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技術 放送受信装置及びその制御方法

出願人 キヤノン株式会社
発明者 占部弘文星野浩恒
出願日 2008年10月2日 (12年1ヶ月経過) 出願番号 2008-257170
公開日 2010年4月15日 (10年7ヶ月経過) 公開番号 2010-088017
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 通常画角 DEMUX処理 type情報 現在視点 切り換え要求 シリーズ物 提示画像 切り換え後
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年4月15日)のものです。
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図面 (9)

課題

視点切り換えが行える時間帯と行えない時間帯とが混在する場合において視点の切り換えを適切に行うことのできる、使い勝手のよい放送受信装置及びその制御方法を提供する。

解決手段

本発明の放送受信装置は、視点を切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組を受信する放送受信装置であって、視聴者が視点切換可能映像を含む番組に対して視点の切り換えを行った際に、切り換え後の視点を表す情報を記憶する記憶手段と、視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断した後、再開した場合に、視点切換可能映像の視点を、前記記憶手段に記憶されている当該番組の視点に切り換える視点切換手段と、を有することを特徴とする。

概要

背景

近年、現状のBS(Broadcasting Satellite)デジタル放送において、さらなる高伝送帯域を使用することにより、映像高解像度化放送の高機能化などが検討されている。

放送の高機能化の一例として、複数の撮像装置により撮影された複数の映像信号多重化された信号を受信し、それら複数の映像信号のうち、所定の映像信号を選択して表示装置に表示する視点可変テレビジョンシステムがある(特許文献1)。

また、既存の番組と視点を切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組とが連携して配信される場合において、視点の切り換えを行う際に、既存の番組の視点を初期値とする技術が特許文献2に開示されている。
特開平5−130528号公報
特開2007−150747号公報

概要

視点の切り換えが行える時間帯と行えない時間帯とが混在する場合において視点の切り換えを適切に行うことのできる、使い勝手のよい放送受信装置及びその制御方法を提供する。本発明の放送受信装置は、視点を切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組を受信する放送受信装置であって、視聴者が視点切換可能映像を含む番組に対して視点の切り換えを行った際に、切り換え後の視点を表す情報を記憶する記憶手段と、視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断した後、再開した場合に、視点切換可能映像の視点を、前記記憶手段に記憶されている当該番組の視点に切り換える視点切換手段と、を有することを特徴とする。

目的

そこで、本発明は、視点の切り換えが行える時間帯と行えない時間帯とが混在する場合において視点の切り換えを適切に行うことのできる、使い勝手のよい放送受信装置及びその制御方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

視点切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組を受信する放送受信装置であって、視聴者が視点切換可能映像を含む番組に対して視点の切り換えを行った際に、切り換え後の視点を表す情報を記憶する記憶手段と、視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断した後、再開した場合に、視点切換可能映像の視点を、前記記憶手段に記憶されている当該番組の視点に切り換える視点切換手段と、を有することを特徴とする放送受信装置。

請求項2

前記視点切換可能映像の出力の一時的な中断は、視点を切り換え不可能な映像が出力されることによるものであることを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。

請求項3

前記視点切換可能映像の出力の一時的な中断は、選局によるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の放送受信装置。

請求項4

前記視点切換可能映像の出力の一時的な中断は、前記放送受信装置の電源のON/OFFによるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の放送受信装置。

請求項5

視点を切り換え不可能な映像が出力されているときに、視点の切り換え操作ができない旨のメッセージを出力するメッセージ出力手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の放送受信装置。

請求項6

前記視点切換手段は、視点切換可能映像の出力が再開する際に、視点切換可能映像の視点を、前記記憶手段に記憶されている当該番組の視点に切り換えるか否かを視聴者に選択させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の放送受信装置。

請求項7

視点を切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組を受信する放送受信装置の制御方法であって、視聴者が視点切換可能映像を含む番組に対して視点の切り換えを行った際に、切り換え後の視点を表す情報を記憶装置に記憶するステップと、視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断した後、再開した場合に、視点切換可能映像の視点を、前記記憶装置に記憶されている当該番組の視点に切り換えるステップと、を有することを特徴とする放送受信装置の制御方法。

技術分野

0001

本発明は、視点切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組を受信する放送受信装置及びその制御方法に関する。

背景技術

0002

近年、現状のBS(Broadcasting Satellite)デジタル放送において、さらなる高伝送帯域を使用することにより、映像の高解像度化放送の高機能化などが検討されている。

0003

放送の高機能化の一例として、複数の撮像装置により撮影された複数の映像信号多重化された信号を受信し、それら複数の映像信号のうち、所定の映像信号を選択して表示装置に表示する視点可変テレビジョンシステムがある(特許文献1)。

0004

また、既存の番組と視点を切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組とが連携して配信される場合において、視点の切り換えを行う際に、既存の番組の視点を初期値とする技術が特許文献2に開示されている。
特開平5−130528号公報
特開2007−150747号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上述したような視点切換可能映像を含む番組の放送が実際に行われる場合、視点の切り換えが行える時間帯と行えない時間帯とが混在することが予想される。例えば、視点切換可能映像を含む番組において、CM(Commertial Message)などの映像は、視点の切り換えを行えない映像であることが予想される。

0006

そこで、本発明は、視点の切り換えが行える時間帯と行えない時間帯とが混在する場合において視点の切り換えを適切に行うことのできる、使い勝手のよい放送受信装置及びその制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の放送受信装置は、
視点を切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組を受信する放送受信装置であって、
視聴者が視点切換可能映像を含む番組に対して視点の切り換えを行った際に、切り換え後の視点を表す情報を記憶する記憶手段と、
視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断した後、再開した場合に、視点切換可能映像の視点を、前記記憶手段に記憶されている当該番組の視点に切り換える視点切換手段と、
を有することを特徴とする。

0008

本発明の放送受信装置の制御方法は、
視点を切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組を受信する放送受信装置の制御方法であって、
視聴者が視点切換可能映像を含む番組に対して視点の切り換えを行った際に、切り換え後の視点を表す情報を記憶装置に記憶するステップと、
視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断した後、再
開した場合に、視点切換可能映像の視点を、前記記憶装置に記憶されている当該番組の視点に切り換えるステップと、
を有することを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明によれば、視点の切り換えが行える時間帯と行えない時間帯とが混在する場合において視点の切り換えを適切に行うことのできる、使い勝手のよい放送受信装置及びその制御方法を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0010

本実施形態に係る放送受信装置は、視点を切り換え可能な映像である視点切換可能映像を含む番組を受信する放送受信装置である。視点切換可能な番組とは、以下のような視聴形態の番組を意味する。一つは複数のTVカメラで撮影された映像が放送局から同時に配信され、視聴者はリモコン操作により何れかのTVカメラで撮影された映像を選択して視聴できる番組形態である。また、別な形態として、1台のTVカメラにより広画角で撮影された映像から、視聴者がリモコン操作により、所望の画角の映像を切り出して視聴できる番組形態である。このとき、視点の切り換えは、表示される映像の画角の切り換えに相当する。

0011

視点切換可能映像を含む番組の放送が実際に行われる場合、視点の切り換えが行える時間帯と行えない時間帯とが混在することが予想される。そのような場合に、放送受信装置において、視点の切り換えが行える時間帯毎に視点の切り換えが必要であると、非常に使い勝手が悪くなってしまう。

0012

具体的には、視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断された後、再開した場合、視聴者は、再開後も中断前の視点と同じ視点で映像を視聴することが予想される。そのため、視点が初期位置に戻ってしまうと、そのつど視点の切り換えを行わなくてはならなくなる。そのような操作は視聴者にとって煩わしいものであるため、望ましくない。

0013

そこで、本実施形態に係る放送受信装置では、視点の切り換えが行える時間帯と行えない時間帯とが混在する場合において視点の切り換えを適切に行うことを可能とする。具体的には、視聴者が視点切換可能映像を含む番組に対して視点の切り換えを行った際に、切り換え後の視点を表す情報を記憶する。そして、視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断した後、再開した場合に、視点切換可能映像の視点を、記憶されている当該番組の視点に切り換える。それにより、使い勝手のよい放送受信装置が提供できる。

0014

以下、本実施形態に係る放送受信装置の具体的な実施例について説明する。

0015

<実施例1>
実施例1では、上記視点切換可能映像の出力の一時的な中断が、視点を切り換え不可能な映像(通常映像)が出力されることによってもたらされる場合について説明する。視点を切り換え不可能な映像は、番組内の所定のシーンの映像、CMの映像などである。以下、本実施例の放送受信装置について詳しく説明する。

0016

図1は、実施例1に係る放送受信装置101の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、放送受信装置101は、放送受信処理部102、DEMUX(デマルチプレクサ)処理部103、映像選択処理部104、音声処理部105、提示処理部106などを有する。また、放送受信装置101は、リモコン受信部107、制御部108、メモ
リ部109、内部バス110、映像出力端子111、音声出力端子112などを有する。

0017

放送受信処理部102には、電波およびネットワークにより放送される放送信号(番組)が入力される。放送受信処理部102は、入力された放送信号のうち指定されたチャンネルの信号に対し、復調処理及び誤り訂正処理を施し、TS(トランスポートストリーム)信号を生成する(TS信号の構成については後で詳しく説明する)。生成されたTS信号は、DEMUX処理部103に出力される。なお、本実施例では、映像信号、音声信号、付加データ(データ放送用データ番組情報等)が多重化された信号が放送信号として放送されているものとする。

0018

DEMUX処理部103は、放送受信処理部102から出力されるTS信号を映像信号、音声信号、付加データ(データ放送用データ、番組情報等)に分離する。そしてDEMUX処理部103は、映像信号を映像選択処理部104に出力し、音声信号を音声処理部105に出力し、付加データを内部バス110に出力する。

0019

映像選択処理部104は、DEMUX処理部103から出力される映像信号を復号デコード)して、提示処理部106に出力する。また、映像選択処理部104は、視点切換可能映像が入力されている場合、視聴者が選択した視点の映像信号を選択してデコードを行い、その映像信号を提示処理部106に出力する。

0020

提示処理部106は、内部バス110を介して受信した各種データを用いて、メニュー画面等の提示画面を生成する。そして、提示処理部106は、視聴者の指示に応じて生成した提示画面、映像選択処理部104からの映像信号、または、それらの合成映像を映像出力端子に出力する。映像出力端子111は、表示装置(ディスプレイ)に接続される。なお、表示装置としては、例えば、電子放出素子を有するディスプレイ、液晶ディスプレイプラズマディスプレイ有機ELディスプレイなどを適用すればよい。

0021

音声処理部105は、DEMUX処理部103から出力される音声信号を復号(デコード)して、音声出力端子112に出力する。音声出力端子112は、音声出力装置スピーカなど)に接続される。

0022

リモコン受信部107は、リモコンからの信号(リモコン信号キーコードデータ)を受信して制御部108へ転送する。

0023

制御部108は、リモコン受信部107で受信されたリモコン信号を解析し、それに応じた処理を行う。また、制御部108は、内部バス110を介して、放送受信装置101内の各機能を統括的に制御する。例えば、リモコン受信部107からのリモコン信号がチャンネルの選択に関するものである場合、制御部108は、放送受信処理部102に対し、チャンネルの選択(切り換え)を指示する。リモコン受信部107からのリモコン信号が広画角映像視聴時における視点の切り換えに関するものである場合、制御部108は、映像選択処理部104に対し、出力する映像信号の切り換えを指示する。リモコン受信部107からのリモコン信号が音声の切り換えなどに関するものである場合、制御部108は、音声処理部105に対し、出力する音声信号の切り換えを指示する。また、制御部108は、提示処理部106に合成映像の生成を指示したり、音声処理部105に合成音声の生成を指示したりもする。

0024

さらに、制御部108は、年月日曜日時刻等を計測・管理できる時計機能を有している。リモコン受信部107からのリモコン信号が時刻等の表示に関するものである場合、制御部108は、提示処理部106に対し、提示画像として時刻等の画像を生成し、当該提示画像を出力するように指示する。なお、制御部108は、提示処理部106に対し
、当該提示画像を映像信号と合成して出力するように指示してもよい。

0025

メモリ部109には、メニュー画面等で使用される文字フォント)データや画像データ(アイコン等)が予め格納される。また、メモリ部109には、視聴者が視点切換可能映像を含む番組に対して視点の切り換えを行った際に、切り換え後の視点を表す情報が記憶される。更に、DEMUX処理部103から出力された付加データ(番組情報等)、リモコン操作により設定された各種設定データが格納(蓄積)される。

0026

内部バス110は、放送受信装置内の各機能を接続するバスである。内部バス110は、例えば、各種信号・データの転送に使用される。

0027

以下に、放送受信処理部102から出力されるTS信号の構成の一例について図2を用いて説明する。図2は、放送受信処理部102から出力されるTS信号の構成の一例を示す図である。TS信号は、例えば、IEC(International Electro−technical Commission;国際電気標準会議)の規定に従うものとする。なお、TS信号は、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers;電気電子学会)の規定に従うものであってもよい。ARIB(Association of Radio Industries and Businesses、電波産業会)の規定に従うものであってもよい。また、他の規定に従うものであってもよい。

0028

図2に示すように、TS信号は、複数のTSパケット時分割多重化されたものである。具体的には、映像信号(図中、video)、音声信号(図中、audio)、付加データ(図中、data)は、それぞれTSパケット単位で伝送される。

0029

また、TSパケット単位の付加データを複数組み合わせることにより管理情報テーブルが構成される。管理情報テーブルは、PAT(Program Association
Table)、PMT(Program Map Table)などを含む。また、管理情報テーブルは、EIT(Event Information Table)、NIT(Network Information Table)などを含む。

0030

EITには、テーブルID、サービスID、イベントID、番組の放送開始時刻、放送時間等が記述されている。また、これらの他に、いくつかの記述子が記述されている。DEMUX処理部103(または制御部108)は、主にこのEITの情報を用いてどのような番組が放送されるのかを判断する。具体的には、放送される番組が視点切換可能映像を含むのか否かを判断する。なお、EIT等のテーブルや、そこから得られた番組情報などは、DEMUX処理部103から内部バス110を介してメモリ部109に格納(蓄積)される。

0031

以下に、上述した記述子の一例について説明する。記述子としては、例えば、図2に示す、コンポーネント記述子コンポーネントグループ記述子シリーズ記述子などがある。

0032

コンポーネント記述子には、映像の解像度およびアスペクト比の情報が記述されている。コンポーネントグループ記述子には、放送される番組が、複数の映像信号をグループ化したマルチビュー放送の番組なのか否かが記述されている。シリーズ記述子には、例えば、その番組が連続ドラマのようなシリーズ物であった場合などに、その回数(第1話、第2話など)の情報が記述されている。なお、上述したマルチビュー放送の番組は、主放送と副放送などからなる番組であり、視点切換可能映像を含む番組とは異なる。

0033

以下に、視点切換可能映像における視点の選択方法の一例について図3,4を用いて説明する。

0034

視点切換可能映像における視点の選択方法としては、図3に示すように、放送局から視点の異なる複数の映像信号が送信され、それらの映像信号の中から所望の映像信号を選択して表示装置に表示する方法がある。具体的には、図3に示すように複数の映像信号にそれぞれ対応する複数の映像1〜16を表示し、それらの映像から所望の視点の映像を選択する(選択されている映像は、例えば、太線で示される)。また、図4に示すように、放送局から高解像度の映像(映像41)が放送され、その映像の一部分を表示装置に表示する領域(表示領域)として選択し、その選択位置(表示領域)を移動することにより、視点を切り換える方法がある。

0035

図3に示す方法の場合、図2に示したコンポーネントグループ記述子に、component_group_type情報として、映像が視点切換可能映像である旨を示す識別子を記述すればよい。それにより、番組が図3に示すような視点切換可能映像を含む番組であるか否かを判断することができる。

0036

component_group_type情報は、複数の映像や音声がグループであるか否かを示す記述子であり、マルチビュー放送の場合にcomponent_group_type=000を記述することになっている。そこで、component_group_type=001など未使用の識別番号を視点切換可能映像に割りあてることで対応できる。

0037

図4に示す方法の場合、図2で示したコンポーネント記述子にcomponent_type情報として記述されている映像信号のフォーマット(映像の解像度)から、番組が視点切換可能映像を含む番組であるか否かを判断すればよい。

0038

component_type情報は、画像(映像)の解像度を表す記述子であり、映像の解像度が所定の解像度(例えば、7680×4360)以上の場合に、番組が、図4に示すような視点切換可能映像を含む番組であると判断すればよい。

0039

本実施例に係る放送受信装置は、視点を切り換え不可能な映像が出力されているときに、視点の切り換え操作ができない旨のメッセージを出力する機能(メッセージ出力機能)を有する。以下、当該機能の具体例について、図5,6を用いて説明する。

0040

以下に、視聴者が視点を選択した際の処理の流れについて説明する。図5は、視聴者が視点を選択した際の処理の流れを示すフローチャートである。

0041

まず、視聴者がリモコン等を用いて視点の切り換え(選択)を要求(視点切り換え要求)すると、当該要求はリモコン受信部107を介して制御部108に伝わる。そして、制御部108は、現在表示中の映像が視点切換可能映像か否かを判断する(ステップS501)。表示中の映像が視点切換可能映像である場合(ステップS501:Yes)、ステップS502に進み画角(視点)の切り換え処理を行う。表示中の映像が視点切換可能映像でない場合(ステップS501:No)、ステップS505に進む。

0042

ステップS502では、制御部108が、現在表示中の映像と視聴者からの指示内容に応じて、切り換え後の視点の位置を決定(算出)する。

0043

例えば、図3に示した放送方式において、映像6を選択している場合、上下左右の指示に応じて、視点の位置(切り換え後の映像)を、それぞれ「上:映像2」「下:映像10
」「左:映像5」「右:映像7」とすればよい。

0044

また、図4に示した放送方式において、放送されている映像の解像度が7680×4360、表示領域が1920×1080の場合、上の指示に対して、表示領域の位置を、「上:108ドット上の表示領域」とすればよい。下、左、右の指示に対して、表示領域の位置を、それぞれ、「下:108ドット下の表示領域」「左:108ドット左の表示領域」「右:108ドット右の表示領域」とすればよい。なお、移動後の表示領域が放送されている映像の外側を含まないように、指示による表示領域の移動量を制限してもよい。

0045

(ステップS502の)次に、制御部108が、ステップS502で決定した視点の位置を、映像選択処理部104に伝える。そして、映像選択処理部104が当該切り換え後の位置に対応する映像を選択し、当該映像が表示装置に表示される(ステップS503)。

0046

そして、制御部108は、視聴者によって選択された視点を表す情報をメモリ部109(記憶手段)へ記憶する(ステップS504)。具体的には、制御部108は、ステップS502で決定した視点の位置を、メモリ部109へ番組ID(その番組を表す識別子)と一緒に保存し、処理を終了する。

0047

ステップS505では、制御部108が、現在表示されている映像(視点を切り換え不可能な映像)が、視点切換可能映像を含む番組内における一時的なものであるか否かを判定する。具体的には、ステップS501において、表示中の映像が視点切換可能映像で無いと判断された場合に、その原因が、CMなど、視点を切り換え不可能な映像が一時的に出力されたことによるものなのか否かを判断する。現在表示されている映像が視点切換可能映像を含む番組内の映像である場合(ステップS505:Yes)、ステップS506に進む。現在表示されている映像が視点切換可能映像を含む番組内の映像でない場合(ステップS505:No)、視聴者からの視点切り換え要求に対して処理を行わず終了する。例えば、前述したEIT情報から、放送中の番組が視点切換可能映像を含む番組であると判断された場合には、現在表示されている映像が、視点切換可能映像を含む番組内における一時的なものであると判断すればよい。

0048

ステップS506では、制御部108が、視聴者からの視点切り換え要求に対して「一時的に視点切換可能映像の出力が中断されており、視点を切り換えることはできません」などのメッセージを表示するように提示処理部106へ指示する。そして、提示処理部106にてメッセージが作成され表示装置に表示される。

0049

次に、表示されている映像が、視点切換可能映像から視点を切り換え不可能な映像(通常映像)へ切り換わった際の処理の流れについて説明する。図6は、視点切換可能映像から通常映像への切り換わりの際の、処理の流れを示すフローチャートである。

0050

まず、映像選択処理部104が、視点切換可能映像から通常映像への切り換わりを検出すると、その情報(任意視点可能映像から通常映像へ切り換わったこと)を制御部108へ伝える。そして、制御部108は、当該切り換わりが番組内の一時的なもの(CMなどによるもの)か否かを判断する(ステップS601)。即ち、視点切換可能映像の出力が一時的に中断されたのか否かを判断する。当該判断は、例えば、視点切換可能映像から通常映像へ切り換わった際に、前述したEIT情報から、放送中の番組が視点切換可能映像を含む番組であると判断された場合には、当該切り換わりが一時的なものであると判断すればよい。

0051

上記切り換わりが番組内の一時的なものである場合(ステップS601:Yes)、ス
テップS602に進む。上記切り換わりが番組内の一時的なものでない場合(ステップS601:No)、即ち、番組自体が切り換わった場合(視点切換可能映像を含む番組から視点切換可能映像を含まない番組へ切り換わった場合)、ステップS604に進む。

0052

ステップS602では、制御部108が、映像の切り換わりの時点で視聴者が視点の切り換え操作を行っていたか否かを判断する。視聴者が視点の切り換え操作を行っていた場合(ステップS602:Yes)、ステップS603に進む。視聴者が視点の切り換え操作を行っていなかった場合(ステップS602:No)、ステップS604に進む。

0053

視聴者が視点の切り換え操作を行っている最中に映像が視点切換可能映像から通常映像への切り換わると、視点の切り換え操作が行えなくなってしまうため、視聴者が困惑する虞がある。そこで、ステップS603では、制御部108が、「一時的に視点切換可能映像の出力が中断されたため、視点を切り換えることができなくなりました」などのメッセージを表示するように提示処理部106へ指示する。そして、提示処理部106にてメッセージが作成され表示装置に表示される。ステップS603の処理後、ステップS604の処理が行われる。

0054

ステップS604では、制御部108が、視点切換可能映像から通常映像への表示の切り換えを、映像選択処理部104に指示する。そして、表示装置に通常映像が表示される。

0055

次に、表示されている映像が、通常映像から視点切換可能映像へ切り換わった際の処理の流れについて説明する。図7は、通常映像から視点切換可能映像への切り換わりの際の処理の流れを示すフローチャートである。

0056

まず、映像選択処理部104が、通常映像から視点切換可能映像への切り換わりを検出すると、その情報(通常映像から視点切換可能映像へ切り換わったこと)を制御部108へ伝える。そして、制御部108は、現在受信中の番組内にて視点の切り換えが行われていたか否かを判断する(ステップS701)。例えば、視点切換可能映像を含む番組において、通常映像であるCMが番組に含まれる場合、CMの出力後に、CMが出力されるまでに出力されていた視点切換可能映像の視点が、視聴者によって切り換えられた視点か否かを判断する。視点の切り換えが行われていた場合(ステップS701:Yes)、ステップS702に進む。視点の切り換えが行われていなかった場合(ステップS701:No)、通常画角映像から広画角映像への切り換わりの際の処理を終了する。

0057

現在受信中の番組内にて視点の切り換えが行われていたか否かの判断は、メモリ部109へ保存されている番組IDと視点の位置の情報を参照することにより行われる。例えば、受信中(表示中)の番組の番組IDが保存されているか否かにより判断される。

0058

ステップS702では、制御部108が、視点を、現在受信中の番組内にて以前選択していた視点に切り換えるように映像選択処理部104へ指示する。例えば、CM後の視点切換可能映像を、CM前に選択されていた視点で表示するように映像選択処理部104へ指示する。具体的には、制御部108は、視点を、メモリ部109に記憶されている当該番組の視点に切り換えるように映像選択処理部104へ指示する。そして、その視点の映像が表示装置に表示される。

0059

以上述べたように、実施例1の放送受信装置によれば、視聴者が視点切換可能映像を含む番組に対して視点の切り換えを行った際に、切り換え後の視点を表す情報が記憶される。そして、視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断した後、再開した場合に、視点切換可能映像の視点が、記憶されている当該番組の視点に切
換えられる(その視点の映像へ自動的に切り換えられる)。具体的には、CMなどの視点を切り換え不可能な映像が出力されることにより、視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断しても、記憶されている当該番組の視点で視点切換可能映像が再開される。それにより、視点切換可能映像が一時的に中断される度に視点の切り換えを行うという手間を低減することが可能となる。

0060

また、本実施例の法送受信装置によれば、視点を切り換え不可能な映像が出力されているときに、視点の切り換え操作ができない旨のメッセージが出力される。これにより、視聴者は、現在視点の切り換えが行えるのか否かを容易に判断することが可能となる。

0061

具体的には、視点の切り換えが行えない場合に、現在表示されている映像が視点切換可能映像を含む番組内の映像であるか否かが判断される。そして、現在表示されている映像が視点切換可能映像を含む番組内の映像である場合、一時的に視点の切り換えが行えない旨が表示される。それにより、視聴者は、切り換えが行えないこと、また、それが一時的なものであることを認識することができるため、視点切換可能映像を含む番組内で視点の切り換えが行えないことによる混乱を防止できる。

0062

また、視聴者が視点の切り換え操作を行っている最中に映像が視点切換可能映像から通常映像への切り換わった場合に、一時的に視点の切り換えが行えなくなった旨が表示される。それにより、急に視点の切り換えが行えなくなることによる違和感を低減することが可能となる。

0063

<実施例2>
実施例2では、選局や放送受信装置の電源のON/OFFにより視点切換可能映像の出力が一時的に中断される場合について説明する。

0064

本発明の実施例2に係る放送受信装置の構成は実施例1と同様のため、その説明は省略する。また、視聴者からの視点選択処理要求に対する処理手順等についても実施例1と同様のため、説明は省略する。

0065

以下、選局または電源をONにすることにより、視点切換可能映像が出力された場合の処理の流れについて説明する。図8は、選局または電源をONにすることにより、視点切換可能映像が出力された場合の処理の流れを示すフローチャートである。

0066

まず、選局または電源をONにすることにより視点切換可能映像が出力される(即ち、当該映像が表示装置に表示される)と、制御部108が、当該視点切換可能映像を含む番組において以前に視点の切り換えを行っていたか否かを判断する(ステップS801)。視点の切り換えを行っていた場合(ステップS801:Yes)、ステップS802に進む。視点の切り換えを行っていなかった場合(ステップS801:No)、処理を終了する。

0067

以前に視点の切り換えを行っていたか否かの判断は、メモリ部109へ保存されている番組IDと視点の位置の情報を参照することにより行われる。例えば、受信中(表示中)の番組の番組IDが保存されているか否かにより判断される。

0068

ステップS802では、制御部108が、「以前に選択していた視点への切り換えを行いますか?」などといった旨の確認メッセージを表示するように提示処理部106へ指示する。そして、提示処理部106にてメッセージが作成され、表示装置に表示される。即ち、制御部108は、視点切換可能映像の出力が再開する際に、視点切換可能映像の視点を、メモリ部109に記憶されている当該映像を含む番組の視点に切り換えるか否かを視
聴者に選択させる。視聴者は、当該表示されたメッセージを確認し、視点の切り換えを行うか否かを選択する。

0069

次に、視聴者からの指示に対し、制御部108が、当該指示が視点の切り換えを行ためのものか否かを判断する(ステップS803)。視聴者からの指示が視点の切り換えを行うためのものである場合(ステップS803:Yes)、ステップ804に進む。視聴者からの指示が視点の切り換えを行わないためのものである場合(ステップS803:No)、ステップ805に進む。

0070

ステップS804では、視点を、現在受信中の番組内にて以前選択していた視点に切り換えるように映像選択処理部104へ指示する。そして、その視点の映像が表示装置に表示される。

0071

ステップS805では、制御部108が、メモリ部109から、受信中の番組において以前選択していた視点の位置など情報を破棄する。

0072

以上述べたように、実施例2の放送受信装置によれば、選局または放送受信装置の電源のOFF/ONにより、視点が切り換えられている番組内の視点切換可能映像の出力が一時的に中断しても、記憶されている当該番組の視点で視点切換可能映像が再開される。それにより、視点切換可能映像が一時的に中断される度に視点の切り換えを行うという手間を低減することが可能となる。

0073

以上述べたように、視点の切り換えが行える時間帯と行えない時間帯とが混在する場合において視点の切り換えを適切に行うことのできる、使い勝手のよい放送受信装置及びその制御方法を提供することができる。

図面の簡単な説明

0074

実施例1に係る放送受信装置の概略構成を示すブロック図である。
放送受信処理部から出力されるTS信号の構成の一例を示す図である。
視点切換可能映像における視点の選択方法の一例を示す図である。
視点切換可能映像における視点の選択方法の一例を示す図である。
視聴者が視点を選択した際の処理の流れを示すフローチャートである。
視点切換可能映像から通常映像への切り換わりの際の、処理の流れを示すフローチャートである。
通常映像から視点切換可能映像への切り換わりの際の処理の流れを示すフローチャートである。
選局または電源をONにすることにより、視点切換可能映像が出力された場合の処理の流れを示すフローチャートである。

符号の説明

0075

101放送受信装置
102放送受信処理部
103DEMUX処理部
104映像選択処理部
105音声処理部
106提示処理部
107リモコン受信部
108 制御部
109メモリ部
110内部バス
111映像出力端子
112 音声出力端子

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