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技術 コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法

出願人 株式会社日立製作所
発明者 岡本周之
出願日 2008年9月25日 (12年3ヶ月経過) 出願番号 2008-245114
公開日 2010年4月8日 (10年8ヶ月経過) 公開番号 2010-081129
状態 未査定
技術分野 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 処理情報量 処理時間測定 測定用データ インタフェイス装置 テスト要求 入力処理ステップ 機器制御処理 符号化ストリームデータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年4月8日)のものです。
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図面 (10)

課題

ネットワーク接続された各機器が備える通信装置復号化装置連携して動作させ、要求される処理性能が比較的低い再生処理から比較的高い再生処理への切替高速化することを可能とする、コンテンツ再生機器仕組みを提供する。

解決手段

処理性能がより低い通信手段と復号化手段を用い、再生に要求される処理性能が低いコンテンツの再生を行なう。並行して、処理性能がより高い通信手段と復号化手段を用い、再生に要求される処理性能が高いコンテンツの再生を行なう。また、単位時間分符号化コンテンツの受信と復号化に要する処理時間、または、単位時間に処理できる符号化コンテンツの受信処理復号化処理処理量を測定し、処理性能として管理する。

概要

背景

BS(Broadcast Satellite)放送CATV(Cable Television)放送などの普及に伴い、TV(Television)放送の放送局が増えている。更に、近年、ネットワーク経由でのストリーム受信が可能となり、HDR(Hard Disk Recorder)等の宅内の他機器に保存してある各種コンテンツ再生したり、宅外ストリームコンテンツ配信サーバにある無数コンテンツを選択して再生することが可能となってきている。

このように多数の放送局/コンテンツを選択して再生できる環境においては、チャンネルと放送局/コンテンツを結び付けておき、チャンネル番号を指定することで受信内容を選択する方式では、膨大な数のチャンネルが必要であり、指定時の操作性も悪い、という課題がある。

この課題を解決する従来の技術として、1台のチューナ受信チャンネル切り替えて複数のチャンネルのデータを実質的に同時に記憶させるものがあり、例えば、特許文献1に開示がある。特許文献1等の技術を利用すれば、各チャンネルの放送内容を例えば6分の1以下に縮小した画面を1画面に6種類表示(以下、縮小一覧表示と呼ぶ)することが可能となる。

また、ストリームコンテンツ配信サービスにおいては、縮小画面用の低精細度コンテンツを複数配信して縮小一覧表示させ、視聴者がそこから選択した後に、全画面用高精細度コンテンツを配信して再生させる方式がある。

特開2001−245226号公報 (第1頁、図2)

概要

ネットワーク接続された各機器が備える通信装置復号化装置連携して動作させ、要求される処理性能が比較的低い再生処理から比較的高い再生処理への切替高速化することを可能とする、コンテンツ再生機器仕組みを提供する。処理性能がより低い通信手段と復号化手段を用い、再生に要求される処理性能が低いコンテンツの再生を行なう。並行して、処理性能がより高い通信手段と復号化手段を用い、再生に要求される処理性能が高いコンテンツの再生を行なう。また、単位時間分符号化コンテンツの受信と復号化に要する処理時間、または、単位時間に処理できる符号化コンテンツの受信処理復号化処理処理量を測定し、処理性能として管理する。

目的

本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ネットワーク接続された各機器が備える通信装置と復号化装置を連携して動作させ、縮小一覧表示画面から利用者が特定の縮小画面を指定した時に素早く全画面表示する等、要求される処理性能が比較的低い再生処理から比較的高い再生処理への切替を高速化すべく、従来よりも改善可能とする、コンテンツ再生機器の仕組みを提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

ネットワーク接続による通信処理および符号化されたコンテンツ情報である符号化コンテンツ情報受信処理を行なう通信手段と、受信された前記符号化コンテンツ情報の復号化処理を行なう復号化手段と、少なくとも前記受信処理と前記復号化処理の処理性能に関する情報を記憶または管理する処理性能管理手段と、ユーザーの操作の入力を処理する入力手段と、前記復号化手段からの出力情報を表示する表示手段と少なくとも前記通信手段、前記復号化手段、前記処理性能管理手段、前記入力手段、前記表示手段を制御する制御手段とを有するコンテンツ再生装置において、前記処理性能管理手段に記憶された複数の通信手段と複数の復号化手段の処理性能に関する情報を参照後、前記通信手段と前記復号化手段を選択して処理を行わせる選択手段を設けたことを特徴とするコンテンツ再生装置。

請求項2

請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、前記処理性能に関する情報とは、所定の情報量の符号化コンテンツ情報に対する前記通信手段と前記復号化手段での処理に要する処理時間に対応する情報とし、当該処理時間に対応する情報を検出する処理時間検出手段を設け、当該処理時間検出手段の検出した処理時間に対応する情報が前記処理性能管理手段に記憶され、前記処理性能管理手段が、前記処理時間に対応する情報として処理時間がより短いものを、前記処理性能がより高いものとして管理することを特徴とするコンテンツ再生装置

請求項3

請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、前記処理性能に関する情報とは、所定の単位時間に前記通信手段が受信処理する符号化コンテンツ情報の処理量と、所定の単位時間に前記復号化手段が復号化処理する符号化コンテンツ情報の処理量に対応する情報とし、当該処理量に対応する情報を検出する処理量検出手段を設け、当該処理量検出手段の検出した処理量に対応する情報が前記処理性能管理手段に記憶され、前記処理性能管理手段が、前記処理量に対応する情報として処理量がより多いものを、前記処理性能がより高いものとして管理することを特徴とするコンテンツ再生装置

請求項4

請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、ネットワーク接続された他のコンテンツ再生装置が有する通信手段と復号化手段の処理性能に関する情報を前記処理性能管理手段が記憶または管理することを特徴とするコンテンツ再生装置

請求項5

請求項4に記載のコンテンツ再生装置において、前記選択手段が、前記処理性能管理手段に記憶された複数の通信手段と複数の復号化手段の処理性能に関する情報を参照後、より高い処理性能に関する情報を有する通信手段と復号化手段の組を選択することを特徴とするコンテンツ再生装置

請求項6

請求項5に記載のコンテンツ再生装置において、前記入力手段にて選択されているコンテンツ情報と同じであるか若しくは前記選択されているコンテンツ情報含む他のコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別手段を設け、前記コンテンツ識別手段は前記他のコンテンツ情報が受信可能であるか識別し、また、前記他のコンテンツ情報の再生処理に要求される処理性能に関する情報を識別し、また前記コンテンツ識別手段の出力情報が前記選択手段に入力され、前記コンテンツ識別手段が、前記他のコンテンツ情報の再生処理に要求される処理性能に関する情報が前記選択されているコンテンツ情報の再生処理に要求される処理性能に関する情報よりも高いことを識別した場合に、前記選択手段が、前記処理性能に関する情報がより高い前記通信手段と前記復号化手段に、前記選択されているコンテンツ情報の受信処理と復号化処理を行なわせないことを特徴とするコンテンツ再生装置

請求項7

請求項6に記載のコンテンツ再生装置において、前記コンテンツ識別手段が、他のコンテンツの再生処理に要求される処理性能に関する情報が選択中のコンテンツの再生処理に要求される処理性能に関する情報よりも高いことを認識した場合に、前記選択手段が、前記処理性能に関する情報がより低い前記通信手段と前記復号化手段に、前記選択されているコンテンツ情報の受信処理と復号化処理を行なわせ、前記選択手段が、前記処理性能に関する情報がより高い前記通信手段と前記復号化手段に、前記他のコンテンツ情報の受信処理と復号化処理を行なわせ、前記表示手段が、前記処理性能に関する情報がより低い前記復号化手段が復号化した前記選択されているコンテンツ情報を表示し、前記コンテンツ識別手段が、コンテンツ情報の選択が前記選択されているコンテンツ情報から前記他のコンテンツ情報に切り替わったことを識別した場合に、前記表示手段が、前記処理性能に関する情報がより高い前記復号化手段が復号化した前記他のコンテンツ情報を表示することを特徴とするコンテンツ再生装置

請求項8

ネットワーク接続による通信処理および符号化されたコンテンツ情報である符号化コンテンツ情報の受信処理を行なう通信ステップと、受信された前記符号化コンテンツ情報の復号化処理を行なう復号化ステップと、少なくとも前記受信処理と前記復号化処理の処理性能に関する情報を記憶または管理する処理性能管理ステップと、ユーザーの操作の入力を処理する入力処理ステップと、前記復号化ステップからの出力情報を表示する表示ステップとを有するコンテンツ再生方法において、前記処理性能管理ステップに記憶された複数の通信ステップと複数の復号化ステップの処理性能に関する情報を参照後、前記通信ステップと前記復号化ステップを選択して処理を行わせる選択ステップを設けたことを特徴とするコンテンツ再生方法。

請求項9

請求項8に記載のコンテンツ再生方法において、前記処理性能に関する情報とは、所定の情報量の符号化コンテンツ情報に対する前記通信ステップと前記復号化ステップでの処理に要する処理時間に対応する情報とし、当該処理時間に対応する情報を検出する処理時間検出ステップを設け、前記処理性能管理ステップで、前記処理時間に対応する情報として検出ステップで検出した処理時間がより短いものを、前記処理性能がより高いものとして管理することを特徴とするコンテンツ再生方法

請求項10

請求項8に記載のコンテンツ再生方法において、前記処理性能に関する情報とは、所定の単位時間に前記通信ステップが受信処理する符号化コンテンツ情報の処理量と、所定の単位時間に前記復号化ステップが復号化処理する符号化コンテンツ情報の処理量に対応する情報とし、当該処理量に対応する情報を検出する処理量検出ステップを設け、前記処理性能管理ステップで、前記処理量に対応する情報として処理量がより多いものを、前記処理性能がより高いものとして管理することを特徴とするコンテンツ再生方法

請求項11

請求項8に記載のコンテンツ再生方法において、ネットワーク接続された他のコンテンツ再生装置が有する通信ステップと復号化ステップの処理性能に関する情報を前記処理性能管理ステップで記憶または管理することを特徴とするコンテンツ再生方法

請求項12

請求項8に記載のコンテンツ再生方法において、前記選択ステップで、前記処理性能に関する情報がより高い前記実行手段を選択することを特徴とするコンテンツ再生方法

請求項13

請求項12に記載のコンテンツ再生方法において、前記入力処理ステップにて選択されているコンテンツ情報と同じであるか若しくは前記選択されているコンテンツ情報含む他のコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別ステップを設け、前記コンテンツ識別ステップは前記他のコンテンツ情報が受信可能であるか識別し、また、前記他のコンテンツ情報の再生処理に要求される処理性能に関する情報を識別し、前記コンテンツ識別ステップで、前記他のコンテンツの再生処理に要求される処理性能に関する情報が前記選択されているコンテンツ情報の再生処理に要求される処理性能に関する情報よりも高いことを認識した場合に、前記選択ステップで、前記処理性能に関する情報がより高い前記実行手段に、前記選択されているコンテンツ情報の受信処理と復号化処理を行なわせないことを特徴とするコンテンツ再生方法

請求項14

請求項13に記載のコンテンツ再生方法において、前記コンテンツ識別ステップで、前記他のコンテンツ情報の再生処理に要求される処理性能に関する情報が選択されているコンテンツ情報の再生処理に要求される処理性能に関する情報よりも高いことを識別した場合に、前記選択ステップで、前記処理性能がより低い前記実行手段に、前記選択中のコンテンツの前記受信処理と前記復号化処理を行なわせ、前記選択ステップで、前記処理性能に関する情報がより高い前記実行手段に、前記他のコンテンツ情報の受信処理と復号化処理を行なわせ、前記表示ステップで、前記処理性能に関する情報がより低い前記実行手段が復号化した前記選択されているコンテンツ情報を表示し、前記コンテンツ識別ステップで、コンテンツ情報の選択が前記選択されているコンテンツ情報から前記他のコンテンツに切り替わったことを識別した場合に、前記表示ステップで、前記処理性能に関する情報がより高い前記実行手段が復号化した前記他のコンテンツ情報を表示することを特徴とするコンテンツ再生方法

技術分野

0001

本発明は、ネットワーク接続された機器によってコンテンツ再生する技術に関する。

背景技術

0002

BS(Broadcast Satellite)放送CATV(Cable Television)放送などの普及に伴い、TV(Television)放送の放送局が増えている。更に、近年、ネットワーク経由でのストリーム受信が可能となり、HDR(Hard Disk Recorder)等の宅内の他機器に保存してある各種コンテンツを再生したり、宅外ストリームコンテンツ配信サーバにある無数のコンテンツを選択して再生することが可能となってきている。

0003

このように多数の放送局/コンテンツを選択して再生できる環境においては、チャンネルと放送局/コンテンツを結び付けておき、チャンネル番号を指定することで受信内容を選択する方式では、膨大な数のチャンネルが必要であり、指定時の操作性も悪い、という課題がある。

0004

この課題を解決する従来の技術として、1台のチューナ受信チャンネル切り替えて複数のチャンネルのデータを実質的に同時に記憶させるものがあり、例えば、特許文献1に開示がある。特許文献1等の技術を利用すれば、各チャンネルの放送内容を例えば6分の1以下に縮小した画面を1画面に6種類表示(以下、縮小一覧表示と呼ぶ)することが可能となる。

0005

また、ストリームコンテンツ配信サービスにおいては、縮小画面用の低精細度コンテンツを複数配信して縮小一覧表示させ、視聴者がそこから選択した後に、全画面用高精細度コンテンツを配信して再生させる方式がある。

0006

特開2001−245226号公報 (第1頁、図2

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献1のようにチャンネルを切り替える方法では、デジタル放送のようにチャンネル切り替えに時間がかかる場合や、ネットワーク経由でのストリーム受信の場合では効果が発揮できない。

0008

また、ストリームコンテンツ配信サービスにおいて、縮小画面用の低精細度コンテンツを複数配信して一覧表示させ、視聴者がそこから選択した後に、全画面用の高精細度コンテンツを配信して再生させる方式だと、視聴者が選択を決定してから高精細度コンテンツを再生開始するまでに時間を要する。

0009

本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ネットワーク接続された各機器が備える通信装置復号化装置連携して動作させ、縮小一覧表示画面から利用者が特定の縮小画面を指定した時に素早く全画面表示する等、要求される処理性能が比較的低い再生処理から比較的高い再生処理への切替高速化すべく、従来よりも改善可能とする、コンテンツ再生機器仕組みを提供することである。

課題を解決するための手段

0010

上記の課題を解決するため、本発明のコンテンツ再生機器(若しくは、再生装置)は、ネットワーク接続された再生機器(若しくは、再生装置)との通信および符号化されたコンテンツ情報である符号化コンテンツ情報受信処理を行なう通信手段と、通信手段が受信した符号化コンテンツ情報の復号化処理を行なう復号化手段と、受信処理と復号化処理の処理性能を管理する処理性能管理手段と、複数の通信手段と複数の復号化手段から、処理性能の情報を元に所定の様式に従って通信手段と復号化手段を選択し、符号化コンテンツ情報の受信処理と復号化処理を選択した通信手段と復号化手段に行なわせる選択手段と、復号化手段が復号化したコンテンツ情報を表示画面として表示する表示手段とを有する。

0011

また、本発明のコンテンツ再生機器は、処理性能管理手段が、ネットワーク接続された他の機器における処理性能をも含めて管理する。

0012

また、本発明のコンテンツ再生機器は、選択手段が、処理性能がより高い通信手段と復号化手段の組を選択する。

0013

また、本発明のコンテンツ再生機器は、受信できるコンテンツ情報の内容と再生に要求される処理性能と、現在選択中であるコンテンツ情報を認識、識別するコンテンツ認識(若しくは、識別)手段を更に有し、コンテンツ認識手段が、選択中のコンテンツ情報と同じかまたはそれを含む他のコンテンツ情報が受信可能な状態にあることを認識、識別し、他のコンテンツ情報が選択中のコンテンツ情報よりも再生に要求される処理性能が高いことを認識、識別した場合に、選択手段が、処理性能がより高い通信手段と復号化手段に、選択中のコンテンツ情報の受信処理と復号化処理を行なわせない。

0014

また、本発明のコンテンツ再生機器は、コンテンツ認識手段が、選択中のコンテンツ情報と同じかまたはそれを含む他のコンテンツ情報が受信可能な状態にあることを認識、識別し、他のコンテンツ情報が選択中のコンテンツ情報よりも再生に要求される処理性能が高いことを認識、識別した場合に、選択手段が、処理性能がより低い通信手段と復号化手段に、選択中のコンテンツ情報の受信処理と復号化処理を行なわせ、選択手段が、処理性能がより高い通信手段と復号化手段に、他のコンテンツ情報の受信処理と復号化処理を行なわせ、表示手段が、処理性能がより低い復号化手段が復号化した選択中のコンテンツ情報を表示画面として表示し、コンテンツ認識手段が、コンテンツ情報の選択が選択中のコンテンツ情報から他のコンテンツ情報に切り替わったことを認識、識別した場合、表示手段が、処理性能がより高い復号化手段が復号化した他のコンテンツ情報を表示画面として表示する。

0015

また、本発明のコンテンツ再生機器は、単位時間分の符号化コンテンツ情報の受信処理と復号化処理に要する処理時間を測定、検出する処理時間測定(若しくは、検出)手段を更に有し、処理性能管理手段が、処理時間測定手段が測定した処理時間がより短い方が、処理性能が高いものとして管理する。

0016

また、本発明のコンテンツ再生機器は、単位時間に処理できる符号化コンテンツ情報の受信処理と復号化処理の処理量を測定、検出する処理量測定(若しくは、検出)手段を更に有し、処理性能管理手段が、処理量測定手段が測定した処理量がより多い方が、処理性能が高いものとして管理する。

0017

上記構成によれば、処理性能がより高い通信手段と復号化手段を用いて符号化コンテンツ情報を受信、復号化する。このため、再生に要求される処理性能が高いコンテンツをより安定して再生できる。例えば、より高精細度のコンテンツ情報を、ノイズがより少ない状態で再生することができる。

0018

また、上記構成によれば、処理性能がより低い通信手段と復号化手段を用い、再生に要求される処理性能が低いコンテンツ情報の再生を行なう。並行して、処理性能がより高い通信手段と復号化手段を用い、再生に要求される処理性能が高いコンテンツ情報の再生を行なう。このため、要求される処理性能が比較的低い再生処理から比較的高い再生処理への切替を高速化することができる。

0019

例えば、低精細度の符号化コンテンツ情報を受信、復号化して縮小一覧表示を行ない、高精細度の符号化コンテンツ情報を受信、復号化して全画面表示を行なう。このため、利用者が縮小一覧表示で再生したいコンテンツ情報を選択しようとしている時に、現在選択中のコンテンツ情報と同じ内容の高精細度コンテンツ情報をバックグラウンドで受信、復号化することができ、視聴者がコンテンツ選択を決定した時に、素早く全画面用の高精細度コンテンツ情報の再生を開始することができる。

0020

また、上記構成によれば、単位時間分の符号化コンテンツ情報の受信と復号化に要する処理時間、または、単位時間に処理できる符号化コンテンツ情報の受信処理と復号化処理の処理量を測定し、処理性能として管理する。このため、実際の動作環境において機器を動作させて動的な実測値を得て、従来よりも、より好適適な通信手段と復号化手段を選択することができる。

発明の効果

0021

本発明によれば、ネットワークに接続された機器においてのコンテンツの再生について、従来よりも、操作性、利便性を向上させることが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下、本発明を実施するための形態について説明する。

0023

なお、以下では、コンテンツ情報のことを単にコンテンツと記載している。再生装置と再生機器を同義として説明している。

0024

まず、本発明の実施形態におけるシステム概略構成について図1を用いて説明する。

0025

図1に示すように本実施例のシステムは、TV1、HDR2、配信サーバ3から成り、互いにネットワーク接続されている。配信サーバ3は、縮小表示用の低精細度コンテンツと、全画面表示用の高精細度コンテンツを記録している。TV1とHDR2は、通信装置と復号化装置を有しており、符号化した縮小表示用の低精細度コンテンツ、または、符号化した全画面用の高精細度コンテンツを、サーバ3より受信し復号化する。TV1は表示装置を有しており、TV1またはHDR2の復号化装置が復号化した縮小表示用データまたは全画面表示用データを出力する。

0026

次に、本発明の実施形態におけるTV1の概略構成について図2を用いて説明する。

0027

図2に示す様に本実施例のTV1は、制御装置11と、記録装置12と、通信装置13と、入力装置14と、復号化装置15と、出力装置16と、表示装置17とを有している。

0028

制御装置11は、記録装置12が保持している処理プログラムを実行し、機器全体の動作を制御する装置である。

0029

記録装置12は、TV1の動作を制御する処理プログラムを記録する装置である。記録装置12の例としては、ディスクテープ半導体などがある。記録装置12が保持する処理プログラムには、機器制御処理部121と、処理性能管理処理部122と、選択処理部123と、コンテンツ認識処理部124と、処理時間測定処理部125と、処理性能データベース126とがある。

0030

機器制御処理部121は、TV1の各装置を連携させ、コンテンツ再生機器として動作させる処理部である。例えば、利用者がリモートコントローラリモコン)などで発した指示を入力装置14で受信し、その指示に従い配信サーバ3からコンテンツの符号化ストリームデータを通信装置13を介して受信し、復号化装置15で復号化し、出力装置16に出力させ、表示装置17に表示させるコンテンツ再生機能を実現する。

0031

また、通信装置13を介してHDR2などの他の機器と通信を行い連携して動作させる機器間連携機能などを実現する。また、通信装置13を介してHDR2などの他の機器から受信した画面データを表示装置17に表示させる処理も行う。

0032

処理性能管理処理部122は、各機器の通信装置での受信処理性能と、復号化装置での復号化処理性能を、処理性能データベース126を用いて管理する処理部である。

0033

選択処理部123は、処理性能管理処理部122が管理する複数の通信装置と複数の復号化装置の処理性能を元に、所定の様式に従って通信装置と復号化装置を選択し、選択した通信装置と復号化装置に符号化コンテンツの受信と復号化を行なわせる処理部である。

0034

コンテンツ認識処理部124は、通信装置13を介して配信サーバ3から受信できるコンテンツの内容と再生に要求される処理性能と、現在選択中であるコンテンツを認識する処理部である。選択中のコンテンツと同じか、または、それを含む他のコンテンツの受信の可否と、そのコンテンツの精細度を認識する。

0035

処理時間測定処理部125は、例えば、コンテンツを再生した場合に、その再生時間として、予め定めた所定の単位時間に対応する符号化コンテンツの情報量を受信するのに要する処理時間と、当該情報量の符号化コンテンツを復号化するのに要する処理時間とを測定する処理部である。処理時間測定処理部125が測定した上述の受信に要した時間、復号化に要した時間を単位処理時間と呼ぶものとし、この単位処理時間は、処理性能管理処理部122に記憶される。

0036

そして、この単位処理時間が短ければ、例えば、上記通信装置13、上記復号化装置15の処理の性能である処理性能が高いと言うことが出来る。

0037

この単位処理時間は、上記通信装置13、復号化装置15などの処理装置の処理性能を評価、判断する指標として扱えるものとして、他の処理装置、処理部からの問合せに対する応答として、出力したり、または、処理性能の高い通信装置、復号化装置などを応答として出力できるように管理されるものとする。

0038

上術では、処理時間測定処理部125が、例えば、所定の情報量(この「所定の情報量」とは、再生時間が所定の時間であるとも表現することが出来る。)のコンテンツを受信するのに要する時間、そして、その所定の情報量のコンテンツを復号化するのに要する時間を測定、検出、取得して、受信処理を行う装置、復号化を行う装置の処理の性能を数値データ化して、扱えるようにしている。

0039

しかしながら、上述の装置の処理の性能の数値、データ化は、これに限られるものではなくても良い。

0040

例えば、予め定めた所定の時間の期間において、上記通信装置13が受信出来る符号化コンテンツの情報量の大きさを測定、検出、取得して、数値、データ化し、上記通信装置13の処理の性能を示すものとして、扱うものでも良い。加えて、予め定めた所定の時間の期間において、上記復号化装置15が復号化出来る符号化コンテンツの情報量の大きさを測定、検出、取得して、数値、データ化し、上記復号化装置15の処理の性能を示すものとして、扱うものでも良い。

0041

この場合には、上記で単位処理時間として定義、呼んでいたものは、単位処理情報量として、読み替えて、定義、呼ぶことが出来る。そして、この単位処理情報量が大きければ、上記通信装置13、上記復号化装置15の処理の性能である処理性能が高いと言うことが出来る。

0042

この単位時間情報量は、上記処理性能管理処理部122にて記憶されて、管理されるようにするものであっても良い。また、この単位時間情報量は、上記処理時間測定処理部125が測定するものであっても良いし、例えば、処理情報量測定処理部との名称を有する処理部を設けるものであっても良い。

0043

処理性能データベース126は、各機器の通信装置13での受信処理性能と、復号化装置15での復号化処理性能を、処理性能管理処理部122が管理するためのデータベースである。

0044

通信装置13は、HDR2、配信サーバ3と通信を行う装置である。通信方式の例としては、USB、IEEE1394、イーサネット登録商標)、無線LANなどがある。

0045

入力装置14は、利用者がTV1を操作するインタフェイス装置である。入力装置14の例としては、ボタン、スイッチ、キーダイアルスティックパッドマウス、リモートコントローラ、タッチパネルなどがある。

0046

復号化装置15は、符号化されたコンテンツデータを復号化する装置である。

0047

出力装置16は、音声映像データを出力する装置である。

0048

表示装置17は、利用者にコンテンツの全画面表示画面や縮小一覧表示画面などを表示する装置である。表示装置17の例としては、ブラウン管ディスプレイ液晶ディスプレイプラズマディスプレイ有機ELディスプレイなどがある。なお、表示装置17は、TV1内に備えられていなくとも、出力装置16を介して、HDR2のように機器にモニタなどを外付けで接続するものであってもよい。

0049

なお、通信装置13および復号化装置15は、複数個存在する場合もある。

0050

本発明の実施形態においては、符号化されたコンテンツデータを配信サーバ3から通信装置13を介して受信し、復号化装置15で復号化する場合を説明する。

0051

次に、本発明の実施形態におけるHDR2の概略構成について図3を用いて説明する。

0052

図3に示す様に本実施例のHDR2は、制御装置21と、記録装置22と、通信装置23と、入力装置24と、復号化装置25と、出力装置26とを有している。HDR2は、表示装置17が筐体内に備えられていないことと、記録装置12と記録装置22が記録している処理プログラムの内容が異なること以外は、図2に示したTV1と同様であるため、記録装置22以外については詳細な説明は省略する。

0053

記録装置22は、HDR2の動作を制御する処理プログラムを記録する装置である。記録装置22の例としては、ディスク、テープ、半導体などがある。記録装置22が保持する処理プログラムには、機器制御処理部221がある。

0054

機器制御処理部221は、HDR2の各装置を連携させ、HDR機器として動作させる処理部である。例えば、利用者がリモートコントローラ(リモコン)などで発した指示を入力装置24で受信し、その指示に従い配信サーバ3からコンテンツの符号化ストリームデータを通信装置23を介して受信し、復号化装置25で復号化し、出力装置26に出力させるコンテンツ再生機能を実現する。また、通信装置23を介してTV1などの他の機器と通信を行い、連携して動作させる機器間連携機能などを実現する。また、通信装置23を介してTV1などの他の機器へ復号化した画面データを転送させる処理も行う。

0055

なお、通信装置23および復号化装置25は、複数個存在する場合もある。

0056

本発明の実施形態においては、符号化されたコンテンツデータを配信サーバ3から通信装置23を介して受信し、復号化装置25で復号化する場合を説明する。

0057

次に、本発明の実施形態におけるTV1の処理性能データベース126について、図4を例に用いて説明する。

0058

処理性能データベース126の欄1261は通信装置の識別記号を示し、欄1262は復号化装置の識別記号を示し、欄1263は通信装置と復号化装置の組合せによる処理性能を示している。この例では、通信装置としてTV-Aを用い、復号化装置としてTV-Xを用いた場合に、より高い処理性能が得られることを示している。

0059

次に、本発明の実施形態におけるTV1の表示画面について、図5を例に用いて説明する。

0060

図5(A)および(B)は、縮小一覧表示画面の例である。処理性能がより低い通信装置と復号化装置を用いて受信、復号化して得られた縮小表示用画面(コンテンツ100〜コンテンツ600)が、1つの画面に統合されて一覧表示されている。利用者が、全画面表示したいコンテンツを縮小画面を見てカーソルで選び、指定する。カーソルは1つの縮小画面の周囲に少し大きい太枠で示されており、リモコンの上下左右キーなどで移動させる。

0061

図5(A)は、縮小一覧表示画面の例であり、全画面表示コンテンツ候補としてコンテンツ100が選択されている(まだ決定されていない)状態を表している。図5(B)は、図5(A)の状態でリモコンの「右」キーを1回押した後の画面例であり、全画面表示コンテンツ候補としてコンテンツ200が選択されている(まだ決定されていない)状態を表している。図5(C)は、図5(B)の状態でリモコンの「選択/決定」キーを1回押した後の画面例であり、処理性能がより高い通信装置と復号化装置を用いて、指定されたコンテンツ200の全画面表示用コンテンツが受信、復号化して全画面表示されている状態を表している。

0062

以下、本発明を実施するための第1の形態について説明する。本実施例では、TV1の通信装置と復号化装置が、HDR2の通信装置と復号化装置よりも高性能である場合の例を説明する。

0063

まず、本実施例におけるシステムの概略構成について、図6を用いて説明する。

0064

図6に示すように本実施例のシステムは、TV1、HDR2、配信サーバ3から成り、互いにネットワーク接続されている。配信サーバ3は、縮小表示用の低精細度コンテンツと、全画面表示用の高精細度コンテンツと、テスト用コンテンツを記録している。

0065

HDR2の低性能な通信装置と復号化装置が、符号化した縮小表示用の低精細度コンテンツをサーバ3より受信し復号化する。また、TV1の高性能な通信装置と復号化装置が、符号化した全画面用の高精細度コンテンツをサーバ3より受信し復号化する。TV1の表示装置は、HDR2の低性能な復号化装置が復号化した縮小表示用データ、または、TV1の高性能な復号化装置が復号化した全画面表示用データを出力する。

0066

図中では省略されているが、処理性能測定のために、TV1とHDR2は、符号化したテスト用コンテンツを配信サーバ3より受信し復号化する。また、HDR2は、復号化したテスト用コンテンツをTV1に転送する。

0067

次に、本実施例におけるTV1およびHDR2の動作について、図7を用いて説明する。

0068

まず、TV1が、HDR2の通信装置23と復号化装置25の処理性能を調べるために、受信・復号化テスト要求をHDR2に送信する(ステップ1001)。

0069

次に、HDR2が、HDR2の通信装置23と復号化装置25を利用してテスト用符号化コンテンツを受信して復号化し、テスト用符号化コンテンツの受信開始時刻と、復号化済みの表示用データを、測定用データとしてTV1に送信する(ステップ1002)。

0070

次に、TV1が、テスト用符号化コンテンツ受信開始時刻から、測定用データを受信して表示装置17で表示可能となる時刻までの処理時間を測定する(ステップ1003)。

0071

ここでTV1は、自らも通信装置13と復号化装置15を有しているため、同様にTV1の通信装置13と復号化装置15を利用してテスト用符号化コンテンツを受信して復号化し、テスト用符号化コンテンツの受信開始時刻から、復号化済みの表示用データが表示装置17で表示可能となる時刻までの処理時間を測定する(ステップ1003)。

0072

なお、ステップ1003において、表示装置17で表示可能となる時刻が分かれば、実際に表示装置17で表示する必要はない。

0073

次に、TV1が、システム上の通信装置と復号化装置の組合せ別の処理時間を統合して処理性能データベース126を構築し、処理性能がより高い組(本実施例ではTV1の通信装置13と復号化装置15の組)を全画面表示用に設定する(ステップ1004)。

0074

次に、TV1が、縮小一覧表示用の符号化コンテンツを受信し復号化して縮小表示用データを転送するよう求める縮小表示用データ要求を、HDR2に送信する(ステップ1005)。例えば、図5のTV1の表示画面例の場合、コンテンツ100、200、300、400、500および600の縮小表示用データを要求する。

0075

次に、HDR2が、指定された縮小一覧表示用の符号化コンテンツを受信し、復号化して縮小表示用データを作成する(ステップ1006)。次に、HDR2が、作成した縮小表示用データをTV1に送信する(ステップ1007)。

0076

次に、TV1が、受信した縮小表示用データを統合して縮小一覧表示画面を作成し、出力する(ステップ1008)。

0077

次に、利用者が、TV1に対して全画面表示するコンテンツを選択すると(ステップ1009)、TV1が、配信サーバ3から受信できるコンテンツの内容と精細度を認識する(ステップ1010)。ここで、コンテンツの選択とは、利用者が一時的に指定した状態を指し、この時点では、まだコンテンツは決定されていないものとする。

0078

選択中コンテンツの全画面表示用コンテンツがある場合、すなわち、TV1が、選択中のコンテンツと同じかまたはそれを含む他のコンテンツが受信可能な状態にあることを認識し、他のコンテンツが選択中のコンテンツよりも精細度が高いことを認識した場合(ステップ1010のYes)、TV1が、選択中コンテンツの全画面表示用の符号化コンテンツを受信し、復号化して全画面表示用データの作成を開始する(ステップ1011)。選択中コンテンツの全画面表示用コンテンツがない場合、すなわち、TV1が、選択中のコンテンツと同じかまたはそれを含む他のコンテンツが受信可能な状態にないことを認識した、または、他のコンテンツが受信可能状態にあっても選択中のコンテンツよりも精細度が低いことを認識した場合(ステップ1010のNo)、TV1が、縮小表示用コンテンツを拡大して全画面表示用データの作成を開始する(ステップ1012)。

0079

図中では省略しているが、利用者が、TV1に対して全画面表示するコンテンツを決定する(ステップ1013)までは、選択を変更する度に、ステップ1009からステップ1012を繰り返す。

0080

次に、利用者が、TV1に対して全画面表示するコンテンツを決定すると(ステップ1013)、TV1が、ステップ1011またはステップ1012で作成を開始していた全画面表示用データを出力する(ステップ1014)。

0081

以上、本発明を実施するための第1の形態について説明した。

0082

以下、本発明を実施するための第2の形態について説明する。本実施例では、TV1の通信装置と復号化装置が、HDR2の通信装置と復号化装置よりも低性能である場合の例を説明する。なお、以下では、他の実施例に記述済みの内容と重複する内容を省略する。

0083

まず、本実施例におけるシステムの概略構成について、図8を用いて説明する。

0084

図8に示すように本実施例のシステムは、TV1、HDR2、配信サーバ3から成り、互いにネットワーク接続されている。配信サーバ3は、縮小表示用の低精細度コンテンツと、全画面表示用の高精細度コンテンツと、テスト用コンテンツを記録している。TV1の低性能な通信装置と復号化装置が、符号化した縮小表示用の低精細度コンテンツをサーバ3より受信し復号化する。また、HDR2の高性能な通信装置と復号化装置が、符号化した全画面用の高精細度コンテンツをサーバ3より受信し復号化する。TV1の表示装置は、TV1の低性能な復号化装置が復号化した縮小表示用データ、または、HDR2の高性能な復号化装置が復号化した全画面表示用データを出力する。

0085

図中では省略されているが、処理性能測定のために、TV1とHDR2は、符号化したテスト用コンテンツを配信サーバ3より受信し復号化する。また、HDR2は、復号化したテスト用コンテンツをTV1に転送する。

0086

次に、本実施例におけるTV1およびHDR2の動作について、図9を用いて説明する。

0087

ステップ2001からステップ2003は、実施例1におけるステップ1001からステップ1003と同じであるので、説明を省略する。

0088

次に、TV1が、システム上の通信装置と復号化装置の組合せ別の処理時間を統合して処理性能データベース126を構築し、処理性能がより高い組(本実施例ではHDR2の通信装置23と復号化装置25の組)を全画面表示用に設定する(ステップ2004)。

0089

次に、TV1が、縮小一覧表示用の符号化コンテンツを受信し、復号化して縮小表示用データを作成する(ステップ2005)。例えば、図5のTV1の表示画面例の場合、コンテンツ100、200、300、400、500および600の縮小表示用データを作成する。

0090

次に、TV1が、作成した縮小表示用データを統合して縮小一覧表示画面を作成し、出力する(ステップ2006)。

0091

次に、利用者が、TV1に対して全画面表示するコンテンツを選択すると(ステップ2007)、TV1が、配信サーバ3から受信できるコンテンツの内容と精細度を認識する(ステップ2008)。ここで、コンテンツの選択とは、利用者が一時的に指定した状態を指し、この時点では、まだコンテンツは決定されていないものとする。

0092

選択中コンテンツの全画面表示用コンテンツがある場合、すなわち、TV1が、選択中のコンテンツと同じかまたはそれを含む他のコンテンツが受信可能な状態にあることを認識し、他のコンテンツが選択中のコンテンツよりも精細度が高いことを認識した場合(ステップ2008のYes)、TV1が、全画面表示用の符号化コンテンツを受信し復号化して全画面表示用データを転送するよう求める全画面表示用データ要求を、HDR2に送信する(ステップ2009)。

0093

次に、HDR2が、指定された全画面表示用の符号化コンテンツを受信し、復号化して全画面表示用データの作成を開始し(ステップ2010)。作成した全画面表示用データのTV1への送信を開始する(ステップ2011)。

0094

選択中コンテンツの全画面表示用コンテンツがない場合、すなわち、TV1が、選択中のコンテンツと同じかまたはそれを含む他のコンテンツが受信可能な状態にないことを認識した、または、他のコンテンツが受信可能状態にあっても選択中のコンテンツよりも精細度が低いことを認識した場合(ステップ2008のNo)、TV1が、縮小表示用コンテンツを拡大して全画面表示用データの作成を開始する(ステップ2012)。

0095

図中では省略しているが、利用者が、TV1に対して全画面表示するコンテンツを決定する(ステップ2013)までは、選択を変更する度に、ステップ2007からステップ2012を繰り返す。

0096

次に、利用者が、TV1に対して全画面表示するコンテンツを決定すると(ステップ2013)、TV1が、ステップ2011で受信を開始していた、または、ステップ2012で作成を開始していた全画面表示用データを出力する(ステップ2014)。

0097

以上、本発明を実施するための第2の形態について説明した。

0098

なお、本発明の実施形態では、HDR2が通信装置23を介してTV1の通信装置13へ復号化した画面データを転送させる場合の例を用いて説明したが、HDR2の通信装置23とTV1の通信装置13を介さなくとも、映像・音声用ケーブル等を利用してHDR2の出力装置23からTV1の表示装置17に直接画面データを転送させても良い。

0099

また、本発明の実施形態では、HDR2が復号化したデータを、符号化せずにTV1に転送する場合の例を用いて説明したが、符号化して転送しても良い。この場合は、HDR2からTV1への転送時に要した符号化と復号化の処理時間も合わせて考慮して、処理性能を判断する。

0100

また、本発明の実施形態では、TV1が通信装置と復号化装置を1つずつ有し、HDR2が通信装置と復号化装置を1つずつ有する場合の例を用いて説明したが、TV1が通信装置と復号化装置を複数ずつ有していても良い。また、TV1、HDR2、または両者を合わせて、通信装置が複数個で復号化装置が1つ、または通信装置が1つで復号化装置が複数個存在していても良い。これらの場合は、各通信装置と復号化装置の組合せに応じて要する処理時間を元に、利用する通信装置と復号化装置を決定する。

0101

また、本発明の実施形態では、テスト用コンテンツを処理時間測定用に受信し復号化してその処理時間を測定し、通信装置と復号化装置の処理性能を得る場合の例を用いて説明したが、テスト用コンテンツでなくても、利用者から再生するよう指定されたコンテンツを用いて処理時間を測定しても良い。

0102

また、テスト用に受信、復号化して測定しなくても、利用者から再生するよう指示された時に処理時間を測定し、その測定結果を利用して処理性能を得ても良い。また、単位時間分の符号化コンテンツの受信と復号化に要する処理時間でなくても、単位時間に処理できる符号化コンテンツの受信処理と復号化処理の処理量を測定して処理性能を得ても良い。また、実際に測定しなくとも、予め調査済みの指標を用いて処理性能を得ても良い。

0103

また、本発明の実施形態では、1つの通信装置と復号化装置の組に、縮小表示用データ要求として希望するコンテンツの縮小表示用データを一度に全て要求する場合の例を用いて説明したが、この要求は1つずつ順番に要求しても良い。また、1つの通信装置と復号化装置の組に全てを要求しなくとも、他に通信装置と復号化装置の組があるなら、性能が最高である組以外の組に分担させても良い。

0104

また、本発明の実施形態では、要求される処理性能が比較的低いコンテンツとして、縮小表示用の低精細度コンテンツを、また、要求される処理性能が比較的高いコンテンツとして、全画面表示用の高精細度コンテンツを例に用いて説明したが、処理性能を要求する指標は、画面の精細度の高低でなくても音声の情報量が大きい、小さいなど他の指標でも良い。また、画面の用途は、縮小表示用でなくてもよく、また、全画面表示用でなくてもよく、また、その他用途のための画面であっても良い。

0105

なお、本発明の実施形態における各実施例の要素を組み合わせても良い。

0106

以上、本発明の実施形態について説明した。

0107

本発明の実施形態によれば、処理性能がより高い通信手段と復号化手段を用いて符号化コンテンツを受信、復号化する。このため、再生に要求される処理性能が高いコンテンツをより安定して再生できる。例えば、より高精細度のコンテンツを、ノイズがより少ない状態で再生することができる。

0108

また、本発明の実施形態によれば、処理性能がより低い通信手段と復号化手段を用い、再生に要求される処理性能が低いコンテンツの再生を行なう。並行して、処理性能がより高い通信手段と復号化手段を用い、再生に要求される処理性能が高いコンテンツの再生を行なう。このため、要求される処理性能が比較的低い再生処理から比較的高い再生処理への切替を高速化することができる。

0109

例えば、低精細度の符号化コンテンツを受信、復号化して縮小一覧表示を行ない、高精細度の符号化コンテンツを受信、復号化して全画面表示を行なう。このため、利用者が縮小一覧表示で再生したいコンテンツを選択しようとしている時に、現在選択中のコンテンツと同じ内容の高精細度コンテンツをバックグラウンドで受信、復号化することができ、視聴者がコンテンツ選択を決定した時に、素早く全画面用の高精細度コンテンツの再生を開始することができる。

0110

また、本発明の実施形態によれば、単位時間分の符号化コンテンツの受信と復号化に要する処理時間、または、単位時間に処理できる符号化コンテンツの受信処理と復号化処理の処理量を測定し、処理性能として管理する。このため、実際の動作環境において機器を動作させて動的な実測値を得て、従来よりもより好適な通信手段と復号化手段を選択することができる。

図面の簡単な説明

0111

本発明の実施形態における、システムの概略構成を示した図である。
本発明の実施形態における、TV1の概略構成を示した図である。
本発明の実施形態における、HDR2の概略構成を示した図である。
本発明の実施形態における、TV1の処理性能データベース126の例を示した図である。
本発明の実施形態における、TV1の表示画面の例を示した図である。
本発明の実施例1における、システムの概略構成を示した図である。
本発明の実施例1における、TV1およびHDR2の動作を示した流れ図である。
本発明の実施例2における、システムの概略構成を示した図である。
本発明の実施例2における、TV1およびHDR2の動作を示した流れ図である。

符号の説明

0112

11…制御装置、12…記録装置、13…通信装置、14…入力装置、15…復号化装置、16…出力装置、17…表示装置、21…制御装置、22…記録装置、23…通信装置、24…入力装置、25…復号化装置、26…出力装置。

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