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技術 箱詰装置

出願人 株式会社イシダ
発明者 岩佐清作横田祐嗣
出願日 2009年1月5日 (11年11ヶ月経過) 出願番号 2009-000032
公開日 2009年12月3日 (11年0ヶ月経過) 公開番号 2009-280279
状態 特許登録済
技術分野 容器詰包装操作 包装位置への供給I(物品の供給)
主要キーワード 平面配置状態 重ね入れ 連結ローラ 被搬送品 傾斜長 先端ローラ 受け入れ場所 真空吸着機
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年12月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

簡易な構成で確実に包装物を一律に重ね合わせ、箱詰を行うことができる箱詰装置を提供することである。

解決手段

箱詰装置100においては、第1搬送部200と、第1搬送部200の下方に設けられた第2搬送部400,410とを備える。第1搬送部200の下流端部には、下方に傾斜する傾斜部210が設けられる。柔軟な薄状体によって包装された包装物110が第1搬送部200から第2搬送部400へ落下され、集積部AR1において重ね合わせられる。包装物110は、第2搬送部400,410により第1搬送部200の搬送方向と逆方向の矢印M2の方向に搬送される。

概要

背景

従来から、包装物を箱詰する場合に種々の箱詰装置が使用されている。例えば、包装物を真空吸着機器により吸着し、移動させて箱詰を行う装置がある。しかしながら、真空吸着機器を用いる場合には、吸着部の平面度が必要となり、連続的に包装物を互いに重ね合わせて配置させたい場合、作業効率が悪いにもかかわらず、手作業によるものとなっている。このような対策案として、以下のような、麺包装品などの部分重ね入れ装置が開示されている。

特許文献1には、麺包装品などを部分的に重ね合わせた平面配置状態となして既存の収容箱などに機械的かつ連続的に収納することを可能となす麺包装品などの部分重ね入れ装置について開示されている。

この特許文献1記載の麺包装品などの部分重ね入れ装置においては、前後壁左右壁からなる方形枠内方の適当高さ位置に後壁側から前壁近傍位置まで移動される上側無端搬送面を設けると共に、方形枠の底面は前壁位置から後壁側へ向けて移動される下側無端搬送面で形成し、このさい下側無端搬送面は左右方向中央位置で二分することにより左側無端搬送面部と右側無端搬送面部に分離すると共に、これら搬送面部を互いに離反する方向へ移動可能となし、且つ前壁の内側近傍の適当高さ位置には被搬送品を検出するための前側センサを設けると共に後壁の内側で下側無端搬送面の直近高さ位置に後側センサを設け、これら二つのセンサと下側無端搬送面とを関連作動させるものである。

概要

簡易な構成で確実に包装物を一律に重ね合わせ、箱詰を行うことができる箱詰装置を提供することである。箱詰装置100においては、第1搬送部200と、第1搬送部200の下方に設けられた第2搬送部400,410とを備える。第1搬送部200の下流端部には、下方に傾斜する傾斜部210が設けられる。柔軟な薄状体によって包装された包装物110が第1搬送部200から第2搬送部400へ落下され、集積部AR1において重ね合わせられる。包装物110は、第2搬送部400,410により第1搬送部200の搬送方向と逆方向の矢印M2の方向に搬送される。

目的

本発明の目的は、簡易な構成で確実に包装物を一律に重ね合わせ、箱詰を行うことができる箱詰装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

第1搬送部と、前記第1搬送部の下方に設けられた第2搬送部と、前記第1搬送部から前記第2搬送部へ包装物を落下させ、前記包装物を複数重ね合わせる集積部を有する箱詰装置であって、前記第2搬送部は、前記第1搬送部の搬送方向と逆方向に前記包装物を搬送することを特徴とする箱詰装置。

請求項2

前記包装物は、柔軟な薄状体によって包装されたことを特徴とする請求項1記載の箱詰装置。

請求項3

前記第1搬送部の下流端部は、下方に傾斜する傾斜部を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の箱詰装置。

請求項4

前記第2搬送部は、前記包装物の集積場所と、前記集積場所の上流端部に物品受け入れ場所と、を有し、前記第1搬送部の傾斜部の傾斜角は、前記物品受け入れ場所において重ね合わされた包装物の姿勢における重ね合わせ角とほぼ同等であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項5

前記第1搬送部の傾斜部の傾斜角は、前記重ね合わせ角よりも小さいことを特徴とする請求項3または請求項4記載の箱詰装置。

請求項6

前記物品受け入れ場所と前記第1搬送部の下流端部との間隔は、前記包装物の全長の2倍以下で設けられたことを特徴とする請求項4記載の箱詰装置。

請求項7

前記第1搬送部の下流端部から落下される前記包装物の回転を防止する回転防止ガイド部をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項8

前記受け入れ場所には、前記包装物の先端を誘導する先端誘導部が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項9

前記先端誘導部と、前記受け入れ場所との間には、前記包装物の先端部が突入可能な空間が形成されたことを特徴とする請求項8記載の箱詰装置。

請求項10

前記回転防止ガイド部および前記先端誘導部が、一体として形成されたことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項11

前記第1搬送部は、前記傾斜部と水平部とが共通のベルトで形成され、前記傾斜部および前記水平部を連結する一対の連結ローラと、を含み、前記一対の連結ローラは、前記傾斜部における傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項12

前記第1搬送部を駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、をさらに含み、前記制御部は、前記包装物の種類に応じて前記駆動部の速度を制御することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項13

前記第1搬送部は、前記傾斜部と前記水平部とが、個別のベルトで形成され、前記第1搬送部を駆動する駆動部は、水平部を駆動する水平駆動部と、傾斜部を駆動する傾斜駆動部と、を含み、前記制御部は、前記水平駆動部と、前記傾斜駆動部とを個別に制御することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項14

前記第2搬送部は、傾斜部と水平部とからなり、前記傾斜部と水平部とが共通のベルトで形成され、前記傾斜部および前記水平部を連結する一対の連結ローラと、を含み、前記一対の連結ローラは、前記傾斜部における傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項15

前記第2搬送部を駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、をさらに含み、前記制御部は、前記包装物の種類に応じて前記駆動部の速度を制御することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項16

前記第2搬送部は、前記傾斜部と前記水平部とが、個別のベルトで形成され、前記第2搬送部を駆動する駆動部は、水平部を駆動する水平駆動部と、傾斜部を駆動する傾斜駆動部と、を含み、前記制御部は、前記水平駆動部と、前記傾斜駆動部とを個別に制御することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項17

前記第1搬送部は、前記包装物の回転を行う回転ガイド部をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項18

前記回転ガイド部は、前記第1搬送部において移動可能に設けられており、前記制御部は、前記包装物に応じて前記回転ガイド部の移動を制御することを特徴とする請求項17記載の箱詰装置。

請求項19

前記第2搬送部は、複数重ね合わせた包装物の姿勢を整える整理板を含むことを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の箱詰装置。

請求項20

前記整理板は、第1整理板、第2整理板および第3整理板からなり、前記第1整理板は、前記第2搬送部上を搬送される包装物を遮蔽または通過させるように進退移動し、前記第2整理板は、前記第2搬送部の下流端と、前記第1整理板側との間を回転または直立姿勢スライド移動し、前記第3整理板は、前記第1搬送部および前記第2搬送部により姿勢が整理された包装物をスライド移動させる請求項1から請求項19のいずれか1項に記載の箱詰装置。

技術分野

0001

本発明は、包装物を箱詰する場合に使用する箱詰装置に関し、特に、柔軟な薄状体によって包装された包装物の箱詰装置に関する。

背景技術

0002

従来から、包装物を箱詰する場合に種々の箱詰装置が使用されている。例えば、包装物を真空吸着機器により吸着し、移動させて箱詰を行う装置がある。しかしながら、真空吸着機器を用いる場合には、吸着部の平面度が必要となり、連続的に包装物を互いに重ね合わせて配置させたい場合、作業効率が悪いにもかかわらず、手作業によるものとなっている。このような対策案として、以下のような、麺包装品などの部分重ね入れ装置が開示されている。

0003

特許文献1には、麺包装品などを部分的に重ね合わせた平面配置状態となして既存の収容箱などに機械的かつ連続的に収納することを可能となす麺包装品などの部分重ね入れ装置について開示されている。

0004

この特許文献1記載の麺包装品などの部分重ね入れ装置においては、前後壁左右壁からなる方形枠内方の適当高さ位置に後壁側から前壁近傍位置まで移動される上側無端搬送面を設けると共に、方形枠の底面は前壁位置から後壁側へ向けて移動される下側無端搬送面で形成し、このさい下側無端搬送面は左右方向中央位置で二分することにより左側無端搬送面部と右側無端搬送面部に分離すると共に、これら搬送面部を互いに離反する方向へ移動可能となし、且つ前壁の内側近傍の適当高さ位置には被搬送品を検出するための前側センサを設けると共に後壁の内側で下側無端搬送面の直近高さ位置に後側センサを設け、これら二つのセンサと下側無端搬送面とを関連作動させるものである。

先行技術

0005

特開平07−247021号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1記載の麺包装品等の部分重ね入れ装置においては、麺包装品等の内容物の重心が移動しにくい商品を対象としており、柔軟な薄状体によって包装された包装物においては、包装物の内部の半分程度が空気であり、内容物が移動することにより重心が移動する商品が多く存在する。

0007

この包装物に対して特許文献1記載の麺包装品などの部分重ね入れ装置を用いた場合、部分重ね合わせ時に、包装物の表側が上面になったり、裏側が上面になったりして、最終的に手作業により包装物を一方向に揃えなければならないという問題が生じる。

0008

本発明の目的は、簡易な構成で確実に包装物を一律に重ね合わせ、箱詰を行うことができる箱詰装置を提供することである。
本発明の目的は、高速で連続的に包装物を一律に重ね合わせ、かつ簡易な構成で確実に箱詰を行うことができる箱詰装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0009

(1)
本発明に係る箱詰装置は、第1搬送部と、第1搬送部の下方に設けられた第2搬送部と、第1搬送部から第2搬送部へ包装物を落下させ、包装物を複数重ね合わせる集積部を有する箱詰装置であって、第2搬送部は、第1搬送部の搬送方向と逆方向に包装物を搬送するものである。

0010

本発明に係る箱詰装置においては、第1搬送部の傾斜部から包装物が落下され、第2搬送部の集積部において複数の包装物が部分的に重ね合わせられ、第2搬送部により搬送される。

0011

この場合、第2搬送部は、第1搬送部と逆方向に包装物が搬送されるので、省スペースで包装物の箱詰を行うことができる。また、第2搬送部の上に包装物を一定の方向に重ね合わせて高速で搬送することができる。その結果、包装物を確実に一定の方向揃えて高速に箱詰することができる。

0012

(2)
包装物は、柔軟な薄状体によって包装されてもよい。

0013

この場合、包装物は、柔軟な薄状体により包装されたものであるため、安定した姿勢をとり難いものであるが、第1搬送部から第2搬送部に落下させることにより、安定して包装物の姿勢を整理し、重ね合わせて搬送することができる。

0014

(3)
第1搬送部の下流端部は、下方に傾斜する傾斜部を含んでもよい。

0015

この場合、第1搬送部の傾斜部が下方に傾斜して設けられることにより包装物の落下状態を安定させることができ、安定して包装物の姿勢を整理し、重ね合わせて搬送することができる。

0016

(4)
第2搬送部は、包装物の集積場所と、集積場所の上流端部に物品受け入れ場所と、を有し、第1搬送部の下流端部の傾斜角は、物品受け入れ場所において重ね合わされた包装物の姿勢における重ね合わせ角とほぼ同等であってもよい。

0017

この場合、第1搬送部の傾斜部の傾斜角は、包装物の姿勢における重ね合わせ角とほぼ同等に設けられるので、傾斜部により搬送された包装物が、物品受け入れ場所に移動される場合において、包装物自体の回転量を最小限にすることができる。その結果、包装物を短時間で一定の方向に揃えることができ、かつ、包装物に大きな衝撃を与えることがないため、包装物の破損や傷を防止するとともに、包装物の内部の商品を保護することもできる。

0018

(5)
第1搬送部の傾斜部の傾斜角は、重ね合わせ角よりも小さくてもよい。

0019

この場合、傾斜部の傾斜角は、重ね合わせ角よりも小さいので、傾斜部を搬送された包装物は、傾斜角の方向ベクトルと、包装物の自重による垂直ベクトルと、からなる合成ベクトルが、重ね合わせ角とほぼ同等となるので、傾斜部により搬送された包装物が、物品受け入れ場所に移動される場合において、包装物自体の回転量を最小限にすることができる。その結果、包装物を高速で一定の方向に揃えることができ、包装物に大きな衝撃を与えることがないため、包装物の破損や傷を防止するとともに、包装物の内部の商品を保護することもできる。

0020

(6)
物品受け入れ場所と第1搬送部の下流端部との間隔は、包装物の全長の2倍以下で設けられてもよい。

0021

この場合、物品受け入れ場所と傾斜部の下流端部との間隔は、包装物の全長の1倍以上でかつ2倍以下で設けられるので、包装物の回転可能な空間領域を最小限にすることができるので、包装物を一定の方向に揃え、重ね合わせて搬送を行うことができる。なお、包装物の全長の2倍以下が好ましく、包装物の全長の1.5倍以下であることがより好ましい。

0022

(7)
第1搬送部の下流端部から落下される包装物の回転を防止する回転防止ガイド部をさらに備えてもよい。

0023

この場合、包装物が回転しそうな状態が生じた場合であっても、回転防止ガイド部により包装物の回転を防止することができる。その結果、包装物を同一方向に確実に揃えることができ、包装物を揃えて箱詰することができる。

0024

(8)
受け入れ場所には、包装物の先端を誘導する先端誘導部が設けられてもよい。

0025

この場合、先端誘導部により、受け入れ場所の所定の位置に包装物の先端を誘導することができるので、包装物の方向性を確実に一律に揃えることができる。

0026

(9)
先端誘導部と、受け入れ場所との間には、包装物の先端部が突入可能な空間が形成されてもよい。

0027

この場合、包装物の先端部が、空間に突入され、確実に包装物の先端を保持し、包装物の方向性を一律に揃えることができる。

0028

(10)
回転防止ガイド部および先端誘導部が、一体として形成されてもよい。

0029

この場合、回転防止ガイド部と先端誘導部とが、一体に形成されるので、箱詰装置の大きさを小さくすることができ、さらにコスト低減を実現することができる。

0030

(11)
第1搬送部は、傾斜部と水平部とが共通のベルトで形成され、傾斜部および水平部を連結する一対の連結ローラと、を含み、一対の連結ローラは、傾斜部における傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整してもよい。

0031

この場合、一対の連結ローラを移動させることにより、傾斜部における傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整することができるので、包装物の種別に応じて傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整することができる。その結果、包装物の種別に応じて第1搬送部を取り替える必要がなく、作業効率を高めることができる。

0032

(12)
第1搬送部を駆動する駆動部と、駆動部を制御する制御部と、をさらに含み、制御部は、包装物の種類に応じて駆動部の速度を制御してもよい。

0033

この場合、制御部により包装物の種類に応じて、駆動部の速度が制御されるので、包装物の種類に応じて速度調整をすることなく、包装物の方向性を確実に一律に揃えることができる。

0034

(13)
第1搬送部は、傾斜部と水平部とが個別のベルトで形成され、第1搬送部を駆動する駆動部は、水平部を駆動する水平駆動部と、傾斜部を駆動する傾斜駆動部と、を含み、制御部は、水平駆動部と、傾斜駆動部とを個別に制御してもよい。

0035

この場合、水平駆動部と傾斜駆動部とを個別に制御することができるので、第1搬送部から第2搬送部に一定の間隔で包装物を搬送させることができる。
例えば、水平駆動部の速度を包装物の間隔に応じて上昇および下降させることにより、傾斜駆動部に一定の間隔で包装物を移動させることができる。その結果、包装物の方向性を確実に一律に揃えることができる。

0036

(14)
第2搬送部は、傾斜部と水平部とからなり、傾斜部と水平部とが共通のベルトで形成され、傾斜部および水平部を連結する一対の連結ローラと、を含み、一対の連結ローラは、傾斜部における傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整してもよい。

0037

この場合、第2搬送部の傾斜部を設けることにより、包装物の姿勢を崩さず第2搬送部上の包装物の搬送速度を高めることができる。また、一対の連結ローラを移動させることにより、傾斜部における傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整することができるので、包装物の種別に応じて傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整することができる。その結果、包装物の種別に応じて第2搬送部を取り替える必要がなく、作業効率を高めることができる。

0038

(15)
第2搬送部を駆動する駆動部と、駆動部を制御する制御部と、をさらに含み、制御部は、包装物の種類に応じて駆動部の速度を制御してもよい。

0039

この場合、制御部により包装物の種類に応じて、駆動部の速度が制御されるので、包装物の種類に応じて速度調整をすることなく、包装物の方向性を確実に一律に揃えることができる。

0040

(16)
第1搬送部は、傾斜部と水平部とが、個別のベルトで形成され、第1搬送部を駆動する駆動部は、水平部を駆動する水平駆動部と、傾斜部を駆動する傾斜駆動部と、を含み、制御部は、水平駆動部と、傾斜駆動部とを個別に制御することが好ましい。

0041

この場合、水平駆動部の速度を維持し包装物の姿勢を保った状態で、傾斜駆動部の速度を高めることができる。例えば、傾斜駆動部の速度を包装物の間隔に応じて上昇および下降させることにより、水平駆動部に一定の間隔で包装物を移動させることができる。その結果、包装物の方向性を確実に一律に揃えることができる。

0042

(17)
第1搬送部は、包装物の回転を行う回転ガイド部をさらに備えてもよい。

0043

この場合、第1搬送部には、回転ガイド部が備えられているので、包装物の搬送姿勢を変更させることができる。また、第1搬送部において包装物の姿勢を変更させ、第1搬送部から第2搬送部に包装物を落下させることにより、包装物の姿勢を確実に変更させることができる。

0044

(18)
回転ガイド部は、第1搬送部において移動可能に設けられており、制御部は、包装物に応じて回転ガイド部の移動を制御してもよい。

0045

この場合、第1搬送部において搬送される包装物に応じて回転ガイド部が、第1搬送部上に移動されたり、第1搬送部上外へ移動されたりする。その結果、箱詰時の包装物の姿勢に応じて回転ガイド部を移動させて包装物の搬送姿勢を変えることができる。

0046

(19)
第2搬送部は、複数重ね合わせた包装物の姿勢を整える整理板を含んでもよい。

0047

この場合、第2搬送部において重ね合わせた包装物を、整理板により整理することができる。その結果、重ね合わせた包装物を効率よく箱詰することができる。

0048

(20)
整理板は、第1整理板、第2整理板および第3整理板からなり、第1整理板は、第2搬送部上を搬送される包装物を遮蔽または通過させるように進退移動し、第2整理板は、第2搬送部の下流端と第1整理板側との間を回転またはスライド移動し、第3整理板は、第1搬送部および第2搬送部により姿勢が整理された包装物をスライド移動させてもよい。

0049

この場合、第1整理板により重ね合わせた包装物の一端側を保持し、第2整理板により重ね合わせた包装物の他端側を支えて包装物の姿勢を一律に直立させて整え、第3整理板により整えられた包装物をスライド移動させることができる。その結果、包装物の姿勢を安定させて箱詰することができる。

図面の簡単な説明

0050

本発明に係る第1の実施の形態に係る箱詰装置100の一例を示す模式的外観図
箱詰装置100の主な構成を説明するための模式的構造図
箱詰装置の第1搬送部および第2搬送部の動作を説明するための模式的側面図
箱詰装置の第1搬送部および第2搬送部の動作を説明するための模式的側面図
箱詰装置の第1搬送部および第2搬送部の動作を説明するための模式的側面図
箱詰装置の第1搬送部および第2搬送部の動作を説明するための模式的側面図
第1搬送部の傾斜部および第2搬送部の間における包装物の移動を説明するための模式図
傾斜部の端部と第2搬送部の受け入れ場所P1との間隔を説明するための模式的断面図
回転防止ガイド部の説明を行うための模式的説明図
一対の連結ローラおよび先端ローラによる調整機構を説明するための模式的断面図
一対の連結ローラおよび先端ローラによる調整機構を説明するための模式的断面図
一対の連結ローラおよび先端ローラによる調整機構を説明するための模式的断面図
第2の実施の形態における箱詰装置の主な構成を説明するための模式的構造図
第2の実施の形態における箱詰装置の傾斜部の調整を説明するための模式的断面図
本発明に係る第3の実施の形態に係る箱詰装置の一例を示す模式的概観
箱詰装置の主な構成を説明するための模式的構造図
箱詰装置の第1搬送部および第2搬送部の動作を説明するための模式的側面図
箱詰装置の第1搬送部および第2搬送部の動作を説明するための模式的側面図
箱詰装置の第1搬送部および第2搬送部の動作を説明するための模式的側面図
箱詰装置の第1搬送部および第2搬送部の動作を説明するための模式的側面図
第2搬送部における第1整理板,第2整理板および第3整理板の動作の一例を詳細に説明するための模式的斜視図
第2搬送部における第1整理板,第2整理板および第3整理板の動作の一例を詳細に説明するための模式的斜視図
第2搬送部における第1整理板,第2整理板および第3整理板の動作の一例を詳細に説明するための模式的斜視図
第1搬送部に設けられた回転ガイドの動作の一例を説明するための模式的斜視図
第1搬送部に設けられた回転ガイドの動作の一例を説明するための模式的斜視図
第1搬送部に設けられた回転ガイドの動作の一例を説明するための模式的斜視図
第1搬送部に設けられた回転ガイドの動作の一例を説明するための模式的斜視図
第1搬送部に設けられた回転ガイドの動作の一例を説明するための模式的斜視図
箱詰装置の一例を示す模式的外観図

実施例

0051

以下、本発明に係る実施の形態について図面を用いて説明する。本実施の形態においては、柔軟な薄状体によって包装された包装物を重ね合わせる箱詰装置について具体例を挙げて説明する。なお、本実施の形態においては、柔軟な薄状体によって包装された包装物について説明するが、箱状の包装物、その他任意の包装物についても、適用することができる。

0052

(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る第1の実施の形態に係る箱詰装置100の一例を示す模式的外観図である。

0053

図1に示す箱詰装置100は、主に第1搬送部200、第2搬送部400,410、箱搬送部550および回転防止ガイド部600を含む。第1搬送部200および第2搬送部400,410は、無端のベルトコンベアを有する搬送構造からなる。

0054

第1搬送部200は、矢印M1の方向に複数の包装物110を移送する。第1搬送部200は、水平部205と傾斜部210とからなり、傾斜部210は、水平部205の下流側に連続して設けられる。当該傾斜部210の詳細については後述する。

0055

第1搬送部200の下方には、第2搬送部400,410が設けられ、第2搬送部400,410は、矢印M1の方向と逆方向の矢印M2の方向に複数の包装物110を移送する。第2搬送部400には、第1搬送部200の傾斜部210から移送される包装物110を受け入れる受け入れ場所P1および受け入れた包装物を重ね合わせて集積する集積部AR1が設けられる。

0056

図1に示すように、包装物110は、第1搬送部200の水平部205上を移送され、次いで、傾斜部210上を移送され、第2搬送部400の受け入れ場所P1から集積部AR1において複数の包装物110が重ね合わされる。そして、複数の包装物110が、重ね合わせの状態から直立させた状態に整列され、図1奥方向に押し出された後、箱500の上方から下方に設けられた箱500内に投入される。そして、箱500が箱搬送部550により矢印M2に移動され、シール装置(図示せず)により箱500のシールが行われ、箱詰作業が終了する。

0057

なお、図1においては、図示していないが、ダンボールを広げてシールし、箱500を形成する装置が別途備えられていることが好ましい。また、箱500を箱搬送部550により移動させているが、これに限定されず、他の任意の装置により箱500を移動させてもよい。さらに、本実施の形態においては、包装物110を箱500の上方から落下させて箱詰を行っているが、これに限定されず、箱500の開口部を側面に配置し、複数の包装物110をスライドして箱詰させてもよい。

0058

次に、図2は、箱詰装置100の主な構成を説明するための模式的構造図である。

0059

図2に示すように、箱詰装置100は、制御部301、記録部302、第1整理板駆動部305、第2整理板駆動部306、フォトセンサ307、入力部308、第1搬送駆動部310、第2搬送駆動部320、連結ローラ移動部330および先端ローラ移動部331を含む。なお、フォトセンサ307は、包装物110の通過を検出する検出装置である。

0060

制御部301は、入力部308から入力された所定の包装物110の商品データに基づいて、記録部302に記録された当該商品データに応じた制御プログラムを選択する。制御部301は、記録部302に記録された制御プログラムを読み込み、フォトセンサ307からの信号に応じて、第1搬送駆動部310、第2搬送駆動部320、第1整理板駆動部305および第2整理板駆動部306の各動作を制御する。

0061

次に図3図6は、箱詰装置100の第1搬送部200および第2搬送部400,410の動作を説明するための模式的側面図である。

0062

まず、図3(a)に示すように、包装物110が、第1搬送部200から第2搬送部400の受け入れ場所P1に移動される。包装物110は、受け入れ場所P1において角度α2で受け入れられる。次に、図3(b)に示すように、包装物110の自重により包装物110が倒れ、第2搬送部400により矢印M2の方向に包装物110の全長よりも短い距離だけ搬送される。

0063

次いで、図3(c)に示すように、次の包装物110が、第1搬送部200から第2搬送部400の受け入れ場所P1に移動される。この次の包装物110は、受け入れ場所P1において角度α2で受け入れられる。そして、図4(d)に示すように、次の包装物110が、第2搬送部400の集積部AR1において、前の包装物110の上に重ね合わされる。

0064

続いて、図4(e)に示すように、次の包装物110が、第2搬送部400の受け入れ場所P1に移動され、同様に前の包装物110の上に集積部AR1において重ね合わされる。次いで、図4(f)に示すように、次の包装物110が順に、第2搬送部400の受け入れ場所P1に移動され、同様に前の包装物110の上に集積部AR1において重ね合わされる。

0065

続いて、図5(g)に示すように、順に包装物110が受け入れ場所P1に移動され、集積部AR1において重ね合わされる。この動作が繰り返され、所定の個数の包装物110が、第2搬送部400の集積部AR1に重ね合わされるまで、制御部301により第2搬送部400の速度制御が行われる。

0066

次いで、図5(h)に示すように、所定の個数の包装物110が、第2搬送部400の集積部AR1に移動された場合、第2搬送部400,410の速度が上昇され、所定の個数の包装物110が、矢印M2の方向に搬送される。

0067

続いて、図5(i)に示すように、第2搬送部410において、第1整理板405が矢印R5の方向に回転し、次いで、第2整理板406が矢印R6の方向に回転を開始する。次いで、図6(j)に示すように、第1整理板405が矢印R5の方向に90度回転する。この場合、第2整理板406が矢印R6の方向に回転しつつあるが、まだ90度まで回転していない状態である。すなわち、第2整理板406よりも第1整理板405の方が先に垂直状態まで回転する。

0068

最後に、図6(k)に示すように、第1整理板405が矢印R7の方向に移動される。第1整理板405が箱500の淵の上部に相当する部分まで移動した場合、第2整理板406が矢印R6の方向に90度回転し回転動作を終了する。

0069

その結果、所定の個数の包装物110が、起立状態で同一方向に揃えられ、図面奥方向にスライドされ、下方に配置された箱500内に投入される。

0070

続いて、図7は、第1搬送部200の傾斜部210および第2搬送部400の間における包装物110の移動を説明するための模式図である。図7(a)は、傾斜部210と第2搬送部400との間における包装物110を示し、図7(b)は、受け入れ場所P1および集積部AR1における包装物110の重ね合わせ状態を示す。

0071

図7(a)に示すように、包装物110は、第1搬送部200の傾斜部210から、第2搬送部400の受け入れ場所P1に対して移送される。
この場合、包装物110には、傾斜部210による角度αのベクトル110sと、包装物110自体の重力のベクトル110Gとが加わる。その結果、包装物110は、ベクトル110sおよびベクトル110Gを合成した合成ベクトル110Fの力が加わり、実質的に合成ベクトル110Fの方向に移送されることとなる。

0072

また、図7(b)に示すように、集積部AR1において、包装物110が前の包装物110と重ね合わせられた状態の包装物110の角度がα1であると仮定した場合、合成ベクトル110Fが角度α1よりもわずかに大きな角度α2となるように、傾斜部210の角度αを設定する。

0073

その結果、包装物110が、角度α2となるように傾斜部210の角度が調整される。それにより、合成ベクトル110Fの方向により角度α2で包装物110が移送され、移送された包装物110が、わずかな角度差(α2−α1)だけ回転し、重ね合わせた状態となる。なお、当該傾斜部210の調整機構については後述する。

0074

次いで、図8は、傾斜部210の端部と第2搬送部400の受け入れ場所P1との間隔を説明するための模式的断面図である。

0075

図8に示すように、包装物110の全長が距離L1である場合、傾斜部210の端部と受け入れ場所P1との間隔は、距離L2で設定される。ここで、距離L2は、距離L1よりも大きく、距離L1の2倍以下であることが好ましく、距離L1の1.5倍であることがより好ましい。

0076

この場合、受け入れ場所P1と傾斜部210の下流端部との距離L2は、距離L1の1倍以上でかつ2倍以下で設けられるので、包装物110の回転可能な領域を最小限にすることができるので、包装物110を一定の方向に揃え、高速で包装物110を重ね合わせて搬送を行うことができる。

0077

また、この場合、包装物110の水平方向における距離B1は、距離L1の余弦で求められる。傾斜部210の端部と、第2搬送部400の受け入れ場所との水平方向の間隔は、距離B2で設定される。ここで、距離B2は、距離B1よりも大きく、距離B1の2倍以下であることが好ましく、距離B1の1.5倍であることがより好ましい。
同様に、包装物110の水平方向における距離H1は、距離L1の正弦で求められる。傾斜部210の端部と、第2搬送部400の受け入れ場所との鉛直方向の間隔は、距離H2で設定される。ここで、距離H2は、距離H1よりも大きく、距離H1の2倍以下であることが好ましく、距離H1の1.5倍であることがより好ましい。

0078

次に、図9は、回転防止ガイド部600の説明を行うための模式的説明図である。

0079

図9に示すように、包装物110の先端部の厚みは、厚みTHである。包装物110は、柔軟な薄状体によって包装されたものであり、例えば、先端部は、柔軟な薄状体を封止するためにシール処理された部位である。

0080

また、回転防止ガイド部600と、第2搬送部400の受け入れ場所P1との間には、空間が設けられており、当該空間は、高さSPである。ここで、高さSPは、厚みTHよりも大きく、厚みTHの2倍よりも小さく、厚みTHの1.5倍であることがより好ましい。

0081

この場合、高さSPの空間により、受け入れ場所P1の所定の位置に包装物110の先端部を誘導することができるので、包装物110の方向性を一律に揃えることができる。

0082

また、図9に示すように、回転防止ガイド部600は、角度σにより形成される。ここで、角度σは、角度α1よりも大きい角度であり、角度α1より30度以上で、かつ鉛直より小さい角度で設けられることが好ましい。

0083

このように、回転防止ガイド部600の働きにより、包装物110が回転しそうな状態が生じた場合であっても、回転防止ガイド部600により包装物110の回転を防止することができる。その結果、包装物110を同一方向に確実に揃えることができ、包装物110を揃えて箱詰することができる。なお、本実施の形態においては、回転防止ガイド部600を直線板部材からなることとしているが、これに限定されず、他の任意の曲線板部材等、他の任意の部材からなってもよい。

0084

次に、図10図11および図12は、一対の連結ローラ230a,230bおよび先端ローラ231による傾斜部210の調整機構を説明するための模式的断面図である。

0085

図10に示すように、一対の連結ローラ230a,230bは、一体に設けられた第1搬送部200の水平部205(図1参照)と傾斜部210とを区別するために第1搬送部200に設けられる。連結ローラ230aは、第1搬送部200内に内蔵され、連結ローラ230bは、第1搬送部200を支持するように設けられる。また、先端ローラ231は、傾斜部210の下流端部に内蔵されている。

0086

例えば、図11に示すように、一対の連結ローラ230a,230bが矢印R1の方向に移動され、先端ローラ231が移動されない場合、傾斜部210aは、図10の傾斜部210と比較して全長が長くなり、傾斜部210aの角度は、角度αよりも小さい角度βに変更される。

0087

また、図12に示すように、一対の連結ローラ230a,230bが移動されず、先端ローラ231のみ移動させた場合、傾斜部210bは、図10の傾斜部210と比較して全長は変更されず、傾斜部210bの角度は、角度αよりも大きい角度γに変更される。

0088

なお、一対の連結ローラ230aの大きさを、一対の連結ローラ230bおよび先端ローラ231よりも大きくすることにより、ベルトが連結ローラ230aの外周から離れない範囲で、先端ローラ231を移動させた場合、傾斜部210の傾斜長を変更させず、角度αのみを変更させることもできる。

0089

本実施の形態に係る箱詰装置100においては、第2搬送部400,410が、第1搬送部200の搬送方向(矢印M1の方向)と逆方向(矢印M2の方向)に包装物110が搬送されるので、同一方向に配置した場合と比較して、省スペースで包装物110の箱詰を行うことができる。また、第1搬送部200の傾斜部210が下方に傾斜して設けられることにより包装物110の落下状態を安定させることができ、第2搬送部400,410の集積部AR1に包装物110を一定の方向に重ね合わせて搬送することができる。その結果、包装物110を高速に一定方向に揃えて箱詰することができる。

0090

また、第1搬送部200の傾斜部210の角度αは、包装物110の姿勢における角度α2とほぼ同等に設けられるので、傾斜部210により搬送された包装物110が、受け入れ場所P1に移動される場合において、包装物110自体の回転量を最小限にすることができる。
さらに、角度αを角度α2よりも小さく設定することにより、傾斜部210を搬送された包装物110は、傾斜角の方向ベクトルと、包装物110の自重による垂直ベクトルと、からなる合成ベクトルが、角度α2とほぼ同等となるので、傾斜部210により搬送された包装物110が、受け入れ場所P1に移動される場合において、包装物110自体の回転量(角度α1−角度α2)をさらに最小限にすることができる。
その結果、包装物110を高速で一定の方向に揃えることができ、包装物110に大きな衝撃を与えることがないため、包装物110の破損や傷を防止するとともに、包装物110の内部の商品を保護することができる。

0091

また、傾斜部210の調整機構により、傾斜部210における傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整することができるので、包装物110の種別に応じて傾斜角および傾斜長の少なくとも一方を調整することができる。その結果、包装物110の種別に応じて第1搬送部200を取り替える必要がない。

0092

さらに、制御部301により包装物110の種類に応じて、第1搬送駆動部310および第2搬送駆動部320が制御されるので、包装物110の方向性を一律に揃えることができる。

0093

(第2の実施の形態)
以下、第2の実施の形態における箱詰装置100aについて説明する。なお、第1の実施の形態に係る箱詰装置100と異なる点は、以下の通りである。

0094

第2の実施の形態における箱詰装置100aは、第1搬送部200の水平部220および傾斜部230から形成され、水平部220および傾斜部230は、それぞれ個別の無端のベルトコンベアを有する搬送構造からなる。

0095

図13は、第2の実施の形態における箱詰装置100aの主な構成を説明するための模式的構造図である。

0096

図13に示すように、箱詰装置100aは、制御部301、記録部302、第1整理板駆動部305、第2整理板駆動部306、フォトセンサ307、入力部308、第2搬送駆動部320および第1搬送駆動部310aを含む。また、第1搬送駆動部310aは、水平部駆動部311および傾斜部駆動部312を含む。なお、フォトセンサ307は、包装物110の通過を検出する検出装置である。

0097

制御部301は、入力部308から入力された所定の包装物110の商品データに基づいて、記録部302に記録された当該商品データに応じた制御プログラムを選択する。制御部301は、記録部302に記録された制御プログラムを読み込み、フォトセンサ307からの信号に応じて、第1搬送駆動部310aの水平部駆動部311、第1搬送駆動部310aの傾斜部駆動部312、第2搬送駆動部320、第1整理板駆動部305および第2整理板駆動部306を制御する。

0098

図14は、第2の実施の形態における箱詰装置100aの傾斜部230の調整を説明するための模式的断面図である。

0099

図14に示すように、第2の実施の形態に係る箱詰装置100aにおいては、傾斜部230が水平部220と別個に設けられているので、単独で傾斜部230の角度を自由に調整することができる。したがって、包装物110の種類により、傾斜部230の角度を自由に設定することができる。

0100

例えば、包装物110の種類に応じて、傾斜部230の角度を角度α、角度β、角度γのいずれか一つに設定することができる。

0101

また、第2の実施の形態に係る箱詰装置100aにおいては、水平部駆動部311と傾斜部駆動部312とを個別に制御することができるので、第1搬送部200から第2搬送部400,410に一定の間隔で包装物110を搬送させることができる。

0102

例えば、水平部駆動部311の速度を包装物110の間隔に応じて上昇および下降させることにより、傾斜部駆動部312に一定の間隔で包装物110を移動させることができる。

0103

(第3の実施の形態)
図15は、本発明に係る第3の実施の形態に係る箱詰装置100bの一例を示す模式的概観図である。

0104

図15に示す箱詰装置100bは、主に第1搬送部200、第2搬送部400a,410、箱搬送部550および回転防止ガイド部600を含む。第1搬送部200および第2搬送部400a,410は、無端のベルトコンベアを有する搬送構造からなる。

0105

第1搬送部200は、矢印M1の方向に複数の包装物110を移送する。第1搬送部200は、水平部205と傾斜部210とからなり、傾斜部210は、水平部205の下流側に連続して設けられる。

0106

第1搬送部200の下方には、第2搬送部400a,410が設けられ、第2搬送部400a,410は、矢印M1の方向と逆方向の矢印M2の方向に複数の包装物110を移送する。第3の実施の形態においては、第2搬送部400aは、水平面に対して傾きα4だけ傾斜して設けられる(図17参照)。第2搬送部400aには、第1搬送部200の傾斜部210から移送される包装物110を受け入れる受け入れ場所P1および受け入れた包装物を重ね合わせて集積する集積部AR1が設けられる。

0107

図15に示すように、包装物110は、第1搬送部200の水平部205上を移送され、次いで、傾斜部210上を移送され、第2搬送部400aの受け入れ場所P1から集積部AR1において複数の包装物110が重ね合わされる。そして、複数の包装物110が、重ね合わせの状態から直立させた状態に整列され、図14の奥方向に押し出された後、箱500の上方から下方に設けられた箱500内に投入される。そして、箱500が箱搬送部550により矢印M2に移動され、シール装置(図示せず)により箱500のシールが行われ、箱詰作業が終了する。

0108

次に、図16は、箱詰装置100bの主な構成を説明するための模式的構造図である。

0109

図16に示すように、箱詰装置100bは、制御部301、記録部302、第1整理板駆動部305、第2整理板駆動部306、第3整理板駆動部315、フォトセンサ307、入力部308、第1搬送駆動部310aおよび第2搬送駆動部320aを含む。また、第1搬送駆動部310aは、水平部駆動部311および傾斜部駆動部312を含み、第2搬送駆動部330aは、水平部駆動部313および傾斜部駆動部314を含む。なお、フォトセンサ307は、包装物110の通過を検出する検出装置である。

0110

制御部301は、入力部308から入力された所定の包装物110の商品データに基づいて、記録部302に記録された当該商品データに応じた制御プログラムを選択する。制御部301は、記録部302に記録された制御プログラムを読み込み、フォトセンサ307からの信号に応じて、第1搬送駆動部310a、第2搬送駆動部320a、第1整理板駆動部305、第2整理板駆動部306および第3整理板駆動部315の各動作を制御する。

0111

次に図17図20は、箱詰装置100bの第1搬送部200および第2搬送部400a,410の動作を説明するための模式的側面図である。

0112

まず、図17(a1)に示すように、包装物110が、第1搬送部200から第2搬送部400aの受け入れ場所P1に移動される。包装物110は、受け入れ場所P1において角度α3で受け入れられる。次に、図17(b1)に示すように、包装物110の自重により包装物110が倒れ、第2搬送部400aにより矢印M2の方向に包装物110の全長よりも短い距離だけ搬送される。

0113

次いで、図17(c1)に示すように、次の包装物110が、第1搬送部200から第2搬送部400aの受け入れ場所P1に移動される。この次の包装物110は、受け入れ場所P1において角度α3で受け入れられる。そして、図18(d1)に示すように、次の包装物110が、第2搬送部400の集積部AR1において、前の包装物110の上に重ね合わされる。

0114

続いて、図18(e1)に示すように、次の包装物110が、第2搬送部400aの受け入れ場所P1に移動され、同様に前の包装物110の上に集積部AR1において重ね合わされる。次いで、図18(f1)に示すように、次の包装物110が順に、第2搬送部400aの受け入れ場所P1に移動され、同様に前の包装物110の上に集積部AR1において重ね合わされる。

0115

続いて、図19(g1)に示すように、順に包装物110が受け入れ場所P1に移動され、集積部AR1において重ね合わされる。この動作が繰り返され、所定の個数の包装物110が、第2搬送部400aの集積部AR1に重ね合わされるまで、制御部301により第2搬送部400aの速度制御が行われる。

0116

次いで、図19(h1)に示すように、所定の個数の包装物110が、第2搬送部400aの集積部AR1に移動された場合、第2搬送部400a,410の速度が上昇され、所定の個数の包装物110が、矢印M2の方向に搬送される。この場合、第2搬送部400aが角度α4傾斜して設けられているので、所定の個数の包装物110が下流に搬送される場合、急速に搬送速度が上昇しても、下流側に並べられる包装物110の姿勢がひっくり返って姿勢が変わらないため、安定して所定の個数の包装物を搬送することができる。

0117

続いて、図19(i1)に示すように、所定の個数の包装物110の最も上流側の包装物110が第1整理板405aの位置を通過し、最も下流の包装物110の約半分が第2整理板406上に搬送された場合、第1整理板405aが第2搬送部410上に突出し、次いで、第2整理板406が矢印R6の方向に回転を開始する。

0118

次いで、図20(j1)に示すように、第1整理板405aが、さらに矢印R6の方向に回転することにより、所定の個数の包装物110の姿勢が直立状態に近づく。さらに、図20(K1)に示すように、第2整理板406が90度回転した後、矢印R7の方向に水平移動を行う。それにより、所定の個数の包装物110の姿勢が直立状態となる。

0119

次いで、図21,〜,図23は、第2搬送部410における第1整理板405a,第2整理板406および第3整理板407の動作の一例を詳細に説明するための模式的斜視図である。

0120

図21(a),(b)に示すように、第2搬送部410の下流側へ所定の個数の包装物110が搬送され、すべての包装物110が第1整理板405aの近傍を通過した場合、第1整理板405aが矢印M3の方向に移動される。また、図21(a),(b)に示すように、所定の個数の包装物110が搬送され、最も下流の包装物110の約半分が第2整理板406に載置された場合、第2搬送部410の搬送が停止され、第2整理板406が矢印R6の方向に回転される。

0121

次に、図22(c)に示すように、第2整理板406が直立姿勢の状態で、矢印R7の方向にスライド移動し、所定の個数の包装物110が直立した状態となる。また、この場合、第3整理板407が上方に配設されている。次いで、図22(d)に示すように、第3整理板407が矢印R8の方向に回転し、直立姿勢の所定の個数の包装物110の側方に移動する。

0122

最後に、図23(e)に示すように、第3整理板407が、矢印R9の方向にスライド移動し、所定の個数の包装物110を直立姿勢のまま、箱500へ搬送され、箱500内に投入される。

0123

次に、包装物110の方向を変更させる回転ガイドについて説明する。図24,〜,図28は、第1搬送部200に設けられた回転ガイド211の動作の一例を説明するための模式的斜視図である。

0124

図24(a)に示すように、第1搬送部200上を包装物110が矢印M1の方向に搬送される。ここで、当該包装物110を90度回転させたい場合、回転ガイド211を矢印P1の方向に突出させる。なお、回転ガイド211は、図示していないが、制御部301からの信号により駆動される。また、回転ガイド部211は、第1搬送部200とわずかな隙間を設けて第1搬送部200の上方に配設されている。

0125

次に、図24(b)に示すように、矢印M1の方向に搬送される包装物110は、突出された回転ガイド211に接触する。この場合、回転ガイド211は、包装物110の全幅の半分以下の幅に対して接触する。その結果、図25(c)に示すように、包装物110に矢印R4の方向に回転モーメントが発生する。

0126

続いて、図25(d)に示すように、第1搬送部200により包装物110がさらに搬送され、さらに矢印R4の方向に回転する。そして、図26(e)に示すように、回転ガイド211を通過する包装物110は、図24(a)の状態から90度回転した状態となり、さらに矢印M1の方向に移動される。

0127

最後に、図26(e),27(g)に示すように、包装物110は、第1搬送部200の傾斜部210を搬送され、第2搬送部400aに搬送される。

0128

また、図28に示すように、包装物110が、わずかに90度回転されていない場合でも、第1搬送部200の傾斜部210から、第2搬送部400aに受け渡される際に、自由落下されるので、確実に90度回転させた状態で、包装物110が搬送される。

0129

次に、本発明に係る第1の実施の形態に係る箱詰装置100および第2の実施の形態に係る箱詰装置100aと異なる箱詰装置100bを説明する。以下、第1の実施の形態および第2の実施の形態と相違する点について説明を行う。図29は、箱詰装置100bの一例を示す模式的外観図である。

0130

図29に示す箱詰装置100bは、主に第1搬送部200、第2搬送部400,410、箱搬送部550および回転防止ガイド部600を含む。第1搬送部200および第2搬送部400,410は、無端のベルトコンベアを有する搬送構造からなる。

0131

第1搬送部200は、矢印M1の方向に複数の包装物110を移送する。第1搬送部200は、水平部205のみからなる。

0132

第1搬送部200の下方には、第2搬送部400,410が設けられ、第2搬送部400,410は、矢印M1の方向と逆方向の矢印M2の方向に複数の包装物110を移送する。第2搬送部400には、第1搬送部200の傾斜部210から移送される包装物110を受け入れる受け入れ場所P1および受け入れた包装物を重ね合わせて集積する集積部AR1が設けられる。

0133

図29に示すように、包装物110は、第1搬送部200の水平部205上を移送され、第2搬送部400の受け入れ場所P1から集積部AR1において複数の包装物110が重ね合わされる。そして、複数の包装物110が、重ね合わせの状態から直立させた状態に整列され、図29の奥方向に押し出された後、箱500の上方から下方に設けられた箱500内に投入される。そして、箱500が箱搬送部550により矢印M2に移動され、シール装置(図示せず)により箱500のシールが行われ、箱詰作業が終了する。

0134

以上のように、上記の実施の形態にかかる箱詰装置100,100a,100bにおいては、第2搬送部400,410,400aが、第1搬送部200の矢印M1の方向とは、逆方向の矢印M2の方向に包装物110を搬送するので、省スペースで包装物110の箱詰を行うことができる。また、箱詰装置100,100aの第1搬送部200の傾斜部210が下方に傾斜して設けられることにより包装物110の落下状態を安定させることができ、第2搬送部400,410,400aの上に包装物110を一定の方向に重ね合わせて高速で搬送することができる。

0135

また、箱詰装置100aの第2搬送部400aを傾斜して設けることにより、所定の個数の包装物110のすべての姿勢を崩さず第2搬送部400a上の包装物110の搬送速度を高めることができる。

0136

さらに、第1搬送部200に回転ガイド211を備えることにより、包装物110の搬送姿勢を変更させることができる。例えば、10個の包装物110のうち、2個の包装物110のみ搬送方向を変更させることができる。また、第1整理板405,405a、第2整理板406および第3整理板407を備えることにより、第1整理板405,405aにより重ね合わせた包装物110の一端側を保持し、第2整理板406により重ね合わせた包装物110の他端側を押して包装物110の姿勢を一律に直立に整え、第3整理板407により整えられた包装物110をスライド移動させることができる。その結果、包装物110の姿勢を安定させて一括に箱詰することができる。

0137

なお、上記実施の形態においては、第2整理板406が初期状態水平状態から起立状態まで、90度回転する場合について説明したが、これに限定されず、第2整理板406が初期状態において水平状態から角度を設けた姿勢で維持され、90度以下の任意の回転により起立状態になるように設けてもよい。それにより、包装物110が高速搬送された場合であっても、第2整理板406を超えて落下することを防止することができる。

0138

本実施の形態においては、第1搬送部200が第1搬送部に相当し、第2搬送部400,410,400aが第2搬送部に相当し、包装物110が包装物に相当し、集積部AR1が集積場所に相当し、箱詰装置100,100aが箱詰装置に相当し、矢印M1の方向が第1搬送部の搬送方向に相当し、矢印M2の方向が逆方向に相当し、傾斜部210,230,第2搬送部400aが傾斜部に相当し、受け入れ場所P1が物品受け入れ場所に相当し、角度α,β,γが傾斜部の傾斜角に相当し、角度α2が重ね合わせ角に相当し、距離L2が物品受け入れ場所と第1搬送部の下流端部との間隔に相当し、距離L1が包装物の全長に相当し、回転防止ガイド部600が回転防止ガイド部に相当し、高さSPの空間が先端誘導部および突入可能な空間に相当し、連結ローラ移動部330、一対の連結ローラ230a,230bが一対の連結ローラに相当し、第1搬送駆動部310,310aが第1搬送部を駆動する駆動部に相当し、制御部301が駆動部を制御する制御部に相当し、水平部駆動部311が水平部を駆動する水平駆動部に相当し、傾斜部駆動部312が傾斜部を駆動する傾斜駆動部に相当し、回転ガイド211が回転ガイド部に相当し、第1整理板405,405aが第1整理板に相当し、第2整理板406が第2整理板に相当し、第3整理板407が第3整理板に相当する。

0139

本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。

0140

100箱詰装置
110包装物
200 第1搬送部
210 傾斜部
211回転ガイド
301 制御部
310 第1搬送駆動部
311水平部駆動部
312 傾斜部駆動部
330連結ローラ移動部
400,400a,410 第2搬送部
405,405a 第1整理板
406 第2整理板
407 第3整理板
600回転防止ガイド部
AR1集積部
P1受け入れ場所
α,β,γ 角度
α2,α3 重ね合わせ角

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