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技術 干し柿氷菓及びその製造法

出願人 大町勲一
発明者 大町勲一
出願日 2008年7月24日 (10年11ヶ月経過) 出願番号 2008-191376
公開日 2010年2月4日 (9年5ヶ月経過) 公開番号 2010-022341
状態 特許登録済
技術分野 菓子 果実、野菜の保存 果実または野菜の調製
主要キーワード 熱湯洗浄 食べ頃 干し柿 切り開き 溶け出し 天日乾燥 日持ち 賞味期限
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年2月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

賞味期限が長く、かつ、今までにない新規干し柿の食し方を提案すべく、干し柿氷菓及びその製造法の提供を図る。

解決手段

干し柿のヘタ部を切り落とし、あるいは、干し柿を切り開き、その切り落とし箇所・切り開き箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出し、該内容物を取り出してできた中空部内へ別途食料品充填し、その後冷凍させて完成する干し柿氷菓及びその製造法である。

概要

背景

古来より干し柿は、たくさんの人々に親しまれ、多く食されている。従来からある干し柿は、生の皮を除去した柿の実を、必要に応じて硫黄薫蒸熱湯洗浄を行って脱渋殺菌した後、天日乾燥あるいは人工的に乾燥させることで完成する。このようにして完成した干し柿は、生柿に比して日持ちが良いものの、時の経過とともに味が劣化したり、カビが発生したりする場合がある。

また、干し柿は、そのまま食されるのが一般的であり、別の変わった食し方をすることは、ほとんどないといってよい。そのような中で、特開2007−135478号公報には、干し柿をスライスすることで干し柿スライス片を製造することが提案されている。さらに、特開2004−267174号公報には、干し柿を漬物として食する提案がなされている。そしてまた、特開2000−232848号公報には、干し柿をチョコレートコーティングしたチョコレート包み菓子を製造することが提案されている。

特開2007—135478号公報
特開2004−267174号公報
特開2000−232848号公報

概要

賞味期限が長く、かつ、今までにない新規な干し柿の食し方を提案すべく、干し柿氷菓及びその製造法の提供をる。干し柿のヘタ部を切り落とし、あるいは、干し柿を切り開き、その切り落とし箇所・切り開き箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出し、該内容物を取り出してできた中空部内へ別途食料品充填し、その後冷凍させて完成する干し柿氷菓及びその製造法である。

目的

本発明は、上記事情に鑑み、賞味期限が長く、かつ、今までにない新規な干し柿の食し方を提案すべく、干し柿氷菓及びその製造法を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

干し柿ヘタ部を切り落とし、その切り落とし箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出し、該内容物を取り出してできた中空部内へ別途食料品充填し、その後冷凍させて完成する干し柿氷菓

請求項2

干し柿を切り開き、その切り開き箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出し、該内容物を取り出してできた中空部内へ別途食料品を充填して切り開いた干し柿で挟み込み、その後冷凍させて完成する干し柿氷菓。

請求項3

前記干し柿氷菓において、別途食料品が、干し柿を細かく刻んだ刻み干し柿、前記取り出された内容物から種や芯などの不要物を取り除いて残った残留果肉、あるいは、刻み干し柿と残留果肉とを混合したもののうちいずれかであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の干し柿氷菓。

請求項4

前記干し柿氷菓において、別途食料品が、干し柿を細かく刻んだ刻み干し柿、前記取り出された内容物から種や芯などの不要物を取り除いて残った残留果肉、あるいは、刻み干し柿と残留果肉とを混合したもののうちいずれかに、他の食材を添加して混合した混合食材であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の干し柿氷菓。

請求項5

前記干し柿氷菓において、他の食材が、ゆず粉や刻みハーブなどの香辛料類であることを特徴とする請求項4に記載の干し柿氷菓。

請求項6

干し柿のヘタ部を切り落とす工程と、ヘタ部が切り落とされた箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出す工程と、内容物が取り出されることでできた干し柿の中空部内へ別途食料品を充填する工程と、別途食料品が充填された干し柿を冷凍する工程と、を備えたことを特徴とする干し柿氷菓の製造法

請求項7

干し柿を切り開く工程と、切り開かれた箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出す工程と、内容物が取り出されることでできた干し柿の中空部内へ別途食料品を充填して切り開いた干し柿で挟み込む工程と、別途食料品が挟み込まれた干し柿を冷凍する工程と、を備えたことを特徴とする干し柿氷菓の製造法。

技術分野

0001

本発明は、干し柿冷凍してできる干し柿氷菓に関し、詳しくは、干し柿内に別途食料品充填して冷凍することによりできる干し柿氷菓に関するものである。

背景技術

0002

古来より干し柿は、たくさんの人々に親しまれ、多く食されている。従来からある干し柿は、生の皮を除去した柿の実を、必要に応じて硫黄薫蒸熱湯洗浄を行って脱渋殺菌した後、天日乾燥あるいは人工的に乾燥させることで完成する。このようにして完成した干し柿は、生柿に比して日持ちが良いものの、時の経過とともに味が劣化したり、カビが発生したりする場合がある。

0003

また、干し柿は、そのまま食されるのが一般的であり、別の変わった食し方をすることは、ほとんどないといってよい。そのような中で、特開2007−135478号公報には、干し柿をスライスすることで干し柿スライス片を製造することが提案されている。さらに、特開2004−267174号公報には、干し柿を漬物として食する提案がなされている。そしてまた、特開2000−232848号公報には、干し柿をチョコレートコーティングしたチョコレート包み菓子を製造することが提案されている。

0004

特開2007—135478号公報
特開2004−267174号公報
特開2000−232848号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、上記事情に鑑み、賞味期限が長く、かつ、今までにない新規な干し柿の食し方を提案すべく、干し柿氷菓及びその製造法を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0006

前記目的を達成するため、本発明は、干し柿のヘタ部を切り落とし、その切り落とし箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出し、該内容物を取り出してできた中空部内へ別途食料品を充填し、その後冷凍させて完成する干し柿氷菓である。

0007

また、本発明は、干し柿を切り開き、その切り開き箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出し、該内容物を取り出してできた中空部内へ別途食料品を充填して切り開いた干し柿で挟み込み、その後冷凍させて完成する干し柿氷菓。

0008

さらに、本発明は、前記干し柿氷菓において、別途食料品が、干し柿を細かく刻んだ刻み干し柿、前記取り出された内容物から種や芯などの不要物を取り除いて残った残留果肉、あるいは、刻み干し柿と残留果肉とを混合したもののいずれかである構成を採用し得る。

0009

またさらに、本発明は、前記干し柿氷菓において、別途食料品が、干し柿を細かく刻んだ刻み干し柿、前記取り出された内容物から種や芯などの不要物を取り除いて残った残留果肉、あるいは、刻み干し柿と残留果肉とを混合したもののいずれかに、他の食材を添加して混合した混合食材である構成を採ることもできる。

0010

さらにまた、本発明は、前記干し柿氷菓において、他の食材が、ゆず粉や刻みハーブなどの香辛料類である構成とすることもできる。

0011

そしてまた、本発明は、干し柿のヘタ部を切り落とす工程と、ヘタ部が切り落とされた箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出す工程と、内容物が取り出されることでできた干し柿の中空部内へ別途食料品を充填する工程と、別途食料品が充填された干し柿を冷凍する工程と、を備えた干し柿氷菓の製造法である。

0012

そしてさらに、本発明は、干し柿を切り開く工程と、切り開かれた箇所から干し柿内の種、芯、実などといった内容物を取り出す工程と、内容物が取り出されることでできた干し柿の中空部内へ別途食料品を充填して切り開いた干し柿で挟み込む工程と、別途食料品が挟み込まれた干し柿を冷凍する工程と、を備えた干し柿氷菓の製造法

発明の効果

0013

本発明にかかる干し柿氷菓によれば、干し柿を冷凍化することで、食べ頃の状態で長期保存が可能となるだけでなく、程好い硬さで食感が良好であり、氷菓としてより美味しく食することができる。

0014

また、本発明にかかる干し柿氷菓によれば、種や芯などの内容物が取り出されることにより、食べ易くなるとともに、種を噛んだりに詰まらせることもなく、安全に食することも可能となる。

0015

さらに、本発明にかかる干し柿氷菓によれば、内容物が取り出されることでできた干し柿の中空部内へ別途食料品を充填することで、種々バリエーション豊かな味や香りを施すことが可能となり、干し柿自体のボリューム増して食べ応えが向上する。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、本発明にかかる干し柿氷菓1及びその製造法についての実施形態を、図面に基づいて説明する。

0017

〈第一実施形態〉
図1は、本発明にかかる干し柿氷菓1の製造法を示すフローチャートであり、また図2は、本発明にかかる干し柿氷菓1の製造法を示す説明図である。
すなわち、該干し柿氷菓1の製造法は、干し柿11のヘタ部2を切り落とす工程と、ヘタ部2が切り落とされた箇所から干し柿11内の種12a、芯12b、実12cなどといった内容物12を取り出す工程と、内容物12が取り出されることでできた干し柿11の中空部11a内へ別途食料品4を充填する工程と、別途食料品4が充填された干し柿11を冷凍する工程と、を備えている。

0018

各工程について詳しく説明すると、まず干し柿11のヘタ部2を切り落とす工程として、常法によりできた干し柿11のヘタ部2を、包丁など適当な手段により切り落とす。

0019

次に、内容物12を取り出す工程として、上記ヘタ部2が切り落とされた切り落とし箇所3から、干し柿11内の種12aや芯12b、実12cなどといった内容物12を、スプーンでかき出すなどして取り出す。

0020

その後、別途食料品4を充填する工程として、前記内容物12が取り出されることでできた干し柿11の中空部11a内へ、適宜別途食料品4を充填する。
充填される別途食料品4としては、特に限定はない。例えば、他の干し柿11を細かく刻んだ刻み干し柿4aや、前記内容物12を取り出す工程で取り出された内容物12のうち種12aや芯12bといった不要物を取り除いて残った残留果肉12c、そして、刻み干し柿4aと残留果肉12cとを混合したものなどが考え得る。ただし、冷凍して完全に硬化してしまうようなものは、完成品を食する際に食し難く、解凍する手間や解凍しても水分が溶け出してしまうことが想像できるため、別途食料品4としては避ける方が望ましい。

0021

また、充填される別途食料品4として、上記した刻み干し柿4aや残留果肉12c、これらを混合したものに、他の食材5を添加して混合した混合食材6なども考えられる。
添加される他の食材5としては、本発明品をより美味しく食せるものであれば、特に限定するものではないが、例えば、ゆず粉や刻みハーブなどの香辛料類が考え得る。

0022

最後に、冷凍する工程として、上記の通り別途食料品4が充填された干し柿11を、冷凍庫等を使って冷凍する。このとき、冷凍する温度については特に限定はないが、一般家庭の冷凍庫の温度と同等である−5℃前後が好ましい。

0023

以上の各工程を経ることにより、本発明にかかる干し柿氷菓1が完成する。なお、図5(a)は、本発明にかかる干し柿氷菓を示す断面図である。

0024

〈第二実施形態〉
図3は、本発明にかかる干し柿氷菓1の製造法を示すフローチャートであり、また図4は、本発明にかかる干し柿氷菓1の製造法を示す説明図である。
すなわち、該干し柿氷菓1の製造法は、干し柿11を切り開く工程と、切り開かれた箇所から干し柿11内の種12a、芯12b、実12cなどといった内容物12を取り出す工程と、内容物12が取り出されることでできた干し柿11の中空部11a内へ別途食料品4を充填して切り開いた干し柿11で挟み込む工程と、別途食料品4が挟み込まれた干し柿11を冷凍する工程と、を備えている。ヘタ部2を切り落とす

0025

各工程について詳しく説明すると、まず干し柿11を切り開く工程として、常法によりできた干し柿11を、包丁や鋏など適当な手段により切り開く。その切り開く際に、図面に示すように、干し柿11のヘタ部2を予め切り落としておくことも可能である。また切り開く場合に、干し柿11を完全に二つに切り離すように切り開くか、あるいは、図面に示すような干し柿11の少なくとも一辺が繋がれた状態で切り開くかは、任意である。

0026

次に、内容物12を取り出す工程として、上記切り開かれた箇所から、干し柿11内の種12aや芯12b、実12cなどといった内容物12を、スプーンでかき出すなどして取り出す。

0027

その後、別途食料品4を充填して干し柿11で挟み込む工程として、前記内容物12が取り出されることでできた干し柿11の中空部11a内へ、適宜別途食料品4を充填し、切り開かれた干し柿11によって該別途食料品4を上下からサンドするように挟み込む。
なお、充填される別途食料品4並びに添加される他の食材5については、前記第一の実施形態の場合と同様である。

0028

最後に、冷凍する工程として、上記の通り別途食料品4が挟み込まれた干し柿11を、冷凍庫等を使って冷凍する。このとき、冷凍する温度については特に限定はないが、一般家庭の冷凍庫の温度と同等である−5℃前後が好ましい。

0029

以上の各工程を経ることにより、本発明にかかる干し柿氷菓1が完成する。なお、図5(b)は、本発明にかかる干し柿氷菓を示す断面図である。

0030

上述した第一の実施形態及び第二の実施形態により完成した干し柿氷菓1は、干し柿11自体の糖度が高いため、冷凍する工程を経ても完全に硬化することなく、程好い硬さに仕上がる。したがって、解凍することなくそのまま食することが可能であり、食する際の食感が大変良好であって、さらには、冷凍することで保存性が向上し、賞味期限を長く設定することが可能となる。

0031

人の食に対する探究心は優れたものがあり、多くの人々が今までにない新規な食品を求めたり、あるいは、従来からある食品の新たな食し方を追及したりして、日常の生活を送っている。そのような現状にあって、本発明にかかる干し柿氷菓1は、今までにない新規な食品として、かつ、従来からある食品の新たな食し方の一つとして、上記両者の要求をともに充足する提案であり、もともと干し柿11自体が備える高い栄養価も伴って、その価値は極めて優れているものと思量する。したがって、本発明の産業上の利用の可能性は極めて高いものと解される。

図面の簡単な説明

0032

本発明の第一の実施形態にかかる干し柿氷菓の製造法を示すフローチャートである。
本発明の第一の実施形態にかかる干し柿氷菓の製造法を示す説明図である。
本発明の第二の実施形態にかかる干し柿氷菓の製造法を示すフローチャートである。
本発明の第二の実施形態にかかる干し柿氷菓の製造法を示す説明図である。
本発明にかかる干し柿氷菓を示す断面図である。

符号の説明

0033

1干し柿氷菓
2ヘタ部
3切り落とし箇所
4別途食料品
4a刻み干し柿
5 他の食材
6混合食材
11干し柿
11a中空部
12 内容物
12a 種
12b 芯
12c残留果肉

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