記段ボールシートの第1および第4のパネルが、連結部分で折り曲げられ、その連結部分の前記一方の面側において第2および第3のパネルとそれぞれ接触し始める状態まで折り曲げられた後であって、180度折り曲げられる前において、前記制御部が、前記一対の押圧部材を相対的に移動させて前記第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングを前記検知部からの検知信号の発生に基づいて決定する構成である。

0021

請求項7に係る発明は、離間タイミングの決定に関する具体的態様であり、前記搬送方向に搬送される段ボールシートが、一方の端部のみに前記搬送方向と平行に延びる溝が形成された溝形成部分と、その溝の終端部から段ボールシートの他方の端部までの連結部分とを有し、前記制御部が、その溝の終端部から段ボールシートの他方の端部までの連結部分の前記搬送方向における所定の寸法に応じて前記離間タイミングを決定する構成である。

0022

本具体的態様において、制御部は、段ボールシートの通過を検知する検知信号の発生時点から、段ボールシートの搬送速度を考慮してオーダ毎に決められた一定時間の経過後のタイミングを離間タイミングとして決定する構成でも、検出部と押圧部材との間の距離および段ボールシートの各部分の寸法に基づいて演算された搬送量に相当する時間の経過後のタイミングを離間タイミングとして決定する構成でも、使用者が任意に設定した設定値に基づいて決定された時間の経過後のタイミングを離間タイミングとして決定する構成であっても良い。

0023

[第2の発明態様とその具体的態様]
上記の目的を達成するために、請求項8に係る第2の発明態様は、連結部分を介して連結された第1乃至第4のパネルと接合代とを有する段ボールシートの第1および第4のパネルを連結部分で折り曲げて接合代で第1および第4のパネルを接着するフォルダグルアにおいて、折り曲げられつつある第1および第4のパネルの連結部分を案内規制するために、段ボールシートの搬送方向と直交するシート幅方向に所定の案内間隔で配置された一対の案内規制部材と、折り曲げられつつある第1および第4のパネルの連結部分を押圧するために前記シート幅方向において互いに接近および離間するように移動可能に構成され、互いに接近した状態での間隔が前記一対の案内規制部材の所定の案内間隔より小さく設定された一対の押圧部材と、前記搬送方向において前記一対の押圧部材より上流側に配置され、前記搬送方向に搬送される段ボールシートの通過を検知して検知信号を発生する検知部と、前記第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において前記一対の押圧部材を相対的に接近させて前記第1および第4のパネルの連結部分を押圧する接近タイミングを前記検知部からの検知信号の発生に基づいて決定し、前記押圧される連結部分の前記搬送方向における領域の長さに応じて前記一対の押圧部材を離間させるタイミングを決定し、接近タイミングから離間タイミングまでの間、前記一対の押圧部材を接近状態に保持する制御部と、を備えた構成である。

0024

第2の発明態様において、一対の押圧部材は、一対の案内規制部材に対して搬送方向の上流側または下流側のいずれに配置されても良い。

0025

第2の発明態様においても、第1の発明態様およびその具体的態様と同様に、段ボールシートの形状、一対の押圧部材の間隔、検出部の構成および制御部の構成について、種々の態様が採用される。

0026

請求項9に係る発明は、一対の案内規制部材の所定の案内間隔および一対の押圧部材が相対的に接近した接近状態での間隔に関する具体的態様である。この具体的態様は、前記一対の案内規制部材の所定の案内間隔が、前記第1および第4のパネルが180度折り曲げられた状態において前記第1のパネルの連結部分と第4のパネルの連結部分との前記シート幅方向における所定の折曲幅間隔と同じ間隔に設定され、前記一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔が、前記所定の折曲幅間隔より小さく設定される構成である。

0027

請求項10に係る発明は、一対の押圧部材の配置位置に関する具体的態様であり、前記一対の押圧部材が、前記一対の案内規制部材より前記搬送方向において下流側に配置される構成である。

0028

請求項11に係る発明は、各押圧部材の構成に関する具体的態様であり、前記各押圧部材が、前記シート幅方向に移動可能な支持部材上において前記搬送方向に配列された回転可能な多数のロールからなり、前記多数のロールが、前記支持部材上に固定された1つの駆動モータにより回転駆動される構成である。

0029

本具体的態様において、支持部材は、シート幅方向に移動可能に構成されていれば、フォルダグルアの装置フレーム上でシート幅方向に移動可能である構成でも、その装置フレーム上でシート幅方向に移動可能に設けられた可動部材上において、シート幅方向に移動可能である構成であっても良い。

0030

請求項12に係る発明は、各押圧部材を支持し移動させる機構に関する具体的態様である。この具体的態様は、前記シート幅方向に移動可能な可動部材と、前記可動部材上で前記シート幅方向に移動可能に配置され、前記各押圧部材を支持する支持部材と、前記可動部材に固定され、前記支持部材を前記シート幅方向に移動させるための押圧駆動部とを備え、前記制御部が、前記決定された接近タイミングおよび離間タイミングにより前記押圧駆動部の駆動を制御する構成である。

0031

請求項13に係る発明は、支持部材の位置決めに関する具体的態様であり、前記押圧駆動部により前記支持部材が移動されたときに、前記シート幅方向における前記支持部材の停止位置を決定するためのストッパ部材を備える構成である。

0032

請求項14に係る発明は、案内規制部材および押圧部材を支持する支持機構に関する具体的態様である。この具体的態様は、前記一対の案内規制部材が、前記シート幅方向に移動可能な一対の第1の可動部材によりそれぞれ支持され、前記一対の押圧部材が、前記シート幅方向に移動可能な一対の第2の可動部材上において前記シート幅方向に移動可能な一対の支持部材によりそれぞれ支持され、前記一対の第1の可動部材が、第1の幅方向駆動部により前記シート幅方向に移動され、前記一対の第2の可動部材が、第2の幅方向駆動部により前記シート幅方向に移動され、前記一対の案内規制部材の間隔および前記一対の押圧部材の離間状態での間隔が、前記連結された第2および第3のパネルの前記シート幅方向における所定の幅寸法に応じた間隔となるように、前記制御部は、前記第1および第2の幅方向駆動部の駆動を制御する構成である。

0033

本具体的態様において、一対の案内規制部材の間隔と一対の押圧部材の離間状態での間隔とは、所定の幅寸法に応じて変化するものであれば、両間隔が同じ間隔でも、異なる間隔であっても良い。

発明の効果

0034

[第1の発明態様の効果]
第1の発明態様において、制御部は、第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において一対の押圧部材を相対的に移動させて第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングを検知部からの検知信号の発生に基づいて決定する。この結果、連結部分において折り目の形成位置が確定しておらず連結部分が高剛性状態になる前に、連結部分が押圧されることにより、折り目の形成位置が所望の位置に精度良く矯正され、フィッシュテール状に傾斜する状態が事前に防止される。

0035

[具体的態様の効果]
請求項2の具体的態様において、一対の押圧部材が相対的に接近した接近状態での間隔は、第1および第4のパネルが180度折り曲げられた状態において第1のパネルの連結部分と第4のパネルの連結部分とのシート幅方向における所定の折曲幅間隔より小さく設定される。段ボールシートの第1および第4パネルが180度に折り曲げられる前においては、一対の押圧部材が第1および第4のパネルの連結部分を所定の折曲幅間隔まで押圧しても、まだ高剛性状態になっていない連結部分の弾性により、押圧力を除去したときに折り目の形成方向が外側に向かってずれてしまう。このため、本具体的態様では、一対の押圧部材が所定の折曲幅間隔より小さい間隔まで連結部分を押圧し、連結部分の弾性が小さくなった状態で折り目の形成方向が矯正され、押圧力を除去した後でも、矯正された折り目の形成方向が変化することはなくなる。この結果、連結部分における折り目の形成方向が精度良く矯正される。

0036

請求項3の具体的態様において、制御部は、第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において一対の押圧部材を相対的に接近させて第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングを接近タイミングとして検知部からの検知信号の発生に基づいて決定し、押圧される連結部分の搬送方向における領域の長さに応じて離間タイミングを決定する。接近タイミングから離間タイミングまでの時間が、押圧される連結部分の搬送方向における領域の長さに関係なく一定であったり、従来技術のように瞬間的である場合には、連結部分が局部的に押圧されるのみで、連結部分の先端部側から徐々に形成された折り目の形成方向が連結部分の広い範囲にわたって矯正されることはない。このため、本具体的態様では、離間タイミングが押圧される連結部分の搬送方向における領域の長さに応じて決定されることにより、連結部分の広い範囲にわたって折り目の形成方向が精度良く矯正される。

0037

請求項4の具体的態様において、一対の押圧部材が相対的に接近した接近状態での間隔と前記所定の折曲幅間隔との差は、折り曲げられる段ボールシートの中芯が波状に形成された段の1ピッチより小さい。一対の押圧部材による押圧量の合計が1ピッチより小さく設定されることにより、折り目の形成位置がフィッシュテール状に傾斜した状態の連結部分の間隔と所定の折曲幅間隔との差は1ピッチより小さくなるため、折り目の形成方向が精度良く矯正される。

0038

請求項5の具体的態様において、間隔変更部が、一対の押圧部材が相対的に接近した接近状態での間隔をフルートの種類に応じて変更する。この結果、段ボールシートのフルートの種類が異なっても、両押圧部材の接近状態での間隔が自動的に変更され、連結部分の折り目の形成方向は精度良く矯正される。

0039

請求項6の具体的態様において、一方の面に罫線が施された段ボールシートの第1および第4のパネルが、連結部分で折り曲げられ、その連結部分の一方の面側において第2および第3のパネルとそれぞれ接触し始める状態まで折り曲げられた後であって、180度折り曲げられる前において、制御部は、一対の押圧部材を相対的に移動させて第1および第4のパネルの連結部分を押圧するタイミングを検知部からの検知信号の発生に基づいて決定する。この結果、第1および第4のパネルが連結部分の一方の面側において第2および第3のパネルと接触し始め、波形状の中芯が挫屈して折り目の形成位置が定まる状態で、連結部分が押圧されることにより、その連結部分における折り目の形成位置が各押圧部材の移動に応じて変化して精度良く矯正される。

0040

請求項7の具体的態様において、搬送方向に搬送される段ボールシートは、一方の端部のみに前記搬送方向と平行に延びる溝が形成された溝形成部分と、その溝の終端部から段ボールシートの他方の端部までの連結部分とを有し、制御部は、その溝の終端部から段ボールシートの他方の端部までの連結部分の搬送方向における所定の寸法に応じて離間タイミングを決定する。溝が一方の端部のみに形成された段ボールシート、すなわち片フラップの段ボールシートについては、溝の終端部から段ボールシートの他方の端部までの連結部分の所定の寸法が、段ボールシートにより構成される箱の深さ寸法である。一般に、フィッシュテール状に傾斜する現象が発生するおそれのある連結部分の搬送方向における寸法が、箱の深さ寸法に相当することから、本具体的態様においては、一対の押圧部材が押圧動作を終了する離間タイミングが、溝の終端部から他方の端部までの連結部分の所定の寸法に応じて決定され、連結部分の矯正されるべき範囲が精度良く決定される。

0041

[第2の発明態様の効果]
第2の発明態様において、一対の押圧部材が互いに接近および離間するように移動可能に構成され、一対の押圧部材の接近状態での間隔が一対の案内規制部材の所定の案内間隔より小さく設定される。第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において接近タイミングが検知信号の発生に基づいて決定され、離間タイミングが連結部分の搬送方向における領域の長さに応じて決定され、接近タイミングから離間タイミングまでの間、一対の押圧部材が接近状態に保持される。この結果、第1および第4のパネルが90度折り曲げられた後であって180度折り曲げられる前において一対の押圧部材が所定の案内間隔より小さい間隔まで連結部分をそれぞれ押圧することにより、連結部分において折り目の形成位置が確定しておらず連結部分の弾性が小さくなっているが高剛性状態になっていない状態で、折り目の形成位置が矯正され、押圧力を除去した後でも、矯正された折り目の形成方向が変化することはなくなる。また、離間タイミングが押圧される連結部分の搬送方向における領域の長さに応じて決定されることにより、連結部分の広い範囲にわたって折り目の形成方向が精度良く矯正される。

0042

[具体的態様の効果]
請求項9の具体的態様において、一対の案内規制部材の所定の案内間隔は所定の折曲幅間隔と同じ間隔に設定され、一対の押圧部材が相対的に接近した状態での間隔は所定の折曲幅間隔より小さく設定される。一般に、第1および第4のパネルが90度程度に折り曲げられた状態において第1のパネルの連結部分と第4のパネルの連結部分とのシート幅方向における折曲初期の間隔は、第1および第4のパネルが180度に折り曲げられた状態において第1のパネルの連結部分と第4のパネルの連結部分とのシート幅方向における折曲終期の所定の折曲幅間隔より大きい。所定の折曲幅間隔は、パネルが180度に折り曲げられた段ボールシートの自然長であることから、この180度に折り曲げられた段ボールシートの折り目の形成位置を変化させるには、所定の折曲幅間隔より小さい矯正用の間隔まで段ボールシートの連結部分が押圧される必要がある。このため、本具体的態様では、一対の案内規制部材が、折曲初期の間隔を有する90度程度に折り曲げられた段ボールシートを、所定の折曲幅間隔と同じ間隔である所定の案内間隔までシート幅方向において規制して案内することができる。また、一対の押圧部材は、180度折り曲げられたときに自然長で所定の折曲幅間隔を有することになる段ボールシートの連結部分を、所定の折曲幅間隔より小さい矯正用の間隔まで接近して押圧することにより、連結部分における折り目の形成方向が精度良く矯正される。

0043

請求項10の具体的態様において、連結部分のシート幅方向における間隔が一対の案内規制部材により先ず規制され、その連結部分における初期の折り目の形成位置が定められる。この初期の折り目の形成位置は、段ボールシートと折り曲げベルトなどとの接触摩擦抵抗により外側にずれることから、一対の押圧部材により折り目の形成位置のずれが矯正される。この結果、両案内規制部材により定められた初期の折り目の形成位置のずれは、下流側の両押圧部材により逐次精度良く矯正され、フィッシュテール状に傾斜する状態が防止される。

0044

請求項11の具体的態様において、各押圧部材が支持部材上に配列された多数のロールからなり、その多数のロールが1つの駆動モータにより回転駆動されて連結部分を押圧する。この結果、多数のロールにより連結部分が押圧されている間でも、連結部分が多数のロールから受ける摩擦抵抗は小さく、連結部分の搬送速度および搬送方向などの搬送状態が乱されることはない。

0045

請求項12の具体的態様において、制御部が接近タイミングおよび離間タイミングにより押圧駆動部の駆動を制御し、各押圧部材を支持する支持部材が、可動部材上で押圧駆動部によりシート幅方向に移動される。この結果、オーダの変更により段ボールシートのシート幅、たとえば所定の折曲幅間隔が変更された場合でも、各押圧部材が押圧動作時に移動するストロークは、可動部材に対する支持部材の比較的小さな移動量として定められることから、フォルダグルアの装置フレームに対して各押圧部材が比較的大きく移動する構成に比べ、連結部分における折り目の形成位置が高速で精度良く矯正される。

0046

請求項13の具体的態様において、押圧駆動部により支持部材が移動されたときに、シート幅方向における支持部材の停止位置がストッパ部材により決定される。この結果、接近状態における一対の押圧部材の間隔が正確に設定され、連結部分の矯正精度が向上する。

0047

請求項14の具体的態様において、一対の案内規制部材が一対の第1の可動部材によりそれぞれ支持され、一対の押圧部材が一対の第2の可動部材上において一対の支持部材によりそれぞれ支持される。一対の案内規制部材の間隔および一対の押圧部材の離間状態での間隔が、前記連結された第2および第3のパネルのシート幅方向における所定の幅寸法に応じた間隔となるように、制御部が第1および第2の幅方向駆動部の駆動を制御する。この結果、一対の案内規制部材は、オーダ毎に異なる所定の幅寸法に応じて連結部分を案内規制し、離間状態にある一対の押圧部材は、折り曲げられた段ボールシートの搬送状態を少なくとも乱すことはない。すなわち、一対の押圧部材の離間状態での間隔が一対の案内規制部材の間隔と同じ場合には、離間状態にある一対の押圧部材は段ボールシートの連結部分を案内規制することができ、一対の押圧部材の離間状態での間隔が一対の案内規制部材の間隔より大きい場合には、離間状態にある一対の押圧部材は段ボールシートのフラップ部分と接触することによってフラップ部分を損傷させることがない。

図面の簡単な説明

0048

本発明の第1の実施形態に係るフォルダグルア1の全体的構成を示す図面である。
第1の実施形態に係る片フラップの段ボールシートSSを示す平面図である。
第1の実施形態に係る左側の案内規制機構51を示す平面図である。
上記左側の案内規制機構51を示す左側面図である。
図3におけるA−A線に従って左側の案内規制機構51を示す部分断面図である。
第1の実施形態に係る左側の矯正機構52を示す平面図である。
上記左側の矯正機構52を示す左側面図である。
図6におけるB−B線に従って左側の矯正機構52を示す部分断面図である。
図6におけるC−C線に従って左側の矯正機構52を示す部分断面図である。
第1の実施形態に係るフォルダグルア1の電気的構成を示すブロック図である。
第1の実施形態に係るフォルダグルア制御装置1200の主制御プログラム制御処理を示すフローチャートである。
上記フォルダグルア制御装置1200の押圧制プログラムの制御処理を示すフローチャートである。
第1の実施形態においてパネルの連結部分の中央位置が最も下流側の矯正ロール220L−D、220R−Dの配置位置に到達した状態を示す説明図である。
第1の実施形態において段ボールシートSSの後端部BEが最も下流側の矯正ロール220L−D、220R−Dの配置位置を通過する状態を示す説明図である。
第1の実施形態において第1および第4のパネルP1、P4が90度に折り曲げられた状態を示す説明図である。
第1の実施形態において第1および第4のパネルP1、P4の連結部分がゲージロール120L、120Rにより案内規制され、両パネルが90度の折曲状態から角度θ1だけ折り曲げられた状態を示す説明図である。
第1の実施形態において第1および第4のパネルP1、P4の連結部分が離間状態にある矯正ロール220L、220Rの間に搬送され、両パネルが90度の折曲状態から角度θ2だけ折り曲げられた状態を示す説明図である。
第1の実施形態において第1および第4のパネルP1、P4の連結部分が接近状態にある矯正ロール220L、220Rにより押圧され、両パネルが90度の折曲状態から角度θ3、θ4だけ折り曲げられた状態を示す説明図である。
第1の実施形態において第1および第4のパネルP1、P4が180度まで折り曲げられた状態を示す説明図である。
本発明の第2の実施形態において両フラップの段ボールシートSSが搬送方向PDに搬送され、パネルの連結部分の中央位置が最も下流側の矯正ロール220L−D、220R−Dの配置位置に到達した状態を示す説明図である。
第2の実施形態においてパネルの連結部分の後端部が最も下流側の矯正ロール220L−D、220R−Dの配置位置を通過する状態を示す説明図である。

実施例

0049

[第1の実施形態]
片フラップの段ボールシートを折り曲げながら接着するフォルダグルアに本発明を適用した第1の実施形態について、添付図面を参照して以下に説明する。一般に、段ボールシート製函機は、フォルダグルアを含め、多数の加工装置が段ボールシートの搬送方向に沿って配置されて構成されている。段ボールシート製函機は、フォルダグルアより上流側に、段ボールシートの供給装置印刷装置、段ボールシートの罫入れおよび溝切りの加工を行うクリーザスロッタ装置を備え、フォルダグルアの下流側に、折り曲げられて糊付けされた段ボールシートを集積して排出するカウンタエジェクタ装置を備えている。このように構成された段ボールシート製函機は、特開平9−165124号公報などにより公知であるので、フォルダグルア以外の加工装置については、その説明を省略する。なお、図面において矢印で示す方向に従って、上下方向、左右方向および前後方向が定められる。

0050

《全体的構成》
図1は、本実施形態のフォルダグルア1の全体的構成を示す図面である。フォルダグルア1は、図1に示す後方から前方に向かう搬送方向PDにおいて、クリーザスロッタ装置から片フラップの段ボールシートSSを供給され、その段ボールシートSSを折り曲げて接着し、接着された段ボールシートSSをカウンタエジェクタ装置に排出する加工装置である。片フラップの段ボールシートSSは、図2に示すように、搬送方向PDと直交するシート幅方向WDにおいて、第1乃至第4のパネルP1〜P4を有し、第1のパネルP1の左側に接合代GSを有する。罫線K1〜K4が、クリーザスロッタ装置により、第1パネルP1と接合代GSとの連結部分、および各パネルと各パネルとの連結部分にそれぞれ形成され、また溝S1〜S3が、クリーザスロッタ装置により、段ボールシートSSの先端部FEのみに形成されている。各連結部分は、搬送方向PDと平行な方向において各溝の終端部から段ボールシートSSの後端部BEまでの所定の深さ寸法CNLを有し、罫線K2が施された連結部分と罫線K4が施された連結部分との間隔は、シート幅方向WDにおいて所定の幅間隔CNWとされている。溝S1〜S3が形成された各フラップ部分は、搬送方向PDと平行な方向において段ボールシートSSの先端部FEから各溝の終端部までの所定のフラップ寸法FPLを有する。

0051

図1において、フォルダグルア1は、段ボールシートSSを搬送経路PLに沿って搬送する搬送装置2と、段ボールシートSSの接合代GSに糊付けする糊付け装置3と、段ボールシートSSの第1および第4のパネルP1、P4を平坦な状態から90度程度まで折り曲げる第1の折曲ステーション4と、第1および第4のパネルP1,P4を90度から180度まで折り曲げる第2の折曲ステーション5とから構成される。

0052

〈搬送装置の構成〉
搬送装置2は、搬送経路PLの上方において、フォルダグルア1の全長にわたって搬送経路PLに沿って配置され、段ボールシートSSの上面を吸引して搬送方向PDに搬送するサクションタイプの構成を有する。搬送装置2は、搬送経路PLの左右両側に張設された一対の上方搬送ベルト20を有する。両上方搬送ベルト20は、公知のサクションチャンバおよびサクションブロアからなる吸引装置により上方に吸引されている。両上方搬送ベルト20は、多数の吸引孔を有し、搬送モータ21により駆動され、両上方搬送ベルト20の搬送量を検出するために搬送量検出器22が搬送モータ21の回転軸に連結されている。両上方搬送ベルト20のシート幅方向WDにおける間隔は、段ボールシートSSの所定の幅間隔CNWに応じて調整可能である。

0053

〈糊付け装置の構成〉
糊付け装置3は、フォルダグルア1において段ボールシートSSが供給される供給口に近接して配置されている。糊付け装置3は、供給口から搬送される段ボールシートSSの接合代GSにを塗布するもので、公知の構成である。糊が塗布された接合代GSは、段ボールシートSSがフォルダグルア1から排出されるときに、公知の接合ローラにより第4のパネルP4と接着される。

0054

〈第1の折曲ステーションの構成〉
第1の折曲ステーション4は、図1に示すように、搬送経路PLの左右両側に、段ボールシートSSの第1および第4のパネルP1、P4を平坦状態から90度程度まで折り曲げるための一対のパネル折曲バー40と、段ボールシートSSを下方から支持して搬送する一対の下方搬送ベルト41とを備えている。一対のパネル折曲バー40は、フォルダグルア1の段ボールシートSSの供給口から第2の折曲ステーション5の上流側部分まで延びてフォルダグルア1の装置フレームに固定されており、公知の構成である。一対の下方搬送ベルト41は、フォルダグルア1の段ボールシートSSの供給口と第2の折曲ステーション5の上流側部分との間に張設され、一対の上方搬送ベルト20と協働して段ボールシートSSを搬送する。

0055

先端検出器42が、第2の折曲ステーション5の上流側においてフォルダグルア1の装置フレームに配置されている。先端検出器42は、搬送経路PLに沿って搬送される段ボールシートSSの先端部FEの通過を光学的に検出する。

0056

〈第2の折曲ステーションの構成〉
第2の折曲ステーション5は、図1に示すように、搬送経路PLの左右両側に、段ボールシートSSの第1および第4のパネルP1、P4を90度から180度まで折り曲げるために駆動される一対のパネル折曲ベルト50と、折り曲げられた第1および第4のパネルP1、P4の両連結部分を案内規制する一対の案内規制機構51と、第1および第4のパネルP1、P4の両連結部分に形成される折り目の形成方向を矯正する一対の矯正機構52とを備えている。

0057

一対のパネル折曲げベルト50は、第2の折曲ステーション5の全長にわたって配置され、第1および第4のパネルP1、P4と接触可能な接触面を有する。各パネル折曲ベルトの接触面は、搬送方向PDの上流側において垂直に起立した状態に位置し、下流側に移動するに従い徐々に傾斜して最終的に水平な状態に変化するように、各パネル折曲ベルトは多数のローラにより張設されている。両パネル折曲ベルト50のシート幅方向WDにおける間隔は、段ボールシートSSの所定の幅間隔CNWに応じて調整可能である。パネル折曲ベルトの基本的な構成は、特開2007−185799号公報などにより公知である。

0058

(案内規制機構の構成〉
一対の案内規制機構51は同じ基本構成であるので、搬送経路PLの左側に配置された案内規制機構51の構成について、図3乃至図5を参照して説明する。図3は、左側の案内規制機構51を上方から見た平面図であり、図4は、左側の案内規制機構51を左側から見た側面図であり、図5は、図3において、A−A線に従う断面図である。案内規制機構51は、フォルダグルア1の装置フレームに固定された案内支持フレーム100と、案内支持フレーム100に固定された駆動装置110と、多数のゲージロール120を支持する支持板130と、駆動装置110の駆動により支持板130をシート幅方向WDに移動させる移動機構140とを備えている。

0059

図3において、案内支持フレーム100は、互いに対向する一対の固定板101、102と、両固定板の前端および後端にそれぞれ架設された一対のカイドバー103、104とから構成される。

0060

図3において、駆動装置110は、案内支持フレーム100の固定板101に固定されている。駆動装置110は、サーボモータからなる第1駆動モータ111と、公知のかさ歯車からなる出力方向変換機構112とを備える。駆動装置110は、第1駆動モータ111の回転軸が前後方向に延びる状態で固定板101に固定されている。出力方向変換機構112は、第1駆動モータ111の回転軸と直交する左右方向に延びる出力軸113を有している。

0061

図3において、移動機構140は、一対の固定板101、102の間に架設された一対のねじ軸141、142と、両ねじ軸螺合する一対のナット部材143、144とを備える。ねじ軸141は、公知の歯車機構を介して出力方向変換機構112の出力軸113と連結されている。ねじ軸142は、公知のチェンベルト機構を介してねじ軸141と連結されている。第1回転検出器145が、ねじ軸142の回転量および回転方向を検出するためにねじ軸142に連結されている。

0062

図5において、一対のナット部材143、144は、一対のねじ軸141、142とそれぞれ螺合する係合部分と、下方に延出した垂下部分とから構成される。各垂下部分は、支持板130の側面に固定される。図5において、一対の保持具146、147が、支持板130の上面に固定され、各保持具は左右方向に貫通する貫通穴を有する。案内支持フレーム100の一対のガイドバー103、104は、両保持具146、147の貫通穴に挿通され、支持板130を左右方向に案内する。

0063

本実施形態では、8個のゲージロール120が、図3に示すように搬送方向PDに配列されており、支持板130の下面に回転可能に支持されている。図4において、第1ロール回転モータ148が、回転軸が上下方向に延びる状態で支持板130の上面に固定され、支持板130の下面に回転可能に支持された駆動プーリ149と、公知の動力伝達機構を介して連結されている。タイミングベルト150が、駆動プーリ149の回転を8個のゲージロール120に伝達するために、3個のテンションプーリ151を介して張設されている。なお、図3において、便宜上、第1ロール回転モータ148の図示は省略されている。

0064

支持板130は、移動機構140により、段ボールシートSSの所定の幅間隔CNWに応じて駆動モータ111の回転に伴いシート幅方向(左右方向)に位置決めされる。本実施形態において搬送経路PLの左側に配置された8個のゲージロール120の組と、搬送経路PLの右側に配置された8個のゲージロール120の組とが、本発明の一対の案内規制部材の一例である。本実施形態において搬送経路PLの左側に配置された2個のナット部材143、144および支持板130と、搬送経路PLの右側に配置された2個のナット部材143、144および支持板130とが、本発明の一対の第1の可動部材の一例である。本実施形態の第1駆動モータ111が、本発明の第1の幅方向駆動部の一例である。

0065

(矯正機構の構成)
一対の矯正機構52は、搬送方向PDにおいて一対の案内規制機構51より下流側に配置されている。一対の矯正機構52は同じ基本構成であるので、搬送経路PLの左側に配置された矯正機構52の構成について、図6乃至図9を参照して説明する。図6は、左側の矯正機構52を上方から見た平面図であり、図7は、左側の矯正機構52を左側から見た側面図であり、図8は、図6において、B−B線に従う断面図であり、図9は、図6において、C−C線に従う断面図である。矯正機構52は、フォルダグルア1の装置フレームに固定された矯正支持フレーム200と、矯正支持フレーム200に固定された駆動装置210と、多数の矯正ロール220を支持する支持板230と、支持板230に連結された部材を駆動装置210の駆動によりシート幅方向WDに移動させる移動機構240と、支持板230に押圧運動を付与する押圧機構260とを備えている。

0066

図6において、矯正支持フレーム200は、互いに対向する一対の固定板201、202と、両固定板の前端および後端にそれぞれ架設された一対のカイドバー203、204とから構成される。

0067

図6において、駆動装置210は、矯正支持フレーム200の固定板201に固定されている。駆動装置210は、サーボモータからなる第2駆動モータ211と、公知のかさ歯車からなる出力方向変換機構212とを備える。駆動装置210は、第2駆動モータ211の回転軸が前後方向に延びる状態で固定板201に固定されている。出力方向変換機構212は、第2駆動モータ211の回転軸と直交する左右方向に延びる出力軸213を有している。

0068

図6において、移動機構240は、一対の固定板201、202の間に架設された一対のねじ軸241、242と、両ねじ軸に螺合する一対のナット部材243、244とを備える。ねじ軸242は、公知の歯車機構を介して出力方向変換機構212の出力軸213と連結されている。ねじ軸241は、公知のチェンベルト機構を介してねじ軸242と連結されている。第2回転検出器245が、ねじ軸241の回転量および回転方向を検出するためにねじ軸241に連結されている。

0069

図8において、一対のナット部材243、244は、一対のねじ軸241、242とそれぞれ螺合する係合部分と、下方に延出した垂下部分とから構成される。一対の保持具246、247が、支持板230の上面に固定され、各保持具は左右方向に貫通する貫通穴を有する。矯正支持フレーム200の一対のガイドバー203、204は、両保持具246、247の貫通穴に挿通され、支持板230を左右方向に案内する。

0070

本実施形態では、4個の矯正ロール220と、4個のゲージロール221とが、図6に示すように搬送方向PDに配列されており、支持板230の下面に回転可能に支持されている。具体的には、1個のゲージロール221が、4個の矯正ロール220の上流側に配置され、3個のゲージロール221が、4個の矯正ロール220の下流側に配置されている。各矯正ロール220の直径は、各ゲージロール221の直径より大きく設定され、各ゲージロール221の直径は、案内規制機構51の各ゲージロール120の直径と同じ大きさに設定されている。矯正ロール220の円周面は、ゲージロール221の円周面より、両ロール半径の差分だけ図6において右側に突出している。このため、パネルの連結部分に対する押圧動作は、矯正ロール220のみにより行われ、ゲージロール221は押圧動作に関与しない。本実施形態では、一方の側において4個の矯正ロール220が使用されるが、パネルの連結部分の長さに応じて、ゲージロール221が矯正ロール220に取り換えられることが可能である。図7において、第2ロール回転モータ248が、回転軸が上下方向に延びる状態で支持板230の上面に固定され、支持板230の下面に回転可能に支持された駆動プーリ249と、公知の動力伝達機構を介して連結されている。タイミングベルト250が、駆動プーリ249の回転を4個の矯正ロール220に伝達するために、3個のテンションプーリ251を介して張設されている。なお、図6において、便宜上、第2ロール回転モータ248の図示は省略されている。

0071

図8において、押圧機構260は、一対のナット部材243、244の垂下部分に固定された一対の保持板261、262と、両保持板261、262に固定された一対のエアシリンダ263、264とを備える。図6および図9において、両エアシリンダ263、264の可動部は、一対の可動板265、266にそれぞれ連結される。両可動板265、266は、支持板230の側面に固定される。一対のストッパボルト267、268が、両可動板265、266に形成された貫通孔に挿通され、両保持板261、262にねじ込まれている。両エアシリンダ263、264の可動部が突出したときに、両可動板265、266は、両ストッパボルト267、268の頭部に当接して位置決めされる。この結果、支持板230により支持された4個の矯正ロール220は、段ボールシートSSのパネルの連結部分を押圧するための所定の押圧位置に位置決めされる。シート幅方向WDにおける矯正ロール220の押圧位置は、両ストッパボルト267、268を両保持板261、262にねじ込む量を変更することにより調整される。

0072

本実施形態では、一対の矯正ロール220の組は搬送経路PLの左右両側に配置されているが、一方の側に配置された矯正ロール220の組が段ボールシートのパネルの連結部分を押圧するために移動する押圧ストロークは、段ボールシートSSのAフルートに関する中芯の段ピッチの1/4程度である2mmに設定されている。このため、左右両側の矯正ロール220の組は、パネルの連結部分を中芯の段ピッチの1/2程度である4mmだけ押圧するように構成されている。上記押圧ストロークは、保持板261、262に対する可動板265、266の移動可能量であるから、押圧ストロークはストッパボルト267、268を保持板261、262にねじ込む量により2mmに設定される。

0073

支持板230は、移動機構240により、図2に示す段ボールシートSSの所定の幅間隔CNWに応じて第2駆動モータ211の回転に伴いシート幅方向(左右方向)に位置決めされる。また、支持板230は、押圧機構260により、両エアシリンダ263、264の作動に伴い矯正ロール220が段ボールシートSSの第1および第4のパネルP1、P4の連結部分を押圧するために、両保持板261、262に対してシート幅方向に移動する。

0074

本実施形態において搬送経路PLの左側に配置された4個の矯正ロール220の組と、搬送経路PLの右側に配置された4個の矯正ロール220の組とが、本発明の一対の押圧部材の一例であり、本発明の多数のロールの一例である。本実施形態において搬送経路PLの左側に配置された2個のナット部材243、244および2個の保持板265、266と、搬送経路PLの右側に配置された2個のナット部材243、244および2個の保持板265、266とが、本発明の可動部材および一対の第2の可動部材の一例である。本実施形態において搬送経路PLの左右両側に配置された一対の支持板230が、本発明の一対の支持部材の一例である。本実施形態の駆動モータ211が、本発明の第2の幅方向駆動部の一例である。本実施形態の第2ロール回転モータ248が、本発明の駆動モータの一例である。本実施形態の一対のエアシリンダ263、264が、本発明の押圧駆動部の一例である。本実施形態の一対のストッパボルト267、268が、本発明のストッパ部材の一例である。

0075

《電気的構成》
第1の実施形態のフォルダグルア1の電気的構成について、添付図面を参照して以下に説明する。図10は、本実施形態のフォルダグルア1の電気的構成を示すブロック図である。図10に示すように、段ボールシート製函機において段ボールシートの加工を全般的に管理するために、上位管理装置1000および下位管理装置1100が設けられる。本実施形態では、上位管理装置1000は、予め決められた多数のオーダに関する加工管計画に従って、搬送モータ22などの主要なモータの回転速度、段ボールシートのサイズおよび加工数量などに関する制御指令情報を、下位管理装置1100に送る。

0076

下位管理装置1100は、上位管理装置1000からの制御指令情報に従って、段ボールシート製函機の各加工装置を動作させるものであるが、本実施形態のフォルダグルア1以外の他の加工装置の動作は公知であるので、図10において、他の加工装置の動作を制御する制御装置は省略され、フォルダグルア1の制御装置に関連する電気的構成のみが示されている。

0077

フォルダグルア制御装置1200は、フォルダグルア1の動作に必要な制御指令情報を下位管理装置1100から供給される。たとえば、制御指令情報は、搬送速度、段ボールシートSSの各部分のサイズ、段ボールシートSSのフルートの種類および紙質、加工数量などの情報である。フォルダグルア制御装置1200は、フォルダグルア1の全体を制御するための主制御プログラムなどのプログラムおよび設定値を記憶するROM1210と、演算処理結果一時記憶するRAM1220とにそれぞれ接続され、ROM1210およびRAM1220と共にコンピュータを構成している。フォルダグルア制御装置1200は、搬送ベルト駆動装置1300と、ロール回転駆動装置1400と、ロール横駆動装置1500と、ロール押圧駆動装置1600とにそれぞれ接続され、各駆動装置の駆動を制御する。また、フォルダグルア制御装置1200は、搬送ベルト20の搬送量を検出するための搬送量検出器22と、段ボールシートSSの先端部FEの通過を検知するための先端検知器42とにそれぞれ接続され、搬送量に関する検出パルス信号および先端通過に関する検知信号を受け取る。フォルダグルア制御装置1200は、搬送量を測定するために搬送量検出器22からの検出パルス信号を計数する測定用内部カウンタを有しており、この内部カウンタはフォルダグルア制御装置1200の制御処理により発生される測定指令応答して計数動作を開始するように構成されている。

0078

本実施形態では、一対の案内規制機構51および一対の矯正機構52が、搬送経路PLの左右両側に配置されていることから、左側に配置された機構を構成するモータ、エアシンリダおよび回転検出器には、アルファベット文字Lを付し、右側に配置された機構を構成するモータ、エアシリンダおよび回転検出器には、アルファベット文字Rを付して図10において示す。ロール回転駆動装置1400は、フォルダグルア制御装置1200から速度指令を含む回転制御指令受け取り、その指令に従って、第1ロール回転モータ148L、148Rと第2ロール回転モータ248L、248Rとをそれぞれ駆動する。ロール横駆動装置1500は、フォルダグルア制御装置1200から回転量および回転方向を指令する回転制御指令を受け取り、その指令に従って、第1駆動モータ111L、111Rと第2駆動モータ211L、211Rとをそれぞれ駆動する。ロール押圧駆動装置1600は、フォルダグルア制御装置1200から押圧およびその停止を指令する押圧制御指令を受け取り、その指令に従って、エアシリンダ263L、264Lの電磁弁とエアシリンダ263R、264Rの電磁弁とを作動させる。

0079

フォルダグルア制御装置1200は、第1回転検出器145L、145Rと第2回転検出器245L、245Rとにそれぞれ接続され、ねじ軸142およびねじ軸241の回転量および回転方向に関する検出パルス信号を受け取る。フォルダグルア制御装置1200は、ナット部材143、144およびナット部材243、244のシート幅方向における現在位置を検出するために第1および第2の回転検出器145L、145R、245L、245Rからの検出パルス信号を計数する4個の位置検出用内部カウンタを有しており、各内部カウンタはフォルダグルア制御装置1200の制御処理から独立して計数動作を行うように構成されている。

0080

ROM1210は、制御プログラムとして、図11に示す主制御プログラムと、図12に示す押圧制御プログラムとを記憶している。主制御プログラムは、フォルダグルア1の全体を制御するプログラムであり、押圧制御プログラムは、左右両側の矯正ロール220が押圧動作のために互いに接近する接近タイミングと互いに離間する離間タイミングとを決定するためのプログラムである。

0081

《第1の実施形態の動作および作用》
第1の実施形態のフォルダグルア1の動作および作用について、図11および図12を参照して以下に説明する。図11および図12は、主制御プログラムおよび押圧制御プログラムの各ステップを示すフローチャートである。

0082

〈主制御プログラムの制御〉
本実施形態において、段ボールシート製函機の電源投入されると、図11に示す主制御プログラムの実行が開始される。まず、多数のオーダに関する加工管理計画中の所定オーダを実行する際には、上位管理装置1000は、所定のオーダを実行するために必要な制御指令情報、たとえば、段ボールシートSSの搬送速度、フルートの種類、シートの各部分のサイズ、加工数量などを指令する情報を下位管理装置1100に供給する。下位管理装置1100は、制御指令情報をフォルダグルア制御装置1200に供給する。

0083

主制御プログラムの実行が開始されたときに、初期設定が実行され(S1)、RAM1220の内容がクリアされる。制御指令情報が下位管理装置1100から供給され、RAM1220に記憶される(S2)。制御指令情報は、段ボールシートSSの搬送速度に応じた搬送モータ21の速度指令、その搬送速度に応じた第1および第2ロール回転モータ148L、148R、248L、248Rの速度指令、段ボールシートSSの各部分のサイズを表すサイズ情報、段ボールシートSSのフルートの種類を表すフルート情報、所定のオーダの加工数量を表す情報、左右両側のゲージロール120の間隔および左右両側の矯正ロール220の離間状態での間隔に関する情報などである。

0084

図13は、左右両側に配置された一対の案内規制機構51L、51Rおよび一対の矯正機構52L、52Rを上方から見た平面図である。図13において、一対の案内規制機構51L、51Rのゲージロール120L、120Rの間隔が、段ボールシートSSのパネルの連結部分を案内規制するために必要な所定の案内間隔GDWとなるように、第1の駆動モータ111L、111Rの駆動が制御され(S3)、左右両側のゲージロール120L、120Rがシート幅方向WDにおいて所定の位置に位置決めされる。両駆動モータ111L、111Rの駆動制御は同様な制御であることから、一方の案内規制機構51のみについて、駆動モータ111の駆動制御およびそれに関連する機構の動作を以下に説明する。

0085

所定の案内間隔GDWは、段ボールシートSSの第1および第4のパネルP1、P4が図19に示すように180度折り曲げられた状態において第1のパネルP1の連結部分と第4のパネルP4の連結部分とのシート幅方向WDにおける所定の折曲幅間隔W180に設定される。この所定の折曲幅間隔W180は、図2に示す段ボールシートSSの所定の幅間隔CNWおよびシート厚さなどに応じて予め決められている。所定の案内間隔GDWに関する情報は、制御指令情報として下位管理装置1100から供給され、ステップS2においてRAM1220に記憶されている。ステップS3が実行されると、駆動モータ111は、位置検出用内部カウンタの計数値が表すナット部材143、144の現在位置と、所定の案内間隔GDWの1/2の値およびゲージロール120の直径から算出される目標位置との差分に応じて、駆動モータ111の回転方向および回転量がロール横駆動装置1500に指令され、駆動モータ111が駆動される。ねじ軸141、142は、駆動モータ111の駆動により回転され、ナット部材143、144が目標位置まで移動される。両ナット部材143、144に固定された支持板130およびゲージロール120は所定の位置に位置決めされ、図13に示すように左右両側の案内規制機構51L、51Rのゲージロール120L、120Rの間隔が所定の案内間隔GDWに設定される。

0086

図13において、一対の矯正機構52L、52Rの矯正ロール220L、220Rの離間状態における間隔が、段ボールシートSSのフルートの種類に応じた所定の離間間隔SPWとなるように、第1の駆動モータ211L、211Rの駆動が制御され(S4)、左右両側の矯正ロール220L、220Rがシート幅方向WDにおいて所定の位置に位置決めされる。両駆動モータ211L、211Rの駆動制御は同様な制御であることから、一方の矯正機構52のみについて、駆動モータ111の駆動制御およびそれに関連する機構の動作を以下に説明する。

0087

所定の離間間隔SPWは、段ボールシートSSのフルートの種類に応じて、具体的には、図2に示す段ボールシートSSの所定の幅間隔CNW、シート厚さおよび中芯の段ピッチなどに応じて予め決められている。所定の離間間隔SPWに関する情報は、制御指令情報として下位管理装置1100から供給され、ステップS2においてRAM1220に記憶されている。ステップS4が実行されると、駆動モータ211は、位置検出用内部カウンタの計数値が表すナット部材243、244の現在位置と、所定の離間間隔SPWの1/2の値および矯正ロール220の直径から算出される目標位置との差分に応じて、駆動モータ211の回転方向および回転量がロール横駆動装置1500に指令され、駆動モータ211が駆動される。ねじ軸241、242は、駆動モータ211の駆動により回転され、ナット部材243、244が目標位置まで移動される。両ナット部材243、244に固定された保持板261、262、両保持板と共に移動する可動板265、266および支持板230は所定の位置に位置決めされる。図13に示すように左右両側の矯正機構52L、52Rの矯正ロール220L、220Rの間隔が所定の離間間隔SPWに設定される。

0088

段ボールシートSSのフルートの種類が、Aフルートである場合、矯正ロール220L,220Rの所定の離間間隔SPWは、ゲージロール120L、120Rの所定の案内間隔GDWと同じに設定され、所定の折曲幅間隔W180となる。段ボールシートSSのフルートの種類が、Aフルート以外の他のフルートである場合、矯正ロール220L,220Rの所定の離間間隔SPWは、ゲージロール120L、120Rの所定の案内間隔GDWより大きく設定される。具体的には、他のフルートがBフルートである場合、Aフルートに比べ、所定の離間間隔SPWは所定の案内間隔GDWより1mm程度大きく設定される。本実施形態では、一方の側に配置された矯正ロール220の組が段ボールシートのパネルの連結部分を押圧するために移動する押圧ストロークは、保持板261、262に対する可動板265、266の移動可能量であることから、段ボールシートSSのAフルートを基準として機械的構成により、Aフルートの中芯の段ピッチの1/4程度である2mmに設定されている。しかし、フルートの種類がBフルートである場合、一方の側に配置された矯正ロール220の組が実際に連結部分を押圧する押圧量は、中芯の段ピッチの1/4である1.5mmに設定される必要があり、所定の案内間隔GDWが所定の折曲幅間隔W180に設定されているときは、左右両側の矯正ロール220L、220Rの所定の離間間隔SPWは、機械的構成により設定された押圧ストローク2mmとBフルートにおける押圧量1.5mmとの差分0.5mmの2倍である1mmだけ大きくなる。矯正ロール220L、220Rが互いに接近した接近状態での間隔CLWは、所定の離間間隔SPWがフルートの種類に応じて変更されることから、その変更に応じて変更される。

0089

先端検知器42が段ボールシートSSの先端部FEを検知してから、図13に示すようにパネルの連結部分の中央位置が最も下流側に配置された矯正ロール220L、220Rの配置位置に到達して両矯正ロール220L、220Rによる押圧動作が開始されるまでに、段ボールシートSSが所定の接近タイミング用搬送量CLLだけ搬送される必要がある。この所定の接近タイミング用搬送量CLLが算出され、その算出結果がRAM1220に記憶される(S5)。所定の接近タイミング用搬送量CLLは、図13に示す先端検知器42の配置位置から最も上流側に配置された矯正ロール220L、220Rの配置位置までの所定の距離SSLと、図2に示す段ボールシートSSの所定の深さ寸法CNLの1/2の値および所定のフラップ寸法FPLとを合計し、その合計値から、エアシリンダ263、264の電磁弁のオン作動遅れ時間に相当する値を差し引いて算出される。ステップS2において、所定の距離SSL、所定の深さ寸法CNLおよび所定のフラップ寸法FPLに関する情報は、制御指令情報として、下位管理装置1100から供給され、RAM1220に記憶されている。

0090

先端検知器42が段ボールシートSSの先端部FEを検知してから、図14に示すように段ボールシートSSの後端部BEが最も下流側に配置された矯正ロール220L、220Rの配置位置を通過するまでに、段ボールシートSSが所定の離間タイミング用搬送量SPLだけ搬送される必要がある。この所定の離間タイミング用搬送量SPLが算出され、その算出結果がRAM1220に記憶される(S6)。所定の離間タイミング用搬送量SPLは、図14に示す所定の距離SSLと、所定の深さ寸法CNLおよび所定のフラップ寸法FPLとを合計して算出される。

0091

搬送モータ21の駆動が、RAM1220に記憶された速度指令情報に従って搬送ベルト駆動装置1300に指令される(S7)。搬送モータ21は、上方搬送ベルト20の搬送速度が速度指令情報により指示された所定の速度となるように駆動される。また、第1ロール回転モータ148L、148Rおよび第2ロール回転モータ248L、248Rの駆動が、RAM1220に記憶された速度指定情報に従ってロール回転駆動装置1400に指令される(S8)。第1ロール回転モータ148L、148Rは、ゲージロール120により送られる段ボールシートSSの速度が上方搬送ベルト20の搬送速度となるように駆動され、第2ロール回転モータ248L、248Rは、矯正ロール220により送られる段ボールシートSSの速度が上方搬送ベルト20の搬送速度となるように駆動される。

0092

図2に示す平坦な状態の段ボールシートSSが、クリーザスロッタ装置からフォルダグルア1の供給口に供給されると、段ボールシートSSは、上方搬送ベルト20に吸引されると共に、搬送モータ21の駆動により上方搬送ベルト20と下方搬送ベルト41との間に挟持されて搬送方向PDに搬送される。

0093

まず、糊付け装置3が、搬送されている段ボールシートSSの接合代GSに糊を塗布する。その後に、一対のパネル折曲バー40が、搬送されている段ボールシートSSの第1および第4のパネルP1、P4を平坦状態から90度程度まで折り曲げる。図15は、両パネルP1、P4が90度に折り曲げられた状態を示す。この90度の折り曲げ状態は、折り目が両パネルP1、P4の連結部分の内側に形成し始めた状態である。

0094

搬送モータ21の駆動により段ボールシートSSの搬送が開始されると、押圧制御が、図12に示す押圧制御プログラムに従って実行される(S9)。後述する押圧制御プログラムの実行により、第1および第4のパネルP1、P4の連結部分が、一対の矯正ロール220L、220Rにより押圧され、両連結部分における折り目の形成位置が矯正される。

0095

ステップS9において1枚の段ボールシートSSに関して押圧制御動作が実行された後、オーダが終了したか否かが判断される(S10)。折曲加工された段ボールシートSSの枚数が実行中のオーダの所定の加工数量に達したか否かにより、オーダの終了が判断される。所定の加工数量を表す情報は、ステップS2においてRAM1220に記憶されている。オーダが終了していなと判断された場合(S10:NO)、次の段ボールシートSSに関して押圧制御動作が繰り返される(S9)。オーダが終了したと判断された場合(S10:YES)、処理はステップS2に戻る。この結果、ステップS2〜S10の実行が繰り返され、次のオーダが実行される。

0096

〈押圧制御プログラムの制御〉
次に、押圧制御プログラムに従う動作について、図12を参照して詳述する。押圧制御プログラムが開始されると、初期設定が実行される(S20)。初期設定として、フォルダグルア制御装置1200の測定用内部カウンタがリセットされる。

0097

先端検知器42が段ボールシートSSの先端部FEの通過を検知したか否かが判断される(S21)。先端部FEの通過が検知されないと判断された場合(S21:NO)、ステップS21の検知判断が繰り返される。この検知判断が繰り返されている間、測定用内部カウンタは、段ボールシートSSの搬送に伴い搬送量検出器22から発生される検出パルス信号を計数する。

0098

先端部FEの通過が検知されたと判断された場合(S21:YES)、測定用内部カウンタの内容が、RAM1220に記憶された接近タイミング用搬送量CLLに達したか否かが判断される(S22)。測定用内部カウンタの内容が接近タイミング用搬送量CLLに達しないと判断された場合(S22:NO)、ステップS22の搬送量判断が繰り返される。ステップS22の搬送量判断が繰り返されている間、段ボールシートSSのパネルの連結部分は、所定の案内間隔GDWにある一対のゲージロール120L、120Rの間に搬送され、案内規制される。図16は、ゲージロール120L、120Rにより案内規制された第1および第4のパネルP1、P4が、一対のパネル折曲ベルト50により90度の折曲状態から角度θ1だけ折り曲げられた状態を示す。段ボールシートSSのパネルの連結部分が最も下流側に配置されたゲージロール120L、120Rを通過するときには、第1および第4のパネルP1、P4は、角度θ1が40度程度になるまで大きく折り曲げられる。このため、パネルの連結部分の下流側部分と上流側部分との折曲角度が大きく異なり、パネルの連結部分が上流側に向かって徐々に広がり外側に傾斜する現象が生ずる。パネルの連結部分が最も下流側に配置されたゲージロール120L、120Rを通過したときの折曲状態は、連結部分における折り目の形成位置が徐々に定まる状態であるが、連結部分のシート自体の弾性はまだ大きいことから、パネル折曲ベルト50による折曲圧力を除去すると、角度θ1での折曲状態は保持されないことがある。

0099

ステップS22の搬送量判断が繰り返されている間、段ボールシートSSのパネルの連結部分は更に搬送され、離間状態にある一対の矯正ロール220L、220Rの間に搬送される。図17は、離間状態にある矯正ロール220L、220Rの間に搬送された第1および第4のパネルP1、P4が、一対のパネル折曲ベルト50により角度θ2だけ折り曲げられた状態を示す。図17に示す折曲状態にあるパネルの連結部分において、両パネルP1、P4の内側の面BS1、BS4が、第2および第3のパネルP2、P3の内側の面BS2、BS3と接触する直前まで接近している。このパネルの内側の面が接近した状態は、連結部分の中芯の段が挫屈し始める直前の状態である。中芯の段の挫屈が始まっていない状態では、折り目の形成位置はまだ確定されていない。中芯の段に挫屈が発生すると、中芯の段の波状の形状がシート幅方向WDに倒れるように変形して潰れた状態になる。本実施形態では、Aフルートの段ボールシートSSが折り曲げられた場合、図17に示す第1および第4のパネルP1、P4の折曲角度θ2は、45度程度である。

0100

段ボールシートSSが更に搬送され、パネルの連結部分の中央位置が図13に示すように最も下流側に配置された一対の矯正ロール220L、220Rに到達する。この時、測定用内部カウンタの内容が接近タイミング用搬送量CLLに達したと判断され(S22:YES)、エアシリンダ263L、264L、263R、264Rの電磁弁を作動させるオン指令が、ロール押圧駆動装置1600に供給される(S23)。各エアシリンダの同時作動により、一対の可動板265、266および支持板230がシート幅方向に移動され、一対の矯正ロール220L、220Rが互いに接近する方向に移動されてパネルの連結部分を押圧する。両矯正ロール220L、220Rの接近状態での間隔CLWは、図18に示すように、離間状態での所定の離間間隔SPWより小さい。図18は、一対の矯正ロール220L、220Rがパネルの連結部分の中央位置を押圧し、第1および第4のパネルP1、P4が一対のパネル折曲ベルト50により角度θ2から角度θ3、θ4まで折り曲げられた状態を示す。図19に示す第1および第4パネルが平坦状態から180度まで折り曲げられた状態において、第1のパネルP1の接合代GSに第4パネルP4の端部が重なった状態で貼り合わされる。そのため、図18に示す折曲状態において第1のパネルP1の角度θ3が第4のパネルP4の角度θ4に対して、5度程度大きくなるように、左右のパネル折曲ベルト50の角度が調整されている。本実施形態では、Aフルートの段ボールシートSSが折り曲げられた場合、図18に示す第1のパネルP1の折曲角度θ3は55度程度であり、第4のパネルP4の折曲角度θ4は50度程度である。

0101

図18に示す折曲状態にあるパネルの連結部分において、両パネルP1、P4の内側の面BS1、BS4が、第2および第3のパネルP2、P3の内側の面BS2、BS3と接触し始めている。このパネルの内側の面が接触した状態は、一対のパネル折曲ベルト50の折曲力により、連結部分の中芯の段に挫屈が発生し始めている状態である。中芯の段が挫屈し始める状態は、連結部分の弾性が小さく塑性変形し易い状態にあることから、一対の矯正ロール220L、220Rにより連結部分が押圧されることで、連結部分における折り目の形成方向が矯正され、押圧力が除去された後においても折り目の形成位置が変化せず確定される。

0102

ステップS23において電磁弁のオン指令が発生された後、測定用内部カウンタの内容が、RAM1220に記憶された離間タイミング用搬送量SPLに達したか否かが判断される(S24)。測定用内部カウンタの内容が離間タイミング用搬送量SPLに達していないと判断された場合(S24:NO)、この搬送量の判断が繰り返される。

0103

段ボールシートSSが更に搬送され、段ボールシートSSの後端部BEが最も下流側の一対の矯正ロール220L、220Rに到達する。この時、測定用内部カウンタの内容が離間タイミング用搬送量SPLに達したと判断され(S24:YES)、エアシリンダ263L、264L、263R、264Rの電磁弁を不作動にするオフ指令が、ロール押圧駆動装置1600に供給される(S25)。各エアシリンダが同時に不作動にされることにより、一対の可動板265、266および支持板230がシート幅方向に移動され、一対の矯正ロール220L、220Rが互いに離間する方向に移動され、パネルの連結部分の押圧動作が終了する。

0104

ステップS25において電磁弁のオフ指令が発生された後、押圧制御プログラムは終了し、制御処理は図11に示す主制御プログラムに戻ってステップS10が実行される。所定のオーダの各段ボールシートSSについてステップS9の押圧制御が実行される。段ボールシートSSの後端部BEが最も下流側の一対の矯正ロール220L、220Rを通過した後、第1および第4のパネルP1、P4は、一対のパネル折曲ベルト50により更に折り曲げられ、フォルダグルア1の排出口手前で、図19に示すように180度まで折り曲げられる。本実施形態では、図13において、段ボールシートSSのパネルの連結部分が、最も上流側の矯正ロール220L−U、220R−Uを通過してから、最も下流側の矯正ロール220L−D、220R−Dを通過するまでに、第1および第4のパネルP1、P4は、90度の折曲状態からの折曲角度が45度から50度程度になるまで折り曲げられる。また、本実施形態では、Aフルートの段ボールシートSSが折り曲げられた場合、パネルの連結部分の中央位置が最も下流側の矯正ロール220L−D、220R−Dにより押圧されるときに、この連結部分の先端部側における第1および第4のパネルP1、P4の折曲角度は、90度の折曲状態から70度程度まで折り曲げられた角度であり、90度の折曲状態から90度、すなわち平坦状態から180度までは折り曲げられていない。パネルの連結部分の先端部側における折り目の形成方向は下流側に向かって狭くなるように傾斜しているが、この連結部分の先端部側における両パネルP1、P4の折曲角度が余りに大きいと、連結部分の中央位置が押圧されたときでも、連結部分の先端部側において折り目の形成方向が矯正されないことがある。

0105

オーダ変更時の制御〉
上位管理装置1000は、予め決められた多数のオーダに関する加工管理計画を記憶している。この加工管理計画における所定のオーダがAフルートの段ボールシートSSについて実行される場合には、Aフルートに関する所定の離間間隔SPWに関する情報と、所定の案内間隔GDWに関する情報とが、制御指令情報として下位管理装置1100からフォルダグルア制御装置1200に供給され、RAM1220に記憶される。本実施形態では、Aフルートに関して、所定の離間間隔SPWが、所定の案内間隔GDWと同じ間隔になると共に、第1および第4のパネルP1、P4が180度折り曲げられた状態での両連結部分の間隔である所定の折曲幅間隔W180と同じになるように予め決められている。

0106

Aフルートに関して、一対のゲージロール120L、120Rの間隔は所定の案内間隔GDWとなるように駆動モータ111L、111Rの駆動が制御される。また、一対の矯正ロール220L、220Rの離間状態での間隔は所定の離間間隔SPWとなるように駆動モータ211L、211Rの駆動が制御される。Aフルートの段ボールシートSSに対して押圧動作が実行されるとき、両矯正ロール220L、220Rの各ロールが実際に連結部分を押圧して移動する押圧量は、中芯の段ピッチの1/4程度である2mmである。この実際に押圧する押圧量は、機械的構成により設定された押圧ストローク2mmと同じになる。この結果、両矯正ロールの接近状態での間隔CLWは、所定の折曲幅間隔W180より4mm小さく、この4mmが左右合計の押圧量となる。

0107

オーダ変更が行われ、AフルートからBフルートの段ボールシートSSに変更された場合、Bフルートに関する所定の離間間隔SPWに関する情報と、所定の案内間隔GDWに関する情報とが、制御指令情報として下位管理装置1100からフォルダグルア制御装置1200に供給され、RAM1220に記憶される。本実施形態では、Bフルートに関しても、説明の便宜上、所定の案内間隔GDWが、第1および第4のパネルP1、P4が180度折り曲げられた状態での所定の折曲幅間隔W180に予め決められているものとする。

0108

Bフルートに関して、両ゲージロール120L、120Rの間隔は所定の案内間隔GDWとなるように駆動モータ111L、111Rの駆動が制御される。また、両矯正ロール220L、220Rの離間状態での間隔は所定の離間間隔SPWとなるように駆動モータ211L、211Rの駆動が制御される。Bフルートの段ボールシートSSに対して押圧動作が実行されるとき、各パネルの連結部分が各矯正ロールにより実際に押圧される押圧量は、各矯正ロールの押圧ストロークである2mmより小さく、Bフルートの中芯の段ピッチの1/4である1.5mmである必要がある。このため、Bフルートに関する所定の離間間隔SPWは、Aフルートに関する所定の離間間隔SPWより1mm大きく設定されている。この結果、各矯正ロールは2mmの押圧ストローク分だけ接近するが、両矯正ロールの接近状態での間隔CLWは、所定の折曲幅間隔W180より3mm小さく、この3mmが左右合計の押圧量となる。

0109

本実施形態において、フルートの種類に応じた所定の離間間隔SPWに関する情報を記憶するRAM1220、一対の矯正ロール220L、220Rの離間状態での間隔を設定するためのフォルダグルア制御装置1200などの構成が、本発明の間隔変更部の一例である。本実施形態において、ステップS5、S6、S20〜S25を実行するフォルダグルア制御装置1200が、本発明の制御部の一例である。

0110

[第2の実施形態]
両フラップの段ボールシートを折り曲げながら接着するフォルダグルアに本発明を適用した第2の実施形態について、図20および図21を参照して以下に説明する。第2の実施形態は、一対の矯正ロール220L、220Rの接近および離間のタイミングに関して第1の実施形態と相違する。第2の実施形態の構成について、第1の実施形態と同一の構成部分には、同一の番号が付されている。図20および図21は、第1の実施形態における図13および図14に相当する図面であり、左右両側に配置された一対の案内規制機構51L、51Rおよび一対の矯正機構52L、52Rを上方から見た平面図である。

0111

図20に示す両フラップの段ボールシートSSは、先端部FEおよび後端部BEに溝が形成され、先端側フラップおよび後端側フラップを有すると共に、溝が形成されていないパネルの連結部分を有する。搬送方向PDと平行な方向において、先端側フラップおよび後端側フラップは所定の先端フラップ寸法FPL1および後端フラップ寸法FPL2を有し、パネルの連結部分は所定の深さ寸法CNLを有する。

0112

先端検知器42が段ボールシートSSの先端部FEを検知してから、図20に示すようにパネルの連結部分の中央位置が最も下流側に配置された矯正ロール220L、220Rの配置位置に到達して両矯正ロール220L、220Rによる押圧動作が開始されるまでに、段ボールシートSSが所定の接近タイミング用搬送量CLLだけ搬送される必要がある。主制御プログラムのステップS5において、所定の接近タイミング用搬送量CLLが算出され、その算出結果がRAM1220に記憶される。所定の接近タイミング用搬送量CLLは、図20に示す先端検知器42の配置位置から最も上流側に配置された矯正ロール220L、220Rの配置位置までの所定の距離SSLと、所定の深さ寸法CNLの1/2の値および所定の先端フラップ寸法FPL1とを合計し、その合計値から、エアシリンダ263、264の電磁弁のオン作動遅れ時間に相当する値を差し引いて算出される。

0113

先端検知器42が段ボールシートSSの先端部FEを検知してから、図21に示すようにパネルの連結部分の後端部が最も下流側に配置された矯正ロール220L、220Rの配置位置を通過するまでに、段ボールシートSSが所定の離間タイミング用搬送量SPLだけ搬送される必要がある。主制御プログラムのステップS6において、所定の離間タイミング用搬送量SPLが算出され、その算出結果がRAM1220に記憶される。所定の離間タイミング用搬送量SPLは、図21に示す所定の距離SSLと、所定の深さ寸法CNLおよび所定の先端フラップ寸法FPL1とを合計し、その合計値から、エアシリンダ263、264の電磁弁のオフ作動遅れ時間に相当する値を差し引いて算出される。

0114

第1の実施形態における片フラップの段ボールシートSSは後端側フラップを有しないため、離間タイミング用搬送量SPLはエアシリンダのオフ作動遅れ時間を考慮せずに算出される。しかし、第2の実施形態における両フラップの段ボールシートSSは後端側フラップを有し、この後端側フラップが矯正ロール220l、220Rの押圧動作で押し潰されることを防ぐために、離間タイミング用搬送量SPLはエアシリンダのオフ作動遅れ時間を考慮して算出される。

0115

第2の実施形態における主制御プログラムのステップS5、S6以外の制御処理は、第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。

0116

[変形例]
本発明の実施形態について以上説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において当業者であれば種々の変形を加えることができる。

0117

(1)本実施形態では、所定の案内間隔GDW、所定の離間間隔SPWおよび所定の折曲幅間隔W180に関する情報が、オーダ毎に加工管理計画に予め記憶されており、下位管理装置1100からフォルダグルア制御装置1200に供給されてRAM1220に記憶される構成である。これに代えて、使用者が、各オーダの実行前に、フォルダグルア制御装置1200の情報入力操作パネルから、所定の案内間隔GDW、所定の離間間隔SPWおよび所定の折曲幅間隔W180に関する情報を入力して、RAM1220に記憶させる構成でも良い。

0118

(2)本実施形態では、一対の矯正ロール220l、220Rが接近状態において移動する押圧ストロークは一定であるものの、両矯正ロールがパネルの連結部分をシート幅方向WDに実際に押圧する押圧量が段ボールシートSSの中芯の段ピッチに応じて変更されるように、両矯正ロールの離間状態での所定の離間間隔SPWがフルートの種類に応じて設定されている。この構成に代えて、モータの駆動によりストッパボルト267、268が回転され、このストッパボルトの保持板261、262にねじ込まれる量が変更されることで、押圧ストローク自体が自動的に変更される構成でも良い。

0119

(3)本実施形態では、矯正ロール220l、220Rの直径は、ゲージロール120L、120Rの直径より大きく設定されている。矯正ロールの直径が比較的大きく設定されることにより、矯正ロールはパネルの連結部分と広い領域で接触することができ、押圧力が局部的に集中することはなく、パネルの連結部分が異常に変形したり、損傷することがない。本実施形態の構成に代えて、矯正ロールの直径がゲージロールの直径と同じか、または小さく設定されることも可能である。この場合、局部的に押力集中しないように、押圧力が小さく設定され、また搬送方向において隣り合う2つの矯正ロールの距離だけパネルの連結部分が搬送される間は、矯正ロールの押圧動作が継続されるように、矯正ロールの離間タイミングが制御される構成が採用される。

0120

(4)本実施形態では、一対の矯正ロール220l、220Rに押圧力を付与するためにエアシリンダ263、264が使用されている。このエアシリンダに代えて、電磁ソレノイドなどの他の押圧装置が使用されても良い。この場合、パネルの連結部分を押圧する速さが遅いときには、図18に示す段ボールシートSSの第2および第3のパネルP2、P3が上下方向に変形して、連結部分をシート幅方向WDに充分に押圧することができないことがある。このために、他の押圧装置が押圧する速さは第2および第3のパネルが上下方向に変形することがないように充分に速いことが必要である。

0121

(5)本実施形態では、一対の矯正ロール220l、220Rがパネルの連結部分を実際に押圧する左右合計の押圧量が中芯の段ピッチの1/2程度に設定されている。通常、パネルの連結部分が折り曲げられるときに、連結部分における折り目の形成位置は、罫線が施された位置を含む段の1ピッチの範囲内で、ずれることが多い。折り目の形成位置のずれが段の1ピッチの範囲内に収まるように、左右合計の押圧量が中芯の段の1ピッチより小さければ、段ボールシートの紙質および湿気などの環境条件に応じて左右合計の押圧量が変更されても良い。たとえば、紙質がパルプなどの上質紙であり弾性が大きい場合には、左右合計の押圧量が段ピッチの1/2より大きく設定されても良い。また、段ボールシートが、複数層に中芯が積層され、各層の中芯の段のピッチが異なる構成である場合、最も大きい中芯の段ピッチを基準として、左右合計の押圧量が決定される。

0122

(6)本実施形態では、Aフルートの段ボールシートSSが使用された場合、パネルの連結部分の中央位置が最も下流側の矯正ロール220L、220Rにより押圧されるとき、図18に示す第1のパネルP1の折曲角度θ3は、90度の折曲状態から55度程度である。しかし、最も下流側の両矯正ロールにより押圧される連結部分の押圧位置は、連結部分の中央位置に限定されず、段ボールシートSSの所定の深さ寸法CNLに応じて変化する。たとえば、所定の深さ寸法CNLが長くなれば、最も下流側の両矯正ロールにより押圧される連結部分の押圧位置は、その中央位置から先端部側の位置に変更される。また、折曲角度θ3が55度程度で、折曲角度θ4が50度程度であることに限定されず、フルートの種類、紙質、第1および第4のパネルのシート幅方向WDの幅寸法、環境条件など種々の要因に応じて変化し、90度の折曲状態から0度より大きく90度より小さい角度の範囲、すなわち、段ボールシートSSの平坦状態から90度より大きく180度より小さい角度の範囲で変化する。たとえば、湿度が高い場合には、折曲角度θ3、θ4が大きくなる傾向にある。一方、紙の繊維密度が大きなシート、または第1および第4のパネルのシート幅方向WDの幅寸法が大きいシートでは折曲角度θ3、θ4が小さくなる傾向にある。図18に示すように、パネルP1、P4の内側の面BS1、BS4がパネルP2、P3の内側の面BS2、BS3に接触し始める状態での折曲角度θ3、θ4は、一般的には、45度から60度までの範囲内に入る。

0123

1フォルダグルア
42先端検知
111L、111R、211L、211R駆動モータ
120L、120Rゲージロール
130、230 支持板
141、142、241、242 ねじ軸
143、144、243、244ナット部材
220L、220R矯正ロール
261、262保持板
263、264エアシリンダ
265、266可動板
267、268ストッパボルト
1200 フォルダグルア制御装置
1220 RAM
SS段ボールシート
P1〜P4 第1乃至第4のパネル
GDW 所定の案内間隔
W180 所定の折曲幅間隔
CLW矯正ロールの接近状態での間隔

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