図面 (/)

技術 調光制御装置とそれを用いた照明システム

出願人 パナソニック電工株式会社
発明者 谷川哲也松田真二
出願日 2008年10月17日 (11年8ヶ月経過) 出願番号 2008-269075
公開日 2010年4月30日 (10年2ヶ月経過) 公開番号 2010-097877
状態 未査定
技術分野 光源の回路一般
主要キーワード 制御電圧波形 同位相制御 ゼロクロス間 オンデューティ制御 位相期間 調光盤 振幅制御信号 位相制御用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年4月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

設定調光率に基づいて光源調光制御する調光制御装置において、位相制御により調光制御される光源を位相制御の場合と同じ設定調光率を基に振幅制御により調光制御できるようにする。

解決手段

調光制御装置1aは、ゼロクロスを検出するゼロクロス検出部11と、ゼロクロスと位相トリガ信号との時間差を基に設定調光率と略同じ調光率を求める設定部13と、求めた調光率を基にオンデューティ比が制御される矩形波制御電圧V2を生成する電圧制御部14と、交流電圧V1と制御電圧V2を重畳させる電圧重畳部15と、重畳出力電圧V3を平滑して正弦波点灯電圧V4を調光制御信号として光源3に出力するフィルタ部16とを備える。これにより、設定調光率に応じて交流電圧V1を振幅制御した調光制御信号が出力され、位相制御により調光制御される光源3を位相制御の場合と同じ設定調光率を基に振幅制御により調光制御することができる。

概要

背景

従来より、この種の調光制御装置を備えた照明ステムとして、図7に示すようなスタジオ舞台向け照明システムが知られている。この照明システムは、ユーザが設定した設定調光率に基づいて調光信号を出力する調光卓101と、調光信号を受信して求めた設定調光率を基に交流電圧位相制御のタイミングを規定する位相トリガ信号を出力する調光盤制御部102と、この位相トリガ信号を受けて内蔵するトライアックにより交流電圧を位相制御する複数の調光制御装置103と、調光制御装置103から出力される位相制御信号により点灯制御される光源104とを備える。

ここでは、調光制御装置103は、図8(a)に示される交流電圧がトライアックに供給され、図8(b)に示される位相トリガ信号が入力されると、図8(c)に示されるように、位相トリガ信号の入力タイミングta、tbからそれぞれ交流電圧のゼロクロスt2、t3までの位相制御信号を出力し、光源104を調光制御する。しかし、この位相調光装置103は、構成は簡単であるが、半周期毎に1回ずつオンオフを行うため、交流電力を光源104に円滑に供給することが困難であった。

これに対して、光源をより円滑に点灯制御する調光制御装置として、交流電源と光源との間に設けたスイッチング素子調光率に基づく矩形波トリガでオンデューティ制御して交流電圧に矩形波が重畳された重畳電圧を形成し、この重畳電圧を平滑して得た正弦波振幅制御信号で光源を調光制御する振幅型調光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。

この振幅型調光装置は、構成は複雑であるが、平滑された振幅制御信号により調光制御するので、光源を円滑に点灯制御することができる。この振幅制御による調光は、例えば、図9に示すように、オンデューティ比により変化する正弦波の振幅制御信号の振幅を調光率に対応して0〜100%まで変化させればよい。

ところで、上記図7に示される照明システムにおいては、光源104を滑らかに点灯制御したい場合などに、調光制御装置103の1つ以上を上記振幅型調光装置に入れ替えて調光制御したいというニーズがある。

しかしながら、上記特許文献1に示される振幅型調光装置においては、振幅制御信号を振幅制御するための矩形波トリガは、位相トリガ信号と信号波形が異なるため、位相トリガ信号を用いて振幅制御信号を出力することが困難であった。このため、位相制御により調光制御される光源を位相制御の場合と同じ設定調光率を基に振幅制御により調光制御することができなかった。従って、上記図7の照明システムにおいては、調光盤制御部102に振幅型調光装置を組み合わせて調光制御することができなかった。
特開2007−128669号公報

概要

設定調光率に基づいて光源を調光制御する調光制御装置において、位相制御により調光制御される光源を位相制御の場合と同じ設定調光率を基に振幅制御により調光制御できるようにする。調光制御装置1aは、ゼロクロスを検出するゼロクロス検出部11と、ゼロクロスと位相トリガ信号との時間差を基に設定調光率と略同じ調光率を求める設定部13と、求めた調光率を基にオンデューティ比が制御される矩形波の制御電圧V2を生成する電圧制御部14と、交流電圧V1と制御電圧V2を重畳させる電圧重畳部15と、重畳出力電圧V3を平滑して正弦波の点灯電圧V4を調光制御信号として光源3に出力するフィルタ部16とを備える。これにより、設定調光率に応じて交流電圧V1を振幅制御した調光制御信号が出力され、位相制御により調光制御される光源3を位相制御の場合と同じ設定調光率を基に振幅制御により調光制御することができる。

目的

本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、設定調光率に基づいて照明負荷を調光制御する調光制御装置において、位相制御により調光制御される照明負荷を位相制御の場合と同じ設定調光率を基に振幅制御により調光制御することができる調光制御装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

商用交流電源により電力供給され、照明負荷設定調光率を基に交流電圧位相制御のタイミングを規定するトリガ信号が入力されて前記照明負荷に対する調光制御信号を出力する調光制御装置であって、交流電圧のゼロクロスタイミングを検出するゼロクロス検出部と、前記ゼロクロス検出部により検出されたゼロクロスタイミングと前記トリガ信号の入力タイミングとの時間差計測し、該時間差に基づいて調光率を求める制御部と、を備え、前記制御部は、前記求めた調光率に応じて交流電圧を振幅制御した調光制御信号を出力することを特徴とする調光制御装置。

請求項2

調光率に基づく調光信号送出する調光卓と、前記調光卓からの調光信号を受けて交流電圧の位相制御用のトリガ信号を生成する調光盤制御部と、前記調光盤制御部と組み合わせられ、前記トリガ信号を基に複数の照明負荷の各々に対する調光制御信号を出力する複数の調光制御装置と、を有する照明ステムであって、前記調光制御装置の少なくとも1つは請求項1に記載の調光制御装置であることを特徴とする照明システム。

技術分野

0001

本発明は、調光率に基づく位相制御用トリガ信号を基に照明負荷に対する調光制御信号を出力する調光制御装置と、それを用いた照明ステムに関する。

背景技術

0002

従来より、この種の調光制御装置を備えた照明システムとして、図7に示すようなスタジオ舞台向け照明システムが知られている。この照明システムは、ユーザが設定した設定調光率に基づいて調光信号を出力する調光卓101と、調光信号を受信して求めた設定調光率を基に交流電圧位相制御のタイミングを規定する位相トリガ信号を出力する調光盤制御部102と、この位相トリガ信号を受けて内蔵するトライアックにより交流電圧を位相制御する複数の調光制御装置103と、調光制御装置103から出力される位相制御信号により点灯制御される光源104とを備える。

0003

ここでは、調光制御装置103は、図8(a)に示される交流電圧がトライアックに供給され、図8(b)に示される位相トリガ信号が入力されると、図8(c)に示されるように、位相トリガ信号の入力タイミングta、tbからそれぞれ交流電圧のゼロクロスt2、t3までの位相制御信号を出力し、光源104を調光制御する。しかし、この位相調光装置103は、構成は簡単であるが、半周期毎に1回ずつオンオフを行うため、交流電力を光源104に円滑に供給することが困難であった。

0004

これに対して、光源をより円滑に点灯制御する調光制御装置として、交流電源と光源との間に設けたスイッチング素子を調光率に基づく矩形波トリガでオンデューティ制御して交流電圧に矩形波が重畳された重畳電圧を形成し、この重畳電圧を平滑して得た正弦波振幅制御信号で光源を調光制御する振幅型調光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。

0005

この振幅型調光装置は、構成は複雑であるが、平滑された振幅制御信号により調光制御するので、光源を円滑に点灯制御することができる。この振幅制御による調光は、例えば、図9に示すように、オンデューティ比により変化する正弦波の振幅制御信号の振幅を調光率に対応して0〜100%まで変化させればよい。

0006

ところで、上記図7に示される照明システムにおいては、光源104を滑らかに点灯制御したい場合などに、調光制御装置103の1つ以上を上記振幅型調光装置に入れ替えて調光制御したいというニーズがある。

0007

しかしながら、上記特許文献1に示される振幅型調光装置においては、振幅制御信号を振幅制御するための矩形波トリガは、位相トリガ信号と信号波形が異なるため、位相トリガ信号を用いて振幅制御信号を出力することが困難であった。このため、位相制御により調光制御される光源を位相制御の場合と同じ設定調光率を基に振幅制御により調光制御することができなかった。従って、上記図7の照明システムにおいては、調光盤制御部102に振幅型調光装置を組み合わせて調光制御することができなかった。
特開2007−128669号公報

発明が解決しようとする課題

0008

本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、設定調光率に基づいて照明負荷を調光制御する調光制御装置において、位相制御により調光制御される照明負荷を位相制御の場合と同じ設定調光率を基に振幅制御により調光制御することができる調光制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために請求項1の発明は、商用交流電源により電力供給され、照明負荷の設定調光率を基に交流電圧の位相制御のタイミングを規定するトリガ信号が入力されて前記照明負荷に対する調光制御信号を出力する調光制御装置であって、交流電圧のゼロクロスタイミングを検出するゼロクロス検出部と、前記ゼロクロス検出部により検出されたゼロクロスタイミングと前記トリガ信号の入力タイミングとの時間差計測し、該時間差に基づいて調光率を求める制御部と、を備え、前記制御部は、前記求めた調光率に応じて交流電圧を振幅制御した調光制御信号を出力するものである。

0010

請求項2の発明は、調光率に基づく調光信号を送出する調光卓と、前記調光卓からの調光信号を受けて交流電圧の位相制御用のトリガ信号を生成する調光盤制御部と、前記調光盤制御部と組み合わせられ、前記トリガ信号を基に複数の照明負荷の各々に対する調光制御信号を出力する複数の調光制御装置と、を有する照明システムであって、前記調光制御装置の少なくとも1つは請求項1に記載の調光制御装置であるものである。

発明の効果

0011

請求項1の発明によれば、位相制御用のトリガ信号とゼロクロスとの時間差により調光率が求められ、この調光率を基に交流電圧を振幅制御した調光制御信号を出力することができるので、位相制御により調光制御される照明負荷を位相制御の場合と同じ設定調光率に応じて振幅制御により調光制御することができる。従って、調光制御装置を入れ替えるだけで、位相制御信号を振幅制御信号に変換することができる。

0012

請求項2の発明によれば、位相制御用のトリガ信号に基づき位相制御又は振幅制御の調光制御信号をそれぞれ出力する調光制御装置を調光盤制御部に組み合わせたことにより、位相制御と振幅制御の両方式による照明負荷の調光制御を1つのシステムで行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明の第1の実施形態に係る調光制御装置(以下、本装置という)について、図1乃至図5を参照して説明する。本装置1aは、図1に示すように、交流電源2からの交流電圧V1のゼロクロスタイミング(ゼロクロスという)を検出するゼロクロス検出部11と、位相トリガ信号が入力されるトリガ入力部12と、ゼロクロスと位相トリガ信号の入力タイミングとの時間差を計測して調光率を求める設定部(制御部)13と、求められた調光率に基づくオンデューティ比の矩形波からなる制御電圧V2を生成する電圧制御部(制御部)14と、交流電圧V1と制御電圧V2を重畳させる電圧重畳部(制御部)15と、電圧重畳部15からの重畳出力電圧V3を平滑して正弦波の点灯電圧V4を出力するフィルタ部16とを備える。

0014

本装置1aは、求めた調光率に応じて交流電圧V1を振幅制御した調光制御信号を出力して光源3(照明負荷)を点灯制御する振幅制御型の調光制御装置である。なお、電圧制御部14及び設定部13が行う各種制御処理は、CPU等により具体化される。また、光源3には、白熱球蛍光灯LED等を使用することができる。

0015

ゼロクロス検出部11は、交流電源2から入力される正弦波の交流電圧V1のゼロクロスを検出する。このゼロクロスの検出は、交流電圧V1の正電圧時負電圧時にそれぞれ動作するスイッチング回路を形成し、それらのスイッチング動作切り替わるときを検出して行う。

0016

トリガ入力部12は、外部より入力される位相トリガ信号を設定部13に送出する。この位相トリガ信号は、ユーザにより設定される光源3の設定調光率に基づき、トライアック等を用いて交流電圧を位相制御した調光制御信号を形成するためのトリガ信号であり、トライアックによる交流電圧の位相制御のタイミングを規定する。ここでは、位相トリガ信号のタイミングは、設定調光率に対応して交流電圧V1のゼロクロスとの時間差により規定されている。

0017

設定部13は、タイマ(不図示)を備え、ゼロクロスと位相トリガ信号のタイミングとの時間差を計測し、この時間差を基に設定調光率に対応する調光率を求める。電圧制御部14は、設定部13で求められた調光率を基にオンデューティ比が設定される矩形波の制御電圧V2を発生し、この制御電圧V2を電圧重畳部15に加える。また、電圧制御部14は、設定部13で求められた調光率に基いて、制御電圧V2の矩形波のオンデューティ比を制御することにより光源3を点灯制御する。なお、オンデューティ比とは、パルスのオンとオフを周期的に切り替える際における1周期中のオンの期間の割合を言う。

0018

電圧重畳部15は、交流電源2より電力供給される半導体のスイッチング素子として、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)のトランジスタQ1、Q2を備える。なお、スイッチング素子としては、MOSFETバイポーラトランジスタ、及びダイオード等を使用できる。電圧重畳部15は、トランジスタQ1、Q2により交流電圧V1と電圧制御部14からの制御電圧V2とを重畳して、重畳出力電圧V3を出力する。

0019

フィルタ部16は、同じチョークコイルL1、L2と電解コンデンサC1を備えた低域通過フィルタからなる平滑フィルタであり、チョークコイルL1、L2は、それぞれトランジスタQ1、Q2の各エミッタに接続され、チョークコイルL1、L2の出力側端子は、コンデンサC1で終端されている。このフィルタ部16は、電圧重畳部15からの重畳出力電圧V3を平滑し、光源3を点灯する点灯電圧V4を出力する。

0020

上記本装置1aにおいては、図2(a)に示すように、ゼロクロス検出部11で交流電圧V1のゼロクロスt1〜t3が検出され、図2(b)に示すように、トリガ入力部12に位相トリガ信号ta、tbが入力されると、設定部13は、ゼロクロス(t1〜t3)と位相トリガ信号(ta、tb)の入力タイミングとの時間差Ta=t2−ta(=t3−tb)を計測し、この時間差Taに基づいて、設定部13に備えられた記憶部(不図示)に予め記憶された時間差Taと調光率の関係データより調光率を求める。このとき、電圧制御部14により調光率に基づいて発生される制御電圧V2は、図3に示すように、調光率に対応したオンデューティ比を有する周期T0の矩形波として設定される。この矩形波のオンデューティ比は、求められた調光率に対応して変化される。

0021

ここで、電圧重畳部15における交流電圧V1と制御電圧V2との重畳と、これに基づく光源3の振幅制御信号の生成について、図4を参照して説明する。電圧重畳部15のトランジスタQ1、Q2のコレクタには、図4(a)に示される交流電圧V1が印加され、それらの各ベースには、電圧制御部14で形成された図4(b)に示される制御電圧V2が入力される。この結果、図4(c)に示されるように、トランジスタQ1、Q2の各エミッタの出力電圧は、交流電圧V1の正弦波が制御電圧V2の矩形波によりオン、オフされた波形となり、交流電圧V1と制御電圧V2が重畳された重畳出力電圧V3となる。この重畳出力電圧V3は、フィルタ部16に入力される。

0022

フィルタ部16に入力された重畳出力電圧V3は、重畳された矩形波がフィルタ部16により平滑されて、フィルタ出力交流波形の点灯電圧V4となる。この点灯電圧V4は、図4(d)に示されるように、重畳出力電圧V3に重畳されている矩形波の周波数成分がフィルタ部16の低域通過フィルタの特性により濾過されて低減され、滑らかな交流電圧波形となる。

0023

このとき、電圧制御部14は、設定部13で設定された調光率に対応して、制御電圧V2の矩形波のオンデューティ比を変化させる。これにより、点灯電圧V4は、オンデューティ比に応じて交流電圧V1が振幅制御された調光制御信号(振幅制御信号という)となり、図4(e)に示すように、調光率0〜100%に応じて振幅が変化する振幅制御信号が得られる。

0024

ここで、設定部13で求められるゼロクロスと位相トリガ信号との時間差Taと調光率の関係について、下記の表1を参照して説明する。表1は、予め決められた設定調光率と、トリガ信号とゼロクロス間の時間差とのを関係データを示し、この表1のデータは、設定部13の記憶部に記憶されている。ここでは、電源周波数を50Hz(半周期10msec)とし、電源半周期における期間0〜10msecを調光率0〜100%に対応させ、調光率が1%増す毎に0.05msecづつアップするように設定されている。この表1より、調光率は測定された時間差Taから逆算して求められる。

0025

0026

また、下記の表2は、電圧制御部14に備えられた記憶部(不図示)に予め記憶されている調光率と矩形波のオンデューティ比との関係データを示す。ここで、設定部13で調光率が求められれば、この表2を基に電圧制御部14により矩形波のオンデューティ比が設定され、設定されたオンデューティ比を持つ矩形波の制御電圧V2が生成される。この制御電圧V2により重畳されるパルス幅が制御された重畳出力電圧V3が出力されることにより、正弦波の点灯電圧V4の振幅をオンデューティ比により変化させることができ、求めた調光率に対応して光源3に対する振幅制御信号を出力することができる。

0027

0028

このように、本実施形態の調光制御装置1aによれば、位相トリガ信号とゼロクロスの時間差Taにより設定調光率と略同じ調光率を求めることができ、この求めた調光率に基づいて交流電圧を振幅制御した振幅制御信号を出力することができる。すなわち、設定調光率に基づく位相トリガ信号を基に、調光制御信号を出力することができる。これにより、調光制御装置を入れ替えるだけで、位相制御により調光制御される光源3を位相制御の場合と同じ設定調光率に応じて振幅制御により調光制御することができる。

0029

次に、本発明における第2の実施形態に係る照明システムについて、図5及び図6を参照して説明する。本システムは、図5に示すように、複数の光源3と、ユーザが各光源3(31,32,・・・3n)に対して設定する調光率を基に調光信号を送出する調光卓4と、入力された調光信号を基に各光源3に対する調光制御信号を出力する調光盤5とを備える。

0030

調光盤5は、調光卓4からの調光信号を受けて各光源3に対応する位相トリガ信号を出力する調光盤制御部6と、調光盤制御部6と組み合わせられ、各位相トリガ信号を基に各光源3の各々に対する調光制御信号をそれぞれ出力する複数(ここでは、n台)の調光制御装置1とを有する。

0031

本システムは、n台の調光制御装置1のうち、少なくとも1つは、前記第1の実施形態の振幅制御を行う振幅型の調光制御装置1aとしたものであり、他は位相制御により調光制御する位相型の調光制御装置1bとしている。

0032

調光卓4は、送出する調光信号として、例えば照明機材間データ通信を行うためのプロトコルであるDMX(Digital Multiplex)信号を用い、ユーザにより調光卓4の操作部(不図示)で指定された調光率をDMXデータに変換したDMX信号を形成する。調光盤制御部6は、調光卓4から入力されるDMX信号よりDMXデータを復号し、復号したDMXデータに基づいて、調光制御装置1毎に位相トリガ信号を形成し、組み合わせられた調光制御装置1aと調光制御装置1bにそれぞれ入力する。調光制御装置1aは、位相トリガ信号が入力されると、前記図4(d)に示された点灯電圧V4を出力する。

0033

位相型の調光制御装置1bは、交流電圧のスイッチング素子としてトライアック(不図示)を有し、位相トリガ信号によりトライアックを制御して、図6に示すように、交流電圧が位相トリガ信号ta、tbの各タイミングからそれぞれゼロクロスt2、t3までの位相期間でオンとなる位相制御信号を出力する。この位相制御信号により、光源3は位相制御により調光制御される。

0034

本システムにおいては、調光盤制御部6からの各位相トリガ信号は、調光制御装置1b及び入れ替えられた調光制御装置1aにそれぞれ入力されることにより、例えば、調光制御装置1aは、位相トリガ信号に基づき振幅制御信号を出力して光源31を振幅制御により調光する。また、他の調光制御装置1bは、位相トリガ信号に基づき位相制御信号を出力して光源32,・・3nを位相制御により調光する。

0035

このように、本実施形態の照明システムによれば、振幅型の調光制御装置1aと位相型の調光制御装置1bは互いに入れ替えても、設定調光率に基づく同じ位相トリガ信号により振幅制御信号と位相制御信号をそれぞれ出力することができるので、振幅制御と位相制御の両方の調光制御を1つのシステムで行うことができる。

0036

なお、本発明は上記各種の実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。上記実施形態では、位相制御用のトリガ信号を基に設定調光率を求めて振幅制御信号を生成したが、この反対として、例えば、設定調光率に基づく振幅制御用のPWM信号を位相型の調光制御装置に送信して、この装置でPWM信号から求めた調光率を基に位相制御用のトリガ信号を発生して位相制御信号を生成することにより、位相制御により調光制御することもできる。また、第2の実施形態の照明システムにおいて、調光盤制御部に接続する振幅型の調光制御装置を1台としたが、複数台設けてもよい。また、調光盤制御部からの各調光制御装置への各位相トリガ信号の送出を複数の伝送線で行ったが、各位相トリガ信号を変調又は符号化して送受信することにより、1本の線路伝送することもできる。また、調光卓からのDMX信号を無線等で各調光制御装置に直接伝送してもよい。

図面の簡単な説明

0037

本発明の第1の実施形態に係る調光制御装置の構成図。
(a)は上記装置における交流電圧のゼロクロスを示す図、(b)は同位相トリガ信号を示す図。
上記装置の電圧制御部の制御電圧を説明する図。
(a)は上記装置における交流電圧波形を示す図、(b)は同制御電圧波形を示す図、(c)は同重畳出力電圧波形を示す図、(d)は同点灯電圧波形を示す図、(e)は同振幅制御信号を示す図。
本発明の第2の実施形態に係る照明システムの構成図。
上記システムの調光制御装置の位相制御信号を示す図。
従来の照明システムの構成図。
(a)は上記システムの調光制御装置における交流電圧のゼロクロスを示す図、(b)は同位相トリガ信号を示す図、(c)は同位相制御信号を示す図。
上記システムの調光制御装置における振幅制御信号を示す図。

符号の説明

0038

1調光制御装置
1a振幅型調光装置(調光制御装置)
1b位相型調光装置(調光制御装置)
2商用交流電源
3光源(照明負荷)
4調光卓
5調光盤(調光盤制御部、調光制御装置)
6 調光盤制御部
11ゼロクロス検出部
12 位相トリガ入力部
13 設定部(制御部)
14電圧制御部(制御部)
15電圧重畳部(制御部)
t1、t2ゼロクロス(ゼロクロスタイミング)
ta、tbトリガ信号入力タイミング
Ta時間差
V1 交流電圧

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 椋田洋治の「 LED照明装置」が 公開されました。( 2017/11/09)

    【課題】 簡単な構成により、電源オン時におけるLED内部のチップとLEDパッケージ間、及びLEDパッケージと基板の間の温度差をできるだけ少なくして、接合部にかかる熱的ストレスを低減するようにした、L... 詳細

  • パナソニックIPマネジメント株式会社の「 面状発光ユニット、面状発光体、照明装置、建材」が 公開されました。( 2017/08/31)

    【課題】電源数を削減し、低電力化を実現することができる面状発光ユニットを提供する。【解決手段】面状発光ユニット200は、電流が流れることによって発光するように構成された複数の電流駆動素子70と、電圧が... 詳細

  • 椋田洋治の「 調光システム」が 公開されました。( 2017/04/06)

    【課題】簡単な構成により、複数のエリア毎に照明装置による明るさを設定することができると共に、制御装置に故障,停電が発生した場合には各照明装置を最大輝度で点灯させるようにした調光システムを提供する。【解... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ