図面 (/)

技術 記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体

出願人 パイオニア株式会社
発明者 飯野慎一朗
出願日 2008年9月30日 (13年1ヶ月経過) 出願番号 2008-252975
公開日 2010年4月15日 (11年7ヶ月経過) 公開番号 2010-086580
状態 拒絶査定
技術分野 デジタル記録再生の信号処理 記録担体の索引・検索、同期走行量の測定
主要キーワード ダイレクトコマンド サーチコマンド トラックアップ サーチ幅 トラックダウン サーチ位置 サーチ実行 サーチ操作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年4月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

トラックサーチ時に内部処理負荷を軽減するとともに、操作性を向上させた記録媒体再生装置記録媒体再生方法記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体を提供する。

解決手段

光ディスク再生装置1において、コマンド連続監視タイマ12aをマイクロコンピュータ12内に設けて、コマンド連続監視タイマ12aがセットされている際に操作コマンドが入力された場合は、読み出し部20に対しては何も行わずにコマンド連続監視タイマ12aを再セットして表示部15のトラック番号表示のみ変更し、コマンド連続監視タイマ12aがタイムアウトした場合は、ラストキーが指定したトラック番号にサーチさせる。

概要

背景

例えば、DVD(Digital Versatile Disc)やCD(Compact Disc)などの記録媒体に記録された音楽映像などを再生する再生装置などにおいて、所望の曲などのトラックを再生させるためにはトラックサーチを行って所望の曲などのトラックまで移動させて再生している。

従来、トラックサーチは、トラックアップトラックダウンを示すボタンなどを操作して現在再生されているトラックの次や前のトラックへ移動させたり、数字キーなどを用いて所望のトラック番号を入力して直接移動させる方法などが多く用いられている。

トラックサーチ時に、トラックアップやトラックダウンを示すボタンが操作されると、再生装置内部では、その操作に応じて、光ピックアップなどの読み出し部に対して次(または前)のトラックの位置まで移動させて記録媒体からデータを読み出して再生部などデコードを行わせている。

この場合、複数分のトラックを移動させるためにトラックアップやトラックダウンを示すボタンを連打すると再生装置内の光ピックアップの移動やデコードなどが短時間に頻繁に行われ、そのためにこれらの部分に負荷がかかってしまうという問題があった。

また、内部処理のタイミングによっては、連打の途中のトラックの音が一瞬出力されてしまうことがある。このようなことが発生すると、所望のトラックとは異なる曲の音が出力されてしまい、ユーザが混乱或いは不快に感じてしまうという問題があった。

このような問題に対して、特許文献1には、トラックサーチの操作性を改善させるために、曲数アップキー曲数ダウンキーなどの押下時間を区別することによりサーチ幅を変化させた再生装置が提案されている。
特開2005−353150号公報

概要

トラックサーチ時に内部処理の負荷を軽減するとともに、操作性を向上させた記録媒体再生装置記録媒体再生方法記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体を提供する。光ディスク再生装置1において、コマンド連続監視タイマ12aをマイクロコンピュータ12内に設けて、コマンド連続監視タイマ12aがセットされている際に操作コマンドが入力された場合は、読み出し部20に対しては何も行わずにコマンド連続監視タイマ12aを再セットして表示部15のトラック番号表示のみ変更し、コマンド連続監視タイマ12aがタイムアウトした場合は、ラストキーが指定したトラック番号にサーチさせる。

目的

そこで、本発明は、トラックサーチ時に内部処理の負荷を軽減するとともに、操作性を向上させた記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

記録媒体に対する操作コマンド入力可能な操作手段と、前記操作手段から入力された操作コマンドに基づいて前記記録媒体からデータを読み出し再生する読み出し手段と、前記操作コマンドに応じた結果を表示する表示手段と、を備えた記録媒体再生装置において、前記操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、前記表示手段に当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせ、前記所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、前記表示手段に最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに前記読み出し手段に当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をせしめる再生制御手段と、を備えたことを特徴とする記録媒体再生装置。

請求項2

前記操作コマンドが、前記記録媒体から前記読み出し手段が読み出すデータのトラックを変更するコマンドであることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再生装置。

請求項3

前記再生制御手段は、前記データの読み出し中に前記操作コマンドが入力された際には、前記読み出し手段に読み出しを中断させることを特徴とする請求項1または2に記載の記録媒体再生装置。

請求項4

記録媒体に対する操作コマンドを入力して、その操作コマンドに基づいて前記記録媒体からデータを読み出して再生するとともに前記操作コマンドに応じた結果を表示する記録媒体再生方法において、前記操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行い、前記所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示するとともに当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をすることを特徴とする記録媒体再生方法。

請求項5

記録媒体に対する操作コマンドを入力可能な操作手段と、前記操作コマンドに応じた結果を表示する表示手段と、を備えた記録媒体再生装置のコンピュータを、前記操作手段からの操作コマンドに基づいて前記記録媒体からデータを読み出して再生する読み出し手段として機能させる記録媒体再生プログラムにおいて、前記操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、前記表示手段に当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせ、前記所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、前記表示手段に最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに前記読み出し手段に当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をせしめる再生制御手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とする記録媒体再生プログラム。

請求項6

請求項5に記載の記録媒体再生プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

技術分野

0001

本発明は、記録媒体に記録された映像などを再生して表示する記録媒体再生装置記録媒体再生方法記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体に関する。

背景技術

0002

例えば、DVD(Digital Versatile Disc)やCD(Compact Disc)などの記録媒体に記録された音楽や映像などを再生する再生装置などにおいて、所望の曲などのトラックを再生させるためにはトラックサーチを行って所望の曲などのトラックまで移動させて再生している。

0003

従来、トラックサーチは、トラックアップトラックダウンを示すボタンなどを操作して現在再生されているトラックの次や前のトラックへ移動させたり、数字キーなどを用いて所望のトラック番号を入力して直接移動させる方法などが多く用いられている。

0004

トラックサーチ時に、トラックアップやトラックダウンを示すボタンが操作されると、再生装置内部では、その操作に応じて、光ピックアップなどの読み出し部に対して次(または前)のトラックの位置まで移動させて記録媒体からデータを読み出して再生部などデコードを行わせている。

0005

この場合、複数分のトラックを移動させるためにトラックアップやトラックダウンを示すボタンを連打すると再生装置内の光ピックアップの移動やデコードなどが短時間に頻繁に行われ、そのためにこれらの部分に負荷がかかってしまうという問題があった。

0006

また、内部処理のタイミングによっては、連打の途中のトラックの音が一瞬出力されてしまうことがある。このようなことが発生すると、所望のトラックとは異なる曲の音が出力されてしまい、ユーザが混乱或いは不快に感じてしまうという問題があった。

0007

このような問題に対して、特許文献1には、トラックサーチの操作性を改善させるために、曲数アップキー曲数ダウンキーなどの押下時間を区別することによりサーチ幅を変化させた再生装置が提案されている。
特開2005−353150号公報

発明が解決しようとする課題

0008

特許文献1に記載の再生装置は、曲数アップキーや曲数ダウンキーなどの押下時間を区別しているので、どの程度のトラック数をサーチするかは表示部などで確認しながら操作しないと意図したトラックまでサーチできないことがある。これは、例えば車載機器携帯機器など、表示部を確認しないで操作されることが多い機器では操作性が低下してしまうという問題があった。

0009

そこで、本発明は、トラックサーチ時に内部処理の負荷を軽減するとともに、操作性を向上させた記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するために、請求項1に記載の記録媒体再生装置は、記録媒体に対する操作コマンド入力可能な操作手段と、前記操作手段から入力された操作コマンドに基づいて前記記録媒体からデータを読み出して再生する読み出し手段と、前記操作コマンドに応じた結果を表示する表示手段と、を備えた記録媒体再生装置において、前記操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、前記表示手段に当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせ、前記所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、前記表示手段に最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに前記読み出し手段に当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をせしめる再生制御手段と、を備えたことを特徴としている。

0011

請求項4に記載の記録媒体再生方法は、記録媒体に対する操作コマンドを入力して、その操作コマンドに基づいて前記記録媒体からデータを読み出して再生するとともに前記操作コマンドに応じた結果を表示する記録媒体再生方法において、前記操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行い、前記所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示するとともに当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をすることを特徴としている。

0012

請求項5に記載の記録媒体再生プログラムは、記録媒体に対する操作コマンドを入力可能な操作手段と、前記操作コマンドに応じた結果を表示する表示手段と、を備えた記録媒体再生装置のコンピュータを、前記操作手段からの操作コマンドに基づいて前記記録媒体からデータを読み出して再生する読み出し手段として機能させる記録媒体再生プログラムにおいて、前記操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、前記表示手段に当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせ、前記所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、前記表示手段に最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに前記読み出し手段に当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をせしめる再生制御手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴としている。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生装置は、再生制御手段が、操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、表示手段に次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせ、所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、表示手段に最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに読み出し手段に最後に入力された操作コマンドに応じた再生をせしめるので、トラックアップやトラックダウンを示すコマンドが連打された場合に、連打間隔が所定時間内の場合は記録媒体へのアクセスなどの処理を行わずに表示手段の表示変更のみを行い、所定時間内に次の操作が行われないときに最後に入力された操作コマンドに従って記録媒体へのアクセスなどの内部処理を行うために、ボタンが連打された場合でも連打の最後の押下に対応したトラックにサーチさせることができるとともにサーチする時に内部処理の負荷を軽減することができ、ボタン連打中にトラックの音声が再生されることも無く操作性を向上させることができる。

0014

また、操作コマンドが、前記読み出し手段が読み出す前記記録媒体のデータのトラックを変更するコマンドであってもよい。このようにすることにより、トラックアップやトラックダウンを示すコマンド以外に、数字キーなどを用いて所望のトラック番号を入力して直接移動させる方法やランダム再生などトラックの移動を伴うサーチ操作において内部処理の負荷を軽減することができる。

0015

また、再生制御手段は、データの読み出し中に前記操作コマンドが入力された際には、読み出し手段に読み出しを中断させてもよい。このようにすることにより、読み出し手段に操作コマンドに応じたサーチ動作の準備を行わせることができる。

0016

また、本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生方法は、操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせ、所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに最後に入力された操作コマンドに応じた再生するので、トラックアップやトラックダウンを示すコマンドが連打された場合に、連打間隔が所定時間内の場合は記録媒体へのアクセスなどの処理を行わずに表示変更のみを行い、所定時間内に次の操作が行われないときに最後に入力された操作コマンドに従って記録媒体へのアクセスなどの内部処理を行うために、ボタンが連打された場合でも連打の最後の押下に対応したトラックにサーチさせることができるとともにサーチする時に内部処理の負荷を軽減することができ、ボタン連打中にトラックの音声が再生されることも無く操作性を向上させることができる。

0017

また、本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生プログラムは、再生制御手段が、操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、表示手段に次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせ、所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、表示手段に最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに読み出し手段に最後に入力された操作コマンドに応じた再生をせしめるので、トラックアップやトラックダウンを示すコマンドが連打された場合に、連打間隔が所定時間内の場合は記録媒体へのアクセスなどの処理を行わずに表示手段の表示変更のみを行い、所定時間内に次の操作が行われないときに最後に入力された操作コマンドに従って記録媒体へのアクセスなどの内部処理を行うために、ボタンが連打された場合でも連打の最後の押下に対応したトラックにサーチさせることができるとともにサーチする時に内部処理の負荷を軽減することができ、ボタン連打中にトラックの音声が再生されることも無く操作性を向上させることができる。

0018

また、上述した記録媒体再生プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、記録媒体再生プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。

0019

本発明の一実施例にかかる記録媒体再生装置としての光ディスク再生装置1を図1乃至図4を参照して説明する。光ディスク再生装置1は、CD、DVDなどの光ディスク16が再生可能な装置であり、図1に示すようにディスクモータ2と、光ピックアップ3と、キャリッジモータ4と、リードスクリュー5と、RFアンプ6と、サーボ信号処理部7と、ドライバ8と、音声/映像信号処理部9と、メモリ10と、DAコンバータ11と、マイクロコンピュータ12と、音声信号映像信号出力端子13とを備えている。

0020

ディスクモータ2は、光ディスク再生装置1にセットされた光ディスク16を回転させるためのモータであり、スピンドルモータなどで構成されている。

0021

光ピックアップ3は、光ディスク16に照射するレーザ光を発生させるレーザダイオードや、光ディスク16上にレーザダイオードからのレーザ光を集光するための対物レンズ、サーボ信号処理部7からの信号によりフォーカス方向やトラッキング方向に対物レンズを駆動するためのアクチュエータおよび光ディスク16から反射された反射光を受けるフォトダイオードや、レーザ光を対物レンズへ導いたり、反射光を受光器へ導く光学系などを備え、フォトダイオードの出力から光ディスク16に記録されている映像や音楽などのトラックデータを含むRF信号フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号などを生成しRFアンプ6へ出力する。

0022

キャリッジモータ4は、後述するリードスクリュー5を通じて光ピックアップ3を光ディスク16の径方向に移動させるためのモータでありステッピングモータなどで構成されている。

0023

リードスクリュー5は、円柱状に形成されてその外周面ネジ溝ネジ山が形成され、光ディスク16の径方向と平行に設置されている。リードスクリュー5は、キャリッジモータ4の回転軸機械的に接続されておりキャリッジモータ4の回転に合わせて回転する。リードスクリュー5のネジ溝やネジ山は光ピックアップ3のケース3aに形成された図示しないネジ山やネジ溝と噛み合っており、リードスクリュー5が回転することで光ピックアップ3が光ディスク16の径方向に沿って移動する。

0024

RFアンプ6は、光ピックアップ3から入力される信号を所定の値に増幅し、サーボ信号処理部7へ出力する。

0025

サーボ信号処理部7は、RFアンプ6から入力されるフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの制御信号を基に光ピックアップ3のアクチュエータを駆動させてフォーカスおよびトラッキングの制御などを行い光ディスク16に記録された情報を正確に読めるようにする。また、入力されたフォーカスエラー信号のレベルをマイクロコンピュータ12へ出力する。さらに、光ディスク16に記録された映像や音楽などを含むRF信号をアナログデジタル変換して音声/映像信号処理部9へ出力する。

0026

ドライバ8は、サーボ信号処理部7から入力された信号からディスクモータ2および光ピックアップ3のアクチュエータ3bおよびキャリッジモータ4への駆動信号を生成し出力する。

0027

音声/映像信号処理部9は、サーボ信号処理部7から入力された信号にエラー訂正などを行った後復調やデコードを行いメモリ10へ出力する。そしてマイクロコンピュータ12からの要求に従ってメモリ10から読み出してDAコンバータ11へ出力する。

0028

メモリ10は、音声/映像信号処理部9で再生された音声などのデータを所定量(数秒ないし十秒程度)一時的に格納するためのメモリであり、半導体メモリで構成される。

0029

DAコンバータ11は、メモリ10に格納されたデータが入力され、そのデジタル信号であるデータをアナログ信号に変換し音声信号/映像信号出力端子13から出力する。

0030

再生制御手段としてのマイクロコンピュータ12は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)とを内蔵し、光ディスク16の挿入や排出、再生や停止およびトラックサーチなどの各操作における光ディスク再生装置1全体の制御など行う。また、マイクロコンピュータ12内にはコマンド連続監視タイマ12aが設けられている。コマンド連続監視タイマ12aは、操作部14から入力される操作コマンドが連続して入力されているか、つまりボタン等が連打されているかを判定するためのタイマであり、予め定めた所定時間に設定されている。

0031

操作手段としての操作部14は、例えば光ディスク再生装置1の前面などに設けられた複数のボタン等で構成され、ユーザが光ディスク再生装置1に対する各種操作を行い、その操作に対応した操作コマンドをマイクロコンピュータ12へ出力する。

0032

表示手段としての表示部15は、例えば液晶ディスプレイ蛍光表示管などで構成され、光ディスク再生装置1の動作状態や再生されているトラック番号などを表示する。

0033

ここで、ディスクモータ2、光ピックアップ3、キャリッジモータ4、リードスクリュー5、RFアンプ6、サーボ信号処理部7、ドライバ8、音声/映像信号処理部9で読み出し部20を構成する。

0034

次に、上述した構成の光ディスク再生装置1におけるサーチ動作を図2乃至図4を参照して説明する。

0035

図2は、サーチ動作時に操作ボタンを連打した際のシーケンス図である。図2は、操作部14、表示部15と、マイクロコンピュータ12と、読み出し部20と、の関係を示している。

0036

ここで、初期状態としてトラック1(Track1)が再生されている場合にユーザが操作部14のトラックアップボタンを押下すると、操作コマンドとしてTrack_UPコマンドがマイクロコンピュータ12に入力される。マイクロコンピュータ12では、コマンド連続監視タイマ12aがセット(起動)されるとともに、Track_UPコマンドの結果であるトラック2へのサーチを記憶して、表示部15に対してトラック番号としてトラック2を表示するように指示する。そして、読み出し部20に対してサーチ準備依頼を行う(処理C)。具体的には光ピックアップ3、キャリッジモータ4に対してはドライバ8を介して、サーボ信号処理部7に対しては直接光ディスク16からのデータの読み出しを中断するように指示し、音声/映像信号処理部9に対しては読み出されたデータのデコード動作などを中断させる。読み出し手段20は、マイクロコンピュータ12からのサーチ準備依頼に対してデータの読み出しやデコードを中断(ポーズ状態)し、マイクロコンピュータ12にサーチ準備ができたことを返答する(処理D)。

0037

次に、コマンド連続監視タイマ12aが起動中にユーザが操作部14のトラックアップボタンを押下すると、操作コマンドとしてTrack_UPコマンドがマイクロコンピュータ12に入力される。マイクロコンピュータ12では、コマンド連続監視タイマ12aが一旦リセットされた後再度セット(再起動)されるとともに、表示部15に対してトラック番号としてトラック3を表示するように指示する。このとき、読み出し部20に対しては何も行なわずに中断を継続させる(処理C)。つまり、コマンド連続監視タイマ12aが起動中にTrack_UPコマンドが入力された場合は操作部14のボタン等が連打されたと判断している。すなわち、操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、表示部15に当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせている。

0038

次に、コマンド連続監視タイマ12aが起動中にユーザが操作部14のトラックアップボタンを押下すると、操作コマンドとしてTrack_UPコマンドがマイクロコンピュータ12に入力される。マイクロコンピュータ12では、コマンド連続監視タイマ12aが一旦リセットされた後再度セット(再起動)されるとともに、表示部15に対してトラック番号としてトラック4を表示するように指示する。但し、読み出し部20に対しては何も行なわずに中断を継続させる(処理C)。

0039

次に、コマンド連続監視タイマ12aが起動中にユーザが操作部14のトラックアップボタンを押下すると、操作コマンドとしてTrack_UPコマンドがマイクロコンピュータ12に入力される。マイクロコンピュータ12では、コマンド連続監視タイマ12aが一旦リセットされた後再度セット(再起動)されるとともに、表示部15に対してトラック番号としてトラック5を表示するように指示する。そして、コマンド連続監視タイマ12aがタイムアウトした時点で表示部15に表示されているサーチ位置、つまり最後の操作コマンドの結果であるトラック5にサーチするように読み出し部20に対してサーチ実行依頼を行う(処理E)。読み出し部20は、マイクロコンピュータ12からのサーチ実行依頼に対して依頼されたサーチ位置でデータの読み出しやデコードを再開(ポーズ状態)し、マイクロコンピュータ12にサーチ再開したことを返答する(処理F)。すなわち、所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、表示部15に最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに読み出し部20に当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をせしめている。

0040

以上のシーケンスに示したように動作することで、コマンド連続監視タイマ12a動作中のトラックアップコマンドは表示部15の更新のみで、読み出し部20は処理を行わないようにすることができる。また、図2では操作コマンドとしてトラックアップコマンドで説明したが、トラックダウンコマンドやランダム再生を指示するコマンド(ランダムコマンド)および数字キーなどで指定された番号のトラックに直接移動させるコマンド(ダイレクトコマンド)などといったサーチコマンドにおいても同様に適用することができる。さらには、これらのコマンドが連打の中に混在してもよい。例えば、トラックアップコマンド、トラックアップコマンド、ランダムコマンドと連打された場合は、最後のランダムコマンドに基づいてサーチされる。すなわち、光ディスク16から読み出し部20が読み出すデータのトラックを変更するコマンドであればよい。

0041

図3に上述した処理Cの詳細動作のフローチャートを、図4に処理Eの詳細動作のフローチャートを示す。

0042

まず処理Cについて説明する。図3のステップS101において、操作部14から操作コマンド(コマンド種別)を取得してステップS102に進む。

0043

次に、ステップS102において、ステップS101で取得したコマンド種別を判断して、トラックアップコマンドであった場合はステップS103に進み、トラックダウンコマンドであった場合はステップS104に進み、ランダムコマンドであった場合はステップS105に進み、ダイレクトコマンドであった場合はステップS106に進む。

0044

次に、ステップS103において、トラック番号を現在の番号に1を加算した値に変更してステップS107に進む。なお、現在の番号が最大トラックである場合は、最初のトラックに変更する。

0045

ステップS104においては、トラック番号を現在の番号から1を減算した値に変更してステップS107に進む。なお、現在の番号が最小トラックである場合は、最大のトラックに変更する。

0046

ステップS105においては、トラック番号を乱数によって求めた値に変更してステップS107に進む。

0047

ステップS106においては、トラック番号を操作部14から指定された値に変更してステップS107に進む。

0048

次に、ステップS107において、ステップS103乃至ステップS106で変更したトラック番号を表示部15に表示させたために出力してステップS108に進む。

0049

次に、ステップS108において、コマンド連続監視タイマ12aがセットされているか否かを判断し、セットされている場合(Yesの場合)はステップS110に進み、セットされていない場合(Noの場合)はステップS109に進む。

0050

次に、ステップS109において、コマンド連続監視タイマ12aがセットされていないことから初回コマンド入力であると判断して読み出し部20に対してサーチ準備を依頼(すなわち処理Dの実行を指示)してステップS110に進む。

0051

次に、ステップS110において、コマンド連続監視タイマ12aをセットして終了する。

0052

次に処理Eについて説明する。まず、図4のステップS201において、コマンド連続監視タイマ12aがタイムアウトしたか否か判断し、タイムアウトした場合(Yesの場合)は、ステップS202に進み、タイムアウトしていない場合(Noの場合)は終了する。

0053

次に、ステップS202において、ラストキーが指定したトラック番号を取得してステップS203に進む。ラストキーとは、コマンド連続監視タイマ12aがタイムアウトする直前に入力された操作コマンド(最後に入力された操作コマンド)であり、ラストキーに応じた結果は現在表示部15で表示されているトラック番号である。

0054

次に、ステップS203において、読み出し部20に対してラストキーが指定したトラックへサーチ実行依頼(すなわち処理Fの実行を指示)して終了する。つまり、ラストキーの結果として表示部15に表示されているトラック番号を再生させている。

0055

本実施例によれば、光ディスク再生装置1において、コマンド連続監視タイマ12aをマイクロコンピュータ12内に設けて、コマンド連続監視タイマ12aがセットされている際に操作コマンドが入力された場合は、読み出し部20に対しては何も行わずにコマンド連続監視タイマ12aを再セットして表示部15のトラック番号表示のみ変更し、コマンド連続監視タイマ12aがタイムアウトした場合は、ラストキーが指定したトラック番号にサーチさせているので、操作部14のボタン等が連打されても、コマンド連続監視タイマ12aが起動中は読み出し部20での光ピックアップ3の移動やデコード動作などが行われずに内部処理の負荷を軽減することができる。

0056

また、コマンド連続監視タイマ12a起動中の操作コマンドは表示部15のみに反映されているので、操作部14の操作に合わせて表示を変更することができ、ユーザに対して操作が受け付けられたことを示すことができる。

0057

なお、コマンド連続監視タイマ12aの設定時間は予め定めた任意の所定時間としているが、例えば、操作部14のボタン等の連打間隔を学習してその平均時間を設定時間としてもよい。

0058

また、上述した実施例は記録媒体として光ディスクで説明したが、ハードディスクに適用してもヘッドの移動の負荷を軽減することができる。また、半導体メモリを用いた記録媒体に適用してもデコード処理の負荷を低減させることができる。

0059

また、上述した実施例はトラックを曲単位として説明したが、DVDなど映像が記録されている記録媒体の場合、チャプタをトラックに相当するものとして扱えばよい。

0060

前述した実施例によれば、以下の光ディスク再生装置1、記録媒体再生方法および記録媒体再生プログラムが得られる。

0061

(付記1)光ディスク16に対する操作コマンドを入力可能な操作部14と、操作部14からの操作コマンドに基づいて光ディスク16からデータを読み出して再生する読み出し部20と、操作コマンドに応じた結果を表示する表示部15と、を備えた光ディスク再生装置1において、
操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、表示部15に当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせ、所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、表示部15に最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに読み出し部20に当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をせしめるマイクロコンピュータ12と、
を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置1。

0062

この光ディスク再生装置1によれば、トラックアップやトラックダウンを示すコマンドが連打された場合に、連打間隔が所定時間内の場合は記録媒体へのアクセスなどの処理を行わずに表示部15の表示変更のみを行い、所定時間内に次の操作が行われないときに最後に入力された操作コマンドに従って光ディスク16へのアクセスなどの内部処理を行うために、ボタンが連打された場合でも連打の最後の押下に対応したトラックにサーチさせることができるとともにサーチする時に内部処理の負荷を軽減することができ、ボタン連打中にトラックの音声が再生されることも無く操作性を向上させることができる。

0063

(付記2)光ディスク16に対する操作コマンドを入力して、その操作コマンドに基づいて光ディスク16からデータを読み出して再生するとともに前記操作コマンドに応じた結果を表示する記録媒体再生方法において、
操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行い、所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示するとともに当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をすることを特徴とする記録媒体再生方法。

0064

この記録媒体再生方法によれば、連打間隔が所定時間内の場合は記録媒体へのアクセスなどの処理を行わずに表示変更のみを行い、所定時間内に次の操作が行われないときに最後に入力された操作コマンドに従って光ディスク16へのアクセスなどの内部処理を行うために、ボタンが連打された場合でも連打の最後の押下に対応したトラックにサーチさせることができるとともにサーチする時に内部処理の負荷を軽減することができ、ボタン連打中にトラックの音声が再生されることも無く操作性を向上させることができる。

0065

(付記3)光ディスク16と、光ディスク16に対する操作コマンドを入力可能な操作部14と、操作コマンドに応じた結果を表示する表示部15と、を備えた記録媒体再生装置のコンピュータを、操作部14からの操作コマンドに基づいて光ディスク16からデータを読み出して再生する光ピックアップ3、サーボ信号処理部7、ドライバ8、音声/映像信号処理部9として機能させる記録媒体再生プログラムにおいて、
操作コマンドが入力されてから予め設定された所定時間内に次の操作コマンドが入力された場合は、表示部15に当該次の操作コマンドに応じた結果の表示のみを行わせ、所定時間内に次の操作コマンドが入力されない場合は、表示部15に最後に入力された操作コマンドに応じた結果を表示させるとともに読み出し部20に当該最後に入力された操作コマンドに応じた再生をせしめるマイクロコンピュータ12と、
して前記コンピュータを機能させることを特徴とする記録媒体再生プログラム。

0066

この記録媒体再生プログラムによれば、連打間隔が所定時間内の場合は記録媒体へのアクセスなどの処理を行わずに表示部15の表示変更のみを行い、所定時間内に次の操作が行われないときに最後に入力された操作コマンドに従って光ディスク16へのアクセスなどの内部処理を行うために、ボタンが連打された場合でも連打の最後の押下に対応したトラックにサーチさせることができるとともにサーチする時に内部処理の負荷を軽減することができ、ボタン連打中にトラックの音声が再生されることも無く操作性を向上させることができる。

0067

なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。

図面の簡単な説明

0068

本発明の一実施例にかかる光ディスク再生装置のブロック図である。
図1に示された光ディスク再生装置におけるサーチ動作時に操作ボタンを連打した際のシーケンス図である。
図2に示されたシーケンス図における処理Cの動作を示したフローチャートである。
図2に示されたシーケンス図における処理Cの動作を示したフローチャートである。

符号の説明

0069

1光ディスク再生装置(記録媒体再生装置)
12マイクロコンピュータ(再生制御手段)
15 表示部(表示手段)
16光ディスク(記録媒体)
20読み出し部(読み出し手段)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社東芝の「 磁気ディスク装置及びDepop処理方法」が 公開されました。( 2021/09/27)

    【課題】性能を向上可能な磁気ディスク装置及びLogical Depop処理方法を提供する。【解決手段】磁気ディスク装置1は、LBA(Logical block Address)を付与され、ランダ... 詳細

  • 株式会社東芝の「 磁気ディスク装置及びライト処理方法」が 公開されました。( 2021/09/27)

    【課題】ライト処理性能を向上可能な磁気ディスク装置及びライト処理方法を提供する。【解決手段】磁気ディスク装置1は、半径方向に間隔を置いて複数のトラックをライトする通常記録でデータをライトされる第1領域... 詳細

  • 株式会社日立国際電気の「 アーカイブシステム」が 公開されました。( 2021/09/27)

    【課題】アーカイブされている映像ファイルの提供の要求があった場合に、リトリーブ後のこの映像ファイルを迅速に提供する。【解決手段】アーカイブシステム1においては、多数の収録素材をアーカイブして記憶する第... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ