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技術 予約制御装置、予約実行装置、予約制御システム、及び予約制御方法

出願人 シャープ株式会社
発明者 東晃弘白川淳一
出願日 2008年6月2日 (12年1ヶ月経過) 出願番号 2008-144567
公開日 2009年12月17日 (10年6ヶ月経過) 公開番号 2009-296033
状態 拒絶査定
技術分野 TV信号の記録 記録のためのテレビジョン信号処理 双方向TV,動画像配信等 記録担体の情報管理、編集
主要キーワード 遷移ステップ 累積受 代替動作 街頭広告 目覚まし設定 マスクROM 操作対象装置 テレビ操作用
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図面 (20)

課題

予約動作開始時刻における状況に応じた最適な機器に予約動作を実行させる。

解決手段

遠隔操作装置300は、自装置の外部に信号を送信する操作側第2通信部302と、予約動作を実行可能な機器を操作側第2通信部302の通信圏内で検出する機器検索部6と、機器検索部6が検出した機器に上記予約動作の開始時刻に、操作側第2通信部302を介して信号を送信し、上記予約動作を実行させる予約制御部7とを備えているので、予約動作の開始時刻における状況に応じた最適な機器に予約動作を実行させることができる。

概要

背景

従来から、予め時刻及び動作を指定して、指定された時刻に指定された動作を電子機器に実行させる予約機能が様々な電子機器において広く採用されている。例えば、テレビでは、予め時刻及びチャンネルを指定しておくことで、指定された時刻に指定されたチャンネルの番組を自動的に出力する視聴予約を行うことができるものが一般に普及している。

視聴予約を行うことにより、開始時刻になると自動的に視聴予約した番組がテレビから出力される。したがって、ユーザは、見たい番組を予め視聴予約しておくことで、該番組を見逃すことを防ぐことができる。

ところで、視聴予約を行った場合であっても、テレビの主電源切れているときには、予約時刻になっても視聴予約は実行されない。そのため、視聴予約を行ったときには、主電源を入れてテレビを待機状態にしておく必要がある。

しかしながら、待機状態中のテレビは電力消費するので、予約時刻までは主電源を切っておくことが節電の観点から好ましい。そこで、下記の特許文献1では、テレビを操作するリモコン予約情報を記憶させることによって、予約時刻まで主電源を切っておくことを可能にしている。

これについて、図23に基づいて説明する。図23は、従来技術を示すものであり、リモコンに予約情報を記憶させることによって、視聴予約を実行する技術を説明する図である。

ここで、一般的な視聴予約では、予約開始時刻及び予約番組等を示す予約情報をテレビに記憶させ、予約開始時刻になったときにテレビが上記予約情報に従って予約されたテレビ番組を表示させる。これに対し、図23に示す特許文献1の技術では、リモコンに予約情報を記憶させている。

そして、リモコンは、自機に記憶されている予約情報を参照し、予約開始時刻の1分前になると、アラームを鳴らし、ユーザに予約開始時刻が近いことを報知する。このアラームによって、ユーザは、視聴予約の開始時間が近いことを認識することができるので、アラームが鳴ったときに放送受信装置の主電源を入れることができる。

また、リモコンは、放送受信装置に状態要求を送信する。ここで、放送受信装置の主電源が入っている場合には、放送受信装置は、上記状態要求に対して状態返答を返す。そして、リモコンは、状態応答の受信を確認したときに、放送受信装置に予約実行指示を送信する。これにより、視聴予約された番組が放送受信装置から出力される。

すなわち、特許文献1の技術によれば、リモコンに予約情報を記憶させ、予約開始時刻が近付いたことをリモコンからのアラームで報知するので、予約開始時刻までは放送受信装置の主電源を切った状態にすることができ、放送受信装置の消費電力を抑えることができる。

また、下記の特許文献2では、視聴予約の開始時刻にユーザがテレビの前に居ない場合には、視聴予約された番組を録画するようにしている。特許文献2に記載の技術について、図24に基づいて説明する。図24は従来技術を示すものであり、ユーザの在、不在に応じて視聴予約を録画に切り換える技術を説明する図である。

図示のように、特許文献2では、携帯端末から放送受信装置の視聴予約を行えるようにしている。視聴予約を行うことによって、放送の開始及び終了時刻予約チャンネル等を含む予約情報が放送受信装置に格納される。

そして、視聴予約の開始時刻になったときに、放送受信装置は携帯端末と通信を行うことが可能であるか否かの判定を行う。そして、図示のように、通信が可能である場合には、予定通り視聴予約を実行し、通信ができない場合には、視聴予約されていた番組の録画を行っている。

携帯端末は、ユーザが所有しているものであるから、放送受信装置と携帯端末とが通信を行うことができる場合には、ユーザは放送受信装置に近辺に居ると考えられる。一方、放送受信装置と携帯端末とが通信を行うことができない場合には、ユーザは放送受信装置に近辺に居ないと考えられる。

すなわち、上記特許文献2の構成によれば、ユーザの不在時に視聴予約が自動的に録画に切り換えられる。そのため、ユーザは、視聴予約した番組の開始時刻に放送受信装置の近辺に居るか居ないかに関わらず、視聴予約した番組を見逃すことがなくなる。
特開2004−229229号公報(2004年8月12日公開
特開2003−230064号公報(2003年8月15日公開)

概要

予約動作の開始時刻における状況に応じた最適な機器に予約動作を実行させる。遠隔操作装置300は、自装置の外部に信号を送信する操作側第2通信部302と、予約動作を実行可能な機器を操作側第2通信部302の通信圏内で検出する機器検索部6と、機器検索部6が検出した機器に上記予約動作の開始時刻に、操作側第2通信部302を介して信号を送信し、上記予約動作を実行させる予約制御部7とを備えているので、予約動作の開始時刻における状況に応じた最適な機器に予約動作を実行させることができる。

目的

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、予約時刻における状況に応じた最適な環境で予約を実行する予約制御装置等を実現することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

予め設定された予約動作を予め設定された開始時刻に外部の機器に実行させる予約制御装置であって、自装置の外部に信号を送信する通信部と、上記予約動作を実行可能な機器を上記通信部の通信圏内で検出する機器検出手段と、上記機器検出手段が検出した機器に上記予約動作の開始時刻に上記予約動作を実行させる予約制御手段とを備えていることを特徴とする予約制御装置。

請求項2

予約動作と該予約動作を実行可能な機器とを対応付け対応機器情報を記憶する記憶部を備え、上記機器検出手段は、自装置の周囲の機器から、当該機器を特定可能な機器特定情報を、上記通信部を介して受信し、該受信した機器特定情報と上記対応機器情報とを照合することによって、上記通信部の通信圏内において上記予約動作を実行可能な機器を検出することを特徴とする請求項1に記載の予約制御装置。

請求項3

上記機器検出手段が検出した上記予約動作を実行可能な機器の動作状態を取得する状態取得手段を備え、上記予約制御手段は、上記状態取得手段が取得した動作状態が、上記機器が上記予約動作とは異なる予め定めた動作を実行していることを示している場合に、上記機器に予約動作を実行させるか否かをユーザに選択させることを特徴とする請求項1または2に記載の予約制御装置。

請求項4

入力操作受け付ける操作部を備え、上記予約動作が、上記開始時刻に音声出力を開始する動作である場合に、上記予約制御手段は、上記機器検出手段が検出した機器に上記予約動作を実行させた後、所定の時間が経過しても上記操作部に対する入力操作が検出されないときに、上記機器に、該機器の出力音量を上げるように要求することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の予約制御装置。

請求項5

上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかった場合に、上記予約動作に替わる動作として予め設定された代替動作を実行する代替動作実行手段を備えていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の予約制御装置。

請求項6

放送を受信する放送受信部と、上記放送受信部が受信する放送を出力する放送出力部とを備え、上記予約動作が、予め設定された放送を出力する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記放送受信部に上記予め設定された放送または該放送と同じ内容の放送を受信させると共に、上記放送出力部に上記放送受信部が受信する放送を出力させる代替動作を実行することを特徴とする請求項5に記載の予約制御装置。

請求項7

放送を受信する放送受信部と、上記放送受信部が受信する放送を記録する放送記録部とを備え、上記予約動作が、予め設定された放送を出力する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記放送受信部に上記予め設定された放送または該放送と同じ内容の放送を受信させると共に、上記放送記録部に上記放送受信部が受信する放送を記録させる代替動作を実行することを特徴とする請求項5または6に記載の予約制御装置。

請求項8

通信ネットワークを介して外部に信号を送信するネットワーク通信部を備え、上記予約動作が、予め設定された放送を出力する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記ネットワーク通信部を介して外部の記録装置に信号を送信して、上記予め設定された放送または該放送と同じ内容の放送を記録させる代替動作を実行することを特徴とする請求項5から7の何れか1項に記載の予約制御装置。

請求項9

所定のイベントをユーザに報知する報知手段を備え、上記予約動作が、上記開始時刻に音声出力を開始する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記報知手段によって、上記開始時刻となったことをユーザに報知する代替動作を実行することを特徴とする請求項5から8の何れか1項に記載の予約制御装置。

請求項10

通信ネットワークを介して外部から信号を受信するネットワーク通信部と、上記ネットワーク通信部を介して受信したコンテンツを出力するコンテンツ出力部とを備え、上記予約動作が、予め設定されたコンテンツを出力する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記コンテンツ出力部に上記コンテンツを出力させる代替動作を実行することを特徴とする請求項5から9の何れか1項に記載の予約制御装置。

請求項11

上記代替動作実行手段は、上記代替動作の候補が複数ある場合に、該複数の候補から、実行する代替動作をユーザに選択させることを特徴とする請求項5から10の何れか1項に記載の予約制御装置。

請求項12

上記予約動作及び該予約動作の開始時刻を受信する予約情報受信部を備え、上記予約制御手段は、上記予約情報受信部が受信した上記開始時刻または該開始時刻の所定時間前に、上記機器検出手段に上記予約情報受信部が受信した上記予約動作を実行可能な機器を検出させ、上記機器検出手段が検出した機器に上記開始時刻に上記予約動作を実行させることを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の予約制御装置。

請求項13

上記予約動作の実行終了時刻を特定するための終了時刻情報に基づいて、上記予約動作の実行終了時刻を求め、上記機器検出手段が検出した機器に上記予約動作の実行を開始させた後、上記求めた実行終了時刻までの間に、上記機器検出手段に上記予約動作の実行を開始させた機器を定期的に検出させる予約中制御手段を備え、上記予約制御手段は、上記予約中制御手段が上記機器検出手段に上記機器の検出を実行させた際に、上記機器が検出されなかったときには、上記予約動作を実行可能な機器を上記機器検出手段に再検出させ、上記機器検出手段が再検出によって検出した機器に上記予約動作を実行させることを特徴とする請求項1から12の何れか1項に記載の予約制御装置。

請求項14

上記予約制御手段は、上記機器検出手段が検出した機器であって、上記予約動作を実行させる機器に、上記通信部を介して上記予約動作の実行終了時刻を特定するための終了時刻情報を送信することを特徴とする請求項1から13の何れか1項に記載の予約制御装置。

請求項15

予め設定された予約動作を予め設定された開始時刻に実行させる予約制御装置であって、外部の機器と通信を行うための通信部と、上記開始時刻、または該開始時刻の所定時間前に、上記通信部の通信圏内において上記予約動作を実行可能な機器を検出する機器検出手段とを備え、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出したときに、該検出した機器を上記通信部を介して遠隔操作することができない状態から遠隔操作することができる状態に遷移することを特徴とする予約制御装置。

請求項16

請求項1から15の何れか1項に記載の予約制御装置が送信する信号に従って、予約動作を実行する予約実行装置であって、上記予約制御装置から、同一の予約動作に対する実行要求を受信した累積回数が、予め設定した回数を越えた場合に、当該予約動作を実行する予約実行制御手段を備えていることを特徴とする予約実行装置。

請求項17

請求項1から15の何れか1項に記載の予約制御装置と、該予約制御装置が送信する信号に従って、上記予約動作を実行する機器とを含む予約制御システム

請求項18

予め設定された予約動作を予め設定された開始時刻に実行させる予約制御装置の予約制御方法であって、上記予約制御装置は、自装置の外部に信号を送信する通信部を備え、上記予約動作を実行可能な機器を上記通信部の通信圏内で検出する機器検出ステップと、上記機器検出ステップにて検出した機器に上記予約動作の開始時刻に上記予約動作を実行させる予約制御ステップとを含むことを特徴とする予約制御方法。

請求項19

予め設定された予約動作を予め設定された開始時刻に実行させる予約制御装置の予約制御方法であって、上記予約制御装置は、自装置の外部に信号を送信する通信部を備え、上記開始時刻、または該開始時刻の所定時間前に、上記通信部の通信圏内において上記予約動作を実行可能な機器を検出する機器検出ステップと、上記機器検出ステップにて上記予約動作を実行可能な機器を検出したときに、該検出した機器を上記通信部を介して遠隔操作することができない状態から遠隔操作することができる状態に遷移する遷移ステップとを含むことを特徴とする予約制御方法。

技術分野

0001

本発明は、予約動作とのその開始時刻とに基づいて上記予約動作の実行を制御する予約制御装置等に関する。

背景技術

0002

従来から、予め時刻及び動作を指定して、指定された時刻に指定された動作を電子機器に実行させる予約機能が様々な電子機器において広く採用されている。例えば、テレビでは、予め時刻及びチャンネルを指定しておくことで、指定された時刻に指定されたチャンネルの番組を自動的に出力する視聴予約を行うことができるものが一般に普及している。

0003

視聴予約を行うことにより、開始時刻になると自動的に視聴予約した番組がテレビから出力される。したがって、ユーザは、見たい番組を予め視聴予約しておくことで、該番組を見逃すことを防ぐことができる。

0004

ところで、視聴予約を行った場合であっても、テレビの主電源切れているときには、予約時刻になっても視聴予約は実行されない。そのため、視聴予約を行ったときには、主電源を入れてテレビを待機状態にしておく必要がある。

0005

しかしながら、待機状態中のテレビは電力消費するので、予約時刻までは主電源を切っておくことが節電の観点から好ましい。そこで、下記の特許文献1では、テレビを操作するリモコン予約情報を記憶させることによって、予約時刻まで主電源を切っておくことを可能にしている。

0006

これについて、図23に基づいて説明する。図23は、従来技術を示すものであり、リモコンに予約情報を記憶させることによって、視聴予約を実行する技術を説明する図である。

0007

ここで、一般的な視聴予約では、予約開始時刻及び予約番組等を示す予約情報をテレビに記憶させ、予約開始時刻になったときにテレビが上記予約情報に従って予約されたテレビ番組を表示させる。これに対し、図23に示す特許文献1の技術では、リモコンに予約情報を記憶させている。

0008

そして、リモコンは、自機に記憶されている予約情報を参照し、予約開始時刻の1分前になると、アラームを鳴らし、ユーザに予約開始時刻が近いことを報知する。このアラームによって、ユーザは、視聴予約の開始時間が近いことを認識することができるので、アラームが鳴ったときに放送受信装置の主電源を入れることができる。

0009

また、リモコンは、放送受信装置に状態要求を送信する。ここで、放送受信装置の主電源が入っている場合には、放送受信装置は、上記状態要求に対して状態返答を返す。そして、リモコンは、状態応答の受信を確認したときに、放送受信装置に予約実行指示を送信する。これにより、視聴予約された番組が放送受信装置から出力される。

0010

すなわち、特許文献1の技術によれば、リモコンに予約情報を記憶させ、予約開始時刻が近付いたことをリモコンからのアラームで報知するので、予約開始時刻までは放送受信装置の主電源を切った状態にすることができ、放送受信装置の消費電力を抑えることができる。

0011

また、下記の特許文献2では、視聴予約の開始時刻にユーザがテレビの前に居ない場合には、視聴予約された番組を録画するようにしている。特許文献2に記載の技術について、図24に基づいて説明する。図24は従来技術を示すものであり、ユーザの在、不在に応じて視聴予約を録画に切り換える技術を説明する図である。

0012

図示のように、特許文献2では、携帯端末から放送受信装置の視聴予約を行えるようにしている。視聴予約を行うことによって、放送の開始及び終了時刻予約チャンネル等を含む予約情報が放送受信装置に格納される。

0013

そして、視聴予約の開始時刻になったときに、放送受信装置は携帯端末と通信を行うことが可能であるか否かの判定を行う。そして、図示のように、通信が可能である場合には、予定通り視聴予約を実行し、通信ができない場合には、視聴予約されていた番組の録画を行っている。

0014

携帯端末は、ユーザが所有しているものであるから、放送受信装置と携帯端末とが通信を行うことができる場合には、ユーザは放送受信装置に近辺に居ると考えられる。一方、放送受信装置と携帯端末とが通信を行うことができない場合には、ユーザは放送受信装置に近辺に居ないと考えられる。

0015

すなわち、上記特許文献2の構成によれば、ユーザの不在時に視聴予約が自動的に録画に切り換えられる。そのため、ユーザは、視聴予約した番組の開始時刻に放送受信装置の近辺に居るか居ないかに関わらず、視聴予約した番組を見逃すことがなくなる。
特開2004−229229号公報(2004年8月12日公開
特開2003−230064号公報(2003年8月15日公開)

発明が解決しようとする課題

0016

しかしながら、上記従来の技術では、視聴予約時刻に放送受信装置の近辺に居ない場合には、ユーザは、視聴予約した番組を生で視聴することができないという問題がある。

0017

例えば、上記特許文献1の構成では、放送受信装置を操作するリモコンに予約情報を記憶させている。ここで、リモコンは放送受信装置と共に使用するものであるから、リモコン単体を持ち歩くことは考え難い。したがって、視聴予約時刻に放送受信装置の近辺に居ない場合には、ユーザは、視聴予約した番組を視聴することができない。

0018

なお、特許文献1では、視聴予約時刻にユーザが放送受信装置の近辺に居ない場合には、視聴予約を録画予約に切り換えるようにしている。したがって、この場合であっても、ユーザは視聴予約した番組を後で視聴することはできる。しかしながら、ユーザは、番組を生で見ようと思って視聴予約を行うのであって、録画して番組を視聴するのであれば始めから録画予約を行う。

0019

また、上記特許文献2では、放送受信装置が、携帯端末と通信可能であるか否かを判断している。したがって、ユーザは、視聴予約時刻に視聴予約を設定した放送受信装置の近辺に居ない場合には、例え近辺に別の放送受信装置があったとしても、視聴予約した番組を生で視聴することができない。

0020

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、予約時刻における状況に応じた最適な環境で予約を実行する予約制御装置等を実現することにある。

課題を解決するための手段

0021

本発明の予約制御装置は、上記課題を解決するために、予め設定された予約動作を予め設定された開始時刻に外部の機器に実行させる予約制御装置であって、自装置の外部に信号を送信する通信部と、上記予約動作を実行可能な機器を上記通信部の通信圏内で検出する機器検出手段と、上記機器検出手段が検出した機器に上記予約動作の開始時刻に上記予約動作を実行させる予約制御手段とを備えていることを特徴としている。

0022

また、本発明の予約制御方法は、上記課題を解決するために、予め設定された予約動作を予め設定された開始時刻に実行させる予約制御装置の予約制御方法であって、上記予約制御装置は、自装置の外部に信号を送信する通信部を備え、上記予約動作を実行可能な機器を上記通信部の通信圏内で検出する機器検出ステップと、上記機器検出ステップにて検出した機器に上記予約動作の開始時刻に上記予約動作を実行させる予約制御ステップとを含むことを特徴としている。

0023

上記の構成によれば、予約制御装置の通信圏内に存在する、予約動作を実行可能な機器が検出され、検出された機器において予約動作が実行される。すなわち、上記の構成によれば、予約制御装置がどこにあったとしても、その場にある機器において予約動作が実行されるので、予約動作の開始時刻の状況に応じた最適な環境で予約を実行させることができる。

0024

また、上記予約制御装置は、予約動作と該予約動作を実行可能な機器とを対応付け対応機器情報を記憶する記憶部を備え、上記機器検出手段は、自装置の周囲の機器から、当該機器を特定可能な機器特定情報を、上記通信部を介して受信し、該受信した機器特定情報と上記対応機器情報とを照合することによって、上記通信部の通信圏内において上記予約動作を実行可能な機器を検出することが好ましい。

0025

上記の構成によれば、周囲の機器から予約制御装置に対して機器特定情報が送信されるので、予約制御装置は、自装置の通信圏内にどのような機器が存在しているかを認識することができる。

0026

なお、上記機器特定情報は、予約制御装置が周囲の機器に機器特定情報の送信を要求することによって取得してもよいし、予約制御装置からの要求の有無に関わらず、周囲の機器が予約制御装置に機器特定情報を送信するようにしてもよい。

0027

また、上記の構成によれば、予約動作と該予約動作を実行可能な機器とを対応付けた対応機器情報が記憶部に記憶されている。したがって、予約制御装置は、上記対応機器情報を参照することによって、自装置の通信圏内に存在している機器が予約動作を実行できるか否かを判断することができる。

0028

また、上記予約制御装置は、上記機器検出手段が検出した上記予約動作を実行可能な機器の動作状態を取得する状態取得手段を備え、上記予約制御手段は、上記状態取得手段が取得した動作状態が、上記機器が上記予約動作とは異なる予め定めた動作を実行していることを示している場合に、上記機器に予約動作を実行させるか否かをユーザに選択させることが好ましい。

0029

ここで、従来は予約を実行するときに、予約を実行する機器の状態が全く考慮されていないという問題がある。例えば、特許文献2に記載の技術では、予約開始時に放送受信装置にて携帯端末のユーザ以外の人物がテレビの視聴を行っている場合にも、視聴予約が実行されてしまうので、上記人物のテレビ視聴が妨げられてしまう。

0030

上記視聴予約の例のように、予約を実行している機器が特定の動作を実行している場合には、予約を設定どおり実行することが好ましくないことがある。そこで、上記の構成では、予約を実行させる機器が予め定めた動作を実行中であるときに、上記予め設定した動作(予約した動作)の実行可否をユーザに選択させている。

0031

したがって、上記の構成によれば、ユーザは、予約が実行されるときに、必要に応じて予約の実行可否を選択し、選択した処理を上記機器に実行させることができる。すなわち、上記の構成によれば、ユーザは、予約実行時の状況に応じた柔軟な対応を採ることが可能になる。

0032

例えば、予約時刻に予め設定された放送を出力する予約動作が設定されている場合に、予約を実行させる機器が放送を出力中であるときには、開始時刻になると、上記機器が出力中の放送が、予約設定されている放送に切り換わる。しかし、上記機器が放送を出力中であるということは、誰かが上記機器にて放送を視聴している、あるいは聴いている可能性があることを意味している。したがって、このような場合に、無条件で予約動作を実行することは好ましくない。

0033

ここで、上記の構成によれば、予め設定された放送(予約した放送)を上記予約時刻に出力するか否かをユーザに選択させることができる。したがって、ユーザは、誰かが上記機器にて放送を視聴している、あるいは聴いている場合に、予約を実行しないことを選択することができる。

0034

また、上記予約制御装置は、入力操作受け付ける操作部を備え、上記予約動作が、上記開始時刻に音声出力を開始する動作である場合に、上記予約制御手段は、上記機器検出手段が検出した機器に上記予約動作を実行させた後、所定の時間が経過しても上記操作部に対する入力操作が検出されないときに、上記機器に、該機器の出力音量を上げるように要求することが好ましい。

0035

上記の構成によれば、開始時刻に予約制御装置の通信圏内の機器が音声出力を開始するので、予約制御装置のユーザは、開始時刻となったことを認識することができる。これは、例えばスケジュール管理や目覚まし等に利用することができるが、機器が音声出力を開始したことにユーザが気付かないことも考えられる。

0036

そこで、上記の構成によれば、所定の時間が経過しても入力操作が確認されないときには、上記機器の出力音量を上げさせるようにしている。これにより、機器が音声出力を開始したこと、すなわち予め設定した開始時刻となったことをユーザにより確実に気付かせることができる。

0037

なお、上記予約動作は、音声出力のみを開始するものであってもよいし、音声出力以外の動作を伴うものであってもよい。例えば、休止または停止状態の機器を起動状態にした後、音声出力を行うものであってもよく、音声出力と共に振動や光を発したり、画像の表示を行ったりするものであってもよい。

0038

また、上記予約制御装置は、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかった場合に、上記予約動作に替わる動作として予め設定された代替動作を実行する代替動作実行手段を備えていることが好ましい。

0039

上記予約制御装置は、予約動作を自装置の通信圏内に存在する機器に実行させるので、自装置の周囲に予約動作を実行可能な機器が存在しない場合には、予約動作を実行できないことも想定される。

0040

そこで、上記の構成によれば、予約動作に替わる動作として予め代替動作を用意しておき、予約動作を実行可能な機器を検出できなかった場合には、代替動作が実行されるようにしている。これにより、予約動作を実行可能な機器を検出できなかった場合にも対応することができる。

0041

また、上記予約制御装置は、放送を受信する放送受信部と、上記放送受信部が受信する放送を出力する放送出力部とを備え、上記予約動作が、予め設定された放送を出力する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記放送受信部に上記予め設定された放送または該放送と同じ内容の放送を受信させると共に、上記放送出力部に上記放送受信部が受信する放送を出力させる代替動作を実行することが好ましい。

0042

上記の構成によれば、予約制御装置が放送を受信して出力することができるようになっている。そして、予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときには、予約制御装置にて、予約された放送または該放送と同じ内容の放送が出力される。したがって、予約制御装置のユーザは、予約した放送を放送時間に確実に視聴する(聴く)ことができる。

0043

なお、上記放送には、地上デジタル放送BS(Broadcasting Satellite)、CS(Communication Satellite)、ケーブルテレビワンセグ放送等の他、ラジオ放送等も含む。また、同じ内容の放送とは、例えば地上デジタル放送とワンセグ放送のように、放送の内容がほぼ同一の放送を指す。

0044

また、上記予約制御装置は、放送を受信する放送受信部と、上記放送受信部が受信する放送を記録する放送記録部とを備え、上記予約動作が、予め設定された放送を出力する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記放送受信部に上記予め設定された放送または該放送と同じ内容の放送を受信させると共に、上記放送記録部に上記放送受信部が受信する放送を記録させる代替動作を実行することが好ましい。

0045

上記の構成によれば、予約制御装置が放送を受信して記録することができるようになっている。そして、予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときには、予約制御装置にて、予約された放送または該放送と同じ内容の放送が記録される。したがって、予約制御装置のユーザは、予約した放送を確実に視聴する(聴く)ことができる。なお、放送の記録とは、放送が映像を含む場合には録画を指し、音声のみからなる場合には録音を指す。

0046

また、上記予約制御装置は、通信ネットワークを介して外部に信号を送信するネットワーク通信部を備え、上記予約動作が、予め設定された放送を出力する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記ネットワーク通信部を介して外部の記録装置に信号を送信して、上記予め設定された放送または該放送と同じ内容の放送を記録させる代替動作を実行することが好ましい。

0047

上記の構成によれば、予約制御装置は、外部の記録装置に通信ネットワークを介して指示を送ることにより、放送を受信して記録させることができるようになっている。そして、予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときには、外部の記録装置にて、予約された放送または該放送と同じ内容の放送が記録される。したがって、予約制御装置のユーザは、予約した放送を確実に視聴する(聴く)ことができる。なお、上記外部の記録装置は、自装置にて放送を受信して記録するものであってもよいし、予約制御装置または他の装置にて受信した放送を受信して記録するものであってもよい。

0048

また、上記予約制御装置は、所定のイベントをユーザに報知する報知手段を備え、上記予約動作が、上記開始時刻に音声出力を開始する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記報知手段によって、上記開始時刻となったことをユーザに報知する代替動作を実行することが好ましい。

0049

上記構成のように、予約動作が、上記開始時刻に音声出力を開始する動作である場合には、これをスケジュール管理等のアラームとして用いることができる。しかしながら、予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記予約動作が実行されなければ、ユーザは開始時刻となったことに気付かず、アラーム機能が果たされない。

0050

そこで、上記の構成によれば、予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときには、上記報知手段によって、上記開始時刻となったことをユーザに報知するようにしている。これにより、ユーザは、開始時刻となったことを確実に認識することができる。なお、報知手段は、所定のイベント(この場合には開始時刻となったこと)をユーザに報知するものであればよく、例えば音や振動、光等を発することによって報知するものを適用することもできる。

0051

また、上記予約制御装置は、通信ネットワークを介して外部から信号を受信するネットワーク通信部と、上記ネットワーク通信部を介して受信したコンテンツを出力するコンテンツ出力部とを備え、上記予約動作が、予め設定されたコンテンツを出力する動作である場合に、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときに、上記代替動作実行手段は、上記コンテンツ出力部に上記コンテンツを出力させる代替動作を実行することが好ましい。

0052

上記の構成によれば、予約制御装置がネットワーク上のコンテンツを受信して出力することができるようになっている。そして、予約動作を実行可能な機器を検出できなかったときには、予約制御装置にて、予約されたコンテンツが受信され、出力される。したがって、予約制御装置のユーザは、予約したコンテンツを放送時間に確実に視聴する(聴く)ことができる。なお、上記コンテンツは、動画像静止画像、音声等、どのようなものであってもよい。

0053

また、上記代替動作実行手段は、上記代替動作の候補が複数ある場合に、該複数の候補から、実行する代替動作をユーザに選択させることが好ましい。

0054

代替動作を複数用意し、複数の候補から実行する代替動作をユーザに選択させる上記構成によれば、ユーザは、そのときの状況に応じた最適な代替動作を選択することができる。

0055

上記予約動作及び該予約動作の開始時刻を受信する予約情報受信部を備え、上記予約制御手段は、上記予約情報受信部が受信した上記開始時刻の所定時間前に、上記機器検出手段に上記予約情報受信部が受信した上記予約動作を実行可能な機器を検出させ、上記機器検出手段が検出した機器に上記開始時刻に上記予約動作を実行させることが好ましい。

0056

上記の構成によれば、外部から受信した予約動作及び開始時刻に従って予約の制御が行われる。したがって、上記の構成を備える予約制御装置に、外部から予約動作及び開始時刻を送り込むことによって、上記予約制御装置の通信圏内に存在する機器に上記予約動作を実行させることができる。これにより、例えばある放送を出力する予約動作と該予約動作の開始時刻とをブロードキャストすることにより、複数の予約制御装置のユーザに同じ放送を視聴させることも可能になる。

0057

なお、上記予約情報受信部は、予約動作及び開始時刻を、該予約動作及び開始時刻を送信する送信装置から直接受信するものであってもよいし、任意の通信ネットワークを介して受信するものであってもよい。

0058

また、上記予約制御装置は、上記予約動作の実行終了時刻を特定するための終了時刻情報に基づいて、上記予約動作の実行終了時刻を求め、上記機器検出手段が検出した機器に上記予約動作の実行を開始させた後、上記求めた実行終了時刻までの間に、上記機器検出手段に上記予約動作の実行を開始させた機器を定期的に検出させる予約中制御手段を備え、上記予約制御手段は、上記予約中制御手段が上記機器検出手段に上記機器の検出を実行させた際に、上記機器が検出されなかったときには、上記予約動作を実行可能な機器を上記機器検出手段に再検出させ、上記機器検出手段が再検出によって検出した機器に上記予約動作を実行させることが好ましい。

0059

上述のように、上記予約制御装置は、通信圏内の機器に予約動作を実行させる。ここで、上記予約制御装置のユーザが、上記予約動作を実行させた機器の傍から離れることも考えられる。例えば、予約動作が放送の受信・出力である場合に、予約制御装置のユーザが、上記予約動作を実行させた機器の傍から離れたときには、ユーザの視聴が中断されてしまう。

0060

そこで、上記の構成によれば、予約動作を実行させている期間内には、定期的に機器の検出を行うようにしている。そして、予約動作を実行させた機器が検出できなくなったときには、他の機器に予約動作を引き続き実行させるようにしている。

0061

したがって、上記の構成によれば、予約制御装置のユーザが予約動作の実行期間内に移動した場合であっても、常にユーザの近辺の機器に予約動作を実行させ続けることができる。例えば、予約動作が放送の受信・出力である場合に、予約制御装置のユーザが、上記予約動作を実行させた機器の傍から移動したとしても、移動先に予約動作を実行できる機器があれば、その機器にて予約した放送の視聴を継続することができる。

0062

なお、上記終了時刻情報は、予約動作の実行終了時刻を特定することができるものであればよい。上記終了時刻情報は、例えば予約動作の終了時刻であってもよいし、予約動作の継続時間であってもよい。また、例えば予約動作が放送の受信や録画である場合には、その放送を特定するための情報(番組名、番組コード、チャンネル等)に基づいて、上記放送の終了時刻を割り出すことができるので、このような情報を上記終了時刻情報とすることもできる。

0063

また、上記予約制御手段は、上記機器検出手段が検出した機器であって、上記予約動作を実行させる機器に、上記通信部を介して上記予約動作の実行終了時刻を特定するための終了時刻情報を送信することが好ましい。

0064

上記の構成によれば、予約動作を実行させる機器に上記終了時刻情報が送信されるので、上記機器は、予約動作をいつ終了させればよいかを認識することができる。したがって、上記機器は、上記予約動作の終了後に電源を切る等の制御を行うことが可能になる。これにより、ユーザの不在時に上記機器が無駄に動作することを防ぐこともできる。

0065

ここで、上記特許文献2に記載の技術では、携帯端末(PDA:Personal Digital Assistance)にて放送受信装置を遠隔操作している。ここで、PDAは、そもそも放送受信装置の操作専用の装置ではなく、通常はスケジュール管理等に用いられる。したがって、PDAを常に放送受信装置を遠隔操作可能な状態とすることは、PDAの操作性を低下させると共に、消費電力の増大にもつながるという問題がある。

0066

本発明の予約制御装置は、上記の課題を解決するために、予め設定された予約動作を予め設定された開始時刻に実行させる予約制御装置であって、外部の機器と通信を行うための通信部と、上記開始時刻、または該開始時刻の所定時間前に、上記通信部の通信圏内において上記予約動作を実行可能な機器を検出する機器検出手段とを備え、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出したときに、該検出した機器を上記通信部を介して遠隔操作することができない状態から遠隔操作することができる状態に遷移することを特徴としている。

0067

また、本発明の予約制御方法は、上記の課題を解決するために、予め設定された予約動作を予め設定された開始時刻に実行させる予約制御装置の予約制御方法であって、上記予約制御装置は、自装置の外部に信号を送信する通信部を備え、上記開始時刻、または該開始時刻の所定時間前に、上記通信部の通信圏内において上記予約動作を実行可能な機器を検出する機器検出ステップと、上記機器検出ステップにて上記予約動作を実行可能な機器を検出したときに、該検出した機器を上記通信部を介して遠隔操作することができない状態から遠隔操作することができる状態に遷移する遷移ステップとを含むことを特徴としている。

0068

上記の構成によれば、機器検出手段が検出した機器に予約動作を実行させるときに、自動的に上記機器の遠隔操作が可能な状態となる。したがって、予約制御装置のユーザは、予約動作が開始されるとすぐに、何ら操作を行うことなく、上記機器を遠隔操作することができる。

0069

これは、特に予約制御装置が機器の遠隔操作を行う機能以外の機能も備えている場合に有用である。例えば、予約制御装置が携帯電話機やPDAとしての機能も備えている場合には、常に予約制御装置にて外部機器の遠隔操作を行えるようにすることは実用上好ましくない。このような場合に、上記本発明の構成を適用することにより、遠隔操作する機能を使用するタイミングで自動的に遠隔操作が可能になるので、ユーザの操作性を高めることができる。また、上記の構成によれば、予約制御装置を常に外部機器の遠隔操作が可能な状態とする必要がないので、消費電力が増大することもない。

0070

なお、予約動作が変われば該予約動作を実行可能な機器が変わり、遠隔操作の対象となる機器が変われば、遠隔操作のための操作信号等もそれに合わせて変わることになる。そこで、様々な予約動作に対応するために、予め予約動作と該予約動作を実行可能な機器と、該機器を操作するための操作信号等とを対応付けて記憶しておくことが好ましい。これにより、予約動作を実行させる機器に応じた操作信号を送信することができるので、予約動作を実行させる機器を確実に遠隔操作することが可能になる。

0071

また、本発明の予約実行装置は、上記予約制御装置が送信する信号に従って、予約動作を実行する予約実行装置であって、上記予約制御装置から、同一の予約動作に対する実行要求を受信した累積回数が、予め設定した回数を越えた場合に、当該予約動作を実行する予約実行制御手段を備えていることを特徴としている。

0072

上述のように、上記予約実行制御装置は、外部の機器に要求して予約動作を実行させる。ここで、外部の機器は、予約動作の実行要求を受信したときに、そのまま要求に従って予約動作を行うものであってもよいが、上記予約実行装置のように、一定の条件下で予約動作を行うものであってもよい。

0073

すなわち、上記予約実行装置は、予約動作の実行要求を受信した累積回数が、予め設定した回数を越えた場合に、その予約動作を実行する構成である。ここで、上記予約実行制御装置は、基本的には、予約を実行させる1つの機器に対して、複数回同じ予約動作の実行要求を送信することはない。したがって、上記予約実行装置が、同じ予約動作の実行要求を複数回受信した場合には、当該予約実行装置に上記予約動作を実行させようとする予約実行制御装置が複数存在していると想定される。

0074

つまり、上記予約実行装置は、自装置の周囲に、複数の予約実行制御装置が存在し、かつ当該予約実行制御装置のうちの所定数以上が同じ予約動作の実行を要求した場合に、その予約動作を実行する。言い換えれば、上記予約実行装置は、予約動作に対して一定以上の需要が見込める場合に当該予約動作を実行する。

0075

これにより、効率よく予約動作を実行することができる。例えば、予約動作が広告用の映像の放映である場合を考える。この場合には、予約実行装置の周囲に、当該予約動作の実行を要求する予約制御装置が1つしかないときに予約動作を実行するよりも、当該予約動作の実行を要求する予約制御装置が複数存在するときに予約動作を実行する方が、広告用の映像が一度に多くの人の閲覧に供されるので、広告効率がよい。すなわち、上記予約実行装置によれば、予め設定した回数以上の予約動作の実行要求を受けた場合に、上記映像を放映するので、効率よく広告を行うことができる。

0076

また、上記予約制御装置と、該予約制御装置が送信する信号に従って、上記予約動作を実行する機器とを含む予約制御システムであれば、上記予約制御装置と同様の効果を奏する。

0077

なお、上記予約制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記予約制御装置の各手段として動作させることにより、上記予約制御装置をコンピュータにて実現させる制御プログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。

発明の効果

0078

以上のように、本発明の予約制御装置は、自装置の外部に信号を送信する通信部と、上記予約動作を実行可能な機器を上記通信部の通信圏内で検出する機器検出手段と、上記機器検出手段が検出した機器に上記予約動作の開始時刻に上記予約動作を実行させる予約制御手段とを備えている構成である。

0079

また、本発明の予約制御方法は、予約動作を実行可能な機器を上記通信部の通信圏内で検出する機器検出ステップと、上記機器検出ステップにて検出した機器に上記予約動作の開始時刻に上記予約動作を実行させる予約制御ステップとを含む構成である。

0080

したがって、予約制御装置がどこにあったとしても、その場にある機器において予約動作が実行されるので、予約動作の開始時刻の状況に応じた適切な機器に予約を実行させることができるという効果を奏する。

0081

そして、本発明の予約制御装置は、外部の機器と通信を行うための通信部と、上記開始時刻、または該開始時刻の所定時間前に、上記通信部の通信圏内において上記予約動作を実行可能な機器を検出する機器検出手段とを備え、上記機器検出手段が上記予約動作を実行可能な機器を検出したときに、該検出した機器を上記通信部を介して遠隔操作することができない状態から遠隔操作することができる状態に遷移する構成である。

0082

また、本発明の予約制御方法は、開始時刻、または該開始時刻の所定時間前に、上記通信部の通信圏内において上記予約動作を実行可能な機器を検出する機器検出ステップと、上記機器検出ステップにて上記予約動作を実行可能な機器を検出したときに、該検出した機器を上記通信部を介して遠隔操作することができない状態から遠隔操作することができる状態に遷移する遷移ステップとを含む構成である。

0083

したがって、予約制御装置のユーザは、予約動作が開始されるとすぐに、何ら操作を行うことなく、上記機器を遠隔操作することができるという効果を奏する。また、予約制御装置を常に外部機器の遠隔操作が可能な状態とする必要がないので、消費電力が増大することもない。

発明を実施するための最良の形態

0084

〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について、図1から図17に基づいて説明すると以下の通りである。

0085

遠隔操作システム100の概要
図2は、遠隔操作システム(予約制御システム)100の要部構成を示すブロック図である。図示のように、遠隔操作システム100は、操作対象装置(機器、予約実行装置)200及び遠隔操作装置(予約制御装置)300を備えている。ここでは、遠隔操作装置300が携帯電話機であり、操作対象装置200がテレビジョン受像機であることを想定している。

0086

詳細については後述するが、遠隔操作システム100では、遠隔操作装置300に登録された予約動作が操作対象装置200にて実行される。また、予約動作は操作対象装置200に限られず、予約開始時刻に遠隔操作装置300の近辺に存在する機器において実行される。

0087

このように、遠隔操作装置300は、自装置の近辺の機器に予約動作を実行させるので、携帯可能な機器を遠隔操作装置300とすることが好ましい。例えば、遠隔操作装置300は、PDA、PHS(Personal handy Phone System)、ノート型パソコン携帯型ゲーム機等であってもよい。また、遠隔操作装置300は、外部の機器(例えば操作対象装置200)を遠隔操作するための専用リモコンであってもよい。

0088

そして、操作対象装置200は、遠隔操作装置300の指示に従って予約動作を実行できるものであればよく、例えばパーソナルコンピュータ録画装置音楽プレーヤーエアーコンディショナー等であってもよい。

0089

〔操作対象装置200の構成〕
操作対象装置200は、図示のように、チューナ201、音声出力部202、操作対象装置制御部203、表示部204、操作部205、一時記憶部206、操作対象装置記憶部207、被操作側第1通信部208、被操作側第2通信部209、及びWeb通信部210を備えている。

0090

チューナ201は、操作対象装置制御部203が指定するチャンネルの放送波を選択して受信し、これを所定の信号に変換して出力する。操作対象装置200は、この信号にデコード等の処理を施すことによって、受信したチャンネルの映像や音声を出力する。なお、チューナ201は、放送波の受信及び受信した放送波の所定の信号への変換機能を備えていればよく、例えば地上デジタルチューナ、BS、CSチューナ等、必要に応じて従来の一般的なものを適用することもできる。

0091

音声出力部202は、チューナ201の出力及び操作対象装置制御部203の指示に基づいて音声を操作対象装置200の外部に出力する。音声出力部202は、例えばスピーカで構成することができる。

0092

操作対象装置制御部203は、操作対象装置200の動作を統括して制御するものであり、例えばCPU(Central Processing Unit)等で構成することができる。操作対象装置制御部203は、例えばRAM(Random Access Memory)等で構成される一時記憶部206を作業領域として動作する。なお、操作対象装置制御部203が行う処理の詳細については、後に詳しく説明する。

0093

表示部204は、チューナ201の出力及び操作対象装置制御部203の指示に基づいて映像を表示する表示装置である。例えば、LC(Liquid Crystal)表示パネルやEL(Electro Luminescence)表示パネル、CRT(cathode-ray tube)表示装置等を表示部204として適用することができる。

0094

操作部205は、ユーザが操作対象装置200に操作入力を行うためのものである。操作部205は、ユーザが所望の操作入力を行えるものであればよく、特に限定されない。ここでは、操作部205として各種操作入力に対応する操作キーが設けられていることを想定している。具体的には、チャンネルの変更、音量増減、操作対象装置200の電源のオンオフ等の操作入力用の操作キーがそれぞれ設けられていることを想定している。

0095

操作対象装置記憶部207は、図示のように、プログラム及びデータを格納している。操作対象装置200は、操作対象装置記憶部207に格納されているプログラムを、操作対象装置制御部203が一時記憶部206に読み出して実行することによって予め定められた動作を実行する。

0096

被操作側第1通信部208及び被操作側第2通信部209は、操作対象装置200が外部の機器と通信を行うためのものである。被操作側第1通信部208は、操作側第1通信部301と通信可能に構成されており、被操作側第2通信部209は、操作側第2通信部302と通信可能に構成されている。被操作側第1通信部208及び被操作側第2通信部209の詳細については後述する。

0097

Web通信部210は、ネットワークに接続して通信を行うためのものである。なお、ここではWeb通信部210は、インターネットに接続して通信を行うことを想定しているが、Web通信部210は、イントラネットエキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網仮想専用網(virtual private network)、または電話回線網等に接続して通信を行うものであってもよい。

0098

〔遠隔操作装置300の構成〕
遠隔操作装置300は、図示のように、操作側第1通信部301、操作側第2通信部302、電話・Web通信部(ネットワーク通信部、予約情報受信部)303、音声入力部304、音声出力部(放送出力部、コンテンツ出力部)305、遠隔操作装置制御部306、表示部(放送出力部、コンテンツ出力部)307、操作部308、一時記憶部309、及び遠隔操作装置記憶部310を備えている。

0099

操作側第1通信部301及び操作側第2通信部302は、遠隔操作装置300が外部の機器と通信を行うためのものである。操作側第1通信部301は、被操作側第1通信部208と通信可能に構成されており、操作側第2通信部302は、被操作側第2通信部209と通信可能に構成されている。操作側第1通信部301及び操作側第2通信部302の詳細については後述する。

0100

電話・Web通信部303は、携帯電話網等を介して、他の携帯電話機や一般電話機と通話を行ったり、インターネットに接続して通信を行ったりするためのものである。これらの機能は図示しない電話網通信部及び携帯回線部によって実現される。電話・Web通信部303は、少なくとも通話機能を備えているものであればよく、従来の携帯電話機等で使用されているものを適用することもできる。

0101

音声入力部304は、例えば通話時等において遠隔操作装置300に音声信号を入力するためのものであり、音声出力部305は、通話時等において電話・Web通信部303が受信した音声信号等に基づいて音声を出力するためのものである。また、音声出力部305は、電話やメール等の着信を示す音声等も出力する。音声入力部304及び音声出力部305は、それぞれ音声の入力及び出力ができるものであればよく、従来の携帯電話機等で使用されているものを適用することもできる。

0102

遠隔操作装置制御部306は、遠隔操作装置300の動作を統括して制御するものであり、例えばCPU等で構成することができる。遠隔操作装置制御部306は、例えばRAM等で構成される一時記憶部309を作業領域として動作する。なお、遠隔操作装置制御部306が行う処理の詳細については、後に詳しく説明する。

0103

表示部307は、遠隔操作装置制御部306の指示に従って画像を表示するものであり、図示していないが、遠隔操作装置制御部306と表示部307との間には、VDP(Video Display Processor)及びVRAM(video RAM)等の画像を表示するために必要な構成が適宜設けられている。表示部307は、例えばLC表示パネルEL表示パネル等で構成することができる。

0104

操作部308は、遠隔操作装置300のユーザが遠隔操作装置300に操作入力を行うためのものであり、ユーザが所望の操作入力を行えるものであれば特に限定されない。なお、ここでは、操作部308は、遠隔操作装置300の本体表面に設けられた操作キーであることを想定している。具体的には、操作キーとして、メールに関連するメニュー画面インターネット接続に関するメニュー画面等を表示部307に表示させる各種メニュキーや、表示部307に表示される項目を選択するための上下左右方向キー、選択された項目を決定する決定キー数字文字を入力するための文字入力キー等を含む複数の操作キーを備えていることを想定している。

0105

遠隔操作装置記憶部310は、図示のように、プログラム及びデータを格納している。遠隔操作装置300は、遠隔操作装置記憶部310に格納されているプログラムを、遠隔操作装置制御部306が一時記憶部309に読み出して実行することによって予め定められた動作を実行する。また、例えば電話・Web通信部303が受信したメール等のデータや、遠隔操作装置300のユーザが記録した電話番号やメールアドレス等のデータが遠隔操作装置記憶部310に格納されるようになっている。

0106

〔遠隔操作装置300と操作対象装置200との通信方法
図2に示すように、遠隔操作装置300と操作対象装置200とは、操作側第2通信部302と被操作側第2通信部209とを介して双方向に通信できるようになっている。詳細については後述するが、遠隔操作装置300は、操作側第2通信部302の通信圏内に存在する機器(操作対象装置200またはそれ以外の機器)に予約を実行させる。したがって、操作側第2通信部302の通信圏余り広いとユーザの意図しない機器で予約が実行されるので好ましくない。

0107

そこで、操作側第2通信部302は、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離〜中距離半径30m以内程度)の通信可能範囲を有する通信手段で構成することが好ましい。本実施形態では、操作側第2通信部302がBluetoothにて通信を行うことを想定している。なお、操作側第2通信部302は、操作対象装置200と双方向に通信できるものであればよく、上記の例に限られない。例えば、操作側第2通信部302として、ZigBee、UWB(Ultra Wide Band)、802.11無線(例えば無線LAN)等を適用することもできる。

0108

また、遠隔操作装置300は、電話・Web通信部303を備え、操作対象装置200は、Web通信部210を備えているので、遠隔操作装置300と操作対象装置200とは、通信ネットワークを介して通信することもできる。

0109

なお、通信ネットワークは、遠隔操作装置300が送信するデータを操作対象装置200が受信できるものであればよく、例えばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網衛星通信網等の公知のものも上記通信ネットワークとして適用することができる。また、通信ネットワークには、ルータアクセスポイントネットワークサーバ等のデータ中継装置が含まれていてもよい。

0110

また、遠隔操作装置300は、操作信号を送信することによって、操作対象装置200を操作することができる。本実施形態では、操作側第2通信部302にて操作信号を送信する例について説明するが、操作対象装置200を操作するための通信手段が別途設けられていてもよい。

0111

例えば、操作側第1通信部301にて操作対象装置200を操作してもよい。なお、この場合には、操作側第1通信部301は、従来の一般的なリモコンで用いられている赤外線通信を行うことが好ましい。これにより、一般に広く用いられている赤外線リモコンの構成をそのまま流用することができるので、操作対象装置200及び遠隔操作装置300の製造コストを低く抑えることができる。

0112

〔発明の概要〕
まず、操作対象装置200及び遠隔操作装置300の具体的な動作例を示す図3〜8に基づいて、本発明の概要について説明する。ここでは、予約がテレビまたはWebサービスの視聴予約である例について説明する。

0113

なお、Webサービスの視聴予約とは、特定の時刻にWebサイトで配信されるコンテンツを視聴するための予約である。具体的には、Webサービスの視聴予約は、コンテンツの配信時刻とコンテンツの配信が行われるWebサイトのURL(Uniform Resource Locator)とを予約情報として予め登録しておくことでなされる。そして、コンテンツの配信時刻になると、Webブラウザ起動されて、上記登録されている上記URLで特定されるWebサイトにアクセスが行われる。これにより、ユーザは、コンテンツの配信時刻に予約したコンテンツを視聴することができる。

0114

ここでは、操作対象装置200は、テレビ放送を受信して出力する機能と、テレビ放送の録画を行う機能と、インターネットに接続する機能と、Webブラウザ機能とを備えていることを想定している。したがって、操作対象装置200は、テレビの視聴予約及び録画予約を実行することができると共に、Webサービスの視聴予約を実行することができる。

0115

確認時刻に待機状態の操作対象装置200が存在する場合〕
図3は、予約の開始時刻または該開始時刻の一定時間前(以下、「確認時刻」と呼ぶ)に、遠隔操作装置300の操作可能範囲内(操作側第2通信部302の通信圏内)に操作対象装置200が存在し、かつ操作対象装置200が待機状態(主電源は入っているが表示出力は行っていない状態)である場合の動作例を示す図である。

0116

詳細については後述するが、遠隔操作装置300は、確認時刻に予約動作を実行させる機器の探索を行う。したがって、確認時刻は、遅くとも予約の開始時刻に等しい時刻に設定する必要がある。なお、確認時刻は、予約動作を実行させる機器を検出する処理が予約開始時刻までに完了するように設定することが好ましい。例えば、確認時刻は、予約開始時刻の1分前〜5分前に設定すればよい。無論、確認時刻はこの例に限られず、必要に応じて適宜設定、変更することができる。

0117

図示のように、遠隔操作装置300は、予約情報を持っている。すなわち、動作予約は、操作対象装置200に対してではなく、遠隔操作装置300に対して行われる。ここでは、視聴予約を行うことを想定しているので、予約情報には、視聴予約の開始時刻を示す情報と視聴番組を示す情報とが含まれている。

0118

確認時刻になると、遠隔操作装置300は、自装置の周囲において視聴予約を実行可能な機器の探索を行う。具体的には、遠隔操作装置300は、自装置の周囲に応答要求を送信する。なお、応答要求は、操作側第2通信部302を介してされる。上述のように、操作側第2通信部302は、Bluetooth通信を行うことを想定しているので、遠隔操作装置300のBluetooth通信内に存在する機器が、上記応答要求を受信することになる。

0119

ここでは、遠隔操作装置300の操作可能範囲内(操作側第2通信部302の通信圏内)に操作対象装置200が存在していることを想定しているので、操作対象装置200が上記応答要求を受信する。そして、操作対象装置200は、受信した応答要求に対して応答を返す。また、このときに、操作対象装置200は、上記応答と共に自装置の機器IDを遠隔操作装置300に送信する。

0120

なお、遠隔操作装置300が操作対象装置200の機器IDを取得する方法は、この例に限られない。例えば、操作対象装置200が、定期的に機器IDを操作対象装置200の周囲にブロードキャストする方式や、操作対象装置200が、定期的に機器IDを遠隔操作装置300宛に送信する方式も適用可能である。この場合には、遠隔操作装置300は、応答要求を送信する必要はない。

0121

そして、応答及び機器IDを受信した遠隔操作装置300は、受信した機器IDに基づいて、視聴予約を実行できる機器が自装置の周囲に存在しているか否かを判断する。ここでは、操作対象装置200がテレビジョン受像機であることを想定しており、またインターネットに接続してWebサイトを表示することができることを想定している。したがって、遠隔操作装置300は、予約がテレビ視聴予約であってもWebサービスの視聴予約であっても、当該予約を実行できる機器が自装置の周囲に存在していると判断する。

0122

ここで、操作対象装置200において、テレビ番組の視聴等が行われている場合に、無条件に視聴予約を実行してしまうと、現在の視聴が妨げられるおそれがある。そこで、遠隔操作装置300は、自装置の周囲に存在している視聴予約を実行できる機器(ここでは操作対象装置200)の動作状態の確認を行う。

0123

具体的には、遠隔操作装置300は、操作対象装置200に状態要求を送信して操作対象装置200の状態を示す状態情報を取得する。ここでは、操作対象装置200が待機状態であることを想定しているので、遠隔操作装置300は、操作対象装置200が待機状態であることを示す状態情報(待機)を受信する。

0124

状態情報(待機)を受信した場合には、操作対象装置200にてテレビの視聴等は行われていないので、視聴予約を実行しても何ら問題はない。そこで、状態情報(待機)を受信した遠隔操作装置300は、予約時刻になると、視聴予約の実行指示を操作対象装置200に送信する。具体的には、遠隔操作装置300は、操作対象装置200を表示状態に切り換えさせる制御信号を送信すると共に、視聴予約されたチャンネル(Webサービスの場合はURL)を示す情報を操作対象装置200に送信する。

0125

これにより、操作対象装置200は、予約時刻になると、表示状態に切り換わり、視聴予約されたチャンネルの番組(Webサービスの場合はWebサイト)を出力する。すなわち、上記の構成によれば、遠隔操作装置300に記憶された予約動作が、確認時刻に検出された機器(ここでは操作対象装置200)において実行される。

0126

したがって、遠隔操作装置300のユーザは、自装置に予約を行っておけば、予約時刻にどこに居たとしても、その場所に放送を受信して出力できる機器が存在してさえいれば、予約した番組をその場にある機器で視聴することができる。

0127

リモコンアプリについて〕
また、遠隔操作装置300は、予約実行指示を送信した後、リモコンアプリを起動する。これにより、遠隔操作装置300は、操作対象装置200を含めた様々な機器を遠隔操作することができるようになる。すなわち、遠隔操作装置300は、通常は携帯電話機として動作するが、所定のアプリケーションプログラム(リモコンアプリ)を起動することによって様々な機器を操作することができるようになる。言い換えれば、遠隔操作装置300は、リモコンアプリを起動することによって、操作対象装置200等の外部機器を操作不能な状態から操作可能な状態へと遷移する。

0128

遠隔操作装置300では、テレビの視聴予約を行ったときには、テレビ操作用のリモコンアプリを起動し、Webサービスの視聴予約を行ったときには、ブラウザ操作用のリモコンアプリを起動する。これにより、ユーザは、何ら特別な操作を行うことなく、遠隔操作装置300にてスムーズにテレビの操作やブラウザ操作を行うことができる。

0129

ここで、リモコンアプリが起動したときの遠隔操作装置300の表示画面について図4及び図5に基づいて説明する。図4は、遠隔操作装置300の表示部307に表示される画面例を示す図であり、テレビ操作用のリモコンアプリが起動しているときの表示画面の一例を示す図である。

0130

図示の画面例は、いわゆるソフトウェアキーボード表示(ソフトキー表示)と呼ばれるものである。ソフトキー表示は、各操作キーの配置と、各操作キーに割り当てられた機能とを画面表示するものであり、ソフトキー表示中に操作キーに入力操作が行われたときには、画面表示されている機能が実行される。ソフトキー表示によれば、同一の操作キーに様々な機能を割り当てることができるので、限られた操作キーにて多様な機能を実行させることが可能になる。

0131

すなわち、操作部308には、図4と同じ配置で操作キーが配列しており、操作部308において、表示部307に表示されているキーに対応する操作キーの入力を行うことによって、表示されている機能に対応する処理が実行される。例えば、図4において、「音量+」と表示されているキーに対応する、操作部308の操作キーに入力を行うことによって、テレビの音量が上がるようになっている。

0132

一方、図5は、遠隔操作装置300の表示部307に表示される画面例を示す図であり、ブラウザ操作用のリモコンアプリが起動しているときの表示画面の一例を示す図である。ブラウザ操作用のリモコンアプリが起動しているときにも、ソフトキー表示が行われるが、各操作キーに対応付けられた機能がテレビ操作用のリモコンアプリの場合と変わっている。

0133

例えば、図5の例では、上下左右の方向キーによって、Webサイト上に表示されるポインタ入力位置を移動させることができるようになっている。すなわち、ブラウザ操作用のリモコンアプリが起動しているときには、ブラウザ操作を行うときに使用する機能が各操作キーに割り当てられる。

0134

これにより、遠隔操作装置300のユーザは、同一の操作キーにて遠隔操作装置300に携帯電話機としての機能を実行させることができると共に、テレビのリモコンとしての機能、及びブラウザ操作用のリモコンとしての機能も実行させることができる。

0135

なお、遠隔操作装置300は、リモコンとしての入力操作が行えるようになっていればよく、上記の例に限られない。例えば、遠隔操作装置300の表示部307及び操作部308をタッチパネルで構成して、表示部307に遠隔操作用の画面を表示し、表示された画面に応じた入力操作を受け付けるようにしてもよい。

0136

〔確認時刻に動作状態の操作対象装置200が存在する場合〕
図6は、確認時刻に、操作対象装置200が遠隔操作装置300の通信圏内に存在し、かつ操作対象装置200が動作状態(表示出力を行っている状態)である場合の動作例を示す図である。

0137

上述のように、遠隔操作装置300は、確認時刻になると自装置の周囲に応答要求を送信する。ここでは、遠隔操作装置300の通信圏内に操作対象装置200が存在していることを想定しているので、操作対象装置200が上記応答要求に対して応答及び機器IDを返す。そして、応答要求及び機器IDを受信した遠隔操作装置300は、自装置の周囲に視聴予約を実行可能な機器が存在すると判断して、状態要求を送信する。ここまでの動作は、図3の例と同じである。

0138

ここで、図6の例では、状態要求を受信したときに、操作対象装置200が表示出力を行っていることを想定している。したがって、操作対象装置200は、上記状態要求に対して、自装置が表示出力を行っていることを示す状態情報(表示ON)を遠隔操作装置300に送信する。

0139

状態情報(表示ON)を受信した遠隔操作装置300は、予約時刻になると、図示のように、予約時刻になったことを示すメッセージと共に、予約の実行の可否をユーザに選択させるための選択項目を表示する。なお、選択項目は、操作部308への入力操作によって選択できるようになっている。

0140

ここで、「取り消し」の項目が選択された場合には、遠隔操作装置300は、予約の実行を取り消す。すなわち、この場合には、操作対象装置200のチャンネルが切り換えられることはなく、現在の視聴状態が妨げられない。

0141

一方、「予約実行」の項目が選択された場合には、遠隔操作装置300は、視聴予約の実行指示を操作対象装置200に送信する。これにより、予約時刻になると、操作対象装置200では、視聴予約されたチャンネルの番組(Webサービスの場合はWebサイト)に表示が切り換わる。また、この場合には、遠隔操作装置300では、リモコンアプリが起動される。

0142

このように、遠隔操作装置300では、予約を実行させる機器(上記の例では操作対象装置200)が動作状態にある場合には、予約の実行可否をユーザに選択させるようにしている。したがって、予約を実行させる機器の現在の視聴状態が無条件に変更されることがない。

0143

〔確認時刻に予約を実行できる機器が存在しない場合(テレビ視聴予約)〕
遠隔操作装置300は、操作対象装置200に限らず、予約を実行できる機器が通信圏内に存在していれば、その機器に予約動作を実行させることができる。しかしながら、確認時刻に予約を実行できる機器が全く検出できない場合も考えられる。このような場合には、遠隔操作装置300は、視聴予約の代替機能を実行することで、ユーザが予約した番組を確実に視聴できるようにしている。

0144

ここでは、確認時刻に予約を実行できる機器が存在しない場合の遠隔操作装置300の動作例について、図7に基づいて説明する。図7は、テレビの視聴予約が行われている場合に、遠隔操作装置300の通信圏内に予約を実行可能な機器が存在しないときの動作例を示す図である。

0145

上述のように、遠隔操作装置300は、確認時刻になると自装置の周囲に応答要求を送信する。ここで、図示の例のように、遠隔操作装置300が送信する応答要求に対して応答が返ってこない場合には、遠隔操作装置300は、周囲に予約を実行可能な機器が存在しないと判断する。また、応答を受信した場合であっても、応答と共に受信した機器IDで特定される機器が予約を実行できない機器であった場合には、遠隔操作装置300は、周囲に予約を実行可能な機器が存在しないと判断する。

0146

周囲にテレビの視聴予約を実行可能な機器が存在しないと判断した場合には、遠隔操作装置300は、テレビ用の機能選択用の画面を表示する。図示の例における機能選択用の画面では、予約時刻になったことを示すメッセージと共に、ワンセグ起動、録画、リモート録画予約、または予約の取り消しをユーザに選択させるための選択項目が表示されている。

0147

ここで、「ワンセグ起動」の項目が選択された場合には、遠隔操作装置300においてワンセグチューナが起動され、視聴予約していたテレビ番組と同じ内容のワンセグ放送が受信されて出力される。すなわち、この場合には、遠隔操作装置300において視聴予約が実行される。なお、ここでは、遠隔操作装置300は、ワンセグ放送の視聴機能を備えていることを想定している。

0148

一方、「録画」の項目が選択された場合には、遠隔操作装置300においてワンセグチューナが起動され、視聴予約していたテレビ番組と同じ内容のワンセグ放送が録画される。すなわち、この場合には、視聴予約していた番組が遠隔操作装置300において録画される。なお、ここでは、遠隔操作装置300は、ワンセグ放送の録画機能も備えていることを想定している。

0149

また、「リモート録画予約」の項目が選択された場合には、遠隔操作装置300は、視聴予約していた番組を自装置以外の機器に録画させる。具体的には、遠隔操作装置300は、インターネット経由で操作対象装置200に予約情報及び録画指示を送信する。これにより、予約情報を受信した操作対象装置200では、上記視聴予約した番組が予約時刻に録画される。なお、「取り消し」の項目が選択された場合には、遠隔操作装置300は、予約の実行を取り消す。

0150

〔確認時刻に予約を実行できる機器が存在しない場合(Webサービス視聴予約)〕
続いて、確認時刻に予約を実行できる機器が存在しない場合の遠隔操作装置300の上記とは別の動作例について、図8に基づいて説明する。図8は、Webサービスの視聴予約が行われている場合に、遠隔操作装置300の通信圏内に予約を実行可能な機器が存在しないときの動作例を示す図である。

0151

Webサービスの視聴予約を行った場合も、テレビの視聴予約を行った場合と同様に、遠隔操作装置300は、確認時刻になると自装置の周囲に応答要求を送信する。そして、送信する応答要求に対して応答が返ってこない場合、または応答を受信した場合であっても、応答と共に受信した機器IDで特定される機器が予約を実行できない機器であった場合には、遠隔操作装置300は、周囲に予約を実行可能な機器が存在しないと判断する。

0152

周囲にWebサービスの視聴予約を実行可能な機器が存在しないと判断した場合には、遠隔操作装置300は、Webサービス用の機能選択用の画面を表示する。図示の例における機能選択用の画面では、予約時刻になったことを示すメッセージと共に、ブラウザ起動または予約の取り消しをユーザに選択させるための選択項目が表示されている。

0153

ここで、「ブラウザ起動」の項目が選択された場合には、遠隔操作装置300は、インターネットに接続すると共に、Webブラウザを起動し、視聴予約していたWebサービスを配信しているWebサイトにアクセスする。すなわち、この場合には、遠隔操作装置300において視聴予約が実行される。

0154

〔予約の設定方法
上述のように、本実施形態では、遠隔操作装置300に記憶された予約情報に基づいて予約動作が実行される。ここでは、遠隔操作装置300に予約情報を記憶させる方法について図9に基づいて説明する。図9は、遠隔操作装置300に対する予約の設定方法の一例を示す図である。

0155

遠隔操作装置300に対して予約設定を行う方法としては、(1)ユーザが遠隔操作装置300に対して直接入力する方法が挙げられる。すなわち、遠隔操作装置300の操作部308を操作して、予約時刻及び予約動作を入力することによって、予約の設定を行うことができる。

0156

また、予約情報は、(2)Webサービスによって配信されるものであってもよい。すなわち、予約設定は、Webサービスが配信する予約情報を遠隔操作装置300が受信することによってなされるものであってもよい。例えば、Webサービスが推奨するテレビ番組の開始時刻と放送チャンネルとを配信することによって、遠隔操作装置300のユーザに上記テレビ番組を確実に視聴させるサービスを提供することも可能になる。

0157

〔表示画面例〕
続いて、予約設定を行うときに遠隔操作装置300の表示部307に表示される表示画面の一例について図10に基づいて説明する。図10は、予約設定を行うときに遠隔操作装置300の表示部307に表示される表示画面の遷移を示す図である。

0158

同図の一番左側に示す表示画面例では、テレビ操作または予約をユーザに選択させる選択項目が表示されている。ここで、「予約」の項目が選択されると、表示画面は同図の左から二番目に示す表示状態に遷移する。なお、ここで、「テレビ操作」の項目が選択された場合には、リモコンアプリが起動され、図4に示したテレビ操作用の表示画面が表示される。

0159

同図の左から二番目に示す表示画面例では、新規予約または予約リストをユーザに選択させる選択項目が表示されている。ここで「新規予約」の項目が選択されると、表示画面は同図の左から三番目に示す表示状態に遷移する。

0160

一方、ここで「予約リスト」の項目が選択された場合には、遠隔操作装置300に設定済みの予約を示す予約リストが表示される。これにより、ユーザは、現在どのような予約設定が行われているかを一目で確認することができ、また必要に応じて予約設定の変更・削除等を行うこともできる。

0161

予約リストは、例えば図11に示すような態様で表示される。図11は、遠隔操作装置300の表示部307に表示される予約リストの一例を示す図である。図示の表示画面例によれば、2008年2月20日の10時から、地上デジタル放送の1チャンネルで放送される番組1の予約が行われていることがわかる。また、2008年2月21日の11時から、Bahoo動画で配信されるBBコンテンツ1の予約が行われていることがわかる。

0162

同図の左から三番目に示す表示画面例では、予約する番組をユーザに選択させる選択項目が表示されている。具体的には、図示の例では、ユーザは、放送局を選択することができるようになっており、選択された放送局の番組が表示されるようになっている。そして、表示された番組を選択することによって、その番組の予約を行うことができるようになっている。

0163

表示された番組が選択されると、表示画面は、同図の左から四番目に示す表示状態に遷移する。なお、ここでは、2008年2月20日の10時から、地上デジタル放送の1チャンネルで放送される番組1が選択されたことを想定している。

0164

同図の左から四番目に示す表示画面例では、視聴予約または録画予約をユーザに選択させる選択項目が表示されている。ここで、「視聴予約」の項目が選択されると、上記選択された番組の視聴予約が行われ、「録画予約」の項目が選択されると、上記選択された番組の録画予約が行われる。

0165

そして、視聴予約または録画予約の設定が完了すると、表示画面は、同図の一番右に示す表示状態に遷移し、ユーザに予約の完了を知らせると共に、設定された予約の内容を確認させる。ここでは、2008年2月20日の10時から、地上デジタル放送の1チャンネルで放送される番組1が選択されたことを想定しているので、その旨のメッセージが表示される。なお、このメッセージが表示された後は、同図の一番左に示す表示状態に戻る。

0166

〔操作対象装置200のより詳細な構成〕
次に、操作対象装置200のより詳細な構成について、図1に基づいて説明する。図1は、操作対象装置200及び遠隔操作装置300の要部構成を示すブロック図である。図示のように、操作対象装置200の操作対象装置制御部203は、予約終了制御部21と、予約実行制御部(予約実行制御手段)22とを備えている。また、操作対象装置200は、被操作側録画実行部23を備えている。

0167

予約終了制御部21は、予約実行制御部22の指示に従って予約終了処理を実行する。予約終了処理によって、操作対象装置200は、予約動作の実行終了後に自動的に待機状態となる。なお、予約終了処理の詳細については後述する。

0168

予約実行制御部22は、遠隔操作装置300が送信する信号を受信して、受信した信号に従って予め定められた動作を実行する。具体的には、予約実行制御部22は、遠隔操作装置300から応答要求を受信したときに、応答及び操作対象装置200の機器IDを遠隔操作装置300に返す。なお、機器IDは予め操作対象装置記憶部207に格納されている。

0169

また、予約実行制御部22は、遠隔操作装置300から状態要求を受信したときに、操作対象装置200の動作状態を示す状態情報を遠隔操作装置300に返す。さらに、予約実行制御部22は、遠隔操作装置300から予約動作の実行終了時刻を特定するための終了時刻判定情報を受信したときに、予約終了制御部21に指示して予約終了処理を実行させる。

0170

被操作側録画実行部23は、操作対象装置200が受信するテレビ番組等の録画を実行する。すなわち、操作対象装置200の録画機能は、被操作側録画実行部23によって実現される。なお、録画は、操作対象装置200の外部の録画装置に実行させてもよく、この場合には被操作側録画実行部23を省略することができる。

0171

〔遠隔操作装置300のより詳細な構成〕
続いて、遠隔操作装置300のより詳細な構成について、上記と同じく図1に基づいて説明する。図示のように、遠隔操作装置300は、ワンセグチューナ(放送受信部)1と、操作側録画実行部(放送記録部)2とタイマー3とを備えている。また、遠隔操作装置300の遠隔操作装置制御部306は、機能選択制御部(代替動作実行手段)4と、状態判断部(状態取得手段)5と、機器検索部(機器検出手段)6と、予約制御部(予約制御手段、予約中制御手段)7と、リモコンアプリ8とを備えている。そして、遠隔操作装置記憶部310には、登録機器情報9と予約情報10とが格納されている。

0172

ワンセグチューナ1は、ワンセグ放送を受信するためのチューナである。ワンセグチューナ1は、操作部308への入力操作に従って、指定されたチャンネルの放送波を受信し、これを所定の信号に変換して出力する。そして出力された信号は、デコード等の処理を施が施され、受信したチャンネルの映像や音声が音声出力部305及び表示部307から出力される。なお、本実施形態では、遠隔操作装置300がワンセグ放送を受信するチューナを備えている例について説明するが、遠隔操作装置300は、操作対象装置200が受信可能な放送と同様の内容の放送を受信し、出力することができるようになっていればよい。例えば、遠隔操作装置300は、ワンセグチューナ1の代わりに、地上デジタルチューナ等を備えていてもよい。

0173

操作側録画実行部2は、ワンセグチューナ1が受信する放送を録画する。すなわち、遠隔操作装置300は、ワンセグ放送の受信と録画との両方を実行できる構成である。

0174

タイマー3は、現在の時刻を示すものである。予約の実行制御は、予約制御部7がタイマー3を参照することによって行われる。

0175

機能選択制御部4は、機器検索部6が予約動作を実行可能な機器を検出できなかった場合に、上記予約動作に替わる動作として予め記憶された代替動作を実行する。機能選択制御部4の詳細については後述する。

0176

状態判断部5は、機器検索部6が検出した、予約動作を実行可能な機器の動作状態を示す状態情報を取得する。具体的には、状態判断部5は、上記機器に状態要求を送信して、該機器から状態情報を受信する。状態情報の詳細については後述する。

0177

機器検索部6は、予約動作を実行可能な機器を操作側第2通信部302の通信圏内で検出する。具体的には、機器検索部6は、操作側第2通信部302を介して応答要求を遠隔操作装置300の周囲にブロードキャストし、上記応答要求に対して返ってくる応答及び機器IDを受信する。なお、機器IDとは、応答を送信した機器を遠隔操作装置300が特定することができる情報である。

0178

次に、応答及び機器IDを受信した機器検索部6は、受信した機器IDと登録機器情報9とを照合する。詳細については後述するが、登録機器情報9は、機器IDと該機器IDで特定される機器が実行可能な予約動作とが対応付けられたデータである。したがって、機器検索部6は、受信した機器IDと登録機器情報9とを照合することによって、遠隔操作装置300の通信圏内に上記予約動作を実行可能な機器が存在するか否かを判断することができる。

0179

予約制御部7は、予約情報10に格納されている予約動作を実行させる機器を決定し、該決定した機器に上記予約動作を実行させる。具体的には、予約制御部7は、確認時刻になると、機器検索部6に指示して上記予約動作を実行可能な機器を検出させる。そして、予約制御部7は、機器検索部6が検出した機器に予約動作の開始時刻に操作側第2通信部302を介して信号を送信し、上記予約動作を実行させる。

0180

また、予約制御部7は、状態判断部5が取得した上記予約動作を実行させる機器の動作状態が、該機器が上記予約動作とは異なる予め定めた動作を実行していることを示している場合に、上記機器に予約動作を実行させるか否かをユーザに選択させる。さらに、予約制御部7は、上記予約動作を実行させる機器に、操作側第2通信部302を介して上記予約動作の実行終了時刻を特定するための終了時刻判定情報を送信する。

0181

そして、予約制御部7は、外部の機器に予約動作を実行させている期間中、所定の時間毎に機器検索部6に上記機器の検出を行わせ、上記機器が検出できなかった場合に、上記予約動作を実行させる他の機器の検出を行わせる。

0182

リモコンアプリ8は、上述のように遠隔操作装置300をリモコンとして機能させるためのものである。すなわち、リモコンアプリ8の起動時は、遠隔操作装置300にて操作対象装置200を操作することができ、リモコンアプリ8が起動していない間は、遠隔操作装置300は通常の携帯電話機として機能する。リモコンアプリ8は、操作部308への所定の入力操作で起動すると共に、予約制御部7から指示が有った場合にも起動する。

0183

また、リモコンアプリ8は、複数の機器の操作を可能にするために、複数のモードを備えている。すなわち、予約動作に応じて該予約動作を実行可能な機器が変わり、機器が変われば該機器を操作するための操作信号もそれに応じて変化する。したがって、複数の機器の操作を可能にするためには、機器に応じて送信する操作信号を変更する必要がある。

0184

そのため、リモコンアプリ8は、モードを切り換えることによって、機器に応じた操作信号を送信できるようになっている。例えば、テレビの視聴予約が実行されたときには、リモコンアプリは上記視聴予約を実行するテレビを操作するモードで起動される。この場合には、リモコンアプリ8は、操作部308に対する入力操作に応じた、上記テレビを操作するための操作信号を、操作側第2通信部302を介して上記テレビに送信する。

0185

〔登録機器情報9について〕
登録機器情報9は、機器検索部6が、予約を実行可能な機器を検索するときに使用するデータであり、予約を実行させる候補となる機器を示す情報と、その機器が実行可能な予約動作を示す情報とが対応付けられたデータである。また、遠隔操作装置300では、予約動作を他の機器に実行させるときには、当該機器を操作するためのリモコンアプリを起動するので、登録機器情報9には、各機器に対応するリモコンアプリのモードを示す情報が含まれている。登録機器情報9は、例えば下記の表1に示すデータとしてもよい。表1は、登録機器情報の一例を示している。

0186

0187

表1の登録機器情報9は、「機器名」、「メーカー」、「型番」、「機器ID」、「通信アドレス」、「リモコンの仕様」、及び「対応コンテンツ」との項目を含んでいる。「機器名」は、当該機器の名称を示し、「メーカー」は当該機器の製造元を示し、「型番」は当該機器の型番を示している。

0188

「機器ID」は、遠隔操作装置300が当該機器を識別するためのデータである。すなわち、機器検索部6は、送信した応答要求に対して返ってくる機器IDと、登録機器情報9に格納されている機器IDとを照合することによって、上記応答要求に応答を返した機器を特定する。

0189

「通信アドレス」は、当該機器と通信接続するために用いるデータである。本実施形態では、遠隔操作装置300は、予約を実行させる機器と操作側第2通信部302を介してBluetooth通信を行うことを想定しているので、上記「通信アドレス」としては、Bluetooth通信用の通信アドレスが格納される。

0190

「リモコンのモード」は、当該機器の操作に対応するリモコンアプリ8のモードを示している。登録機器情報9として、各機器のリモコンのモードを予め登録しておくことにより、当該機器を操作可能なモードでリモコンアプリを起動させ、確実に当該機器を操作することが可能になる。

0191

「対応コンテンツ」は、当該機器が実行可能な予約動作を示している。表1の例では「TV」がテレビの視聴に対応していることを示し、「S」がWebサービスの視聴に対応していることを示している。遠隔操作装置300は、「対応コンテンツ」の項目の情報に基づいて予約動作を実行可能な機器を検索する。

0192

なお、登録機器情報9は、予約を実行させる候補となる機器を示す情報と、その機器が実行可能な予約動作を示す情報とを含むデータであればよく、表1の例に限られない。例えば、表1の「機器ID」と「対応コンテンツ」とのみを含むデータを登録機器情報9としてもよい。

0193

また、機器IDは、遠隔操作装置300が、その機器IDに対応する機器を特定することができるものであればよいので、例えば通信アドレスを機器IDとして使用することもできる。この場合には、応答要求を受信した機器が、応答と共に通信アドレスを遠隔操作装置300に送信することになる。

0194

ここで、遠隔操作装置300の通信圏内に予約動作を実行可能な機器が複数検出されることも考えられる。例えば、表1の例において、機器1と機器2とが共に遠隔操作装置300の通信圏内に存在している場合に、テレビの視聴予約の開始時刻となったときには、機器1と機器2との両方が視聴予約を実行する候補となる。

0195

このような場合には、ユーザに何れの機器で予約動作を実行させるかを選択させるようにしてもよいが、自動的に予約動作を実行させる機器が決定されればより便利である。これは、例えば登録機器情報9に予約動作を実行する優先順位を示す優先度情報を含めることによって実現できる。すなわち、機器検索部6が複数の機器を検出したときに、その優先度情報を参照して、より優先度の高い機器に予約動作を実行させるようにすることで、ユーザは何ら操作を行うことなく、より適切な機器で予約動作を実行させることができる。

0196

登録機器情報9は、予約時刻よりも前に作成し、遠隔操作装置記憶部310に格納しておく必要がある。登録機器情報9の作成方法は特に限定されないが、例えば遠隔操作装置300と予約を実行させる候補となる機器とで予め登録処理を行うことによって、登録機器情報9を作成し、遠隔操作装置記憶部310に格納することもできる。

0197

具体的には、遠隔操作装置300の操作部308に所定の入力操作を行うことによって、登録要求が送信されるようにする。そして、登録要求を受信した機器が当該機器の機器ID、通信アドレス、対応コンテンツ、リモコンの仕様等の登録機器情報9を作成するために必要な情報を返し、遠隔操作装置300はこれを遠隔操作装置記憶部310に格納するようにする。これにより、遠隔操作装置300のユーザは、任意の機器を予約動作の実行候補として簡単に登録することができる。

0198

また、Bluetoothで通信を行う場合には、Bluetoothで通信を行う機器間ペアリングと呼ばれる処理を行って、互いを通信相手として登録し合う。すなわち、遠隔操作装置300がペアリングを行った相手機器の通信アドレスは遠隔操作装置記憶部310に記憶される。また、上記のように、通信アドレスを機器IDとして使用することもできる。したがって、ペアリングを行った相手機器及びその通信アドレスを示す情報を、登録機器情報9として利用することもできる。

0199

なお、登録機器情報9の作成方法は、上記の例に限られない。例えば、遠隔操作装置300の操作部308に対して入力操作を行うことによって、登録機器情報9の各項目を手入力するようにしてもよい。

0200

〔予約情報10について〕
予約情報10は、遠隔操作装置300が予約時刻に他の機器に実行させる予約動作を示すデータである。したがって、予約情報10には、少なくとも予約時刻と該予約時刻に実行させる予約動作とが含まれている。テレビ番組の視聴予約または録画予約に対応する予約情報10は、例えば下記の表2に示すようなデータとすることができる。表2は、テレビ番組の視聴予約または録画予約に対応する予約情報10の一例を示している。

0201

0202

表2の予約情報10には、「開始日時」、「終了日時」、「放送種類」、「放送局」、「チャンネル」、「番組タイトル」、「番組情報」、及び「予約種別」との項目が含まれている。

0203

「開始日時」の項目は、予約時刻に相当し、「開始日時」の項目に記載されている日時に予約動作が開始される。「終了日時」の項目は、予約した番組の終了日時を示している。「放送種類」の項目は、予約した番組の放送態様を示している。ここでは、放送態様が地上デジタル放送、BS放送、及びCS放送の何れかであることを想定している。無論、放送態様はこれらの例に限られない。「放送局」は、予約した番組の放送局を示し、「チャンネル」は、予約した番組の放送チャンネルを示し、「番組タイトル」は、予約した番組のタイトルを示している。また、「番組情報」は、予約した番組の内容を示す。そして、「予約種別」は、当該予約が視聴予約であるか録画予約であるかを示す。

0204

例えば、表2のNo.1の予約は、「開始日時」欄の記載から、2008年2月20日19時に開始されることがわかる。また、No.1の予約は、「放送種類」、「放送局」、「チャンネル」、及び「予約種別」欄の記載から、地上デジタル放送の放送局1で放送される、チャンネル1の番組を視聴する予約であることがわかる。

0205

このように、予め遠隔操作装置300に予約情報10を登録しておくことによって、ユーザは、所望の視聴スケジュールに従って、放送を視聴することができる。すなわち、ユーザは、時間帯毎に見たい番組を選択して視聴スケジュールを組んでおけば、後はどこに居てもその場に応じた最適な機器で選択した番組を視聴することができる。

0206

また、Webサービスの視聴予約に対応する予約情報10についても、テレビ番組の視聴予約に対応する予約情報10と同様に、少なくとも予約時刻と該予約時刻に実行させる予約動作とが含まれている。Webサービスの視聴予約に対応する予約情報10は、例えば下記の表3に示すようなデータとすることができる。表3は、Webサービスの視聴予約に対応する予約情報10の一例を示している。

0207

0208

表3の予約情報10には、表2の予約情報と同じく「開始日時」及び「終了日時」との項目が含まれている。そして、「URL」、「サイト名」、「コンテンツ名」、及び「コンテンツ情報」との項目が含まれている。

0209

「URL」は、予約したWebサービスを配信しているWebサイトのURLを示している。また、「サイト名」は、予約したWebサービスを配信しているWebサイトのサイト名を示し、「コンテンツ名」は、予約したWebサービスで配信されるコンテンツ名を示し、「コンテンツ情報」は上記配信されるコンテンツの内容を示している。

0210

遠隔操作装置300は、表2や表3に示すような予約情報10を用いることにより、予約時刻と該予約時刻に実行する予約動作とを特定することができる。無論、表2及び表3に示す予約情報10は一例であり、予約情報10は、予約時刻と該予約時刻に実行する予約動作とを特定することができるデータであれば上記の例に限られない。

0211

〔遠隔操作装置300が実行する処理の流れ〕
以上の構成を備える遠隔操作装置300における処理の流れについて、図12に基づいて説明する。図12は、遠隔操作装置300が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図12のフローチャートに示す処理は、少なくとも1件の未実行の予約設定がなされているときに行われる。

0212

予約制御部7は、少なくとも1件の未実行の予約設定がなされているときには、予約情報10を定期的に確認し、予約開始時刻のt分前になる予約があるか否かを確認する(S1)。なお、予約開始時刻のt分前が、上記確認時刻に相当する。tは例えば1〜5程度に設定すればよい。

0213

予約開始時刻のt分前になる予約がある場合(S1でYES)には、予約制御部7は、機器検索部6に指示して、予約を実行可能な機器を検索させる。予約実行可能な機器を検索するように指示された機器検索部6は、遠隔操作装置300の周囲に応答要求を送信する(S2)。なお、上記応答要求は、操作側第2通信部302を介して送信される。すなわち、上記応答要求は、遠隔操作装置300の通信圏内の機器に対して送信される。そして、応答要求を送信した機器検索部6は、送信した応答要求に対する応答及び機器IDの受信を待ち受ける(S3)。すなわち、上記応答要求は、遠隔操作装置300の通信圏内の機器に対して応答及び機器IDの送信を要求するものである。

0214

また、上記応答要求には、遠隔操作装置300と操作側第2通信部302を介して通信するための通信アドレスが含まれている。これにより、上記応答要求を受信した機器は、応答及び機器IDを遠隔操作装置300に返すことができる。

0215

ここで、所定時間内に応答及び機器IDの受信を確認できない場合(S3でNO)には、機器検索部6は、予約を実行可能な機器は存在しないと判断し、その旨を予約制御部7に伝達する。そして、予約を実行可能な機器が存在しない旨の伝達を受けた予約制御部7は、機能選択制御部4に指示して機能選択処理を実行させ(S4)、機能選択処理が終了すると処理はS1に戻る。なお、機能選択処理の詳細については後述する。

0216

一方、所定時間内に応答及び機器IDの受信を確認できた場合(S3でYES)には、機器検索部6は、受信した機器IDから予約実行可能な機器を検索する(S5)。具体的には、機器検索部6は、受信した機器IDと登録機器情報9に格納されている機器IDとを照合して一致する機器を検索する。そして、機器検索部6は、一致する機器を検出した場合に、該検出した機器の中に、予約を実行可能な機器が存在するか否かを判断する。

0217

例えば、開始時刻のt分前の予約がテレビの視聴予約である場合には、機器検索部6は、登録機器情報9に格納されている機器IDに対応する機器であって、テレビの視聴を実行できる機器を検索する。表1の例では、機器検索部6は、登録機器情報9の対応コンテンツ欄を参照することによって、テレビの視聴を実行できる機器を検索することができる。

0218

ここで、受信した機器IDに一致する機器IDが登録機器情報9に格納されていなかった場合、または一致する機器を検出したが、予約を実行できる機器が存在しなかった場合には、機器検索部6は、その旨を予約制御部7に伝達する。そして、予約を実行可能な機器を検出できなかった旨の伝達を受けた予約制御部7は、予約を実行可能な機器は存在しないと判断し(S6でNO)、機能選択制御部4に指示して機能選択処理を実行させる。

0219

一方、受信した機器IDに一致する機器IDが登録機器情報9に格納されており、かつ該格納されている機器IDに対応する機器が、予約を実行可能である場合には、機器検索部6は、予約を実行可能な機器を検出した旨を予約制御部7に伝達する。上述のように、機器検索部6が検出した上記機器が上記予約を実行する機器となる。

0220

予約を実行可能な機器を検出した旨の伝達を受けた予約制御部7は、予約を実行できる機器が存在すると判断し(S6でYES)、状態判断部5に指示して上記検出した機器の状態を取得させる。そして、状態を取得するように指示された状態判断部5は、機器検索部6が検出した上記機器に状態要求を送信し(S7)、該機器から状態情報を受信する(S8)。

0221

なお、ここでは、状態情報は、当該機器が待機状態であることを示す状態情報(待機)、または当該機器が表示出力中であることを示す状態情報(表示ON)の何れかであることを想定している。しかしながら、状態情報は、機器の出力チャンネルや出力音量等の様々な動作状態を含んでいてもよい。状態情報を機器の詳細な動作状態を示すものとすることにより、遠隔操作装置300は、機器の詳細な動作状態に応じたより細やかな制御を行うことができる。

0222

状態情報の受信を確認した状態判断部5は、受信した状態情報に基づいて、予約を実行させる機器が待機状態であるか否かを判断する(S9)。ここで、受信した状態情報が、状態情報(待機)であった場合には、状態判断部5は、上記機器が待機状態であると判断し(S9でYES)、その旨を予約制御部7に伝達する。

0223

予約を実行させる機器が待機状態である旨の伝達を受けた予約制御部7は、当該機器に電源制御信号を送信し(S10)、当該機器を待機状態から表示状態に移行させる。そして、予約制御部7は、予約実行指示を送信して(S14)当該機器に予約を実行させる。

0224

一方、受信した状態情報が、状態情報(表示ON)であった場合には、状態判断部5は、上記機器が表示出力中であると判断し(S9でNO)、その旨を予約制御部7に伝達する。

0225

予約を実行させる機器が表示出力中である旨の伝達を受けた予約制御部7は、状態情報の受信をユーザに報知する(S11)。また、予約制御部7は、ユーザに予約実行の可否を選択させるための画面を表示部307に表示する(S12)。予約制御部7は、この画面を表示することにより、ユーザに予約実行の可否を選択させる(S13)。

0226

なお、状態情報の受信をユーザに報知する方法は、特に限定されないが、例えば音や光、振動等で報知するようにすればよい。遠隔操作装置300は、携帯電話機の機能を有しているので、図2には示していないが、例えば電話やメール等の着信時に用いる着信音発生機能やバイブレーション機能等を備えている。したがって、例えばこれらの機能を流用して、状態情報の受信をユーザに報知することもできる。

0227

ここで、操作部308に対して、予約を実行する旨の入力が行われたことを確認した場合(S13でYES)には、予約制御部7は、S14の処理に進む。一方、予約を実行しない旨の入力が行われたことを確認した場合(S13でNO)には、予約制御部7は、S1の処理に戻る。

0228

さて、S14にて予約実行指示を送信した予約制御部7は、予約動作の終了時刻を判定するための終了時刻判定情報を上記機器に送信する(S15)。なお、終了時刻判定情報は、上記機器が、予約動作の終了時刻を判定できるものであればよい。例えば、予約の終了時刻そのものを終了時刻判定情報としてもよいし、予約動作の継続時間を示す情報を終了時刻判定情報としてもよい。また、予約を実行する機器がEPG(Electronic Program Guide)情報を取得する機能を有している場合には、予約されている番組の番組名や番組コードを終了時刻判定情報としてもよい。この場合には、機器がEPGに基づいて予約番組の終了時刻を判定するので、野球延長等によって予約した番組の終了時刻が変化した場合にも対応することができる。

0229

続いて、予約制御部7は、上記機器の操作用のモードでリモコンアプリ8を起動する。例えば、上記機器が操作対象装置200であり、予約がテレビの視聴予約である場合には、テレビ操作用のモードでリモコンアプリ8を起動する。これにより、図4に示すような画面が表示部307に表示され、ユーザは遠隔操作装置300の操作部308に入力操作を行うことによって、操作対象装置200のテレビ機能に関する動作を制御することができるようになる。

0230

そして、予約制御部7は、予約の実行されている間、予約実行中処理を行う(S17)。予約実行中処理が行われることによって、遠隔操作装置300のユーザは、予約の実行中に、予約を実行させている機器の近辺から離れた場合であっても、その場所に応じた最適な環境でテレビ番組等の視聴を行うことができる。なお、予約実行中処理の詳細については後述する。

0231

〔操作対象装置200が実行する処理の流れ〕
続いて、操作対象装置200が実行する処理の流れについて、図13に基づいて説明する。図13は、操作対象装置200が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、操作対象装置200は、主電源が入っている間は、図示の処理を行う。

0232

予約実行制御部22は、応答要求の受信を待ち受け(S21)、応答要求の受信を確認したとき(S21でYES)には、応答及び自装置の機器IDを遠隔操作装置300に送信する(S22)。そして、予約実行制御部22は、状態要求の受信を待ち受ける(S23)。

0233

ここで、所定時間内に状態要求の受信が確認できない場合(S23でNO)には、予約実行制御部22は、S21の処理に戻って応答要求の受信を待ち受ける。一方、所定時間内に状態要求の受信が確認できた場合(S23でYES)には、予約実行制御部22は、自装置の状態が待機状態であるか、表示出力中であるかを判断し、判断結果に応じた状態情報、すなわち状態情報(待機)または状態情報(表示ON)を遠隔操作装置300に送信する。

0234

状態情報を送信した予約実行制御部22は、予約実行指示の受信を待ち受ける(S25)。ここで、所定時間内に予約実行指示の受信が確認できない場合(S25でNO)には、予約実行制御部22は、S21の処理に戻って応答要求の受信を待ち受ける。一方、所定時間内に予約実行指示の受信が確認できた場合(S25でYES)には、予約実行制御部22は、受信した予約実行指示にしたがって予約を実行する(S26)。

0235

なお、操作対象装置200が待機状態である場合には、予約実行指示の前に、遠隔操作装置300から電源制御信号が送信される。この場合には、予約実行制御部22は、表示部204及び音声出力部202を起動状態にすると共に、チューナ201またはWeb通信部210を起動し、予約実行指示を待ち受ける。

0236

ここで、例えば予約実行指示が、テレビの視聴予約の実行指示であった場合には、予約実行制御部22は、チューナ201を制御して予約されたチャンネルの番組を受信させる。これにより、遠隔操作装置300に予約された番組が操作対象装置200の表示部204及び音声出力部202から出力される。

0237

そして、予約の実行を開始した予約実行制御部22は、予約終了制御部21に指示して予約終了処理を実行させる(S27)。予約終了処理によって、操作対象装置200は、予約した番組の終了後に自動的に待機状態となる。なお、予約終了処理の詳細については後述する。

0238

〔機能選択処理〕
次に、図12のフローチャートのS4にて実行される機能選択処理の詳細について図14に基づいて説明する。図14は、機能選択処理の一例を示すフローチャートである。予約制御部7から機能選択処理の実行指示を受けた機能選択制御部4は、当該予約がテレビ番組の予約であるか否かを確認する(S31)。

0239

テレビ番組の予約である場合(S31)には、機能選択制御部4は、テレビ番組の機能を選択するメニューを表示部307に表示する(S32)。具体的には、機能選択制御部4は、テレビ番組を自装置で表示するか、自装置で録画するか、リモート録画予約するか、あるいは予約を取り消すかを選択させるメニュー画面を表示する。このメニュー画面は、例えば図7に示したような態様とすることもできる。

0240

そして、上記メニューを表示した機能選択制御部4は、テレビ番組を自装置で表示する、自装置で録画する、リモート録画予約する、または予約を取り消す、の何れかを選択する入力が操作部308に対して行われるのを待ち受ける(S33、S35、S37、S39)。

0241

ここで、操作部308に自装置で表示する旨の入力が行われたことを確認した場合(S33でYES)には、機能選択制御部4は、テレビ機能を起動して予約されたチャンネルを指定する(S34)。すなわち、この場合には、ユーザは、予約していた番組を遠隔操作装置300で視聴することになる。

0242

例えば、地上デジタル放送の視聴予約が行われていた場合には、機能選択制御部4は、ワンセグチューナ1を起動し、上記視聴予約されている地上デジタル放送のチャンネルに対応するワンセグ放送のチャンネルをワンセグチューナ1に受信させる。これにより、ユーザは、視聴予約していた地上デジタル放送の番組と同じ内容のワンセグ放送の番組を遠隔操作装置300にて視聴することができる。

0243

一方、操作部308に自装置で録画する旨の入力が行われたことを確認した場合(S35でYES)には、機能選択制御部4は、操作側録画実行部2に指示して、予約されているテレビ番組の録画を開始させる(S36)。すなわち、この場合には、予約していた番組が遠隔操作装置300で録画される。

0244

また、操作部308にリモート録画予約する旨の入力が行われたことを確認した場合(S37でYES)には、機能選択制御部4は、リモート録画予約を実行する(S38)。具体的には、機能選択制御部4は、電話・Web通信部303を介して予約情報を操作対象装置200に送信する。そして、上記予約情報を受信した操作対象装置200では、上記予約情報に従って録画予約が行われる。すなわち、この場合には、予約していた番組が操作対象装置200で録画される。

0245

ところで、操作対象装置200が常に録画を実行可能な状態にあるとは限らない。例えば、記録容量が不足している場合や、他の録画または録画予約が行われている場合等には、操作対象装置200が録画を実行することができず、ユーザが予約していた番組を見逃す可能性がある。

0246

そこで、機能選択制御部4は、まず操作対象装置200に録画の可否の問合せを行うことが好ましい。そして、問合せの結果、操作対象装置200が録画を実行できないことが分かった場合には、その旨を表示部307に表示させ、ユーザに機能の再選択を要求することが好ましい。これにより、ユーザが予約していた番組を見逃すことを防ぐことができる。

0247

なお、リモート録画予約にて録画を実行する機器は、操作対象装置200に限られず、遠隔操作装置300と電話・Web通信部303を介して通信可能な機器であれば任意のものを適用することができる。

0248

そして、操作部308に予約を取り消す旨の入力が行われたことを確認した場合(S39でYES)には、機能選択制御部4は、機能選択処理を終了する。

0249

一方、S31において、予約がテレビ番組の予約ではないと判断した場合(S31でNO)には、機能選択制御部4は、Webサービスに関する機能を選択するメニューを表示する(S40)。具体的には、機能選択制御部4は、Webサービスを自装置で表示するか、予約を取り消すかを選択させるメニュー画面を表示する。このメニュー画面は、例えば図8に示したような態様とすることもできる。

0250

そして、上記メニューを表示した機能選択制御部4は、Webサービスを自装置で表示する、または予約を取り消す、の何れかを選択する入力が操作部308に対して行われるのを待ち受ける(S41、S43)。

0251

ここで、操作部308に自装置で表示する旨の入力が行われたことを確認した場合(S41でYES)には、機能選択制御部4は、Webブラウザを起動して予約されたWebサービスを配信するWebサイトのURLを指定する(S42)。すなわち、この場合には、ユーザは、予約していたWebサービスによって配信される動画像等のコンテンツを遠隔操作装置300で視聴することになる。

0252

なお、操作部308に予約を取り消す旨の入力が行われたことを確認した場合(S43でYES)には、機能選択制御部4は、機能選択処理を終了する。

0253

続いて、遠隔操作装置300にて機能選択処理が行われているときに、操作対象装置200にて行われる処理について、図15に基づいて説明する。図15は、操作対象装置200が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理は、操作対象装置200の主電源が入っている間は常に行われる。

0254

予約実行制御部22は、リモート録画予約情報の受信を待ち受け(S51)、リモート録画予約情報の受信を確認する(S51でYES)と、受信したリモート録画予約情報に従って予約を実行する(S52)。なお、リモート録画予約情報とは、Web通信部210を介して受信した予約情報を指す。

0255

ここで、遠隔操作装置300がリモート録画予約を実行した後、操作対象装置200がリモート録画予約情報を受信するまでの間にはタイムラグがある。したがって、操作対象装置200がリモート録画予約情報を受信したときには、すでに予約の開始時刻を経過していることも考えられる。一般的な録画装置では、開始時刻を経過した予約は実行されないが、予約実行制御部22は、予約されている番組を途中からであっても録画する。これにより、操作対象装置200は、遠隔操作装置300で予約された番組を確実に録画することができる。

0256

〔予約実行中処理〕
次に、図12のフローチャートのS17にて実行される予約実行中処理の詳細について、図16に基づいて説明する。図16は、遠隔操作装置300が実行する予約実行中処理の一例を示すフローチャートである。なお、すでに説明した処理と同様の処理については同一の参照番号を付し、その説明を省略する。

0257

リモコンアプリ8を起動させた予約制御部7は、予約情報10及びタイマー3を参照して、実行指示を送信した予約の予約時間内であるか否かを確認する(S61)。ここで、予約時間を経過していた場合(S61)には、予約制御部7は、予約実行中処理を終了する。

0258

一方、予約時間内であった場合(S61でYES)には、予約制御部7は、機器検索部6に指示して、予約を実行させた機器が、遠隔操作装置300の通信圏内に存在するか否かを確認させる。指示を受けた機器検索部6は、遠隔操作装置300の周囲に応答要求を送信し(S2)、応答及び機器IDの受信を待ち受ける(S3)。

0259

ここで、応答及び機器IDの受信を確認すると、機器検索部6は、前回受信した機器ID、すなわち予約の実行指示を送信した機器の機器IDが検出されたか否かを確認する(S62)。

0260

予約の実行指示を送信した機器の機器IDが検出されたことが確認された場合(S62でYES)には、機器検索部6は、その旨を予約制御部7に伝達する。ここで、予約の実行指示を送信した機器の機器IDが検出されたということは、当該機器が遠隔操作装置300の操作可能範囲に存在することを意味し、この場合には遠隔操作装置300は特別な動作を行う必要はない。そこで、予約の実行指示を送信した機器の機器IDが検出された旨の伝達を受けた予約制御部7は、S61の処理に戻って予約時間内であるか否かを確認する。

0261

一方、予約の実行指示を送信した機器の機器IDが検出されたことが確認できなかった場合(S62でNO)、または応答要求に対して応答が返ってこなかった場合(S3でNO)には、当該機器が遠隔操作装置300の操作可能範囲に存在しないことになる。すなわち、この場合には、遠隔操作装置300のユーザは、予約した番組を視聴できていない状態にあると考えられる。

0262

そこで、機器検索部6は、受信した機器IDから上記予約を実行可能な機器の検索を行い(S5)、検索の結果を予約制御部7に伝達する。そして、伝達を受けた予約制御部7では、予約実行可能な機器の有無を判断する(S6)。

0263

ここで、予約実行可能な機器が存在しないと判断した場合(S6でNO)には、予約制御部7は、機能選択制御部4に指示して機能選択処理を実行させる。これにより、遠隔操作装置300のユーザは、予約していた番組を引き続き遠隔操作装置300で視聴したり、遠隔操作装置300または操作対象装置200で録画したりすることができる。

0264

一方、予約実行可能な機器が存在すると判断した場合(S6でYES)には、予約制御部7は、上記予約実行可能な機器に予約を実行させる(S7〜S15)。なお、S13にて予約を実行しない旨の入力が行われた場合(S13でNO)には、予約制御部7は、予約実行中処理を終了する。また、S15にて終了時刻判定情報を送信した後、予約制御部7は、S61の処理に戻って予約時間内であるか否かを確認する。

0265

上記の予約実行中処理によれば、遠隔操作装置300のユーザは、最初に予約を実行させた機器とは別の機器で、予約した番組を視聴することができる。例えば、ユーザが、ある部屋のテレビにて視聴予約を実行させているときに、遠隔操作装置300を持って別の部屋に移動すると、移動先の部屋のテレビにおいても上記視聴予約した番組が自動的に出力される。すなわち、上記の構成によれば、ユーザは、予約を実行している機器から離れて別の場所に移動したとしても、移動先の場所に視聴予約を実行可能な機器が存在すれば、その機器にて予約した番組を引き続き視聴することができる。

0266

なお、ユーザの状況(遠隔操作装置300が置かれた状況)の変化に応じて予約を実行させる機器をスムーズに変更するためには、S2の応答要求が送信される間隔をできるだけ短くすることが好ましい。例えば、応答要求の送信間隔が30秒以内となるように制御することで、予約を実行させる機器をスムーズに変更することが可能になる。ただし、応答要求の送信回数の増加に伴って、遠隔操作装置300の消費電力が増大するというデメリットもある。したがって、応答要求の送信間隔は、30秒以内に限られず、状況に応じて適宜設定することが好ましい。

0267

〔予約終了処理〕
次に、図13のフローチャートのS27にて実行される予約終了処理の詳細について図17に基づいて説明する。図17は、予約終了処理の一例を示すフローチャートである。予約終了処理は、予約実行制御部22が予約の実行を開始したときに、予約終了制御部21によって開始される。

0268

すなわち、予約実行制御部22は、予約の実行を開始すると、その旨を予約終了制御部21に伝達する。そして、予約の実行を開始した旨の伝達を受けた予約終了制御部21は、終了時刻判定情報の受信を待ち受ける(S71)。なお、終了時刻判定情報の受信が確認できない場合(S71でNO)には、予約終了制御部21は、予約終了処理を終了する。

0269

一方、終了時刻判定情報の受信を確認した場合(S71でYES)には、予約終了制御部21は、受信した終了時刻判定情報に基づいて、現在実行中の予約の終了時刻を算出する(S72)。なお、終了時刻の算出方法は、受信した終了時刻判定情報に応じて変化する。

0270

例えば、受信した終了時刻判定情報が、予約の終了時刻を示すものであれば、予約終了制御部21は、受信した終了時刻判定情報が示す終了時刻をそのまま予約の終了時刻として決定する。また、例えば、受信した終了時刻判定情報が予約動作の継続時間を示すものであれば、予約終了制御部21は、受信した終了時刻判定情報が示す継続時間と、現在の時刻とを加算して、予約の終了時刻を算出する。さらに、例えば、受信した終了時刻判定情報が予約番組の番組名や番組コード等を示すものであれば、予約終了制御部21は、受信した番組名や番組コードに対応する番組を、EPG上で検出することによってその終了時刻を算出する。

0271

そして、終了時刻を算出または決定した予約終了制御部21は、終了時刻となるのを待ち受け(S72)、終了時刻となったとき(S73でYES)に、操作対象装置200の電源をOFFにする。これにより、操作対象装置200は、待機状態となる。

0272

上記予約終了処理によれば、予約の終了時刻に自動的に操作対象装置200が待機状態となる。したがって、予約した番組が終った後も操作対象装置200が表示出力を継続することによって、無駄に電力を消費してしまうことを防ぐことができる。

0273

なお、予約した番組が終了した後も、ユーザが引き続き他の番組の視聴を続けたいと考える場合も想定される。そこで、予約終了制御部21は、終了時刻となったときに、操作対象装置200の電源をOFFにすることの可否をユーザに選択させるようにしてもよい。例えば、表示部204に予約番組の終了時刻となったことを示すメッセージを表示し、メッセージの表示後、所定時間を経過しても何ら入力操作が確認できないときには、ユーザは操作対象装置200にて視聴を行っていないと考えられるので、このときに電源をOFFにすればよい。

0274

〔実施の形態2〕
上記実施形態では、遠隔操作装置300を用いてテレビ番組やWebサービスの視聴予約を行う例について説明した。しかし、遠隔操作装置300は、目覚ましとしても使用することができる。以下では、遠隔操作装置300を目覚ましとして使用する実施形態について、図18図22に基づいて説明する。

0275

〔概要〕
まず、図18図20に基づいて、目覚し機能を実行する遠隔操作装置300の動作の概要について説明する。図18図20は、目覚まし設定が行われている場合の遠隔操作装置300及び操作対象装置200の具体的な動作例を示す図である。

0276

〔確認時刻に待機状態の操作対象装置200が存在する場合〕
図18は、目覚まし設定時刻または目覚まし設定時刻の一定時間前(予約実行時と同様に「確認時刻」と呼ぶ)に、遠隔操作装置300の通信圏内に操作対象装置200が存在し、かつ操作対象装置200が待機状態である場合の動作例を示す図である。

0277

図示のように、遠隔操作装置300は、スケジュールを記憶している。このスケジュールには、目覚まし設定時刻及び該設定時刻に実行される動作を示す情報が含まれている。ここでは、目覚まし設定時刻に予め設定したテレビ番組を出力させることを想定しているので、上記スケジュールには、目覚まし設定時刻と、テレビ番組のチャンネルを示す情報とが含まれている。

0278

確認時刻になると、遠隔操作装置300は、上記テレビ番組を出力することのできる機器を検索するために、自装置の周囲に応答要求を送信する。ここでは、遠隔操作装置300の周囲(通信圏内)に操作対象装置200が存在していることを想定しているので、操作対象装置200が上記応答要求を受信する。そして、操作対象装置200は、受信した応答要求に対して応答を返す。また、操作対象装置200は、上記応答と共に自装置の機器IDを遠隔操作装置300に送信する。

0279

そして、応答及び機器IDを受信した遠隔操作装置300は、受信した機器IDに基づいて、視聴予約を実行できる機器が自装置の周囲に存在しているか否かを判断する。ここでは、操作対象装置200がテレビ放送の受信及び出力が可能であることを想定しているので、遠隔操作装置300は、上記テレビ番組を出力できる機器が自装置の周囲に存在していると判断する。

0280

続いて、遠隔操作装置300は、操作対象装置200に状態要求を送信して操作対象装置200の状態を示す状態情報を取得する。ここでは、操作対象装置200が待機状態であることを想定しているので、遠隔操作装置300は、操作対象装置200が待機状態であることを示す状態情報(待機)を受信する。

0281

状態情報(待機)を受信した場合には、操作対象装置200にてテレビの視聴等は行われていない。そこで、状態情報(待機)を受信した遠隔操作装置300は、目覚まし設定時刻になると、予約の実行指示(目覚まし設定された番組の出力指示)を操作対象装置200に送信する。具体的には、遠隔操作装置300は、操作対象装置200を表示状態に切り換えさせる制御信号を送信すると共に、目覚まし設定されたチャンネルを示す情報を操作対象装置200に送信する。

0282

これにより、操作対象装置200は、目覚まし設定時刻になると、表示状態に切り換わり、視聴予約されたチャンネルの番組を出力する。すなわち、遠隔操作装置300に予め目覚まし設定しておくことにより、目覚まし設定時刻になったときに遠隔操作装置300の通信可能圏内にある機器(図示の例では操作対象装置200)が、待機状態から表示出力状態に切り換わり、予め設定したチャンネルの番組が出力される。したがって、遠隔操作装置300のユーザは、どこに居てもお気に入りの番組で目覚めることができる。

0283

また、遠隔操作装置300では、目覚まし機能を実行したときにもリモコンアプリが起動される。したがって、遠隔操作装置300のユーザは、テレビの操作を行うための専用リモコンを探す必要がなく、手元にある遠隔操作装置300を用いてスムーズにテレビの操作を行うことができる。

0284

〔確認時刻に目覚まし設定動作を実行できる機器が存在しない場合〕
遠隔操作装置300は、操作対象装置200に限らず、目覚まし設定された動作を実行できる機器が通信圏内に存在していれば、その機器に目覚まし設定された動作動作を実行させることができる。しかしながら、確認時刻に目覚まし設定された動作を実行できる機器が全く検出できない場合も考えられる。

0285

ここでは、確認時刻に目覚まし設定された動作を実行できる機器が検出できない場合に、遠隔操作装置300が実行する処理について、図19に基づいて説明する。図19は、確認時刻に、遠隔操作装置300の通信圏内に目覚まし設定動作を実行できる機器が存在しない場合の動作例を示す図である。

0286

上述のように、遠隔操作装置300は、確認時刻になると自装置の周囲に応答要求を送信する。ここで、図示の例のように、遠隔操作装置300が送信する応答要求に対して応答が返ってこない場合には、遠隔操作装置300は、周囲に目覚まし設定動作を実行可能な機器が存在しないと判断する。また、応答を受信した場合であっても、応答と共に受信した機器IDで特定される機器が目覚まし設定動作を実行できない機器であった場合には、遠隔操作装置300は、周囲に目覚まし設定動作を実行可能な機器が存在しないと判断する。

0287

ここで、周囲に目覚まし設定動作を実行可能な機器の存在を確認できない場合に、目覚まし設定時刻となったときには、遠隔操作装置300は、アラーム音や振動を発生させてユーザに目覚まし設定時刻となったことを報知する。これにより、確認時刻に遠隔操作装置300の周囲に目覚まし設定動作を実行できる機器が存在しない場合であっても、ユーザはアラーム音等によって起きることができる。

0288

〔確認時刻に表示出力中の操作対象装置200が存在する場合〕
また、確認時刻に目覚まし設定動作を実行できる操作対象装置200が遠隔操作装置300の通信圏内に存在していた場合であっても、操作対象装置200が表示出力中であることも考えられる。このような場合に遠隔操作装置300が実行する処理について、図20に基づいて説明する。図20は、確認時刻に、遠隔操作装置300の通信圏内に表示出力中の操作対象装置200が存在する場合の動作例を示す図である。

0289

ここで、目覚ましは、ユーザがその時刻に起きる(あるいはその時刻となったことに気付く)ために設定される。しかし、すでに表示出力中である操作対象装置200のチャンネルの切り換えを行ったとしても、ユーザはそのことに気付かないおそれがある。したがって、表示出力中の操作対象装置200のチャンネルを予め設定されたチャンネルに切り換えたとしても、上記目覚ましの目的は達成されないと考えられる。

0290

そこで、遠隔操作装置300は、図示のように、状態情報(表示ON)を受信したときには、アラーム音や振動を発生させてユーザに目覚まし設定時刻となったことを報知する。これにより、ユーザはアラーム音等によって起きることができる。

0291

〔目覚ましの設定方法〕
本実施形態では、遠隔操作装置300に記憶されたスケジュール情報に基づいて目覚まし設定動作が実行される。ここでは、スケジュール情報の内容、及び遠隔操作装置300にスケジュール情報を記憶させる方法について説明する。

0292

上述のように、スケジュール情報は、目覚ましの設定時刻と、該設定時刻に実行される目覚まし設定動作とが対応付けられたデータである。スケジュール情報は、例えば下記の表4に示すようなデータとすることもできる。表4は、スケジュール情報の一例を示している。

0293

0294

表4のスケジュール情報には、「設定時刻」、「日付・曜日」、「放送種類」、「放送局」、「チャンネル」、「番組タイトル」、及び「番組情報」との項目が含まれている。なお、「放送種類」、「放送局」、「チャンネル」、「番組タイトル」、及び「番組情報」については、表2の例と同様であるから説明を省略する。

0295

「設定時刻」の項目は、予約時刻に相当し、「設定時刻」の項目に記載されている時刻に目覚まし設定動作が開始される。「日付・曜日」の項目は、目覚まし設定動作を実行する日付または曜日を示している。「日付・曜日」の項目で日付が指定されているスケジュールは、その日付のみで実行され、曜日が指定されているスケジュールは、その曜日で実行される。

0296

なお、「日付・曜日」の項目がブランク「−」となっているスケジュールは、直近の設定時刻に1回のみ実行される。また、表4において、「M」は月曜日、「Tu」は火曜日、「W」は水曜日、「Th」は木曜日、「F」は金曜日を示している。すなわち、表4のNo.3のスケジュールは、毎週月曜日から金曜日の午前7:30に実行される。

0297

なお、表4では、目覚まし設定動作としてテレビの視聴を行う場合のスケジュール情報の例を示しているが、目覚まし設定動作はテレビの視聴に限られない。例えば、目覚まし設定動作をWebサービスやラジオ放送等の出力としてもよい。

0298

遠隔操作装置300は、例えば図21に示すような画面を表示部307に表示させることによって、上記のようなスケジュール情報をユーザに入力させることができる。図21は、スケジュール情報の入力画面の一例を示す図である。

0299

同図の左側の画面例では、アラーム時刻が「7:00」と表示されており、予約番組が「地上デジタル1ch」と表示されている。そして、この条件で登録することを決定するための項目「登録」が表示されている。

0300

この「7:00」と表示されている項目は、操作部308への入力操作によって選択することができるようになっている。そして、この項目が選択されると時刻設定用の画面に切り換わり、これによりユーザは所望の時刻を入力することができ、また必要であれば曜日や日付も入力することができる。

0301

同様に、「地上デジタル1ch」と表示されている項目も、操作部308への入力操作によって選択することができるようになっている。そして、この項目が選択されると予約動作設定用の画面に切り換わり、これによりユーザは所望の番組を入力することができる。

0302

また、「登録」と表示されている項目も、操作部308への入力操作によって選択することができるようになっている。そして、この項目が選択されると同図の右側に示す画面例に切り換わる。すなわち、「登録」と表示されている項目が選択されると、そのときに入力されていた時刻及び動作内容でスケジュール情報の登録が行われる。

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