図面 (/)

技術 通信システム、通信方法、通信サービス提供装置、通信サービス提供プログラム、通信装置及び通信プログラム。

出願人 株式会社OKIソフトウェア
発明者 藤田直樹畑田耕世橋倉浩文
出願日 2008年7月25日 (12年3ヶ月経過) 出願番号 2008-192107
公開日 2010年2月12日 (10年9ヶ月経過) 公開番号 2010-034658
状態 未査定
技術分野 通信制御 電話通信サービス
主要キーワード 登録形式 指定位置情報 通信装置情報 入力通知 通信応答 匿名情報 携帯電話端末間 加入者位置情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年2月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

発信側通信装置において、予め発信先の通信装置に係る識別情報を保持することなく発信先の通信装置との通信を行う。

解決手段

本発明は、複数の通信装置と、通信装置間の通信を中継する通信サービス提供装置とを備える通信システムに関する。そして、通信システムは、通信装置の位置に係る位置情報を保持する手段と、通信装置に係る識別情報と匿名情報と位置情報とを対応付け登録する手段と、発信元の通信装置からの要求に応じて周辺通信装置検索する手段と、少なくとも周辺通信装置の匿名情報を通信装置により出力する手段と、発信元の通信装置において入力された発信先の通信装置に係る匿名情報を取り込む手段と、入力された匿名情報に基づいて発信先の通信装置に係る識別情報を特定する手段と、発信元の通信装置と発信先の通信装置とを通信サービス提供装置を介して通信させる手段とを有することを特徴とする。

概要

背景

近年、携帯電話端末について、GPS測位方式による位置情報通知機能に対応することが、法令によって義務付けられるようになった。総務省の情報通信審議会では、「2007年4月以降、携帯電話事業者新規に提供する第3世代携帯電話端末については、原則としてGPS測位方式による位置情報通知機能に対応する」としている。

特許文献1に記載には、利用者の現在位置を示す地図を画面に表示する方法が記載されている。また、特許文献2には、複数の移動端末間位置情報自局表示画面上で地図に重ねて表示できるようにする方法が記載されている。
特許公開2007−235496
特許公開2005−333217

概要

発信側通信装置において、予め発信先の通信装置に係る識別情報を保持することなく発信先の通信装置との通信を行う。 本発明は、複数の通信装置と、通信装置間の通信を中継する通信サービス提供装置とを備える通信システムに関する。そして、通信システムは、通信装置の位置に係る位置情報を保持する手段と、通信装置に係る識別情報と匿名情報と位置情報とを対応付け登録する手段と、発信元の通信装置からの要求に応じて周辺通信装置検索する手段と、少なくとも周辺通信装置の匿名情報を通信装置により出力する手段と、発信元の通信装置において入力された発信先の通信装置に係る匿名情報を取り込む手段と、入力された匿名情報に基づいて発信先の通信装置に係る識別情報を特定する手段と、発信元の通信装置と発信先の通信装置とを通信サービス提供装置を介して通信させる手段とを有することを特徴とする。

目的

そのため、発信側の通信装置において、予め発信先の通信装置に係る識別情報を保持することなく、発信先の通信装置との通信を行うことができる通信システム、通信方法、通信サービス提供装置、通信サービス提供プログラム、通信装置及び通信プログラムが望まれている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムにおいて、上記通信サービス提供装置は、それぞれの通信装置の位置に係る位置情報を保持する位置情報保持手段と、それぞれの通信装置に係る識別情報と、それぞれの通信装置の識別情報とは異なる匿名情報と、上記位置情報保持手段が保持している位置情報とを対応付け登録する通信装置情報登録手段と、発信元の通信装置からの要求に応じて、基準位置周辺に存在する周辺通信装置を、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報に基づいて検索する周辺通信装置検索手段と、少なくとも上記周辺通信装置検索手段により検出された周辺通信装置の匿名情報を、上記発信元の通信装置に通知する情報通知手段と、上記発信元の通信装置から、発信先の通信装置に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報が通知されると、通知された匿名情報と、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報とに基づいて、上記発信先の通信装置に係る識別情報を特定する発信先通信装置特定手段と、上記発信元の通信装置と、上記発信先の通信装置とを通信させる代理通信手段とを有し、上記通信装置は、少なくとも基準位置の周辺に存在する周辺通信装置に係る匿名情報を、上記通信サービス提供装置から取得する周辺通信装置情報取得手段と、上記周辺通信装置情報取得手段が取得した情報を出力する出力手段と、発信先に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報がユーザにより入力されると、入力された匿名情報を取り込む発信先匿名情報入力手段と、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置との通信要求を、上記通信サービス提供装置に通知する通信要求手段と、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置と、上記通信サービス提供装置を介して通信する通信手段とを有することを特徴とする通信システム。

請求項2

上記基準位置は、発信元の通信装置の位置であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。

請求項3

上記通信装置は、指定位置に係る情報が、ユーザにより入力されると、入力された指定位置に係る情報を取り込んで、上記サービス提供装置に通知する指定位置情報入力通知手段をさらに有し、上記基準位置は、発信元の通信装置において、上記指定位置情報入力通知手段により取り込まれた指定位置であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。

請求項4

上記通信サービス提供装置は、地図情報を格納している地図情報格納手段と、上記地図情報格納手段に格納している地図情報から、基準位置の周辺の地図情報を抽出する地図情報抽出手段とをさらに有し、上記情報通知手段は、さらに、上記地図情報抽出手段により抽出された地図情報を、上記発信元の通信装置に通知し、上記通信装置は、上記通信サービス提供装置から、基準位置の周辺の地図情報を取得する地図情報取得手段を有し、上記出力手段は、少なくとも上記周辺通信装置検索手段により検出された周辺通信装置の匿名情報と共に、上記地図情報取得手段が取得した地図情報を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信システム。

請求項5

複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムにおける通信方法において、位置情報保持手段、通信装置情報登録手段、周辺通信装置検索手段、情報通知手段、発信先通信装置特定手段、代理通信手段、周辺通信装置情報取得手段、出力手段、発信先匿名情報入力手段、通信要求手段、通信手段を有し、上記位置情報保持手段は、上記通信サービス提供装置において、それぞれの通信装置の位置に係る位置情報を保持し、上記通信装置情報登録手段は、上記通信サービス提供装置において、それぞれの通信装置に係る識別情報と、それぞれの通信装置の識別情報とは異なる匿名情報と、上記位置情報保持手段が保持している位置情報とを対応付けて登録し、上記周辺通信装置検索手段は、上記通信サービス提供装置において、発信元の通信装置からの要求に応じて、基準位置の周辺に存在する周辺通信装置を、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報に基づいて検索し、上記情報通知手段は、上記通信サービス提供装置において、少なくとも上記周辺通信装置検索手段により検出された周辺通信装置の匿名情報を、上記発信元の通信装置に通知し、上記発信先通信装置特定手段は、上記通信サービス提供装置において、上記発信元の通信装置から、発信先の通信装置に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報が通知されると、通知された匿名情報と、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報とに基づいて、上記発信先の通信装置に係る識別情報を特定し、上記代理通信手段は、上記通信サービス提供装置において、上記発信元の通信装置と、上記発信先の通信装置とを通信させ、上記周辺通信装置情報取得手段は、上記通信装置において、少なくとも基準位置の周辺に存在する周辺通信装置に係る匿名情報を、上記通信サービス提供装置から取得し、上記出力手段は、上記通信装置において、上記周辺通信装置情報取得手段が取得した情報を出力し、上記発信先匿名情報入力手段は、上記通信装置において、発信先に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報がユーザにより入力されると、入力された匿名情報を取り込み、上記通信要求手段は、上記通信装置において、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置との通信要求を、上記通信サービス提供装置に通知し、上記通信手段は、上記通信装置において、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置と、上記通信サービス提供装置を介して通信することを特徴とする通信方法。

請求項6

複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムを構成するサービス提供装置において、それぞれの通信装置の位置に係る位置情報を保持する位置情報保持手段と、それぞれの通信装置に係る識別情報と、それぞれの通信装置の識別情報とは異なる匿名情報と、上記位置情報保持手段が保持している位置情報とを対応付けて登録する通信装置情報登録手段と、発信元の通信装置からの要求に応じて、基準位置の周辺に存在する周辺通信装置を、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報に基づいて検索する周辺通信装置検索手段と、少なくとも上記周辺通信装置検索手段により検出された周辺通信装置の匿名情報を、上記発信元の通信装置に通知する情報通知手段と、上記発信元の通信装置から、発信先の通信装置に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報が通知されると、通知された匿名情報と、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報とに基づいて、上記発信先の通信装置に係る識別情報を特定する発信先通信装置特定手段と、上記発信元の通信装置と、上記発信先の通信装置とを通信させる代理通信手段とを有することを特徴とする通信サービス提供装置。

請求項7

複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムを構成する通信装置において、少なくとも基準位置の周辺に存在する周辺通信装置に係る匿名情報を、上記通信サービス提供装置から取得する周辺通信装置情報取得手段と、上記周辺通信装置情報取得手段が取得した情報を出力する出力手段と、発信先に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報がユーザにより入力されると、入力された匿名情報を取り込む発信先匿名情報入力手段と、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置との通信要求を、上記通信サービス提供装置に通知する通信要求手段と、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置と、上記通信サービス提供装置を介して通信する通信手段とを有することを特徴とする通信装置。

請求項8

複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムを構成するサービス提供装置に搭載されたコンピュータを、それぞれの通信装置の位置に係る位置情報を保持する位置情報保持手段と、それぞれの通信装置に係る識別情報と、それぞれの通信装置の識別情報とは異なる匿名情報と、上記位置情報保持手段が保持している位置情報とを対応付けて登録する通信装置情報登録手段と、発信元の通信装置からの要求に応じて、基準位置の周辺に存在する周辺通信装置を、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報に基づいて検索する周辺通信装置検索手段と、少なくとも上記周辺通信装置検索手段により検出された周辺通信装置の匿名情報を、上記発信元の通信装置に通知する情報通知手段と、上記発信元の通信装置から、発信先の通信装置に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報が通知されると、通知された匿名情報と、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報とに基づいて、上記発信先の通信装置に係る識別情報を特定する発信先通信装置特定手段と、上記発信元の通信装置と、上記発信先の通信装置とを通信させる代理通信手段として機能させることを特徴とする通信サービス提供プログラム

請求項9

複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムを構成する通信装置に搭載されたコンピュータを、少なくとも基準位置の周辺に存在する周辺通信装置に係る匿名情報を、上記通信サービス提供装置から取得する周辺通信装置情報取得手段と、上記周辺通信装置情報取得手段が取得した情報を出力する出力手段と、発信先に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報がユーザにより入力されると、入力された匿名情報を取り込む発信先匿名情報入力手段と、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置との通信要求を、上記通信サービス提供装置に通知する通信要求手段と、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置と、上記通信サービス提供装置を介して通信する通信手段として機能させることを特徴とする通信プログラム

技術分野

0001

本発明は、通信ステム通信方法通信サービス提供装置通信サービス提供プログラム通信装置及び通信プログラムに関し、例えば、携帯電話端末間を通信させるシステムに適用し得る。

背景技術

0002

近年、携帯電話端末について、GPS測位方式による位置情報通知機能に対応することが、法令によって義務付けられるようになった。総務省の情報通信審議会では、「2007年4月以降、携帯電話事業者新規に提供する第3世代携帯電話端末については、原則としてGPS測位方式による位置情報通知機能に対応する」としている。

0003

特許文献1に記載には、利用者の現在位置を示す地図を画面に表示する方法が記載されている。また、特許文献2には、複数の移動端末間位置情報自局表示画面上で地図に重ねて表示できるようにする方法が記載されている。
特許公開2007−235496
特許公開2005−333217

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1、2に記載の方法では、移動体通信機器の位置を地図上に表示するのみであるため、位置情報のみを取得できているにすぎず、他の移動体通信機器に対して通信するためには、その移動体通信機器の識別情報(例えば、電話番号や、メールアドレスなど)を予め保持しておく必要があるという問題があった。

0005

そのため、発信側の通信装置において、予め発信先の通信装置に係る識別情報を保持することなく、発信先の通信装置との通信を行うことができる通信システム、通信方法、通信サービス提供装置、通信サービス提供プログラム、通信装置及び通信プログラムが望まれている。

課題を解決するための手段

0006

第1の本発明の通信システムは、(1)複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムにおいて、(2)上記通信サービス提供装置は、(2−1)それぞれの通信装置の位置に係る位置情報を保持する位置情報保持手段と、(2−2)それぞれの通信装置に係る識別情報と、それぞれの通信装置の識別情報とは異なる匿名情報と、上記位置情報保持手段が保持している位置情報とを対応付け登録する通信装置情報登録手段と、(2−3)発信元の通信装置からの要求に応じて、基準位置周辺に存在する周辺通信装置を、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報に基づいて検索する周辺通信装置検索手段と、(2−4)少なくとも上記周辺通信装置検索手段により検出された周辺通信装置の匿名情報を、上記発信元の通信装置に通知する情報通知手段と、(2−5)上記発信元の通信装置から、発信先の通信装置に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報が通知されると、通知された匿名情報と、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報とに基づいて、上記発信先の通信装置に係る識別情報を特定する発信先通信装置特定手段と、(2−6)上記発信元の通信装置と、上記発信先の通信装置とを通信させる代理通信手段とを有し、(3)上記通信装置は、(3−1)少なくとも基準位置の周辺に存在する周辺通信装置に係る匿名情報を、上記通信サービス提供装置から取得する周辺通信装置情報取得手段と、(3−2)上記周辺通信装置情報取得手段が取得した情報を出力する出力手段と、(3−3)発信先に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報がユーザにより入力されると、入力された匿名情報を取り込む発信先匿名情報入力手段と、(3−4)上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置との通信要求を、上記通信サービス提供装置に通知する通信要求手段と、(3−5)上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置と、上記通信サービス提供装置を介して通信する通信手段とを有することを特徴とする。

0007

第2の本発明の通信方法は、(1)複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムにおける通信方法において、(2)位置情報保持手段、通信装置情報登録手段、周辺通信装置検索手段、情報通知手段、発信先通信装置特定手段、代理通信手段、周辺通信装置情報取得手段、出力手段、発信先匿名情報入力手段、通信要求手段、通信手段を有し、(3)上記位置情報保持手段は、上記通信サービス提供装置において、それぞれの通信装置の位置に係る位置情報を保持し、(4)上記通信装置情報登録手段は、上記通信サービス提供装置において、それぞれの通信装置に係る識別情報と、それぞれの通信装置の識別情報とは異なる匿名情報と、上記位置情報保持手段が保持している位置情報とを対応付けて登録し、(5)上記周辺通信装置検索手段は、上記通信サービス提供装置において、発信元の通信装置からの要求に応じて、基準位置の周辺に存在する周辺通信装置を、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報に基づいて検索し、(6)上記情報通知手段は、上記通信サービス提供装置において、少なくとも上記周辺通信装置検索手段により検出された周辺通信装置の匿名情報を、上記発信元の通信装置に通知し、(7)上記発信先通信装置特定手段は、上記通信サービス提供装置において、上記発信元の通信装置から、発信先の通信装置に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報が通知されると、通知された匿名情報と、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報とに基づいて、上記発信先の通信装置に係る識別情報を特定し、(8)上記代理通信手段は、上記通信サービス提供装置において、上記発信元の通信装置と、上記発信先の通信装置とを通信させ、(9)上記周辺通信装置情報取得手段は、上記通信装置において、少なくとも基準位置の周辺に存在する周辺通信装置に係る匿名情報を、上記通信サービス提供装置から取得し、(10)上記出力手段は、上記通信装置において、上記周辺通信装置情報取得手段が取得した情報を出力し、(11)上記発信先匿名情報入力手段は、上記通信装置において、発信先に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報がユーザにより入力されると、入力された匿名情報を取り込み、(12)上記通信要求手段は、上記通信装置において、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置との通信要求を、上記通信サービス提供装置に通知し、(13)上記通信手段は、上記通信装置において、上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置と、上記通信サービス提供装置を介して通信することを特徴とする。

0008

第3の本発明の通信サービス提供装置は、(1)複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムを構成するサービス提供装置において、(2)それぞれの通信装置の位置に係る位置情報を保持する位置情報保持手段と、(3)それぞれの通信装置に係る識別情報と、それぞれの通信装置の識別情報とは異なる匿名情報と、上記位置情報保持手段が保持している位置情報とを対応付けて登録する通信装置情報登録手段と、(4)発信元の通信装置からの要求に応じて、基準位置の周辺に存在する周辺通信装置を、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報に基づいて検索する周辺通信装置検索手段と、(5)少なくとも上記周辺通信装置検索手段により検出された周辺通信装置の匿名情報を、上記発信元の通信装置に通知する情報通知手段と、(6)上記発信元の通信装置から、発信先の通信装置に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報が通知されると、通知された匿名情報と、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報とに基づいて、上記発信先の通信装置に係る識別情報を特定する発信先通信装置特定手段と、(7)上記発信元の通信装置と、上記発信先の通信装置とを通信させる代理通信手段とを有することを特徴とする通信サービス提供装置。

0009

第4の本発明の通信装置は、(1)複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムを構成する通信装置において、(2)少なくとも基準位置の周辺に存在する周辺通信装置に係る匿名情報を、上記通信サービス提供装置から取得する周辺通信装置情報取得手段と、(3)上記周辺通信装置情報取得手段が取得した情報を出力する出力手段と、(4)発信先に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報がユーザにより入力されると、入力された匿名情報を取り込む発信先匿名情報入力手段と、(5)上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置との通信要求を、上記通信サービス提供装置に通知する通信要求手段と、(6)上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置と、上記通信サービス提供装置を介して通信する通信手段とを有することを特徴とする。

0010

第5の本発明の通信サービス提供プログラムは、(1)複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムを構成するサービス提供装置に搭載されたコンピュータを、(2)それぞれの通信装置の位置に係る位置情報を保持する位置情報保持手段と、(3)それぞれの通信装置に係る識別情報と、それぞれの通信装置の識別情報とは異なる匿名情報と、上記位置情報保持手段が保持している位置情報とを対応付けて登録する通信装置情報登録手段と、(4)発信元の通信装置からの要求に応じて、基準位置の周辺に存在する周辺通信装置を、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報に基づいて検索する周辺通信装置検索手段と、(5)少なくとも上記周辺通信装置検索手段により検出された周辺通信装置の匿名情報を、上記発信元の通信装置に通知する情報通知手段と、(6)上記発信元の通信装置から、発信先の通信装置に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報が通知されると、通知された匿名情報と、上記通信装置情報登録手段に登録されている情報とに基づいて、上記発信先の通信装置に係る識別情報を特定する発信先通信装置特定手段と、(7)上記発信元の通信装置と、上記発信先の通信装置とを通信させる代理通信手段として機能させることを特徴とする。

0011

第6の本発明の通信プログラムは、(1)複数の通信装置と、上記複数の通信装置の間の通信に係るサービスを提供する通信サービス提供装置とを備える通信システムを構成する通信装置に搭載されたコンピュータを、(2)少なくとも基準位置の周辺に存在する周辺通信装置に係る匿名情報を、上記通信サービス提供装置から取得する周辺通信装置情報取得手段と、(3)上記周辺通信装置情報取得手段が取得した情報を出力する出力手段と、(4)発信先に係る匿名情報として、周辺通信装置の匿名情報がユーザにより入力されると、入力された匿名情報を取り込む発信先匿名情報入力手段と、(5)上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置との通信要求を、上記通信サービス提供装置に通知する通信要求手段と、(6)上記発信先匿名情報入力手段により取り込まれた匿名情報に係る通信装置と、上記通信サービス提供装置を介して通信する通信手段として機能させることを特徴とする。

発明の効果

0012

本発明によれば、発信側の通信装置において、予め発信先の通信装置に係る識別情報を保持することなく、発信先の通信装置との通信を行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

(A)実施形態
以下、本発明による通信システム、通信方法、通信サービス提供装置、通信サービス提供プログラム、通信装置及び通信プログラムの一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。なお、この実施形態において、通信装置は、移動体端末である。

0014

(A−1)実施形態の構成
図1は、この実施形態の通信システムの全体構成を示すブロック図である。

0015

図1において、通信システム1では、ネットワークNに、通信サービス提供装置10及び3台の移動体端末20(20−1〜20−3)が接続されており、通信サービス提供装置10により、移動体端末20に対して、移動体端末20の間の通信に係るサービスが提供される。また、図1においては、移動体端末20の間の通信は、通信サービス提供装置10を介して行われる。また、移動体端末20−1〜20−3は、無線通信によりネットワークNに接続する端末であり、図1において図示は省略しているが、ネットワークNには、移動体端末20−1〜20−3を収容するための無線局や、交換装置が備えられているものとする。ネットワークNとしては、例えば、既存の携帯電話網を適用しても良いし、インターネットなどのIPネットワークを適用しても良く、その種類や通信方式は限定されないものである。なお、通信システム1において、移動体端末20が配置される数は限定されないものである。

0016

通信サービス提供装置10は、移動体端末20−1〜20−3の間の通信の中継や、移動体端末20に通信に係る各種サービスの提供を行う装置である。通信サービス提供装置10と、移動体端末20−1〜20−3との間の通信は、図1においては、ネットワークN介して行うように記載しているが、ネットワークNを介さずに直接通信するようにしても良い。

0017

通信サービス提供装置10は、加入者情報登録部101、地図情報登録部102、位置情報登録部103、匿名情報登録部104、代理通信部105、送受信部106、サービス制御部107を有している。通信サービス提供装置10は、CPU、ROM、RAM、EEPROMハードディスクなどのプログラムの実行構成、及び、他の通信装置と通信をするためのインタフェースを有する装置(1台に限定されず、複数台分散処理し得るようにしたものであっても良い。)に、実施形態の通信サービス提供プログラム等をインストールすることにより構築されるものであり、機能的には上述の図1のように示すことができる。

0018

加入者情報登録部101は、移動体端末20に係る加入者情報を管理する機能を担っている。加入者情報登録部101は、例えば、既存の携帯電話網における加入者情報を管理登録するシステムを適用することができる。

0019

地図情報登録部102は、移動体端末20に与えて出力させる地図情報を登録、管理する機能を担っている。地図情報登録部102としては、既存の携帯電話網で、携帯電話端末に地図情報を出力するシステムにおいて、地図情報を登録管理するシステムを適用することができる。

0020

地図情報登録部102は、移動体端末20から基準位置の周辺の地図情報の取得の要求が、サービス制御部107を介して与えられると、その基準位置の周辺の地図情報を返答する。基準位置の周辺の範囲は、一定距離としても良いし、サービス制御部107からの制御に応じた範囲としても良く、その範囲の設定の仕方は限定されないものである。なお、この実施形態において、地図情報を取得する基準位置は、地図情報取得の要求に係る移動体端末20の位置であるものとして説明する。また、移動体端末20から地図情報登録部102に、地図情報の取得要求が発生するタイミングは、例えば、移動体端末20のユーザが周辺の移動体端末20に発信しようとする操作を行った場合などとしても良い。

0021

位置情報登録部103は、それぞれの移動体端末20の位置に係る位置情報を保持管理する機能を担っている。

0022

位置情報登録部103が、移動体端末20の位置を保持する方法としては、移動体端末20から位置情報の通知を受けるようにしても良いし、位置情報登録部103から移動体端末20に位置情報の要求をするようにしても良いが、この実施形態においては、移動体端末20から位置情報の通知を行うものとして説明する。また、移動体端末20から位置情報の通知を行うタイミングは、定期的でも良いし、一定距離以上移動した場合でも良く、そのタイミングは限定されないものである。

0023

匿名情報登録部104は、移動体端末20−1〜20−3ごとに、識別情報(例えば、電話番号や、メールアドレスなど)とは異なる情報(以下、「匿名情報」という)を管理するものである。

0024

匿名情報は、例えば、移動体端末20に係る識別情報を通信相手秘匿しつつ、データの送受信を通信相手と行う際の、通信相手の移動体端末20を特定するための情報である。例えば、チャットインスタントメッセージを送受信する際のハンドルネーム(ユーザがネットワーク上で活動するための別名)などが該当する。なお、この実施形態においては、匿名情報は、移動体端末20ごとに、ユニークなものが割り当てられているものとする。以下の説明においては、例として、移動体端末20−1の匿名情報は「A」、移動体端末20−2の匿名情報は「B」、移動体端末20−3の匿名情報は「C」であるものとして説明する。

0025

また、各移動体端末20の匿名情報は、移動体端末20側で決定して、通信サービス提供装置10(匿名情報登録部104)に登録するようにしても良いし、通信サービス提供装置10(匿名情報登録部104)側で割り当てるようにしても良いが、この実施形態においては、通信サービス提供装置10側で決定されるものとして説明する。なお、移動体端末20側で、匿名情報を決定する場合には、通信サービス提供装置10(匿名情報登録部104)側で、重複する情報の登録要求があった場合に、その登録を拒否するようにしても良い。

0026

匿名情報登録部104では、移動体端末20ごとに、匿名情報と、それに対応する加入者情報登録部101における、少なくとも各移動体端末20の識別情報を含む加入者情報がリンクされているものとする。なお、例えば、匿名情報登録部104ではなく、加入者情報登録部101において、加入者情報の一要素として匿名情報を登録するようにしても良く、加入者情報と匿名情報が対応付けて管理されていれば、その具体的な登録形式は限定されないものである。

0027

また、匿名情報登録部104は、移動体端末20から基準位置の周辺の移動体端末20(以下、「周辺移動体端末」という)に係る匿名情報の取得の要求が、サービス制御部107を介して与えられると、その基準位置の周辺の移動体端末20を検索して、検出した移動体端末20に係る情報を返答する。基準位置の周辺の範囲は、一定距離としても良いし、サービス制御部107からの制御に応じた範囲としても良く、その範囲の設定の仕方は限定されないものである。なお、この実施形態において、基準位置は、匿名情報の取得の要求があった移動体端末20の位置であるものとして説明する。また、移動体端末20から匿名情報登録部104に、基準位置の周辺の移動体端末20に係る匿名情報の取得要求が発生するタイミングは、例えば、移動体端末20のユーザが周辺の移動体端末20に発信しようとする操作を行った場合などとしても良い。

0028

サービス制御部107、移動体端末20内の各構成要素の制御をするものである。

0029

代理通信部105は、移動体端末20−1〜20−3が匿名情報を利用して移動体端末と通信を実現する際、代理通信を実現する機能を担っている。代理通信部105は、移動体端末20−1〜20−3の間の通信を中継する際に、発信元及び発信先の移動体端末20には、通信相手を特定する情報としては、匿名情報のみを通知する。

0030

送受信部106は、20で通信サービス提供装置と移動体端末間の無線信号を送受信する機能を担っている。

0031

移動体端末20(20−1〜20−3)は、送受信部201(201−1〜201−3)、位置情報制御部202(202−1〜202−3)、通信制御部203(203−1〜203−3)、出力部204(204−1〜24−3)、入力部205(205−1、205−2、205−3)を有している。図1においては、移動体端末20−1の内部構成のみを示しており、図示は省略しているが、移動体端末20−1〜20−3は全て同じ構成であるものとする。

0032

送受信部201は、他の通信装置と無線通信する機能を担っている。

0033

位置情報制御部202は、当該移動体端末20の位置情報を取得し、その取得した位置情報を、送受信部201などを介して、通信サービス提供装置10(位置情報登録部103)に与える機能を担っている。位置情報制御部202は、位置情報を取得する手段としては、例えば、GPSを用いたものであっても良い。また、位置情報制御部202が、位置情報を取得して通信サービス提供装置10(位置情報登録部103)に与えるタイミングは、定期的であっても良いし、ランダムなタイミングであっても良いし、当該移動体端末20の移動を検知した場合であっても良く、そのタイミングは限定されないものである。また、位置情報制御部202は、通信サービス提供装置10の要求に応じたタイミングで位置情報を取得して送信するようにしても良い。

0034

通信制御部203は、匿名情報を利用した他の移動体端末20との通信を制御する機能などを担っている。

0035

出力部204は、ユーザに情報を出力するためのインタフェースの機能を担っており、例えば、通信サービス提供装置10から与えられた地図情報や、位置情報及び匿名情報などを表示するものである。例えば、移動体端末20が、携帯電話端末であった場合には、携帯電話端末における表示用ディスプレイなどを用いるようにしても良い。

0036

入力部205は、ユーザから入力された情報(例えば、発信先の移動体端末20に係る匿名情報)を取り込む機能を担っている。例えば、移動体端末20が携帯電話端末であった場合には、携帯電話端末におけるプッシュタンや、タッチペンなどの入力手段を用いるようにしても良い。また、入力部205において、匿名情報を入力する方法としては、後述する出力部204において出力された匿名情報のいずれかをユーザに選択させる方式としても良いし、ユーザに匿名情報そのものを直接入力させる方式としても良く、その入力形式は限定されないものである。

0037

図2は、移動体端末20−1(出力部204−1)において地図情報と共に、周辺の移動体端末20に係る匿名情報が出力される例について示した説明図である。

0038

図2において、「A」は、自己(移動体端末20−1)の位置を示し、周辺には、匿名情報が「B」(移動体端末20−2)と、匿名情報が「C」(移動体端末20−3)の移動体端末20が存在していることを示している。

0039

通信システム1では、ユーザは、上述の図2のような表示から、通信相手としていずれかの匿名情報の移動体端末20を入力部205を用いて選択する信号を入力することにより、通信サービス提供装置10を介した通信要求が制御される。例えば、上述の図2において、移動体端末20−1のユーザが、「B」(移動体端末20−2)を通信相手として選択する入力を、入力部205−1に行った場合には、匿名情報が「B」である移動体端末20との通信要求が、通信サービス提供装置10に通知され、通信サービス提供装置10の制御により、移動体端末20−1と移動体端末20−2との間の通信路確立され、通信が開始することになる。このようにして、通信システム1では、移動体端末20間の通信において、移動体端末20自体の識別情報ではなく、匿名情報という別の情報を用いて通信が行われる。

0040

なお、移動体端末20の間の通信内容については、例えば、音声通話、インスタントメッセージ、チャット、メールなどでも良く限定されないものである。

0041

(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有すこの実施形態の通信システムの動作(実施形態の通信方法)を説明する。

0042

ここでは、移動体端末20−1から移動体端末20−2へ、匿名情報を利用した通信が発信され、通信が開始する例について説明する。なお、上述の通り、移動体端末20−1の匿名情報は「A」、移動体端末20−2の匿名情報は「B」として説明する。

0043

図3は、移動体端末20が通信サービス提供装置10に位置情報を通知する動作について示したシーケンス図である。

0044

まず、位置情報制御部202−1において、移動体端末20−1の位置情報が取得され(S101)、通信サービス提供装置10に対して位置情報を通知することが、制御部206−1に要求されると、制御部206−1により、送受信部201−1を介して、通信サービス提供装置10に位置情報通知が送信される(S102、S103)。

0045

通信サービス提供装置10では、送受信部106により、位置情報通知を受信すると、サービス制御部107により、位置情報登録部103が制御され(S104)、位置情報登録部103に移動体端末20−1の位置情報が登録される(S105、S106)。

0046

なお、図3において図示は省略しているが、移動体端末20−2(B)についてもステップS101〜S106と同様の処理により、通信サービス提供装置10(位置情報登録部103)が登録されているものとして以降の説明を行う。

0047

図4は、移動体端末20−1における地図情報取得の動作について示したシーケンス図である。

0048

移動体端末20−1では、制御部206−1により、通信サービス提供装置10に対して地図情報の取得要求が通知される(S201、S202)。

0049

地図情報の取得要求が通知されると、通信サービス提供装置10では、サービス制御部107により、地図情報登録部102に、移動体端末20−1の周辺の地図情報を取得する指示が通知される(S203、S204)。

0050

移動体端末20−1の周辺の地図情報を取得する指示が通知されると、地図情報登録部102では、移動体端末20−1の周辺の地図情報が抽出され(S205)、抽出された情報が、サービス制御部107を介して、移動体端末20−1に送信される(S206、S207)。

0051

そして、地図情報が受信されると、移動体端末20−1では、その地図情報が出力部204により表示される(S208)。

0052

図5は、通信システム1における、匿名情報の生成保持の動作について示したシーケンス図である。

0053

まず、移動体端末20−1の制御部206−1から、送受信部201−1を介して、通信サービス提供装置10に対して匿名情報の生成要求が通知されたものとする(S301、S302)。

0054

通信サービス提供装置10では、送受信部106により、匿名情報生成要求が受信されると(S303)、サービス制御部107の制御により、匿名情報登録部104に、移動体端末20−1の匿名情報生成指示が通知される(S304)。

0055

匿名情報生成指示が通知されると、匿名情報登録部104から、加入者情報登録部101に対して加入者情報取得要求が通知される(S305)。

0056

加入者情報取得要求が通知されると、加入者情報登録部101では、登録している情報から移動体端末20−1の加入者情報が検索され(S306)、検出された加入者情報が、匿名情報登録部104に返答される(S307)。

0057

加入者情報が通知されると、匿名情報登録部104は、移動体端末20−1の位置情報を、加入者位置情報登録部103に要求する(S308)。

0058

移動体端末20−1の位置情報の要求が通知されると、位置情報登録部103では、登録されている情報から、移動体端末20−1の位置情報を検索し(S309)、匿名情報登録部104に返答する(S310)。

0059

移動体端末20−1の位置情報が通知されると、匿名情報登録部104では、移動体端末20−1の匿名情報を生成する(S311)。

0060

そして、サービス制御部107の制御により、匿名情報登録部104から、移動体端末20−1へ、匿名情報生成確認が通知される(S312、S313)。

0061

そして、移動体端末20−1では、通信サービス提供装置10から匿名情報生成確認が通知されると、その内容が、出力部204−1により出力される(S314)。

0062

図6は、通信システム1における、匿名情報の配信の動作について示したシーケンス図である。

0063

まず、移動体端末20−1の制御部206−1から、送受信部201−1を介して、通信サービス提供装置10に対して、当該移動体端末20−1の周辺移動体端末に係る情報(匿名情報及び位置情報)の要求が通知される(S401、S402)。

0064

周辺移動体端末に係る情報の要求が通知されると、通信サービス提供装置10では、サービス制御部107により、匿名情報登録部104が制御され、移動体端末20−1の周辺移動体端末に係る情報の取得の指示が通知される(S404)。

0065

移動体端末20−1の周辺移動体端末に係る情報の取得の指示が通知されると、匿名情報登録部104では、移動体端末20−1の位置情報に基づいて、登録されている匿名情報から、移動体端末20−1の周辺移動体端末が検索され(S405)、検出された周辺移動体端末に係る匿名情報及び位置情報が、サービス制御部107に通知される(S406)。

0066

そして、周辺移動体端末に係る匿名情報及び位置情報が通知されると、サービス制御部107により、その通知された情報が、送受信部106を介して、移動体端末20−1に通知される(S407)。

0067

そして、周辺移動体端末に係る匿名情報及び位置情報が通知されると、移動体端末20−1では、制御部206−1により、出力部204−1が制御され、通知された周辺移動体端末に係る匿名情報及び位置情報が出力される(S408)。

0068

例えば、ステップS408で、出力部204−1により出力される内容は、上述の図2に示すような地図情報上に匿名情報をマッピングした表示画面としても良い。

0069

図7は、通信システム1における、移動体端末20間の通信開始の動作を示したシーケンス図である。

0070

まず、移動体端末20−1において、匿名情報がBである移動体端末20−2に対して、匿名情報を用いた通信の開始の信号が、ユーザにより入力部205−1に入力されたものとすると(S501)、位置情報制御部202−1により、通信サービス提供装置10へ、その通信の開始要求が通知される(S502、S503)。

0071

匿名情報を用いた通信開始要求が通知されると、通信サービス提供装置10のサービス制御部107では、その通信の制御が開始される(S504)。

0072

そして、サービス制御部107から、匿名情報登録部104に、匿名情報がBである移動体端末(移動体端末20−2)に係る加入者情報の取得の指示が通知される(S505)。

0073

そして、匿名情報登録部104では、匿名情報がBである移動体端末は、登録している情報から、匿名情報がBである移動体端末として移動体端末20−2が特定され、移動体端末20−2に係る加入者情報の取得が、加入者情報登録部101に通知される(S506)。

0074

そして、移動体端末20−2に係る加入者情報の取得が通知されると、加入者情報登録部101では、登録している情報から、移動体端末20−2に係る加入者情報が検出され(S507)、匿名情報登録部104に通知される(S508)
そして、移動体端末20−2に係る加入者情報が通知されると、匿名情報登録部104通知により、その加入者情報が、さらにサービス制御部107に通知される(S509)。

0075

匿名情報がBの移動体端末20として、移動体端末20−2の加入者情報が通知されると、サービス制御部107により、代理通信部105に、移動体端末20−2へ代理で通信要求を行うように指示が通知される(S510)。

0076

そして、代理通信要求が通知されると、代理通信部105から、移動体端末20−2に通信要求が通知される(S511)。

0077

通信要求が通知されると、移動体端末20−2の制御部206−2では、その通信要求に応答するか否か判定され、応答すると判定された場合には、通信サービス提供装置10(代理通信部105)に通信応答を通知する(S512)。

0078

ステップ512における通信要求に応答するか否かの判定は、移動体端末20−2において、応答するか否かを入力部205−2に入力するように促す出力を、出力部204−2に行い、ユーザが入力した信号を入力部205−2により取り込み、その取り込んだ信号に基づいて判定するようにしても良いし、予め応答するか否かを移動体端末20−2に登録しておいて、自動的に判定するようにしても良く、その判定方法は限定されないものである。例えば、ディスプレイ表示音声などによりユーザに応答の要否を入力させるメッセージを出力し、ボタン操作などによりユーザに応答の要否を入力させることなどが挙げられる。なお、ステップS512において、通信要求に応答しないと判定された場合には、移動体端末20−1と移動体端末20−2との間の通信は行われず処理は終了することになるが、図7においては、通信要求に応答するという判定が行われ、処理が継続するものとして説明する。

0079

そして、通信サービス提供装置10(代理通信部105)に、通信応答が通知されると(S513)、代理通信部105から、移動体端末20−1に代理通信の確認応答が通知される(S514)。

0080

代理通信の確認応答が通知されると、移動体端末20−1では、出力部204−1により、匿名情報による通信の確認が表示される(S515)。

0081

その後、移動体端末20−1と、移動体端末20−2の間は、通信サービス提供装置10(代理通信部105)を介した通信が開始される。

0082

(A−3)実施形態の効果
この実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。

0083

上述の図3図7の処理により、移動体端末20−1と、移動体端末20−2の間は、通信サービス提供装置10(代理通信部105)を介して通信することができるが、移動体端末20−1と、移動体端末20−2との間でやりとりされる識別情報は、匿名情報であるため、例えばお互いの電話番号やメールアドレスなどの識別情報に係る情報を通知せずに通信をすることができる。匿名情報は、通信サービス提供装置10でのみ加入者情報と対応付けられて管理されるため、移動体端末20を所持しているユーザは、通信相手に対して自己の加入者情報を知らせる必要がなく、加入者情報が通信相手に対してセキュアーであるという効果を奏することができる。

0084

また、上述の図2に示すように、移動体端末20(出力部204)では、周辺の移動体端末20に係る匿名情報を周辺の地図情報に重ねて表示させることにより、地図上にマッピングされた匿名情報を利用して、ユーザは通信相手を特定することができるので、通信相手を特定する判断が容易になるという効果を奏する。

0085

(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。

0086

(B−1)上記の実施形態において、移動体端末20の位置情報は、GPSを用いて取得しているが、GPSに限らず他の方法により位置情報を取得するようにしても良い。例えば、移動体端末20が携帯電話端末であれば、その携帯電話端末と無線基地局との間の通信状況(例えば、電波受信強度受信方向)と、その無線基地局の位置とに基づいて、携帯電話端末の位置を割り出すようにしても良い。その場合、予め基地局やアクセスポイントの位置情報は、通信サービス提供装置10において登録しておく必要がある。

0087

例えば、携帯電話端末の詳細な位置を割り出す必要が無い場合は、携帯電話端末が収容されている無線基地局の位置を携帯電話端末の位置とみなすようにしても良い。特に、移動体端末20における通信方式が、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)や無線LANを用いている場合には、基地局やアクセスポイントから通信できる範囲は、非常に限られるため、基地局自体を移動体端末20の位置とみなしても誤差が大きく生じない場合がある。

0088

また、上記の実施形態においては、移動体端末20の位置情報は、GPSなどを用いて2次元な位置情報のみを適用しているが、例えば、移動体端末20が位置しているビルフロアなど、3次元で移動体端末20の位置情報を把握するようにしても良い。例えば、上述のように、移動体端末20が収容されている基地局やアクセスポイントを基準として移動体端末20の位置を特定する際に、基地局やアクセスポイントがフロアをまたいで通信できない場合には、移動体端末20が位置しているフロアまで特定することができる。

0089

また、例えば、GPSによる位置情報の取得する方式と、上述のような基地局やアクセスポイントとの通信状況に応じて、移動体端末20の位置情報を取得する方式とを組み合わせても良い。これにより、例えば、屋内など、GPSによる位置情報が取得できない場所でも、移動体端末20の位置情報を取得できる。

0090

(B−2)上記の実施形態において、通信サービス提供装置10(地図情報登録部102)が、移動体端末20に与える地図情報の範囲や縮尺を変動させるようにしても良い。例えば、移動体端末20が、移動しており、その移動速度が速いほど、地図の範囲を広くし、縮尺を小さくするようにしても良い。移動体端末20の速度に係る情報を取得する方法としては、例えば、定期的に移動体端末20(位置情報制御部202)が位置情報を取得することにより、単位時間当たりの移動距離から移動速度を計算することができる。また、例えば、周辺の移動体端末20の分布の状況に応じて、地図情報の範囲や縮尺を変動させるようにしても良い。例えば、少なくとも所定数以上、周辺の移動体端末20が地図上に現れるように地図情報の範囲や縮尺を設定するようにしても良い。

0091

また、上記の実施形態において、通信サービス提供装置10(匿名情報登録部104)が、移動体端末20に、周辺に位置している移動体端末20の匿名情報を検索する際に、周辺の範囲を動的に変動させるようにしても良い。例えば、移動体端末20が、移動しており、その移動速度が速いほど、広範囲に位置する移動体端末20を周辺のものとして判定しても良い。移動体端末20の移動速度に係る情報を取得する方式は上述と同様である。また、例えば、範囲を問わず、少なくとも所定数以上の移動体端末20が含まれるように、範囲を設定しても良い。

0092

(B−3)上記の実施形態においては、通信サービス提供装置10(匿名情報登録部104)では、匿名情報を管理しているが、匿名情報以外にも、移動体端末20や、移動体端末20を所持しているユーザに係る情報も併せて管理するようにしても良い。

0093

例えば、移動体端末20を所持しているユーザの状態に係る情報(例えば、プレゼンス情報など)を匿名情報と対応付けて管理し、匿名情報取得の要求があった移動体端末20に通知して出力するようにしても良い。これにより、例えば、移動体端末20を所持するユーザが、他のユーザから匿名情報を用いて通信の要求があった場合でも、通信を受け付けが可能か否かなどを、発信元の移動体端末20のユーザに知らせることができ、発信元のユーザは、受付可能な移動体端末20を選択することが容易となる。

0094

(B−4)上記の実施形態では、通信サービス提供装置10(匿名情報登録部104)において、匿名情報取得の要求のあった移動体端末20の位置情報に基づいて、周辺の移動体端末20を検索しているが、要求元の移動体端末20に限定されず、要求元の移動体端末20から指定された基準位置の位置情報に基づいて、その基準位置の周辺の移動体端末20を検索するようにしても良い。

0095

例えば、要求元の移動体端末20のユーザに、入力部205により、上述の基準位置の位置情報(例えば、GPSにおける座標や、住所、地名、建物名など)を入力させ、その入力させた基準位置の位置情報に基づいて周辺の移動体端末20を検索するようにしても良い。これにより、例えば、要求元の移動体端末20のユーザが、これから移動する先の場所に関する情報を知りたい場合などに、移動先を基準位置とすることにより、基準位置の周辺において移動体端末20を所持するユーザから必要な情報を聞くことができる。

0096

(B−5)上記の実施形態においては、通信システム1において、通信サービス提供装置10が通信を中継する対象は移動体端末として説明したが、有線により通信を行う通信装置に置き換えても良く、通信方式は限定されないものである。また、移動体端末を端末ではなく、例えば、配下に他の通信装置を収容する通信装置(例えば、ルータやスイッチなどの)に置き換えても良い。

0097

(B−6)上記の実施形態においては、通信サービス提供装置10から移動体端末20に地図情報を送信して、移動体端末20においては、上述の図2に示すように、出力部204により地図上に匿名情報をマッピングして表示しているが、地図の表示を省略しても良い。例えば、出力部204において、当該移動体端末20との相対的な位置に匿名情報をマッピングして表示するだけにしても良いし、単に周辺の移動体端末20に係る匿名情報を一覧として表示するだけでも良い。また、周辺の移動体端末20に係る匿名情報と、位置情報(例えば、GPS上における座標)の一覧を表示するようにしても良い。このように、出力部204における周辺の移動体端末20に係る匿名情報を出力する内容は、ユーザが通信相手を選択することができれば、出力内容形式は限定されないものである。

0098

(B−7)上記の実施形態においては、移動体端末20−1と移動体端末20−2との1対1の通信について説明したが、3者以上の通信(例えば、電話会議や、チャット)に適用するようにしても良い。例えば、移動体端末20−1から移動体端末20−2へ通信中に、移動体端末20−1から移動体端末20−3への通信も同時に確立させるようにしても良い。

図面の簡単な説明

0099

実施形態に係る通信システムの全体構成を示したブロック図である。
実施形態に係る、移動体端末の出力部において表示出力される内容の例について示した説明図である。
実施形態に係る、移動体端末が通信サービス提供装置に位置情報を通知する動作について示したシーケンス図である。
実施形態に係る、移動体端末における地図情報取得の動作について示したシーケンス図である。
実施形態に係る、通信システムにおいて、匿名情報の生成保持の動作について示したシーケンス図である。
実施形態に係る、通信システムにおいて、匿名情報の配信の動作について示したシーケンス図である。
実施形態に係る、通信システムにおいて、移動体端末(通信装置)間の通信開始の動作を示したシーケンス図である。

符号の説明

0100

1…通信システム、10…通信サービス提供装置、101…加入者情報登録部、102…地図情報登録部、103…位置情報登録部、104…匿名情報登録部、105…代理通信部、106…送受信部、107…サービス制御部、20、20−1〜20−3…移動体端末、201、201−1〜201−3…送受信部、202、202−1〜202−3…位置情報制御部、203、203−1〜203−3…通信制御部、204、204−1〜204−3…出力部、205、205−1〜205−3…入力部、206、206−1〜206−3…制御部、N…ネットワーク。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ