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技術 視線誘導標システム

出願人 エムケー精工株式会社
発明者 池田充伸
出願日 2008年9月11日 (12年3ヶ月経過) 出願番号 2008-233518
公開日 2010年3月25日 (10年9ヶ月経過) 公開番号 2010-067057
状態 特許登録済
技術分野 可聴可視信号 表示装置の制御、回路 道路標識、道路標示
主要キーワード 動作開始操作 置トレー リレー点 キーステーション 動作開始スイッチ 点滅制御信号 時報情報 矢羽根
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年3月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

複数の視線誘導標間における点滅タイミング同期補正を、簡易な構成で確実に行うことができるシステムを提供する。

解決手段

1セット全ての誘導標に対する動作開始操作から、所定時間内に他の誘導標のアドレス信号を受信しないとき、自アドレス最小アドレスに設定し、自アドレスに対応するアドレス識別信号を出力する。一方、前記動作操作後の第1の所定時間内に、他の誘導標のアドレス信号を受信したら、受信アドレス次順位に自アドレスを設定し、自アドレス識別信号を出力する。これを1セットを構成する全ての誘導標で行い、アドレスを設定する。そして、固有アドレス設定完了後の各誘導標は、第2の所定時間内に、自アドレスの前順位のアドレスを持つ誘導標が出力したアドレス信号のみを発光同期信号とし、受信した発光同期信号のタイミングで点滅発光動作を開始する。

概要

背景

従来、道路工事箇所や、道路の一部を占有する作業箇所などにおいて、車両運転手に向けて注意喚起すると共に、車両の迂回コース誘導する自発光式の視線誘導標が設置されている。これら装置では、点滅発光による視線誘導効果を向上させるため、複数設置する視線誘導標の点滅発光タイミングを一斉に揃えて同時に点滅発光させる同時点滅方式や、設置された並び順に従って時間差を与えながら順次点滅発光させるリレー点滅方式などが行われている。

こうした装置では、設置の際に点滅動作タイミングの同期をとり、以降の時間経過に伴う点滅タイミングのずれを防ぐため、放送電波に含まれる時報情報電波時計信号を受信してタイミングのずれを補正する方式を採用したり、あるいは特許文献1に示すように、複数設置した視線誘導標の中でキーステーションとなる視線誘導標を設定し、キーステーション装置から発信した無線同期信号を末端機となる視線誘導標まで順次送ることで点滅動作を同期させるようにしたものが提案されている。

また、特許文献2に示すように、複数の視線誘導標に予めアドレス番号を設定し、マスター装置から発信される点滅制御信号各視線誘導標がそれぞれ選別受信することで点滅動作を同期させるものも提案されている。
特公平5−34445号
特開平9−88019号

概要

複数の視線誘導標間における点滅タイミングの同期補正を、簡易な構成で確実に行うことができるシステムを提供する。1セット全ての誘導標に対する動作開始操作から、所定時間内に他の誘導標のアドレス信号を受信しないとき、自アドレス最小アドレスに設定し、自アドレスに対応するアドレス識別信号を出力する。一方、前記動作操作後の第1の所定時間内に、他の誘導標のアドレス信号を受信したら、受信アドレス次順位に自アドレスを設定し、自アドレス識別信号を出力する。これを1セットを構成する全ての誘導標で行い、アドレスを設定する。そして、固有アドレス設定完了後の各誘導標は、第2の所定時間内に、自アドレスの前順位のアドレスを持つ誘導標が出力したアドレス信号のみを発光同期信号とし、受信した発光同期信号のタイミングで点滅発光動作を開始する。

目的

本発明は、上記従来の問題点に対処してなされたものであり、複数設置する視線誘導標の各装置間における点滅タイミングの同期補正を簡易な構成でかつ確実に行うことができる視線誘導標システムを提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
5件

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請求項1

間隔をおいて複数台発光視線誘導標を設置し、各発光視線誘導標を所定のタイミングで発光させることにより、複数の発光視線誘導標全体で同期した点滅発光動作を行う視線誘導標ステムにおいて、各発光視線誘導標に、発光視線誘導標の動作開始および動作停止切り換え動作スイッチと、設置する発光視線誘導標の台数に対応する固有アドレス値と、この固有アドレス値毎に対応するアドレス識別信号を予め複数記憶するアドレスデータ記憶部と、発光体点滅動作を制御する制御部と、他の発光視線誘導標に対して発光動作タイミングを指定するための発光同期信号として、前記アドレス識別信号を出力する同期信号発信部と、他の発光視線誘導標から出力される発光同期信号を受信する同期信号受信部とを備え、設置する全ての発光視線誘導標に対して行う前記動作スイッチによる動作開始操作を受けて、動作開始操作から第1の所定時間内に他の発光視線誘導標が出力したアドレス識別信号を受信しないときには自アドレス最小アドレス値に設定して自アドレス値に対応するアドレス識別信号を出力し、一方、前記動作スイッチによる動作開始操作後の第1の所定時間内に他の発光視線誘導標が出力したアドレス識別信号を受信したときは、受信したアドレス識別信号の次順位に相当するアドレス値に自アドレスを設定して自アドレス値に対応するアドレス識別信号を出力することで全ての発光視線誘導標に対してそれぞれ異なる固有アドレス値を設定することを特徴とする視線誘導標システム。

請求項2

請求項1記載の視線誘導標システムにおいて、固有アドレス値の設定を完了した各発光視線誘導標は、前記第1の所定時間経過後に第2の所定時間が経過した時点で発光同期信号として自アドレス値に対応するアドレス識別信号を出力することを特徴とする視線誘導標システム。

請求項3

請求項1または2何れか記載の視線誘導標システムにおいて、固有アドレス値の設定を完了した各発光視線誘導標は、前記第1の所定時間が経過した後の第2の所定時間内に自アドレス値の前順位に相当するアドレス値を持つ発光視線誘導標が出力したアドレス識別信号のみを発光同期信号として受信し、受信した発光同期信号に与えられるタイミングで点滅発光動作を開始することを特徴とする視線誘導標システム。

請求項4

請求項3記載の視線誘導標システムにおいて、各発光視線誘導標は、それぞれ発光同期信号を受信して一定時間経過後に一定周期の点滅発光動作を開始することにより、複数の発光視線誘導標全体として発光箇所が順次移動する点滅発光動作を行うことを特徴とする視線誘導標システム。

技術分野

0001

本発明は、道路側縁に沿って自発光式の視線誘導標を複数設置し、各視線誘導標点滅発光させることで全体として同期した点滅発光動作を行う視線誘導標システムに関する。

背景技術

0002

従来、道路の工事箇所や、道路の一部を占有する作業箇所などにおいて、車両運転手に向けて注意喚起すると共に、車両の迂回コース誘導する自発光式の視線誘導標が設置されている。これら装置では、点滅発光による視線誘導効果を向上させるため、複数設置する視線誘導標の点滅発光タイミングを一斉に揃えて同時に点滅発光させる同時点滅方式や、設置された並び順に従って時間差を与えながら順次点滅発光させるリレー点滅方式などが行われている。

0003

こうした装置では、設置の際に点滅動作タイミングの同期をとり、以降の時間経過に伴う点滅タイミングのずれを防ぐため、放送電波に含まれる時報情報電波時計信号を受信してタイミングのずれを補正する方式を採用したり、あるいは特許文献1に示すように、複数設置した視線誘導標の中でキーステーションとなる視線誘導標を設定し、キーステーション装置から発信した無線同期信号を末端機となる視線誘導標まで順次送ることで点滅動作を同期させるようにしたものが提案されている。

0004

また、特許文献2に示すように、複数の視線誘導標に予めアドレス番号を設定し、マスター装置から発信される点滅制御信号を各視線誘導標がそれぞれ選別受信することで点滅動作を同期させるものも提案されている。
特公平5−34445号
特開平9−88019号

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1の装置では、キーステーションとなる視線誘導標から隣に位置する視線誘導標へ無線同期信号を発信し、同期信号を受けた視線誘導標は更に隣の視線誘導標へと同期信号を発信することにより、複数の視線誘導標全体として発光動作のタイミングを合わせるものであり、視線誘導標全体がほぼ同時に点滅する同時点滅方式では問題ないものの、時間差を与えて順次点滅発光させるリレー点滅方式では発光動作に不揃いが発生する事があった。視線誘導標が並ぶ順番一定時間おき発光が行われることで初めてリレー点滅効果が得られるものであるため、発信した同期信号が隣の視線誘導標より更に先の視線誘導標まで到達すると、同期信号を受信した視線誘導標は同じタイミングで点滅を行うことになり、1台ずつ隣へ移動していく発光箇所が部分的に複数台同時に発光するなどして発光動作に乱れが発生してしまうのである。

0006

この点、特許文献2では、複数設置する視線誘導標にアドレス番号を設定し、マスター装置で予め同期させた点滅制御を信号を発生させ、この点滅制御信号に基づいてアドレス番号を持つ各視線誘導標を点滅発光させることで、個々の視線誘導標に対して同期をとるためのタイミング設定を不要にして点滅発光の同期を容易にしている。但し、設置された全ての視線誘導標がマスター装置からの点滅制御信号を受信することが前提となり、点滅制御信号の送受信機能を充実させる必要がある。そのため、信号送信機能を持つマスター装置と信号受信機能を持つ子装置とをそれぞれ専用に用意して点滅制御信号の通信を行うようにしており、装置の大型化が避けられないという問題があった。

0007

本発明は、上記従来の問題点に対処してなされたものであり、複数設置する視線誘導標の各装置間における点滅タイミングの同期補正簡易な構成でかつ確実に行うことができる視線誘導標システムを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

上記の目的を達成するために、請求項1記載の発光表示装置では、間隔をおいて複数台の発光視線誘導標を設置し、各発光視線誘導標を所定のタイミングで発光させることにより、複数の発光視線誘導標全体で同期した点滅発光動作を行う視線誘導標システムにおいて、各発光視線誘導標に、発光視線誘導標の動作開始および動作停止切り換え動作スイッチと、設置する発光視線誘導標の台数に対応する固有アドレス値と、この固有アドレス値毎に対応するアドレス識別信号を予め複数記憶するアドレスデータ記憶部と、発光体の点滅動作を制御する制御部と、他の発光視線誘導標に対して発光動作タイミングを指定するための発光同期信号として、前記アドレス識別信号を出力する同期信号発信部と、他の発光視線誘導標から出力される発光同期信号を受信する同期信号受信部とを備え、設置する全ての発光視線誘導標に対して行う前記動作スイッチによる動作開始操作を受けて、動作開始操作から第1の所定時間内に他の発光視線誘導標が出力したアドレス識別信号を受信しないときには自アドレス最小アドレス値に設定して自アドレス値に対応するアドレス識別信号を出力し、一方、前記動作スイッチによる動作開始操作後の第1の所定時間内に他の発光視線誘導標が出力したアドレス識別信号を受信したときは、受信したアドレス識別信号の次順位に相当するアドレス値に自アドレスを設定して自アドレス値に対応するアドレス識別信号を出力することで全ての発光視線誘導標に対してそれぞれ異なる固有アドレス値を設定することを特徴とする視線誘導標システムを提案する。

0009

なお、固有アドレス値の設定を完了した各発光視線誘導標は、前記第1の所定時間経過後に第2の所定時間が経過した時点で発光同期信号として自アドレス値に対応するアドレス識別信号を出力することが望ましい。

0010

また、固有アドレス値の設定を完了した各発光視線誘導標は、前記第1の所定時間が経過した後の第2の所定時間内に自アドレス値の前順位に相当するアドレス値を持つ発光視線誘導標が出力したアドレス識別信号のみを発光同期信号として受信し、受信した発光同期信号に与えられるタイミングで点滅発光動作を開始することが望ましい。

0011

また、各発光視線誘導標は、それぞれ発光同期信号を受信して一定時間経過後に一定周期の点滅発光動作を開始することにより、複数の発光視線誘導標全体として発光箇所が順次移動する点滅発光動作を行うことが望ましい。

発明の効果

0012

本発明によれば、発光視線誘導標を設置して使用を開始するにあたり、設置する複数台の発光視線誘導標に対して、使用を開始していない状態からそれぞれの動作開始スイッチを操作するだけで、アドレス番号が設定されていない状態の各発光視線誘導標にそれぞれ固有のアドレス番号を設定することができる。

0013

装置の使用を開始する前の状態では、設置する複数の発光視線誘導標は、個体を識別するためのアドレス番号を意識することなく全て同じ仕様のものとして取り扱うことが可能であり、使用の開始に伴って各視線発光誘導標個別アドレスが自動的に設定されるため、製品製造段階はもとよりユーザーが実際に製品を使用する際に、保管上の管理や設置作業上の取扱いに要する手間を大幅に簡略化することが可能になる。

0014

また、個別アドレス番号が設定された発光視線誘導標は、設定されたアドレス番号の前順位に相当するアドレス値を持つ視線誘導標が出力したアドレス識別信号のみを発光同期信号として受信処理を行う為、発光動作を行う上で視線誘導標が並ぶ順番に従って1台ずつ発光同期信号の受け渡しを行うことができ、視認上の乱れが無い適確な発光動作を行うことが可能になる。特に、各視線誘導標が前順位の視線誘導標から発光同期信号を受信して一定時間経過後に一定周期の点滅発光動作をそれぞれ行うことにより、リレー点滅方式の発光動作を適確に行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0015

(実施の形態1)
以下、本発明による好適な実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の一形態を示す発光視線誘導標の外観図であり、(a)は正面図、(b)は背面図を示している。発光視線誘導標本体1は樹脂成形された発光部2と本体ケース3により構成されており、本体ケース3外側面の本体正面側には同期信号受信部たる赤外線受光素子4が設けられ、同じく本体ケース3外側面の本体背面側には同期信号発信部たる赤外線発光素子5が設けられている。図示しないが、発光部2の前面は透光性レンズカバーにより覆われており、レンズカバー内部には視線誘導の為の光を放射するLED(発光ダイオード)が配設されている。6は動作スイッチたる電源スイッチであり、この電源スイッチのオンオフ操作により、発光部2の発光動作開始及び停止の切り換えを行う。本体ケース3の内部には、動作用の電力蓄電する二次電池と、発光視線誘導標全体の動作を制御する制御部が内蔵されている。

0016

次に、本発明実施形態の内部構成について、図2を基に説明する。11は二次電池であり、動作スイッチ(電源スイッチ)6を介して装置動作用の電力を発光視線誘導標全体に供給する。12は発光部2の点滅動作を制御する制御部であり、記憶部13に記憶する発光点滅周期に関するデータを読み出し、発光部駆動回路14を介して発光部2に配設するLEDを所定の点滅周期発光駆動する。また、この制御部12は、同期信号受信部4(赤外線受光素子)で受信する他の発光視線誘導標からの同期信号に基づいて、発光部2の発光点滅動作動作タイミングを補正する。15はアドレスデータ記憶部であり、道路等の設置場所に設置する複数台(本実施形態では8台)の発光視線誘導標を1セットとし、1セットを構成する台数分のアドレス番号と、そのアドレス番号毎に対応したアドレス識別信号を記憶している。このアドレス識別信号とは、1セットを構成する8台分のアドレス番号である「1」〜「8」を区別する為に「1」〜「8」それぞれの番号に異なるパルス幅割り当てた8種類のパルス信号であり、後述するアドレス番号設定動作に従って設定する自アドレス番号に対応するパルス信号を同期信号発信部5から外部に向けて送信する。この送信されたパルス信号は、他の発光視線誘導標の同期信号受信部4においてアドレス識別信号として受信される。

0017

次に、本発明実施形態の動作について説明する。まず、アドレス番号設定動作について図3フローチャートを基に説明する。アドレス番号の設定とは、発光動作を行っていない状態の発光視線誘導標を設置箇所に設置して動作を開始させるにあたり、設置の対象となる複数台の発光視線誘導標にそれぞれ順番にアドレス番号を設定する処理を指している。
始めに、1セットを構成する8台の発光視線誘導標を手元で一列に近接配置し、前後に並ぶ発光視線誘導標の内の前側に位置する発光視線誘導標の同期信号発信部5が、後側に位置する発光視線誘導標の同期信号受信部4と正対する位置関係に置く。この状態で、動作を停止した状態から各発光視線誘導標の電源スイッチ6をオン操作する(S1)。電源スイッチ6のオン操作により、本体ケース3に内蔵した二次電池から各部への電力供給が開始され、発光部2の点滅動作が開始される(S2)。ちなみに、この時点で行われる発光点滅動作は、制御部12が記憶部13から発光点滅データを読み出したタイミングに基づいて実行されるものであり、同じセットを構成する他の視線誘導標とは全く独立したタイミングで行われる。次に、同期信号受信部4において、直前に位置する発光視線誘導標から発信されたアドレス識別信号が受信されたか否かを確認する(S3)。アドレス識別信号の受信があれば、受信したアドレス識別信号は一列に配置した発光視線誘導標の内の直前に位置するものからの信号であると判断し、受信したアドレス識別信号が表すアドレス番号に1を加算したアドレス番号を自アドレスとして設定する(S4)。これにより、一列に配置した順番に従って直前に位置する発光視線誘導標の次順位に相当するアドレス番号が設定される。その後、電源スイッチをオン操作してからの第1の所定時間(本実施形態では3秒)の経過を待ち(S5)、設定した自アドレス番号に対応するアドレス識別信号を同期信号発信部5から出力する(S8)。こうして出力されたアドレス識別信号は、直後に位置する発光視線誘導標の同期信号受信部4において受信される。

0018

ところで、上記ステップの(S3)において、同期信号受信部4にアドレス識別信号の受信が無い状態で第1の所定時間(本実施形態では3秒)が経過したら(S6)、前方位置には発光視線誘導標が存在しないものと判断し、アドレス番号「1」を自アドレスとして設定する(S7)。これにより1セットを構成する8台の発光視線誘導標の内の1番目の発光視線誘導標として設定される。続いて自アドレス番号「1」に対応するアドレス識別信号を同期信号発信部5から出力する(S8)。出力されたアドレス識別信号は、直後に位置する発光視線誘導標で受信され、上記動作に従って直後の発光視線誘導標にアドレス番号「2」が設定され、以降同様にして一列に近接配置した8台の発光視線誘導標にアドレス番号「1」〜「8」が設定される。なお、最後尾に位置するアドレス番号「8」の発光視線誘導標については、後方に他の発光視線誘導標が存在しないことから上記ステップの(S8)は実行せず、アドレス番号「8」を設定した場合にはアドレス識別信号を出力しないようにしている。

0019

ここで、8台分のアドレス番号「1」〜「8」に対応するアドレス識別信号はそれぞれ次の通りである。
アドレス番号「1」:50ミリ秒のパルス幅を持つパルス
アドレス番号「2」:60ミリ秒のパルス幅を持つパルス
アドレス番号「3」:70ミリ秒のパルス幅を持つパルス
アドレス番号「4」:80ミリ秒のパルス幅を持つパルス
アドレス番号「5」:90ミリ秒のパルス幅を持つパルス
アドレス番号「6」:100ミリ秒のパルス幅を持つパルス
アドレス番号「7」:110ミリ秒のパルス幅を持つパルス
アドレス番号「8」:無し(出力しない)

0020

次に本発明実施形態による発光同期補正動作について図4のフローチャートを基に説明する。
図3に示す処理を実行してアドレス番号の設定を完了し、第1の所定時間が経過したら(S11)、設定した自アドレス番号を基にして自アドレスの前順位に相当するアドレス識別信号が同期信号受信部4に受信されたか否かを確認する(S12)。ここで受信する前順位に相当するアドレス識別信号とは即ち発光同期信号であり、1つ前のアドレス番号を持つ直前位置の発光視線誘導標から出力される発光同期信号のみを受信する。この発光同期信号が同期信号受信部4に受信されると、受信した時点から200ミリ秒後に発光部2の発光点滅動作をリセットして、所定周期(本実施形態では)の点滅動作を再開する(S13)。前述の通り、発光視線誘導標の電源スイッチ6をオン操作した段階では、電源スイッチの操作タイミングに依存して点滅動作が行われているが、この発光同期信号を受信した時点で、直前位置の発光視線誘導標で行われる点滅動作のタイミングと同期したタイミングに補正される。次に、第1の所定時間経過時点から第2の所定時間(本実施形態では18秒)が経過したか否かを判断し(S14)、第2の所定時間が経過した時点で次順位の発光視線誘導標に向けて自アドレス番号に対応するアドレス識別信号を同期信号発信部5から出力する(S15)。こうして出力されたアドレス識別信号は、発光同期信号として次のアドレス番号を持つ発光視線誘導標の同期信号受信部4において受信される。なお、1セットを構成する8台の発光視線誘導標の内の先頭に位置するアドレス番号「1」を持つ発光視線誘導標は、前方から発光同期信号を受けることは無い為、上記ステップの(S12)及び(S13)は実行せず、第1の所定時間が経過した時点から第2の所定時間が経過するのを待ち、電源スイッチ6の操作タイミングに従って実行している発光点滅動作に基づく発光同期信号をアドレス番号「2」の発光視線誘導標へ出力するようにしている。

0021

以上のようにして連続的に行われるアドレス番号設定動作と発光同期補正動作について、図5タイミングチャートを基にして確認する。始めに、1セットを構成する8台の発光視線誘導標を専用の載置トレー等に搭載し、1列に近接配置した状態で各発光視線誘導標の電源スイッチ6を先頭から順番にオン操作する。電源スイッチのオンにより発光部2の発光点滅動作が開始され、周期1秒で発光時間80ミリ秒の点滅動作が実行される。これと平行して、同期信号受信部4では、電源スイッチのオンから第1の所定時間3秒が経過するまでの間に前順位のアドレス識別信号が受信されたか否かを確認し、続いて第1の所定時間3秒が経過した時点で同期信号発信部5から自アドレスに対応するアドレス識別信号を出力する。引き続き、アドレス識別信号を出力した時点(第1の所定時間3秒が経過した時点)から第2の所定時間18秒が経過するまでの間に、前順位の発光視線誘導標が発する発光同期信号が受信されたか否かを確認する。発光同期信号の受信が有れば、発光部2の点滅動作をリセットし、同期信号の受信が有った時点から200ミリ秒後に80ミリ秒発光オンのタイミングで点滅動作を再開する。一方、同期信号発信部5では、第2の所定時間18秒が経過した時点で次順位の発光視線誘導標へ向けて発光同期信号を出力する。

0022

上記動作を1セットを構成する8台の発光視線誘導標がそれぞれ実行することにより、8台の発光視線誘導標に対して自動的にアドレス番号が設定され、アドレス番号の順番で200ミリ秒の時間差を持ちながら順次点滅発光するリレー点滅発光を行うことが可能になる。そして、アドレス番号の順番に従って道路等の設置箇所に発光視線誘導標を設置することにより、例えば車両進行方向へ向かってアドレス番号「1」から「8」の順番でリレー点滅発光を行い、迂回コースの誘導や注意喚起標示を行うことができる。

0023

本発明は、略円形の発光部を備える発光視線誘導標の他、略く字状の発光モジュールを複数配置して進行方向を案内する標示器、あるいは降雪時等に道路の境界部を示す矢羽根標示器等、複数台を設置して車両運転手に向けて注意喚起標示を行う標示器に利用可能である。

図面の簡単な説明

0024

本発明一実施形態に係る視線誘導標単体外観を示す説明図である。
本発明一実施形態に係る視線誘導標の内部構成を示すブロック図である。
アドレス番号設定動作を示すフローチャート図である。
発光同期補正動作を示すフローチャート図である。
アドレス番号設定動作と発光同期補正動作の動作タイミングを示すタイミングチャート図である。

符号の説明

0025

1発光視線誘導標本体
2発光部
3 本体ケース
4同期信号受信部(赤外線受光素子)
5 同期信号発信部(赤外線発光素子)
6動作スイッチ(電源スイッチ)
11二次電池
12 制御部
13 記憶部
14 発光部駆動回路
15アドレスデータ記憶部

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