図面 (/)

技術 音声認識方法、音声認識システム、および音声認識装置

出願人 オムロン株式会社
発明者 大西貴子大橋勝己
出願日 2008年6月27日 (11年0ヶ月経過) 出願番号 2008-168595
公開日 2010年1月14日 (9年6ヶ月経過) 公開番号 2010-008765
状態 未査定
技術分野 音声認識
主要キーワード 下段部分 オペレータ音声 準リアルタイム 保健指導 記載漏れ 技術サポート 準備ステップ 世論調査
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2010年1月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

音声認識の精度を高くすることができる音声認識方法を提供する。

解決手段

音声記録テップとして、オペレータ音声および顧客の音声をそれぞれ別途録音すると共に時刻を記録する(S11)。このとき、操作画面IDを時刻と共に記録する(S12)。次に、記録された操作画面IDに対応する音声認識辞書IDを音声認識辞書ID選択部28により選択する。そして、記録された時刻に応じて、音声認識辞書IDと操作画面IDとのタイムテーブルを作成する(S13、S14)。音声認識辞書IDが切り替わるタイミングで、音声分割部23によりオペレータの音声および顧客の音声をそれぞれ分割する(S15)。その後、オペレータの音声および顧客の音声の音声認識を実施する(S17)。

概要

背景

一般的なコールセンターにおいては、オペレータと顧客とが電話回線を介して会話を行なう。そして、オペレータは、顧客に対して、技術サポート商品説明等のサービスを行なう。オペレータは、顧客との通話中に、パソコンパーソナルコンピュータ)等を操作しながらサービスを行うことも一般的に行なわれている。

このようなコールセンターでは、オペレータの業務内容として、オペレータと顧客との会話内容を記録することが必要とされる。この場合、オペレータが、通話終了後に顧客の問合せ内容回答内容を1件1件思い出しながら会話内容を記録することがある。しかし、このような方法では、正確な記録が困難であり、記載漏れ誤り等が発生してしまうおそれがある。また、顧客との通話中においては、上記したようにパソコン等による操作を行なっている場合もあるので、通話中における会話内容の記録も、非常に困難である。

ここで、オペレータや顧客の音声を認識して出力する音声認識に関する技術が、例えば、特開平11−338494号公報(特許文献1)、および特許第3827704号(特許文献2)に開示されている。特許文献1によると、通話内容音声認識技術によりテキスト化、すなわち、自動的に文字化することとしている。こうすることにより、会話内容の記録作業の効率向上を図ることとしている。

このような一般的な音声認識技術は、会話中の単語を全て正確に認識できるのではなく、出力された音声認識の結果に対しての確認や修正が必要となる。特許文献2によると、テキスト化した音声認識の結果をパソコンのディスプレイ等に表示し、予め指定されたキーワード等を強調表示することとしている。こうすることにより、オペレータが短時間で修正箇所を把握し、修正等を行なうことができることとしている。このようにして、会話内容の記録作業の効率向上を図ることとしている。
特開平11−338494号公報
特許第3827704号

概要

音声認識の精度を高くすることができる音声認識方法を提供する。音声記録テップとして、オペレータの音声および顧客の音声をそれぞれ別途録音すると共に時刻を記録する(S11)。このとき、操作画面IDを時刻と共に記録する(S12)。次に、記録された操作画面IDに対応する音声認識辞書IDを音声認識辞書ID選択部28により選択する。そして、記録された時刻に応じて、音声認識辞書IDと操作画面IDとのタイムテーブルを作成する(S13、S14)。音声認識辞書IDが切り替わるタイミングで、音声分割部23によりオペレータの音声および顧客の音声をそれぞれ分割する(S15)。その後、オペレータの音声および顧客の音声の音声認識を実施する(S17)。

目的

この発明の目的は、音声認識の精度を高くすることができる音声認識方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

コンピュータ操作内容に基づいて音声を認識する音声認識方法であって、コンピュータの操作内容毎に音声認識辞書を準備する準備ステップと、コンピュータの操作内容を検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識ステップとを備える、音声認識方法。

請求項2

前記音声認識ステップは、音声を記録する音声記録ステップと、コンピュータの操作内容を記録する操作内容記録ステップと、前記操作内容記録ステップにより記録した操作内容に対応する音声認識辞書を選択する選択ステップとを含む、請求項1に記載の音声認識方法。

請求項3

前記音声記録ステップは、音声を時刻と共に記録し、前記操作内容記録ステップは、操作内容を時刻と共に記録し、前記選択ステップは、前記操作内容記録ステップに記録された時刻に応じて、音声認識辞書を選択する、請求項2に記載の音声認識方法。

請求項4

前記コンピュータは、オペレータにより操作されており、前記音声認識ステップは、オペレータの音声、および前記オペレータと会話する顧客の音声を認識する、請求項1〜3のいずれかに記載の音声認識方法。

請求項5

前記準備ステップは、コンピュータの操作画面毎に音声認識辞書を準備し、前記検出ステップは、コンピュータの操作画面毎に設けられた操作画面IDを検出し、前記音声認識ステップは、前記検出ステップにより検出した操作画面IDに対応する音声認識辞書を用いて音声を認識する、請求項1〜4のいずれかに記載の音声認識方法。

請求項6

前記準備ステップは、コンピュータに格納された電子ファイルページ毎に音声認識辞書を準備し、前記検出ステップは、コンピュータに格納された電子ファイルのページを検出し、前記音声認識ステップは、前記検出ステップにより検出したページに対応する音声認識辞書を用いて音声を認識する、請求項1〜5のいずれかに記載の音声認識方法。

請求項7

コンピュータの操作内容に基づいて音声を認識する音声認識システムであって、コンピュータの操作内容毎に音声認識辞書を準備する準備手段と、コンピュータの操作内容を検出する検出手段と、前記検出手段により検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識手段とを備える、音声認識システム。

請求項8

コンピュータの操作内容に基づいて音声を認識する音声認識装置であって、コンピュータの操作内容毎に音声認識辞書を準備し、格納する格納部と、コンピュータの操作内容を検出する検出部と、前記検出部により検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識部とを備える、音声認識装置。

請求項9

コンピュータを、コンピュータの操作内容毎に音声認識辞書を準備する準備手段、コンピュータの操作内容を検出する検出手段、および前記検出手段により検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識手段として機能させるための音声認識プログラム

請求項10

請求項9に記載の音声認識プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

技術分野

0001

この発明は、音声認識方法音声認識システム、および音声認識装置に関するものであり、特に、コンピュータを操作する発話者音声を認識する音声認識方法、音声認識システムおよび音声認識装置に関するものである。

背景技術

0002

一般的なコールセンターにおいては、オペレータと顧客とが電話回線を介して会話を行なう。そして、オペレータは、顧客に対して、技術サポート商品説明等のサービスを行なう。オペレータは、顧客との通話中に、パソコンパーソナルコンピュータ)等を操作しながらサービスを行うことも一般的に行なわれている。

0003

このようなコールセンターでは、オペレータの業務内容として、オペレータと顧客との会話内容を記録することが必要とされる。この場合、オペレータが、通話終了後に顧客の問合せ内容回答内容を1件1件思い出しながら会話内容を記録することがある。しかし、このような方法では、正確な記録が困難であり、記載漏れ誤り等が発生してしまうおそれがある。また、顧客との通話中においては、上記したようにパソコン等による操作を行なっている場合もあるので、通話中における会話内容の記録も、非常に困難である。

0004

ここで、オペレータや顧客の音声を認識して出力する音声認識に関する技術が、例えば、特開平11−338494号公報(特許文献1)、および特許第3827704号(特許文献2)に開示されている。特許文献1によると、通話内容音声認識技術によりテキスト化、すなわち、自動的に文字化することとしている。こうすることにより、会話内容の記録作業の効率向上を図ることとしている。

0005

このような一般的な音声認識技術は、会話中の単語を全て正確に認識できるのではなく、出力された音声認識の結果に対しての確認や修正が必要となる。特許文献2によると、テキスト化した音声認識の結果をパソコンのディスプレイ等に表示し、予め指定されたキーワード等を強調表示することとしている。こうすることにより、オペレータが短時間で修正箇所を把握し、修正等を行なうことができることとしている。このようにして、会話内容の記録作業の効率向上を図ることとしている。
特開平11−338494号公報
特許第3827704号

発明が解決しようとする課題

0006

上記した特許文献1および特許文献2に示す一般的な音声認識技術は、録音した音声の波形から想定される単語の候補を、予め用意した辞書から複数選定する。そして、その中で評価値が最も高い単語、すなわち、最も適切であろう単語を認識結果として出力するものである。

0007

ここで、音声認識の精度については、修正箇所の低減等の観点から、高い方が好ましい。しかし、上記した特許文献1および特許文献2に示す一般的な音声認識では、認識精度が不十分な場合がある。このような事態は、オペレータの作業効率を悪化させてしまうことになる。

0008

この発明の目的は、音声認識の精度を高くすることができる音声認識方法を提供することである。

0009

この発明の他の目的は、音声認識の精度を高くすることができる音声認識システムを提供することである。

0010

この発明のさらに他の目的は、音声認識の精度を高くすることができる音声認識装置を提供することである。

0011

この発明のさらに他の目的は、音声認識の精度を高くすることができる音声認識プログラムを提供することである。

0012

この発明のさらに他の目的は、音声認識の精度を高くすることができる音声認識プログラムを記録した記録媒体を提供することである。

課題を解決するための手段

0013

この発明に係る音声認識方法は、コンピュータの操作内容に基づいて音声を認識する音声認識方法であって、コンピュータの操作内容毎に音声認識辞書を準備する準備ステップと、コンピュータの操作内容を検出する検出ステップと、検出ステップにより検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識ステップとを備える。

0014

発話者がコンピュータを操作しながら発する音声は、コンピュータの操作内容と対応付けられていることが多い。そうすると、コンピュータの操作内容に対応する音声認識辞書を準備し、音声認識の際にこれを利用することにより、音声認識を適切に行うことができる。したがって、音声認識の精度を高めることができる。

0015

好ましくは、音声認識ステップは、音声を記録する音声記録ステップと、コンピュータの操作内容を記録する操作内容記録ステップと、操作内容記録ステップにより記録した操作内容に対応する音声認識辞書を選択する選択ステップとを含む。

0016

さらに好ましくは、音声記録ステップは、音声を時刻と共に記録し、操作内容記録ステップは、操作内容を時刻と共に記録し、選択ステップは、操作内容記録ステップに記録された時刻に応じて、音声認識辞書を選択する。

0017

さらに好ましい一実施形態として、コンピュータは、オペレータにより操作されており、音声認識ステップは、オペレータの音声、およびオペレータと会話する顧客の音声を認識する。

0018

さらに好ましくは、準備ステップは、コンピュータの操作画面毎に音声認識辞書を準備し、検出ステップは、コンピュータの操作画面毎に設けられた操作画面IDを検出し、音声認識ステップは、検出ステップにより検出した操作画面IDに対応する音声認識辞書を用いて音声を認識する。

0019

さらに好ましくは、準備ステップは、コンピュータに格納された電子ファイルページ毎に音声認識辞書を準備し、検出ステップは、コンピュータに格納された電子ファイルのページを検出し、音声認識ステップは、検出ステップにより検出したページに対応する音声認識辞書を用いて音声を認識する。

0020

この発明の他の局面においては、音声認識システムは、コンピュータの操作内容に基づいて音声を認識する音声認識システムであって、コンピュータの操作内容毎に音声認識辞書を準備する準備手段と、コンピュータの操作内容を検出する検出手段と、検出手段により検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識手段とを備える。

0021

この発明のさらに他の局面においては、音声認識装置は、コンピュータの操作内容に基づいて音声を認識する音声認識装置であって、コンピュータの操作内容毎に音声認識辞書を準備し、格納する格納部と、コンピュータの操作内容を検出する検出部と、検出部により検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識部とを備える。

0022

この発明のさらに他の局面においては、音声認識プログラムは、コンピュータを、コンピュータの操作内容毎に音声認識辞書を準備する準備手段、コンピュータの操作内容を検出する検出手段、および検出手段により検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識手段として機能させるための音声認識プログラムである。

0023

この発明のさらに他の局面においては、記録媒体は、上記した音声認識プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。

発明の効果

0024

この発明によると、コンピュータの操作内容に対応する音声認識辞書を準備し、音声認識の際にこれを利用することにより、音声認識を適切に行うことができる。したがって、音声認識の精度を高めることができる。

0025

たとえば、コールセンターにて、顧客があるソフトウェアインストール方法について質問をした場合には、それに応えるオペレータは、操作するパソコンにインストール画面マニュアルのインストール方法に関するページを表示させている可能性が高い。このような場合には、「インストール画面を表示させる」というオペレータの操作や、「マニュアルのインストール方法に関するページを表示させる」というオペレータの操作を検出し、インストール方法に関する単語が収録された音声認識辞書を利用すれば、音声認識の精度を高めることができる。

0026

また、このような音声認識システム、音声認識装置、音声認識プログラムおよび音声認識プログラムを記録した記録媒体によっても、コンピュータの操作内容に対応する音声認識辞書を準備し、音声認識の際にこれを利用することにより、音声認識を適切に行うことができる。したがって、音声認識の精度を高めることができる

発明を実施するための最良の形態

0027

以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る音声認識システムのハードウェア構成を示すシステム構成図である。図1を参照して、音声認識システム11は、電話回線12に接続された電話機13と、電話機13に接続され、オペレータの操作端末となるパソコン14と、LAN(Local Area Network)ケーブル等を介してパソコン14に接続され、データやプログラム等を格納するサーバー15とを備える。パソコン14は、テキスト化されたデータ等をその画面に表示するディスプレイ19と、データを格納するためのハードディスクと、オペレータとのインターフェースとなるキーボードおよびマウス(いずれも図示せず)とを備える。パソコン14は、その内部に格納され、パソコン14全体の動作を制御する制御部(図示せず)によって制御されている。

0028

電話機13とパソコン14とは、回線16によって接続されている。オペレータは、電話機13を介して電話回線12に接続されている顧客に対し、マイク18を利用して音声を発する。また、電話機13を介しての顧客からの音声は、スピーカ17により入力される。オペレータの発する音声、および顧客から入力される音声は、音声データとしてパソコン14に入力される。入力された音声データは、パソコン14に含まれるハードディスクに格納される。すなわち、パソコン14によってオペレータの音声および顧客の音声が録音される。また、必要に応じて、サーバー15にも音声データが格納される。

0029

ここで、パソコン14等の構成について説明する。図2は、この発明の一実施形態に係る音声認識システム11のブロック図である。図1および図2を参照して、この発明の一実施形態に係る音声認識システム11に備えられるパソコン14は、オペレータの音声を録音するオペレータ音声録音部21と、顧客の音声を録音する顧客音声録音部22と、オペレータ音声録音部21および顧客音声録音部22によって録音されたオペレータの音声および顧客の音声を所定のタイミングで分割する音声分割部23と、音声分割部23により分割されたオペレータの音声および顧客の音声をそれぞれ認識する音声認識部24と、音声認識部24により認識した音声の結果を出力する音声認識結果出力部25とを備える。

0030

パソコン14は、オペレータの音声および顧客の音声を、オペレータ音声録音部21および顧客音声録音部22によってそれぞれ別々に録音する。そして、音声認識部24において、それぞれ別々に音声認識を行なう。

0031

音声認識部24は、複数の単語が格納された音声認識辞書を用いて音声を認識する。音声認識辞書を格納する音声認識辞書格納部29は、パソコン14に接続されたサーバー15に備えられている。音声認識辞書格納部29には、オペレータによるパソコン14の操作内容に応じた複数の音声認識辞書が格納されている。すなわち、音声認識前の準備ステップとして、パソコン14の操作内容毎に音声認識辞書が準備されている。各音声認識辞書には、音声認識辞書IDが付与されている。

0032

音声認識部24は、音声認識辞書を用いて音声に対応する単語を、複数の単語の中から抽出し、その結果を音声認識結果出力部25に出力する。音声認識の出力は、テキスト形式、すなわち、テキストデータにより行う。具体的には、出力結果となるテキストデータを、パソコン14のディスプレイ19等により表示することにより行なう。

0033

また、パソコン14は、音声認識部24により音声を認識する際に、音声認識辞書に格納された単語の優先度を設定する単語優先度設定部26を備える。音声認識部24において音声を認識する際には、単語の優先度が利用される。すなわち、音声に対応する類似した単語がある場合には、優先度に応じて、具体的には、優先度が高い順に認識結果として反映される。

0034

パソコン14の操作画面には、それぞれ操作画面IDが設けられている。操作画面は、例えば、インストール説明用画面や操作説明用画面である。パソコン14は、オペレータの操作内容から、操作画面等の参照情報を取得する操作画面ID取得部27を備える。

0035

サーバー15には、操作画面ID取得部27により取得された操作画面IDと、複数の音声認識辞書に付与された音声認識辞書IDとを対応付けた対応ID格納部30が設けられている。

0036

また、パソコン14は、操作画面ID取得部27により取得した操作画面IDから、対応ID格納部30を利用して操作画面IDに対応する音声認識辞書IDを選択する音声認識辞書ID選択部28を備える。

0037

次に、このような音声認識システム11を用いて、音声を認識する方法について説明する。図3は、音声認識システム11を用いて音声を認識する場合のパソコン14の制御部の動作を示すフローチャートである。

0038

図1図3を参照して、まず、音声記録ステップとして、オペレータの音声および顧客の音声をオペレータ音声録音部21および顧客音声録音部22において、それぞれ別途録音すると共に時刻を記録する(図3において、ステップS11、以下、ステップを省略する)。

0039

このとき、検出ステップとして、オペレータによるパソコン14の操作内容を検出する。また、操作内容記録ステップとして、オペレータによるパソコン14の操作内容、ここではパソコン14の操作画面とするが、操作画面について、操作画面IDを時刻と共に記録する(S12)。S11とS12は、同時に行なわれる。

0040

次に、選択ステップとして、記録された操作画面IDに対応する音声認識辞書IDを音声認識辞書ID選択部28により選択する。そして、記録された時刻に応じて、音声認識辞書IDと操作画面IDとのタイムテーブルを作成する(S13、S14)。

0041

図4は、この場合におけるタイムテーブルの一例を示す図である。図4を参照して、上段部分は、操作画面ID31のタイムテーブルを示し、下段部分は、音声認識辞書ID32のタイムテーブルを示す。オペレータは、時刻が0:00から0:10までの間に、操作画面IDが「R1」の操作画面を参照しており、時刻が0:10から1:00までの間に、操作画面IDが「R2」の操作画面を参照しており、時刻が1:00から1:20までの間に、操作画面IDが「R3」の操作画面を参照しており、時刻が1:20から2:00までの間に、操作画面IDが「R4」の操作画面を参照している。

0042

ここで、「R1」の操作画面IDに対応する音声認識辞書IDは、「D1」であり、「R2」および「R3」の操作画面IDに対応する音声認識辞書IDは、「D2」であり、「R4」の操作画面IDに対応する音声認識辞書IDは、「D3」である。すなわち、「R2」および「R3」の操作画面IDに対応する音声認識辞書IDは、同じ「D2」であり、これを図示すると、図5に示す音声認識辞書ID33のタイムテーブルのようになる。

0043

このようにして音声認識辞書IDのタイムテーブルを作成する。そして、音声認識辞書IDが切り替わるタイミングで、音声分割部23によりオペレータの音声および顧客の音声をそれぞれ分割する(S15)。

0044

その後、時刻に応じて、音声認識辞書内の単語の優先度を最大値に設定する(S16)。そして、音声認識ステップとして、オペレータの音声および顧客の音声の音声認識を実施する(S17)。これを分割された音声がなくなるまで、すなわち、録音された音声が終了するまで行なう(S18)。このようにして、音声認識を行なう。最後に、オペレータの音声および顧客の音声についての認識結果の出力を行なう(S19)。

0045

すなわち、この発明に係る音声認識方法は、パソコンの操作内容に基づいて音声を認識する音声認識方法であって、パソコンの操作内容毎に音声認識辞書を準備する準備ステップと、パソコンの操作内容を検出する検出ステップと、検出ステップにより検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識ステップとを備える。

0046

このように、コンピュータの操作内容に対応する音声認識辞書を準備し、音声認識の際にこれを利用することにより、音声認識を適切に行うことができる。したがって、オペレータの音声の認識精度を高めることができる。

0047

ここで、オペレータと顧客との会話においては、共通する単語が出現することが多い。したがって、こうすることにより、顧客の音声の認識精度も高めることができる。

0048

なお、上記の実施の形態において、単語の途中で音声が分割されることを防ぐため、オペレータの音声または顧客の音声を音声認識辞書IDが切り替わる時刻と最も近い無音部分で分割し、分割された音声の各々について、音声認識を行なうことにしてもよい。

0049

また、上記の実施の形態においては、オペレータの音声および顧客の音声の両方の録音が終了してから、音声の認識を行なうこととしたが、これに限らず、通話中に音声を随時録音しながらリアルタイムあるいはほぼリアルタイムに近い準リアルタイムで上記した音声認識を行なうことにしてもよい。

0050

なお、上記の実施の形態においては、操作画面毎に音声認識辞書を準備し、検出ステップとして操作画面IDを検出することとしたが、これに限らず、パソコンに格納された電子ファイルのページ毎に音声認識辞書を準備し、検出ステップとしてコンピュータに格納された電子ファイルのページを検出して、上記したような音声認識を行なうこととしてもよい。

0051

また、上記の実施の形態においては、サーバーが音声認識辞書部および対応ID選択部を格納することとしたが、これに限らず、パソコンのハードディスクに音声認識辞書部および対応ID選択部を格納することにしてもよい。

0052

また、音声認識装置としてのパソコンは、音声認識装置は、パソコンの操作内容に基づいて音声を認識する音声認識装置であって、パソコンの操作内容毎に音声認識辞書を準備し、格納する格納部と、パソコンの操作内容を検出する検出部と、検出部により検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識部とを備えるよう構成してもよい。

0053

また、ネットワークに他のオペレータ用の音声認識システムを構築することにしてもよい。この場合、サーバーを兼用することにしてもよい。

0054

なお、音声認識プログラムとして、コンピュータを、コンピュータの操作内容毎に音声認識辞書を準備する準備手段、コンピュータの操作内容を検出する検出手段、および検出手段により検出した操作内容に対応する音声認識辞書を用いて、音声を認識する音声認識手段として機能させるための音声認識プログラムを用いることとしてもよい。

0055

また、上記した音声認識プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を用いることにしてもよい。

0056

また、この実施形態ではコールセンターにおけるオペレータ音声と顧客音声の音声認識について説明したが、これに限定されず、電話による検診保健指導、電話によるコンサルティングテレフォンショッピング、電話によるアンケート調査世論調査など、種々のアプリケーションに適用可能である。

0057

以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。

0058

この発明に係る音声認識方法、音声認識システム、音声認識装置、音声認識プログラムおよび記録媒体は、コールセンターのようなオペレータの音声と顧客の音声とを認識する必要がある場合に、有効に利用される。

図面の簡単な説明

0059

この発明の一実施形態に係る音声認識システムのハードウェア構成を示すシステム構成図である。
この発明の一実施形態に係る音声認識システムのブロック図である。
オペレータの音声および顧客の音声を認識する際の動作を示すフローチャートである。
タイムテーブルを示す図である。
共通する音声認識辞書IDを併合したタイムテーブルを示す図である。

符号の説明

0060

11音声認識システム、12電話回線、13電話機、14パソコン、15サーバー、16回線、17スピーカ、18マイク、19ディスプレイ、21オペレータ音声録音部、22 顧客音声録音部、23音声分割部、24音声認識部、25音声認識結果出力部、26単語優先度設定部、27 操作画面ID取得部、28音声認識辞書ID選択部、29 音声認識辞書格納部、30 対応ID格納部、31 操作画面ID、32,33 音声認識辞書ID。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • ソノズインコーポレイテッドの「 メディア再生システムの音声制御」が 公開されました。( 2019/05/30)

    【課題・解決手段】コマンドワード、1又は複数のメディア変数のインスタンス、及び1又は複数のゾーン変数のインスタンスを含む音声入力が受信される。コマンドワードに対応するメディア再生システムコマンドが決定... 詳細

  • 株式会社パロマの「 加熱調理器」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】音声指示を繰り返し入力しても認識されないことによる使用者のストレスを軽減できる加熱調理器を提供する。【解決手段】コンロのCPUは、外部から入力された音声指示を波形データに変換する(S42)。C... 詳細

  • 株式会社パロマの「 加熱調理器」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】音声による消火指示をより確実に認識できる加熱調理器を提供する。【解決手段】コンロのCPUは、外部から入力された音声指示を波形データに変換する(S42)。CPUは、変換した波形データと、不揮発性... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ