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技術 情報処理装置、再生制御方法及び再生制御プログラム

出願人 ソフトバンク株式会社
発明者 土井正行井坂光広柴田暁穂
出願日 2008年11月28日 (11年7ヶ月経過) 出願番号 2008-303298
公開日 2010年6月10日 (10年0ヶ月経過) 公開番号 2010-128827
状態 特許登録済
技術分野 計算機におけるファイル管理 ストアードプログラム ストアードプログラム 検索装置
主要キーワード データ提示装置 エントリ識別子 終了対象 実行プラットフォーム 通信用回路 検知モジュール データ指定情報 複数モジュール
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課題

情報処理装置上でファイル再生する場合に、既にプログラムによってファイルが再生されていたとしても、新しく起動されるプログラムによるファイルの再生を担保するようにした情報処理装置を提供する。

解決手段

ファイルの再生を行うことができる情報処理装置であって、再生指示受付手段は、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付け終了制御手段は、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムを終了させ、再生手段は、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う。

概要

背景

携帯電話等の情報処理装置は、メモリ容量、CPUの性能等のため、画像の表示等のファイル再生を行うには制約が発生する。そのために、画像の表示等に関して種々の制御が行われている。

これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、PCと比較して性能の低い携帯端末であっても、所望するウェブページの情報を表示すると共に、当該ウェブページの表示制御情報に基づいた処理を行うことができることを課題とし、情報転送サーバが、携帯端末から受信したアドレスに対応するウェブページを外部のウェブサーバから受信して、当該ウェブページをウェブブラウザに表示し、記憶手段から読み出した所定の関数係数に応じた拡大縮小率でウェブブラウザの画面を変換した画像ファイルを携帯端末に送信し、情報転送サーバは、携帯端末から画像における位置情報イベント情報とを受信し、所定の関数に基づいて当該画像における位置情報に関連付けられたウェブブラウザにおける位置情報を取得し、当該位置情報に対応する位置で、前記受信したイベント情報に対応するイベント発行することが開示されている。

また、例えば、特許文献2には、コンテンツ再生時にどのような特殊効果が付与されるかを再生に先立って知ることができる携帯電話端末を提供することを課題とし、携帯電話端末は、コンテンツ種別判別するコンテンツ種別判別手段と、コンテンツの種別を利用者通知する通知内容を生成するコンテンツ種別通知情報出力手段と、通知内容に基づいてコンテンツの種別を利用者に認知可能に提示する提示手段を有し、再生しようとするコンテンツの種別に対応する特定の画像や音を再生以前に利用者に提示することが開示されている。

また、例えば、特許文献3には、マルチメディアデータ提示装置のメモリ容量を削減することを目的とし、種類の異なる複数のメディアデータを含むメディアデータ実体情報、提示すべきメディアデータをメディアデータ実体情報から切り出すためのメディアデータ指定情報及び範囲情報を当該メディアデータに対応したエントリにもつメディアデータ管理テーブル、提示すべきメディアデータに対応する前記エントリを指定するエントリ識別子提示方法及び提示時間を定義した提示順序制御情報、並びに提示順序制御情報からエントリ識別子を取得し、そのエントリ識別子をキーとしてメディアデータ管理テーブルからメディアデータ指定情報及び範囲情報を取得し、それによりメディアデータ実体情報からメディアデータを切り出し、そのメディアデータを前記提示方法及び提示時間に基づいて提示する提示順序制御情報解釈手段を具備することが開示されている。
特開2006−155333号公報
特開2007−33506号公報
特開平7−36679号公報

概要

情報処理装置上でファイルを再生する場合に、既にプログラムによってファイルが再生されていたとしても、新しく起動されるプログラムによるファイルの再生を担保するようにした情報処理装置を提供する。ファイルの再生を行うことができる情報処理装置であって、再生指示受付手段は、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付け終了制御手段は、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムを終了させ、再生手段は、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う。

目的

本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、情報処理装置上でファイルを再生する場合に、既にプログラムによってファイルが再生されていたとしても、新しく起動されるプログラムによるファイルの再生を担保するようにした情報処理装置、再生制御方法及び再生制御プログラムを提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ファイル再生を行うことができる情報処理装置であって、第1のプログラムによるファイルの再生指示受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う再生手段を具備することを特徴とする情報処理装置。

請求項2

ファイルの再生を行うことができる情報処理装置であって、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知手段と、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う再生手段を具備することを特徴とする情報処理装置。

請求項3

前記処理状態検知手段は、所定容量以上のファイルの再生を行っている第2のプログラムがある場合は、該第2のプログラムの処理状態を検知し、前記終了制御手段は、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが所定容量以上のファイルの再生を行っていることを検知した場合は、該第2のプログラムを終了させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。

請求項4

前記再生指示受付手段によって受け付けられた再生指示のファイルを生成するのに必要な環境を、前記情報処理装置が有しているか否かを判断する判断手段をさらに具備し、前記処理状態検知手段は、前記判断手段によって環境を有していると判断された場合に、前記検知を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。

請求項5

プログラムのサブプログラムによってファイルの再生を行うことができる情報処理装置であって、第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムのサブプログラムがある場合は、該第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知手段と、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムのサブプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムのサブプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生を行う再生手段を具備することを特徴とする情報処理装置。

請求項6

前記第2のプログラムが中断状態から復帰した場合に、前記終了制御手段によって終了させられた第2のプログラムのサブプログラムを起動させる起動制御手段を具備することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。

請求項7

ファイルの再生を行うことができる情報処理装置が行う再生制御方法であって、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付ステップと、前記再生指示受付ステップによって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知ステップと、前記処理状態検知ステップによって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムを終了させる終了制御ステップと、前記終了制御ステップによって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付ステップによって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う再生ステップを具備することを特徴とする再生制御方法。

請求項8

プログラムのサブプログラムによってファイルの再生を行うことができる情報処理装置が行う再生制御方法であって、第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付ステップと、前記再生指示受付ステップによって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムのサブプログラムがある場合は、該第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知ステップと、前記処理状態検知ステップによって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムのサブプログラムを終了させる終了制御ステップと、前記終了制御ステップによって前記第2のプログラムのサブプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付ステップによって受け付けられた前記第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生を行う再生ステップを具備することを特徴とする再生制御方法。

請求項9

ファイルの再生を行うことができる情報処理装置で動作する再生制御プログラムであって、前記情報処理装置を、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知手段と、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う再生手段として機能させることを特徴とする再生制御プログラム。

請求項10

プログラムのサブプログラムによってファイルの再生を行うことができる情報処理装置で動作する再生制御プログラムであって、前記情報処理装置を、第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムのサブプログラムがある場合は、該第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知手段と、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムのサブプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムのサブプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生を行う再生手段として機能させることを特徴とする再生制御プログラム。

技術分野

0001

本発明は、ファイル再生を行うことができる情報処理装置再生制御方法及び再生制御プログラムに関する。

背景技術

0002

携帯電話等の情報処理装置は、メモリ容量、CPUの性能等のため、画像の表示等のファイルの再生を行うには制約が発生する。そのために、画像の表示等に関して種々の制御が行われている。

0003

これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、PCと比較して性能の低い携帯端末であっても、所望するウェブページの情報を表示すると共に、当該ウェブページの表示制御情報に基づいた処理を行うことができることを課題とし、情報転送サーバが、携帯端末から受信したアドレスに対応するウェブページを外部のウェブサーバから受信して、当該ウェブページをウェブブラウザに表示し、記憶手段から読み出した所定の関数係数に応じた拡大縮小率でウェブブラウザの画面を変換した画像ファイルを携帯端末に送信し、情報転送サーバは、携帯端末から画像における位置情報イベント情報とを受信し、所定の関数に基づいて当該画像における位置情報に関連付けられたウェブブラウザにおける位置情報を取得し、当該位置情報に対応する位置で、前記受信したイベント情報に対応するイベント発行することが開示されている。

0004

また、例えば、特許文献2には、コンテンツ再生時にどのような特殊効果が付与されるかを再生に先立って知ることができる携帯電話端末を提供することを課題とし、携帯電話端末は、コンテンツ種別判別するコンテンツ種別判別手段と、コンテンツの種別を利用者通知する通知内容を生成するコンテンツ種別通知情報出力手段と、通知内容に基づいてコンテンツの種別を利用者に認知可能に提示する提示手段を有し、再生しようとするコンテンツの種別に対応する特定の画像や音を再生以前に利用者に提示することが開示されている。

0005

また、例えば、特許文献3には、マルチメディアデータ提示装置のメモリ容量を削減することを目的とし、種類の異なる複数のメディアデータを含むメディアデータ実体情報、提示すべきメディアデータをメディアデータ実体情報から切り出すためのメディアデータ指定情報及び範囲情報を当該メディアデータに対応したエントリにもつメディアデータ管理テーブル、提示すべきメディアデータに対応する前記エントリを指定するエントリ識別子提示方法及び提示時間を定義した提示順序制御情報、並びに提示順序制御情報からエントリ識別子を取得し、そのエントリ識別子をキーとしてメディアデータ管理テーブルからメディアデータ指定情報及び範囲情報を取得し、それによりメディアデータ実体情報からメディアデータを切り出し、そのメディアデータを前記提示方法及び提示時間に基づいて提示する提示順序制御情報解釈手段を具備することが開示されている。
特開2006−155333号公報
特開2007−33506号公報
特開平7−36679号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、ブラウザ等の実行プラットフォームプラグインにてファイルを再生する場合に、複数のプラグインが実行される等、メモリ領域を大量に必要とする場合がある。複数のプラグインが実行できるほどの性能を有していない携帯電話等の情報処理装置にあっては、ファイルを再生する場合に以下の問題点がある。
(1)実行プラットフォームにてプラグインのメモリ領域を管理できないため、情報処理装置にてファイルの再生を担保できない。
(2)各実行プラットフォームにてプラグインが必要とするメモリが共通のメモリ領域を利用するため、1つの実行プラットフォームのプラグインがメモリ領域を占有した場合、別の実行プラットフォームのプラグインでのファイルの再生を担保できない。

0007

本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、情報処理装置上でファイルを再生する場合に、既にプログラムによってファイルが再生されていたとしても、新しく起動されるプログラムによるファイルの再生を担保するようにした情報処理装置、再生制御方法及び再生制御プログラムを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]ファイルの再生を行うことができる情報処理装置であって、第1のプログラムによるファイルの再生指示受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う再生手段を具備することを特徴とする情報処理装置。

0009

[2]ファイルの再生を行うことができる情報処理装置であって、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知手段と、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う再生手段を具備することを特徴とする情報処理装置。

0010

[3] 前記処理状態検知手段は、所定容量以上のファイルの再生を行っている第2のプログラムがある場合は、該第2のプログラムの処理状態を検知し、前記終了制御手段は、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが所定容量以上のファイルの再生を行っていることを検知した場合は、該第2のプログラムを終了させることを特徴とする[2]に記載の情報処理装置。

0011

[4] 前記再生指示受付手段によって受け付けられた再生指示のファイルを生成するのに必要な環境を、前記情報処理装置が有しているか否かを判断する判断手段をさらに具備し、前記処理状態検知手段は、前記判断手段によって環境を有していると判断された場合に、前記検知を行うことを特徴とする[2]又は[3]に記載の情報処理装置。

0012

[5]プログラムのサブプログラムによってファイルの再生を行うことができる情報処理装置であって、第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムのサブプログラムがある場合は、該第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知手段と、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムのサブプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムのサブプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生を行う再生手段を具備することを特徴とする情報処理装置。

0013

[6] 前記第2のプログラムが中断状態から復帰した場合に、前記終了制御手段によって終了させられた第2のプログラムのサブプログラムを起動させる起動制御手段を具備することを特徴とする[5]に記載の情報処理装置。

0014

[7]ファイルの再生を行うことができる情報処理装置が行う再生制御方法であって、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付ステップと、前記再生指示受付ステップによって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知ステップと、前記処理状態検知ステップによって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムを終了させる終了制御ステップと、前記終了制御ステップによって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付ステップによって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う再生ステップを具備することを特徴とする再生制御方法。

0015

[8]プログラムのサブプログラムによってファイルの再生を行うことができる情報処理装置が行う再生制御方法であって、第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付ステップと、前記再生指示受付ステップによって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムのサブプログラムがある場合は、該第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知ステップと、前記処理状態検知ステップによって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムのサブプログラムを終了させる終了制御ステップと、前記終了制御ステップによって前記第2のプログラムのサブプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付ステップによって受け付けられた前記第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生を行う再生ステップを具備することを特徴とする再生制御方法。

0016

[9]ファイルの再生を行うことができる情報処理装置で動作する再生制御プログラムであって、前記情報処理装置を、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知手段と、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う再生手段として機能させることを特徴とする再生制御プログラム。

0017

[10]プログラムのサブプログラムによってファイルの再生を行うことができる情報処理装置で動作する再生制御プログラムであって、前記情報処理装置を、第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生指示を受け付ける再生指示受付手段と、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムのサブプログラムがある場合は、該第2のプログラムの処理状態を検知する処理状態検知手段と、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムのサブプログラムを終了させる終了制御手段と、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムのサブプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生を行う再生手段として機能させることを特徴とする再生制御プログラム。

0018

前記本発明は次のように作用する。
本発明における情報処理装置、再生制御方法及び再生制御プログラムは、再生指示受付手段は、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付け、終了制御手段は、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムを終了させ、再生手段は、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う。

0019

また、再生指示受付手段は、第1のプログラムによるファイルの再生指示を受け付け、処理状態検知手段は、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムの処理状態を検知し、終了制御手段は、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムを終了させ、再生手段は、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムによるファイルの再生を行う。

0020

また、プログラムのサブプログラムによってファイルの再生を行う場合には、再生指示受付手段は、第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生指示を受け付け、処理状態検知手段は、前記再生指示受付手段によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っている第2のプログラムのサブプログラムがある場合は、該第2のプログラムの処理状態を検知し、終了制御手段は、前記処理状態検知手段によって、前記第2のプログラムが中断状態であることを検知した場合は、該第2のプログラムのサブプログラムを終了させ、再生手段は、前記終了制御手段によって前記第2のプログラムのサブプログラムを終了させた後に、前記再生指示受付手段によって受け付けられた前記第1のプログラムのサブプログラムによるファイルの再生を行う。
これらによって、情報処理装置上でファイルを再生する場合に、既にプログラムによってファイルが再生されていたとしても、新しく起動されるプログラムによるファイルの再生を担保することができる。

発明の効果

0021

本発明にかかる情報処理装置、再生制御方法及び再生制御プログラムによれば、情報処理装置上でファイルを再生する場合に、既にプログラムによってファイルが再生されていたとしても、新しく起動されるプログラムによるファイルの再生を担保することができる。そして、情報処理装置の操作者にとっては、ファイルを再生するときの利便性がより一層向上する。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能ソフトウェアハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がプログラムの場合は、記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「所定」という用語は、予め定められたの意の他に、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じての意を含めて用いる。
以下、情報処理装置として携帯電話を、ファイルの再生として画像ファイルのディスプレイへの表示を、プログラムとしてアプリケーションプログラム(以下、単にアプリケーションともいう)を主に例示して説明する。

0023

本実施の形態である情報処理装置は、ファイルの再生を行うことができるものであって、図1に示すように、アプリケーション102、ファイル101、アプリケーション実行環境モジュール110、アプリケーション状態制御モジュール120、アプリケーション状態管理モジュール130、ファイル再生モジュール140を備えている。

0024

アプリケーション102Aは、ファイル101Aを再生する。同様に、アプリケーション102Bは、ファイル101Bを再生する。例えば、アプリケーション102B(第1のプログラム)がファイル101Bを情報処理装置のディスプレイに表示することを行おうとしたときには、既にアプリケーション102A(第2のプログラム)がファイル101Aを表示している状況がある。このとき、情報処理装置内ヒープメモリは、アプリケーション102Aによって大部分を占有されており、そのままではアプリケーション102Bはファイル101Bを表示できるだけのヒープメモリを確保することができないこととなる。本実施の形態は、このような状況においても、アプリケーション102Bによるファイル101Bの再生を担保するものである。アプリケーション102には、例えば、ブラウザが含まれ、また、ブラウザのプラグイン(ブラウザのサブプログラムとしての機能を有し、そのブラウザの機能を拡張するためのものであり、例えば、ファイルの再生を行う)も含まれる。

0025

アプリケーション実行環境モジュール110は、アプリケーション102A、アプリケーション102B、アプリケーション状態制御モジュール120、アプリケーション状態管理モジュール130と接続されており、指示受付モジュール111、環境制御モジュール112を有している。複数のアプリケーション102の実行環境となるものであり、アプリケーション102からファイル101の再生指示を受け取り、アプリケーション状態制御モジュール120、アプリケーション状態管理モジュール130を介してファイル再生モジュール140にその再生を行わせるものである。

0026

指示受付モジュール111は、アプリケーション102によるファイル101の再生指示を受け付ける。例えば、アプリケーション102Aによるファイル101Aの再生指示を受け取った後に、アプリケーション102Bによるファイル101Bの再生指示を受け取ることがある。

0027

環境制御モジュール112は、各アプリケーション102の実行を制御する。具体的には、指示受付モジュール111が受け取った再生指示を実行するための制御を行う。例えば、再生指示をアプリケーション状態制御モジュール120に渡し、各アプリケーション102の状態をアプリケーション状態管理モジュール130に渡し、ファイル再生モジュール140等を制御する。また、環境制御モジュール112は、指示受付モジュール111によって受け付けられた再生指示のファイル101を生成するのに必要な環境を、情報処理装置が有しているか否かを判断する。例えば、現在使用可能なヒープメモリの容量等を検知し、再生指示のファイル101を生成するのに必要な容量を満たしているか否かを判断する。また、再生指示に音声の出力が含まれている場合に、音声出力が不可の状態となっていないこと等を検知する。
なお、環境制御モジュール112は、この情報処理装置内で、起動中となるアプリケーション102を1つになるように制御してもよい。

0028

アプリケーション状態制御モジュール120は、アプリケーション実行環境モジュール110、アプリケーション状態管理モジュール130、ファイル再生モジュール140と接続されており、アプリケーション状態検知モジュール121、アプリケーション終了制御モジュール122、アプリケーション起動制御モジュール123を有している。

0029

アプリケーション状態検知モジュール121は、指示受付モジュール111によってアプリケーション102Bの再生指示を受け付けたときに、既にファイルの再生を行っているアプリケーション102Aの処理状態を検知する。処理状態の検知は、アプリケーション状態管理モジュール130に問い合せを行って、その結果を得るようにする。
また、アプリケーション状態検知モジュール121は、所定容量以上のファイル101の再生を行っているアプリケーション102がある場合は、そのアプリケーション102の処理状態を検知するようにしてもよい。つまり、アプリケーション102Bによる再生を行うのに効果的なアプリケーション102を特定した上で、終了対象となるアプリケーション102の処理状態を検知するものである。例えば、所定容量としては、アプリケーション102Bによる再生に必要となるメモリ容量がある。
また、アプリケーション状態検知モジュール121は、環境制御モジュール112によって、情報処理装置はファイル101を再生するのに必要な環境を有していると判断された場合に、前述の検知を行うようにしてもよい。

0030

また、アプリケーション102が、ブラウザであって、そのブラウザでファイル101の再生を行うプログラムとしてプラグインがある場合(つまり、アプリケーション102として、ブラウザ、そのプラグインの2通りがある)、指示受付モジュール111によって再生指示を受け付けたときに、ファイルの再生を行っているプラグイン(アプリケーション102A)がある場合は、そのプラグインに対応するブラウザ(アプリケーション102A)の処理状態を検知する。

0031

アプリケーション終了制御モジュール122は、指示受付モジュール111によってアプリケーション102Bの再生指示を受け付けたときに、情報処理装置内でファイルの再生を行っているアプリケーション102Aを終了させるように制御する。
また、アプリケーション終了制御モジュール122は、アプリケーション状態検知モジュール121によって、アプリケーション102Aが中断状態であることを検知した場合は、アプリケーション102Aを終了させるように制御してもよい。
また、アプリケーション終了制御モジュール122は、アプリケーション状態検知モジュール121によって、アプリケーション102Aが所定容量以上のファイルの再生を行っていることを検知した場合は、アプリケーション102Aを終了させるように制御してもよい。

0032

また、アプリケーション102が、ブラウザであって、そのブラウザでファイル101の再生を行うプログラムとしてプラグインがある場合、アプリケーション状態検知モジュール121によって、ブラウザ(アプリケーション102A)が中断状態であることを検知した場合は、そのブラウザのプラグイン(アプリケーション102A)を終了させる。つまり、状態検知する対象はブラウザであり、終了対象はプラグインである。

0033

アプリケーション起動制御モジュール123は、アプリケーション102を起動するように制御する。また、アプリケーション終了制御モジュール122によって終了させられたアプリケーション102を起動するように制御してもよい。
また、アプリケーション102が、ブラウザであって、そのブラウザでファイル101の再生を行うプログラムとしてプラグインがある場合、ブラウザ(アプリケーション102A)が中断状態から起動中に復帰(レジューム)した場合に、アプリケーション終了制御モジュール122によって終了させられたプラグイン(アプリケーション102A)を起動させるように制御する。つまり、いったんアプリケーション102Bによる再生用にヒープメモリ等の環境を利用したが、アプリケーション102Aが復帰した場合、アプリケーション102Bは逆に中断状態となるので、アプリケーション102Bであるプラグインは終了し、アプリケーション102Aである終了したプラグインを再度起動するように制御する。

0034

アプリケーション状態管理モジュール130は、アプリケーション実行環境モジュール110、アプリケーション状態制御モジュール120、ファイル再生モジュール140と接続されている。各アプリケーション102の現在の状態を管理する。つまり、環境制御モジュール112から各アプリケーション102の状態を得て、アプリケーション状態制御モジュール120からの問い合せに対して、各アプリケーション102の状態を返す。アプリケーション102の状態としては、起動中、中断サスペンド)、終了等がある。

0035

ファイル再生モジュール140は、アプリケーション状態制御モジュール120、アプリケーション状態管理モジュール130と接続されている。アプリケーション終了制御モジュール122による終了制御によってアプリケーション102Aを終了させた後に、指示受付モジュール111によって受け付けられたアプリケーション102Bによるファイル101Bの再生を行う。
また、アプリケーション102が、ブラウザであって、そのブラウザでファイル101の再生を行うプログラムとしてプラグインがある場合、アプリケーション終了制御モジュール122による終了制御によってプラグイン(アプリケーション102A)を終了させた後に、指示受付モジュール111によって受け付けられたアプリケーション102Bのプラグインによるファイル101Bの再生を行う。

0036

図2は、本実施の形態をより具現化した場合のモジュール構成例を示す図である。
アプリケーションによって再生されるファイル210、アプリケーション群220、アプリケーション実行環境モジュール110、アプリケーション状態制御モジュール120、アプリケーション状態管理モジュール130、ファイル再生ライブラリー250、プラットフォーム260を有しており、これらは階層的な構造を有している。図1の例に示したアプリケーション実行環境モジュール110、アプリケーション状態制御モジュール120、アプリケーション状態管理モジュール130を含んでおり、これらについて重複した説明は省略する。その他のモジュール構成例と対比すると、アプリケーションによって再生されるファイル210はファイル101A、ファイル101Bに該当し、アプリケーション群220はアプリケーション102A、アプリケーション102Bに該当し、ファイル再生ライブラリー250はファイル再生モジュール140に該当する。

0037

アプリケーションによって再生されるファイル210は、情報処理装置内のメモリに記憶されていたり、情報処理装置と通信回線によって接続されているサーバ等からダウンロードされて、アプリケーション群220によって再生される。
アプリケーション群220には、複数のアプリケーション102があり、アプリケーションによって再生されるファイル210を再生するために、アプリケーション実行環境モジュール110へ再生指示を行う。
ファイル再生ライブラリー250は、画像表示用のプログラム、音声出力用のプログラム、動画像出力用のプログラム等のライブラリーである。
プラットフォーム260は、情報処理装置の基盤となるハードウェア(ディスプレイ等)又はソフトウェア(OS等)であり、ファイル再生ライブラリー250からの指示により最終的な表示等の再生処理を行う。

0038

本実施の形態が実装される情報処理装置は、図3に示すような携帯電話300であってもよい。携帯電話300は、例えば、電話としての機能を有するように音声入力できるマイク305と、音声出力できるスピーカー304と、電話番号又はアプリケーションプログラム等の要求等により文字を入力するための文字入力装置であるキー302と、電波送受信してデータ通信を行うためのアンテナ303と、キー302による文字入力の結果、アプリケーションプログラムによる画像ファイルの表示等を行うディスプレイ301等を有している。携帯電話300内には、アプリケーションプログラム等を実行するCPU、メモリ、SIM(Subscriber Identity Module)、通信用回路等のハードウェア等が内蔵されており、情報処理装置を実現するためのソフトウェアであるコンピュータ・プログラムをメモリに記憶させ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、情報処理装置が実現される。

0039

図4は、携帯電話300におけるディスプレイ400(301)の表示例を示す説明図である。
図4(a)の例に示すディスプレイ400には、アイコン410、ファイル再生領域420、アイコン430、アイコン440、カーソル450が表示されている。ファイル再生領域420には、例えば、写真等の画像が表示されている。この状態では、ファイル再生領域420に対応するアプリケーション102は起動中の状態であるが、アイコン410、アイコン430、アイコン440に対応するアプリケーション102は中断の状態である。ここで、利用者の操作に応じて、カーソル450をアイコン430に移動させ、アイコン430に対応するアプリケーション102を復帰(レジューム)させたとする。

0040

図4(b)は、アイコン430に対応するアプリケーション102が起動した場合の表示例である。つまり、アイコン430に対応するアプリケーション102によってファイル再生領域431が表示されている。例えば、ファイル再生領域431にはPDF(Portable Document Format)等の書類の画像が表示される。この時点で、ファイル再生領域420は中断の状態となり、画像を表示するために占有されていたヒープメモリは解放され、新たにアイコン430に対応するアプリケーション102がそのヒープメモリを利用する。

0041

図5は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS502では、指示受付モジュール111が、アプリケーション102からファイルの再生指示を受け付ける。
ステップS504では、環境制御モジュール112が、再生指示の対象であるファイル101を生成するのに必要な環境を、情報処理装置が有しているか否かを判断する。有している場合はステップS506へ進み、それ以外の場合はステップS514へ進む。

0042

ステップS506では、アプリケーション状態検知モジュール121が、既に他の再生アプリケーションがファイルを再生しているか否かを判断する。再生している場合はステップS508へ進み、それ以外の場合はステップS512へ進む。
なお、アプリケーション状態検知モジュール121は、アプリケーション状態管理モジュール130に問い合せを行って判断を行うが、アプリケーション状態管理モジュール130は、例えば、図6の例に示すアプリケーション状態管理テーブル600を記憶しており、これを用いて問い合せに返答する。図6は、アプリケーション状態管理テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。アプリケーション状態管理テーブル600は、アプリケーション欄610、状態欄620を有している。アプリケーション欄610は、そのアプリケーションを一意に特定する識別子(名称等であってもよい)を記憶する。状態欄620は、そのアプリケーションの状態を記憶する。図6(a)に示す例は、アプリケーションAが中断(サスペンド)の状態であり、アプリケーションBからファイルの再生指示があり、そのアプリケーションBは起動中の状態であることを示している。アプリケーション状態検知モジュール121は、図6(a)の例に示す状態から、既に他の再生アプリケーションがファイルを再生していると判断する。
また、ステップS506を、前述の処理に代えて又は前述の処理に加えて、アプリケーション状態検知モジュール121が、所定容量以上のファイルの再生を行っているアプリケーションがある場合は、そのアプリケーションの処理状態を検知するようにしてもよい。所定容量以上のファイルの再生を行っているアプリケーションがある場合はステップS508へ進み、それ以外の場合はステップS512へ進む。

0043

ステップS508では、アプリケーション終了制御モジュール122が、ステップS506で判断された他の再生アプリケーション(中断しているアプリケーション)を終了させる。これによって、他の再生アプリケーションが占有していたヒープメモリが解放される。このことをアプリケーション終了制御モジュール122は、アプリケーション状態管理モジュール130に通知し、アプリケーション状態管理モジュール130はその状態を管理する。つまり、図6(a)の例に示すアプリケーション状態管理テーブル600から図6(b)の例に示すアプリケーション状態管理テーブル600に変更されることになる。具体的には、アプリケーションAを中断(サスペンド)状態から終了状態に変更する。

0044

ステップS510では、環境制御モジュール112が、ステップS502で受け付けた再生指示を行ったアプリケーションをファイル再生可能状態にする。具体的には、ステップS508で終了させられたアプリケーションによって占有されていたヒープメモリが解放されているので、このヒープメモリを再生指示を行っているアプリケーションに割り当てる。
ステップS512では、ファイル再生モジュール140が、ファイルの再生を行う。
ステップS514では、環境制御モジュール112が、ファイルの再生指示を破棄し、その旨を、ファイルの再生指示を行ったアプリケーション102に通知する。そのアプリケーション102は、エラー処理(再生できない旨の表示等)を行う。
なお、ステップS508で終了させた再生アプリケーションが復帰(レジューム)した場合は、図5の例に示したフローチャートの処理を行う。つまり、復帰したことにより再生アプリケーションから再生指示が行われる。そして、逆に復帰前に実行していた再生アプリケーションが中断状態となり、終了させられることになる。

0045

次に、より具体的な例として、複数のブラウザがプラグインでファイルを再生する場合について説明する。なお、ブラウザは実行プラットフォームの一例である。
情報処理装置は複数のブラウザを起動可能である。ただし、1つのブラウザのみが実行可能状態となり得て、その場合に他のブラウザは中断状態となる。そして、ブラウザは、ファイルの再生を行う場合に、そのファイルに適したプラグインを起動させる。
ここで、ブラウザCとブラウザDが起動されており、ブラウザCでは既にそのブラウザCにおけるプラグインがファイルを再生している状態である。この状態において、ブラウザDは、プラグインを用いてファイルを再生しようとする。ブラウザDのプラグインでファイルを再生しようとしているので、ブラウザCは中断状態である。
この状態を、アプリケーション状態管理モジュール130は図7の例に示すアプリケーション状態管理テーブル700によって管理している。図7は、アプリケーション状態管理テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。アプリケーション状態管理テーブル700は、アプリケーション欄710、状態欄720を有している。さらに、アプリケーション欄710は、実行プラットフォーム欄711、プラグイン欄712を有している。実行プラットフォーム欄711は、その実行プラットフォームを一意に特定する識別子(名称等であってもよい)を記憶する。プラグイン欄712は、そのプラグインを一意に特定する識別子(名称等であってもよい)を記憶する。状態欄720は、その実行プラットフォーム又はプラグインの状態を記憶する。図7(a)の例に示すアプリケーション状態管理テーブル700は、この状態を示している。つまり、ブラウザCとブラウザCのプラグインC1は中断(サスペンド)の状態であり、ブラウザDとブラウザDのプラグインD1は起動中の状態である。

0046

ブラウザCのプラグインC1は中断(サスペンド)の状態であるので、アプリケーション終了制御モジュール122は、そのプラグインC1を終了させる。図7(b)の例に示すアプリケーション状態管理テーブル700は、この状態を示している。つまり、ブラウザCは中断(サスペンド)の状態であり、ブラウザCのプラグインC1は終了の状態であり、ブラウザDとブラウザDのプラグインD1は起動中の状態である。

0047

次に、ブラウザCを中断状態から起動中に変更した場合(レジューム)について説明する。このとき、ブラウザCとブラウザCのプラグインC1は起動中の状態となり、ブラウザDとブラウザDのプラグインD1は中断状態となる。そして、ブラウザCのプラグインC1がファイルの再生指示を行う。ここで、中断状態であるブラウザDのプラグインD1を終了させる。
このように、ファイルを再生するプラグインを情報処理装置内で1つに限定することによって、ヒープメモリを大量に用いるファイル再生の実行を担保している。

0048

なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図8に示すように、一般的なコンピュータであり、具体的には携帯電話300に内蔵されるようなコンピュータである。アプリケーション102A、アプリケーション実行環境モジュール110、アプリケーション状態制御モジュール120、ファイル再生モジュール140等のプログラムを実行するCPU810と、そのプログラム、データ、ファイル101A等を記憶するRAM830(一部がヒープメモリとなる)と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM820と、補助記憶装置であるHD840(例えば、フラッシュメモリ等を含む)と、キー等から操作者の操作によってデータを入力又はCRT液晶ディスプレイ等にデータを出力して操作者とのインタフェースとなるUI/F850と、メモリカード等のリムーバブルメディアに対して読み書きするリムーバブルメディアリーダーライター860と、通信ネットワークと接続するための通信回線I/F870、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス880により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。

0049

なお、前述の実施の形態では、情報処理装置として携帯電話を例示したが、携帯電話以外にもPHS(Personal Handy phone System)等の携帯通信端末装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム端末ナビゲーションシステム情報家電等であってもよい。複数のファイルを再生するにはメモリ容量等の性能が十分ではない情報処理装置が対象となり、特に携帯可能な情報処理装置に好適である。
また、ファイルの再生として画像ファイルのディスプレイへの表示を例示したが、音声ファイルのスピーカーを通した出力、動画像ファイルのディスプレイ等への出力等であってもよい。また、第1のプログラムと第2のプログラムは同種のプログラムであってもよいが、異なる種類のプログラムであってもよい。例えば、第1のプログラムが画像ファイルの表示を行い、第2のプログラムが動画像ファイルの出力を行ってもよい。
また、ファイルを再生するプログラム数として2つの場合を例示したが、3つ以上であってもよい。

0050

なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明としても把握することができる。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイルディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリCD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスクFD)、磁気テープハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダムアクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカルエリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネットイントラネットエクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。

図面の簡単な説明

0051

本発明の一実施の形態のモジュール構成例を示す図である。
本実施の形態をより具現化した場合のモジュール構成例を示す図である。
情報処理装置の一例である携帯電話を示す説明図である。
ディスプレイの表示例を示す説明図である。
本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
アプリケーション状態管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。
アプリケーション状態管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。
本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。

符号の説明

0052

101A、101B…ファイル
102A、102B…アプリケーション
110…アプリケーション実行環境モジュール
111…指示受付モジュール
112…環境制御モジュール
120…アプリケーション状態制御モジュール
121…アプリケーション状態検知モジュール
122…アプリケーション終了制御モジュール
123…アプリケーション起動制御モジュール
130…アプリケーション状態管理モジュール
140…ファイル再生モジュール
210…アプリケーションによって再生されるファイル
220…アプリケーション群
250…ファイル再生ライブラリー
260…プラットフォーム

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