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技術 放送受信装置及びその制御方法

出願人 キヤノン株式会社
発明者 芦ヶ原範之
出願日 2008年12月22日 (13年1ヶ月経過) 出願番号 2008-325248
公開日 2010年7月1日 (11年7ヶ月経過) 公開番号 2010-147978
状態 未査定
技術分野 TV送受信機回路 双方向TV,動画像配信等 放送分配方式 受信機の回路一般
主要キーワード チャンネル判定 イネーブルフラグ バルク伝送 チャンネル情報テーブル 音声圧縮信号 同一事業者 映像復号処理 ザッピング操作
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題

少ないチューナ数で表示番組切り換えを短時間で行うことのできる放送受信装置及びその制御方法を提供する。

解決手段

本発明の放送受信装置は、従来型放送番組バルク型放送番組とを受信可能な放送受信装置であって、複数のチューナと、第1番組を受信するための選局処理を第1番組を表示するための操作がされる前に行う選局制御手段と、を有する。第1番組がバルク型放送番組であった場合、選局制御手段は、第1番組を受信するための選局処理の代わりに、第1番組と同一内容の従来型放送番組である第2番組を受信するための選局処理を行う。そして、第1番組を表示するための操作がされときに、表示番組を第2番組に切り換えると共に、第1番組を受信するための選局処理を開始する。第1番組を受信するための選局処理が完了した後、表示番組を第2番組から第1番組に切り換える。

概要

背景

従来、テレビ番組などのデジタル放送信号受信可能な放送受信装置において、表示装置で表示される番組表示番組)の切り換えを行う場合、番組を受信して表示装置へ出力するまでの処理(例えば、番組を受信するための選局処理)に時間を要していた。そのため、切り換え後の番組が表示されるまでユーザを待たせてしまうという問題があった。特に、ユーザが表示番組の切り換えを高速に行う場合(ザッピング操作を行う場合)に、上記問題が顕著に現れ、切り換え後の番組が表示されるまでの待ち時間がユーザにとってストレスとなる虞があった。

一方、放送受信装置の伝送方式として、「バルク伝送方式」が提案されている。バルク型伝送方式では、1チャンネル分の帯域が従来よりも広く(即ち、複数チャンネルで1番組が放送される)、バルク伝送方式で放送されるテレビ番組(バルク型放送番組)を受信するためには、2つ以上のチューナが必要となる。バルク伝送方式を利用すれば、例えば、高解像映像(4k×2k)の番組をライブ放送することが可能になる。

そのため、1つのチューナで受信可能な従来の伝送方式による番組(従来型放送番組)とバルク型放送番組との両方が放送されることが予想される。

バルク型放送番組についての選局処理の方法は、従来型放送番組のものと同様である。すなわち、上記問題は、受信する番組がバルク型放送番組であるか従来型放送番組であるかに関わらず生じる。

従来技術として、チャンネルを切り換えるための上下ボタン連続押下されている間、所定の速度で表示されるチャンネル番号を切り換える選局装置が特許文献1に開示されている。当該選局装置では、上下ボタンの押下が解除されたときに表示されているチャンネル番号に対応するチャンネルの選局動作を実行する。特許文献1に開示の選局装置は、そのような構成にすることにより、処理時間の増大を防止するものである。

しかしながら、このような手法では、表示番組の切り換えをする際に、番組を受信して表示装置へ出力するまでの処理の時間(即ち、選局時間)を短縮することはできない。また、ユーザが上下ボタンを断続的に押下して選局を行った場合に処理時間の増大を防止することができない。上ボタンを連続押下した直後に、下ボタンを押下した場合などにおいても同様である。

一方、リモコン(放送受信装置を操作するためのリモコン)の下ボタンが押下された場合に表示される番組を受信するための選局処理(チャンネルの選局)を、リモコンの下ボタンが押下される前に、未使用のチューナで行う放送受信装置がある。以下、この放送受信装置について詳しく説明する。

図9は、そのような放送受信装置の機能・構成を示すブロック図である。リモコン信号受信部500は、ユーザがリモコンを操作した際に送信されるリモコン信号を受信する。リモコン信号受信部500が表示番組を切り換えるための指示(即ち、チャンネルを切り換えるための指示)を受信すると、選局制御部501は、チューナ502〜505のいずれかのチューナに対し、選局処理を行うように指示をする。具体的には、選局制御部50
1は、チャンネル情報テーブル管理部515で管理されているチャンネル情報(チャンネルを表す情報)に基づいて上記切り換え指示に応じたチャンネルの選局処理を行うように指示をする。それにより、選局されたチャンネルで放送されている番組が受信される。具体的には、番組の信号(放送信号)が受信される。復調部506は、受信した放送信号から変調方式や他ストリーム接続情報等の伝送パラメータ情報を抽出し、当該放送信号を復調する。

デマックス部507は、復調部506で復調された放送信号を音声圧縮信号映像圧縮信号、番組情報信号に分離する。音声圧縮信号は音声復号処理部508にて復号される(以後、復号後の音声圧縮信号を音声信号と呼ぶ)。そして、音声出力部509が、音声信号に応じた音声を出力する。映像圧縮信号は映像復号処理部510にて復号される(以後、復号後の映像圧縮信号を映像信号と呼ぶ)。そして、映像合成出力部511が、映像信号に応じた映像を出力する。番組情報信号は番組情報管理部512にて番組名、番組開始時刻番組放送時間(番組開始時刻から番組終了時刻までの時間)などの番組情報に分解され、蓄積される。ユーザが、放送受信装置に対しリモコン等を用いて電子番組表の表示を指示すると、番組表作成制御部513が番組情報管理部512に蓄積されている番組情報に基づいて番組表を作成する。具体的には、番組表作成制御部513は、描画処理部514に対し、番組情報に基づいて番組表を作成するように指示する。描画処理部514にて作成された番組表(信号)は、映像合成出力部511にて映像信号と合成されて出力される。

バルク伝送情報取得部518は、放送信号に含まれるバルク伝送パラメータ(受信した番組がバルク型放送番組なのかなどを表す情報)を復調部506より取得する。そして、バルク伝送情報取得部518は、チャンネル情報テーブル管理部515に対して受信した番組がバルク型放送番組なのかなどを知らせる。なお、チャンネル情報テーブル管理部515が、バルク伝送情報取得部518に対しそのような情報を問い合わせてもよい。

チャンネル情報テーブル管理部515は、従来型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報をデマックス部507より取得する。従来型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報とは、例えば、従来型放送番組が放送されているチャンネル及びバルク型放送番組が放送されている1つ目のチャンネルの番号や周波数などである。また、チャンネル情報テーブル管理部515は、バルク型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報をバルク伝送情報取得部518より取得する。バルク型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報とは、例えば、バルク型放送番組が放送されている2つ目以降のチャンネルの番号や周波数などである。そして、チャンネル情報テーブル管理部515は、各番組を受信するための選局処理に必要なそれらのパラメータ情報を管理し、選局制御部501へ送る。

下ボタン選局制御部516は、チャンネル情報テーブル管理部515から下ボタン用のチャンネル情報を取得する。下ボタン用のチャンネル情報は、下ボタンを押下することによって表示される番組のチャンネル情報である。そして、選局制御部501は、下ボタンが押下された際に表示番組(選局される番組)の切り換えを短時間で行うための選局処理を行う。

表示番組の切り換え操作が行われた場合の放送受信装置の動作について図10を用いて説明する。

まず、ユーザが下ボタンを押下したとする(550)。それにより、放送受信装置は、当該操作に応じたチャンネルで放送されている番組を表示する(551)。図10は、バルク型放送番組がチューナ502、503で受信された場合の例である。

それと共に、放送受信装置は、次に下ボタンが押下されたときに表示される番組Aのチャンネル情報を取得し、未使用のチューナで番組Aを受信するための選局処理を行う(552)。即ち、放送受信装置は、現在表示中の番組の次に下ボタンの押下により表示される番組A(現在選局中の番組の次に下ボタンの押下により選局される番組)を受信するための選局処理を、下ボタンが押下される前に、未使用のチューナで行う。それにより、番組Aが先行的に受信される。図10は、番組AがストリームA1、A2で構成されるバルク型放送番組であり、チューナ504、505で番組Aを受信するための選局処理を行う場合の例である。

そして、ユーザが再び下ボタン押下すると(553)、放送受信装置は、先行的に受信していた番組Aを表示する(554)。それと共に、放送受信装置は、次に下ボタンが押下されたときに表示される番組A’のチャンネル情報を取得し、未使用のチューナで番組A’を受信するための選局処理を行う(555)。図10は、番組A’がストリームA’1、A’2で構成されるバルク型放送番組であり、チューナ502、503で番組A’を受信するための選局処理を行う場合の例である。

次に、ユーザが上ボタンを押下すると(556)、放送受信装置は、当該操作に応じたチャンネルで放送されている番組Bのチャンネル情報を取得し、番組Bを受信するための選局処理を行う。当該選局処理が完了次第、番組Bを表示する(557)。図10は、番組BがストリームB1、B2で構成されるバルク型放送番組である場合の例である。

このように、上述した従来技術では、下ボタンの押下により表示される番組を受信するための選局処理を先行的に行う。それにより、下ボタンが押下された際に表示番組の切り換えを短時間で行うことができる。

しかしながら、このような手法では、放送受信装置の備えるチューナの数が4つの場合に、先行的な選局処理を複数番組について行うことができず、表示番組の切り換えを短時間で行うことができない場合が多かった。例えば、表示番組がバルク型放送番組であり、下ボタンが押下されたときに表示される番組がバルク型放送番組であった場合に、全てのチューナが使用されるため、他の番組を受信するための選局処理を先行的に行うことができない。そのため、556の処理のように、ユーザにより下ボタンの押下により表示される番組以外の番組を表示するための操作がなされると、表示番組の切り換えを短時間で行うことができない。

また、このような手法では、放送受信装置の備えるチューナの数が3つの場合に、先行的な選局処理を行うことができず、表示番組の切り換えを短時間で行うことができないことがあった。例えば、表示番組がバルク型放送番組であると、未使用のチューナの数が1つとなるため、下ボタンが押下されたときに表示される番組がバルク型放送番組であった場合に、先行的な選局処理を行うことができず、表示番組の切り換えを短時間で行うことができない。

特開2004−135050号公報

概要

少ないチューナ数で表示番組の切り換えを短時間で行うことのできる放送受信装置及びその制御方法を提供する。本発明の放送受信装置は、従来型放送番組とバルク型放送番組とを受信可能な放送受信装置であって、複数のチューナと、第1番組を受信するための選局処理を第1番組を表示するための操作がされる前に行う選局制御手段と、を有する。第1番組がバルク型放送番組であった場合、選局制御手段は、第1番組を受信するための選局処理の代わりに、第1番組と同一内容の従来型放送番組である第2番組を受信するための選局処理を行う。そして、第1番組を表示するための操作がされときに、表示番組を第2番組に切り換えると共に、第1番組を受信するための選局処理を開始する。第1番組を受信するための選局処理が完了した後、表示番組を第2番組から第1番組に切り換える。

目的

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、少ないチューナ数で選局される番組の切り換えを短時間で行うことのできる放送受信装置及びその制御方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

1つのチューナで受信される従来型放送番組と2つ以上のチューナで受信されるバルク型放送番組とを受信可能な放送受信装置であって、複数のチューナと、現在選局中番組の次に選局されることが予想される第1番組を受信するための選局処理を、ユーザにより前記第1番組を選局するための操作がなされる前に、前記複数のチューナの内の未使用のチューナで行う選局制御手段と、を有し、前記第1番組がバルク型放送番組であった場合に、前記選局制御手段は、前記第1番組を受信するための選局処理の代わりに、前記第1番組と同一内容であり、且つ、従来型放送番組である第2番組を受信するための選局処理を行い、ユーザにより前記第1番組を選局するための操作がなされときに、選局される番組を前記第2番組に切り換えると共に、前記第1番組を受信するための選局処理を前記複数のチューナの内の未使用のチューナで開始し、前記第1番組を受信するための選局処理が完了した後、選局される番組を第2番組から第1番組に切り換えることを特徴とする放送受信装置。

請求項2

前記第1番組がバルク型放送番組であった場合に、前記第2番組が放送されているか否かを判定する判定手段を更に備え、前記選局制御手段は、前記判定手段により、前記第2番組が放送されていると判定された場合に、前記第1番組を受信するための選局処理の代わりに、前記第2番組を受信するための選局処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。

請求項3

前記放送受信装置で受信される番組の信号には、当該番組と同一内容であり、且つ、同一時間帯に放送されている番組を表す番組リンク情報が含まれており、前記判定手段は、前記番組リンク情報に基づいて、前記第2番組が放送されているか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。

請求項4

前記放送受信装置で受信される番組の信号には、少なくとも現在放送されている番組に関する番組情報が含まれており、前記判定手段は、前記番組情報に基づいて、前記第2番組が放送されているか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。

請求項5

1つのチューナで受信される従来型放送番組と2つ以上のチューナで受信されるバルク型放送番組とを受信可能な放送受信装置の制御方法であって、前記放送受信装置は、複数のチューナと、現在選局中の番組の次に選局されることが予想される第1番組を受信するための選局処理を、ユーザにより前記第1番組を選局するための操作がなされる前に、前記複数のチューナの内の未使用のチューナで行う選局制御手段と、を有し、前記第1番組がバルク型放送番組であった場合に、前記選局制御手段が、前記第1番組を受信するための選局処理の代わりに、前記第1番組と同一内容であり、且つ、従来型放送番組である第2番組を受信するための選局処理を行うステップと、ユーザにより前記第1番組を選局するための操作がなされときに、選局される番組を前記第2番組に切り換えると共に、前記第1番組を受信するための選局処理を前記複数のチューナの内の未使用のチューナで開始するステップと、前記第1番組を受信するための選局処理が完了した後、選局される番組を第2番組から第1番組に切り換えるステップと、を有することを特徴とする放送受信装置の制御方法。

技術分野

0001

本発明は、放送受信装置及びその制御方法に関する。

背景技術

0002

従来、テレビ番組などのデジタル放送信号受信可能な放送受信装置において、表示装置で表示される番組表示番組)の切り換えを行う場合、番組を受信して表示装置へ出力するまでの処理(例えば、番組を受信するための選局処理)に時間を要していた。そのため、切り換え後の番組が表示されるまでユーザを待たせてしまうという問題があった。特に、ユーザが表示番組の切り換えを高速に行う場合(ザッピング操作を行う場合)に、上記問題が顕著に現れ、切り換え後の番組が表示されるまでの待ち時間がユーザにとってストレスとなる虞があった。

0003

一方、放送受信装置の伝送方式として、「バルク伝送方式」が提案されている。バルク型伝送方式では、1チャンネル分の帯域が従来よりも広く(即ち、複数チャンネルで1番組が放送される)、バルク伝送方式で放送されるテレビ番組(バルク型放送番組)を受信するためには、2つ以上のチューナが必要となる。バルク伝送方式を利用すれば、例えば、高解像映像(4k×2k)の番組をライブ放送することが可能になる。

0004

そのため、1つのチューナで受信可能な従来の伝送方式による番組(従来型放送番組)とバルク型放送番組との両方が放送されることが予想される。

0005

バルク型放送番組についての選局処理の方法は、従来型放送番組のものと同様である。すなわち、上記問題は、受信する番組がバルク型放送番組であるか従来型放送番組であるかに関わらず生じる。

0006

従来技術として、チャンネルを切り換えるための上下ボタン連続押下されている間、所定の速度で表示されるチャンネル番号を切り換える選局装置が特許文献1に開示されている。当該選局装置では、上下ボタンの押下が解除されたときに表示されているチャンネル番号に対応するチャンネルの選局動作を実行する。特許文献1に開示の選局装置は、そのような構成にすることにより、処理時間の増大を防止するものである。

0007

しかしながら、このような手法では、表示番組の切り換えをする際に、番組を受信して表示装置へ出力するまでの処理の時間(即ち、選局時間)を短縮することはできない。また、ユーザが上下ボタンを断続的に押下して選局を行った場合に処理時間の増大を防止することができない。上ボタンを連続押下した直後に、下ボタンを押下した場合などにおいても同様である。

0008

一方、リモコン(放送受信装置を操作するためのリモコン)の下ボタンが押下された場合に表示される番組を受信するための選局処理(チャンネルの選局)を、リモコンの下ボタンが押下される前に、未使用のチューナで行う放送受信装置がある。以下、この放送受信装置について詳しく説明する。

0009

図9は、そのような放送受信装置の機能・構成を示すブロック図である。リモコン信号受信部500は、ユーザがリモコンを操作した際に送信されるリモコン信号を受信する。リモコン信号受信部500が表示番組を切り換えるための指示(即ち、チャンネルを切り換えるための指示)を受信すると、選局制御部501は、チューナ502〜505のいずれかのチューナに対し、選局処理を行うように指示をする。具体的には、選局制御部50
1は、チャンネル情報テーブル管理部515で管理されているチャンネル情報(チャンネルを表す情報)に基づいて上記切り換え指示に応じたチャンネルの選局処理を行うように指示をする。それにより、選局されたチャンネルで放送されている番組が受信される。具体的には、番組の信号(放送信号)が受信される。復調部506は、受信した放送信号から変調方式や他ストリーム接続情報等の伝送パラメータ情報を抽出し、当該放送信号を復調する。

0010

デマックス部507は、復調部506で復調された放送信号を音声圧縮信号映像圧縮信号、番組情報信号に分離する。音声圧縮信号は音声復号処理部508にて復号される(以後、復号後の音声圧縮信号を音声信号と呼ぶ)。そして、音声出力部509が、音声信号に応じた音声を出力する。映像圧縮信号は映像復号処理部510にて復号される(以後、復号後の映像圧縮信号を映像信号と呼ぶ)。そして、映像合成出力部511が、映像信号に応じた映像を出力する。番組情報信号は番組情報管理部512にて番組名、番組開始時刻番組放送時間(番組開始時刻から番組終了時刻までの時間)などの番組情報に分解され、蓄積される。ユーザが、放送受信装置に対しリモコン等を用いて電子番組表の表示を指示すると、番組表作成制御部513が番組情報管理部512に蓄積されている番組情報に基づいて番組表を作成する。具体的には、番組表作成制御部513は、描画処理部514に対し、番組情報に基づいて番組表を作成するように指示する。描画処理部514にて作成された番組表(信号)は、映像合成出力部511にて映像信号と合成されて出力される。

0011

バルク伝送情報取得部518は、放送信号に含まれるバルク伝送パラメータ(受信した番組がバルク型放送番組なのかなどを表す情報)を復調部506より取得する。そして、バルク伝送情報取得部518は、チャンネル情報テーブル管理部515に対して受信した番組がバルク型放送番組なのかなどを知らせる。なお、チャンネル情報テーブル管理部515が、バルク伝送情報取得部518に対しそのような情報を問い合わせてもよい。

0012

チャンネル情報テーブル管理部515は、従来型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報をデマックス部507より取得する。従来型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報とは、例えば、従来型放送番組が放送されているチャンネル及びバルク型放送番組が放送されている1つ目のチャンネルの番号や周波数などである。また、チャンネル情報テーブル管理部515は、バルク型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報をバルク伝送情報取得部518より取得する。バルク型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報とは、例えば、バルク型放送番組が放送されている2つ目以降のチャンネルの番号や周波数などである。そして、チャンネル情報テーブル管理部515は、各番組を受信するための選局処理に必要なそれらのパラメータ情報を管理し、選局制御部501へ送る。

0013

下ボタン選局制御部516は、チャンネル情報テーブル管理部515から下ボタン用のチャンネル情報を取得する。下ボタン用のチャンネル情報は、下ボタンを押下することによって表示される番組のチャンネル情報である。そして、選局制御部501は、下ボタンが押下された際に表示番組(選局される番組)の切り換えを短時間で行うための選局処理を行う。

0014

表示番組の切り換え操作が行われた場合の放送受信装置の動作について図10を用いて説明する。

0015

まず、ユーザが下ボタンを押下したとする(550)。それにより、放送受信装置は、当該操作に応じたチャンネルで放送されている番組を表示する(551)。図10は、バルク型放送番組がチューナ502、503で受信された場合の例である。

0016

それと共に、放送受信装置は、次に下ボタンが押下されたときに表示される番組Aのチャンネル情報を取得し、未使用のチューナで番組Aを受信するための選局処理を行う(552)。即ち、放送受信装置は、現在表示中の番組の次に下ボタンの押下により表示される番組A(現在選局中の番組の次に下ボタンの押下により選局される番組)を受信するための選局処理を、下ボタンが押下される前に、未使用のチューナで行う。それにより、番組Aが先行的に受信される。図10は、番組AがストリームA1、A2で構成されるバルク型放送番組であり、チューナ504、505で番組Aを受信するための選局処理を行う場合の例である。

0017

そして、ユーザが再び下ボタン押下すると(553)、放送受信装置は、先行的に受信していた番組Aを表示する(554)。それと共に、放送受信装置は、次に下ボタンが押下されたときに表示される番組A’のチャンネル情報を取得し、未使用のチューナで番組A’を受信するための選局処理を行う(555)。図10は、番組A’がストリームA’1、A’2で構成されるバルク型放送番組であり、チューナ502、503で番組A’を受信するための選局処理を行う場合の例である。

0018

次に、ユーザが上ボタンを押下すると(556)、放送受信装置は、当該操作に応じたチャンネルで放送されている番組Bのチャンネル情報を取得し、番組Bを受信するための選局処理を行う。当該選局処理が完了次第、番組Bを表示する(557)。図10は、番組BがストリームB1、B2で構成されるバルク型放送番組である場合の例である。

0019

このように、上述した従来技術では、下ボタンの押下により表示される番組を受信するための選局処理を先行的に行う。それにより、下ボタンが押下された際に表示番組の切り換えを短時間で行うことができる。

0020

しかしながら、このような手法では、放送受信装置の備えるチューナの数が4つの場合に、先行的な選局処理を複数番組について行うことができず、表示番組の切り換えを短時間で行うことができない場合が多かった。例えば、表示番組がバルク型放送番組であり、下ボタンが押下されたときに表示される番組がバルク型放送番組であった場合に、全てのチューナが使用されるため、他の番組を受信するための選局処理を先行的に行うことができない。そのため、556の処理のように、ユーザにより下ボタンの押下により表示される番組以外の番組を表示するための操作がなされると、表示番組の切り換えを短時間で行うことができない。

0021

また、このような手法では、放送受信装置の備えるチューナの数が3つの場合に、先行的な選局処理を行うことができず、表示番組の切り換えを短時間で行うことができないことがあった。例えば、表示番組がバルク型放送番組であると、未使用のチューナの数が1つとなるため、下ボタンが押下されたときに表示される番組がバルク型放送番組であった場合に、先行的な選局処理を行うことができず、表示番組の切り換えを短時間で行うことができない。

0022

特開2004−135050号公報

発明が解決しようとする課題

0023

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、少ないチューナ数で選局される番組の切り換えを短時間で行うことのできる放送受信装置及びその制御方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0024

本発明の放送受信装置は、
1つのチューナで受信される従来型放送番組と2つ以上のチューナで受信されるバルク型放送番組とを受信可能な放送受信装置であって、
複数のチューナと、
現在選局中の番組の次に選局されることが予想される第1番組を受信するための選局処理を、ユーザにより前記第1番組を選局するための操作がなされる前に、前記複数のチューナの内の未使用のチューナで行う選局制御手段と、
を有し、
前記第1番組がバルク型放送番組であった場合に、
前記選局制御手段は、
前記第1番組を受信するための選局処理の代わりに、前記第1番組と同一内容であり、且つ、従来型放送番組である第2番組を受信するための選局処理を行い、
ユーザにより前記第1番組を表示するための操作がなされときに、選局される番組を前記第2番組に切り換えると共に、前記第1番組を受信するための選局処理を前記複数のチューナの内の未使用のチューナで開始し、
前記第1番組を受信するための選局処理が完了した後、選局される番組を第2番組から第1番組に切り換える
ことを特徴とする。

0025

本発明の放送受信装置の制御方法は、
1つのチューナで受信される従来型放送番組と2つ以上のチューナで受信されるバルク型放送番組とを受信可能な放送受信装置の制御方法であって、
前記放送受信装置は、
複数のチューナと、
現在選局中の番組の次に選局されることが予想される第1番組を受信するための選局処理を、ユーザにより前記第1番組を選局するための操作がなされる前に、前記複数のチューナの内の未使用のチューナで行う選局制御手段と、
を有し、
前記第1番組がバルク型放送番組であった場合に、
前記選局制御手段が、
前記第1番組を受信するための選局処理の代わりに、前記第1番組と同一内容であり、且つ、従来型放送番組である第2番組を受信するための選局処理を行うステップと、
ユーザにより前記第1番組を表示するための操作がなされときに、選局される番組を前記第2番組に切り換えると共に、前記第1番組を受信するための選局処理を前記複数のチューナの内の未使用のチューナで開始するステップと、
前記第1番組を受信するための選局処理が完了した後、選局される番組を第2番組から第1番組に切り換えるステップと、
を有することを特徴とする。

発明の効果

0026

本発明によれば、少ないチューナ数で選局される番組の切り換えを短時間で行うことのできる放送受信装置及びその制御方法を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0027

以下、本発明の実施形態に係る放送受信装置について説明する。放送受信装置は、放送されている番組を受信し、受信した番組を表示装置に出力する。それにより番組は表示装置に表示される。本実施形態に係る放送受信装置は、1つのチューナで受信される従来型放送番組と2つ以上のチューナで受信されるバルク型放送番組とを受信可能とする。なお、本実施形態では、バルク型放送番組は2つのチューナで受信されるものとするが、受信
に必要なチューナの数は2つより多くてもよい。

0028

本実施形態に係る放送受信装置は、複数のチューナ(本実施形態では4つ)と選局制御部とを有する。選局制御部は、現在表示中の番組の次に表示装置で表示されることが予想される番組(現在選局中の番組の次に選局されることが予想される番組;第1番組)を受信するための選局処理(先行選局処理)を先行的に行う。具体的には、先行選局処理は、ユーザにより第1番組を表示するための操作がなされる前に、放送受信装置の有する複数のチューナの内の未使用のチューナで行われる。第1番組は、どのような番組であってもよい。第1番組は、例えば、放送受信装置を操作するためのリモコンに設けられたボタンであって、番組を切り換えるためのボタンを押下することによって表示される番組である。本実施形態では、表示番組をシーケンシャルに切り換えるためのボタン(例えば、上下ボタン)を押下することによって表示される番組を第1番組とする。番組が対応付けられたボタン(例えば、チャンネルに対応する番号が付されたボタン)を押下することによって表示される番組を第1番組としてもよい。

0029

選局制御部は、第1番組がバルク型放送番組であった場合に、第1番組を受信するための選局処理の代わりに、第1番組と同一内容であり、且つ、従来型放送番組である第2番組を受信するための選局処理を行う。選局制御部は、ユーザにより第1番組を表示するための操作がなされときに、表示番組を第2番組に切り換えると共に、第1番組を受信するための選局処理を前記複数のチューナの内の未使用のチューナで開始する。そして、第1番組を受信するための選局処理が完了した後、表示番組を第2番組から第1番組に切り換える。

0030

そのような構成にすることにより、先行選局処理は従来型放送番組について行われるようになる。そして、従来型放送番組が表示されてからバルク型放送番組の選局処理を行い、選局処理完了後に従来型放送番組からバルク型放送番組へ表示が切り換えられる。それにより、少ないチューナ数で表示番組(選局される番組)の切り換えを短時間で行うことが可能となる。

0031

<実施例>
以下、本実施形態に係る放送受信装置の具体的な実施例について説明する。なお、同一内容のバルク型放送番組と従来型放送番組とが同時に放送されていることを前提としてもよいが、以下の実施例では、そのような前提は無いものとする。そこで、以下の実施例では、放送受信装置が、第1番組がバルク型放送番組であった場合に、第2番組が放送されているか否かを判定する機能を有するものとする。そして、第2番組が放送されている場合に、第1番組を受信するための選局処理の代わりに、第2番組を受信するための選局処理を行うものとする。

0032

(実施例1)
以下、本発明の実施例1に係る放送受信装置について説明する。本実施例では、放送受信装置で受信される番組の信号(放送信号)に、当該番組と同一内容であり、かつ、同一時間帯に放送されている番組を表す番組リンク情報が含まれていることを前提とする。番組リンク情報は、例えば、放送受信装置で受信される番組と同一内容の番組が放送されているチャンネルの番号などである。

0033

図1は、実施例1に係る放送受信装置の機能・構成を示すブロック図である。リモコン信号受信部100は、ユーザがリモコンを操作した際に送信されるリモコン信号を受信する。リモコン信号受信部100が表示番組を切り換えるための指示(即ち、チャンネルを切り換えるための指示)を受信すると、選局制御部101は、チューナ部102〜105のいずれかのチューナに対し、選局処理を行うように指示をする。具体的には、選局制御
部101は、チャンネル情報テーブル管理部115で管理されているチャンネル情報(チャンネルを表す情報)に基づいて上記切り換え指示に応じたチャンネルの選局処理を行うように指示をする。それにより、選局されたチャンネルで放送されている番組が受信される。具体的には、番組の信号(放送信号)が受信される。復調部106は、受信した放送信号から変調方式や他ストリーム接続情報等の伝送パラメータ情報を抽出し、当該放送信号を復調する。

0034

デマックス部107は、復調部106で復調された放送信号を音声圧縮信号、映像圧縮信号、番組情報信号に分離する。音声圧縮信号は音声復号処理部108にて復号される(以後、複合後の音声圧縮信号を音声信号と呼ぶ)。そして、音声出力部109が、音声信号に応じた音声を出力する。映像圧縮信号は映像復号処理部110にて復号される(以後、復号後の映像圧縮信号を映像信号と呼ぶ)。そして、映像合成出力部111が、映像信号に応じた映像を出力する。番組情報信号は番組情報管理部112にて少なくとも現在放送されている番組毎に、番組名、番組開始時刻、番組放送時間(番組開始時刻から番組終了時刻までの時間)、番組リンク情報などの番組情報に分解され、蓄積される。本実施例では、ユーザが放送受信装置に対しリモコン等を用いて電子番組表の表示を指示すると、番組表作成制御部113が番組情報管理部112に蓄積されている番組情報にもとづいて番組表を作成する。具体的には、番組表作成制御部113は、描画処理部114に対し、番組情報に基づいて番組表を作成するように指示する。描画処理部114にて作成された番組表(信号)は、映像合成出力部111にて映像信号と合成されて出力される。なお、本実施例では、放送受信装置が音声出力部109と映像合成出力部111とを備える場合について説明するが、それらは外部の機器であってもよい。音声出力部109としては既存のスピーカーなどを適用すればよい。映像合成出力部111としては既存の表示装置(電子放出素子を備える画像表示装置液晶ディスプレイ装置プラズマディスプレイ装置有機ELディスプレイ装置など)を適用すればよい。

0035

バルク伝送情報取得部118は、放送信号に含まれるバルク伝送パラメータ情報(受信した番組がバルク型放送番組なのかなどを表す情報)を復調部106より取得する。そして、バルク伝送情報取得部118は、上下ボタン用チャンネル判定部117及びチャンネル情報テーブル管理部115に対して受信された番組がバルク型放送番組なのかなどを知らせる。なお、上下ボタン用チャンネル判定部117やチャンネル情報テーブル管理部115が、バルク伝送情報取得部118に対しそのような情報を問い合わせてもよい。本実施例では、上下ボタン用チャンネル判定部117及びチャンネル情報テーブル管理部115が、必要に応じてバルク伝送情報取得部118へ受信した番組がバルク型放送番組なのか否かを問い合わせるものとする。

0036

チャンネル情報テーブル管理部115は、従来型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報をデマックス部107より取得する。従来型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報とは、例えば、従来型放送番組が放送されているチャンネル及びバルク型放送番組が放送されている1つ目のチャンネルの番号や周波数などである。また、チャンネル情報テーブル管理部115は、バルク型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報をバルク伝送情報取得部118より取得する。バルク型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報とは、例えば、バルク型放送番組が放送されている2つ目以降のチャンネルの番号や周波数などである。そして、チャンネル情報テーブル管理部115は、各番組を受信するための選局処理に必要なそれらのパラメータ情報を管理し、選局制御部101へ送る。

0037

同一番組情報取得部119は、番組情報管理部112で管理されている番組リンク情報(所定の番組と同一内容の番組が放送されているチャンネルの番号(本実施例では3桁の番号))を取得する。

0038

上下ボタン用チャンネル判定部117は、表示番組の切り換えが行われたときや、上ボタンや下ボタンの押下によって表示される番組が切り換わったときに、選局制御部101などから種々の情報を取得する。以後、上ボタンの押下によって表示される番組(第1番組)を上ボタン番組、下ボタンの押下によって表示される番組(第1番組)を下ボタン番組とする。上下ボタン用チャンネル判定部117は、具体的には、選局制御部101より未使用のチューナ数を取得する。チャンネル情報テーブル管理部115より、上ボタン番組と下ボタン番組のそれぞれについて、放送されているチャンネルの番号を取得する。バルク伝送情報取得部118より、上ボタン番組と下ボタン番組のそれぞれについて、バルク型放送番組か否かを表す情報(ストリーム情報)を取得する。同一番組情報取得部119より、上ボタン番組と下ボタン番組のそれぞれについて、同一内容の番組が放送されているチャンネルの番号(番組リンク情報)を取得する。そして、上下ボタン用チャンネル判定部117は、上ボタン番組、下ボタン番組、またはそれらの両方がバルク型放送番組であった場合に、番組リンク情報に基づいて、同一内容の番組(第2番組)が放送されているか否かを判定する。それにより先行選局処理を行う番組を決定する。

0039

上下ボタン選局制御部116は、上下ボタン用チャンネル判定部117で決定された番組が放送されているチャンネルの番号を取得する。そして、上ボタンと下ボタンのそれぞれについて、押下された際に表示番組の切り換えを短時間で行うための選局処理を行うように選局制御部101へ指示する。

0040

表示番組の切り換え操作が行われた場合の本実施例に係る放送受信装置の動作について図2を用いて説明する。

0041

まず、ユーザが下ボタンを押下したとする(150)。それにより、放送受信装置は、当該操作に応じたチャンネルで放送されている番組を表示する(151)。図2は、バルク型放送番組がチューナ102、103で受信された場合の例である。

0042

それと共に、上下ボタン用チャンネル判定部117が、次に下ボタンが押下されたされたときに表示される番組Aと、次に上ボタンが押下されたときに表示される番組Bのそれぞれのチャンネル情報をチャンネル情報テーブル管理部115から取得する。そして、バルク伝送情報取得部から、番組Aと番組Bのそれぞれのストリーム情報を取得する。それにより、番組Aと番組Bのそれぞれについて、従来型放送番組かバルク型放送番組かが判断される。図2は、番組AがストリームA1、A2で構成されるバルク型放送番組であり、番組BがストリームB1、B2で構成されるバルク型放送番組である場合の例である。

0043

次に、上下ボタン用チャンネル判定部117は、バルク型放送番組である番組A及び番組Bのそれぞれについて、同一内容の従来型放送番組が放送されているか否かを判定する。当該判定は、例えば、番組リンク情報を確認することにより行われる。そして、同一内容の従来型放送番組が存在する場合には、先行選局処理の対象を上記同一内容の従来型放送番組とし、上下ボタン選局制御部116、選局制御部101により先行選局処理が行われる(152)。なお、先行選局処理を行えるか否かは、選局制御部101より取得される未使用のチューナ数に基づいて判断すればよい。図2では、番組Aと同一内容の従来型放送番組である番組C(ストリームA3)、番組Bと同一内容の従来型放送番組である番組D(ストリームB3)が放送されている。そして、番組Aの代わりにチューナ104で番組Cを受信するための先行選局処理を、番組Bの代わりにチューナ105で番組Dを受信するための先行選局処理が行われる。

0044

そして、ユーザが再び下ボタンを押下すると(153)、選局制御部101は、表示番組を先行選局された番組Cに切り換える(154)。そして、それと共に、番組Cと同一
内容である番組Aを受信するための選局処理を行い、番組Aを受信するための選局処理が完了した後、表示番組を番組Cから番組Aに切り換える(155)。

0045

なお、上ボタン、下ボタン以外のボタンの押下によって表示番組が切り換えられた場合には、当該切り換え処理に対応する番組について従来の通りに選局処理を行い、選局処理が完了次第当該番組を表示すればよい。

0046

以上の本実施例の特徴となる先行選局処理を実現するために用いられた各機能について、以下に詳しく説明する。

0047

まず、上下ボタン用チャンネル判定部117の内部動作について図3、4を用いて説明する。図3は上下ボタン用チャンネル判定部117の内部動作を示すフローチャートである。図3の処理は、表示番組の切り換えが行われたときや、上ボタンや下ボタンの押下によって表示される番組(第1番組;上ボタン番組や下ボタン番組)が切り換わったときに行われる。

0048

表示番組の切り換えが行われた場合、または、上ボタンや下ボタンの押下によって表示される番組が切り換わった場合(S100:Yes)、選局制御部101に未使用のチューナが2つ以上存在するかを問い合わせる。そして、未使用のチューナが2つ以上存在する場合(S101:Yes)、上ボタン番組と下ボタン番組のそれぞれについて、チャンネル情報テーブル管理部115より、放送されているチャンネルの番号を取得する(S102)。そして、当該取得されたチャンネルの選局処理を行うための指示として、チャンネルの番号を上下ボタン選局制御部116へ送る(S103)。それにより、上ボタン番組と下ボタン番組をそれぞれ1つのチューナで受信するための選局処理が行われ、それらの番組が受信される。

0049

そして、バルク伝送情報取得部118に対し、上ボタン番組と下ボタン番組のそれぞれについてバルク型放送番組か否かを問い合わせる(S104)。

0050

受信した全ての番組(上ボタン番組と下ボタン番組の両方)が従来型放送番組であった場合(S105:No)、上ボタンと下ボタンに従来型放送番組の放送されているチャンネルをそれぞれ割り当てる(S106)。具体的には、上下ボタン用チャンネル判定部117は判定に用いるテーブルを有しており、上ボタンと下ボタンに従来型放送番組である上ボタン番組と下ボタン番組が放送されているチャンネルをそれぞれ対応付けて当該テーブルに記憶させる。なお、上ボタン番組と下ボタン番組を受信するための選局処理は、S103の後に行われているため、チャンネルの番号を上下ボタン選局制御部116へ送る処理は省略する。

0051

受信した上ボタン番組と下ボタン番組のいずれか、または両方がバルク型放送番組であった場合(S105:Yes)、S107の処理を行う。S107では、当該バルク型放送番組の信号に含まれる番組リンク情報(その番組と同一内容の番組が放送されているチャンネルの番号)を同一番組情報取得部119より取得する。

0052

番組リンク情報が取得された場合(S108:Yes)、当該番組リンク情報に対応する番組が放送されているチャンネルをボタンに割り当てる(S109)。そして、当該割り当てられた番組が放送されているチャンネルの番号を上下ボタン選局制御部116へ送る(S110)。それにより、S109で割り当てられた番組を1つのチューナで受信するための選局処理が行われ、当該割り当てられた番組が受信される。例えば、下ボタン番組がバルク型放送番組であり、下ボタン番組の信号に番組リンク情報(下ボタン番組と同一内容の番組のチャンネル番号)が含まれていた場合、下ボタン番組と同一内容の番組が
放送されているチャンネルの番号を下ボタンに割り当てる。そして、下ボタン番組と同一内容の番組が放送されているチャンネルの番号を上下ボタン選局制御部116へ送る。それにより、下ボタン番組と同一内容の番組を1つのチューナで受信するための選局処理が行われ、当該下ボタン番組と同一内容の番組が受信される。このとき、下ボタン番組と同一内容の番組を受信するための選局処理は、S103において下ボタン番組を受信するために用いられたチューナで行われる。

0053

番組リンク情報が取得されなかった場合(S108:No)、選局制御部101に未使用のチューナの存在を問い合わせる。未使用のチューナがある場合(S111:Yes)、バルク型放送番組が放送されているチャンネルをボタンに割り当てる(S112)。そして、当該バルク型放送番組が放送されているチャンネルを上下ボタン選局制御部116へ送る(S113)。それにより、バルク型放送番組を受信するための選局処理が行われ、当該バルク型放送番組が受信される。例えば、下ボタン番組がバルク型放送番組であり、下ボタン番組の信号に番組リンク情報が含まれていなかった場合、下ボタン番組が放送されているチャンネルを下ボタンに割り当てる。そして、下ボタン番組が放送されているチャンネルを上下ボタン選局制御部116へ送る。それにより、下ボタン番組を、S103において下ボタン番組を受信するために用いられたチューナを含む複数の未使用のチューナで受信するための選局処理が行われ、下ボタン番組が受信される。

0054

上記上下ボタン用チャンネル判定部117の動作の一例について図4を用いて説明する。図4は上下ボタン用チャンネル判定部117が有するテーブルの一例を示す図である。

0055

S102によって、下ボタン番組が放送されているチャンネルの番号961と、上ボタン番組が放送されているチャンネルの番号991が取得されたとする。

0056

チャンネル番号961及び991を上下ボタン選局制御部116へ知らせる(S103)。それにより、上ボタン番組と下ボタン番組の受信がそれぞれ1つのチューナで行われる。そして、バルク伝送情報取得部118へ上ボタン番組と下ボタン番組がそれぞれバルク型放送番組か否かを問い合わせる(S104)。それにより、下ボタン番組がバルク型放送番組であり、上ボタン番組が従来型放送番組であることが判明する。次に、下ボタン番組についてのみ、同一番組情報取得部119から番組リンク情報を取得する(S107)。それにより、下ボタン番組と同一内容の番組が放送されていること、及び、その番組が放送されているチャンネルの番号が161であることが判明する。

0057

そして、チャンネル番号161を下ボタンに割り当て(S109)、チャンネル番号161を上下ボタン選局制御部116へ知らせる(S110)。それにより、チャンネル番号161で放送されている番組の受信が1つのチューナで行われる。その後、バルク伝送情報取得部118へチャンネル番号161で放送されている番組がバルク型放送番組か否かを問い合わせる(S104)。それにより、チャンネル番号161で放送されている番組が従来型放送番組であることが判明する。

0058

このようにして、上下ボタン用チャンネル判定部117では、最終的に下ボタンとチャンネル番号161、上ボタンとチャンネル番号991が関連付けられ、それらのチャンネルで放送されている番組を受信するための選局処理が先行的に行われる。

0059

次に、同一番組情報取得部119の内部動作について説明する。

0060

同一番組情報取得部119は、上記上下ボタン用チャンネル判定部117の動作において、上ボタン番組と下ボタン番組の少なくともいずれかの第1番組がバルク型放送番組であった場合に動作する。

0061

具体的には、そのような場合に、上下ボタン用チャンネル判定部117より、第1番組と同一内容の番組の有無の問い合わせとして、S102で取得したチャンネル番号のうちバルク型放送番組である第1番組が放送されているチャンネルの番号が送られる。そして、番組情報管理部112で管理されている当該第1番組に対応する番組リンク情報(バルク型放送番組である第1番組と同一内容の番組が放送されているチャンネルの番号)を取得する。そのチャンネル番号を上下ボタン用チャンネル判定部117へ送ることにより、バルク型放送番組である第1番組と同一内容の番組の存在及びその放送チャンネルが伝えられる。

0062

次に、バルク伝送情報取得部118の内部動作について説明する。

0063

バルク伝送情報取得部118は、受信している番組の信号中に含まれるバルク伝送パラメータを復調部106より取得する処理を行う。具体的には、バルク伝送パラメータとして、「メディア情報」「全物理チャンネル番号」、「全スロットストリーム番号」、「全TS−ID」、「バルク伝送イネーブルフラグ」、「バルク伝送用の接続ストリーム番号」などを取得する。バルク型放送番組を受信するための2つ目以降の「メディア情報」「全物理チャンネル番号」、「全スロットのストリーム番号」は、「バルク伝送用(の)接続ストリーム情報」として他の情報と区別されている。そして、上下ボタン用チャンネル判定部117からの問い合わせ(受信している番組がバルク型放送番組か否かについての問い合わせ(S104の処理))に対し、「バルク伝送イネーブルフラグ」の状態を返す。例えば、受信している番組がバルク型放送番組の場合にオン状態、そうでない場合にオフ状態を返す。

0064

また、バルク伝送情報取得部118は、チャンネル情報テーブル管理部115に対して「バルク伝送イネーブルフラグ」の状態の変化を通知する。さらに、チャンネル情報テーブル管理部115からのパラメータ情報の問い合わせに対し、「物理チャンネル番号」と「TS−ID」を通知する。具体的には、受信している「物理チャンネル番号」と「TS−ID」とに対応する、バルク型放送番組を受信するための2つ目以降の「物理チャンネル番号」と「TS−ID」とを通知する。物理チャンネル番号は上述した3桁のチャンネル番号とは異なる番号であり、チャンネルの周波数帯域を特定するための番号である。TS−IDは、番組を表すストリーム情報のIDである。

0065

次に、チャンネル情報テーブル管理部115の内部動作について図5を用いて説明する。図5は、選局処理に必要なパラメータ情報を管理するチャンネル情報テーブルの一例を示す図である。チャンネル情報テーブル管理部115は、「物理チャンネル番号」、「TS−ID」、「チャンネル番号」、「TS名」等のパラメータ情報をデマックス部107より取得する。

0066

また、バルク伝送情報取得部118より「バルク伝送イネーブルフラグ」のオンオフの状態、即ち、受信している番組がバルク型放送番組か否かが、チャンネル情報テーブル管理部115へ通知される。そして、受信している番組がバルク型放送番組である場合には、バルク型放送番組を受信するための2つ目以降の「メディア情報」、「物理チャンネル番号」、「TS−ID」をバルク伝送情報取得部118より取得し、チャンネル情報テーブルに格納する。メディア情報は、例えば、放送メディアの種類(BS放送/CS放送/地上デジタル放送など)を表す情報である。

0067

選局処理を行う際、チャンネル情報テーブル管理部115には、選局制御部101により3桁のチャンネル番号が通知される。チャンネル情報テーブル管理部115は、当該チャンネル番号の通知に対して、「物理チャンネル番号」と「TS−ID」とを返す。その
チャンネルで受信される番組がバルク型放送番組である場合には、バルク型放送番組を受信するための2つ目以降の「メディア情報」、「物理チャンネル番号」、「TS−ID」も選局制御部101に通知する。

0068

なお、チャンネル情報テーブルには、上ボタンや下ボタンの押下によって表示される順番で各情報が記録されている。そして、上ボタン番組と下ボタン番組のそれぞれのチャンネル番号は、現在表示中の番組のチャンネル番号を基準に決められ、上下ボタン用チャンネル判定部117へ通知される(S102)。

0069

以下に、上ボタンや下ボタンが押下された場合の選局制御部101の処理について、図6を用いて説明する。図6は上ボタンや下ボタンが押下された場合の選局制御部101の処理の流れを示すフローチャートである。

0070

選局制御部101は、リモコン信号受信部100から、受信されたリモコン信号を取得する。リモコン信号が表示番組の切り換えを表すものであった場合(S120:Yes)、予め上下ボタン選局制御部116によって選局処理されている番組のうち、該当する番組を表示する(S121)。そして、S121によって表示された番組が、バルク型放送番組(第1番組)の代わりに表示された従来型放送番組(第2番組)である場合(S122:Yes)には、第1番組を受信するための選局処理をチューナ部102〜105の内の未使用のチューナで行う。第1番組を受信するための選局処理が完了した後、表示番組を第2番組から第1番組に切り換える(S123)。

0071

以上述べたように、本実施例では、ボタン(上ボタン、下ボタンなど)の押下によって表示される第1番組がバルク型放送番組であった場合に、第1番組と同一内容の従来型放送番組である第2番組が放送されているか否かを番組リンク情報に基づいて判定する。第2番組が放送されていると判定された場合に、第1番組を受信するための選局処理の代わりに、第2番組を受信するための選局処理を行う。そして、ユーザにより第1番組を表示するための操作がなされときに、表示番組を第2番組に切り換えることにより、少ないチューナ数で表示番組の切り換えを短時間で行うことが可能となる。

0072

(実施例2)
以下、本発明の実施例2に係る放送受信装置について説明する。本実施例は、放送信号に番組リンク情報が含まれていない場合の例である。

0073

図7は、実施例2に係る放送受信装置の機能・構成を示すブロック図である。リモコン信号受信部300は、ユーザがリモコンを操作した際に送信されるリモコン信号を受信する。リモコン信号受信部300が表示番組を切り換えるための指示(即ち、チャンネルを切り換えるための指示)を受信すると、選局制御部301は、チューナ部302〜305のいずれかのチューナに対し、選局処理を行うように指示をする。具体的には、選局制御部301は、チャンネル情報テーブル管理部315で管理されているチャンネル情報(チャンネルを表す情報)に基づいて上記切り換え指示に応じたチャンネルの選局処理を行うように指示をする。それにより、選局されたチャンネルで放送されている番組が受信される。具体的には、番組の信号(放送信号)が受信される。復調部306は、受信した放送信号から変調方式や他ストリーム接続情報等の伝送パラメータを抽出し、当該放送信号を復調する。

0074

デマックス部307は、復調部306で復調された放送信号を音声圧縮信号、映像圧縮信号、番組情報信号に分離する。音声圧縮信号は音声復号処理部308にて復号される(以後、複合後の音声圧縮信号を音声信号と呼ぶ)。そして、音声出力部309が、音声信号に応じた音声を出力する。映像圧縮信号は映像復号処理部310にて復号される(以後
、複合後の映像圧縮信号を映像信号と呼ぶ)。そして、映像合成出力部311が、映像信号に応じた映像を出力する。番組情報信号は番組情報管理部312にて少なくとも現在放送されている番組を表す番組情報(具体的には、事業者識別番号、番組名、番組開始時刻、番組放送時間など)に分解され、蓄積される。本実施例では、ユーザが放送受信装置に対しリモコン等を用いて電子番組表の表示を指示すると、番組表作成制御部313が番組情報管理部312に蓄積されている番組情報にもとづいて番組表を作成する。具体的には、番組表作成制御部313は、描画処理部314に対し、番組情報に基づいて番組表を作成するように指示する。描画処理部314にて作成された番組表(信号)は、映像合成出力部311にて映像信号と合成されて出力される。

0075

バルク伝送情報取得部318は、放送信号に含まれるバルク伝送パラメータ情報を復調部306より取得する。そして、バルク伝送情報取得部318は、上下ボタン用チャンネル判定部317及びチャンネル情報テーブル管理部315に対して受信された番組がバルク型放送番組なのかなどを知らせる。伝送の受信の有無やパラメータ情報の問い合わせに答える。なお、上下ボタン用チャンネル判定部317やチャンネル情報テーブル管理部315が、バルク伝送情報取得部318に対しそのような情報を問い合わせてもよい。本実施例では、上下ボタン用チャンネル判定部317及びチャンネル情報テーブル管理部315が、必要に応じてバルク伝送情報取得部318へ受信した番組がバルク型放送番組なのか否かを問い合わせるものとする。

0076

チャンネル情報テーブル管理部315は、従来型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報をデマックス部307より取得する。従来型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報とは、例えば、従来型放送番組が放送されているチャンネル及びバルク型放送番組が放送されている1つ目のチャンネルの番号や周波数などである。また、チャンネル情報テーブル管理部315は、バルク型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報をバルク伝送情報取得部318より取得する。バルク型放送番組を受信するための選局処理に必要なパラメータ情報とは、例えば、バルク型放送番組が放送されている2つ目以降のチャンネルの番号や周波数などである。そして、チャンネル情報テーブル管理部315は、各番組を受信するための選局処理に必要なそれらのパラメータ情報を管理し、選局制御部301へ送る。

0077

同一番組判定部319は、所定の番組と同一内容の番組が放送されているか否かを番組情報管理部312で管理されている番組情報に基づいて判定する。

0078

上下ボタン用チャンネル判定部317は、表示番組の切り換えが行われたときや、上ボタンや下ボタンの押下によって表示される番組(上ボタン番組や下ボタン番組)が切り換わったときに、選局制御部301などから種々の情報を取得する。上下ボタン用チャンネル判定部317は、具体的には、選局制御部301より未使用のチューナ数を取得する。チャンネル情報テーブル管理部315より、上ボタン番組と下ボタン番組のそれぞれについて、放送されているチャンネルの番号を取得する。バルク伝送情報取得部318より、上ボタン番組と下ボタン番組のそれぞれについて、バルク型放送番組か否かを表す情報(ストリーム情報)を取得する。同一番組判定部319より、上ボタン番組と下ボタン番組のそれぞれについて、同一内容の番組が放送されているチャンネルの番号を取得する。それにより先行選局処理を行う番組を決定する。

0079

上下ボタン選局制御部316は、上下ボタン用チャンネル判定部317で決定された番組が放送されているチャンネルの番号を取得する。そして、上ボタンと下ボタンのそれぞれについて、押下された際に表示番組の切り換えを短時間で行うための選局処理を行うように選局制御部301へ指示する。

0080

表示番組の切り換え操作が行われた場合の本実施例に係る放送受信装置の動作については、実施例1(図2)と同様のため、説明を省略する。また、図2に示す処理(先行選局処理)を実現するために用いられる上下ボタン用チャンネル判定部317、バルク伝送情報取得部318、チャンネル情報テーブル管理部315、選局制御部301の内部動作についても、実施例1と同様のため説明を省略する。

0081

以下、同一番組判定部319の内部動作について図8を用いて説明する。図8は同一番組判定部319の内部動作を示すフローチャートである。

0082

同一番組判定部319は、番組情報管理部312内部の番組情報が更新された場合に(S350:Yes)、番組情報管理部312より事業者識別番号、チャンネル番号、番組名、番組開始時刻、番組放送時間を取得する。

0083

同一事業者(同一の事業者識別番号)でチャンネル番号の異なる番組が存在する場合に(S351:Yes)、そのようなチャンネル番号の異なる2つの番組を比較する。それらの番組間で、番組名、番組開始時刻、及び、番組放送時間が一致した場合(即ち、S352〜S354において全てYesであった場合)に、それら2つの番組について同一番組フラグをオンにする(S355)。同一番組フラグとは番組間で互いに同一内容か否かを表すフラグである。S352〜S354の条件に一つでも当てはまらない場合、同一番組フラグをオフにする(S356)。S352〜S356の処理を事業者が同じである全ての番組について調査する(S357)

0084

なお、同一事業者でチャンネル番号の異なる番組が存在しない場合には(S351:NO)、この事業者の全番組について同一番組フラグをオフにする(S358)。

0085

以上の処理を全ての事業者について行い(S359)、判定結果である同一番組フラグを番組情報管理部312に通知する。それにより当該判定結果は番組情報管理部に保存される。

0086

また、同一番組判定部319は、所定の番組(例えば、上ボタン番組や下ボタン番組)と同一内容の番組に関する問合せとして上下ボタン用チャンネル判定部317から送られるチャンネル番号を受け取る。そして、番組情報管理部312に保存された同一番組フラグに基づいて、当該所定の番組と同一内容の番組が放送されているチャンネル番号を取得し、上下ボタン用チャンネル判定部317へ返す。

0087

このような構成により、ボタン(上ボタン、下ボタンなど)の押下によって表示される第1番組がバルク型放送番組であった場合に、第1番組と同一内容の従来型放送番組である第2番組が放送されているか否かを番組情報に基づいて判定することが可能となる。それにより、放送信号に番組リンク情報が含まれていない場合であっても、実施例1と同様の処理を行うことが可能となるため、少ないチューナ数で表示番組の切り換えを短時間で行うことが可能となる。

0088

なお、本実施形態では、受信している番組に関する「バルク伝送イネーブルフラグ」のみが放送信号に含まれる構成としたが、放送信号には、放送中の全ての番組に関する「バルク伝送イネーブルフラグ」が含まれていてもよい。放送信号には、放送中の全ての番組に関する「バルク伝送イネーブルフラグ」が含まれていることにより、「バルク伝送イネーブルフラグ」を取得するための第1番組の選局処理を省略することが可能となる。

0089

なお、本実施形態では、上ボタン番組と下ボタン番組について未使用のチューナで先行的に選局処理を行う構成としたが、次に表示装置で表示されることが予想される1つの番
組のみ(例えば、上ボタン番組のみ)について先行選局処理を行う構成としてもよい。そのような構成にした場合であっても、少ないチューナ数で表示番組の切り換えを短時間で行うことが可能となることに変わりはなく、また、従来の構成に比べ未使用のチューナの数を増やすことができる。未使用のチューナには、電力を供給しなくてもよいし、裏番組(表示番組とは異なる番組)を録画するためなど、フリーチューナとして自由に利用できる。そのため、未使用のチューナの数を増やすことにより、消費電力を低減させたり、様々な目的でチューナを利用することが可能となる。

図面の簡単な説明

0090

図1は、実施例1に係る放送受信装置の機能・構成を示すブロック図である。
図2は、表示番組の切り換え操作が行われた場合の実施例1に係る放送受信装置の動作を示すフローチャートである。
図3は、実施例1に係る上下ボタン用チャンネル判定部の内部動作を示すフローチャートである。
図4は、実施例1に係る上下ボタン用チャンネル判定部が有するテーブルの一例を示す図である。
図5は、選局処理に必要なパラメータ情報を管理するチャンネル情報テーブルの一例を示す図である。
図6は、上ボタンや下ボタンが押下された場合の実施例1に係る選局制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
図7は、実施例2に係る放送受信装置の機能・構成を示すブロック図である。
図8は、同一番組判定部の内部動作を示すフローチャートである。
図9は、従来の放送受信装置の機能・構成を示すブロック図である。
図10は、表示番組の切り換え操作が行われた場合の従来の放送受信装置の動作を示すフローチャートである。

符号の説明

0091

100,300,500リモコン信号受信部
101,301,501選局制御部
102−105,302−305,502−505チューナ
106,306,506復調部
107,307,507デマックス部
108,308,508音声復号処理部
109,309,509音声出力部
110,310,510映像復号処理部
111,311,511映像合成出力部
112,312,512番組情報管理部
113,313,513番組表作成制御部
114,314,514描画処理部
115,315,515チャンネル情報テーブル管理部
116,316上下ボタン選局制御部
117,317 上下ボタン用チャンネル判定部
118,318,518バルク伝送情報取得部
119同一番組情報取得部
319同一番組判定部
516 下ボタン選局制御部

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