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技術 加熱調理機

出願人 株式会社サミー
発明者 杉本幸之栄
出願日 2008年5月26日 (12年1ヶ月経過) 出願番号 2008-137135
公開日 2009年12月3日 (10年6ヶ月経過) 公開番号 2009-281705
状態 未査定
技術分野 ストーブまたはレンジの細部1 ベイキング用装置
主要キーワード サブチェーン サブコンベア 耐熱性材 積み重ね状 耐熱性板 メインチェーン 横断面形 排煙通路
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年12月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

設置スペースが小さくなり、複数種加熱調理一個所で効率良く行えるうえ、被調理物を一定時間内で良好に加熱処理できる加熱調理機を提供する。

解決手段

機能が異なる複数種の調理機ユニット2,3,4と、前記複数種の調理機ユニット2,3,4を積み重ね状に支持する支持枠体1とを備え、前記複数種の調理機ユニット2,3,4に、被調理物M1,M2,M3を水平方向へ搬送可能な搬送手段24(25),33,44をそれぞれ配備する。

概要

背景

一般に、コンビニエンスストア等の小売店舗では、顧客の注文に応じて、例えば蒸し物調理焼き物調理揚げ物調理等を行うための各加熱調理機がそれぞれ店舗内の調理場所に個別に配置されている。

このように、機能が異なる複数の加熱調理機が店舗内の調理場所に個別的に配置されていると、それら調理機全体の設置スペースが比較的大きくなるし、店員調理の種類に応じて移動しなければならず、非効率的である。このため、異種の調理機を纏めて一か所に配置できるものが望まれていた。

この点について、従来、炊飯器レンジオーブン等の複数の調理器具、さらにはそれらの関連機器等を一つのキャビネットに纏めて縦横に配置するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3606220号公報

概要

設置スペースが小さくなり、複数種加熱調理一個所で効率良く行えるうえ、被調理物を一定時間内で良好に加熱処理できる加熱調理機を提供する。機能が異なる複数種の調理機ユニット2,3,4と、前記複数種の調理機ユニット2,3,4を積み重ね状に支持する支持枠体1とを備え、前記複数種の調理機ユニット2,3,4に、被調理物M1,M2,M3を水平方向へ搬送可能な搬送手段24(25),33,44をそれぞれ配備する。

目的

この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、設置スペースが小さくなり、複数種の加熱調理を一個所で効率良く行えるうえ、被調理物を一定時間内で良好に加熱処理できる加熱調理機を提供することを課題としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

機能が異なる複数種調理機ユニットと、前記複数種の調理機ユニットを積み重ね状に支持する支持枠体と、を備え、前記複数種の調理機ユニットには、被調理物を水平方向へ搬送する搬送手段がそれぞれ配備されていることを特徴とする加熱調理機

請求項2

互いに上下方向で隣接関係にある調理機ユニットのうちの上段側の調理機ユニットにおける加熱源は、下段側の調理機ユニットの被調理物の上面に対する加熱源を兼務している請求項1に記載の加熱調理機。

請求項3

上段側の調理機ユニットが蒸し物調理用であり、その下段側の調理機ユニットが焼き物調理用である請求項2に記載の加熱調理機。

請求項4

前記複数種の調理機ユニットは、互いに差し替え可能に前記支持枠体に支持されている請求項1〜3のいずれか一つの項に記載の加熱調理機。

技術分野

0001

この発明は、例えばコンビニエンスストア等の店舗での使用に適した加熱調理機に関する。

背景技術

0002

一般に、コンビニエンスストア等の小売店舗では、顧客の注文に応じて、例えば蒸し物調理焼き物調理揚げ物調理等を行うための各加熱調理機がそれぞれ店舗内の調理場所に個別に配置されている。

0003

このように、機能が異なる複数の加熱調理機が店舗内の調理場所に個別的に配置されていると、それら調理機全体の設置スペースが比較的大きくなるし、店員調理の種類に応じて移動しなければならず、非効率的である。このため、異種の調理機を纏めて一か所に配置できるものが望まれていた。

0004

この点について、従来、炊飯器レンジオーブン等の複数の調理器具、さらにはそれらの関連機器等を一つのキャビネットに纏めて縦横に配置するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3606220号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、例えば焼き物用の加熱調理機においては、被調理物を素早く全体が焼きむらが起きないように良好に加熱するには、加熱源に対して被調理物を水平に一定時間移動させるのが好ましい。

0006

しかし、上記した従来技術においては、炊飯器やレンジオーブン等の調理器や関連機器を単に一つのキャビネットに縦横に収めているだけであり、機能の拡張には制約を受ける。つまり、複数の調理器や関連機器のうちで左右方向に隣り合って配置されるものもあるから、この技術を加熱調理機に置き換えた場合、被調理物を水平方向で一定距離だけ移動させる構成を採用しようとしても、左右方向で隣合う機器が邪魔になって実現は難しい。

0007

従って、このような従来技術の構成においては、焼き物用や蒸し物用等の異種の加熱調理機を必要とするコンビニエンスストア等の店舗に導入しても良好な加熱調理状態を保証することができない。

0008

この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、設置スペースが小さくなり、複数種の加熱調理を一個所で効率良く行えるうえ、被調理物を一定時間内で良好に加熱処理できる加熱調理機を提供することを課題としている。

課題を解決するための手段

0009

上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)機能が異なる複数種の調理機ユニットと、前記複数種の調理機ユニットを積み重ね状に支持する支持枠体とを備え、前記複数種の調理機ユニットには、被調理物を水平方向へ搬送する搬送手段がそれぞれ配備されていることを特徴とする加熱調理機。
(2)互いに上下方向で隣接関係にある調理機ユニットのうちの上段側の調理機ユニットにおける加熱源は、下段側の調理機ユニットの被調理物の上面に対する加熱源を兼務している前項(1)に記載の加熱調理機。
(3)上段側の調理機ユニットが蒸し物調理用であり、その下段側の調理機ユニットが焼き物調理用である前項(2)に記載の加熱調理機。
(4)前記複数種の調理器ユニットは、互いに差し替え可能に前記支持枠体に支持されている前項(1)〜(3)のいずれか一つの項に記載の加熱調理機。

発明の効果

0010

前項(1)に記載の発明によれば、機能が異なる複数種の調理機ユニットが一つの支持枠体に積み重ね状に支持されているから、設置スペースが大幅に小さくなり、例えばコンビニエンスストア等に導入された場合、店員があちこちに移動しなくても複数種の調理を一個所で効率よく行うことができ、使い勝手が良くなる。

0011

しかも、複数種の調理機ユニットは、積み重ね状態の配置であるから、互いに水平方向の隣接側で邪魔になったり、干渉することがない。このため、各調理機ユニットに被調理物を水平方向へ搬送可能な搬送手段を配備でき、これによって、各被調理物一定時間水平搬送されながら均一に加熱され、それぞれの加熱調理の良好な仕上がりが保証される。

0012

前項(2)に記載の発明によれば、互いに隣接関係にある調理機ユニットのうちの上段側の加熱源の熱が下段側の調理機ユニットの被調理物の上面の加熱に有効利用される。

0013

前項(3)に記載の発明によれば、上段側の蒸し物用調理機ユニットの加熱源の熱で下段側の焼き物用調理機ユニットの被調理物の上面の加熱が効果的に行える。

0014

前項(4)に記載の発明によれば、複数種の調理機ユニットは、互いに差し替え可能に前記支持枠体に支持されているから、例えば複数種の調理機ユニットを店舗側の扱い易い位置に任意に変更して使用できる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

0016

図1は、この発明の一実施形態に係る加熱調理機を後部から見た斜視図であり、図2は、同じく加熱調理機の後面断面図、図3は、図2のX−X線に沿った断面図である。

0017

図1図3において、この加熱調理機Aは、支持枠体1と、機能が異なる複数種、例えば3種の調理機ユニット2,3,4と、排煙部5とを備えている。

0018

前記支持枠体1は、鉄やステンレス等の耐熱性材により、横長の箱形に形成されており、例えば後面側から被調理物M1,M2,M3を出し入れできる構造となっている。

0019

この支持枠体1の内部は、例えば右端側に設けられた縦の仕切り壁図2)10で仕切られており、仕切り壁10の左側空間が前記3種の調理機ユニット2,3,4を3段に積み重ね状態に収納される空間Sとして設定されている。

0020

段目の調理機ユニット2は、前記支持枠体1の下壁部で支持される一方、2段目および3段目の各調理機ユニット2,3は、前記支持枠体1の内壁に固定された棚板部11及び枠状の棚板部12によりそれぞれ着脱自在に支持されており、この例では、3種の調理機ユニット2〜4をほぼ同寸に形成して、前記支持枠体1から引き出して互いに差し替え配置できるようになっている。

0021

前記1段目の調理機ユニット2は、揚げ物用であり、例えば調理機ユニットケース21と、油槽22と、加熱源23と、メインコンベア24と、サブコンベア25と、コンベア駆動部26とを備えている。

0022

前記調理機ユニットケース21は、ステンレス等の耐熱性材から構成されて、左右方向へ長い横断面形状が略L形に形成されており、例えば図2右側壁には、排煙口21aが形成されている。

0023

前記油槽22は、ステンレス等の耐熱性材から構成されて、左右方向へ長い横断面形状が上向きコ字形に形成されており、内部には、揚げ用の油Qが所定レベルまで収容されている。

0024

前記加熱源23は、前記油Qの加熱用であり、例えば複数の線状ヒータからなり、前記油槽22内に左右方向へ沿って配設されている。

0025

前記メインコンベア24は、例えば図2の右端部24a側で前記油槽22内に投入された被調理物(被揚げ物)M1を左方向へ一定時間搬送するものであり、搬送中に揚げ状態となった被調理物M1を取り出すための左端部24b側を残して前記油Q内に浸漬状態で油槽22内に配置されている。

0026

このメインコンベア24は、その左端部24b側が上り勾配で傾斜しており、揚げ状態となった被調理物M1を傾斜左端部24bで油槽22からを引き上げながら取り出し可能な最上部まで搬送させるようになっている。

0027

前記サブコンベア25は、前記メインコンベア24の右端部24a側で投入された被調理物M1が揚げ状態になって油面に浮上し始めると、それを上方から押さえてメインコンベア24と協動で図2の左端側へ搬送するものであり、前記メインコンベア24の上面に一定間隔をもって対向配置されている。このサブコンベア25の左端部25b側も前記メインコンベア24の左端部24bの傾斜に倣って傾斜されている。

0028

前記コンベア駆動部26は、例えばモータ27と、このモータ27の回転力を前記メインコンベア24の駆動スプロケット28に伝達するメインチェーン伝動機構29Aと、モータ27の回転力を前記サブコンベア25のスプロケット(図示せず)に伝達するサブチェーン伝動機構29Bとから構成されている。

0029

前記2段目の調理機ユニット3は、焼き物用であり、例えば調理機ユニットケース31と、加熱源32と、コンベア33と、コンベア駆動部34とを備えている。

0030

前記調理機ユニットケース31は、ステンレス等の耐熱性材から構成されて、左右方向へ長い直方体記形状に形成されており、上面は周縁部を除いて広く開放されて、右側壁には、排煙口31aが形成されている。また、正面側作業者側の面)は、図示は省略したが内部が見えるように透明樹脂板等の被覆部材により被覆されるとともに、長さ方向(左右方向)の両端部が、被調理物(被焼き物)M2の投入及び取り出しのために、好ましくは閉塞可能に開口されている。

0031

前記加熱源32は、被調理物(被焼き物)M2の加熱用であり、例えば複数の線状ヒータからなり、前記調理機ユニットケース31内に左右方向へ沿って配設されている。

0032

前記コンベア33は、前記加熱源32の上方に位置して左右方向へ沿って配設されており、例えば図2の右端部33a側に載置された被調理物M2を左端部33b側まで一定時間搬送するようになっている。

0033

前記コンベア駆動部34は、例えばモータ35と、このモータ35の回転力を前記コンベア33の駆動スプロケット(図示せず)に伝達するチェーン伝動機構図2)36とから構成されている。

0034

前記3段目の調理機ユニット4は、蒸し物用であり、例えば調理機ユニットケース41と、水槽42と、加熱源43と、コンベア44と、コンベア駆動部45とを備えている。

0035

前記調理機ユニットケース41は、ステンレス等の耐熱性材から構成されて、下面が周縁部を除いて広く開口した直方体形状に形成されている。また、正面側(作業者側の面)は、図示は省略したが内部が見えるように透明樹脂板等の被覆部材により被覆されるとともに、長さ方向(左右方向)の両端部が、被調理物(被焼き物)M2の投入及び取り出しのために、好ましくは閉塞可能に開口されている。

0036

前記水槽42は、ステンレス等の耐熱性材から構成されて、左右方向へ長い横断面形状が上向きコ字形に形成されており、内部には、水Wが収容されている。

0037

前記加熱源43は、前記水Wを加熱して高温水蒸気を発生させて被調理物(蒸し物)M3を蒸すためのものであり、例えば複数の線状ヒータからなり、前記水槽42内に左右方向へ沿って配設されている。

0038

なお、この例では、上段の調理機ユニットケース41における加熱源43の下方が開放されるとともに、2段目の調理機ユニットケース31における上面が開放されていることにより、前記加熱源43が下段側(2段目)の被調理物(焼き物)M2の上面を加熱する加熱源も兼務するように構成されている。

0039

前記コンベア44は、水槽42から発生する水蒸気を受ける位置で、左右方向へ沿って配置されており、例えば図2の右端部44a側に載置された被調理物(被蒸し物)M3を左端部44bまで一定時間搬送する間に、その被調理物M3が高温の水蒸気Wに有効に晒されるように設定されている。

0040

前記コンベア駆動部45は、例えばモータ46と、このモータ45の回転力を前記コンベア44の駆動スプロケット(図示せず)に伝達するチェーン伝動機構47とから構成されている。

0041

ところで、前記第1段目の調理機ユニット2におけるコンベア24,25、2段目の調理機ユニット3におけるコンベア33、および3段目の調理機ユニット4におけるコンベア44としては、各種のものを採用可能であるが、2段目の調理機ユニット3におけるコンベア33は、加熱源32の熱が被調理物M2に効果的に伝わるような多孔状のもの、網状のもの、さらには、多数の耐熱性板子を無端体に連続的に取り付けたスラットコンベア(Slat conveyer)等を採用するのが好ましい。

0042

また、3段目の調理機ユニット4におけるコンベア44としても、被調理物M3が高温水蒸気Wに効果的に晒されるように多孔状のもの、網状のもの、さらには、多数の細長板を無端体に連続的に取り付けたスラットコンベア等を採用するのが好ましい。

0043

さらに、この実施形態では、調理機ユニット2におけるコンベア24,25、2段目の調理機ユニット3におけるコンベア33、および3段目の調理機ユニット4におけるコンベア44に対する回転駆動源を個別に設けた例で説明したが、一つに回転駆動源の回転力を、1段目の調理機ユニット2におけるコンベア24,25、2段目の調理機ユニット3におけるコンベア33、および3段目の調理機ユニット4におけるコンベア44にの駆動用として伝達するように構成してもよい。

0044

前記排煙部5は、例えば前記支持枠体1における右側壁1aと前記縦の仕切り壁10との間に設けられた排煙通路51と、前記各調理機ユニット2,3,4にそれぞれ対応して前記仕切り壁10に形成されてた3つの開口52,53,54と、前記支持枠体1における右側壁1aに形成された排気孔部55とから構成されており、加熱調理で発生した煙を外部に排気するようになっている。

0045

勿論、排煙部5の構成は、この例のものに限らず、例えば排気ファンを設けたりする等、適宜、変更すればよい。また、排煙を水やフィルター等に通して油分を除去した後、排気するものとしても良いし、排熱を利用して水蒸気を発生させ、この水蒸気を上段の蒸し物用調理機ユニット4さらに必要に応じて中段あるいは下段の調理機ユニット3、2の室内に導入して利用するものとしても良い。

0046

なお、前記支持枠体1における前面壁部に、前記各調理機ユニット2,3,4のそれぞれに対応して窓部を設けて、調理待ちする顧客に対して調理状況視認させるようにしてもよい。その窓部としては、支持体1における前面壁部に嵌め殺し状態で取り付けた構造であってもよく、開閉可能に構成したものであってもよい。

0047

つぎに、上記構成の加熱調理機を、例えばコンビニエンストア等に設置して使用する手順を説明する。

0048

例えば揚げ物調理を行う場合、店員が1段目の調理機ユニット2における油槽22の右端側に被調理物M1を投入すれば、被調理物M1は油Qに沈下してメインコンベア24の右端部24b側に載置されて図2の左方向へ一定速度で搬送される。

0049

油槽22内の油Qは、加熱源23により適温に加熱されているから、被調理物M1は、メインコンベア24で搬送される間に揚げ状態となる。被調理物M1が揚げ状態となって油面に浮上しはじめると、被調理物M1は、搬送途中からメインコンベア24に沿って配置されたサブコンベア25により押さえられ、メインコンベア24とサブコンベア25との協動によって左端側に搬送される。

0050

被調理物M1がメインコンベア24の左端部24bに至ると、完全な揚げ状態となるから、この左端部24bから最上部までの間に油Qから引き上げられると共に、その間に被調理物M1の油切りが行われる。

0051

被調理物M1が最上部に至れば、店員は、1段目の調理機ユニット2から揚げ状態の被調理物M2を取り出すことができる。

0052

被調理物M1は、コンベア24で一定時間、一定の温度で揚げ作用を受けるから、良好な揚げ状態となる。

0053

また、例えば焼き物調理を行う場合、店員が2段目の調理機ユニット3におけるコンベア33の右端部33a上に被調理物(被焼き物)M2を載置すれば、被調理物M2がコンベア24で図2の左方向へ一定速度で搬送され、その間に加熱源32で下方から加熱されて焼かれることになる。

0054

被調理物M2がコンベア33の左端部33bまで搬送されると、店員は、2段目の調理機ユニット3から焼き上がった状態の被調理物M2を取り出すことができる。

0055

被調理物M2は、コンベア33で一定時間、一定の温度で加熱作用を受けるから、良好な焼き上がり状態となる
なお、この例では、3段目の調理機ユニット3における加熱源43がこの被調理物M2の上面に対する加熱源を兼務しており、被調理物M2が一定時間搬送される間に、この被調理物M2の上面が前記加熱源43による加熱作用を受けるから、この被調理物M2の上下両面が程よく焼かれて、好ましい仕上がり状態となる。

0056

さらにまた、例えば蒸し調理を行う場合、店員が3段目の調理機ユニット4におけるコンベア44の右端部44a上に被調理物(被蒸し物)M3を載置すれば、被調理物M3がコンベア44で図2の左方向へ一定時間搬送される。

0057

前記水槽42内の水Wが加熱源43により加熱されることにより、水槽42から高温の水蒸気Wが発生するから、被調理物M3は、コンベア44で搬送される間に前記水蒸気Wに十分晒されて蒸し上がることになる。

0058

被調理物M3がコンベア44の左端部43bまで搬送されると、店員は、3段目の調理機ユニット4から蒸し状態の被調理物M3を取り出すことができる。

0059

被調理物M4は、コンベア44で一定時間搬送される間に、高温の水蒸気Wに晒されて良好な蒸し上がり状態となる
前記各調理において発生した煙などは、前記開口52,53,54、排煙通路51を経て排気孔部55から外部に排出される。

0060

ここで、上記構成の加熱調理機においては、機能が異なる複数種(ここでは、3種)の調理機ユニット2,3,4を支持枠体1に積み重ね状態で支持させてあるから、一個所の小さい設置スペース内に3種の調理機ユニット2,3,4が纏められた状態で設置されることになる。

0061

このため、コンビニエンスストア等の店舗で調理を行う場合、店員は調理場所内をあちこち移動することなく一個所で所望の加熱調理を行うことができ、便利になり、調理作業の効率化を図ることができる。

0062

とくに、3つの調理機ユニット2,3,4は、積み重ね状態であり、水平方向で隣合うものがないため、各調理機ユニット2,3,4にそれぞれ被調理物M1,M2,M3を水平方向へ搬送可能なコンベア24(25)、33、44を積極的に配置できる。これにより、各種の被調理物M1,M2,M3を一定時間、水平移動させることができるから、調理むら等が起きにくくなり、顧客に良好な調理物を提供することができる。

0063

また、この加熱調理機においては、各調理機ユニット2,3,4を支持枠体1に対して差し替えて配置できるので、複数種の調理機ユニット2,3,4の配置関係を店舗側で使い状態に任意に変更可能である。

0064

なお、この実施形態では、機能が異なる複数種の調理機ユニットとして、揚げ物用の調理機ユニット2、焼き物用調理機ユニット3,蒸し物用調理機ユニット4の3つで説明したが、これらの全部もしくは一部のものを別の機能をもった調理機ユニットに代えたものであってもよく、また、調理機ユニットの数も3つに限定されるものではない。

図面の簡単な説明

0065

この発明の一実施形態に係る加熱調理機を後部から見た斜視図である。
同じく加熱調理機の後面断面図である。
図1のX−X線に沿った断面図である。

符号の説明

0066

1・・・支持枠体
2・・・揚げ物用調理機ユニット
3・・・焼き物用調理機ユニット
4・・・蒸し物用調理機ユニット
24,25・・・揚げ物用調理機ユニットにおける搬送手段
33・・・焼き物用調理機ユニットにおける搬送手段
44・・・蒸し物用調理機ユニットにおける搬送手段
M1・・・被調理物(被揚げ物)
M2・・・被調理物(被焼き物)
M3・・・被調理物(被蒸し物)

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