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技術 処理装置及びネットワーク機器の制御方法

出願人 株式会社日立製作所
発明者 末永晋也
出願日 2008年12月17日 (10年10ヶ月経過) 出願番号 2008-320414
公開日 2010年7月1日 (9年4ヶ月経過) 公開番号 2010-147621
状態 拒絶査定
技術分野 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード 動作予定 起動予定 保持電力 機器動作情報 追加電力 予約タイマー 所望動作 リモコン操作情報
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

機器とは異なるネットワーク上の機器で、動作代行させる所望の機能を実施するための消費電力がより少ない機器を選んで、動作代行を実施し省電力化する。

解決手段

機器がある動作の実行を指示された場合、当該機器は、ネットワーク内の機器より、現在の電源状態動作状態、将来の動作予定、各機能を動作させた場合の消費電力情報等を取得し、これを基にネットワーク内の各機器について、指示された動作を代行するために必要な追加消費電力を将来の動作予定に基づいて計算し、最小の消費電力で指示された動作を実行できる機器を特定し、当該機器に指示された動作を優先的に代行させるこれにより、効率的に省電力化を達成できる。

概要

背景

近年、様々な機器ネットワークで接続され、相互に接続されたネットワーク上での機能共有や動作の代理実行などを行う機器が登場している。例えば、HDMI(High Definition Multimedia interface)を利用した、デジタルテレビレコーダ間でのコントロール一元化や機能共有、及びNAS(Network-Attached Storage:ネットワーク経由で利用する外部記憶装置)の利用によるコンテンツ共有などがあげられる。さらに、ネットワークを利用して他の機器と連携して録画などを実施する技術が、例えば特許文献1に知られている。

特許文献1には、記録再生装置による予約録画機能において、自分の記録再生装置で予約録画ができないと判断した場合、該当する予約録画に関する情報をネットワーク上に存在する別の機器に転送して実行することを開示している。

特開平8−56352号広報

概要

自機器とは異なるネットワーク上の機器で、動作代行させる所望の機能を実施するための消費電力がより少ない機器を選んで、動作代行を実施し省電力化する。 機器がある動作の実行を指示された場合、当該機器は、ネットワーク内の機器より、現在の電源状態動作状態、将来の動作予定、各機能を動作させた場合の消費電力情報等を取得し、これを基にネットワーク内の各機器について、指示された動作を代行するために必要な追加消費電力を将来の動作予定に基づいて計算し、最小の消費電力で指示された動作を実行できる機器を特定し、当該機器に指示された動作を優先的に代行させるこれにより、効率的に省電力化を達成できる。

目的

本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、消費電力を低減しつつネットワーク上の機器と連係動作をさせることが可能な技術を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

ネットワークに接続された複数の機器通信可能であって、該機器に対して制御を行う処理装置において、前記処理装置及び/または前記複数の機器における所望の動作について、前記ネットワークに接続された複数の機器のうち、最小の消費電力量で実行可能な機器を特定するための動作予定管理部と、前記動作予定管理部により特定された前記機器に対し、前記所望動作代行して実行させるように前記ネットワークを介して制御するための動作モード制御部と、を備えることを特徴とする処理装置。

請求項2

請求項1記載の処理装置において、更に、前記ネットワークに接続された複数の機器における現在の起動状態動作状態、将来の動作予定、及び前記所望機能を動作させたときの消費電力情報を含む機器動作情報を前記ネットワークに接続された複数の機器から受信するとともに、前記特定機器に対して前記所望動作を実行させるための制御情報を送信するための通信部を更に備え、前記動作予定管理部は、前記ネットワークを介して前記通信部で受信した前記機器動作情報を取得し、該取得した機器動作情報に基づき、前記ネットワークに接続された複数の機器を所望の期間動作させるのに必要な消費電力量を計算し、前記最小の消費電力量で前記所望の機能を動作させることが可能な機器を特定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の処理装置。

請求項3

請求項2記載の処理装置において、前記所望の動作は、コンテンツを記録するための動作であり、前記動作モード制御部は、当該コンテンツの記録動作を代行した前記特定機器に対して、当該コンテンツについて再生を代行するように制御することを特徴とする処理装置。

請求項4

請求項3記載の処理装置において、前記特定機器によって代行された前記所望動作の履歴情報、該特定機器によって代行記録されたコンテンツの情報、及び前記代行記録を実行した前記特定機器の情報を、前記通信部によって前記ネットワークを介して前記特定機器から受信することを特徴とする処理装置。

請求項5

請求項4記載の処理装置において、更に、前記通信部で受信した情報を保存する記録情報管理部を備えたことを特徴とする処理装置。

請求項6

ネットワークに接続された複数の機器に対して所望の機器を実行させるようにしたネットワーク機器制御方法において、前記ネットワーク内の機器における所望の動作について、前記ネットワークに接続された複数の機器のうち、最小の消費電力量で所望の動作を実行可能な機器を動作予定管理部により特定するステップと、前記動作予定管理部により特定された前記機器に対し、前記所望の動作を代行して実行させるように、動作モード制御部により前記ネットワークを介して前記所望動作を制御するステップと、を備えることを特徴とするネットワーク機器の制御方法。

技術分野

0001

本発明は、低消費電力で、ネットワーク上の機器に対して所望の制御を実行させるための技術に関する。

背景技術

0002

近年、様々な機器がネットワークで接続され、相互に接続されたネットワーク上での機能共有や動作の代理実行などを行う機器が登場している。例えば、HDMI(High Definition Multimedia interface)を利用した、デジタルテレビレコーダ間でのコントロール一元化や機能共有、及びNAS(Network-Attached Storage:ネットワーク経由で利用する外部記憶装置)の利用によるコンテンツ共有などがあげられる。さらに、ネットワークを利用して他の機器と連携して録画などを実施する技術が、例えば特許文献1に知られている。

0003

特許文献1には、記録再生装置による予約録画機能において、自分の記録再生装置で予約録画ができないと判断した場合、該当する予約録画に関する情報をネットワーク上に存在する別の機器に転送して実行することを開示している。

0004

特開平8−56352号広報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1は、消費電力の低減については考慮されていない。例えば、ネットワーク上に存在する機器に、長時間の録画動作や大容量のコンテンツダウンロード動作などを代行させる場合において、特に、同時に多数の動作が重複した場合などでは、多数の機器を並行して長時間利用することによって、ネットワーク全体での消費電力を増大させてしまうという問題があった。

0006

本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、消費電力を低減しつつネットワーク上の機器と連係動作をさせることが可能な技術を提供するものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、映像表示装置における所望の動作(例えばコンテンツの記録、再生)について、ネットワークに接続された複数の機器のうち、最小の消費電力量で所望の動作を実行可能な機器を特定し、この特定された機器に対し、前記映像表示装置における所望の動作を代行させるようにネットワークを介して制御するように構成したことを特徴とするものである。

0008

上記機器の特定は、例えば、ネットワークに接続された複数の機器における現在の起動状態動作状態、将来の動作予定、及び前記所望機能を動作させたときの消費電力情報を含む機器動作情報を前記ネットワークに接続された複数の機器から受信して取得し、この取得した機器動作情報に基づき、前記ネットワークに接続された複数の機器を所望の期間動作させるのに必要な消費電力量を計算することにより行われる。

発明の効果

0009

本発明によれば、ネットワーク上の機器に動作を代行させる場合において、動作代行の実施中に動作予定となる機器を優先的に利用することで、同時に起動状態となる機器を少なくすることが可能となり、ネットワーク機器全体での消費電力削減を達成することができる。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。

0011

まず、本発明の第1実施例について、ネットワーク内の他機器に代行させる動作として、予約録画や予約ダウンロード等を例にして図1〜5を参照しながら説明する。

0012

本実施例は、図1機能構成図により、主な特徴を示すことができる.映像処理装置200において、予約録画や予約ダウンロード実行以前に、動作予定管理部222が、通信部210によりネットワークを通じて、ネットワークに接続された複数の機器に関して、現在の動作状態と将来の動作予定、各機能を動作させたときの消費電力情報などの機器動作情報を受信して取得する。動作予定管理部222は、更に、この取得した機器動作情報に基づいて、各機器における所望の機能を所望の期間動作させるのに必要な消費電力量や動作予定が記載されたネットワーク内の機器に関する動作予定表を作成し、最小の消費電力量で当該機能を動作させることができる機器を特定する。そして特定した機器に、録画動作を優先的に代行させることで、本来は複数の機器で行うはずであった動作について、電力利用効率の高い少ない機器にまとめることができ、複数の機器を同時に立ち上げてしまうことなどによる起動状態保持電力などの無駄も取り除くことで、消費電力量を低減することが可能である。

0013

上記起動状態保持電力とは、起動状態を保持するための電力を示し、例えば、記録部240などでの利用が想定されるHDDドライブ待機電力チューナ部230の待機電力、通信部210の待機電力などが含まれている。高い応答性が求められる機器であれば、これらの電力を高くせざるを得ないため、上記起動状態保持電力の削減を実施することで、消費電力量の効率的な低減を行うことができる。

0014

以下、本実施例の構成、動作についてより詳細に説明する。
〔第1実施例の構成〕
図1の機能構成図を用いて、第1実施例の構成について説明する。本実施例は、公共ネットワーク1、ダウンロードサーバ2、ルータ3、放送局4、表示装置100、映像処理装置200、映像処理装置300で構成されるものである。ただし、表示装置100と映像処理装置200以外のネットワーク内における全ての機器は、映像処理装置300が代表しており、映像処理装置300は、1つ以上の機器と考えてよい。

0015

表示装置100は、ネットワーク上の機器と通信を行う通信部110、各種演算入出力制御を行う制御部120、映像音声テキストデータなどを出力するための出力部130、及びユーザからの指示を受け取る入力部140を備えている。更に、表示装置100は、ネットワーク内の機器からの映像コンテンツや各種情報を受け取って出力部130へ出力する機能を備えており、例えば、映像処理装置200から受け取った録画制御用の情報や録画コンテンツ情報を出力部130へ出力する。また表示装置100は、入力部140に入力されたユーザの操作情報について、通信部110を介して映像処理装置200へ送信する機能も有している。

0016

映像処理装置200は、ネットワーク上の機器と通信を行う通信部210、演算や入出力制御を行う制御部220、映像コンテンツや制御情報を格納する記録部240、放送局4からの放送波を受信するチューナ部230を備えている。

0017

映像処理装置200は、放送局4の放送をチューナ部230で受信し、制御部220を介して、記録部240へ記録する録画機能を備える。またこの記録部は、公共ネットワーク1とルータ3を通じて通信部210で受信したダウンロードサーバ2のコンテンツも制御部220を介して記録するように構成されている。

0018

記録部240は、放送やダウンロードのコンテンツ、制御情報などを保存することが可能なように、ハードウェア的には、ハードディスク光ディスクフラッシュメモリなどの大容量の記憶容量を有するストレージデバイスで構成されている。

0019

映像処理装置200の制御部220は、図1に示されるように、予約動作制御部221、動作予定管理部222、動作モード制御部223、記録情報管理部224を有する。予約動作制御部221は、設定された時間に録画やダウンロード等の機能の実行制御を行うものである。動作予定管理部222は、通信部を210介してネットワーク上の機器の動作予定を収集し、より少ない電力で所望する機能を実行できるような、ネットワーク内の機器を特定するものである。動作モード制御部223は、動作予定管理部222で特定した機器に対する電源ON/OFFや動作代行の制御、スタンバイモードや通常の起動モード間の遷移を制御するものである。記録情報管理部224は、記録部240に保存したコンテンツの情報などの他に、ネットワーク内の機器に録画動作やダウンロード動作の代行を依頼したときのコンテンツの情報や、代行先機器情報を保存するものである。

0020

より詳しくは、動作予定管理部222は、所望の機能を動作させる前に、通信部210を介して、ネットワーク内の機器に関する現在の動作状況と将来の動作予定、及び各動作に必要とされる消費電力に関する情報を含む機器動作情報を収集し、所望の機能が動作予定である時間全体で、最小の消費電力で動作を実行できる状態にある機器を特定するものである。ここで、所望の機能とは例えば予約録画や予約ダウンロードなどであり、予め実行内容が決定している機能であるが、放送の視聴等、他の機能としてもよい。

0021

動作予定管理部222が動作予定を収集するネットワーク内の機器とは、公共ネットワーク1とはルータ3などによって隔てられた、ローカルなネットワークに接続された機器を指し、自機器も含まれている。ただし、公共ネットワーク1を介した他機器も利用することが可能である。

0022

動作予定管理部222が収集する将来の動作予定の内容とは、例えば、あるネットワーク内の機器における予約録画や予約ダウンロード、予約視聴の状況や、ファームウェアアップデート予定など、将来、当該機器が動作を行うことが確定している情報である。

0023

動作モード制御部223は、動作予定管理部222によって特定されたネットワーク機器を調べ、当該ネットワーク機器が自機器ではなかった場合、当該ネットワーク機器に対する起動状態とスタンバイ状態との間での遷移操作、当該ネットワーク機器に対する所望の動作に関する代行依頼、自機器に関する起動状態とスタンバイ状態との間での遷移操作などを行う。
〔第1実施例の動作〕
次に、以上のような機能的構成を有する本実施例におけるシステムの動作を、図面を参照しながら説明する。

0024

まず、代行動作として、5時から7時の予約録画を代行させる場合の動作について、図2をもとにして説明する。

0025

最初に、予約動作制御部221は、予約タイマーなどにより、予約された録画時間が近づいたことを検知し、録画時間や録画番組など、録画動作の情報を動作予定管理部222に通知する(FA01)。

0026

続いて、動作予定管理部222は、通信部210を介して、ネットワーク内における機器の現在の動作状況と将来の動作予定、各機能を動作させるために必要となる消費電力に関する情報を収集する(FA02)。

0027

テップFA02において、動作予定管理部222によって取得されたネットワーク内の機器に関する将来の動作予定とは、例えば、あるネットワーク内の機器における予約録画や予約ダウンロード、予約視聴の状況や、ファームウェアのアップデート予定など、将来、当該機器が実行予定している動作に関する情報である。

0028

続いて、動作予定管理部222は、(FA02)で取得したネットワーク内における機器の現在の動作状況と将来の動作予定、及び各機能を動作させるために必要となる消費電力に関する情報を含む機器動作情報と(FA01)で取得した予約録画動作の情報を基に、ネットワーク内の機器の動作予定表を作成し、当該予約録画動作を行う全時間の消費電力量が最小となる機器を特定する(FA03)。図2では、例として、ネットワーク内の機器Aが特定されたものとする。

0029

図3は、動作予定管理部222によって収集された、ネットワーク内の機器Aについての現在の動作状況と将来の動作予定、各機能を動作させるために必要となる消費電力に関する情報を含む機器動作情報の一例を示している。

0030

図4は、動作予定管理部222によって作成された動作予定表の一例を示している。各機器の電源状態と動作状態、(FA01)において予約動作制御部221から指定された録画動作の実行可否、当該録画動作を実行した場合に追加で必要となる電力消費量、当該録画動作の実行時間内のネットワーク内における機器の動作予定から構成されている。ここで、図4の機器A、機器B、機器Cとは、ネットワークに接続された機器で、映像処理装置200によるステップFA02の情報収集が可能であった機器を指し、ネットワーク内の他機器の集合を表す映像処理装置300や自機器である映像処理装置200等のことである。

0031

図4に示された動作に必要な追加消費電力量の計算について、図3を参照しつつ機器Aを例にとって説明する。例えば機器Aにおいて5時から7時までの録画を代行するためには、5時から5時半までは、録画動作に40Wと起動状態を維持するための起動状態保持電力30Wの合計70Wが必要となるが、5時半から7時までは、予約ダウンロードが予定されていて起動状態となるため起動状態保持電力は必要なく、録画動作に40Wのみ必要となる。つまり、70W(録画動作の追加電力+起動状態保持電力)×0.5時間+40W(録画動作の追加電力)×1.5時間=95Whとなる。

0032

(FA02)と(FA03)の動作タイミングに関して、予約録画情報を予約動作制御部221から動作予定管理部222へ予め通知しておき、実行開始より前にタイマー等で自動実行させることで、(FA04)以降の処理の開始を早めることが可能となる。

0033

続いて、動作モード制御部223は、予約動作制御部221によって指定された録画動作を、最小の追加消費電力で行える機器Aの情報について、動作予定管理部222から取得し、機器Aが自機器かどうかを判定し(FA04)、機器Aが自機器であった場合、通常の録画動作の実行を行う(FA08)。

0034

また、動作モード制御部223は、ステップFA04の判定において、機器Aが自機器ではない場合について、機器Aの動作状態がスタンバイであった場合、通信部210を介して機器Aを起動状態へと遷移させる(FA05)。

0035

ステップFA05に続いて、動作モード制御部223は、上記録画動作の代行について機器Aへ依頼する(FA06)。

0036

最後に、記録情報管理部224は、FA01からFA06のステップによって録画動作を代行させたコンテンツの情報を、動作モード制御部223より取得し、録画動作を代行した機器の情報とともに保存する(FA07)。

0037

上記ステップFA01からFA08までの手順は、ダウンロード動作の場合も全く同様に行うことが可能である。

0038

上記ステップFA02からFA07までの手順は、通常の起動状態で実行してもよいし、より消費電力の少ない専用の動作状態、もしくはスタンバイ状態で実行できるようにしてもよい。
次に、録画コンテンツ再生シーケンスについて、図5を参照して説明する。

0039

まず、表示装置100は、通信部110を介して記録情報管理部224より録画コンテンツ情報を取得し、当該録画コンテンツ情報を出力部130に表示し、その後、入力部140からリモコン操作情報を取得することで再生コンテンツを確定し、映像処理装置200へ送信する(FB01)。

0040

ステップFB01において、記録情報管理部224は、表示装置100に提供する録画コンテンツ情報として、記録部240などに保存された録画コンテンツ情報とともに、過去に録画動作の代行によって、自機器とは異なるネットワーク内の機器に録画されたコンテンツの情報についても記載された、統合録画コンテンツ情報を提供する。表示装置100の出力部130によって出力される録画コンテンツ情報は、映像処理装置200に直接録画されたものも、録画代行を実施し、映像処理装置200の記録部240にはコンテンツが直接録画されていないものも、一括して表示することが可能となり、録画動作が代行されたことによって生じるユーザの負担を軽減できる。

0041

続いて、映像処理装置200の制御部220は、表示装置100より通信部110と通信部210を介して、再生コンテンツに関する指示を受信する(FB02)。

0042

次に、映像処理装置200の制御部220は、表示装置100より指示されたコンテンツが自機器に記録されたものかどうかについて、記録情報管理部224の情報を基に判定する(FB03)。

0043

ステップFB03において、当該指示コンテンツが自機器とは異なるネットワーク内の機器へ録画代行されたコンテンツであると判定された場合、動作モード制御部223は当該指示コンテンツが保存されている機器の状態を調べ、スタンバイ状態であれば起動状態へ遷移させる(FB04)。

0044

ステップFB04に続いて、動作モード制御部223は、当該指示コンテンツが保存されている機器から、表示装置100への、当該指示コンテンツの転送を依頼する(FB05)。

0045

最後に、動作モード制御部223は、ステップFB05における転送依頼成功したことを確認した後、映像処理装置200をスタンバイモードへ遷移させる(FB06)。

0046

上記ステップFB01からFB08までの手順は、ダウンロードコンテンツの場合も、全く同様に行うことが可能である。
〔第1実施例の効果〕
上記実施形態によれば、ネットワーク上の機器に録画動作などを代行させる場合において、動作代行の実施中に起動予定である機器を優先して利用するようにすることで、同時に起動状態となる機器をなるべく少なくすることで起動状態保持電力の消費を抑制し、ネットワーク機器全体での消費電力削減を達成することができる。

0047

次に、本発明の第2実施例について図6〜7を参照しつつ説明する。

0048

上記第1実施例では、映像処理装置200の制御部220に予約動作制御部221、動作予定管理部222、動作モード制御部223、記録情報管理部224が配置されていた。本実施例では、予約動作制御部、動作予定管理部、動作モード制御部、記録情報管理部が表示処理装置100に配置される形態について述べる。

0049

第1実施例では、表示装置100がコンテンツ情報を格納するための記録部を持つ必要がない反面、表示装置100と映像処理装置200との間でのコンテンツ情報のやり取りを行う必要があり、動作遅延や電力消費量増大の原因となる恐れがあった。そこで、本実施例では、映像処理装置200の制御部220ではなく、表示装置100の制御部120に予約動作制御部121、動作予定管理部122、動作モード制御部123、記録情報管理部124を設け、上記の遅延や電力消費増大を解消することを可能にしたものである。ここで、予約動作制御部221と予約動作制御部121、動作予定管理部222と動作予定管理部122、動作モード制御部223と動作モード制御部123、記録情報管理部224と記録情報管理部124はそれぞれ、ほぼ同様の機能または動作を行うものとする。
〔第2実施例の構成〕
第2実施例の構成について、図6に示された機能構成図を用いてより詳細に説明する。本実施例は、公共ネットワーク1、ダウンロードサーバ2、ルータ3、放送局4、表示装置100、映像処理装置200、映像処理装置300で構成されるものである。ただし、表示装置100と映像処理装置200以外のネットワーク内における全ての機器は、映像処理装置300が代表しており、映像処理装置300は、1つ以上の機器と考えてよい。

0050

表示装置100は、ネットワーク上の機器と通信を行う通信部110、各種演算や入出力制御を行う制御部120、映像、音声、テキストデータなどを出力するための出力部130、ユーザからの指示を受け取る入力部140、コンテンツ情報などを格納する記録部150を備えている。更に、表示装置100は、ネットワーク内の機器からの映像コンテンツ受け取って出力部130へ出力する機能を備えており、例えば、映像処理装置200から受け取った録画制御用の情報や録画コンテンツ情報を出力部130へ出力する。また表示装置100は、予約動作制御部121が管理する録画制御用の情報や記録情報管理部124が管理している録画コンテンツ情報を、出力部130へ出力する機能も有している。

0051

映像処理装置は、ネットワーク上の機器と通信を行う通信部210、演算や入出力制御を行う制御部220、映像コンテンツや制御情報を格納する記録部240、放送局4からの放送波を受信するチューナ部230を備えている。

0052

映像処理装置200は、放送局4の放送をチューナ部230で受信し、制御部220を介して、記録部240へ記録する録画機能を備える。またこの記録部は、公共ネットワーク1とルータ3を通じて通信部210で受信したダウンロードサーバ2のコンテンツも制御部220を介して記録するように構成されている。

0053

記録部240は、放送やダウンロードのコンテンツ、制御情報などを保存することが可能なように、ハードウェア的には、ハードディスク、光ディスク、フラッシュメモリなどの大容量の記憶容量を有するストレージデバイスで構成されている。記録部150も同様に構成されているものとする。

0054

表示装置100の制御部120は、図6に示されるように、予約動作制御部121、動作予定管理部122、記録情報管理部124、動作モード制御部123を有する。予約動作制御部121は、設定された時間に録画やダウンロード等の機能の実行制御を行うものである。動作予定管理部122は、通信部を110介してネットワーク上の機器の動作予定を収集し、より少ない電力で所望する機能を実行できるような、ネットワーク内の機器を特定するものである。動作モード制御部123は、動作予定管理部122の特定した機器に対する電源ON/OFFや動作代行の制御、スタンバイモードや通常の起動モード間の遷移を制御するものである。記録情報管理部124は、ネットワーク内の機器に録画動作やダウンロード動作の代行を依頼したときのコンテンツの情報や、代行先の機器情報を保存するものである。

0055

より詳しくは、動作予定管理部122は、所望の機能を動作させる前に、通信部110を介して、ネットワーク内の機器に関する現在の動作状況と将来の動作予定、及び各動作に必要とされる消費電力に関する情報を含む機器動作情報を収集し、所望の機能が動作予定である時間全体で、最小の消費電力で動作を実行できる状態にある機器を特定するものである。ここで、所望の機能とは例えば予約録画や予約ダウンロードなどであり、予め実行内容が決定している機能であるが、放送の視聴等、他の機能としてもよい。

0056

また動作予定管理部122は、ネットワーク内の機器からの問い合わせに応じて、自機器に関する現在の動作状況と将来の動作予定、及び各動作に必要とされる消費電力に関する情報を送信する。

0057

動作予定管理部122が動作予定を収集するネットワーク内の機器とは、公共ネットワーク1とはルータ3などによって隔てられた、ローカルなネットワーク内の機器を指し、自機器も含まれている。ただし、公共ネットワーク1を介した他機器も利用することが可能である。

0058

動作予定管理部122が収集する将来の動作予定の内容とは、例えば、あるネットワーク内の機器における予約録画や予約ダウンロード、予約視聴の状況や、ファームウェアのアップデート予定など、将来、当該機器が動作を行うことが確定している情報である。

0059

動作モード制御部123は、動作予定管理部122によって特定された、ネットワーク機器を調べ、当該ネットワーク機器が自機器ではなかった場合、当該ネットワーク機器に対する起動状態とスタンバイ状態との間での遷移操作、当該ネットワーク機器に対する所望の動作に関する代行依頼、自機器に関する起動状態とスタンバイ状態との間での遷移操作などを行うものである。

0060

本実施例では、表示装置100は、チューナ部を持たず、自機器による録画動作やダウンロード動作を行わない構成としているが、チューナ部を追加し自機器による録画動作やダウンロード動作も行う構成としてもよい。
〔第2実施例の動作〕
次に、以上のような機能的構成を有する本実施例におけるシステムの動作を、図面を参照しながら説明する。

0061

本実施例が第1実施例と異なる点は、映像処理装置200ではなく表示装置100が録画動作の代行を制御する点である。このため、代行動作として、5時から7時の予約録画を代行させる場合の動作については、第1実施例と同様である。

0062

ただし、各ステップにおいて、予約動作制御部221は予約動作制御部121と、動作予定管理部222は動作予定管理部122と、動作モード制御部223は動作モード制御部123と、記録情報管理部224は記録情報管理部124と読みかえるものとする。

0063

次に、録画コンテンツの再生シーケンスについて、図7を参照して説明する。

0064

まず、制御部120は、記録情報管理部124より録画コンテンツ情報を取得し、当該録画コンテンツ情報をリストとして出力部130に表示し、入力部140からリモコン操作情報を取得することで、再生するコンテンツを指定する(FB01)。

0065

ステップFB01において、記録情報管理部124は、過去に録画動作の代行を依頼した、ネットワーク内の機器と当該機器に録画されたコンテンツの情報について記載された、録画コンテンツ情報を提供する。

0066

続いて、動作モード制御部223は当該指示コンテンツが保存されている機器の状態を調べ、スタンバイ状態であれば起動状態へ遷移させる(FB04)。

0067

ステップFB04に続いて、動作モード制御部223は、当該指示コンテンツが保存されている機器から表示装置100への当該指示コンテンツの転送を依頼する(FB05)。

0068

上記ステップFB01、FB04、FB05の手順は、ダウンロードコンテンツの場合も、全く同様に行うことが可能である。
〔第2実施例の効果〕
第1実施例と第2実施例との違いは、表示装置100が、映像処理装置200や他のネットワーク内の機器に依存せずに、再生コンテンツを指定できることである。このため、本実施例では、表示装置100と映像処理装置200間の情報伝達や映像処理装置200の起動情報処理にかかる時間と消費電力を節約できるとの効果を奏する。

0069

次に、本発明の第3実施例について図8〜9を参照しつつ説明する。

0070

上記第1と第2実施例では、動作予定管理部222もしくは動作予定管理部122が動作予定表を作成する場合、ネットワーク内の機器の動作予定として、予約録画や予約ダウンロードの予定など、確定した情報のみを利用していた。しかし、通常の放送視聴など確定していない動作についても考慮することで、より効率良く消費電力量を削減できる可能性がある。そこで、本実施例では、動作予定管理部222がネットワーク内の各機器から、将来の動作に関する確率的な情報も取得することで、録画動作の代行を依頼した場合の、各機器の消費電力量について、期待値として表現することを可能にしたものである。これに基づいて、動作代行の依頼を行うことで、より高い効率で消費電力量の削減を行える。

0071

尚、本第3実施例の構成は、前述の第1実施例と同様であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
〔第3実施例の動作〕
次に、本実施例のシステムの動作を、図面を参照しながら説明する。

0072

本実施例が第1、第2の実施形態と異なる点は、動作予定管理部222もしくは動作予定管理部122が、ネットワーク内の機器より収集する情報内容収集方法であり、この点を除き第1、第2実施例の動作と同様である。

0073

動作予定管理部222と動作予定管理部122の動作は同一のため、ここでは動作予定管理部222で代表して記述する。

0074

図8は、動作予定管理部222によって収集された、ネットワーク内の機器Aについての現在の動作状況と将来の動作予定、将来の動作予定に関する確率的な情報、各機能を動作させるために必要となる消費電力に関する情報の一例を示している。

0075

図9は、動作予定管理部222によって作成された動作予定表の一例を示している。かかる動作予定表は、各機器の電源状態と動作状態、予約動作制御部221から指定された動作の実行可否、当該動作を実行した場合に追加で必要となる電力消費量の期待値、当該動作の実行時間内におけるネットワーク内の機器の動作予定と動作実行確率から構成されている。ここで、図9の機器A、機器B、機器Cとは、ネットワーク内の機器で、動作予定管理部222によって、動作予定や統計的な動作情報の収集が可能であった機器を指し、ネットワーク内の他機器の集合を表す映像処理装置300や自機器である映像処理装置200などのことである。

0076

図9に示された動作に必要な追加消費電力量の期待値の計算について、図8を参照しつつ機器Aを例にとって説明する。例えば5時から5時半の間で、20%の確率で放送視聴が行われる可能性があり、放送視聴が行われた場合は、動作実行のために起動状態保持電力は必要ない。このため、この間の起動状態保持電力の期待値は、30W(起動状態保持電力)×0.8(放送視聴により機器が起動状態とならない確率)=24Wとなる。7時までの録画を代行するためには、5時から5時半までは、録画動作に40Wと起動状態を維持するための起動状態保持電力期待値24Wの合計64Wが必要となるが、5時半から7時までは、予約ダウンロードが予定されていて起動状態となるため起動状態保持電力は必要なく、録画動作に40Wのみ必要となる。つまり、64W(録画動作の追加電力+起動状態保持電力)×0.5時間+40W(録画動作の追加電力)×1.5時間=92Whとなる。

0077

動作管理部222は、将来の動作に関する確率的な情報を取得することができない場合、定期的に現在の動作状態を取得することで、将来の動作に関する確率的な情報を自ら作成することができるようにしてもよい。
〔第3実施例の効果〕
第1、第2実施例が、予約録画や予約ダウンロードの予定など、確定した情報のみを利用していたのに対して、本実施例では、放送視聴など確定していない動作についても考慮することで、より効率良く消費電力量を削減できるとの効果を奏する。

図面の簡単な説明

0078

第1実施例に係るシステム全体の機能構成図。
第1実施例に係る録画動作代行フローチャート
第1実施例に係る収集されたネットワーク内の機器の動作予定と消費電力情報の一例。
第1実施例に係る作成された動作予定表の一例。
第1実施例に係る録画コンテンツ再生開始フローチャート。
第2実施例に係るシステム全体の機能構成図。
第2実施例に係る録画コンテンツ再生開始フローチャート。
第3実施例に係る収集されたネットワーク内の機器の動作予定と消費電力情報の一例。
第3実施例に係る作成された動作予定表の一例。

符号の説明

0079

1公共ネットワーク
2ダウンロードサーバ
3ルータ
4放送局
100表示装置
110通信部
120 制御部
121予約動作制御部
122動作予定管理部
123 動作モード制御部
124記録情報管理部
130 出力部
140 入力部
150 記録部
200映像処理装置
210 通信部
220 制御部
221 予約動作制御部
222 動作予定管理部
223 動作モード制御部
224 記録情報管理部
230チューナ部
240 記録部
300 映像処理装置

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