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技術 精油の混合物を含む化粧用又は皮膚科用組成物、及び特に敏感肌又は感作肌のケアのためのその使用

出願人 エルブイエムエイチレシェルシェ
発明者 パトリスアンドレイサベルレニメルフランシーヌジョリー
出願日 2009年9月4日 (11年2ヶ月経過) 出願番号 2009-204898
公開日 2010年3月18日 (10年8ヶ月経過) 公開番号 2010-059161
状態 特許登録済
技術分野 化粧料 化合物または医薬の治療活性 植物物質含有医薬
主要キーワード 収穫したて 処置液 学術誌 美容ケア レオロジー剤 揮発性アルコール 芳香族抽出物 締まった
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課題

敏感肌又は感作肌のケアのための精油の混合物を含む新規化粧用又は皮膚科用組成物の提供。

解決手段

カンナビノイドを実質的に含まない大麻精油及びムギワラギク精油組合せを含む化粧用又は皮膚科用組成物。該大麻精油は、ヘンプ(カンナビスサティバ)精油であり、植物体全体、地上部、植物体及び地上部、花頂部又は種子なし植物体から得られた油であることが好ましい。該ムギワラギク精油は、マダガスカル産ムギワラギク(ヘリクリサム・マダガスカリエンシス)又はイタリア産ムギワラギク(ヘリクリサム・イタリカム)精油であり、植物体全体又は植物体の花頂部から得られた油であることが好ましい。

概要

背景

概要

敏感肌又は感作肌のケアのための精油の混合物を含む新規化粧用又は皮膚科用組成物の提供。カンナビノイドを実質的に含まない大麻精油及びムギワラギク精油組合せを含む化粧用又は皮膚科用組成物。該大麻精油は、ヘンプ(カンナビスサティバ)精油であり、植物体全体、地上部、植物体及び地上部、花頂部又は種子なし植物体から得られた油であることが好ましい。該ムギワラギク精油は、マダガスカル産ムギワラギク(ヘリクリサム・マダガスカリエンシス)又はイタリア産ムギワラギク(ヘリクリサム・イタリカム)精油であり、植物体全体又は植物体の花頂部から得られた油であることが好ましい。なし

目的

本発明は、2種の特定の精油、すなわち、大麻精油及びムギワラギク精油の組合せを含む、新規な化粧用又は皮膚科用組成物を提供する

効果

実績

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請求項1

カンナビノイドを実質的に含まない大麻精油、及びムギワラギク精油組合せを含み、皮膚、又は体表成長物への局所適用適合した、少なくとも1種の、化粧用として又は皮膚科学的許容可能な賦形剤をさらに含むことを特徴とする、化粧用又は皮膚科用薬剤

請求項2

向精神性カンナビノイド物質を実質的に含まないことを特徴とする、請求項1に記載の薬剤。

請求項3

前記大麻精油が、ヘンプ(カンナビスサティバ精油であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の薬剤。

請求項4

前記大麻精油が、植物体全体、地上部、植物体及び地上部、花頂部又は種子なし植物体から得られた油であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の薬剤。

請求項5

ムギワラギク精油が、マダガスカル産ムギワラギク(ヘリクリサム・マダガスカリエンシス)又はイタリア産ムギワラギク(ヘリクリサム・イタリカム)精油であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の薬剤。

請求項6

前記ムギワラギク精油が、植物体全体又は植物体の花頂部から得られた油であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の薬剤。

請求項7

化粧用活性剤の1種として、請求項1〜6のいずれか一項で規定された化粧剤を含むことを特徴とする、化粧用組成物

請求項8

大麻精油及びムギワラギク精油それぞれの濃度の比が、99/1と1/99の間、好ましくは20/80と80/20の間の範囲であり、より好ましくは50/50程度であることを特徴とする、請求項7に記載の組成物

請求項9

ムギワラギク精油及び大麻精油の全濃度が、最終組成物重量換算で、0.001%と1%の間、好ましくは0.01%と0.5%の間の範囲であり、好ましくは0.1%程度であることを特徴とする、請求項7又は8に記載の組成物。

請求項10

皮膚への適用時に、組み合わせた各精油の少なくとも一部分の揮発を促進する少なくとも1種の薬剤、及び/又は前記精油の皮膚浸透を促進する薬剤を含み、前記薬剤が、皮膚への適用に適合していることを特徴とする、請求項7〜9のいずれか一項に記載の組成物。

請求項11

揮発を促進する前記薬剤がエタノールであることを特徴とする、請求項10に記載の組成物。

請求項12

皮膚、唇又は体表成長物のメークアップ用の組成物、より具体的には、前記組合せがその中に導入される脂肪相を含む組成物であって、特に水中油エマルジョンの形態であることを特徴とする、請求項7〜11のいずれか一項に記載の組成物。

請求項13

皮膚、唇又は体表成長物への局所適用のために処方された化粧用組成物であって、敏感肌若しくは反応肌、又はストレスの作用により感作された正常肌を、特に前記皮膚を緩和するために、ケア及び/又はメークアップすること、並びに/或いは皮膚アレルギー兆候を減少させること、並びに/或いはアレルギー性を低下させる、又は皮膚、唇若しくは体表成長物へ適用された時の前記組成物の耐容性を改善することから選択される美容ケアを実施するための化粧用組成物である、請求項7〜12のいずれか一項に記載の組成物。

請求項14

前記化粧剤が、身体によるCRHの分泌を生じるストレスの作用によるヒスタミンの放出が引き起こす、皮膚反応を減少させるのに効果的な量であることを特徴とする、請求項13に記載の組成物。

発明の詳細な説明

0001

本発明は、精油の混合物を含む新規化粧用組成物、及び特に敏感肌又は感作肌のケアのためのその使用に関する。

0002

精油は、何世紀もの間、化粧用及び治療用の両方の主題となってきた。その生物活性に関する文献中に、大部分が伝統的療法から得られた、多くの情報がある。それにもかかわらず、生物学的試験によってその活性証拠を提供し、その臨床活性を裏付ける研究はほとんどない。

0003

FSCCの学術誌(24th IFSCC Congress 2006、Osaka、Japan)で発表された「Identification of selective combinations of essential oils with anti−inflammatory effects, in biological in vitro tests providing proof of their clinical efficacy」と題する論文は、3種の異なる起原の10種の精油を使用して得られた、その抗炎症特性に関する効果の結果を示している。この論文は、研究された精油が、インビトロ抗炎症活性を示すことを示している。著者によって実施された研究は、炎症メディエーターLTB4、Il−8又はPGE2の生成に対するその抑制効果に従って分類された、4つの群を同定した。

0004

さらに、同研究は、これらの油の多くが、強力なエラスターゼ阻害剤であることが分かることを示している。

0005

しかし、この論文は、本発明の基礎をなす効果である、コルチコトロピン放出ホルモン(CRH)の作用下でのヒスタミンの放出に対するこれらの精油の効果を全く扱っていない。

0006

対照的に、本発明は、2種の特定の精油、すなわち大麻(cannabis)精油及びムギワラギク(helichrysum)精油の混合物が、これらの2種の各精油を別々に使用しても抑制作用が全くないにもかからず、CRHによって引き起こされたヒスタミンの放出の有意な抑制を可能にするという、本発明者らによる発見に起因する。

0007

この発見は、本発明の発明者らによる、これら2種の精油の組合せを含む新規組成物であって、前記組成物が特に有利な抗アレルギー特性を示す組成物の開発につながった。

0008

本発明の発明者らによって実証された活性のため、以下で本発明の組成物と呼ぶ、精油のこの混合物を含む組成物は、新規工業製品を構成し、敏感肌又は反応肌と呼ばれる皮膚のケア、ストレスの作用により感作された正常肌のケア、或いは皮膚アレルギー現象の減少に特に有用であることが分かる。

0009

敏感肌は、同じ刺激、特に環境的刺激に曝された正常肌と比較して、皮膚過敏性への傾向を特徴とする。

0010

前記反応を引き起こす又は誘発する環境的刺激は、物理的(紫外線、温度など)、化学的汚染など)、ホルモン性(月経周期)又は感情的(ストレス)でもよい(Morizotら、Cosmetics and toiletries、2000、115(11)、83〜89頁)。

0011

皮膚アレルギーの兆候のようなこの過敏性は、ずきずき感、発赤熱感、ひりひり感又は痒みという形で表される。

0012

単一の組成物中のこの精油の組合せは、該組成物の他の成分の存在と関係している該組成物のアレルギー性を低下させるのに有利であることが、同様に分かる。したがって、精油のこの組合せは、組成物、より具体的には、化粧用又は皮膚科用組成物が皮膚へ適用された時の耐容性の改善を可能にする。

0013

したがって、本発明は、2種の特定の精油、すなわち、大麻精油及びムギワラギク精油の組合せを含む、新規な化粧用又は皮膚科用組成物を提供する。

0014

本発明は、同様に、見出された新規特性によって、敏感肌若しくは反応肌、又はストレスを介して感作された正常肌のケア、特に前記皮膚の緩和、並びに/或いは皮膚アレルギーの兆候の減少、並びに/或いはアレルギー性の低下又は皮膚、若しくは体表成長物(superficial body growths)へ適用された時の組成物の耐容性の改善を目的とした、化粧用又は皮膚科用組成物における活性剤としての、精油のこれらの組合せの使用に関する。

0015

最後に、本発明は、これらの組成物を、皮膚、唇又は体表成長物へ適用することを含む、美容ケア法に関する。

0016

本発明は、第1に、カンナビノイド、特に向精神性カンナビノイド物質を実質的に含まない大麻精油と、ムギワラギク精油を兼備する化粧用又は皮膚科用組成物であって、皮膚、唇又は体表成長物への局所適用適合した、少なくとも1種の、化粧用として又は皮膚科学的許容可能な賦形剤をさらに含む組成物を提供する。

0017

本発明は、第2に、上で第1に規定した精油の組合せの、皮膚、唇又は体表成長物への局所適用に適合した化粧用又は皮膚科用組成物における活性剤としての使用を提供するか、或いは、そのような組成物の調製であって、
−敏感肌若しくは反応肌、又はストレスの作用により感作された正常肌を、特に前記皮膚を緩和するために、ケア及び/又はメークアップすること、並びに/或いは
−皮膚アレルギーの兆候を減少させること、並びに/或いは
−アレルギー性を低下させること、又は皮膚、唇若しくは体表成長物へ適用された時の前記組成物の耐容性を改善すること
を目的とする前記組成物の調製を提供する。

0018

本発明は、第3に、特に敏感肌、反応肌、又はストレスによって感作された正常肌のケアを目的とした、皮膚の美容ケア法を提供し、該方法は、リラックスした顔つき、より滑らかで引き締まった皮膚、緩和され、触るとより柔らかい皮膚、明るくて光り輝く肌色を、結果的に徐々に提供すると共に、さらに、おそらくは幸福感につながる、鎮静及び緩和効果を得るために、上で第1に規定した組成物を、皮膚の患部へ適用することを含む。

0019

本発明の様々な態様の他の特徴及び利点は、以下の詳細な記載から明らかになろう。

0020

大麻精油は、ヘンプ(hemp)(カンナビスサティバ(Cannabis sativa))精油であることが有利である。

0021

本発明に従って使用される大麻精油は、体内に存在するカンナビノイド受容体を活性化する一群化学物質であるカンナビノイドを実質的に含んではならない。

0022

本発明に従って使用される大麻精油は、より具体的には、向精神性であると知られているカンナビノイド物質、すなわち
Δ9−テトラヒドロカンナビノール
Δ8−テトラヒドロカンナビノール、及び
カンナビノール
を実質的に含まない。

0023

カンナビノール及び前述のその2種の誘導体は、ジベンゾピラン複素環及びペンチル鎖を含有する分子である。これらの分子は、親油性であり、事実上水中で不溶性である。

0024

本発明に関しては、大麻精油の調製に使用されるプロセスは、実験条件により、多くとも極微量のカンナビノイド物質を含有する精油が得られるように、適合している。

0025

より具体的には、本発明に関して使用される大麻精油は、向精神性物質を実質的に含まない精油を供給する水蒸気蒸留プロセスによって得られる。その理由は、該植物体が含有し得る向精神性物質、特に上述したものが、その親油性が原因で、蒸留の間に、水蒸気によって飛沫同伴されないからである。分析は、これらの物質の、わずかな量の、少しの痕跡しか残らないことを示す。

0026

本発明の組成物中で使用される大麻精油は、植物体全体、地上部、又は花頂部から得られることが好ましく、該植物体及び地上部は、種子を含まないことが好ましい。

0027

水蒸気蒸留によって得られた大麻精油は、向精神性分子を含まず、したがって、本発明の実施に理想的に適している。このことは、該植物体が含有し得る向精神性分子、特に上述したものが、その親油性が原因で、蒸留の間に、水蒸気によって飛沫同伴されないためである。分析は、向精神性分子の痕跡が多少残っているが、それらの痕跡が微々たるものであることを示す。

0028

本発明の組成物中で使用される大麻精油は、収穫したての状態の植物体から得られることが好ましい。

0029

本発明の組成物中で使用されるムギワラギク精油は、花頂部、又は植物体全体から得られることが好ましい。

0030

本発明の1つの有利な変形では、ムギワラギク精油は、マダガスカル産ムギワラギク(ヘリクリサム・マダガスカリエンシス(Helichrysum madagascariensis))又はイタリア産ムギワラギク(ヘリクリサム・イタリカム(Helichrysum italicum))精油である。

0031

本発明の組成物中で使用される2種の精油は、既に市販されており、上述した特徴に合致するものでもよい。この種の原材料は、例えば、Rosier−Davenne社(Avignon、France)によって販売されている。

0032

本発明の組成物を調製するために組み合わせられる2種の精油は、非常に大きく変動する割合で使用され得る。それらは、大麻精油とムギワラギク精油の濃度比が、それぞれ、99/1と1/99の間、好ましくは、20/80と80/20の間、より好ましくは、50/50程度でもよい混合物中で特に使用される。

0033

本発明による組成物内で組み合わせられるこれらの2種の植物種の全精油濃度は、最終組成物重量換算で、0.001%と1%の間、好ましくは、0.01%と0.5%の間、より好ましくは、0.1%程度である。

0034

本発明に従って使用される精油は、全ての精油と同様に、揮発性芳香族抽出物である。

0035

所望の効果を増強するために、該組成物の皮膚への適用時に、これらの精油のある種の成分(又は少なくとも前記精油の一部分)の揮発を促進すること、或いはそれらの皮膚浸透を促進することを目的とした、1種又は複数の薬剤を、該組成物中へ導入することは、有利になり得る。

0036

これらの薬剤は、当然のことながら、皮膚への適用に適合していなければならない。

0037

揮発の手段として、多数の薬剤、具体的には揮発性アルコール、特にエタノール又は水性アルコール性混合物、例えば、水/エタノール混合物が使用され得る。

0038

皮膚浸透の手段として、グリコール又は水/グリコール混合物を特に使用することが可能である。

0039

脂肪性物質中でのその溶解性のため、これらのムギワラギク及び大麻精油は、化粧用組成物、特に皮膚、唇若しくは体表成長物のケア及び/又はメークアップを目的としたものの脂肪相中への取込みに特によく適している。

0040

これらの精油は、例えば、スキンケアクリームなどの水中油エマルジョンの脂肪相中に取り込まれ得る。

0041

前記脂肪相は、これらの精油を希釈するため、及び化粧用組成物中へのそれらの取込みを容易にするために使用される脂肪賦形剤も含み得る。

0042

この脂肪賦形剤は、植物油、例えば、ホホバココナツコムギ麦芽スイートアーモンドオリーブ又はキョウニンから得られる油、或いはワックス、さもなければ、シリカタルク多孔性若しくは非多孔性ナイロン粉末雲母などの固相支持体、又は任意の板状の鉱物でもよい。

0043

本発明の前記組成物は、上述したものの他に、顔料染料界面活性剤レオロジー剤香料電解質、pH調節剤抗酸化剤、及び保存剤から特に選択され得る、少なくとも1種の化粧用として許容可能な賦形剤を含み得る。

0044

さらに、前記組成物は、他の1種又は複数の化粧用として許容可能な活性剤をさらに含んでもよい。特に、前記組成物は、活性剤として、皮膚増白活性を有する物質;スリミング活性を有する物質、保湿活性を有する物質;鎮静、緩和若しくは弛緩活性を有する物質;肌色、特に顔色の明るさを強化する目的で皮膚の微小循環を刺激する活性を有する物質;脂ぎった皮膚のケアのための脂肪調節活性を有する物質;皮膚を洗浄又は清浄することを目的とした物質;抗フリーラジカル活性を有する物質;皮膚構造の維持を促進する、及び/又は真皮表皮表層細胞外基質崩壊を制限する、及び/又は皮膚に対する保護、補正又は再構築効果を得る活性によって、皮膚の老化、より具体的には、皺の形成の影響を低減又は抑制することを目的とした物質;並びに抗炎症活性を有する物質から選択される、他の精油、分子又は抽出物を含んでもよい。

0045

上述したように、本発明、特に、精油の特定の組合せの選択は、本発明者らによる、ヒスタミンの放出量の抑制における、この組合せの予想外の効果の発見に起因する。

0046

したがって、本発明は、とりわけ、これらの組合せの顕著な特性に起因する使用に関する。

0047

しかし、本発明に従って選択された2種の精油の組合せが、まだ使用されたことのない範囲において、本発明は、これらの組合せ及びそれらを含む組成物の用途の全ても提供する。

0048

したがって、本発明は、特に、上で規定した精油の組合せの、皮膚、唇若しくは体表成長物への局所適用に適合した化粧用又は皮膚科用組成物における活性剤としての使用、並びにそのような組成物の調製であって、前記組成物が、
−敏感肌若しくは反応肌、又はストレスの作用により感作された正常肌を、特に前記皮膚を緩和するために、ケア及び/又はメークアップすること、並びに/或いは
−皮膚アレルギーの兆候を減少させること、並びに/或いは
−アレルギー性を低下させること、又は皮膚、唇若しくは体表成長物へ適用された時の前記組成物の耐容性を改善すること
を目的としている調製を提供する。

0049

実施例から明らかになるように、本発明による組合せは、CRHの作用によるヒスタミンの放出の有意な抑制を可能にする。

0050

結果的に、本発明は、ストレスの作用による、身体によるCRHの分泌が原因のヒスタミンの放出によって誘発される皮膚反応を減少させるための、前記組合せの使用を同様に提供する。

0051

本発明の組合せ及びそれを含む組成物は、皮膚反応、特に敏感肌若しくは反応肌、又はストレスによって感作された正常肌のケア及び治療、或いは皮膚アレルギーの兆候の治療において、特に有用であり、これらの反応及びアレルギーの兆候は、一般的に言えば、ずきずき感、熱感、発赤、ひりひり感又は痒みとして表される。

0052

本発明の組合せ中の精油の揮発性の特徴と事実上特に関係している、本発明の組成物の別の利点は、経鼻投与より浸透を可能にすること、及び満足のいく状態をもたらすことである。

0053

実際、精神的ストレスと皮膚ストレスの間に密接な関係が存在することが知られている(Stress and the skin、J.,Hosoi、Int.J.Cosmet.Sci.、2006、28:243−246)。その2つの間の関連は、皮膚中に存在し、視床下部ベルでの、視床下部・下垂体副腎軸の刺激の後に生成されるCRHである(Slominskiら、Ann.NY Acad.Sci.、1999、885:287−311)。

0054

本発明の組成物を皮膚、唇又は体表成長物へ局所適用する時の、これらの油又はこれらの精油の成分の揮発は、蒸発によってそれらが鼻粘膜へ到達すること、及びそれらの浸透によって中枢レベルでのCRHの分泌を減少させること、及び満足のいく状態を与えることを可能にする。

0055

本発明の組合せの新規に発見された特性は、本発明の組成物が、皮膚の美容ケア法、この上なく特に敏感肌又は反応肌の美容ケアにおいて事実上使用されることを可能にする。

0056

本発明の組成物は、特に、皮膚の患部への適用によって、鎮静及び緩和効果の提供を可能にする。

0057

上述したように、本発明の組合せは、皮膚、唇及び体表成長物のメークアップ用の組成物においても使用され得る。本発明の組合せは、水中油エマルジョンの形態の組成物の脂肪相中で特に使用されてもよい。

0058

ケア及び/又はメークアップ用の化粧用組成物におけるそのような使用は、したがって、上述した全ての利点と共に、前記組成物をもたらす。

0059

以下の実施例は、本発明を、その範囲を限定することなく例示するために示す。

0060

[実施例1:ヒスタミンの放出抑制の実証]
[材料及び方法]
アレルギー伝達物質であるヒスタミンの放出に関する本発明の組合せの活性を評価するために、ヒト皮膚外植片生存培地中に、CRHの溶液を適用することによって、皮膚ストレスモデル生体外再現する。

0061

[1)ヒト皮膚外植片を得る]
直径8mmの、3片の皮膚外植片を、外科切除由来する健康なヒト皮膚から調製する。

0062

それらを、24ウェルプレート中に置き、適切な培地MCDB153、インスリン、CaCl2、ゲンタマイシン)中で24時間放置する。

0063

[2)反応剤の調製]
CRH(Neosystem社製)を、231μMの濃度で、リン酸緩衝液PBS)(pH7.2)中に溶解させる。

0064

カンナビノイドを実質的に含まない大麻(カンナビス・サティバ)精油、及びムギワラギク(ヘリクリサム・マダガスカリエンシス)精油を、Laboratoire Rosier−Davenne、Franceから得る。

0065

純粋であると見なされているこれらの油を、4℃で保存する。

0066

最初に、各精油について5重量%(50mg/mL)溶液を、ムギワラギク油についてはエタノール中で、大麻油についてはDMSO中で調製する。

0067

続いて、異なる処置液を得るために、使用時に、該外植片の生存培地中で、5重量%溶液を1/1000まで希釈する。

0068

[3)処置液の適用]
大麻及びムギワラギク精油の組合せを、これらの2種の精油を、それぞれ0.005重量%(50:50比)の濃度で含有する処置液の形態で試験する。各精油を、0.005重量%処置液の形態で、同様にそのまま試験する。

0069

ウェル中で、該外植片は、該生存培地の表面にある。それらの外植片が安定化した後、各ウェルについて、該処置液の1種の35μLを、該皮膚の表面へ適用する。その処置は、24時間続く。

0070

該2種の各精油又は該混合物の各濃度を、3回繰り返し試験する。

0071

[4)CRHによる刺激]
ムギワラギク若しくは大麻精油のそれぞれ、又は該混合物による前処置の24時間後、該外植片を、全容積が300μLの適切な培地(MCDB153、インスリン、CaCl2、ゲンタマイシン)中にCRH7.7μMを含有する新しい24ウェルプレートへ移す。該プレートを、オーブン中に2時間入れる。

0072

[5)ヒスタミン分析]
刺激後、その上澄みを取り除き、市販キット(ICN)を活用して、ELISA法によりヒスタミンを分析する。

0073

[結果]
該分析を2回繰り返し実施する。

0074

その結果を、以下の表に示す。

0075

結論
CRHは、生存モードに維持した皮膚外植片の細胞によるヒスタミンの放出の有意な刺激を誘発する。ムギワラギク又は大麻の該精油の一方又は他方による前処置は、陽性対照と比較して、CRHに誘発されたヒスタミンの放出を有意に減少させなかった。他方で、単一の混合物中の該2種の精油の組合せ(比50/50)は、陽性対照と比較して、統計的に有意(p<0.05)であるように、ヒト皮膚外植片におけるヒスタミンの放出量を減少させる。

0076

[実施例2−敏感肌用の皮膚軟化剤エマルジョン
カンナビス・サティバ精油0.05%
ヘリクリサム・マダガスカリエンシス精油 0.05%
水中油として乳化した賦形剤(脂肪アルコールポリエトキシル化脂肪アルコール、植物油、パルミチン酸イソプロピルグリセロールゲル化剤、保存剤、香料、エタノール、水) 100%まで適量

0077

[実施例3−低刺激性ファンデーション
カンナビス・サティバ精油0.05%
ヘリクリサム・マダガスカリエンシス精油 0.05%
ファンデーション基剤脂肪酸エステルスクアラン大豆レシチン揮発性シリコーンプロピレングリコールキサンタンガム日焼け止め、顔料、保存剤、香料、水)
100%まで適量

0078

[実施例4−敏感肌用の無刺激性トリートメントマスカラ
カンナビス・サティバ精油0.05%
ヘリクリサム・マダガスカリエンシス精油 0.05%
ウルトラマリンブルー9.0%
ヘキサデシルアルコール7.4%
プロピレングリコール9.0%
ステアリン酸11.3%
モノステアリン酸グリセリル4.4%
トリエチルアミン3.6%
保存剤0.4%
水 100%まで適量

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