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技術 車載用情報通知制御装置

出願人 株式会社デンソーテン
発明者 松岡亮介福田貴子槇本由希島田哲
出願日 2008年10月9日 (10年9ヶ月経過) 出願番号 2008-262685
公開日 2010年4月22日 (9年2ヶ月経過) 公開番号 2010-091464
状態 未査定
技術分野 航行(Navigation) 交通制御システム 交通制御システム
主要キーワード 伝達環 挙動状況 推奨時間帯 地理的状況 通知態様 気象情報受信 発話スピード 通知音声
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年4月22日)のものです。
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図面 (6)

課題

車両の運転者通知される多種多様な情報の重畳通知及び同時通知に関し、運転者が最先に必要とする情報が十分に伝達される様にする。

解決手段

情報通知方法決定部11eは、通知情報種別判定部11b、走行状態判定部11c及び車載装置作動状況判定部11dによる判定結果に基づいて、表示部17a及び/又は音声出力部17bに出力させる情報の通知方法を決定する。通知方法の一例は、車両1の運転に関連しない提供系通知情報停車中のみ表示部17aから詳細表示を出力し、走行中は出力を行わないものである。また、音響装置16の再生によって音声出力部17bにより再生音響が出力中であれば、提供系通知情報が音声を伴う通知情報であっても音声による通知は行わない一方、車両1の運転に関連する走行系通知情報が音声を伴う通知情報であれば、音声出力部17bからの再生音響の出力を一時停止してでも音声による通知を行う。

概要

背景

近年、VICS(Vehicle Information and Communication System、道路交通情報通信システム登録商標、以下同様)やDSRC(Dedicated Short Range Communications、路車間通信、以下同様)等を利用して、自動車等の車両の運転に有益な交通情報運転者に向けてリアルタイムに配信するサービスが普及してきている。また、交通情報に限らず、車両の走行位置周辺の各種施設情報イベント情報等を運転者にリアルタイムに通知するシステムも普及しつつある。

交通情報、各種施設情報及びイベント情報は、車載用表示装置表示画面に表示されるが、情報種別に応じて、車載用表示装置と同期する音響出力装置からの発話音声出力を伴うことがある。この様にして、運転者は、交通情報、各種施設情報及びイベント情報を適時認識し、運転のための参考情報として利用することが出来る。

ところで、車載用表示装置及び音響出力装置は、カーナビゲーション装置によるルートガイドに関係する地図情報及びガイド音声も出力する。運転者は、車載用表示装置の表示画面に表示される地図情報及び音響出力装置から出力されるガイド音声に従ってルートガイドに沿った運転を行うことが出来る。

そして、従来技術として、車両の環境状況や車両の挙動状況を加味し、車載用表示装置及び音響出力装置のいずれか最適な出力装置を選択して、上記の様な多種多様な情報が適切に運転者に伝達されることを可能とした車載用情報提供装置が提案されていた。

特開平9−287974号公報

概要

車両の運転者に通知される多種多様な情報の重畳通知及び同時通知に関し、運転者が最先に必要とする情報が十分に伝達される様にする。情報通知方法決定部11eは、通知情報種別判定部11b、走行状態判定部11c及び車載装置作動状況判定部11dによる判定結果に基づいて、表示部17a及び/又は音声出力部17bに出力させる情報の通知方法を決定する。通知方法の一例は、車両1の運転に関連しない提供系通知情報停車中のみ表示部17aから詳細表示を出力し、走行中は出力を行わないものである。また、音響装置16の再生によって音声出力部17bにより再生音響が出力中であれば、提供系通知情報が音声を伴う通知情報であっても音声による通知は行わない一方、車両1の運転に関連する走行系通知情報が音声を伴う通知情報であれば、音声出力部17bからの再生音響の出力を一時停止してでも音声による通知を行う。

目的

そこで、開示の車載用情報通知制御装置は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、車両の運転者に通知される多種多様な情報の重畳通知及び同時通知に関し、運転者が最先に必要とする情報が十分に伝達される様にすることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両に配信される配信情報及び車載装置から入力される入力情報を取得する情報取得装置から配信情報及び/又は前記入力情報の入力を受け付け情報入力部と、前記情報入力部によって入力を受け付けられた前記配信情報及び/又は前記入力情報の情報種別が、前記車両の運転に関連する情報又は前記車両の運転に関連しない情報のいずれであるかを判定する情報種別判定部と、前記車両の走行状態を判定する走行状態判定部と、前記車両の走行環境を判定する走行環境判定部と、前記車両に搭載される内装電装機器作動状態を判定する作動状態判定部と、前記情報種別判定部及び/又は前記走行状態判定部及び/又は前記走行環境判定部及び/又は前記作動状態判定部の判定結果に応じて、前記情報入力部によって入力を受け付けられた前記配信情報及び/又は前記入力情報を出力する出力装置、前記配信情報及び/又は前記入力情報の通知タイミング、及び、前記配信情報及び/又は前記入力情報の通知態様を含む通知方法を決定する通知方法決定部と、前記通知方法決定部によって決定された前記通知方法に従って前記配信情報及び/又は前記入力情報を運転者通知する通知制御部とを有することを特徴とする車載用情報通知制御装置

請求項2

前記通知方法決定部によって決定された前記通知方法に応じて前記内装電装機器の作動を制御する作動制御部を有することを特徴とする請求項1記載の車載用情報通知制御装置。

請求項3

前記配信情報及び/又は前記入力情報の緊急性の有無を判定する緊急性判定部を有し、前記通知方法決定部は、前記緊急性判定部によって前記配信情報又は前記入力情報の緊急性が有ると判定された場合、前記情報種別判定部及び/又は前記走行状態判定部及び/又は前記走行環境判定部及び/又は前記作動状態判定部の判定結果に関わらず、緊急性が有ると判定された配信情報又は入力情報を優先して前記出力装置から出力し、前記作動制御部は、前記内装電装機器を制御して、前記緊急性が有ると判定された配信情報又は入力情報の運転者への伝達性を確保することを特徴とする請求項1又は2記載の車載用情報通知制御装置。

技術分野

0001

本発明は、車両の運転者通知される多種多様な情報の重畳通知及び同時通知の通知制御を行う車載用情報通知制御装置に関する。

背景技術

0002

近年、VICS(Vehicle Information and Communication System、道路交通情報通信システム登録商標、以下同様)やDSRC(Dedicated Short Range Communications、路車間通信、以下同様)等を利用して、自動車等の車両の運転に有益な交通情報を運転者に向けてリアルタイムに配信するサービスが普及してきている。また、交通情報に限らず、車両の走行位置周辺の各種施設情報イベント情報等を運転者にリアルタイムに通知するシステムも普及しつつある。

0003

交通情報、各種施設情報及びイベント情報は、車載用表示装置表示画面に表示されるが、情報種別に応じて、車載用表示装置と同期する音響出力装置からの発話音声出力を伴うことがある。この様にして、運転者は、交通情報、各種施設情報及びイベント情報を適時認識し、運転のための参考情報として利用することが出来る。

0004

ところで、車載用表示装置及び音響出力装置は、カーナビゲーション装置によるルートガイドに関係する地図情報及びガイド音声も出力する。運転者は、車載用表示装置の表示画面に表示される地図情報及び音響出力装置から出力されるガイド音声に従ってルートガイドに沿った運転を行うことが出来る。

0005

そして、従来技術として、車両の環境状況や車両の挙動状況を加味し、車載用表示装置及び音響出力装置のいずれか最適な出力装置を選択して、上記の様な多種多様な情報が適切に運転者に伝達されることを可能とした車載用情報提供装置が提案されていた。

0006

特開平9−287974号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上記に代表される従来技術では、多種多様な多くの情報が車載用表示装置及び音響出力装置を介して次々と通知されると、運転者は混乱を生じるおそれがあった。特に、通知される情報が多いと、異なる種別の情報の通知中に他の情報が重畳されて通知(以下、重畳通知と呼ぶ)されたり、複数の情報が同時に通知(以下、同時通知と呼ぶ)されたりして、運転者が最先に必要とする情報が十分に伝達されないといった不都合が生じる不都合があった。

0008

そこで、開示の車載用情報通知制御装置は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、車両の運転者に通知される多種多様な情報の重畳通知及び同時通知に関し、運転者が最先に必要とする情報が十分に伝達される様にすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上述した問題を解決し、目的を達成するため、開示の車載用情報通知制御装置は、車両に配信される配信情報及び車載装置から入力される入力情報を取得する情報取得装置から配信情報及び/又は入力情報の入力を受け付け、入力を受け付けられた配信情報及び/又は入力情報の情報種別が、車両の運転に関連する情報又は車両の運転に関連しない情報のいずれであるかを判定し、車両の走行状態を判定し、車両の走行環境を判定し、車両に搭載される内装電装機器作動状態を判定し、情報種別判定及び/又は走行状態判定及び/又は走行環境判定及び/又は作動状態判定の判定結果に応じて、入力を受け付けられた配信情報及び/又は入力情報を出力する出力装置、配信情報及び/又は入力情報の通知タイミング、及び、配信情報及び/又は入力情報の通知態様を含む通知方法を決定し、決定された前記通知方法に従って配信情報及び/又は入力情報を運転者に通知することを一要件とする。

発明の効果

0010

開示の車載用情報通知制御装置によれば、多種多様な情報の重畳通知及び同時通知に関し、運転者が最先に必要とする情報が優先的かつ適切な通知方法かつ適切な通知タイミングで伝達されるため、運転の安全を保ちつつ情報を運転者に確実に伝達し、かつ、情報過多を抑制して運転者の煩わしさを低減するという効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下に添付図面を参照し、車載用情報通知制御装置に係る実施形態の一例を詳細に説明する。

0012

先ず、実施形態の一例にかかる車載用情報通知制御装置の構成について説明する。図1は、実施形態の一例にかかる車載用情報通知制御装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、実施形態の一例にかかる情報通知装置10は、車両1において、車載ネットワーク100を介して走行制御装置20と通信可能に接続されている。走行制御装置20は、車両1の図示しない駆動装置、図示しない制動装置等の各種装置を制御するとともに、車両1の走行に関係する各種センサが接続されている。

0013

実施形態の一例では、走行制御装置20には、車両1の車室内空調機器(図示せず)を制御する空調制御装置21と、車両1の車速を取得する車速センサ22と、車両1の外気温を取得する外気温センサ23と、車両1の車室気温を取得する車室気温センサ24と、車両1の車外騒音を測定する車外騒音測定装置25とが接続されている。

0014

情報通知装置10は、情報通知調停制御部11と、車載ネットワークインターフェース部12と、入力インターフェース部13aと、出力インターフェース部13bとを有する。情報通知装置10は、入力インターフェース部13aを介してカーナビゲーション装置14、道路交通情報取得装置15及び音響装置16が接続されている。

0015

また、情報通知装置10は、出力インターフェース部13bを介してディスプレイ装置ブラウン管ディスプレイ液晶ディスプレイヘッドアップディスプレイ等いずれのディスプレイ装置であってもよい)である表示部17aと、スピーカなどの音声出力部17bとが接続されている。

0016

カーナビゲーション装置14は、GPS(Global Positioning System)等の測位システムを利用して自車の現在位置を取得する自車位置取得部14aと、地図情報を記憶する地図情報記憶部14bと、テレビジョン放送ラジオ放送を受信する放送波受信部14cと、無線配信される気象情報を受信する気象情報受信部14dと、ニューススポット施設)情報及びイベント情報等の各種情報を受信する各種通知情報受信部14eと、インターネット通信を制御するためのインターネット通信制御部14fとを有する。

0017

なお、放送波受信部14cと、気象情報受信部14dと、各種通知情報受信部14eと、インターネット通信制御部14fとは、必ずしもカーナビゲーション装置14に含まれる構成でなくてもよく、カーナビゲーション装置14と別体の独立した装置であってもよい。

0018

道路交通情報取得装置15は、VICSやDSRC等の通信インフラストラクチャを利用して配信される道路交通情報を受信して取得する装置である。ここで、道路交通情報は、車両1が通行する車道若しくはカーナビゲーション装置14によるルートガイドに従って通行する予定の車道において発生した事故情報渋滞情報交通規制情報等を含む。

0019

音響装置16は、各種記憶媒体に記憶される画像及び/又は音声再生し、所定の出力装置に出力するオーディオ・ビジュアル装置である。

0020

なお、カーナビゲーション装置14が出力する各種の画像及び音声、道路交通情報取得装置15が出力する道路交通情報に係る画像及び音声、及び、音響装置16が再生して出力する画像及び/又は音声は、図1では接続関係の図示を省略しているが、表示部17a及び音声出力部17bから出力される。すなわち、カーナビゲーション装置14、道路交通情報取得装置15及び音響装置16は、情報通知装置10と表示部17a及び音声出力部17bを共用する。しかし、カーナビゲーション装置14、道路交通情報取得装置15及び音響装置16は、それぞれの音声出力部が個別に接続されることとしてもよい。

0021

情報通知調停制御部11は、マイクロコンピュータ等の制御装置である。情報通知調停制御部11は、通知情報取得部11aと、通知情報種別判定部11bと、走行状態判定部11cと、車載装置作動状況判定部11dと、情報通知方法決定部11eと、情報通知制御部11fと、車載装置作動制御部11gとを有する。

0022

通知情報取得部11aは、入力インターフェース部13aを介して、カーナビゲーション装置14から自車位置情報、地図情報、ルートガイド情報、交差点案内情報、テレビジョン放送番組情報又はラジオ放送番組情報、気象情報、各種通知情報、及び、インターネットを介した情報を取得する。また、通知情報取得部11aは、入力インターフェース13a部を介して、道路交通情報取得装置15から道路交通情報を取得する。

0023

通知情報種別判定部11bは、通知情報取得部11aによって取得された情報の情報種別、情報の緊急度及び情報に付随する情報を判定する。情報種別は、例えば、図2−1に図示するように、走行系通知情報と、提供系通知情報とに大別される。

0024

走行系通知情報は、車両1の運転に関連する情報である。例えば、図2−1に示すように、ナビゲーション装置ガイド情報渋滞事故情報、道路規制情報等がある。これらの情報には、同図に示すように情報の緊急度が付与されている。情報の緊急度は、例えば、“高”、“中”、“低”の三段階ある。緊急度の高さは、“高”>“中”>“低”である。

0025

例えば、同図に示すように、ナビゲーション装置のガイド情報1には緊急度“中”が付与されており、渋滞事故情報1には緊急度“高”が付与されている。この緊急度の高低に従って、例えば、ナビゲーション装置のガイド情報1を表示部17a及び音声出力部17bから出力中に渋滞事故情報1を取得した場合、ナビゲーション装置のガイド情報1に優先させて渋滞事故情報1を表示部17a及び音声出力部17bから出力する。

0026

“ナビゲーション装置のガイド情報1に優先させて渋滞事故情報1を表示部17a及び音声出力部17bから出力する”ことは、例えば、表示部17a及び音声出力部17bへのナビゲーション装置のガイド情報1の出力を一時停止して、渋滞事故情報1を表示部17a及び音声出力部17bから出力することであってもよい。または、表示部17aにおいて、ナビゲーション装置のガイド情報1の表示に重畳させて渋滞事故情報1を表示し、音声出力部17bの音声出力は、ナビゲーション装置のガイド情報1の出力を一時停止して、渋滞事故情報1を出力することとしてもよい。

0027

提供系通知情報は、車両1の運転に関連しない情報である。例えば、図2−1に示すように、イベント情報、ニュース、スポット情報等がある。これらの情報にも、同図に示すように情報の緊急度が付与されている。提供系通知情報は、走行系通知情報と比べて緊急度は低い。

0028

なお、図2−2に示すように、イベント情報は、開催期間の日時に関する情報が含まれている。開催期間の日時に関する情報が、イベント情報に付随する情報である。同図に示すように、例えば、イベント情報1の開催期間は、“2008/07/20 10:00〜2008/07/27 18:00”である。

0029

また、図2−3に示すように、スポット情報は、推奨時間帯に関する情報が含まれている。推奨時間帯に関する情報が、スポット情報に付随する情報である。同図に示すように、例えば、スポット情報1の推奨時間帯は、“6:00〜12:00”である。推奨時間帯は、スポット情報が特定する各種施設の利用可能な時間帯であったり、各種施設の利用に好適な時間帯であったりする。例えば、スポット情報が飲食店を特定する場合には、該当飲食店の営業時間帯を示すこととなる。

0030

走行状態判定部11cは、車速センサ22から取得した車両1の車速、外気温センサ23から取得した外気温、車室気温センサ24から取得した車室気温、車外騒音測定装置25から取得した車外騒音のレベル、自車位置取得部14aから取得した車両1の現在位置及び情報通知調停制御部11が管理するシステム日時(曜日情報を含むカレンダ情報)に基づいて車両1の走行状態を判定する。

0031

車載装置作動状況判定部11dは、車両1に搭載される内装電装機器の作動状態を判定する。車両1に搭載される内装電装機器は、例えば、音響装置16や車室内の空調機器(図示せず)の作動状況を判定する。

0032

音響装置16の作動状況は、例えば、作動中であるか否か、表示部17aに画像を表示中であるか否か、音声出力部17bから音響を出力中であるか否か、音声出力部17bから音響を出力中であれば、如何なる音量を出力しているか等である。車室内の空調機器の作動状況は、例えば、作動中であるか否か、作動中であれば設定温度は如何なる温度に設定されているか等である。

0033

情報通知方法決定部11eは、通知情報種別判定部11b、走行状態判定部11c及び車載装置作動状況判定部11dによる判定結果に基づいて、表示部17a及び/又は音声出力部17bに出力させる情報の通知方法を決定する。

0034

情報通知方法決定部11eによって決定される通知方法は、例えば、次に示す通りである。すなわち、走行系通知情報と、提供系通知情報とで通知方法を切り替える。具体的には、通知方法の一例は、提供系通知情報は、表示部17aへの出力に留める一方で、走行系通知情報は、表示部17a及び音声出力部17bの両方から出力を行って運転者に通知するものである。この際、車外騒音のレベルが一定値X[dB]以上であれば、音声出力部17bから運転者が聞き取り可能なレベルの音量で音声を出力することとしてもよい。

0035

また、通知方法の一例は、音響装置16の再生によって音声出力部17bにより再生音響が出力中であれば、提供系通知情報が音声を伴う通知情報であっても音声による通知は行わない。一方、音響装置16の再生によって音声出力部17bにより再生音響が出力中であっても、走行系通知情報が音声を伴う通知情報であれば、音声出力部17bからの再生音響の出力を一時停止してでも音声による通知を行う。これは、運転の安全を第一に確保するためである。

0036

また、通知方法の一例は、通知そのものを行うか否か(通知情報のスクリーニング又は複数の通知情報から一つの通知情報の選択)、通知を行う場合に表示部17a及び音声出力部17bの両方又は一方を使用して通知するか、通知を行う場合に通知タイミングを如何に設定するかである。さらに、音声出力部17bから出力して通知を行う場合に音量を如何に設定するか、音声を伴う通知情報である場合に発話速度を如何に設定するかである。

0037

また、通知方法の一例は、カーナビゲーション装置14による交差点案内を表示部17a及び音声出力部17bから出力中であれば、提供系通知情報は通知しないものである。これは、交差点案内が運転に関係する重要な情報である一方で、提供系通知情報は、運転に関係しない情報であるためである。この場合、提供系通知情報は、交差点案内を表示部17a及び音声出力部17bから出力し終わった後に表示部17a及び/又は音声出力部17bから出力することとしてもよい。

0038

また、通知方法の一例は、カーナビゲーション装置14による交差点案内を表示部17aから出力中であれば、提供系通知情報の表示部17aからの出力は行わないものである。

0039

また、通知方法の一例は、カーナビゲーション装置14による交差点案内を音声出力部17bから出力中であれば、提供系通知情報が音声を伴う通知情報であっても、提供系通知情報の音声出力部17bからの出力は行わないものである。

0040

また、通知方法の一例は、提供系通知情報がイベント情報である場合、イベント開催期間のY(Yは日、時、分を表わす)前からイベント開催期間終了日時の間の日時のみ表示する。さらに、提供系通知情報がスポット情報である場合、現在時刻が推奨時間帯(図2−3参照)内のスポット情報のみを選択して通知するものである。

0041

また、通知方法の一例は、カーナビゲーション装置14による交差点案内を音声出力部17bから出力中の場合、交差点案内の発話情報量と車両1の車速とを考慮して、適切な発話内容発話開始タイミング及び発話速度を設定して、交差点案内の発話情報が適切なタイミングで運転者に通知されるようにするものである。

0042

また、通知方法の一例は、提供系通知情報は停車中のみ表示部17aから詳細表示を出力し、車両1の走行中は出力を行わないものである。また、通知方法の一例は、提供系通知情報は、車両1の走行中である場合に新規情報を受信又は更新情報を受信したとき、表示部17aの表示画面の一部に提供系通知情報の新規情報の受信又は更新情報の受信を示すアイコン等の記号を表示させて運転者に通知するものである。

0043

また、通知方法の一例は、車室気温が一定値Z1(例えば、摂氏28度)を超えている場合、若しくは、外気温が一定値Z2(例えば、摂氏35度)を超えている場合、運転者は暑さでイライラしている可能性があるので、音声出力部17bから音声を出力する通知である場合に音声の音量を一定値W[dB]以下に抑制するものである。これにより、運転者の心理状態を逆なですることを防止できる。

0044

また、通知方法の一例は、図示しない光センサによって車両1のフロントガラス(図示せず)を通して前方から日光を受けていると感知された場合、通知情報を表示部17aから出力して通知しても視認しづらい状況であることから、代わりに詳細な通知情報を音声出力部17bから出力させて運転者に通知するものである。

0045

さらに、情報通知方法決定部11eは、情報通知方法を決定するとともに、必要に応じて内装電装機器の作動状態を制御する制御情報を決定する。例えば、音響装置16による再生によって音声出力部17bから出力される音響を、音声を伴う通知情報の通知中の間にわたって一時停止させる等、音響装置16の再生による音声出力及び音声出力量を制御する制御情報を決定する。また、車室気温が快適温度となり、運転者が通知情報、特に、走行系通知情報の視認及び/又は聴取の精度が向上する様に車室内の空調機器を制御する制御情報を決定する。

0046

情報通知制御部11fは、情報通知方法決定部11eによって決定された通知方法に従って、出力インターフェース部13bを介して、通知情報を表示部17a及び/又は音声出力部17bから出力する。車載装置作動制御部11gは、情報通知方法決定部11eによって決定された制御情報に従って内装電装機器の作動状態を制御する。

0047

次に、情報通知装置10で実行される情報通知制御処理について説明する。図3は、情報通知制御処理手順の一例を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、通知情報取得部11aは、通知情報を取得したか否かを判定する(ステップS101)。通知情報を取得したと判定された場合(ステップS101肯定)、ステップS102へ移り、通知情報を取得したと判定されなかった場合(ステップS101否定)、ステップS101を繰り返す。

0048

続いて、走行状態判定部11cは、車両1の走行状態、現在位置及び周辺状況を取得する(ステップS102)。車両の走行状態は、例えば、車両1の運転中(走行時及び停止時)の日時、曜日、車速、車室気温等である。周辺状況は、車両1の外気温、カーナビゲーション装置14の地図情報記憶部14bから取得される地図情報と車両1の現在位置とに基づく現在地点地理的状況等である。

0049

続いて、車載装置作動状況判定部11dは、車両1に搭載される内装電装機器の作動状況を取得する(ステップS103)。続いて、通知情報種別判定部11bは、通知情報取得部11aによって取得された通知情報の情報種別、情報の緊急度及び情報に付随する情報を判定する(ステップS104)。

0050

通知情報種別判定部11bによって通知情報の情報種別が走行系通知情報であると判定された場合(ステップS104肯定)、ステップS105へ移る。一方、通知情報種別判定部11bによって通知情報の情報種別が走行系通知情報であると判定されなかった場合(すなわち、提供系通知情報であると判定された場合、ステップS104否定)、ステップS112へ移る。

0051

ステップS105では、情報通知方法決定部11eは、車両1の現在位置、周辺状況及び通知情報の緊急度を考慮して、通知情報取得部11aによって取得された通知情報のスクリーニング又は複数の通知情報から一つの通知情報の選択を行う。

0052

続いて、情報通知方法決定部11eは、ステップS105で選択された走行系通知情報が音声通知を伴う通知情報であるか否かを判定する(ステップS106)。音声通知を伴う通知情報であると判定された場合(ステップS106肯定)、ステップS107へ移り、音声通知を伴う通知情報であると判定されなかった場合(ステップS106否定)、ステップS111へ移る。ステップS107では、情報通知方法決定部11eは、車載装置作動状況判定部11dによって音響装置16が作動中であると判定されたか否かを判定する。

0053

音響装置16が作動中であると判定された場合(ステップS107肯定)、ステップS108へ移り、音響装置16が作動中であると判定されなかった場合(ステップS107否定)、ステップS109へ移る。

0054

ステップS108では、車載装置作動制御部11gは、音響装置16から音声出力部17bへの出力を一時停止する。続いて、情報通知方法決定部11eは、車両1の現在位置及び周辺状況を考慮して音声通知の発話スピードを決定する。続いて、情報通知制御部11fは、車室内車載装置の作動状況及びステップS109で決定された発話スピードで音声通知を音声出力部17bから出力する(ステップS110)。ステップS111では、情報通知制御部11fは、通知メッセージを表示部17aに表示する。この処理が終了すると、情報通知制御処理は終了する。

0055

ステップS112では、情報通知方法決定部11eは、走行状態判定部11cによって車両1が走行中であると判定されたか否かを判定する。車両1が走行中であると判定された場合(ステップS112肯定)、情報通知制御部11fは、通知情報を取得したことを示すアイコンを、表示部17aの表示画面の所定の一部分に表示する(ステップS113)。ステップS113が終了すると、情報通知制御処理は終了する。

0056

車両1が走行中であると判定されなかった場合(ステップS112否定)、情報通知制御部11fは、通知情報取得部11aによって取得された通知情報は、イベント情報又はスポット情報であるか否かを判定する(ステップS114)。イベント情報又はスポット情報であると判定された場合(ステップS114肯定)、ステップS115へ移り、イベント情報又はスポット情報であると判定されなかった場合(ステップS114否定)、ステップS117へ移る。

0057

ステップS115では、情報通知方法決定部11eは、現在時刻に基づいて通知情報をスクリーニングする。すなわち、現在時刻で利用可能なスポット若しくは開催中のイベントを選択して、時刻を考慮すると無駄な通知情報を通知しない様にする。

0058

ステップS116では、情報通知方法決定部11eは、ステップS115の処理によってもなお通知すべき通知情報が存在するか否かを判定する。通知すべき通知情報が存在すると判定された場合(ステップS116肯定)、ステップS117へ移り、通知すべき通知情報が存在すると判定されなかった場合(ステップS116否定)、情報通知制御処理は終了する。

0059

続いて、情報通知方法決定部11eは、提供系通知情報が音声通知を伴う通知情報であるか否かを判定する(ステップS117)。音声通知を伴う通知情報であると判定された場合(ステップS117肯定)、ステップS118へ移り、音声通知を伴う通知情報であると判定されなかった場合(ステップS117否定)、ステップS120へ移る。ステップS118では、情報通知方法決定部11eは、車載装置作動状況判定部11dによって音響装置16が作動中であると判定されたか否かを判定する。

0060

音響装置16が作動中であると判定された場合(ステップS118肯定)、ステップS120へ移り、音響装置16が作動中であると判定されなかった場合(ステップS118否定)、ステップS119へ移る。

0061

ステップS119では、情報通知制御部11fは、音声通知を音声出力部17bから出力する。続いて、ステップS120では、情報通知制御部11fは、通知メッセージを表示部17aに表示する。この処理が終了すると、情報通知制御処理は終了する。

0062

開示の車載用情報通知制御装置は、車両に配信される配信情報(例えば、道路交通情報、スポット情報、イベント情報等)及び車載装置から入力される入力情報(カーナビゲーション装置14からのルートガイド情報や交差点案内情報、テレビジョン放送番組情報やラジオ放送番組情報、気象情報、インターネットのホームページ情報等)を取得する情報取得装置から配信情報及び/又は入力情報の入力を受け付ける情報入力部と、前記情報入力部によって入力を受け付けられた前記配信情報及び/又は前記入力情報の情報種別が、前記車両の運転に関連する情報又は前記車両の運転に関連しない情報のいずれであるかを判定する情報種別判定部と、前記車両の走行状態(例えば、車速、現在位置、現在位置の地図情報(地形情報)等)を判定する走行状態判定部と、前記車両の走行環境(例えば、外気温、車室温度、現在位置の気象等)を判定する走行環境判定部と、前記車両に搭載される内装電装機器(例えば、カーナビゲーション装置14によって取得されるルートガイド及び交差点案内以外の情報取得機能や音響装置16)の作動状態を判定する作動状態判定部と、前記情報種別判定部及び/又は前記走行状態判定部及び/又は前記走行環境判定部及び/又は前記作動状態判定部の判定結果に応じて、前記情報入力部によって入力を受け付けられた前記配信情報及び/又は前記入力情報を出力する出力装置、前記配信情報及び/又は前記入力情報の通知タイミング(例えば、即座に通知するか、停車後に通知するか、一定時間経過後に通知するか等のタイミング)、及び、前記配信情報及び/又は前記入力情報の通知態様(例えば、画像表示するか、画像表示する場合はアイコン表示するか又は詳細表示するか、音声出力するか等)を含む通知方法を決定する通知方法決定部と、前記通知方法決定部によって決定された前記通知方法に従って前記配信情報及び/又は前記入力情報を運転者に通知する通知制御部とを有する。

0063

上記の車載用情報通知制御装置によれば、運転の安全を保ちつつ配信情報及び入力情報を運転者に確実に伝達し、かつ、情報過多を抑制して運転者の煩わしさを低減することができる。

0064

また、開示の車載用情報通知制御装置は、前記通知方法決定部によって決定された前記通知方法に応じて前記内装電装機器の作動を制御する(例えば、音響装置16の音響出力を一時停止したり、図示しない空調装置による空調を制御して車室温度を快適温度に保ったり等)作動制御部を有する。

0065

上記の車載用情報通知制御装置によれば、運転者への配信情報及び/又は入力情報の伝達環境を適切又は快適なものとし、運転者の通知表示の視認性及び/又は通知音声の聴取性(聞き取りやすさ)を向上させることができる。

0066

また、開示の車載用情報通知制御装置は、前記配信情報及び/又は前記入力情報の緊急性の有無を判定する緊急性判定部を有し、前記通知方法決定部は、前記緊急性判定部によって前記配信情報又は前記入力情報の緊急性が有ると判定された場合、前記情報種別判定部及び/又は前記走行状態判定部及び/又は前記走行環境判定部及び/又は前記作動状態判定部の判定結果に関わらず、緊急性が有ると判定された配信情報又は入力情報を優先して前記出力装置から出力し、前記作動制御部は、前記内装電装機器(例えば、音響装置16等)を制御して、前記緊急性が有ると判定された配信情報又は入力情報の運転者への伝達性を確保する(例えば、音声出力部17bからの音響装置16の音響出力を一時停止し、通知情報の出力音量を大きくする等)。

0067

上記の車載用情報通知制御装置によれば、緊急性がある配信情報及び/又は入力情報の運転者への伝達環境を適切なものとし、運転者への通知表示の視認性及び/又は通知音声の聴取性(聞き取りやすさ)を確保して確実に情報を伝達させることができる。

0068

以上、本発明の実施形態の一例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施形態で実施されてもよいものである。また、実施形態の一例に記載した効果は、上記したものに限定されるものではない。

0069

また、上記実施形態の一例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的におこなうこともでき、或いは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記実施形態の一例で示した処理手順制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。

0070

また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。

0071

さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU(Central Processing Unit、又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)及び当該CPU(または、MPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、或いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されてもよい。

図面の簡単な説明

0072

実施形態の一例にかかる車載用情報通知制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
通知情報の情報種別及び緊急度の一例を示す図である。
イベント情報と開催期間との対応の一例を示す図である。
スポット情報と推奨時間帯との対応の一例を示す図である。
情報通知制御処理手順の一例を示すフローチャートである。

符号の説明

0073

1 車両
10情報通知装置
11情報通知調停制御部
11a通知情報取得部
11b 通知情報判定部
12車載ネットワークインターフェース部
13a入力インターフェース部
13b出力インターフェース部
14カーナビゲーション装置
14a 自車位置取得部
14b地図情報記憶部
14c放送波受信部
14d気象情報受信部
14e 各種情報受信部
14fインターネット通信制御部
15道路交通情報取得装置
16音響装置
17a 表示部
17b音声出力部
20走行制御装置
21空調制御装置
22車速センサ
23外気温センサ
24 車室気温センサ
25車外騒音測定装置
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