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技術 電気機械のステータのための3つのステータ巻線のグループ、ステータ配列、発電機及び風力タービン

出願人 シーメンスアクチエンゲゼルシヤフト
発明者 ヘンリクスティースダル
出願日 2009年9月18日 (11年3ヶ月経過) 出願番号 2009-216321
公開日 2010年4月2日 (10年8ヶ月経過) 公開番号 2010-075046
状態 特許登録済
技術分野 電動機、発電機の巻線
主要キーワード 湾曲区分 巻線ループ 円筒軸線 枢軸点 湾曲スロット 結合区分 巻線セグメント 単層巻
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図面 (3)

課題

巻線オーバハングがより少ない銅を消費する、ステータ巻線グループステータ配列発電機、及び風力タービンを提供する。

解決手段

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の第1の巻線ヘッドセグメント(WH1,WH2,WH3)が、形状において、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のうちの少なくとも2つのステータ巻線の第1の巻線ヘッドセグメント(WH1,WH2,WH3)が、電気機械半径方向で異なって傾斜させられているように異なっており、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の長さが実質的に同じである。

概要

背景

大型の電気機械又は発電機において、いわゆる二層巻を使用することが一般的である。この巻線形式は、全てのコイルが同じであり、コイルの製造が容易であるという利点を有する。

しかしながら、多数の極及び小さな極ピッチを備える電気機械において、従来の二層巻は取り付けるのが困難である可能性がある。なぜならば、専用のスロット内への最後のコイルの挿入が、コイルの巻線を完成させながらスロットから第1のコイルを一時的に持ち上げることを必要とし、これにより、最後のコイルは、第1のコイルの一時的に除去された部分の下側に挿入されることができる。

さらに、セグメント化された電気機械の場合、二層巻は、セグメントジョイントを横切って接続するコイルを必要とする。

ステータに最後のコイルを挿入するときに第1の挿入されたコイルの除去を必要としない単層巻を形成することが可能である。セグメント横断ジョイントを必要としない単層巻を形成することも可能である。その結果、単層巻は大型電気機械のために有利であることができる。

単層巻は通常、平面内及び平面外巻線オーバハングを必要とする。これらの巻線オーバハングは、端部巻線又は巻線ヘッドとも呼ばれる。

セグメント化されたステータのセグメントジョイントを横切る必要がない単層巻を形成することが可能であるが、公知の単層技術を使用する場合、このことは、ステータパックの端部における大きな空間を占める大きなオーバハングを提供し、巻線のための大量の銅を消費する。

概要

巻線オーバハングがより少ない銅を消費する、ステータ巻線グループステータ配列、発電機、及び風力タービンを提供する。3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の第1の巻線ヘッドセグメント(WH1,WH2,WH3)が、形状において、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のうちの少なくとも2つのステータ巻線の第1の巻線ヘッドセグメント(WH1,WH2,WH3)が、電気機械の半径方向で異なって傾斜させられているように異なっており、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の長さが実質的に同じである。

目的

本発明の目的は、巻線オーバハングがより少ない銅を消費する、ステータ巻線のグループ、ステータ配列、発電機、及び風力タービンを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

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請求項1

電気機械ステータ(S)のための3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループであって、ステータ(S)が第1の円筒面を有しており、該第1の円筒面が、該第1の円筒面に形成された、複数の、周方向に間隔を置いて配置された巻線スロット(WS1,WS2,...)を有しており、各巻線スロット(WS1,WS2,...)が、第1の円筒面の軸方向長さに沿って延びており、かつステータ単層巻(W1,W2,W3)を埋設するために構成されており、各ステータ巻線(WS1,WS2,...)が閉ループとして予め形成されており、各ステータ巻線(WS1,WS2,...)の2つの実質的に平行なセグメントが、ステータ(6)の第1の巻線スロット(WS1,WS3,WS5)と第2の巻線スロット(WS2,WS4,WS6)とに埋設されるように構成されており、第2の巻線スロット(WS2,WS4,WS6)が、第1の巻線スロット(WS1,WS3,WS5)への第3の隣接する巻線スロットであり、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のそれぞれが、ステータ(S)の軸方向に巻線スロット(WS1,WS2,...)から出ている第1の巻線ヘッドセグメント(WH1,WH2,WH3)を有している形式のものにおいて、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の第1の巻線ヘッドセグメント(WH1,WH2,WH3)が、形状において、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のうちの少なくとも2つのステータ巻線の第1の巻線ヘッドセグメント(WH1,WH2,WH3)が、電気機械の半径方向で異なって傾斜させられるように異なっており、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の長さが実質的に同じであることを特徴とする、電気機械のステータのための3つのステータ巻線のグループ。

請求項2

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のそれぞれが、ステータ(S)の、第1の巻線ヘッドセグメント(WH1,WH2,WH3)とは反対の軸方向において巻線スロット(WS1,WS2,...)から出ている第2の巻線ヘッドセグメントを有しており、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の第2の巻線ヘッドセグメントが、形状において、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のうちの少なくとも2つのステータ巻線の第2の巻線ヘッドセグメントが電気機械の半径方向で異なって傾斜させられるように異なっている、請求項1記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項3

電気機械が発電機である、請求項1又は2記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項4

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループと、ステータ(S)とが、三相電気機械のための、相ごと及び極ごとに1つのスロットの構造を形成している、請求項1から3までのいずれか1項記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項5

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のそれぞれが、それ自体、巻線スロット(WS1,WS2,...)に対して平行な対称軸線に関して反射対称的である、請求項1から4までのいずれか1項記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項6

第1の巻線ヘッド(WH1,WH2,WH3)及び第2の巻線ヘッドが、互いに対して反射対称的及び/又は点対称的である、請求項1から5までのいずれか1項記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項7

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の第1の巻線の第1の巻線ヘッドセグメント(WH1,WH2,WH3)が、形状において、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の第2の巻線の第2の巻線ヘッドセグメントと同じである、請求項1から5までのいずれか1項記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項8

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のうちの1つの第1の巻線ヘッド(WH1)及び/又は第2の巻線ヘッドが、各ステータ巻線(W1,W2,W3)の2つの実質的に平行なセグメントの平面において延びている、請求項1から7までのいずれか1項記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項9

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のうちの1つの第1の巻線ヘッド(WH1)及び/又は第2の巻線ヘッドが、1つの枢軸点において傾斜させられており、次いで、各ステータ巻線(W1,W2,W3)の2つの実質的に平行なセグメントの平面とは異なる平面において延びている、請求項1から8までのいずれか1項記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項10

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のうちの1つの第1の巻線ヘッド(WH1)及び/又は第2の巻線ヘッドが、湾曲において連続的に傾斜させられた区分を有している、請求項1から9までのいずれか1項記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項11

湾曲が、実質的に円弧の90度のセグメントである、請求項10記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項12

湾曲が、実質的に円弧の90度のセグメントよりも大きい、請求項10記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項13

第1の巻線ヘッドセグメント(WH2,WH3)及び/又は第2の巻線ヘッドセグメントが、ステータ(S)の第1の巻線スロット(WS3,WS5)の平面内の湾曲区分と、ステータ(S)の第2の湾曲スロット(WS4,WS6)の平面内の湾曲区分との間で、実質的に直線的な結合部を有しており、該結合部が、第1の巻線スロット(WS3,WS5)及び第2の巻線スロット(WS4,WS6)の平面に対して実質的に垂直な平面に配置されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項14

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)それぞれの結合部の平面が、整合していない、特に平行ではない、請求項13記載の3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループ。

請求項15

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループのそれぞれが、それぞれ請求項1から14までのいずれか1項記載のように配置されていることを特徴とする、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の複数のグループを含むステータ配列

請求項16

3つのステータ巻線(W1,W2,W3)のグループのそれぞれが、それぞれ、請求項1から14までのいずれか1項記載のように配置されていることを特徴とする、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の複数のグループを備えたステータ配列を含む発電機。

請求項17

発電機を含む風力タービンであって、前記発電機が、3つの巻線(W1,W2,W3)のグループのそれぞれが、それぞれ請求項1から14までのいずれか1記載のように配置されていることを特徴とする、3つのステータ巻線(W1,W2,W3)の複数のグループを備えたステータ配列を含むことを特徴とする、発電機を含む風力タービン。

技術分野

0001

本発明は、電気機械ステータの3つのステータ巻線グループに関する。本発明は、このようなステータ巻線を有するステータ配列、このようなステータを有する発電機、例えば風力タービンのための直接駆動発電機、及びこのような発電機を有する風力タービンに関する。

背景技術

0002

大型の電気機械又は発電機において、いわゆる二層巻を使用することが一般的である。この巻線形式は、全てのコイルが同じであり、コイルの製造が容易であるという利点を有する。

0003

しかしながら、多数の極及び小さな極ピッチを備える電気機械において、従来の二層巻は取り付けるのが困難である可能性がある。なぜならば、専用のスロット内への最後のコイルの挿入が、コイルの巻線を完成させながらスロットから第1のコイルを一時的に持ち上げることを必要とし、これにより、最後のコイルは、第1のコイルの一時的に除去された部分の下側に挿入されることができる。

0004

さらに、セグメント化された電気機械の場合、二層巻は、セグメントジョイントを横切って接続するコイルを必要とする。

0005

ステータに最後のコイルを挿入するときに第1の挿入されたコイルの除去を必要としない単層巻を形成することが可能である。セグメント横断ジョイントを必要としない単層巻を形成することも可能である。その結果、単層巻は大型電気機械のために有利であることができる。

0006

単層巻は通常、平面内及び平面外巻線オーバハングを必要とする。これらの巻線オーバハングは、端部巻線又は巻線ヘッドとも呼ばれる。

0007

セグメント化されたステータのセグメントジョイントを横切る必要がない単層巻を形成することが可能であるが、公知の単層技術を使用する場合、このことは、ステータパックの端部における大きな空間を占める大きなオーバハングを提供し、巻線のための大量の銅を消費する。

発明が解決しようとする課題

0008

したがって、本発明の目的は、巻線オーバハングがより少ない銅を消費する、ステータ巻線のグループ、ステータ配列、発電機、及び風力タービンを提供することである。

課題を解決するための手段

0009

本発明の目的は、請求項1による特徴を備えた3つのステータ巻線のグループと、請求項15による特徴を備えたステータ配列と、請求項16による特徴を備えた発電機と、請求項17による特徴を備えた風力タービンとによって達成される。

0010

有利な実施形態は従属請求項に見られることができる。

0011

本発明によれば、電気機械、例えば発電機のステータのための3つのステータ巻線のグループが定義されており、ステータは、周方向に間隔を置いて配置された複数の巻線スロットを備えた第1の円筒面有しており、各巻線スロットが、第1の円筒面の軸方向長さに沿って延びておりかつ、単一のステータ巻線のセグメントを埋設するように構成されており、各ステータ巻線が、閉ループとして予め形成されており、各ステータ巻線の2つの実質的に平行なセグメントが、ステータの第1及び第2の巻線スロットに埋設されるように構成されており、第2の巻線スロットが、第1の巻線スロットへの第3の隣接する巻線スロットであり、3つのステータ巻線のそれぞれが、ステータの軸方向で巻線スロットから出ている第1の巻線ヘッドセグメントを有しており、3つのステータ巻線の第1の巻線ヘッドセグメントが、形状が異なっており、これにより、3つのステータ巻線の少なくとも2つのステータ巻線の第1の巻線ヘッドが、電気機械の半径方向で異なって傾斜させられており、3つのステータ巻線の長さが実質的に同じである。

0012

これは、全ての3つのコイルが同じ長さを有し、ひいては全てが同じ抵抗を有するので有利である。これは、3つの巻線に該当するが、特に、それぞれが複数の同じ数の巻線から成る3つのコイルにも該当する。したがって、その結果、3つのコイルは同じ電流を流す。

0013

有利には、3つの巻線は、1つの相、1つのスロットごとに1つの極を備える電気機械における3つの相を表し、等しい角度ピッチで配列されており、第1及び第2の巻線スロットの間の距離に関して、3つの巻線スロットピッチのピッチを備える。これは、第1の巻線の第1及び第2の巻線スロットの間と、第1の巻線の第2の巻線スロットと、1つの相を表す同じコイルに所属する別の巻線の第1の巻線スロットとの間に、2つの巻線スロット間隙が存在し、これらの巻線スロット間隙は、他の2つの相のための2つの別のコイルに所属する2つの別の巻線で充填される。

0014

他に、有利には本発明は、1つの巻線のみが1つの巻線スロットに取り付けられるように単層ステータ巻線に関する。

0015

ステータ巻線は、巻線の断面が実質的に矩形であるように予め形成されていてよい。巻線の断面は巻線の全ループに亘って同じであってよい。

0016

巻線ヘッドは、隣接する巻線スロットに取り付けられるときに巻線が互いに接触しないように配置されていてよい。

0017

さらに、全ての巻線、ひいてはコイルの全長が、巻線のための材料、特に銅の減少を生じる最小長さに保持されてよいので特に有利である。他に、このことは、例えば風力タービンのための大型発電機における重量、例えば200kgの減少をも生じる。

0018

さらに、本発明は、巻線を含むステータがより小さな軸方向寸法を有するように巻線ヘッドの軸方向範囲を低減する。これは、電気機械のハウジングの寸法及び電気機械の全重量をも低減する。

0019

前記発明は、ステータの1つの軸方向に延びる第1の巻線ヘッドを定義している。明らかにループを閉鎖するために、ステータの他方の軸方向に延びた第2の巻線ヘッドが存在している。好適な実施形態において、第2の巻線ヘッドは第1の巻線ヘッドと同じ寸法を有しており、第1の巻線ヘッドに対して反射対称的及び/又は点対称的であることができる。

0020

その他に、3つのステータ巻線のそれぞれは、それ自体が、第1及び第2の巻線ヘッドをも含んで、巻線スロットに対して平行な対称軸線に関して反射対称的であってよい。

0021

巻線ヘッドの例のための有利な形状は、概略的な図面に関して以下に説明される。

0022

本発明の目的は、前述のような巻線のグループを含むステータ配列と、このようなステータ配列を含む発電機と、このよう発電機を含む風力タービンとによって発明によって達成される。

0023

以下に発明を概略的な図面を参照してより詳細に説明する。

図面の簡単な説明

0024

3つの巻線の3つの巻線ヘッドを示す図である。
択一的な巻線ヘッドを示す図である。

実施例

0025

図1及び図2はそれぞれ、大型の慣用の回転する電気機械、特に風力タービンのための発電機、のためのステータSの三次元区分を示している。完成したステータSは、ステータコアSCと、ステータSが電気機械の内側ステータ又は外側ステータであるかに応じてステータコアSCの半径方向内側の面又は半径方向外側の面の周面に沿って均等に間隔を置いて配置された多数の開放式半径方向巻線スロットW1,W2,...とを有している。ステータSの大きな寸法により、ステータSの図示された区分は、図1に、実質的に平行な巻線スロットWS1,WS2...,WSx(xは、1から6までの整数値である)を備えた立方体として示されている。これは、近似として許容可能であるが、全てのスロットは電気機械の中心軸線に向かって半径方向に向けられているので、隣接する巻線スロットWS1,WS2,...はスロットに関する完全に平行な平面ではないと理解される必要がある。別の近似として、又はその他の状況において、このことは完全に真実であるかもしれないが、スロットは、矩形の断面を備えた立方体形の狭いチャネルである。

0026

実施例において、巻線スロットはステータの長手方向軸線に対して平行に配置されているが、ステータの長手方向軸線に対して角度を成して形成された巻線スロットを有することも可能である。

0027

ステータコアSCは、積層されていてもよい、すなわち軸方向に積層された複数の積層物から形成されていてもよい。

0028

図1及び図2は、さらに、予め形成されておりかつ巻線スロットWS1,WS2の断面内にぴったりと嵌合する矩形断面を有する3つの巻線W1,W2,W3を示している。

0029

図1及び図2において、ステータ単層巻が示されており、したがって、二層巻のために行われるように第1の巻線のセグメントと第2の巻線のセグメントとを実質的に互いに上下にスロット内に配置する代わりに、1つの巻線W1,W2,W3の1つのセグメントが、1つの巻線スロットWS1,WS2,...内に配置されている。

0030

さらに、巻線W1,W2,W3はそれぞれ、2つの巻線スロット内に挿入された2つのセグメントを有する。例えば、巻線W1は、巻線ループの1つのセグメントを用いて第1の巻線スロットWS1内に挿入されており、巻線ループの別のセグメントを用いて第2の巻線スロットWS2内に挿入されている。巻線W1,W2,W3は閉ループであり、したがって、巻線スロット内の巻線の実質的に平行な区分の間でループを閉鎖するための区分を必要とする。これは、ステータSの外側に延びておりかつステータSの両方の軸方向端部においてループを閉鎖する巻線ヘッドWH1,WH2,WH3を介して行われている。

0031

巻線スロットは、1つの巻線を取り付けるためにスロットの複数の対を形成している。図面において、巻線スロットWS1及びWS2は、第1の巻線W1のための1対のスロットを形成しており、巻線スロットWS3及びWS4は、第2の巻線W2のための1つのスロットを形成しており、巻線スロットWS5及びWS6は、第3の巻線W3のための1対のスロットを形成している。

0032

各巻線が、ステータSの中央における半径方向平面に対して対称的、すなわち軸対称であるとすると、以下では、通常、巻線の1つの巻線ヘッドのみが観察されるが、言われた全てのことは、ステータの他方の端部における巻線ヘッドにも適用可能である。

0033

さらに、全ての巻線の長さが同じであることが仮定される。第1の巻線W1と、第2の巻線W2と、第3の巻線W3との間の唯一相違は、これらの巻線の巻線ヘッドWH1,WH2,WH3の三次元形状である。

0034

巻線W1に関して、巻線ヘッドは、巻線ヘッドWH1が、巻線スロットWS1の半径方向平面と巻線スロットWS2の半径方向平面との間の領域に位置し、これにより、巻線W1が、隣接する巻線に接触又は干渉しないように、実質的に形成されていることが仮定される。巻線ヘッドWH1は、これらの半径方向平面の間に半径方向に延びていてよいが、1つの半径方向における空間のみが、ロータと干渉しないように使用されるべきであり、このことは図面に示されていない。ステータコアSCの周方向表面を基準面とすると、内側ステータの場合、ステータの軸線に面する基準面からの空間は、巻線ヘッドWH1のために使用されることができる。外側ステータの場合、電気機械のハウジングまでの、電気機械の半径方向外側に面する基準平面からの空間は、巻線ヘッドWH1のために使用されることができる。

0035

巻線W1及び巻線ヘッドWH1に関する上記のことは、したがって、巻線ヘッドWH2及びWH3を備えた巻線W2及びW3にも当てはまる

0036

さらに、巻線W1,W2,W3は、好適には、ステータ巻線スロットに巻線を取り付ける特定の順序をたどることによって容易に取り付けられることができるように形成されている。特に、巻線は、もつれさせられるべきではなく、全ての3つの巻線が1回のステップで取り付けられる必要がある。好適には、巻線は、第1のオプションとして、全ての巻線W3がステータ全体に挿入されることができ、次いで巻線W2が、最後に巻線W1が挿入されるように形成されているべきである。第2のオプションとして、ステータは、巻線ごとに巻線W1,W2,W3が取り付けられることができ、この場合、最初に1つのW3、次いで1つのW2、次いで1つのW1を取り付け、W3を用いて再び全体を開始する。

0037

以下の説明において、言葉"下方"又は"上方"又は同様の方向を示す言葉が使用された場合、これは、図面に示されたような方向に属する。"上方"は、巻線が取り付けられる方向を意味する。内側ステータの場合、これは、ステータの中心軸線から離れる方向を意味する。"下方"の場合、反対方向が意味される。

0038

以下で特に図1に注目すると、第1の巻線ヘッドWH1は、ステータ巻線W1の実質的に平行な2つのセグメントの平面において延びている。巻線ループは、1つの平面に位置し、平坦であり、平面から傾斜してずれていない。言い換えれば、一旦取り付けられると、巻線ヘッドWH1を含む巻線W1は、ステータSの巻線スロットWS1及びWS2の平面と同じ平面に位置する。

0039

巻線スロットWS1,WS2内の巻線セグメント長手方向に延びた巻線ヘッドWH1の区分の長さは、巻線W1の巻線長さが他の2つの巻線W2,W3のそれぞれの長さと実質的に同じ長さを有するように設定されている。

0040

巻線W2に進むと、巻線ヘッドWH2は、1つの枢軸点において傾斜させられており、次いで、ステータ巻線W2の実質的に平行な2つのセグメントの平面とは異なる平面において延びている。枢軸点は、ステータ巻線W2の実質的に平行なセグメントに近い、巻線ヘッドWH2の領域に位置する。巻線W2はステータブロックの近くにおいて傾斜させられている。巻線ヘッドWH2は、枢軸点における回旋の後、次いで巻線ヘッドWH1の下方に延びており、これにより、巻線W2のループは、巻線W1の下方でかつ巻線W3の上方において閉鎖されていることができる。

0041

巻線2は、枢軸点において"鋭い回旋"を行ってよいが、好適には、枢軸点の周囲の特定の区分に亘って方向の連続的な変更をも行ってよい。

0042

枢軸点における方向の変更は、2つの実質的に平行なセグメントの平面から測定して、好適には45度であってよい。0度の近くから始まって、90度に近い値で終わる、様々な異なる角度も有利であることができる。

0043

ここで巻線W3に関して、巻線W3の巻線ヘッドWH3は、湾曲において連続的に傾斜した区分を有しており、湾曲は、実質的に円弧の90度のセグメントである。図において、90度の回旋が到達した後、巻線W3は次いでさらに、実質的に平行な巻線セグメントの平面に対して垂直な平面において延びている。

0044

巻線ヘッドWH3は、垂直な延長部の後、次いで巻線ヘッドWH2の下方に延びている。

0045

これまで述べられていないが、全ての3つの巻線W1,W2,W3は、これらの巻線の巻線スロットの半径方向平面の間において、これらの言及された半径方向平面に対して垂直な結合区分を用いて、巻線のループを閉鎖している。半径方向平面に配置された巻線ヘッド区分から結合区分への/結合区分からの移行は、かなり小さな半径を備えた90度の回旋を介して行われている。結合自体は次いで実質的に単純で直線的である。

0046

各巻線W1,W2,W3の断面は実質的に矩形であるので、結合区分自体は、実質的に立方体であり、したがって、立方体の平面に配置されている。巻線W1に関して、巻線ヘッドWH1の結合区分のこの平面は、円筒状のステータコアSCの側面に対して平行である。巻線W2に関して、巻線ヘッドWH2の結合区分の平面は、円筒状のステータコアSCの側面に関して実質的に45度の角度を成している。巻線W3に関して、巻線ヘッドWH3の結合区分の平面は、円筒状のステータコアSCの側面に関して実質的に90度を成している、つまり、ステータ巻線スロットの平面に対して平行である。

0047

図1に示されたよりも及び前述よりも一般的には、3つのステータ巻線W1,W2,W3のそれぞれのステータ巻線の結合部の平面は、整合しないで配置されている、特に平行ではないように配置されている。

0048

特に図1において、3つの巻線ヘッドWH1,WH2及びWH3の結合区分は、概して巻線スロットの平面の高さにおいて円筒状のステータコアSCの側面に配置された円筒軸線を備えた実質的な円筒の表面に配置されていることができる。

0049

全く傾斜させられていない巻線W1は、実質的に矩形の帯として見なすことができる。巻線W2及びW3も、このような矩形の帯として見なされることができるが、ただし角隅の近傍において矩形の長い方の辺が曲げられているという変更点がある。

0050

図2に進むと、前に説明されたほとんどのことが依然として適用可能である。特に、巻線W1及びW2のために説明された特徴は依然として適用される。なぜならば、図2に示された両巻線W1及びW2は、図1の巻線W1及びW2と同じであるからである。

0051

図2の巻線W3は、図1の巻線W3とは異なり、巻線ヘッドWH3の湾曲において連続的に傾斜させられた区分は、実質的に円弧の90度のセグメントよりも大きな湾曲を有している。特に図2においては、角度は、ステータ巻線スロットの平面から測定されると、巻線ヘッドWH2の角度が約45度であることを考慮して、135度である。これは極めてコンパクトな配列を許容する。なぜならば、巻線ヘッドWH3の結合部の平面が、巻線ヘッドWH2の区分の方向と、巻線W2の下面とに対して平行であるからである。したがって、巻線ヘッドWH2と巻線ヘッドWH3とは互いに極めて接近して配置されることができ、このこともまた、巻線ヘッドの空間における全体的な拡張を減じることを許容する。

0052

両実施形態は、各巻線の長さが減じられることができ、3つの巻線の長さが同じであるという利点を有する。このことは、巻線のための材料の著しい減少と、重量の著しい減少とを許容する。

0053

特に円弧の完全度に関する、前記平面の完全平坦度に関する、又は特に前記角度に関する、図1及び図2の実施形態の僅かな変更は、本発明によって網羅されている。

0054

Sステータ、 SCステータコア、 W巻線、 WS巻線スロット、 WH 巻線ヘッド

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