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技術 遊技機

出願人 京楽産業.株式会社
発明者 渡辺直幸
出願日 2008年11月26日 (11年7ヶ月経過) 出願番号 2008-301494
公開日 2010年6月10日 (10年0ヶ月経過) 公開番号 2010-125001
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 歪み検出信号 デジタルバンドパスフィルタ 計測電圧 固定フック バイモルフ圧電素子 電圧増幅率 デジタルローパスフィルタ 振動検出装置
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

外力が加わった場合に、どのような行為による外力かが判別できる遊技機を提案する。

解決手段

パチンコ機100に加えられた外力の変化を電圧に変換して出力する検出部20と、検出部20より出力された電圧を複数の周波数帯域電圧ごとに別々に通過させるフィルタ手段34(第1のフィルタ手段34a、第2のフィルタ手段34b)と、フィルタ手段34を通過した複数の電圧値(第1の計測電圧、第2の計測電圧)を前記複数の周波数帯域ごとに設けられた閾値歪み用閾値叩き用閾値)と比較する比較手段36とを有し、前記閾値は前記複数の周波数帯域ごとに第1の閾値と第2の閾値とが設定され、比較手段36によって前記複数の周波数帯域の電圧が前記第1の閾値以上であると判定されたときは第1の異常報知を実行し、比較手段36によって前記第2の閾値以上であると判定されたときは第2の異常報知を実行すること。

概要

背景

従来、遊技球打ち出される遊技領域が設けられた遊技盤を備えた遊技機弾球遊技機)がある。遊技盤は例えばガラス板が嵌め込まれたガラス枠カバーされており、遊技領域は遊技盤の盤面とガラス枠との間に設けられている。遊技機は、遊技領域に打ち出された遊技球が所定の入賞口に入賞すると、入賞に応じた賞球を払い出す。

このような遊技機では、遊技機の前面を覆うガラス枠を引っ張って歪ませ、ガラス枠と遊技盤との間に隙間を作り、この隙間から針金等を挿入して、遊技盤の入賞口付近曲げたり、入賞センサ誤動作させたりする不正行為が知られている(ハリガネゴト)。また、遊技機を叩いて衝撃を加え遊技球の挙動を変化させることにより入賞口に遊技球を不正に入賞させる(ドツキ、台叩き)等の様々な不正行為が知られている。

上記不正行為に対して、例えば遊技機のガラス枠に圧電素子を取り付けることによって、針金等を挿入した際に生じる歪み及び遊技機の外部から加えられた衝撃を電圧の変化として検知し、検知された電圧が一定以上(閾値)の大きさであった場合には不正行為と判定され遊技の停止や警報の報知を行うものがある(特許文献1)。

特開2008−18003号公報(段落0028〜0035)

概要

外力が加わった場合に、どのような行為による外力かが判別できる遊技機を提案する。パチンコ機100に加えられた外力の変化を電圧に変換して出力する検出部20と、検出部20より出力された電圧を複数の周波数帯域電圧ごとに別々に通過させるフィルタ手段34(第1のフィルタ手段34a、第2のフィルタ手段34b)と、フィルタ手段34を通過した複数の電圧値(第1の計測電圧、第2の計測電圧)を前記複数の周波数帯域ごとに設けられた閾値(歪み用閾値叩き用閾値)と比較する比較手段36とを有し、前記閾値は前記複数の周波数帯域ごとに第1の閾値と第2の閾値とが設定され、比較手段36によって前記複数の周波数帯域の電圧が前記第1の閾値以上であると判定されたときは第1の異常報知を実行し、比較手段36によって前記第2の閾値以上であると判定されたときは第2の異常報知を実行すること。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

開口が設けられた本体と前記開口に対して開閉可能な開閉扉とが設けられた遊技機であって、該遊技機に加えられた外力の変化を電圧に変換して出力する検出部と、該検出部より出力された電圧を複数の周波数帯域電圧ごとに別々に通過させるフィルタ手段と、該フィルタ手段を通過した前記複数の周波数帯域の電圧を前記複数の周波数帯域ごとに設けられた閾値と比較する比較手段とを有し、前記閾値は前記複数の周波数帯域ごとに第1の閾値と第2の閾値とが設定され、前記比較手段によって前記複数の周波数帯域の電圧が前記第1の閾値以上であると判定されたときは第1の異常報知を実行し、前記比較手段によって前記複数の周波数帯域の電圧が前記第2の閾値以上であると判定されたときは第2の異常報知を実行することを特徴とする遊技機。

技術分野

0001

本発明は遊技機に関するものである。

背景技術

0002

従来、遊技球打ち出される遊技領域が設けられた遊技盤を備えた遊技機(弾球遊技機)がある。遊技盤は例えばガラス板が嵌め込まれたガラス枠カバーされており、遊技領域は遊技盤の盤面とガラス枠との間に設けられている。遊技機は、遊技領域に打ち出された遊技球が所定の入賞口に入賞すると、入賞に応じた賞球を払い出す。

0003

このような遊技機では、遊技機の前面を覆うガラス枠を引っ張って歪ませ、ガラス枠と遊技盤との間に隙間を作り、この隙間から針金等を挿入して、遊技盤の入賞口付近曲げたり、入賞センサ誤動作させたりする不正行為が知られている(ハリガネゴト)。また、遊技機を叩いて衝撃を加え遊技球の挙動を変化させることにより入賞口に遊技球を不正に入賞させる(ドツキ、台叩き)等の様々な不正行為が知られている。

0004

上記不正行為に対して、例えば遊技機のガラス枠に圧電素子を取り付けることによって、針金等を挿入した際に生じる歪み及び遊技機の外部から加えられた衝撃を電圧の変化として検知し、検知された電圧が一定以上(閾値)の大きさであった場合には不正行為と判定され遊技の停止や警報の報知を行うものがある(特許文献1)。

0005

特開2008−18003号公報(段落0028〜0035)

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、圧電素子の起電力は歪み又は衝撃の「大きさ」のみに比例し、その種類とは関係がないため、上記のように外力を単純に電圧に変換するのみでは、遊技機に不正行為と認められる一定以上の外力が加わったことは検知できても、その外力が歪みに起因するものか、或いは衝撃(叩き)に起因するものかの区別を行うことはできなかった。

0007

そのため、不正行為が行われたことが検知できたとしても、どのような不正行為かまでは特定できないため、遊技機に歪み又は衝撃等の外力を加える不正行為に対して全て同様の対応(例えば、同じ異常報知を行う)をすることしかできなかった。

0008

また、同じ不正行為でも、遊技機を歪ませたときと遊技機を叩いて衝撃を加えたときとでは、加える力の大きさの違いから、圧電素子から生ずる電圧の大きさが異なるため、どちらか一方を基準として閾値を設定すると不正行為を正確に検出できない虞がある。例えば、遊技機を歪ませたときに発生する電圧が、叩いたときに発生する電圧より小さい場合には、遊技機を歪ませたときに発生する電圧を基準として閾値を設定すると、不正行為とはいえない程度の小さな衝撃が遊技機に加わっただけでも閾値以上の電圧が生じ異常として検出される虞がある。逆に、遊技機を叩いたときに発生する電圧を基準に閾値を設定すると、遊技機を歪ませたときに発生する電圧が閾値未満となり異常として検出できない虞がある。

0009

また、一つの閾値によって不正行為か否かを一律に判定しなくてはならないため、閾値の設定が困難であった。例えば、不正行為であると判定できる最低レベルの電圧を閾値として設定すると、実際には不正行為ではない行為が不正行為であると誤判定される虞がある。そして、このような誤判定を恐れて確実に不正行為だと判定できる高いレベルの電圧を閾値として設定すると、実際には不正行為として判定されるはずのものが検出されない虞がある。

0010

本発明は上記背景より、遊技機に外力が加わった場合に、どのような行為による外力かが判別できる遊技機を提案するものである。

課題を解決するための手段

0011

上記課題を解決するために、本発明による遊技機は、開口が設けられた本体と前記開口に対して開閉可能な開閉扉とが設けられた遊技機であって、該遊技機に加えられた外力の変化を電圧に変換して出力する検出部と、該検出部より出力された電圧を複数の周波数帯域電圧ごとに別々に通過させるフィルタ手段と、該フィルタ手段を通過した前記複数の周波数帯域の電圧を前記複数の周波数帯域ごとに設けられた閾値と比較する比較手段とを有し、前記閾値は前記複数の周波数帯域ごとに第1の閾値と第2の閾値とが設定され、前記比較手段によって前記複数の周波数帯域の電圧が前記第1の閾値以上であると判定されたときは第1の異常報知を実行し、前記比較手段によって前記複数の周波数帯域の電圧が前記第2の閾値以上であると判定されたときは第2の異常報知を実行することを特徴とする。

0012

圧電素子などによって構成される検出部に外力が加わった場合、その外力の種類(加わり方)によって検出部の振動が異なり発生する電圧の周波数特性が変化する。例えば、打撃のように外力を瞬間的に加えた場合には比較的高い周波数をもった起電力が発生するし、じわじわと歪ませるように外力を加えた場合には比較的低い周波数をもった起電力が発生する。

0013

そこで、フィルタ手段を用いて圧電素子から発生する電圧を外力の種類に対応する周波数帯域ごとに取り出すことによって外力の種類ごとに大きさを判定することが可能となる。例えば、高い周波数の電圧が計測されれば打撃等が与えられたと判別できるし、低い周波数の電圧が計測されれば歪み等の外力が与えられたと判別できる。これにより周波数帯域ごとに異なる電圧の閾値を設けておけば、外力の種類に応じた検出が可能となる。

0014

そして、周波数帯域ごとに異なる値の第1の閾値と第2の閾値とが設定されるため、不正行為に対する段階的な報知等が可能となる。例えば第1の閾値を超えた場合を「注意」の対象として報知し、第1の閾値より大きな値に設定された第2の閾値を超えた場合を「警告」の対象として報知することができる。

発明の効果

0015

検出部によって外力を電圧に変換し、該電圧がフィルタ手段によって複数の周波数帯域ごとの信号として出力されるので、比較手段によって各周波数帯域に対応した外力がどの程度加えられたかが判定できる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。便宜上、特に断りがない限り同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。

0017

まず本発明による遊技機を構成する部材の1つである振動検出装置概要について説明する。図1(a)に振動検出装置1における検出部20の平面図を、(b)に側面図を示す。振動検出装置1に用いられる圧電素子10は、ユニモルフ圧電素子であり、チタン酸バリウムチタン酸鉛チタン酸ジルコン酸鉛等の圧電セラミック10aの両面に電極10b,10cが形成された構造を有し、本実施例においては、圧電セラミック10aは直径が約9mm、厚さが約0.1mmの円板状であり、電極10b,10cは直径が約8mmの円形である。上記圧電素子10は一方の面(電極10c側)が黄銅ステンレス等の金属板12に接着されており、これによって振動を検出する検出部20が構成される。なお、本実施例において、金属板12は直径が約12mmの円形であり厚さが約0.1mmである。

0018

検出部20は、金属板12が図2(a)に示す方向に屈曲し圧電素子10が径方向伸びたときと、金属板12が図2(b)に示す方向に屈曲し圧電素子10が縮んだときとで発生する電圧の印加方向が逆になるため、検出部20が振動することによって金属板12の屈曲が(a)の状態と(b)の状態とを交互に繰り返すと振動に応じた周波数の交流電圧を発生する。そのため、検出部20で発生する電圧を計測することで、検出部20がどのように振動しているかが判別できる。

0019

検出部20は、金属板12側がガラスエポキシ基板等の回路基板14に接着される(図4参照)。該回路基板14には検出部20において発生した電圧からノイズ成分カットするためのフィルタ回路22、該フィルタ回路22を通過した電圧を増幅させる増幅回路24、該増幅回路24によって増幅された電圧を計測する計測部30及び計測部30からの計測結果を出力する出力コネクタ28が設けられる(図3参照)。このように同一の回路基板14に検出部20、フィルタ回路22、増幅回路24及び計測部30を一体的に設けることによって、配線等によるノイズが少なく、高い精度のセンシングができる。また、コンパクトな振動検出装置となり、ユニット化が容易となる。また、検出部20が回路基板14に実装されることにより、振動検出装置1がセンシングの対象物に装着された際に、検出部20を対象物に直接装着するよりも対象物の固有振動による影響を受け難くなる。

0020

検出部20の表面側の電極10bと金属板12とにそれぞれリード線(図示省略)が付けられ、該リード線はフィルタ回路22に入力されるように連結される。検出部20の接着にはエポキシ系の接着剤のように接着後の硬度が高いものを使用することにより、接着剤によって振動が吸収されてしまうことを抑えることができる。また、回路基板14上に検出部20,フィルタ回路22,増幅回路24及び計測部30を実装する際に、検出部20の周囲2mm以内に他の回路等(フィルタ回路22,増幅回路24及び計測部30)を配置しないことが好ましい。これは、他の回路等を配置することによって余計なノイズが発生するのを抑制するためである。

0021

フィルタ回路22は計測に必要のない周波数成分(ノイズ)をカットし、計測に必要な周波数成分のみを濾波するためのものである。本実施例においてはハイパスフィルタローパスフィルタとからなり、これによって検出部20で発生した電圧から計測に必要ない成分をカットしている。なお、フィルタ回路22は、例えばコンデンサ及び抵抗によって構成される。

0022

増幅回路24の電圧増幅率は適宜変更可能であり、取付対象取付位置により検出部20で発生する電圧が高い場合には電圧増幅率がそれほど大きくない倍率、例えば3〜5倍程度とし、検出部20で発生する電圧が低い場合には電圧増幅率を例えば20倍程度と大きくすることができる。なお、増幅回路24は、例えばオペアンプ及び抵抗を用いて構成される。

0023

計測部30は入力された電圧から複数種類の周波数帯域の電圧値を計測し、それぞれの計測値と閾値とを比較するものであり、入力されるアナログの電圧をデジタル電圧信号に変換するA/D変換手段32、A/D変換手段32によって変換された電圧信号から計測対象となる周波数帯域の電圧信号を濾波するフィルタ手段34であるデジタルフィルタ及び該デジタルフィルタを濾波した電圧信号を閾値と比較し比較結果を出力する比較手段36とからなる。比較手段36は各周波数帯域に複数の閾値が設定されている。例えば、所定の値をもった第1の閾値と該第1の閾値より大きな値をもった第2の閾値が設定されている場合、比較結果として「第1の閾値未満」、「第1の閾値〜第2の閾値」及び「第2の閾値以上」にそれぞれ対応した信号を出力することができる。この計測部30は、例えばフィルタ手段34及び比較手段36の機能を実現するプログラムを記憶するROM、ROMに記憶されたプログラムに基づいて演算処理を実行するCPU、CPUの演算処理におけるデータのワークエリアとして機能するRAM及びA/D変換機能を備えたワンチップマイコン等によって構成される。

0024

例えば、2種類の周波数帯域について計測を行う場合、計測部30に入力されA/D変換された電圧信号に対して、第1のフィルタ手段34aによって濾波される第1の周波数帯域の電圧信号を第1の比較手段36aによって監視し、第2のフィルタ手段34bによって濾波される第2の周波数帯域の電圧信号を第2の比較手段36bによって監視する。そして、各電圧信号とそれぞれの周波数帯域について予め決められた複数の閾値とを比較した結果に応じた信号を出力する。なお、第1の閾値以上の電圧信号が観測されない場合には所定の信号が出力される。このため、振動検出装置1からの出力線断線する等の不正が行われた場合には、振動検出装置1の出力先において、一切の信号が受信できないことをもって断線等を検知することができる。なお、閾値との比較結果に関係なく常に一定のパルス信号を出力する構成としても良い。

0025

図5及び図6は、それぞれ振動検出装置1に外力を加えたときに検出部20において発生する電圧の時間変化を示すものである。図5がじわじわと歪ませるように経時的に外力を加えた場合(歪み)であり、図6が打撃のように外力を瞬間的に加えた場合(叩き)である。ここで、歪みの場合には比較的低い周波数である0.1Hz〜10Hzの周波数帯域をもった電圧、特に1Hz〜5Hzにおいて特徴的に電圧が発生する。また、叩きの場合には比較的高い10Hz以上の周波数をもった電圧が発生する。なお、遊技機によっては動作等によって数kHz程度の周波数をもった電圧がノイズとして発生する。

0026

そこで、例えば、歪みと叩きとを計測する場合には、第1のフィルタ手段34aが濾波する周波数帯域を0.1Hz〜10Hzとし、第2のフィルタ手段34bが濾波する周波数帯域を10Hz〜40Hzとすることでノイズに影響され難く、歪みと叩きを分離し計測することができる。また、第1のフィルタ手段34aが濾波する周波数帯域を1Hz〜5Hzとし、第2のフィルタ手段34bが濾波する周波数帯域を20Hz〜40Hzと設定すれば、さらに高精度で歪みと叩きとを判別することができる。

0027

なお、第1のフィルタ手段34a及び第2のフィルタ手段34bを濾波した電圧信号をそのまま(又はD/A変換して)別々に出力し、出力先に設けられた比較手段によって閾値を超えたか判定しても良い。この場合、ノイズ等の何らかの電圧が常に出力されているため、上記のように常に一定の信号を出力することは必ずしも必要ではない。

0028

また、計測部30にフィルタ手段34を設ける方法を示したが、他の方法として、検出部によって発生した電圧を分岐させ、一方に対して第1のフィルタ回路(バンドパスフィルタ)を、他方に対して第2のフィルタ回路(バンドパスフィルタ)を通過させ2種類の周波数帯域の電圧を別々に得て、それぞれに対して比較手段を設け閾値と比較しても構わない。

0029

検出部20、フィルタ回路22、増幅回路24及び計測部30が固定された回路基板14は例えば、プラスチック等を凹状に形成した箱部41と該箱部41に嵌合する蓋部45とからなるケース40で覆われる(図4参照)。回路基板14の対角線上の隅部にはそれぞれ貫通孔14a,14bが設けられており、箱部41及び蓋部45にも回路基板14の貫通孔14a,14bに対応した部分に貫通孔41a,41b,45a,45bが設けられる。箱部41側の貫通孔41a,41bは箱部41の底面から上側に突設する柱状部42a,42bの中央に穿設され、蓋部45側の貫通孔45a,45bは蓋部45の裏側から下側に突設する柱状部46a,46bの中央に穿設される。これにより回路基板14がケース40に覆われた場合には、回路基板14は箱部41の柱状部42a,42bと蓋部45の柱状部46a,46bとによって挟持される。また、貫通孔45a,14a,41aが貫通し、貫通孔45b,14b,41bが貫通するため、2本のネジによってケース40と回路基板14とを対角線上で固定することができる。なお、箱部41には回路基板14に設けられた出力コネクタ28に相当する位置に貫通孔47が設けられる。該貫通孔47は箱部41に回路基板14が納められた状態で出力コネクタ28によって塞がれる。

0030

このように回路基板14をケース40で覆うことによって、検出部20がケース40によって外部から遮断されるため、外部の空気が検出部20に対して影響を及ぼさない。なお、ケース40を用いない場合には、空気による影響を受けないようにするために、検出部20をエポキシ樹脂等によって被覆することが好ましい。なお、被覆したものをケース40で覆っても良いし、ケース40内に回路基板14を収納した状態でエポキシ樹脂等を充填しても良く、この場合、ケース内の空気とも遮断されるため空気による影響を受けなくなる。なお、被覆及び充填のための材料は適宜変更可能である。

0031

ケース40に覆われた振動検出装置1の対象物への取り付けは、ケース40と対象物とを接着しても構わないが、ケース40及び回路基板14に設けられた貫通孔によってネジ留めすることが好ましい。回路基板14が箱部41及び蓋部45に挟持されることで対象物の振動や歪みはケース40を介して回路基板14に伝導するが、ネジ留めすることによって対象物の歪みや振動がネジから回路基板14に直接伝導することになり、検出の精度が高くなる。また、ネジ留めのための貫通孔が対角線上に設けられているため回路基板14に振動が伝わりやすい。

0032

2種類の周波数帯域について計測を行う場合を示したが、これに限られず、3種類以上の周波数帯域について計測することができる。この場合、例えばフィルタ手段34及び比較手段36の数を増加させることで実現できる。

0033

圧電素子10としてユニモルフ圧電素子を例に挙げて説明したが、これに限られず、バイモルフ圧電素子を用いることも可能である。バイモルフ圧電素子は、金属板の両面に圧電素子をそれぞれ接着した構造であり、ユニモルフ圧電素子と同様に振動等による外力の変化に応じて電圧を出力する。

0034

パチンコ機を例に本発明の実施例を示す。図7乃至図9にパチンコ機の構成を示す。パチンコ機100の遊技盤101の外周部分には遊技領域103の周囲を囲む形状で、遊技盤101から遊技者側に突出する形状のガラス枠(ガラス枠)110が配置される。該ガラス枠110は、遊技領域の前方に位置するように中央部にガラス板を支持し、上側と下側には複数のライト112を備えた演出ライト111(ランプユニット)が設置される。各ライト112はパチンコ機100の正面にいる遊技者を照射し、その照射位置が遊技者の頭上から腹部に沿って移動するように、演出ライト111内のモータ(図示省略)による駆動によって光の照射方向が上下方向に変更自在になっている。各ライト112は演出ライト111内の別のモータにより、照射位置がパチンコ機100を基準にして円をなしてパチンコ機の周囲を照射可能なように光の照射方向が回転自在にもなっている。

0035

ガラス枠110の下方位置には、発射部292を備える操作ハンドル113が配置され、発射部292の駆動によって発射された遊技球がレール102a、102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下する。遊技領域103には、遊技球を不特定の方向に向けて落下させるための図示しない複数の釘に加え、遊技球の落下方向を変化させる風車や入球口が配置されている。

0036

遊技領域103の中央部分には例えば液晶表示器(LCD)を用いた図柄表示部104が配置される。図柄表示部104の下方には遊技球を受入れ可能な第1始動口105が配置され、第1始動口105の下方には一対の可動片を有する第2始動口120が配置される。第2始動口120は一対の可動片が閉状態のときに遊技球の受入れを困難にし、開状態のときに第1始動口105よりも遊技球の受入れを容易にする。

0037

図柄表示部104の左側には、遊技球の通過を検出し、第2始動口120を一定時間だけ開放させる普通図柄の抽選を行うための入賞ゲート106が配置される。入賞ゲート106の下方位置等には、遊技球が入球したときに所定数(例えば10個)の賞球払い出しの権利を獲得する普通入賞口107が配置される。遊技領域103の最下部にはどの入球口にも入球しなかった遊技球を回収する回収口108が配置される。

0038

図柄表示部104は第1始動口105、または第2始動口120に遊技球が入球したときに複数の装飾図柄の変動表示を開始し、所定時間経過後に当該装飾図柄の変動を停止させる。停止時に特定図柄(例えば「777」)が揃えば、大当たり遊技長当たり遊技)を実行する権利を獲得したこととなり、その後、大当たり遊技(長当たり遊技)が開始される。大当たり遊技(長当たり遊技)が開始されると、遊技領域103の下方に位置する大入賞口ユニット109における開閉板109aが一定時間、開放する動作を所定回数(例えば15回)繰り返し、入球した遊技球に対応する賞球が払い出される。

0039

ガラス枠110の下側には、図示しない貸し玉装置から貸し出される遊技球が供給される受け皿ユニット119が設置される他、操作ハンドル113が配置されている。操作ハンドル113は遊技盤101から遊技者側へ突出し、上記発射部の駆動によって遊技球を発射させる際に遊技者によって操作される。

0040

操作ハンドル113は上記発射部を駆動させて遊技球を発射させる発射指示部材114を備えている。発射指示部材114は操作ハンドル113の外周部に、遊技者から見て右回りに回転可能に設けられ、遊技者によって直接操作されているときに発射部に遊技球発射の指示を与える。

0041

図柄表示部104の上側及び側方には、演出用役物(以下、「演出役物」という)115、116が配置される。演出役物115は例えばソレノイドによって駆動され、演出役物116はモータによって駆動される。同様の演出役物115、116を異なる種類の駆動源によって駆動することにより、演出役物115、116それぞれに独自の動きを生じさせることができ、演出効果が高められている。

0042

ガラス枠110の下側にはまた、遊技者による操作を受け付けチャンスボタン117が配置される。チャンスボタン117の操作は例えば遊技中における特定のリーチ演出に際し、チャンスボタン117の操作を促すガイダンスが表示されている間有効となる。

0043

ガラス枠110は、その一端側(正面からみて左端側)が軸受部122によって回動可能に本体123と連結され、本体123に対して開閉可能となっている。本体123は、上下の横フレーム123a,123bと左右の縦フレーム123c,123dとが連結部材129a,129b,129c,129dによって固定され枠状に構成される。縦フレーム123dにはガラス枠110と本体123とを固定するためのロック機構124が設けられる。該ロック機構による固定は専用のカギによって解除可能となっている。なお該カギの鍵穴121は、ガラス枠110の正面右側に設けられる。ガラス枠110の裏側はガラス板固定フック125が設けられており、ガラス板126が着脱可能となっている。ガラス枠110の裏側上部には左右にわたって板状に形成された鉄板127が設けられており、ガラス枠110の強度を補強している。これによりガラス枠110が歪む場合には、その補強材である鉄板127も同様に歪むことになる。

0044

パチンコ機100の本体123の内周面には遊技盤保持枠128が当接して設けられ、該遊技盤保持枠128には遊技盤101を保持するための遊技盤固定フック128a及び遊技盤保持爪128bが設けられる。ガラス枠110が閉じた状態において、本体123及びガラス枠110は遊技盤101を囲繞し当接しているため、ドライバ、針金等が不正に本体123とガラス枠110との間に挿入されることが防止される。本体123は例えばアルミニウム等の金属材料によって形成され、遊技盤保持枠128は木材等によって形成される。なお、本体123及び遊技盤保持枠128の材料は上記に限られず、金属、木材、プラスチック等を単一又は組み合わせて用いることができる。

0045

本体123には、演出効果音、または不正を知らしめる音声を出力するスピーカ277が組み込まれている。スピーカ277は高音中音低音の領域を出力できる機能を有し、通常演出時は高音・中音・低音をバランス良く出力するが、特別演出時、または不正等があった場合には周りに良く聞こえるように高音領域を高く出力するように制御される。さらに、本体123には外部端子接続用基板払出制御基板電源基板が取り付けられており、これらは外部からの不正な操作を防止するために、それぞれ、外端ケース(図示省略)、払出制御基板ケース131、電源基板カバー132によって覆われる。

0046

遊技盤101の裏面には、主制御基板201、副制御基板202、賞球制御基板203、ランプ制御基板206を含む制御手段200を構成する基板ユニットが設けられる。該基板ユニットは基板ケース(図示省略)によって被われることで、外部からの不正な操作を防止している。さらに基板ケースは保護ケース135に覆われており、セキュリティを高めている。

0047

主制御基板201はパチンコ機100の遊技に関する基本動作を制御し、ROM201bに記憶されたプログラムに基づき、遊技内容の進行に伴う基本処理を実行するCPU201aと、CPU201aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM201c等を備える。主制御基板201は第1始動口105、もしくは第2始動口120への遊技球の入球を契機として、大当たり抽選を行うと共に、その抽選結果に基づいてROM201bに記憶されている演出に係わるコマンドの選択を行う。

0048

主制御基板201の入力側には、第1始動口105に遊技球が入球したことを検出する第1始動口検出部221と、第2始動口120に遊技球が入球したことを検出する第2始動口検出部225と、入賞ゲート106を遊技球が通過したことを検出するゲート検出部222と、普通入賞口107に入球した遊技球を検出する普通入賞口検出部223と、大入賞口装置9に入球した遊技球を検出する大入賞口検出部224とが接続されている。

0049

主制御基板201の出力側には大入賞口開閉部231が接続されている。本実施形態においては上記大入賞口開閉部231を、開閉板109aを開閉させる大入賞口開閉ソレノイド(駆動装置)と、第2始動口120を開閉させる第2始動口開閉ソレノイドとによって構成している。大入賞口開閉ソレノイドは本発明の開閉板開閉装置の駆動装置に該当する。

0050

大入賞口開閉部231は主制御基板201によって制御され、大当たり遊技(長当たり遊技、短当たり遊技)時に大入賞口開閉ソレノイドに通電して開閉板109aを開放させ、また上記普通図柄の当選によって第2始動口開閉ソレノイド120bに通電して第2始動口120を開閉する。

0051

副制御基板202の入力側には上記のチャンスボタン117が操作されたことを検出するチャンスボタン検出部220が接続されている。この副制御基板202は主に遊技中における演出を制御し、主制御基板201より送信されるコマンドに基づいて演出の抽選及び演出処理を実行するCPU202aと、プログラム及び過去の演出パターンを記憶するROM202bと、CPU202aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM202c等を備えている。

0052

副制御基板202は主制御基板201より送信される演出に係るコマンドを受信すると、このコマンドに基づいて抽選を行い、演出背景パターンリーチ演出パターン登場キャラクター等の演出を確定すると共に、当該確定した演出の制御を行う。副制御基板202の出力側には図柄表示部104が接続され、抽選によって決定された内容の通りに図柄表示部104において装飾図柄演出展開する。副制御基板202には図柄表示部104に表示させる画像データを書き込むVRAM202dも備えられている。

0053

通常時には、CPU202aがROM202bに記憶されたプログラムを読み込んで、背景画像表示処理図柄画像表示及び変動処理キャラクター画像表示処理など各種画像処理を実行し、必要な画像データをROM202bから読み出してVRAM202dに書き込む。背景画像、図柄画像、キャラクター画像は表示画面上において図柄表示部104に重畳表示される。すなわち、図柄画像やキャラクター画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。このとき、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合、Zバッファ法等、周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してVRAM202dに記憶させる。

0054

副制御基板202の出力側にはスピーカ277が接続され、副制御基板202において確定した通りに音声を出力する。副制御基板202の出力側にはまた、ランプ262、演出ライト111、及び演出役物作動装置254を制御するランプ制御基板206が接続されている。演出役物作動装置254は演出役物115,116等の、演出用の役物を作動させるモータやソレノイド等によって構成されている。ランプ制御基板206は副制御基板202より送信されたコマンドに基づき、プログラムを作動させて演出処理を実行するCPU206aと、各種演出パターンデータを記憶するROM206bと、CPU206aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM206c等を備えている。

0055

ランプ制御基板206は遊技盤101や台枠等に設けられている各種ランプ262に対する点灯制御等を行う他、演出ライト111における複数のライト112に対する点灯制御等を行い、各ライト112からの光の照射方向を変更するためにモータに対する駆動制御等を行う。ランプ制御基板206はまた、副制御基板202より送信されたコマンドに基づき、演出役物115を動作させるソレノイドに対する駆動制御等を行い、演出役物116を動作させるモータに対する駆動制御等を行う。

0056

主制御基板201には賞球制御基板203が双方向に送信可能に接続されている。賞球制御基板203はROM203bに記憶されたプログラムを作動させて賞球制御の処理を実行するCPU203aと、CPU203aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM203c等を備え、ROM203bに記憶されたプログラムに基づき、賞球制御を行う。

0057

賞球制御基板203は接続される払出部291に対して入球時の賞球数を払い出す制御を行う。また発射部292に対する遊技球の発射の操作を検出し、遊技球の発射を制御する。払出部291は遊技球の貯留部から所定数を払い出すためのモータ等からなる。

0058

賞球制御基板203はこの払出部291に対して、各入球口(第1始動口105、第2始動口120、普通入賞口107、大入賞口孔109)に入球した遊技球に対応した賞球数を払い出す制御を行う。発射部292は遊技者による遊技操作を検出するセンサ(図示省略)と、遊技球を発射させる図示しないソレノイド等を備え、遊技のための遊技球を発射する。賞球制御基板203は発射部292のセンサにより遊技操作を検出すると、検出された遊技操作に対応してソレノイド等を駆動させて遊技球を間欠的に発射させ、遊技盤101の遊技領域103に遊技球を送り出す。

0059

振動検出装置1はケース40に封入された状態で、例えば、本体123を構成する縦フレーム123dにおいて略中間の高さ(図9のAに示す部分)にネジ留めによって固定される。本体123は上下の横フレーム123a,123bと左右の縦フレーム123c,123dとによってパチンコ機100を全体的に囲んでおり、パチンコ機100のどの部分に外力が加えられても各フレームを介して振動検出装置1に伝導しやすいため外力を精度よく検出できる。

0060

なお、振動検出装置1の取付の高さは、遊技領域103においては第1始動口105及び第2始動口120付近の高さに相当し、また、ガラス枠110においては鍵穴121付近の高さに相当する。この位置は、第1始動口105及び第2始動口120付近の釘を狙ったハリガネゴトや鍵穴121付近からの強引なこじ開けの際に、ドライバなどを挿入されやすい位置であり、この位置に振動検出装置1を取り付けることは、これらの不正防止に対して特に有効となる。

0061

また、振動検出装置1はケース40に封入された状態で、ガラス枠110の裏側において左右にわたって設けられた板状部材である鉄板127の中央部(図8のBに示す部分)にネジ留めによって取り付けてもよい。本体123の開閉扉であるガラス枠110は、開閉可能に本体123の開口を覆っているため、例えば、本体123の内部(例えば、遊技盤101や主制御基板201など)に対して不正行為が行われる場合には、強引にこじ開けられたり、隙間を作られたりすることが多い。また、ドツキのような行為の際にはガラス枠110が叩かれるため、その衝撃が最も強く伝わる場所である。そのため、ガラス枠110に振動検出装置1を設けることにより、上記不正行為による外力が精度良く検出可能となる。また、広範囲にわたって設けられる硬質の板状部材に振動検出装置1を固定することにより、パチンコ機100に加えられた外力が振動検出装置1の固定位置から離れた位置に加えられたものだとしても、その外力が振動検出装置1に伝わりやすくなる。

0062

また、上記のように鉄板127に固定したうえで、さらにガラス枠110を閉じた状態で鉄板127と遊技盤保持枠128とによって挟持されるようにしても良い。この場合、振動検出装置1は鉄板127及び遊技盤保持枠128に密着するため、鉄板127からの振動のみならず、遊技盤保持枠128からの振動も伝導し、さらに高精度に検出することができる。これ以外にも遊技機に応じて、開閉扉側と本体側とによって挟持されれば、その具体的な構成は限定されない。

0063

なお、振動検出装置1の取付位置は、上記以外であっても特に限定されるものではない。例えば、軸受部122が設けられる縦フレーム123cに振動検出装置1を設けた場合には、ガラス枠110の強引なこじ開けの際に軸受部122を介してガラス枠110からの振動も伝導するため精度の良い外力の検出ができる。また、横フレーム132a又は132bに振動検出装置1を設けた場合には、ガラス枠110と縦フレーム123c又は縦フレーム123dとの隙間にドライバなどを挿入したときの横フレーム132a又は横フレーム132bのねじれによる歪みの力を精度よく検出できる。また、例えば、操作ハンドル113の真裏に相当する部分に設けた場合には、ガラス枠110と本体123との間に隙間を作るために操作ハンドル113を強く引く際の外力を検出し易い。

0064

また、板状部材を介して固定する場合には、板状部材はパチンコ機100の歪み等が伝わりやすいように広範囲にわたって設けられることが好ましい。上記の鉄板127のようにパチンコ機100の左右にわたって設けられても良いし、上下または斜めにわたって設けられても構わない。また、例えば遊技盤101の背面に左右にわたって金属製の板状部材を設け、該板状部材の中央に振動検出器1を固定しても良い。遊技盤101が木製合板で構成される場合には、歪みによる外力が遊技盤全体に伝わりにくいが、板状部材を設けることで遊技盤101に加えられる外力を効率よく検出することができる。

0065

また、振動検出装置1をネジ留めする例を示したが、これ以外の方法によって固定しても構わない。例えば、接着剤によって固定しても良い。この場合、エポキシ系の接着剤のように接着後の硬度が高いものを使用することにより、接着剤によって振動が吸収されてしまうことを抑えることができる。

0066

振動検出装置1の出力側には中継端子基板204を介して主制御基板201及び副制御基板202が接続されており、振動検出装置1から出力される信号が中継端子基板204を介し主制御基板201及び副制御基板202にそれぞれ入力される。主制御基板201及び副制御基板202は振動検出装置1からの信号に応じて不正行為に対する処理を行う。

0067

本実施例においては、振動検出装置1によって、遊技者がガラス枠110を歪ませて遊技盤101内にピアノ線や針金を侵入させて釘を曲げる等の不正(いわゆるハリガネゴト)とパチンコ機100を叩くことで遊技球の挙動を変化させる不正(いわゆるドツキ、台叩き)とを同時に検出するものである。ここで、ハリガネゴトによる歪み等の経時的な外力が加わった場合には検出部20において0.1Hz〜10Hzの周波数帯域をもった電圧、特に1Hz〜5Hzの電圧が特徴的に発生する。また、ドツキによる叩き等の瞬間的な衝撃が加わった場合には検出部20において10Hz以上の周波数をもった電圧が発生する。なお、遊技を行っている際に生じる遊技球の振動、発射部の振動、可変入賞装置(開閉板109a)の振動、演出役物115,116の振動によって検出部20から発生する電圧の周波数は、いずれも数kHzにおいて特徴的に現れる。

0068

フィルタ回路22は0.1Hz以上の周波数をもった電圧を濾波するハイパスフィルタと50Hz以下の周波数をもった電圧を濾波するローパスフィルタとによって構成される。これにより検出部20で出力された電圧から歪み等を検知するための周波数帯域(0.1Hz〜10Hz)及び叩き等を検知するための周波数帯域(10Hz〜40Hz)を含んだ0.1Hzから50Hzの周波数帯域のみを濾波することができ、遊技球等の振動によって生ずる電圧を含むその他のノイズ成分をカットすることができる。また、増幅回路24は入力電圧を約3倍に増幅する回路となっている。これによりフィルタ回路22でノイズが除去された電圧が増幅され計測部30に入力される。

0069

計測部30において、入力された0.1Hzから50Hzの周波数帯域の電圧は、まずA/D変換手段32によってアナログの電圧からデジタルの電圧信号に変換される。次いで、10Hz以下の周波数をもった電圧信号のみを濾波する第1のフィルタ手段34aであるデジタルローパスフィルタを通過した第1の計測電圧(0.1Hz〜10Hzの周波数帯域)及び10Hz〜40Hzの周波数をもった電圧信号のみを濾波する第2のフィルタ手段34bであるデジタルバンドパスフィルタを通過した第2の計測電圧(10Hz〜40Hzの周波数帯域)がそれぞれ第1の比較手段36a及び第2の比較手段36bによって比較処理される。なお、第1のフィルタ手段34aとして1Hz〜5Hzの周波数帯域の電圧信号を濾波するデジタルバンドパスフィルタ、第2のフィルタ手段34bとして20Hz〜40Hzの周波数帯域の電圧信号を濾波するデジタルバンドパスフィルタを用いれば、より高精度に波形解析の処理が行える。

0070

第1の比較手段36aには第1の歪み用閾値及び第2の歪み用閾値が設定される。第1の計測電圧は第1の比較手段36aによって「第1の歪み用閾値未満」、「第1の歪み用閾値〜第2の歪み用閾値」及び「第2の歪み用閾値以上」のいずれの大きさであるか比較され、「第1の歪み用閾値〜第2の歪み用閾値」のときにはその旨を示す第1の歪み検出信号が、「第2の歪み用閾値以上」のときにはその旨を示す第2の歪み検出信号が、中継端子基板204を介して主制御基板201及び副制御基板202にそれぞれ出力される。また、第2の比較手段36bには第1の叩き用閾値及び第2の叩き用閾値が設定される。第2の計測電圧は第2の比較手段36bによって「第1の叩き用閾値未満」、「第1の叩き用閾値〜第2の叩き用閾値」及び「第2の叩き用閾値以上」のいずれの大きさであるか比較され、「第1の叩き用閾値〜第2の叩き用閾値」のときにはその旨を示す第1の叩き検出信号が、「第2の叩き用閾値以上」のときにはその旨を示す第2の叩き検出信号が、中継端子基板204を介して主制御基板201及び副制御基板202にそれぞれ出力される。

0071

なお、不正行為に起因する歪み等によって発生する電圧は、叩き等によって発生する電圧より小さいため、各閾値は、例えば第1の歪み用閾値は60mV、第2の歪み用閾値は100mV、第1の叩き用閾値は300mV、第2の叩き用閾値は500mVのように歪み用閾値のほうが小さく設定される。また、「第1の歪み用閾値未満」及び「第1の叩き用閾値未満」である正常時には計測部30から一定のパルス信号である正常検知信号が出力されている。このため、振動検出装置1からの出力線の断線等があった場合には、主制御基板201及び副制御基板202で正常検知信号が受信できないことによって検知することができる。

0072

振動検出装置1の動作例を示す。遊技者が、パチンコ機100のガラス枠110と本体123との間にドライバ等を挿入すると、振動検出装置1が固設された本体123に歪みが生じ、この歪みが振動検出装置1の検出部20に伝導する。これによって、振動検出装置1内の検出部20から、歪みに対して特徴的に生ずる周波数である0.1Hz〜10Hzの周波数帯域を含んだ電圧が発生する。該電圧はフィルタ回路22によって、0.1Hz〜50Hz以外の周波数がカットされた後、増幅回路24によって約3倍に増幅されて計測部30に入力される。ここでの電圧値は例えば、0.1Hz〜10Hzにおいて60mV以上であり、10Hz〜50Hzにおいて300mV未満であるとする。

0073

計測部30に入力された電圧は、A/D変換手段32によってデジタルの電圧信号に変換され、デジタルローパスフィルタによって10Hz以下の周波数帯域である0.1Hz〜10Hzの電圧信号(第1の計測電圧)が濾波される。また、デジタルバンドパスフィルタによって10Hz〜40Hzの周波数帯域の電圧信号(第2の計測電圧)が濾波される。

0074

第1の計測電圧は第1の比較手段36aによって電圧値が「第1の歪み用閾値未満(60mV未満)」、「第1の歪み用閾値〜第2の歪み用閾値(60mV〜100mV)」及び「第2の歪み用閾値以上(100mV以上)」のいずれの大きさであるか判定される。また、第2の計測電圧は第2の比較手段36bによって電圧値が「第1の叩き用閾値未満(300mV未満)」、「第1の叩き用閾値〜第2の叩き用閾値(300mV〜500mV)」及び「第2の叩き用閾値以上(500mV以上)」のいずれの大きさであるかが判定される。ドライバ等の挿入による歪みが生じているので主に0.1Hz〜10Hzの周波数帯域の電圧が発生するため、第2の比較手段36bにおいて300mV以上の電圧値は計測されないが、第1の計測手段36aにおいて60mV以上の電圧が計測され、60mV〜100mVであれば第1の歪み検出信号が、100mV以上であれば第2の歪み検出信号が中継端子基板204を介して主制御基板201及び副制御基板202に送信される。

0075

また、遊技者がパチンコ機100を強く叩く等のドツキ行為を行うと、ガラス枠110が振動する。この振動がガラス枠110及び本体110を振動させ振動検出装置1に伝導する。これによって、振動検出装置1内の検出部20から、叩きに対して特徴的に生ずる周波数である10Hz〜40Hzの周波数帯域を含んだ電圧が発生する。該電圧はフィルタ回路22によって、0.1Hz〜50Hz以外の周波数がカットされた後、増幅回路24によって約3倍に増幅されて計測部30に入力される。ここでの電圧値は例えば、10Hz〜40Hzにおいて300mV以上であり、0.1Hz〜10Hzにおいて60mV未満であるとする。

0076

計測部30に入力された電圧は、A/D変換手段32によってデジタルの電圧信号に変換され、第1のフィルタ手段34aであるデジタルローパスフィルタによって10Hz以下の周波数帯域である0.1Hz〜10Hzの電圧信号(第1の計測電圧)が濾波される。また、第2のフィルタ手段34bであるデジタルバンドパスフィルタによって10Hz〜40Hzの周波数帯域の電圧信号(第2の計測電圧)が濾波される。

0077

第1の計測電圧は第1の比較手段36aによって電圧値が「第1の歪み用閾値未満(60mV未満)」、「第1の歪み用閾値〜第2の歪み用閾値(60mV〜100mV)」及び「第2の歪み用閾値以上(100mV以上)」のいずれの大きさであるか判定される。また、第2の計測電圧は第2の比較手段36bによって電圧値が「第1の叩き用閾値未満(300mV未満)」、「第1の叩き用閾値〜第2の叩き用閾値(300mV〜500mV)」及び「第2の叩き用閾値以上(500mV以上)」のいずれの大きさであるかが判定される。パチンコ機100を強く叩くことによって振動が生じているので主に10Hz〜40Hzの周波数帯域の電圧が発生するため、第1の比較手段36aにおいて60mV以上の電圧値は計測されないが、第2の計測手段36bにおいて300mV以上の電圧が計測され、300mV〜500mVであれば第1の叩き検出信号が、500mV以上であれば第2の叩き検出信号が中継端子基板204を介して主制御基板201及び副制御基板202に送信される。

0078

不正行為に対する主制御基板201による処理について図11に従って説明する。まず主制御基板201は振動検出装置1からの入力信号があるか否かの検知をする(ステップS101)。振動検出装置1から主制御基板201に対して、不正行為が行われていない場合(歪み検出信号及び叩き検出信号が送信されない場合)には正常検出信号が出力されているため、主制御基板201において振動検出装置1から一切の信号が検知されない場合には、エラー検出処理が行われ外部端子板を介して管理装置(例えばホールコンピュータ)に情報が送信される(ステップS111)。これによって、店員による断線等の確認が可能となる。

0079

振動検出装置1からの信号が入力された場合において、信号が正常検知信号であると判定されたときは、以降の処理は行わず再び入力信号があるか検知が行われる(ステップS102)。振動検出装置1からの信号が正常検知信号ではないと判定された場合には、次に第1の歪み検出信号であるかが判定される(ステップS103)。ここで、第1の歪み検出信号であると判定されると、第1の歪み検出処理が実行される(ステップS104)。この第1の歪み検出処理では、例えば主制御基板201から外部端子板を介して管理装置(例えばホールコンピュータ)に対して情報が送信される。これにより、店員による注意や監視の強化が可能となる。

0080

ステップS103において第1の歪み検出信号ではないと判定されると、第2の歪み検出信号か否かが判定される(ステップS105)。ここで、第2の歪み検出信号であると判定されると、第2の歪み検出処理が実行される(ステップS106)。この第2の歪み検出処理では、例えば主制御基板201から外部端子板を介して管理装置(例えばホールコンピュータ)に対して情報が送信されることに加えて、遊技球の発射停止処理及び払出停止処理が行われる。これにより、主制御装置201から賞球制御基板203に対して発射停止コマンド及び払出停止コマンドが送られ、発射部292及び払出部291の動作が停止されるため、ハリガネゴトによる不正な賞球の獲得を未然に防ぐことができる。この発射停止処理及び払出停止処理は所定の期間が経過するか、または店員による復旧処理が行われるまで継続する構成とすることができる。

0081

ステップS105において第2の歪み検出信号ではないと判定されると、第1の叩き検出信号か否かが判定される(ステップS107)。ここで、第1の叩き検出信号であると判定されると、第1の叩き検出処理が実行される(ステップS108)。この第1の叩き検出処理では、例えば主制御基板201から外部端子板を介して管理装置(例えばホールコンピュータ)に対して情報が送信される。これにより、店員による注意や監視の強化が可能となる。

0082

ステップS107において第1の叩き検出信号ではないと判定されると、第2の叩き検出信号か否かが判定される(ステップS109)。ここで、第2の叩き検出信号であると判定されると、第2の叩き検出処理が実行される(ステップS110)。この第2の叩き検出処理では、例えば主制御基板201から外部端子板を介して管理装置(例えばホールコンピュータ)に対して情報が送信されることに加えて、第2の叩き検出信号が検出されている間は各入球口に遊技球が入球してもカウントされないように制御される。これによってドツキによる不正な賞球の獲得を未然に防ぐことができる。

0083

ステップS109において第2の叩き検出信号でないと判定された場合には、正常検知信号、第1の歪み検出信号、第2の歪み検出信号、第1の叩き検出信号及び第2の叩き検出信号以外の不明な信号が入力されていると考えられ、このときはエラー検出処理が行われ外部端子板を介して管理装置(例えばホールコンピュータ)に情報が送信される(ステップS111)。これによって、店員によって振動検出装置1の故障、誤作動等が確認される。なお、振動検出装置1からの信号が入力されない場合と、不明な信号が入力された場合とで同じエラー検出処理を行う構成を示したが、それぞれ別のエラー処理としてもよい。また、主制御基板201は、発射停止処理及び払出停止処理をした後は、遊技の基本動作を停止して各検出部からの信号が入力されないようにしても良い。この場合、店員による復旧処理によって復旧する構成にしておけば、不正がさらに予防される。

0084

なお、発射停止処理及び払出停止処理をした後に、遊技の一部または全部の機能を停止する処理を行う場合には、主制御基板201に歪み検出信号及び叩き検出信号が入力される直前遊技状態が記憶される構成とすることが好ましい。これにより、店員の確認によって不正行為でないと判断され遊技が復旧される際には、遊技状態を直前の状態に戻すことが可能となる。

0085

次に、不正行為に対する副制御基板202による処理について図12に従って説明する。まず副制御基板202は振動検出装置1からの入力信号があるかの検知をする(ステップS201)。振動検出装置1から副制御基板202に対して、不正行為が行われていない場合(歪み検出信号及び叩き検出信号が送信されない場合)には正常検出信号が出力されているため、副制御基板202において振動検出装置1から一切の信号が検知されない場合には、エラー検出処理が行われ図柄表示部104にエラーメッセージを示す表示及び音声報知を行ったり、ランプ制御基板206による演出ライト111の点滅等による報知を行ったりすることができる。(ステップS211)。

0086

振動検出装置1からの信号が入力された場合において、信号が正常検知信号であると判定されたときは、以降の処理は行わず再び入力信号があるか検知が行われる(ステップS202)。振動検出装置1からの信号が正常検知信号ではないと判定された場合には、次に第1の歪み検出信号であるかが判定される(ステップS203)。ここで、第1の歪み検出信号であると判定されると、第1の歪み報知処理が行われる(ステップS204)。これは例えば、遊技者に対して注意を促すものであり、パチンコ機100に外力が加わっていることを知らしめるための表示を行うものである。これにより、遊技者がパチンコ機100に対してより強く外力を加えることを牽制することができる。

0087

ステップS203において第1の歪み検出信号ではないと判定されると、第2の歪み検出信号か否かが判定される(ステップS205)。ここで、第2の歪み検出信号であると判定されると、第2の歪み報知処理が実行される(ステップS206)。これは例えば、遊技者及び店員に対して警告(警報)を行うものであり、パチンコ機100に外力が加わっていることを知らしめるための表示のみならず、音声報知を行ったり、ランプ制御基板206による演出ライト111の点滅等による報知を行ったりするものである。これにより、店員がそのパチンコ機100に赴いて必要な処置を行うようにすることができる。なお、主制御基板201によって遊技球の発射停止処理及び払出停止処理が行われる場合には、その旨も表示等する。

0088

ステップS205において第2の歪み検出信号ではないと判定されると、第1の叩き検出信号か否かが判定される(ステップS207)。ここで、第1の叩き検出信号であると判定されると、第1の叩き検出処理が行われる(ステップS208)。これは例えば、パチンコ機100のガラス枠110等(開閉扉)を叩かないように指示する旨の表示報知を行うものである。これにより、遊技者がパチンコ機100をより強く叩くことを牽制することができる。

0089

ステップS207において第1の叩き検出信号ではないと判定されると、第2の叩き検出信号か否かが判定される(ステップS209)。ここで、第2の叩き検出信号であると判定されると、第2の叩き報知処理が実行される(ステップS210)。これは例えば、遊技者及び店員に対して警告(警報)を行うものであり、パチンコ機100のガラス枠110等を叩かないように指示する旨の表示のみならず、音声報知を行ったり、ランプ制御基板206による演出ライト111の点滅等による報知を行ったりするものである。これにより、店員がそのパチンコ機100に赴いて必要な処置を行うようにすることができる。なお、主制御基板201によって各入賞口への入賞が無効にされる処理が行われる場合には、その旨も表示等する。

0090

ステップS209において第2の叩き検出信号でないと判定された場合には、正常検知信号、第1の歪み検出信号、第2の歪み検出信号、第1の叩き検出信号及び第2の叩き検出信号以外の不明な信号が入力されていると考えられ、このときはエラー検出処理が行われ、図柄表示部104にエラーメッセージを示す表示を行うとともに音声報知を行ったり、ランプ制御基板206による演出ライト111の点滅等による報知を行ったりすることができる。(ステップS211)。これによって、店員によって振動検出装置1の故障、誤作動等が確認される。なお、振動検出装置1からの信号が入力されない場合と、不明な信号が入力された場合とで同じエラー検出処理を行う構成を示したが、それぞれ別のエラー処理としてもよい。

0091

なお、第1の歪み検出信号及び第2の歪み検出信号が出力された場合に歪み報知処理(ステップS204)によってパチンコ機による報知を行う例を示したが、これを行わずにパチンコホールの管理装置のみに対して情報を送信するようにしても良い。歪み検出信号の対象であるハリガネゴトは、叩き検出信号の対象であるドツキと異なり、ゴト行為が長時間継続して行われる傾向が強いためホールコンピュータのような管理装置のみに対して報知を行うことでゴト行為中に警備員等による取締りが可能となる。なお、主制御基板201及び副制御基板202による不正に対する処理は一例であり、不正の種類に応じて適宜処理を変更して良い。

0092

本発明によれば、1つの振動検出装置1によって、パチンコ機100が歪められているのか、パチンコ機100が叩かれているのかが判定される。これによって、例えば、ガラス枠が歪められているときにはハリガネゴトの可能性が高いと判断でき、パチンコ機100が叩かれているときにはドツキゴトの可能性が高いと判断できるので、不正の種類に応じて遊技機の制御を行うことができる。また、歪みや叩きの強さによって段階的に検出信号が出力されるので、これに応じて遊技機の制御も段階的に行うことができる。

0093

以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、遊技機は弾球遊技機に限られるものでなく、回胴式遊技機クレーンゲームポーカーゲーム等の様々な遊技機が含まれる。また、計測部によって閾値と比較される電圧の周波数帯域は対象とする遊技機の種類によって適宜決定することができる。また、計測部30の各機能を振動検出装置1から独立させても構わない。この場合、計測部を新たに設けても良いし、中継端子基板204、主制御基板201等の制御基板にその機能を持たせても良い。

0094

また、各周波数帯域について2種類の閾値を設定する例を示したが、これに限られない。例えば、閾値を3種類として、第1の閾値を超えた場合には注意喚起、第2の閾値を超えた場合には警告、第3の閾値を超えた場合には遊技停止のように構成しても良く、少なくとも2種類の閾値が設定されていれば構わない。

図面の簡単な説明

0095

(a)は振動検出装置における検出部の構成を模式的に示す平面図である。(b)は振動検出装置における検出部の構成を模式的に示す側面図である。
振動検出装置における検出部の屈曲の向きと電圧の印加方向を示す模式図である。
振動検出装置の構成を示すブロック図である。
振動検出装置とケースとの関係を示す斜視図である。
振動検出装置の検出部で生じる電圧の波形を示すグラフである。
振動検出装置の検出部で生じる電圧の波形を示すグラフである。
パチンコ機の前面の構成例を示す正面図である。
パチンコ機の内部構造の構成例を示す斜視図である。
パチンコ機の背面の構成例を示す背面図である。
パチンコ機の制御手段を示すブロック図である。
振動検出装置からの信号処理を実行する際の主制御基板の処理を示すフローチャートである
振動検出装置からの信号処理を実行する際の副制御基板の処理を示すフローチャートである。

符号の説明

0096

1…振動検出装置、10…圧電素子、10a…圧電セラミック、10b,10c…電極、12…金属板、14…回路基板、14a,14b…貫通孔、20…検出部、22…フィルタ回路、24…増幅回路、28…出力コネクタ、30…計測部、32…A/D変換手段、34…フィルタ手段、34a…第1のフィルタ手段、34b…第2のフィルタ手段、36…比較手段、36a…第1の比較手段、36b…第2の比較手段、40…ケース、41…箱部、41a,41b…貫通孔、42a,42b…柱状部、45…蓋部、45a,45b…貫通孔、46a,46b…柱状部、100…パチンコ機、101…遊技盤、105…第1始動口、110…ガラス枠(開閉扉)、113…操作ハンドル、120…第2始動口、123…本体、127…鉄板、128…遊技盤保持枠、292…発射部、201…主制御基板、202…副制御基板、203…賞球制御基板、206…ランプ制御基板

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