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図面 (17)

課題

高精度な流体充填レベル検出装置の提供。

解決手段

入口開口部を有するダンピングカップ3と、このダンピングカップの領域内の超音波振動子5とを具備する、容器2中の流体の充填レベルを検出するための装置1において、流体が通って入る入口開口部6を有する、ダンピングカップの入口開口部に接続された前段容量室4を具備することを特徴とする装置である。このため、流体の脱ガスは、この前段の容量室で果たされ、この結果、媒体は、ダンピングカップ内で、測定に影響を与えるマイクロバブルが比較的無い状態となる。

概要

背景

このような形式の装置は、例えば、特許文献1と特許文献2とから知られている。装置の中で、超音波振動子、特に圧電素子が、ダンピングカップの底に置かれ、流体の界面で反射される音波を放つ。この反射された音波は、前記超音波振動子によって受けられ、充填レベルの高さが、これらのランタイムから算出される。この超音波振動子は、開いた状態で容器に設置されることは無い。これは、駆動中、油泡と油面の変動とにより、測定に誤差が生じ得るからである。このために、比較的小さな開口部によってこの容器と接続されているダンピングカップが使用されており、この結果、前記開口部を通って、この容器内に広がる液面も、前記ダンピングカップ内に設定される。しかしながら、この効果は、このダンピングカップ内で変動が非常に小さくなり、且つ、表面上での乱れと流れと、更に発泡とが減少することである。

しかしながら、気泡、例えばマイクロバブルの形状の泡が、媒体の中に含まれており、また、これが密度差となり、そこでは水と空気との界面と同様に、音響超音波の反射が生じるという問題がある。したがって、これら気泡は、反射、且つ、散乱物体であり、充填レベル測定障害となる。
DE10057397A1
WO2007/028365A1

概要

高精度な流体充填レベルの検出装置の提供。入口開口部を有するダンピングカップ3と、このダンピングカップの領域内の超音波振動子5とを具備する、容器2中の流体の充填レベルを検出するための装置1において、流体が通って入る入口開口部6を有する、ダンピングカップの入口開口部に接続された前段容量室4を具備することを特徴とする装置である。このため、流体の脱ガスは、この前段の容量室で果たされ、この結果、媒体は、ダンピングカップ内で、測定に影響を与えるマイクロバブルが比較的無い状態となる。

目的

しかしながら、この効果は、このダンピングカップ内で変動が非常に小さくなり、且つ、表面上での乱れと流れと、更に発泡とが減少することである

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

入口開口部(7)を有するダンピングカップ(3)と、このダンピングカップ(3)の領域内の超音波振動子(5)とを具備する、容器(2)中の流体充填レベルを検出するための装置(1)において、入口開口部(6)を有し、ダンピングカップ(3)の入口開口部(7)に接続され、前記入口開口部(6)を通って流体が中に入る前段容量室(4)を具備することを特徴とする装置。

請求項2

前記前段の容量室(4)は、少なくとも前記ダンピングカップ(3)と同じ大きさであることを特徴とする請求項1の装置。

請求項3

前記前段の容量室は、少なくとも前記ダンピングカップ(3)の2倍の大きさであることを特徴とする請求項1もしくは2の装置。

請求項4

前記前段の容量室は、換気口(9)を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1の装置。

請求項5

前記前段の容量室(4)は、流体を導くための幾何学的構造を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1の装置。

請求項6

前記前段の容量室(4)は、円形の底面を有し、前記幾何学的構造は、媒体を、少なくとも一度、この底面の中心点周りを通るようにすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1の装置。

請求項7

規定の長さと規定の直径とを有するチューブ(12)が、前記前段の容量室(4)から前記ダンピングカップ(3)へと通っていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1の装置。

請求項8

前記ダンピングカップ(3)は、下側の領域に、チャンバ(31)もしくは広がった領域(18)、あるいはそれら両方を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1の装置。

請求項9

前記前段の容量室(4)は、前記ダンピングカップ(3)の下側の領域に接続されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1の装置。

請求項10

前記チューブ(12)は、前記前段の容量室(4)から、前記チャンバ(31)もしくは前記広がった領域(18)、あるいはこれら両方へとつなげられていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1の装置。

請求項11

温度センサー素子が、前記超音波振動子(5)のある領域内に設置されており、また、前記チューブ(12)は、この温度センサー素子に向けられていることを特徴とする請求項9乃至10のいずれか1の装置。

請求項12

前記前段の容量室は、外面に凹部を有し、前記入口開口部(6)は、この凹部内に位置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1の装置。

請求項13

前記入口開口部(6)は、前記凹部中に向けられていることを特徴とする請求項12の装置。

請求項14

請求項1乃至13のいずれか1の装置を有するエンジンであることを特徴とするエンジン、特に電動機付乗り物のエンジン。

請求項15

電動機付乗り物は、請求項1乃至14のいずれか1の装置を有することを特徴とする電動機付乗り物。

技術分野

0001

本発明は、入口開口部を有するダンピングカップと、このダンピングカップの領域内の超音波振動子とを具備する容器中の流体充填レベルを検出するための装置に関わる。

背景技術

0002

このような形式の装置は、例えば、特許文献1と特許文献2とから知られている。装置の中で、超音波振動子、特に圧電素子が、ダンピングカップの底に置かれ、流体の界面で反射される音波を放つ。この反射された音波は、前記超音波振動子によって受けられ、充填レベルの高さが、これらのランタイムから算出される。この超音波振動子は、開いた状態で容器に設置されることは無い。これは、駆動中、油泡と油面の変動とにより、測定に誤差が生じ得るからである。このために、比較的小さな開口部によってこの容器と接続されているダンピングカップが使用されており、この結果、前記開口部を通って、この容器内に広がる液面も、前記ダンピングカップ内に設定される。しかしながら、この効果は、このダンピングカップ内で変動が非常に小さくなり、且つ、表面上での乱れと流れと、更に発泡とが減少することである。

0003

しかしながら、気泡、例えばマイクロバブルの形状の泡が、媒体の中に含まれており、また、これが密度差となり、そこでは水と空気との界面と同様に、音響超音波の反射が生じるという問題がある。したがって、これら気泡は、反射、且つ、散乱物体であり、充填レベル測定障害となる。
DE10057397A1
WO2007/028365A1

0004

本発明は、入口開口部を有するダンピングカップを具備し、このダンピングカップの領域に超音波振動子を有する、容器中の流体の充填レベルを検出するための装置を、気泡が前記ダンピングカップへ入ることを減じるようにして、高精度化するという目的を基礎としている。

0005

この目的は、請求項1の特徴を有する装置によって果たされる。本発明の効果的な高精度化は、従属請求項に説明されている。

0006

入口開口部を有するダンピングカップを具備し、このダンピングカップの領域に超音波振動子を有する、容器中の流体の充填レベルを検出するための装置は、本発明に従えば、この装置が、流体が通って入る入口開口部を有する、前記ダンピングカップの入口開口部に接続された前段容量室を有することに特徴がある。この前段の容量室は、主要部もしくは大部分が閉ざされた容器として理解されており、前記ダンピングカップの容量に相対的な量のオイルを収容し得るように形成されており、且つ/もしくは、そのような容量を有する。媒体は、この前段の容量室中で、ダンピングプロセスを受け、マイクロバブルは、この領域内で脱ガスし得る。このようにして、すでに沈静され、容器に残っているものと比べて泡の無い状態の媒体は、前記ダンピングカップへと導かれ、この結果、測定が、このダンピングカップ中で、より精度良く行われる。

0007

好ましくは、前記前段の容量室は、前記ダンピングカップと少なくとも同じ大きさの容量を有する。本発明の特に好ましいデザインでは、この前段の容量室は、前記ダンピングカップの少なくとも2倍の容量に相当する。このようにして、レベル変動の場合、例えば、モーターオイルの充填時でさえも、オイルが前段の容量室からダンピングカップへと導かれる間の、とても迅速な反応時間が得られ得る。この前段の容量室内は、沈静され、すでに比較的泡の無い状態であり、この結果、精度の良い測定が可能である。しかしながら、非常に小さな容量を有する、特にダンピングカップよりも小さな容量を有する前段の容量室を形成することも、大いに可能である。このような前段の容量室を用いると、とりわけ動的な駆動の代表的なデザインに対して、効果を得られ得る。

0008

本発明の別の好ましいデザインでは、前段の容量室は、媒体を導くための幾何学的な構造を有する。この幾何学的な構造は、好ましくは、この前段の容量室の入口開口部から、この前段の容量室の出口および/もしくはダンピングカップの入口開口部までの経路の距離を延長する流れブレーキを与えている。この結果、新たにこの前段の容量室に入った媒体は、ダンピングカップに直接達することができない。このようにして、前記前段の容量室内での媒体の滞留時間が延長されたことによって、マイクロバブルがより良く脱ガスされる。また、この幾何学的構造は、新たに入った媒体と既存の媒体とを、前記前段の容量室内で、完全に混合させる。前記幾何学的構造は、好ましくは、前記前段の容量室の円形の底部を利用して、媒体が、この底部の中心点を中心としておよそ一周するように、設定されている。種々の可能性が、ここでは考えられる。例えば、迷路のような構造、格子状の構造、もしくは水平に導くような構造、即ち、指針状の構造が、形成され得る。この幾何学的な構造は、沈静のための偏向用の外形としても説明されている。これら偏向の外形は、星型、湾曲形状で、もしくは多重の層状で形成され得る。前記前段の容量室の入口開口部と前記ダンピングカップの入口開口部とは、ほぼ360度互いにオフセットされていることが好ましい。この目的のために、これら2つの入口開口部間の“短い距離での”接続を防ぐように、連続したバリアが、前段の容量室内に取り付けられ、この結果、媒体は、前記中心部の周りを一周し得る。媒体が前記中心部の周りを一周だけではなく複数周する渦巻状のデザインもまた、考えられる。

0009

本発明の他の好ましい高精度化では、規定の長さと規定の直径とを有するチューブが、前段の容量室からダンピングカップへと通っている。このチューブは、前段の容量室とダンピングカップとの間の連結部、もしくは、このダンピングカップもしくはこの前段の容量室へと突き出したチューブ形状の突出部であり得る。特に、同じようなデザインの別装置では、このチューブ、特にこのチューブの長さを変えることによってダンピングを調整できる。チューブの全長が長いと大きなダンピングとなり、チューブの全長が短いと小さなダンピングとなる。

0010

本発明の、特に前述のチューブとも組み合わせ可能な更なるデザインでは、ダンピングカップが、超音波振動子の設置されている下側の領域に、上部よりも大きな水平のディメンションを有している。これによって、媒体の動きは、特にこの超音波振動子の周りの領域でもたらされ、この結果、沈殿が防がれ、さらに温度が均一化し、この結果、より精度の良い温度測定が果たされ得る。この点において、さらに温度センサー素子が、好ましくは、この装置内に、特に前記超音波振動子に接近して、設置される。前記チューブは、好ましくは、このチューブを通って流れる媒体の流れが前記温度センサー素子に向けられ、このことによって温度変化が非常に迅速に検出されるように、方向設定されている。前記ダンピングカップのこの広がった領域は、ダンピングカップの残りの領域の通常の直径の領域によって、このダンピングカップの上側の領域に接続されている。このダンピングカップは、一般的に、比較的小さく狭いので、この接続部は、流体技術から見れば、下側の領域で分離した容量と見なされ得るほど小さい。このことは、前記ダンピングカップの上側の領域につながっている、垂直チューブとも称される経路が、さらに収縮している場合は特に、当てはまる。前記前段の容量室は、好ましくは、前記ダンピングカップのこの下側の領域に接続されている。本発明の特に好ましいデザインでは、前記前段の容量室は、前記ダンピングカップの広がった下側の領域に位置されており、このダンピングカップの下側の領域を起端とする垂直チューブを囲んでいる。外形のディメンションでは、前記前段の容量室と前記ダンピングカップの広がった下側の領域とは、好ましくは一体を成している。好ましくは、前記前段の容量室は、前記ダンピングカップの上側の領域から、広がった下側の領域へと接続されている。このため媒体の流れは、超音波振動子も設置されているこの下側の領域で生じ、この結果、沈殿が防がれ、媒体は前記超音波振動子の周囲を洗浄し、媒体の温度はこの領域で精度良く測定され得る。

0011

前記広がった領域は、前記前段の容量室と一緒に、前記ダンピングカップの下に設置されたチャンバとして形成され得る。超音波振動子は、この内側のチャンバの底部もしくは前記垂直チューブの底部に設置され得る。前記垂直チューブもしくは前記ダンピングカップの測定距離直接接続された、前記前段の容量室、そして更なるチャンバ、即ち、広がった領域を用いることによって、前記前段の容量室内でマイクロバブルの無い状態となったオイルが、このダンピングカップと結びついた領域内もしくは関連したチャンバに収容、蓄積され、そして、レベル変動の場合には、そこから前記ダンピングカップへとすばやく排出されるという効果がある。前記前段の容量室を前記ダンピングカップに接続する前記チューブの直径は、好ましくは、このダンピングカップの直径の半分より小さい。このチューブの直径は、好ましくは、このダンピングカップの直径の30%乃至50%、特に35%乃至45%である。

0012

本発明の更なるデザインでは、前段の容量室が外面に凹部を有し、入口開口部がこの凹部内に位置されている。この入口開口部は、このため、保護された位置にあり、油泡は容易にはそこに達しないが、一般的に流体の媒体は達する。出口開口部即ち換気口もまた、好ましくは、この領域に位置されている。この入口開口部とこの換気口とは、好ましくは、前記凹部中に向けられており、即ち、この凹部の左右に設置されている。こうして、更なる保護が果たされる。この位置合わせは、くぼんポケット構造としても説明されている。こうして、これら開口部への直接的な流れが防がれる。

0013

さらに、本発明は、前述した装置を有するエンジン、特に電動機付乗り物のエンジンに係る。特に、このような装置を有する電動機付乗り物もまた、この発明によって高精度化される。

図面の簡単な説明

0014

図1は、容器中の、本発明に係る装置を概略的に説明した図である。
図1aは、図1に示すものの、別の実施形態である。
図2は、本発明に係る装置の第1の実施形態の、横断面図である。
図2aは、図2に示すものの、別の実施形態である。
図3は、本発明に係る装置の第2の実施形態の、横断面図である。
図3aは、図3に示すものの、別の実施形態である。
図4は、本発明に係る装置の第3の実施形態の、縦断面図である。
図4aは、図4に示すものの、別の実施形態である。
図5は、本発明に係る装置の第4の実施形態の、横断面図である。
図5aは、図5に示すものの、別の実施形態である。
図6aは、本発明に係る装置の第5の実施形態の、断面図である。
図6bは、本発明に係る装置の第5の実施形態の、一部を段面した斜視図である。
図6cは、本発明に係る装置の第5の実施形態の、横断面図である。
図6dは、図6aに示すものの、別の実施形態である。
図7は、本発明に係る装置の更なるデザイン全体の、断面図である。
図8は、特に入口開口部を示す、本発明に係る装置の一部の斜視図である。

実施例

0015

本発明は、図面、特に種々の概略図に示された好ましい実施形態を基礎として、以下に、詳細に説明されている。

0016

図1は、容器2中の、本発明に係る装置1の横断面図を、概略的に示したものである。この容器2は、媒体、特に電動機付乗り物のエンジンオイルを収容する。この容器2中の媒体の充填レベルを設定することが、装置1の目的である。前記容器2の底の近くに位置された超音波振動子5は、特にこの目的のために使用されており、超音波を上方に射出する。射出された超音波は、前記媒体の空気との界面で、部分的に反射し、そして、前記超音波振動子5によって、再度受けられる。走行距離は、信号のランタイムから確かめられる。媒体の種類もまた、重要である。前記超音波振動子5は、下側の領域に入口開口部7を備え、上側の領域に換気口8を備えたダンピングカップ3、即ち、垂直チューブ中に設置される。このダンピングカップ3は、測定に影響を与える泡の領域が生じることは無く、また、明確な面が、測定される面に与えられるようなデザインによって、測定する領域での媒体の激しい変動を防ぎ、また、油泡もしくは他の泡が入ることを防ぐ。しかしながら、特別な特徴として、前記容器2に対して分離し、シールされた容量室である前段の容量室4が、前記ダンピングカップ3の上流に接続されている。この前段の容量室4は、下側の底領域に入口開口部6を、上側の領域に換気口9を有する。さらに、前記ダンピングカップ3は、前記前段の容量室に接続されているので、このダンピングカップ3の前記入口開口部7は、この前段の容量室4中へと開口しており、媒体が、このダンピングカップ3に、この前段の容量室4から供給される。この前段の容量室4中で、媒体容器2中の媒体の循環の第1の沈静(calming)が行われ、また、この前段の容量室4中で、媒体の脱ガスが生じる。従って、媒体がこの前段の容量室4に留まっている間に、ミクロバブルの数が、かなり減じる。この結果、ほぼ泡の無い媒体が、前記ダンピングカップ中へと入り、そして、非常に都合良く、障害無しに、測定が行われ得る。

0017

僅かに変更された実施形態が、図1aに示されている。同じ部材は、同じ参照符号を用いて示されている。図1とは異なり、媒体を前段の容量室4中へと導く入口開口部6は、管状のように形成されている。この入口開口部は、開口として機能するのみではなく、チャネルを形成している。前段の容量室4から出る速度および/もしくは前段の容量室へ入る速度は、このチャネルの全長および/もしくは直径、また、このチャネルの全長によって、精度良く調整され得る。内側のチャンバ31が、前記前段の容量室4の内部に設けられ、チューブ12によってこの前段の容量室4に接続されている。このチューブ12は、規定の長さと規定の直径とを有するように前記内側のチャンバ31内に延びており、これによって容量の流れを調整する。この内側のチャンバ31は、これの底面のところで前記超音波振動子5を収容しており、前記内側のチャンバ31からは、泡の無いオイルが、ダンピングカップ3中へ、特にその測定距離だけ流れる。測定の行われる前記ダンピングカップ3内での充填レベルの変動は、前記チャンバ31から流れる泡の無いオイルによって急速に補償され得る。

0018

ダンピングカップ3と超音波振動子5とを有する前段の容量室4の、第1の実施形態の横断面図が、図2に示されている。流れブレーキを成し、前記前段の容量室4内の媒体の経路を延長する幾何学的構造14が、前記前段の容量室4内に設けられている。入口開口部6に加えて、前記前段の容量室4の壁から前記ダンピングカップ3まで断続的に延びている切れ目の無い壁部15が、この前段の容量室4に設けられている。前記ダンピングカップ3に開いている入口開口部7は、前記入口開口部6に対して、ほぼ360度オフセットしている。前記壁部15は、前記入口開口部6と前記入口開口部7との間に配置され、この結果、媒体は、前記入口開口部6から前記入口開口部7へと直結した経路を通ることは不可能となり、経路全体をほぼ360度通らなければならない。更なる延長のために、交互に設けられた複数の流れブレーキがここに与えられている。これらブレーキは、前記前段の容量室4の壁部17から内側へ一旦延びつつ、経路を開放し、他方で構造21の形状で前記ダンピングカップ3から外側へ延びつつ、前記前段の容量室4の壁部17への経路を開放する。この結果、媒体は、迷路のような構造20および21それぞれの周りを流れ、こうして入口開口部6から、前記ダンピングカップ3の周りを一周してこのダンピングカップの前記入口開口部7へと続く、比較的長い経路中で導かれる。

0019

図1aの実施形態と対応する他の実施形態が、図2aに示されている。内側のチャンバ31に接続されているチューブ12は、切れ目の無い壁部15に隣接して、即ち、沈静ゾーンの端にのみ配置されている。この結果、構造内で沈静化されたオイルは、最終的に、前記チューブ12を通って、規定の速度で、この沈静構造の下の前記チャンバへと導かれる。

0020

幾何学的構造14の第2の実施形態が、図3に示されている。入口開口部6と入口開口部7とは、ここでは切れ目の無い壁部15によって互いに離間されている。これら幾何学的構造14は、沈静する外形を成すように、互いにオフセットした経路を備えた二重の壁22、23を有するグリッドの形状で形成されている。この結果、媒体は、経路を備えた複数の二重の壁22、23を通過しなければならない。第1の壁22の経路は、この少し後ろに設置された壁23の経路にオフセットした方向にある。この結果、流れの速度は、これら二重の壁22と23とのそれぞれによって、効果的に減じられる。図2図3とに見られる偏向用の外形は、星型を成すように形成されている。

0021

図2aと同様に図1aと対応する図3の他の形態が、図3aに示されている。チューブ12は、ここでも同様に、切れ目の無い壁部15に隣接して設置されている。入口開口部6は、管状のように形成されている。

0022

前記前段の容量室内の幾何学的構造14の更なる実施形態が、図4に示されている。この断面の側面図では、前記前段の容量室4は、側面から見た図で示されている。この前段の容量室は、他の図と組み合わせて見ると、好ましくは、短い筒もしくはのような形状で形成されていることが認識され得る。底部に位置された超音波振動子5を有するダンピングカップは、前記前段の容量室4に突出している。入口開口部6は、下端部に位置されている。幾何学的構造によって形成される沈静用の外形は、ここでは水平方向に延びた壁部24及び25によって形成されている。これら壁部は、前記前段の容量室の、対向する側面に交互に位置されており、この結果、媒体は、前記壁部24に沿って流れ、端部で開いた領域に達し、そして、前記へ壁部25に沿って、開いた領域を有する反対側の端へと流れる。このようにして、媒体は、前記前段の容量室4の内部で長い距離の経路を通って流れ、この時、媒体は脱ガスし得る。偏向用の外形は、ここでは複数の層のように形成されている。

0023

図4に係る他の実施形態が、図4aに示されている。内側のチャンバ31が、前段の容量室4内に位置されており、この前段の容量室4から、測定距離を有するダンピングカップ3が形成されている。規定の長さと規定の直径、および/もしくは規定の断面積を有するチューブ12は、前記前段の容量室4からこの内側のチャンバ中へと接続されている。図4の実施形態とは異なり、この図では、拡大された容量室が、前記測定距離3の下に与えられており、ここに、前記前段の容量室4を通ったことでマイクロバブルが無い状態のオイルが蓄積される。前記ダンピングカップは、この拡大された容量室及び/もしくは前記チャンバ31から形成されている。

0024

本発明に係る装置の更なる実施形態が、図5に示されている。前段の容量室は、ここでは、幾何学的構造14のように、交互に設置された指部26、27を有する指針状の構造を有し、これら指針は、前記前段の容量室の外壁部17の向かい合った側面にそれぞれ位置されている。この構造は、蛇行形状とも称され得る。

0025

前述の実施形態とは異なる実施形態が、図5aに示されている。この実施形態では、チューブ12が、前段の容量室4からダンピングカップ3へと、特にこの前段の容量室内の拡大されたチャンバへと通っている。さらに、入口開口部6aは、チャネル形状のようにも形成され得る。

0026

特に好ましいデザインが、図6a乃至図6cに示されている。図6aの断面図では、幾何学的構造14が、らせん状のコイル27形状のように形成されている。この結果、この図で示されている実施形態では、媒体は、中心点を有するダンパー3の周りを約4周して、このコイル形状の経路の端部に位置するダンピングカップの入口開口部7に達するということが判り得る。図6bでは、渦巻状の幾何学的構造14を有する前段の容量室4が、一部を断面した別の斜視図で示されている。また、この図では、上部で前記前段の容量室を終端させている上部のカバーが示されている。前記前段の容量室4は、示されている入口開口部6と、前記ダンピングカップの入口開口部7への変わり目と、存在し得る換気口とを除いて、すべて閉ざされた容量室である。横断面図が、さらに図6cに示されている。同じ部材は、同じ参照符号を用いて示されている。

0027

図6a乃至図6cとは異なる実施形態が、図6dに示されている。この図では、渦巻形状の端部が、ダンピングカップ3に隣接し、且つ、中心から外れている。この渦巻形状の終端部から、規定の直径と規定の長さとを有するチューブ12は、前記ダンピングカップ3の入口へと、特に、このカップの広がっているチャンバへとつながっている。

0028

本発明の特に好ましいデザインの縦断面図が、図7に示されている。ダンピングカップと前段の容量室4に加え、更なる容量室、即ち、チャンバ18が、この図に示されている。これはまた、ダンピングカップ3の広がった部分として理解され得る。前記ダンピングカップ3は、下側の領域で、好ましくは、その上に位置された前段の容量室4と同じ広さまで広げられている。このダンピングカップ3を通して信号を上方へ発信する超音波振動子5は、前記容量室18の底部に位置されている。前記前段の容量室4は、公知の方法で、入口開口部6と換気口9とを有する。補助の幾何学的構造が、図2乃至図6a乃至図6dで説明されてきたように、前記前段の容量室4内に設けられている。しかしながら、この前段の容量室は、この端部が前記ダンピングカップ中へと直接入っているのではなく、規定の長さL1を有する接続チューブ12を介して、前記ダンピングカップ3の広がった領域18中へと接続されている。前記長さL1は、システム全体のダンピング性能を直接規定し、従って、前記接続チューブ12に長さL1を適応させることによって、システムのダンピングが設定され得る。前記超音波振動子5のある領域内での、媒体の比較的強い流れと比較的激しい動きとが、前記チャンバ18が前記ダンピングカップ3よりも大きな広さを持つために、生じ得る。このため、この下側の領域で、沈殿が防がれる。外側から見ると、この広がった下側の領域18と前記前段の容量室4とは、接合体を成し、この結果、効果的に強固なデザインを得られる。

0029

図8には、凹部19が前段の容量室4の外壁部17に形成されているような実施形態の斜視図が、示されている。入口開口部6と、出口開口部、即ち脱ガス開口部7とは、狭い凹部内で、この凹部19の両側壁にそれぞれ与えられている。これら開口部は、この凹部中にそれぞれの開口が向くように設けられている。さらに、前記入口開口部6を上方から覆う突出部30が設けられている。このようなくぼんだポケット構造によって、これら開口部間の直接の流れが、全体的に防がれる。

0030

小さな直径を有する接続チューブ12から、広がった領域18とも称される広域チャンバへと、ほぼ泡の無い状態のオイルが移されるため、媒体は、可能な限り沈静され、また、超音波振動子5に成り立つオイルのレベルは、泡の無い状態である。前記広がった領域18からダンピングカップ3へと、断面積が急激に減少することで、急速なオイルレベルの検出が為される。種々のスペース4、18、3の更なる重要な効果は、媒体が連続的に沈静されること、且つ、前記ダンピングカップ3内の測定距離が、前記スペース4、18の上方に位置されることである。前記超音波振動子5は、下側の領域からエンジン・コンパートメント中へ突出しているので、最低限のスペースが必要である。

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