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技術 遊技機およびアクセス制御プログラム、並びに遊技制御方法

出願人 京楽産業.株式会社株式会社トリニティーセキュリティーシステムズ
発明者 渡辺直幸横島元成
出願日 2008年10月3日 (13年4ヶ月経過) 出願番号 2008-258358
公開日 2010年4月22日 (11年9ヶ月経過) 公開番号 2010-088469
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 合格条件 検査ポート 制御コマ 所定関係 アクセス検出回路 ワンチップ型 後発的 所定番目
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年4月22日)のものです。
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図面 (18)

課題

開発や設計の難易度およびデータ容量を増大することなく、不正動作を防止するのに好適な遊技機を提供する。

解決手段

パチンコ機の主制御部200は、CPU202、アクセス制御装置230を備える。CPU202は、CPUコア203、I/F212を備え、CPUコア203は、I/F212を介して、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスを出力する処理を実行する。アクセス制御装置230は、レジスタ234、236と、命令コード列およびアドレスをI/F212から入力する入力部231と、入力部231で入力した命令コード列およびアドレスに基づいて、CPU202によるレジスタ234、236へのアクセスを制御するアクセス制御部238とを備える。

概要

背景

パチンコ機等の遊技機は、法令に従って所定の検定機関検定試験に付される。検定試験では、遊技機のマイクロプロセッサが実行する命令コード列が一定の要件を満たしていることが合格条件の一つとして要求される。そして、検定試験に合格した遊技機だけが市場流通させることができる。

しかしながら、市場に流通した後に、遊技機の基板チップ(LSI等の半導体装置)を不正なものに交換したり、不正なチップを追加したり、マイクロプロセッサを改造したり、マイクロプロセッサのROMを書き換えたりするといった不正行為が行われることがある。これらは、主に、不正の利益を得る目的をもって第三者が遊技機を不正動作させるために行うものである。

また、不正行為に限らず、電気的・物理的なエラーにより遊技機が不正動作した場合も同様の問題が考えられる。電気的・物理的なエラーとしては、例えば、命令コード列の読出フェッチ)時に、電磁波や静電気等の影響によりビットエラーが発生し、命令コード列の内容が変化してしまうような場合が挙げられる。

このように、不正行為やエラーに起因する不正動作は、パチンコホール等への損害が大きく、これを防止することが求められている。

従来、マイクロプロセッサ等の不正動作を防止する技術としては、例えば、特許文献1、2記載の技術が知られている。

特許文献1記載の技術は、プログラムカウンタの値をレジスタで保持するとともに、メモリ上の保護領域アドレスを保持するテーブル、および保護領域へのアクセスが許されている命令のアドレスを保持するテーブルを保持しておき、アクセス検出回路によって、命令の解読結果アクセス先のアドレスとテーブルのアドレスの比較結果に基づき、保護領域へのアクセス命令かどうかを判定する。そして、保護領域へのアクセス命令が検出された場合、比較回路によってレジスタおよびテーブルのアドレスを比較して、保護領域へのアクセスが許されていないエリアから読み出された命令と判断したときに禁止信号を出力して、不正なメモリアクセス禁止する。

特許文献2記載の技術は、遊技機のROMに記憶されているプログラムデータをROMチェッカによってチェックするものである。
特開平10−228421号公報
特開平11−333108号公報

概要

開発や設計の難易度およびデータ容量を増大することなく、不正動作を防止するのに好適な遊技機を提供する。パチンコ機の主制御部200は、CPU202、アクセス制御装置230を備える。CPU202は、CPUコア203、I/F212を備え、CPUコア203は、I/F212を介して、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスを出力する処理を実行する。アクセス制御装置230は、レジスタ234、236と、命令コード列およびアドレスをI/F212から入力する入力部231と、入力部231で入力した命令コード列およびアドレスに基づいて、CPU202によるレジスタ234、236へのアクセスを制御するアクセス制御部238とを備える。

目的

そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、開発や設計の難易度およびデータ容量を増大することなく、不正動作を防止するのに好適な遊技機およびアクセス制御プログラム、並びに遊技制御方法を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

所定条件成立契機として抽選を行う抽選手段と、図柄表示手段で図柄を変動表示する図柄変動手段と、前記抽選手段の抽選結果に基づいて、所定の態様で前記図柄を停止させた後に特賞状態を発生させる特賞状態発生手段と、遊技に関するデータ処理を行うデータ処理装置と、前記データ処理装置によるアクセスを制御するアクセス制御装置とを備える遊技機であって、前記データ処理装置は、データ処理手段と、前記データ処理手段が実行する命令に関する情報を外部に出力する出力手段とを有し、前記アクセス制御装置は、前記データ処理を行うためのデータを記憶する記憶手段と、前記命令に関する情報を前記出力手段から入力する入力手段と、前記入力手段で入力した命令に関する情報に基づいて、前記データ処理装置による前記記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御手段とを有することを特徴とする遊技機。

請求項2

請求項1において、前記アクセス制御手段は、前記入力手段で入力した命令に関する情報に基づいてアクセス許可条件が成立すると判定したときは、前記記憶手段へのアクセスを許可し、前記アクセス許可条件が成立しないと判定したときは、前記記憶手段へのアクセスを制限することを特徴とする遊技機。

請求項3

請求項2において、前記出力手段は、前記データ処理手段が実行する命令コードまたは命令コード列を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した命令コードまたは命令コード列が所定のコードまたはコード列であることを含むことを特徴とする遊技機。

請求項4

請求項2および3のいずれか1項において、前記データ処理装置は、前記データ処理手段が実行する命令コードを記憶する命令コード記憶手段をさらに有し、前記出力手段は、前記データ処理手段が実行する命令コードまたは命令コード列の前記命令コード記憶手段における記憶位置を示す記憶位置情報を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した記憶位置情報の記憶位置が所定の記憶位置であることを含むことを特徴とする遊技機。

請求項5

請求項2および3のいずれか1項において、前記データ処理装置は、前記データ処理手段が実行する命令コードを記憶する命令コード記憶手段と、前記命令コード記憶手段に記憶された命令コードまたは命令コード列の少なくとも一部を用いて所定の演算を行う演算手段とをさらに有し、前記出力手段は、前記演算手段の演算結果を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した演算結果が所定の結果であることを含むことを特徴とする遊技機。

請求項6

請求項2および3のいずれか1項において、前記データ処理装置は、前記データ処理手段が実行する命令コードを記憶する命令コード記憶手段と、前記命令コード記憶手段に記憶された所定の固定値を用いて所定の演算を行う演算手段とをさらに有し、前記出力手段は、前記演算手段の演算結果を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した演算結果が所定の結果であることを含むことを特徴とする遊技機。

請求項7

請求項2ないし6のいずれか1項において、前記出力手段は、前記データ処理手段が実行する命令コードまたは命令コード列の実行結果を示す実行結果情報を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した実行結果情報の実行結果が所定の結果であることを含むことを特徴とする遊技機。

請求項8

請求項1ないし7のいずれか1項において、前記アクセス制御手段は、前記記憶手段のうち特定のアドレス空間へのアクセスを制御することを特徴とする遊技機。

請求項9

請求項1ないし8のいずれか1項において、前記アクセス制御手段によるアクセス制御の状況を通知する制御状況通知手段をさらに備えることを特徴とする遊技機。

請求項10

請求項1ないし9のいずれか1項において、前記データ処理装置は、遊技の主制御を行う主制御手段、前記主制御手段の制御により遊技の演出制御を行う演出制御手段、または前記主制御手段の制御により遊技媒体払出制御を行う払出制御手段のデータ処理装置であることを特徴とする遊技機。

請求項11

コンピュータからなる請求項1記載のアクセス制御装置に対して、請求項1記載のデータ処理装置によるアクセスを制御する処理を実行させるためのアクセス制御プログラムであって、前記データ処理手段が実行する命令に関する情報を前記出力手段から入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した命令に関する情報に基づいて、前記データ処理装置による前記記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御ステップとを含む処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とするアクセス制御プログラム。

請求項12

請求項1記載の遊技機に適用される遊技制御方法であって、前記データ処理装置に対しては、前記データ処理手段が実行する命令に関する情報を外部に出力する出力ステップを含み、前記アクセス制御装置に対しては、前記命令に関する情報を前記出力手段から入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した命令に関する情報に基づいて、前記データ処理装置による前記記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御ステップとを含むことを特徴とする遊技制御方法。

技術分野

0001

本発明は、図柄表示装置で図柄を変動表示し、所定の態様で図柄を停止させた後に特賞状態を発生させる遊技機係り、特に、開発や設計の難易度およびデータ容量を増大することなく、不正動作を防止するのに好適な遊技機およびアクセス制御プログラム、並びに遊技制御方法に関する。

背景技術

0002

パチンコ機等の遊技機は、法令に従って所定の検定機関検定試験に付される。検定試験では、遊技機のマイクロプロセッサが実行する命令コード列が一定の要件を満たしていることが合格条件の一つとして要求される。そして、検定試験に合格した遊技機だけが市場流通させることができる。

0003

しかしながら、市場に流通した後に、遊技機の基板チップ(LSI等の半導体装置)を不正なものに交換したり、不正なチップを追加したり、マイクロプロセッサを改造したり、マイクロプロセッサのROMを書き換えたりするといった不正行為が行われることがある。これらは、主に、不正の利益を得る目的をもって第三者が遊技機を不正動作させるために行うものである。

0004

また、不正行為に限らず、電気的・物理的なエラーにより遊技機が不正動作した場合も同様の問題が考えられる。電気的・物理的なエラーとしては、例えば、命令コード列の読出フェッチ)時に、電磁波や静電気等の影響によりビットエラーが発生し、命令コード列の内容が変化してしまうような場合が挙げられる。

0005

このように、不正行為やエラーに起因する不正動作は、パチンコホール等への損害が大きく、これを防止することが求められている。

0006

従来、マイクロプロセッサ等の不正動作を防止する技術としては、例えば、特許文献1、2記載の技術が知られている。

0007

特許文献1記載の技術は、プログラムカウンタの値をレジスタで保持するとともに、メモリ上の保護領域アドレスを保持するテーブル、および保護領域へのアクセスが許されている命令のアドレスを保持するテーブルを保持しておき、アクセス検出回路によって、命令の解読結果アクセス先のアドレスとテーブルのアドレスの比較結果に基づき、保護領域へのアクセス命令かどうかを判定する。そして、保護領域へのアクセス命令が検出された場合、比較回路によってレジスタおよびテーブルのアドレスを比較して、保護領域へのアクセスが許されていないエリアから読み出された命令と判断したときに禁止信号を出力して、不正なメモリアクセス禁止する。

0008

特許文献2記載の技術は、遊技機のROMに記憶されているプログラムデータをROMチェッカによってチェックするものである。
特開平10−228421号公報
特開平11−333108号公報

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、命令コード列の解読プログラムカウンタ値読込を行うため、不正動作検出処理の工程が複雑となり、開発や設計の難易度が高くなってしまうという問題があった。

0010

また、特許文献2記載の技術にあっては、ROMチェッカをその都度接続してチェックを行うため、遊技機の稼働中に行うことができず、チェック作業が容易でないという問題があった。ROMチェッカの機能に相当する不正動作検出処理を設け、遊技機の起動時または稼働中にチェックを行うことも考えられるが、チェックのためにROMと同等容量のテーブルを用意する必要がある。しかしながら、遊技機に対しては、制御プログラムのためのデータ容量が法令で厳しく制限されているため、そのような大容量のテーブルを持つことは現実的でない。

0011

そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、開発や設計の難易度およびデータ容量を増大することなく、不正動作を防止するのに好適な遊技機およびアクセス制御プログラム、並びに遊技制御方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0012

〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の遊技機は、所定条件成立契機として抽選を行う抽選手段と、図柄表示手段で図柄を変動表示する図柄変動手段と、前記抽選手段の抽選結果に基づいて、所定の態様で前記図柄を停止させた後に特賞状態を発生させる特賞状態発生手段と、遊技に関するデータ処理を行うデータ処理装置と、前記データ処理装置によるアクセスを制御するアクセス制御装置とを備える遊技機であって、前記データ処理装置は、データ処理手段と、前記データ処理手段が実行する命令に関する情報を外部に出力する出力手段とを有し、前記アクセス制御装置は、前記データ処理を行うためのデータを記憶する記憶手段と、前記命令に関する情報を前記出力手段から入力する入力手段と、前記入力手段で入力した命令に関する情報に基づいて、前記データ処理装置による前記記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御手段とを有する。

0013

このような構成であれば、所定条件が成立すると、抽選手段により、これを契機として抽選が行われる。また、図柄変動手段により、図柄表示手段で図柄が変動表示される。そして、特賞状態発生手段により、抽選手段の抽選結果に基づいて、所定の態様で図柄が停止した後に特賞状態が発生する。

0014

データ処理装置では、出力手段により、データ処理手段が実行する命令に関する情報が外部に出力される。

0015

アクセス制御装置では、入力手段により、命令に関する情報が入力され、アクセス制御手段により、入力された命令に関する情報に基づいて、データ処理装置による記憶手段へのアクセスが制御される。

0016

これにより、記憶手段のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性が低減する。

0017

ここで、命令に関する情報としては、例えば、(1)命令コード若しくは命令コード列、(2)命令コード若しくは命令コード列の記憶位置を示す記憶位置情報(例えば、アドレス)、(3)命令コード若しくは命令コード列の実行結果を示す実行結果情報(例えば、フラグレジスタの値)、または(4)それら情報のうち1若しくは複数の情報に基づき得られる2次情報(例えば、演算等により得られる演算情報)が含まれる。以下、発明11のアクセス制御プログラム、および発明12の遊技制御方法において同じである。

0018

また、アクセスの「制御」については、例えば、(1)命令に関する情報または当該情報に基づき得られる2次情報に基づいてアクセス許可条件が成立すると判定したときは、アクセスの一部または全部を許可し、アクセス許可条件が成立しないと判定したときは、アクセスの一部または全部を制限すること、(2)命令に関する情報または当該情報に基づき得られる2次情報に基づいてアクセス制限条件が成立すると判定したときは、アクセスの一部または全部を制限し、アクセス制限条件が成立しないと判定したときは、アクセスの一部または全部を許可することが含まれる。アクセス許可条件またはアクセス制限条件としては、例えば、(1)命令に関する情報または当該情報に基づき得られる2次情報が所定の値、内容または範囲内であること、(2)命令に関する情報または当該情報に基づき得られる2次情報が所定の値、内容または範囲内でないことが含まれる。また、アクセスの「制限」については、例えば、(1)アクセスの一部または全部を禁止すること、(2)アクセス要求に応じたアクセス結果が得られないように制御すること(例えば、アクセス要求に係るデータとは異なるデータを読み出させまたは書き込ませること)が含まれる。以下、発明11のアクセス制御プログラム、および発明12の遊技制御方法において同じである。

0019

また、命令に関する情報における当該命令と、アクセスの制御との関係については、例えば、(1)記憶手段へのアクセスのためにデータ処理手段が実行する命令に関する情報に基づいて、当該命令に係るアクセスを制御すること、(2)データ処理手段が実行する命令に関する情報に基づいて、当該命令よりも前または後に、記憶手段へのアクセスのためにデータ処理手段が実行する命令に係るアクセスを制御することが含まれる。(2)の場合は、因果関係が分かりにくく、不正行為が行われる可能性をさらに低減することができる。以下、発明11のアクセス制御プログラム、および発明12の遊技制御方法において同じである。

0020

また、特賞状態とは、遊技者に対して所定の遊技価値を付与可能な有利な状態をいい、例えば、大入賞口の開放動作等が含まれる。以下、発明11のアクセス制御プログラム、および発明12の遊技制御方法において同じである。

0021

また、所定条件の成立としては、パチンコ機である場合は、例えば、始動入賞口に遊技球が入賞すること、パチスロ機である場合は、例えば、遊技開始を指示する操作レバーが操作されることが含まれる。以下、発明11のアクセス制御プログラム、および発明12の遊技制御方法において同じである。

0022

また、記憶手段は、あらゆる手段でかつあらゆる時期にデータを記憶可能なものを含み、所定のデータをあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、所定のデータをあらかじめ記憶することなく、本遊技機の動作時に外部からの入力等によって所定のデータを記憶するものであってもよい。

0023

〔発明2〕 さらに、発明2の遊技機は、発明1の遊技機において、前記アクセス制御手段は、前記入力手段で入力した命令に関する情報に基づいてアクセス許可条件が成立すると判定したときは、前記記憶手段へのアクセスを許可し、前記アクセス許可条件が成立しないと判定したときは、前記記憶手段へのアクセスを制限する。

0024

このような構成であれば、アクセス制御装置では、アクセス制御手段により、入力された命令に関する情報に基づいてアクセス許可条件が成立すると判定されると、記憶手段へのアクセスが許可される。これに対し、入力された命令に関する情報に基づいてアクセス許可条件が成立しないと判定されると、記憶手段へのアクセスが制限される。

0025

〔発明3〕 さらに、発明3の遊技機は、発明2の遊技機において、前記出力手段は、前記データ処理手段が実行する命令コードまたは命令コード列を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した命令コードまたは命令コード列が所定のコードまたはコード列であることを含む。

0026

このような構成であれば、データ処理装置では、出力手段により、データ処理手段が実行する命令コードまたは命令コード列が出力される。

0027

アクセス制御装置では、入力手段により、命令コードまたは命令コード列が入力され、アクセス制御手段により、入力された命令コードまたは命令コード列が所定のコードまたはコード列であると判定されると、記憶手段へのアクセスが許可される。

0028

これにより、不正に書き換えられた命令コードまたは命令コード列や、ビットエラーによって内容が変化した命令コードまたは命令コード列が実行されることにより、記憶手段のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性が低減する。

0029

〔発明4〕 さらに、発明4の遊技機は、発明2および3のいずれか1の遊技機において、前記データ処理装置は、前記データ処理手段が実行する命令コードを記憶する命令コード記憶手段をさらに有し、前記出力手段は、前記データ処理手段が実行する命令コードまたは命令コード列の前記命令コード記憶手段における記憶位置を示す記憶位置情報を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した記憶位置情報の記憶位置が所定の記憶位置であることを含む。

0030

このような構成であれば、データ処理装置では、出力手段により、データ処理手段が実行する命令コードまたは命令コード列の命令コード記憶手段における記憶位置を示す記憶位置情報が出力される。

0031

アクセス制御装置では、入力手段により、記憶位置情報が入力され、アクセス制御手段により、入力された記憶位置情報の記憶位置が所定の記憶位置であると判定されると、記憶手段へのアクセスが許可される。

0032

これにより、不正な位置に記憶された命令コードまたは命令コード列が実行されることにより、記憶手段のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性が低減する。

0033

ここで、命令コード列の記憶位置としては、例えば、命令コード列のうち先頭の命令コードの記憶位置、命令コード列のうち所定番目の命令コードの記憶位置、命令コード列に含まれる命令コードのそれぞれの記憶位置が含まれる。

0034

また、命令コード記憶手段は、あらゆる手段でかつあらゆる時期に命令コードを記憶可能なものを含み、命令コードをあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、命令コードをあらかじめ記憶することなく、本遊技機の動作時に外部からの入力等によって命令コードを記憶するものであってもよい。以下、発明5および6の遊技機において同じである。

0035

〔発明5〕 さらに、発明5の遊技機は、発明2および3のいずれか1の遊技機において、前記データ処理装置は、前記データ処理手段が実行する命令コードを記憶する命令コード記憶手段と、前記命令コード記憶手段に記憶された命令コードまたは命令コード列の少なくとも一部を用いて所定の演算を行う演算手段とをさらに有し、前記出力手段は、前記演算手段の演算結果を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した演算結果が所定の結果であることを含む。

0036

このような構成であれば、データ処理装置では、演算手段により、命令コード記憶手段に記憶された命令コードまたは命令コード列の少なくとも一部を用いて所定の演算が行われ、出力手段により、その演算結果が出力される。

0037

アクセス制御装置では、入力手段により、演算手段の演算結果が入力され、アクセス制御手段により、入力された演算結果が所定の結果であると判定されると、記憶手段へのアクセスが許可される。

0038

〔発明6〕 さらに、発明6の遊技機は、発明2および3のいずれか1の遊技機において、前記データ処理装置は、前記データ処理手段が実行する命令コードを記憶する命令コード記憶手段と、前記命令コード記憶手段に記憶された所定の固定値を用いて所定の演算を行う演算手段とをさらに有し、前記出力手段は、前記演算手段の演算結果を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した演算結果が所定の結果であることを含む。

0039

このような構成であれば、データ処理装置では、演算手段により、命令コード記憶手段に記憶された所定の固定値を用いて所定の演算が行われ、出力手段により、その演算結果が出力される。

0040

アクセス制御装置では、入力手段により、演算手段の演算結果が入力され、アクセス制御手段により、入力された演算結果が所定の結果であると判定されると、記憶手段へのアクセスが許可される。

0041

〔発明7〕 さらに、発明7の遊技機は、発明2ないし6のいずれか1の遊技機において、前記出力手段は、前記データ処理手段が実行する命令コードまたは命令コード列の実行結果を示す実行結果情報を出力し、前記アクセス許可条件は、前記入力手段で入力した実行結果情報の実行結果が所定の結果であることを含む。

0042

このような構成であれば、データ処理装置では、出力手段により、データ処理手段が実行する命令コードまたは命令コード列の実行結果を示す実行結果情報が出力される。

0043

アクセス制御装置では、入力手段により、実行結果情報が入力され、アクセス制御手段により、入力された実行結果情報の実行結果が所定の結果であると判定されると、記憶手段へのアクセスが許可される。

0044

これにより、不正に書き換えられた命令コードまたは命令コード列や、ビットエラーによって内容が変化した命令コードまたは命令コード列が実行されることにより、記憶手段のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性が低減する。

0045

〔発明8〕 さらに、発明8の遊技機は、発明1ないし7のいずれか1の遊技機において、前記アクセス制御手段は、前記記憶手段のうち特定のアドレス空間へのアクセスを制御する。

0046

このような構成であれば、アクセス制御装置では、アクセス制御手段により、記憶手段のうち特定のアドレス空間へのアクセスが制御される。これにより、記憶手段のうち、機密情報等の重要な情報が記憶されたアドレス空間へのアクセスを制御することにより、重要な情報が不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性が低減する。

0047

〔発明9〕 さらに、発明9の遊技機は、発明1ないし8のいずれか1の遊技機において、前記アクセス制御手段によるアクセス制御の状況を通知する制御状況通知手段をさらに備える。

0048

このような構成であれば、制御状況通知手段により、アクセス制御手段によるアクセス制御の状況が通知される。

0049

ここで、制御状況通知手段は、通知対象が認識可能な方法により通知を行えばよく、通知対象が人である場合は、例えば、表示、音声出力振動その他五感で知覚可能な方法により行うことができる。通知対象がコンピュータ等である場合は、信号出力データ送信その他コンピュータ等が認識可能な方法により行うことができる。

0050

〔発明10〕 さらに、発明10の遊技機は、発明1ないし9のいずれか1の遊技機において、前記データ処理装置は、遊技の主制御を行う主制御手段、前記主制御手段の制御により遊技の演出制御を行う演出制御手段、または前記主制御手段の制御により遊技媒体払出制御を行う払出制御手段のデータ処理装置である。

0051

このような構成であれば、アクセス制御装置では、アクセス制御手段により、主制御手段、演出制御手段または払出制御手段のデータ処理装置による記憶手段へのアクセスが制御される。

0052

〔発明11〕 一方、上記目的を達成するために、発明11のアクセス制御プログラムは、コンピュータからなる発明1のアクセス制御装置に対して、発明1のデータ処理装置によるアクセスを制御する処理を実行させるためのアクセス制御プログラムであって、前記データ処理手段が実行する命令に関する情報を前記出力手段から入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した命令に関する情報に基づいて、前記データ処理装置による前記記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御ステップとを含む処理を実行させるためのプログラムである。

0053

このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明1のアクセス制御装置と同等の作用が得られる。

0054

〔発明12〕 一方、上記目的を達成するために、発明12の遊技制御方法は、発明1の遊技機に適用される遊技制御方法であって、前記データ処理装置に対しては、前記データ処理手段が実行する命令に関する情報を外部に出力する出力ステップを含み、前記アクセス制御装置に対しては、前記命令に関する情報を前記出力手段から入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した命令に関する情報に基づいて、前記データ処理装置による前記記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御ステップとを含む。

発明の効果

0055

以上説明したように、発明1の遊技機によれば、記憶手段のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性を低減することができるので、不正行為やエラーに起因する不正動作が行われる可能性を低減することができるという効果が得られる。また、データ処理装置とは別体のアクセス制御装置がアクセス制御機能を実現するので、データ処理装置自体が不正動作検出処理を行う必要がなく、従来に比して、開発や設計の難易度が高くなることを抑制することができるという効果も得られる。さらに、命令に関する情報に基づいてアクセスが制御されるので、ROMと同等容量のテーブルを用意する必要がなく、従来に比して、データ容量が増大することを抑制することができるという効果も得られる。

0056

さらに、発明2の遊技機によれば、アクセス許可条件の成否によりアクセスが制御されるので、データ容量が増大することをさらに抑制することができるという効果が得られる。

0057

さらに、発明3の遊技機によれば、不正に書き換えられた命令コードまたは命令コード列や、ビットエラーによって内容が変化した命令コードまたは命令コード列が実行されることにより、記憶手段のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性を低減することができるので、不正動作が行われる可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。

0058

さらに、発明4の遊技機によれば、不正な位置に記憶された命令コードまたは命令コード列が実行されることにより、記憶手段のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性を低減することができるので、不正動作が行われる可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。

0059

さらに、発明5の遊技機によれば、命令コード記憶手段に記憶された命令コードまたは命令コード列が不正に書き換えられたことを検出することができるという効果が得られる。

0060

さらに、発明6の遊技機によれば、命令コード記憶手段が不正なものに交換されたことを検出することができるという効果が得られる。

0061

さらに、発明7の遊技機によれば、不正に書き換えられた命令コードまたは命令コード列や、ビットエラーによって内容が変化した命令コードまたは命令コード列が実行されることにより、記憶手段のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性を低減することができるので、不正動作が行われる可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。

0062

さらに、発明8の遊技機によれば、記憶手段のうち、機密情報等の重要な情報が記憶されたアドレス空間へのアクセスを制御することにより、重要な情報が不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性を低減することができるので、不正動作が行われる可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。

0063

さらに、発明9の遊技機によれば、不正動作が行われた可能性があることを把握することができるという効果が得られる。

0064

さらに、発明10の遊技機によれば、主制御手段、演出制御手段または払出制御手段のデータ処理装置が不正動作する可能性を低減することができるという効果が得られる。

0065

一方、発明11のアクセス制御プログラム、または発明12の遊技制御方法によれば、発明1の遊技機と同等の効果が得られる。

発明を実施するための最良の形態

0066

〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図12は、本発明に係る遊技機およびアクセス制御プログラム、並びに遊技制御方法の第1の実施の形態を示す図である。

0067

本実施の形態は、本発明に係る遊技機およびアクセス制御プログラム、並びに遊技制御方法をパチンコ機に適用したものである。

0068

遊技盤の構成〕
まず、パチンコ機における遊技盤101の構成を説明する。

0069

図1は、遊技盤101の正面図である。

0070

図1において、遊技盤101の左側には、円弧を描いて上方に延長する2つのレール102a、102bが設けられている。遊技領域103には、遊技球の落下軌跡を変則的にするための複数の(不図示)が設けられ、落下途中の位置には、遊技球の落下方向を変化させる風車や入賞口が設けられている。遊技球は、遊技盤101の下部位置に配置された発射部(不図示)により発射され、レール102a、102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下する。

0071

遊技盤101の中央部には、3つの領域にそれぞれ演出図柄を独立に変動させながら表示する図柄表示部104が設けられている。図柄表示部104は、例えば、液晶表示器(LCD(Liquid Crystal
Display))またはCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の可変表示装置、7セグメントLED、ドットマトリクス表示装置モータの回転により可変表示するドラム等であり、複数の数字や図柄等からなる演出図柄を変動表示する。

0072

図柄表示部104の下方には、遊技球を入賞可能な始動入賞口105が設けられている。また、図柄表示部104の左右両側には、それぞれ入賞ゲート106が設けられている。入賞ゲート106を遊技球が通過すると、所定の抽選が行われ、これに当選すると、始動入賞口105が所定時間だけ開放する。

0073

始動入賞口105の左右両側には、それぞれ普通入賞口107が設けられている。普通入賞口107に遊技球が入賞すると、遊技球1個につき所定数(例えば、10個)の遊技球が賞球として払い出される。

0074

始動入賞口105の下方には、通常時は閉止状態であるが図柄表示部104の演出図柄が大当たり図柄(例えば、「777」)となったときは、開放状態となって遊技球を入賞可能とする大入賞口109が設けられている。大当たり抽選で「大当たり」(以下、単に「大当たり」という。)となったときは、大入賞口109の全面に設置された開閉部材開閉動作を繰り返す。開閉部材が開放中は、多数の遊技球の入賞を受け付ける。大入賞口109に遊技球が入賞すると、遊技球1個につき所定数(例えば、10個)の遊技球が賞球として払い出される。大入賞口109の開放は、所定時間(例えば、30秒)経過するか、所定数(例えば、10個)の遊技球が入賞するまで継続する。大入賞口109の1回の開放期間ラウンドと呼び、ラウンドは、最大で所定回数(以下、最大ラウンド数という。)継続する。

0075

遊技領域103の最下方には、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を回収するための回収口108が設けられている。

0076

遊技制御装置の構成〕
次に、パチンコ機における遊技制御装置100の構成を説明する。

0077

図2は、遊技制御装置100の構成を示すブロック図である。

0078

遊技制御装置100は、図2に示すように、遊技の主制御を行う主制御部200と、主制御部200の制御により遊技の演出制御を行う演出制御部300と、主制御部200の制御により遊技球の払出制御を行う賞球制御部400とを有して構成されている。

0079

主制御部200は、遊技の主制御を行い、遊技の演出制御または遊技球の払出制御を行うための各種の制御コマンドを演出制御部300および賞球制御部400にそれぞれ送信する。

0080

主制御部200には、始動入賞口105に入賞した遊技球を検出する始動入賞口検出部280と、入賞ゲート106を通過した遊技球を検出するゲート検出部282と、普通入賞口107に入賞した遊技球を検出する普通入賞口検出部284と、大入賞口109に入賞した遊技球を検出する大入賞口検出部286とが接続されている。これらの検出部280〜286は、例えば、近接スイッチを用いて構成することができる。

0081

主制御部200には、さらに、大当たり中に大入賞口109の開閉部材を開閉動作させる大入賞口開閉部288と、演出制御部300と、賞球制御部400とが接続されている。なお、演出制御部300との通信は、主制御部200から演出制御部300への一方向となっている。これに対し、賞球制御部400との通信は、双方向となっている。

0082

大入賞口開閉部288は、例えば、ソレノイドを用いて構成することができる。大当たりは、大当たり決定乱数に基づいて所定確率(例えば、1/300)で発生するようあらかじめプログラムされている。

0083

演出制御部300は、主制御部200から制御コマンドを受信し、受信した制御コマンドに基づいて遊技の演出制御を行う。演出制御部300は、制御プログラムを記憶したROM304と、ROM304の制御プログラムに従って演出制御処理を実行するCPU302と、CPU302の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM306と、図柄表示部104に表示させる画像データを書き込むVRAM308と、外部装置との入出力を行うI/F310とを有して構成されている。

0084

I/F310には、主制御部200と、図柄表示部104と、スピーカ380から音声を出力する音声制御を行う音声制御部382と、ランプ384を点灯させるランプ制御を行うランプ制御部386とが接続されている。

0085

賞球制御部400は、主制御部200から制御コマンドを受信し、受信した制御コマンドに基づいて遊技球の払出制御を行う。賞球制御部400は、制御プログラムを記憶したROM404と、ROM404の制御プログラムに従って払出制御処理を実行するCPU402と、CPU402の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM406と、外部装置との入出力を行うI/F410とを有して構成されている。

0086

I/F410には、主制御部200と、遊技球の貯留部から所定数の遊技球を払い出す払出部480と、遊技球を遊技盤101に発射する発射部482とが接続されている。

0087

賞球制御部400は、払出部480に対して、各入賞口(始動入賞口105、普通入賞口107、大入賞口109)への入賞に応じて所定数の遊技球を払い出す制御を行う。また、発射部482に対する操作を検出し、遊技球の発射を制御する。

0088

発射部482は、遊技者による操作を検出するセンサ(不図示)と、遊技球を発射させるソレノイド(不図示)とを有して構成されている。賞球制御部400は、発射部482のセンサにより操作を検出すると、その操作量に応じてソレノイドを駆動させて遊技球を間欠的に発射する。

0089

なお、主制御部200、演出制御部300および賞球制御部400は、それぞれ異なるプリント基板主制御基板演出制御基板および賞球制御基板)に設けられる。これに限らず、例えば、賞球制御部400は、主制御部200と同一のプリント基板に設けることもできる。

0090

〔主制御部の構成〕
次に、主制御部200の構成を説明する。

0091

図3は、主制御部200の構成を示すブロック図である。

0092

主制御部200は、図3に示すように、DIP(Dual Inline
Package)等からなるワンチップ型のマイクロプロセッサであるCPU202と、CPU202によるアクセスを制御するアクセス制御装置230と、パチンコ機の検定試験に用いられる検査ポート240とを有して構成されている。

0093

CPU202は、制御プログラムを記憶したROM204と、ROM204の制御プログラムに従って遊技制御処理を実行するCPUコア203と、CPUコア203の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM206と、検査ポート240を介してCPUコア203が実行する命令コード列その他の検査データを出力するセキュリティ検査回路208とを有して構成されている。

0094

CPU202は、さらに、外部装置との入出力を行うI/F210、212と、時間を計測するタイマ214とを有して構成されている。そして、CPUコア203、ROM204、RAM206、セキュリティ検査回路208、I/F210、212およびタイマ214は、バス216を介して相互に接続されている。

0095

RAM206は、主制御部200に対する入出力データ、演算処理のためのデータ、各種のカウンタ大当たりフラグその他各種のフラグ、および保留球数を記憶する。ここで、保留球数とは、始動入賞口105に入賞した遊技球の数であって大当たり抽選が行われていない分をいう。

0096

I/F212には、アクセス制御装置230が接続されている。CPU202は、そのハードウェア構造上、バス216を介して送受信されるアドレス信号データ信号および制御信号を外部に出力しない構成となっている。また、バス216の信号線がCPU202に内蔵されているので、アクセス制御装置230をバス216の信号線に直結することも改造を要し難しい。したがって、そのままの構成では、アクセス制御装置230は、CPUコア203が実行する命令に関する情報を取得することができない。そこで、本実施の形態では、CPUコア203が実行する命令に関する情報として、CPUコア203が実行する命令コード列、およびそのROM204におけるアドレス(以下、単にアドレスという。)を、I/F212を介して出力する処理をCPUコア203に実行させる。この出力処理は、例えば、ROM204の制御プログラムの一処理として組み込んでおくことができる。これにより、アクセス制御装置230は、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスをI/F212から入力することができる。ここで、命令コード列のアドレスとは、命令コード列のうち先頭の命令コードのアドレスをいう。

0097

なお、演出制御部300は、CPU302、ROM304、RAM306、VRAM308およびI/F310のほか、遊技の演出制御に必要な複数のデバイスからなる演出関連デバイス群314を有して構成されている。同様に、賞球制御部400は、CPU402、ROM404、RAM406およびI/F410のほか、遊技球の払出制御に必要な複数のデバイスからなる賞球関連デバイス群414を有して構成されている。

0098

〔CPUコアおよびアクセス制御装置の構成〕
次に、CPUコア203およびアクセス制御装置230の構成を説明する。

0099

図4は、CPUコア203およびアクセス制御装置230の構成を示すブロック図である。なお、図4では、説明の便宜上、構成の一部を省略している。

0100

CPUコア203は、図4に示すように、ROM204に記憶された命令コード列を読み出し(フェッチ)、読み出した命令コード列に従ってデータ処理を行う。CPUコア203は、制御部203a、演算部203bおよびレジスタ203cを有して構成されている。

0101

制御部203aは、CPU202全体の動作を制御し、命令コード列その他データの読出および書込を行うためにバス216に制御信号を出力する。

0102

演算部203bは、レジスタ203cに保持されたデータに対して演算を行う。

0103

レジスタ203cは、ROM204から読み出した命令コード列およびそのアドレス、並びに演算部203bで処理したデータを保持する。

0104

アクセス制御装置230は、遊技制御に用いる乱数を生成するとともにCPUコア203で処理したデータを保持する。アクセス制御装置230は、入力部231、演算部232、レジスタ234、236およびアクセス制御部238を有して構成されている。

0105

入力部231は、ラッチ回路等からなり、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスをI/F212から入力する。

0106

演算部232は、乱数生成器等からなり、遊技制御に用いる乱数および認証に必要な認証情報を生成する。遊技制御に用いる乱数としては、大当たり抽選に用いる乱数(大当たり決定乱数)、演出図柄の停止態様を決定するための乱数(停止図柄決定乱数)、演出図柄の変動パターンを決定するための乱数(変動パターン決定乱数)、その他遊技制御に用いる乱数がある。

0107

レジスタ234は、演算部232で生成した乱数および認証情報を保持する。レジスタ234へのアクセスは、アクセス制御部238により制御される。

0108

レジスタ236は、CPUコア203で処理したデータを保持する。レジスタ236へのアクセスは、アクセス制御部238により制御される。

0109

アクセス制御部238は、レジスタ234、236に対するリード要求を入力したときは、そのリード要求に係るリード命令およびそのアドレスを入力部231から入力し、入力したリード命令およびアドレスに基づいてアクセス許可条件が成立すると判定したときは、レジスタ234、236からのデータの読出を許可する。これに対し、アクセス許可条件が成立しないと判定したときは、レジスタ234、236からのデータの読出を禁止する。具体的には、入力部231で入力した命令コード列が、あらかじめ許可されたコード列(以下、許可命令コード列という。)であり、かつ、その命令コード列のアドレスが、あらかじめ許可されたアドレス(以下、許可アドレスという。)であるときにのみ、レジスタ234、236からデータを読み出すことができる。

0110

アクセス制御部238は、レジスタ236に対するライト要求を入力したときは、そのライト要求に係るライト命令およびそのアドレスを入力部231から入力し、入力したライト命令およびアドレスに基づいてアクセス許可条件が成立すると判定したときは、レジスタ236へのデータの書込を許可する。これに対し、アクセス許可条件が成立しないと判定したときは、レジスタ236へのデータの書込を禁止する。具体的には、入力部231で入力した命令コード列が許可命令コード列であり、かつ、その命令コード列のアドレスが許可アドレスであるときにのみ、レジスタ236にデータを書き込むことができる。

0111

アクセス制御処理
次に、アクセス制御部238で実行されるアクセス制御処理を説明する。

0112

図5は、アクセス制御処理を示すフローチャートである。

0113

アクセス制御部238は、アクセス制御処理を実行すると、図5に示すように、まず、ステップS100に移行する。

0114

ステップS100では、レジスタ234、236に対するリード要求をI/F212から入力したか否かを判定し、リード要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行して、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスを入力部231から入力し、ステップS104に移行する。

0115

ステップS104では、入力した命令コード列が許可命令コード列であるか否かを判定し、許可命令コード列であると判定したとき(Yes)は、ステップS106に移行して、入力したアドレスが許可アドレスであるか否かを判定し、許可アドレスであると判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行する。

0116

ステップS108では、レジスタ234、236が保持しているデータを読み出し、ステップS110に移行して、読み出したデータをI/F212に出力する。出力されたデータは、I/F212を介してCPUコア203のレジスタ203cに保持される。

0117

次いで、ステップS112に移行して、レジスタ236に対するライト要求をI/F212から入力したか否かを判定し、ライト要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS114に移行して、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスを入力部231から入力し、ステップS116に移行する。

0118

ステップS116では、入力した命令コード列が許可命令コード列であるか否かを判定し、許可命令コード列であると判定したとき(Yes)は、ステップS118に移行して、入力したアドレスが許可アドレスであるか否かを判定し、許可アドレスであると判定したとき(Yes)は、ステップS120に移行する。

0119

ステップS120では、CPUコア203のレジスタ203cが保持しているデータをI/F212から入力し、ステップS122に移行して、入力したデータをレジスタ236に書き込み、アクセス制御処理を終了する。

0120

一方、ステップS118で、許可アドレスでないと判定したとき(No)、ステップS116で、許可命令コード列でないと判定したとき(No)、およびステップS112で、ライト要求を入力しないと判定したとき(No)はいずれも、レジスタ236にデータを書き込まずに、アクセス制御処理を終了する。このとき、CPUコア203は、アクセス制御装置230からの通知を受け、不正が行われている可能性がある旨の通知(以下、不正通知という。)を行ってもよい。不正通知は、例えば、所定のメッセージマークまたは画像を図柄表示部104に表示したり、所定のメッセージ音効果音をスピーカ380から出力したり、I/F210を介してCPU202の製造元、管理者または他の機器にエラーメッセージを送信したり、I/F210を介して上記表示や音声出力を他の機器に行わせるための制御信号を送信したりすることにより行うことができる。これにより、主制御部200に不正が行われた可能性があることをユーザ等に認識させ、調査修理等の措置を講じさせることができる。

0121

一方、ステップS106で、許可アドレスでないと判定したとき(No)、ステップS104で、許可命令コード列でないと判定したとき(No)、およびステップS100で、リード要求を入力しないと判定したとき(No)はいずれも、レジスタ234、236が保持しているデータをI/F212に出力せずに、ステップS112に移行する。このとき、CPUコア203のレジスタ203cには、アクセス制御装置230からの出力がないので、「0000」や「1111」等の非正当値が保持される。非正当値を所定値にしておき、その値がレジスタ203cに保持された場合、CPUコア203は、不正通知を行ってもよい。ここで、所定値とは、例えば、複数種類の固定値群や、あらかじめ変動規則を定めておいた変動値である。

0122

〔ROMのメモリ構造
次に、ROM204のメモリ構造を説明する。

0123

図6は、ROM204のメモリ構造を模式的に示した図である。

0124

ROM204は、図6に示すように、CPUコア203が実行する命令コード列を記憶する。

0125

ROM204の記憶領域204aには、所定領域ごと(例えば、1バイトごと)にアドレスが割り当てられている。図6の例では、記憶領域204aに対してアドレス「0x000」〜「0xNNN」が割り当てられており、各アドレスは1バイト分の領域を示している。例えば、アドレス「0x100」〜「0x103」には、命令コード列「0xABCDEFGH」(リード命令)が格納されている。また、アドレス「0x104」〜「0x107」には、命令コード列「0xJKLMNOPQ」(ライト命令)が格納されている。

0126

〔遊技制御処理〕
次に、CPUコア203で実行される遊技制御処理を説明する。

0127

CPUコア203は、所定の動作クロック(例えば、4[ms])で1サイクルを実行可能な制御プログラムをROM204から読み出し、読み出した制御プログラムに従って、図7のフローチャートに示す遊技制御処理を実行する。

0128

図7は、遊技制御処理を示すフローチャートである。

0129

遊技制御処理は、CPUコア203において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS200に移行する。

0130

ステップS200では、電源オンになったか否かを判定し、電源がオンになったと判定したとき(Yes)は、ステップS202に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、電源がオンになるまでステップS200で待機する。

0131

ステップS202では、RAM206の内容を初期化し、I/F210を介して、電源の投入を指定するための制御コマンド(電源オンコマンド)を演出制御部300および賞球制御部400に送信する初期化処理を実行する。演出制御部300では、電源オンコマンドを受信すると、図柄表示部104、ランプ制御部386および音声制御部382に対して、電源オン時の演出用の制御コマンド(具体的には、デモ画面の表示、ランプの点灯、音声の出力を指定するための制御コマンド)をそれぞれ送信する。

0132

次いで、ステップS204に移行して、CPU202に接続された機器(以下、接続機器という。)の認証を行う接続機器認証処理を実行し、ステップS206に移行して、始動入賞口105に遊技球が入賞したことを判定する入賞判定処理を実行し、ステップS208に移行する。

0133

ステップS208では、大当たりの判定を行うとともに演出図柄の変動パターンを決定する大当たり判定処理を実行し、ステップS210に移行して、大入賞口109の開閉部材を所定パターンで開放させる電動役物制御処理を実行し、ステップS212に移行する。

0134

ステップS212では、賞球制御部400に対して遊技球の払出を指定するための制御コマンド(払出制御コマンド)をRAM206の送信バッファに格納する賞球払出制御処理を実行し、ステップS214に移行して、I/F210を介して、送信バッファに格納された制御コマンドを演出制御部300または賞球制御部400に送信する制御コマンド送信処理を実行し、ステップS216に移行する。

0135

ステップS216では、電源がオフになったか否かを判定し、電源がオフになったと判定したとき(Yes)は、ステップS218に移行して、I/F210を介して、電源の遮断を指定するための制御コマンド(電源オフコマンド)を演出制御部300および賞球制御部400に送信する終了処理を実行し、遊技制御処理を終了する。

0136

一方、ステップS216で、電源がオフになっていないと判定したとき(No)は、ステップS206に移行する。

0137

〔接続機器認証処理〕
次に、ステップS204の接続機器認証処理を説明する。

0138

CPU202には、各種の機器の接続が可能であるが、ユーザやメーカが承認していない機器が不正に接続され、CPU202の誤動作を発生させたり、ROM204のデータが改ざんされたり、盗まれたりする恐れがある。これを防止するため、CPU202は、接続機器の認証を行う。なお、接続機器認証処理の実行にはアクセス制御装置230も密接に関係するため、ここでは、接続機器認証処理の実行に伴うCPUコア203およびアクセス制御装置230の動作を説明する。

0139

図8は、接続機器認証処理の実行に伴うCPUコア203およびアクセス制御装置230の動作を示すフローチャートである。

0140

CPUコア203は、図8に示すように、まず、ステップS300、S302を経て、接続機器から認証用データを取得し、I/F212を介して、取得した認証用データを用いて検証値Vの生成要求を出力する。検証値Vは、接続機器を認証するために用いる値である。なお、ステップS300で取得した認証用データをそのまま検証値Vとしてもよい。

0141

アクセス制御装置230は、検証値Vの生成要求を入力すると、ステップS304を経て、演算部232で検証値Vを生成し、レジスタ234に保持する。

0142

次いで、CPUコア203は、ステップS306を経て、アクセス制御装置230のレジスタ234から検証値Vを読み出すリード命令をROM204から読み出し、読み出したリード命令を実行することにより、I/F212を介してレジスタ234に対するリード要求を出力する。また、ステップS308を経て、I/F212を介して、読み出したリード命令およびそのアドレスを出力する。

0143

アクセス制御装置230は、リード要求を入力すると、ステップS310を経て、リード命令およびそのアドレスを入力し、許可命令コード列および許可アドレスであれば、レジスタ234が保持している検証値Vを読み出し、読み出した検証値VをI/F212に出力する。

0144

CPUコア203は、検証値Vを入力すると、ステップS312を経て、入力した検証値Vをレジスタ203cに保持する。そして、CPUコア203は、ステップS314を経て、アクセス制御装置230のレジスタ236に検証値Vを書き込むライト命令をROM204から読み出し、読み出したライト命令を実行することにより、I/F212を介してレジスタ236に対するライト要求を出力する。また、ステップS316を経て、I/F212を介して、読み出したライト命令およびそのアドレス並びに検証値Vを出力する。

0145

アクセス制御装置230は、ライト要求を入力すると、ステップS318を経て、ライト命令およびそのアドレスを入力し、許可命令コード列および許可アドレスであれば、検証値Vを入力し、入力した検証値Vをレジスタ236に書き込む。

0146

次いで、CPUコア203は、ステップS320を経て、I/F212を介して期待値Pの生成要求を出力する。期待値Pは、検証値Vを照合するために用いる値である。

0147

アクセス制御装置230は、期待値Pの生成要求を入力すると、ステップS322を経て、演算部232で期待値Pを生成し、レジスタ234に保持する。

0148

次いで、CPUコア203は、ステップS324を経て、アクセス制御装置230のレジスタ234から期待値Pを読み出すリード命令をROM204から読み出し、読み出したリード命令を実行することにより、I/F212を介してレジスタ234に対するリード要求を出力する。また、ステップS326を経て、I/F212を介して、読み出したリード命令およびそのアドレスを出力する。

0149

アクセス制御装置230は、リード要求を入力すると、ステップS328を経て、リード命令およびそのアドレスを入力し、許可命令コード列および許可アドレスであれば、レジスタ234が保持している期待値Pを読み出し、読み出した期待値PをI/F212に出力する。

0150

次いで、CPUコア203は、ステップS330を経て、アクセス制御装置230のレジスタ236から検証値Vを読み出すリード命令をROM204から読み出し、読み出したリード命令を実行することにより、I/F212を介してレジスタ236に対するリード要求を出力する。また、ステップS332を経て、I/F212を介して、読み出したリード命令およびそのアドレスを出力する。

0151

アクセス制御装置230は、リード要求を入力すると、ステップS334を経て、リード命令およびそのアドレスを入力し、許可命令コード列および許可アドレスであれば、レジスタ236が保持している検証値Vを読み出し、読み出した検証値VをI/F212に出力する。

0152

CPUコア203は、検証値Vおよび期待値Pを入力すると、ステップS336、S338を経て、検証値Vと期待値Pとを照合し、照合結果が正しいか否かを判定する。照合結果が正しいか否かは、例えば、検証値Vが期待値Pと所定関係にあるか否かにより判定する。所定関係とは、例えば、検証値Vが期待値Pと一致していること、検証値Vおよび期待値Pの一方を所定の演算方法により演算した演算値が他方と一致していること、検証値Vおよび期待値Pに大小関係その他の相関関係があることをいう。

0153

照合結果が正しいと判定したとき(Yes)は、CPUコア203は、ステップS340を経て、接続機器を認証し、接続機器認証処理を終了する。一方、照合結果が正しくないと判定したとき(No)は、CPUコア203は、ステップS342を経て、接続機器を認証せず、接続機器認証処理を終了する。接続機器を認証しなかった場合、CPUコア203は、不正通知を行ったり接続機器との接続を切断したりする。

0154

〔入賞判定処理〕
次に、ステップS206の入賞判定処理を説明する。

0155

図9は、入賞判定処理を示すフローチャートである。

0156

入賞判定処理は、ステップS206において実行されると、図9に示すように、まず、ステップS400に移行する。

0157

ステップS400では、保留球数が「0」であるか否かを判定し、保留球数が「0」であると判定したとき(Yes)は、ステップS402に移行する。

0158

ステップS402では、タイマ214を用いて始動入賞口105への最後の入賞から所定時間(例えば、10分)が経過したか否かを判定し、所定時間が経過したと判定したとき(Yes)は、ステップS404に移行する。

0159

ステップS404では、演出制御部300に対して客待ちデモの開始を指定するための制御コマンド(客待ちデモコマンド)を送信バッファに格納する客待ちデモ開始処理を実行する。演出制御部300は、客待ちデモコマンドを受信すると、図柄表示部104、ランプ制御部386および音声制御部382に対して客待ちデモ用の制御コマンドをそれぞれ送信する。

0160

次いで、ステップS406に移行して、I/F210を介して始動入賞口検出部280からのセンサ信号を読み込み、読み込んだセンサ信号に基づいて始動入賞口105に遊技球が入賞したことを検出したか否かを判定し、遊技球の入賞を検出したと判定したとき(Yes)は、ステップS408に移行する。

0161

ステップS408では、保留球数が「4」以上であるか否かを判定し、保留球数が「4」未満であると判定したとき(No)は、ステップS410に移行して、保留球数に「1」を加算し、ステップS412に移行する。

0162

ステップS412では、大当たり決定乱数、停止図柄決定乱数その他遊技制御に用いる乱数をアクセス制御装置230のレジスタ234から読み出し、ステップS414に移行して、読み出した各乱数を、保留球数に対応したRAM206の所定領域にそれぞれ格納し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。

0163

一方、ステップS408で、保留球数が「4」以上であると判定したとき(Yes)、およびステップS406で、遊技球の入賞を検出しないと判定したとき(No)はいずれも、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。

0164

一方、ステップS402で、所定時間が経過していないと判定したとき(No)、およびステップS400で、保留球数が「0」でないと判定したとき(No)はいずれも、ステップS406に移行する。

0165

〔大当たり判定処理〕
次に、ステップS208の大当たり判定処理を説明する。

0166

図10は、大当たり判定処理を示すフローチャートである。

0167

大当たり判定処理は、所定確率で大当たりを発生させるために、大当たり決定乱数がとり得る所定の数値範囲(例えば、「0」〜「400」)に1個の大当たり値を設定し、始動入賞口105に遊技球が入賞した入賞タイミングで大当たり決定乱数を読み出し、読み出した乱数値と大当たり値とが一致しているときに大当たりを発生させる処理であって、ステップS208において実行されると、図10に示すように、まず、ステップS500に移行する。

0168

ステップS500では、図柄表示部104において演出図柄が変動中か否かを判定し、演出図柄が変動中でないと判定したとき(No)は、ステップS502に移行して、保留球数が「1」以上であるか否かを判定し、保留球数が「1」以上であると判定したとき(Yes)は、ステップS504に移行する。

0169

ステップS504では、保留球数に対応したRAM206の所定領域から大当たり決定乱数を読み出し、ステップS506に移行して、読み出した乱数値が大当たり値と一致しているか否かを判定し、大当たり値と一致していると判定したとき(Yes)は、ステップS508に移行する。

0170

ステップS508では、大当たり時に停止させる演出図柄の態様を決定する大当たり時停止図柄決定処理を実行する。大当たり時停止図柄決定処理では、例えば、保留球数に対応したRAM206の所定領域から停止図柄決定乱数を読み出し、読み出した乱数値の順位の停止図柄番号を、ROM204に格納されている大当たり用停止図柄決定テーブルから取得し、取得した停止図柄番号を示す制御コマンド(図柄指定コマンド)を送信バッファに格納する。

0171

次いで、ステップS510に移行して、大当たり時に変動表示する演出図柄の変動パターンを決定する大当たり時変動パターン決定処理を実行する。大当たり時変動パターン決定処理では、例えば、アクセス制御装置230のレジスタ234から変動パターン決定乱数を読み出し、読み出した乱数値の順位の変動パターン番号を、ROM204に格納されている大当たり用の変動パターン決定テーブルから取得し、取得した変動パターン番号を示す制御コマンド(図柄変動コマンド)を送信バッファに格納する。

0172

次いで、ステップS512に移行して、演出制御部300に対して演出図柄の変動開始を指定するための制御コマンド(変動開始コマンド)を送信バッファに格納する図柄変動開始処理を実行し、ステップS514に移行して、保留球数から「1」を減算し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。

0173

一方、ステップS506で、大当たり値と一致しないと判定したとき(No)は、ステップS516に移行して、はずれ時に停止させる演出図柄の態様を決定するはずれ時停止図柄決定処理を実行する。はずれ時停止図柄決定処理は、ステップS508と同様に構成される。ステップS508と異なるのは、はずれ用の停止図柄決定テーブルを用いる点である。

0174

次いで、ステップS518に移行して、はずれ時に変動表示する演出図柄の変動パターンを決定するはずれ時変動パターン決定処理を実行する。はずれ時変動パターン決定処理は、ステップS510と同様に構成される。ステップS510と異なるのは、はずれ用の変動パターン決定テーブルを用いる点である。

0175

ステップS518の処理が終了すると、ステップS512に移行する。

0176

一方、ステップS500で、図柄表示部104において演出図柄が変動中であると判定したとき(Yes)は、ステップS520に移行する。

0177

ステップS520では、演出図柄の変動を開始してから所定時間(例えば、30秒)が経過したか否かを判定し、所定時間が経過したと判定したとき(Yes)は、ステップS522に移行して、演出制御部300に対して演出図柄の停止を指定するための制御コマンド(図柄停止コマンド)を送信バッファに格納する図柄停止処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。

0178

一方、ステップS520で、所定時間が経過していないと判定したとき(No)、およびステップS502で、保留球数が「0」であると判定したとき(No)はいずれも、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。

0179

〔本実施の形態の動作〕
次に、本実施の形態の動作を説明する。

0180

まず、パチンコ機に電源が投入されると、主制御部200により、ステップS202、S204を経て、初期化処理および接続機器認証処理が実行される。

0181

接続機器認証処理では、ステップS300〜S342を経て、アクセス制御装置230により接続機器の認証が行われる。これにより、接続機器の正当性を認証することができる。しかしながら、例えば、悪意を有する第三者によって、不正な機器が認証されるように接続機器認証処理を改ざんされてしまう場合がある。

0182

例えば、ステップS318では、アクセス制御装置230のレジスタ236に対して検証値Vが書き込まれている。このとき、レジスタ236に書き込まれるのは、本来、CPUコア203のレジスタ203cに保持されている検証値Vである。しかしながら、不正な命令コード列によって、レジスタ236に書き込む値をレジスタ203c以外の場所(または、レジスタ203cのうち検証値Vが保持されている領域以外の領域)に記憶された値とすることが可能となる。

0183

また、例えば、ステップS310では、アクセス制御装置230のレジスタ234から検証値Vが読み出されている。このとき、読み出す値をレジスタ234以外の場所(または、レジスタ234のうち検証値Vが保持されている領域以外の領域)に記憶された値とすることが可能となる。

0184

これらの不正は、例えば、不正なパッチ等によってCPUコア203の処理を分岐させることにより可能となる。

0185

このような不正行為が行われると、正しい接続機器認証処理が行えず、不正な機器の接続が可能となってしまう。そのため、主制御部200では、アクセス制御装置230を設け、CPU202によるレジスタ234、236へのアクセスを制御する。これにより、不正な命令コード列の実行により不正な機器が認証されてしまう可能性を低減することができる。

0186

図11は、アクセス制御部238が行うアクセス制御の概要を示す説明図である。なお、図11では、説明の便宜上、構成の一部を省略している。

0187

図11に示すように、例えば、許可命令コード列および許可アドレスが、命令コード列「0xJKLMNOPQ」(ライト命令)およびアドレス「0x104」であるとする。このとき、正規のROM204には、アドレス「0x104」〜「0x107」に命令コード列「0xJKLMNOPQ」(ライト命令)が記憶されている。

0188

CPUコア203が、アドレス「0x104」〜「0x107」から命令コード列「0xJKLMNOPQ」を読み出して実行する場合(矢印α)、アクセス制御部238は、レジスタ236へのデータの書込を許可する。

0189

ところが、例えば、不正例1のように、アドレス「0x200」〜「0x203」に不正な命令コード列「0xPOIUYTRE」(ライト命令)が書き込まれてしまったとする。この場合、CPUコア203が、アドレス「0x200」〜「0x203」から命令コード列「0xPOIUYTRE」を読み出して実行しても(矢印β)、命令コード列のアドレスが許可アドレスではないので、アクセス制御部238は、レジスタ236へのデータの書込を禁止する(ライト命令を拒否)。

0190

また、例えば、不正例2のように、アドレス「0x080」〜「0x083」に不正な命令コード列「0xLKJHGFDS」が挿入されてしまったとする。この不正な命令コード列は、例えば、レジスタ236に書き込む値を変更する命令コード列である。しかしながら、この不正な命令コード列が挿入されたことにより、本来実行が許可される命令コード列「0xJKLMNOPQ」(ライト命令)のアドレスが「0x108」〜「0x10B」となってしまっている。

0191

そのため、CPUコア203が、アドレス「0x108」〜「0x10B」から命令コード列「0xJKLMNOPQ」を読み出して実行しても(矢印γ)、命令コード列のアドレスが許可アドレスではないので、アクセス制御部238は、レジスタ236へのデータの書込を禁止する(ライト命令を拒否)。このとき、CPUコア203は、アクセス制御装置230からの通知を受け、不正通知を行ってもよい。これにより、不正な命令コード列「0xLKJHGFDS」の実行により書き込み値が変更されたとしても、その値がレジスタ236に書き込まれないので、不正行為が行われる可能性を低減することができる。

0192

一方、アクセス制御部238は、上記不正行為のほか、ビットエラーによりCPU202が誤動作する可能性を低減することもできる。

0193

図12は、アクセス制御部238が行うアクセス制御の概要を示す説明図である。

0194

図12に示すように、例えば、許可命令コード列および許可アドレスが、命令コード列「0xABCDEFGH」(リード命令)およびアドレス「0x100」、並びに、命令コード列「0xABCDEFGI」(ライト命令)およびアドレス「0x104」であるとする。このとき、正規のROM204には、アドレス「0x100」〜「0x103」に命令コード列「0xABCDEFGH」(リード命令)が記憶されている。

0195

CPUコア203が命令コード列を読み出す際、命令コード列にビットエラー(例えば、「1」が「0」となる。)が発生してしまう場合がある。その結果、CPUコア203がアドレス「0x100」〜「0x103」から読み出した命令コード列「0xABCDEFGH」(リード命令)が、例えば、命令コード列「0xABCDEFGI」(ライト命令)に置き換わってしまう場合がある(矢印δ)。この場合、CPUコア203が命令コード列「0xABCDEFGI」(ライト命令)を実行すると、アクセス制御装置230のデータが予期しない形で書き換えられてしまう可能性がある。

0196

しかしながら、このようなライト命令が実行されたとしても(矢印ε)、命令コード列のアドレスが許可アドレスではないので、アクセス制御部238は、レジスタ236へのデータの書込を禁止する(ライト命令を拒否)。

0197

次に、パチンコ機で遊技を行う場合を説明する。

0198

接続機器が認証されると、主制御部200により、ステップS206〜S214を経て、入賞判定処理、大当たり判定処理、電動役物制御処理および制御コマンド送信処理が所定周期で繰り返し実行される。これにより、パチンコ機は、遊技可能な状態となる。遊技者は、貸し出しを受けた遊技球をパチンコ機に装填し、発射部482を操作して遊技球を遊技盤101に発射することにより遊技を行うことができる。

0199

遊技盤101に発射された遊技球が始動入賞口105に入賞すると、主制御部200では、その入賞タイミングでアクセス制御装置230から大当たり決定乱数が読み出される。この大当たり決定乱数も、上記接続機器認証処理の場合と同様に、アクセス制御装置230によりアクセスが許可された場合にのみ、読み出すことができる。すなわち、大当たり決定乱数の読出に関する命令コード列が許可命令コード列であり、かつ、その命令コード列のアドレスが許可アドレスであるときにのみ、読み出すことができる。その他遊技制御に用いる乱数についても同様である。そして、大当たり決定乱数の読出に成功した場合、読み出された乱数値が大当たり値と一致していれば、大当たりとなる。

0200

大当たりとなると、ステップS508、S510を経て、演出図柄の停止図柄の態様および大当たり時の変動パターンが決定される。そして、所定の変動パターンで演出図柄が変動表示され、所定の変動時間経過後に、大当たり図柄で演出図柄が停止する。演出図柄の停止後は、大当たり演出が開始される。

0201

大当たり中は、大入賞口109が所定の開閉パターンで開放し、大入賞口109に遊技球が入賞すると、遊技球1個につき所定数の遊技球が賞球として払い出される。

0202

〔本実施の形態の効果〕
このようにして、本実施の形態では、アクセス制御装置230は、レジスタ234、236と、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスをI/F212から入力する入力部231と、入力部231で入力した命令コード列およびアドレスに基づいて、CPU202によるレジスタ234、236へのアクセスを制御するアクセス制御部238とを備える。

0203

これにより、レジスタ234、236のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性を低減することができるので、不正行為やエラーに起因する不正動作が行われる可能性を低減することができる。また、CPU202とは別体のアクセス制御装置230がアクセス制御機能を実現するので、CPUコア203自体が不正動作検出処理を行う必要がなく、従来に比して、開発や設計の難易度が高くなることを抑制することができる。さらに、命令コード列およびそのアドレスに基づいてアクセスが制御されるので、ROM204と同等容量のテーブルを用意する必要がなく、従来に比して、データ容量が増大することを抑制することができる。

0204

さらに、DIP等からなるワンチップ型のマイクロプロセッサであるCPU202を採用する場合において、CPUコア203が不正動作検出処理を行う構成では、CPU202が丸ごと交換されるような不正行為が行われると、CPUコア203自体が交換されてしまうことになるので、CPU202の正当性を認証することはできない。これに対し、本実施の形態は、アクセス制御装置230がCPU202とは別体に設けられているので、そのような不正行為が行われても、CPU202の正当性を認証することができる。

0205

さらに、DIP等からなるワンチップ型のマイクロプロセッサであるCPU202を採用する場合において、アクセス制御装置230のアクセス制限機能を実現する回路等をCPU202に内蔵する構成では、CPU202を新たに開発、設計等しなければならず、既存のCPUには適用することができない。これに対し、本実施の形態では、アクセス制御装置230をCPU202に接続するだけでよいので、既存のCPUにも適用することができる。

0206

さらに、本実施の形態では、アクセス制御部238は、入力部231で入力した命令コード列が許可命令コード列であり、かつ、その命令コード列のアドレスが許可アドレスであるときにのみ、レジスタ234、236へのアクセスを許可する。

0207

これにより、不正に書き換えられた命令コード列、ビットエラーによって内容が変化した命令コード列、または不正なアドレスに記憶された命令コード列が実行されることにより、レジスタ234、236のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性を低減することができるので、不正動作が行われる可能性をさらに低減することができる。

0208

さらに、本実施の形態では、アクセス制御装置230によるアクセス制御の状況に応じて不正通知を行う。

0209

これにより、不正動作が行われた可能性があることを把握することができる。

0210

さらに、本実施の形態では、主制御部200のCPU202にアクセス制御装置230を適用した。

0211

これにより、主制御部200のCPU202が不正動作する可能性を低減することができる。主制御部200は、遊技の根幹となる主制御を行っているので、セキュリティ効果が高い。

0212

上記第1の実施の形態において、図柄表示部104は、発明1の図柄表示手段に対応し、主制御部200は、発明10の主制御手段に対応し、CPU202は、発明1、4、10ないし12のデータ処理装置に対応し、CPUコア203は、発明1、3、4、11または12のデータ処理手段に対応している。また、ROM204は、発明4の命令コード記憶手段に対応し、I/F212およびステップS308、S316、S326、S332は、発明1、3、4、11または12の出力手段に対応し、入力部231は、発明1ないし4の入力手段に対応している。

0213

また、上記第1の実施の形態において、レジスタ234、236は、発明1、2、11または12の記憶手段に対応し、アクセス制御部238およびステップS104〜S110、S116〜S122は、発明1、2または9のアクセス制御手段に対応し、ステップS104〜S110、S116〜S122は、発明11または12のアクセス制御ステップに対応している。また、ステップS412、S414、S504、S506は、発明1の抽選手段に対応し、ステップS508、S510、S522は、発明1の特賞状態発生手段に対応し、ステップS512は、発明1の図柄変動手段に対応している。

0214

〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図13ないし図15は、本発明に係る遊技機およびアクセス制御プログラム、並びに遊技制御方法の第2の実施の形態を示す図である。

0215

本実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、アクセス制御部238が、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスに加えて、命令コード列から算出されたチェック値に基づいてアクセスを制御する点が異なる。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。

0216

〔主制御部の構成〕
まず、主制御部200の構成を説明する。

0217

図13は、主制御部200の構成を示すブロック図である。

0218

CPU202は、図13に示すように、CPUコア203、ROM204、RAM206、セキュリティ検査回路208、I/F210、212およびタイマ214のほか、命令コード列からチェック値を算出するチェック値算出部218を有して構成されている。これらは、バス216を介して相互に接続されている。

0219

チェック値算出部218は、命令コード列をROM204から取得する。そして、取得した命令コード列から、命令コード列の正当性を検査するチェック値を算出する。チェック値は、アクセス制御部238によるアクセス制御に用いられる。ここで、チェック値とは、ROM204に記憶された一部若しくはすべての命令コード若しくは命令コード列、1つの命令コードの一部またはそれらの組み合わせから算出される値である。チェック値算出部218は、例えば、ROM204に記憶されたすべての命令コード列に対して、ハッシュ関数による演算、パリティチェック巡回冗長検査CRC(Cyclic Redundancy
Check))またはチェックサム等の誤り検出演算を行ってチェック値を算出する。このように、チェック値は、ROM204に実際に記憶されている命令コード列から算出される。したがって、チェック値を用いて照合を行うことにより、ROM204に記憶された命令コード列の不正な書き換えや、ROM204の不正な差し替え等を検出することができる。

0220

入力部231は、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレス、並びにチェック値算出部218で算出したチェック値をI/F212から入力する。このとき、チェック値を複数に分割して入力してもよい。この場合、各分割データを結合することによりチェック値を複合する。

0221

アクセス制御部238は、入力部231で入力した命令コード列が許可命令コード列であり、かつ、その命令コード列のアドレスが許可アドレスであり、かつ、入力部231で入力したチェック値がチェック値の期待値と所定関係にあるときにのみ、レジスタ234、236へのアクセスを許可する。所定関係とは、例えば、チェック値が期待値と一致していること、チェック値および期待値の一方を所定の演算方法により演算した演算値が他方と一致していること、チェック値および期待値に大小関係その他の相関関係があることをいう。このように、命令コード列およびアドレスの照合と、チェック値の照合とを組み合わせることにより、不正動作が行われる可能性をさらに低減することができる。

0222

アクセス制御部238が照合に用いる期待値は、例えば、あらかじめ(製造時等)アクセス制御部238に記憶させておく。また、アクセス制御部238が照合に用いる期待値を、他の構成部からアクセス制御部238に送信してもよい。他の構成部とは、例えば、CPUコア203やチェック値の期待値を生成するための専用の処理部(以下、期待値算出部という。)である。CPUコア203や期待値算出部は、あらかじめ記憶されている期待値をアクセス制御部238に送信してもよいし、照合処理ごとに期待値を生成してもよい。また、I/F210を介して、外部の機器からCPUコア203や期待値算出部に期待値を算出するために必要な係数等を受信してもよい。このように、アクセス制御部238に、あらかじめ期待値を記憶させずに、他の構成部から入力することとすれば、ROM204のチェック値を後発的に変更することが可能となる。

0223

〔チェック値算出処理
次に、チェック値算出部218で実行されるチェック値算出処理を説明する。

0224

図14は、チェック値算出処理を示すフローチャートである。

0225

チェック値算出部218は、チェック値算出処理を実行すると、図14に示すように、まず、ステップS600に移行する。

0226

ステップS600では、アクセス制御部238からチェック値の取得要求を受信したか否かを判定し、チェック値の取得要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS602に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、チェック値の取得要求を受信するまでステップS600で待機する。

0227

ステップS602では、ROM204から命令コード列を読み出し、ステップS604に移行して、読み出した命令コード列に対して上記誤り検出演算を行ってチェック値を算出し、ステップS606に移行して、算出したチェック値をアクセス制御部238に送信し、チェック値算出処理を終了する。

0228

〔アクセス制御処理〕
次に、アクセス制御部238で実行されるアクセス制御処理を説明する。

0229

図15は、アクセス制御処理を示すフローチャートである。

0230

アクセス制御部238は、アクセス制御処理を実行すると、図15に示すように、まず、ステップS700に移行する。

0231

ステップS700では、レジスタ234、236に対するリード要求をI/F212から入力したか否かを判定し、リード要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS702に移行して、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスを入力部231から入力し、ステップS704に移行する。

0232

ステップS704では、入力した命令コード列が許可命令コード列であるか否かを判定し、許可命令コード列であると判定したとき(Yes)は、ステップS706に移行して、入力したアドレスが許可アドレスであるか否かを判定し、許可アドレスであると判定したとき(Yes)は、ステップS708に移行する。

0233

ステップS708では、チェック値の取得要求をチェック値算出部218に送信し、ステップS710に移行して、その応答としてチェック値を入力部231から入力し、ステップS712に移行する。

0234

ステップS712では、アクセス制御部238に記憶されている期待値を読み出したしたり、CPUコア203や期待値算出部が生成した期待値を受信したりすることによりチェック値の期待値を取得し、ステップS714に移行する。

0235

ステップS714では、入力したチェック値が、入力した期待値と一致しているか否かを判定し、チェック値が期待値と一致していると判定したとき(Yes)は、ステップS716に移行する。

0236

ステップS716では、レジスタ234、236が保持しているデータを読み出し、ステップS718に移行して、読み出したデータをI/F212に出力する。出力されたデータは、I/F212を介してCPUコア203のレジスタ203cに保持される。

0237

次いで、ステップS720に移行して、レジスタ236に対するライト要求をI/F212から入力したか否かを判定し、ライト要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS722に移行して、CPUコア203が実行する命令コード列およびそのアドレスを入力部231から入力し、ステップS724に移行する。

0238

ステップS724では、入力した命令コード列が許可命令コード列であるか否かを判定し、許可命令コード列であると判定したとき(Yes)は、ステップS726に移行して、入力したアドレスが許可アドレスであるか否かを判定し、許可アドレスであると判定したとき(Yes)は、ステップS728に移行する。

0239

ステップS728〜S732では、ステップS708〜S712と同様の処理を実行し、ステップS734に移行する。

0240

ステップS734では、チェック値が期待値と一致しているか否かを判定し、チェック値が期待値と一致していると判定したとき(Yes)は、ステップS736に移行する。

0241

ステップS736では、CPUコア203のレジスタ203cが保持しているデータをI/F212から入力し、ステップS738に移行して、入力したデータをレジスタ236に書き込み、アクセス制御処理を終了する。

0242

一方、ステップS734で、チェック値が期待値と一致していないと判定したとき(No)、ステップS726で、許可アドレスでないと判定したとき(No)、ステップS724で、許可命令コード列でないと判定したとき(No)、およびステップS720で、ライト要求を入力しないと判定したとき(No)はいずれも、レジスタ236にデータを書き込まずに、アクセス制御処理を終了する。このとき、CPUコア203は、アクセス制御装置230からの通知を受け、不正通知を行ってもよい。

0243

一方、ステップS714で、チェック値が期待値と一致していないと判定したとき(No)、ステップS706で、許可アドレスでないと判定したとき(No)、ステップS704で、許可命令コード列でないと判定したとき(No)、およびステップS700で、リード要求を入力しないと判定したとき(No)はいずれも、レジスタ234、236が保持しているデータをI/F212に出力せずに、ステップS720に移行する。このとき、CPUコア203のレジスタ203cに非正当値が保持されるが、その値が所定値である場合、CPUコア203は、不正通知を行ってもよい。

0244

〔本実施の形態の効果〕
このようにして、本実施の形態では、CPU202は、ROM204に記憶された命令コード列からチェック値を算出するチェック値算出部218を備え、アクセス制御部238は、入力部231で入力した命令コード列が許可命令コード列であり、かつ、その命令コード列のアドレスが許可アドレスであり、かつ、入力部231で入力したチェック値がチェック値の期待値と所定関係にあるときにのみ、レジスタ234、236へのアクセスを許可する。

0245

これにより、ROM204に記憶された命令コード列が不正に書き換えられたことを検出することができる。また、命令コード列およびアドレスの照合と、チェック値の照合とを組み合わせることにより、不正動作が行われる可能性をさらに低減することができる。なお、チェック値の照合は、命令コード列およびアドレスの照合と組み合わせて行うので、チェック値の算出に比較的処理負荷が軽い誤り検出演算(例えば、パリティチェック)を用いても、一定の精度を得ることができる。

0246

上記第2の実施の形態において、CPU202は、発明5のデータ処理装置に対応し、CPUコア203は、発明5のデータ処理手段に対応し、ROM204は、発明5の命令コード記憶手段に対応し、チェック値算出部218は、発明5の演算手段に対応している。また、入力部231は、発明5の入力手段に対応している。

0247

〔他の実施の形態〕
なお、上記第2の実施の形態において、アクセス制御装置230は、命令コード列からチェック値を算出するように構成したが、これに限らず、次の3つの構成を採用することができる。
(1)第1の構成
第1の構成は、命令コード列に代えて、ROM204に記憶されたデータ(以下、第1算出基礎データという。)からチェック値を算出する。第1算出基礎データとは、例えば、ROM204に記憶された所定の固定値である。なお、第1算出基礎データは、固定値に限らず、変動前後のデータ値を正確に予測可能変動データであってもよい。変動前後のデータ値を正確に予測可能とは、具体的には、例えば、変動範囲が定まっている場合や変動規則が定まっている場合をいう。

0248

チェック値算出部218は、第1算出基礎データをROM204から読み出し、読み出した第1算出基礎データからチェック値を算出する。

0249

アクセス制御部238は、あらかじめ第1算出基礎データの期待値を記憶している。アクセス制御部238は、期待値からチェック値を算出し、入力部231で入力したチェック値が、算出したチェック値と所定関係にあるか否かを判定する。その他、入力部231で入力したチェック値が期待値と所定関係にあるか否かを判定してもよい。なお、命令コード列から算出したチェック値と、第1算出基礎データから算出したチェック値の両方に基づいてアクセス制御を行ってもよい。

0250

これにより、ROM204が不正なものに交換されたことを検出することができる。

0251

この場合において、CPU202は、発明6のデータ処理装置に対応し、CPUコア203は、発明6のデータ処理手段に対応し、ROM204は、発明6の命令コード記憶手段に対応し、チェック値算出部218は、発明6の演算手段に対応している。また、入力部231は、発明6の入力手段に対応している。
(2)第2の構成
第2の構成は、命令コード列に代えて、CPUコア203が実行する命令コード列の実行結果(以下、第2算出基礎データという。)からチェック値を算出する。第2算出基礎データとは、例えば、CPUコア203のフラグレジスタの値である。なお、第2算出基礎データは、フラグレジスタの値に限らず、命令コード列が正しく実行されたときに第1の値を返し、それ以外は第2の値を返す関数戻り値であってもよい。

0252

チェック値算出部218は、第2算出基礎データをフラグレジスタ等から取得し、取得した第2算出基礎データからチェック値を算出する。

0253

アクセス制御部238は、第1の構成の場合と同様に構成することができる。なお、第1算出基礎データから算出したチェック値にさらに基づいてアクセス制御を行ってもよい。

0254

また、第2算出基礎データからチェック値を算出せず、第2算出基礎データをそのまま用いてもよい。すなわち、アクセス制御部238は、入力部231で入力した命令コード列が許可命令コード列であり、かつ、その命令コード列のアドレスが許可アドレスであり、かつ、第2算出基礎データが所定値であるときにのみ、アクセスを許可する。

0255

これにより、不正に書き換えられた命令コード列や、ビットエラーによって内容が変化した命令コード列が実行されることにより、レジスタ234、236のデータが不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性を低減することができるので、不正動作が行われる可能性をさらに低減することができる。

0256

この場合において、CPUコア203は、発明7のデータ処理手段に対応し、入力部231は、発明7の入力手段に対応している。
(3)第3の構成
第3の構成は、命令コード列に代えて、命令コード列のアドレス(以下、第3算出基礎データという。)からチェック値を算出する。

0257

チェック値算出部218は、第3算出基礎データをバス216等から取得し、取得した第3算出基礎データからチェック値を算出する。

0258

アクセス制御部238は、第1の構成の場合と同様に構成することができる。なお、第1算出基礎データおよび第2算出基礎データの一方または両方から算出したチェック値にさらに基づいてアクセス制御を行ってもよい。

0259

また、上記第2の実施の形態において、アクセス許可条件は、入力部231で入力した命令コード列が許可命令コード列であり、かつ、その命令コード列のアドレスが許可アドレスであり、かつ、入力部231で入力したチェック値がチェック値の期待値と所定関係にあることとしたが、これに限らず、(1)入力部231で入力した命令コード列が許可命令コード列であること、(2)その命令コード列のアドレスが許可アドレスであること、(3)入力部231で入力したチェック値がチェック値の期待値と所定関係にあることのうちいずれか1つまたは任意の2つの組み合わせとすることもできる。第1算出基礎データまたは第2算出基礎データを用いる場合も、(1)〜(3)との任意の組み合わせでアクセス許可条件を設定することができる。また、上記第1の実施の形態においても、(1)または(2)でアクセス許可条件を設定することができる。

0260

また、上記第1および第2の実施の形態においては、アクセス制御装置230を主制御部200に設けたが、これに限らず、次の2つの構成を採用することができる。
(1)第1の構成
第1の構成は、アクセス制御装置230を演出制御部300に設けた構成である。

0261

図16は、演出制御部300の構成を示すブロック図である。

0262

演出制御部300は、図16に示すように、CPU302およびアクセス制御装置230を有して構成されている。

0263

CPU302は、DIP等からなるワンチップ型のマイクロプロセッサであって、CPUコア303、ROM304、RAM306、VRAM308、I/F310および演出関連デバイス群314のほか、外部装置との入出力を行うI/F312を有して構成されている。これらは、バス316を介して相互に接続されている。

0264

アクセス制御装置230は、I/F312に接続されている。CPU302は、そのハードウェア構造上、バス316を介して送受信されるアドレス信号、データ信号および制御信号を外部に出力しない構成となっている。また、バス316の信号線がCPU302に内蔵されているので、アクセス制御装置230をバス316の信号線に直結することも改造を要し難しい。したがって、そのままの構成では、アクセス制御装置230は、CPUコア303が実行する命令に関する情報を取得することができない。そこで、第1の構成では、CPUコア303が実行する命令に関する情報として、CPUコア303が実行する命令コード列、およびそのROM304におけるアドレスを、I/F312を介して出力する処理をCPUコア303に実行させる。この出力処理は、例えば、ROM304の制御プログラムの一処理として組み込んでおくことができる。これにより、アクセス制御装置230は、CPUコア303が実行する命令コード列およびそのアドレスをI/F312から入力することができる。

0265

これにより、演出制御部300のCPU302が不正動作する可能性を低減することができる。

0266

この場合において、演出制御部300は、発明10の演出制御手段に対応している。
(2)第2の構成
第2の構成は、アクセス制御装置230を賞球制御部400に設けた構成である。

0267

図17は、賞球制御部400の構成を示すブロック図である。

0268

賞球制御部400は、図17に示すように、CPU402およびアクセス制御装置230を有して構成されている。

0269

CPU402は、DIP等からなるワンチップ型のマイクロプロセッサであって、CPUコア403、ROM404、RAM406、I/F410および賞球関連デバイス群414のほか、外部装置との入出力を行うI/F412を有して構成されている。これらは、バス416を介して相互に接続されている。

0270

アクセス制御装置230は、I/F412に接続されている。CPU402は、そのハードウェア構造上、バス416を介して送受信されるアドレス信号、データ信号および制御信号を外部に出力しない構成となっている。また、バス416の信号線がCPU402に内蔵されているので、アクセス制御装置230をバス416の信号線に直結することも改造を要し難しい。したがって、そのままの構成では、アクセス制御装置230は、CPUコア403が実行する命令に関する情報を取得することができない。そこで、第2の構成では、CPUコア403が実行する命令に関する情報として、CPUコア403が実行する命令コード列、およびそのROM404におけるアドレスを、I/F412を介して出力する処理をCPUコア403に実行させる。この出力処理は、例えば、ROM404の制御プログラムの一処理として組み込んでおくことができる。これにより、アクセス制御装置230は、CPUコア403が実行する命令コード列およびそのアドレスをI/F412から入力することができる。

0271

これにより、賞球制御部400のCPU402が不正動作する可能性を低減することができる。

0272

この場合において、賞球制御部400は、発明10の払出制御手段に対応している。

0273

また、上記第1および第2の実施の形態において、アクセス制御部238は、レジスタ234、236へのアクセスを制御するように構成したが、これに限らず、レジスタ234、236のうち特定のアドレス空間へのアクセスを制御するように構成することもできる。

0274

これにより、レジスタ234、236のうち、機密情報等の重要な情報が記憶されたアドレス空間へのアクセスを制御することにより、重要な情報が不正に書き換えられたり読み出されたりする可能性を低減することができるので、不正動作が行われる可能性をさらに低減することができる。

0275

また、上記第1および第2の実施の形態においては、命令コード列の単位で読出、実行、判定その他の処理を行うように構成したが、これに限らず、命令コードの単位で読出、実行、判定その他の処理を行うように構成することもできる。これは、上記他の実施の形態についても同様である。代表例として、入力した命令コードが、あらかじめ許可されたコードであり、かつ、その命令コードのアドレスが許可アドレスであるときにのみ、アクセスを許可する。アクセス許可条件の組み合わせについては、命令コード列の場合と同様の組み合わせを採用することができる。

0276

また、上記第1および第2の実施の形態においては、アクセス制御装置230を1つだけ設けたが、これに限らず、複数のアクセス制御装置230を設けることもできる。2台の場合、例えば、第1アクセス制御装置は、入力部231、演算部232、レジスタ234およびアクセス制御部238を有して構成されている。第2アクセス制御装置は、入力部231、演算部232、レジスタ236およびアクセス制御部238を有して構成されている。この場合、アクセス制御部238は、いずれかのアクセス制御装置にのみ設けてもよい。

0277

また、上記第2の実施の形態において、チェック値算出部218は、チェック値の取得要求に応じてチェック値を算出するように構成したが、これに限らず、所定条件が成立したときにチェック値を算出し、算出したチェック値をアクセス制御部238に送信するように構成することもできる。

0278

また、上記第1および第2の実施の形態において、CPU202は、2つのI/F210、212を設けて構成したが、これに限らず、1つのI/Fのみを設けて構成してもよいし、さらに多数のI/Fを設けて構成してもよい。図16におけるCPU302および図17におけるCPU402についても同様である。

0279

また、上記第1および第2の実施の形態において、CPU202は、制御コマンドとは独立に、命令コード列およびそのアドレスを出力するように構成したが、これに限らず、命令コード列およびそのアドレスを制御コマンドに付加して出力するように構成することもできる。この場合、入力部231は、制御コマンドを入力し、入力した制御コマンドに付加されている命令コード列およびそのアドレスを入力する。命令コード列およびそのアドレスは、任意または特定の制御コマンドに付加することができる。図16におけるCPU302および図17におけるCPU402についても同様である。

0280

制御コマンドに付加する構成において、アクセス制御装置230のレジスタ234から乱数を読み出す場合、制御コマンドの種類によっては、命令コード列およびそのアドレスの出力タイミングと、乱数の読出タイミングとが一致しないことがある。例えば、大当たり中に送信される大当たりコマンドに付加する場合、命令コード列およびそのアドレスは大当たり中に出力されるのに対し、大当たり決定乱数は大当たりの発生前に読み出さなければならない。そこで、アクセス制御装置230の構成として、例えば、次の2つの構成を採用することができる。

0281

第1の構成は、制御コマンドの送信時に認証が得られたときは、所定許可回数のアクセスに限り認証を行わない。所定許可回数は、認証が得られた後最初のアクセスから計数を開始してもよいし、認証が得られた後所定回数のアクセスを待って計数を開始してもよい。後者の場合、計数開始前のアクセスは禁止される。したがって、認証後に所定回数のダミーアクセスが必要となり、この回数が分からなければ、認証が得られてもレジスタ234、236へのアクセスができないので、不正動作が行われる可能性を低減することができる。

0282

第2の構成は、制御コマンドの送信時に認証が得られたときは、所定許可期間内に限り認証を行わない。所定許可期間は、認証が得られた直後から開始してもよいし、認証が得られた後所定時間経過を待って開始してもよい。後者の場合、開始前のアクセスは禁止される。また、開始前にアクセスがあったときは、その後のアクセスを禁止してもよい。したがって、認証後に所定時間の待機が必要となり、この時間が分からなければ、認証が得られてもレジスタ234、236へのアクセスができないので、不正動作が行われる可能性を低減することができる。

0283

また、上記第1および第2の実施の形態においては、アクセス制御装置230を主制御部200に設けて構成したが、これに限らず、演出制御部300、賞球制御部400その他の場所に設けて構成することもできる。図16および図17の構成についても同様である。すなわち、アクセス制御装置230を利用するCPU202、302、402と、アクセス制御装置230とは、同一の基板に設けなくてもよく、異なる基板その他の場所に設けることができる。

0284

また、上記第1および第2の実施の形態において、図7ないし図10のフローチャートに示す遊技制御処理を実行するにあたってはいずれも、ROM204にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM206に読み込んで実行するようにしてもよい。図14および図15のフローチャートに示す処理についても同様である。

0285

ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。

0286

また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明をパチンコ機に適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、パチスロ機、アミューズメントゲーム機その他の遊技機にも適用可能である。

図面の簡単な説明

0287

遊技盤101の正面図である。
遊技制御装置100の構成を示すブロック図である。
主制御部200の構成を示すブロック図である。
CPUコア203およびアクセス制御装置230の構成を示すブロック図である。
アクセス制御処理を示すフローチャートである。
ROM204のメモリ構造を模式的に示した図である。
遊技制御処理を示すフローチャートである。
接続機器認証処理の実行に伴うCPUコア203およびアクセス制御装置230の動作を示すフローチャートである。
入賞判定処理を示すフローチャートである。
大当たり判定処理を示すフローチャートである。
アクセス制御部238が行うアクセス制御の概要を示す説明図である。
アクセス制御部238が行うアクセス制御の概要を示す説明図である。
主制御部200の構成を示すブロック図である。
チェック値算出処理を示すフローチャートである。
アクセス制御処理を示すフローチャートである。
演出制御部300の構成を示すブロック図である。
賞球制御部400の構成を示すブロック図である。

符号の説明

0288

101…遊技盤、 102a、102b…レール、 103…遊技領域、 104…図柄表示部、 105…始動入賞口、 106…入賞ゲート、 107…普通入賞口、 109…大入賞口、 108…回収口、 100…遊技制御装置、 200…主制御部、 202、302、402…CPU、 203、303、403…CPUコア、 203a…制御部、 203b、232…演算部、 203c、234、236…レジスタ、 204、304、404…ROM、 204a…記憶領域、 206、306、406…RAM、 208…セキュリティ検査回路、 210、212、310、312、410、412…I/F、 214…タイマ、 216、316、416…バス、 218…チェック値算出部、 230…アクセス制御装置、 231…入力部、 238…アクセス制御部、 240…検査ポート、 280…始動入賞口検出部、 282…ゲート検出部、 284…普通入賞口検出部、 286…大入賞口検出部、 288…大入賞口開閉部、 300…演出制御部、 308…VRAM、 314…演出関連デバイス群、 380…スピーカ、 382…音声制御部、 384…ランプ、 386…ランプ制御部、 400…賞球制御部、 414…賞球関連デバイス群、 480…払出部、 482…発射部

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