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課題・解決手段

作業機械(10)におけるセルラネットワーク通信を提供するための作業機械通信システム(20)は、作業機械の少なくとも1つの動作を制御するように構成された作業機械コントローラ(24)を含む。システムは、また、ウェブサーバ(30)を含むゲートウェイ機器(28)を含んでよく、ウェブサーバは、作業機械コントローラへのおよび作業機械コントローラからの情報の双方向転送を提供するように構成される。システムは、さらに、ゲートウェイ機器とセルラネットワークとの間における情報の双方向転送を提供するように構成されたセルラ通信機器(32)を含みうる。

概要

背景

作業現場で動作している機械は、その機械から遠くに離れて位置しうるその他の機械および機器通信する必要があることがある。これは、様々な理由による可能性がある。理由の1つは、1つの作業現場または関連の複数の作業現場で動作している機械が、例えば姿勢情報機械動作状態動作指示ソフトウェアデータ位置関連データ(例えば気候条件局部制御等)等の動作情報を互いに通信したいであろうことである。さらに、機械は、同様の情報を交換するために、例えば定置式機器(例えばPC、サーバ等)およびモバイル機器(例えばラップトップ携帯用機器等)等の遠隔機器と通信する必要があることがある。

作業現場で動作している機械の数、および機械と遠隔機器との間に存在しうる長い距離ゆえに、各機械と一遠隔機器との間に別々の物理的接続を使用して各機械を別の機械および/または遠隔機器と接続することは、適切でないと考えられる。したがって、通信ネットワークを使用して機械と遠隔機器とを互いに接続することが望ましいであろう。さらに、場合によっては、作業現場で動作している機械のユーザおよびメーカが、自身の通信ネットワークを所有していないことがある。このような場合は、第三者ネットワークを、すなわち機械や遠隔機器のユーザおよびメーカ以外のその他の実体によって所有されかつ動作される通信ネットワークを活用する必要性があるであろう。

機械を遠隔機器に接続するには、様々なタイプの通信ネットワークが使用されうる。例えば、機械と遠隔機器との間における通信を提供するには、衛星ネットワークが使用されうる。しかしながら、衛星ネットワークには、いくつかの欠点がある。これらの欠点は、例えば、帯域幅コストが高いこと、衛星通信が望まれる領域ごとに別々の衛星ライセンスの取得が必要であること、データレートが低いこと等を含む。したがって、機械と機械との間および機械と遠隔機器との間には、広くアクセス可能でなおかつ比較的安価な形態の無線通信を提供する必要性がある。このような無線通信の形態の1つが、セルラ通信である。

したがって、機械と1つまたは複数の遠隔機器との間における通信を促進するためにセルラネットワークを使用することをともなうシステムおよび方法が必要とされている。関連したシステムおよび方法の1つが、2004年5月25日付け発行された、モーリー(Morley)らに属する(特許文献1)に記載されている。(特許文献1)は、機械をユーザPCに接続するセルラネットワークを使用して遠隔位置から機械を制御するためのシステムを開示している。具体的には、(特許文献1)のシステムは、ユーザPCが、ユーザによって提供される指示を、セルラネットワークとインターフェースをとる遠隔PCへとセルラネットワークを通じて送信するようなシステムを開示している。遠隔PCは、すると、これらの指示を、機械上のプログラマブルコントローラへと伝送する。プログラマブルコントローラは、遠隔PCから受信された指示にしたがって機械を制御する。

(特許文献1)のシステムは、機械と遠隔機器との間におけるセルラ通信を提供する一方で、いくつかの欠点を有する。例えば、(特許文献1)のシステムは、ユーザPCが機械に指示を送信することを可能にする一方で、機械が例えば遠隔モニタリング機器や遠隔コンピューティング機器等の遠隔機器に情報を送信する能力は提供しないと思われる。したがって、(特許文献1)のシステムは、セルラネットワークを通じた機械と遠隔機器との間におけるデータの双方向転送を提供するものではない。

また、(特許文献1)のシステムは、機械上に、その機械に格納されうる例えば動作状態情報コンポーネント状態情報等の情報を1つまたは複数の機器が見ることを可能にしうるサーバを含んでいないと思われる。機械上におけるサーバの欠如は、また、機械が例えばソフトウェア情報および位置関連情報等の情報を複数の遠隔機器との間で同時に交換することを妨げうる。

米国特許第6,739,078号明細書

概要

作業機械(10)におけるセルラネットワーク通信を提供するための作業機械通信システム(20)は、作業機械の少なくとも1つの動作を制御するように構成された作業機械コントローラ(24)を含む。システムは、また、ウェブサーバ(30)を含むゲートウェイ機器(28)を含んでよく、ウェブサーバは、作業機械コントローラへのおよび作業機械コントローラからの情報の双方向転送を提供するように構成される。システムは、さらに、ゲートウェイ機器とセルラネットワークとの間における情報の双方向転送を提供するように構成されたセルラ通信機器(32)を含みうる。

目的

したがって、機械と機械との間および機械と遠隔機器との間には、広くアクセス可能でなおかつ比較的安価な形態の無線通信を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

作業機械(10)におけるセルラネットワーク通信を提供するための作業機械通信システム(20)であって、作業機械の少なくとも1つの動作を制御するように構成された作業機械コントローラ(24)と、ウェブサーバ(30)を含むゲートウェイ機器(28)であって、ウェブサーバは、作業機械コントローラへのおよび作業機械コントローラからの情報の双方向転送を提供するように構成される、ゲートウェイ機器と、ゲートウェイ機器とセルラネットワーク(40)との間における情報の双方向転送を提供するように構成されたセルラ通信機器(32)と、を備える作業機械通信システム。

請求項2

ゲートウェイ機器が、作業機械のユーザのために音声通信を提供するようにさらに構成される、請求項1に記載のシステム。

請求項3

セルラネットワークに動作可能に接続された遠隔実体(50)であって、セルラネットワークを介したウェブサーバへのおよびウェブサーバからの情報の双方向転送用に構成される遠隔実体をさらに含む、請求項1に記載のシステム。

請求項4

情報が、作業機械の動作に関係した情報を含む、請求項3に記載のシステム。

請求項5

情報が、作業機械の動作に関係したパラメータ報告を含む、請求項3に記載のシステム。

請求項6

作業機械(10)におけるセルラネットワーク通信を提供するための方法であって、作業機械コントローラ(24)を、ウェブサーバ(30)を含むゲートウェイ機器(28)に接続することであって、ウェブサーバは、作業機械コントローラへのおよび作業機械コントローラからの情報の双方向転送を提供するように構成されることと、セルラ通信機器(32)をゲートウェイ機器に接続することであって、セルラ通信機器は、ゲートウェイ機器とセルラネットワーク(40)との間における情報の双方向転送を提供するように構成されることと、を含む方法。

請求項7

作業機械のユーザのために音声通信を提供するようにゲートウェイ機器を構成することをさらに含む、請求項6に記載の方法。

請求項8

セルラネットワークに遠隔実体(50)を接続することであって、遠隔実体は、セルラネットワークを介したウェブサーバへのおよびウェブサーバからの情報の双方向転送用に構成されることをさらに含む、請求項6に記載の方法。

請求項9

公衆交換電話網プライベートコンピュータネットワーク、およびインターネットの少なくとも1つを介して遠隔実体をセルラネットワークに動作可能に接続することをさらに含む、請求項8に記載の方法。

請求項10

情報が、作業機械の動作に関係した情報を含む、請求項8に記載の方法。

技術分野

0001

本開示は、作業機械におけるセルラ通信のためのシステムおよび方法に関し、より具体的は、作業機械上のウェブサーバと、作業機械から遠くに離れて位置する実体との間におけるセルラ通信のためのシステムおよび方法に関する。

背景技術

0002

作業現場で動作している機械は、その機械から遠くに離れて位置しうるその他の機械および機器通信する必要があることがある。これは、様々な理由による可能性がある。理由の1つは、1つの作業現場または関連の複数の作業現場で動作している機械が、例えば姿勢情報機械動作状態動作指示ソフトウェアデータ位置関連データ(例えば気候条件局部制御等)等の動作情報を互いに通信したいであろうことである。さらに、機械は、同様の情報を交換するために、例えば定置式機器(例えばPC、サーバ等)およびモバイル機器(例えばラップトップ携帯用機器等)等の遠隔機器と通信する必要があることがある。

0003

作業現場で動作している機械の数、および機械と遠隔機器との間に存在しうる長い距離ゆえに、各機械と一遠隔機器との間に別々の物理的接続を使用して各機械を別の機械および/または遠隔機器と接続することは、適切でないと考えられる。したがって、通信ネットワークを使用して機械と遠隔機器とを互いに接続することが望ましいであろう。さらに、場合によっては、作業現場で動作している機械のユーザおよびメーカが、自身の通信ネットワークを所有していないことがある。このような場合は、第三者ネットワークを、すなわち機械や遠隔機器のユーザおよびメーカ以外のその他の実体によって所有されかつ動作される通信ネットワークを活用する必要性があるであろう。

0004

機械を遠隔機器に接続するには、様々なタイプの通信ネットワークが使用されうる。例えば、機械と遠隔機器との間における通信を提供するには、衛星ネットワークが使用されうる。しかしながら、衛星ネットワークには、いくつかの欠点がある。これらの欠点は、例えば、帯域幅コストが高いこと、衛星通信が望まれる領域ごとに別々の衛星ライセンスの取得が必要であること、データレートが低いこと等を含む。したがって、機械と機械との間および機械と遠隔機器との間には、広くアクセス可能でなおかつ比較的安価な形態の無線通信を提供する必要性がある。このような無線通信の形態の1つが、セルラ通信である。

0005

したがって、機械と1つまたは複数の遠隔機器との間における通信を促進するためにセルラネットワークを使用することをともなうシステムおよび方法が必要とされている。関連したシステムおよび方法の1つが、2004年5月25日付け発行された、モーリー(Morley)らに属する(特許文献1)に記載されている。(特許文献1)は、機械をユーザPCに接続するセルラネットワークを使用して遠隔位置から機械を制御するためのシステムを開示している。具体的には、(特許文献1)のシステムは、ユーザPCが、ユーザによって提供される指示を、セルラネットワークとインターフェースをとる遠隔PCへとセルラネットワークを通じて送信するようなシステムを開示している。遠隔PCは、すると、これらの指示を、機械上のプログラマブルコントローラへと伝送する。プログラマブルコントローラは、遠隔PCから受信された指示にしたがって機械を制御する。

0006

(特許文献1)のシステムは、機械と遠隔機器との間におけるセルラ通信を提供する一方で、いくつかの欠点を有する。例えば、(特許文献1)のシステムは、ユーザPCが機械に指示を送信することを可能にする一方で、機械が例えば遠隔モニタリング機器や遠隔コンピューティング機器等の遠隔機器に情報を送信する能力は提供しないと思われる。したがって、(特許文献1)のシステムは、セルラネットワークを通じた機械と遠隔機器との間におけるデータの双方向転送を提供するものではない。

0007

また、(特許文献1)のシステムは、機械上に、その機械に格納されうる例えば動作状態情報コンポーネント状態情報等の情報を1つまたは複数の機器が見ることを可能にしうるサーバを含んでいないと思われる。機械上におけるサーバの欠如は、また、機械が例えばソフトウェア情報および位置関連情報等の情報を複数の遠隔機器との間で同時に交換することを妨げうる。

0008

米国特許第6,739,078号明細書

発明が解決しようとする課題

0009

本開示は、従来技術による機械制御システムの1つまたは複数の問題を克服することに関する。

課題を解決するための手段

0010

例示的な一実施形態において、作業機械におけるセルラネットワーク通信を提供するための作業機械通信システムは、作業機械の少なくとも1つの動作を制御するように構成された作業機械コントローラを含む。システムは、また、ウェブサーバを含むゲートウェイ機器を含んでもよく、ウェブサーバは、作業機械コントローラへのおよび作業機械コントローラからの情報の双方向転送を提供するように構成される。システムは、さらに、ゲートウェイ機器とセルラネットワークとの間における情報の双方向転送を提供するように構成されたセルラ通信機器を含みうる。

0011

別の例示的一実施形態において、作業機械におけるセルラネットワーク通信を提供するための方法は、作業機械コントローラを、ウェブサーバを含むゲートウェイ機器に接続することを含み、ここで、ウェブサーバは、作業機械コントローラへのおよび作業機械コントローラからの情報の双方向転送を提供するように構成される。方法は、また、セルラ通信機器をゲートウェイ機器に接続することを含み、ここで、セルラ通信機器は、ゲートウェイ機器とセルラネットワークとの間における情報の双方向転送を提供するように構成される。

0012

さらに別の例示的一実施形態は、作業機械を含む。作業機械は、フレームと、フレームに動作可能に接続された電源とを含みうる。作業機械は、また、作業機械の少なくとも1つの動作を制御するように構成された作業機械コントローラを含みうる。作業機械は、また、ウェブサーバを含むゲートウェイ機器を含んでもよく、ウェブサーバは、作業機械コントローラへのおよび作業機械コントローラからの情報の双方向転送を提供するように構成される。作業機械は、また、ゲートウェイ機器とセルラネットワークとの間における情報の双方向転送を提供するように構成されたセルラ通信機器を含みうる。

発明を実施するための最良の形態

0013

図1は、作業機械10を絵表示している。作業機械10は、履帯トラクタとして示されているが、例えばオンハイウェイトラックオフハイウェイトラック、自動車ダンプトラック定置式ジェネレータ、またはオペレータからの入力コマンド応答するように構成された1つもしくは複数の機械コンポーネントを含むその他の類似の機器等の、その他の様々なタイプの機械を含みうる。

0014

作業機械10は、電源14およびフレーム16を含みうる。電源14は、作業機械10の動作用に電力を提供するように構成された1つまたは複数の機器を含みうる。これらの機器は、例えば、電気モータエンジンバッテリ等を含みうる。例示的一実施形態において、電源14は、ディーゼルエンジンガソリンエンジン蒸気エンジン等のエンジンを含みうる。また、電源14としては、作業機械10の動作用に電力を提供するように構成可能なその他の任意のエンジンも使用されうる。電源14は、フレーム16に動作可能に結合されうる。

0015

図2は、作業機械10用の作業機械通信システム20のブロック図表示である。作業機械10は、1つまたは複数の作業機械コントローラ24と、ウェブサーバ30を含むゲートウェイ機器28と、セルラ通信機器32とを含みうる。システム20は、また、セルラネットワーク40と、1つまたは複数の遠隔実体50とを含みうる。遠隔実体50は、別の作業機械52と、携帯用セルラ機器54と、コンピューティング機器56とを含みうる。遠隔実体50は、作業機械10と同じ作業現場に位置してもよいし、あるいは、例えば作業機械10と異なる、市、州、または国等、作業機械10の作業現場から離れて位置してもよい。作業機械コントローラ24は、作業機械10の1つまたは複数の動作を制御するように構成されうる。これらの動作は、例えば、排出成分再生伝送制御積載量制御油圧ブレーキ制御等を含みうる。これらの動作を実施するため、作業機械コントローラ24は、1つまたは複数の遠隔実体50からの情報を必要としうる。この情報は、再生持続時間、最大許容積載量等の、作業機械コントローラ24における1つまたは複数の制御設定に関するものでありうる。加えて、あるいは代わって、情報は、新しいプログラムファイルソフトウェアアップデート等の、作業機械コントローラ24用のソフトウェア情報も含みうる。

0016

さらに、1つまたは複数の遠隔実体50は、作業機械10の動作に関連したパラメータデータ等の情報を見る必要があることがある。このデータは、例えば、作業機械10における排出成分の最新再生持続期間、作業機械10における燃料消費等を含みうる。ゲートウェイ機器28は、作業機械コントローラ24へのおよび作業機械コントローラ24からの情報の双方向転送を提供するように構成されうる。具体的には、ゲートウェイ機器28は、この、作業機械コントローラ24と1つまたは複数の遠隔実体50との間における情報の双方向転送を提供するように構成されうるウェブサーバ30を含みうる。ゲートウェイ機器28は、セルラネットワーク40を介して1つまたは複数の遠隔実体50に接続しうる。さらに、ゲートウェイ機器28は、セルラ通信機器32を介してセルラネットワーク40に接続しうる。具体的には、セルラ通信機器32は、ゲートウェイ機器28とセルラネットワーク40との間における情報の双方向転送を提供するように構成されうる。

0017

セルラネットワーク40は、セルラ通信サービスを提供するために使用される電気通信ネットワークを含みうる。具体的には、セルラネットワーク40は、一携帯電話加入者から別の携帯電話加入者へと通話およびデータメッセージ中継するために使用される携帯電話電波塔を含みうる。また、携帯電話電波塔は、セルラ機器へとクロック情報を中継するようにも構成されうる。携帯電話電波塔は、その電波塔または基地局に位置する衛星レシーバの助けによって、衛星からクロック情報を取得しうる。セルラネットワーク40は、例えばCDMA符号分割多元接続)、GSMモバイル通信のためのグローバルシステム)、およびTDMA時分割多元接続)等の、第2世代携帯電話規格で動作しうる。代わりに、あるいは加えて、セルラネットワーク40は、例えばGPRS(汎用パケット無線サービス)およびWCDM広帯域符号分割多元接続)等の、第2.5世代規格および/または第3世代規格でも動作しうる。また、セルラネットワーク40は、セルラネットワーク40からセルラ通信機器32および遠隔実体50への情報の伝送を可能にするように構成可能なその他の任意の携帯電話規格で動作しうる。セルラネットワーク40は、1つのまたは任意の組み合わせのセルラネットワークプロバイダによって動作されうる。

0018

遠隔実体50は、セルラネットワーク40に接続しうる1つまたは複数の遠隔機器を含みうる。図2に示されるように、遠隔実体50は、別の作業機械52と、携帯用セルラ機器54と、コンピューティング機器56とを含みうる。作業機械10と同様に、作業機械52は、作業機械52から遠く離れて位置する実体と通信するために、セルラネットワーク40に接続しうる。この目的を達成するため、作業機械52は、作業機械52をセルラネットワーク40に接続しうる1つまたは複数の通信コンポーネント(図示せず)を含みうる。これらの通信コンポーネントは、例えば、作業機械52において動作するようになおかつセルラネットワーク40を通じて作業機械52と作業機械10との間でデータを交換するように構成可能なセル無線を含みうる。

0019

携帯用セルラ機器54は、セルラネットワーク40に接続しうるモバイル通信機器を含みうる。この機器は、例えば、携帯電話、スマートフォン、PDA、Blackberry、ラップトップ、またはセルラネットワーク40を通じてデータを送受信するように構成可能なその他の任意のモバイル通信機器を含みうる。例示的一実施形態において、これらの機器は、セルラネットワーク40を通じてデータを送受信するように構成可能なセルラトランシーバ等の通信コンポーネントを含みうる。コンピューティング機器56は、PC、サーバ、およびセルラネットワーク40を通じてデータを送受信するように構成可能なその他の類似の機器等の機器を含みうる。例示的一実施形態において、コンピューティング機器56は、無線モデム、またはコンピューティング機器56に対する接続をともなうその他の任意のセルラ通信機器を通じてセルラネットワーク40に接続しうる。

0020

業者ならば、上述された遠隔機器50が、単に例示的なものであることが理解されよう。また、セルラネットワーク40に直接的であれ間接的であれ接続することができなおかつセルラネットワーク40を通じてデータを送受信することができるその他の任意の実体が、遠隔実体50の一部を構成しうる。

0021

セルラ通信機器32は、ゲートウェイ機器28とセルラネットワーク40との間における接続性を提供するために使用されうる1つまたは複数の通信エレメントを含みうる。これらの通信エレメントは、ゲートウェイ機器28とセルラネットワーク40との間で情報を交換するように構成可能なソフトウェアコンポーネントおよびハードウェアコンポーネントを含みうる。ソフトウェアコンポーネントは、C、C++、Pascal等の任意のコンピューティング言語で記述される1つまたは複数のプログラムファイルを含みうる。ハードウェアコンポーネントは、CPU、メモリ、I/Oユニット、およびプログラムファイルを動作させるのに必要とされるその他の任意のコンポーネントを含みうる。

0022

例示的一実施形態において、セルラ通信機器32は、セル無線を含みうる。セル無線は、セルラネットワーク40とゲートウェイ機器28との間でデータを交換するために高周波電波を使用するように構成されうる。セル無線は、ゲートウェイ機器28とセルラネットワーク40との間における無線接続を提供しうるとともにセルラネットワーク40を通じてデータを交換するために使用されうるトランシーバ(トランスミッタとレシーバとの組み合わせ)を含みうる。セル無線に使用されるトランシーバのタイプは、システム20においてセルラ接続性を提供するために使用されうるセルラネットワーク40のタイプに依存しうる。例えば、もしセルラネットワーク40がGSMネットワークであるならば、セル無線は、GSMネットワークが動作しうる周波数スペクトルおよびデータレート等の、GSM技術に関係したパラメータ適合しうるトランシーバを含みうる。例示的一実施形態において、GSMをベースにしたセルラネットワーク40は、9.6kbpsのデータレートで動作しうる。したがって、セル無線上のトランシーバは、9.6kbpsのレートで情報を交換するように構成されうる。あるいは、もしセルラネットワーク40がGPRSネットワークであるならば、セル無線上のトランシーバは、172.2kbpsのデータレート(すなわち、GPRSネットワークが動作しうる理論上の最大データレート)で動作するように構成されうる。

0023

セルラ通信機器32は、セル無線を含むものとして上述されているものの、当業者ならば、セルラネットワーク40とゲートウェイ機器28との間における情報の双方向転送を提供するように構成されうるその他の任意のセルラ機器がセルラ通信機器32として使用されうることが理解されよう。

0024

セルラ通信機器32は、1つまたは複数の通信手段を使用して動作可能にゲートウェイ機器28に接続しうる。これらの手段は、有線接続、無線接続、またはセルラ通信機器32をゲートウェイ機器28に接続するためのその他の任意の手段を含みうる。有線接続は、銅、光ファイバ、またはその他の類似の接続を含みうる。セルラ機器32は、1つまたは複数の通信プロトコルを使用してゲートウェイ機器28と通信しうる。これらの通信プロトコルは、データリンクプロトコルおよび無線プロトコルを含みうる。データリンクプロトコルは、例えば、J1939、イーサネット、SAEJ1587、またはその他の類似のプロトコルを含みうる。無線プロトコルは、例えば、802.11b、802.11g、およびその他の類似のプロトコルを含みうる。図2は、ゲートウェイ機器28とセルラ通信機器32とを2つの別々のユニットとして示しているが、代替の例示的一実施形態では、ゲートウェイ機器28とセル通信機器32とが一体化されて1つの物理的ユニットを形成しうる。

0025

作業機械コントローラ24は、作業機械10の動作を制御するように構成されうる1つまたは複数の機器を表しうる。例示的一実施形態において、作業機械コントローラ24は、例えばエンジンコントローラモジュール再生コントローラモジュール、伝送コントローラモジュール、油圧制御モジュール、または作業機械10の少なくとも1つの動作を制御することができるその他の任意の機器等の機器を含みうる。

0026

作業機械コントローラ24は、作業機械10の様々な動作を制御するように構成されうる。例えば、作業機械コントローラ24は、エンジンにおけるノッキングを制御するように構成されうる。「ノッキング」は、エンジン排気燃料経済性、およびエンジン寿命に有害な非制御燃料燃焼である。あるいは、作業機械コントローラ24は、作業機械の排気システムにおいて排気成分の「再生」を制御する再生コントローラを含みうる。再生は、排気成分にとらわれた微粒子物質を、その微粒子物質が燃焼するまたは蒸発する温度に加熱するプロセスである。

0027

さらに別の場合において、作業機械コントローラ24は、作業機械10において使用されるブレーキシステムの種類を制御するように構成されうる。具体的には、作業機械10は、例えばサービスブレーキシステムエンジンブレーキシステム排気ブレーキシステム、および伝送ブレーキシステム等の複数のブレーキシステムを含みうる。作業現場に特有の必要性および規制に応じて、オペレータは、作業機械10において使用可能なブレーキシステムの一部のみを使用することを許可されうる。例えば、作業現場において普及している環境規制は、作業機械におけるエンジンブレーキの使用を阻みうる。作業機械コントローラ24は、したがって、作業機械10の位置に応じ、その作業機械10において使用されうるブレーキシステムのタイプを制御するように構成されうる。さらに、作業機械コントローラ24は、作業機械10のその他の類似の動作を制御するように構成されうる。

0028

作業機械コントローラ24は、作業機械10のために様々な動作を行うのに適したコンポーネントを含みうる。これらのコンポーネントは、例えば、メモリ(図示せず)やCPU(図示せず)、I/Oモジュール(図示せず)、およびプログラムファイルを実行するのに必要なその他の任意のコンポーネントを含みうる。さらに、作業機械コントローラ24は、その様々な機能を実施するためにデータを必要としうる。このデータは、例えば微粒子トラップのための再生持続期間、エンジンにおける望ましい空気燃料混合比、作業機械10内のエンジンが動作しうるエンジン速度、作業機械10が使用しうるブレーキシステムのタイプ等の情報を含みうる。例示的一実施形態において、データの一部は、作業機械コントローラ24のメモリに格納されうる。作業機械コントローラ24は、作業機械10の動作を制御するために自身が使用するデータの一部を、ゲートウェイ機器28を介して1つまたは複数の遠隔実体50から受信するように構成されうる。

0029

作業機械コントローラ24は、また、作業機械10の1つまたは複数の動作に関わる情報を、ゲートウェイ機器28を介して1つまたは複数の遠隔実体50に提供するようにも構成されうる。この情報は、例えば、作業機械10の動作に関係したパラメータ報告を含みうる。これらの動作は、例えば、作業機械10の燃料消費、作業機械10の位置において測定された振動、作業機械10の排気成分の再生その他を含みうる。また、作業機械コントローラ24は、作業機械10のその他の任意の動作に関係した情報を提供するように構成されうる。

0030

ゲートウェイ機器28は、とりわけ、作業機械コントローラ24と1つまたは複数の遠隔実体50との間における情報の双方向転送を提供するように構成されうる。この情報は、上述のように、作業機械10の動作に関係した任意の情報を含みうる。ゲートウェイ機器28は、セルラネットワーク40を通じて情報を送受信することによって、この、情報の双方向転送を提供するように構成されうる。具体的には、ゲートウェイ機器28は、セルラネットワーク40を介して1つまたは複数の遠隔実体50とこの情報を交換するように構成されうるウェブサーバ30を含みうる。この情報を交換するため、ゲートウェイ機器28は、作業機械コントローラ24と、セルラネットワーク40に動作可能に接続しうるセルラ通信機器32とに、動作可能に接続しうる。例示的一実施形態において、ゲートウェイ機器28は、PL300やPL1000e等のプログラマブル論理機器、およびウェブサーバを含むようになおかつ1つの通信ポートから別の通信ポートへとデータを転送するように構成可能なその他の電子制御機器を含みうる。

0031

ウェブサーバ30は、作業機械コントローラ24へのおよび作業機械コントローラ24からの情報の双方向転送を構成するように構成されうる。情報の双方向転送は、ウェブサーバ30から1つまたは複数の遠隔実体50へと転送される情報を含みうる。この情報転送は、1つまたは複数の遠隔実体50からウェブサーバ30への情報の要求に応答して生じうる。ウェブサーバ30は、要求された情報を、データベース(図示せず)から、または作業機械コントローラ24に関係した情報を格納するその他の任意のシステムから検索するように構成されうる。例示的一実施形態において、1つまたは複数の遠隔実体50は、セルラネットワーク40を介してこの情報を要求しうる。具体的には、1つまたは複数の遠隔実体50は、作業機械10の動作に関係した情報を見るために、セルラネットワーク40およびセルラ通信機器32を介してウェブサーバ30に接続しうる。また、1つまたは複数の遠隔実体50は、作業機械10の動作に関係した情報をウェブサーバ30を介してダウンロードしうる。

0032

情報の双方向転送は、また、セルラネットワーク40を介した1つまたは複数の遠隔実体50からウェブサーバ30への情報の転送を含みうる。この情報は、例えば作業機械コントローラ24用のソフトウェア情報等、作業機械10の動作に関係した情報を含みうる。また、ウェブサーバ30は、作業機械10の動作に関係したその他の任意の情報を、1つまたは複数の遠隔実体50から受信しうる。具体的には、1つまたは複数の遠隔実体50は、このような情報をウェブサーバ30にアップロードするために、セルラネットワーク40およびセルラ通信機器32を介してウェブサーバ30に接続しうる。ウェブサーバ30は、さらに、遠隔実体50から受信された情報を、作業機械コントローラ24等の作業機械10上の搭載機器へと転送するように構成されうる。また、ウェブサーバ30は、受信された情報を、ディスプレイ機器(図示せず)等のその他の搭載機器へと転送するように構成されうる。

0033

例示的一実施形態において、ゲートウェイ機器28は、例えばシリアルポートデータリンクポート、およびイーサネットポート等の、異なる種類の通信ポートを含みうる。例えば作業機械コントローラ24およびセルラ通信機器32等の機器は、ゲートウェイ機器28の通信ポートに接続しうる。ゲートウェイ機器28は、1つの通信ポートから別の通信ポートへと情報を転送するように構成されうる。上述のように、この情報は、例えば、作業機械10の動作に関係した情報を含みうる。具体的には、ゲートウェイ機器28は、この情報を、作業機械コントローラ24に接続された通信ポートとセルラ通信機器32に接続された通信ポートとの間で転送しうる。ゲートウェイ機器28は、例えばセルラ通信機器32と作業機械コントローラ24との間で情報を転送する、1つの通信ポートから別の通信ポートへと転送される情報を変換する等の機能を実施するために、ソフトウェアアプリケーションを使用するように構成されうる。さらに、ゲートウェイ機器28の中のソフトウェアアプリケーションは、ゲートウェイ機器28に含まれるウェブサーバ30を動作させるためにも使用されうる。このソフトウェアアプリケーションは、例えばC、C++、Pascal、Visual C++、Visual Basic等のコンピューティング言語で記述されうる。さらに、ゲートウェイ機器28は、CPU、RAM、ROM、I/Oモジュール、およびソフトウェアアプリケーションを実行するために必要とされるその他の任意のコンポーネントを含みうる。

0034

例示的一実施形態において、ゲートウェイ機器28は、イーサネットポートを使用してセルラ通信機器32に接続するように構成されうる。このイーサネットポートは、例えば、802.11b等の無線通信プロトコルを使用して動作するように構成されうる。あるいは、セルラ通信機器32をゲートウェイ機器28に接続するには、セルラ機器をゲートウェイ機器に接続するその他の任意の既知の方法が使用されうる。また、ゲートウェイ機器28は、データリンクポートによって作業機械コントローラ24に接続しうる。ゲートウェイ機器28は、例えばJ1939等のデータリンクプロトコルを使用して、データリンクポートを通じて通信しうる。セルラ通信機器32と作業機械コントローラ24との間でデータを転送するため、ゲートウェイ機器28は、転送される情報をイーサネットポートからデータリンクポートへと変換するように構成されうる。言い換えると、ゲートウェイ機器28は、データを、802.11bプロトコルからJ1939プロトコルへと変換しうる。逆もまた同様である。この変換は、ゲートウェイ機器28のメモリユニットに格納されたソフトウェアアプリケーションによって実施されうる。

0035

例示的一実施形態において、1つまたは複数の遠隔実体50は、ソフトウェアコード等の情報を、ゲートウェイ機器に含まれたウェブサーバ30にセルラネットワーク40を介してアップロードしうる。ゲートウェイ機器28は、この情報を、セルラネットワーク40に接続されたセルラ通信機器32を介して受信しうる。ゲートウェイ機器28のイーサネットポートで受信されたこの情報は、ゲートウェイ機器28に関連付けられたメモリユニットに格納されうる。ゲートウェイ機器28のCPUは、この受信データ用の出口ポートを決定しうる。例えば、ゲートウェイ機器28のCPUは、この受信データを、作業機械コントローラ24に接続されたデータリンクポートを通じてゲートウェイ機器28から出るものとして決定しうる。したがって、CPUは、情報を802.11bからJ1939に変換し、この情報を、作業機械コントローラ24に接続されたデータリンクポートに転送しうる。前述のように、ゲートウェイ機器28のなかで実行されるソフトウェアアプリケーションが、情報を1つのプロトコルから別のプロトコルに変換するこの機能を実施しうる。当業者ならば、ウェブサーバ30を介して作業機械コントローラ24から1つまたは複数の遠隔実体50へとデータを転送するために、ゲートウェイ機器28によって、J1939から802.11bへとデータを情報変換する類似のプロセスが実施されうることが理解されよう。

0036

上述された実施形態は、ゲートウェイ機器28を、作業機械コントローラ24およびセルラ通信機器32に接続されたものとして説明しているが、当業者ならば、ゲートウェイ機器28が、作業機械コントローラ24およびセルラ通信機器32以外のその他の機器およびシステムに接続しうることが理解されよう。例えば、例示的一実施形態において、ゲートウェイ機器28は、作業機械10のディスプレイ機器(図示せず)および入力機器(図示せず)に接続しうる。ディスプレイ機器は、作業機械10のオペレータに情報を提示する任意の既知のタイプの機器でありうる。したがって、ゲートウェイ機器28は、いくつかの機能のなかでも、とりわけ、作業機械コントローラ24、遠隔機器50、およびその他の類似の機器/システムから受信された情報をディスプレイ機器に表示しうる。例えば、ウェブサーバ30は、作業機械コントローラ24や遠隔実体50から得られた情報、またはその他の任意のソースから得られた情報を、ゲートウェイ機器28に接続されたディスプレイ機器に表示しうる。入力機器は、例えばキーボードマウス等の、オペレータからゲートウェイ機器28へと情報を転送するために使用されうる任意の機器を含みうる。

0037

例示的一実施形態において、ゲートウェイ機器28は、作業機械10のユーザのために音声通信を提供するように構成されうる。具体的には、例えばUSBポート、シリアルポート等の、ゲートウェイ機器28上の通信ポートが、1つまたは複数の音声通信機器(図示せず)に接続するように構成されうる。これらの音声通信機器は、マイク、インターコムスピーカ等の機器を含みうる。作業機械10のユーザは、セルラネットワーク40を通じて1つまたは複数の遠隔実体50との間において音声通信を有するために、作業機械10の音声通信機器とセルラ通信機器32との組み合わせを使用しうる。

0038

さらに、ゲートウェイ機器28は、例えばPCまたはラップトップ等、ゲートウェイ機器28を監視および構成するように構成されうる診断機器にも接続しうる。例示的一実施形態において、ゲートウェイ機器28は、診断機器に接続するために、例えばJ1939ポート等のデータリンクポートを使用しうる。さらに、ゲートウェイ機器28を診断機器に接続するために、無線ポート光ファイバポート、イーサネットポート、シリアルポート等のその他のポートも使用されうる。

0039

ウェブサーバ30は、作業機械10に格納された情報を1つまたは複数の遠隔実体50が見ることを可能にするように構成されうる。この情報は、作業機械10の動作に関係した情報を含みうる。作業機械10の動作に関係した情報は、例えば、作業機械コントローラ24の動作に関係した制御設定、パラメータ報告等を含みうる。作業機械コントローラ24が再生コントローラとして動作する場合、制御設定は、例えば、作業機械コントローラ24における再生継続時間の設定を含みうる。パラメータ報告は、例えば、作業機械10の燃料消費、作業機械10上の1つまたは複数の位置において測定された振動等の情報を含みうる。また、ウェブサーバ30は、作業機械10に格納されうるその他の任意の情報を、その情報を見ることができる任意の実体に対して表示するように構成されうる。

0040

ウェブサーバ30は、作業機械10への情報のアップロードおよび/または作業機械10からの情報のダウンロードを促進するようにも構成されうる。具体的には、ウェブサーバ30は、作業機械コントローラ24からセルラ通信機器32およびセルラネットワーク40を介して1つまたは複数の遠隔実体50に情報を転送するように構成されうる。この情報は、作業機械10の動作に関係した情報を含みうる。この動作情報は、例えば、姿勢情報、ログメッセージ、機械コンポーネント情報等を含みうる。また、ウェブサーバ30は、作業機械10から遠隔実体50へと転送可能なその他の任意の情報の転送を促進するように構成されうる。ウェブサーバ30は、また、1つまたは複数の遠隔実体50から作業機械10への情報の転送を促進するようにも構成されうる。遠隔実体50は、この情報を、セルラネットワーク40を介してウェブサーバ30へと転送するように構成されうる。この情報は、例えば、作業機械10の動作に関係したソフトウェア情報を含みうる。このソフトウェア情報は、例えば、作業機械コントローラ24用の新しいプログラムファイル、作業機械コントローラ24上のプログラムファイル用のソフトウェアアップグレード等を含みうる。また、遠隔実体50は、作業機械10の動作に関係したその他の情報をウェブサーバ30へと転送するように構成されうる。

0041

ウェブサーバ30は、ウェブサーバ30の動作を促進するように構成されうるハードウェアコンポーネントおよびソフトウェアコンポーネントを含みうる。ソフトウェアコンポーネントは、オペレーティングシステムおよびウェブサーバアプリケーションソフトウェアを含みうる。ウェブサーバ30に含まれるウェブサーバアプリケーションソフトウェアは、ウェブサーバ30上で実行されるオペレーティングシステムに依存しうる。例えば、もしウェブサーバ30が、Windowsをベースにしたオペレーティングシステムで動作している場合、ウェブサーバ30は、例えばInternet Information Server(「IIS」)、Windows 2000 Server等のソフトウェアを含みうる。あるいは、もしウェブサーバ30が、UNIXをベースにしたオペレーティングシステムで動作している場合、ウェブサーバ30は、例えばApacheHTTPServer、Sun Java System Web Server、Zeus Web Server等のソフトウェアを含みうる。また、ウェブサーバアプリケーションソフトウェアとして構成することができるその他の任意のタイプのソフトウェアが、ウェブサーバ30の動作を促進するために使用されうる。ウェブサーバ30は、さらに、CPU(図示せず)、メモリ(図示せず)、I/Oモジュール(図示せず)、ならびにオペレーティングシステムおよびウェブサーバアプリケーションソフトウェアを実行するために必要とされるその他の任意のコンポーネント等のハードウェアコンポーネントも含みうる。

0042

例示的一実施形態において、1つの通信ポートから別の通信ポートへと情報を転送する機能、1つの通信プロトコルから別の通信プロトコルへと情報を変換する機能、およびウェブサーバ30の機能等の、ゲートウェイ機器28の全ての機能は、共通のハードウェアコンポーネント上で実施されうる。これらのハードウェアコンポーネントは、上述のように、CPU、メモリ、I/Oモジュール等を含みうる。あるいは、ゲートウェイ機器28の様々な機能は、これらの機能のために特別に確保されたハードウェアコンポーネント上で実施されうる。例えば、1つまたは複数の遠隔実体50から情報を取得する機能や、これらの要求に応答して情報を提供する機能等の、ウェブサーバ30の全ての機能は、ウェブサーバ30によって実施される機能のために特別に確保されたハードウェアコンポーネント上で実施されうる。同様に、ゲートウェイ機器28のその他の機能(情報転送、情報変換等)は、これらの機能のために特別に確保された個別のハードウェアコンポーネント上で実施されうる。例示的一実施形態において、ゲートウェイ機器28の全てのコンポーネントは、上記の動作を実施するために1つの物理的ユニットに統合されうる。あるいは、ゲートウェイ機器28は、上述の動作を実施するように構成されうる2つ以上の個別のユニットを含みうる。

0043

遠隔実体50は、セルラネットワーク40を介してゲートウェイ機器28上のウェブサーバ30に接続しうる。セルラネットワーク40は、ウェブサーバ30を含むゲートウェイ機器28に、セルラ通信機器32を介して接続しうる。さらに、ゲートウェイ機器28は、作業機械コントローラ24に接続しうる。セルラ通信機器32およびセルラネットワーク40を介し、ウェブサーバ30と1つまたは複数の遠隔実体50との間に接続が形成されると、ウェブサーバ30は、接続された遠隔実体50と作業機械コントローラ24との間において情報の双方向転送を提供しうる。具体的には、1つまたは複数の遠隔実体50から情報に対する要求を受信すると、ウェブサーバ30は、作業機械コントローラ24から情報を検索し、その情報を要求元の遠隔実体50に対して表示しうる。遠隔実体50は、また、要求した情報をウェブサーバ30からダウンロードしうる。加えて、あるいは代わって、遠隔実体50は、ウェブサーバ30に情報を送信しうる(すなわち情報アップロード)。ウェブサーバ30は、この情報を受信すると、その受信した情報を作業機械コントローラ24へと転送しうる。

0044

遠隔実体50は、遠隔実体50をウェブサーバ30とインターフェース接続させるように構成されうるソフトウェアを含みうる。ウェブサーバ30とのインターフェース接続は、ウェブサーバ30に接続すること、ならびにウェブサーバ30へとおよびウェブサーバ30から情報を転送することを含みうる。このインターフェースソフトウェアは、例えばウェブブラウザ等のウェブサーバ互換ソフトウェアを含みうる。また、遠隔実体50は、セルラネットワーク40を通じて遠隔実体50をウェブサーバ30とインターフェース接続させるように構成されうるその他の任意のソフトウェアを含みうる。インターフェースソフトウェアは、C、C++、Visual C++、Java、Pascal等の任意のコンピューティング言語で記述されうる。さらに、遠隔実体50上のインターフェースソフトウェアは、ウェブサーバ30からのおよびウェブサーバ30への情報の双方向転送のために、1つまたは複数の通信プロトコルを使用するように構成されうる。これらの通信プロトコルは、例えば、Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト転送プロトコルすなわち「HTTP」)、Secure Hypertext Transfer Protocol(セキュアハイパーテキスト転送プロトコルすなわち「HTTPS」)、File Transfer Protocol(ファイル転送プロトコルすなわち「FTP」)、Trivial File Transfer Protocol(トリビアルファイル転送プロトコルすなわち「TFTP」)、Kermit等を含みうる。さらに、遠隔実体50上のインターフェースソフトウェアは、ウェブサーバ30との通信のためにその他の類似の通信プロトコルを使用しうる。

0045

情報転送の特質(すなわちウェブサーバ30への情報のアップロードかあるいはウェブサーバ30からの情報のダウンロードか)と、遠隔実体50によって使用される通信プロトコルのタイプとに依存して、遠隔実体50とウェブサーバ30との間に様々なタイプの接続が使用されうる。例えば、携帯用セルラ機器54は、ウェブサーバ30とインターフェース接続しうるウェブブラウザを含みうる。さらに、ウェブブラウザは、携帯用セルラ機器54とウェブサーバ30との間における情報転送のためにHTTPを使用するように構成されうる。もし携帯用セルラ機器54が、ウェブサーバ30に情報(例えばソフトウェア情報)をアップロードする場合、携帯用セルラ機器54は、セルラネットワーク40を介してその情報を転送するために、HTTP「PUT」接続を使用しうる。ウェブサーバ30は、受信した情報を、ゲートウェイ機器28の通信ポートを介して作業機械コントローラ24に転送しうる。加えて、あるいは代わりに、もし携帯用セルラ機器54が、作業機械コントローラ24から情報を得る必要がある場合、携帯用セルラ機器54は、ウェブサーバ30に対してHTTP「GET」要求を生成しうる。「GET」要求は、携帯用セルラ機器54が作業機械コントローラ24から取得する必要がある種類の情報に対する要求を含みうる。この要求を受信すると、ウェブサーバ30は、作業機械コントローラ24から、あるいはこのような情報を作業機械コントローラ24から検索しうるとともに格納しうるデータベース等の情報格納機器から、この情報を検索しうる。ウェブサーバ30は、すると、検索した情報を、セルラネットワーク40を介して携帯用セルラ機器54に転送しうる。

0046

ウェブサーバ30は、複数の遠隔実体50との情報の同時的双方向転送を提供するように構成されうる。例示的一実施形態では、携帯用セルラ機器54が、ウェブサーバ30との間で情報を交換している一方で、コンピューティング機器56等の別の遠隔実体もまた、セルラネットワーク40を介してウェブサーバ30に接続しうる。これらの遠隔実体からウェブサーバ30への各接続は、例えばセッションID等の固有識別子によって特徴付けられうる。したがって、ウェブサーバ30は、携帯用セルラ機器54への接続とコンピューティング機器56への接続とを、各接続の固有セッションIDに基づいて区別しうる。携帯用セルラ機器54が、ウェブサーバ30との間で情報を交換している一方で、コンピューティング機器56もまた、ウェブサーバ30との間で情報を交換しうる。携帯用セルラ機器54と同様に、コンピューティング機器56は、ウェブサーバ30との間における情報の交換を促進しうるインターフェースソフトウェアを含みうる。また、例えば別の作業機械52等のその他の遠隔実体もまた、ウェブサーバ30によってその他の遠隔実体に情報の双方向転送を提供しうるよう、セルラネットワーク40を介してウェブサーバ30に同時に接続しうる。ウェブサーバ30のオペレータは、ウェブサーバ30に接続された状態にとどまってウェブサーバ30との間でデータを交換しうる遠隔実体50の数を制限しうる。

0047

図3は、代替の作業機械通信システム100のブロック図表示である。通信システム100は、非セルラネットワーク70を含みうることを除き、図2に示された通信システム20と同様である。場合によっては、1つまたは複数の遠隔実体50が、セルラネットワーク40に対する直接接続を有さないことがある。このような場合は、セルラネットワーク40に対する直接接続を欠く遠隔実体50とセルラネットワーク40とを相互接続するために、非セルラネットワーク70が使用されうる。非セルラネットワーク70は、公衆交換電話網プライベートコンピュータネットワーク、およびインターネットを含みうる。また、非セルラネットワーク70は、セルラネットワーク40および1つまたは複数の遠隔実体50と接続するように構成されうるその他の任意の通信ネットワークを含みうる。

0048

プライベートコンピュータネットワークは、限られた数の端末機器に対してのみアクセスを提供するように構成されうる相互接続されたいくつかのコンピューティング機器を含みうる。この限られたグループ内の端末機器は、1つまたは複数の遠隔実体50を含みうる。限られた数の端末機器に対してのみアクセスを提供することによって、プライベートコンピュータネットワークは、インターネットと異なり、それに対するパブリックアクセスを提供しえない。また、プライベートコンピュータネットワークは、セルラネットワーク40に接続するように構成されうる。したがって、プライベートコンピュータネットワークは、1つまたは複数の遠隔実体50をセルラネットワーク40に接続しうる。プライベートコンピュータネットワークに接続しうる遠隔実体50は、したがって、プライベートコンピュータネットワークおよびセルラネットワーク40を介して作業機械10と通信しうる。プライベートコンピュータネットワーク内のコンピューティング機器は、ルータ、スイッチ、ハブ、リピータマルチプレクサファイヤウォール、およびその他の類似の機器を含みうる。プライベートコンピュータネットワークは、プライベートコンピュータネットワークを通じたデータの双方向転送のために、例えばインターネットプロトコル(「IP」)、DECNET、X.25等の1つまたは複数のルーティングプロトコルを使用しうる。

0049

通信システム100は、セルラネットワーク40と非セルラネットワーク70との接続を促進するように構成されうる1つまたは複数のセルラ相互接続機器(図示せず)を含みうる。これらのセルラ相互接続機器は、さらに、セルラネットワーク40と非セルラネットワーク70とを相互接続するように構成されうる1つまたは複数のコンポーネントを含みうる。通信システム100において使用されるセルラ相互接続機器のタイプは、一部には、通信システム100内におけるセルラネットワーク40のタイプと非セルラネットワーク70のタイプとに依存しうる。例えば、もしセルラネットワーク40が、GPRSネットワークである場合、セルラネットワーク40は、インターネットまたはプライベートコンピュータネットワーク等の非セルラネットワーク70にGPRSネットワークを相互接続するように構成されうるゲートウェイGPRSサポートノード(「GGSN」)(図示せず)を含みうる。具体的には、GGSNは、セルラ機器から来るGPRSパケットを適切なパケットデータプロトコル(PDPフォーマット(例えばIP、X.25等)に変換し、それらを対応するパケットデータネットワーク上に送出するように構成されうる。反対の方向では、GGSNは、入来するデータパケットのPDPアドレス宛先ユーザのGSMアドレスに変換するように構成されうる。アドレス指定しなおされたパケットは、次いで、担当のセルラ機器へと送信されうる。GGSNとインターフェース接続しうるGPRSネットワーク内のセルラ機器は、サービス提供GPRSサポートノード(「SGSN」)(図示せず)を含みうる。SGSNは、モバイルセルラ機器の位置を追跡し、GGSNから得られたデータトラフィックをモバイルセルラ機器へとルーティングするように構成されうる。

0050

GGSNおよびSGSNは、セルラネットワーク40を非セルラネットワーク70に相互接続するために、ハードウェアコンポーネントおよびソフトウェアコンポーネントを含みうる。ソフトウェアは、例えばC、C++、Pascal、Java、Visual C++等の任意のコンピューティング言語で記述されうる。ハードウェアコンポーネントは、CPU、I/Oモジュール、メモリ、およびソフトウェアプログラムを実行させるのに必要とされるその他の任意のコンポーネントを含みうる。GGSNおよびSGSNに加えて、通信システム100は、セルラネットワーク40を非セルラネットワーク70に接続するように構成されうるその他のタイプのセルラ相互接続機器を含みうる。

0051

開示された実施形態は、作業機械と該作業機械から遠く離れて位置する実体との間においてデータが転送されうる任意の通信システムにおいて使用されうる。これらの実施形態は、既存の作業機械通信システムおよび方法に対して改善をもたらしうる。例えば、作業機械と該作業機械から遠く離れて位置する実体との間における通信のためのセルラネットワークの使用は、作業機械とこれらの遠隔実体との間における有線接続の必要性を排除しうる。作業機械と遠隔実体との間における無線接続の使用は、通信システムにおける有線接続に関連したあらゆる地形的および距離的制約を克服しうる。さらに、通信手段としてのセルラネットワークの使用は、その他の無線ネットワークに勝る利点をもたらしうる。例えば、セルラネットワークは、既存の衛星ネットワークよりも高いデータレートおよび安価な帯域幅を提供しうる。

0052

従来技術によるセルラ通信システムと異なり、開示された実施形態は、作業機械と該作業機械から遠く離れて位置する実体との間における通信を提供するために、ウェブサーバを使用しうる。ウェブサーバは、作業機械とこれらの遠隔実体との間における情報の双方向転送を提供するために使用されうる。したがって、従来技術による通信システムと異なり、遠隔実体が通信ネットワークを通じて作業機械に情報を送信しうるのみならず、作業機械もまた遠隔実体に情報を提供しうる。

0053

情報の双方向転送のための、作業機械におけるウェブサーバの使用は、従来技術によるシステムに対して改善をもたらしうる。例えば、作業機械上のウェブサーバは、その作業機械に複数の遠隔実体が同時に接続すること、およびその作業機械に格納された情報を見ることを可能にしうる。さらに、複数の遠隔実体は、データが遠隔実体に局部的に格納されうるように、ウェブサーバからデータを同時にダウンロードしうる。作業機械のウェブサーバのオペレータは、また、ウェブサーバに一度に接続しうる遠隔実体の数を制限することによって、作業機械に同時にアクセスしうる遠隔実体の数をも制限しうる。さらに、作業機械のウェブサーバのオペレータは、作業機械のウェブサーバと該作業機械から遠く離れて位置する実体との間になされる接続に関する情報をログするウェブサーバのロギング能力も使用しうる。この接続情報は、例えば、ウェブサーバに接続された遠隔実体のタイプおよび数、ウェブサーバと遠隔実体との間において転送される情報のタイプ、ならびにピーク情報転送の日時等の情報を含みうる。このような情報は、作業機械のユーザが、作業機械へのおよび作業機械からのデータトラフィックフロー解析するのに有用であろう。

0054

当業者ならば、開示されたセルラ通信システムおよび方法において、本開示の範囲から逸脱することなく様々な変更およびヴァリエーションを加えられることが明らかである。また、本明細書を検討することによって、当業者に、開示されたシステムのその他の実施形態が明らかになる。詳細および実施例は、単に例示的なものとみなされ、本開示の内容の真の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物によって示される。

図面の簡単な説明

0055

開示された例示的一実施形態にしたがった作業機械の絵表示である。
開示された例示的一実施形態にしたがった作業機械通信システムのブロック図表示である。
開示された代替の例示的一実施形態にしたがった作業機械制御システムのブロック図表示である。

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