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技術 音声出力装置、プロジェクタ、プログラムおよび情報記憶媒体

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 鎌取寛和奈須川悟
出願日 2008年9月11日 (12年2ヶ月経過) 出願番号 2008-233231
公開日 2010年3月25日 (10年8ヶ月経過) 公開番号 2010-068292
状態 未査定
技術分野 増幅器の制御の細部、利得制御 投影装置 可聴帯域変換器の回路等 可聴帯域変換器用回路
主要キーワード 出力許容範囲 定格入力 ミキシングバランス ビビリ音 ミキシング回路 マイク入力端子 画像信号入力端子 マイク音声信号
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

マイク音声信号と非マイク音声信号とを合成して音声出力を行う場合に、より適切な音声出力を行うことが可能な音声出力装置等を提供すること。

解決手段

音声出力装置102が、マイク入力部110と、増幅マイク音声信号を生成するマイク音声増幅部122と、ライン入力部110と、増幅非マイク音声信号を生成する非マイク音声増幅部120と、前記増幅マイク音声信号が閾値を超えるかどうかを判定する判定部140と、前記増幅マイク音声信号が前記閾値を超えた場合、非マイク音声増幅部120に対し、前記非マイク音声信号の増幅度を低下させる制御を行う増幅制御部150と、前記増幅マイク音声信号と、前記増幅非マイク音声信号とを合成して合成音声信号を生成する音声合成部130と、合成音声信号に基づき、音声を出力する音声出力部を含んで構成される。

概要

背景

音声出力装置が、マイク音声信号と、非マイク音声信号とを合成して出力する場合、非マイク音声(例えば、BGM等)のほうが大きいとマイク音声が聞き取りづらくなる。また、非マイク音声が出力されている状況で新たにマイク音声信号が入力された場合、スピーカ出力許容範囲を超えてしまい、音声震えてしまう(いわゆるビビリ音が発生してしまう)ことがある。

このような問題を解決する手法として、例えば、特開平5−64286号公報では、マイク入力端子マイクピンが挿入されるとオンになるスイッチと、スイッチがオンになるとミキサーに入力されるミュージックベルを低下させる回路を備えたマイクミキシング回路が記載されている。
特開平5−64286号公報

概要

マイク音声信号と非マイク音声信号とを合成して音声出力を行う場合に、より適切な音声出力を行うことが可能な音声出力装置等を提供すること。音声出力装置102が、マイク入力部110と、増幅マイク音声信号を生成するマイク音声増幅部122と、ライン入力部110と、増幅非マイク音声信号を生成する非マイク音声増幅部120と、前記増幅マイク音声信号が閾値を超えるかどうかを判定する判定部140と、前記増幅マイク音声信号が前記閾値を超えた場合、非マイク音声増幅部120に対し、前記非マイク音声信号の増幅度を低下させる制御を行う増幅制御部150と、前記増幅マイク音声信号と、前記増幅非マイク音声信号とを合成して合成音声信号を生成する音声合成部130と、合成音声信号に基づき、音声を出力する音声出力部を含んで構成される。

目的

本発明の目的は、マイク音声信号と非マイク音声信号とを合成して音声出力を行う場合に、より適切な音声出力を行うことが可能な音声出力装置、プロジェクタプログラムおよび情報記憶媒体を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

マイク音声信号を入力するマイク入力部と、前記マイク音声信号を増幅して増幅マイク音声信号を生成するマイク音声増幅部と、前記マイク音声信号以外の非マイク音声信号を入力するライン入力部と、前記非マイク音声信号を増幅して増幅非マイク音声信号を生成する非マイク音声増幅部と、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号が閾値を超えるかどうかを判定する第1の判定部と、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号が前記閾値を超えた場合、前記マイク音声増幅部および前記非マイク音声増幅部の少なくとも一方に対し、前記非マイク音声信号の増幅度を前記マイク音声信号の増幅度に比べて相対的に低下させる制御を行う第1の増幅制御部と、前記増幅マイク音声信号と、前記増幅非マイク音声信号とを合成して合成音声信号を生成する音声合成部と、前記合成音声信号に基づき、音声を出力する音声出力部と、を含む、音声出力装置

請求項2

請求項1に記載の音声出力装置において、前記合成音声信号を増幅して増幅合成音声信号を生成する合成音声増幅部と、前記増幅合成音声信号が前記音声出力部の定格入力を超えるかどうかを判定する第2の判定部と、前記増幅合成音声信号が前記音声出力部の定格入力を超える場合、前記合成音声増幅部に対して前記合成音声信号の増幅度を低下させる制御を行う第2の増幅制御部と、を含む、音声出力装置。

請求項3

請求項1、2のいずれかに記載の音声出力装置において、モードごとの前記第1の増幅制御部による制御内容を示す増幅制御データと、複数種の前記モードのうちどのモードが選択されているかを示す選択データとを記憶する記憶部を含み、前記第1の増幅制御部は、前記選択データと、前記増幅制御データとに基づく制御を行う、音声出力装置。

請求項4

請求項1〜3のいずれかに記載の音声出力装置において、前記第1の判定部は、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号が、前記閾値を超えた後に前記閾値未満の状態が所定時間以上継続しているかどうかを判定し、前記第1の増幅制御部は、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号が、前記閾値を超えた後に前記閾値未満の状態が所定時間以上継続している場合、前記マイク音声増幅部および前記非マイク音声増幅部の少なくとも一方に対し、デフォルトの増幅度に戻す制御を行う、音声出力装置。

請求項5

請求項1〜4のいずれかに記載の音声出力装置を含む、プロジェクタ

請求項6

マイク音声信号を増幅して増幅マイク音声信号を生成するマイク音声増幅部と、前記マイク音声信号以外の非マイク音声信号を増幅して増幅非マイク音声信号を生成する非マイク音声増幅部と、音声を出力する音声出力部とを制御するコンピュータにより読み取り可能なプログラムにおいて、前記コンピュータを、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号に基づく第1の判定値が閾値を超えるかどうかを判定する第1の判定部と、前記第1の判定値が前記閾値を超えた場合、前記マイク音声増幅部および前記非マイク音声増幅部の少なくとも一方に対し、前記第1の判定値に応じて前記非マイク音声信号の増幅度を前記マイク音声信号の増幅度に比べて相対的に低下させる制御を行う第1の増幅制御部と、前記増幅マイク音声信号と、前記増幅非マイク音声信号とを合成して合成音声信号を生成する音声合成部と、前記合成音声信号に基づき、前記音声出力部に音声を出力させる音声出力制御部として機能させる、プログラム。

請求項7

マイク音声信号を増幅して増幅マイク音声信号を生成するマイク音声増幅部と、前記マイク音声信号以外の非マイク音声信号を増幅して増幅非マイク音声信号を生成する非マイク音声増幅部と、音声を出力する音声出力部とを制御するコンピュータにより読み取り可能なプログラムを記憶した情報記憶媒体において、請求項6に記載のプログラムを記憶した、情報記憶媒体。

技術分野

0001

本発明は、音声出力装置プロジェクタプログラムおよび情報記憶媒体に関する。

背景技術

0002

音声出力装置が、マイク音声信号と、非マイク音声信号とを合成して出力する場合、非マイク音声(例えば、BGM等)のほうが大きいとマイク音声が聞き取りづらくなる。また、非マイク音声が出力されている状況で新たにマイク音声信号が入力された場合、スピーカ出力許容範囲を超えてしまい、音声震えてしまう(いわゆるビビリ音が発生してしまう)ことがある。

0003

このような問題を解決する手法として、例えば、特開平5−64286号公報では、マイク入力端子マイクピンが挿入されるとオンになるスイッチと、スイッチがオンになるとミキサーに入力されるミュージックベルを低下させる回路を備えたマイクミキシング回路が記載されている。
特開平5−64286号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、特開平5−64286号公報の手法では、マイク音声信号の入力がない場合であっても、マイクピンが挿入されるとミュージックレベルが低下してしまい、出力音が変化してしまうため、聴衆が違和感を感じてしまう。また、当該手法では、状況に関わらず、ミュージックレベルを固定のパターンで低下させてしまうため、状況に応じた最適な音声出力を行うことができない。

0005

本発明の目的は、マイク音声信号と非マイク音声信号とを合成して音声出力を行う場合に、より適切な音声出力を行うことが可能な音声出力装置、プロジェクタ、プログラムおよび情報記憶媒体を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するため、本発明に係る音声出力装置は、マイク音声信号を入力するマイク入力部と、前記マイク音声信号を増幅して増幅マイク音声信号を生成するマイク音声増幅部と、前記マイク音声信号以外の非マイク音声信号を入力するライン入力部と、前記非マイク音声信号を増幅して増幅非マイク音声信号を生成する非マイク音声増幅部と、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号が閾値を超えるかどうかを判定する第1の判定部と、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号が前記閾値を超えた場合、前記マイク音声増幅部および前記非マイク音声増幅部の少なくとも一方に対し、前記非マイク音声信号の増幅度を前記マイク音声信号の増幅度に比べて相対的に低下させる制御を行う第1の増幅制御部と、前記増幅マイク音声信号と、前記増幅非マイク音声信号とを合成して合成音声信号を生成する音声合成部と、前記合成音声信号に基づき、音声を出力する音声出力部と、を含むことを特徴とする。

0007

また、本発明に係るプロジェクタは、上記音声出力装置を含むことを特徴とする。

0008

また、本発明に係るプログラムは、マイク音声信号を増幅して増幅マイク音声信号を生成するマイク音声増幅部と、前記マイク音声信号以外の非マイク音声信号を増幅して増幅非マイク音声信号を生成する非マイク音声増幅部と、音声を出力する音声出力部とを制御するコンピュータにより読み取り可能なプログラムにおいて、前記コンピュータを、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号に基づく第1の判定値が閾値を超えるかどうかを判定する第1の判定部と、前記第1の判定値が前記閾値を超えた場合、前記マイク音声増幅部および前記非マイク音声増幅部の少なくとも一方に対し、前記第1の判定値に応じて前記非マイク音声信号の増幅度を前記マイク音声信号の増幅度に比べて相対的に低下させる制御を行う第1の増幅制御部と、前記増幅マイク音声信号と、前記増幅非マイク音声信号とを合成して合成音声信号を生成する音声合成部と、前記合成音声信号に基づき、前記音声出力部に音声を出力させる音声出力制御部として機能させることを特徴とする。

0009

また、本発明に係る情報記憶媒体は、マイク音声信号を増幅して増幅マイク音声信号を生成するマイク音声増幅部と、前記マイク音声信号以外の非マイク音声信号を増幅して増幅非マイク音声信号を生成する非マイク音声増幅部と、音声を出力する音声出力部とを制御するコンピュータにより読み取り可能なプログラムを記憶した情報記憶媒体において、上記プログラムを記憶したことを特徴とする。

0010

本発明によれば、音声出力装置等は、マイク音声信号等に基づく判定値を基準として非マイク音声信号等の増幅制御を行うことにより、マイク音声信号と非マイク音声信号とを合成して音声出力を行う場合に、より適切な音声出力を行うことができる。

0011

また、前記音声出力装置は、前記合成音声信号を増幅して増幅合成音声信号を生成する合成音声増幅部と、前記増幅合成音声信号が前記音声出力部の定格入力を超えるかどうかを判定する第2の判定部と、前記増幅合成音声信号が前記音声出力部の定格入力を超える場合、前記合成音声増幅部に対して前記合成音声信号の増幅度を低下させる制御を行う第2の増幅制御部とを含んでもよい。

0012

これによれば、音声出力装置等は、合成音声信号によって出力音に歪みが発生する可能性がある場合に合成音声信号の増幅度を低下させることにより、出力音の歪みの発生を防止することができるため、より適切な音声出力を行うことができる。

0013

また、前記音声出力装置は、モードごとの前記第1の増幅制御部による制御内容を示す増幅制御データと、複数種の前記モードのうちどのモードが選択されているかを示す選択データとを記憶する記憶部を含み、前記第1の増幅制御部は、前記選択データと、前記増幅制御データとに基づく制御を行ってもよい。

0014

これによれば、音声出力装置等は、選択に応じた増幅制御を行うことができるため、状況に応じたより適切な音声出力を行うことができる。

0015

また、前記第1の判定部は、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号が、前記閾値を超えた後に前記閾値未満の状態が所定時間以上継続しているかどうかを判定し、前記第1の増幅制御部は、前記マイク音声信号または前記増幅マイク音声信号が、前記閾値を超えた後に前記閾値未満の状態が所定時間以上継続している場合、前記マイク音声増幅部および前記非マイク音声増幅部の少なくとも一方に対し、デフォルトの増幅度に戻す制御を行ってもよい。

0016

これによれば、音声出力装置等は、マイク音声の入力が停止した場合等にデフォルトの増幅度に戻すことができるため、より適切な音声出力を行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0017

以下、本発明をプロジェクタに適用した実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。

0018

(第1の実施例)
図1は、第1の実施例におけるプロジェクタ100の機能ブロック図である。プロジェクタ100は、音声出力装置102と、画像情報を入力する画像入力部104と、画像情報に基づき、画像を生成する画像処理部106と、画像を投写する投写部108を含んで構成されている。

0019

図2は、第1の実施例における音声出力装置102の機能ブロック図である。音声出力装置102は、マイクからマイク音声信号を入力するマイク入力部112と、マイク音声信号を増幅して増幅マイク音声信号を生成するマイク音声増幅部122と、マイク音声信号以外の非マイク音声信号を入力するライン入力部110と、非マイク音声信号を増幅して増幅非マイク音声信号を生成する非マイク音声増幅部120を含んで構成されている。

0020

なお、非マイク音声信号としては、例えば、プロジェクタ100の外部のDVDプレーヤ等から入力される音声信号、プロジェクタ100に内蔵されたDVDプレーヤ等から入力される音声信号等が該当する。

0021

また、音声出力装置102は、増幅マイク音声信号に基づく第1の判定値が閾値を超えるかどうかを判定する判定部(第1の判定部)140と、第1の判定値が閾値を超えた場合、非マイク音声増幅部120に対し、第1の判定値に応じて増幅度を低下させる制御を行う増幅制御部(第1の増幅制御部)150と、増幅マイク音声信号と、増幅非マイク音声信号を合成して合成音声信号を生成する音声合成部130を含んで構成されている。

0022

また、音声出力装置102は、合成音声信号を増幅して増幅合成音声信号を生成する合成音声増幅部124と、増幅合成音声信号が音声出力部160の定格入力を超えるかどうかを判定する判定部(第2の判定部)142と、当該判定結果が真の場合、合成音声増幅部124に対して合成音声信号の増幅度を低下させる制御を行う増幅制御部(第2の増幅制御部)152と、増幅合成音声信号に基づき、音声を出力する音声出力部160を含んで構成されている。

0023

なお、増幅制御部150等の機能をプロジェクタ100に実装するためのハードウェアとしては、例えば、以下のものが採用されてもよい。例えば、ライン入力部110としてはライン入力端子等、マイク入力部112としてはマイク入力端子等、非マイク音声増幅部120、マイク音声増幅部122、合成音声増幅部124としてはアンプ等、音声合成部130としては音声処理回路等、判定部140、142、増幅制御部150、152としてはCPU等、音声出力部160としてはスピーカ等、画像入力部104としては画像信号入力端子等、画像処理部106としては画像処理回路等、投写部108としてはランプランプ駆動回路液晶パネルレンズ等が採用されてもよい。

0024

また、プロジェクタ100は、増幅制御部150等の機能を、情報記憶媒体200からプログラムを読み取って実装してもよい。このような情報記憶媒体200としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROM、RAM、HDD等を適用できる。

0025

次に、増幅制御部150等を用いた音声出力手順について説明する。図3は、第1の実施例における音声出力手順を示すフローチャートである。

0026

判定部140は、マイク音声増幅部122から出力される増幅マイク音声信号に基づく第1の判定値が閾値を超えるかどうかを判定することにより、マイク音声入力があるかどうかを判定する(ステップS1)。

0027

なお、増幅マイク音声信号に基づく第1の判定値としては、例えば、増幅マイク音声信号値、一定時間(例えば、5秒等)あたりの増幅マイク音声信号値の平均値、増幅マイク音声信号の出力時の電圧値およびこれらの値を変換した値等であってもよい。また、この場合の閾値としては、例えば、音声出力部160から出力された場合に人間が音として聴くことができる値の最小値等であってもよい。

0028

ステップS1の判定結果が真の場合、増幅制御部150は、非マイク音声増幅部120における増幅度を低下(例えば、10%低下、第1の判定値に応じて低下等)させるように非マイク音声増幅部120を制御し、非マイク音声増幅部120は、増幅度が低下した状態で非マイク音声信号を増幅する(ステップS2)。

0029

一方、ステップS1の判定結果がの場合、判定部140は、当該判定結果が偽となる状態が所定時間継続したかどうかを判定する(ステップS3)。ステップS3の判定結果が真の場合、増幅制御部150は、非マイク音声増幅部120における増幅度がデフォルト(初期状態)の値になるように非マイク音声増幅部120を制御し、非マイク音声増幅部120は、デフォルトの増幅度で非マイク音声信号を増幅する(ステップS4)。

0030

音声合成部130は、マイク音声増幅部122からの増幅マイク音声信号と、非マイク音声増幅部120からの増幅非マイク音声信号を合成して合成音声信号を生成する(ステップS5)。

0031

合成音声増幅部124は、音声合成部130からの合成音声信号を増幅して増幅合成音声信号を生成する(ステップS6)。判定部142は、増幅合成音声信号が音声出力部160の定格入力(音の歪みの発生しない限界値)を超えるかどうかを判定する(ステップS7)。

0032

なお、この定格入力の値は、スピーカの規格値には限定されず、いわゆるビビリ音が発生する条件(例えば、プロジェクタ100の筐体素材等)を考慮して適宜調整されてもよい。

0033

ステップS7の判定結果が真の場合、増幅制御部152は、合成音声増幅部124における増幅度を低下(例えば、10%低下、増幅合成音声信号の値に応じて低下等)させるように合成音声増幅部124を制御する(ステップS8)。

0034

なお、ステップS7の判定結果が偽の場合はステップS8の処理は行われない。また、ステップS7の判定結果が真になった後、ステップS7の判定結果が偽の状態が所定時間(例えば、10秒等)継続した場合、増幅制御部152は、合成音声増幅部124の増幅度をデフォルト値に戻してもよい。

0035

音声出力部160は、合成音声増幅部124からの増幅合成音声信号に基づき、音声を出力する(ステップS9)。これにより、非マイク音声とマイク音声が合成された音声が出力される。

0036

音声出力装置102は、処理を終了すべきかどうかを判定し(ステップS10)、処理を終了すべき場合は処理を終了し、処理を続行すべき場合は一連の処理(ステップS1〜S10)を続行する。

0037

以上のように、本実施例によれば、音声出力装置102は、マイク音声信号等に基づく判定値を基準として非マイク音声信号の増幅制御を行うことにより、マイク音声信号と非マイク音声信号とを合成して音声出力を行う場合に、より適切な音声出力を行うことができる。具体的には、例えば、音声出力装置102は、BGMを出力している状態でマイクによる音声入力があった場合に自動的にBGMの音量を小さくすることにより、マイクで話している人の声を聴衆に適切に伝えることができる。

0038

また、本実施例によれば、音声出力装置102は、合成音声信号によって出力音に歪み(例えば、いわゆるビビリ音等)が発生する可能性がある場合に合成音声信号の増幅度を低下させることにより、出力音の歪みの発生を防止することができるため、より適切な音声出力を行うことができる。

0039

さらに、本実施例によれば、音声出力装置102は、マイク音声の入力が停止した場合等にデフォルトの増幅度に戻すことができるため、より適切な音声出力を行うことができる。

0040

(第2の実施例)
第1の実施例では、増幅制御部150は、増幅制御部152の増幅度を固定的に低下させたが、ユーザの選択等に応じて増幅制御部152の増幅度を低下させてもよい。

0041

図4は、第2の実施例における音声出力装置103の機能ブロック図である。音声出力装置103は、第1の実施例の音声出力装置102の構成に加えて、ユーザのモードの選択を示す選択情報を入力する選択部170と、当該選択の内容を示す選択データ182、モードごとの増幅制御内容を示す増幅制御データ184等を記憶する記憶部180を含んで構成されている。

0042

図5は、第2の実施例における増幅制御データ184の一例を示す図である。例えば、増幅制御データ184の項目としては、例えば、「モード」、モードごとの非マイク音声増幅部120における増幅度を示す「増幅度」等が該当する。

0043

図6は、第2の実施例における音声出力手順を示すフローチャートである。第2の実施例では、増幅制御部151は、マイク音声入力ありと判定された場合、選択データ182と、増幅制御データ184に基づき、選択モードに応じて非マイク音声増幅部120における増幅度を決定して非マイク音声増幅部120を制御し、非マイク音声増幅部120は、選択モードに応じた増幅度で非マイク音声信号を増幅する(ステップS11)。

0044

例えば、選択モードが「ビジネス」の場合、増幅度は「−10」であり、例えば、非マイク音声増幅部120における増幅度は10%低下する。また、例えば、選択モードが「学校」の場合、増幅度は「−30」であり、例えば、非マイク音声増幅部120における増幅度は30%低下する。

0045

以上のように、本実施例によっても、音声出力装置103は、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。

0046

また、本実施例によれば、音声出力装置103は、ユーザの選択に応じた増幅制御を行うことができるため、状況に応じたより適切な音声出力を行うことができる。例えば、ビジネスで使用される場合、ライン入力部110に入力される非マイク音声信号の値は大きくないと想定されるため、非マイク音声増幅部120の増幅度をあまり低下させない。これに対し、学校で使用される場合、ライン入力部110に入力される非マイク音声信号の値は大きいと想定されるため、非マイク音声増幅部120の増幅度を大きく低下させる。これにより、例えば、プロジェクタ100が学校で使用される場合であっても、マイクを使用した教師の声は教室全体で聞き取りやすくなる。

0047

(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、判定部140は、第1の判定値として、増幅されていないマイク音声信号に基づく値を用いてもよい。

0048

また、増幅制御部150、151は、第1の判定値が閾値を超えた場合の制御として、非マイク音声増幅部120、マイク音声増幅部122に対し、第1の判定値に応じて非マイク音声信号の増幅度をマイク音声信号の増幅度に比べて相対的に低下させる制御を行ってもよい。すなわち、増幅制御部150、151は、非マイク音声増幅部120の増幅度を低下させ、かつ、マイク音声増幅部122の増幅度を増加させる制御、非マイク音声増幅部120の増幅度は変化させずにマイク音声増幅部122の増幅度を増加させる制御等を行ってもよい。

0049

また、音声合成部が、非マイク音声信号とマイク音声信号を任意の比率で合成する機能を有している場合、増幅制御部150、151は、当該音声合成部の比率を調整することによって非マイク音声信号とマイク音声信号の合成比率ミキシングバランス)を調整してもよい。

0050

また、第2の実施例におけるモードごとの増幅度をユーザが調整できるように構成してもよい。これによれば、ユーザは、自分の使用環境に合わせて所望の音声を出力することができる。また、定格入力を超えるかどうかを判定する判定値は、増幅合成音声信号そのものには限定されず、例えば、一定時間(例えば、5秒等)あたりの増幅合成音声信号値の平均値、増幅合成音声信号の出力時の電圧値およびこれらの値を変換した値等であってもよい。

0051

また、音声出力装置102、103を実装可能な装置は、プロジェクタ100には限定されず、例えば、PC(Personal Computer)、テレビ等であってもよい。また、音声出力装置102、103は、単体の装置として形成されてもよいし、複数の装置として形成されてもよい。また、合成音声増幅部124、判定部142、増幅制御部152は必須の構成ではなく、音声合成部130は、合成音声信号をそのまま音声出力部160に出力し、音声出力部160は、合成音声信号に基づいて音声を出力してもよい。

0052

また、プロジェクタ100は、液晶プロジェクタ透過型、LCOS等の反射型)には限定されず、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ等であってもよい。なお、DMDは米国テキサスインスツルメンツ社の商標である。

0053

また、プロジェクタ100の機能を複数の装置(例えば、プロジェクタ、アンプ、スピーカ等)に分散して実装してもよい。

図面の簡単な説明

0054

第1の実施例におけるプロジェクタの機能ブロック図である。
第1の実施例における音声出力装置の機能ブロック図である。
第1の実施例における音声出力手順を示すフローチャートである。
第2の実施例における音声出力装置の機能ブロック図である。
第2の実施例における増幅制御データの一例を示す図である。
第2の実施例における音声出力手順を示すフローチャートである。

符号の説明

0055

100プロジェクタ、102、103音声出力装置、104画像入力部、106画像処理部、108投写部、110ライン入力部、112マイク入力部、120 非マイク音声増幅部、122 マイク音声増幅部、124合成音声増幅部、130音声合成部、140 判定部(第1の判定部)、142 判定部(第2の判定部)、150、151増幅制御部(第1の増幅制御部)、152 増幅制御部(第2の増幅制御部)、160音声出力部、170 選択部、180 記憶部、182 選択データ、184 増幅制御データ、200 情報記憶媒体

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